JP2023084311A - 情報処理装置、情報処理システム及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】店舗独自のサービスを伴う商品登録を精度良く行うことができる情報処理装置、情報処理システム及び制御プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、特定部と、第1取得部と、第2取得部と、第3取得部と、登録部と、を備える。特定部は、ユーザの位置情報を基にユーザが買上商品を購入する店舗を特定する。第1取得部は、店舗で購入する買上商品を識別する商品識別情報を取得する。第2取得部は、店舗に関連付けられた買上商品の値引きに係る画像を取得する。第3取得部は、画像に対して、店舗に設定された分析を実行し、買上商品の値引きに係る情報を取得する。登録部は、商品識別情報及び買上商品の値引きに係る情報を基に買上商品を登録する。
【選択図】 図1
【解決手段】情報処理装置は、特定部と、第1取得部と、第2取得部と、第3取得部と、登録部と、を備える。特定部は、ユーザの位置情報を基にユーザが買上商品を購入する店舗を特定する。第1取得部は、店舗で購入する買上商品を識別する商品識別情報を取得する。第2取得部は、店舗に関連付けられた買上商品の値引きに係る画像を取得する。第3取得部は、画像に対して、店舗に設定された分析を実行し、買上商品の値引きに係る情報を取得する。登録部は、商品識別情報及び買上商品の値引きに係る情報を基に買上商品を登録する。
【選択図】 図1
Description
本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理システム及び制御プログラムに関する。
スーパーマーケット等の小売店では、店舗毎に値引きサービスを客に提供し、商品の販売促進を図っている。例えば値引き対象商品に、店舗独自の値引き額又は値引き率を表記した値引きシールを付して、値引き対象外の商品と区別して販売している。
このような小売店は、商品が陳列されている売場において、客がスマートフォン等のモバイル端末を自ら操作して購入する買上商品に係るデータ、例えばバーコード、二次元コード等のデータコードをセルフで入力する情報処理システムを導入している。買上商品が値引き対象商品である場合には、客は買上商品に付された値引きシールをセルフでモバイル端末に入力することとなる。そして、例えば入力された値引きシールの画像に対して画像認識処理が適用され、その値引きシールに対応した値引き額又は値引き率が特定される。したがって、画像認識処理の精度が十分に高くない場合、誤った値引き処理が実行される懸念がある。このような店舗独自のサービスを伴う商品登録を精度良く行うことができる仕組みが要望されている。
このような小売店は、商品が陳列されている売場において、客がスマートフォン等のモバイル端末を自ら操作して購入する買上商品に係るデータ、例えばバーコード、二次元コード等のデータコードをセルフで入力する情報処理システムを導入している。買上商品が値引き対象商品である場合には、客は買上商品に付された値引きシールをセルフでモバイル端末に入力することとなる。そして、例えば入力された値引きシールの画像に対して画像認識処理が適用され、その値引きシールに対応した値引き額又は値引き率が特定される。したがって、画像認識処理の精度が十分に高くない場合、誤った値引き処理が実行される懸念がある。このような店舗独自のサービスを伴う商品登録を精度良く行うことができる仕組みが要望されている。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、店舗独自のサービスを伴う商品登録を精度良く行うことができる情報処理装置、情報処理システム及び制御プログラムを提供しようとするものである。
一実施形態において、情報処理装置は、特定部と、第1取得部と、第2取得部と、第3取得部と、登録部と、を備える。特定部は、ユーザの位置情報を基にユーザが買上商品を購入する店舗を特定する。第1取得部は、店舗で購入する買上商品を識別する商品識別情報を取得する。第2取得部は、店舗に関連付けられた買上商品の値引きに係る画像を取得する。第3取得部は、画像に対して、店舗に設定された分析を実行し、買上商品の値引きに係る情報を取得する。登録部は、商品識別情報及び買上商品の値引きに係る情報を基に買上商品を登録する。
以下、一実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態では、商品が陳列されている売場において、客がモバイル端末を自ら操作して買上商品に係るデータをセルフで入力する情報処理システムを例示する。
本実施形態では、商品が陳列されている売場において、客がモバイル端末を自ら操作して買上商品に係るデータをセルフで入力する情報処理システムを例示する。
図1は、情報処理システム1の概略構成を示すブロック図である。情報処理システム1は、管理システム2と加盟店に構築される店舗システム3とを含む。管理システム2と店舗システム3とは、インターネットプロトコルを利用したネットワーク40を通じて双方向のデータ通信を可能としている。ネットワーク40は、公衆回線又は専用回線を中継網とし、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、移動体通信網、携帯電話通信網等をアクセス網とした広域のネットワークである。したがって、携帯電話通信網を利用するモバイル端末10は、ネットワーク40を介して管理システム2にアクセスすることができる。
加盟店は、管理システム2の管理会社と利用契約を結んだ店舗である。なお、図1では、1つの加盟店の店舗システム3を示している。他の加盟店の店舗システムも同様にネットワーク40に接続されることは言うまでもない。ただし、他の加盟店の店舗システムが、必ずしも図1に示す店舗システム3と同一構成であるとは限らない。加盟店によって店舗システムの構成の一部が異なる場合もあり得る。以下、加盟店を店舗と称する。
モバイル端末10は、客が買上商品に係るデータをセルフで入力するのに使用される端末である。客は、ユーザの一例である。モバイル端末10は、携帯型の通信端末である。モバイル端末10は、例えば客が携帯するデジタルカメラを搭載したスマートフォン、タブレット端末等である。モバイル端末10は、情報処理装置の一例である。モバイル端末10は、例えばショッピングカートに設置してもよい。モバイル端末10は、少なくともバーコード、二次元コード等のデータコード、値引きシールDSを読み取るためのハードウェアを有している。値引きシールDSは、店舗で販売される値引き対象商品に付された値引き情報を表記したシールである。値引き対象商品は、例えば消費期限又は賞味期限が近付いた商品を含む。値引き情報は、例えば値引き額又は値引き率である。値引き情報は、買上商品の値引きに係る情報の一例である。
管理システム2は、管理サーバ20を通信回線26で接続している。また管理システム2は、通信回線26にルータ27を接続し、このルータ27を介してネットワーク40と接続している。
管理サーバ20は、情報処理システム1に含まれる店舗システム3が構築される店舗に係る情報を管理するコンピュータである。
店舗システム3は、店舗サーバ31及び会計機32を備え、これらを店舗内ネットワーク33で接続している。また店舗システム3は、店舗内ネットワーク33にルータ34を接続し、このルータ34を介してネットワーク40と接続している。さらに店舗システム3は、店舗内ネットワーク33にアクセスポイント35を接続し、このアクセスポイント35を介してモバイル端末10と無線LANによるデータ通信を可能としている。
店舗サーバ31は、当該店舗システム3が構築される店舗での業務全般を支援するコンピュータである。
店舗サーバ31は、第1商品マスタファイル311を備える。第1商品マスタファイル311は、当該店舗で販売されている商品のデータを記述した商品データレコードを保存する。商品データレコードは、店舗コード毎に、商品コード、商品名、価格等の項目を含む。店舗コードは、各店舗を個々に識別するために店舗毎に設定された店舗識別情報である。商品コードは、商品を個々に識別するために商品毎に設定された商品識別情報である。各商品には、通常、商品コードを表したバーコードが付されている。
会計機32は、買上商品の会計を店員若しくは客が行うことを可能とした機器である。会計機32の台数は、特に制限されない。会計機32は、例えばモバイル端末10を使用して買上商品に係るデータをセルフで入力した客が、その買上商品の代金支払いを伴う決済をセルフで行うことを可能とした専用の決済装置でもよい。例えば買上商品の登録操作と決済操作とを店員が行うようにした周知のPOS(Point Of Sales)端末、あるいは登録機と会計機とが分離し、登録機に対する買上商品の登録操作を店員が行い、会計機での決済操作を客がセルフで行うようにしたセミセルフ対応の登録機及び会計機が店舗内ネットワーク33に接続されていてもよい。
図2は、モバイル端末10の要部回路構成を示すブロック図である。図2に示すように、モバイル端末10は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、タッチパネル14、カメラ15、無線ユニット16、GPS(全地球測位システム(global positioning system))センサ17及びシステム伝送路18を備えている。システム伝送路18は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。モバイル端末10は、システム伝送路18に、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、タッチパネル14、カメラ15、無線ユニット16及びGPSセンサ17を接続する。そしてプロセッサ11、メインメモリ12及び補助記憶デバイス13がシステム伝送路18で接続されて、モバイル端末10を制御するための情報処理を行うコンピュータが構成される。
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、モバイル端末10としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域及び揮発性のメモリ領域を含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ12は、プロセッサ11が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを揮発性のメモリ領域で記憶する。またメインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
補助記憶デバイス13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス13となり得る。補助記憶デバイス13は、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ11での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス13は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。補助記憶デバイス13は、記憶部の一例である。
補助記憶デバイス13に記憶されるアプリケーションプログラムには、買物アプリケーションプログラムが含まれる。以下では、買物アプリケーションプログラムを買物アプリと略称する。買物アプリは、情報処理システム1に含まれる店舗システム3が構築される店舗での買物の際に実行されるアプリである。買物アプリを補助記憶デバイス13にインストールする方法は特に限定されるものではない。リムーバブルな記録媒体に制御プログラムを記録して、あるいはネットワークを介した通信により制御プログラムを配信して、補助記憶デバイス13にインストールすることができる。記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。なお、補助記憶デバイス13ではなく、メインメモリ12に買物アプリをインストールしてもよい。
例えばスマートフォンをモバイル端末10として利用したい客は、買物アプリをスマートフォンにインストールする。そして客は、ユーザ登録を行うことにより、スマートフォンをモバイル端末10として利用できる。
例えばスマートフォンをモバイル端末10として利用したい客は、買物アプリをスマートフォンにインストールする。そして客は、ユーザ登録を行うことにより、スマートフォンをモバイル端末10として利用できる。
タッチパネル14は、モバイル端末10の入力デバイス及び表示デバイスを兼ね備えた機器である。タッチパネル14は、表示された画像に対するタッチ位置を検出し、そのタッチ位置情報をプロセッサ11に出力する。
カメラ15は、モバイル端末10に内蔵された撮像デバイスである。カメラ15は、モバイル端末10にインストールされた買物アプリにより、静止画又は動画の撮影装置として、あるいはバーコード、二次元コード等のデータコードのスキャニング装置として動作する。静止画は、例えば値引きシールDSを含む。
無線ユニット16は、アクセスポイント35との間で無線通信プロトコルに従いデータの無線通信を行う。
GPSセンサ17は、GPSを利用してモバイル端末10の現在位置(緯度・経度)を測位する。
モバイル端末10は、メインメモリ12における不揮発性のメモリ領域において、端末識別情報を記憶している。端末識別情報は、各モバイル端末10を個々に識別するためにモバイル端末10毎に設定された端末識別情報である。例えばモバイル端末10にインストールされた買物アプリのプログラムIDが端末識別情報として用いられてもよい。
モバイル端末10は、メインメモリ12における揮発性のメモリ領域の一部を、買上商品メモリ121(図3を参照)の領域として使用する。なお、買上商品メモリ121の記憶先はメインメモリ12に限定されない。補助記憶デバイス13に買上商品メモリ121を記憶してもよい。
図3は、買上商品メモリ121の一例を示す模式図である。買上商品メモリ121は、買上商品の登録情報を記憶する。図3に示すように、買上商品の登録情報は、一連の番号順に、モバイル端末10を介して入力された買上商品の商品コード、商品名、価格、買上点数、買上金額、値引き情報、値引き後価格等を含む。買上点数は、その商品コードで識別される商品の買上数であり、買上金額は、買上点数に基づく価格の合計である。値引き後価格は、値引きが適用された後の商品の価格である。通常、値引き後価格は、値引きが適用される前の商品の価格よりも安価である。買上商品メモリ121は、モバイル端末10毎に作成される。
モバイル端末10は、補助記憶デバイス13において、紐づけテーブル131(図4を参照)を記憶している。なお、紐づけテーブル131は、例えばモバイル端末10が通信可能な外部装置のメモリに保存してもよい。紐づけテーブル131は、例えばネットワーク40経由で通信可能なサーバ装置のメモリに設けてもよい。
図4は、紐づけテーブル131の一例を示す模式図である。図4に示すように、紐づけテーブル131は、店舗コード、店舗位置情報及び辞書コードを記述したデータテーブルである。店舗位置情報は、店舗の位置を示す情報である。店舗位置情報は、例えばX軸とY軸とからなる二次元座標データ等であってもよい。例えば任意の1か所を基準位置と設定し、その基準位置を二次元座標の原点O(0,0)とする。そして、店舗の範囲として予め設定された複数の位置を、原点Oに対する二次元座標でそれぞれ表してもよい。すなわち店舗位置情報は、複数の二次元座標データからなる。辞書コードは、同一行の店舗コード及び店舗位置情報によって識別される一意の識別情報である。
図2の説明に戻る。
プロセッサ11は、特定部111、第1取得部112、第2取得部113、第3取得部114、登録部115及び受付部116としての機能を有する。すなわち各部は、各機能ということもできる。
プロセッサ11は、特定部111、第1取得部112、第2取得部113、第3取得部114、登録部115及び受付部116としての機能を有する。すなわち各部は、各機能ということもできる。
特定部111は、3つの機能を含む。1つ目は、ユーザの位置情報を基にユーザが買上商品を購入する店舗を特定する機能である。2つ目は、ユーザの位置情報が記憶部に記憶された店舗の位置情報の範囲内である場合に、当該店舗をユーザが買上商品を購入する店舗として特定する機能である。3つ目は、受付部116で受け付けた入力に関連付けられた位置情報を基に店舗を特定する機能である。受付部116は、後述する。
第1取得部112は、買上商品を識別する商品識別情報を取得する機能である。
第2取得部113は、店舗に関連付けられた買上商品の値引きに係る画像を取得する機能である。
第3取得部114は、2つの機能を含む。1つ目は、画像に対して、店舗に設定された分析を実行し、買上商品の値引きに係る情報を取得する機能である。2つ目は、画像に対して、店舗毎に設定された値引きに係る画像の分析に関するデータファイルのうち、特定部111で特定された店舗に設定されたデータファイルを基に分析を実行し、買上商品の値引きに係る情報を取得する。値引きに係る画像の分析に関するデータファイルは、後述する。
登録部115は、商品識別情報及び買上商品の値引きに係る情報を基に買上商品を登録する機能である。
受付部116は、ユーザが買上商品を購入する店舗の入力を受け付ける機能である。
図5は、管理サーバ20の要部回路構成を示すブロック図である。管理サーバ20は、プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶デバイス23、通信インターフェース24及びシステム伝送路25を備える。システム伝送路25は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。管理サーバ20は、システム伝送路25に、プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶デバイス23及び通信インターフェース24を接続する。管理サーバ20では、プロセッサ21、メインメモリ22及び補助記憶デバイス23と、これらを接続するシステム伝送路25とによってコンピュータが構成される。
プロセッサ21は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ21は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、管理サーバ20としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ21は、例えばCPUである。
メインメモリ22は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ22は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ22は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ22は、プロセッサ21が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ22は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ21によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROMである。揮発性のメモリ領域は、例えばRAMである。
補助記憶デバイス23は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM、HDD、あるいはSSD等が補助記憶デバイス23となり得る。補助記憶デバイス23は、プロセッサ21が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ21での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス23は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
通信インターフェース24は、店舗内ネットワーク33に接続される。通信インターフェース24は、店舗内ネットワーク33を介して接続される他の機器との間で通信プロトコルに従いデータ通信を行う。
管理サーバ20は、補助記憶デバイス23において、第2商品マスタファイル231、サービスマスタファイル232、領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234を記憶している。辞書ファイルは、領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234を含む。
第2商品マスタファイル231は、各店舗で販売されている商品のデータを記述した商品データレコードを保存する。商品データレコードは、店舗コード毎に、商品コード、商品名、価格等の項目を含む。
サービスマスタファイル232は、各店舗で販売されている商品のサービスデータを記述したサービスデータレコードを保存する。サービスデータレコードは、辞書コード毎に、値引き情報、値引きシールDSの画像等の項目を含む。値引きシールDSは、予め店舗毎に設定され、値引きシールDSの画像がサービスデータレコードに保存されている。本実施形態では、値引き対象商品には、商品コードを表したバーコード及び値引きシールDSが付されているものとする。
サービスマスタファイル232は、各店舗で販売されている商品のサービスデータを記述したサービスデータレコードを保存する。サービスデータレコードは、辞書コード毎に、値引き情報、値引きシールDSの画像等の項目を含む。値引きシールDSは、予め店舗毎に設定され、値引きシールDSの画像がサービスデータレコードに保存されている。本実施形態では、値引き対象商品には、商品コードを表したバーコード及び値引きシールDSが付されているものとする。
領域辞書ファイル233は、値引き対象商品に付された値引きシールDSを抽出する画像分割手法に係る辞書情報を記憶したデータファイルである。領域辞書ファイル233は、辞書コード毎に設定される。領域辞書ファイル233は、値引きに係る画像の分析に関するデータファイルの一例である。
認識辞書ファイル234は、抽出された値引きシールDSを認識する画像認識手法に係る辞書情報を記憶したデータファイルである。認識辞書ファイル234は、辞書コード毎に設定される。認識辞書ファイル234は、値引きに係る画像の分析に関するデータファイルの一例である。
認識辞書ファイル234は、抽出された値引きシールDSを認識する画像認識手法に係る辞書情報を記憶したデータファイルである。認識辞書ファイル234は、辞書コード毎に設定される。認識辞書ファイル234は、値引きに係る画像の分析に関するデータファイルの一例である。
図6及び図7は、モバイル端末10のプロセッサ11が、制御プログラムに従って実行する要部制御手順を示す流れ図である。図8乃至図12は、管理サーバ20のプロセッサ21が、制御プログラムに従って実行する要部制御手順を示す流れ図である。以下、これらの図を用いて、情報処理システム1の主要な動作について説明する。なお、以下に説明する動作の内容は一例である。同様な結果を得ることが可能であれば、その動作手順及び内容は特に限定されるものではない。
モバイル端末10を携帯する客は、入店前に買物アプリを起動する。そうすると、プロセッサ11は、図6の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。
プロセッサ11は、ACT11として端末位置情報を取得する。端末位置情報は、GPSセンサ17によって測位された、モバイル端末10の現在位置を示す情報である。端末位置情報は、モバイル端末10を携帯する客の現在位置を示す情報である。端末位置情報は、位置情報の一例である。端末位置情報は、例えばX軸とY軸とからなる二次元座標データ等であってもよい。例えば任意の1か所を基準位置と設定し、その基準位置をX-Y座標の原点O(0,0)とする。そして、モバイル端末10の現在位置を、原点Oに対するX-Y座標で表してもよい。
プロセッサ11は、ACT12として紐づけテーブル131を参照して、端末位置情報を含む店舗位置情報と同一行の辞書コードを取得する。すなわちプロセッサ11は、特定部111の機能により端末位置情報を基に客が買上商品を購入する店舗を特定する。また、プロセッサ11は、辞書コードをメインメモリ12に記憶させる。プロセッサ11は、補助記憶デバイス13に辞書コードを記憶させてもよい。
プロセッサ11は、ACT13として入店要求コマンドをネットワーク40経由で管理サーバ20に送信する。入店要求コマンドには、辞書コードが含まれる。
管理サーバ20のプロセッサ21は、モバイル端末10から入店要求コマンドを受信すると、図8の流れ図に示す手順のコマンド受信処理を開始する。
プロセッサ21は、ACT51として入店要求コマンドから辞書コードを取得する。
プロセッサ21は、ACT52として辞書コードに対応した領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234を抽出する。
プロセッサ21は、ACT53として入店応答コマンドをネットワーク40経由でモバイル端末10に送信する。入店応答コマンドには、領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234が含まれる。以上で、プロセッサ21は、入店要求コマンド受信処理を終了する。
図6の説明に戻る。
モバイル端末10のプロセッサ11は、ACT14として管理サーバ20からの入店応答コマンドを待ち受ける。管理サーバ20から入店応答コマンドを受信した場合、プロセッサ11は、ACT14においてYESと判定し、処理はACT15へ遷移する。
モバイル端末10のプロセッサ11は、ACT14として管理サーバ20からの入店応答コマンドを待ち受ける。管理サーバ20から入店応答コマンドを受信した場合、プロセッサ11は、ACT14においてYESと判定し、処理はACT15へ遷移する。
プロセッサ11は、ACT15として入店応答コマンドに含まれる領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234をメインメモリ12に記憶させる。プロセッサ11は、補助記憶デバイス13に領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234を記憶させてもよい。
プロセッサ11は、ACT16としてチェックイン完了画面をタッチパネル14に表示させる。チェックイン完了画面には、例えば買物の準備が整ったことを示すメッセージと、「はい」ボタンの画像とが表示される。チェックイン完了画面を確認した客は、「はい」ボタンを入力する。
プロセッサ11は、ACT17として買物開始が指示されるのを待ち受ける。客はチェックイン完了画面の「はい」ボタンを入力すると、プロセッサ11は、買物開始が指示されたと判定する。プロセッサ11は、買物開始が指示されると、ACT17においてYESと判定し、処理はACT18へ遷移する。
プロセッサ11は、ACT18として登録画面100(図13を参照)をタッチパネル14に表示させる。
図13は、登録画面100の一例を示す模式図である。図13に示すように、登録画面100には、例えば商品登録された商品の商品名、価格、買上点数及び買上金額と合計金額とを表示するための領域が形成されている。合計金額は、買上金額の合計である。登録画面100は、商品登録ボタン101の画像、バーコード無しボタン102の画像、値引きボタン103の画像及び会計ボタン104の画像を含む。
買上商品の商品登録を行う場合、客は商品登録ボタン101を入力する。商品登録ボタン101を入力すると、例えばプロセッサ11は、カメラ画面をタッチパネル14に表示させる。カメラ画面には、例えば買上商品に付されたバーコードの読み取り領域を示す画像が表示される。
バーコードが付されていない買上商品の商品登録を行う場合、客はバーコード無しボタン102を入力する。バーコード無しボタン102を入力すると、例えばプロセッサ11は、バーコード無し商品のリストをタッチパネル14に表示させる。
買上商品が値引き対象商品である場合、客は値引きボタン103を入力する。値引きボタン103を入力すると、例えばプロセッサ11は、カメラ画面をタッチパネル14に表示させる。カメラ画面には、例えば買上商品に付された値引きシールDSの読み取り領域を示す画像が表示される。値引きボタン103は、例えば客が商品登録ボタン101又はバーコード無しボタン102を入力し、買上商品の商品登録を行った場合に有効化されてもよい。
会計を指示する場合、客は会計ボタン104を入力する。なお、図13に表示されているテキストデータの内容及び画像は一例である。
買上商品の商品登録を行う場合、客は商品登録ボタン101を入力する。商品登録ボタン101を入力すると、例えばプロセッサ11は、カメラ画面をタッチパネル14に表示させる。カメラ画面には、例えば買上商品に付されたバーコードの読み取り領域を示す画像が表示される。
バーコードが付されていない買上商品の商品登録を行う場合、客はバーコード無しボタン102を入力する。バーコード無しボタン102を入力すると、例えばプロセッサ11は、バーコード無し商品のリストをタッチパネル14に表示させる。
買上商品が値引き対象商品である場合、客は値引きボタン103を入力する。値引きボタン103を入力すると、例えばプロセッサ11は、カメラ画面をタッチパネル14に表示させる。カメラ画面には、例えば買上商品に付された値引きシールDSの読み取り領域を示す画像が表示される。値引きボタン103は、例えば客が商品登録ボタン101又はバーコード無しボタン102を入力し、買上商品の商品登録を行った場合に有効化されてもよい。
会計を指示する場合、客は会計ボタン104を入力する。なお、図13に表示されているテキストデータの内容及び画像は一例である。
登録画面100を確認した客は、モバイル端末10をショッピングカートにセットし、又は携帯して、商品が陳列される売場を回る。客は、買上商品を見つけると、商品登録ボタン101を入力し、カメラ15によって買上商品に付されたバーコードを読み取らせる。プロセッサ11は、そのバーコードで表わされた商品コードを取得する。
買上商品にバーコードが付されていない場合、客は、バーコード無しボタン102を入力し、バーコード無し商品のリストの中から買上商品が選択入力する。プロセッサ11は、その選択された買上商品の商品コードを取得する。
買上商品にバーコードが付されていない場合、客は、バーコード無しボタン102を入力し、バーコード無し商品のリストの中から買上商品が選択入力する。プロセッサ11は、その選択された買上商品の商品コードを取得する。
すなわちプロセッサ11は、図7のACT21として商品コードを取得したか否かを判断する。商品コードを取得しない場合、プロセッサ11は、ACT21においてNOと判定し、処理はACT22へ遷移する。
プロセッサ11は、ACT22として会計ボタン104が入力されたか否かを判断する。会計ボタン104が入力されない場合、プロセッサ11は、ACT22においてNOと判定し、処理はACT21へ遷移する。すなわちプロセッサ11は、ACT21乃至ACT22の待ち受け状態となる。
ACT21乃至ACT22の待ち受け状態において、プロセッサ11は、第1取得部112の機能により商品コードを取得すると、ACT21においてYESと判定し、処理はACT23へ遷移する。
プロセッサ11は、ACT23として商品要求コマンドをネットワーク40経由で管理サーバ20に送信する。商品要求コマンドには、メインメモリ12に記憶された店舗コード及びACT21の処理で取得した商品コードが含まれる。
管理サーバ20のプロセッサ21は、モバイル端末10から商品要求コマンドを受信すると、図9の流れ図に示す手順のコマンド受信処理を開始する。
プロセッサ21は、ACT61として商品要求コマンドから店舗コード及び商品コードを取得する。
プロセッサ21は、ACT62として店舗コードに対応した第2商品マスタファイル231を参照して、当該商品コードを含む商品データレコードを抽出する。
プロセッサ21は、ACT63として商品応答コマンドをネットワーク40経由でモバイル端末10に送信する。商品応答コマンドには、ACT62の処理で抽出された商品データレコードが含まれる。以上で、プロセッサ21は、商品要求コマンド受信処理を終了する。
図7の説明に戻る。
モバイル端末10のプロセッサ11は、ACT24として管理サーバ20からの商品応答コマンドを待ち受ける。管理サーバ20から商品応答コマンドを受信した場合、プロセッサ11は、ACT24においてYESと判定し、処理はACT25へ遷移する。
モバイル端末10のプロセッサ11は、ACT24として管理サーバ20からの商品応答コマンドを待ち受ける。管理サーバ20から商品応答コマンドを受信した場合、プロセッサ11は、ACT24においてYESと判定し、処理はACT25へ遷移する。
プロセッサ11は、ACT25として商品応答コマンドに含まれる商品データレコードを買上商品メモリ121に記述する。
プロセッサ11は、ACT26として登録画面100を更新する。すなわちプロセッサ11は、買上商品メモリ121に記述された買上商品の商品名、価格、買上点数、買上金額を追加し、合計金額に買上金額を加算するように、登録画面100を更新する。
プロセッサ11は、ACT27として値引きボタン103が入力されるのを待ち受ける。値引きボタン103が入力されない場合、プロセッサ11は、ACT27においてNOと判定し、処理はACT21へ遷移する。
値引きボタン103が入力された場合、プロセッサ11は、ACT27においてYESと判定し、処理はACT28へ遷移する。
プロセッサ11は、ACT28としてカメラ15によって買上商品に付された値引きシールDSが読み取られるのを待ち受ける。値引きシールDSが読み取り領域を示す画像内に収まると、プロセッサ11は、値引きシールDSを読み取れたと判定する。すなわちプロセッサ11は、第2取得部113の機能により値引きシールDSを含む画像を取得する。値引きシールDSを含む画像は、買上商品の値引きに係る画像の一例である。プロセッサ11は、ACT28においてYESと判定し、処理はACT29へ遷移する。
プロセッサ11は、ACT29として領域辞書ファイル233の辞書情報を用いて値引きシールDSを含む画像から値引きシールDSの領域を示す画像を抽出する処理を行う。画像分割手法は、例えば画像認識に適した手法であるCNN(Convolutional Neural Network)を利用した深層学習(Deep Learning)を利用する。なお、画像分割手法はグラフカット(Graph Cuts)等を利用してもよく、方法は問わない。領域辞書ファイル233の辞書情報を用いて値引きシールDSの領域を示す画像を抽出する処理は、店舗に設定された分析の一例である。
プロセッサ11は、ACT30として認識辞書ファイル234の辞書情報を用いてACT30の処理で抽出された値引きシールDSの領域を示す画像から値引きシールDSを認識する処理を行う。画像認識手法は、例えば画像認識に適した手法であるCNNを利用した深層学習を利用する。なお、画像認識手法はOCR(Optical Character Recognition)、特徴点マッチング等を利用してもよく、方法は問わない。認識辞書ファイル234の辞書情報を用いて値引きシールDSを認識する処理は、店舗に設定された分析の一例である。
プロセッサ11は、ACT31として値引き要求コマンドをネットワーク40経由で管理サーバ20に送信する。値引き要求コマンドには、メインメモリ12に記憶された辞書コード、及び、ACT29及びACT30の処理後の値引きシールDSの画像が含まれる。
管理サーバ20のプロセッサ21は、モバイル端末10から値引き要求コマンドを受信すると、図10の流れ図に示す手順のコマンド受信処理を開始する。
プロセッサ21は、ACT71として値引き要求コマンドから辞書コード及び値引きシールDSの画像を取得する。
プロセッサ21は、ACT72として辞書コードに対応したサービスマスタファイル232を参照して、当該値引きシールDSの画像を含むサービスデータレコードから値引き情報を抽出する。
プロセッサ21は、ACT73として値引き応答コマンドをネットワーク40経由でモバイル端末10に送信する。値引き応答コマンドには、値引き情報が含まれる。以上で、プロセッサ21は、値引き要求コマンド受信処理を終了する。
図7の説明に戻る。
モバイル端末10のプロセッサ11は、ACT32として管理サーバ20からの値引き応答コマンドを待ち受ける。管理サーバ20から値引き応答コマンドを受信した場合、プロセッサ11は、ACT32においてYESと判定し、処理はACT33へ遷移する。すなわちプロセッサ11は、第3取得部114の機能により値引き情報を取得する。
モバイル端末10のプロセッサ11は、ACT32として管理サーバ20からの値引き応答コマンドを待ち受ける。管理サーバ20から値引き応答コマンドを受信した場合、プロセッサ11は、ACT32においてYESと判定し、処理はACT33へ遷移する。すなわちプロセッサ11は、第3取得部114の機能により値引き情報を取得する。
プロセッサ11は、ACT33として登録部115の機能により買上商品メモリ121を更新する。すなわちプロセッサ11は、買上商品メモリ121の最終行に記述されている商品コードと同一行に、値引き応答コマンドに含まれる値引き情報を追加し、値引き情報を基に算出した値引き後価格を追加するように、買上商品メモリ121を更新する。
プロセッサ11は、ACT34として登録画面100を更新する。すなわちプロセッサ11は、登録画面100に表示された買上商品の価格を値引き後価格に変更し、値引き後価格を基に買上金額及び合計金額を変更するように、登録画面100を更新する。
さて、売場での買物を終えた客は、会計ボタン104を入力する。ACT21乃至ACT22の待ち受け状態において、会計ボタン104が入力されると、プロセッサ11は、ACT22においてYESと判定し、処理はACT36へ遷移する。
プロセッサ11は、ACT36として会計要求コマンドをネットワーク40経由で管理サーバ20に送信する。会計要求コマンドには、端末識別情報が含まれる。
管理サーバ20のプロセッサ21は、モバイル端末10から会計要求コマンドを受信すると、図11の流れ図に示す手順のコマンド受信処理を開始する。
プロセッサ21は、ACT81として会計要求コマンドから端末識別情報を取得する。
プロセッサ21は、ACT82として一意の会計コードシンボルを作成する。会計コードシンボルは、会計機32で会計を行う客を識別するためのものである。プロセッサ21は、例えば端末識別情報を所定のバーコード体系でバーコード化した会計コードシンボルを作成してもよい。
プロセッサ21は、ACT83として会計応答コマンドをネットワーク40経由でモバイル端末10に送信する。会計応答コマンドには、会計コードシンボルのデータが含まれる。以上で、プロセッサ21は、会計要求コマンド受信処理を終了する。
図7の説明に戻る。
モバイル端末10のプロセッサ11は、ACT37として管理サーバ20からの会計応答コマンドを待ち受ける。管理サーバ20からの会計応答コマンドを受信した場合、プロセッサ11は、ACT37においてYESと判定し、処理はACT38へ遷移する。
モバイル端末10のプロセッサ11は、ACT37として管理サーバ20からの会計応答コマンドを待ち受ける。管理サーバ20からの会計応答コマンドを受信した場合、プロセッサ11は、ACT37においてYESと判定し、処理はACT38へ遷移する。
プロセッサ11は、ACT38として会計コードシンボルをタッチパネル14に表示させる。
客は会計機32の設置場所に移動する。そして、例えば客が会計機32に備えられたスキャナで会計コードシンボルを読み取らせると、会計処理が開始される。この会計処理は既存の処理で周知なので、具体的な説明は省略する。
モバイル端末10のプロセッサ11は、ACT39として会計機32からの会計処理済コマンドを待ち受ける。会計機32から会計処理済コマンドを受信した場合、ACT39においてYESと判定し、処理はACT40へ遷移する。
プロセッサ11は、ACT40としてチェックアウト画面をタッチパネル14に表示させる。チェックアウト画面には、例えば退店コードを読み取ることを指示するメッセージと、客がメッセージを確認したことを指示するための「はい」ボタンの画像とが表示される。退店コードは、店舗に係る設定情報を所定の二次元コード体系でコード化したもので、例えば店舗の出口に用意される。設定情報は、例えば店舗コードを含む。チェックアウト画面を確認した客は、「はい」ボタンを入力する。
客はチェックアウト画面の「はい」ボタンを入力すると、プロセッサ11は、ACT41としてカメラ15を起動する。プロセッサ11は、カメラ画面をタッチパネル14に表示させる。カメラ画面を確認した客は、店舗の出口に用意された退店コードが読み取り領域を示す画像に収まるように、カメラ15のレンズを退店コードに翳す。
プロセッサ11は、ACT42としてカメラ15によって退店コードが読み取られるのを待ち受ける。退店コードが読み取り領域を示す画像内に収まると、プロセッサ11は、退店コードを読み取れたと判定する。すなわちプロセッサ11は、ACT42においてYESと判定し、処理はACT43へ遷移する。
プロセッサ11は、ACT43として退店要求コマンドをネットワーク40経由で管理サーバ20に送信する。退店要求コマンドには、端末識別情報が含まれる。
管理サーバ20のプロセッサ21は、モバイル端末10から退店要求コマンドを受信すると、図12の流れ図に示す手順のコマンド受信処理を開始する。
プロセッサ21は、ACT91として退店要求コマンドから端末識別情報を取得する。
プロセッサ21は、ACT92として退店応答コマンドをネットワーク40経由でモバイル端末10に送信する。以上で、プロセッサ21は、退店要求コマンド受信処理を終了する。
図7の説明に戻る。
モバイル端末10のプロセッサ11は、ACT44として管理サーバ20からの退店応答コマンドを待ち受ける。管理サーバ20から退店応答コマンドを受信した場合、ACT44においてYESと判定し、図6及び図7の流れ図に示す手順の情報処理を終了する。
モバイル端末10のプロセッサ11は、ACT44として管理サーバ20からの退店応答コマンドを待ち受ける。管理サーバ20から退店応答コマンドを受信した場合、ACT44においてYESと判定し、図6及び図7の流れ図に示す手順の情報処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、入店前に買物アプリが起動されると、モバイル端末10のプロセッサ11は、端末位置情報を取得する。プロセッサ11は、紐づけテーブル131を参照して、端末位置情報を含む店舗位置情報と同一行の辞書コードを取得し、入店要求コマンドを管理サーバ20に送信する。
これにより、客自身が買物を行う店舗を特定するための操作入力をモバイル端末10上で行う必要がなく、客の手間を省くことができる。
これにより、客自身が買物を行う店舗を特定するための操作入力をモバイル端末10上で行う必要がなく、客の手間を省くことができる。
入店要求コマンドを受信した管理サーバ20は、辞書コードに対応した領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234を抽出し、入店応答コマンドをモバイル端末10に送信する。プロセッサ11は、入店応答コマンドに含まれる領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234をメインメモリ12に記憶させる。その後、カメラ15によって買上商品に付されたバーコードが読み取られると、プロセッサ11は、商品コードを取得し、商品要求コマンドを管理サーバ20に送信する。商品要求コマンドを受信した管理サーバ20は、店舗コードに対応した第2商品マスタファイル231を参照して、商品コードを含む商品データレコードを抽出し、商品応答コマンドをモバイル端末10に送信する。さらに買上商品が値引き対象商品である場合には、カメラ15によって買上商品に付された値引きシールDSが読み取られると、プロセッサ11は、領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234を用いて、値引きシールDSを含む画像の画像抽出処理及び画像認識処理を行う。プロセッサ11は、これらの処理後の値引きシールDSの画像を含む値引き要求コマンドを管理サーバ20に送信する。
これにより、プロセッサ11は、店舗独自の値引きシールDSに対して、その店舗に設定された分析を実行するだけでよく、各店舗に設定された分析をそれぞれ実行する必要がない。したがって、プロセッサ11の処理負担を軽減することができる。さらにプロセッサ11は、値引きシールDSの分析に、その店舗に設定されたデータファイルすなわち領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234を用いるため、店舗独自の値引きシールDSを精度良く認識することができる。
これにより、プロセッサ11は、店舗独自の値引きシールDSに対して、その店舗に設定された分析を実行するだけでよく、各店舗に設定された分析をそれぞれ実行する必要がない。したがって、プロセッサ11の処理負担を軽減することができる。さらにプロセッサ11は、値引きシールDSの分析に、その店舗に設定されたデータファイルすなわち領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234を用いるため、店舗独自の値引きシールDSを精度良く認識することができる。
値引き要求コマンドを受信した管理サーバ20は、辞書コードに対応したサービスマスタファイル232を参照して、当該値引きシールDSの画像を含むサービスデータレコードから値引き情報を抽出し、値引き応答コマンドをモバイル端末10に送信する。プロセッサ11は、値引き応答コマンドに含まれる値引き情報を基に、買上商品メモリ121及び登録画面100を更新する。
これにより、プロセッサ11は、精度良く認識された値引きシールDSを基に値引き情報を取得するため、誤った値引き処理の実行を抑止することができる。
これにより、プロセッサ11は、精度良く認識された値引きシールDSを基に値引き情報を取得するため、誤った値引き処理の実行を抑止することができる。
以上、情報処理装置、情報処理システム及び制御プログラムの実施形態について説明したが、かかる実施形態はこれに限定されるものではない。
前記実施形態では、各商品には、通常、商品コードを表したバーコードが付されていることを説明した。例えば商品コードを表した二次元コードでもよい。
前記実施形態では、モバイル端末10は、GPSセンサ17を備えていることを説明した。また端末位置情報は、GPSセンサ17によって測位された、モバイル端末10の現在位置を示す情報であることを説明した。例えばビーコン端末を店舗の入口等に配置し、客が携帯するスマートフォン等と組み合わせてモバイル端末10の現在位置を取得してもよい。
前記実施形態では、プロセッサ11は、端末位置情報を取得し、紐づけテーブル131を参照して、端末位置情報を含む店舗位置情報と同一行の辞書コードを取得することを説明した。例えばプロセッサ11は、店舗の入口に用意された入店コードから店舗コードを取得し、紐づけテーブル131を参照して、店舗コードと同一行の辞書コードを取得してもよい。
例えば入店前に買物アプリが起動されると、プロセッサ11は、チェックイン画面をタッチパネル14に表示させる。チェックイン画面には、例えば入店コードを読み取ることを指示するメッセージと、客がメッセージを確認したことを指示するための「はい」ボタンの画像とが表示される。入店コードは、店舗に係る設定情報を所定の二次元コード体系でコード化したものである。設定情報は、例えば店舗コードを含む。チェックイン画面を確認した客は、「はい」ボタンを入力する。客はチェックイン画面の「はい」ボタンを入力すると、プロセッサ11は、カメラ15を起動する。プロセッサ11は、カメラ画面をタッチパネル14に表示させる。カメラ画面を確認した客は、入店コードが読み取り領域を示す画像に収まるように、カメラ15のレンズを入店コードに翳す。入店コードが読み取り領域を示す画像内に収まると、プロセッサ11は、入店コードを読み取れたと判定する。プロセッサ11は、入店コードから取得した店舗コードをメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶させる。そしてプロセッサ11は、紐づけテーブル131を参照して、店舗コードと同一行の辞書コードを取得してもよい。入店コードから取得した店舗コードは、位置情報の一例である。
例えば入店前に買物アプリが起動されると、プロセッサ11は、チェックイン画面をタッチパネル14に表示させる。チェックイン画面には、例えば入店コードを読み取ることを指示するメッセージと、客がメッセージを確認したことを指示するための「はい」ボタンの画像とが表示される。入店コードは、店舗に係る設定情報を所定の二次元コード体系でコード化したものである。設定情報は、例えば店舗コードを含む。チェックイン画面を確認した客は、「はい」ボタンを入力する。客はチェックイン画面の「はい」ボタンを入力すると、プロセッサ11は、カメラ15を起動する。プロセッサ11は、カメラ画面をタッチパネル14に表示させる。カメラ画面を確認した客は、入店コードが読み取り領域を示す画像に収まるように、カメラ15のレンズを入店コードに翳す。入店コードが読み取り領域を示す画像内に収まると、プロセッサ11は、入店コードを読み取れたと判定する。プロセッサ11は、入店コードから取得した店舗コードをメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶させる。そしてプロセッサ11は、紐づけテーブル131を参照して、店舗コードと同一行の辞書コードを取得してもよい。入店コードから取得した店舗コードは、位置情報の一例である。
例えばプロセッサ11は、端末位置情報を取得した後、入店コードから店舗コードを取得した場合、取得した端末位置情報が、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶された店舗コードと同一行に記述されている店舗位置情報の範囲内であるか否かを判断してもよい。
端末位置情報が店舗位置情報の範囲内でない場合、プロセッサ11は、例えばエラーを通知してもよい。この場合、プロセッサ11は、例えばタッチパネル14にエラー画面を表示させる。エラー画面には、例えば客がいる現在位置から客が買物を行う店舗を特定することができないことを通知するためのメッセージと、客がメッセージを確認したことを指示するための「はい」ボタンの画像とが表示される。例えばプロセッサ11は、客がいる現在位置から客が買物を行う店舗を特定することができないことを音声出力してもよい。
端末位置情報が店舗位置情報の範囲内である場合、プロセッサ11は、特定部111の機能により客が買上商品を購入する店舗を特定してもよい。
これにより、客自身が買物を行う店舗を確実に特定することが可能となる。
端末位置情報が店舗位置情報の範囲内でない場合、プロセッサ11は、例えばエラーを通知してもよい。この場合、プロセッサ11は、例えばタッチパネル14にエラー画面を表示させる。エラー画面には、例えば客がいる現在位置から客が買物を行う店舗を特定することができないことを通知するためのメッセージと、客がメッセージを確認したことを指示するための「はい」ボタンの画像とが表示される。例えばプロセッサ11は、客がいる現在位置から客が買物を行う店舗を特定することができないことを音声出力してもよい。
端末位置情報が店舗位置情報の範囲内である場合、プロセッサ11は、特定部111の機能により客が買上商品を購入する店舗を特定してもよい。
これにより、客自身が買物を行う店舗を確実に特定することが可能となる。
前記実施形態では、退店コードは、所定の二次元コード体系でコード化したものであることを説明した。例えば退店コードは、媒体に含める情報量によっては、一次元コード体系でもよい。上述した入店コードも同様に媒体に含める情報量によっては、一次元コード体系でもよい。
前記実施形態では、プロセッサ11は、図6のACT11としてGPSセンサ17によって端末位置情報を取得することを説明した。例えば客は、入店前に買物アプリを起動すると、プロセッサ11は、店舗選択画面200(図14を参照)をタッチパネル14に表示させてもよい。
図14は、店舗選択画面200の一例を示す模式図である。図14に示すように、店舗選択画面200には、例えばモバイル端末10の現在位置から近隣の店舗を検出したことを客に通知し、客が買物を行う店舗を選択することを指示するメッセージが表示される。店舗選択画面200には、例えば店舗名、店舗の住所等が行毎に、一覧として表示される。なお、図14に表示されているテキストデータの内容及び画像は一例である。
店舗選択画面200を確認した客は、買物を行う店舗が表示されている行を選択入力すると、プロセッサ11は、受付部116の機能によりその入力を受け付ける。プロセッサ11は、店舗テーブルを参照して、その店舗名及び店舗の住所に対応した店舗コードを取得する。店舗テーブルは、例えば店舗コード、店舗名、店舗の住所を記述したデータテーブルである。店舗の住所は、位置情報の一例である。なお、プロセッサ11は、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に店舗テーブルを記憶させる。プロセッサ11は、入店コードから取得した店舗コードと店舗選択画面200を基に取得した店舗コードが一致する場合、店舗コードと同一行の辞書コードを紐づけテーブル131から取得してもよい。すなわちプロセッサ11は、特定部111の機能により店舗選択画面200上での入力に関連付けられた位置情報を基に店舗を特定する。
これにより、GPSセンサ17の不具合等によりモバイル端末10の現在位置を正確に取得できない場合であっても、事前に店舗選択画面200上で選択入力された店舗を基に、客が買物を行う店舗を確実に特定することが可能となる。
店舗選択画面200を確認した客は、買物を行う店舗が表示されている行を選択入力すると、プロセッサ11は、受付部116の機能によりその入力を受け付ける。プロセッサ11は、店舗テーブルを参照して、その店舗名及び店舗の住所に対応した店舗コードを取得する。店舗テーブルは、例えば店舗コード、店舗名、店舗の住所を記述したデータテーブルである。店舗の住所は、位置情報の一例である。なお、プロセッサ11は、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に店舗テーブルを記憶させる。プロセッサ11は、入店コードから取得した店舗コードと店舗選択画面200を基に取得した店舗コードが一致する場合、店舗コードと同一行の辞書コードを紐づけテーブル131から取得してもよい。すなわちプロセッサ11は、特定部111の機能により店舗選択画面200上での入力に関連付けられた位置情報を基に店舗を特定する。
これにより、GPSセンサ17の不具合等によりモバイル端末10の現在位置を正確に取得できない場合であっても、事前に店舗選択画面200上で選択入力された店舗を基に、客が買物を行う店舗を確実に特定することが可能となる。
前記実施形態では、紐づけテーブル131は、店舗コード、店舗位置情報及び辞書コードを記述したデータテーブルであることを説明した。例えば紐づけテーブル131は、店舗コードを含まなくてもよい。
前記実施形態では、登録画面100には、例えば商品登録された商品の商品名、価格、買上点数及び買上金額と合計金額とを表示するための領域が形成されていることを説明した。例えばこの領域に、商品名、価格、買上点数及び買上金額に対応した取消ボタンをさらに表示してもよい。買上商品の商品登録を取り消す場合、客は取消ボタンを入力する。取消ボタンを入力すると、例えばプロセッサ11は、取消ボタンに対応した買上商品の登録情報を買上商品メモリ121から取り消してもよい。例えばプロセッサ11は、登録画面100に表示された取消ボタンに対応した買上商品の商品名、価格、買上点数及び買上金額に取消線を表示してもよいし、登録画面100から取消ボタンに対応した買上商品の商品名、価格、買上点数及び買上金額を消去してもよい。
前記実施形態では、登録画面100は、値引きボタン103の画像を含むことを説明した。例えば値引きボタン103の画像を含まなくてもよい。例えばプロセッサ11は、商品コードを取得すると、カメラ画面をタッチパネル14に表示させてもよい。カメラ画面には、例えば買上商品に付された値引きシールDSの読み取り領域を示す画像が表示される。この場合、図7のACT27の処理は省略される。また、カメラ画面は、登録画面ボタンを含んでもよい。買上商品が値引き対象商品でない場合、客は登録画面ボタンを入力する。登録画面ボタンを入力すると、例えばプロセッサ11は、登録画面100をタッチパネル14に表示させてもよい。
前記実施形態では、サービスデータレコードは、値引き情報、値引きシールDSの画像等の項目を含むことを説明した。例えばサービスデータレコードは、商品コード、値引き前価格及び値引き後価格の項目をさらに含んでもよい。値引き前価格は、値引きが適用される前の商品の価格である。この場合、管理サーバ20のプロセッサ21は、図10のACT72として辞書コードに対応したサービスマスタファイル232を参照して、当該値引きシールの画像を含むサービスデータレコードから商品コード、値引き情報及び値引き後価格を抽出する。プロセッサ21は、ACT73として値引き応答コマンドをネットワーク40経由でモバイル端末10に送信する。値引き応答コマンドには、例えば商品コード、値引き情報及び値引き後価格が含まれる。管理サーバ20から値引き応答コマンドを受信したモバイル端末10のプロセッサ11は、図7のACT33として買上商品メモリ121を参照して、値引き応答コマンドに含まれる商品コードと同一行に、値引き応答コマンドに含まれる値引き情報及び値引き後価格を追加してもよい。
前記実施形態では、買上商品メモリ121に記憶された買上商品の登録情報は値引き後価格を含むことを説明した。例えば買上商品の登録情報は、値引き後価格を含まなくてもよい。この場合、例えばプロセッサ11は、図7のACT33として買上商品メモリ121を参照して、買上商品メモリ121の最終行に記述されている商品コードと同一行に記述された価格を、値引き応答コマンドに含まれる値引き情報を基に算出した値引き後価格に更新してもよい。
前記実施形態では、管理サーバ20のプロセッサ21は、モバイル端末10から辞書コードを含む入店要求コマンドを受信すると、その辞書コードに対応した領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234を抽出し、領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234を含む入店応答コマンドをモバイル端末10に送信することを説明した。例えばプロセッサ21は、辞書コードに対応したサービスマスタファイル232をさらに抽出し、領域辞書ファイル233、認識辞書ファイル234及びサービスマスタファイル232を含む入店応答コマンドをモバイル端末10に送信してもよい。入店応答コマンドを受信したプロセッサ11は、入店応答コマンドに含まれる領域辞書ファイル233、認識辞書ファイル234及びサービスマスタファイル232をメインメモリ12に記憶させる。この場合、図7のACT31及びACT32の処理は省略される。また、モバイル端末10のプロセッサ11が、図10のACT72の処理を実行する。この場合、サービスマスタファイル232は、値引きに係る画像の分析に関するデータファイルの一例である。辞書コードに対応したサービスマスタファイル232を参照する処理は、店舗に設定された分析の一例である。店舗に設定された分析には、領域辞書ファイル233の辞書情報を用いて値引きシールDSの領域を示す画像を抽出する処理、認識辞書ファイル234の辞書情報を用いて値引きシールDSを認識する処理及び辞書コードに対応したサービスマスタファイル232を参照する処理を全て含んでもよいし、いずれか1つを含んでもよいし、組み合わせを含んでもよい。
前記実施形態では、モバイル端末10は、メインメモリ12における揮発性のメモリ領域の一部を、買上商品メモリ121の領域として使用し、補助記憶デバイス13において、紐づけテーブル131を記憶していることを説明した。例えば管理サーバ20のメインメモリ22における揮発性のメモリ領域の一部を、買上商品メモリ121の領域として使用し、補助記憶デバイス23において、紐づけテーブル131を記憶してもよい。すなわち管理システム2がモバイル端末10としての機能を含んでもよい。この場合、管理サーバ20は、情報処理装置の一例である。第2取得部113は、ネットワーク40を介してユーザが携帯するモバイル端末10から店舗に関連付けられた買上商品の値引きに係る画像を取得する機能である。管理サーバ20の補助記憶デバイス23は、記憶部の一例である。店舗に設定された分析には、領域辞書ファイル233の辞書情報を用いて値引きシールDSの領域を示す画像を抽出する処理、認識辞書ファイル234の辞書情報を用いて値引きシールDSを認識する処理及び店舗コードに対応したサービスマスタファイル232を参照する処理を全て含んでもよいし、いずれか1つを含んでもよいし、組み合わせを含んでもよい。
前記実施形態では、管理サーバ20は、補助記憶デバイス23において、第2商品マスタファイル231、サービスマスタファイル232、領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234を記憶していることを説明した。例えばモバイル端末10の補助記憶デバイス13において、第2商品マスタファイル231、サービスマスタファイル232、領域辞書ファイル233及び認識辞書ファイル234の領域として使用してもよい。すなわちモバイル端末10が管理システム2としての機能を含んでもよい。店舗に設定された分析には、領域辞書ファイル233の辞書情報を用いて値引きシールDSの領域を示す画像を抽出する処理、認識辞書ファイル234の辞書情報を用いて値引きシールDSを認識する処理及び店舗コードに対応したサービスマスタファイル232を参照する処理を全て含んでもよいし、いずれか1つを含んでもよいし、組み合わせを含んでもよい。
前記実施形態では、会計機32は、買上商品の会計を店員若しくは客が行うことを可能とした機器であることを例示した。買上商品の会計は、オンライン決済でもよい。オンライン決済は、モバイル端末10がインターネット等を介した他の電子機器と連携して実行する決済である。オンライン決済は、キャッシュレス決済に対応する。この場合、会計機32は要さない。
情報処理装置は、1つの装置で実現されてもよいし、複数の装置に機能を分散させたシステムによって実現されてもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…情報処理システム、2…管理システム、3…店舗システム、10…モバイル端末、11、21…プロセッサ、12、22…メインメモリ、13、23…補助記憶デバイス、14…タッチパネル、15…カメラ、16…無線ユニット、17…GPSセンサ、18、25…システム伝送路、20…管理サーバ、24…通信インターフェース、26…通信回線、27、34…ルータ、31…店舗サーバ、32…会計機、33…店舗内ネットワーク、35…アクセスポイント、121…買上商品メモリ、131…紐づけテーブル、231…第2商品マスタファイル、232…サービスマスタファイル、233…領域辞書ファイル、234…認識辞書ファイル、311…第1商品マスタファイル、111…特定部、112…第1取得部、113…第2取得部、114…第3取得部、115…登録部、116…受付部、DS…値引きシール。
Claims (6)
- ユーザの位置情報を基に前記ユーザが買上商品を購入する店舗を特定する特定部と、
前記買上商品を識別する商品識別情報を取得する第1取得部と、
前記店舗に関連付けられた前記買上商品の値引きに係る画像を取得する第2取得部と、
前記画像に対して、前記店舗に設定された分析を実行し、前記買上商品の値引きに係る情報を取得する第3取得部と、
前記商品識別情報及び前記買上商品の値引きに係る情報を基に前記買上商品を登録する登録部と、
を具備する情報処理装置。 - 前記第3取得部は、前記画像に対して、店舗毎に設定された前記値引きに係る画像の分析に関するデータファイルのうち、前記特定部で特定された前記店舗に設定されたデータファイルを基に分析を実行し、前記買上商品の値引きに係る情報を取得する、
請求項1記載の情報処理装置。 - 前記特定部は、前記ユーザの位置情報が記憶部に記憶された店舗の位置情報の範囲内である場合に、当該店舗を前記ユーザが買上商品を購入する店舗として特定する、
請求項1又は2記載の情報処理装置。 - 前記ユーザが買上商品を購入する店舗の入力を受け付ける受付部、
をさらに具備し、
前記特定部は、前記受付部で受け付けた前記入力に関連付けられた位置情報を基に前記店舗を特定する、
請求項1又は2記載の情報処理装置。 - ユーザの位置情報を基に前記ユーザが買上商品を購入する店舗を特定する特定部と、
前記買上商品を識別する商品識別情報を取得する第1取得部と、
前記店舗に関連付けられた前記買上商品の値引きに係る画像を取得する第2取得部と、
前記画像に対して、前記店舗に設定された分析を実行し、前記買上商品の値引きに係る情報を取得する第3取得部と、
前記商品識別情報及び前記買上商品の値引きに係る情報を基に前記買上商品を登録する登録部と、
を具備する情報処理システム。 - 情報処置装置のコンピュータに、
ユーザの位置情報を基に前記ユーザが買上商品を購入する店舗を特定する機能、
前記買上商品を識別する商品識別情報を取得する機能、
前記店舗に関連付けられた前記買上商品の値引きに係る画像を取得する機能、
前記画像に対して、前記店舗に設定された分析を実行し、前記買上商品の値引きに係る情報を取得する機能、及び、
前記商品識別情報及び前記買上商品の値引きに係る情報を基に前記買上商品を登録する機能、
を実現させるための制御プログラム。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2021198417A JP2023084311A (ja) | 2021-12-07 | 2021-12-07 | 情報処理装置、情報処理システム及び制御プログラム |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2021198417A JP2023084311A (ja) | 2021-12-07 | 2021-12-07 | 情報処理装置、情報処理システム及び制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2021198417A Pending JP2023084311A (ja) | 2021-12-07 | 2021-12-07 | 情報処理装置、情報処理システム及び制御プログラム |
Country Status (2)
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JP (1) | JP2023084311A (ja) |
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2021
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-
2022
- 2022-10-05 US US17/960,749 patent/US20230177574A1/en active Pending
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