JP2023072536A - 高圧タンク - Google Patents

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Takuhiro Kumagai
博昭 本郷
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Abstract

【課題】貯蔵材を万遍なく均一な温度に管理すること。【解決手段】高圧タンクは、充填ガスを貯蔵可能な内部空間を有する容器本体と、容器本体の長手方向端部の開口部を閉じるように配置され、内部空間に対して気体を流通させることが可能な口金と、内部空間に配設され、充填ガスを吸着放出する貯蔵材と、内部空間に配設され、貯蔵材を温度調整する熱交換器と、を備える。熱交換器は、熱媒体が流れる熱交換配管を有する。口金は、導入管及び排出管が設けられた第一口金を有する。熱交換配管は、導入管の下流端及び排出管の上流端に接続し、内部空間の長手方向一端部側から長手方向他端部側へ熱媒体を流す上り配管部、及び、逆側に熱媒体を流す下り配管部と、上り配管部の長手方向下流端部と下り配管部の長手方向上流端部とを連絡する連絡部と、を有する。連絡部は、容器本体の中心軸線よりも径方向外側において容器本体の内壁に沿って延在するように形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、水素ガスなどの所定気体を充填する高圧タンクに関する。
従来、燃料電池自動車や天然ガス自動車などに用いられる水素ガスや天然ガスなどを充填する高圧タンクが知られている(例えば、特許文献1)。高圧タンクは、充填ガスが格納される容器本体と、容器本体の長手方向(すなわち、軸方向)端部に設けられた開口部を閉じるように配置された口金と、を備えている。口金は、容器本体の内部空間に対して気体を流通させることが可能である。
上記特許文献1に記載された高圧タンクは、容器本体の内部空間に配設されて充填ガスを吸着すると共に放出する貯蔵材を備えている。貯蔵材によれば、容器本体内に格納できる充填ガスの貯蔵量を向上させることができる。一方、貯蔵材は、充填ガスが吸着される際に発熱し、充填ガスが放出される際に吸熱する。この貯蔵材に急激な温度変化が生じると、容器本体が損傷するなどの機械強度の低下が招来する。また、貯蔵材の温度変化は、充填ガスを貯蔵する貯蔵性能を変化させる。例えば、貯蔵材が温度上昇すると、その貯蔵性能が低下する。従って、貯蔵材の温度が均一になるように温度管理が行われなければ、貯蔵材への充填ガスの吸着や貯蔵材からの充填ガスの放出が円滑に進行しない事態が生じ得る。
そこで、上記の高圧タンクは、貯蔵材に接してその貯蔵材を温度調整する熱交換器を備えている。この熱交換器は、容器本体の内部空間に配設されて水などの熱媒体が流れる熱交換配管と、その熱交換配管に接続する熱伝導フィンと、を有している。熱交換配管には、貯蔵材に対する充填ガスの吸着時や放出時に熱媒体が流れる。この場合は、貯蔵材と熱媒体との間で熱媒体を介した熱交換が行われる。また、特に、熱交換配管には熱伝導フィンが接続しているため、貯蔵材と熱媒体との間の熱交換が促進される。従って、貯蔵材に対する充填ガスの吸着時や放出時に貯蔵材の温度上昇や温度低下を抑えて温度管理を均一なものとすることができるので、貯蔵材に対する充填ガスの吸着や放出を円滑に進行させることができる。
特開2006-118569号公報
上記特許文献1に記載された高圧タンクにおいて、熱交換配管は、容器本体の長手方向一端部側の口金に設けられた導入管及び排出管に接続しており、高圧タンクの長手方向に延びて略U字状に曲げられている。すなわち、熱交換配管は、口金の導入管の下流端に接続して内部空間の長手方向に延びる上り配管部と、口金の排出管の上流端に接続して内部空間の長手方向に延びる下り配管部と、を有していると共に、それらの上り配管部の長手方向下流端部と下り配管部の長手方向上流端部とを連絡する連絡部と、を有している。そして、上り配管部と下り配管部とは、内部空間の中心軸線を挟みつつ互いに平行に延びていると共に、連絡部は、上り配管部の長手方向下流端部と下り配管部の長手方向上流端部との間で内部空間の中心軸線に交差するように延びている。
しかしながら、上記した熱交換配管の構造では、連絡部が内部空間の中心軸線に近い箇所に設けられるため、その連絡部が設けられた内部空間の長手方向端部側(特に、その長手方向端部側のうち上記の中心軸線からより遠い径方向外側空間)において貯蔵材の温度管理が不十分になるおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、貯蔵材を万遍なく均一な温度に管理することが可能な高圧タンクを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、筒状に形成されて、所定気体を貯蔵可能な内部空間を有する容器本体と、前記容器本体の長手方向端部に設けられた開口部を閉じるように配置され、前記内部空間に対して気体を流通させることが可能な口金と、前記内部空間に配設され、前記所定気体を吸着すると共に放出する貯蔵材と、前記内部空間に配設され、前記貯蔵材を温度調整する熱交換器と、を備え、前記熱交換器は、熱媒体が流れる熱交換配管を有し、前記口金は、前記熱媒体を前記熱交換配管に導入する導入管及び前記熱交換配管内の前記熱媒体を排出する排出管が設けられた第一口金を有し、前記熱交換配管は、前記導入管の下流端に接続し、前記内部空間の長手方向一端部側から長手方向他端部側に向けて前記熱媒体を流す上り配管部と、前記長手方向他端部側から前記長手方向一端部側に向けて前記熱媒体を流し、前記排出管の上流端に接続する下り配管部と、前記上り配管部の長手方向下流端部と前記下り配管部の長手方向上流端部とを連絡する連絡部と、を有し、前記連絡部は、前記容器本体の中心軸線よりも径方向外側において前記容器本体の内壁に沿って延在するように形成されている、高圧タンクである。
この構成によれば、熱交換配管を用いた貯蔵材の径方向外側部位での熱交換が促進されるので、貯蔵材を万遍なく均一な温度に管理することができる。
本発明の一実施形態に係る高圧タンクを側方から見た図である。 本実施形態の高圧タンクを長手方向を含む平面で切断した際の断面図である。 本実施形態の高圧タンクの図2に示す切断状態での斜視図である。 本実施形態の高圧タンクを一方のドーム部分を切断しかつ長手方向を含む平面で切断した状態での斜視図である。 本実施形態の高圧タンクを図1に示す直線V-Vで切断した際の断面図である。 本実施形態の高圧タンクを図1に示す直線VI-VIで切断した際の断面図である。 本発明の第一変形形態に係る高圧タンクを図1に示す直線V-Vと同じ箇所で切断した際の断面図である。 本発明の第二変形形態に係る高圧タンクを図1に示す直線V-Vと同じ箇所で切断した際の断面図である。
本発明に係る高圧タンクの具体的な実施形態について図面を用いて説明する。
本発明の一実施形態に係る高圧タンク1は、所定気体を高圧で充填する耐圧容器である。高圧タンク1は、例えば、自動車などに搭載され、車両動力の発生に必要な所定気体を充填する。尚、所定気体とは、例えば水素ガスや天然ガスなどである。以下、所定気体を充填ガスと称す。
高圧タンク1は、図1~図4に示す如く、容器本体10と、口金20,30と、補強層40と、貯蔵材50と、熱交換器60と、を備えている。
容器本体10は、中空筒状に形成されたライナであって、高圧タンク1の内壁層をなす部材である。容器本体10は、ガスバリア性を有する樹脂材料(例えば、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂,その他の硬質樹脂など)により形成されている。容器本体10は、胴体部11と、二つのドーム部12,13と、を有している。尚、容器本体10は、例えばアルミニウムなどの材料により形成された金属ライナであってもよい。
胴体部11は、円筒状に形成された部位である。胴体部11は、軸方向(すなわち、長手方向)Aに延在している。胴体部11は、断面円形に形成されており、所定外径を有している。ドーム部12,13はそれぞれ、半球状に形成された部位である。ドーム部12,13は、胴体部11の長手方向両端部に設けられている。ドーム部12,13はそれぞれ、胴体部11の長手方向端に椀を伏せた状態(ドーム状)に接続するように配置されている。容器本体10は、それぞれ別体で構成された胴体部11と二つのドーム部12,13とが溶着により一体化されることにより形成される。
容器本体10は、内部空間14を有している。内部空間14は、充填ガスを貯蔵可能な空間である。内部空間14は、胴体部11と二つのドーム部12,13とにより囲まれている。内部空間14は、充填ガスを所定量だけ貯蔵できる容量を有している。
容器本体10の長手方向一端部(具体的には、ドーム部12)には、第一開口部15が設けられている。また、容器本体10の長手方向他端部(具体的には、ドーム部13)には、第二開口部16が設けられている。開口部15,16はそれぞれ、ドーム部12,13において容器本体10の中心軸線を中心にして略円形に形成されている。第一開口部15には、口金20が圧入されている。また、第二開口部16には、口金30が圧入されている。
口金20,30はそれぞれ、開口部15,16を閉じるように配置されており、容器本体10の長手方向端部にシール部材を介して固定されている。口金20,30はそれぞれ、例えばアルミニウム、アルミニウム合金又はステンレス系の材料などの金属により形成されている。口金20,30はそれぞれ、略円筒状に形成されている。口金20,30はそれぞれ、ボス部21,31と、フランジ部22,32と、を有している。
ボス部21,31の先端側は、ドーム部12,13の頂点から長手方向Aの外方へ突出している。また、ボス部21,31の後端側は、ドーム部12,13の頂点から長手方向Aの内方へ突出しており、内部空間14に収まっている。フランジ部22,32は、ドーム部12,13の頂点よりも長手方向A内側で径方向外方に広がっている。フランジ部22,32は、開口部15,16の開口面積よりも大きな面積を有するように形成されている。
口金20は、容器本体10の内部空間14に対して窒素ガスなどの不活性ガスを流通させることが可能である。すなわち、口金20には、ガス供給管23が設けられている。ガス供給管23は、容器本体10の内部空間14へ窒素ガスなどの不活性ガスを供給する供給路である。ガス供給管23は、口金20の中心軸線上に配置されている。ガス供給管23には、開閉バルブ(図示せず)が接続されている。この開閉バルブは、ガス供給管23を開閉させる弁であって、不活性ガスの供給源と内部空間14との連通/非連通を切り替える。
口金20は、導入管25と、排出管26と、を有している。導入管25は、後述の熱媒体を容器本体10外から内部空間14側へ導入する貫通孔である。排出管26は、後述の熱媒体を内部空間14側から容器本体10外へ排出する貫通孔である。導入管25及び排出管26は、口金20の中心軸線上とは径方向外側にズレた位置に配置されている。尚、導入管25及び排出管26は、口金20に一組以上設けられてよいが、以下では、口金20に二組設けられているものとする。
導入管25と排出管26とは、口金20の中心軸線を基準にして口金20の周方向に90°間隔を空けた状態で互いに平行になるように配置されている。また、高圧タンク1における二つの導入管25及び二つの排出管26は、口金20を長手方向Aから見て口金20の周方向に90°ずつズレるように配置されている。
口金30は、容器本体10の内部空間14に対して充填ガスを流通させることが可能である。すなわち、口金30には、ガス供給放出管33が設けられている。ガス供給放出管33は、容器本体10外から内部空間14へ充填ガスを供給すると共に内部空間14から容器本体10外へ充填ガスを放出する供給路である。ガス供給放出管33は、口金30の中心軸線上に配置されている。ガス供給放出管33には、開閉バルブ(図示せず)が接続されている。この開閉バルブは、ガス供給放出管33を開閉させる弁であって、充填ガスの供給源と内部空間14との連通/非連通を切り替える。
補強層40は、容器本体10の外面を覆う被覆材であって、高圧タンク1の外壁層をなす補強部材である。補強層40は、樹脂を含浸した高強度繊維からなる。この高強度繊維は、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維などである。また、この高強度繊維に含浸される樹脂は、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂などの熱硬化性樹脂である。
補強層40は、一本の繊維や複数本の繊維が束ねられた繊維束が容器本体10に巻き付けられることによりヘリカル層やフープ層を有するように形成される。尚、補強層40は、ヘリカル層やフープ層が形成されたシートが容器本体10に巻き付けられることにより形成されてもよい。補強層40の繊維の引張強度は、例えば6.5GPa程度である。
貯蔵材50は、容器本体10の充填ガスを吸着すると共に放出する部材である。貯蔵材50は、内部空間14に配設されている。貯蔵材50は、容器本体10の内部空間14に貯蔵できる充電ガスの容量を、内部空間14に貯蔵材50が配設されない構造に比べて増やすことが可能である。貯蔵材50は、例えば水素ガスを吸着可能な多孔性の炭素系材料、MOF系材料や水素吸蔵合金などの材料により形成されている。貯蔵材50は、材料粉末が架橋剤や樹脂などの接合剤を用いて固着された状態で内部空間14の略全域に亘って配置されている。貯蔵材50は、容器本体10内への組み付け性や搭載性などを考慮して、後に詳述する熱交換器60の形状などに合わせて複数の貯蔵材片51に分割されている。各貯蔵材片51は、ペレット状に形成されている。
熱交換器60は、貯蔵材50を温度調整する部材である。熱交換器60は、内部空間14に配設されており、貯蔵材50に接触している。熱交換器60は、熱交換配管61と、熱伝導フィン62と、を有している。貯蔵材50は、熱交換配管61及び熱伝導フィン62の双方に接触している。
熱交換配管61は、熱媒体が流れるパイプ状部材である。この熱媒体は、例えば水や不凍液,ロングライフクーラントなどである。熱交換配管61は、例えばアルミニウム合金(A6061-T6など)やステンレス鋼(SUS316Lなど)により形成されている。熱交換配管61の流入口(上流端)は、口金20の導入管25の下流端に接続されている。熱交換配管61の流出口(下流端)は、口金20の排出管26の上流端に接続されている。
尚、異種金属同士が接続される場合は、水の存在に起因した電蝕により金属が劣化することがあるので、金属の劣化を防止するうえでは、口金20と熱交換配管61とが同一金属により形成されていることが好ましい。また特に、熱媒体として水が用いられかつ口金20及び熱交換配管61としてアルミニウム材が用いられる場合は、熱交換配管61の内壁に錆が発生するのを防止するため、その内壁にコーティング層が形成されることが好ましい。
熱交換配管61は、口金20の導入管25及び排出管26の組ごとに設けられている。口金20に二組の導入管25及び排出管26が設けられている場合、熱交換配管61は、その導入管25及び排出管26の組に合わせて二組設けられている。各組の熱交換配管61は、略U字状に形成されている。各組の熱交換配管61は、容器本体10の長手方向に延びて互いに平行になるように配置されている。
各熱交換配管61はそれぞれ、上り配管部71と、下り配管部72と、連絡部73と、を有している。尚、図2、図3、及び図4においては、主に、第一組の熱交換配管61の上り配管部71と、別の組である第二組の熱交換配管61の下り配管部72と、が明示されている。
上り配管部71は、導入管25の下流端に接続する流入口を有し、内部空間14の長手方向一端部側(口金20側)から長手方向他端部側(口金30側)に向けて熱媒体を流す部位である。上り配管部71は、流入口を始点として長手方向Aに延在した後、径方向外側に屈曲し、更に長手方向Aに延在する。上り配管部71は、口金20における内部空間14側の長手方向端部と口金30における内部空間14側の長手方向端部との間に亘って長手方向Aに延在している。
上り配管部71が径方向外側への屈曲後に長手方向Aに延在する部位は、内部空間14における容器本体10の中心軸線から離れた位置に配置されており、例えば、容器本体10の中心軸線から容器本体10の内壁までの距離の半分よりも径方向外側に配置されている。尚、上り配管部71は、コネクタを介して導入管25の下流端に接続していてもよい。
下り配管部72は、内部空間14の長手方向他端部側(口金30側)から長手方向一端部側(口金20側)に向けて熱媒体を流し、排出管26の上流端に接続する流出口を有する部位である。下り配管部72は、流出口を始点として長手方向Aに延在した後、径方向外側に屈曲し、更に長手方向Aに延在する。下り配管部72は、口金20における内部空間14側の長手方向端部と口金30における内部空間14側の長手方向端部との間に亘って長手方向Aに延在している。
下り配管部72が径方向外側への屈曲後に長手方向Aに延在する部位は、内部空間14における容器本体10の中心軸線から離れた位置に配置されており、例えば、容器本体10の中心軸線から容器本体10の内壁までの距離の半分よりも径方向外側に配置されている。尚、下り配管部72は、コネクタを介して排出管26の上流端に接続していてもよい。
同組をなす熱交換配管61の上り配管部71と下り配管部72とは、容器本体10の中心軸線を基準にして容器本体10の周方向に90°間隔を空けた状態で互いに平行になるように配置されている。高圧タンク1における二本の上り配管部71及び二本の下り配管部72は、図5に示す如く、容器本体10の長手方向Aから見て、容器本体10の中心軸線を基準にして容器本体10の周方向に90°ずつズレるように配置されている。
連絡部73は、上り配管部71の長手方向下流端部と下り配管部72の長手方向上流端部とを連絡する部位である。連絡部73は、上り配管部71から流れてきた熱媒体を下り配管部72に流す。連絡部73は、上り配管部71の長手方向下流端部と下り配管部72の長手方向上流端部との間で、直線状に延び、径方向若しくは長手方向へ湾曲して延び、又は正弦波状に曲がって延びている。連絡部73は、口金30を避けて口金30との接触が生じないように配置形成されている。
連絡部73は、図4及び図6に示す如く、容器本体10の中心軸線よりも径方向外側において容器本体10の内壁に沿って延在するように形成されている。尚、この「沿って」とは、連絡部73と容器本体10の円筒内壁との距離が連絡部73の部位にかかわらず均一に保たれるように周方向に円弧状に延在する状態に限らず、例えば、上り配管部71の長手方向下流端部と下り配管部72の長手方向上流端部とを直線状に繋いで、連絡部73と容器本体10の円筒内壁との距離が連絡部73の部位に応じて変化する状態を含む概念である。
また、連絡部73は、口金30のボス部31の外面に対する径方向外側においてそのボス部31の外面に沿って延在するように形成されている。尚、この「沿って」とは、連絡部73とボス部31の外面との距離が連絡部73の部位にかかわらず均一に保たれるように周方向に円弧状に延在する状態に限らず、例えば、上り配管部71の長手方向下流端部と下り配管部72の長手方向上流端部とを直線状に繋いで、連絡部73とボス部31の外面との距離が連絡部73の部位に応じて変化する状態を含む概念である。以下、本実施例では、連絡部73は、図4及び図6に示す如く、上り配管部71の長手方向下流端部と下り配管部72の長手方向上流端部とを直線状に繋いでいるものとする。
高圧タンク1における二つの連絡部73は、図6に示す如く、容器本体10の長手方向Aから見て互いに重ならないように、容器本体10の中心軸線を基準にして互いに異なる角度範囲に配置されている。具体的には、二つの連絡部73は、中心軸線に対して点対称となるように配置されている。
熱伝導フィン62は、熱交換配管61に接続して熱交換器60と貯蔵材50との間の熱交換を促進する部材である。熱伝導フィン62は、少なくとも熱交換配管61(具体的には、上り配管部71及び下り配管部72における口金20,30間で長手方向Aに延在する部位)の径方向位置よりも径方向外側に向けて板状に広がっている。具体的には、熱伝導フィン62は、容器本体10の長手方向Aに直交する方向に延在するように板状に形成されており、容器本体10の中心軸線付近から容器本体10の内壁付近まで円盤状に広がっている。
熱伝導フィン62は、複数枚(具体的には、三枚以上)設けられている。熱伝導フィン62は、容器本体10の長手方向Aに等間隔に配置されている。長手方向Aに隣接して対向する熱伝導フィン62同士の間には、貯蔵材50の貯蔵材片51が嵌め込まれて挿入配置されている。尚、熱伝導フィン62は、熱交換配管61に一体化されて形成されていてよい。
高圧タンク1の製造は、以下の手順で行われる。
まず、高圧タンク1の各構成部品が製造された後、容器本体10のドーム部12に口金20が圧入されると共に、容器本体10のドーム部13に口金30が圧入される。そして、口金20の導入管25及び排出管26に熱交換配管61の上り配管部71及び下り配管部72が接続するように口金20に熱交換器60が取り付けられる。尚、口金20と熱交換配管61とは、フレア加工後にコネクタにより互いに接続されてよく、この接続は、ナットを用いた締結により実現されてよい。
次に、上記の熱交換器60における長手方向Aに隣接する熱伝導フィン62同士の間に貯蔵材50の貯蔵材片51が嵌め込まれる。その後、上記の如く貯蔵材50と口金20に取り付けられた熱交換器60とが組み付けられたアッシが、容器本体10の胴体部11内に挿入され、その状態で、容器本体10の胴体部11とドーム部12,13とが溶着される。これにより、容器本体10の内部空間14に貯蔵材50及び熱交換器60がそれぞれ配設された高圧タンク1を製造することができる。
次に、高圧タンク1の使用方法について説明する。
高圧タンク1において、充填ガスが口金30のガス供給放出管33を介して内部空間14へ供給され或いは内部空間14から放出される際は、口金20のガス供給管23が閉じられ、不活性ガスが内部空間14へ供給されない状態に維持される。
充填ガスがガス供給放出管33を介して内部空間14へ供給されると、貯蔵材50が充填ガスを吸着する。この貯蔵材50への充填ガスの吸着時には、容器本体10外から口金20の導入管25に冷媒としての熱媒体が流入される。この熱媒体は、導入管25を流れた後、熱交換配管61を流通する。具体的には、熱媒体は、熱交換配管61の上り配管部71→連絡部73→下り配管部72の順に流れる。そして、その熱媒体は、口金20の排出管26を流れて容器本体10外に排出される。
貯蔵材50への充填ガスの吸着時に冷媒としての熱媒体が熱交換配管61を流通すれば、発熱する貯蔵材50と冷たい熱媒体との間で熱交換配管61及び熱伝導フィン62を介して熱交換が行われる。このため、貯蔵材50への充電ガスの吸着時にその貯蔵材50の温度上昇を抑制することができる。
また、充填ガスが内部空間14に充填されている状態でガス供給放出管33側の開閉バルブが開放されると、内部空間14の充填ガスがガス供給放出管33を介して放出され、貯蔵材50から充填ガスが放出される。この貯蔵材50からの充填ガスの放出時には、容器本体10外から口金20の導入管25に温水などの熱媒体が流入される。この熱媒体は、導入管25を流れた後、熱交換配管61を流通する。具体的には、熱媒体は、熱交換配管61の上り配管部71→連絡部73→下り配管部72の順に流れる。そして、その熱媒体は、口金20の排出管26を流れて容器本体10外に排出される。
貯蔵材50からの充填ガスの放出時に温水などの熱媒体が熱交換配管61を流通すれば、吸熱する貯蔵材50と温かい熱媒体との間で熱交換配管61及び熱伝導フィン62を介して熱交換が行われる。このため、貯蔵材50からの充電ガスの放出時にその貯蔵材50の温度低下を抑制することができる。
従って、貯蔵材50に対する充填ガスの吸着時や放出時にもその貯蔵材50の温度を均一に維持することができるので、貯蔵材50に対する充填ガスの吸着や放出を円滑に進行させることができる。
次に、高圧タンク1の効果について説明する。
高圧タンク1において、熱交換器60の熱交換配管61は、上り配管部71の長手方向下流端部と下り配管部72の長手方向上流端部とを連絡する連絡部73を有している。連絡部73は、容器本体10の中心軸線よりも径方向外側において容器本体10の内壁に沿って延在するように形成されている。具体的には、連絡部73は、口金30のボス部31外面に対して径方向外側において、そのボス部31外面に沿って延在するように形成されている。この構成においては、連絡部が容器本体10の中心軸線に交差して延在する構成に比べて、熱交換配管61を用いた貯蔵材50の径方向外側部位での熱交換が促進されるので、貯蔵材50を万遍なく均一な温度に管理することができる。
また、高圧タンク1において、熱交換配管61は、直列接続する上り配管部71と連絡部73と下り配管部72との組を複数組有し、各熱交換配管61の連絡部73は、容器本体10の長手方向から見て互いに重ならないように、容器本体10の中心軸線を基準にして互いに異なる角度範囲に配置されている。この構成においては、連絡部73が、内部空間14における容器本体10の中心軸線を中心にした複数の周方向箇所に配置される。このため、熱交換配管61を用いた貯蔵材50の径方向外側部位での熱交換がより一層促進されるので、貯蔵材50を万遍なく均一な温度に管理することができる。
また、高圧タンク1において、熱交換配管61の上り配管部71は、口金20の導入管25の下流端との接続口付近から径方向外側に屈曲し、長手方向Aに延在する。また、熱交換配管61の下り配管部72は、口金20の排出管26の上流端との接続口付近から径方向外側に屈曲し、長手方向Aに延在する。この構成においては、上り配管部71の長手方向Aに延在する部位及び下り配管部72の長手方向Aに延在する部位が、内部空間14における容器本体10の中心軸線から離れた位置に配置される。このため、上り配管部71の長手方向Aに延在する部位及び下り配管部72の長手方向Aに延在する部位が、口金20の導入管25及び排出管26の径方向位置と同じ位置に配置される構成に比べて、熱交換配管61を用いた貯蔵材50の径方向外側部位での熱交換が促進されるので、貯蔵材50を万遍なく均一な温度に管理することができる。
また、高圧タンク1において、熱交換器60は、熱交換配管61に接続し、少なくとも熱交換配管61の径方向位置よりも径方向外側に向けて板状に広がる熱伝導フィン62を有している。この構成においては、熱伝導フィン62が設けられていない構成に比べて、貯蔵材50と熱交換器60との熱交換が促進されるので、貯蔵材50を万遍なく均一な温度に管理することができる。
また、高圧タンク1において、熱伝導フィン62は、複数枚設けられており、容器本体10の長手方向Aに等間隔に配置されている。この構成においては、貯蔵材50と熱交換器60との熱交換が、貯蔵材50における長手方向一端側から長手方向他端側にかけて均等に行われるので、貯蔵材50を万遍なく均一な温度に管理することができる。
更に、高圧タンク1において、容器本体10の長手方向Aに隣接して対向する熱伝導フィン62同士の間には、貯蔵材片51が嵌め込まれる。上記の如く、熱伝導フィン62は、容器本体10の長手方向Aに等間隔に配置されている。この構造においては、容器本体10の長手方向Aに隣接して対向する熱伝導フィン62同士で仕切られた空間の形状を、各空間で共通化することができるため、その空間に嵌め込む貯蔵材片51の形状を共通化することができる。従って、貯蔵材片51を同一の型で成形して各空間に嵌め込むことができ、貯蔵材片51の共通化により高圧タンク1の製造容易化を図ると共に製造コストの低減を図ることができる。
尚、上記の実施形態においては、口金20が特許請求の範囲に記載した「口金」及び「第一口金」に、口金30が特許請求の範囲に記載した「口金」及び「第二口金」に、それぞれ相当している。
尚、上記の実施形態においては、連絡部73が、図4及び図6に示す如く、上り配管部71の長手方向下流端部と下り配管部72の長手方向上流端部とを直線状に繋いでいる。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、連絡部73が、図7に示す如く、連絡部73と容器本体10の円筒内壁やボス部31の外面との距離が連絡部73の部位にかかわらず均一に保たれるように周方向に円弧状に延在するものであってもよい。
また、上記の実施形態においては、口金20の導入管25及び排出管26が二組設けられ、かつ、熱交換配管61が直列接続する上り配管部71と連絡部73と下り配管部72との組を二組有することとしている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、口金20の導入管25及び排出管26が一組又は三組以上設けられ、かつ、熱交換配管61が直列接続する上り配管部71と連絡部73と下り配管部72との組を一組又は三組以上有することとしている。
そして、口金20の導入管25及び排出管26が一組設けられかつ熱交換配管61が直列接続する上り配管部71と連絡部73と下り配管部72との組を一組有する構造においては、図8に示す如く、熱交換配管61の上り配管部71と下り配管部72とが、容器本体10の中心軸線を基準にして容器本体10の周方向に180°間隔を空けた状態すなわち容器本体10の中心軸線を挟んで対向した状態で互いに平行になるように配置されてよく、連絡部73が周方向に円弧状に延在するものであってよい。
また、上記の実施形態においては、口金20の導入管25及び排出管26が複数組(具体的には二組)設けられ、かつ、熱交換配管61が直列接続する上り配管部71と連絡部73と下り配管部72との組をその導入管25及び排出管26の組数と同じ複数組(具体的には二組)有することとしている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、直列接続する上り配管部71と下り配管部72と連絡部73との組数(すなわち、熱交換配管61の本数)が導入管25及び排出管26の組数よりも少なくてよい。具体的には、内部空間14において一つの導入管25から複数本の熱交換配管61が分岐して接続し、又は、複数本の熱交換配管61から一つの排出管26に合流して接続していてもよい。
また、上記の実施形態においては、熱交換配管61が直列接続する上り配管部71と連絡部73と下り配管部72との組を二組有し、図2~図6に示す如く、二組の上り配管部71同士が容器本体10の中心軸線を基準にして周方向に90°間隔を空けて隣接すると共に、二組の下り配管部72同士が容器本体10の中心軸線を基準にして周方向に90°間隔を空けて隣接する。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、二組の上り配管部71同士が容器本体10の中心軸線を基準にして周方向に180°間隔を空けて配置されて容器本体10の中心軸線を挟んで対向すると共に、二組の下り配管部72同士が容器本体10の中心軸線を基準にして周方向に180°間隔を空けて配置されて容器本体10の中心軸線を挟んで対向することとしてもよい。
尚、本発明は、上述した実施形態や変形形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
1:高圧タンク、10:容器本体、11:胴体部、12,13:ドーム部、14:内部空間、15,16:開口部、20,30:口金、25:導入管、26:排出管、33:ガス供給放出管、40:補強層、50:貯蔵材、60:熱交換器、61:熱交換配管、62:熱伝導フィン、71:上り配管部、72:下り配管部、73:連絡部。

Claims (6)

  1. 筒状に形成されて、所定気体を貯蔵可能な内部空間を有する容器本体と、
    前記容器本体の長手方向端部に設けられた開口部を閉じるように配置され、前記内部空間に対して気体を流通させることが可能な口金と、
    前記内部空間に配設され、前記所定気体を吸着すると共に放出する貯蔵材と、
    前記内部空間に配設され、前記貯蔵材を温度調整する熱交換器と、
    を備え、
    前記熱交換器は、熱媒体が流れる熱交換配管を有し、
    前記口金は、前記熱媒体を前記熱交換配管に導入する導入管及び前記熱交換配管内の前記熱媒体を排出する排出管が設けられた第一口金を有し、
    前記熱交換配管は、
    前記導入管の下流端に接続し、前記内部空間の長手方向一端部側から長手方向他端部側に向けて前記熱媒体を流す上り配管部と、
    前記長手方向他端部側から前記長手方向一端部側に向けて前記熱媒体を流し、前記排出管の上流端に接続する下り配管部と、
    前記上り配管部の長手方向下流端部と前記下り配管部の長手方向上流端部とを連絡する連絡部と、
    を有し、
    前記連絡部は、前記容器本体の中心軸線よりも径方向外側において前記容器本体の内壁に沿って延在するように形成されている、高圧タンク。
  2. 前記連絡部は、前記容器本体の周方向に延在するように形成されている、請求項1に記載された高圧タンク。
  3. 前記口金は、前記第一口金とは長手方向反対側に配置され、前記内部空間に対して前記気体を流通させるガス供給放出管が設けられた第二口金を有し、
    前記連絡部は、前記第二口金の筒部外面に対する径方向外側において前記筒部外面に沿って延在するように形成されている、請求項1又は2に記載された高圧タンク。
  4. 前記導入管及び前記排出管は、前記口金に複数組設けられ、
    前記熱交換配管は、直列接続する前記上り配管部と前記連絡部と前記下り配管部との組を複数組有し、
    すべての組の前記連絡部は、前記容器本体の長手方向から見て互いに重ならないように、前記容器本体の中心軸線を基準にして互いに異なる角度範囲に配置されている、請求項1乃至3の何れか一項に記載された高圧タンク。
  5. 前記熱交換器は、前記熱交換配管に接続し、少なくとも前記熱交換配管の径方向位置よりも径方向外側に向けて板状に広がる熱伝導フィンを有する、請求項1乃至4の何れか一項に記載された高圧タンク。
  6. 前記熱伝導フィンは、前記容器本体の長手方向に等間隔に配置されている、請求項5に記載された高圧タンク。
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