JP2023074182A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源装置の端子を補機に取り付ける際に、突入電流が発生することを抑制する。【解決手段】車両に搭載された補機に電力を供給する電源装置は、電池と、補機に接続される端子と、電池の放電電流を検出する電流センサと、メインリレーを有し、メインリレーを介して電池と端子との間を接続しているメイン回路と、サブリレーを有し、サブリレーを介してメインリレーをバイパスしているとともに、メイン回路よりも高い抵抗を有するバイパス回路と、電流センサによる検出電流値に基づいて、メインリレー及びサブリレーを制御する処理回路と、を備える。処理回路は、車両の駐車中に検出電流値が第1所定値以下となったときは、メインリレーをオフするとともにサブリレーをオンするように構成されている。【選択図】図2
Description
本明細書が開示する技術は、車両に搭載された補機に電力を供給する電源装置に関する。
特許文献1に、車両に搭載された補機に電力を供給する電源装置が記載されている。この電源装置は、電池と、補機に接続される端子と、メインリレーを介して電池と端子との間を接続しているメイン回路と、メインリレーを制御する処理回路とを備える。
車両に搭載される補機には、車両が駐車されている間でも、電池から電力が供給されるものがある。そのため、車両が長期間に亘って使用されずに放置されると、電池の電圧が低下して、バッテリ上がりが生じるおそれがある。このような事態を回避するために、車両が長期間に亘って放置されることに先立って、電源装置の端子を補機から電気的に取り外しておくことが考えられる。その一方で、近年では、電池として、鉛蓄電池に代えて、リチウムイオン電池が採用されることがある。リチウムイオン電池の内部抵抗は、鉛蓄電池の内部抵抗よりも有意に小さい。そのため、電池として、鉛蓄電池に代えて、リチウムイオン電池を採用した場合では、電源装置の端子を補機から電気的に取り外した後に、当該端子を補機に対して再度取り付けると、急激に大きな電流(いわゆる突入電流)が発生し、補機に影響を与えるおそれがある。このような問題は、リチウムイオン電池といった特定の電池に限られず、内部抵抗が比較的に小さい電池を採用した場合においても、同様に起こり得る。
上記の実情を鑑み、本明細書は、電源装置の端子を補機に取り付ける際に、突入電流が発生することを抑制する技術を提供する。
本明細書が開示する技術は、車両に搭載された補機に電力を供給する電源装置に具現化される。この電源装置は、電池と、前記補機に接続される端子と、前記電池の放電電流を検出する電流センサと、メインリレーを有し、前記メインリレーを介して前記電池と前記端子との間を接続しているメイン回路と、サブリレーを有し、前記サブリレーを介して前記メインリレーをバイパスしているとともに、前記メイン回路よりも高い抵抗を有するバイパス回路と、前記電流センサによる検出電流値に基づいて、前記メインリレー及び前記サブリレーを制御する処理回路と、を備える。前記処理回路は、前記車両の駐車中に前記検出電流値が第1所定値以下となったときは、前記メインリレーをオフするとともに前記サブリレーをオンするように構成されている。
例えば、車両の長期間放置によるバッテリ上がりを回避するために、電源装置の端子が補機から電気的に取り外されたとする。この場合、電源装置から補機への電力供給が中止されることで、電池の放電電流は低下する。電流センサによる検出電流値が第1所定値以下となると、処理回路は、メインリレーをオフするとともに、サブリレーをオンする。これにより、その後に電源装置の端子が補機に対して再度取り付けられたときは、比較的に高い抵抗を有するバイパス回路を介して、電池と補機との間が接続されることになる。その結果、電源装置の端子を補機に取り付ける際に、突入電流が発生することを抑制することができる。
本技術の一実施形態において、処理回路は、メインリレーをオフするとともにサブリレーをオンした後に、検出電流値が第2所定値以上となったときに、メインリレーをオンするとともにサブリレーをオフするように構成されていてもよい。このような構成によると、バイパス回路によって突入電流が抑制された後は、比較的に抵抗の低いメイン回路を介して、電池から補機に電力を供給することができる。これにより、電池から補機に供給される電力の一部が、バイパス回路の有する高い抵抗によって消費されることを回避することができる。
図面を参照して、実施例の電源装置10と、それが採用されている車両100とについて説明する。電源装置10は、車両100に搭載された補機102に電力を供給する機器である。ここでいう車両100は、いわゆる自動車であって、路面を走行する車両である。ここで、路面とは、いわゆる公道に限定されるものではなく、私有地や、車両100が走行可能な屋内の床面も意図されている。また、本実施例で説明する技術は、路面を走行する車両に限られず、軌道を走行する車両に対しても有効に採用することができる。車両100は、例えば、エンジン車、ハイブリッド車、燃料電池車、電気自動車、ソーラーカー等である。さらに、本実施例で開示される技術は、車両100に限られず、船舶や航空機等の移動体等に採用されることができる。
図1に示すように、電源装置10は、電池12と、端子14とを備える。電池12は、複数の電池セルを直列に接続した二次電池である。端子14は、電源装置10の筐体から露出して設けられており、補機102に対して取り付けられることができる。補機102に端子14が取り付けられると、端子14(及び後述するメイン回路20又はバイパス回路24の少なくとも一方)を介して、電池12と補機102とが電気的に接続される。これにより、電池12は、補機102へ電力を供給することができ、その電力によって、補機102は動作することができる。補機102は、例えば、ルームランプやカーナビゲーション装置等である。また、電池12が有する複数の電池セルの具体的な数は、特に限定されず、少なくとも一つであればよい。複数の電池セルの各々は、例えば、リチウムイオン電池である。但し、複数の電池セルの各々は、必ずしもリチウムイオン電池である必要はなく、ニッケル水素電池といった他の電池であってもよい。
図1に示すように、電源装置10は、電流センサ16と、処理回路18とをさらに備える。電流センサ16は、電池12と直列に接続されており、電池12の電流を検出することができる。処理回路18は、電流センサ16と通信可能に接続されており、電流センサ16によって検出された電池12の電流を監視することができる。処理回路18は、車両100のメインスイッチの状態にかかわらず、電池12から供給される電力により常に動作可能に構成されている。そのため、処理回路18は、車両100の駐車時においても、電池12の電流を監視することができる。
図1に示すように、電源装置10は、メイン回路20をさらに備える。メイン回路20は、メインリレー22を有する。メインリレー22は、電池12と端子14との間に配置されており、電池12と、端子14を介して接続された補機102との間を、電気的に接続及び遮断することができる。メインリレー22のオン及びオフは、処理回路18によって制御される。メインリレー22がオンされると、電池12と補機102との間が電気的に接続され、メインリレー22がオフされると、電池12と補機102との間が電気的に遮断される。
図1に示すように、電源装置10は、バイパス回路24をさらに備える。バイパス回路24は、サブリレー26と、抵抗器28とを有し、サブリレー26と抵抗器28とは直列に接続されている。そのため、バイパス回路24は、メイン回路20よりも高い抵抗を有する。また、バイパス回路24は、電池12と端子14との間に配置されているとともに、メイン回路20に対して並列に配置されている。即ち、バイパス回路24は、サブリレー26を介してメインリレー22をバイパスしている。メインリレー22と同様に、サブリレー26は、電池12と、端子14を介して接続された補機102との間を、電気的に接続及び遮断することができる。サブリレー26のオン及びオフは、処理回路18によって制御される。サブリレー26がオンされると、電池12と補機102との間が電気的に接続され、サブリレー26がオフされると、電池12と補機102との間が電気的に遮断される。
上記のように、メインリレー22のオン及びオフと、サブリレー26のオン及びオフとはいずれも、処理回路18によって制御される。そのため、処理回路18は、二つのリレー22、26のオン及びオフを制御することにより、メイン回路20を介して電池12と補機102との間を接続する状態と、バイパス回路24を介して電池12と補機102との間を接続する状態とを切り替えることができる。例えば、車両100の走行時において、処理回路18は、メインリレー22をオンにするとともに、サブリレー26をオフにするように構成されている。これにより、車両100の走行時では、メイン回路20を介して、電池12と補機102との間が接続される。
車両100に搭載される補機102には、車両100が駐車されている間でも、電池12から電力が供給されるものがある。そのため、車両100が長期間に亘って使用されずに放置されると、電池12の電圧が低下して、バッテリ上がりが生じるおそれがある。このような事態を回避するために、車両100が長期間に亘って放置されることに先立って、電源装置10の端子14を補機102から取り外しておくことが考えられる。その一方で、近年では、本実施例のように、電池12として、鉛蓄電池に代えて、リチウムイオン電池が採用されることがある。リチウムイオン電池の内部抵抗は、鉛蓄電池の内部抵抗よりも有意に小さい。そのため、電池12として、鉛蓄電池に代えて、リチウムイオン電池を採用した場合では、電源装置10の端子14を補機102から取り外した後に、当該端子14を補機102に再度取り付けると、急激に大きな電流(いわゆる突入電流)が発生し、補機102に影響を与えるおそれがある。このような問題は、電池12として、リチウムイオン電池を採用した場合に限られず、内部抵抗が比較的に小さい電池を採用した場合においても、同様に起こり得る。
上記の実情を鑑み、本実施例の電源装置10では、メインリレー22を介して電池12と補機102との間を接続しているメイン回路20に加えて、メインリレー22をバイパスするサブリレー26を有するバイパス回路24が設けられている。そして、処理回路18は、電流センサ16による検出電流値に基づいて、車両100の駐車時において、二つのリレー22、26の各々のオン及びオフを切り替える適切なタイミングを特定することができるように構成されている。この点について、図2、3を参照して、処理回路18が実行する一連の処理について、電流センサ16による検出電流値の変化とともに説明する。
図2に示すように、先ず、処理回路18は、例えばメインスイッチに対する操作に応じて、車両100が駐車中であるのか否かを判定する(ステップS10)。この場合、電源装置10の処理回路18は、例えば、車両100に設けられた上位の制御ユニットから、車両100が駐車中であることを示す所定の信号を受信してもよい。あるいは、処理回路18は、電流センサ16による検出電流値に基づいて、車両100が駐車中であるのか否かを判定してもよい。図3中の期間Aに示すように、車両100が走行している間は、電池12に対する充電と放電が繰り返されることで、電流センサ16による検出電流値は大きく変動する。それに対して、図3中の期間Bに示すように、車両100が駐車されている間、電池12は充電されることなく、処理回路18や(一部の)補機102にのみ電力を供給するため、電流センサ16による検出電流値は比較的に安定する。そのことから、処理回路18は、電流センサ16による検出電流値の変動が所定の範囲内にあるときに、車両100は駐車中であると判定してもよい。
次に、処理回路18は、電流センサ16による検出電流値が第1所定値P1以下であるのか否かを判定する(ステップS12)。電池12が、処理回路18と補機102の両者へ電力を供給している場合、図3中の期間Bに示すように、電流センサ16による電流検出値は第1の値A1で安定している。これに対して、電源装置10の端子14が補機102から電気的に取り外されると、電池12から補機102への電力供給は中止されるが、電池12から処理回路18への電力供給は継続される。その結果、図3中の期間Cに示すように、電流センサ16による電流検出値は、第1所定値P1以下まで低下する。即ち、第1所定値P1は、車両100の駐車中において、電池12から処理回路18へ供給される最大の電流値を示す。従って、処理回路18は、電流センサ16による電流検出値が第1所定値P1以下となったときに、電源装置10の端子14が補機102から電気的に取り外されたと判断することができる。なお、第1所定値P1は、必ずしも、車両100の駐車中に電池12から処理回路18へ供給される最大の電流値に一致する必要はなく、例えば、その最大の電流値よりも大きな値に設定されてもよい。
ステップS12でNOの場合、処理回路18は、一定時間に亘って待機した後(ステップS16)、ステップS12の処理へ戻る。これにより、電源装置10の端子14が補機102に接続されている間は、ステップS12とステップS16との処理が一定時間の間隔で繰り返される。特に限定されないが、一定時間とは、例えば1時間、12時間、又は24時間である。
一方、ステップS12でYESの場合、処理回路18は、サブリレー26をオンにする(ステップS14)。これにより、メイン回路20とバイパス回路24との両方を介して、電池12と補機102との間が接続される。このとき、電池12から処理回路18への電力供給は継続される。その後、処理回路18は、メインリレー22をオフにする(ステップS18)。これにより、メイン回路20に代えて、バイパス回路24を介して、電池12と補機102との間が接続される。なお、メインリレー22がオフされる前と同様に、電池12から処理回路18への電力供給は継続される。そのため、図3中の期間Dに示すように、電流センサ16による電流検出値は、第1所定値P1以下の値を継続して示す。
なお、ステップS14の処理とステップS18の処理との順序は、特に限定されない。例えば、処理回路18は、ステップS14の処理とステップS18の処理とを同時に実行してもよい。即ち、処理回路18は、サブリレー26をオンするとともに、メインリレー22をオフしてもよい。あるいは、処理回路18は、ステップS18の処理を実行してから、ステップS14の処理を実行してもよい。
この状態で、電源装置10の端子14が補機102に対して電気的に再度取り付けられると、バイパス回路24を介して、電池12と補機102との間が電気的に再接続される。このとき、急激に大きな電流(いわゆる突入電流)が発生し得るが、バイパス回路24は、メイン回路20よりも高い抵抗を有している。従って、電池12と補機102との間が、メイン回路20を介して電気的に接続されるときと比較して、突入電流の発生を抑制することができる(図3中の期間E1)。
上記の突入電流が緩和された後において、処理回路18は、電流センサ16による検出電流値が第2所定値P2以上であるのか否かを判定する(ステップS20)。電池12と補機102との間が電気的に再接続されると、電池12から補機102への電力供給が再開される。このとき、電池12から処理回路18への電力供給も継続される。その結果、図3に示す期間Eでは、電流センサ16による検出電流値が、車両100の駐車中において、電池12から処理回路18へ供給される電流値と、電池12から補機102へ供給される電流値との和を示す。従って、期間Eにおける検出電流値は、期間C、Dにおける検出電流値よりも有意に大きくなる。そのため、第2所定値P2には、第1所定値P1よりも大きな値が設定される。
電池12と補機102との間が再接続されたときは、メイン回路20に代えて、高い抵抗を有するバイパス回路24を介して、電池12と補機102との間が接続される。そのため、図3中の期間Fに示すように、電流センサ16による検出電流値は、電池12と補機102との間がメイン回路20を介して接続されているときの値、即ち、期間Bにおける検出電流値よりも有意に小さくなる。詳しくは、期間Fにおける検出電流値は、メイン回路20とバイパス回路24との間の抵抗の差に応じて、期間Bにおける検出電流値よりも小さくなる。従って、第2所定値P2は、第1所定値P1よりも大きい一方で、第1の値A1よりも小さい値とするとよい。このように第2所定値P2を設定することで、処理回路18は、電流センサ16による電流検出値が第2所定値P2以上となったときに(即ち、ステップS20でYES)、電源装置10の端子14が補機102に対して電気的に再度取り付けられたと判断することができる。
ステップS20でYESの場合、処理回路18は、メインリレー22をオンにする(ステップS22)。これにより、メイン回路20とバイパス回路24との両方を介して、電池12と補機102との間が接続される。このとき、メイン回路20とバイパス回路24との両方を介して、電池12から補機102へ電力が供給される。その後、処理回路18は、サブリレー26をオフにする(ステップS26)。これにより、バイパス回路24に代えて、メイン回路20を介して、電池12と補機102との間が接続される。このとき、メイン回路20を介して、電池12から補機102へ電力が供給される。その結果、図3中の期間Fに示すように、電流センサ16による電流検出値は、第1の値A1まで増加する。
なお、ステップS22の処理とステップS26の処理との順序は、特に限定されない。例えば、処理回路18は、ステップS22の処理とステップS26の処理とを同時に実行してもよい。即ち、処理回路18は、メインリレー22をオンするとともに、サブリレー26をオフしてもよい。
ステップS20でNOの場合、処理回路18は、一定時間に亘って待機した後(ステップS24)、ステップS20の処理へ戻る。これにより、電流センサ16による検出電流値が第2所定値P2以上を安定して示すまで、ステップS20とステップS24との処理が一定時間の間隔で繰り返される。特に限定されないが、一定時間とは、例えば1時間、12時間、又は24時間である。
以上のように、処理回路18は、車両100の駐車中において、電流センサ16による検出電流値に基づいて、二つのリレー22、26の各々のオン及びオフを切り替える適切なタイミングを特定することができるように構成されている。具体的には、処理回路18は、電流センサ16による検出電流値が第1所定値P1以下となったときに、メインリレー22をオフするとともに、サブリレー26をオンする。このような構成によると、その後に電源装置10の端子14が補機102に対して再度取り付けられたときは、比較的に高い抵抗を有するバイパス回路24を介して、電池12と補機102との間が接続されることになる。その結果、電源装置10の端子14を補機102に取り付ける際に、突入電流が発生することを抑制することができる(図3中の期間E1参照)。
上記に加えて、メインリレー22をオフするとともに、サブリレー26をオンした後に、検出電流値が第2所定値以上となったときに、処理回路18は、メインリレー22をオンするとともにサブリレー26をオフする。このような構成によると、バイパス回路24によって突入電流が抑制された後は、比較的に抵抗の低いメイン回路20を介して、電池12から補機102に電力を供給することができる。これにより、電池12から補機102に供給される電力の一部が、バイパス回路24の有する高い抵抗によって消費されることを回避することができる。
以上、いくつかの具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは組み合わせによって技術的有用性を発揮するものである。
10 :電源装置
12 :電池
14 :端子
16 :電流センサ
18 :処理回路
20 :メイン回路
22 :メインリレー
24 :バイパス回路
26 :サブリレー
28 :抵抗器
100 :車両
102 :補機
A1 :第1の値
P1 :第1所定値
P2 :第2所定値
12 :電池
14 :端子
16 :電流センサ
18 :処理回路
20 :メイン回路
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24 :バイパス回路
26 :サブリレー
28 :抵抗器
100 :車両
102 :補機
A1 :第1の値
P1 :第1所定値
P2 :第2所定値
Claims (2)
- 車両に搭載された補機に電力を供給する電源装置であって、
電池と、
前記補機に接続される端子と、
前記電池の放電電流を検出する電流センサと、
メインリレーを有し、前記メインリレーを介して前記電池と前記端子との間を接続しているメイン回路と、
サブリレーを有し、前記サブリレーを介して前記メインリレーをバイパスしているとともに、前記メイン回路よりも高い抵抗を有するバイパス回路と、
前記電流センサによる検出電流値に基づいて、前記メインリレー及び前記サブリレーを制御する処理回路と、
を備え、
前記処理回路は、前記車両の駐車中に前記検出電流値が第1所定値以下となったときは、前記メインリレーをオフするとともに前記サブリレーをオンするように構成されている、
電源装置。 - 前記処理回路は、前記メインリレーをオフするとともに前記サブリレーをオンした後に、前記検出電流値が第2所定値以上となったときに、前記メインリレーをオンするとともに前記サブリレーをオフするように構成されている、請求項1に記載の電源装置。
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