JP2023076362A - 垂直軸型螺旋タービン - Google Patents

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Abstract

【課題】 垂直軸型螺旋タービンにおいて、そのタービンのブレードにゴミやチリ等の異物が付着堆積して発電効率が落ちるのを防止し、しかも定期的にタービンを停止してゴミやチリ等の異物清掃を必要とせず、異物が流入してもブレードの回転と共に自然に排出することがタービンのブレードを持つ水力または風力発電用の垂直軸型螺旋タービンを開発する。【解決手段】 回転軸と、該回転軸に連結体により固定された複数枚のブレードを有するブレード回転体と、前記回転軸と発電機をつなぐ連結手段を備える垂直軸型螺旋タービンにおいて、前記各ブレードは長手方向に連続する螺旋状であって、前記ブレードはその断面において表面と裏面からなる翼状であり、前記表面には長手方向端部を解放した連続する受け溝を有していることを特徴とする垂直軸型螺旋タービンである。【選択図】図2

Description

本発明は河川や水路等に流れる水の流路内に設置し、その水流が持つ速度エネルギーまたは位置エネルギーをブレードの回転力として運動エネルギーに変換し、その回転力をタービンの軸に伝達して発電を行う水力発電装置、又は、海上や山地等の風の強い場所に設置され、風力が持つ速度エネルギーをブレードの回転力として運動エネルギーに変換し、その回転力をタービンの軸に伝達して発電を行う、水力または風力発電装置における垂直軸型螺旋タービンに関する。
持続可能な開発目標の中に「すべての人々に手頃で信頼でき、持続可能かつ近代的エネルギーへのアクセスを確保する」目標が掲げられている。このクリーンエネルギー提供手段として太陽光発電装置や大型風力発電装置の開発が進められている。
しかし、日本は国土が狭く平坦な土地が少ないため大規模かつ広範囲にわたって太陽光発電パネルを設置する場所は少ない。このため戸建て住宅の屋根やマンションやビルの屋上等狭い場所に小規模な太陽光発電パネルを設置している。また、安定した風力が得られる地域も少なく大型風力発電装置を設置できる場所も多くないのが現状である。そのため、現在、太陽光発電や風力発電が全発電量に占める割合は9%前後に過ぎない。
一方、日本には大小多数の河川が存在し、また、これらを結ぶ水路も多くある。さらには、上下水道も全国に敷設されている。そこで、本装置はこれら河川等の水流が持つ速度エネルギーまたは位置エネルギーを利用した小型の水力発電装置の提案を行うものである。また、本装置は平地等の狭小な場所に設置される小型風力発電装置として使用することも可能である。
水力発電又は風力発電に使用されるタービンには、自然エネルギーである水や風の流れに対して回転軸が平行となる水平軸型タービンと、回転軸が垂直になる垂直軸型タービンがある。
水平軸型タービンは、エネルギー変換効率が垂直軸型タービンよりも高いものの、受風面が風向に対し直交となるように回転軸の方向を合わせて配置せねばならないので全体的に大型になると共に、方向制御機構が必要であり風向きが変わるたびに損失を生じる。このように水平軸型タービンは風向が変わりやすい地域では不利であり、かつ広い設置面積が必要であり、機構そのものが複雑でコスト高になりやすいという短所がある。
一方、垂直軸型タービンは回転軸に直接ブレードが取り付けられるのではなく、円板状の台座や水平方向に伸ばした腕部等(以下、連結体と総称する)に回転軸に対して垂直に複数枚のブレードを取付け、回転軸と同じ方向を翼長とするのが一般的である。その構造により風向きに対する依存性がなくなるため方向制御装置は不要となり、発電機などの重量物を地面近くの下方に配置できる。したがって、水平軸型タービンに比べてシンプルかつ安定性の高い構造とすることができる。また、翼長を縦方向に伸ばしても回転半径は拡大されないので設置面積を小さくすることができる。
しかし、このような垂直軸型タービンは水力又は風力により駆動されるものであるから、水流内または風流内に存在するゴミやチリ等の異物がタービンのブレードに付着堆積して発電効率が落ちるため、定期的にタービンを停止してゴミやチリ等の異物を除去し清掃する必要があった。
この問題を解決するため、先行技術文献1では発電機の円筒部材の先端にストレーナを設けることにより、異物の流入を阻止し、異物が円筒部材の内部を通過できない構造を提案している。しかし、この手段でも人の手により定期的にストレーナの間隙を清掃してゴミ等の異物を除去しなければならない問題点がある。
実用新案登録第3143189号公報
本発明は垂直軸型螺旋タービンにおいて、そのタービンのブレードにゴミやチリ等の異物が付着堆積して発電効率が落ちることを防止し、しかも定期的にタービンを停止してゴミやチリ等の異物除去清掃を必要とせず、タービンのブレードに異物が流入しても、これを自然に排出することができるタービンのブレードを有する水力または風力発電用の垂直軸型螺旋タービンを提供することを目的としている。
本発明は、回転軸と、該回転軸に連結体により固定された複数枚のブレードを有するブレード回転体と、前記回転軸と発電機をつなぐ連結手段を備える垂直軸型螺旋タービンにおいて、前記各ブレードは長手方向に連続する螺旋状であって、前記ブレードはその断面において表面と裏面からなる翼状であり、前記表面には長手方向端部を解放した連続する受け溝を有していることを特徴とする垂直軸型螺旋タービンである。
本発明によると、揚力型ブレードのブレード回転体を形成する複数枚のブレードの表面に、長手方向に連続しその端部を解放した受け溝を設けてあり、このブレード(翼)が水力又は風力の流れを受け、水力または風力が持つ流体エネルギーを回転軸の回転運動に変換して、この回転を発電機に伝えるものである。この受け溝はブレードの長手方向に連続し端部を解放しているため、ゴミやチリ等の異物を水または風の流れの影響を受けない位置に回転した際にその自重や遠心力により自動的に受け溝の端部から排出するため、ゴミ等の異物除去のためのメンテナンスを行うことなく持続的に効率よい水力または風力発電を行うことができる。
本発明の垂直軸型螺旋タービンの発電装置の主要部を示す概略斜視図である。 本発明の垂直軸型螺旋タービンにおけるブレードの詳細を示す斜視図である。
以下、本発明について図を参照にして詳述する。
この実施例の垂直軸型螺旋タービンTは、図1a~cに示すように、従来同様、回転軸1と、円盤状又は棒状の連結体2によって回転軸1に固定された複数(本実施例では3枚)の揚力型のブレード3を有するブレード回転体Aと、このブレード回転体Aの前記回転軸1に設けた第一プーリー41と発電機5の発電機軸51に設けた第二プーリー53をつなぐベルトや歯車等の連結手段8を備える垂直軸型螺旋タービンである。
この実施例では、ブレード回転体Tは回転軸1と、この回転軸1に設けた円盤状の連結体2を介して回転軸1とブレード3を固定している。連結体2は円盤状に限らず回転軸1とブレード3を繋ぐ機能を持つものであれば回転軸に直接ブレード2を固定する棒状等の形状でもよい。また、円盤状の連結体2の場合は中抜き部21を設けて軽量化をしてもよい。前記連結手段8はプーリーとベルトに限らず歯車等で繋ぎ発電機を駆動させてもよい。
因みに揚力型のブレード3は、従来から知られているようにブレード3の表面H及び裏面Rの先端面後縁71と前縁72を結ぶ迎角線は、水平に対して外向きに広がって迎角を示し、この角度はブレードの厚さによって変化する。この縦長ブレード3が回転すると、表面Hに沿って通過するコアンダ効果により、高速となって通過する流体は後縁71で内側に入り、ブレード3を効率良く回転させるものである。
本発明の特徴は、特にブレード回転体Aにおける複数枚の揚力型ブレード3の形状にあるので図2a~cを使って詳述する。
ブレード3の形状は螺旋状の翼形状であり長手方向に一定の長さを持って連続している。このブレード3はアルミニウム合金の押出形材を捩り加工して製作しても良いし、ステンレス鋼を曲げ加工して製作してもよく、また、発泡樹脂や合成樹脂でも良く、特にこの構造のものであれば製作方法を限定するものではない。
このブレード3が水流や風流を受け、また、ブレード3に生じる揚力によって回転軸1を回転させるものである。ブレード3の表面(風や水を受ける外表面)Hは全体形状が捩じりのついた略円弧上であり、裏面(風や水を受ける内表面)Rも同じく全体形状が捩じりのついた略円弧上であるが、表面の曲率が裏面の曲率より小さな断面翼状になっている。
ブレード3の表面Hにはブレードの長手方向に連続する受け溝31を形成してある。この受け溝31は表面Hに形成された第一ブレード誘導壁32とブレード底面壁33と表面Hの一部である第二ブレード誘導壁34なり、受け溝31は断面が表面H側に開くコ字型形状になっている。また、実施例のように受け溝31の断面形状はコ字型に特定されるものではなく、多角形形状や円弧状のもの等でもよく、風流や水流を受け止めるブレード表面側に設ける溝であれば良い。受け溝31は長手方法に連続するブレード3の端面で開放するように形成されている。
ブレード3の裏面Rにはブレードの長手方向に連続する延長壁35を前記底面壁33に続けて形成してあり、この延長壁35と前記第二ブレード誘導壁34の裏面で裏面R側に開口する裏面溝36を形成してある。この裏面溝36の断面形状は鋭角の三角形状になっているが多角形状や円弧形状でもよい。
前記第一ブレード誘導壁32やブレード底面壁33、表面Hの一部である第二ブレード誘導壁34、延長壁35はブレード3全体の強度を保つようブレード3の材質に応じて適切な肉厚を有している。
このように形成した揚力型のブレード3に水力や風力が作用した場合、その力はブレード3に作用し、ブレード回転体Tを回転させる力に変換される。これにより回転軸1が回転し、連結手段8を介して発電機軸51が回転して発電機5を駆動する。
このとき、ブレード3の表面Hの受け溝31内に水流や風流とともに流入した塵やゴミ、砂、埃等の異物は、受け溝31の開放端部、つまりブレード3の端部から自然に排出される。特に水流や風流の速度が速い場合は排出能力が大きくなる。受け溝31開口部上面にはメッシュ構造のストレーナを設置するなどして流体エネルギーの損失を少なくしつつ異物の侵入を防ぐなどすると尚良い。
また、ブレード3の裏面溝36に水流や風流とともに流入した塵やゴミ、砂、埃等の異物も、裏面溝36の開放端部、つまりブレード3の端部から自然に排出される。
ブレード3自体の形状が長手方向に連続し端部が解放された受け溝31を有する形状になっているので、ゴミ、塵等の異物がブレード3の回転と共にブレードの受け溝31が流路となって、これに沿ってゴミ、塵等の異物が流れ端部から自然に排出されるので、ブレード3にゴミ等の異物が付着するなどして回転効率が落ちる恐れがない。また、コストのかかる大きな防塵具を別途設ける必要はなく、ブレード3の回転を停止してその表面を掃除する手間を少なくできる。
1 回転軸
2 連結体
3 ブレード
A ブレード回転体
5 発電機
8 連結手段
31受け溝

Claims (1)

  1. 回転軸と、該回転軸に連結体により固定された複数枚のブレードを有するブレード回転体と、前記回転軸と発電機をつなぐ連結手段を備える垂直軸型螺旋タービンにおいて、前記各ブレードは長手方向に連続する螺旋状であって、前記ブレードはその断面において表面と裏面からなる翼状であり、前記表面には長手方向端部を解放した連続する受け溝を有していることを特徴とする垂直軸型螺旋タービン。
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