JP2023086482A - 二次電池用正極板、及び円筒形二次電池 - Google Patents

二次電池用正極板、及び円筒形二次電池 Download PDF

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Abstract

【課題】 電池の内部抵抗の増大を抑制して電池容量を増大させる二次電池用正極板を提供する。【解決手段】 二次電池用正極板16は、各々が長手方向に帯状に延びると共に互いに幅広面が対向する多孔質且つ金属メッキされた2枚の基体40と、基体に取付けられる長方形の集電体22と、集電体を2枚の基体の間に挟み込んで圧着した状態の2枚の基体に充填された正極活物質Mとを有する。集電体が基体と接する界面40Bに正極活物質が含まれる。【選択図】 図2

Description

本発明は、二次電池用正極板、特に円筒形二次電池用正極板に関する。
従来、円筒形アルカリ二次電池の正極板は、ウレタンフォームに金属メッキした基体に正極活物質を充填している。この基体に集電タブを溶接によって取り付けるために、溶接予定部分の正極活物質を剥離し、集電タブを溶接したうえで溶接部を覆うように保護テープを貼付けて、基体を補強すると共に負極板との短絡を防止している。
上記構造では、正極活物質を基体から剥離するときに、基体に負荷がかかるので、集電タブを溶接する時に基体が切れることがある。基体の切断は、電池の内部抵抗の増加につながり、放電特性を低下させる傾向場合がある。特に、目付が200g/m2以下の基体では、正極活物質の剥離時に切断が多発する傾向がある。また、集電タブの溶接部周辺は、正極活物質に覆われていないため、その分の電池容量を失うことになる。
そこで、正極活物質を剥離せずに基体の縁部を折り畳み、折り畳んで重なり合う部分に集電タブを挟み込む構成を採るものが提案されている(特許文献1)。
特表2002-502087号公報
しかしながら、基体の縁部を折り畳んで集電タブを挟み込む構造は、正極板全体の厚みを増やすので、負極板と正極板との短絡防止の観点から、正極板と負極板との間にセパレータを介在させて巻き込んで作られる円筒形の電極群の大型化を招くことがある。
本発明は、上記問題点に鑑み、内部抵抗の増大を抑制すると共に電池容量の高容量化を実現可能な二次電池用正極板と、その円筒形二次電池とを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の二次電池用正極板は、各々が長手方向に帯状に延びると共に互いに幅広面が対向する多孔質且つ金属メッキされた2枚の基体と、前記基体に取付けられる長方形の集電体と、前記集電体を前記2枚の基体の間に挟み込んで圧着した状態の前記2枚の基体に充填された正極活物質と、を有し、前記集電体が前記基体と接する界面に、前記正極活物質が含まれることを特徴とする。
本発明によれば、正極板の基体として目付が低い基体を用いても、基体の剥離切れを抑制でき、また、係る正極板を含む二次電池の電池容量の高容量化が実現できる。
一実施形態に係る二次電池の縦断面図である。 (A)~(C)は、正極板の作製工程を示す説明図である。 基体に取り付けられた集電タブの平面図である。 突起部を有して基体に取付けられた集電タブの平面図である。 電池特性を評価した表である。 基体の他の実施の形態を示す。
二次電池用正極板に係る実施の形態を、添付図面を参照しながら以下に説明する。
1.電池の構成
図1に、本発明に係る一実施形態の円筒形電池として、ニッケル水素二次電池1を示す。
電池1は、例えば高さが50.5mmで外径が14.5mmのAAサイズの円筒形電池であり、一端が開口した有底円筒形状をなす外装缶10を備える。外装缶10は、ニッケルメッキ鋼板を多段プレスにより、一端が開口すると共に他端が閉塞された底部となる有底円筒形状に成形される。また、外装缶10の底壁の外面は、導電性を有した負極端子として機能する。
外装缶10内には、略円柱状の電極群12がアルカリ電解液(図示せず)とともに収容されている。
電極群12は、それぞれ帯状の正極板16、負極板18及びセパレータ20からなり、正極板16と負極板18との間にセパレータ20が挟まれて渦巻状に巻回されている。電極群12の最外周部は、負極板18の一部により構成される。負極板18の最外周部が外装缶10の周壁の内面と接触することで、負極板18と外装缶10とは互いに電気的に接続されている。
正極板16は、正極活物質が充填された帯状の電極である。一方、負極板18は、水素吸蔵合金からなる帯状の電極である。また、セパレータ20は、例えばポリオレフィン系繊維の不織布に親水基を付加したものからなり、アルカリ電解液としては、例えば、水酸化カリウム水溶液、水酸化リチウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液又はこれらの混合溶液が用いられる。
外装缶10の開口部近傍の正極板16には、集電タブ22の一端が電気的に接続され、集電タブ22の他端は、導電性を有する円形の蓋板24の内面に溶接されている。集電タブ22は集電体の一例である。蓋板24は、中央にガス抜き孔26を有し、蓋板24の外面上にはガス抜き孔26を塞ぐようにゴム製の弁体28が配置されている。更に、蓋板24の外面上には、弁体28を覆うフランジ付き円筒形状の正極端子30が固定され、正極端子30は弁体28を蓋板24に押圧している。
従って、通常時、ガス抜き孔26は、弁体28によって気密に閉塞されている。一方、外装缶10内でガスが異常に発生し、その内圧が高まった場合には弁体28が圧縮され、ガスは、ガス抜き孔26を通して外装缶10から放出される。すなわち、蓋板24、弁体28及び正極端子30は、安全弁を形成している。
蓋板24は、外装缶10の開口端に位置し、蓋板24の外周部と外装缶10の内周面との間には絶縁ガスケット32が挟まれている。蓋板24及び絶縁ガスケット32は、電極群12よりも開口端側の外装缶10の部分をかしめ加工することによって外装缶10の開口端に固定され、絶縁ガスケット32によって、蓋板24の外周部と外装缶10との間が絶縁されるとともにシールされている。
2.正極板の構成
次に、正極板16の構成について、図2及び図3を参照して詳細に記載する。
正極板16は、図2(A)に示すように、長手方向に帯状に延びる2枚の基体40と、集電タブ22とからなる。基体40は、それぞれウレタンフォームからなり、多孔質であり、電極群12の巻回方向を長手方向として延びる帯片からなる。また、基体40は、例えば導電性を呈するニッケル等の金属でメッキされ、表面のみならず厚み方向にもメッキされている。メッキ後の基体40は、目付が例えば100g/m2、または150g/m2である。なお、基体40の目付はこれらの値に限定されない。また、本実施形態において、2枚の基体40の大きさは同じであるが、必ずしも同じである必要はない。2枚の基体40は、各々の長手方向を揃えると共に互いの幅広面40Aを対向させ、後述するように、両基体40の間に集電タブ22を挟んで図2(B)に示すように圧着される。
集電タブ22は、図3に示すように、導電性を呈する長方形の金属片からなる。集電タブ22は、図2(B)に示すように、基体40の一方の長辺の縁部40Eに配置される。集電タブ22は、例えばニッケル鍍金された鉄や、純ニッケルから作製される。集電タブ22は、基体40に圧着されて電気的に接続される接続領域22Aを有する。集電タブ22は、2枚の基体40の長手方向を互いに平行に揃えるときに、2枚の基体40の各々の一方の長辺の縁部40E同士を互いに近接させてできる間隙G、すなわち各基体40の幅広面40Aを対向させてできる間隙Gに、接続領域22Aが挟み込まれる。集電タブ22が挟み込まれた2枚の基体40は、ローラープレス等を用いて圧着される。このとき、基体40同士が接する部分は基体40同士が圧着される。さらに、基体40の間隙Gに集電タブ22が挟み込まれた部分においては、一方の基体40、集電タブ22及び他方の基体40との配列方向に圧着されて、集電タブ22が基体40に固定されて電気的に接続される。
次に、圧着された基体40に正極活物質Mが充填されて、すなわち、圧着後の基体40の体積のほぼ全体を占める多数の小穴が正極活物質Mで充填される。従って、集電タブ22の接続領域22Aと基体40とが接する界面Bにまで正極活物質Mが到達して、この界面Bに正極活物質Mが含まれことになる。その後、基体40を圧延し、図2(C)に示すように正極板16が完成する。
正極板16は、負極板18との間にセパレータ20を介在させて負極板18と共に巻回されて円筒形をなし、円筒形の最外周に負極板18が位置する電極群12を構成する。電極群12を外装缶10の内部に挿入した後、アルカリ電解液を外装缶10内に注入し、蓋板24を外装缶10の開口端に配置してかしめ加工して電池1の組立てを終える。その後、活性化工程を経て電池1の活性化を行い、電源としての使用に備える。
上述のようにして作製された電池1では、集電タブ22が接続固定された後の基体40に正極活物質を充填して正極板16を完成させているので、集電タブ22と基体40とが接する界面にも正極活物質を充填させることができる。すなわち、集電タブ22が圧着された基体40の略全体積を構成する小孔が、正極活物質Mで占められる。従って、基体から正極活物質を剥離した後に集電タブを溶接していた従来の正極板に比較すると、溶接された集電タブの面と基材に充填された正極活物質との間に正極活物質の無い空隙が基体に生じることが抑制され、集電タブ22の接続領域22Aに対し正極活物質Mが平面的に直に接することができる。また、集電タブ22に直に接する正極活物質Mが相当量増えることになる。さらに、従来なら基体40から剥離されていた正極活物質Mも電池1の充放電反応に寄与できる。
このように、完成後の正極板16の寸法を変えること無く、正極板16に含まれる正極活物質Mの量を増やすことで、電池容量を増加させることができる。
次に、他の実施の形態として、図4に示すように、集電タブ22の接続領域22Aに、対向している基体40の幅広面40Aに向けて突出する複数の突起部22Bを形成しても良い。この場合、基体40に圧着される集電タブ22の接続領域22Aの表面積が増加するので、集電タブ22は、突起部22Bの無い構成に比較して、より強固に基体40に取付けられ、集電タブ22の基体40への接続強度を上げることができる。突起部22Bの突出する長さは、全て同じであっても良いし、また、各々が適宜の長さで突出していても良い。図4に示す集電タブ22では、突起部22Bの数は6つであるが、突起部22Bの数は適宜の個数とすることができ、接続領域22Aにおける配置も図示された配置に限らず、適宜の配置とすることができる。
さらに、集電タブ22は、2枚の基体40の間に挟み込まれるので、突起部22Bは、集電タブ22の一方の面にのみ形成されても、または両面のそれぞれに形成されても良い。集電タブ22の両面に突起部22Bを形成する場合は、正極板16の厚みの増加を抑制するために、突起部22Bの突出長を一方の面のみに形成する場合に比較して短くしても良い。
3.実施例と比較例との対比
次に、以下のようにように、上記作製の正極板16を含む実施例1から3の電池と、実施例1から3の正極板16と同一寸法を有する従来構成の正極板を含む比較例1から3の電池とを、例えば各々1000セル作製し、それぞれの電池特性を比較する。電池特性は、活性化工程後の正極板16の基体40の破断の発生率と、0.1C/0.2C容量(充電を0.1Cで16時間行い、1時間の休止の後、0.2Cで放電を行い完全放電させたときの電池容量)と、タブ強度とで評価する。特性評価において、「破断」とは、集電タブ22が取付けられた後の基体40から正極活物質Mが剥離された部分の、基体40そのものの破断を示す。「タブ強度」とは、基体40の幅方向に集電タブ22を引っ張って引き離す引張強度をさす。なお、実施例及び比較例のいずれの電池においても、集電タブが取付けられると共に正極活物質が充填された正極板の寸法は同一である。
(実施例1)
各々が目付150g/m2の2枚の基体40を、その間に、突起部の無い平板状の集電タブ22を挟み込んで互いに圧着し(圧着後の目付は300g/m2)、圧着後に正極活物質Mを充填した正極板16を用いて電池1を組立てて活性化した。活性化した後の正極板16の破断の発生はなかった。
(実施例2)
各々が目付100g/m2の2枚の基体40を、その間に、突起部の無い平板状の集電タブ22を挟み込んで互いに圧着し(圧着後の目付は200g/m2)、圧着後に正極活物質Mを充填した正極板16を用いて電池1を組立てて活性化した。活性化工程を経た後の正極板16の破断の発生はなかった。
(実施例3)
各々が目付100g/m2の2枚の基体40を、その間に、複数の突起部22Bを有する集電タブ22を挟み込んで互いに圧着し(圧着後の目付は200g/m2)、圧着後に正極活物質Mを充填した正極板16を用いて電池1を組立てて活性化した。活性化工程を経た後の正極板16の破断の発生はなかった。
(比較例1)
目付350g/m2のウレタンフォームからなる単一の基体に正極活物質を充填し、集電タブが溶接される基体表面の正極活物質を剥離した。その後に、複数の突起部を有する集電タブを基体に溶接して正極板を完成させ、この正極板を用いて電池を組み立てて活性化した。正極板の破断の発生は、組立した電池数に対して0.10%、すなわち、電池1000個に対して1個の割合であった。
(比較例2)
目付300g/m2のウレタンフォームからなる単一の基体に正極活物質を充填し、集電タブが溶接される基体表面の正極活物質を剥離した。その後に、複数の突起部を有する集電タブを基体に溶接して正極板を完成させ、この正極板を用いて電池を組み立てて活性化した。正極板の破断の発生は、0.20%であった。
(比較例3)
目付200g/m2のウレタンフォームからなる単一の基体に正極活物質を充填し、集電タブが溶接される基体表面の正極活物質を剥離した。その後に、複数の突起部を有する集電タブを基体に溶接して正極板を完成させ、この正極板を用いて電池を組み立てて活性化した。正極板の破断の発生は、1.20%であった。
図5に、上記実施例1~3及び比較例1~3の電池の電池特性を示す。図5に示すように、0.1C/0.2C容量およびタブ強度については、比較例1の測定データを基準(100%)として、他の実施例及び比較例のものを評価した。0.1C/0.2C容量は、実施例1では102%、実施例2では105%、実施例3では105%となり、いずれの電池も、電池容量が増加していることが分かる。タブ強度は、実施例1では100%、実施例2では100%、実施例3では111%となる。実施例1及び2のタブ強度は、比較例1のものとは変わらないが、実施例1及び2のように、比較例1及び2の目付よりも軽い目付の基体を用いても、同じタブ強度が得られる。
4.考察
図5から分かるように、実施例1~3のいずれの電池においても、集電タブを2枚の基体の間に挟み込んで圧着し、その後に正極活物質を充填して正極板を作ることによって、基体の破断を抑制することができる。基体に充填された正極活物質を剥離しないため、基体に負荷がかからず基体の強度を維持できるためと思われる。
また、正極活物質を基体から剥離しないので、基体の全容量において含まれる正極活物質の総量が、従来構成の正極板の正極活物質の総量よりも多くでき、電池容量の増加につながる。また、実施形態1~3の電池1の基体目付は、比較例1及び2のいずれの電池の基体目付よりも軽量なので、電池全体の軽量化を実現できる。
5.さらなる実施の形態
上述の実施の形態では、2枚の基体40を互いに対向させ、基体40の間に集電タブ22を挟み込んだ状態で圧着して正極板16を作製した。さらなる実施の形態では、図6に示すように、ウレタンフォームからなり長手方向に延びる帯片44を、長手方向と直交する幅方向の縁部44A、44Bから等距離にある中心線Cを折り込んで、一方の縁部44Aと他方の縁部44Bとが近接するように二つ折りにして正極板16’の基体140とする。二つ折りされた帯片44からなる基体140の幅は、かかる基体140を基に作られる正極板16’とセパレータ20を介して巻回される帯状の負極板18の幅と略同じ寸法を有する。
二つ折された帯片44からなる基体140の一方の縁部44Bと他方の縁部44Bとが対向して形成される間隙G1に、集電タブ22を挟み込んだ状態で、基体140及び挟み込んだ集電タブ22を圧着する。なお、電池1の他の部品及び構成は、上記実施の形態のものと同じである。また、この実施形態においても、既述の実施の形態の電池1と同様に、正極活物質を剥離せず、集電タブ22を基体140に取付けた後に正極活物質を充填しているので、電池容量の増加を実現する。
1 電池
16 正極板
22 集電体
40 基体
40A 幅広面
40B 界面
M 正極活物質

Claims (5)

  1. 各々が長手方向に帯状に延びると共に互いに幅広面が対向する多孔質且つ金属メッキされた2枚の基体と、
    前記基体に取付けられる長方形の集電体と、
    前記集電体を前記2枚の基体の間に挟み込んで圧着した状態の前記2枚の基体に充填された正極活物質と、
    を有し、
    前記集電体が前記基体と接する界面に前記正極活物質が含まれる、二次電池用正極板。
  2. 前記集電体は、前記基体の幅広面と対向する部分に、前記基体に向けて突出する複数の突起を有する、請求項1記載の正極板。
  3. 前記複数の突起は、一方の基体の幅広面と対向する部分のみに形成されている、請求項2記載の正極板。
  4. 請求項1から3のいずれか一に記載の正極板と、前記正極板とセパレータを介して対向する帯状の負極板と、を巻回してなる電極群を、外装缶内に備える、円筒形二次電池。
  5. 負極板との間にセパレータを介して巻回されて電極群を構成する二次電池用正極板であって、
    長手方向に延びる帯片からなり、前記帯片の長手方向と直交する幅の略中心において前記長手方向と平行に延びる線を基準に折曲されて一方の平面部と他方の平面部とが互いに対向して重なる多孔質且つ金属メッキされた基体と、
    前記基体に取付けられる長方形の集電体と、
    折曲されて重なる前記一方の平面部と他方の平面部との間に前記集電体を挟み込んで圧着した状態の前記基体に充填された正極活物質と、
    を有し、
    前記集電体が前記基体と接する界面に、前記正極活物質が含まれ、
    折曲された前記基体の長手方向と直交する幅は、前記負極板の前記長手方向の直交する幅と同じである、二次電池用正極板。
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