JP2023085040A - Item storage device and vending machine provided therewith - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複数の商品を収納すると共に収納された商品を搬出する自動販売機などに備えられる商品収納装置に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a commodity storage device provided in a vending machine or the like that stores a plurality of commodities and carries out the stored commodities.
特許文献1には、商品収納庫と、商品収納庫内の後半分に左右方向に並設された複数の後コラムと、商品収納庫内の前半分に左右方向に並設された複数の前コラムと、を備えた、自動販売機の商品収納装置が開示されている。特許文献1に開示された商品収納装置において、各コラムには複数の商品が上下方向に収納されており、商品販売時には、各コラムに収納された商品のうち、最下の商品がコラムの下端から払い出されるようになっている。そして、この商品収納装置では、前コラムは商品収納庫内において左右方向に移動可能に支持されており、作業者等による後コラムへの商品の装填(補充)は、複数の前コラムを左右方向に適宜にスライドさせ、商品を装填すべき後コラムに対し、前方からアクセス可能な状態にしてから行われている。
しかしながら、特許文献1に開示された商品収納装置において、前コラムを左右方向に移動させるために商品収納庫内の前側に確保されたスペースは、後コラムへのアクセス以外には利用されておらず、通常時においては無駄なスペースになっているという課題がある。また、この無駄なスペースを有効利用する場合には、商品の装填(補充)作業の効率が低下しないようにする必要もある。
However, in the product storage device disclosed in
そこで、本発明は、収納庫内の後側で左右方向に並設される複数の後コラムと収納庫内の前側で左右方向に移動可能に並設される複数の前コラムとを備える商品収納装置において、前コラム移動用に収納庫内に確保されたスペースを、商品の装填作業の効率を低下させることなく、有効に利用することを目的とする。 In view of the above, the present invention provides a product storage device comprising a plurality of rear columns arranged side by side in the left-right direction on the rear side of the storage and a plurality of front columns arranged side by side in the front side of the storage so as to be movable in the left-right direction. To effectively utilize a space secured in a storage for moving a front column in an apparatus without lowering the efficiency of product loading work.
本発明の一側面によると、前部が開放された収納庫と、前記収納庫内の後側で左右方向に並設され且つそれぞれに商品が収納される複数の後コラムと、前記収納庫内の前側で左右方向に移動可能に並設され且つそれぞれに商品が収納される複数の前コラムと、を備える、商品収納装置が提供される。この商品収納装置は、前記収納庫の左右方向の一方の側壁と前コラムとの間である庫内位置と、庫外位置との間を移動可能であり、且つ、複数の商品が収納される、回動コラムを、含む。この商品収納装置において、前記回動コラムは、上方視で矩形の外形を有し、上下方向に延びた回動軸を支点に回動することによって前記庫内位置と前記庫外位置との間を移動するように構成され、前記庫内位置にある前記回動コラムにおける前コラム側の部分に、扉が設けられている。 According to one aspect of the present invention, a storage with an open front, a plurality of rear columns arranged side by side in the left-right direction on the rear side of the storage and storing products therein, and A commodity storage device is provided, comprising a plurality of front columns arranged side by side so as to be movable in the left-right direction on the front side of the column and each housing a commodity. This product storage device is movable between an inside position between one lateral side wall of the storage and a front column and an outside position, and stores a plurality of products. , including a pivoting column. In this product storage device, the rotating column has a rectangular outer shape when viewed from above, and rotates around a rotating shaft extending in the vertical direction to move between the inside position and the outside position. A door is provided on the front column side portion of the rotating column located at the inside position.
本発明によると、前記商品収納装置において、複数の商品が収納される回動コラムが収納庫の左右方向の一方の側壁と前コラムとの間である庫内位置と、庫外位置との間を移動可能であるので、この回動コラムへの商品の装填数分だけ従来よりも商品装填数を増加させることができ、前コラムと収納庫の一方の側壁との間のスペースが後コラムへのアクセス以外に商品収納用のスペースとして有効に利用される。そして、回動コラムは、上方視で矩形の外形を有し、上下方向に延びた回動軸を支点に回動することによって庫内位置と庫外位置との間を移動するように構成されており、庫内位置にある回動コラムにおける前コラム側の部分に、扉が設けられているので、例えば、回動コラムが庫内位置から概ね90°程度回動されるだけで、回動コラムの扉が商品収納装置の前方に臨むことになる。このため、商品収納装置の前方から商品収納装置に対して作業を行う作業者等は、回動コラムへの商品の装填を、商品収納装置の前方から自然な姿勢で効率的に行うことができる。これらにより、商品収納装置において前コラム移動用に収納庫内に確保されたスペースが、商品の装填作業の効率を低下させることなく、有効に利用される。 According to the present invention, in the commodity storage device, the rotating column for storing a plurality of commodities is located between the inside position and the outside position, which is between one lateral side wall of the storage and the front column. can be moved, the number of products to be loaded into the rotating column can be increased by the number of products to be loaded, and the space between the front column and one side wall of the storage can be moved to the rear column. It is effectively used as a space for product storage in addition to access to. The rotating column has a rectangular outer shape when viewed from above, and is configured to move between the inside position and the outside position by rotating around a vertically extending rotating shaft as a fulcrum. Since the door is provided on the front column side portion of the rotating column located at the inside position, for example, when the rotating column is rotated approximately 90 degrees from the inside position, the door can be rotated. The door of the column faces the front of the product storage device. Therefore, a worker or the like who works on the product storage device from the front of the product storage device can efficiently load products into the rotating column from the front of the product storage device in a natural posture. . As a result, the space reserved in the storage for moving the front column in the product storage device can be effectively used without lowering the efficiency of the product loading operation.
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1は、本発明の一実施形態に係る商品収納装置を備えた自動販売機の斜視図である。本実施形態に係る商品収納装置は、複数の商品(例えば冷凍食品)を収納して販売する自動販売機に備えられている。 FIG. 1 is a perspective view of a vending machine equipped with a product storage device according to one embodiment of the present invention. A product storage device according to this embodiment is provided in a vending machine that stores and sells a plurality of products (for example, frozen food).
図1を参照すると、自動販売機100は、前部が開放された箱型で断熱構造の販売機本体(装置本体)2と、販売機本体2の前部を開閉する外扉3Aとを有する。接客面となる外扉3Aの前面には、複数(ここでは11個)の商品表示プレート4が左右上下方向に並んで配置され、各商品表示プレート4の下には、主に顧客によって操作される商品選択ボタン5が設けられている。また、外扉3Aの前面には、商品選択ボタン5によって選択された商品の決済処理(主に電子マネー決済処理)を行う決済処理部6と、商品選択ボタン5によって選択された商品が搬出される商品取出口7とが設けられている。商品取出口7は、外扉3Aの前面の下部側に開口している。商品取出口7は、開閉自在の取出口扉7aにより常時閉鎖されている。取出口扉7aは、主に顧客が購入商品を取り出す際に顧客によって開放される。なお、図示は省略するが、決済処理部6に代えて又は加えて金銭投入口及び金銭返却口が設けられてもよい。
Referring to FIG. 1, a
図2は、自動販売機100(販売機本体2)の内部構成を示す図であり、図1から外扉3A及び断熱構造の内扉3B(後述する図4参照)が取り外された状態を示している。
FIG. 2 is a diagram showing the internal configuration of the vending machine 100 (vending machine main body 2), and shows a state in which the
販売機本体2は、前部が開放された矩形箱形のキャビネットとして形成されている。このキャビネット2の前部に外扉3Aが取り付けられている。そして、キャビネット2内には、商品収納装置1が設けられている。キャビネット2内における商品収納装置1の下方には、機械室Mが設けられている。図2には示されていないが、機械室Mには、商品収納装置1内の冷却を行う冷却装置などが設置されている。
The
次に、商品収納装置1について説明する。
Next, the
商品収納装置1は、収納庫1aと装置本体10と商品シュート50とを有する。図3は、装置本体10及び商品シュート50を示す図である。
The
収納庫1aは、断熱構造を有しており、前部が開放された矩形箱形に形成されている。後述する図4に示すように、内扉3Bは収納庫1aの前部開口を開閉可能に設けられている。ここでは、内扉3Bは、キャビネット2の側壁(左側壁)に上下方向に延びる回動軸31aを支点として回動自在に取り付けられている。つまり、内扉3Bは回動軸31aを有した内扉ヒンジ31(図2及び図4参照)を介して回動可能に支持された、片開き式の扉である。但し、内扉3Bはキャビネット2に限らず、収納庫1aに回動自在に取り付けられてもよい。収納庫1aは、機械室Mの上方に位置するようにキャビネット2内に配置されている。収納庫1aの内部には、装置本体10と商品シュート50が設けられ、商品シュート50は装置本体10の下方に配置されている。
The
図3を参照すると、装置本体10は、複数(ここでは3個)の後コラム10Aと、複数(ここでは2個)の前コラム10Bと、回動コラム10Cと、を有する。複数のコラム(10A,10B,10C)のそれぞれの内部には、複数の同じ種類(品目)の商品が上下方向に収納される。そして、各コラム(10A,10B,10C)は、縦長の矩形箱型の形状、換言すると、上方視で矩形の外形を有している。また、商品販売時には、各コラム(10A,10B,10C)に装填され、収納された商品のうち、最下の商品がコラム(10A,10B,10C)の下端から送出されて落下するようになっている。
Referring to FIG. 3, the apparatus
図4は、装置本体10の各コラム(10A,10B,10C)の配列の一例を模式的に示す図である。図4を参照すると、複数の後コラム10Aは収納庫1a内の後側で左右方向に並設され、複数の前コラム10Bは収納庫1a内の前側(つまり、複数の後コラム10Aの前方)で左右方向に移動可能に並設され、回動コラム10Cは収納庫1a内の前側において複数の前コラム10Bからなる前コラム群と収納庫1aの左右方向の一方の側壁1a1(図では、右側の側壁1a1)との間に空くスペースに配置されている。各コラム(10A,10B,10C)はそれぞれユニット化されており、本実施形態では、3個の後コラム10Aと2個の前コラム10Bと1個の回動コラム10Cの合計6個のコラムが前後左右に並設されている。但し、これに限られるものではなく、後コラム10A及び前コラム10Bの個数は任意に設定され得る。なお、各コラム(10A,10B,10C)の構成等については後述する。
FIG. 4 is a diagram schematically showing an example of arrangement of the columns (10A, 10B, 10C) of the
商品シュート50は、各コラム(10A,10B,10C)のそれぞれの下端から送出されて落下した商品を、内扉3Bに形成された商品搬出口32(図2において二点鎖線で示す)を介して商品取出口7(図1参照)へと導くように構成されている。商品搬出口32は、商品取出口7のすぐ後ろに設けられている。
The
次に、各コラム(10A,10B,10C)について、それぞれ説明する。 Next, each column (10A, 10B, 10C) will be described.
図5は、後コラム10Aの正面図である。後コラム10Aは、収納庫1a内に固定されている。後コラム10Aは、前部及び下部が開放された矩形箱型のコラムケース11と、コラムケース11の前部を開閉する扉12(以下では、第1扉12と言う)とを有する。第1扉12は後コラム10Aの前部に設けられており、閉状態で商品収納装置1の前方に臨んでいる(向いている)。第1扉12は、左右一対のコラム扉12L,12Rからなる。一対のコラム扉12L,12Rは、左側のコラム扉12Lがコラムケース11の前部開口の左端部に、右側のコラム扉12Rがコラムケース11の前部開口の右端部に上下方向に延びる回動軸12aを支点として回動自在に支持されており、両開き式のいわゆる観音扉を構成している。そして、各コラム扉12L,12Rには、取手12bがそれぞれ取り付けられている。左側の取手12bは左側のコラム扉12Lの前面の右縁部に取り付けられ、右側の取手12bは右側のコラム扉12Lの前面の左縁部に取り付けられている。
FIG. 5 is a front view of the
一対のコラム扉12L,12Rは、主に商品収納装置1(コラムケース11)に対して商品を装填(補充)する作業者によって開閉される。作業者は、商品収納装置1(自動販売機100)の前方に立って後コラム10Aの前部(換言すると、閉状態の第1扉12)に対面しており、商品収納装置1の前方から商品収納装置1に対して商品を装填する。また、後コラム10Aにおける第1扉12側の面が後コラム10Aの正面であるものとし、図5は後コラム10Aの第1扉12に正対した時の図(つまり、正面図)である。
The pair of
図6は、後コラム10Aの内部構成を示す図であり、図5から一対のコラム扉12L,12Rが取り外された状態を示している。コラムケース11の内部には、上下方向に延びる仕切板11aが設けられており、コラムケース11の内部が仕切板11aによって左右に二つの商品収納室に区画されている。そして、コラムケース11の各商品収納室の内部には、それぞれ、上下方向に螺旋状に延びるスパイラル部材13が設けられている。なお、仕切板11aは、コラムケース11に対して着脱自在である。小物商品を装填する場合には、仕切板11aは取り付けられている方がよい。大物商品を装填する場合には、仕切板11aは取り外され、大物商品が二つのスパイラル部材13を跨ぐように装填される。
FIG. 6 is a diagram showing the internal structure of the
また、コラムケース11の天板の上面には、スパイラル部材13を回転させる第1駆動装置14が取り付けられている。第1駆動装置14は、コラムケース11の天板に形成された貫通孔などを介してスパイラル部材13の上端に連結されている。例えば、第1駆動装置14は、駆動モータ14aと、駆動モータ14aの動力をスパイラル部材13に伝達する動力伝達機構14bとを含み、駆動モータ14aの動力によってスパイラル部材13を回転させるように構成され得る。
A
図7は、前コラム10Bの正面図である。前コラム10Bは、収納庫1a内の前側で左右方向に移動可能に構成されていることを除いて後コラム10Aと同じ構成を有しており、後コラム10Aの外形寸法と同じ外形寸法で形成されている。前コラム10Bにおける後コラム10Aと同じ構成要素については、後コラム10Aの構成要素と同じ符号を付して説明する。
FIG. 7 is a front view of the
図8は、前コラム10Bの内部構成を示す図であり、図7から前コラム10Bの一対のコラム扉12L,12Rが取り外された状態を示している。図7及び図8を参照すると、前コラム10Bは、後コラム10Aと同様に、内部が仕切板11aによって仕切られたコラムケース11と、コラムケース11(前コラム10B)の前部に設けられた第1扉12(一対のコラム扉12L,12R)と、コラムケース11の各商品収納室の内部にそれぞれ設けられたスパイラル部材13と、第1駆動装置14と、を有する。前コラム10Bの第1扉12も閉状態で商品収納装置1の前方に臨んでいる(向いている)。また、前コラム10Bにおける第1扉12側の面が前コラム10Bの正面であるものとし、図7は前コラム10Bの第1扉12に正対した時の図(つまり、正面図)である。
FIG. 8 is a diagram showing the internal configuration of the
そして、前コラム10Bについては、コラムケース11の天板の上面における前側の部分に、ローラ取付板15aが固定されている。このローラ取付板15aには、複数(図では2個)のローラ15bがその回転軸を前後方向に延びた姿勢で回転可能に支持されている。各ローラ15bは、収納庫1aの天板に取り付けられたガイドレール(図示省略)に沿って転動可能にガイドレールに係合している。そして、前コラム10Bはローラ15bを介してガイドレールに吊り下げられており、複数の前コラム10Bは、それぞれのローラ15bがガイドレールに沿って転動することで、収納庫1a内で個別に左右方向にスライド移動可能になっている。
As for the
図9は、回動コラム10Cの正面図であり、回動コラム10Cにおける後述する第2扉17が設けられている側の面に向かって視た状態の一例を示している。つまり、回動コラム10Cにおける第2扉17側の面が回動コラム10Cの正面であるものとし、図9は回動コラム10Cの第2扉17に正対した時の図(つまり、正面図)である。
FIG. 9 is a front view of the
回動コラム10Cは、収納庫1aの一方(図では右側)の側壁1a1に回動可能に取り付けられている。回動コラム10Cは、正面部及び下部が開放された矩形箱型の回動コラムケース16と、回動コラムケース16の正面部を開閉する扉17(以下では、第2扉17と言う)とを有する。なお、回動コラム10Cの回動構造及び第2扉17の構成については後述する。
The
図10は、回動コラム10Cの内部構成を示す図であり、図9から第2扉17が取り外された状態を示している。回動コラムケース16の内部には、上下方向に螺旋状に延びるスパイラル部材18が設けられている。
FIG. 10 is a diagram showing the internal configuration of the
また、回動コラムケース16の天板の上面には、スパイラル部材18を回転させる第2駆動装置19が取り付けられている。第2駆動装置19は、回動コラムケース16の天板に形成された貫通孔などを介してスパイラル部材18の上端に連結されている。例えば、第2駆動装置19は、駆動モータ19aと、駆動モータ19aの動力をスパイラル部材18に伝達する動力伝達機構19bとを含み、駆動モータ19aの動力によってスパイラル部材18を回転させるように構成され得る。
A
上述のように、各コラム(10A,10B,10C)には、複数の同じ種類の商品が上下方向に収納される。具体的には、複数の商品のそれぞれがスパイラル部材(13,18)の巻き線の間に挿入されることにより装填(補充)され、これにより、複数の商品がコラム(10A,10B,10C)に上下に並んだ状態で収納される。 As described above, each column (10A, 10B, 10C) stores a plurality of products of the same type vertically. Specifically, each of the plurality of products is loaded (replenished) by being inserted between the windings of the spiral members (13, 18), whereby the plurality of products are arranged in the columns (10A, 10B, 10C). are stored in a vertical row.
そして、各コラム(10A,10B,10C)では、駆動装置(14,19)がスパイラル部材(13,18)を1回転させると、コラムケース(11,16)内に保持、収納された複数の商品のそれぞれが1個分だけ下方に移動し、最下の商品がコラムケース(11,16)の下端から送出されて落下する。 In each column (10A, 10B, 10C), when the driving device (14, 19) rotates the spiral member (13, 18) once, the plurality of columns held and housed in the column case (11, 16) Each of the commodities moves downward by one piece, and the lowest commodities are sent out from the lower ends of the column cases (11, 16) and dropped.
ここで、図4に戻って、本実施形態では、3個の後コラム10Aは互いに密接して左右方向に並設されている。そして、3個の後コラム10Aからなる後コラム群の全体の左右方向の幅は、収納庫1aの左右方向の一方の側壁1a1(図では右側壁)と他方の側壁1a2(図では左側壁)との間の離間距離(換言すると、庫内有効幅)よりも僅かに狭くなるように設定されている。つまり、収納庫1a内の後半分のスペースは3個の後コラム10Aによって占有されている。これに対し、収納庫1a内の前半分のスペースには、後コラム10Aと同寸法の前コラム10Bが2個並んで配置されている。そして、例えば、2個の前コラム10Bからなる前コラム群が他方の側壁1a2側に最大に寄せられることで、前コラム群と一方の側壁1a1との間に空きスペースが確保される。この確保されたスペースは、概ね1個の前コラム10B(又は後コラム10A)が占有するスペースと略同じ広さの空間である。
Here, returning to FIG. 4, in this embodiment, the three
次に、回動コラム10Cの回動構成について、図3、図4及び図11(主に、図11)を参照して説明する。図11は、回動コラム10Cの収納庫1aへの取付構造を示す図であり、商品収納装置1の右側の部分横断面図を示している。
Next, the rotating structure of the
回動コラム10Cは、収納庫1aの左右方向の一方の側壁1a1と前コラム10Bとの間である庫内位置と、庫外位置との間を移動可能に一方の側壁1a1の前端近傍部分に取り付けられている。前記庫内位置では、回動コラム10Cは2個の前コラム10Bからなる前コラム群と一方の側壁1a1との間に空くスペース内に完全に収まっている。そして、前記庫外位置では、回動コラム10Cの大半の部分は収納庫1aの庫内領域の外に飛び出している。
The
回動コラム10Cは、上方視で矩形の外形を有し、上下方向に延びた回動軸20aを支点に回動することによって前記庫内位置と前記庫外位置との間を移動するように構成されている。
The
具体的には、回動コラム10C(回動コラムケース16)は、回動軸20aを有した回動コラムヒンジ20によって一方の側壁1a1の前端近傍部分にヒンジ連結されている。回動コラムヒンジ20は、回動軸20aと、第1ヒンジプレート20bと、第2ヒンジプレート20cとからなる。第1ヒンジプレート20bは、上下方向に延在しており、一方の側壁1a1の前端近傍部分にネジ止めされている。第2ヒンジプレート20cは、回動コラム10Cの前記庫内位置において上下方向に延在する4つの縁部(辺)のうちの収納庫1aの一方の側壁1a1側であり且つ収納庫1aの前方側である対象縁部Eに沿って回動コラムケース16にネジ止めされると共に、回動軸20aを介して第1ヒンジプレート20bと回動可能に連結されている。これにより、回動軸20aは回動コラムケース16の対象縁部Eに沿うように位置している。その結果、回動コラム10Cが回動軸20aを支点として前記庫内位置から前記庫外位置に位置した状態で、回動コラム10Cと回動コラム10Cの後方の後コラム10Aとの間に前コラム10Bが入り込むスペースが確保される。そして、回動コラム10Cが前記庫外位置に位置した状態で、一方の側壁1a1における前コラム10Bに相対する部分には、前コラム10Bの接近を妨げる部材が無いため、前コラム10Bが一方の側壁1a1に近接することができるようになっている。
Specifically, the
より具体的には、収納庫1aの前部の開口縁には、内扉3Bの裏側部分の一部が入り込むように凹んだ凹部1a3が形成されている。そして、回動コラムヒンジ20の第1ヒンジプレート20bは、一方の側壁1a1の内面における凹部1a3の近傍に固定され、第2ヒンジプレート20cは、前記庫内位置にある回動コラムケース16における内扉3Bと相対する壁である前壁16aの外面における一方の側壁1a1側の縁部に固定されている。
More specifically, a concave portion 1a3 is formed at the opening edge of the front portion of the
なお、図示は省略したが、収納庫1aの凹部1a3には、全周に亘ってシール部材が設けられており、当該シール部材を収納庫1aに固定するためのシール部材取付プレートが第1ヒンジプレート20bと一緒に一方の側壁1a1にネジ止めされている。つまり、第1ヒンジプレート20bを一方の側壁1a1にネジ止めするためのネジ孔は、前記シール部材取付プレート(図示省略)を一方の側壁1a1にネジ止めするためのネジ孔を兼用している。したがって、回動コラム10Cは収納庫1aに対して容易に着脱自在になっている。回動コラム10Cを必要としない場合には、前記ネジ孔を利用して、前記シール部材取付プレートのみを収納庫1aに取り付けるだけで、回動コラム10Cを有さない商品収納装置を構成することができる。
Although not shown, a seal member is provided along the entire circumference of the recessed portion 1a3 of the
回動コラム10Cの前壁16aは、前記庫内位置では概ね左右方向に延びており、前記庫外位置では概ね前後方向に延びている。
The
そして、上方視で回動コラム10Cにおける回動軸20aに対して対角位置にある角部Cと、回動軸20aの軸中心との間の距離である回動半径(又は上方視で矩形状の回動コラム10の対角の両角部を結ぶ対角線距離)は、複数(ここでは2個)の前コラム10Bからなる前コラム群の全体が他方の側壁1a2側に最大に寄せられた状態における、前コラム群と一方の側壁1a1との間の左右方向の離隔距離よりも短くなっている。これにより、前コラム群と一方の側壁1a1との間に空くスペースにおいて、回動コラム10Cが前コラム10Bと干渉することなく回動可能になっている。
A rotation radius (or a rectangular shape when viewed from above) is the distance between the center of the
回動コラム10Cは、前記庫内位置にある場合における上方視において、左右方向の寸法L1が前後方向の寸法L2より長い矩形の外形を有している。換言すると、回動コラム10Cの第2扉17に正対して視た場合において、回動コラム10Cの奥行(L1)は回動コラム10Cの幅(L2)より長い。本実施形態では、回動コラム10Cの奥行(L1)は、後コラム10A及び前コラム10Bの前後方向の寸法L3と一致し、回動コラム10Cの幅(L2)は、後コラム10A及び前コラム10Bの左右方向の寸法L4の概ね半分である。
The
本実施形態では、前記庫内位置にある回動コラム10Cにおける後コラム10Aに相対する壁である後壁16bの幅W1(換言すると、L1)は、後コラム10Aの第1扉12の扉幅W2(換言すると、L4)の半分より大きい。
In this embodiment, the width W1 (in other words, L1) of the
本実施形態では、回動コラム10Cの後壁16bの外面に、扉押さえ板21が設けられている。扉押さえ板21は、例えば、金属製プレートからなり第2扉17側から視た正面視で馬蹄形に形成されている。扉押さえ板21は、回動コラム10Cが前記庫内位置に位置した状態において、後コラム10Aの第1扉12に近接する端面21aを有している。具体的には、回動コラム10Cが前記庫内位置に位置した状態において、扉押さえ板21の端面21aは、回動コラム10Cの後方の後コラム10Aにおける一対の取手12b,12bに近接又は当接(図では近接)しており、一対のコラム扉12L,12Rに跨るように位置している。
In this embodiment, a
次に、回動コラム10Cの第2扉17の構成について、図4、図9及び図11等を参照して説明する。説明する。
Next, the configuration of the
第2扉17は、前記庫内位置にある回動コラム10Cにおける前コラム10B側の部分に設けられている。第2扉17は、回動コラム10Cが前記庫内位置にある状態で、複数の前コラム10Bのうちの一番近い回動コラム10Cのコラムケース11の側壁(図では右側の回動コラム10Cの右側壁)と間隔を空けて相対している。
The
本実施形態では、第2扉17は、前記庫内位置にある状態において、当該第2扉17における後コラム10A側の第1縁部171がヒンジ連結された片開き式の扉である。具体的には、第2扉17は、前記庫内位置にある状態において、回動コラムケース16における前コラム10B側の開口の後コラム10A側の縁部に、上下方向に延びる回動軸17aを支点として回動自在に支持されている。換言すると、第2扉17の前面に正対して第2扉17を視た場合、第2扉17は右開きの扉である。第2扉17は、主に商品収納装置1(回動コラムケース16)に対して商品を装填(補充)する作業者によって開閉される。
In this embodiment, the
本実施形態では、第2扉17における第1縁部171と反対側の第2縁部172に、取手22が設けられている。具体的には、第2扉17の前面に正対して第2扉17を視た場合、取手22は第2扉17の前面の右縁に設けられている。したがって、回動コラム10Cが前記庫内位置にある状態では、第2扉17の取手22は商品収納装置1の前側に位置している。また、本実施形態では、回動コラム10Cは、前記庫内位置において収納庫1aの一方の側壁1a1に磁気吸着する磁気吸着部23を有している。
In this embodiment, a
次に、商品収納装置1へ商品を装填する際の手順の例を説明する。図12(図12(a)~図12(d))は商品装填の際の手順の例を模式的に示す図である。以下では、各コラム(10A,10B,10C)に商品を装填(補充)する場合を一例に挙げて説明する。なお、作業者は商品収納装置1(自動販売機100)の前方に立っており、外扉3A及び内扉3Bが開かれているものとする。
Next, an example of a procedure for loading products into the
図12(a)には、2個の前コラム10Bが左側に最大に寄せられると共に回動コラム10Cが前記庫内位置に位置している、通常の状態が実線で示されている。まず、作業者は各前コラム10Bの第1扉12を開き、各前コラム10B内に必要な個数及び種類の商品を装填(補充)し、その後、各前コラム10Bの第1扉12を閉じる操作を行う。
In FIG. 12(a), the solid line shows the normal state in which the two
そして、作業者が前記庫内位置にある回動コラム10Cの取手22を把持して前方に引き寄せると、回動コラム10Cは図12(a)に破線で示すように回動し、図12(b)に示すように前記庫外位置に位置する。なお、回動コラム10Cが前記庫内位置にある状態(図12(a)に実線で示す状態)で、回動コラム10Cの第2扉17と右側の前コラム10Bとの間には、隙間が設けられているので、作業者は回動コラム10Cが前記庫内位置にあっても前記隙間の分だけ第2扉17を少しだけ開くことができる。
Then, when the operator grasps the
図12(b)に示す状態で、作業者は回動コラム10Cの後方に位置する右側の後コラム10Aに、当該後コラム10Aの前方(換言すると、商品収納装置1の前方)からアクセスすることができるようになる。そして、作業者は右側の後コラム10Aの第1扉12を開いて(図12(b)破線参照)、右側の後コラム10A内に必要な数及び種類の商品を装填し、その後、第1扉12を閉じる。
In the state shown in FIG. 12(b), the operator can access the right
その後、図12(b)に示すように、回動コラム10Cが前記庫外位置に位置した状態で、作業者は回動コラム10Cの第2扉17を開き(破線参照)、回動コラム10C内に商品を装填し、その後、第2扉17を閉じる。これにより、右側の後コラム10A、2個の前コラム10B及び回動コラム10Cへの商品装填作業が完了する。なお、回動コラム10Cへの商品の装填作業において、作業者は商品収納装置1の前方から回動コラム10Cにアクセスすることができ、作業者による商品装填作業における回動コラム10Cへのアクセス方向と右側の後コラム10A及び各前コラム10Bへのアクセス方向が一致している。
After that, as shown in FIG. 12(b), the operator opens the
次に、作業者は、3個の後コラム10Aのうちの残りの2個の後コラム10Aへアクセスするために、図12(c)及び図12(d)に示すように、前コラム10Bを左右方向に適宜に移動させる。
Next, in order to access the remaining two
例えば、図12(c)に示すように、作業者は、右側の前コラム10Bのみを一方(右側)の側壁1a1に最大に寄せて右側の後コラム10Aの前方位置まで移動させる。この時、右側の前コラム10Bは、右側の後コラム10Aと回動コラム10Cと間に位置している。この状態で、作業者は中央の後コラム10Aに、当該後コラム10Aの前方からアクセスすることができるようになる。そして、作業者は中央の後コラム10Aの第1扉12を開いて(図12(c)破線参照)、中央の後コラム10A内に商品を装填し、その後、第1扉12を閉じる。
For example, as shown in FIG. 12(c), the operator moves only the
その後、図12(d)に示すように、作業者は、左側の前コラム10Bのみを一方(右側)の側壁1a1に最大に寄せて中央の後コラム10Aの前方位置まで移動させる。この状態で、作業者は左側の後コラム10Aに、当該後コラム10Aの前方からアクセスすることができるようになる。そして、作業者は左側の後コラム10Aの第1扉12を開いて(図12(d)破線参照)、左側の後コラム10A内に商品を装填し、その後、第1扉12を閉じる。以上により、作業者による各コラム(10A,10B,10C)への商品装填作業が完了する。
After that, as shown in FIG. 12(d), the operator moves only the
以上説明したように、本実施形態に係る商品収納装置1及びこれを備えた自動販売機100では、回動コラム10Cが収納庫1aの一方の側壁1a1と前コラム10Bとの間である庫内位置と、庫外位置との間を移動可能であるので、回動コラム10Cへの商品の装填数分だけ従来よりも商品装填数を増加させることができる。このため、前コラム10Bと一方の側壁1a1との間のスペースが後コラム10Aへのアクセス以外に商品収納用のスペースとして有効に利用される。そして、回動コラム10Cは、上方視で矩形の外形を有し、上下方向に延びた回動軸20aを支点に回動することによって前記庫内位置と前記庫外位置との間を移動するように構成されており、前記庫内位置にある回動コラム10Cにおける前コラム10B側の部分に、第2扉17が設けられているので、例えば、回動コラム10Cが庫内位置から概ね90°程度回動されるだけで、第2扉17が商品収納装置1の前方に臨むことになる。このため、商品収納装置1の前方から商品収納装置1に対して作業を行う作業者等は、回動コラム10Cへの商品の装填を、商品収納装置1の前方から自然な姿勢で効率的に行うことができる。これらにより、商品収納装置1(自動販売機100)において前コラム移動用に収納庫1a内に確保されたスペースが、商品の装填作業の効率を低下させることなく、有効に利用される。
As described above, in the
本実施形態では、複数の前コラム10B及び複数の後コラム10Aのそれぞれの前部に、第1扉12が設けられている。これにより、商品の装填作業において、作業者は商品収納装置1の前方から商品装填対象のコラム(10A,10B,10C)にアクセスことができ、作業者による商品装填作業におけるコラム(10A,10B,10C)へのアクセス方向を合わせることができ、作業者による商品装填作業の効率が高まることになる。
In this embodiment, a
本実施形態では、回動コラム10Cの後壁16bの幅W1は、後コラム10Aの第1扉12の扉幅W2の半分より大きく、回動コラム10Cは前記庫内位置にある場合における上方視において、左右方向の寸法L1が前後方向の寸法L2より長い矩形の外形を有している。これにより、回動コラム10Cの後方の後コラム10Aの第1扉12の閉め忘れがあったとしても、回動コラム10Cが前記庫外位置から前記庫内位置へ回動されることで、後壁16bが半開きの第1扉12に衝突し、その結果、当該第1扉12が閉まることになる。特に、本実施形態のように、第1扉12が扉幅方向の中央で両開き式の扉である場合において好適である。
In this embodiment, the width W1 of the
本実施形態では、回動コラム10Cの後壁16bの外面に、扉押さえ板21が設けられている。これにより、閉め忘れられて半開きになった後コラム10Aの第1扉12が扉押さえ板21によって確実に閉められるようになる。
In this embodiment, a
本実施形態では、回動コラム10Cの第2扉17は、前記庫内位置にある状態において、当該第2扉17における後コラム10A側の第1縁部171がヒンジ連結された片開き式の扉である。これにより、作業者は、回動コラム10Cを前記庫内位置に位置させた状態で、回動コラム10C内の商品の個数や装填状態を容易に確認することができる。
In this embodiment, the
本実施形態では、回動コラム10Cの第2扉17における第1縁部171と反対側の第2縁部172に、取手22が設けられている。これにより、商品収納装置1の前方に立つ作業者が第2扉17の取手22を容易に把持できると共に、この取手22を前方に引き寄せることで、回動コラム10Cを容易に回動させることができる。
In this embodiment, a
図示は省略したが、収納庫1aの前部開口のうちの商品シュート50に対応する部分は、内扉3Bとは別の部材からなる閉止プレートによって閉止されている。この閉止プレートの上端は、前コラム10Bの下端よりも僅かに上方で且つ回動コラム10Cの下端よりも僅かに下方に位置している。これにより、前記ガイドレールに吊り下げられている前コラム10Bの前部下端が前記閉止プレートの上端によってガイドされ、前コラム10Bの姿勢が安定するとともに、回動コラム10Cの回動が許容される。
Although not shown, the portion of the front opening of the
本実施形態では、回動コラム10Cは、回動コラム10Cは、前記庫内位置において収納庫1aの一方の側壁1a1に磁気吸着する磁気吸着部23を有している。これにより、前記庫内位置にある回動コラム10Cの姿勢が安定することになる。なお、回動コラム10Cは、磁気吸着部23を有さなくてもよい。
In this embodiment, the
また、第2扉17は、当該第2扉17に向かって視て右開きに限らず、左開きでもよい。この場合でも、視認性は悪くなるが、前記庫内位置において、回動コラム10C内の装填状態が確認され得る。また、回動コラム10Cは、一方の側壁1a1に回動可能に取り付けられているが、これに限られることなく、他方の側壁1a2に回動可能に取り付けられてもよい。この場合、第2扉17は、当該第2扉17に向かって視て左開きになるように回動コラムケース16にヒンジ連結されることが好適である。また、第1扉12は片開き式でもよく、第2扉17は両開き式でもよい。また、外扉3A及び内扉3Bは、当該扉(3A,3B)に向かって視て右開きに限らず、左開きでもよい。また、内扉3Bは片開き式に限らず両開き式でもよい。また、商品収納装置1は、本実施形態のように、自動販売機100に適用されると好適である。
Further, the
以上、本発明の実施形態及び変形例について説明したが、本発明は、上述の実施形態や変形例に制限されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいてさらなる変形及び変更が可能であることはもちろんである。 Although the embodiments and modifications of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments and modifications, and further modifications and changes are possible based on the technical idea of the present invention. Of course there is.
次に、参考例に係る商品収納装置1’について説明する。 Next, a product storage device 1' according to a reference example will be described.
図13は、参考例に係る商品収納装置1’の構成を示す図である。参考例の商品収納装置1’は、回動コラム10Cについての構成を除き、本実施形態の商品収納装置1と同一の構成を有している。なお、参考例に係る商品収納装置1’において、本実施形態に係る商品収納装置1と同じ要素については同一の符号を付して説明を省略する。
FIG. 13 is a diagram showing the configuration of a product storage device 1' according to a reference example. The product storage device 1' of the reference example has the same configuration as the
参考例の商品収納装置1’において、複数の商品が収納される回動コラム10Cは、内扉3Bに取り付けられている。そして、参考例では、回動コラム10Cは、収納庫1aの左右方向の一方の側壁1a1と前コラム10Bとの間である庫内位置と、庫外位置との間を移動可能に内扉3Bに取り付けられている。参考例の回動コラム10Cは、上方視で矩形の外形を有し、上下方向に延びた回動軸31aを支点に回動することによって前記庫内位置と前記庫外位置との間を移動するように構成されている。自動販売機100は、商品収納装置1に替えて参考例に係る商品収納装置1’を備えて構成することができる。
In the commodity storage device 1' of the reference example, a
具体的には、商品収納装置1’の回動コラム10Cは、例えば、図13に示すように内扉3Bの内面(閉状態で庫内側の面)における回動軸31a側の縁部に固定され、内扉3Bが閉じることで、前記庫内位置に位置し(図13破線参照)、内扉3Bが開くことで、前記庫外位置に位置するように構成されている。図13に示す例では、回動軸31aが収納庫1aの左側に位置しており、通常時には、複数(ここでは2個)の前コラム10Bからなる前コラム群が右側の側壁1a1に最大に寄せられている。そして、商品収納装置1’の回動コラム10Cは、前記庫内位置では、収納庫1a内の前側において前コラム群と収納庫1aの左側の側壁1a2との間に空くスペースに配置されている。
Specifically, as shown in FIG. 13, the
より具体的には、商品収納装置1’において、回動コラム10Cは回動コラムヒンジ20を有しておらず、回動コラムケース16の側壁が内扉3Bの内面にネジ等によって固定されており、回動コラムケース16における前記側壁と反対側の部分が開放されている。そして、商品収納装置1’において、第2扉17は、回動コラムケース16の開口の回動軸31a側の縁部に、上下方向に延びる回動軸17aを支点として回動自在に支持された、片開き式の扉である。換言すると、ここでは、第2扉17は前記庫内位置にある回動コラム10Cにおける後コラム10A側の部分に設けられており、第2扉17の前面に正対して第2扉17を視た場合、第2扉17は左開きの扉である。
More specifically, in the product storage device 1', the
上記参考例に係る商品収納装置1’においても、前コラム10Bと側壁1a2との間のスペースが後コラム10Aへのアクセス以外に商品収納用のスペースとして有効に利用される。なお、この参考例では、回動コラム10Cは内扉3Bの内面における回動軸31a側の縁部に取り付けられているが、これに限られることなく、回動コラム10Cは内扉3Bの内面における回動軸31aと反対側の縁部に取り付けられてもよいし、内扉3Bの扉幅方向の中央に取り付けられてもよい。前者の場合には、通常時において前記前コラム群が左側の側壁1a2に最大に寄せられていればよく、後者の場合には、通常時において左側の前コラム10Bが左側の側壁1a2に、右側の前コラム10Bが右側の側壁1a1に、それぞれ最大に寄せられればよい。また、第2扉17は前記庫内位置にある回動コラム10Cにおける前コラム10B側の部分に設けられてもよく、さらに、第2扉17は右開きでもよい。
Also in the product storage device 1' according to the reference example, the space between the
1…商品収納装置、1a…収納庫、1a1…一方の側壁、10A…複数の後コラム、10B…複数の前コラム、10C…回動コラム、16b…後壁、12…第1扉(後コラムの扉、前コラムの扉)、17…第2扉(回動コラムの扉)、171…第1縁部、20a…回動軸、21…扉押さえ板、22…取手(回動コラムの扉の取手)、23…磁気吸着部、W1…後壁の幅、100…自動販売機、W2…第2扉(扉)の扉幅
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記収納庫内の後側で左右方向に並設され且つそれぞれに商品が収納される複数の後コラムと、
前記収納庫内の前側で左右方向に移動可能に並設され且つそれぞれに商品が収納される複数の前コラムと、
を備える、商品収納装置であって、
前記収納庫の左右方向の一方の側壁と前コラムとの間である庫内位置と、庫外位置との間を移動可能であり、且つ、複数の商品が収納される、回動コラムを、
含み、
前記回動コラムは、上方視で矩形の外形を有し、上下方向に延びた回動軸を支点に回動することによって前記庫内位置と前記庫外位置との間を移動するように構成され、
前記庫内位置にある前記回動コラムにおける前コラム側の部分に、扉が設けられている、商品収納装置。 a storage compartment with an open front;
a plurality of rear columns arranged side by side in the left-right direction on the rear side of the storage and each containing a product;
a plurality of front columns arranged side by side so as to be movable in the left-right direction on the front side in the storage, each of which stores a product;
A product storage device comprising
a rotatable column that can move between an inside position between one lateral side wall of the storage and a front column and an outside position, and that stores a plurality of commodities;
including
The rotating column has a rectangular outer shape when viewed from above, and is configured to move between the inside position and the outside position by rotating around a vertically extending rotating shaft as a fulcrum. is,
A product storage device, wherein a door is provided on a front column side portion of the rotating column located at the inside of the warehouse.
前記回動コラムは、前記庫内位置にある場合における上方視において、左右方向の寸法が前後方向の寸法より長い矩形の外形を有している、
請求項1に記載の商品収納装置。 a width of a rear wall of the rotating column facing the rear column in the inside of the refrigerator is larger than half the door width of the door of the rear column;
The rotating column has a rectangular outer shape whose lateral dimension is longer than its longitudinal dimension when viewed from above when it is in the inside of the refrigerator.
The product storage device according to claim 1.
前記ヒンジは、前記回動コラムの前記庫内位置において上下方向に延在する4つの縁部のうちの前側で且つ前記収納庫の前記一方の側壁側の縁部に取り付けられている、請求項1~6のいずれか一つに記載の商品収納装置。 The rotating column is hinged to the one side wall by a hinge having the rotating shaft,
The hinge is attached to the front side of four vertically extending edges of the rotating column at the position inside the storage and to the edge of the one side wall of the storage. 7. The product storage device according to any one of 1 to 6.
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