JP2023085755A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯処理液を収容するためのタンクが筐体へ着脱しやすい洗濯機を提供する。【解決手段】洗濯機(1)は、洗濯水を貯留するための水槽(20)と、水槽(20)を収容した筐体(10)と、水槽(20)に供給する液体洗剤や柔軟剤等の洗濯処理液を収容するための少なくとも一つのタンク(31)と、を備える。タンク(30)は、筐体(10)の前後方向の前側で筐体(10)から突出して、筐体(10)に着脱可能に取り付けられている。【選択図】図1

Description

本発明の一態様は、洗濯機に関する。
特許文献1には、着脱可能に洗剤タンクが筐体の内部に装着された洗濯機が開示されている。特許文献1に記載の洗濯機では、筐体の上部に、開口と、開口を開閉する蓋体とが設けられている。そして、洗剤タンクは、蓋体が開放された筐体の開口の内部、すなわち、筐体の内部に取り付けられている。
国際公開第2019/039140号
しかしながら、特許文献1に記載の洗濯機によると、洗剤タンクが筐体の内部に取り付けられているため、ユーザが、洗剤タンクに洗剤を補充する際、洗剤タンクを筐体から取り外したり、取り付けたりしにくい。
本発明の一態様は、洗濯処理液を収容するためのタンクが筐体へ着脱しやすい洗濯機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る洗濯機は、洗濯水を貯留するための水槽と、前記水槽を収容した筐体と、前記水槽に供給する洗濯処理液を収容するための少なくとも一つのタンクと、を備え、前記少なくとも一つのタンクは、前記筐体の前後方向の前側で前記筐体から突出して、前記筐体に着脱可能に取り付けられている。
本発明の一態様によれば、洗濯処理液を収容するためのタンクが筐体へ着脱しやすい洗濯機を提供できる。
本発明の実施形態に係る洗濯機の一例を前方から見た概略斜視図である。 図1に示す洗濯機を真上から見た概略平面図である。 図2のA-A線矢印断面図であり、洗濯機の上部のみを示している。 図1に示す洗濯機に装着されるタンクの一例の構成を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る別の洗濯機の搭載部の一例を示す概略断面図である。
以下、本発明の一形態に係る実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態の洗濯機1の一例を前方から見た概略斜視図である。図2は、図1に示す洗濯機を真上から見た概略平面図である。図3は、図2のA-A線矢印断面図であり、洗濯機1の上部のみを示している。図4は、図1に示す洗濯機1に装着されるタンク30の一例の構成を示す説明図である。
図1、図2に示すように、洗濯機1は、洗濯水を貯留するための水槽20と、水槽20を収容した筐体10と、水槽20に供給する洗濯処理液を収容するための少なくとも一つのタンク30と、を備える。
本実施形態では、洗濯機1は、自動で洗濯運転を行う自動洗濯運転と、手動で洗濯運転を行う手動洗濯運転との2種類の洗濯運転を行うことができるものとして説明する。自動洗濯運転は、例えば、予め設定された設定時間になると、洗濯機1が、ユーザからの指示を待たずに洗濯運転を開始する洗濯運転である。一方、手動洗濯運転は、例えば、操作ボタン等が押下されること等により、ユーザからの指示を受けてから、洗濯運転を開始する洗濯運転である。
本実施形態では、一例としてのタンク30に、自動洗濯運転の際および手動洗濯運転の際に使用される洗濯処理液が貯留される。洗濯処理液とは、液体洗剤及び柔軟剤など、洗濯に用いられる液剤である。
水槽20は、洗濯機1が洗濯運転を行う際、洗濯水を貯水する。洗濯水は、液体洗剤及び柔軟剤などの洗濯処理液が水に溶けた液体である。図1に示すように、水槽20は、例えば、上端部全面に開口21を有する大径の有底円筒体である。水槽20は、モータ(図示せず)の駆動により、円筒の中心を軸として回転する。水槽20は、水槽20内部の水を排水するための排水口(図示せず)を備える。
筐体10は、水槽20の周囲を囲っている箱体である。筐体10は、水槽20より上方に設けられた上面部10aと、水槽20より下方に設けられた底面部10bと、水槽20より前方に設けられた前面部10cと、を有する。さらに、筐体10は、水槽20より後方である背面側に設けられた背面部10dと、水槽20の両側方に設けられた側面部10e,10fとを有する。
上面部10aには、水槽20に洗濯物を投入するための投入口11が設けられている。投入口11は、水槽20の開口21に面するように設けられている。底面部10bは水槽20の下方を覆っている。前面部10c、側面部10e、背面部10d、及び側面部10fは、それぞれ底面部10bに対して立設し、順に並んで、水槽20における側方の周囲を覆っている。
なお、以下においては、洗濯機1において、前面部10cの位置する側を洗濯機1の前側(前部)、背面部10dの位置する側を洗濯機1の後側(後部)と称する。また、洗濯機1の前側および後側と、筐体10の前側および後側とは、同じ意味で使用する。
筐体10は、タンク30を搭載するための搭載部13を、筐体10の前後方向の前側に備える。搭載部13は、筐体10の表面から筐体10の内部へ凹んだ形状である。図1、図2に示す一例のように、搭載部13は、上面部10aに設けられていてもよい。搭載部13は、筐体10における上面部10aの表面から筐体10の内部へ凹むように設けられている。搭載部13は、筐体10の前側であれば上面部10a以外の位置に設けられていてもよく、例えば、前面部10cに備えられていてもよい。
タンク30は、搭載部13に着脱可能に搭載されている。また、タンク30は、筐体10に装着された状態で筐体10、詳細には筐体10の表面から突出している。つまり、タンク30は、筐体10の前側(洗濯機1の前側)で筐体10から突出して、筐体10に着脱可能に取り付けられている。
本明細書において、「着脱可能」とは、第1物体(ここでは筐体10、搭載部13等)と該第1物体に取り付ける第2物体(ここでは、タンク30)との間で、嵌合、係合、係止などの方法で、ドライバー等の工具を用いることなく着脱(抜き差し)できることをいう。
タンク30が、洗濯機1の後側に装着される構成では、タンク30の着脱時、たとえ筐体10の表面よりタンク30が突出していたとしても、腕を伸ばして前のめりになった状態で作業する必要がある。そのため、背の低いユーザの場合、特に作業がし難い。これに対し、上記構成とすることで、ユーザは前のめりになることなく、身体に近い位置でタンク30を着脱できる。これにより、洗濯機1の使い勝手が向上する。また、タンク30が洗濯機1の前側に位置しているので、洗濯機1に装着された状態のタンク30に対して洗濯処理液を補給するなどの作業も容易に行うことができる。さらに、タンク30の内部の洗濯処理液の残量の、タンク30の側壁に形成されている透明窓(図示せず)等を介しての確認も、近い位置から見ることができるので容易に行える。
タンク30を洗濯機1の前側に設ける場合、図1、図2に示す一例のように、筐体10の上面部10aの前側に搭載部13を設けて、タンク30が上面部10aから突出するように設けてもよい。タンク30は上面部10aより洗濯機1の上方に向かって突出する。このような構成とすることで、洗濯機1の前方のスペースを広くできるといったメリットがある。
また、タンク30を洗濯機1の前側に設ける場合、搭載部13を前面部10cに設けて、タンク30を前面部10cから前方に突出するように設けてもよい。
筐体10は、上面部10aに設けられた投入口11を開閉する蓋部12を備えている。蓋部12が開けられた際に、投入口11を通って水槽20に洗濯物が投入される。図1、図2の一例に示すように、タンク30は、筐体10の上面部10aにおける、閉じた状態の蓋部12に覆われない位置に設けられていてもよい。なお、図1は、蓋部12が開いている状態を示しており、図2は、閉じた状態の蓋部12を仮想線(二点鎖線)にて示している。
このような構成とすることで、蓋部12が閉じた状態でもタンク30を視認できる。これにより、洗濯処理液の残量等のタンク30の状態の確認が容易になる。
洗濯機1は、少なくとも一つのタンク30を有していればよいが、図1、図2の一例に示すように、少なくとも一つのタンク30として、第1の洗濯処理液が収容される第1タンク31と、第2の洗濯処理液が収容される第2タンク32とを有していてもよい。
これら第1タンク31および第2タンク32は、少なくとも部分的に色が異なっていてもよい。このような構成とすることで、第1タンク31および第2タンク32を色で区別でき、第1タンク31および第2タンク32への洗濯処理液の入れ間違い等を抑制できる。
また、この場合、搭載部13に装着された状態で、第1タンク31および第2タンク32における筐体10の表面から露出している部分の色が異なっている構成としてもよい。これにより、装着された状態での第1タンク31および第2タンク32の視認性が向上し、装着された状態の第1タンク31および第2タンク32への洗濯処理液の入れ間違い等を効果的に抑制できる。
本実施形態では、第1タンク31は、第1の洗濯処理液である液体洗剤を貯留し、第2タンク32は、第1の洗濯処理液である柔軟剤を貯留する。したがって、以下においては、第1タンク31を洗剤タンク31、第2タンク32を柔軟剤タンク32と称する。洗剤タンク31および柔軟剤タンク32を区別する必要がなく、少なくとも一つのタンク30を有していればよい場合は、タンク30の総称を使用する。
洗剤タンク31および柔軟剤タンク32は、洗濯を複数回できる量の液体洗剤および柔軟剤を貯留する容量を有する。なお、洗濯機1が有するタンク30(洗剤タンク31、及び柔軟剤タンク32)の個数は、2個に限定されず、1個又は3個以上であってもよい。また、タンク30が複数のタンクを有する場合、それぞれの容量は、同じであってもよいし、それぞれ異なっていてもよい。
また、図1、図2の一例に示すように、洗濯機1は、水槽20に温風を供給する温風供給ユニット40を備えていてもよい。上面視で略四角形の筐体10の内部に円筒形の水槽20を設置するため、筐体10の内部の前側および後側の左右には必然的に空スペースが形成される。温風供給ユニット40は、このような空きスペースを利用して設置される。図1、図2の一例では、筐体10の後側の、向かって右側の空きスペースに設置されている。なお、本明細書中、左右は、洗濯機1に向かっての左右とする。
このように配置された温風供給ユニット40に対し、柔軟剤タンク32は、温風供給ユニット40の対角位置となる、筐体10の前側かつ左側に設置され、洗剤タンク31は、筐体10の前側かつ右側に設置されている。つまり、柔軟剤タンク32は、洗剤タンク31よりも、温風供給ユニット40から遠い位置にある。
このような構成とすることで、液体洗剤に比べて熱による劣化が生じやすい柔軟剤を温風供給ユニット40から遠ざけることができる。これにより、柔軟剤タンク32に貯留された柔軟剤の劣化を抑制できる。
また、図1、図2の一例に示すように、洗剤タンク31および柔軟剤タンク32は、左右方向に離間して位置していてもよい。ここでは、洗剤タンク31は、洗濯機1の前側かつ右側に設置され、柔軟剤タンク32は、洗濯機1の前側かつ左側に設置されている。
このように、洗濯機1の前側の左右に形成された空スペースを利用して、洗剤タンク31および柔軟剤タンク32を分けて配置することで、洗剤タンク31および柔軟剤タンク32をそれぞれ大容量化することが可能となる。
ここで、タンク30の大容量化を目的とする場合、洗濯機1の後側の左右に形成された空スペースに、タンク30を分けて配置してもよい。同様に、洗濯機1の左側又は右側の前後に形成された空スペースに、タンク30を分けて配置してもよい。
さらに、筐体10は、図1、図2の一例に示すように、当該洗濯機1への指示入力を受け付ける操作パネル(入力部)41を備えていてもよい。操作パネル41には、ユーザからの洗濯機1への操作指示を受ける操作ボタンが設けられている。操作パネル41は、例えば、各種の操作のための操作パネル41及び各種の画像の表示のための表示部を備えている。洗濯機1では、操作パネル41の操作に応じて、制御部(図示せず)が各部の動作を制御することにより、洗濯運転、脱水運転等の一連の処理が実行される。
図1、図2の一例に示すように、操作パネル41は、洗剤タンク31と柔軟剤タンク32との間に設けられていてもよい。このような構成とすることで、操作パネル41上の空間を、洗剤タンク31および柔軟剤タンク32の着脱、および、洗剤タンク31および柔軟剤タンク32への洗濯処理液の補給の際の作業空間として利用できる。
また、図1、図2の一例に示すように、タンク30は、水槽20の前端よりも後方に延びていてもよい。このような構成とすることで、タンク30のさらなる大容量化を図ることが可能になる。
さらに、この場合、図4に示す一例のように、タンク30における前方に位置する前部分30aaよりも後方に位置する後部分30abの高さが低い構成としてもよい。図4の符号1001に示す図は、タンク30(32)を上面視した概略平面図である。図4の符号1002に示す図は、符号1001に示す図において矢印Y1の方向より見た概略側面図である。図4の符号1003に示す図は、符号1001に示す図において矢印Y2の方向より見た概略正面図である。
このような構成として、蓋部12の周囲に位置する部分でタンクの高さを低くすることで、タンクの大容量化を図りつつも、投入口11からの洗濯物の出し入れにタンク30が邪魔になることを回避できる。
ここで、図4を用いて、タンク30の一例の構成について説明する。タンク30は、例えば、上面に開口を有するタンク本体30a、タンク本体30aの開口を閉じるための蓋体30b、およびタンク本体30a内の洗濯処理液を外部へ供給するための供給ノズル部(液供給部)30cを有する。タンク本体30aは、ユーザにより内部に充填された洗剤を貯留する容器である。タンク本体30aの側壁には、可視光を透過する透明窓(図示せず)が設けられていてもよい。
供給ノズル部30cは、例えば、タンク本体30aを貫通する貫通孔と、貫通孔に設けられた逆止弁とを有し、タンク本体30aから外側又は内側へ突出する柱形状である。供給ノズル部30cは、タンク30が搭載部13へ搭載されることで搭載部13に設けられたタンク接続部(図示せず)接続される。
さらに、図2の一例に示すように、洗濯機1は、水道等の水源と接続される水源接続口(図示せず)と、水槽20に給水する第1から第4の給水部25-1~25-4と、を備えていてもよい。水源接続口は、電磁弁26および第1から第4の配水管23-1~23-4を介して、第1から第4の給水部25-1~25-4に接続されている。電磁弁26は、例えば、複数の給水出口を有する多連形の電磁弁であり、複数の給水出口が第1から第4の配水管23-1~23-4に接続されている。
第1給水部25-1は、洗濯機1の後面側に設けられている。第1給水部25-1は、洗濯機1の後面側に配置された第1配水管23-1にて水源接続口と接続されている。
第2給水部25-2は、洗濯機1の前側かつ右側に設けられている。第2給水部25-2は、洗濯機1の左側面側および前面側を通って洗濯機1の前側かつ右側に引き出された第2配水管23-2にて水源接続口と接続されている。第2配水管23-2には、洗剤タンク31が装着されている搭載部13のタンク接続部を介して、洗剤タンク31の供給ノズル部30cが接続されている。
第3給水部25-3は、洗濯機1の前側かつ左側に設けられている。第3給水部25-3は、洗濯機1の左側面側を通って洗濯機1の前面側に引き出された第3配水管23-3にて水源接続口と接続されている。第3配水管23-3には、柔軟剤タンク32が装着されている搭載部13のタンク接続部を介して、柔軟剤タンク32の供給ノズル部30cが接続されている。
第4給水部25-4は、洗濯機1の前側かつ左側に設けられている。第4給水部25-4は、洗濯機1の左側面側を通って洗濯機1の前面側に引き出された第4配水管23-4にて水源接続口と接続されている。第4給水部25-4は、シャワーヘッド等のシャワー機能を搭載しており、水槽20に対してシャワー状に給水する。
水源から供給された水は、電磁弁26により給水出口が切り替えられることで、第1から第4の給水部25-1~25-4から選択的に水槽20へ供給される。第2配水管23-2に水が供給されると、洗剤タンク31から供給された液体洗剤とともに水槽20に供給される。第3配水管23-3に水が供給されると、柔軟剤タンク32から供給された柔軟剤とともに水槽20に供給される。また、第1配水管23-1および第4配水管23-4に同時に又は交互に水を供給することで、洗浄効果を向上させることができる。
さらに、洗濯機1は、図3の一例に示すように、操作パネル41の裏側に位置するサブ基板43と、サブ基板43よりも高い電圧が印加されるメイン基板42と、を有していてもよい。メイン基板42は、サブ基板43の裏側に位置し、メイン基板42とサブ基板43とは上下方向に積層するように配置されている。サブ基板43には、タンク30に関する情報を検出するセンサ47が搭載されていてもよい。
前述したように、搭載部13は、筐体10における上面部10aの表面から筐体10の内部へ凹むように設けられているため、搭載部13に装着されたタンク30の底は、サブ基板43よりも下方に位置する。しかも、操作パネル41は、洗剤タンク31と柔軟剤タンク32との間に設けられているので、サブ基板43はタンク30と隣り合う位置関係となる。したがって、高さ的および距離的に、サブ基板43に搭載させたセンサ47にて、タンク30内部の洗濯処理液の液面等を読み取ることができる。加えて、サブ基板43は、メイン基板42と比較して印加される電圧が低い。そのため、防水対策等が簡素で、絶縁体で厳重に被覆する必要もなく、センサ47の搭載が可能である。
センサ47が検出するタンク30に関する情報としては、例えば、タンク30の有無、タンク30内部の洗濯処理液の残量、および洗濯処理液の種類等がある。センサ47としては、例えば、タンク30内部の磁石を有するフロートセンサ48を検知して洗濯処理液の残量を検知する検知器がある。
このように、タンク30に関する情報を検出するセンサ47を、サブ基板43に搭載させることで、配線および設置場所の確保といったセンサ47を設置するための構成を簡素化でき、コスト削減を図れる。なお、センサ47は、リード線を介してサブ基板と接続されていてもよい。
また、この場合、内部を水が流れる配水管を、メイン基板42またはサブ基板43と近接して設け、メイン基板42またはサブ基板43を冷却するようにしてもよい。例えば、図3に示す一例のように、メイン基板42およびサブ基板43の側方を通過して配置される第2配水管23-2を、メイン基板42を収容したメイン基板収容箱44に当接するように配設して、メイン基板42を冷却させてもよい。あるいは、第2配水管23-2を、サブ基板43を収容したサブ基板収容箱45に当接するように配設して、サブ基板43を冷却させてもよい。あるいは、第2配水管23-2を、メイン基板収容箱44およびサブ基板収容箱45の両方に当接するように配設して、メイン基板42およびサブ基板43の両方を冷却させてもよい。
このような構成とすることで、第2配水管23-2を流れる水の吸熱作用を利用して、メイン基板42又はサブ基板43を冷却できる。また、運転中の給水量が最も多い第1給水部25-1を洗濯機1の前側に設けて第1配水管23-1を洗濯機1の前側に引き出し、第1配水管23-1にてメイン基板42又はサブ基板43を冷却させてもよい。
さらに、図1、図3の一例に示すように、筐体10を、下部筐体15と上部筐体14とに2分割し、上部筐体14に、上述したメイン基板42、サブ基板43、搭載部13、タンク30、および第1から第4の配水管23-1~23-4等を支持させてもよい。下部筐体15は、水槽20を収容する。上部筐体14は、下部筐体15の上方に位置し、下部筐体15に対して着脱可能である。
このような構成とすることで、上部筐体14を下部筐体15から取り外すことで、上部筐体14と一緒に、メイン基板42、サブ基板43、搭載部13、タンク30、および第1から第4の配水管23-1~23-4等が外れる。これにより、上部筐体14、メイン基板42、サブ基板43、搭載部13、タンク30、および第1から第4の配水管23-1~23-4等を外して行う、下部筐体15の内部へのメンテナンスを容易に行うことができる。
さらに、この場合、メイン基板42、具体的には、メイン基板42を収容するメイン基板収容箱44が、上部筐体14に対して着脱可能に取り付けられていてもよい。これにより、上部筐体14を取り付けたまま、メイン基板42を取り外すことが可能となるので、メイン基板42を外して行うメンテナンスを容易に行うことができる。
また、図1、図2の一例に示したように、複数のタンク30を、操作パネル41を挟むように設ける場合、タンク30の上面に形成された洗濯処理液を補給するための開口(図4参照)は、操作パネル41に近い側に設けてもよい。このような構成とすることで、操作パネル41に遠い側に開口が位置する構成よりも、洗濯機1の側面から開口までの距離を長く確保できる。これにより、洗濯機1が側面を壁に近接させるようにして配置されたとしても、タンク30への洗濯処理液の補給が容易になる。
この場合、タンク30の開口を閉じるための蓋体30b(図4参照)を、操作パネル41に遠い側に支点を有する開閉式とし、操作パネル41に近い側が開くようにしてもよい。このような構成とすることで、蓋体30bが邪魔にならず、操作パネル41の上方の空間を利用してタンク30へ洗濯処理液を補給できる。
また、逆に、蓋体30bを、操作パネル41に近い側に支点を有する開閉式とし、操作パネル41から遠い側が開くようにしてもよい。このような構成とすることで、タンク30へ洗濯処理液を補給する際の飛散防止の壁として蓋体30bを利用できる。
また、図5の一例に示すように、筐体10の上面部10aより上方に向かって突出して設けられ、タンク30の外側を囲うガイド部13Aaを有する搭載部13Aとしてもよい。図5は、本発明の実施形態に係る別の洗濯機の搭載部13Aの一例を示す概略断面図である。
ガイド部13Aaの上部の内壁には、一段低く形成された段差部13Abが設けられている。つまり、内壁は、第1の壁面13Aa1と、第1の壁面13Aa1の上部に設けられ、第1の壁面13Aa1よりもタンク30との間の間隙が広く設けられた第2の壁面13Aa2を有している。第1の壁面13Aa1と第2の壁面13Aa2の間に段差部13Abが形成されている。
このような構成とすることで、タンク30へ洗濯処理液を補給する際に、洗濯処理液がタンク30の外側に垂れたとしても、段差部13Abにある程度貯留される。これにより、タンク30の外側に垂れた洗濯処理液が、回路部品であるサブ基板43等の配置位置に近い搭載部13Aの底部へと達することを抑制できる。
また、洗濯機1の前側に水を貯留する水タンクを設けてもよい。洗濯機の前側に設けた水タンクに水を貯留することで、洗濯機1の重心を調整できる。また、水タンクに溜めた水を洗濯に利用することで、給水の時間を短縮できる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る洗濯機1は、洗濯水を貯留するための水槽と、前記水槽を収容した筐体と、前記水槽に供給する洗濯処理液を収容するための少なくとも一つのタンクと、を備え、前記少なくとも一つのタンクは、前記筐体の前後方向の前側で前記筐体から突出して、前記筐体に着脱可能に取り付けられている。
本発明の態様2に係る洗濯機1は、上記態様1において、前記筐体は、前記水槽よりも上方に位置し、前記水槽に洗濯物を投入するための投入口が設けられた上面部を有し、前記少なくとも一つのタンクは、前記筐体の上面部から突出している、構成としてもよい。
本発明の態様3に係る洗濯機1は、上記態様2において、前記筐体は、前記投入口を開閉する蓋部を有し、前記少なくとも一つのタンクは、閉じた状態の前記蓋部に覆われない位置に設けられている、構成としてもよい。
本発明の態様4に係る洗濯機1は、上記態様1から3の何れかにおいて、前記少なくとも一つのタンクは、第1の洗濯処理液が収容される第1タンクと、第2の洗濯処理液が収容される第2タンクと、を含む、構成としてもよい。
本発明の態様5に係る洗濯機1は、上記態様4において、前記第1タンクと前記第2タンクとは少なくとも部分的に色が異なる、構成としてもよい。
本発明の態様6に係る洗濯機1は、上記態様4又は5において、前記水槽に温風を供給する温風供給ユニットを備え、前記第1タンクは、前記第1の洗濯処理液としての洗剤が収容される洗剤タンクであり、前記第2タンクは、前記第2の洗濯処理液としての柔軟剤が収容される柔軟剤タンクであり、前記柔軟剤タンクは、前記洗剤タンクよりも、前記温風供給ユニットから遠い位置にある、構成としてもよい。
本発明の態様7に係る洗濯機1は、上記態様4から6の何れかにおいて、前記第1タンクおよび前記第2タンクは、左右方向に離間して位置している、構成としてもよい。
本発明の態様8に係る洗濯機1は、上記態様7において、前記第1タンクおよび前記第2タンクの間に設けられ、指示入力を受け付ける入力部を有する、構成としてもよい。
本発明の態様9に係る洗濯機1は、上記態様1から8の何れかにおいて、前記少なくとも一つのタンクは、前記水槽の前端よりも後方に延びている、構成としてもよい。
本発明の態様10に係る洗濯機1は、上記態様9において、前記少なくとも一つのタンクは、前方に位置する前部分よりも後方に位置する後部分の高さが低い、構成としてもよい。
本発明の態様11に係る洗濯機1は、上記態様8において、前記入力部の裏側に位置するサブ基板と、前記サブ基板よりも高い電圧が印加されるメイン基板と、を備え、前記サブ基板に、前記少なくとも一つのタンクに関する情報を検出するセンサが搭載されている、構成としてもよい。
本発明の態様12に係る洗濯機1は、上記態様11において、前記少なくとも一つのタンクの液供給部が接続され、水源からの水を前記水槽に給水する配水管を備え、前記配水管は、前記メイン基板または前記サブ基板と近接して設けられ、前記メイン基板または前記サブ基板を冷却する、構成としてもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成できる。
1 洗濯機
10 筐体
10a 上面部
10c 前面部
11 投入口
12 蓋部
13、13A 搭載部
13Aa ガイド部
13Aa1 第1の壁面
13Aa2 第2の壁面
13Ab 段差部
14 上部筐体
15 下部筐体
20 水槽
21 開口
23-1 第1配水管
23-2 第2配水管(配水管)
23-3 第3配水管
23-4 第4配水管
30 タンク
30a タンク本体
30aa 前部分
30ab 後部分
30c 供給ノズル部(液供給部)
31 洗剤タンク(第1タンク)
32 柔軟剤タンク(第2タンク)
40 温風供給ユニット
41 操作パネル(入力部)
42 メイン基板
43 サブ基板
47 センサ

Claims (12)

  1. 洗濯水を貯留するための水槽と、
    前記水槽を収容した筐体と、
    前記水槽に供給する洗濯処理液を収容するための少なくとも一つのタンクと、を備え、
    前記少なくとも一つのタンクは、前記筐体の前後方向の前側で前記筐体から突出して、前記筐体に着脱可能に取り付けられている洗濯機。
  2. 前記筐体は、前記水槽に洗濯物を投入するための投入口が設けられた上面部を有し、
    前記少なくとも一つのタンクは、前記筐体の上面部から突出している、請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記筐体は、前記投入口を開閉する蓋部を有し、
    前記少なくとも一つのタンクは、閉じた状態の前記蓋部に覆われない位置に設けられている請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記少なくとも一つのタンクは、第1の洗濯処理液が収容される第1タンクと、第2の洗濯処理液が収容される第2タンクと、を含む、請求項1から3の何れか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記第1タンクと前記第2タンクとは少なくとも部分的に色が異なる請求項4に記載の洗濯機。
  6. 前記水槽に温風を供給する温風供給ユニットを備え、
    前記第1タンクは、前記第1の洗濯処理液としての洗剤が収容される洗剤タンクであり、
    前記第2タンクは、前記第2の洗濯処理液としての柔軟剤が収容される柔軟剤タンクであり、
    前記柔軟剤タンクは、前記洗剤タンクよりも、前記温風供給ユニットから遠い位置にある請求項4又は5に記載の洗濯機。
  7. 前記第1タンクおよび前記第2タンクは、左右方向に離間して位置している請求項4から6の何れか1項に記載の洗濯機。
  8. 前記第1タンクおよび前記第2タンクの間に設けられ、指示入力を受け付ける入力部を有する請求項7記載の洗濯機。
  9. 前記少なくとも一つのタンクは、前記水槽の前端よりも後方に延びている請求項1から8の何れか1項に記載の洗濯機。
  10. 前記少なくとも一つのタンクは、前方に位置する前部分よりも後方に位置する後部分の高さが低い請求項9に記載の洗濯機。
  11. 前記入力部の裏側に位置するサブ基板と、
    前記サブ基板よりも高い電圧が印加されるメイン基板と、を備え、
    前記サブ基板に、前記少なくとも一つのタンクに関する情報を検出するセンサが搭載されている請求項8に記載の洗濯機。
  12. 前記少なくとも一つのタンクの液供給部が接続され、水源からの水を前記水槽に給水する配水管を備え、
    前記配水管は、前記メイン基板または前記サブ基板と近接して設けられ、前記メイン基板または前記サブ基板を冷却する請求項11に記載の洗濯機。
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