JP2023088356A - Leakage diagnosis device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、リーク診断装置に関する。 The present invention relates to a leak diagnosis device.
特許文献1の燃料供給機構は、燃料タンクと、ベーパ通路と、キャニスタと、外気通路と、封鎖弁と、ポンプとを備えている。燃料タンクは、燃料を貯留している。キャニスタは、ベーパ通路を介して燃料タンクに接続している。キャニスタは、燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着可能である。外気通路は、キャニスタに接続している。封鎖弁は、ベーパ通路の途中に位置している。封鎖弁は、ベーパ通路の流路を開閉する。ポンプは、キャニスタの内部のガスを排出可能である。
The fuel supply mechanism of
特許文献1のリーク診断装置は、内燃機関の停止中に、キャニスタでの蒸発燃料の吸着量が予め定められた閾値以下であることを条件に、診断処理を実行する。具体的には、リーク診断装置は、診断処理の一環で、封鎖弁を開弁した状態でポンプにより燃料タンクの内部のガスを排出する。このとき、リーク診断装置は、燃料タンクの内部の圧力の変化に基づいて燃料タンクのガス漏れの有無を診断する。
The leak diagnostic device of
内燃機関の運転状態等によっては、キャニスタでの蒸発燃料の吸着量が閾値を超えている状況が長期間続くことがある。この場合、特許文献1のリーク診断装置は、診断処理を長期間実行できない。つまり、特許文献1のリーク診断装置では、診断処理の実行頻度が過度に低下するおそれがある。そして、診断処理の実行頻度が低下していると、長期間にわたって、燃料タンクのガス漏れの有無を確定できないので、好ましくない。
Depending on the operating state of the internal combustion engine, etc., the situation where the amount of vaporized fuel adsorbed by the canister exceeds the threshold value may continue for a long period of time. In this case, the leak diagnostic device of
上記課題を解決するためのリーク診断装置は、燃料を貯留する燃料タンクと、前記燃料タンクに接続しているベーパ通路と、前記ベーパ通路に接続しており、前記燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着可能なキャニスタと、前記キャニスタに接続している外気通路と、前記ベーパ通路の流路を開閉する封鎖弁と、前記キャニスタの内部のガスを、前記外気通路を介して排出可能であるポンプと、を備えている燃料供給機構を診断対象とし、前記キャニスタでの蒸発燃料の吸着量が予め定められた閾値以下であるか否かを判定する判定処理と、前記判定処理での判定結果が肯定であることを条件の1つとして、前記封鎖弁を開弁した状態で前記ポンプにより前記燃料タンクの内部のガスを排出する排出処理と、前記排出処理中の前記燃料タンクの内部の圧力の変化に基づいて、前記燃料タンクのガス漏れの有無を診断する診断処理と、大気圧よりも予め定められた第1規定値低い値以上、前記大気圧よりも予め定められた第2規定値高い値以下の範囲を所定範囲としたとき、前記燃料タンクの内部の圧力が前記所定範囲外である場合に、前記排出処理及び前記診断処理に拠らずに、前記燃料タンクにガス漏れがないと診断する正常診断処理と、を実行可能である。 A leak diagnosis device for solving the above problems includes a fuel tank that stores fuel, a vapor passage that is connected to the fuel tank, and a vapor passage that is connected to the vapor passage to detect evaporated fuel generated in the fuel tank. an adsorbable canister, an outside air passage connected to the canister, a shut-off valve for opening and closing a flow path of the vapor passage, and a pump capable of discharging gas inside the canister through the outside air passage. and determination processing for determining whether or not the amount of fuel vapor adsorbed by the canister is equal to or less than a predetermined threshold value, and a determination result of the determination processing is affirmative. As one of the conditions, a discharge process for discharging the gas inside the fuel tank with the pump while the block valve is open, and a change in the pressure inside the fuel tank during the discharge process a diagnostic process for diagnosing the presence or absence of gas leakage from the fuel tank, and a value lower than the atmospheric pressure by a predetermined first specified value and higher than the atmospheric pressure by a predetermined second specified value. When the following range is defined as a predetermined range, and if the pressure inside the fuel tank is outside the predetermined range, it is diagnosed that there is no gas leakage from the fuel tank without relying on the discharge process and the diagnosis process. and a normal diagnosis process to be executed.
上記構成によれば、燃料タンクの内部の圧力が所定範囲外である場合、すなわち燃料タンクの内部の圧力が大気圧から乖離していて燃料タンクにガス漏れがないことが推定できる場合には、燃料タンクにガス漏れがないと診断する。これにより、燃料タンクにガス漏れが生じているか否かが未定の状態が続くことを抑制できる。 According to the above configuration, when the pressure inside the fuel tank is outside the predetermined range, that is, when the pressure inside the fuel tank deviates from the atmospheric pressure and it can be estimated that there is no gas leakage from the fuel tank, Diagnose that there is no gas leak in the fuel tank. As a result, it is possible to prevent a situation in which it is not determined whether gas is leaking from the fuel tank.
<車両の概略構成>
以下、本発明の一実施形態を図1~図3にしたがって説明する。先ず、車両100の概略構成について説明する。
<Outline configuration of vehicle>
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1 to 3. FIG. First, a schematic configuration of the
図1に示すように、車両100は、火花点火式の内燃機関10を備えている。また、車両100は、電動機及び発電機の双方の機能を兼ね備える第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72を備えている。したがって、車両100は、いわゆるハイブリッド車両である。本実施形態において、内燃機関10、第1モータジェネレータ71、及び第2モータジェネレータ72は、いずれも車両100の駆動源である。
As shown in FIG. 1 , a
車両100は、第1遊星ギア機構40、リングギア軸45、第2遊星ギア機構50、減速機構62、差動機構63、及び複数の駆動輪64を備えている。
第1遊星ギア機構40は、サンギア41、リングギア42、複数のピニオンギア43、及びキャリア44を備えている。サンギア41は、外歯歯車である。サンギア41は、第1モータジェネレータ71に接続している。リングギア42は、内歯歯車であり、サンギア41と同軸上に位置している。各ピニオンギア43は、サンギア41とリングギア42との間に位置している。各ピニオンギア43は、サンギア41及びリングギア42の双方に噛み合っている。キャリア44は、ピニオンギア43を支持している。ピニオンギア43は、自転可能になっており、且つキャリア44と共に回転することにより公転可能になっている。キャリア44は、内燃機関10が備えるクランク軸14に接続している。したがって、第1モータジェネレータ71は、第1遊星ギア機構40を介して内燃機関10のクランク軸14に連結している。
The
The first
内燃機関10の駆動力がキャリア44に入力されると、当該内燃機関10の駆動力は、サンギア41側とリングギア42側とに分配される。そして、サンギア41を介して伝達された内燃機関10の駆動力が第1モータジェネレータ71の回転軸に入力されると、第1モータジェネレータ71が発電機として機能する。
When the driving force of the
一方、第1モータジェネレータ71を電動機として機能させた場合、第1モータジェネレータ71の駆動力がサンギア41に入力される。すると、サンギア41に入力された第1モータジェネレータ71の駆動力は、キャリア44側とリングギア42側とに分配される。そして、キャリア44を介して伝達された第1モータジェネレータ71の駆動力が内燃機関10のクランク軸14に入力されると、内燃機関10のクランク軸14が回転する。
On the other hand, when the
リングギア軸45は、リングギア42に接続している。また、リングギア軸45は、減速機構62及び差動機構63を介して駆動輪64に接続している。減速機構62は、リングギア軸45の回転速度を減速して出力する。差動機構63は、左右の駆動輪64に回転速度の差が生じることを許容する。
A ring gear shaft 45 is connected to the
第2遊星ギア機構50は、サンギア51、リングギア52、複数のピニオンギア53、キャリア54、及びケース55を備えている。サンギア51は、外歯歯車である。サンギア51は、第2モータジェネレータ72に接続している。リングギア52は、内歯歯車であり、サンギア51と同軸上に位置している。リングギア52は、リングギア軸45に接続している。各ピニオンギア53は、サンギア51とリングギア52との間に位置している。各ピニオンギア53は、サンギア51及びリングギア52の双方に噛み合っている。キャリア54は、ピニオンギア53を支持している。ピニオンギア53は、自転可能になっている。キャリア54は、ケース55に固定されている。したがって、ピニオンギア53は、公転不可能な状態になっている。
The second
第2モータジェネレータ72は、車両100を減速させる際に発電機として機能することで、第2モータジェネレータ72の発電量に応じた回生制動力を車両100に発生させることができる。
一方、第2モータジェネレータ72を電動機として機能させた場合、第2モータジェネレータ72の駆動力は、第2遊星ギア機構50、リングギア軸45、減速機構62、及び差動機構63を介して駆動輪64に入力される。すると、第2モータジェネレータ72の駆動力によって、駆動輪64が回転する。
On the other hand, when the
車両100は、バッテリ75、第1インバータ76、及び第2インバータ77を備えている。第1インバータ76は、第1モータジェネレータ71とバッテリ75との間で、交流・直流の電力変換を行う。また、第1インバータ76は、第1モータジェネレータ71とバッテリ75との間の電力の授受量を調整する。第2インバータ77は、第2モータジェネレータ72とバッテリ75との間で、交流・直流の電力変換を行う。第2インバータ77は、第2モータジェネレータ72とバッテリ75との間の電力の授受量を調整する。
<内燃機関の構成>
図2に示すように、内燃機関10は、複数の気筒11、吸気通路15、及び排気通路21を備えている。気筒11は、燃料と吸気との混合気が燃焼する空間である。内燃機関10は、4つの気筒11を備えている。なお、図2では、1つの気筒11のみを図示している。吸気通路15は、各気筒11に接続している。吸気通路15は、内燃機関10の外部から気筒11に吸気を導入する。排気通路21は、各気筒11に接続している。排気通路21は、気筒11から内燃機関10の外部に排気を排出する。
<Configuration of Internal Combustion Engine>
As shown in FIG. 2, the
内燃機関10は、複数のピストン12、複数のコネクティングロッド13、クランク軸14、スロットルバルブ16、複数の燃料噴射弁17、及び複数の点火装置19を備えている。スロットルバルブ16は、吸気通路15の途中に位置している。スロットルバルブ16は、吸気通路15を流通する吸気の量を調整する。燃料噴射弁17は、吸気通路15のうち、気筒11の近傍に位置している。内燃機関10は、4つの気筒11に対応して4つの燃料噴射弁17を備えている。燃料噴射弁17は、気筒11に向かって燃料を噴射する。点火装置19は、気筒11の近傍に位置している。内燃機関10は、4つの気筒11に対応して4つの点火装置19を備えている。点火装置19は、燃料と吸気との混合気を火花放電により点火する。
The
ピストン12は、気筒11内に位置している。内燃機関10は、4つの気筒11に対応して4つのピストン12を備えている。ピストン12は、コネクティングロッド13を介してクランク軸14に連結している。ピストン12は、気筒11内での燃料と吸気との混合気の燃焼に伴い往復動作する。ピストン12の往復動作に伴い、クランク軸14が回転する。
The
<燃料供給機構の構成>
車両100は、燃料供給機構25をさらに備えている。燃料供給機構25は、燃料タンク26、フィードポンプ27、燃料通路28、及びリッドドア29を備えている。燃料タンク26は、タンク本体26A、及びキャップ26Cを備えている。タンク本体26Aは、燃料を貯留可能である。タンク本体26Aは、当該タンク本体26Aに燃料を給油するための給油口26Bを備えている。キャップ26Cは、タンク本体26Aの給油口26Bを塞いでいる。キャップ26Cは、タンク本体26Aに対して着脱可能である。フィードポンプ27は、燃料タンク26のタンク本体26A内に位置している。フィードポンプ27は、燃料通路28を介して燃料噴射弁17に接続している。したがって、フィードポンプ27は、燃料通路28を介して燃料噴射弁17へと燃料を供給する。リッドドア29は、車両100の外面の一部を構成している。リッドドア29は、キャップ26Cの近傍に位置している。リッドドア29は、運転者等の操作により開閉可能である。リッドドア29が閉じた状態では、リッドドア29は、キャップ26Cを覆っている。
<Structure of Fuel Supply Mechanism>
燃料供給機構25は、ベーパ通路31、キャニスタ32、外気通路33、パージ通路34、封鎖弁36、外気バルブ37、パージバルブ38、及びポンプモジュール39を備えている。キャニスタ32は、燃料タンク26で発生する蒸発燃料を吸着可能である。ベーパ通路31の第1端は、キャニスタ32に接続している。ベーパ通路31の第2端は、燃料タンク26内に位置している。封鎖弁36は、ベーパ通路31の途中に位置している。封鎖弁36は、ベーパ通路31の流路を開状態及び閉状態のいずれか一方に切り替える。封鎖弁36は、常閉型の電磁弁である。
The
外気通路33の第1端は、キャニスタ32に接続している。外気通路33の第2端は、車両100の外部に開放されている。外気バルブ37は、外気通路33の途中に位置している。外気バルブ37は、外気通路33の流路を開状態及び閉状態のいずれか一方に切り替える。外気バルブ37は、常開型の電磁弁である。ポンプモジュール39は、外気通路33の途中に位置している。ポンプモジュール39は、外気バルブ37に接続している。ポンプモジュール39は、外気通路33を介して、キャニスタ32内のガスを外部に排出可能である。また、ポンプモジュール39は、ベーパ通路31、キャニスタ32、及び外気通路33を介して、燃料タンク26内のガスを外部に排出可能である。本願実施形態において、ポンプモジュール39はポンプの一例である。
A first end of the
パージ通路34の第1端は、キャニスタ32に接続している。パージ通路34の第2端は、吸気通路15のうち、スロットルバルブ16から視て下流側の部分に接続している。パージバルブ38は、パージ通路34の途中に位置している。パージバルブ38は、パージ通路34の流路の開度を調整可能である。パージバルブ38は、常閉型の電磁弁である。
A first end of
<センサ及び制御装置の構成>
図2に示すように、車両100は、アクセル操作量センサ81、車速センサ82、タンク内圧センサ83、リッドセンサ84、液面センサ86、大気圧センサ87、圧力センサ88、及びディスプレイ89を備えている。アクセル操作量センサ81は、運転者が操作するアクセルペダルの操作量であるアクセル操作量ACCを検出する。車速センサ82は、車両100の速度である車速SPを検出する。タンク内圧センサ83は、燃料タンク26の上部に取り付けられている。タンク内圧センサ83は、燃料タンク26内の圧力であるタンク内圧PTを検出する。リッドセンサ84は、リッドドア29の位置である開閉位置LSを検出する。液面センサ86は、燃料タンク26内に位置している。液面センサ86は、燃料タンク26内の燃料の液面の位置である液面レベルFLを検出する。大気圧センサ87は、車両100が位置する地点の大気の圧力である大気圧PAを検出する。圧力センサ88は、ポンプモジュール39の内部に位置している。圧力センサ88は、ポンプモジュール39内の流路の圧力である流路圧PXを検出する。ディスプレイ89は、車両100の運転席の近傍に位置している。ディスプレイ89は、車両100の運転者等に視覚情報を表示する。
<Configuration of sensor and control device>
As shown in FIG. 2, the
車両100は、制御装置90を備えている。制御装置90は、アクセル操作量ACCを示す信号をアクセル操作量センサ81から取得する。制御装置90は、車速SPを示す信号を車速センサ82から取得する。制御装置90は、タンク内圧PTを示す信号をタンク内圧センサ83から取得する。制御装置90は、開閉位置LSを示す信号をリッドセンサ84から取得する。制御装置90は、液面レベルFLを示す信号を液面センサ86から取得する。すなわち、制御装置90は、液面レベルFLに基づいて、燃料タンク26の燃料の量、及び燃料タンク26への給油の量を検出可能である。制御装置90は、大気圧PAを示す信号を大気圧センサ87から取得する。制御装置90は、流路圧PXを示す信号を圧力センサ88から取得する。制御装置90は、ディスプレイ89に制御信号を出力することにより、ディスプレイ89に視覚情報を表示させる。
制御装置90は、アクセル操作量ACC及び車速SPに基づいて、車両100が走行するために必要な駆動力の要求値である車両要求駆動力を算出する。制御装置90は、車両要求駆動力に基づいて、内燃機関10、第1モータジェネレータ71、及び第2モータジェネレータ72のトルク配分を決定する。制御装置90は、内燃機関10、第1モータジェネレータ71、及び第2モータジェネレータ72のトルク配分に基づいて、内燃機関10の出力と、第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72の力行及び回生とを制御する。具体的には、制御装置90は、内燃機関10に制御信号を出力することにより、スロットルバルブ16の開度、燃料噴射弁17からの燃料噴射量、点火装置19の点火タイミング等を制御する。また、制御装置90は、第1インバータ76に制御信号を出力することにより、第1インバータ76を介して第1モータジェネレータ71を制御する。さらに、制御装置90は、第2インバータ77に制御信号を出力することにより、第2インバータ77を介して第2モータジェネレータ72を制御する。
Based on the accelerator operation amount ACC and the vehicle speed SP, the
制御装置90は、内燃機関10の駆動中に、キャニスタ32に吸着した蒸発燃料を吸気通路15に導入する導入制御を実行する。具体的には、制御装置90は、内燃機関10の駆動中に、封鎖弁36、外気バルブ37、及びパージバルブ38を開弁させる。すると、吸気通路15の負圧により、外気通路33を介してキャニスタ32内に外気が導入される。その結果、キャニスタ32に吸着されていた蒸発燃料と外気とがパージ通路34を介して吸気通路15に導入される。
The
また、制御装置90は、導入制御によりキャニスタ32から吸気通路15に導入した単位時間当たりの蒸発燃料の量であるパージ量を算出する。そして、制御装置90は、燃料タンク26に燃料が給油されてから次の給油までの期間においてパージ量を積算することにより、積算パージ量SAMを算出する。さらに、制御装置90は、積算パージ量SAMに基づいて、キャニスタ32での蒸発燃料の吸着量CXを算出する。具体的には、制御装置90は、積算パージ量SAMが大きいほど、吸着量CXとして小さい値を算出する。
Further, the
制御装置90は、燃料タンク26への給油の際に、給油の準備を行う準備制御を実行する。具体的には、制御装置90は、開閉位置LSに基づいてリッドドア29の状態を検出する。そして、制御装置90は、リッドドア29が開状態になったことを検出した場合に、パージバルブ38を閉弁させつつ、封鎖弁36及び外気バルブ37を開弁させる。すると、燃料タンク26への給油の際に、燃料タンク26内のガスが、燃料タンク26からキャニスタ32へと移動可能となる。その結果、燃料タンク26への給油の際に、燃料タンク26内のガスが、燃料タンク26の給油口26Bから外部に排出されることが抑制される。
When refueling the
なお、制御装置90は、コンピュータプログラム(ソフトウェア)に従って各種処理を実行する1つ以上のプロセッサを含む回路(circuitry)として構成し得る。制御装置90は、各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する、特定用途向け集積回路(ASIC)等の1つ以上の専用のハードウェア回路、又はそれらの組み合わせを含む回路として構成してもよい。プロセッサは、CPU及び、RAM並びにROM等のメモリを含む。メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコード又は指令を格納している。メモリすなわちコンピュータ可読媒体は、汎用又は専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる媒体を含む。
Note that the
<リーク診断制御>
次に、制御装置90が行うリーク診断制御について説明する。本実施形態において、制御装置90は、リーク診断装置の一例である。制御装置90は、以下の2つの条件のうち、いずれかの条件を満たす度に、1度だけリーク診断制御を実行する。
<Leak diagnosis control>
Next, leak diagnosis control performed by the
条件(A):内燃機関10が停止してからリーク診断制御を実行しておらず、内燃機関10が停止してからの経過期間が予め定められた所定期間以上であること。なお、所定期間の一例は、数時間である。
Condition (A): The leak diagnosis control has not been executed since the
条件(B):内燃機関10が停止してからリーク診断制御を実行しており、前回のリーク診断制御においてキャニスタ32及び燃料タンク26にガス漏れがないと診断し、且つ、前回の診断を完了してからの経過期間が予め定められた所定期間以上であること。
Condition (B): The leak diagnosis control has been executed after the
図3に示すように、制御装置90は、リーク診断制御を開始すると、ステップS11の処理を進める。ステップS11において、制御装置90は、タンク内圧PTが所定範囲外であるか否かを判定する。ここで、所定範囲は、ステップS11の処理時点の大気圧PAよりも予め定められた第1規定値だけ低い値以上、ステップS11の処理時点の大気圧PAよりも予め定められた第2規定値だけ高い値以下の範囲である。なお、第1規定値の一例は、数kPaである。また、第2規定値の一例は、数kPaである。なお、第1規定値及び第2規定値は、同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。ステップS11において、制御装置90は、タンク内圧PTが所定範囲内であると判定する場合(S11:NO)、処理をステップS13に進める。
As shown in FIG. 3, when the
ステップS13において、制御装置90は、予め定められた第1基準値を、閾値Aとして設定する。ここで、第1基準値は、例えば以下のように定めている。リーク診断制御において、後述する第1排出処理及び第2排出処理を実行すると、蒸発燃料を含むガスが移動することによりキャニスタ32での蒸発燃料の吸着量CXが増加する。そこで、第1排出処理及び第2排出処理の両方を実行した場合に、キャニスタ32に流入する蒸発燃料の量の最大値を実験等により求める。そして、キャニスタ32が吸着できる吸着量CXの限界値から、上記のキャニスタ32に流入する蒸発燃料の量の最大値を減算した値を、第1基準値として定めている。その後、制御装置90は、処理をステップS21に進める。
In step S13, the
一方、ステップS11において、制御装置90は、タンク内圧PTが所定範囲外であると判定する場合(S11:YES)、処理をステップS12に進める。
ステップS12において、制御装置90は、予め定められた第2基準値を、閾値Aとして設定する。ここで、第2基準値は、例えば以下のように定めている。先ず、リーク診断制御における第1排出処理のみを実行した場合に、キャニスタ32に流入する蒸発燃料の量の最大値を実験等により求める。そして、キャニスタ32が吸着できる吸着量CXの限界値から、上記のキャニスタ32に流入する蒸発燃料の量の最大値を減算した値を、第2基準値として定めている。このように第2基準値は、第2排出処理を実行せずに第1排出処理のみを実行したときの蒸発燃料の量を加味した値であるため、第2基準値は、第1基準値よりも大きい値である。したがって、制御装置90は、タンク内圧PTが所定範囲外である場合に、閾値Aを、タンク内圧PTが所定範囲内である場合に比べて大きい値にする。本実施形態において、ステップS11~ステップS13の処理は、燃料タンク26の内部の圧力が所定範囲外である場合に、閾値Aを、所定範囲内である場合に比べて大きい値にする閾値変更処理といえる。その後、制御装置90は、処理をステップS21に進める。
On the other hand, in step S11, when the
In step S12, the
ステップS21において、制御装置90は、吸着量CXが、予め定められた閾値A以下であるか否かを判定する。本実施形態において、ステップS21の処理は、判定処理に相当する。ステップS21において、制御装置90は、吸着量CXが閾値Aよりも大きいと判定する場合(S21:NO)、今回のリーク診断制御を終了する。一方、ステップS21において、制御装置90は、吸着量CXが閾値A以下であると判定する場合(S21:YES)、処理をステップS31に進める。すなわち、制御装置90は、ステップS21における判定処理での判定結果が肯定であること条件の1つとして、ステップS31以降の処理を進める。
In step S21, the
ステップS31において、制御装置90は、予め定められた第1期間に亘ってキャニスタ32の内部のガスを排出する第1排出処理を実行する。具体的には、制御装置90は、パージバルブ38及び封鎖弁36を閉弁させつつ、外気バルブ37を開弁させる。そして、制御装置90は、ポンプモジュール39により、外気通路33を介して、キャニスタ32の内部のガスを外部に排出する。このとき、ガスに蒸発燃料が含まれていたとしても、その蒸発燃料はキャニスタ32に吸着されるため、蒸発燃料を含むガスが外部に排出されることは抑制される。なお、第1期間の一例は、数分である。換言すると、第1排出処理は、封鎖弁36を閉弁した状態でポンプモジュール39によりキャニスタ32の内部のガスを排出する処理である。その後、制御装置90は、処理をステップS32に進める。
In step S31, the
ステップS32において、制御装置90は、第1排出処理を開始してから第1期間経過した時点の流路圧PXを、キャニスタ内圧PCとして取得する。そして、制御装置90は、キャニスタ内圧PCが予め定められた判定値B以下であるか否かを判定する。ここで、判定値Bは、以下のように定めている。先ず、キャニスタ32にガス漏れがない場合には、ステップS31の第1排出処理が実行されることにより、第1排出処理を開始してから第1期間経過した時点のキャニスタ内圧PCが一定値以下になる。一方、キャニスタ32のひび割れ等に起因してキャニスタ32にガス漏れがある場合には、ステップS31の第1排出処理が実行されても、第1排出処理を開始してから第1期間経過した時点のキャニスタ内圧PCが一定値以下にならない。そこで、実験等により、上記の一定値を求める。そして、上記の一定値を、判定値Bとして定めている。
In step S32, the
ステップS32において、制御装置90は、キャニスタ内圧PCが判定値B以下であると判定する場合(S32:YES)、処理をステップS33に進める。ステップS33において、制御装置90は、キャニスタ32にガス漏れがない、すなわちキャニスタ32が正常であると診断する。その後、制御装置90は、処理をステップS41に進める。
In step S32, when the
一方、ステップS32において、制御装置90は、キャニスタ内圧PCが判定値Bよりも高いと判定する場合(S32:NO)、処理をステップS34に進める。ステップS34において、制御装置90は、キャニスタ32にガス漏れがある、すなわちキャニスタ32が異常であると診断する。なお、以下では、ステップS32~ステップS34の処理を総称して、第1診断処理という。すなわち、第1診断処理は、上記の第1排出処理中のキャニスタ32の内部の圧力の変化に基づいて、キャニスタ32のガス漏れの有無を診断する処理である。また、制御装置90は、ディスプレイ89に制御信号を出力することにより、ディスプレイ89を介してキャニスタ32が異常であることを運転者等に報知する。その後、制御装置90は、処理をステップS41に進める。
On the other hand, when the
ステップS41において、制御装置90は、タンク内圧PTが所定範囲外であるか否かを判定する。このステップS41の処理は、ステップS11の処理内容と同じである。ステップS41において、制御装置90は、タンク内圧PTが所定範囲外であると判定する場合(S41:YES)、処理をステップS42に進める。
In step S41, the
ステップS42において、制御装置90は、燃料タンク26にガス漏れがない、すなわち燃料タンク26が正常であると診断する。換言すると、制御装置90は、タンク内圧PTが所定範囲外である場合に、後述するステップS51~ステップS54の処理に拠らずに、燃料タンク26にガス漏れがない、すなわち燃料タンク26が正常であると診断する。本実施形態において、ステップS41~ステップS42の処理は、正常診断処理に相当する。その後、制御装置90は、今回のリーク診断制御を終了する。
In step S42, the
ステップS41において、制御装置90は、タンク内圧PTが所定範囲内であると判定する場合(S41:NO)、処理をステップS51に進める。
ステップS51において、制御装置90は、予め定められた第2期間に亘って燃料タンク26の内部のガスを排出する第2排出処理を実行する。具体的には、制御装置90は、パージバルブ38を閉弁させつつ、封鎖弁36及び外気バルブ37を開弁させる。そして、制御装置90は、ポンプモジュール39により、ベーパ通路31、キャニスタ32、及び外気通路33を介して、燃料タンク26内のガスを外部に排出する。このとき、ガスに蒸発燃料が含まれていたとしても、その蒸発燃料はキャニスタ32に吸着されるため、蒸発燃料を含むガスが外部に排出されることは抑制される。なお、第2期間の一例は、十数分である。換言すると、第2排出処理は、封鎖弁36を開弁した状態でポンプモジュール39により燃料タンク26の内部のガスを排出する処理である。本実施形態において、第2排出処理は、排出処理に相当する。その後、制御装置90は、処理をステップS52に進める。
In step S41, when the
In step S51, the
ステップS52において、制御装置90は、第2排出処理を開始してから第2期間経過した時点のタンク内圧PTを取得する。そして、制御装置90は、タンク内圧PTが予め定められた判定値C以下であるか否かを判定する。ここで、判定値Cは、以下のように定めている。先ず、燃料タンク26にガス漏れがない場合には、ステップS51の第2排出処理が実行されることにより、第2排出処理を開始してから第2期間経過した時点のタンク内圧PTが一定値以下になる。一方、燃料タンク26のひび割れ等に起因して燃料タンク26にガス漏れがある場合には、ステップS51の第2排出処理が実行されても、第2排出処理を開始してから第2期間経過した時点のタンク内圧PTが一定値以下にならない。そこで、実験等により、上記の一定値を求める。そして、上記の一定値を、判定値Cとして定めている。なお、本実施形態において、判定値Cは、判定値Bと同じである。
In step S52, the
ステップS52において、制御装置90は、タンク内圧PTが判定値C以下であると判定する場合(S52:YES)、処理をステップS53に進める。ステップS53において、制御装置90は、燃料タンク26にガス漏れがない、すなわち燃料タンク26が正常であると診断する。その後、制御装置90は、今回のリーク診断制御を終了する。
In step S52, when the
一方、ステップS52において、制御装置90は、タンク内圧PTが判定値Cよりも高いと判定する場合(S52:NO)、処理をステップS54に進める。ステップS54において、制御装置90は、燃料タンク26にガス漏れがある、すなわち燃料タンク26が異常であると診断する。なお、以下では、ステップS52~ステップS54の処理を総称して、第2診断処理という。すなわち、第2診断処理は、上記の第2排出処理中の燃料タンク26の内部の圧力の変化に基づいて、燃料タンク26のガス漏れの有無を診断する処理である。本実施形態において、第2診断処理は、診断処理に相当する。また、制御装置90は、ディスプレイ89に制御信号を出力することにより、ディスプレイ89を介して燃料タンク26が異常であることを運転者等に報知する。その後、制御装置90は、今回のリーク診断制御を終了する。
On the other hand, in step S52, when the
<本実施形態の作用>
燃料タンク26への給油の際には、タンク本体26Aの給油口26Bからキャップ26Cが外されるため、給油口26Bを介して燃料タンク26の内部と外部とが連通する。そのため、燃料タンク26への給油の直後においては、タンク内圧PTが大気圧PAと略同じになる。一方、給油の後においては、燃料タンク26にひび割れ等の異常がなければ、例えば燃料タンク26の内部で蒸発燃料が発生することに起因してタンク内圧PTが大気圧PAよりも高くなっていくことがある。また、例えば燃料タンク26及び外気の温度変化に起因してタンク内圧PTが大気圧PAよりも低くなっていくことがある。したがって、給油の後においては、燃料タンク26にひび割れ等の異常がなければ、タンク内圧PTが大気圧PAから乖離していく傾向がある。つまり、車両100の停止中に、タンク内圧PTが所定範囲外になることがある。また、このような現象は、稀なことではなく、車両100の停止中に相当の頻度でもって発生する。
<Action of this embodiment>
When refueling the
<本実施形態の効果>
(1)制御装置90は、タンク内圧PTが所定範囲外である場合には、第2排出処理及び第2診断処理に拠らずに、燃料タンク26に異常がないと診断する。換言すると、制御装置90は、タンク内圧PTが大気圧PAから乖離していて燃料タンク26にガス漏れがないことが推定できる場合には、第2排出処理及び第2診断処理に拠らずに、燃料タンク26に異常がないと診断する。これにより、燃料タンク26にガス漏れが生じているか否かが未定の状態が続くことを抑制できる。
<Effects of this embodiment>
(1) When the tank internal pressure PT is outside the predetermined range, the
(2)制御装置90は、タンク内圧PTが所定範囲外である場合、すなわち第2排出処理及び第2診断処理を実行しない場合には、閾値Aを高くする。これにより、吸着量CXが閾値A以下であると判定されやすくなるため、第1排出処理及び第1診断処理の実行頻度が高くなる。その結果、キャニスタ32にガス漏れが生じているか否かが未定の状態が続くことを抑制できる。
(2) The
なお、タンク内圧PTが所定範囲外である場合には第2排出処理を実行しないため、第2排出処理の実行に起因してキャニスタ32に蒸発燃料が流入しない。これにより、閾値Aとして高い値が設定されていたとしても、キャニスタ32で蒸発燃料が吸着できなくなる事態が発生することは抑制できる。
Note that, when the tank internal pressure PT is outside the predetermined range, the second discharge process is not executed, so the vaporized fuel does not flow into the
(3)本実施形態では、タンク内圧PTが所定範囲外である場合には、第2排出処理を実行せずに、燃料タンク26に異常がないと診断する。したがって、燃料タンク26のガス漏れの有無の診断に際して、ポンプモジュール39を駆動させるためのエネルギーが不要である。また、ポンプモジュール39により燃料タンク26の内部のガスを排出する時間を要することなく、燃料タンク26のガス漏れの有無を確定できる。
(3) In this embodiment, when the tank internal pressure PT is outside the predetermined range, the
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
<Change example>
This embodiment can be implemented with the following modifications. This embodiment and the following modified examples can be implemented in combination with each other within a technically consistent range.
・上記実施形態において、リーク診断制御の実行条件は変更してもよい。例えば、以下の条件(A)を採用してもよい。なお、同様に条件(B)を変更してもよい。
条件(A):内燃機関10が停止してからリーク診断制御を実行しておらず、内燃機関10が停止してからの経過期間が予め定められた所定期間以上であり、且つ、内燃機関10の内部を流通する冷却水の温度が規定温度以下であること。
- In the above embodiment, the conditions for executing leak diagnosis control may be changed. For example, the following condition (A) may be adopted. Incidentally, the condition (B) may be similarly changed.
Condition (A): The leak diagnosis control has not been executed since the
・上記実施形態のリーク診断制御において、ステップS11及びステップS41の所定範囲は変更してもよい。
例えば、ステップS11の所定範囲は、標準大気圧に対して設定してもよい。換言すると、ステップS11の所定範囲は、標準大気圧よりも予め定められた第1規定値だけ低い値以上、標準大気圧よりも予め定められた第2規定値だけ高い値以下の範囲であってもよい。なお、この場合、所定範囲の下限値及び上限値は固定値である。同様に、ステップS41の所定範囲は変更してもよい。
- In the leak diagnosis control of the above embodiment, the predetermined ranges of steps S11 and S41 may be changed.
For example, the predetermined range in step S11 may be set with respect to standard atmospheric pressure. In other words, the predetermined range in step S11 is a range of a value lower than the standard atmospheric pressure by a predetermined first specified value and a value higher than the standard atmospheric pressure by a predetermined second specified value. good too. In this case, the lower limit and upper limit of the predetermined range are fixed values. Similarly, the predetermined range in step S41 may be changed.
・上記実施形態のリーク診断制御において、ステップS11~ステップS13の処理は省略してもよい。この構成であっても、タンク内圧PTが所定範囲外である場合には、第2排出処理及び第2診断処理に拠らずに、燃料タンク26に異常がないと診断できる。
- In the leak diagnosis control of the above embodiment, the processing of steps S11 to S13 may be omitted. Even with this configuration, if the tank internal pressure PT is outside the predetermined range, it can be diagnosed that there is no abnormality in the
・上記実施形態のリーク診断制御において、ステップS31~ステップS34の処理は省略してもよい。この構成であっても、ステップS41~ステップS54の処理により、燃料タンク26にガス漏れが生じているか否かが未定の状態が続くことを抑制できる。なお、ステップS51における第2排出処理では、ポンプモジュール39により、キャニスタ32を介して、燃料タンク26内のガスを外部に排出する。したがって、ステップS41~ステップS54の処理により、燃料タンク26にガス漏れがないと診断する場合には、燃料タンク26及びキャニスタ32にガス漏れがないと診断してもよい。
- In the leak diagnosis control of the above embodiment, the processing of steps S31 to S34 may be omitted. Even with this configuration, the process of steps S41 to S54 can prevent the continuous state of undetermined whether or not the
・上記実施形態のリーク診断制御において、ステップS52の処理は変更してもよい。
例えば、ステップS52において、制御装置90は、第2排出処理を開始してから第2期間経過した時点の流路圧PXが、判定値C以下であるか否かを判定してもよい。また、例えば、判定値Cは、判定値Bと異なっていてもよい。
- In the leak diagnosis control of the above embodiment, the process of step S52 may be changed.
For example, in step S52, the
・上記実施形態において、車両100は、第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72を備えていなくてもよい。すなわち、車両100が内燃機関10を備えており、その内燃機関10に燃料を供給する燃料供給機構25を診断対象とするリーク診断装置であれば、本件技術を適用でき得る。
- In the above embodiment, the
10…内燃機関
25…燃料供給機構
26…燃料タンク
29…リッドドア
31…ベーパ通路
32…キャニスタ
33…外気通路
34…パージ通路
36…封鎖弁
37…外気バルブ
38…パージバルブ
39…ポンプモジュール
40…第1遊星ギア機構
45…リングギア軸
50…第2遊星ギア機構
62…減速機構
63…差動機構
64…駆動輪
71…第1モータジェネレータ
72…第2モータジェネレータ
81…アクセル操作量センサ
82…車速センサ
83…タンク内圧センサ
84…リッドセンサ
86…液面センサ
87…大気圧センサ
88…圧力センサ
89…ディスプレイ
90…制御装置
100…車両
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記燃料タンクに接続しているベーパ通路と、
前記ベーパ通路に接続しており、前記燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着可能なキャニスタと、
前記キャニスタに接続している外気通路と、
前記ベーパ通路の流路を開閉する封鎖弁と、
前記キャニスタの内部のガスを、前記外気通路を介して排出可能であるポンプと、
を備えている燃料供給機構を診断対象とし、
前記キャニスタでの蒸発燃料の吸着量が予め定められた閾値以下であるか否かを判定する判定処理と、
前記判定処理での判定結果が肯定であることを条件の1つとして、前記封鎖弁を開弁した状態で前記ポンプにより前記燃料タンクの内部のガスを排出する排出処理と、
前記排出処理中の前記燃料タンクの内部の圧力の変化に基づいて、前記燃料タンクのガス漏れの有無を診断する診断処理と、
大気圧よりも予め定められた第1規定値低い値以上、前記大気圧よりも予め定められた第2規定値高い値以下の範囲を所定範囲としたとき、前記燃料タンクの内部の圧力が前記所定範囲外である場合に、前記排出処理及び前記診断処理に拠らずに、前記燃料タンクにガス漏れがないと診断する正常診断処理と、
を実行可能である
リーク診断装置。 a fuel tank that stores fuel;
a vapor passage connected to the fuel tank;
a canister connected to the vapor passage and capable of adsorbing evaporated fuel generated in the fuel tank;
an outside air passageway connected to the canister;
a blockage valve for opening and closing the flow path of the vapor passage;
a pump capable of discharging the gas inside the canister through the external air passage;
Diagnosis target is the fuel supply mechanism equipped with
a determination process for determining whether or not the amount of fuel vapor adsorbed by the canister is equal to or less than a predetermined threshold;
a discharge process for discharging the gas inside the fuel tank by the pump while the block valve is open, with one of the conditions being that the determination result in the determination process is affirmative;
a diagnostic process for diagnosing the presence or absence of gas leakage from the fuel tank based on a change in pressure inside the fuel tank during the discharge process;
When the predetermined range is a value lower than the atmospheric pressure by a predetermined first specified value and a value higher than the atmospheric pressure by a predetermined second specified value, the pressure inside the fuel tank is equal to or higher than the atmospheric pressure. a normal diagnosis process for diagnosing that there is no gas leakage from the fuel tank without relying on the discharge process and the diagnosis process when the gas is out of the predetermined range;
A leak diagnostic device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021202999A JP2023088356A (en) | 2021-12-15 | 2021-12-15 | Leakage diagnosis device |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2021202999A Pending JP2023088356A (en) | 2021-12-15 | 2021-12-15 | Leakage diagnosis device |
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2021
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