JP2023075515A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】出力されている画面についてセキュリティーを容易に確保することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】情報を画面に出力する画面出力部101と、情報が画面に出力されている時に撮影された画像を取得する画像取得部103と、画像取得部103が取得した画像がセキュリティー条件を満たすか否かを判断する判断部106と、画像がセキュリティー条件を満たすと、判断部106が判断した場合に、画面出力部101が出力している画面を変更するセキュリティー処理を行うセキュリティー処理部107とを具備するようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、セキュリティーを確保するための処理を行う情報処理装置等に関するものである。
従来の技術として、ログインユーザの顔認識を実行するものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2020-144762号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来においては、ログイン時にはセキュリティーを確保できるが、出力されている画面についてセキュリティーを保つことが困難であり、セキュリティーを容易に確保することができない、いう課題があった。
本発明は、上記の課題を解消するためになされたものであり、出力されている画面についてセキュリティーを容易に確保することができる情報処理装置等を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、情報を画面に出力する画面出力部と、情報が画面に出力されている時に撮影された画像を取得する画像取得部と、画像取得部が取得した画像がセキュリティー条件を満たすか否かを判断する判断部と、画像がセキュリティー条件を満たすと、判断部が判断した場合に、画面出力部が出力している画面を変更するセキュリティー処理を行うセキュリティー処理部とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、出力されている画面についてセキュリティーを容易に確保することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、セキュリティー条件は、画像の中に複数の人が含まれることであるようにしてもよい。
かかる構成により、複数の人が画面を見ている場合に、出力されている画面についてセキュリティーを確保することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、セキュリティー条件は、画像の中に登録されていない顔が含まれることであり、判断部は、画像取得部が取得した画像から顔を検出し、顔が、顔認識情報格納部に格納されている1以上のユーザの顔を認識するための顔認識情報を用いて認識できるか否かを判断するようにしてもよい。
かかる構成により、予め登録されていないユーザが画面を見ることができないようにでき、出力されている画面についてのセキュリティーを確保することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、セキュリティー条件は、画面に出力されているファイルまたはデータに対して、アクセス権の無い顔が含まれることであり、画面出力部は、ファイルまたはデータを出力し、判断部は、画像取得部が取得した画像から顔を検出し、検出した顔に対して顔認識情報格納部に格納される1以上のユーザの顔を認識するための顔認識情報を用いて顔認識を行って、検出した顔が、アクセス権情報格納部に格納されている情報であって、ファイルまたはデータにアクセスできる権利を有するユーザを特定するアクセス権情報により特定される、画面に出力されているファイルまたはデータにアクセスできる権利を有するユーザの顔であるかを、判断するようにしてもよい。
かかる構成により、出力されている画像に対してアクセスが可能でないユーザが画面を見ることができるようにして、出力されている画面についてのセキュリティーを確保することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、セキュリティー条件は、予め決められた動きを認識することであるようにしてもよい。
かかる構成により、予め決められた動きが検出された場合に、画面を見ることができないようにして、出力されている画面についてのセキュリティーを確保することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、セキュリティー処理は、出力されている情報を非表示とする処理であるようにしてもよい。
かかる構成により、セキュリティー条件を満たす場合に画面に出力されている情報を非表示として、セキュリティーを確保することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、セキュリティー処理は、出力されている2以上の情報のうちの一部の情報のみを非表示とする処理であるようにしてもよい。
かかる構成により、セキュリティー条件を満たす場合に画面に出力されている情報の一部を非表示として、セキュリティーを確保することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、セキュリティー処理は、情報が出力されている画面をロック画面とする処理であるようにしてもよい。
かかる構成により、セキュリティー条件を満たす場合に、出力されている画面をロック画面として、出力されている画面についてセキュリティーを容易に確保することができる。
本発明による情報処理装置等によれば、出力されている画面についてセキュリティーを容易に確保することができる。
本発明の実施の形態における情報処理装置のブロック図 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同情報処理装置の情報管理表の一例を示す図 同情報処理装置のアクセス権情報管理表の一例を示す図(図4(a)、および図4(b)) 同情報処理装置の顔認識情報管理表の一例を示す図 同情報処理装置の表示例を示す図(図6(a)、図6(b)および図6(c)) 同情報処理装置の画像取得部が取得した画像の一例を示す図(図7(a)、図7(b)、および図7(c)) 同情報処理装置の画像取得部が取得した画像の一例を示す図(図8(a)、および図8(b)) 同情報処理装置の表示例を示す図(図9(a)、図9(b)および図9(c)) 本発明の実施の形態におけるコンピュータシステムの外観の一例を示す図 同コンピュータシステムの構成の一例を示す図
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態における情報処理装置1のブロック図である。
情報処理装置1は、情報格納部100、画面出力部101、カメラ102、画像取得部103、アクセス権情報格納部104、顔認識情報格納部105、判断部106、およびセキュリティー処理部107を備える。
情報格納部100には、画面に出力可能な情報が格納される。情報格納部100に格納される情報は、例えば、ファイルまたはデータである。画面に出力可能な情報は、例えば、画像データや、テキストデータや、画像データとテキストデータとの組み合わせや、これらのデータを有するファイル等である。画像データは、静止画像の画像データでも、動画像の画像データでもよい。また、画面に出力可能な情報は、例えば、実行時に画面の出力を伴う実行ファイルやプログラム等のデータであってもよい。また、画面に出力可能な情報は、例えば、3Dデータのように、レンダリング等を行うことで画面に出力可能なデータであってもよい。ただし、画面に出力可能な情報は、上記のような情報に限定されない。ここでの格納は、サーバ装置(図示せず)から送信される出力可能な情報の一時記憶等を含むと考えてもよい。情報格納部100には、例えば、ファイルまたはデータが、ファイル名またはデータ名等の情報の識別子と対応付けて格納される。
情報格納部100は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。かかることは、アクセス権情報格納部104や、顔認識情報格納部105等の他の格納部についても同様である。
画面出力部101は、情報を画面に出力する。例えば、画面出力部101は、情報格納部100に格納される情報を画面に出力する。画面出力部101は、例えば、ファイルまたはデータを出力する。画面出力部101は、例えば、情報処理装置1が有するモニタ(図示せず)等の画面に情報を出力する。画面出力部101は、同時に複数の情報を画面に出力してもよい。また、画面出力部101は、複数の画面にそれぞれ情報を出力してもよい。
ここでの出力は、通常、モニタへの表示であるが、プロジェクタへの投影、外部の装置への送信、他の処理装置や他のプログラム等への処理結果の引渡し等であってもよい。
画面出力部101は、モニタ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。画面出力部101は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
カメラ102は、映像を撮影して画像を取得する。例えば、カメラ102は、情報が画面に出力されている期間中に映像を撮影して画像を取得する。ここでの情報は、特定の1以上の情報であってもよく、不特定の1以上の情報であってもよい。カメラ102が取得する画像は、静止画像であってもよく動画像であってもよい。例えば、カメラ102は、画面出力部101が画面を出力している時に、一定または不定の時間ごとに、撮影を繰り返し行って複数の静止画像を取得してもよく、撮影が終了するごとに、新たに撮影を行うことで、複数の静止画像を繰り返し取得してもよい。
カメラ102は、例えば、画面出力部101が出力する画面に対向する領域を撮影する。例えば、カメラ102は、例えば、画面出力部101が出力する画面を見ることが可能な領域内にいる1以上のユーザを撮影する。カメラ102は、通常、環境光を用いて撮影するカメラであるが、カメラ102は、環境光を用いて撮影するカメラと、環境光以外の光を撮影するカメラ(例えば、赤外線を照射し、その反射光を撮影するカメラ)との組み合わせであってもよい。
画像取得部103は、情報が画面に出力されている時に撮影された画像を取得する。画像取得部103は、例えば、情報が画面に出力されている期間中に撮影された画像を取得する。画像取得部103が取得する画像は、静止画像であってもよく、動画像であってもよい。例えば、画像取得部103は、画面出力部101が画面を出力している時に繰り返し撮影された複数の静止画像を取得する。画像取得部103が取得する画像は、例えば、画面出力部101が出力する画面に対向する領域を撮影した画像である。
画像取得部103は、例えば、カメラ102により撮影された画像を取得する。この場合の画像の取得は、カメラ102撮影した画像の受け付けや読み出し等であってもよい。例えば、画像取得部103は、メモリ等の記憶媒体(図示せず)を介して、カメラ102で撮影された画像を取得してもよい。カメラ102が、環境光を用いて撮影するカメラと、赤外線を照射してその反射光を撮影するカメラとの組み合わせである場合、画像取得部103は、両方のカメラが撮影した画像を取得してもよい。
なお、以下、本実施の形態においては、情報処理装置1がカメラ102を有しており、画像取得部103が、情報が画面に出力されている時にカメラ102が撮影した画像を取得する場合について説明するが、情報処理装置1は、カメラ102を有していなくてもよい。この場合、例えば、画像取得部103は、情報処理装置1の外部のカメラ(例えば、外付けのカメラ)等により撮影された画像を取得してもよい。
アクセス権情報格納部104には、1以上のアクセス権情報が格納される。アクセス権情報は、情報格納部100や格納部(図示せず)等に格納されているファイルまたはデータ等の情報にアクセスできる権利を有するユーザを特定する情報である。ファイルまたはデータにアクセスできる権利は、アクセス権と考えてもよい。ユーザがアクセスできる権利を有するファイルやデータは、ユーザがアクセス可能なファイルやデータと考えてもよい。アクセス権情報は、例えば、ファイルまたはデータ等の情報の識別子と、この識別子により識別されるファイルまたはデータ等の情報にアクセスできる権利を有するユーザのユーザ識別子とを対応付けて有する情報である。ファイルまたはデータの識別子は、ファイル名やファイルに割り当てられたコード等のファイル識別子や、データ名や、データに割り当てられたコード等のデータ識別子である。ユーザ識別子は、ユーザ名や、ユーザのアカウント、ユーザのメールアドレス、ユーザの社員番号、ユーザに割り当てられたコード等である。
なお、アクセス権情報は、ファイルまたはデータの識別子の代わりに、アクセス可能なファイルまたはデータが格納されるディレクトリ等を指定する情報(例えば、アクセス可能なファイルまたはデータが格納されるフォルダのパス等)や、アクセス可能なファイルまたはデータの拡張子や、ファイルまたはデータの種類(例えば、画像データ、テキストデータ、特定のファイル形式のデータ)等の情報の属性を示す情報を有していてもよい。この場合、一のアクセス権情報により指定されたディレクトリ内のファイルまたはデータや、指定された拡張子や種類等の属性を有するファイルまたはデータが、一のアクセス権情報が有するユーザ識別子が識別するユーザがアクセス可能なファイルまたはデータとなる。
なお、本実施の形態においては、情報処理装置1がアクセス権情報格納部104を有する場合について説明するが、情報処理装置1がネットワーク等を介してアクセス可能なサーバ装置等(図示せず)がアクセス権情報格納部104を有するようにし、情報処理装置1がアクセス権情報格納部104を有さないようにしてもよい。
顔認識情報格納部105には、顔認識情報が格納される。顔認識情報は、1以上のユーザの顔を認識するために用いられる情報である。顔認識情報は、例えば、ユーザの顔画像と、対応するユーザのユーザ識別子とを有する1または2以上の情報である。また、顔認識情報は、例えば、ユーザの顔の特徴量の情報と、対応するユーザのユーザ識別子とを有する1または2以上の情報であってもよい。また、顔認識情報は、ユーザの顔画像や顔の特徴量の情報と、対応するユーザのユーザ識別子との1または2以上の組を用いて機械学習等により取得された学習器等の情報であってもよい。
顔認識情報格納部105には、例えば、予め登録されている1または2以上のユーザの顔を認識するための顔認識情報が格納されていてもよい。また、顔認識情報格納部105には、例えば、1または2以上のファイルやデータ等にアクセスできる権利を有するユーザの顔を認識するために用いられる顔認識情報が格納されていてもよい。なお、顔認識情報格納部105に格納されている顔認識情報は、上記のようなユーザの顔を認識するための顔認識情報に限定されない。
なお、本実施の形態においては、情報処理装置1が顔認識情報格納部105を有する場合について説明するが、情報処理装置1がネットワーク等を介してアクセス可能なサーバ装置等(図示せず)が顔認識情報格納部105を有するようにし、情報処理装置1が顔認識情報格納部105を有さないようにしてもよい。
また、判断部106等が、アクセス権情報を利用しない場合には、アクセス権情報格納部104は省略してもよい。また、判断部106等が、顔認識情報を利用しない場合には、顔認識情報格納部105は省略してもよい。
判断部106は、画像取得部103が取得した画像がセキュリティー条件を満たすか否かを判断する。セキュリティー条件は、例えば、セキュリティーを保つための処理が必要であること判断するために用いられる条件である。セキュリティーを保つための処理とは、例えば、後述するセキュリティー処理部107が行うセキュリティー処理である。セキュリティー条件を満たすユーザは、例えば、セキュリティーを保つための処理を行うことが必要なユーザである。
以下、判断部106が行う処理を、4つのセキュリティー条件をそれぞれ用いた場合の例について説明する。
1)セキュリティー条件が、画像の中に複数の人が含まれることである場合(以下、このセキュリティー条件を第一のセキュリティー条件と呼ぶ)
判断部106は、画像取得部103が取得した画像の中に、複数の顔が含まれる場合に、セキュリティー条件を満たすと判断する。また、複数の顔が含まれない場合には、セキュリティー条件を満たさないと判断する。例えば、判断部106は、画像取得部103が取得した画像内において顔を検出する顔検出処理を行い、検出された顔の数が2以上である場合に、複数の顔が含まれるとして、セキュリティー条件を満たすと判断する。顔検出処理は、例えば、画像内において顔を含む最小矩形領域を検出する処理である。画像内において、顔を検出する処理は、公知技術であるため、詳細な説明は省略する。顔を検出するために必要となる情報は、例えば、格納部(図示せず)等に予め格納しておくようにして、適宜、判断部106が読み出して使用するようにしてもよい。
2)セキュリティー条件が、画像の中に登録されていない顔が含まれることである場合(以下、このセキュリティー条件を第二のセキュリティー条件と呼ぶ。)
判断部106は、画像取得部103が取得した画像の中に、登録されていない顔が含まれる場合に、セキュリティー条件を満たすと判断する。また、登録されていない顔が含まれない場合には、セキュリティー条件を満たさないと判断する。登録されていない顔とは、例えば、顔認識情報格納部105に格納されている予め登録されている顔認識情報を用いて顔認識できない顔である。この場合の顔認識情報格納部105に格納されている顔認識情報は、例えば、予め登録されている1以上のユーザの顔を認識するための顔認識情報や、1以上のファイルやデータ等の情報にアクセスできる権利を有するユーザの顔を認識するために用いられる顔認識情報である。例えば、判断部106は、画像取得部103が取得した画像内において顔を検出する処理を行い、顔認識情報格納部105に格納されている顔認識情報等を用いて、検出したすべての顔について顔認識処理を行い、検出された顔の少なくとも一部が認識できなかった場合に、セキュリティー条件を満たすと判断する。また、例えば、検出された顔のすべてが認識できた場合に、セキュリティー条件を満たさないと判断する。ここでの顔認識処理は、例えば、顔を特定のユーザの顔として認識する処理である。顔を認識する処理は、特定の顔に一致する画像を認識する処理と考えてもよい。ここでの一致は、例えば、類似度が閾値以上、または閾値よりも高いことと考えてもよい。顔の画像を認識する処理は、例えば、顔画像や顔の特徴量等の顔認識情報を用いて、特徴ベースマッチングや、領域ベースマッチング等の画像認識処理を行うことにより実現可能である。顔の画像を認識する処理は、機械学習により取得された学習器等の顔認識情報を用いて行ってもよい。また、顔を認識する処理は、上記の処理に限定されない。
3)セキュリティー条件が、画面に出力されているファイルまたはデータに対して、アクセス権の無い顔が含まれることである場合(以下、このセキュリティー条件を第三のセキュリティー条件と呼ぶ。)
判断部106は、画像取得部103が取得した画像の中に、画面出力部101により画面に出力されているファイルまたはデータに対して、アクセス権の無い顔が含まれる場合に、セキュリティー条件を満たすと判断する。また、アクセス権の無い顔が含まれない場合には、セキュリティー条件を満たさないと判断する。判断部106は、例えば、画像取得部103が取得した画像から顔を検出し、検出したすべての顔に対して顔認識情報格納部105に格納される顔認識情報を用いて顔認識を行って、検出した顔が、アクセス権情報格納部104に格納されているアクセス権情報により特定される、画面に出力されているファイルまたはデータにアクセスできる権利を有するユーザの顔であるかを判断する。そして、検出された顔の少なくとも一部が、画面に出力されているファイルまたはデータにアクセスできる権利を有するユーザの顔でない場合に、セキュリティー条件を満たすと判断する。また、検出されたすべての顔が、画面に出力されているファイルまたはデータにアクセスできる権利を有するユーザの顔である場合に、セキュリティー条件を満たさないと判断する。
例えば、判断部106は、以下のようにして、上記の判断処理を行う。まず、判断部106は、画像取得部103が取得した画像から顔を検出し、検出したすべての顔に対して顔認識情報格納部105に格納される顔認識情報を用いて顔認識を行う。そして、認識できない1以上の顔が検出された場合には、セキュリティー条件を満たすと判断する。また、顔認識できない顔が検出されない場合、判断部106は、アクセス権情報格納部104に格納されているアクセス権情報を用いて、顔認識により認識されたユーザが、画面に出力されているファイルまたはデータにアクセスできる権利を有するユーザであるか判断し、顔認識により認識されたユーザのうちの少なくとも一部が、画面に出力されているファイルまたはデータにアクセスできる権利を有さないユーザである場合に、セキュリティー条件を満たすと判断し、顔認識により認識されたすべてのユーザが、画面に出力されているファイルまたはデータにアクセスできる権利を有するユーザである場合に、セキュリティー条件を満たさないと判断する。例えば、判断部106は、顔認識できない顔が検出されない場合、顔認識により認識されたすべてのユーザのユーザ識別子を顔認識処理の結果として取得し、取得したすべてのユーザ識別子に対応するアクセス権情報が、画面に出力されているファイルまたはデータにアクセスできる権利を有することを示す場合には、セキュリティー条件を満たさないと判断し、少なくとも一部のユーザ識別子に対応するアクセス権情報が、画面に出力されているファイルまたはデータにアクセスできる権利を有さないことを示す場合には、セキュリティー条件を満たすと判断する。この場合に利用する顔認識情報は、顔画像や、顔の特徴量の情報であってもよく、これらの情報を用いて機械学習等により取得した顔認識のための学習器等の情報であってもよい。
また、例えば、判断部106は、以下のようにして、上記の判断処理を行ってもよい。判断部106は、まず、アクセス権情報格納部104に格納されているアクセス権情報から、画面出力部101により画面に出力されているファイルまたはデータに対してアクセス権を有するすべてのユーザのユーザ識別子を取得する。次に、取得したユーザ識別子に対応する顔認識情報を取得する。取得する顔認識情報は、例えば、顔画像や、顔の特徴量である。そして、判断部106は、画像取得部103が取得した画像から顔を検出し、検出したすべての顔に対して上記で取得したアクセス権を有するすべてのユーザのユーザ識別子に対応する顔認識情報を用いて顔認識処理を行う。この顔認識処理は、検出した顔において、取得した顔認識情報に対応する顔を認識する処理である。顔認識処理により、検出したすべての顔が認識できた場合、判断部106は、セキュリティー条件を満たさないと判断し、少なくとも1以上の顔が認識できなかった場合、判断部106は、セキュリティー条件を満たすと判断する。
なお、判断部106は、上記以外の処理手順等により、上記の判断処理を行ってもよい。
また、ここでは、一旦、顔検出により検出した顔の画像について顔認識処理を行う場合について説明したが、判断部106は、一旦、顔検出を行わずに、顔認識を行うようにしてもよい。例えば、判断部106は、画像から、顔認識情報が示す顔の画像等と一致する画像の領域や、顔認識情報である特徴点が一致する画像の領域等を検出することで、顔認識を行うようにしてもよい。
4)セキュリティー条件が予め決められた動きを認識することである場合(以下、このセキュリティー条件を第四のセキュリティー条件と呼ぶ。)
判断部106は、画像取得部103が取得した画像において、予め決められた動きを検出し、予め決められた動きを検出した場合に、セキュリティー条件を満たすと判断する。また、予め決められた動きを検出しなかった場合には、セキュリティー条件を満たさないと判断する。ここで利用される画像は、動画像が好ましいが、連続して撮影された複数の静止画像等であってもよい。予め決められた動きは、例えば、画面出力部101が出力する画面の前に居るユーザが、画面出力部101が出力する画面を隠したり、画面を閉じる動作である。例えば、ユーザが、画面出力部101が表示する画面を片手または両手で隠す動きであってもよく、画面に対して片手を右から左、または左から右に振って、画面を閉じる動きであってもよい。また、予め決められた動きは、例えば、画面出力部101が出力する画面の前に居るユーザが、画面前からいなくなる動き(例えば、席を立つ動き)等であってもよい。画面前からいなくなる動きは、例えば、顔が、画面前から移動して見えなくなる動きである。また、予め決められた動きは、画面内に、画面前に居るユーザ以外のユーザが入ってくる動きであってもよい。ユーザが入ってくる動きは、例えば、画面内に人が近付いてくる動きや、画面内に人がフレームインする動きであってもよい。また、画面内に人が検出された場合に、人が入ってきたことを検出したとみなしてもよい。判断部106が検出可能な動きは、1つであってもよく、2以上であってもよい。また、判断部106が顔検出を行い、1以上の顔が検出できない場合、ユーザが離席した動きを認識したと判断してもよい。判断部106が検出可能な動きは、セキュリティー処理が必要となると考えられる動きであれば、上記の動きに限定されない。判断部106は、格納部(図示せず)に格納されている機械学習を利用して取得した学習器を用いて、予め決められた動きを検出してもよい。画像内において、予め決められた動きを検出する処理は、公知技術であるため、詳細な説明は省略する。
なお、判断部106は、画像取得部103が取得した画像において、上記の第一から第四のセキュリティー条件のうちの一つのみについて、セキュリティー条件を満たすか否かを判断してもよい。また、判断部106は、画像取得部103が取得した画像において、上記の第一から第四までのセキュリティー条件のうちの2以上をそれぞれ満たすか否かを適宜判断してもよい。この場合、例えば、第一から第四までのセキュリティー条件のうちの1以上を満たす場合に、セキュリティー条件を満たすと判断してもよい。
セキュリティー処理部107は、画像がセキュリティー条件を満たすと、判断部106が判断した場合に、画面出力部101が出力している画面を変更するセキュリティー処理を行う。画面を変更するセキュリティー処理は、例えば、画面に出力されている情報を非表示とする処理である。セキュリティー処理部107が行う画面を変更するセキュリティー処理は、例えば、画面出力部101等に、出力している画面を変更する指示や、画面を変更させる制御信号等を出力して、画面を変更させる処理であってもよく、セキュリティー処理部107自身が、出力する画面を変更する処理であってもよい。
画面に出力されている情報を非表示とする処理は、画面に出力されているファイルやデータを閉じる処理であってもよい。ファイルやデータを閉じる処理は、ファイルやデータが出力されているウィンドウを閉じたり、ウインドウサイズを最小化したりする処理を含むと考えてもよく、含まないと考えてもよい。
また、画面に出力されている情報を非表示とする処理は、出力されている2以上の情報のうちの一部の情報のみを非表示とする処理であってもよい。一部の情報は、例えば、出力されている情報のうちの画像であってもよく、テキストであってもよい。また、出力されている情報のうちの、予め決められたタグ等が付与された情報であってもよい。
また、画面に出力されている情報を非表示とする処理は、情報が出力されている画面をロック画面とする処理であってもよい。ロック画面とは、例えば、予め決められた操作が制限された画面である。
なお、セキュリティー処理部107は、判断部106が異なるセキュリティー条件を満たすと判断した場合において、それぞれ異なるセキュリティー処理を行うようにしてもよく、同じセキュリティー処理を行うようにしてもよい。
次に、情報処理装置1の動作の一例について図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)情報処理装置1は、情報格納部100に格納されている1以上の情報(例えば、ファイルまたはデータ)を出力するか、判断する。例えば、情報処理装置1の受付部(図示せず)等が、情報格納部100に格納されている1以上の情報を出力する操作(例えば、表示する操作)を受け付けたか判断し、受け付けた場合に、情報を出力すると判断し、受け付けていない場合、情報を出力しないと判断する。情報を出力する場合、ステップS102に進み、出力しない場合、ステップS101に戻る。
(ステップS102)画面出力部101は、ステップS101で受け付けた操作に応じた情報を、情報格納部100から読み出して出力する。例えば、画面出力部101は読み出した情報を表示する画面を構成し、構成した画面をモニタ等に表示する。表示するモニタは外部のモニタ等であってもよい。
(ステップS103)画像取得部103は、画像を取得する。例えば、画像取得部103は、カメラ102を用いて撮影を行い、撮影された画像をカメラ102から取得する。画像取得部103は、例えば、画面出力部101が情報を出力する画面に対向する領域の画像を取得する。
(ステップS104)判断部106は、ステップS103で取得した画像において、顔を検出する処理を行う。
(ステップS105)判断部106は、ステップS104において、1以上の顔が検出できたか判断する。検出できなかった場合、ステップS106に進み、検出できた場合、ステップS108に進む。
(ステップS106)判断部106は、予め決められた動作の一つである、ユーザが離席した動作を検出したと判断して、第四のセキュリティー条件を満たすと判断する。
(ステップS107)セキュリティー処理部107は、セキュリティー処理を行う。例えば、画面出力部101が出力するファイルまたはデータの画面を非表示とする処理を行う。そして、ステップS103に戻る。
(ステップS108)判断部106は、ステップS104で検出された顔の数をカウントして、2以上の顔が検出できたか判断する。検出できた場合、ステップS109に進み、検出できなかった場合(即ち、顔が一つのみ検出できた場合)、ステップS110に進む。
(ステップS109)判断部106は、複数の顔が検出されたため、第一のセキュリティー条件を満たすと判断する。そして、ステップS107に戻る。
(ステップS110)判断部106は、ステップS104で検出された顔について、顔認識情報格納部105に格納されている顔認識情報を用いて顔認識処理を行う。
(ステップS111)判断部106は、ステップS110において、顔が認識できたか判断する。認識できなかった場合、ステップS112に進み、認識できた場合、認識した顔に対応するユーザを特定する情報(例えば、ユーザ識別子)を取得して、ステップS113に進む。
(ステップS112)判断部106は、顔認識情報を用いて認識可能な予め登録されている顔が検出されないため、第二のセキュリティー条件を満たすと判断する。そして、ステップS107に戻る。
(ステップS113)判断部106は、画面出力部101が出力しているファイルまたはデータを特定する。例えば、判断部106は、画面出力部101が出力しているファイルまたはデータの識別子(例えば、ファイル名や、データ名等)を取得する。
(ステップS114)判断部106は、アクセス権情報格納部104に格納されたアクセス権情報を用いて、ステップS113で特定したファイルまたはデータにアクセスできる権利を有するユーザを特定する。例えば、判断部106は、ステップS113で取得したファイルまたはデータの識別子と対応付けられた1以上のユーザ識別子を、アクセス権情報から取得する。
(ステップS115)判断部106は、ステップS110において顔認識したユーザが、ステップS114で特定したユーザであるか(即ち、特定したユーザのうちの一人であるか)判断する。例えば、判断部106は、ステップS111で取得したユーザ識別子と一致するユーザ識別子を、ステップS114で取得した1以上のユーザ識別子内において検出し、一致するユーザ識別子が検出された場合、ステップS114で特定したユーザであると判断し、検出されない場合、特定したユーザでないと判断する。特定したユーザでない場合、ステップS116に進み、特定したユーザである場合、ステップS117に進む。
(ステップS116)判断部106は、画像取得部103が取得した画像の中に、画面に出力されているファイルまたはデータに対して、アクセス権の無い顔が含まれるとして、第三のセキュリティー条件を満たすと判断する。そして、ステップS107に戻る。
(ステップS117)判断部106は、ステップS103で取得した画像内において、予め決められた動きを検出する処理を行う。例えば、判断部106は、ユーザが画面を閉じる動きや、顔が認識されたユーザ以外のユーザが画面内にフレームインする動き等を検出する処理を行う。
(ステップS118)判断部107は、ステップS117において1以上の予め決められた動きを検出できたか判断する。検出できた場合、ステップS119に進み、できなかった場合、ステップS120に進む。なお、ステップS107においてセキュリティー処理を行って、ファイルやデータを非表示としている場合、このステップにおいて動きが検出できなかった際には、セキュリティー処理部107が、セキュリティー処理を解除して、非表示としていたファイルやデータを表示させるようにしてもよい。
(ステップS119)判断部107は、画像取得部103が取得した画像の中に、予め決められた動作が検出できたとして、第四のセキュリティー条件を満たすと判断する。そして、ステップS107に戻る。
(ステップS120)情報処理装置1は、受付部(図示せず)等が、画面出力部101の出力を変更する操作等を受け付けたか判断する。出力を変更する操作は、例えば、出力する画面に文字列等の情報を入力する操作や、出力するファイルやデータを変更する操作等である。変更する操作は、これらの操作に限定されない。変更する操作を受け付けた場合、ステップS121に進み、受け付けていない場合、ステップS103に戻る。
(ステップS120)画面出力部101は、ステップS120で受け付けた操作に応じて出力を変更する。そして、ステップS103に戻る。
なお、図1のフローチャートにおいては、第一から第四のセキュリティー条件のいずれを満たした場合も、セキュリティー処理部107が、ステップS107において同じセキュリティー処理を行うようにしたが、第一から第四のセキュリティー条件のいずれを満たしたかに応じて、セキュリティー処理部107が異なるセキュリティー処理を行ってもよい。
また、ステップS107において、セキュリティー処理として、ロック画面を表示する場合、例えば、ステップS120の直前にロック画面が表示されている際には、受付部(図示せず)が、このロック画面を解除するための操作を受け付けたか判断し、受け付けた場合にのみ、ステップS120に進むようにしてもよい。
また、図2のフローチャートにおいて、ステップS102において情報を出力する前にも、ステップS103からステップS119までの処理と同様の処理を行って、必要に応じてセキュリティー処理を行うようにしてもよい。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における情報処理装置1の具体的な動作について説明する。
図3は、情報格納部100に格納されている情報であるファイルを管理する情報管理表である。情報管理表は、「ファイル名」という属性を有している。「ファイル名」は、情報格納部100に格納されているファイルの識別子であるファイル名であるとする。
図4(a)は、アクセス権情報格納部に格納されているアクセス権情報を管理するアクセス権情報管理表である。アクセス権情報管理表は、図3の「ファイル名」と同様の「ファイル名」という属性と、この「ファイル名」の属性値により識別されるファイルにアクセスが可能であるユーザのユーザ識別子である「ユーザID」という属性の対を有している。「ユーザID」は、ここではユーザに一意に割り当てられたコードであるとする。
図5は、顔認識情報格納部105に格納されている顔認識情報を管理する顔認識情報管理表である。顔認識情報は、ここでは、ユーザの顔の特徴点の情報であるとする。顔認識情報管理表は、ユーザのユーザ識別子である「ユーザID」と、このユーザの顔認識情報を有するファイルのファイル名である「顔認識ファイル名」という属性を有している。
まず、ユーザ識別子が「U001」であるユーザAが、カメラ102の前に着席し、情報処理装置1に対して、キーボードやマウス等の入力デバイス(図示せず)等を用いて、情報格納部100に格納されているファイル名が「会社説明会応募者リスト」というファイルを開く操作を行ったとする。情報処理装置1の受付部(図示せず)が、この操作を受け付けると、画面出力部101は、この操作により指定されたファイル名が「会社説明会応募者リスト」というファイルを情報格納部100から読み出し、読み出したファイルを用いて表示用の画面を構成し、この画面を表示する。
図6(a)は、画面出力部101によるファイル名が「会社説明会応募者リスト」というファイルの画面の表示例を示す図である。画面出力部101は、ここでは、情報処理装置1のモニタ101aに上記の画面を表示しているものとする。
画面出力部101が画面を出力すると、カメラ102は、モニタ101aに対向する領域を撮影する。これにより、ユーザAの顔を含む領域を撮影する。画像取得部103は、カメラ102が撮影した画像を取得する。
図7(a)は、画像取得部103が取得した画像の一例を示す図である。
判断部106は、画像取得部103が取得した図7(a)に示した画像に対して顔検出を行う。顔検出を行った結果、図7(b)に示すように、ユーザAの顔の領域71を検出したとする。なお、図7(b)は、顔検出の結果を説明するための模式図であり、図に示すように、検出した顔の領域71等を、画像に表示する必要はない。かかることは、後述する図7(C)の顔の領域72や、図8(a)の画像81、図8(b)の画像82等についても同様である。
判断部106は、1以上の顔が検出できたため、予め決められた動作の一つであるユーザが離席したという動作を検出していないと判断する。このため、この予め決められた動作を検出したという第四のセキュリティー条件を満たしていないと判断する。
次に、判断部106は、顔検出により検出した顔の数をカウントし、検出された顔の数が2以上であるか判断する。ここでは、検出された顔が1つであるため、複数の顔を検出していないと判断し、複数の顔が検出されたという第一のセキュリティー条件を満たさないと判断する。
次に、判断部106は、顔検出により検出した顔の領域71の画像について、顔認識処理を行う。具体的には、図5に示した顔認識情報管理表によりユーザ識別子と対応付けて管理されている「顔認識ファイル名」の属性値が示す顔認識情報であるユーザの顔の特徴点の情報を用いて、顔認識処理を行う。具体的には図5に示した顔認識情報管理表により管理されているユーザ識別子と対応付けられたユーザの顔の特徴点の情報である顔認識情報のファイルの中から、領域71の顔の画像と一致する特徴点の情報を有する顔認識情報のファイルを検出し、検出したファイルと対応付けられたユーザ識別子である「ユーザID」を、顔認識情報管理表から取得する。特徴点が一致するということは、特徴点の類似度が予め決められた閾値より高いこと等であってもよい。ここでは、ファイル名が、「F10001」である顔認識情報の特徴点が一致すると判断されたとすると、判断部106は、図5に示した顔認識情報管理表において、「顔認識ファイル名」が「F10001」であるレコード(行)の「ユーザID」の属性値「U001」を、顔認識の結果として取得する。すなわち、判断部106が、上記で検出した顔を、ユーザ識別子が「U001」であるユーザAの顔であると認識したこととなる。
判断部106は、顔が、特定の顔(ここでは、ユーザ識別子が「U001」である顔)と認識できたため、予め登録されたユーザの顔が検出されないという第二のセキュリティー条件を満たさないと判断する。
次に、判断部106は、画面出力部101が出力している画面に対応するファイルのファイル名「会社説明者応募者リスト」を取得し、図4(a)に示したアクセス権情報管理表において、「ファイル名」が、取得したファイル名「会社説明者応募者リスト」と一致するレコード(行)を検索し、検出したすべてのレコードの「ユーザID」の属性値であるユーザ識別子「U001」および「U002」を取得する。取得したユーザ識別子は、ファイル名が「会社説明者応募者リスト」であるファイルにアクセスが可能な1以上のユーザのユーザ識別子である。そして、取得したユーザ識別子の中に、上記で領域71の顔の画像について認識を行った結果として取得したユーザ識別子である「U001」と一致するユーザ識別子があるか判断する。ここでは、一致するユーザ識別子があるため、判断部106は、画像取得部103が取得した画像の中に、画面に出力されているファイルに対して、アクセス権の無い顔が含まれる、という第三のセキュリティー条件を満たさないと判断する。
さらに、判断部106は、予め決められた動きを検出する処理を行う。ここでは、例えば、まず、画像取得部103が取得した画像内に、顔認識されたユーザA以外の他のユーザが入ってきた動きを検出する。ここでは他のユーザが入ってきた動きが検出されなかったとする。次に、ユーザAが、画面を手で覆って隠す動きが検出されたか判断する。ここでは、この覆って隠す動きも検出されなかったとする。このため、判断部106は、予め決められた動きが検出されるという第四のセキュリティー条件を満たさないと判断する。
このようにして、判断部106が、第一から第四のセキュリティー条件を満たさないと判断したため、ユーザAは、画面出力部101が出力する画面について、新たな情報を入力したり、画面を閉じて新たなファイルを開いたりする処理を行うことができる。
ここで、仮に、画像取得部103が取得した画像において、顔検出処理を行った結果、一つも顔が検出されなかった場合、判断部106は、ユーザが離席した動きを検出したとして、第四のセキュリティー条件を満たすと判断する。そして、セキュリティー処理部107は、セキュリティー処理を行う。例えば、セキュリティー処理部107は、画面出力部101に対して、出力(ここでは表示)しているファイルの画面を非表示とするよう指示し、この指示に応じて、画面出力部101が、図6(a)に示したようなファイル名が「会社説明会応募者リスト」というファイルの表示をやめる。これにより、図6(b)に示すように、情報処理装置1のモニタ101aに表示されていたファイル名が「会社説明会応募者リスト」というファイルが非表示となる。
なお、セキュリティー処理部107は、セキュリティー処理として、画面出力部101に対して、ロック画面を表示するよう指示し、この指示に応じて画面出力部101が図6(c)に示すようなロック画面を表示するようにしてもよい。
また、仮に、画像取得部103が取得した画像が、図7(c)に示すように、ユーザAの顔に加えて、ユーザA以外の顔も撮影された画像であり、判断部106による顔検出の結果、ユーザAの顔の領域71に加えて、ユーザA以外の顔の領域72も検出されたとする。この場合、判断部106がカウントした顔検出により検出された顔の数が2つとなるため、判断部106は、複数の顔が検出されたと判断して、第一のセキュリティー条件を満たすと判断する。そして、セキュリティー処理部107は、上記と同様の、出力しているファイルを非表示とするためのセキュリティー処理を行う。
また、仮に、画像取得部103が取得した画像において、顔検出処理を行った結果、図7(b)に示すように、1つの顔のみが検出され、この顔について、判断部106が顔認識処理を行った結果、領域71の顔の画像に対して一致する特徴点の情報である顔認識情報が検出されず、顔認識が失敗したとする。この場合、判断部106は、予め登録された顔が検出されなかったと判断して、第二のセキュリティー条件を満たすと判断し、セキュリティー処理部107は、上記と同様の、出力しているファイルを非表示とするためのセキュリティー処理を行う。
また、仮に、アクセス権情報格納部に格納されているアクセス権情報を管理するアクセス権情報管理表が、図4(b)に示すように、図4(a)とは異なり、ファイル名「会社説明者応募者リスト」と、ユーザ識別子「U001」とを対応付けたレコード(行)が無いアクセス権情報管理表であったとする。そして、画像取得部103が取得した画像において、顔検出処理を行った結果、図7(b)に示すように一つの顔が検出され、この顔について、判断部106が顔認識処理を行った結果、検出された顔の画像に対して一致する特徴点の情報である顔認識情報が検出され、この顔認識情報に対応するユーザ識別子として「U001」が取得されたとする。そして、判断部106が、画面出力部101が出力している画面に対応するファイルのファイル名「会社説明者応募者リスト」を取得し、図4に示したアクセス権情報管理表において、「ファイル名」が、取得したファイル名「会社説明者応募者リスト」と一致するレコード(行)を検索し、検出したすべてのレコードの「ユーザID」の属性値であるユーザ識別子「U002」および「U003」を取得し、取得したユーザ識別子の中に、上記で顔認識を行った結果として取得したユーザ識別子である「U001」と一致するユーザ識別子があるか判断したとする。この場合、取得したユーザ識別子の中に、「U001」と一致するユーザ識別子が無いため、判断部106は、画像取得部103が取得した画像の中に、画面に出力されているファイルに対して、アクセス権の無い顔が含まれる、という第三のセキュリティー条無を満たすと判断する。そして、セキュリティー処理部107は、上記と同様の、出力しているファイルを非表示とするためのセキュリティー処理を行う。
また、仮に、画像取得部103が取得した画像が、図8(a)に示すような画像であり、判断部106が、画像取得部103が取得した画像内の、顔認識されたユーザAの後方に、別の人の画像81を検出したとする。この場合、判断部106は、他のユーザが入ってきたという予め決められた動きを画像内に検出したと判断し、予め決められた動作が検出されるという第四のセキュリティー条件を満たすと判断する。そして、セキュリティー処理部107は、上記と同様の、出力しているファイルを非表示とするためのセキュリティー処理を行う。
また、仮に、画像取得部103が取得した画像が、図8(b)に示すような画像であり、判断部106が、画像取得部103が取得した画像内に、ユーザAの左右の手のひらが画面を覆い隠している状態の画像82を検出したとする。このため、判断部106は、画面を覆い隠す予め決められた動きを画像内に検出したと判断し、予め決められた動作が検出されるという第四のセキュリティー条件を満たすと判断する。そして、セキュリティー処理部107は、上記と同様の、出力しているファイルを非表示とするためのセキュリティー処理を行う。
なお、画像取得部103が取得した画像について上記のような一連のセキュリティー条件を満たすか否かの判断等の処理が行われた後も、画像取得部103がカメラ102を用いて新たな画像を取得する処理、判断部106が取得した画像について上記のような第一から第四のセキュリティー条件を満たすか判断する処理、および第一から第四のセキュリティー条件のいずれかを満たす場合にセキュリティー処理部107が出力されているファイルを非表示とするセキュリティー処理が、繰り返し行われるようにすることが好ましい。
なお、画面出力部101が表示している画面が、仮に、図9(a)に示すような、画像とテキストとを有する情報であった場合、セキュリティー処理部107は、セキュリティー処理として、図9(b)に示すように、出力されている画面の画像のみを非表示としてもよく、図9(c)に示すように、出力されている画面のテキストのみを非表示としてもよい。
以上、本実施の形態によれば、セキュリティー条件を満たす場合に、出力されている画面を非表示とするセキュリティー処理が行われる出力されている画面についてセキュリティーを容易に確保することができる。
なお、上記実施の形態において、アクセス権情報格納部104に、ファイルまたはデータの識別子と、この識別子により識別されるファイルまたはデータにアクセスできる権利を有するユーザのユーザ識別子とを対応付けて有するアクセス権情報の代わりに、ユーザ識別子と、ユーザに対して設定されているセキュリティーレベルを示す情報とを対応付けたレベル管理情報と、セキュリティーレベルを示す情報と、この情報が示すセキュリティーレベルのユーザがアクセス可能なファイルまたはデータの識別子とを対応付けたアクセス権情報とが、格納されているようにし、このレベル管理情報と、アクセス権情報とを用いて、ファイルまたはデータの識別子に対応するユーザ識別子を取得することで、判断部106が、画面出力部101が出力しているファイルまたはデータにアクセスできる権利を有するユーザを特定できるようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態では、情報処理装置がスタンドアロンである場合について説明したが、情報処理装置は、スタンドアロンの装置であってもよく、サーバ・クライアントシステムにおけるサーバ装置であってもよい。後者の場合には、出力部や受付部は、通信回線を介して入力を受け付けたり、画面を出力したりすることになる。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。その実行時に、プログラム実行部は、格納部(例えば、ハードディスクやメモリ等の記録媒体)にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。
なお、上記各実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、情報を画面に出力する画面出力部と、情報が画面に出力されている時に撮影された画像を取得する画像取得部と、画像取得部が取得した画像がセキュリティー条件を満たすか否かを判断する判断部と、画像がセキュリティー条件を満たすと、判断部が判断した場合に、画面出力部が出力している画面を変更するセキュリティー処理を行うセキュリティー処理部として機能させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を取得する取得部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には含まれない。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
図10は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態による情報処理装置を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェアおよびその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。
図10において、コンピュータシステム900は、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ905を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
図11は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。図11において、コンピュータ901は、CD-ROMドライブ905に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM(Random Access Memory)913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、およびデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915と、を備える。なお、コンピュータ901は、LANへの接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
コンピュータシステム900に、上記実施の形態による情報処理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM921に記憶されて、CD-ROMドライブ905に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD-ROM921、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態による情報処理装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置等は、情報を出力する装置等として適しており、特に、セキュリティーを確保することが必要な情報を出力する装置等として有用である。
1 情報処理装置
100 情報格納部
101 画面出力部
102 カメラ
103 画像取得部
104 アクセス権情報格納部
105 顔認識情報格納部
106 判断部
107 セキュリティー処理部

Claims (10)

  1. 情報を画面に出力する画面出力部と、
    前記情報が前記画面に出力されている時に撮影された画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部が取得した前記画像がセキュリティー条件を満たすか否かを判断する判断部と、
    前記画像が前記セキュリティー条件を満たすと、前記判断部が判断した場合に、前記画面出力部が出力している画面を変更するセキュリティー処理を行うセキュリティー処理部とを具備する情報処理装置。
  2. 前記セキュリティー条件は、画像の中に複数の人が含まれることである、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記セキュリティー条件は、画像の中に登録されていない顔が含まれることであり、
    前記判断部は、
    前記画像取得部が取得した前記画像から顔を検出し、
    当該顔が、顔認識情報格納部に格納されている1以上のユーザの顔を認識するための顔認識情報を用いて認識できるか否かを判断する、請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記セキュリティー条件は、画面に出力されているファイルまたはデータに対して、アクセス権の無い顔が含まれることであり、
    前記画面出力部は、
    ファイルまたはデータを出力し、
    前記判断部は、
    前記画像取得部が取得した前記画像から顔を検出し、当該検出した顔に対して顔認識情報格納部に格納される1以上のユーザの顔を認識するための顔認識情報を用いて顔認識を行って、前記検出した顔が、アクセス権情報格納部に格納されている情報であって、ファイルまたはデータにアクセスできる権利を有するユーザを特定するアクセス権情報により特定される、画面に出力されているファイルまたはデータにアクセスできる権利を有するユーザの顔であるかを、判断する、請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記セキュリティー条件は、予め決められた動きを認識することである、請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記セキュリティー処理は、出力されている情報を非表示とする処理である、請求項1から請求項5いずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記セキュリティー処理は、出力されている2以上の情報のうちの一部の情報のみを非表示とする処理である、請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記セキュリティー処理は、前記情報が出力されている画面をロック画面とする処理である、請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 画面出力部と、画像取得部と、判断部と、セキュリティー処理部とを用いて行われる情報処理方法であって、
    前記画面出力部が、情報を画面に出力する画面出力ステップと、
    前記画像取得部が、前記情報が前記画面に出力されている時に撮影された画像を取得する画像取得ステップと、
    前記判断部が、前記画像取得ステップで取得した前記画像がセキュリティー条件を満たすか否かを判断する判断ステップと、
    前記セキュリティー処理部が、前記画像が前記セキュリティー条件を満たすと、前記判断部が判断した場合に、前記画面出力ステップで出力している画面を変更するセキュリティー処理を行うセキュリティー処理ステップとを具備する情報処理方法。
  10. コンピュータを、
    情報を画面に出力する画面出力部と、
    前記情報が前記画面に出力されている時に撮影された画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部が取得した前記画像がセキュリティー条件を満たすか否かを判断する判断部と、
    前記画像が前記セキュリティー条件を満たすと、前記判断部が判断した場合に、前記画面出力部が出力している画面を変更するセキュリティー処理を行うセキュリティー処理部として機能させるためのプログラム。
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