JP2023073562A - 自車両位置情報取得装置、自車両位置情報取得システムおよび自車両位置情報取得方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の地物の種別の中から補正処理に用いるデータ群を集約することにより、自車両の位置情報を高速かつ高精度に取得する。【解決手段】地物検出部40は、画像データより、自車両から所定範囲内であって、どんな走行環境であっても頻出する周辺の地物を検出する。基準位置データ群抽出部50は、画像データから検出された地物と地物の種別が同一である周辺の地物の形状に関する基準位置データ群を抽出する。比較位置データ群抽出部20は、検出された周辺の地物と、地図上、地物の種別が同一である地物の形状に関する比較位置データ群を抽出する。誤差算出部60は、抽出された基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い比較位置データ群の各データを対応付けて、対応付けされた基準位置データと比較位置データとの距離の誤差を算出する。そして、補正部70は、算出された誤差に基づき、自車両の位置情報を補正する。【選択図】図1
Description
本発明は、自車両位置情報取得装置、自車両位置情報取得システムおよび自車両位置情報取得方法に関する。
近年、自動運転に関する技術が、目覚ましい進歩を遂げている。
これに伴い、高精度地図を使用した操舵支援機能や加減速調整機能等に関する開発も進んでいる。
この高精度地図については、自車位置推定にも用いられ、GNSS(Global Navigation Satellite System)を用いたものやGPS(Global Positioning System)にIMU(Inertial Measurement Unit)を組み合わせたものでの検討が進められてきている。
これに伴い、高精度地図を使用した操舵支援機能や加減速調整機能等に関する開発も進んでいる。
この高精度地図については、自車位置推定にも用いられ、GNSS(Global Navigation Satellite System)を用いたものやGPS(Global Positioning System)にIMU(Inertial Measurement Unit)を組み合わせたものでの検討が進められてきている。
ところが、GNSSを用いたものやGPSにIMUを組み合わせたものでは、GNSSやGPSの受信状態による影響を受け、例えば、一般に、受信環境が悪いトンネル内部や都市部の高層ビルが乱立するようなエリアでは、車両の位置情報に対する検出精度が悪化してしまうという問題があった。
このような問題に対して、実際の車両や地物の位置情報と、GNSSやGPSにIMUを組み合わせたものから得られる車両や地物の位置情報との乖離を補うために、例えば、レーザレーダの検出データに基づく周辺物の複数の節点sと、地図データ上の当該周辺物の複数の節点mとを対応付け、その対応付けられた各組の節点s、mを用いて、座標変換式に基づき誤差θ、qx、qyを算出し、その誤差θ、qx、qyに基づきGPSにより検出された自車位置を補正する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、車両前方の画像をモノクロに変換し微分フィルタによって輝度変化を取得し、輝度変化が大きい部分を白線として抽出を行う方法等を用いて、道路形状を抽出し、取得した地図情報から自車両が走行する道路端の座標点を道路形状として抽出して、画像道路情報と地図道路情報とを用いて、三次元道路形状を推定することにより、画像の投影誤差を排除し、単体で推定するよりも精度よく道路形状を推定する技術も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、地図情報とレーザレーダにより検出された情報との双方に存在するすべてのデータを対象として、自車位置を補正するための補正値を求めることから、極めて短時間に自車位置の補正を行うには、処理負荷が大きいという課題があった。
また、特許文献2に記載の技術では、この技術を自車位置の補正処理に用いることを考えると、補正処理に用いる地物の種別が道路のみであるため、中央線や路肩の白線等がない道路やあっても白線が部分的に消えているような道路等では、精度の高い補正処理を実行できないという課題があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、複数の地物の種別の中から補正処理に用いるデータ群を集約することにより、自車両の位置情報を高速かつ高精度に取得する自車両位置情報取得装置、自車両位置情報取得システムおよび自車両位置情報取得方法を提供することを目的とする。
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、自車両の位置情報を検出する位置情報検出部と、地図上の地物の種別と、該地物の形状に関する位置データ群と、を対応付けて記憶する地図データ記憶部と、前記自車両の前景を撮像する撮像部と、該撮像された画像データより、前記自車両から所定範囲内であって、どんな走行環境であっても頻出する周辺の地物を検出する地物検出部と、前記撮像された画像データから前記検出された前記地物と前記地物の種別が同一である前記周辺の地物の形状に関する位置データ群を基準位置データ群として抽出する基準位置データ群抽出部と、該抽出された前記基準位置データ群を記憶する基準位置データ群記憶部と、前記検出された前記周辺の地物と、地図上、前記地物の種別が同一である前記地物の形状に関する前記位置データ群から比較位置データ群を抽出する比較位置データ群抽出部と、該抽出された前記比較位置データ群を記憶する比較位置データ群記憶部と、前記基準位置データ群記憶部に記憶された前記基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い前記比較位置データ群記憶部に記憶された前記比較位置データ群の各データを対応付けて、該対応付けされた基準位置データと比較位置データとの距離の誤差を算出する誤差算出部と、該算出された誤差に基づき、前記位置情報検出部において検出された前記自車両の位置情報を補正する補正部と、を含む自車両位置情報取得装置を提案している。
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記地物検出部は、前記所定範囲内のうち、前記自車両に最も近い前記周辺の地物を検出する自車両位置情報取得装置を提案している。
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記地物の種別は、白線、停止線、信号機、横断歩道、標識を含む自車両位置情報取得装置を提案している。
形態4;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記誤差算出部は、対応する前記基準位置データと前記比較位置データとの距離の総和を最小化する座標変換パラメータを算出する自車両位置情報取得装置を提案している。
形態5;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、自車両位置情報検出装置と、自車両位置情報補正装置と、を含む自車両位置情報取得システムであって、前記自車両位置情報検出装置が、自車両の位置情報を検出する位置情報検出部と、地図上の地物の種別と、該地物の形状に関する位置データ群と、対応付けて記憶する地図データ記憶部と、該地図データ記憶部に記憶された地図上の地物の種別と、該地物の形状に関する位置データ群と、前記自車両の位置情報と、を前記自車両位置情報補正装置に送信する送信部と、を含み、前記自車両位置情報補正装置が、1つまたは複数のプロセッサーと、前記1つまたは複数のプロセッサーに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、を備え、前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記自車両の前景を撮像した画像データより前記自車両から所定範囲内であって、どんな走行環境であっても頻出する周辺の地物を検出するとともに、前記画像データから該検出された前記周辺の地物と前記地物の種別が同一である前記地物の形状に関する位置データ群を基準位置データ群として、第1のメモリに格納し、該検出された前記周辺の地物と前記地物の種別が同一である前記地物の形状に関する前記位置データ群を前記地図データ記憶部から比較位置データ群として抽出し、第2のメモリに格納し、前記第1のメモリに格納された前記基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い前記第2のメモリに格納された前記比較位置データ群の各データを対応付けて、対応付けられた基準位置データと比較位置データとの距離の誤差を算出し、該算出された誤差に基づき、前記受信した前記自車両の位置情報を補正する自車両位置情報取得システムを提案している。
形態6;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、位置情報検出部と、地図データ記憶部と、撮像部と、地物検出部と、基準位置データ群抽出部と、基準位置データ群記憶部と、比較位置データ群抽出部と、基準位置データ群記憶部と、誤差算出部と、補正部と、を含む自車両位置情報取得装置における自車両位置情報取得方法であって、前記位置情報検出部が、自車両の位置情報を検出する第1の工程と、前記撮像部が、前記自車両の前景を撮像する第2の工程と、前記地物検出部が、該撮像された画像データより前記自車両から所定範囲内であって、どんな走行環境であっても頻出する周辺の地物を検出する第3の工程と、前記基準位置データ群抽出部が、前記撮像された画像データから前記第3の工程において検出された前記地物と前記地物の種別が同一である前記地物の形状に関する位置データ群を基準位置データ群として抽出し、該抽出された前記基準位置データ群を前記基準位置データ群記憶部に格納する第4の工程と、前記比較位置データ群抽出部が、地図上の前記地物の種別と、該地物の形状に関する位置データ群と、を対応付けて記憶する前記地図データ記憶部から前記第3の工程において検出された前記周辺の地物と前記地物の種別が同一である前記地物の形状に関する比較位置データ群を抽出し、前記基準位置データ群記憶部に格納する第5の工程と、前記誤差算出部が、前記基準位置データ群記憶部に記憶された前記基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い前記比較位置データ群記憶部に記憶された前記比較位置データ群の各データを対応付けて、基準位置データと、比較位置データとの距離の誤差を算出する第6の工程と、前記補正部が、第6の工程において算出された誤差に基づき、前記第1の工程において、検出された前記自車両の位置情報を補正する第7の工程と、を含む自車両位置情報取得方法を提案している。
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、複数の地物の種別の中から補正処理に用いるデータ群を集約することにより、自車両の位置情報を高速かつ高精度に取得することができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について、図1から図8を用いて説明する。
<実施形態>
図1から図8を用いて、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1について説明する。
図1から図8を用いて、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1について説明する。
<自車両位置情報取得装置1の構成>
図1に示すように、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1は、地図データ記憶部10と、地図データ切り出し部11と、座標変換部12と、比較位置データ群抽出部20と、比較位置データ群記憶部21と、撮像部30と、撮像画像記憶部31と、地物検出部40と、基準位置データ群抽出部50と、基準位置データ群記憶部51と、誤差算出部60と、補正部70と、位置情報検出部80と、を含んで構成されている。
図1に示すように、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1は、地図データ記憶部10と、地図データ切り出し部11と、座標変換部12と、比較位置データ群抽出部20と、比較位置データ群記憶部21と、撮像部30と、撮像画像記憶部31と、地物検出部40と、基準位置データ群抽出部50と、基準位置データ群記憶部51と、誤差算出部60と、補正部70と、位置情報検出部80と、を含んで構成されている。
地図データ記憶部10は、高精度地図上の地物の種別と、その地物の形状に関する位置データ群(点群情報)と、を対応付けて記憶する。
具体的には、例えば、白線WL、停止線SL、信号機TL、横断歩道CW、標識SN等を地物の種別として、これらの地物の高精度地図上の座標値を紐付けて記憶する。
具体的には、例えば、白線WL、停止線SL、信号機TL、横断歩道CW、標識SN等を地物の種別として、これらの地物の高精度地図上の座標値を紐付けて記憶する。
地図データ切り出し部11は、後述する地物検出部40の検出結果に基づいて、地図データ記憶部10に記憶された地図データから、地物検出部40において検出された特定の地物周辺の地図情報を切り出す。
具体的には、後述する地物検出部40が白線WLを検出した場合、図4に示す例では、点線で囲んだ領域を地図データ切り出し領域とし、白線WLの一部と停止線SLの一部の地図情報を切り出す。
具体的には、後述する地物検出部40が白線WLを検出した場合、図4に示す例では、点線で囲んだ領域を地図データ切り出し領域とし、白線WLの一部と停止線SLの一部の地図情報を切り出す。
座標変換部12は、地図データ切り出し部11により切り出された地図情報のうち、地図の座標系で表されている位置データ群の座標を、自車両前方横方向をX軸、自車両前方前後方向をZ軸とする座標系に変換する。
具体的には、変換前の座標情報を数1とし、変換後の座標情報を数2とした場合、数3に示す変換式により、座標の変換を行う。
なお、座標変換後の位置データと地物の種別を紐付けたデータベースは、例えば、図2に示すようになる。
具体的には、変換前の座標情報を数1とし、変換後の座標情報を数2とした場合、数3に示す変換式により、座標の変換を行う。
なお、座標変換後の位置データと地物の種別を紐付けたデータベースは、例えば、図2に示すようになる。
比較位置データ群抽出部20は、後述する地物検出部40において検出された周辺の地物と、地図上、地物の種別が同一である地物の形状に関する位置データ群から比較位置データ群を抽出する。
具体的には、例えば、後述する地物検出部40において検出された地物が白線であった場合に、比較位置データ群抽出部20は、図2に示すデータベースから、地物種別が白線である位置情報の座標値を抽出して、比較位置データ群とする。
具体的には、例えば、後述する地物検出部40において検出された地物が白線であった場合に、比較位置データ群抽出部20は、図2に示すデータベースから、地物種別が白線である位置情報の座標値を抽出して、比較位置データ群とする。
比較位置データ群記憶部21は、比較位置データ群抽出部20において抽出された比較位置データ群を一時的に格納する。
比較位置データ群記憶部21に格納された比較位置データ群の情報は、後述する誤差算出部60により読みだされ、誤差算出処理に用いられる。
比較位置データ群記憶部21に格納された比較位置データ群の情報は、後述する誤差算出部60により読みだされ、誤差算出処理に用いられる。
撮像部30は、例えば、ステレオカメラあるいは単眼カメラであって、自車両MCの前景の動画像を撮像する。
撮像部30が撮像した動画像は、後述する地物検出部40に出力される。
なお、例えば、撮像部30において撮像された画像データの取得領域は、図4に示す例では、1点鎖線で囲んだ領域を画像データ取得領域とし、白線WLの一部と停止線SLの一部の画像データ(点群データ)を取得する。
ここで、画像データの取得領域は、自車両MCの走行挙動を考慮して、地図データ切り出し領域よりも広くなっている。
撮像部30が撮像した動画像は、後述する地物検出部40に出力される。
なお、例えば、撮像部30において撮像された画像データの取得領域は、図4に示す例では、1点鎖線で囲んだ領域を画像データ取得領域とし、白線WLの一部と停止線SLの一部の画像データ(点群データ)を取得する。
ここで、画像データの取得領域は、自車両MCの走行挙動を考慮して、地図データ切り出し領域よりも広くなっている。
撮像画像記憶部31は、撮像部30が撮像した動画像を一時的に格納する。
より具体的には、図4に示す例では、撮像部30が撮像した動画像のうち、画像データ取得領域の動画像データを一時的に格納する。
撮像画像記憶部31に格納された動画像は、基準位置データ群抽出部50により読みだされる。
より具体的には、図4に示す例では、撮像部30が撮像した動画像のうち、画像データ取得領域の動画像データを一時的に格納する。
撮像画像記憶部31に格納された動画像は、基準位置データ群抽出部50により読みだされる。
地物検出部40は、撮像部30において撮像された画像データより、自車両MCから所定範囲内であって、どんな走行環境であっても頻出する周辺の地物を検出する。
ここで、好ましくない走行環境としては、トンネル内や都市部のビル群が乱立するようなエリアを例示することができる。また、このような好ましくない走行環境であっても頻出する周辺の地物としては、特に、白線WLを含む道路形状等を例示することができる。
例えば、地物検出部40は、図4に示す例では、自車両MCから所定範囲内の周辺地物として、白線WL、横断歩道CWを検出する。
また、一般に、自車両から地物までの距離が長い程、画像データと地図データとの乖離が少なくなる。そのため、「所定範囲」は、知見に基づく範囲とすることが好ましい。
なお、地物検出部40は、所定範囲内のうち、自車両に最も近い周辺の地物を検出するようにしてもよい。
そして、その検出情報は、地図データ切り出し部11および基準位置データ群抽出部50に出力される。
ここで、好ましくない走行環境としては、トンネル内や都市部のビル群が乱立するようなエリアを例示することができる。また、このような好ましくない走行環境であっても頻出する周辺の地物としては、特に、白線WLを含む道路形状等を例示することができる。
例えば、地物検出部40は、図4に示す例では、自車両MCから所定範囲内の周辺地物として、白線WL、横断歩道CWを検出する。
また、一般に、自車両から地物までの距離が長い程、画像データと地図データとの乖離が少なくなる。そのため、「所定範囲」は、知見に基づく範囲とすることが好ましい。
なお、地物検出部40は、所定範囲内のうち、自車両に最も近い周辺の地物を検出するようにしてもよい。
そして、その検出情報は、地図データ切り出し部11および基準位置データ群抽出部50に出力される。
基準位置データ群抽出部50は、撮像部30により撮像された画像データのうち、撮像画像記憶部31に格納された動画像を読みだして、地物検出部40により検出された地物と地物の種別が同一である周辺の地物の形状に関する位置データ群を基準位置データ群として抽出する。
基準位置データ群記憶部51は、基準位置データ群抽出部50において抽出された基準位置データ群を一時的に格納する。
基準位置データ群記憶部51に格納された基準位置データ群の情報は、後述する誤差算出部60により読みだされ、誤差算出処理に用いられる。
基準位置データ群記憶部51に格納された基準位置データ群の情報は、後述する誤差算出部60により読みだされ、誤差算出処理に用いられる。
誤差算出部60は、基準位置データ群記憶部51に記憶された基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い比較位置データ群記憶部21に記憶された比較位置データ群のデータを対応付けて、その対応付けされた基準位置データと比較位置データとの距離の誤差として、その対応付けされた基準位置データと比較位置データとの距離の総和を最小化するパラメータを算出する。
具体的には、例えば、図6に示すように、基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い比較位置データ群記憶部21に記憶された比較位置データ群のデータを対応付けて、XZ座標系に配置する。
ここで、〇は、地図点群を示し、●は、画像点群を示す。
そして、図7に示すように、対応付けを行った地図点群内の点と画像点群内の対応点との距離(図7のL1~L8)の総和をコスト関数として、数4のように定義付ける(ステップ1)。
具体的には、例えば、図6に示すように、基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い比較位置データ群記憶部21に記憶された比較位置データ群のデータを対応付けて、XZ座標系に配置する。
ここで、〇は、地図点群を示し、●は、画像点群を示す。
そして、図7に示すように、対応付けを行った地図点群内の点と画像点群内の対応点との距離(図7のL1~L8)の総和をコスト関数として、数4のように定義付ける(ステップ1)。
次に、図8に示すように、数4で定義したコスト関数を最小化するパラメータ(x,z,θ)を算出する。
なお、以下では、パラメータ(x,z,θ)を算出する方法として、最急降下法を用いる例を説明する。
なお、以下では、パラメータ(x,z,θ)を算出する方法として、最急降下法を用いる例を説明する。
次のステップとして、数5から数7を用いて、Cost(x,z,θ)をx,z,θごとに偏微分し、現在のパラメータ(x,z,θ)における勾配を算出する(ステップ2)。
なお、数5から数7において、αは、1回あたり、どれだけパラメータを更新するのかを示す学習率である。
次いで、ステップ2において算出した勾配と逆の方向に、パラメータ(x,z,θ)を更新する(ステップ3)。
そして、ステップ1からステップ3までの処理をパラメータ(x,z,θ)が収束するまで繰り返す。ここで、収束したパラメータ(x,z,θ)は、後述する補正部70に出力される。
補正部70は、誤差算出部60から入力したパラメータ(x,z,θ)と、後述する位置情報検出部から入力した(mapx_raw ,mapz_raw)を数3に代入して、補正後の(mapx_own ,mapz_own)とする。
位置情報検出部80は、GPS等を用いて、自車両の位置情報を検出する。
位置情報検出部80が検出した自車両の位置情報は、補正部70に出力される。
位置情報検出部80が検出した自車両の位置情報は、補正部70に出力される。
<自車両位置情報取得装置1の処理>
図5を用いて、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1の処理について説明する。
図5を用いて、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1の処理について説明する。
地物検出部40は、撮像部30において撮像された画像データより、自車両MCから所定範囲内であって、どんな走行環境であっても頻出する周辺の地物を検出する(ステップS100)。
そして、地物検出部40における検出情報は、地図データ切り出し部11に出力される。
そして、地物検出部40における検出情報は、地図データ切り出し部11に出力される。
地物検出部40から検出情報を入力した地図データ切り出し部11は、地物検出部40の検出情報に基づいて、地図データ記憶部10に記憶された地図データから、地物検出部40において検出された特定の地物周辺の地図情報を切り出す(ステップS200)。
座標変換部12は、地図データ切り出し部11により切り出された地図情報のうち、地図の座標系で表されている位置データ群の座標の自車両前方横方向をX軸、自車両前方前後方向をZ軸とする座標系に変換する(ステップS300)。
具体的には、変換前の座標情報を数8とし、変換後の座標情報を数9とした場合、数10に示す変換式により、座標の変換を行う。
具体的には、変換前の座標情報を数8とし、変換後の座標情報を数9とした場合、数10に示す変換式により、座標の変換を行う。
基準位置データ群抽出部50は、撮像部30により撮像された画像データのうち、撮像画像記憶部31に格納された動画像を読みだして、地物検出部40により検出された地物と地物の種別が同一である周辺の地物の形状に関する位置データ群を基準位置データ群として抽出する(ステップS400)。
比較位置データ群抽出部20は、地物検出部40において検出された周辺の地物と、地図上、地物の種別が同一である地物の形状に関する位置データ群から比較位置データ群を抽出する(ステップS500)。
誤差算出部60は、基準位置データ群記憶部51に記憶された基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い比較位置データ群記憶部21に記憶された比較位置データ群のデータを対応付けて、その対応付けされた基準位置データと比較位置データとの距離の誤差として、その対応付けされた基準位置データと比較位置データとの距離の総和を最小化するパラメータを算出する。
具体的には、例えば、図6に示すように、基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い比較位置データ群記憶部21に記憶された比較位置データ群のデータを対応付けて、XZ座標系に配置する。
ここで、〇は、地図点群を示し、●は、画像点群を示す。
そして、図7に示すように、対応付けを行った地図点群内の点と画像点群内の対応点との距離(図7のL1~L8)の総和をコスト関数として、数11のように定義付ける(ステップ1)。
具体的には、例えば、図6に示すように、基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い比較位置データ群記憶部21に記憶された比較位置データ群のデータを対応付けて、XZ座標系に配置する。
ここで、〇は、地図点群を示し、●は、画像点群を示す。
そして、図7に示すように、対応付けを行った地図点群内の点と画像点群内の対応点との距離(図7のL1~L8)の総和をコスト関数として、数11のように定義付ける(ステップ1)。
次に、図8に示すように、数11で定義したコスト関数を最小化するパラメータ(x,z,θ)を算出する。
なお、以下では、パラメータ(x,z,θ)を算出する方法として、最急降下法を用いる例を説明する。
なお、以下では、パラメータ(x,z,θ)を算出する方法として、最急降下法を用いる例を説明する。
次のステップとして、数12から数14を用いて、Cost(x,z,θ)をx,z,θごとに偏微分し、現在のパラメータ(x,z,θ)における勾配を算出する(ステップ2)。
なお、数12から数14において、αは、1回あたり、どれだけパラメータを更新するのかを示す学習率である。
次いで、ステップ2において算出した勾配と逆の方向に、パラメータ(x,z,θ)を更新する(ステップ3)。
そして、ステップ1からステップ3までの処理をパラメータ(x,z,θ)が収束するまで繰り返す。ここで、収束したパラメータ(x,z,θ)は、後述する補正部70に出力される(ステップS600)。
補正部70は、誤差算出部60から入力したパラメータ(x,z,θ)と、後述する位置情報検出部から入力した(mapx_raw ,mapz_raw)を数3に代入して、補正後の(mapx_own ,mapz_own)とする(ステップS700)。
<作用・効果>
以上、説明したように、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1においては、地物検出部40が、撮像部30において撮像された画像データより、自車両MCから所定範囲内であって、どんな走行環境であっても頻出する周辺の地物を検出する。基準位置データ群抽出部50は、画像データから地物検出部40において検出された地物と地物の種別が同一である周辺の地物の形状に関する位置データ群を基準位置データ群として抽出する。比較位置データ群抽出部20は、地物検出部40において検出された周辺の地物と、地図上、地物の種別が同一である地物の形状に関する位置データ群から比較位置データ群を抽出する。誤差算出部60は、基準位置データ群抽出部50において抽出された基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い比較位置データ群抽出部に抽出された比較位置データ群のデータを対応付けて、対応付けされた基準位置データと比較位置データとの距離の誤差を算出する。そして、補正部70は、誤差算出部60において算出された誤差に基づき、自車両MCの位置情報を検出する位置情報検出部80において検出された自車両MCの位置情報を補正する。
つまり、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1においては、高精度地図上の位置データおよび画像データから取得した位置データを地物と対応づけたデータ形式としており、地物を指標として、高精度地図上の位置データ群と画像データ群とをマッチングし、誤差算出部60が、マッチングされたデータ群に対して、さらに、最も距離の近いデータに絞り込んだ上で、その距離の誤差を算出し、補正部70は、誤差算出部60において算出された誤差に基づき、自車両MCの位置情報を検出する位置情報検出部80において検出された自車両MCの位置情報を補正する。
そのため、精度の高い自車両MCの位置情報を取得することができる。
また、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1においては、地物を指標として、高精度地図上の位置データ群と画像データ群とをマッチングし、誤差算出部60が、マッチングされたデータ群に対して、さらに、最も距離の近いデータに絞り込んだ上で、誤差を算出することから、高速な補正処理が可能となることから、刻一刻と変換する自車両MCの位置情報を高精度かつ高速に得ることができる。
以上、説明したように、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1においては、地物検出部40が、撮像部30において撮像された画像データより、自車両MCから所定範囲内であって、どんな走行環境であっても頻出する周辺の地物を検出する。基準位置データ群抽出部50は、画像データから地物検出部40において検出された地物と地物の種別が同一である周辺の地物の形状に関する位置データ群を基準位置データ群として抽出する。比較位置データ群抽出部20は、地物検出部40において検出された周辺の地物と、地図上、地物の種別が同一である地物の形状に関する位置データ群から比較位置データ群を抽出する。誤差算出部60は、基準位置データ群抽出部50において抽出された基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い比較位置データ群抽出部に抽出された比較位置データ群のデータを対応付けて、対応付けされた基準位置データと比較位置データとの距離の誤差を算出する。そして、補正部70は、誤差算出部60において算出された誤差に基づき、自車両MCの位置情報を検出する位置情報検出部80において検出された自車両MCの位置情報を補正する。
つまり、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1においては、高精度地図上の位置データおよび画像データから取得した位置データを地物と対応づけたデータ形式としており、地物を指標として、高精度地図上の位置データ群と画像データ群とをマッチングし、誤差算出部60が、マッチングされたデータ群に対して、さらに、最も距離の近いデータに絞り込んだ上で、その距離の誤差を算出し、補正部70は、誤差算出部60において算出された誤差に基づき、自車両MCの位置情報を検出する位置情報検出部80において検出された自車両MCの位置情報を補正する。
そのため、精度の高い自車両MCの位置情報を取得することができる。
また、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1においては、地物を指標として、高精度地図上の位置データ群と画像データ群とをマッチングし、誤差算出部60が、マッチングされたデータ群に対して、さらに、最も距離の近いデータに絞り込んだ上で、誤差を算出することから、高速な補正処理が可能となることから、刻一刻と変換する自車両MCの位置情報を高精度かつ高速に得ることができる。
また、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1において、地物検出部40は、所定範囲内のうち、自車両MCに最も近い周辺の地物を検出する。
つまり、地物検出部40は、所定範囲内のうち、自車両MCに最も近い周辺の地物を検出し、基準位置データ群抽出部50は、画像データから地物検出部40において検出された地物と地物の種別が同一である周辺の地物の形状に関する位置データ群を基準位置データ群として抽出し、比較位置データ群抽出部20は、地物検出部40において検出された周辺の地物と、地図上、地物の種別が同一である地物の形状に関する位置データ群から比較位置データ群を抽出し、誤差算出部60は、基準位置データ群抽出部50において抽出された基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い比較位置データ群抽出部に抽出された比較位置データ群のデータを対応付けて、対応付けされた基準位置データと比較位置データとの距離の誤差を算出し、補正部70は、誤差算出部60において算出された誤差に基づき、自車両MCの位置情報を検出する位置情報検出部80において検出された自車両MCの位置情報を補正する。
そのため、地物検出部40により、指標となる地物がさらに絞り込まれることから、より高精度な自車両MCの位置情報をより高速に得ることができる。
つまり、地物検出部40は、所定範囲内のうち、自車両MCに最も近い周辺の地物を検出し、基準位置データ群抽出部50は、画像データから地物検出部40において検出された地物と地物の種別が同一である周辺の地物の形状に関する位置データ群を基準位置データ群として抽出し、比較位置データ群抽出部20は、地物検出部40において検出された周辺の地物と、地図上、地物の種別が同一である地物の形状に関する位置データ群から比較位置データ群を抽出し、誤差算出部60は、基準位置データ群抽出部50において抽出された基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い比較位置データ群抽出部に抽出された比較位置データ群のデータを対応付けて、対応付けされた基準位置データと比較位置データとの距離の誤差を算出し、補正部70は、誤差算出部60において算出された誤差に基づき、自車両MCの位置情報を検出する位置情報検出部80において検出された自車両MCの位置情報を補正する。
そのため、地物検出部40により、指標となる地物がさらに絞り込まれることから、より高精度な自車両MCの位置情報をより高速に得ることができる。
また、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1において、地物の種別は、白線、停止線、信号機、横断歩道、標識を含む。
つまり、地物の種別は、主として、道路形状を示す白線であるが、停止線、信号機、横断歩道、標識を含む。
そのため、受信環境が悪いトンネル内部等の場合には、主として、白線を、都市部の高層ビルが乱立するようなエリアの例えば、中央線もないような細い路地や一方通行路等では、停止線、信号機、横断歩道、標識等を検出することにより、受信環境が悪い場所においても、自車両MCの位置情報を高精度かつ高速に得ることができる。
つまり、地物の種別は、主として、道路形状を示す白線であるが、停止線、信号機、横断歩道、標識を含む。
そのため、受信環境が悪いトンネル内部等の場合には、主として、白線を、都市部の高層ビルが乱立するようなエリアの例えば、中央線もないような細い路地や一方通行路等では、停止線、信号機、横断歩道、標識等を検出することにより、受信環境が悪い場所においても、自車両MCの位置情報を高精度かつ高速に得ることができる。
また、本実施形態に係る自車両位置情報取得装置1において、誤差算出部60は、対応する基準位置データと比較位置データとの距離の総和を最小化する座標変換パラメータを算出することにより、両者の誤差、つまり、補正値を算出する。
そのため、精度の高い自車両MCの位置情報を取得することができる。
そのため、精度の高い自車両MCの位置情報を取得することができる。
<変形例>
本実施形態においては、自車両位置情報取得装置1を例示して説明したが、例えば、自車両の車室内に設けられた自車両位置情報検出装置と、クラウド上に設けられた自車両位置情報補正装置と、を含む自車両位置情報取得システムとしてもよい。
このようなシステムの場合には、処理負荷が大きい自車両位置情報補正装置をサーバで構成することによって、より高速な処理を期待することができる。
本実施形態においては、自車両位置情報取得装置1を例示して説明したが、例えば、自車両の車室内に設けられた自車両位置情報検出装置と、クラウド上に設けられた自車両位置情報補正装置と、を含む自車両位置情報取得システムとしてもよい。
このようなシステムの場合には、処理負荷が大きい自車両位置情報補正装置をサーバで構成することによって、より高速な処理を期待することができる。
なお、座標変換部12、比較位置データ群抽出部20、基準位置データ群抽出部50、誤差算出部60、補正部70等の処理をコンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを座標変換部12、比較位置データ群抽出部20、基準位置データ群抽出部50、誤差算出部60、補正部70等に読み込ませ、実行することによって本発明の自車両位置情報取得装置1を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1;自車両位置情報取得装置
10;地図データ記憶部
11;地図データ切り出し部
12;座標変換部
20;比較位置データ群抽出部
21;比較位置データ群記憶部
30;撮像部
31;撮像画像記憶部
40;地物検出部
50;基準位置データ群抽出部
51;基準位置データ群記憶部
60;誤差算出部
70;補正部
80;位置情報検出部
10;地図データ記憶部
11;地図データ切り出し部
12;座標変換部
20;比較位置データ群抽出部
21;比較位置データ群記憶部
30;撮像部
31;撮像画像記憶部
40;地物検出部
50;基準位置データ群抽出部
51;基準位置データ群記憶部
60;誤差算出部
70;補正部
80;位置情報検出部
Claims (6)
- 自車両の位置情報を検出する位置情報検出部と、
地図上の地物の種別と、該地物の形状に関する位置データ群と、を対応付けて記憶する地図データ記憶部と、
前記自車両の前景を撮像する撮像部と、
該撮像された画像データより、前記自車両から所定範囲内であって、どんな走行環境であっても頻出する周辺の地物を検出する地物検出部と、
前記撮像された画像データから前記検出された前記地物と前記地物の種別が同一である前記周辺の地物の形状に関する位置データ群を基準位置データ群として抽出する基準位置データ群抽出部と、
該抽出された前記基準位置データ群を記憶する基準位置データ群記憶部と、
前記検出された前記周辺の地物と、地図上、前記地物の種別が同一である前記地物の形状に関する前記位置データ群から比較位置データ群を抽出する比較位置データ群抽出部と、
該抽出された前記比較位置データ群を記憶する比較位置データ群記憶部と、
前記基準位置データ群記憶部に記憶された前記基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い前記比較位置データ群記憶部に記憶された前記比較位置データ群の各データを対応付けて、該対応付けされた基準位置データと比較位置データとの距離の誤差を算出する誤差算出部と、
該算出された誤差に基づき、前記位置情報検出部において検出された前記自車両の位置情報を補正する補正部と、
を含む自車両位置情報取得装置。 - 前記地物検出部は、前記所定範囲内のうち、前記自車両に最も近い前記周辺の地物を検出することを特徴とする請求項1に記載の自車両位置情報取得装置。
- 前記地物の種別は、白線、停止線、信号機、横断歩道、標識を含む請求項1または2に記載の自車両位置情報取得装置。
- 前記誤差算出部は、対応する前記基準位置データと前記比較位置データとの距離の総和を最小化する座標変換パラメータを算出する請求項1または2に記載の自車両位置情報取得装置。
- 自車両位置情報検出装置と、自車両位置情報補正装置と、を含む自車両位置情報取得システムであって、
前記自車両位置情報検出装置が、
自車両の位置情報を検出する位置情報検出部と、
地図上の地物の種別と、該地物の形状に関する位置データ群と、対応付けて記憶する地図データ記憶部と、
該地図データ記憶部に記憶された地図上の地物の種別と、該地物の形状に関する位置データ群と、前記自車両の位置情報と、を前記自車両位置情報補正装置に送信する送信部と、
を含み、
前記自車両位置情報補正装置が、
1つまたは複数のプロセッサーと、前記1つまたは複数のプロセッサーに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、を備え、
前記1つまたは複数のプロセッサーは、前記自車両の前景を撮像した画像データより前記自車両から所定範囲内であって、どんな走行環境であっても頻出する周辺の地物を検出するとともに、前記画像データから該検出された前記周辺の地物と前記地物の種別が同一である前記地物の形状に関する位置データ群を基準位置データ群として、第1のメモリに格納し、該検出された前記周辺の地物と前記地物の種別が同一である前記地物の形状に関する前記位置データ群を前記地図データ記憶部から比較位置データ群として抽出し、第2のメモリに格納し、前記第1のメモリに格納された前記基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い前記第2のメモリに格納された前記比較位置データ群の各データを対応付けて、対応付けられた基準位置データと比較位置データとの距離の誤差を算出し、該算出された誤差に基づき、受信した前記自車両の位置情報を補正する自車両位置情報取得システム。 - 位置情報検出部と、地図データ記憶部と、撮像部と、地物検出部と、基準位置データ群抽出部と、基準位置データ群記憶部と、比較位置データ群抽出部と、比較位置データ群記憶部と、誤差算出部と、補正部と、を含む自車両位置情報取得装置における自車両位置情報取得方法であって、
前記位置情報検出部が、自車両の位置情報を検出する第1の工程と、
前記撮像部が、前記自車両の前景を撮像する第2の工程と、
前記地物検出部が、該撮像された画像データより前記自車両から所定範囲内であって、どんな走行環境であっても頻出する周辺の地物を検出する第3の工程と、
前記基準位置データ群抽出部が、前記撮像された画像データから前記第3の工程において検出された前記地物と前記地物の種別が同一である前記地物の形状に関する位置データ群を基準位置データ群として抽出し、該抽出された前記基準位置データ群を前記基準位置データ群記憶部に格納する第4の工程と、
前記比較位置データ群抽出部が、地図上の前記地物の種別と、該地物の形状に関する位置データ群と、を対応付けて記憶する前記地図データ記憶部から前記第3の工程において検出された前記周辺の地物と前記地物の種別が同一である前記地物の形状に関する比較位置データ群を抽出し、前記基準位置データ群記憶部に格納する第5の工程と、
前記誤差算出部が、前記基準位置データ群記憶部に記憶された前記基準位置データ群の各データに対して、最も距離の近い前記比較位置データ群記憶部に記憶された前記比較位置データ群の各データを対応付けて、基準位置データと、比較位置データとの距離の誤差を算出する第6の工程と、
前記補正部が、第6の工程において算出された誤差に基づき、前記第1の工程において、検出された前記自車両の位置情報を補正する第7の工程と、
を含む自車両位置情報取得方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021186097A JP2023073562A (ja) | 2021-11-16 | 2021-11-16 | 自車両位置情報取得装置、自車両位置情報取得システムおよび自車両位置情報取得方法 |
US18/048,575 US20230154043A1 (en) | 2021-11-16 | 2022-10-21 | Vehicle position information acquisition device, vehicle position information acquisition system, and vehicle position information acquisition method |
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