JP2023079559A - 医用画像表示装置、医用画像表示方法および医用画像表示プログラム - Google Patents

医用画像表示装置、医用画像表示方法および医用画像表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】計測対象の計測を行う際の操作性の低下を防止することが可能な医用画像表示装置、医用画像表示方法および医用画像表示プログラムを提供する。【解決手段】医用画像表示装置は、計測対象の計測に関連する計測関連情報を含む医用画像を表示する表示部と、医用画像上においてユーザーのタッチ操作を検出するタッチパネルと、所定の機能を動作させるための操作ボタンと計測関連情報とを医用画像上において視認可能に表示するように、表示部を制御する制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、医用画像表示装置、医用画像表示方法および医用画像表示プログラムに関する。
医用画像表示装置の一つとして、被検体からの反射超音波を受信して得られた受信信号に基づいて超音波画像(医用画像)を生成して表示する超音波診断装置が知られている。
例えば、特許文献1には、超音波画像を表示する第1表示領域と、操作者がタッチ操作可能な操作ボタンを表示する第2表示領域と、を備える超音波診断装置が開示されている。第1表示領域と第2表示領域とを別々にすることにより、超音波画像を表示する第1表示領域が指紋などで汚れることを防止することが可能となる。
特開2016-220830号公報
ところで、上記特許文献1に記載の超音波診断装置において、操作ボタンによるタッチ操作で実現される処理機能には、第1表示領域に表示される計測対象としての超音波画像上にカーソルやマークを表示し、表示したカーソル等を移動し、カーソルが移動した距離の計測し、計測結果を表示するなどの処理が含まれる。
第1表示領域に表示される計測対象を計測する場合、第1表示領域に表示される計測対象を注視しながら、第1表示領域から離れた第2表示領域に表示される操作ボタンによるタッチ操作にも注視する必要があるため、注視すべき範囲が広くなって、操作性が損なわれるという問題点がある。
ここで、仮に、計測対象が表示される第1表示領域に操作ボタンが表示される場合、操作ボタンによるタッチ操作時に指などで計測対象が隠されてしまい、計測対象の視認性が低下する結果、操作性が損なわれるという問題点がある。
本発明の目的は、計測対象の計測を行う際の操作性の低下を防止することが可能な医用画像表示装置、医用画像表示方法および医用画像表示プログラムを提供することである。
本発明における医用画像表示装置は、
計測対象の計測に関連する計測関連情報を含む医用画像を表示する表示部と、
前記医用画像上においてユーザーのタッチ操作を検出するタッチパネルと、
所定の機能を動作させるための操作ボタンと前記計測関連情報とを前記医用画像上において視認可能に表示するように、前記表示部を制御する制御部と、
を備える。
本発明における医用画像表示方法は、
計測対象の計測に関連する計測関連情報を含む医用画像を表示し、
前記医用画像上においてユーザーのタッチ操作を検出し、
所定の機能を動作させるための操作ボタンと前記計測関連情報とを前記医用画像上において視認可能に表示する制御を実行する。
本発明における医用画像表示プログラムは、
計測対象の計測に関連する計測関連情報を含む医用画像を表示する処理と、
前記医用画像上においてユーザーのタッチ操作を検出する処理と、
所定の機能を動作させるための操作ボタンと前記計測関連情報とを前記医用画像上において視認可能に表示する制御を実行する処理と、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、計測対象の計測を行う際の操作性の低下を防止することができる。
本発明の実施の形態における超音波診断装置の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態における表示部の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態における操作ボタンの表示態様の一例を示す図である。 本実施の形態における操作ボタンの表示態様の他の例を示す図である。 本実施の形態における超音波診断装置の表示処理の一例を示すフローチャートである。 比較例における操作ボタンの表示態様の一例を示す図である。 変形例1における操作ボタンの表示態様の一例を示す図である。 比較例における操作ボタンの表示態様の一例を示す図である。 変形例2における操作ボタンの表示態様の一例を示す図である。 比較例における操作ボタンの表示態様の一例を示す図である。 変形例2における操作ボタンの表示態様の他の例を示す図である。 比較例における操作ボタンの表示態様の一例を示す図である。 変形例3における操作ボタンの表示態様の一例を示す図である。 比較例における操作ボタンの表示態様の一例を示す図である。 変形例4における操作ボタンの表示態様の一例を示す図である。 操作ボタンの表示位置を設定するためのユーザーインターフェースの一例を示す図である。 操作ボタンの表示位置を設定するためのユーザーインターフェースの他の例を示す図である。 操作ボタンの表示位置を設定するためのユーザーインターフェースの他の例を示す図である。 「四角形状領域」および「矢印」が表示されたユーザーインターフェースを示す図である。 操作ボタンの表示態様を設定するためのユーザーインターフェースの一例を示す図である。 「回避」または「非回避」を設定するためのユーザーインターフェースの他の例を示す図である。 ドラッグ操作で移動して表示された操作ボタンを示す図である。
以下、本発明の実施の形態における医用画像表示装置について、図面を参照しながら説明する。なお、医用画像表示装置の一例として超音波診断装置10について説明するが、本発明は、超音波診断装置10に限定されず、X線画像診断装置や、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置や、PET(Positron Emission Tomography)装置であってもよい。図1は、本発明の実施の形態における超音波診断装置10の概略構成を示すブロック図である。超音波診断装置10は、超音波探触子12と、超音波送受信部13と、信号処理部14と、画像処理部15と、操作表示部16と、制御部17と、記憶部18と、入力部19と、設定部20とを備えている。
超音波探触子12は、被検体(不図示)の内部に第1の超音波信号を送信し、この第1の超音波信号に応じて被検体の内部から来た第2の超音波信号を受信する。超音波探触子12は、無機および有機の圧電材料を備え、圧電現象を利用することによって電気信号と超音波信号との間の変換を行う。
超音波送受信部13は、制御部17から入力される制御信号に従って超音波探触子12に供給するパルス信号(駆動信号)を出力し、超音波探触子12に超音波を発生させる。超音波送受信部13は、制御部17の制御に従って超音波探触子12から入力された受信信号を取得し、受信信号に基づいて音響線データを生成する。
信号処理部14は、超音波の音響線データに対して、各種データ処理を行う。データ処理により、受信信号の強さを輝度によって表すBモード画像やMモード画像や、Bモード画像上に指定した領域での流速変化を色で表すカラードップラーモードの画像(以下、「ドップラー画像」という)が生成される。なお、以下の説明で、Bモード画像、Mモード画像およびドップラー画像を「超音波画像」と総称する場合がある。また、データ処理された音響線データを「加工音響線データ」という場合がある。
画像処理部15は、信号処理部14や記憶部18から出力された加工音響線データに所定の画像処理を施すことで、表示部16aの表示方式に従ったフォーマットの超音波画像の画像データを生成する。また、画像処理部15は、超音波画像の画像データが表示される表示画面において表示される操作ボタン30(図2等を参照)、ボディーマーク及びスケールなどの画像のデータを合成し、合成後の画像データを生成する。
操作表示部16は、画像処理部15で生成された被検体の超音波画像を表示画面に表示する表示部16aを有している。表示部16aは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイおよびプラズマディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)である。表示部16aは、制御部17から出力された制御信号や、画像処理部15で生成された画像データに従って表示画面の駆動信号を生成し、表示画面上に超音波診断に係るメニューやステータスの表示、タッチパネル16bにより受け付けられるタッチ操作の対象を示す操作ボタン30の表示、受信された超音波に基づく超音波画像の計測値40A(図2等を参照)の表示を行う。なお、超音波診断における計測値40Aや、計測対象40B(図2等を参照)や、計測ライン40C(図2等を参照)や、計測結果40D(図2等を参照)などの計測に関連する情報を「計測関連情報」という。
操作表示部16は、表示部16aの表示画面上に配置された静電容量方式のタッチパネル16bを有している。タッチパネル16bは、表面が操作者(ユーザー)の指先などにより接触されことによる内部の導電膜と表面との間に静電容量の変化に基づいて当該接触(タッチ操作)を検出し、検出された位置(座標)を示す信号を操作信号として制御部17に出力する。なお、タッチパネル16bの方式は、静電容量方式に限らず、抵抗膜方式、電磁誘導方式などの他の方式でもよい。
制御部17は、例えば、マイクロプロセッサ、記憶素子および周辺回路等を備えている。制御部17は、超音波送受信部13、信号処理部14、画像処理部15、操作表示部16、記憶部18、入力部19、設定部20をそれぞれの機能に応じて制御することによって、超音波診断装置10の全体制御を行う。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリーを有する。なお、記憶部18は、ROM(Read Only Memory)などの不揮発性メモリーあるいはEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の書き換え可能な不揮発性メモリーを有してもよい。記憶部18は、信号処理部14からの出力された加工音響線データを超音波画像のフレーム単位で記憶する。加工音響線データは、制御部17の制御に従って記憶部18から読み出されて画像処理部15に出力される。
入力部19は、例えば診断開始を指示するコマンドや被検体の個人情報等のデータの入力を受け付ける装置であり、例えば押しボタン、回転入力キー、トグルスイッチ、トラックボール、キーボード、マウスなどの物理的操作手段である。入力部19は、物理的操作手段に対する操作者の入力操作を操作信号に変換して制御部17に出力する。
次に、超音波診断装置10の動作の一例について図2から図4を参照して説明する。図2は、表示部16aの表示画面の一例を示す図である。図2に示す表示画面の上部にはBモード画像、Bモード画像における計測対象40B(一点鎖線で囲まれた領域)及び操作ボタン30が表示され、表示画面の下部にはドップラー画像、ドップラー画像における計測対象40B(一点鎖線で囲まれた領域)及び操作ボタン30が表示され、表示画面の左上部には計測値40Aが表示されている。
なお、Bモード画像およびドップラー画像のそれぞれにおける計測対象40Bは、操作者の入力操作により指定される。しかしながら、本発明は、これに限定されない。計測対象40Bは、画像解析機能により所望の部位を自動認識することで指定されてもよい。
画像処理部15によってBモード画像やドップラー画像等の画像データと操作ボタン30等の画像のデータとが合成され、合成後の画像データが表示画面に表示されるとき、図2に示すように、操作ボタン30とBモード画像における計測対象40Bとのそれぞれが相互に重なって表示される場合がある。また、操作ボタン30とドップラー画像における計測対象40Bとのそれぞれが相互に重なって表示される場合がある。これにより、操作ボタン30によるタッチ操作時に指などで計測対象40Bが隠れると、計測対象40Bの視認性が低下する結果、操作性が損なわれるおそれがある。
そこで、本実施の形態では、設定部20は、操作ボタン30と計測関連情報40とのそれぞれが相互に重ならないように操作ボタン30の表示態様、例えば、操作ボタン30の表示位置や、操作ボタン30の形状などを設定する。制御部17は、設定部20により設定された表示態様で操作ボタン30が表示されるように表示部16aを制御する。
制御部17は、操作者の入力操作による操作信号が出力された場合、ユーザーインターフェース50(図12等を参照)が表示画面に表示されるように表示部16aを制御する。設定部20は、操作者によってユーザーインターフェース50の所定領域がタッチ操作された場合、所定領域に対応する操作ボタン30の表示態様を設定する。なお、設定部20の詳細については後述する。
図3は操作ボタン30の表示態様の一例を示す図である。具体的は、制御部17は、操作ボタン30が計測対象40Bから所定長さ離れることにより、操作ボタン30と計測対象40Bとのそれぞれが相互に重ならないで表示されるように表示部16aを制御する。
図4は操作ボタン30の表示態様の他の例を示す図である。図4に計測結果40Dを示す。制御部17は、操作ボタン30と計測結果40Dとのそれぞれが相互に重なって表示される場合、操作ボタン30を計測結果40Dから離すことで、操作ボタン30と計測結果40Dとのそれぞれが相互に重ならないで表示されるように表示部16aを制御する。
次に、本実施の形態における超音波診断装置10の表示処理の一例について図5を参照して説明する。図5は、本実施の形態における超音波診断装置10の表示処理の一例を示すフローチャートである。本フローは、表示処理に係るパラメータの設定や、計測対象40Bや計測ライン40Cや計測結果40Dの指定などが操作者の入力操作により行われた後に開始される。以下の説明では、計測値40A、計測対象40B、計測ライン40C、および、計測結果40Dのそれぞれを計測関連情報40に代えて説明する。
ステップS100において、制御部17は、計測関連情報40が表示画面に表示されるように表示部16aを制御する。
ステップS110において、制御部17は、操作ボタン30が表示画面に表示されるように表示部16aを制御する。
次に、ステップS120において、制御部17は、操作ボタン30と計測関連情報40とが相互に重なって表示画面に表示されるか否かについて判定する。操作ボタン30と計測関連情報40とのそれぞれが相互に重なって表示画面に表示される場合(ステップS120:YES)、処理はステップS130に遷移する。操作ボタン30と計測関連情報40とのそれぞれが相互に重なって表示画面に表示されない場合(ステップS120:NO)、図5に示すフローは終了する。
ステップS130において、制御部17は、操作ボタン30と計測関連情報40とのそれぞれが相互に重ならないで表示画面に表示されるように表示部16aを制御する。その後、図5に示すフローは終了する。
本実施の形態に係る超音波診断装置10は、計測対象の計測に関する計測関連情報40を含む超音波画像を表示する表示部16aと、超音波画像上において操作者のタッチ操作を検出するタッチパネル16bと、所定の機能を動作させるための操作ボタン30と計測関連情報40とを超音波画像上において視認可能に表示するように表示部16aを制御する制御部17と、を備える。
上記構成によれば、操作ボタン30と計測関連情報40とのそれぞれが相互に重ならないで表示画面に表示される。これにより、計測関連情報40の視認性が低下するのを抑えることができるため、操作性が損なわれることを防止することが可能となる。
次に、本実施の形態に係る超音波診断装置10の変形例について説明する。変形例の説明においては、本実施の形態と異なる構成について主に説明し、同じ構成については同一符号を付してその説明を省略する。なお、変形例においては、操作ボタン30と重なって表示される計測関連情報40の一例として計測値40Aや、計測対象40Bや、計測ライン40Cや、計測結果40Dを挙げて説明するが、本発明はこれに限らず、一例に挙げた計測関連情報40を他の計測関連情報40に代えて構成することも可能である。
<変形例1>
図6は、比較例における操作ボタン30の表示態様の一例を示す図である。図6に示すように、操作ボタン30と計測値40Aとのそれぞれが相互に重なって表示される。また、操作ボタン30とBモード画像における計測ライン40Cとのそれぞれが相互に重なって表示される。また、操作ボタン30とドップラー画像における計測結果40Dとのそれぞれが相互に重なって表示される。これにより、操作ボタン30によるタッチ操作時に指などで計測値40A等が隠れると、計測値40A等の視認性が低下する結果、操作性が損なわれる場合がある。
図7は、変形例1における操作ボタン30の表示態様の一例を示す図である。図7に点滅して表示される操作ボタン30を破線で示す。制御部17は、操作ボタン30と計測結果40Dとのそれぞれが相互に重なって表示される場合、操作ボタン30が点滅して表示されるように表示部16aを制御する(図7を参照)。これにより、操作ボタン30が点灯したとき操作ボタン30が視認可能となり、操作ボタン30が滅灯したとき、計測値40A等が視認可能となる。その結果、操作ボタン30と計測値40A等とのそれぞれが視認可能となる。これにより、計測値40A等の視認性が低下することを抑えることができるため、操作性が損なわれることを防止することが可能となる。
<変形例2>
次に、変形例2について図8Aおよび図8Bを参照して説明する。
図8Aは、比較例における操作ボタン30の表示態様の一例を示す図である。図8Aに「四角マーク」で表示された操作ボタン30を示す。図8Aに示すように、操作ボタン30によるタッチ操作時に指などで計測対象40Bが隠れると、計測対象40Bの視認性が低下する結果、操作性が損なわれる場合がある。
図8Bは、変形例2における操作ボタン30の表示態様の一例を示す図である。図8Bに「指マーク」で表示された操作ボタン30を示す。制御部17は、操作ボタン30と計測対象40Bとのそれぞれが相互に重なって表示画面に表示される場合(図8Aを参照)、操作ボタン30が形状変更して、かつ、透過して表示されるように表示部16aを制御する(図8Bを参照)。これにより、操作ボタン30が形状変更して表示されることで、操作ボタン30で計測対象40Bの隠れていた部位が現れる場合、計測対象40Bが視認可能となる。操作ボタン30の形状を「指マーク」に変更することで、操作ボタン30の操作性が上がる。また、操作ボタン30が透過して表示されることで、計測対象40Bが視認可能となるため、視認性の低下を抑えることができる。
なお、操作ボタン30の形状変更態様の一例として、「四角マーク」から「指マーク」に形状変更する態様を示したが、本発明はこれに限定されない。図9Bは、変形例2における操作ボタン30の表示態様の他の例を示す図である。図9Bにサイズ拡大して、かつ、透過して表示された操作ボタン30を示す。制御部17は、操作ボタン30と計測対象40Bとのそれぞれが相互に重なって表示画面に表示される場合(図9Aを参照)、操作ボタン30がサイズ拡大して、かつ、透過して表示されるように表示部16aを制御する(図9Bを参照)。これにより、操作ボタン30が透過して表示されることで、計測対象40Bが視認可能となる。また、操作ボタン30がサイズ拡大することで、操作性が向上する。なお、操作ボタン30の形状変更態様の一例として、サイズ拡大する態様を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、操作ボタン30をサイズ縮小してもよい。
<変形例3>
次に、変形例3について図10Aおよび図10Bを参照して説明する。
図10Aは、比較例における操作ボタン30の表示態様の一例を示す図である。図10Aに「四角マーク」で表示され、「四角マーク」の内部に計測値40Aが表示されていない操作ボタン30を示す。図10Aに示すように、操作ボタン30によるタッチ操作時に指などで計測値40Aが隠れると、計測値40Aの視認性が低下する結果、操作性が損なわれる場合がある。
図10Bは、変形例3における操作ボタン30の表示態様の一例を示す図である。図10Bに外形の内部に計測値40Aが表示された操作ボタン30を示す。制御部17は、操作ボタン30と計測値40Aとのそれぞれが相互に重なって表示画面に表示される場合(図10Aを参照)、操作ボタン30の表示領域内に値表示(操作ボタン30で隠れた計測値40Aの表示)がされるように表示部16aを制御する(図10Bを参照)。これにより、操作ボタン30で隠れた計測値40Aが操作ボタン30の表示領域内に表示される。その結果、計測値40Aの視認性の低下を抑えることができるため、操作性が損なわれることを防止することが可能となる。
<変形例4>
次に、変形例4について図11Aおよび図11Bを参照して説明する。
図11Aは、比較例における操作ボタン30の表示態様の一例を示す図である。図11Aに操作ボタン30と重なるように表示される計測値40Aを示す。図11Aに示すように、操作ボタン30によって計測値40Aが隠れると、計測値40Aの視認性が低下する結果、操作性が損なわれる場合がある。
図11Bは、変形例4における操作ボタン30の表示態様の一例を示す図である。図11Bに操作ボタン30と重ならない表示態様で表示される計測値40Aを示す。制御部17は、操作ボタン30と計測値40Aとのそれぞれが相互に重なって表示画面に表示される場合(図11Aを参照)、操作ボタン30と重ならない表示態様で計測値40Aが表示されるように表示部16aを制御する。具体的には、制御部17は、操作ボタン30と重ならないように表示領域を縮小(これに応じてフォントサイズを変更)して計測値40Aが表示されるように表示部16aを制御する。これに限らず、図11Aに示す場合、制御部17は、操作ボタン30と重ならないように表示位置を変更して計測値40Aが表示されるように表示部16aを制御してもよい。これにより、操作ボタン30によって隠れずに計測値40Aが表示されため、計測値40Aの視認性の低下を抑えることができる。
次に、設定部20の詳細について図12から図17を参照して説明する。図12は、ユーザーインターフェース50の一例を示す図である。図12に示すユーザーインターフェース50には、「左上」、「左下」、「右上」、「右下」のそれぞれに対応するスイッチボタンが表示されている。操作ボタン30と計測関連情報40とが相互に重ならないで表示画面に表示される場合において、操作ボタン30は、計測関連情報40から所定の長さ離れた位置に表示される。この場合、操作ボタン30の表示態様として、計測関連情報40に対して「左上」、「左下」、「右上」、「右下」のそれぞれの位置に表示される態様がある。設定部20は、操作者によってユーザーインターフェース50の「左上」のスイッチボタンがタッチ操作された場合、操作ボタン30の表示態様として、「左上」を設定する。また、設定部20は、操作者によってユーザーインターフェース50の「左下」のスイッチボタンがタッチ操作された場合、操作ボタン30の表示態様として、「左下」を設定する。また、設定部20は、操作者によってユーザーインターフェース50の「右上」のスイッチボタンがタッチ操作された場合、操作ボタン30の表示態様として、「右上」を設定する。また、設定部20は、操作者によってユーザーインターフェース50の「右下」のスイッチボタンがタッチ操作された場合、操作ボタン30の表示態様として、「右下」を設定する。これにより、制御部17は、操作ボタン30と計測関連情報40とが相互に重なって表示される場合、操作ボタン30が計測関連情報40に対して左上の位置に表示される。なお、操作ボタン30の表示態様を設定するためのユーザーインターフェース50は、これに限定されない。
図13は、ユーザーインターフェース50の他の例を示す図である。図13に示すユーザーインターフェース50には、「左上」、「左下」、「右上」、「右下」のそれぞれの位置に対応してスイッチボタンが表示される。設定部20は、操作者によって「左上」の位置に対応するスイッチボタンがタッチ操作された場合、操作ボタン30の表示態様としての「左上」を設定する。また、設定部20は、操作者によって「左下」の位置に対応するスイッチボタンがタッチ操作された場合、操作ボタン30の表示態様としての「左下」を設定する。また、設定部20は、操作者によって「右上」の位置に対応するスイッチボタンがタッチ操作された場合、操作ボタン30の表示態様としての「右上」を設定する。また、設定部20は、操作者によって「右下」の位置に対応するスイッチボタンがタッチ操作された場合、操作ボタン30の表示態様としての「右下」を設定する。
図14は、ユーザーインターフェース50の他の例を示す図である。図15は、「四角形状領域」および「矢印」が表示されたユーザーインターフェースを示す図である。図14および図15に示すボタンにおいて、「左下」、「左上」、「右上」、「右下」のそれぞれの位置に表示される4つの「四角形状領域」は、操作ボタン30の表示態様としての「左下」、「左上」、「右上」、「右下」に対応する。また、「矢印」は、4つの「四角形状領域」のそれぞれが右回りの循環サイクルで関係付けられていることを示す。操作者によってボタンの中央部がタッチ操作されるたびに「四角形状領域」が右回りの順番に指定される。例えば、左上の「四角形状領域」が指定されている場合において、操作者によってボタンの中央部がタッチ操作されると、右上の「四角形状領域」が指定されている。また、右上の「四角形状領域」が指定されている場合において、操作者によってボタンの中央部がタッチ操作されると、右下の「四角形状領域」が指定されている。また、右下の「四角形状領域」が指定されている場合において、操作者によってボタンの中央部がタッチ操作されると、左下の「四角形状領域」が指定されている。また、左下の「四角形状領域」が指定されている場合において、操作者によってボタンの中央部がタッチ操作されると、左上の「四角形状領域」が指定されている。設定部20は、指定された「四角形状領域」に対応する操作ボタン30の表示態様を設定する。
図16は、ユーザーインターフェース50の他の例を示す図である。図16に示すユーザーインターフェース50には、「指マーク」(図8Bを参照)、「四角マーク」(図9Bを参照)、「値表示」(図10Bを参照)のそれぞれに対応するスイッチボタンが表示される。設定部20は、操作者によって「指マーク」に対応するスイッチボタンがタッチ操作された場合、操作ボタン30の表示態様として「指マーク」を設定する。制御部17は、操作ボタン30と計測関連情報40とが相互に重なって表示される場合、設定部20により設定された「指マーク」で操作ボタン30が表示されるように表示部16aを制御する。
図17は、ユーザーインターフェース50の他の例を示す図である。図17に示すユーザーインターフェース50には、操作ボタン30が計測関連情報40に重なって表示される場合を回避する「回避」を示す「YES」、回避しない「非回避」を示す「NO」のそれぞれに対応するスイッチボタンが表示される。設定部20は、操作者によって「YES」に対応するスイッチボタンがタッチ操作された場合、「回避」を設定する。設定部20は、操作者によって「NO」に対応するスイッチボタンがタッチ操作された場合、「非回避」を設定する。制御部17は、操作ボタン30と計測関連情報40とが相互に重なって表示され、かつ、設定部20により「回避」が設定された場合、設定部20により設定された表示態様で操作ボタン30を表示するように表示部16aを制御する。制御部17は、操作ボタン30と計測関連情報40とが相互に重なって表示され、かつ、設定部20により「非回避」が設定された場合、計測関連情報40と重なったままの表示態様で操作ボタン30を表示するように表示部16aを制御する。「回避」と「非回避」とを必要に応じて使い分けることができるため、操作性を上げることが可能となる。
なお、上記実施の形態および変形例では、制御部17は、操作ボタン30と計測関連情報40とが相互に重なって表示される場合、設定部20により設定された表示態様で操作ボタン30が表示されるように表示部16aを制御する。これにより、操作ボタン30が計測関連情報40と重ならないで表示される。本発明は、これに限らず、操作ボタン30と計測関連情報40とが相互に重なって表示される場合、操作ボタン30をドラッグ操作で移動して表示してもよい。図18にドラッグ操作で移動して表示された操作ボタン30を示す。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明の実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 超音波診断装置
12 超音波探触子
13 超音波送受信部
14 信号処理部
15 画像処理部
16 操作表示部
16a 表示部
16b タッチパネル
17 制御部
18 記憶部
19 入力部
20 設定部
30 操作ボタン
40 計測関連情報
40A 計測値
40B 計測対象
40C 計測ライン
40D 計測結果
50 ユーザーインターフェース

Claims (12)

  1. 計測対象の計測に関連する計測関連情報を含む医用画像を表示する表示部と、
    前記医用画像上においてユーザーのタッチ操作を検出するタッチパネルと、
    所定の機能を動作させるための操作ボタンと前記計測関連情報とを前記医用画像上において視認可能に表示するように、前記表示部を制御する制御部と、
    を備える医用画像表示装置。
  2. 前記制御部は、前記医用画像上において前記操作ボタンと前記計測関連情報とが相互に重ならないように前記操作ボタンと前記計測関連情報とを表示させる、
    請求項1に記載の医用画像表示装置。
  3. 前記計測関連情報は、前記医用画像の画像解析による自動計測の際に認識された情報を有する、
    請求項1または2に記載の医用画像表示装置。
  4. 前記計測関連情報は、前記計測対象の計測に用いられる計測ラインを有する、
    請求項1~3の何れか1項に記載の医用画像表示装置。
  5. 前記制御部は、前記操作ボタンを透過表示させる、
    請求項1に記載の医用画像表示装置。
  6. 前記制御部は、前記操作ボタンを点滅表示させる、
    請求項1に記載の医用画像表示装置。
  7. 前記制御部は、前記操作ボタンの表示サイズを変更して前記操作ボタンを表示させる、
    請求項1に記載の医用画像表示装置。
  8. 前記制御部は、前記操作ボタンの表示形状を変更して前記操作ボタンを表示させる、
    請求項1に記載の医用画像表示装置。
  9. 前記制御部は、前記操作ボタンの表示領域内に前記計測関連情報を表示させる、
    請求項1に記載の医用画像表示装置。
  10. 前記医用画像は、被検体からの反射超音波を受診して得られた受信信号に基づいて生成された超音波画像である、
    請求項1~9の何れか1項に記載の医用画像表示装置。
  11. 計測対象の計測に関連する計測関連情報を含む医用画像を表示し、
    前記医用画像上においてユーザーのタッチ操作を検出し、
    所定の機能を動作させるための操作ボタンと前記計測関連情報とを前記医用画像上において視認可能に表示する制御を実行する、
    を備える医用画像表示方法。
  12. 計測対象の計測に関連する計測関連情報を含む医用画像を表示する処理と、
    前記医用画像上においてユーザーのタッチ操作を検出する処理と、
    所定の機能を動作させるための操作ボタンと前記計測関連情報とを前記医用画像上において視認可能に表示する制御を実行する処理と、
    をコンピュータに実行させる医用画像表示プログラム。
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