JP2023088691A - 放熱装置、基板ユニット、及び電気装置 - Google Patents

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昇 飯澤
Noboru Iizawa
貴大 大堀
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智士 鈴木
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Abstract

Figure 2023088691000001
【課題】基板に実装されている半導体素子の熱を効率よく放熱する放熱装置、基板ユニット及び電気装置を提供する。
【解決手段】基板ユニット1において、放熱装置は、本体21と、脚部22と、脚貫通孔23と、ねじ25と、を備える。本体21は、基板3の厚み方向D1において実装面31とともに半導体素子9を挟み込む。脚部22は、本体21から延びて、基板3に形成されている基板貫通孔33に挿通する。脚貫通孔23は、本体21及び脚部22を厚み方向D1に貫通している。ねじ25は、本体21の側から脚貫通孔23に挿通して、ヒートシンク5に形成されているねじ孔54に締結される。
【選択図】図2

Description

本開示は、放熱装置、基板ユニット、及び電気装置に関する。
特許文献1の半導体モジュールでは、半導体パッケージの上下に固定型冷却器及び変位型冷却器がそれぞれ配置されている。半導体パッケージと固定型冷却器との相対位置は固定されている。半導体パッケージに対する変位型冷却器の相対位置は変化可能である。そして、半導体モジュールは、固定型冷却器を変位型冷却器に向かう側に押圧する押圧機構を備えている。押圧機構の調節ねじを締めこむと、押圧機構の押圧フレームが変位型冷却器に接近する。これにより、固定型冷却器を介して半導体パッケージが押圧されて、半導体チップの冷却が良好となる。
特開2004-296589号公報
上述の特許文献1は、基板に実装されている半導体素子の冷却について開示していない。
本開示の目的は、基板に実装されている半導体素子の熱を効率よく放熱することができる放熱装置、基板ユニット、及び電気装置を提供することである。
本開示の一態様に係る放熱装置は、基板の実装面に実装されている半導体素子を放熱させる。前記放熱装置は、本体と、脚部と、脚貫通孔と、ねじと、を備える。前記本体は、前記基板の厚み方向において前記実装面とともに前記半導体素子を挟み込む。前記脚部は、前記本体から延びて、前記基板に形成されている基板貫通孔に挿通する。前記脚貫通孔は、前記本体及び前記脚部を前記厚み方向に貫通している。前記ねじは、前記本体の側から前記脚貫通孔に挿通して、ヒートシンクに形成されているねじ孔に締結される。
本開示の一態様に係る基板ユニットは、上述の放熱装置と、前記半導体素子と、前記基板と、前記ヒートシンクと、セラミックで形成されているセラミック体と、放熱用グリースと、を備える。前記基板は、前記厚み方向において前記実装面と対向する放熱面を有する。前記セラミック体は、前記放熱面と前記ヒートシンクとの間に位置する。前記放熱用グリースは、前記セラミック体と前記放熱面との間、及び前記セラミック体と前記ヒートシンクとの間に塗布されている。
本開示の一態様に係る電気装置は、上述の基板ユニットと、前記基板ユニットを取り付けられた筐体と、を備える。
以上説明したように、本開示では、基板に実装されている半導体素子の熱を効率よく放熱することができるという効果がある。
図1は、実施形態の放熱装置を備える基板ユニットを示す一破断した斜視図である。 図2は、同上の基板ユニットの断面図である。 図3は、同上の放熱装置の斜視図である。 図4は、同上の放熱装置の分解斜視図である。 図5は、比較例の基板ユニットの断面図である。 図6は、実施形態の基板ユニットの放熱経路を示す断面図である。 図7は、同上の基板ユニット及び比較例の各放熱性能を示すグラフである。 図8Aは、同上の基板ユニットを示す平面図である。図8Bは、比較例の基板ユニットを示す平面図である。 図9は、第1変形例の放熱装置を示す一破断した斜視図である。 図10は、第2変形例の放熱装置を示す斜視図である。 図11は、第3変形例の電気装置の概略を示す斜視図である。
本開示は、一般に放熱装置、基板ユニット、及び電気装置に関する。より詳細には、本開示は、基板に実装されている半導体素子を放熱させる放熱装置、基板ユニット、及び電気装置に関する。
以下、実施形態に係る放熱装置、基板ユニット、及び電気装置について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
なお、以下の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(1)基板ユニットの概要
一般に、電気装置は、半導体素子を実装した基板ユニットを備える。電気装置は、電源装置、情報機器、及び家庭用電気機器などである。電源装置は、例えばパワーコンディショナ、インバータ、又はコンバータなどである。情報機器は、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、又はルータなどである。家庭用電気機器は、例えばテレビ、照明器具、エアーコンディショナ、冷蔵庫、又は洗濯機などである。
基板ユニットは、半導体素子、抵抗、コンデンサ、及びコイルなどの部品が実装された基板を備えている。そして、半導体素子を備える基板ユニットには、半導体素子の動作に伴って生じる熱を放熱することが必要となる。
例えば、半導体素子がスイッチング素子であれば、スイッチング素子は、スイッチング動作を行うことで、電力変換、増幅、又は変調などを行う。スイッチング素子は、スイッチング動作を行うと、電気的な損失(スイッチング損失)が生じて発熱する。スイッチング素子としては、GaN(窒化ガリウム)デバイス、SiC(炭化ケイ素)デバイス、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、FET(Field Effect Transistor)、IPM(Intelligent Power Module)、及びBJT(Bipolar Junction Transistor)などが挙げられる。
また、半導体素子がCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、又はDSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサであれば、プロセッサは演算動作時に発熱する。
このような基板ユニットには、基板に実装されている半導体素子の熱を効率よく放熱することが求められる。
そこで、図1及び図2の基板ユニット1は、放熱装置2、基板3、セラミック体4、ヒートシンク5、及び放熱用グリース6を備える。放熱装置2は、基板3の実装面31に実装されている半導体素子9を放熱させる放熱装置であって、本体21と、脚部22と、脚貫通孔23と、ねじ25と、を備える。本体21は、基板3の厚み方向D1において実装面31とともに半導体素子9を挟み込む。脚部22は、本体21から延びて、基板3に形成されている基板貫通孔33に挿通する。脚貫通孔23は、本体21及び脚部22を厚み方向D1に貫通している。ねじ25は、本体21の側から脚貫通孔23に挿通して、ヒートシンク5に形成されているねじ孔54に締結される。
上述の構成を備える基板ユニット1及び放熱装置2は、基板3に実装されている半導体素子9の熱を効率よく放熱することができる。
(2)詳細
基板ユニット1は、図1及び図2に示すように、放熱装置2、基板3、セラミック体4、ヒートシンク5、放熱用グリース6、及び半導体素子9を備える。
(2.1)基板、及び半導体素子
基板3は、矩形板形状のガラスエポキシ基板、ガラスコンポジット基板、紙エポキシ基板、紙フェノール基板、セラミック基板、又はフレキシブル基板などであり、厚み方向D1に互いに対向する一対の面として、矩形の実装面31及び矩形の放熱面32を有する。実装面31には半導体素子9が実装され、半導体素子9は実装面31に半田で固定されている。そして、基板3の実装面31及び放熱面32には、銅箔などによる配線パターン及びランドが形成されており、配線パターン及びランドは、半導体素子9に電気的に接続している。なお、基板3は、多層基板であってもよい。配線パターンは、基板3の内部に形成されていてもよい。基板3には、半導体素子9以外の部品が実装されていてもよい。
半導体素子9は、GaNデバイス、SiCデバイス、IGBT、FET、IPM、及びBJTなどのスイッチング素子である。半導体素子9は、電力変換又は増幅などに用いられるパワー半導体であることが好ましい。半導体素子9は、矩形体形状のパッケージ91を備えており、パッケージ91の内部に微細構造の電気回路が形成されている。また、パッケージ91の外面には、パッケージ91の内部の電気回路に電気的に接続している金属端子が取り付けられている。
基板3には、厚み方向D1に延びる2つの基板貫通孔33(図2参照)が形成されている。基板貫通孔33は、実装面31から放熱面32に至る孔であり、基板貫通孔33の断面形状は円形である。2つの基板貫通孔33の間隔は、放熱装置2の後述の2本の脚部22の間隔と同じである。
(2.2)セラミック体
セラミック体4は、セラミックで形成されている矩形板形状のセラミック層であり、厚み方向D1に互いに対向する一対の面として、矩形の第1面41及び矩形の第2面42を有する。第1面41は、厚み方向D1において基板3の放熱面32に対向している。放熱面32と第1面41との間には、放熱用グリース6として放熱用グリース61が塗布されている。すなわち、放熱面32と第1面41とは、放熱用グリース61を介して熱的に結合している。第2面42は、後述の放熱用グリース62を介してヒートシンク5の取付面53に熱的に結合している。
セラミックで形成されているセラミック体4は、シリコーン(Silicone)シートなどの熱伝導シートに比べて、高い熱伝導性及び高い電気絶縁性を有する。したがって、基板ユニット1は、熱伝導シートの代わりにセラミック体4を備えることで、基板3とヒートシンク5との間における高い熱伝導性と高い電気絶縁性とを実現することができる。
セラミック体4には、厚み方向D1に延びる2つのセラミック貫通孔43(図2参照)が形成されている。セラミック貫通孔43は、第1面41から第2面42に至る孔であり、セラミック貫通孔43の断面形状は円形である。2つのセラミック貫通孔43の間隔は、放熱装置2の後述の2本の脚部22の間隔と同じである。
(2.3)ヒートシンク
ヒートシンク5は、高い熱伝導性を有するアルミニウムなどの金属で形成されており、基部51、及びフィン52を備える。基部51は、矩形体形状であり、厚み方向D1に互いに対向する一対の面を有する。基部51の厚み方向D1に互いに対向する一対の面のうち一方の面には、矩形板状の複数のフィン52が並んで形成されている。基部51の厚み方向D1に互いに対向する一対の面のうち一方の面は、矩形状の取付面53である。取付面53は、厚み方向D1においてセラミック体4の第2面42に対向している。取付面53と第2面42との間には、放熱用グリース6として放熱用グリース62が塗布されている。すなわち、取付面53と第2面42とは、放熱用グリース62を介して熱的に結合している。
基部51の取付面53には、厚み方向D1に延びる2つのねじ孔54が形成されている。2つのねじ孔54の間隔は、放熱装置2の後述の2本の脚部22の間隔と同じである。
(2.4)放熱用グリース
放熱用グリース6は、例えばシリコーン(Silicone)グリースなどであり、部材間の密着性を高めて、部材間の熱抵抗を減少させる機能を有する。基板ユニット1では、放熱用グリース6は、基板3とヒートシンク5との間の熱抵抗を減少させる。
具体的に、基板ユニット1は、放熱用グリース6として、基板3の放熱面32とセラミック体4の第1面41との間に塗布されている放熱用グリース61、及びヒートシンク5の取付面53とセラミック体4の第2面42との間に塗布されている放熱用グリース62を有する。
放熱用グリース61は、基板3とセラミック体4とが互いに近付く方向に押し付けられることで、放熱面32と第1面41との間に拡がり、放熱面32と第1面41との隙間を埋める。放熱用グリース61は、放熱面32と第1面41との間の熱抵抗を減少させる。
放熱用グリース62は、ヒートシンク5とセラミック体4とが互いに近付く方向に押し付けられることで、取付面53と第2面42との間に拡がり、取付面53と第2面42との隙間を埋める。放熱用グリース62は、取付面53と第2面42との間の熱抵抗を減少させる。
(2.5)放熱装置
放熱装置2は、図1及び図2に示すように、基板3の実装面31に配置されて、ヒートシンク5にねじ留めされる。そして、放熱装置2は、半導体素子9を基板3の実装面31に対して厚み方向D1に沿って押し付けることで、少なくとも半導体素子9の近傍で半導体素子9とヒートシンク5との間に存在する放熱用グリース6(61、62)の厚みを薄くかつ均一(又はほぼ均一)にすることができる。すなわち、放熱装置2は、少なくとも半導体素子9の近傍において、放熱用グリース6の塗布むらの発生を抑制できる。さらに、ねじ25は、基板3に接触することなく、基板3に押圧力を直接加えないので、基板3及びセラミック体4の割れ及び撓みの発生を抑制できる。さらに、放熱装置2は、半導体素子9の放熱経路を形成している。この結果、放熱装置2は、基板3に実装されている半導体素子9の熱を効率よく放熱することができる。
具体的に、放熱装置2は、図3及び図4に示すように、本体21、2本の脚部22、2つの脚貫通孔23、2つの絶縁筒24、及び2本のねじ25を備える。
本体21、2本の脚部22、及び2本のねじ25のうち、少なくとも一部がアルミニウム、鉄、ステンレス合金、または銅などの金属で形成されることが好ましい。具体的に、本体21の少なくとも一部は、金属で形成されていることが好ましい。脚部22の少なくとも一部は、金属で形成されていることが好ましい。ねじ25の少なくとも一部は、金属で形成されていることが好ましい。したがって、放熱装置2による放熱効率を向上させることができる。
本実施形態では、本体21、2本の脚部22、及び2本のねじ25のそれぞれが金属で形成されている。
(本体)
本体21は、基部211、及び突部212を備える。基部211は、矩形板形状であり、厚み方向D1に互いに対向する矩形状の外面21a、及び矩形状の挟持面21bを有する。外面21aには、1つの突部212が形成されている。挟持面21bには、2本の脚部22が形成されている。そして、挟持面21bの2本の脚部22の間には、実装面31に実装されている半導体素子9のパッケージ91が対向している。すなわち、半導体素子9は、2本の脚部22の間で、挟持面21bに厚み方向D1に対向している。言い換えると、半導体素子9は、厚み方向D1から見て、2本の脚部22の間で2本の脚部22を結ぶ仮想的な直線が通る位置に配置されている。
突部212は、外面21aに形成されている。突部212は、外面21aから離れる方向に突出しており、外面21aの長手方向に延びている矩形板形状である。本体21は、基部211だけでなく、突部212を更に備えることで、本体21の表面積を増やすことができる。この結果、放熱装置2の放熱性能が向上する。
(脚部)
2本の脚部22は、挟持面21bに形成されており、挟持面21bの長手方向に並んで位置している。脚部22は、挟持面21bから離れる方向(厚み方向D1)に突出した円筒形状であり、先端221(図2及び図4参照)を有する。
脚部22は、基板3の基板貫通孔33、及びセラミック体4のセラミック貫通孔43に挿通する。そして、脚部22の先端221は、ヒートシンク5の取付面53に当接する。
(絶縁筒)
絶縁筒24は、セラミックで形成された円筒形状の絶縁体であり、脚部22の外面の少なくとも一部を覆う。本実施形態では、絶縁筒24は、円筒形状の脚部22の外周面を覆う。
絶縁筒24は、絶縁筒24の軸方向に対向する第1端241及び第2端242を有し、第1端241と第2端242との間には、絶縁筒24の中心軸に沿って延びる筒貫通孔243が形成されている。筒貫通孔243の断面は、円形状である。絶縁筒24は、基板3の基板貫通孔33、及びセラミック体4のセラミック貫通孔43に挿通して、第2端242がヒートシンク5の取付面53に当接する。
2つの絶縁筒24は、それぞれの筒貫通孔243に脚部22が挿通することで、2本の脚部22にそれぞれ嵌め込まれる。厚み方向D1において、絶縁筒24の長さと脚部22の長さとは同一(又はほぼ同一)である。したがって、図2及び図4に示すように、絶縁筒24の第1端241が基部211の挟持面21bに当接すると、厚み方向D1において、絶縁筒24の第2端242の位置は脚部22の先端221の位置と同一(又はほぼ同一)になる。すなわち、絶縁筒24は、脚部22の外周面を覆う。
(脚貫通孔)
脚貫通孔23は、本体21及び脚部22を厚み方向D1に貫通している。脚貫通孔23の断面は、円形状である。具体的に、放熱装置2は、2つの脚貫通孔23を備える。脚貫通孔23は、本体21の基部211の外面21aから厚み方向D1に延び、脚部22を脚部22の中心軸に沿って更に延びて、脚部22の先端221に至る。
(ねじ)
ねじ25は、頭部251、及び軸部252を備える。頭部251は、扁平な円板形状であり、ドライバーなどの工具が嵌め込まれる。軸部252は、頭部251から延びる長尺の円柱体であり、軸部252の外周には、ねじ溝が形成されている。
そして、軸部252は、本体21の外面21aから脚貫通孔23に挿通する。すなわち、軸部252は、本体21の側から脚貫通孔23に挿通する。軸部252が脚貫通孔23を本体21から脚部22に向かって貫通し、頭部251が外面21aに当接すると、軸部252の先端は脚部22の先端221から突出している。
そして、軸部252の先端が、ヒートシンク5の取付面53に形成されているねじ孔54にねじ込まれると、本体21の基部211が頭部251によって基板3(ヒートシンク5)に近付く方向に押される。そして、基部211の挟持面21bは半導体素子9のパッケージ91に密着し、挟持面21bは半導体素子9を実装面31に押し付ける。このとき、半導体素子9は、基部211の挟持面21bと基板3の実装面31との間に挟み込まれており、パッケージ91の一面は、挟持面21bに面接触している。
(2.6)比較例
図5は、比較例の基板ユニット100を示す。基板ユニット100は、基板300、セラミック体400、ヒートシンク500、放熱用グリース601、602、及び半導体素子900を備える。半導体素子900は、基板300の実装面301に実装されている。基板300とヒートシンク500との間にはセラミック体400が挟み込まれている。さらに、基板300とセラミック体400との間には放熱用グリース601が塗布され、セラミック体400とヒートシンク5との間には放熱用グリース602が塗布されている。
半導体素子900で発生した熱は、放熱経路L100を介して放熱される。放熱経路L100は、半導体素子900→基板300→放熱用グリース601→セラミック体400→放熱用グリース602→ヒートシンク500の順に熱が伝わり、ヒートシンク500から周囲に熱が発散する。
(2.7)利点
上述のように、放熱装置2は、基板3の実装面31に配置されて、ヒートシンク5にねじ留めされる。そして、放熱装置2は、半導体素子9に面接触するとともに、半導体素子9を基板3の実装面31に対して厚み方向D1に押し付ける。すなわち、放熱装置2は、半導体素子9を基板3の実装面31に押し付ける押圧力を半導体素子9に加える。そして、放熱装置2による押圧力は、半導体素子9を基板3の実装面31に押し付けるだけでなく、基板3の放熱面32をセラミック体4の第1面41に押し付け、セラミック体4の第2面42をヒートシンク5の取付面53に押し付ける。
すなわち、放熱装置2は、2本のねじ25によってヒートシンク5に取り付けられており、半導体素子9は、放熱装置2によって基板3の実装面31に押し付けられている。このとき、基板3及びセラミック体4は、放熱装置2とヒートシンク5との間に挟み込まれた状態で、放熱装置2とヒートシンク5との間に固定されている。言い換えると、放熱装置2とヒートシンク5とは、ねじ25の締結力によって互いに近付く方向に押圧されており、半導体素子9、基板3、及びセラミック体4は、放熱装置2の挟持面21bとヒートシンク5の取付面53との間に挟み込まれている。この結果、特に半導体素子9の近傍において、基板3、セラミック体4、及びヒートシンク5の互いの密着性が比較例に比べて向上する。したがって、放熱装置2は、密着性を向上させることで、半導体素子9とヒートシンク5との間の熱抵抗を減少させて、半導体素子9の熱を効率よく放熱することができる。
さらには、図1及び図2の基板3、セラミック体4、及びヒートシンク5の互いの密着性が向上することで、放熱用グリース61、62の各厚み寸法(厚み方向D1の寸法)を、図5の比較例の放熱用グリース601、602の各厚み寸法に比べて小さくすることができる。一例として、比較例の放熱用グリース601、602の各厚み寸法100μmに対して、本実施形態の放熱用グリース61、62の各厚み寸法は10μmにまで減少可能である。したがって、放熱装置2は、放熱用グリース61、62の各厚み寸法を抑えることで、半導体素子9とヒートシンク5との間の熱抵抗を減少させて、半導体素子9の熱を効率よく放熱することができる。
また、図6に示すように、半導体素子9で発生した熱は、放熱経路L1、L2、L3を介して放熱される。放熱経路L1は、半導体素子9→基板3→放熱用グリース61→セラミック体4→放熱用グリース62→ヒートシンク5の順に熱が伝わり、ヒートシンク5から周囲に熱が発散する。放熱経路L2は、放熱装置2を含む放熱経路であり、半導体素子9→基部211→突部212の順に熱が伝わり、突部212から周囲に熱が発散する。放熱経路L3は、放熱装置2を含む放熱経路であり、半導体素子9→基部211→脚部22及び軸部252→ヒートシンク5の順に熱が伝わり、ヒートシンク5から周囲に熱が発散する。
上述のように、基板ユニット1は、基板3、放熱用グリース6、及びセラミック体4で構成される放熱経路L1以外に、放熱装置2を含む放熱経路L2、L3を有している。したがって、基板ユニット1は、放熱経路L1に加えて、放熱装置2を含む放熱経路L2、L3を有することで、半導体素子9の熱を効率よく放熱することができる。
また、放熱装置2を固定するねじ25の軸部252は、基板3の基板貫通孔33、及びセラミック体4のセラミック貫通孔43に挿通して、ヒートシンク5のねじ孔54にねじ込まれる。したがって、ねじ25は、基板3に接触することなく、基板3に押圧力を直接加えないので、基板3及びセラミック体4の割れ及び撓みの発生を抑制できる。この結果、基板3、セラミック体4、及びヒートシンク5の互いの密着性が向上することで、半導体素子9とヒートシンク5との間の熱抵抗を減少させて、半導体素子9の熱を効率よく放熱することができる。
図7は、本実施形態の基板ユニット1における測定点P1、P2(図6参照)の各温度T1、T2、及び比較例の基板ユニット100における測定点P100、P200(図5参照)の各温度T100、T200を示すグラフである。測定点P1は、半導体素子9を基板3の実装面31に固定しているはんだである。測定点P2は、半導体素子9のパッケージ91の一面(はんだ付けされている面の反対側の面)である。測定点P100は、半導体素子900を基板300の実装面301に固定しているはんだである。測定点P200は、半導体素子900のパッケージの一面(はんだ付けされている面の反対側の面)である。すなわち、測定点P1と測定点P100とは対応し、測定点P2と測定点P200とは対応する。図7では、測定点P1の温度T1は、測定点P100の温度T100より低下しており、温度T100から温度T1を引いた差分ΔT1は例えば2.4℃である。また、測定点P2の温度T2は、測定点P200の温度T200より低下しており、温度T200から温度T2を引いた差分ΔT2は例えば16.1℃である。なお、温度T1、T2は、半導体素子9の駆動時の温度であり、T100、T200は、半導体素子900の駆動時の温度である。
図8Aは、本実施形態の基板ユニット1の全体を示す平面図である。図8Bは、比較例の基板ユニット100の全体を示す平面図である。
図8Aの基板ユニット1では、基板3の実装面31に2つの半導体素子9及び4つの電気部品8が実装されている。半導体素子9は、放熱装置2によって基板3の実装面31に押し付けられている。放熱装置2は、2本のねじ25によってヒートシンク5(図1及び図2参照)に取り付けられている。すなわち、基板3及びセラミック体4は、4本のねじ25によって放熱装置2とヒートシンク5との間に挟み込まれた状態で、放熱装置2とヒートシンク5との間に固定されている。言い換えると、基板ユニット1では、基板3及びセラミック体4は、ねじ25の締結力のみによって、基板3とヒートシンク5との間に取り付けられている。
図8Bの基板ユニット100では、基板300の実装面301に2つの半導体素子900及び4つの電気部品800が実装されている。基板300は、5本のねじ250によってヒートシンク500(図5参照)に取り付けられ、セラミック体400(図5参照)を共締めしている。このため、ねじ250の頭が基板300の実装面301に接触しており、このために基板300及びセラミック体400の割れ及び撓みが発生しやすくなる。
また、図8Bの基板ユニット100では、ねじ250の頭部が実装面301に当接しており、実装面301の配線パターン及びランドとの絶縁距離を確保するために、ねじ250の頭部の周囲に円環状の絶縁スペース302を形成している。一方、図8Aの基板ユニット1では、絶縁筒24が脚部22の外周面を覆っていることで、基板3の実装面31において、絶縁スペース302のような絶縁スペースを減らすことができる。したがって、基板ユニット1では、実装面31における配線パターン及びランドの配置の自由度が基板ユニット100に比べて向上する。さらには、基板ユニット1では、基板ユニット100に比べて、実装面31に実装する部品の数を多くしたり、部品をより密集させて配置できる。
(3)第1変形例
図9は、第1変形例の放熱装置2Aを示す。
放熱装置2Aの本体21は、基部211の外面21aに3つの突部212を備えている。したがって、放熱装置2Aは、3つの突部212を備えることで、本体21の表面積を更に増やすことができる。この結果、放熱装置2Aの放熱性能が向上する。
なお、突部212の数は3つ以外であってもよく、2つ、又は4つ以上であってもよい。
(4)第2変形例
図10は、第2変形例の放熱装置2Bを示す。
放熱装置2Bは、矩形板状の金属で形成された本体21Bを備える。本体21Bは、3本のねじ25によってヒートシンク5に取り付けられ、3つの半導体素子9のパッケージ91に面接触して、3つの半導体素子9をまとめて基板3の実装面31に押し付けている。
したがって、放熱装置2Bは、基板3に実装されている複数の半導体素子9の熱を効率よく放熱することができる。
なお、本体21Bは、実装面31に対向する挟持面を有する基部と、基部から突出した少なくとも1つの突部と、を備えることが好ましい。この場合、放熱装置2Bは、本体21Bの表面積を増やすことで、放熱性能を向上させることができる。
(5)第3変形例
図11は、第3変形例の電気装置E1を示す。
電気装置E1は、基板ユニット1と、筐体H1とを備える。筐体H1は、中空の箱形状であり、基板ユニット1を収納する。基板ユニット1は、筐体H1の内部に取り付けられている。
電気装置E1は、例えば電源装置、情報機器、及び家庭用電気機器などである。電源装置は、例えばパワーコンディショナ、インバータ、又はコンバータなどである。情報機器は、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、又はルータなどである。家庭用電気機器は、例えばテレビ、照明器具、エアーコンディショナ、冷蔵庫、又は洗濯機などである。
(6)第4変形例
放熱装置2、2A、2Bの各部の具体的な形状は、図示した形状に限定されない。例えば、基部211の形状は、矩形板状以外に、円板状、柱体状、又は錐台状などの他の形状であってもよい。また、突部212の形状は、矩形板状以外に、円板状、柱体状、又は錐台状などの他の形状であってもよい。
また、放熱装置2、2A、2Bが備える脚部22の数は、2本以上であることが好ましく、特定の数に限定されない。
また、半導体素子9は、厚み方向D1から見た平面視で、複数の脚部22に挟まれる領域、又は複数の脚部22で囲まれる領域に位置することが好ましい。
また、絶縁筒24の代わりに、脚部22の外周面をセラミックなどの絶縁膜で被覆した構成であってもよい。
(7)まとめ
上述の実施形態に係る第1の態様の放熱装置(2、2A、2B)は、基板(3)の実装面(31)に実装されている半導体素子(9)を放熱させる。放熱装置(2、2A、2B)は、本体(21、21B)と、脚部(22)と、脚貫通孔(23)と、ねじ(25)と、を備える。本体(21、21B)は、基板(3)の厚み方向(D1)において実装面(31)とともに半導体素子(9)を挟み込む。脚部(22)は、本体(21、21B)から延びて、基板(3)に形成されている基板貫通孔(33)に挿通する。脚貫通孔(23)は、本体(21、21B)及び脚部(22)を厚み方向(D1)に貫通している。ねじ(25)は、本体(21、21B)の側から脚貫通孔(23)に挿通して、ヒートシンク(5)に形成されているねじ孔(54)に締結される。
上述の放熱装置(2、2A、2B)は、基板(3)に実装されている半導体素子(9)の熱を効率よく放熱することができる。
上述の実施形態に係る第2の態様の放熱装置(2、2A、2B)では、第1の態様において、本体(21、21B)の少なくとも一部は、金属で形成されていることが好ましい。
上述の放熱装置(2、2A、2B)は、基板(3)に実装されている半導体素子(9)の熱を効率よく放熱することができる。
上述の実施形態に係る第3の態様の放熱装置(2、2A、2B)では、第1又は第2の態様において、脚部(22)の少なくとも一部は、金属で形成されていることが好ましい。
上述の放熱装置(2、2A、2B)は、基板(3)に実装されている半導体素子(9)の熱を効率よく放熱することができる。
上述の実施形態に係る第4の態様の放熱装置(2、2A、2B)では、第1乃至第3の態様のいずれか1つにおいて、ねじ(25)の少なくとも一部は、金属で形成されていることが好ましい。
上述の放熱装置(2、2A、2B)は、基板(3)に実装されている半導体素子(9)の熱を効率よく放熱することができる。
上述の実施形態に係る第5の態様の放熱装置(2、2A、2B)は、第1乃至第4の態様のいずれか1つにおいて、脚部(22)の外面の少なくとも一部を覆う絶縁体(24)を更に備えることが好ましい。
上述の放熱装置(2、2A、2B)は、基板(3)の実装面(31)において絶縁スペースを減らすことができる。
上述の実施形態に係る第6の態様の放熱装置(2、2A、2B)では、第1乃至第5の態様のいずれか1つにおいて、本体(21、21B)は、実装面(31)に対向する挟持面(21b)を有する基部(211)と、基部(211)から突出した少なくとも1つの突部(212)と、を備えることが好ましい。
上述の放熱装置(2、2A)は、本体(21)の表面積を増やすことで、放熱性能を向上させることができる。
上述の実施形態に係る第7の態様の放熱装置(2、2A、2B)では、第1乃至第6の態様のいずれか1つにおいて、基板(3)は、厚み方向(D1)において実装面(31)と対向する放熱面(32)を有する。そして、セラミックで形成されているセラミック体(4)が、放熱面(32)とヒートシンク(5)との間に位置し、放熱用グリース(6)が、セラミック体(4)と放熱面(32)との間、及びセラミック体(4)とヒートシンク(5)との間に塗布されていることが好ましい。
上述の放熱装置(2、2A、2B)は、半導体素子(9)とヒートシンク(5)との間の熱抵抗を減少させて、半導体素子(9)の熱を効率よく放熱することができる。
上述の実施形態に係る第8の態様の基板ユニット(1)は、第1乃至第7の態様のいずれか1つの放熱装置(2、2A、2B)と、半導体素子(9)と、基板(3)と、ヒートシンク(5)と、セラミックで形成されているセラミック体(4)と、放熱用グリース(6)と、を備える。基板(3)は、厚み方向(D1)において実装面(31)と対向する放熱面(32)を有する。セラミック体(4)は、放熱面(32)とヒートシンク(5)との間に位置する。放熱用グリース(6)は、セラミック体(4)と放熱面(32)との間、及びセラミック体(4)とヒートシンク(5)との間に塗布されている。
上述の基板ユニット(1)は、基板(3)に実装されている半導体素子(9)の熱を効率よく放熱することができる。
上述の実施形態に係る第9の態様の基板ユニット(1)では、第8の態様において、基板(3)及びセラミック体(4)は、ねじ(25)の締結力のみによって、基板(3)とヒートシンク(5)との間に取り付けられていることが好ましい。
上述の基板ユニット(1)は、構図の簡易化を図ることができる。
上述の実施形態に係る第10の態様の電気装置(E1)は、第8又は第9の態様の基板ユニット(1)と、基板ユニット(1)を取り付けられた筐体(H1)と、を備える。
上述の電気装置(E1)は、基板(3)に実装されている半導体素子(9)の熱を効率よく放熱することができる。
1 基板ユニット
2、2A、2B 放熱装置
21、21B 本体
211 基部
212 突部
21b 挟持面
22 脚部
23 脚貫通孔
24 絶縁筒(絶縁体)
25 ねじ
3 基板
31 実装面
32 放熱面
33 基板貫通孔
4 セラミック体
5 ヒートシンク
54 ねじ孔
6 放熱用グリース
9 半導体素子
D1 厚み方向
E1 電気装置
H1 筐体

Claims (10)

  1. 基板の実装面に実装されている半導体素子を放熱させる放熱装置であって、
    前記基板の厚み方向において前記実装面とともに前記半導体素子を挟み込む本体と、
    前記本体から延びて、前記基板に形成されている基板貫通孔に挿通する脚部と、
    前記本体及び前記脚部を前記厚み方向に貫通している脚貫通孔と、
    前記本体の側から前記脚貫通孔に挿通して、ヒートシンクに形成されているねじ孔に締結されるねじと、を備える
    放熱装置。
  2. 前記本体の少なくとも一部は、金属で形成されている
    請求項1の放熱装置。
  3. 前記脚部の少なくとも一部は、金属で形成されている
    請求項1又は2の放熱装置。
  4. 前記ねじの少なくとも一部は、金属で形成されている
    請求項1乃至3のいずれか1つの放熱装置。
  5. 前記脚部の外面の少なくとも一部を覆う絶縁体を更に備える
    請求項1乃至4のいずれか1つの放熱装置。
  6. 前記本体は、
    前記実装面に対向する挟持面を有する基部と、
    前記基部から突出した少なくとも1つの突部と、を備える
    請求項1乃至5のいずれか1つの放熱装置。
  7. 前記基板は、前記厚み方向において前記実装面と対向する放熱面を有し、
    セラミックで形成されているセラミック体が、前記放熱面と前記ヒートシンクとの間に位置し、
    放熱用グリースが、前記セラミック体と前記放熱面との間、及び前記セラミック体と前記ヒートシンクとの間に塗布されている
    請求項1乃至6のいずれか1つの放熱装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つの放熱装置と、
    前記半導体素子と、
    前記基板と、
    前記ヒートシンクと、
    セラミックで形成されているセラミック体と、
    放熱用グリースと、を備え、
    前記基板は、前記厚み方向において前記実装面と対向する放熱面を有し、
    前記セラミック体は、前記放熱面と前記ヒートシンクとの間に位置し、
    前記放熱用グリースは、前記セラミック体と前記放熱面との間、及び前記セラミック体と前記ヒートシンクとの間に塗布されている
    基板ユニット。
  9. 前記基板及び前記セラミック体は、前記ねじの締結力のみによって、前記基板と前記ヒートシンクとの間に取り付けられている
    請求項8の基板ユニット。
  10. 請求項8又は9の基板ユニットと、
    前記基板ユニットを取り付けられた筐体と、を備える
    電気装置。
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