JP2023091929A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Koichi Yokoyama
剛 興野
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Abstract

【課題】従来、第一ユーザから第二ユーザにファイルが送信される過程において、自動的に認証情報を付加した付加ファイルを第二ユーザに送信できなかった。【解決手段】第一ユーザの第一端末2から第二ユーザ宛てに送信された情報であり、ファイルを含む情報である送信情報を受信する送信情報受信部121と、ファイルに対して認証情報を付加した付加ファイルを取得する付加ファイル取得部132と、付加ファイルを第二ユーザに送信する付加ファイル送信部141とを具備する情報処理装置1により、第一ユーザから第二ユーザにファイルが送信される過程において、自動的に認証情報を付加した付加ファイルを第二ユーザに送信できる。【選択図】図3

Description

本発明は、ファイルに認証情報を付加した付加ファイルを取得し、送信する情報処理装置等に関するものである。
令和4年1月における電子帳簿保存法の改正により、請求書や領収証等の国税関係書類の電子データによる保存に対して、紙出力の措置の廃止および改ざん性が無い本物であると確認できる「真実性の確保」が求められることとなった(例えば、特許文献1参照)。
キャンノン、"[令和4年1月改正]電子帳簿保存法改正「5つの改正ポイント」と対応にあたり検討すべきこと"、[online]、[令和3年12月8日検索]、インターネット[URL:https://canon.jp/business/trend/e-ledger-storage-law]
しかしながら、従来、国税関係書類の電子データの真実性の確保を容易に行える仕組みが存在しなかった。特に、従来、第一ユーザから第二ユーザにファイルが送信される過程において、自動的に認証情報を付加した付加ファイルを第二ユーザに送信できなかった。なお、ここでのファイルは、国税関係書類の電子データであることは好適であるが、真実性の確保を必要とするファイルであれば良く、その内容は問わない。
本第一の発明の情報処理装置は、第一ユーザの第一端末から第二ユーザ宛てに送信された情報であり、ファイルを含む情報である送信情報を受信する送信情報受信部と、ファイルに対して認証情報を付加した付加ファイルを取得する付加ファイル取得部と、付加ファイルを第二ユーザに送信する付加ファイル送信部とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、第一ユーザから第二ユーザにファイルが送信される過程において、自動的に認証情報を付加した付加ファイルを第二ユーザに送信できる。
また、本第二の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、付加ファイル送信部は、付加ファイルを第一ユーザにも送信する、情報処理装置である。
かかる構成により、第一ユーザから第二ユーザにファイルが送信される過程において、自動的に認証情報を付加した付加ファイルを第一ユーザにも送信できる。
また、本第三の発明の情報処理装置は、第一または第二の発明に対して、第一ユーザを識別する第一ユーザ識別子と第二ユーザを識別する第二ユーザ識別子とに対応付けて、付加ファイルを蓄積する蓄積部をさらに具備する情報処理装置である。
かかる構成により、付加ファイルを管理できる。
また、本第四の発明の情報処理装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、付加ファイル取得部は、1以上の各第一ユーザ識別子に対応付いたユーザ固有情報を格納している固有情報格納部を参照し、送信情報受信部が受信した送信情報の送信者である第一ユーザの第一ユーザ識別子と対になるユーザ固有情報を固有情報格納部から取得し、ユーザ固有情報に対応する認証情報をファイルに付加し、付加ファイルを取得する、情報処理装置である。
かかる構成により、第一ユーザに対応する認証情報を付加した付加ファイルを作成できる。
また、本第五の発明の情報処理装置は、第一から第四いずれか1つの発明に対して、付加ファイル取得部は、1以上の各第二ユーザ識別子に対応付いたユーザ固有情報を格納している固有情報格納部を参照し、送信情報受信部が受信した送信情報の送信先である第二ユーザの第二ユーザ識別子と対になるユーザ固有情報を固有情報格納部から取得し、ユーザ固有情報に対応する認証情報をファイルに付加し、付加ファイルを取得する、情報処理装置である。
かかる構成により、第二ユーザに対応する認証情報を付加した付加ファイルを作成できる。
また、本第六の発明の情報処理装置は、第一から第五いずれか1つの発明に対して、1以上の各第一ユーザに対応する第一ユーザ識別子を格納しているユーザ識別子格納部を参照し、送信情報受信部が受信した送信情報の送信者である第一ユーザの第一ユーザ識別子がユーザ識別子格納部に存在するか否かを判断する判断部をさらに具備し、付加ファイル取得部は、第一ユーザ識別子が存在すると判断部が判断した場合のみ、付加ファイルを取得する、情報処理装置である。
かかる構成により、管理している第一ユーザのみが本サービスを利用できる仕組みを提供できる。
また、本第七の発明の情報処理装置は、第一から第六いずれか1つの発明に対して、認証情報は、タイムスタンプ、電子署名のうちの1種類以上の情報である、情報処理装置である。
かかる構成により、第一ユーザから第二ユーザにファイルが送信される過程において、適切な認証情報を付加した付加ファイルを第二ユーザに送信できる。
また、本第八の発明の情報処理装置は、第一から第七いずれか1つの発明に対して、送信情報受信部は、電子メールにより、送信情報を受信し、付加ファイル送信部は、電子メールにより、付加ファイルを送信する、情報処理装置である。
かかる構成により、第一ユーザから第二ユーザにファイルが電子メールにより送信される過程において、適切な認証情報を付加した付加ファイルを第二ユーザに送信できる。
また、本第九の発明の情報処理装置は、第八の発明に対して、送信情報受信部は、送信情報を送信する電子メールの宛先(TO)に第二ユーザの第二メールアドレスが指定され、コピー先(CCまたはBCC)に情報処理装置の管理メールアドレスが指定された電子メールを、第一ユーザの第一端末から受信する、情報処理装置である。
かかる構成により、第一ユーザから第二ユーザにファイルが電子メールにより送信される過程において、適切な認証情報を付加した付加ファイルを第二ユーザに送信できる。
また、本第十の発明の情報処理装置は、第九の発明に対して、1以上の各第一ユーザごとの管理メールアドレスである第一ユーザ識別子が格納されているユーザ識別子格納部を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、第一ユーザごとに本サービスを利用するための管理メールアドレスを提供できる。
また、本第十一の発明の情報処理装置は、第八から第十いずれか1つの発明に対して、電子メールの本文には、日付と金額と相手先とが記載されており、日付と金額と相手先は、付加ファイルと共に蓄積される、情報処理装置である。
かかる構成により、電子メールの本文に記載された日付と金額と相手先を、付加ファイルと共に管理できる。
また、本第十二の発明の情報処理装置は、第一から第十一いずれか1つの発明に対して、ファイルは、電子帳簿保存法のおける国税関係帳簿書類のファイルである、情報処理装置である。
かかる構成により、第一ユーザから第二ユーザに国税関係帳簿書類のファイルが送信される過程において、自動的に認証情報を付加した付加ファイルを第二ユーザに送信できる。
本発明による情報処理装置によれば、第一ユーザから第二ユーザにファイルが送信される過程において、自動的に認証情報を付加した付加ファイルを第二ユーザに送信できる。
実施の形態1における情報システムAの概念図 同情報システムAのブロック図 同情報処理装置1のブロック図 同情報処理装置1の動作例について説明するフローチャート 同判断処理の例について説明するフローチャート 同付加ファイル取得の例について説明するフローチャート 同第一端末2の動作例について説明するフローチャート 同情報システムAの動作例を説明する概念図 同ユーザ情報管理表を示す図 同固有情報管理表を示す図 同付加ファイル管理表を示す図 同第一端末2の画面例を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、第一ユーザから第二ユーザに送信される情報であり、ファイルを含む情報である送信情報を受信し、当該ファイルに認証情報を付加した付加ファイルを取得し、当該付加ファイルを前記第二ユーザに送信する情報処理装置を含む情報システムについて説明する。
なお、認証情報は、タイムスタンプ、電子署名のうちの1以上の情報を含むことは好適である。また、送信情報や付加ファイルの送受信は、電子メールによることは好適である。
また、本実施の形態において、第一ユーザにも付加ファイルを送信する情報処理装置を含む情報システムについて説明する。また、第一ユーザは、電子メールにおいて、宛先(TO)のアドレスとして第二ユーザのメールアドレスを指定し、コピー先(CCまたはBCC等)のアドレスとして情報処理装置のメールアドレス(管理メールアドレス)を指定することは好適である。また、管理アドレスは、第一ユーザごとに存在することは好適である。さらに、第一ユーザが送信する電子メールの本文には、日付、金額、相手先を記載させることは好適である。また、電子メールの本文には、消費税法上の軽減税率適用の表記および適用税率毎の区分表記(含む、2023年10月施行のインボイス制度上、追加で必須項目となるインボイスの登録番号、適用税率、適用税率毎の消費税額)等を含んでも良い。
また、本実施の形態において、取得した付加ファイルを、第一ユーザまたは第二ユーザに対応付けて蓄積する情報処理装置を含む情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、第一ユーザと第二ユーザのうちの一人または二人のユーザごとに、認証情報を構成するための情報を管理して、当該情報を用いて、認証情報を構成し、当該認証情報をファイルに付加した付加ファイルを作成し、当該付加ファイルを送信する情報処理装置を含む情報システムについて説明する。
さらに、本実施の形態において、管理している第一ユーザのみが本サービスを利用可能な情報処理装置を含む情報システムについて説明する。
なお、本実施の形態において、情報Aが情報Bに対応付いていることは、情報Aから情報Bを取得できること、または情報Bから情報Aを取得できることであり、その対応付けの方法は問わない。情報Aと情報Bとがリンク付いていても良いし、同じバッファに存在していても良いし、情報Aが情報Bに含まれていても良いし、情報Bが情報Aに含まれている等でも良い。
図1は、本実施の形態における情報システムAの概念図である。情報システムAは、情報処理装置1、1または2以上の第一端末2、および1または2以上の第二端末3を備える。
情報処理装置1は、受信したファイルに対して、付加ファイルを取得し、当該付加ファイルを送信するサーバである。情報処理装置1は、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバ等であるが、その種類は問わない。
第一端末2は、ファイルを含む送信情報を送信する第一ユーザが使用する端末である。第一ユーザは、例えば、当該ファイルを作成した者である。
第二端末3は、第一ユーザが送信したファイルの内容を含む情報を受け取る第二ユーザが使用する端末である。第一端末2、第二端末3は、例えば、いわゆるパソコン、タブレット端末、スマートフォン、携帯端末等であるが、その種類は問わない。
情報処理装置1と1以上の第一端末2と1以上の第二端末3とは、通常、インターネット、LAN等のネットワークにより通信可能である。
図2は、本実施の形態における情報システムAのブロック図である。図3は、情報処理装置1のブロック図である。
情報処理装置1は、格納部11、受信部12、処理部13、および送信部14を備える。
格納部11は、ユーザ識別子格納部111、固有情報格納部112、および付加ファイル格納部113を備える。なお、ユーザ識別子格納部111、固有情報格納部112、付加ファイル格納部113は、図示しない外部の装置が具備していても良い。受信部12は、送信情報受信部121を備える。処理部13は、登録部130、判断部131、付加ファイル取得部132および、蓄積部133を備える。送信部14は、付加ファイル送信部141を備える。
第一端末2は、第一格納部21、第一受付部22、第一処理部23、第一送信部24、第一受信部25、および第一出力部26を備える。
第二端末3は、第二格納部31、第二受付部32、第二処理部33、第二送信部34、第二受信部35、および第二出力部36を備える。
情報処理装置1を構成する格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、後述するユーザ識別子、後述する管理メールアドレス、後述するユーザ固有情報、後述する付加ファイルである。
ユーザ識別子格納部111には、1または2以上の第一ユーザ識別子が格納される。第一ユーザ識別子は、第一ユーザを識別する情報である。第一ユーザ識別子は、例えば、第一ユーザに与えられた管理メールアドレス、第一ユーザのメールアドレス、第一ユーザのIDである。管理メールアドレスとは、情報処理装置1にメールが届くためのアドレスである。管理メールアドレスは、情報処理装置1に対するアドレスである、と言える。
固有情報格納部112には、1または2以上のユーザ固有情報が格納される。1以上の各ユーザ固有情報には、各々、異なる第一ユーザ識別子に対応付いていることは好適である。ここでの第一ユーザ識別子は、例えば、第一ユーザのID、第一ユーザのメールアドレス、または第一ユーザの管理メールアドレスである。
ユーザ固有情報は、認証情報を作成するための情報であり、ユーザに固有の情報である。ユーザ固有情報は、認証情報そのものでも良い。ユーザ固有情報は、例えば、電子署名または電子印鑑を構成するための情報である(なお、マイナンバーカード内電子署名を含んでも良い)。ユーザ固有情報は、例えば、電子署名そのもの、電子印鑑そのもの、第一ユーザの氏名、第一ユーザのID、第一ユーザの管理メールアドレス、第一ユーザの管理メールアドレスの一部であるが、第一ユーザに固有の情報であれば良い。なお、電子署名は、公開鍵暗号方式に基づくものが好適であるが、その方式は問わない。
付加ファイル格納部113には、1または2以上の付加ファイルが格納される。付加ファイル格納部113に、付加ファイルと本文情報とを有する1以上の情報が格納されても良い。なお、本文情報は、送信情報に含まれる情報であり、ファイルを除く情報であり、第一ユーザが入力した情報である。本文情報は、例えば、送信情報に含まれる電子メールの本文の情報、または電子メールのタイトルの情報である。付加ファイル格納部113に、付加ファイルと送信情報とを有する1以上の情報が格納されても良い。ここでの付加ファイルは、第一ユーザ識別子に対応付いていることは好適である。また、ここでの付加ファイルは、第二ユーザ識別子に対応付いていることは好適である。ここで、第二ユーザ識別子は、第二ユーザの識別であり、例えば、第二ユーザID、第二ユーザの第一メールアドレスである。
なお、付加ファイルや、付加ファイルの元になったファイルのフォーマットは問わない。付加ファイル等は、例えば、PDFファイル、画像ファイル(例えば、jpeg,GIF等)、テキストファイル等である。
受信部12は、各種の情報や指示等を受信する。各種の情報や指示等とは、例えば、送信情報、ファイル、登録指示である。
登録指示とは、第一ユーザの登録の指示である。登録とは、第一ユーザが、情報処理装置が行うサービス(処理)を利用できるための処理である。登録指示は、第一ユーザのメールアドレス、1以上のユーザ属性値を有することは好適である。ユーザ属性値は、例えば、氏名、電子署名である。
送信情報受信部121は、送信情報を受信する。送信情報は、第一ユーザの第一端末2から第二ユーザ宛てに送信された情報である。送信情報受信部121は、送信情報が第一端末2から第二ユーザ宛に送信される経路とは別経路で送信された送信情報を受信することは好適である。送信情報受信部121は、例えば、送信情報を送信する電子メールの宛先(TO)に第二ユーザの第二メールアドレスが指定され、コピー先(CCまたはBCC)に情報処理装置1の管理メールアドレスが指定された電子メールを、第一ユーザの第一端末2から受信することは好適である。
送信情報受信部121は、第二ユーザ宛てに送信された送信情報を、送信経路の途中で取得しても良い。
送信情報は、ファイルを含む。ファイルは、国税関係書類のファイルであることは好適である。また、ファイルは、電子帳簿保存法以外の法律で保存要件にタイムスタンプや公開鍵暗号方式に基づく電子署名を求めるものも含むことは好適である。なお、ファイルは、他の種類のファイルであっても良い。ファイルは、例えば、請求書、領収書、契約書である。上述した通り、ファイルのデータ構造、データタイプ等は問わない。
送信情報受信部121は、電子メールにより送信された送信情報を受信することは好適である。なお、送信情報に含まれるファイルは、電子メールの添付ファイルであることは好適である。送信情報は、添付ファイルと本文情報を有することは好適である。本文情報は、電子メールの本文、電子メールのタイトルのうちの1以上の情報である。
送信情報受信部121は、電子メール以外の手段により、送信情報を受信しても良い。送信情報受信部121は、例えば、LINE(登録商標)等のSNSによる手段で、送信情報を受信しても良い。送信情報受信部121は、例えば、Slack等のコミュニケーションツールにより、送信情報を受信しても良い。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、登録部130、判断部131、付加ファイル取得部132、蓄積部133が行う処理である。
登録部130は、受信部12が受信した登録指示に対応する登録処理を行う。登録処理は、第一ユーザに関する情報を登録する処理であり、情報処理装置1が提供するサービスを第一ユーザが享受できるようにするための処理である。
登録部130は、例えば、登録指示が有する第一ユーザ識別子(例えば、メールアドレス)を取得する。登録部130は、例えば、当該第一ユーザに固有の管理メールアドレスを取得する。なお、登録部130は、例えば、第一ユーザ識別子や登録指示が受信された時刻等の情報を用いて、第一ユーザに固有の管理メールアドレスを生成しても良いし、ユニークな管理メールアドレスの集合から他のユーザに使用されていない管理メールアドレスを選択しても良い。次に、登録部130は、例えば、取得した第一ユーザ識別子と取得した管理メールアドレスとを対応付けて、ユーザ識別子格納部111に蓄積する。なお、登録部130は、例えば、第一ユーザのメールアドレスに対するハッシュ値を取得し、当該ハッシュ値を有する管理メールアドレスを生成することは好適である。
また、登録部130は、例えば、登録指示が有するユーザ固有情報(例えば、メールアドレス、氏名)を取得する。次に、登録部130は、例えば、取得した第一ユーザ識別子と取得したユーザ固有情報とを対応付けて、固有情報格納部112に蓄積する。
判断部131は、第一ユーザが登録されているユーザであるか否かを判断することとなる。判断部131は、例えば、不正な第一ユーザが送信情報を送信してきていないか否かを判断する。
判断部131は、例えば、送信情報受信部121が受信した送信情報の送信者である第一ユーザの第一ユーザ識別子がユーザ識別子格納部111に存在するか否かを判断する。格納されている場合は、判断結果「OK」を取得し、格納されていない場合は、判断結果「NG」を取得する。
第一ユーザ識別子は、例えば、第一ユーザの第一メールアドレスであるが、第一ユーザの管理メールアドレスでも良い。第一ユーザ識別子は、受信された送信情報に含まれる情報、または受信された送信情報に対応付けられている情報である。
判断部131は、例えば、送信情報受信部121が受信した送信情報が有する第一ユーザ識別子(ここでは、送信情報の送信者のメールアドレス)を取得する。次に、判断部131は、送信情報が有するCCまたはBCCのメールアドレスを取得する。判断部131は、例えば、取得した第一ユーザ識別子とCCまたはBCCのメールアドレス(管理メールアドレス)との組が、ユーザ識別子格納部111に格納されているか否かを判断する。格納されている場合は、判断結果「OK」を取得し、格納されていない場合は、判断結果「NG」を取得する。
付加ファイル取得部132は、送信情報受信部121が受信した送信情報に含まれるファイルに対して認証情報を付加した付加ファイルを取得する。なお、付加ファイル取得部132が、受信されたファイルに認証情報を付加する処理を行うことは好適であるが、他の図示しない装置が行っても良い。
なお、認証情報とは、何らかの正当性を認証するための情報である。何らかの正当性とは、例えば、時刻の正当性、発行者の正当性、内容が改竄されていないこと等である。認証情報は、ファイルの信憑性を確保するための情報である、と言っても良い。信憑性は、真実性と言っても良い。信憑性を確保することは、偽物ではないことを保証することである、と言っても良い。認証情報は、例えば、タイムスタンプ、電子署名、電子印鑑、電子透かしのうちの1または2種類以上の情報である。認証情報は、タイムスタンプと電子署名であることは好適である。
また、他の図示しない装置がファイルに認証情報を付加する処理を行う場合、付加ファイル取得部132は、受信されたファイルを他の図示しない装置に送信し、当該装置から付加ファイルを受信する。
また、ファイルに認証情報を付加する処理は、公知技術による処理であるので、詳細な説明は省略する。
付加ファイル取得部132は、例えば、送信情報受信部121が受信した送信情報の送信者である第一ユーザの第一ユーザ識別子と対になるユーザ固有情報を固有情報格納部112から取得する。次に、付加ファイル取得部132は、例えば、当該ユーザ固有情報に対応する認証情報をファイルに付加し、付加ファイルを取得する。かかる場合、付加ファイル取得部132が付加ファイルを作成する処理を行うこととなる。
さらに詳細には、例えば、付加ファイル取得部132は、送信情報受信部121が受信した送信情報の送信者である第一ユーザのメールアドレスまたは管理メールアドレスと対になるユーザ固有情報を固有情報格納部112から取得する。次に、付加ファイル取得部132は、当該ユーザ固有情報を用いて、電子署名を構成する。次に、付加ファイル取得部132は、例えば、当該ユーザ固有情報に対応する電子署名をファイルに付加する。また、付加ファイル取得部132は、例えば、図示しない時計から時刻を取得し、当該時刻を用いて、当該ファイルにタイムスタンプを付加し、付加ファイルを取得する。
付加ファイル取得部132は、例えば、送信情報受信部121が受信した送信情報の送信先である第二ユーザの第二ユーザ識別子と対になるユーザ固有情報を固有情報格納部112から取得し、ユーザ固有情報に対応する認証情報をファイルに付加し、付加ファイルを取得する。
付加ファイル取得部132は、例えば、送信情報受信部121が受信した送信情報の送信者である第一ユーザの第一ユーザ識別子および送信先である第二ユーザの第二ユーザ識別子と対になるユーザ固有情報を固有情報格納部112から取得する。次に、付加ファイル取得部132は、例えば、当該ユーザ固有情報に対応する認証情報をファイルに付加し、付加ファイルを取得する。かかる場合、付加ファイル取得部132が付加ファイルを作成する処理を行うこととなる。
付加ファイル取得部132は、第一ユーザ識別子が存在すると判断部131が判断した場合のみ、付加ファイルを取得することは好適である。
蓄積部133は、付加ファイル取得部132が取得した付加ファイルを蓄積する。蓄積部133は、付加ファイルと本文情報とを含む情報を蓄積しても良い。蓄積部133は、付加ファイルに対応付けて、電子メールの本文情報を蓄積しても良い。蓄積部133は、付加ファイルの元になったファイルも、付加ファイルに対応付けて蓄積しても良い。蓄積部133は、付加ファイル格納部113に付加ファイルを蓄積することは好適である。ただし、蓄積部133は、図示しない外部の装置に付加ファイルを蓄積しても良い。
蓄積部133は、第一ユーザを識別する第一ユーザ識別子に対応付けて、付加ファイルを蓄積することは好適である。また、蓄積部133は、第一ユーザを識別する第一ユーザ識別子と第二ユーザを識別する第二ユーザ識別子とに対応付けて、付加ファイルを蓄積することは好適である。なお、ここでの第一ユーザ識別子は、例えば、第一ユーザID、第一ユーザの第一メールアドレス、または第一ユーザの管理メールアドレスである。また、ここでの第二ユーザ識別子は、例えば、第二ユーザID、第二ユーザの第一メールアドレスである。
送信部14は、各種の情報を送信する。各種の情報は、例えば、付加ファイル、本文情報である。
付加ファイル送信部141は、付加ファイル取得部132が取得した付加ファイルを第二ユーザに送信する。付加ファイル送信部141は、付加ファイル取得部132が取得した付加ファイルを第一ユーザにも送信することは好適である。付加ファイル送信部141は、電子メールにより、付加ファイルを送信することは好適である。
付加ファイル送信部141は、例えば、送信情報受信部121が受信した送信情報に対応する第二ユーザの第二メールアドレスを取得し、当該第二メールアドレス宛に、電子メールの手段により、付加ファイル取得部132が取得した付加ファイルを、送信する。なお、第二メールアドレスは、第一ユーザがメール送信した際の宛先であり、送信情報受信部121が送信情報と共に受信している。
付加ファイル送信部141は、例えば、送信情報受信部121が受信した送信情報に対応する第一ユーザの第一メールアドレスを、送信情報受信部121により受信された情報から取得し、当該第一メールアドレス宛てに、電子メールの手段により、付加ファイル取得部132が取得した付加ファイルを送信する。
付加ファイル送信部141は、付加ファイルに加えて、本文情報をも第二ユーザまたは/および第一ユーザに送信しても良い。
第一端末2を構成する第一格納部21には、各種の情報が格納されている。各種の情報は、例えば、第一ユーザ識別子である。
第一受付部22は、各種の指示や情報を受け付ける。各種の指示や情報は、例えば、送信情報、登録指示、送信指示、アクセス指示である。
送信指示とは、送信情報の送信の指示である。
アクセス指示とは、情報処理装置1に格納されている付加ファイル等を取得するための指示である。アクセス指示は、例えば、第一ユーザ識別子を含む。アクセス指示は、例えば、付加ファイル等を選択するための検索条件である。
各種の指示や情報の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
第一処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、第一受信部25が受信した情報を表示されるデータに構成する処理である。各種の処理とは、例えば、第一受付部22が受け付けた指示等を送信する指示等に構成する処理である。
第一送信部24は、各種の指示や情報等を情報処理装置1に送信する。各種の指示や情報等とは、例えば、第一処理部23が構成した指示や情報である。各種の指示や情報等とは、例えば、送信情報、登録指示、送信指示、アクセス指示である。
第一送信部24は、電子メールの手段により、送信情報等の情報を送信することは好適である。ただし、第一送信部24は、LINE等のSNS、Slack等のコミュニケーションツールにより、送信情報等の情報を送信しても良い。
第一送信部24が送信情報を送信する場合に、第二ユーザ宛てであることは好適である。かかる場合、第二ユーザには、送信情報が届き、かつ付加ファイルが情報処理装置1から届くことは好適である。
第一送信部24は、送信情報を送信する電子メールの宛先(TO)に第二ユーザの第二メールアドレスが指定され、コピー先(CCまたはBCC)に情報処理装置1の管理メールアドレスが指定された電子メールを送信することは好適である。
第一受信部25は、各種の情報を情報処理装置1から受信する。各種の情報とは、例えば、付加ファイル、付加ファイルと本文情報である。
第一出力部26は、各種の情報を取得する。各種の情報とは、例えば、第一受付部22が受け付けた情報、第一受信部25が受信した情報、第一処理部23が構成した情報である。各種の情報とは、例えば、付加ファイル、付加ファイルと本文情報である。
ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
第二端末3を構成する第二格納部31には、各種の情報が格納されている。各種の情報は、例えば、第二ユーザ識別子である。
第二受付部32は、各種の指示や情報を受け付ける。各種の指示や情報は、例えば、付加情報の出力指示である。
第二処理部33は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、第二受信部35が受信した情報を表示されるデータに構成する処理である。各種の処理とは、例えば、第二受付部32が受け付けた指示等を送信する指示等に構成する処理である。
第二送信部34は、各種の指示や情報等を情報処理装置1に送信する。各種の指示や情報等とは、例えば、第二処理部33が構成した指示や情報である。
第二受信部35は、各種の情報を情報処理装置1から受信する。各種の情報とは、例えば、付加ファイル、付加ファイルと本文情報、第一端末2から送信された送信情報である。
第二受信部35は、第一端末2から送信さえた送信情報を受信し、かつ情報処理装置
から送信された付加ファイルを受信することは好適である。かかる受信に手段は、電子メールであることは好適であるが、LINE等のSNS、Slack等のコミュニケーションツール等によっても良い。
第二出力部36は、各種の情報を取得する。各種の情報とは、例えば、第二受付部32が受け付けた情報、第二受信部35が受信した情報、第二処理部33が構成した情報である。各種の情報とは、例えば、付加ファイル、付加ファイルと本文情報、送信情報である。
格納部11、ユーザ識別子格納部111、固有情報格納部112、付加ファイル格納部113、第一格納部21、および第二格納部31は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
受信部12、送信情報受信部121、第一受信部25、および第二受信部35は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。
処理部13、登録部130、判断部131、付加ファイル取得部132、蓄積部133、第一処理部23、および第二処理部33は、通常、プロセッサやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。なお、プロセッサは、CPU、MPU、GPU等であり、その種類は問わない。
送信部14、付加ファイル送信部141、第一送信部24、および第二送信部34は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。
第一受付部22、および第二受付部32は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
第一出力部26、および第二出力部36は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。第一出力部26等は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、情報システムAの動作例について説明する。まず、情報処理装置1の動作例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)送信情報受信部121は、送信情報を受信したか否かを判断する。送信情報を受信した場合はステップS402に行き、送信情報を受信しなかった場合はステップS409に行く。
(ステップS402)判断部131は、送信情報に対応するサービスを実施するか否かを判断する判断処理を行う。判断処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS403)付加ファイル取得部132は、ステップS402における判断処理の結果が「OK」であるか否かを判断する。「OK」であればステップS404に行き、「NG」であればステップS401に戻る。
(ステップS404)付加ファイル取得部132は、付加ファイル取得処理を行う。付加ファイル取得の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS405)処理部13は、ステップS404で取得された付加ファイルを含む情報であり、送信する情報を構成する。なお、送信する情報は、付加ファイルのみでも良いし、付加ファイルと受信された送信情報が有する本文情報とを有する情報でも良いし、付加ファイルと受信された送信情報でも良い。
(ステップS406)付加ファイル送信部141は、ステップS405で構成された送信する情報を、第一ユーザに送信する。なお、付加ファイル送信部141は、例えば、送信情報の送信者の第一メールアドレスを送信情報から取得し、当該第一メールアドレス宛てに、電子メールにより、ステップS405で構成された送信する情報を送信する。
(ステップS407)付加ファイル送信部141は、ステップS405で構成された送信する情報を、第二ユーザに送信する。なお、付加ファイル送信部141は、例えば、送信情報の送信先の宛先の第二メールアドレスを送信情報から取得し、当該第二メールアドレス宛てに、電子メールにより、ステップS405で構成された送信する情報を送信する。なお、第二メールアドレスは、第二ユーザのメールアドレスである。
(ステップS408)蓄積部133は、第一ユーザ識別子と第二ユーザ識別子とに対応付けて、ステップS404で取得された付加ファイルを、付加ファイル格納部113に蓄積する。ステップS401に戻る。なお、蓄積部133は、付加ファイルに加えて、本文情報等の他の情報を含む情報を蓄積しても良い。
(ステップS409)受信部12は、登録指示を受信したか否かを判断する。登録指示を受信した場合はステップS410に行き、登録指示を受信しなかった場合はステップS415に行く。
(ステップS410)登録部130は、登録指示に含まれる第一ユーザ識別子を取得する。
(ステップS411)登録部130は、第一ユーザに対応するユニークな管理メールアドレスを取得する。
(ステップS412)登録部130は、管理メールアドレスと第一ユーザ識別子との対の情報を、ユーザ識別子格納部111に蓄積する。
(ステップS413)登録部130は、登録指示に含まれるユーザ固有情報を取得する。
(ステップS414)登録部130は、ステップS413で取得したユーザ固有情報を、第一ユーザ識別子と対にして、固有情報格納部112に蓄積する。ステップS401に戻る。なお、登録部130は、ステップS413で取得したユーザ固有情報(例えば、メールアドレスまたは管理メールアドレスまたは氏名)から固有の電子署名を取得し、当該固有の電子署名を第一ユーザ識別子と対にして蓄積しても良い。なお、かかる電子署名もユーザ固有情報である、と考えても良い。
また、登録処理の実施に対応して、送信部14は、取得した管理メールアドレスを第一ユーザに送信することは好適である。
(ステップS415)受信部12は、アクセス指示を受信したか否かを判断する。アクセス指示を受信した場合はステップS416に行き、アクセス指示を受信しなかった場合はステップS401に戻る。
(ステップS416)処理部13は、アクセス指示に対応する1以上の付加ファイル等を付加ファイル格納部113から取得する。なお、1以上の各付加ファイル等は、付加ファイルのみでも良いし、付加ファイルと第二ユーザ識別子でも良いし、付加ファイルと第一ユーザ識別子と第二ユーザ識別子でも良い。
(ステップS417)送信部14は、ステップS416で取得された1以上の付加ファイル等を、アクセス指示を送信してきた第一ユーザの第一端末2に送信する。ステップS401に戻る。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS402の判断処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)判断部131は、受信された送信情報に含まれる第一ユーザ識別子を取得する。
(ステップS502)判断部131は、受信された送信情報に含まれる管理メールアドレスを取得する。
(ステップS503)判断部131は、第一ユーザ識別子と管理メールアドレスとの組がユーザ識別子格納部111に格納されているか否かを判断する。格納されている場合はステップS504に行き、格納されていない場合はステップS505に行く。
(ステップS504)判断部131は、判断結果として「OK」を取得する。上位処理にリターンする。
(ステップS505)判断部131は、判断結果として「NG」を取得する。上位処理にリターンする。
次に、ステップS404の付加ファイル取得の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)付加ファイル取得部132は、受信された送信情報に含まれるファイルを取得する。
(ステップS602)付加ファイル取得部132は、ステップS601で取得したファイルをオープンする。
(ステップS603)付加ファイル取得部132は、図示しない時計から時刻を取得する。
(ステップS604)付加ファイル取得部132は、ステップS602でオープンしたファイルに対して、ステップS603で取得した時刻を用いて、タイムスタンプを付与する。
(ステップS605)付加ファイル取得部132は、第一ユーザ識別子を取得する。付加ファイル取得部132は、第一ユーザ識別子と対になるユーザ固有情報を固有情報格納部112から取得する。
(ステップS606)付加ファイル取得部132は、ステップS605で取得したユーザ固有情報を用いて、ファイルに対して、電子署名を付加する。
(ステップS607)付加ファイル取得部132は、ファイルをクローズする。上位処理にリターンする。
なお、図6のフローチャートにおいて、認証情報としてタイムスタンと電子署名が使用された。しかし、付加ファイル取得部132は、認証情報として、他の情報を使用しても良いし、タイムスタンと電子署名のうちの一つの情報のみを使用しても良い。
次に、第一端末2の動作例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS701)第一受付部22は、登録指示を受け付けたか否かを判断する。登録指示を受け付けた場合はステップS702に行き、登録指示を受け付けなかった場合はステップS704に行く。
(ステップS702)第一処理部23は、送信する登録指示を構成する。
(ステップS703)第一送信部24は、ステップS702で構成された登録指示を情報処理装置1に送信する。ステップS701に戻る。なお、登録指示の送信後に、第一受信部25は、第一ユーザの管理メールアドレスを受信することは好適である。
(ステップS704)第一受付部22は、電子メールの送信指示を受け付けたか否かを判断する。送信指示を受け付けた場合はステップS705に行き、送信指示を受け付けなかった場合はステップS704に行く。なお、送信指示は、送信情報等を含む。送信情報等は、例えば、送信情報と本文情報とを含む。送信情報等は、通常、宛先(TO)として記載された第二メールアドレス、コピー先(CCまたはBCC等)として記載された管理メールアドレスを含む。
(ステップS705)第一送信部24は、ステップS704で受け付けられた送信指示に従って、送信情報等を含む電子メールを送信する。ステップS701に戻る。
(ステップS706)第二受信部35は、情報処理装置1から、付加ファイル等を受信したか否かを判断する。付加ファイル等を受信した場合はステップS707に行き、付加ファイル等を受信しなかった場合はステップS708に行く。なお、ここでの付加ファイル等の受信は、ステップS705における送信情報等の送信に応じた受信である。
(ステップS707)第一処理部23は、ステップS706で受信された付加ファイル等を第一格納部21に蓄積する。ステップS701に戻る。なお、第一出力部26は、ステップS706で受信された付加ファイル等を表示しても良い。
(ステップS708)第一受付部22は、アクセス指示を受け付けたか否かを判断する。アクセス指示を受け付けた場合はステップS709に行き、アクセス指示を受け付けなかった場合はステップS701に戻る。
(ステップS709)第一送信部24は、ステップS708で受け付けられたアクセス指示を情報処理装置1に送信する。
(ステップS710)第一受信部25は、アクセス指示の送信に応じて、情報処理装置1から付加ファイル等を受信したか否かを判断する。付加ファイル等を受信した場合はステップS711に行き、付加ファイル等を受信しなかった場合はステップS710に戻る。
(ステップS711)第一出力部26は、ステップS710で受信された付加ファイル等を出力する。
なお、図7のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、図8を参照して、本実施の形態における情報システムAの具体的な動作例について説明する。なお、図8は、情報システムAの動作例を説明する概念図である。
今、情報処理装置1のユーザ識別子格納部111には、図9に示す構造を有するユーザ情報管理表が格納されている、とする。ユーザ情報管理表は、「ID」「第一ユーザ識別子」「管理メールアドレス」を有する1以上のレコードを管理する。「ID」は、レコードを識別する情報である。「第一ユーザ識別子」は、ここでは、第一ユーザのメールアドレスである。
固有情報格納部112には、図10に示す構造を有する固有情報管理表が格納されている、とする。固有情報管理表は、「ID」「第一ユーザ識別子」「ユーザ固有情報」を有する1以上のレコードを管理する。「第一ユーザ識別子」は、ここでは、第一ユーザのメールアドレスである。
付加ファイル格納部113には、図11に示す構造を有する付加ファイル管理表が格納されている、とする。付加ファイル管理表は、「ID」「第一ユーザ識別子」「第二ユーザ識別子」「付加ファイル」「本文情報」を有する1以上のレコードを管理する。
かかる状況において、以下の2つの具体例について説明する。具体例1は、第一ユーザの情報の登録処理の例である。具体例2は、受信されたファイルに対して、認証情報を付加した付加ファイルを作成し、送信する処理の例である。
(具体例1)
今、第一ユーザ「ccc」は、自身のメールアドレス「ccc@ddd.co.jp」を含む登録指示を第一端末2に入力した、とする。すると、第一端末2の第一受付部22は、登録指示を受け付ける。次に、第一処理部23は、送信する登録指示「<登録>ccc@ddd.co.jp」を構成する。次に、第一送信部24は、構成された登録指示を情報処理装置1に送信する。
次に、情報処理装置1の受信部12は、第一端末2から登録指示を受信する。次に、登録部130は、登録指示に含まれる第一ユーザ識別子「ccc@ddd.co.jp」を取得する。次に、登録部130は、第一ユーザに対応するユニークな管理メールアドレスを、例えば、以下のように取得する。つまり、登録部130は、第一ユーザ識別子「ccc@ddd.co.jp」をパラメータとしてハッシュ関数に与えて、当該ハッシュ関数を実行し、文字列「412a1aa2444095210c8ea3ba1781bd0786cd1acae6c5c7471557e1b5e50117dx」を取得した、とする。また、登録部130は、情報処理装置1に届く電子メールのメールアドレスのドメイン「pl.jp」を格納部11から取得する。そして、登録部130は、管理メールアドレス「412a1aa2444095210c8ea3ba1781bd0786cd1acae6c5c7471557e1b5e50117dx@pl.jp」を構成する。次に、登録部130は、第一ユーザ識別子「ccc@ddd.co.jp」と当該管理メールアドレスとをユーザ情報管理表(図9)に蓄積する。かかる蓄積されたレコードは、図9の「ID=2」のレコードである。
また、登録部130は、第一ユーザ識別子に対するハッシュ関数の実行結果の文字列「412......7dx」をユーザ固有情報として、当該ユーザ固有情報と第一ユーザ識別子との組を固有情報管理表(図10)に蓄積する。かかる蓄積されたレコードは、図10の「ID=2」のレコードである。
以上の処理により、ユーザ情報管理表(図9)、固有情報管理表(図10)が構成される。
なお、ここで、登録部130は、上記の登録処理の後、第一ユーザ識別子「ccc@ddd.co.jp」宛てに、管理メールアドレス「412a1aa2444095210c8ea3ba1781bd0786cd1acae6c5c7471557e1b5e50117dx@pl.jp」を知らせる電子メールを送信することは好適である。ただし、第一ユーザに対する管理メールアドレスの通知の方法は問わない。郵送等により、第一ユーザに管理メールアドレスを通知しても良い。
(具体例2)
第一ユーザ「ccc」は、第一端末2のメーラーを起動し、図12に示す画面に、種々の情報を入力した、とする。つまり、第一ユーザ「ccc」は、宛先(TO)のフィールド1201に、第二ユーザのメールアドレス「aaa@bbb.co.jp」を入力し、CCのフィールド1202に、自分の管理メールアドレス「412a1aa2444095210c8ea3ba1781bd0786cd1acae6c5c7471557e1b5e50117dx@pl.jp」を入力し、件名フィールド1204に、件名「請求書の件」を入力し、電子メールの本文の欄1205に、第二ユーザへの通知事項である本文「aaa様 ・・・・ <日付>2021/12/9 <金額>28,900円 <相手先>A株式会社 aaa様」を入力した、とする。また、第一ユーザ「ccc」は、当該電子メールに対して、請求書のPDFファイル(請求項1.pdf)1206を添付した、とする。次に、第一ユーザ「ccc」は、図12の画面の送信ボタン1207を指示した、とする。
すると、第一端末2の第一受付部22は、電子メールの送信指示を受け付ける。次に、第一送信部24は、受け付けられた送信指示に従って、送信情報等を含む電子メールを送信する。つまり、第一送信部24は、第二ユーザ「aaa@bbb.co.jp」宛てに、図12の電子メールを送信する。また、第一送信部24は、CC欄のアドレス「412...7dx@pl.jp」宛てに、当該電子メールを送信する(図8の801)。
次に、第二ユーザの第二端末3は、当該電子メールを受信する。なお、ここで受信される電子メールは、図12の電子メールである。
また、CC欄のアドレス「412...7dx@pl.jp」に対応する情報処理装置1の送信情報受信部121は、当該電子メールを受信する(802)。なお、ここで電子メールは、送信情報である。
次に、判断部131は、受信された電子メールに含まれる第一ユーザ識別子「ccc@ddd.co.jp」を取得する。第一ユーザ識別子は、電子メールの差出人のメールアドレスである。また、判断部131は、受信された電子メールに含まれる管理メールアドレス「412...7dx@pl.jp」を取得する。
次に、判断部131は、第一ユーザ識別子「ccc@ddd.co.jp」と管理メールアドレス「412...7dx@pl.jp」との組がユーザ情報管理表(図8)に格納されている、と判断する。そして、判断部131は、判断結果として「OK」を取得する。
次に、付加ファイル取得部132は、以下のように付加ファイル取得処理を行う。つまり、付加ファイル取得部132は、受信された送信情報に含まれるファイル「請求書1.pdf」を取得する。次に、付加ファイル取得部132は、図示しない時計から時刻「2021/12/10 12:58:25」を取得した、とする。また、付加ファイル取得部132は、第一ユーザ識別子「ccc@ddd.co.jp」と対になるユーザ固有情報「412...7dx」を固有情報管理表(図9)から取得する。
次に、付加ファイル取得部132は、ファイル「請求書1.pdf」をオープンする。次に、付加ファイル取得部132は、オープンしたファイルに対して、時刻「2021/12/10 12:58:25」を用いて、タイムスタンプを付与する。また、付加ファイル取得部132は、ユーザ固有情報「412...7dx」を用いて、当該ファイルに対して、電子署名を付与する。次に、付加ファイル取得部132は、当該ファイル「請求書1.pdf」をクローズする。なお、当該ファイル「請求書1.pdf」は、付加ファイル「請求書1.pdf」である。
次に、付加ファイル送信部141は、付加ファイル「請求書1.pdf」を、第一ユーザ識別子「ccc@ddd.co.jp」宛てに、電子メールに添付して、送信する(803,804)。
また、付加ファイル送信部141は、付加ファイル「請求書1.pdf」を、第二ユーザ識別子「aaa@bbb.co.jp」宛てに、電子メールに添付して、送信する(803,805,806)。
以上の処理により、第一ユーザも第二ユーザも、付加ファイルを得ることができる。また、第二ユーザは、第一ユーザから送信された電子メール(図12)も、情報処理装置1から送信された付加ファイルとは別に得ることができる。
また、蓄積部133は、第一ユーザ識別子「ccc@ddd.co.jp」と第二ユーザ識別子「aaa@bbb.co.jp」とに対応付けて、付加ファイル「請求書1.pdf」を、付加ファイル管理表に(図11)蓄積する。なお、ここで、蓄積部133は、受信された送信情報(ここでは、電子メール)が有する件名と本文とを取得し、当該情報も、図11の本文情報の中に蓄積する。以上により、蓄積されたレコードは、図11の「ID=3」のレコードである。なお、図11において、本文情報は蓄積されても蓄積されなくても良い。
以上の処理により、第一ユーザと第二ユーザとに対応付けられて、付加ファイル等が情報処理装置1で管理されるに至った。
以上、本実施の形態によれば、第一ユーザから第二ユーザにファイルが送信される過程において、自動的に認証情報を付加した付加ファイルを第二ユーザに送信できる。ここで、「第一ユーザから第二ユーザにファイルが送信される過程において」とは、第一ユーザが第二ユーザを指定してファイルを送信する場合であることである。
また、本実施の形態によれば、情報処理装置1において、付加ファイルを管理できる。
また、本実施の形態によれば、第一ユーザに対応する認証情報を付加した付加ファイルを作成できる。
また、本実施の形態によれば、第二ユーザに対応する認証情報を付加した付加ファイルを作成できる。
また、本実施の形態によれば、管理されている第一ユーザのみが本サービスを利用できる仕組みを提供できる。
また、本実施の形態によれば、第一ユーザから第二ユーザにファイルが電子メールにより送信される過程において、適切な認証情報を付加した付加ファイルを第二ユーザに送信できる。
さらに、本実施の形態によれば、第一ユーザごとに本サービスを利用するための管理メールアドレスを提供できる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、第一ユーザの第一端末から第二ユーザ宛てに送信された情報であり、ファイルを含む情報である送信情報を受信する送信情報受信部と、前記ファイルに対して認証情報を付加した付加ファイルを取得する付加ファイル取得部と、前記付加ファイルを前記第二ユーザに送信する付加ファイル送信部として機能させるためのプログラムである。
また、図13は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の情報処理装置1等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図13は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図14は、システム300のブロック図である。
図13において、コンピュータシステム300は、CD-ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図14において、コンピュータ301は、CD-ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD-ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の情報処理装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM3101に記憶されて、CD-ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD-ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の情報処理装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置は、第一ユーザから第二ユーザにファイルが送信される過程において、自動的に認証情報を付加した付加ファイルを第二ユーザに送信できるという効果を有し、情報処理装置等として有用である。
1 情報処理装置
2 第一端末
3 第二端末
11 格納部
12 受信部
13 処理部
14 送信部
21 第一格納部
22 第一受付部
23 第一処理部
24 第一送信部
25 第一受信部
26 第一出力部
31 第二格納部
32 第二受付部
33 第二処理部
34 第二送信部
35 第二受信部
36 第二出力部
111 ユーザ識別子格納部
112 固有情報格納部
113 付加ファイル格納部
141 付加ファイル送信部
121 送信情報受信部
130 登録部
131 判断部
132 付加ファイル取得部
133 蓄積部

Claims (14)

  1. 第一ユーザの第一端末から第二ユーザ宛てに送信された情報であり、ファイルを含む情報である送信情報を受信する送信情報受信部と、
    前記ファイルに対して認証情報を付加した付加ファイルを取得する付加ファイル取得部と、
    前記付加ファイルを前記第二ユーザに送信する付加ファイル送信部とを具備する情報処理装置。
  2. 前記付加ファイル送信部は、
    前記付加ファイルを前記第一ユーザにも送信する、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第一ユーザを識別する第一ユーザ識別子と前記第二ユーザを識別する第二ユーザ識別子とに対応付けて、前記付加ファイルを蓄積する蓄積部をさらに具備する請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記付加ファイル取得部は、
    1以上の各第一ユーザ識別子に対応付いたユーザ固有情報を格納している固有情報格納部を参照し、前記送信情報受信部が受信した送信情報の送信者である前記第一ユーザの第一ユーザ識別子と対になるユーザ固有情報を前記固有情報格納部から取得し、当該ユーザ固有情報に対応する認証情報を前記ファイルに付加し、前記付加ファイルを取得する、請求項1から請求項3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記付加ファイル取得部は、
    1以上の各第二ユーザ識別子に対応付いたユーザ固有情報を格納している固有情報格納部を参照し、前記送信情報受信部が受信した送信情報の送信先である前記第二ユーザの第二ユーザ識別子と対になるユーザ固有情報を前記固有情報格納部から取得し、当該ユーザ固有情報に対応する認証情報を前記ファイルに付加し、前記付加ファイルを取得する、請求項1から請求項4いずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 1以上の各第一ユーザに対応する第一ユーザ識別子を格納しているユーザ識別子格納部を参照し、前記送信情報受信部が受信した送信情報の送信者である前記第一ユーザの第一ユーザ識別子が前記ユーザ識別子格納部に存在するか否かを判断する判断部をさらに具備し、
    前記付加ファイル取得部は、
    前記第一ユーザ識別子が存在すると前記判断部が判断した場合のみ、前記付加ファイルを取得する、請求項1から請求項5いずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記認証情報は、タイムスタンプ、電子署名のうちの1種類以上の情報である、請求項1から請求項6いずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記送信情報受信部は、
    電子メールにより、前記送信情報を受信し、
    前記付加ファイル送信部は、
    電子メールにより、前記付加ファイルを送信する、請求項1から請求項7いずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記送信情報受信部は、
    前記送信情報を送信する電子メールの宛先(TO)に前記第二ユーザの第二メールアドレスが指定され、コピー先(CCまたはBCC)に当該情報処理装置の管理メールアドレスが指定された前記電子メールを、前記第一ユーザの第一端末から受信する、請求項8記載の情報処理装置。
  10. 1以上の各第一ユーザごとの管理メールアドレスである第一ユーザ識別子が格納されているユーザ識別子格納部を具備する請求項9記載の情報処理装置。
  11. 前記電子メールの本文には、日付と金額と相手先とが記載されており、
    当該日付と当該金額と当該相手先は、前記付加ファイルと共に蓄積される、請求項8から請求項10いずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記ファイルは、電子帳簿保存法のおける国税関係書類のファイルである、請求項1から請求項11いずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 送信情報受信部と、付加ファイル取得部と、付加ファイル送信部とにより実現される情報処理方法であって、
    前記送信情報受信部が、第一ユーザの第一端末から第二ユーザ宛てに送信された情報であり、ファイルを含む情報である送信情報を受信する送信情報受信ステップと、
    前記付加ファイル取得部が、前記ファイルに対して認証情報を付加した付加ファイルを取得する付加ファイル取得ステップと、
    前記付加ファイル送信部が、前記付加ファイルを前記第二ユーザに送信する付加ファイル送信ステップとを具備する情報処理方法。
  14. コンピュータを、
    第一ユーザの第一端末から第二ユーザ宛てに送信された情報であり、ファイルを含む情報である送信情報を受信する送信情報受信部と、
    前記ファイルに対して認証情報を付加した付加ファイルを取得する付加ファイル取得部と、
    前記付加ファイルを前記第二ユーザに送信する付加ファイル送信部として機能させるためのプログラム。
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