JP2023071246A - ブラインド型ディスプレイシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】取り付けや取り外し等の煩わしさが無く、臨場感溢れる映像を視聴者に提供することが可能なブラインド型ディスプレイシステムを提供しようとする。【解決手段】ブラインドのスラットに貼り付けると共に、映像情報を表示させるための複数の薄型ディスプレイと、外部からの映像情報を受信する映像情報受信部と、映像情報受信部で受信された映像情報を保持する映像情報保持部と、映像情報保持部に保持された映像情報を薄型ディスプレイに送信する映像情報送信部と、外部からの駆動電圧を薄型ディスプレイに供給する駆動電圧供給部とを有する制御ユニットと、を備えたブラインド型ディスプレイシステムを提供する。【選択図】図4

Description

本発明は、映像情報を表示させるためのディスプレイシステムに関し、特に、ブラインド型ディスプレイシステムに関するものである。
一般的に、大型のディスプレイシステムは、その大きさ故、運搬、貯蔵、取付けや取外しが非常に不便であり、例えば、窓枠に設置する場合、ユーザーにとって非常に取り扱いにくいものであった。
それを解決するための一例として、特許文献1に記載された発明が提案されていた。この発明では、複数のLEDサブスクリーンと、LEDサブスクリーンの筐体内に配置されるPCB板と、PCB板に配置されるLEDと、各PCB板を電気的に接続する導線とを含み、隣接するLEDサブスクリーン同士が相対的に自由に回動する接続手段(例えば、ヒンジ等)により、相互に接続した、自由に折畳み可能なフレキシブルLEDスクリーンを提供しようとするものであった。
特表2015-509217
しかしながら、上述した発明でも、ディスプレイとして使う場合には、収納場所から取り出して窓枠に取り付けるという煩わしさがあり、また、ディスプレイとして使わない場合には、取り外して収納場所に再び収納するという煩わしさがあるという課題があった。
本発明は、上述したような課題を踏まえ、普段は日光を遮蔽するブラインドとして機能すると共に、適宜、必要に応じてディスプレイとして機能し、取り付けや取り外し等の煩わしさが無く、ディスプレイとして使用する場合に映像情報を表示させることにより、臨場感溢れる映像を視聴者に提供することが可能なブラインド型ディスプレイシステムを提供しようとするものである。
具体的には、本発明は、ブラインドのスラットに貼り付けると共に、映像情報を表示させるための複数の薄型ディスプレイと、外部からの映像情報を受信する映像情報受信部と、映像情報受信部で受信された映像情報を保持する映像情報保持部と、映像情報保持部に保持された映像情報を薄型ディスプレイに送信する映像情報送信部と、外部からの駆動電圧を薄型ディスプレイに供給する駆動電圧供給部とを有する制御ユニットと、を備えたブラインド型ディスプレイシステムを提供する。
また、本発明は、映像情報を蓄積するための映像情報蓄積部を有すると共に、映像情報受信部に対して、映像情報を供給するためのセットトップボックスを更に備えたブラインド型ディスプレイシステムを提供する。
また、本発明は、駆動電圧供給部に対して、駆動電圧を供給するためのスイッチング電源を更に備えたブラインド型ディスプレイシステムを提供する。
また、本発明は、薄型ディスプレイの表示面を前面と後面に自在に回転させるための回転操作部を更に備えたブラインド型ディスプレイシステムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、薄型ディスプレイはフレキシブルLEDディスプレイからなるブラインド型ディスプレイシステムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、ブラインドは、横型ブラインド又は縦型ブラインドからなるブラインド型ディスプレイシステムを提供する。
また、本発明は、セットトップボックスに供給される映像情報を登録、管理、配信するためのコンテンツ管理サーバを更に備えたブラインド型ディスプレイシステムを提供する。
また、本発明は、コンテンツ管理サーバはクラウドサーバからなるブラインド型ディスプレイシステムを提供する。
また、本発明は、CPUが、外部からの映像情報を受信する映像情報受信ステップと、CPUが、映像情報受信ステップで受信された映像情報を保持する映像情報保持ステップと、CPUが、映像情報保持ステップで保持された映像情報を、ブラインドのスラットに貼り付けると共に、映像情報を表示させるための複数の薄型ディスプレイに送信する映像情報送信ステップと、CPUが、外部からの駆動電圧を薄型ディスプレイに供給する駆動電圧供給ステップと、を備えたコンピュータであるブラインド型ディスプレイシステムの動作方法を提供する。
また、本発明は、外部からの映像情報を受信する映像情報受信ステップと、映像情報受信ステップで受信された映像情報を保持する映像情報保持ステップと、映像情報保持ステップで保持された映像情報を、ブラインドのスラットに貼り付けると共に、映像情報を表示させるための複数の薄型ディスプレイに送信する映像情報送信ステップと、外部からの駆動電圧を薄型ディスプレイに供給する駆動電圧供給ステップと、を計算機であるブラインド型ディスプレイシステムに読み取り実行可能に記述したブラインド型ディスプレイシステムの動作プログラムを提供する。
以上より、本発明では、普段は日光を遮蔽するブラインドとして機能すると共に、適宜、必要に応じてディスプレイとして機能し、取り付けや取り外し等の煩わしさが無く、ディスプレイとして使用する場合に映像情報を表示させることにより、臨場感溢れる映像を視聴者に提供することが可能なブラインド型ディスプレイシステムを提供することができる。
本件発明に適用されるハードウェア構成を示す図 本件発明におけるブラインド型ディスプレイシステムの全体的な構造の一例 を示す図 本件発明におけるブラインド型ディスプレイシステムの一部の構造を示す図 本件発明におけるブラインド型ディスプレイシステムの全体的な構成の一例 を示す図 実施形態1におけるブラインド型ディスプレイシステムの制御ユニットの 機能的構成を示す図 実施形態1におけるブラインド型ディスプレイシステムの制御ユニットの ハードウェア構成を示す図 実施形態1におけるブラインド型ディスプレイシステムの制御ユニットを 利用した場合の処理の流れを示す図 実施形態2におけるブラインド型ディスプレイシステムの構成の一例を示す 図 実施形態2におけるブラインド型ディスプレイシステムのコンテンツ管理 サーバの機能的構成を示す図 実施形態2におけるブラインド型ディスプレイシステムのコンテンツ管理 サーバのハードウェア構成を示す図 実施形態2におけるブラインド型ディスプレイシステムのコンテンツ管理 サーバを利用した場合の処理の流れを示す図 本件発明に適用されるユーザー端末の画面インターフェースの一例を を示す図 本件発明に適用されるユーザー端末の画面インターフェースの一例を 示す図 本件発明に適用されるユーザー端末の画面インターフェースの一例を 示す図 本件発明に適用されるユーザー端末の画面インターフェースの一例を 示す図 本件発明に適用されるユーザー端末の画面インターフェースの一例を 示す図 本件発明に適用されるユーザー端末の画面インターフェースの一例を 示す図 本件発明に適用されるユーザー端末の画面インターフェースの一例を 示す図 本件発明に適用されるユーザー端末の画面インターフェースの一例を 示す図 本件発明に適用されるユーザー端末の画面インターフェースの一例を 示す図 本件発明に適用されるユーザー端末の画面インターフェースの一例を 示す図 本件発明に適用されるユーザー端末の画面インターフェースの一例を 示す図<本発明を構成し得るハードウェアについて>
図1は、本件発明に適用されるハードウェア構成を示す図である。
本件発明は、原則的に電子計算機を利用する発明であるが、ソフトウェアによって実現され、ハードウェアによっても実現され、ソフトウェアとハードウェアの協働によっても実現される。本件発明の各構成要件の全部又は一部を実現するハードウェアでは、コンピュータの基本的構成であるCPU、メモリ、バス、入出力装置、各種周辺機器、ユーザーインターフェースなどによって構成される。各種周辺機器には、記憶装置、インターネット等インターフェース、インターネット等機器、ディスプレイ、キーボード、マウス、スピーカー、カメラ、ビデオ、テレビ、実験室又は工場などでの生産状態を把握するための各種センサ(流量センサ、温度センサ、重量センサ、液量センサ、赤外線センサ、出荷個数計数機、梱包個数計数機、異物検査装置、不良品計数機、放射線検査装置、表面状態検査装置、回路検査装置、人感センサ、作業者作業状況把握装置(映像、ID、PC作業量などで)等)、CD装置、DVD装置、ブルーレイ装置、USBメモリ、USBメモリインターフェース、着脱可能タイプのハードディスク、一般的なハードディスク、プロジェクタ装置、SSD、電話、ファックス、コピー機、印刷装置、ムービー編集装置、各種センサ装置などが含まれる。また、本システムは、必ずしも一つの筐体によって構成されている必要はなく、複数の筐体を通信で結合して構成されるものであってもよい。また、通信は、LANであってもWAN、Wifi、ブルートゥース(登録商標)、赤外線通信、超音波通信であってもよく、さらに、一部が国境を跨いで設置されていてもよい。さらに、複数の筐体のそれぞれが異なる主体によって運営されていてもよく、一の主体によって運営されていてもよい。本件発明のシステムの運用主体は、単数であるか複数であるかは問わない。また、本システムの他に第三者の利用する端末、さらに他の第三者の利用する端末を含むシステムとしても発明を構成することができる。また、これらの端末は国境を越えて設置されていてもよい。さらに、本システムや前記端末の他に第三者の関連情報や、関連人物の登録のために利用される装置、登録の内容を記録するためのデータベースに利用される装置などが用意されてもよい。これらは、本システムに備えてもよいし、本システム外に備えてこれらの情報を、利用可能に本システムを構成してもよい。
この図にあるように、計算機は、マザーボード上に構成される、チップセット、CPU、不揮発性メモリ、メインメモリ、各種バス、BIOS、USBやHDMI(登録商標)やLANなどの各種インターフェース、リアルタイムクロック等からなる。これらはオペレーティングシステムやデバイスドライバ(USB、HDMI(登録商標)などの各種インターフェース、カメラ、マイク、スピーカー又はヘッドホン、ディスプレイなどの各種機器組込み用)、各種プログラムなどと協働して動作する。本発明を構成する各種プログラムや各種データはこれらのハードウェア資源を効率的に利用して各種の処理を実行するように構成されている。
≪チップセット≫
「チップセット」は、計算機のマザーボードに実装され、CPUの外部バスと、メモリや周辺機器を接続する標準バスとの連絡機能、つまりブリッジ機能を集積した大規模集積回路(LSI)のセットである。2チップセット構成を採用する場合と、1チップセット構成を採用する場合とがある。CPUやメインメモリに近い側をノースブリッジ、遠い側で比較的低速な外部I/Oとのインターフェースの側にサウスブリッジが設けられる。
(ノースブリッジ)
ノースブリッジには、CPUインターフェース、メモリコントローラ、グラフィックインターフェースが含まれる。従来のノースブリッジの機能のほとんどをCPUに担わせてもよい。ノースブリッジは、メインメモリのメモリスロットとはメモリバスを介して接続し、グラフィックカードのグラフィックカードスロットとは、ハイスピードグラフィックバス(AGP、PCI Express)で接続される。
(サウスブリッジ)
サウスブリッジには、PCIインターフェース(PCIスロット)とはPCIバスを介して接続し、ATA(SATA)インターフェース、USBインターフェース、EthernetインターフェースなどとのI/O機能やサウンド機能を担う。高速な動作が必要でない、あるいは不可能であるようなPS/2ポート、フロッピーディスクドライブ、シリアルポート、パラレルポート、ISAバスをサポートする回路を組み込むことは、チップセット自体の高速化の足かせとなるためサウスブリッジのチップから分離させ、スーパーI/Oチップと呼ばれる別のLSIに担当させることとしてもよい。CPU(MPU)と、周辺機器や各種制御部を繋ぐためにバスが用いられる。バスはチップセットによって連結される。メインメモリとの接続に利用されるメモリバスは、高速化を図るために、これに代えてチャネル構造を採用してもよい。バスとしてはシリアルバスかパラレルバスを採用できる。パラレルバスは、シリアルバスが1ビットずつデータを転送するのに対して、元データそのものや元データから切り出した複数ビットをひとかたまりにして、同時に複数本の通信路で伝送する。クロック信号の専用線がデータ線と平行して設け、受信側でのデータ復調の同期を行う。CPU(チップセット)と外部デバイスをつなぐバスとしても用いられ、GPIB、IDE/(パラレル)ATA、SCSI、PCIなどがある。高速化に限界があるため、PCIの改良版PCI ExpressやパラレルATAの改良版シリアルATAでは、データラインはシリアルバスでもよい。
≪CPU≫
CPUはメインメモリ上にあるプログラムと呼ばれる命令列を順に読み込んで解釈・実行することで信号からなる情報を同じくメインメモリ上に出力する。CPUは計算機内での演算を行なう中心として機能する。なお、CPUは演算の中心となるCPUコア部分と、その周辺部分とから構成され、CPU内部にレジスタ、キャッシュメモリや、キャッシュメモリとCPUコアとを接続する内部バス、DMAコントローラ、タイマー、ノースブリッジとの接続バスとのインターフェースなどが含まれる。なお、CPUコアは一つのCPU(チップ)に複数備えられていてもよい。また、CPUに加えて、グラフィックインターフェース(GPU)若しくはFPUによって、処理を行っても良い。なお、実施形態での説明は2コアタイプのものであるが、これに限定されない。またCPU内にプログラムを内蔵することもできる。
≪不揮発性メモリ≫
(HDD)
ハードディスクドライブの基本構造は、磁気ディスク、磁気ヘッド、および磁気ヘッドを搭載するアームから構成される。外部インターフェースは、SATA(過去ではATA)を採用することができる。高機能なコントローラ、例えばSCSIを用いて、ハードディスクドライブ間の通信をサポートする。例えば、ファイルを別のハードディスクドライブにコピーする時、コントローラがセクタを読み取って別のハードディスクドライブに転送して書き込むといったことができる。この時ホストCPUのメモリにはアクセスしない。したがってCPUの負荷を増やさないで済む。
≪メインメモリ≫
CPUが直接アクセスしてメインメモリ上の各種プログラムを実行する。メインメモリは揮発性のメモリでDRAMが用いられる。メインメモリ上のプログラムはプログラムの起動命令を受けて不揮発性メモリからメインメモリ上に展開される。その後もプログラム内で各種実行命令や、実行手順に従ってCPUがプログラムを実行する。
≪オペレーティングシステム(OS)≫
オペレーティングシステムは計算機上の資源をアプリケーションに利用させるための管理をしたり、各種デバイスドライバを管理したり、ハードウェアである計算機自身を管理するために用いられる。小型の計算機ではオペレーティングシステムとしてファームウェアを用いることもある。
≪BIOS≫
BIOSは、計算機のハードウェアを立ち上げてオペレーティングシステムを稼働させるための手順をCPUに実行させるもので、最も典型的には計算機の起動命令を受けるとCPUが最初に読取りに行くハードウェアである。ここには、ディスク(不揮発性メモリ)に格納されているオペレーティングシステムのアドレスが記載されており、CPUに展開されたBIOSによってオペレーティングシステムが順次メインメモリに展開されて稼働状態となる。なお、BIOSは、バスに接続されている各種デバイスの有無をチェックするチェック機能をも有している。チェックの結果はメインメモリ上に保存され、適宜オペレーティングシステムによって利用可能な状態となる。なお、外部装置などをチェックするようにBIOSを構成してもよい。以上については、すべての実施形態でも同様である。
図に示すように、本発明は基本的に汎用計算機プログラム、各種デバイスで構成することが可能である。計算機の動作は基本的に不揮発性メモリに記録されているプログラムをメインメモリにロードして、メインメモリとCPUと各種デバイスとで処理を実行していく形態をとる。デバイスとの通信はバス線と繋がったインターフェースを介して行われる。インターフェースには、ディスプレイインターフェース、キーボード、通信バッファ等が考えられる。以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
<本発明の自然法則の利用性の充足>
本発明は、コンピュータと通信設備とソフトウェアとの協働で機能するものである。具体的には、複数の薄型ディスプレイと、制御ユニットが電気的、機械的に接続され、また、セットトップボックス、スイッチング電源などの間で様々な情報やデータがハードウェア資源を用いてやり取りされている。従って、この観点から本願発明はコンピュータなどのリソースを請求項や明細書に記載された事項と、それらの事項に関係する技術常識に基づいて判断すれば、本願発明は全体として自然法則を利用したものであり、また、コンピュータ・ソフトウェア関連発明に該当するものである。
<特許法で求められる自然法則の利用の意義>
特許法で求められる自然法則の利用とは、法目的に基づいて、発明が産業上利用性を有し、産業の発達に寄与するものでなければならないとの観点から、産業上有用に利用することができる発明であることを担保するために求められるものである。つまり、産業上有用であること、すなわち出願に際して宣言した発明の効果がその発明の実施によってある一定の確実性の下再現できることを求めるものである。この観点から自然法則利用性とは、発明の効果を発揮するための発明の構成である発明特定事項(発明構成要件)のそれぞれが発揮する機能が自然法則を利用して発揮されるものであればよい、と解釈される。さらに言えば、発明の効果とはその発明を利用する利用者に所定の有用性を提供できる可能性があればよいのであって、その有用性を利用者がどのように感じたり、考えたりするかという観点で見るべきではない。したがって、利用者が本システムによって得る効果が心理的な効果であったとしても、その効果自体は求められる自然法則の利用性の対象外の事象である。
以下、本件発明の実施の形態について、添付図面を用いて説明する。なお、実施形態と請求項の相互の関係は以下の通りである。
主として、実施形態1の説明は請求項1に関し、実施形態2の説明は請求項7に関するものである。本件発明は、これら実施形態に何ら限定されるべきものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
<本件発明のブラインド型ディスプレイの全体的な構成>
図2は、本件発明におけるブラインド型ディスプレイの全体的な構造の一例を示す図である。ここでは、ワンポール式(マルチポール式とも呼ばれる。操作棒の筒の中に昇降の紐が通っており、見た目がすっきりと1本の棒に見えるタイプのこと。)のブラインドを前提に説明を進める。
図に示されるように、横型ブラインド200は、天井、窓枠、カーテンボックスなどの取付部に取り付けられるヘッドボックス201と、日射を遮蔽する遮蔽部材としての複数のスラット202とを備えている。また、横型ブラインド200は、複数のスラット202をチルト調整可能に支持する3本のラダーコード203と、最下段のスラット202の下側に位置するボトムレール204と、一端部がボトムレール204に接続される第1昇降部材としての第1昇降コード205aと、第2昇降部材としての第2昇降コード205bとを備えている。そして、スラット202の長手方向の両端部の各々に、第1昇降コード205aとラダーコード203とが配置され、スラット202の長手方向の中間部に、第2昇降コード205bとラダーコード203が配置されている。
スラット202は、合成樹脂板、アルミ、ステンレスなどの金属板などにより形成され、細長い矩形薄板状に形成されている。なお、スラット202は、木製板で形成しても良い。複数枚のスラット202は、横型ブラインド200の高さ方向である昇降方向に沿ってスラット202が並び、ヘッドボックス201から吊り下げられたラダーコード203によってチルト調整可能に支持されている。最下段のスラット202の下側には、スラット202とほぼ同じ長さを有するボトムレール204が設置されている。
ボトムレール204は、複数枚のスラット202が降下した状態を維持する際に重量部材として機能し、例えば、電気亜鉛メッキ鋼板などの金属材料で形成されている。ボトムレール204は、スラット202とほぼ同じ長手方向の長さと短手方向の幅とを有し、ボトムレール204が引き上げられるときには、複数枚のスラット202がボトムレール204の上に積み上げられる。ラダーコード203は、ボトムレール204に接続されている。また、ボトムレール204は、ヘッドボックス201から引き出された第1昇降コード205aと第2昇降コード205bが接続され、第1昇降コード205aと第2昇降コード205bによってヘッドボックス201から吊り下げられている。
ボトムレール204には、3本のラダーコード203が垂下される位置にホルダー206が取り付けられている。ボトムレール204の中間位置に配置されるホルダー206は、第2昇降コード205bと第2昇降コード205bに沿うように位置するラダーコード203を保持する。
イコライザー208は、下側に引くとボトムレール204およびスラット202を上昇させることができ、止めることで、ボトムレール204およびスラット202の上昇を途中で止めることができる。上昇の際には、ボトムレール204が上昇し、ボトムレール204の上昇に伴い、複数枚のスラット202がボトムレール204に近い位置から順に、ボトムレール204の上に積み重ねられる。また、スラット202を降下させる場合は、イコライザー208を下側に少し引き、緩め、途中で止める場合は、再びイコライザー208を引くことで、ボトムレール204の降下を停止させることができる。降下の際には、ボトムレール204が降下し、ボトムレール204の降下に伴い、複数のスラット202の各々も併せて降下する。また、チルトポール208aを左右に回転させることでスラット202を回動させ、全閉状態と全開状態を切り替えることができる。
図3は、本件発明におけるブラインド型ディスプレイシステムの一部の構造を示す図である。
図に示されるように、スラット群を構成する複数のスラット202の各々において、スラット202の長手方向の両端部には、短手方向である前後方向の中央部に、長辺を短手方向とした矩形形状の貫通孔301が配置されている。貫通孔301の各々には、第1昇降コード205aが挿通されている。各貫通孔301の配置される位置は、極力両端部に寄せられており、貫通孔301から先端までの長さは、ラダーコード203に支持された際に貫通孔301より先の部分が自重によりたわまない程度にする。また、スラット12の長手方向における中央部には、スラット202の前後方向の相対する側縁部に第2昇降コード205bが配置されている。スラット202には、第2昇降コード205bの挿通に必要な貫通孔は形成されていない。スラット202の長手方向における中央部においては、上述した貫通孔が形成されていないことにより、高い遮光性が確保される。本件発明においては、スラット202の上面に対して、表示面が上側となるように、薄型ディスプレイ207が貼り付けられている。このようにすることで、チルトポール208aを左に回転させることでスラット202が回動して全閉状態となり、複数の薄型ディスプレイの表示面が前面に来て、大型ディスプレイとして使用することができる。また、チルトポール208aを右に回転させることでスラット202が回動して全開状態となり、更に、右に回転させることでスラット202が回動して薄型ディスプレイの表示面が後面に来て、全閉状態となり、日光を遮蔽するブラインドとして機能する。薄型ディスプレイ207は、例えば、フレキシブルLEDディスプレイを用いるようにしてもよい。
なお、本件発明では、イコライザー208とチルトポール208aを用いて手動により、スラットの昇降や回動を行っているが、小型モーターなどを用いて自動でスラットの昇降や回動を行えるようにしてもよい。
また、本件発明では、横型ブラインドで説明しているが、もちろん縦型ブラインドでも適用できる。
更に、本件発明では、ブラインドのスラットに薄型ディスプレイを貼り付けているが、薄型ディスプレイそのものをスラットとして使うように構成してもよい。
なお、本件発明では、ワンポール式のブラインドを前提に説明してきたが、例えば、ポール式(コード&ロック式とも呼ばれる。スラットを回転させるポールと、ブラインド昇降の紐が別になっているタイプのこと。)や、チェーン式(ワンコントロール式又はループコード式とも呼ばれる。ブラインドの昇降もスラットの回転もループ状になった1本のチェーンで行うタイプのこと。)でも適用できる。
図4は、本件発明におけるブラインド型ディスプレイシステムの全体的な構成の一例を示す図である。
本件発明におけるブラインド型ディスプレイシステムは、制御ユニット401と、複数の薄型ディスプレイ402と、複数のブリッジボード(中継回路)403と、セットトップボックス(STB)404と、スイッチング電源(24V)405とから構成される。
複数の薄型ディスプレイ402は、ブラインドのスラットに貼り付けられており、映像情報を表示するための機能を有するように構成される。ブリッジボード(中継回路)403は、複数の薄型ディスプレイ402に各々取り付けられて、薄型ディスプレイ402の駆動電圧を供給すると共に、対応する映像情報を分配して薄型ディスプレイ402に供給するための機能を有するように構成される。制御ユニット401は、外部から供給された映像情報と、外部から供給された駆動電圧を薄型ディスプレイ402にブリッジボード(中継回路)403を介して供給するための機能を有するように構成される。セットトップボックス(STB)404は、映像情報蓄積部を有し、外部からの映像情報を蓄積すると共に、制御ユニット401に対して映像情報を供給するための機能を有するように構成される。スイッチング電源(24V)405は、外部からの駆動電圧を制御ユニット401に対して供給するための機能を有するように構成される。制御ユニットは、薄型ディスプレイに送信する画像データのフォーマットを切り替えられるように構成されることが好ましい。ブラインドが横型の場合と縦型の場合とで適宜送信する信号のフォーマットを選択できるようにするためである。また、ディスプレイの幅や高さに応じて送信する画像データの量を調整できるように構成することが好ましい。従って、制御ユニットには、利用者からのブラインドに関する属性情報を入力可能にして、各種のブラインドに対応可能に構成することが好ましい。入力される属性情報としてはブラインドのスラットの枚数と、前述のように各スラットの形状やサイズである。場合により各スラットの重複幅や重複長さの情報が入力可能となる様に構成してもよい。なお、工場出荷の段階でブラインドの属性が一に特定されている場合、例えばブラインド型ディスプレイシステムであるブラインドとして出荷する場合には、上記入力を工場において設定するようにしてよい。このように制御ユニットに各種ブラインドに適応できるような機能を持たせるのは、工場出荷段階で出荷すべきブラインドに合わせて入力することでこの制御ユニットを汎用的に利用できるからである。さらに制御ユニットは、ブラインドの昇降や開閉を制御するように構成されていてもよい。ブラインドの昇降や開閉の度合いに応じてブラインドの薄型ディスプレイの窓側露出部分が変化するので、昇降状況や、開閉状況に応じて、薄型ディスプレイの映像情報に基づく映像の表示部分を制御するように構成してもよい。またブラインドの昇降動や開閉動と映像情報の表示とを連続的に同期させて表示するように構成することもできる。このようにリアルな動きと映像とを組み合わせることで臨場感の表現が可能となる。
スイッチング電源(24V)405は、スイッチングトランジスタなどを用い、フィードバック回路によって半導体スイッチ素子のオン・オフ時間比率(デューティ比)を制御することにより出力を安定化させる電源装置であり、スイッチング方式直流安定化電源とも呼ばれ、商用電源の交流を直流電源に変換する電力変換装置として利用されるものである。また、セットトップボックス(STB)404は、一般的に、ケーブルテレビ放送や衛星放送、地上波デジタル放送、IP放送(ブロードバンドVODなど)などの放送信号を受信して、一般のテレビで視聴可能な信号に変換する装置であり、本件発明では外部からの映像情報を蓄積する映像情報蓄積部を有するように構成される。セットトップボックス(STB)404の映像情報蓄積部としては、例えば、ブルーレイレコーダー、DVDレコーダー、HDD、SDカードなどで構成されてもよい。また、セットトップボックス(STB)404は、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどの電子機器と無線又は有線で接続可能な機能を有するように構成されてもよい。例えば、スマートフォンに記憶されている動画や写真などを、WiFiを使ってセットトップボックス(STB)404に蓄積することができるようにしてもよい。例えば、その動画や写真を、制御ユニット401を介して、複数の薄型ディスプレイ402に映し出すことができるようにしてもよい。制御ユニット401とスイッチング電源405とは、例えば、電源ケーブルで接続されるようにしてもよい。また、制御ユニット401とセットトップボックス(STB)404とは、例えば、HDMI(登録商標)ケーブルで接続されるようにしてもよい。更に、制御ユニット401と薄型ディスプレイ402(ブリッジボード403)とは、USBタイプCケーブルで接続されるようにしてもよい。
<実施形態1(主に請求項1に対応)>
<実施形態1 概要>
本実施形態は、ブラインドのスラットに貼り付けると共に、映像情報を表示させるための複数の薄型ディスプレイと、外部からの映像情報を受信する映像情報受信部と、映像情報受信部で受信された映像情報を保持する映像情報保持部と、映像情報保持部に保持された映像情報を薄型ディスプレイに送信する映像情報送信部と、外部からの駆動電圧を薄型ディスプレイに供給する駆動電圧供給部とを有する制御ユニットと、を備えたブラインド型ディスプレイシステムを提供する。また、それを実現するため、コンピュータであるブラインド型ディスプレイシステムの動作方法および計算機であるブラインド型ディスプレイシステムに読み取り実行可能に記述したブラインド型ディスプレイシステムの動作プログラムを提供する。
<実施形態1 構成の説明:スラット>
「スラット」とは、ブラインドを構成する板状部材をいう。板状部材は、幅方向に湾曲していても、湾曲していなくてもよい。また、スラットは、薄型ディスプレイと一体のものであってよく、薄型ディスプレイの基板を構成していてもよい。従って、「貼り付ける」の語は、実際に薄型ディスプレイをスラットに対して貼り付ける場合の他に、スラット様の基板上に薄型ディスプレイを形成する場合を含むものとする。このように薄型ディスプレイを構築する基板として利用されるものも本件発明においては基板と称し、例えば、薄膜技術を用いてその基板上に薄型ディスプレイを構築するプロセスも「貼り付ける」と称することとする。つまり、予めブラインドとして準備されているものに薄型ディスプレイを追加的に貼り付ける場合の他に、ブラインド兼薄型ディスプレイを構築する場合の両方を「ブラインドのスラットに複数の薄型ディスプレイを貼り付ける」と称することとする。ブラインドのスラットに貼り付ける場合に、スラットの片面にのみ貼り付けるのか、両面に貼り付けるのかは適宜設計に応じて選択される。また、スラットの全てに薄型ディスプレイを貼り付けるのか、一部に貼り付けるのかも適宜選択できる。スラットの片面に貼り付けるディスプレイの種類と、他の片面に貼り付けるディスプレイの種類とは異なる種類となるように構成することもできる。
「薄型ディスプレイ」は、LEDのディスプレイ、エレクトロルミネッセンスを用いたELディスプレイ、液晶ディスプレイ、OLED(有機EL)ディスプレイ、電子ペーパーディスプレイのいずれか又はこれらの組合せであってよい。また湾曲可能であるか、湾曲不能であるかも問わない。また、既設のブラインドに対して後付するように構成された薄型ディスプレイであってもよい。既設のブラインドのスラットが湾曲している場合には、同じ曲率に湾曲した貼り付け面を有する薄型ディスプレイを準備するのが好ましい。また、薄型ディスプレイの貼り付け面の湾曲の曲率を調整可能な調整可能貼り付け面を有する薄型ディスプレイであってもよい。さらに、薄型ディスプレイの貼り付け面には両面テープ様の物が準備されており、スラットに面する側の保護層を剥離してスラットに貼り付けられるように構成されていると便利である。従って、このように後付の出来る薄型ディスプレイも本願発明に含まれるものとする。
「ブラインド」の利用態様としては、商業施設の窓に利用する場合が最も有効な利用方法である。商業施設の業務内容の説明や宣伝、広告などに利用できる。また、その商業施設の業務を離れて、有償で企業や飲食施設の宣伝に利用する宣伝広告媒体として利用することも考えられる。また、ブラインドは、スラットが独立した一般的なブラインドに限定されず、本件発明においては広くシャッターのようなものも含むこととする。宣伝広告媒体とする場合には、特に、業務終了後の商業施設において近辺で営業中の商業施設の宣伝広告に利用する場合に効果がある。商業施設の営業が終了した時刻以降は、その商業施設の宣伝に利用するよりも、営業中の商業施設の宣伝に利用する方が、宣伝効果が高い場合があるからである。また、その商業施設は一般に営業終了後は照明を落としてしまうので、近辺の通行人からは暗い印象を感じるが、宣伝広告が自光式の薄型ディスプレイでなされていれば、その暗さも感じずに明るい印象を与えてよい。また、営業時間終了を検知すると、自動的にブラインドが降りて、後記する映像情報保持部に保持されている映像情報が自動的に後記する映像情報送信部からこの薄型ディスプレイに送信されて動画が表示されるように構成してもよい。
<実施形態1 機能的構成>
図5は、実施形態1におけるブラインド型ディスプレイシステムの機能的構成を示す図である。本実施形態は、映像情報受信部と、映像情報保持部と、映像情報送信部と、駆動電圧供給部とを有する制御ユニットを備えたブラインド型ディスプレイシステムを提供する。
「制御ユニット」500は、「映像情報受信部」501と、「映像情報保持部」502と、「映像情報送信部」503と、「駆動電圧供給部」504とから構成される。
<実施形態1 構成の説明:映像情報受信部>
「映像情報受信部」501は、外部から映像情報(動画、静止画などを含み、これらに限られない)を受信する機能を有するように構成される。
映像情報受信部に対して映像情報を送信するのは、例えば、映像情報サーバなどを挙げることができる。映像情報サーバとしては、例えば、インターネット上に備えられ、宣伝広告取引サーバで本発明のブラインド型ディスプレイシステムの所定のブラインドを広告媒体として落札した広告主の宣伝広告コンテンツが送信されるように構成することができる。本発明のブラインド型ディスプレイシステムは、各ブラインド単位で識別情報を保持するように構成し、各識別情報に関連付けてその属性情報が保持され、広告主などに閲覧可能に構成されていてもよい。これは、ブラインド型ディスプレイシステムを総括するブラインド型ディスプレイ情報サーバなどにこの機能を担わせてもよい。ここで、属性情報としては、そのブラインドが備えられている建物の利用者に関する情報、その建物の所在地、そのブラインドの設置場所(建物の窓の位置など)、そのブラインドの設置場所が面している道路の属性(時間ごと通行人量、通行人の時間ごと属性、周辺に面している商業施設やその属性)などを挙げることができる。これらの情報はインターネットを介して閲覧可能に構成され、前述の宣伝広告取引サーバなどにてその媒体であるブラインドのオークションが行われるように構成することができる。また、動画を受信する場合には、その動画には音声を伴うものであってもよく、音声の出力機構としてブラインドにスピーカーが備えられていてもよい。また、スピーカーはブラインドの付属機構としてブラインドそのものとは別途に設けられていてもよい。例えば、そのブラインドを備える窓の窓枠にスピーカーが設けられていてもよい。あるいは、その建築物の壁面にスピーカーが設けられていてもよい。なお、更に、通行人の携帯する電子機器(例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなど)に対して、そのブラインドに表示された静止画や動画に関連する情報が送信されるように通行人用情報送信部が備えられていてもよい。さらに、薄型ディスプレイのディスプレイ画面自体が振動してスピーカーの役割を果たすように構成されてもよいし、ブラインドの設けられている窓ガラス自体が振動してスピーカーの機能を果たすように構成してもよい。窓ガラス自体を振動させるために圧電素子で窓ガラスを振動させる振動子を窓に接触させて配置するように構成することも考えられる。
<実施形態1 構成の説明:映像情報保持部>
「映像情報保持部」502は、前述の映像情報受信部501で受信された映像情報を保持する機能を有するように構成される。映像情報保持部に保持される最も代表的な映像情報は宣伝広告であり、一般的に繰り返し放映される種類の物なので放映パターンを示す放映パターン情報と関連付けて保持されることで、その放映パターンに応じたタイミングで保持されている映像情報が映像情報送信部から薄型ディスプレイに送信されるように構成される。
<実施形態1 構成の説明:映像情報送信部>
「映像情報送信部」503は、前述の映像情報保持部502に保持された映像情報を薄型ディスプレイ402に対して送信する機能を有するように構成される。映像情報送信部は、本件発明の薄型ディスプレイに映像情報を送信するとともに、管理者などのモニターから送信されている映像情報をモニター出来るように外部出力が可能なように構成されていることが好ましい。この外部出力はインターネット上の所定のURLに送信するように構成されてもよい。また、この送信はインターネット上の端末からリクエストがあった場合にのみ送信されるように構成されてもよい。また、送信先は、映像情報を識別する映像情報識別子と一対一に関連付けられて保持されており、映像情報送信部から送信される映像情報の映像情報識別子に応じて外部送信先が切り替えられるように構成することができる。なお、映像情報識別子には許可情報をさらに関連付け、映像情報識別子に関連付けられている所定のURL以外に送信を許可するか、許可しないかを示す情報を関連付けておき、許可するとされている場合には、その特定のURL以外のURLに送信するように構成することができる。特定のURL以外のURLの代表的な例としては、時間的に隣接したり、時間的に同じ時間グループに属する他の宣伝広告主などの端末のURLを挙げたりすることができる。
<実施形態1 構成の説明:駆動電圧供給部>
「駆動電圧供給部」504は、外部から供給された駆動電圧を薄型ディスプレイ402に対して供給する機能を有するように構成される。
<実施形態1 制御ユニット:ハードウェア構成>
本実施形態における制御ユニットのハードウェア構成について、図を用いて説明する。
図6は、実施形態1におけるブラインド型ディスプレイシステムの制御ユニットのハードウェア構成を示す図である。
この図に示されるように、本実施形態におけるブラインド型ディスプレイシステムの制御ユニットは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」601と、「メインメモリ」602とを備えている。
また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」603や、セットトップボックス(STB)605とスイッチング電源606と情報の送受信を行う「ネットワークI/F(インターフェース)」604を備えている。そして、それらが「バス」607などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、映像情報受信プログラム、映像情報保持プログラム、映像情報送信プログラム、駆動電圧供給プログラムである。また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、映像情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されている映像情報受信プログラムを実行して、「ネットワークI/F」を通じて、セットトップボックス(STB)から映像情報を受信する。また、「メインメモリ」に格納されている映像情報保持プログラムを実行して、受信した映像情報を「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」に格納する。そして、「メインメモリ」に格納されている映像情報送信プログラムを実行して、「メインメモリ」に格納されている映像情報を薄型ディスプレイに送信する。また、「メインメモリ」に格納されている駆動電圧供給プログラムを実行して、外部から供給された駆動電圧を薄型ディスプレイに供給する。
<実施形態1 制御ユニット:処理の流れ>
図7は、本実施形態におけるブラインド型ディスプレイシステムの制御ユニットを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、映像情報受信ステップS701と、映像情報保持ステップS702と、映像情報送信ステップS703と、駆動電圧供給ステップ704とからなる処理方法である。これらの処理方法は、ブラインドのスラットに貼り付けると共に、映像情報を表示させるための複数の薄型ディスプレイと、外部からの映像情報を受信する映像情報受信部と、映像情報受信部で受信された映像情報を保持する映像情報保持部と、映像情報保持部に保持された映像情報を薄型ディスプレイに送信する映像情報送信部と、外部からの駆動電圧を薄型ディスプレイに供給する駆動電圧供給部とを有する制御ユニットと、を備えたブラインド型ディスプレイシステムによって実行されるものである。
「映像情報受信ステップ」S701とは、セットトップボックス(STB)から映像情報を受信する段階である。
「映像情報保持ステップ」S702とは、受信した映像情報を保持する段階である。
「映像情報送信ステップ」S703とは、保持された映像情報を薄型ディスプレイに送信する段階である。
「駆動電圧供給ステップ」S704とは、外部から供給された駆動電圧を薄型ディスプレイに供給する段階である。
<まとめ>
以上より、普段は日光を遮蔽するブラインドとして機能すると共に、適宜、必要に応じてディスプレイとして機能し、取り付けや取り外し等の煩わしさが無く、ディスプレイとして使用する場合に映像情報を表示させることにより、臨場感溢れる映像を視聴者に提供することが可能なブラインド型ディスプレイシステムを提供することができる。
<実施形態2(主に請求項7に対応)>
<実施形態2 概要>
本実施形態は、実施形態1に加えて、セットトップボックスに供給される映像情報を登録、管理、配信するためのコンテンツ管理サーバを更に備えた点に特徴がある。
以下、本実施形態におけるブラインド型ディスプレイシステムについて、機能的構成、ハードウェア構成および処理の流れについて、順に説明する。
<実施形態2 機能的構成>
図8は、本実施形態におけるブラインド型ディスプレイシステムの構成の一例を示す図である。
本実施形態におけるブラインド型ディスプレイシステムは、実施形態1に加えて、セットトップボックス(STB)に供給される映像情報を登録、管理、配信するためのコンテンツ管理サーバを更に備えている。このような構成を取ることにより、ユーザーが、ネットワークを介して、コンテンツ管理サーバに映像情報を蓄積して管理することができ、適宜、設定された画面構成やスケジュールでセットトップボックス(STB)に対して映像情報を配信することができるようになる。
コンテンツ管理サーバ801は、ネットワーク(例えば、インターネットでもよい)を介して、セットトップボックス(STB)802と、ユーザー端末803と接続される。ここで、コンテンツ管理サーバ801はクラウドサーバとして機能するように構成されてもよい。また、1つの筐体のサーバとして動作してもよいし、複数のサーバによって分散処理されるように構成されてもよい。
<実施形態2 コンテンツ管理サーバ:機能的構成>
本実施形態におけるコンテンツ管理サーバ901は、コンテンツ登録部902と、画面構成設定部903と、編成制作部904と、コンテンツ配信部905とを有する。
<実施形態2 構成の説明:コンテンツ登録部>
「コンテンツ登録部」902は、ネットワークを介して、ユーザー端末906から送られてきた様々なコンテンツを登録する機能を有するように構成される。ここで、コンテンツとは、動画、静止画などを含み、これらに限られない。
<実施形態2 構成の説明:画面構成設定部>
「画面構成設定部」903は、前述のコンテンツ登録部902で登録されたコンテンツの画面構成(例えば、薄型ディスプレイに表示する際のサイズや位置関係など)を設定する機能を有するように構成される。
<実施形態2 構成の説明:編成制作部>
「編成制作部」904は、前述の画面構成設定部903で設定されたコンテンツをどのようなスケジュールで配信するかという編成制作を行う機能を有するように構成される。
<実施形態2 構成の説明:コンテンツ配信部>
「コンテンツ配信部」905は、前述の編成制作部904で編成制作されたコンテンツをセットトップボックス(STB)907に配信する機能を有するように構成される。
<実施形態2 コンテンツ管理サーバ:ハードウェア構成>
図10は、本実施形態におけるコンテンツ管理サーバのハードウェア構成を示す図である。
この図に示すように、本実施形態におけるコンテンツ管理サーバは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」1001と、「メインメモリ」1002とを備えている。また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」1003や、ユーザー端末1005やセットトップボックス(STB)1006と情報の送受信を行う「ネットワークI/F」1004を備えている。そして、それらが「バス」1005などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、コンテンツ管理プログラムと、画面構成設定プログラムと、編成制作プログラム、コンテンツ配信プログラムである。
また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、映像情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されているコンテンツ管理プログラムを実行して、ユーザー端末から送られてきたコンテンツ(映像情報であり、字幕情報も含む)を「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」に登録する。また、「メインメモリ」に格納されている画面構成設定プログラムを実行して、登録されたコンテンツの画面構成(例えば、薄型ディスプレイに表示する際のサイズや位置関係など)を設定し、画面構成に関わる情報を「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」に格納する。そして、「メインメモリ」に格納されている編成制作プログラムを実行して、「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納されたコンテンツをどのようなスケジュールで配信するかという編成制作を行い、編成制作に関わる情報を「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」に格納する。更に、「メインメモリ」に格納されているコンテンツ配信プログラムを実行して、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」に格納されたコンテンツをセットトップボックス(STB)に対して配信する。
<実施形態2 コンテンツ管理サーバ:処理の流れ>
図11は、本実施形態におけるコンテンツ管理サーバを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、コンテンツ登録ステップS1101と、画面構成設定ステップS1102と、編成制作ステップS1103と、コンテンツ配信ステップS1104とからなる処理方法である。これらの処理方法は、コンテンツ登録部と、画面構成設定部と、編成制作部と、コンテンツ配信部を備えたコンテンツ管理サーバによって実行されるものである。
「コンテンツ登録ステップ」S1101とは、ネットワークを介して接続されたユーザー端末から様々なコンテンツを登録する段階である。
「画面構成設定ステップ」S1102とは、登録されたコンテンツの画面構成(例えば、薄型ディスプレイに表示する際のサイズや位置関係など)を設定する段階である。
「編成制作ステップ」S1103とは、画面構成を設定されたコンテンツをどのようなスケジュールで配信するかという編成制作を行う段階である。
「コンテンツ配信ステップ」S1104とは、編成制作されたコンテンツをセットトップボックス(STB)に配信する段階である。
<まとめ>
以上より、普段は日光を遮蔽するブラインドとして機能すると共に、適宜、必要に応じてディスプレイとして機能し、取り付けや取り外し等の煩わしさが無く、ディスプレイとして使用する場合に映像情報を表示させることにより、臨場感溢れる映像を視聴者に提供することが可能なブラインド型ディスプレイシステムを提供することができる。
また、ユーザーが、ネットワークを介して、コンテンツ管理サーバに映像情報を蓄積して管理することができ、適宜、設定された画面構成やスケジュールでセットトップボックス(STB)に対して映像情報を配信することができる。
<本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェース>
本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェースについても、図12ないし図22を用いて説明する。何れの画面ユーザーインターフェースも、上述した各実施形態における機能的構成、ハードウェア構成、処理の流れに基づいて、機能し、動作し、処理される。
図12は、本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
まず、初めに、画面右上の「コンテンツ登録」ボタンをマウス等でクリックすると、コンテンツを登録できる画面になり、「ファイル追加」ボタンをクリックすることで、所望のファイルを選択して登録することができるようになる。この場合、動画(例えば、mp4形式など)、静止画(例えば、jpg、png、bmp形式など)、HTML文書、WORD文書などを登録できるコンテンツとしてもよい。選んだファイル名のコンテンツに対してコンテンツ名を入力し、「登録」ボタンをクリックすることで、コンテンツ管理サーバにコンテンツが登録できるようになる。
図13は、本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
ここでは、コンテンツ名を付したコンテンツに対して、プルダウンメニュー形式で字幕を設定することができる。フォントとして「明朝体」を選び、文字の大きさとして「25pt」を選び、フォント形式として「標準」を選んでいる。フォントとしては、例えば、「明朝体」以外にも、「ゴシック体」や「Arial」などを選択することが可能である。文字の大きさは任意の大きさに選択することが可能である。フォント形式としては、例えば、「標準」以外にも、「太字」や「斜字」や「白抜き」などを選択することが可能である。また、字幕速度として「×1倍速」をプルダウンメニュー形式で選んでいる。字幕速度として「静止」を選ぶことも可能である。フォントカラーについて、プルダウンメニュー形式で「黒」を選び、背景色として「白」を選んでいる。ここで、フォントカラーは「黒」以外にも、「赤」や「青」などを任意に選択し、背景色も「白」以外に、「灰色」や「薄緑」などを任意に選択することが可能である。字幕内容は、所定の文字数(例えば、120文字)以内で任意に入力することが可能である。最後に、「登録」ボタンをクリックして、コンテンツに対して字幕が付与されることとなる。
図14は、本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
ここでは、登録されたコンテンツの画面構成を設定することができる。例えば、「Template1」をマウス等で選択し、「画面構成を作成する」ボタンをクリックして画面構成を設定できる画面に移る。
図15は、本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
次に、選んだテンプレート名に対して、プルダウンメニュー形式で、テンプレートサイズとして「1920×1080」を選択している。この時、フレームの上限を「980」、フレームの下限を「100」、フレームの幅を「1920」としている。これで画面構成が設定できたら、「画面構成完了」ボタンをクリックして、画面構成の設定を終了する。
図16は、本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
ここでは、ユーザーが希望するコンテンツを、「追加」ボタンをクリックすることで、選択することが可能となっている。
図17は、本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
ここでは、画面構成を設定したコンテンツを、「リピート」ボタンをクリックすることで、繰り返し表示させるようにすることができる。「追加」ボタンをクリックすることで、繰り返し配信したいコンテンツのスケジュールを編成することができる。
図18は、本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
ここでは、画面構成を設定したコンテンツを、「1日放送」ボタンをクリックすることで、1日のうち一定時間繰り返して表示させるようにすることができる。「追加」ボタンをクリックすることで、例えば、9時から18時までのスケジュールで編成することができる。
図19は、本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
ここでは、画面構成を設定したコンテンツを、「週間放送」ボタンをクリックすることで、1週間のうち選択した曜日に繰り返して表示させるようにすることができる。例えば、月曜、水曜、金曜を選び、「追加」ボタンをクリックすることで、それらの曜日の決められた時間(この場合では、9時から18時)のスケジュールで編成することができる。
図20は、本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
ここでは、画面構成を設定したコンテンツを、「月間放送」ボタンをクリックすることで、1か月のうち選択した日程に繰り返して表示させるようにすることができる。例えば、表示されたカレンダー上で、マウス等で所望の日程(この場合、10月12日から14日、18日、20日から22日、26日)をクリックした上で、「追加」ボタンをクリックすることで、それらの日程の決められた時間(この場合では、9時から18時)のスケジュールで編成することができる。
図21は、本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
ここでは、スケジュール編成されたコンテンツの一覧表を示している。これらのうち、どのスケジュールで配信を行うかをチェックボックスにチェックを入れることでユーザーが選択し、「配信」ボタンをクリックすることで、配信スケジュールが決定される。
図22は、本件発明に適用されるユーザー端末の画面ユーザーインターフェースの一例を示す図である。
ここでは、どのセットトップボックス(STB)に対して、どのスケジュールでコンテンツが配信されるかの一覧を示している。この場合、STB_1に対しては、リピート放送が予定されており、STB_2に対しては、週間放送(この場合、月曜、水曜、金曜の9時から18時)が予定されている。最後に、チェックボックスにチェックを入れた上で、「実行」ボタンをクリックすることで、コンテンツ管理サーバからセットトップボックス(STB)に対して、決められたスケジュールでコンテンツの配信が実行されることとなる。
なお、本件発明では、ユーザーが予め登録した映像情報をブラインド型ディスプレイに映し出すように説明してきたが、もちろんセットトップボックス(STB)でケーブルテレビ放送や衛星放送、地上波デジタル放送、IP放送(ブロードバンドVODなど)などの放送信号を受信して、それをブラインド型ディスプレイに映し出すようにしてもよい。
横型ブラインド:200
ヘッドボックス:201
スラット:202
ラダーコード:203
ボトムレール:204
第1昇降コード:205a
第2昇降コード:205b
ホルダー:206
薄型ディスプレイ:207、402
イコライザー:208
チルトポール:208a
貫通孔:301
制御ユニット:401、500
ブリッジボード:403
セットトップボックス(STB):404、605、802、907、1006
スイッチング電源:405、606
映像情報受信部:501
映像情報保持部:502
映像情報送信部:503
駆動電圧供給部:504
CPU:601、1001
メインメモリ:602、1002
不揮発性メモリ:603、1003
ネットワークI/F:604、1004
バス:607、1007
コンテンツ管理サーバ:801、901
ユーザー端末:803、906、1005
ネットワーク:804
コンテンツ登録部:902
画面構成設定部:903
編成制作部:904
コンテンツ配信部:905

Claims (10)

  1. ブラインドのスラットに貼り付けると共に、映像情報を表示させるための複数の薄型ディスプレイと、
    外部からの映像情報を受信する映像情報受信部と、
    前記映像情報受信部で受信された映像情報を保持する映像情報保持部と、
    前記映像情報保持部に保持された映像情報を前記薄型ディスプレイに送信する映像情報送信部と、
    外部からの駆動電圧を前記薄型ディスプレイに供給する駆動電圧供給部と、を有する制御ユニットと、
    を備えたことを特徴とするブラインド型ディスプレイシステム。
  2. 映像情報を蓄積するための映像情報蓄積部を有すると共に、前記映像情報受信部に対して、映像情報を供給するためのセットトップボックスを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のブラインド型ディスプレイシステム。
  3. 前記駆動電圧供給部に対して、駆動電圧を供給するためのスイッチング電源を更に備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブラインド型ディスプレイシステム。
  4. 前記薄型ディスプレイの表示面を前面と後面に自在に回転させるための回転操作部を更に備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか一に記載のブラインド型ディスプレイシステム。
  5. 前記薄型ディスプレイはフレキシブルLEDディスプレイからなることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか一に記載のブラインド型ディスプレイシステム。
  6. 前記ブラインドは、横型ブラインド又は縦型ブラインドからなることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか一に記載のブラインド型ディスプレイシステム。
  7. 前記セットトップボックスに供給される映像情報を登録、管理、配信するためのコンテンツ管理サーバを更に備えたことを特徴とする請求項2ないし6の何れか一に記載のブラインド型ディスプレイシステム。
  8. 前記コンテンツ管理サーバはクラウドサーバからなることを特徴とする請求項7に記載のブラインド型ディスプレイシステム。
  9. CPUが、外部からの映像情報を受信する映像情報受信ステップと、
    CPUが、前記映像情報受信ステップで受信された映像情報を保持する映像情報保持ステップと、
    CPUが、前記映像情報保持ステップで保持された映像情報を、ブラインドのスラットに貼り付けると共に、映像情報を表示させるための複数の薄型ディスプレイに送信する映像情報送信ステップと、
    CPUが、外部からの駆動電圧を前記薄型ディスプレイに供給する駆動電圧供給ステップと、を備えたことを特徴とするコンピュータであるブラインド型ディスプレイシステムの動作方法。
  10. 外部からの映像情報を受信する映像情報受信ステップと、
    前記映像情報受信ステップで受信された映像情報を保持する映像情報保持ステップと、
    前記映像情報保持ステップで保持された映像情報を、ブラインドのスラットに貼り付けると共に、映像情報を表示させるための複数の薄型ディスプレイに送信する映像情報送信ステップと、
    外部からの駆動電圧を前記薄型ディスプレイに供給する駆動電圧供給ステップと、
    を計算機であるブラインド型ディスプレイシステムに読み取り実行可能に記述したブラインド型ディスプレイシステムの動作プログラム。
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