JP2023094266A - Construction method of roof structure, and roof structure - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、屋根構造の構成方法、及び屋根構造に関する。 The present disclosure relates to a method of constructing a roof structure and a roof structure.
建物の屋根面に、複数の屋根材を割り付ける方法においては、一定の働き幅となるように、複数の屋根材を軒側から棟側へと順に割り付けることが、従来行われてきた(特許文献1,2等参照)。
In the method of allocating a plurality of roofing materials to the roof surface of a building, conventionally allocating a plurality of roofing materials in order from the eaves side to the ridge side so as to have a constant working width (
上記した従来の技術では、複数の屋根材の一部にプレカット材を用いる場合に、そのカット形状を、建物ごとに設定することが要求される。 In the conventional technology described above, when pre-cut materials are used as part of a plurality of roof materials, it is required to set the cut shape for each building.
というのも、一定の働き幅となるように、複数の屋根材を軒側から棟側へと順に割り付ける場合、屋根面の軒先の左右方向の寸法が相違すると、プレカット材に要求される寸法形状も相違することになる。そのため、屋根材をプレカットする場合に、屋根面の軒先の左右方向の寸法に対応して、カット形状をその都度設定する必要が生じ、手間がかかる。 This is because when multiple roof materials are laid out in order from the eaves side to the ridge side so that the working width is constant, if the dimensions in the left-right direction of the eaves of the roof surface differ, the dimensions and shape required for the pre-cut materials will not be met. will also be different. Therefore, when pre-cutting the roof material, it is necessary to set the cut shape each time according to the lateral dimension of the eaves of the roof surface, which is time-consuming.
本開示は、共通のプレカット材を利用して、多様な建物の屋根構造を構成することを、目的とする。 SUMMARY OF THE DISCLOSURE An object of the present disclosure is to utilize common pre-cut materials to construct a variety of building roof structures.
本開示の一態様に係る屋根構造の構成方法は、複数の屋根材を、屋根面の軒棟方向において階段状に配置されるように該屋根面に割り付け、屋根構造を構成する方法であって、前記複数の屋根材には、前記軒棟方向の幅寸法が標準化された複数の標準屋根材が含まれている。前記複数の標準屋根材を、一定の働き幅となるように、前記屋根面の棟側から軒側へと順に割り付ける。 A method of constructing a roof structure according to an aspect of the present disclosure is a method of constructing a roof structure by laying out a plurality of roof materials on the roof surface so as to be arranged stepwise in the eaves ridge direction of the roof surface. , the plurality of roofing materials include a plurality of standard roofing materials having standardized width dimensions in the eaves ridge direction. The plurality of standard roof materials are allocated in order from the ridge side to the eaves side of the roof surface so as to have a constant working width.
本開示の一態様に係る屋根構造は、屋根面の軒棟方向において階段状に配置される複数の屋根材を備えた屋根構造であって、前記複数の屋根材には、前記軒棟方向の幅寸法が標準化された複数の標準屋根材が含まれている。前記複数の標準屋根材は、一定の働き幅となるように、前記屋根面の棟側から軒側へと割り付けられている。 A roof structure according to an aspect of the present disclosure is a roof structure including a plurality of roof materials that are arranged in a stepped manner in the eaves ridge direction of a roof surface, wherein the plurality of roof materials include: Includes multiple standard roofing materials with standardized width dimensions. The plurality of standard roof materials are allocated from the ridge side to the eaves side of the roof surface so as to have a constant working width.
本開示は、対象となる物件ごとにプレカット形状を変更する手間を減らすことができるという効果を奏する。 Advantageous Effects of Invention The present disclosure has the effect of reducing the effort required to change the precut shape for each target property.
(1)第1実施形態
図1から図5には、第1実施形態の屋根構造9を示している。第1実施形態の屋根構造9は、建物の屋根面8の軒棟方向D1(D2)(図1~図3等参照)において階段状に配置された複数の屋根材1を備える。第1実施形態における建物は、例えば住宅であるが、これに限定されない。建物は、屋根を有する建物であればよく、事務所、店舗、興業場、倉庫その他これらに類するものでもよい。
(1) First Embodiment FIGS. 1 to 5 show a
第1実施形態の建物の屋根は、寄棟屋根であり、互いに異なる方向に傾斜した4つの屋根面8を有する(図1参照)。建物の屋根の種類はこれに限定されず、例えば方形屋根、入母屋屋根、はかま腰屋根等の、他の種類の屋根でもよい。
The roof of the building of the first embodiment is a hipped roof and has four
第1実施形態の建物の屋根が有する4つの屋根面8は、互いに異なる方向に傾斜した一対の台形状の屋根面8と、互いに異なる方向に傾斜した一対の三角形状の屋根面8とで、構成されている。一対の台形状の屋根面8は、互いの棟側を付き合わせて位置しており、互いに連続している。一対の三角形状の屋根面8は、互いの棟側を付き合わせて位置しており、互いに距離をあけて位置している。
The four
上記した4つの屋根面8は、以下の共通の構成を有する。つまり、各屋根面8は、左右の両側に位置する2つの傾斜辺81,82と、軒辺85とを有する(図2、図3参照)。2つの傾斜辺81,82は、棟側から軒側に向かうほど互いの距離が拡がるように傾斜しており、両傾斜辺81,82は、軒辺85に対して鋭角に交差している。2つの傾斜辺81,82は、互いに反対側に位置する一対の隅辺である。屋根面8の上記形状は一例に過ぎず、他の形状を有することも可能である。
The four
複数の屋根材1には、その主要部分を占める複数の標準屋根材2と、これら複数の標準屋根材2とは別の複数の調整用屋根材3とが、含まれている。第1実施形態の屋根構造9においては、これら標準屋根材2と調整用屋根材3とが、屋根面8に割り付けられている。
A plurality of
複数の標準屋根材2は、軒棟方向D1(D2)の幅寸法が標準化された複数の屋根材である。複数の標準屋根材2には、プレカットが施されていない複数の通常材2aと、プレカットが施された複数のプレカット材2bとが、含まれている。プレカットとは、屋根面8の勾配、形状、寸法等に合わせて、工場等の生産工程において予め標準屋根材2を切断しておくことをいう。第1実施形態において、通常材2aは平板状であり、かつ平面視矩形状である。本明細書中における平面視は、板状のものをその厚み方向に見たときを意味する。
The multiple
通常材2aは、点対称な形状を有する。つまり、通常材2aは、その中心を通りかつ厚み方向に平行な軸を中心として180°回転させたときに、回転前と同一の形状を有する。本明細書中における同一には、厳密な同一性までは要求されず、建築材の分野において同一とみなし得る程度であればよい。
The
プレカット材2bは、直角な角部21と、この角部21とは反対側に位置する傾斜辺部22とを有する(図2参照)。本明細書中における直角には、厳密な同一性までは要求されず、建築材の分野において直角とみなし得る程度であればよい。傾斜辺部22は、プレカットによって形成された辺である。各プレカット材2bの傾斜辺部22は、そのプレカット材2bが屋根面8に設置されたときに、屋根面8が有する左右の傾斜辺81,82の一方に沿うように、設定されている。第1実施形態では、各段において左右方向に並んで配置される複数の標準屋根材2のうち、少なくとも左右両端に位置する標準屋根材2が、プレカット材2bである。
The
これら複数の標準屋根材2(各段の通常材2a及びプレカット材2b)は、一定の働き幅(すなわち、外部に露出する部分の軒棟方向寸法)W2となるように、屋根面8の棟側から軒側へと、順に割り付けられている。働き幅W2は、各標準屋根材2のうち、その上の段に配置された別の標準屋根材2と重なり合っていない部分の、軒棟方向D1(D2)の幅寸法である。第1実施形態での複数の標準屋根材2の割り付けの順は、従来技術とは逆である。なお、本明細書中における一定の働き幅には、厳密な同一性までは要求されず、建築材の分野において一定の働き幅とみなし得る程度であればよい。また、本明細書中における割り付けの順番は、全体の配置を決定するときの各屋根材1の配置の決定順を意味し、現場での施工の順番を意味するものではない。
These plurality of standard roofing materials 2 (
複数の標準屋根材2には、複数の標準屋根材2のうち最も棟側に配置される標準屋根材2(以下「棟端屋根材2R」と称する。)と、複数の標準屋根材2のうち最も軒側に配置される標準屋根材2(以下「軒端屋根材2E」と称する。)とが含まれている。第1実施形態においては、棟端屋根材2Rが、複数の屋根材1のうち最も棟側の屋根材1である。
The plurality of
台形状の屋根面8の上では、左右に並んだ2つの棟端屋根材2Rが、左右に並んだ2つの台形状のプレカット材2bによって構成されている。また、左右に並んだ4つの軒端屋根材2Eは、左右両端のプレカット材2bと、両端のプレカット材2bの間に並んで位置する2つの通常材2aとで、構成されている。
On the
三角形状の屋根面8の上では、1つの棟端屋根材2Rが、三角形状の1つのプレカット材2bによって構成されている。また、左右に並んだ4つの軒端屋根材2Eが、左右両端のプレカット材2bと、両端のプレカット材2bの間に並んで位置する2つの通常材2aとで、構成されている。
On the
複数の調整用屋根材3は、複数の標準屋根材2の更に軒側に、割り付けられている。つまり、第1実施形態の屋根構造9では、左右に並んだ複数の調整用屋根材3が、左右に並んで位置する複数の軒端屋根材2Eの更に軒側に、割り付けられている。
A plurality of
各調整用屋根材3の軒棟方向D1(D2)の幅寸法は、各標準屋根材2の軒棟方向D1(D2)の幅寸法よりも、短く設定されている(図4参照)。
The width dimension in the eaves ridge direction D1 (D2) of each
複数の調整用屋根材3には、プレカットが施されていない通常調整材3aと、プレカットが施されたプレカット調整材3bとが、含まれている。通常調整材3aは平板状であり、かつ平面視矩形状である。通常調整材3aは、点対称な形状を有する。つまり、通常調整材3aは、その中心を通りかつ厚み方向に平行な軸を中心として180°回転させたときに、回転前と同一の形状を有する。
The plurality of
プレカット調整材3bは、直角な角部31と、この角部31とは反対側に位置する傾斜辺部32とを有する。傾斜辺部32は、プレカットによって形成された辺である。各プレカット調整材3bの傾斜辺部32は、そのプレカット調整材3bが屋根面8の軒端部に設置されたときに、屋根面8が有する左右の傾斜辺81,82の一方に沿うように、設定されている。左右方向に並んで配置される複数の調整用屋根材3のうち、左右両端に位置する調整用屋根材3が、プレカット調整材3bである。
The
これら複数の調整用屋根材3(通常調整材3a及びプレカット調整材3b)の割り付けは、複数の標準屋根材2を棟側から軒側へと順に割り付けた後に、屋根面8の軒端部を覆うように行われる。
Allocation of these plurality of
台形状の屋根面8の上では、左右に並んだ5つの調整用屋根材3が、左右両端のプレカット調整材3bと、両端のプレカット調整材3bの間に並んで位置する3つの通常調整材3aとで、構成されている。三角形状の屋根面8の上では、左右に並んだ3つの調整用屋根材3が、左右両端のプレカット調整材3bと、両端のプレカット調整材3bの間に位置する1つの通常調整材3aとで、構成されている。
On the
このように、第1実施形態の屋根構造9の構成方法では、複数の屋根材1のうち、軒棟方向D1(D2)の幅寸法が標準化された複数の標準屋根材2を、一定の働き幅となるように屋根面8の棟側から軒側へと順に割り付け、次いで、軒端屋根材2Eの更に軒側に、複数の調整用屋根材3を割り付けている。
As described above, in the method for constructing the
この方法によれば、屋根面8の軒先の左右方向の寸法に応じて、各調整用屋根材3の寸法形状を調整すればよく、標準屋根材2のカット形状を建物ごとに設定しなくてもよい。つまり、図1において格子状のハッチングが施されている各プレカット材2bについては、屋根面8の軒先の左右方向の寸法に拠らず、共通のものが使用可能である。そのため、対象となる建物が相違しても、標準化されたカット形状のプレカット材2bを利用して屋根構造9を構成することができるという、第1のメリットがある。
According to this method, the size and shape of each
加えて、第1実施形態の屋根構造9では、棟端屋根材2Rを、端材を介在させることなく屋根面8に対して直接的に固定することができるという、第2のメリットがある(図5参照)。棟端屋根材2Rの棟側の端部には、笠木41が載せられ、笠木41と棟端屋根材2Rとを一貫して貫く固定具43が屋根面8に打ち込まれることによって、棟端屋根材2Rは屋根面8に固定されている。固定具43は、笠木41と棟端屋根材2Rに加えて、棟端屋根材2Rの下の段の標準屋根材2を、一貫して貫いている。棟端屋根材2Rと、その下の段の標準屋根材2とは、別の固定具44によっても屋根面8に固定されている。笠木41には棟包45が被せられ、笠木41と棟包45とは固定具47で固定されている。第1実施形態において、固定具43,44,47は釘である。
In addition, the
第1実施形態の屋根構造9では、棟端屋根材2Rの棟側の端部と屋根面8との間に、端材の配置が必要となるような隙間が形成されないように、容易に設定することができる。そのため、屋根構造9の棟側の端部において、端材による隙間調整を行う必要がなく、端材の梱包、発送の手間が不要である。また、端材の発送に起因して現場で廃材が発生することも、抑えられる。
In the
なお、上記のような屋根構造9においても、種々の原因により、端材を配置することが好ましいケース(例えば、棟端屋根材2Rの棟側の端部と屋根面8との間に端材を配置しないと、棟端屋根材2Rの軒側の端部が、適正な位置よりも上方に浮いてしまうケース)は、生じ得る。
Also in the
そのようなケースでは、図9に一例を示すように、プレカット調整材3bのうち現場での寸法合わせのために傾斜辺81,82に沿う部分を切断して生じた残材305を、端材として活用することも可能である。また、軒辺85に沿って敷くスタータ10のうち現場での寸法合わせのために傾斜辺81,82に沿う部分を切断して生じた残材105を、端材として活用することも可能である。
In such a case, as an example is shown in FIG. 9, a
この手法によると、基本的には、棟端屋根材2Rを、端材を介在させることなく屋根面8に固定することができる一方で、端材が必要なケースであれば、現場で生じた残材105,305のいずれか適当なものを端材として利用することができる。そのため、棟端屋根材2Rの軒側の端部が上方に浮いてしまうことを抑えるために、端材の梱包、発送の手間を要することもない。
According to this method, basically, the ridge
(2)比較例
図6から図8には、比較例の屋根構造90を示している。比較例の屋根構造90は、第1実施形態の屋根構造9とは異なり、従来技術と同様に、一定の働き幅となるように、複数の標準屋根材20が軒側から棟側へと順に割り付けられている。
(2) Comparative Example FIGS. 6 to 8 show a
そのため、この屋根構造90では、複数の標準屋根材20に含まれる各プレカット材20bのカット形状を、屋根面80の軒先の左右方向の寸法に応じて、設定することが要求される。つまり、図6においてハッチングが施された各プレカット材20bにおいては、対象となる建物ごとにカット形状を設定する必要があり、第1実施形態のような第1のメリットが得られない。
Therefore, in this
加えて、比較例の屋根構造90では、複数の標準屋根材20のうち最も棟側に配置される標準屋根材20(以下「棟端屋根材20R」と称する。)の棟側の端部と、屋根面8との間に、大きな隙間が形成されやすい(図8参照)。そのため、大きな隙間を埋めるように端材40の配置が必要になる。この屋根構造90では、棟端屋根材20Rの棟側の端部に笠木410が載せられ、笠木410、棟端屋根材20R及び端材40を一貫して貫く固定具430が屋根面80に打ち込まれることによって、棟端屋根材2Rは屋根面8に固定されている。
In addition, in the
比較例のような屋根構造90では、屋根構造90の棟側の端部において、端材40による隙間調整を行う必要があるため、端材40の梱包、発送の手間が必要である。また、現場においては、端材40に起因した廃材が発生しやすい。そのため、第1実施形態のような第2のメリットが得られない。
In the
(3)第2実施形態
図10には、第2実施形態の屋根構造9を示している。第2実施形態において、第1実施形態と同様の機能を有する構成については、同一符号を付して詳しい説明を省略する。
(3) Second Embodiment FIG. 10 shows a
第2実施形態の屋根構造9においては、屋根面8を覆うために使用するプレカット材2bの種類を抑えることを目的として、平棟長さ(つまり大棟部の左右の長さ)L1が、標準屋根材2の働き長さL2(つまり外部に露出する部分の左右方向寸法)の整数倍となるように設定している。第2実施形態において、平棟長さL1は標準屋根材2の働き長さL2の1倍であり、すなわち平棟長さL1は標準屋根材2の働き長さL2と同一である。また、屋根面8の左右の傾斜辺81,82の軒辺85に対する傾きは互いに同一であり、具体的には45°の傾きである。
In the
第2実施形態の屋根構造9においては、傾斜辺81に沿って並ぶプレカット材2bの種類が複数段ごとに繰り返され、同様に、傾斜辺82に沿って並ぶプレカット材2bの種類が複数段ごとに繰り返される。そして、屋根構造9の各段において左右の両端に位置するプレカット材2bは、互いに線対称な形状を有している。
In the
加えて、第2実施形態の屋根構造9においては、大棟部を挟んで位置する一対の台形状の屋根面8のうち、一方の屋根面8を覆う複数の標準屋根材2及び調整用屋根材3の配置及び寸法形状と、他方の屋根面8を覆う複数の標準屋根材2及び調整用屋根材3の配置及び寸法形状とが、互いに線対称の関係にあるとともに、互いに点対称の関係にある。そのため、一方の屋根面8を覆う複数のプレカット材2bの配置及び寸法形状と、他方の屋根面8を覆う複数のプレカット材2bの配置及び寸法形状とは、互いに線対称の関係にあり、かつ、互いに点対称の関係にある。
In addition, in the
これにより、第2実施形態の屋根構造9では、屋根面8を覆うために使用するプレカット材2bの種類が、大幅に抑えられる。
As a result, in the
(4)第3実施形態
図11には、第3実施形態の屋根構造9を示している。第3実施形態において、第1、第2実施形態と同様の機能を有する構成については、同一符号を付して詳しい説明を省略する。
(4) Third Embodiment FIG. 11 shows a
第3実施形態の屋根構造9においては、軒端屋根材2Eの更に軒側に、第1実施形態のような調整用屋根材3を割り付けるのではなく、屋根面8の軒端部を覆うように調整用役物5を割り付けている。調整用役物5は、金属板を折り曲げて形成されたメタル役物51を含み、このメタル役物51が、軒端屋根材2Eに対して階段状に配されている。
In the
メタル役物51のうち棟側の部分は、軒端屋根材2Eと屋根面8との間に位置し、固定具61によって屋根面8に固定されている。固定具61は、メタル役物51とその下方に敷かれた下葺材62を、一貫して貫く釘である。固定具61は、軒端屋根材2Eによって隠されている。
The ridge side portion of the metal accessory 51 is located between the
メタル役物51のうち軒側の部分は、軒端屋根材2Eで隠されておらず、外部に露出している。メタル役物51の軒側の端部は、棟側に向けて鉤状に折り返された折り返し部512で、構成されている。折り返し部512は、軒先水切り7に対して引っ掛けられている。軒先水切り7は、屋根構造9の軒先91を覆うように固定された水切り部材であり、軒先91の防火被覆機能を併せ持っている。
The eaves side portion of the metal accessory 51 is not hidden by the
軒先水切り7は、固定具63によって屋根面8に固定されている。固定具63は、軒先水切り7を貫く釘であり、下葺材62とこれを覆うメタル役物51によって隠されている。軒先水切り7は、金属板を折り曲げて形成されており、屋根面8の軒端部を覆う平板状の部分71と、メタル役物51の折り返し部512が引っ掛かる突片状の部分72と、水切り用の突片状の部分73とを、一体に有する。
The
第3実施形態の屋根構造9においても、第1のメリットと第2のメリットとが得られる。
Also in the
つまり、第3実施形態の構成方法においては、軒棟方向D1(D2)の幅寸法が標準化された複数の標準屋根材2を、一定の働き幅となるように屋根面8の棟側から軒側へと順に割り付け、軒端屋根材2Eの軒側に調整用役物5(メタル役物51)を配し、この調整用役物5によって全体を調整するという構成方法を採るので、第1実施形態と同様に、標準屋根材2のカット形状を建物ごとに設定しなくてもよい。そのため、多様な建物に対して、標準化されたカット形状のプレカット材2bを利用して屋根構造9を構成することができるという、第1のメリットが得られる。
In other words, in the construction method of the third embodiment, a plurality of
また、第3実施形態の構成方法においては、軒棟方向D1(D2)の幅寸法が標準化された複数の標準屋根材2を、一定の働き幅となるように屋根面8の棟側から軒側へと順に割り付けるため、第1実施形態と同様に、端材を介在させることなく屋根面8に対して直接的に棟端屋根材2Rを固定することができるという、第2のメリットが得られる。
Further, in the construction method of the third embodiment, a plurality of
(5)第4実施形態
図12には、第4実施形態の屋根構造9を示している。第4実施形態において、第1~第3実施形態と同様の機能を有する構成については、同一符号を付して詳しい説明を省略する。
(5) Fourth Embodiment FIG. 12 shows a
第4実施形態の屋根構造9においては、第3実施形態と同様に、軒端屋根材2Eの更に軒側に、屋根面8の軒端部を覆うように調整用役物5を配置している。
In the
調整用役物5は、金属板を折り曲げて形成された複数のメタル役物52,53を含む。複数のメタル役物52,53は、軒端屋根材2Eに対して階段状に配された第1メタル役物52と第2メタル役物53である。
The
第1メタル役物52のうち棟側の部分は、軒端屋根材2Eと屋根面8との間に位置し、固定具64によって屋根面8に固定されている。固定具64は、第1メタル役物52とその下方に敷かれた下葺材62を、一貫して貫く釘である。固定具64は、軒端屋根材2Eによって隠されている。
The ridge side portion of the
第1メタル役物52のうち軒側の部分は、軒端屋根材2Eで隠されておらず、外部に露出している。第1メタル役物52の軒側の端部は、棟側に向けて鉤状に折り返された折り返し部522で、構成されている。折り返し部522は、固定金具65に対して引っ掛けられている。固定金具65は、クランク状に折れ曲がった金属板で構成されており、段差部分を介して一段高い軒側の端部に対して、折り返し部522が引っ掛かっている。固定金具65のうち、段差部分を介して一段低い部分は、固定具66によって屋根面8に固定されている。固定具66は、固定金具65を貫く釘であり、第1メタル役物52によって隠されている。
The eaves side portion of the
第2メタル役物53のうち棟側の部分は、第1メタル役物52及び固定金具65と屋根面8との間に位置し、固定具67によって屋根面8に固定されている。固定具67は、第2メタル役物53とその下方に敷かれた下葺材62を、一貫して貫く釘であり、第1メタル役物52によって隠されている。第2メタル役物53は、固定金具65、第2メタル役物53及び下葺材62を一貫して貫く固定具66によっても、屋根面8に固定されている。固定具66は、固定具67よりも軒側に位置している。
The ridge-side portion of the second metal accessory 53 is located between the
第2メタル役物53のうち軒側の部分は、第1メタル役物52で隠されておらず、外部に露出している。第2メタル役物53の軒側の端部は、棟側に向けて鉤状に折り返された折り返し部532で、構成されている。折り返し部532は、軒先水切り7に対して引っ掛けられている。
The eaves side portion of the second metal accessory 53 is not hidden by the
軒先水切り7を屋根面8に固定するための固定具63は、下葺材62とこれを覆う第2メタル役物53によって隠されている。軒先水切り7は、屋根面8の軒端部を覆う平板状の部分71と、水切り用の突片状の部分73とに加えて、第2メタル役物53の折り返し部532が引っ掛かる突片状の部分75を、一体に有している。
A
第4実施形態の屋根構造9においては、調整用役物5に、アングル固定金具55が更に含まれている。アングル固定金具55は、雪止めアングル54を固定するために用いられる金具であって、階段状に構成された第1メタル役物52と第2メタル役物53との間に、配されている。アングル固定金具55は、横片551と縦片553とを有するL字型の金具である。アングル固定金具55の横片551が、第1メタル役物52の折り返し部522とこれの下に位置する第2メタル役物53との間に、軒側から挿し込まれ、かつ、固定具68によって屋根面8に固定されている。固定具68は、アングル固定金具55と、その下方に敷かれた第2メタル役物53及び下葺材62とを、一貫して貫く釘である。固定具68は、第1メタル役物52及び固定金具65によって覆われている。
In the
第4実施形態の屋根構造9においても、第1のメリットと第2のメリットとが得られる。
Also in the
つまり、第4実施形態の構成方法においては、軒棟方向D1(D2)の幅寸法が標準化された複数の標準屋根材2を、一定の働き幅となるように屋根面8の棟側から軒側へと順に割り付け、軒端屋根材2Eの軒側に調整用役物5(第1メタル役物52及び第2メタル役物53)を配し、この調整用役物5によって全体を調整するという構成方法を採るので、第1~第3実施形態と同様に、標準屋根材2のカット形状を建物ごとに設定しなくてもよい。そのため、多様な建物に対して、標準化されたプレカット材2bを利用して屋根構造9を構成することができるという、第1のメリットが得られる。
That is, in the construction method of the fourth embodiment, a plurality of
また、第4実施形態の構成方法においては、軒棟方向D1(D2)の幅寸法が標準化された複数の標準屋根材2を、一定の働き幅となるように屋根面8の棟側から軒側へと順に割り付けるため、第1~第3実施形態と同様に、端材を介在させることなく屋根面8に対して直接的に棟端屋根材2Rを固定することができるという、第2のメリットが得られる。
Further, in the configuration method of the fourth embodiment, a plurality of
(6)変形例
上記した各実施形態において、屋根材1は平板状であるが、これに限定されず、他の立体的な形状を有してもよい。
(6) Modifications In each of the above-described embodiments, the
また、上記した各実施形態において、屋根材1は平面視で点対称な形状を有するが、これに限定されず、平面視で非線対称な形状を有してもよく、例えば、短手方向一側の端部における長手方向両端部が、傾斜辺で構成されていてもよい。
In addition, in each of the above-described embodiments, the
(7)態様
以上の実施形態及び変形例の説明から明らかなように、本開示の第1の態様に係る屋根構造9の構成方法は、複数の屋根材1を、屋根面8の軒棟方向D1(D2)において階段状に配置されるように該屋根面8に割り付け、屋根構造9を構成する方法である。この方法において、複数の屋根材1には、軒棟方向D1(D2)の幅寸法が標準化された複数の標準屋根材2が含まれており、複数の標準屋根材2を、一定の働き幅W2となるように、屋根面8の棟側から軒側へと順に割り付ける。
(7) Aspects As is clear from the descriptions of the above embodiments and modifications, the method for configuring the
第1の態様によれば、複数の標準屋根材2の一部をプレカットして用いる場合に、屋根面8の軒先の左右方向の寸法に応じて、そのカット形状を建物ごとに設定しなくてもよい。つまり、プレカットした標準屋根材2については、屋根面8の軒先の左右方向の寸法に拠らず、共通のものを使用可能である。そのため、対象となる建物が相違しても、プレカットされた標準屋根材2を共通で利用して、屋根構造9を構成することができ、対象となる物件ごとにプレカット形状を変更する手間を減らすことができる。
According to the first aspect, when a part of a plurality of
本開示の第2の態様に係る屋根構造9の構成方法では、第1の態様において、複数の屋根材1には、各標準屋根材2の幅寸法よりも短い幅寸法を有する複数の調整用屋根材3が、更に含まれている。この方法では、複数の標準屋根材2の更に軒側に、複数の調整用屋根材3を割り付ける。
In the method for constructing a
第2の態様によれば、屋根面8の軒先の左右方向の寸法に応じて、各調整用屋根材3の寸法形状を調整すればよく、標準屋根材2のプレカットを建物ごとに設定しなくてもよい。
According to the second aspect, it is only necessary to adjust the size and shape of each
本開示の第3の態様に係る屋根構造の構成方法では、第1の態様において、複数の標準屋根材2の更に軒側に、調整用役物5を割り付ける。
In the method for constructing a roof structure according to the third aspect of the present disclosure, in the first aspect, the adjusting
第3の態様によれば、屋根面8の軒先の左右方向の寸法に応じて、調整用役物5の寸法形状を調整すればよく、標準屋根材2のプレカットを建物ごとに設定しなくてもよい。
According to the third aspect, it is only necessary to adjust the size and shape of the
本開示の第4の態様に係る屋根構造の構成方法では、第1から第3の態様のいずれか1つにおいて、複数の屋根材1のうち、最も棟側に配置される屋根材1は、端材を介在させずに屋根面8に固定される屋根材1である。
In the method for configuring a roof structure according to the fourth aspect of the present disclosure, in any one of the first to third aspects, the
第4の態様によれば、屋根構造9の棟側の端部において、端材による隙間調整を行う必要がなく、端材の梱包、発送の手間が不要であるとともに、現場で廃材が発生することも抑えられる。
According to the fourth aspect, there is no need to adjust the gap at the edge of the
本開示の第5の態様に係る屋根構造9は、屋根面8の軒棟方向D1(D2)において階段状に配置される複数の屋根材1を備えた屋根構造9である。複数の屋根材1には、軒棟方向D1(D2)の幅寸法が標準化された複数の標準屋根材2が含まれている。複数の標準屋根材2は、一定の働き幅となるように、屋根面8の棟側から軒側へと割り付けられている。
A
第5の態様によれば、複数の標準屋根材2の一部をプレカットして用いる場合に、屋根面8の軒先の左右方向の寸法に応じて、そのカット形状が建物ごとに設定されなくてもよい。つまり、プレカットされた標準屋根材2については、屋根面8の軒先の左右方向の寸法に拠らず、共通のものが使用可能である。そのため、対象となる建物が相違しても、プレカットされた標準屋根材2を共通で利用して屋根構造9を構成することが可能である。
According to the fifth aspect, when a part of a plurality of
本開示の第6の態様に係る屋根構造では、第5の態様において、複数の屋根材1には、各標準屋根材2の幅寸法よりも短い幅寸法を有する複数の調整用屋根材3が、更に含まれている。複数の標準屋根材2の更に軒側に、複数の調整用屋根材3が割り付けられている。
In the roof structure according to the sixth aspect of the present disclosure, in the fifth aspect, the plurality of
第6の態様によれば、屋根面8の軒先の左右方向の寸法に応じて、調整用屋根材3の寸法形状が調整されればよく、標準屋根材2のプレカットが建物ごとに設定されなくてもよい。
According to the sixth aspect, it is only necessary to adjust the size and shape of the
本開示の第7の態様に係る屋根構造では、第5の態様において、複数の標準屋根材2の更に軒側に、調整用役物5が割り付けられている。
In the roof structure according to the seventh aspect of the present disclosure, in the fifth aspect, the adjusting
第7の態様によれば、屋根面8の軒先の左右方向の寸法に応じて、調整用役物5の寸法形状が調整されればよく、標準屋根材2のプレカットが建物ごとに設定されなくてもよい。
According to the seventh aspect, it is only necessary to adjust the size and shape of the
1 屋根材
2 標準屋根材
3 調整用屋根材
40 端材
5 調整用役物
8 屋根面
9 屋根構造
D1 軒棟方向
D2 軒棟方向
W2 働き幅
1
Claims (7)
前記複数の屋根材には、前記軒棟方向の幅寸法が標準化された複数の標準屋根材が含まれており、
前記複数の標準屋根材を、一定の働き幅となるように、前記屋根面の棟側から軒側へと順に割り付ける、
屋根構造の構成方法。 A method of constructing a roof structure by laying out a plurality of roof materials on the roof surface so as to be arranged in a stepped manner in the eaves ridge direction of the roof surface, comprising:
The plurality of roofing materials include a plurality of standard roofing materials with standardized width dimensions in the eaves ridge direction,
Allocating the plurality of standard roof materials in order from the ridge side to the eaves side of the roof surface so as to have a constant working width;
How to construct a roof structure.
前記複数の標準屋根材の更に軒側に、前記複数の調整用屋根材を割り付ける、
請求項1の屋根構造の構成方法。 The plurality of roofing materials further includes a plurality of adjusting roofing materials having a width dimension shorter than the width dimension of each standard roofing material,
allocating the plurality of adjustment roof materials to the eaves side of the plurality of standard roof materials;
A method of constructing a roof structure according to claim 1.
請求項1の屋根構造の構成方法。 Allocating an adjustment accessory to the eaves side of the plurality of standard roof materials,
A method of constructing a roof structure according to claim 1.
請求項1から3のいずれか一項の屋根構造の構成方法。 Of the plurality of roofing materials, the roofing material arranged closest to the ridge is a roofing material that is fixed to the roof surface without intervening offcuts.
A method for constructing a roof structure according to any one of claims 1 to 3.
前記複数の屋根材には、前記軒棟方向の幅寸法が標準化された複数の標準屋根材が含まれており、
前記複数の標準屋根材は、一定の働き幅となるように、前記屋根面の棟側から軒側へと割り付けられている、
屋根構造。 A roof structure provided with a plurality of roof materials arranged in a stepped manner in the eaves ridge direction of the roof surface,
The plurality of roofing materials include a plurality of standard roofing materials with standardized width dimensions in the eaves ridge direction,
The plurality of standard roof materials are allocated from the ridge side to the eaves side of the roof surface so as to have a constant working width.
roof structure.
前記複数の標準屋根材の更に軒側に、前記複数の調整用屋根材が割り付けられている、
請求項5の屋根構造。 The plurality of roofing materials further includes a plurality of adjusting roofing materials having a width dimension shorter than the width dimension of each standard roofing material,
The plurality of adjustment roof materials are allocated to the eaves side of the plurality of standard roof materials.
The roof structure of Claim 5.
請求項5の屋根構造。 An adjustment accessory is allocated to the eaves side of the plurality of standard roof materials,
The roof structure of Claim 5.
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