JP2023067293A - Shovel - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、ショベルに関する。 The present disclosure relates to excavators.
特許文献1には、操作レバーを有し、キャブに移動可能に支持されたコンソールボックスと、前記コンソールボックスと独立して前記キャブに移動可能に支持されたアームレストと、前記コンソールボックスの移動に連動して、前記アームレストを移動させる移動機構とを有することを特徴とする建設機械が開示されている。 Patent Document 1 discloses a console box having an operation lever and movably supported by a cab, an armrest movably supported by the cab independently of the console box, and an armrest interlocking with the movement of the console box. and a moving mechanism for moving the armrest.
ところで、従来のコンソールは、左右独立して高さを調整する必要があった。 By the way, in conventional consoles, it was necessary to adjust the height independently on the left and right sides.
そこで、本発明は、コンソールの調整が容易な作業性を向上するショベルを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, it is an object of the present invention to provide an excavator that facilitates adjustment of the console and improves workability.
本発明の実施形態に係るショベルは、下部走行体と、前記下部走行体に対し旋回可能な上部旋回体と、前記上部旋回体に設けられるキャビンと、前記キャビンに設けられ、左右一対のコンソール及び前記左右一対のコンソールの高さ調整機構を備える運転席と、を備え、前記高さ調整機構は、前記左右一対のコンソールの両方の高さを連動させて調整可能であり、かつ、段階的に調整可能である。 An excavator according to an embodiment of the present invention includes a lower traveling body, an upper revolving body capable of turning with respect to the lower traveling body, a cabin provided in the upper revolving body, a pair of left and right consoles provided in the cabin, and a driver's seat having a height adjustment mechanism for the pair of left and right consoles, wherein the height adjustment mechanism is capable of adjusting heights of both the pair of left and right consoles in conjunction with each other, and stepwise Adjustable.
本発明によれば、作業性を向上するショベルを提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the excavator which improves workability can be provided.
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。各図面において同一の構成要素に対しては同一の符号を付して、重複する説明は省略する。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. In each drawing, the same constituent elements are denoted by the same reference numerals, and overlapping descriptions are omitted.
図1は本発明の一実施形態に係る掘削機としてのショベル10の側面図である。
FIG. 1 is a side view of a
以下の説明において、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向は互いに垂直な方向であり、典型的には、X軸方向およびY軸方向は水平方向、Z軸方向は鉛直方向である。X軸方向は、ショベル10の前後方向であり、前方側が+X方向であり、後方側が-X方向である。Y軸方向は、ショベル10の左右幅方向であり、左側が+Y方向、右側が-Y方向である。Z軸方向は、ショベル10の高さ方向であり、上側が+Z方向、下側が-Z方向である。
In the following description, the X-axis direction, Y-axis direction, and Z-axis direction are directions perpendicular to each other. Typically, the X-axis direction and Y-axis direction are horizontal directions, and the Z-axis direction is vertical direction. The X-axis direction is the front-rear direction of the
ショベル10は、下部走行体11の上に旋回機構12を介して上部旋回体13が旋回自在に載置されている。上部旋回体13には、その前方一側部にキャビン14が設けられ、かつ、前方中央部にはブーム15が俯仰可能に取り付けられている。また、ブーム15の先端にアーム16が上下回動自在に取り付けられ、更にアーム16の先端にバケット17が取り付けられている。
The
<運転席ユニット>
次に、キャビン14内に配置される運転席ユニット20について、図2を用いて説明する。図2は、キャビン14に配置される運転席ユニット20の斜視図である。
<Driver's seat unit>
Next, the driver's
運転席ユニット20は、シート21と、コンソールフレーム22と、左右一対の操作レバー23,24と、アームレスト25,26と、サスペンション27と、基台28と、を備えている。
The driver's
シート21は、オペレータがショベル10を操作する際に着座するための装置である。シート21は、座面21aと、背面21bと、ヘッドレスト21cと、を有する。
The
また、シート21とコンソールフレーム22のブラケット41(後述する図3参照)との間には、コンソールフレーム22に対してシート21の前後方向(X方向)の位置を調整するシート前後位置調整機構(図示せず)と、シート前後位置調整機構を操作するためのシート前後調整レバー33と、が設けられている。オペレータがシート前後調整レバー33を操作することにより、シート21の前後方向(X方向)の位置を調整することができる。換言すれば、シート前後位置調整機構は、シート21と、コンソールフレーム22に支持される操作レバー23,24と、における相対的な前後方向(X方向)の位置関係を調整することができる。
Between the
また、コンソールフレーム22のブラケット41(後述する図3参照)とサスペンション27との間には、シート21及びコンソールフレーム22を一体として前後方向(X方向)の位置を調整する一体前後位置調整機構(図示せず)と、一体前後位置調整機構を操作するための一体前後調整レバー34と、が設けられている。オペレータが一体前後調整レバー34を操作することにより、シート21及びコンソールフレーム22を一体として前後方向(X方向)の位置を調整することができる。
Between the bracket 41 (see FIG. 3 described later) of the
また、シート21とコンソールフレーム22のブラケット41(後述する図3参照)との間には、シート21のチルト角を調整するシート角度調整機構(図示せず)と、シート角度調整機構を操作するためのシート角度調整レバー35と、が設けられている。オペレータがシート角度調整レバー35を操作することにより、シート21のチルト角(前傾、後傾)を調整することができる。
A seat angle adjustment mechanism (not shown) for adjusting the tilt angle of the
コンソールフレーム22は、操作レバー23,24及びアームレスト25,26を支持する。また、コンソールフレーム22は、操作レバー23,24の高さを調整するための高さ調整機構を備えている。換言すれば、コンソールフレーム22(高さ調整機構)は、シート21と、操作レバー23,24と、における相対的な高さ方向(Z方向)の位置関係を調整することができる。また、コンソールフレーム22(高さ調整機構)は、操作レバー23,24の高さ調整とともに、操作レバー23,24のチルト角(前傾、後傾)方向に傾けることができる。
The
また、コンソールフレーム22(高さ調整機構)には、操作レバー23,24の両方の高さを連動させて調整可能なコンソール調整レバー31と、操作レバー23,24の両方の高さをロックするロックレバー32と、が設けられている。また、コンソール調整レバー31とロックレバー32とは、近接して配置されている。なお、コンソールフレーム22の高さ調整機構については、図3及び図4を用いて後述する。
In addition, the console frame 22 (height adjustment mechanism) locks the
操作レバー23,24は、ブーム15の上下、アーム16の開閉、バケット17の開閉及び上部旋回体13の旋回を操作するための操作レバーである。
The operation levers 23 and 24 are operation levers for operating the
アームレスト25,26は、シート21に着座したオペレータが操作レバー23,24を操作する際に、オペレータの肘を乗せるための装置である。
The
また、コンソールフレーム22には、アームレスト25,26の高さを調整するためのアームレスト高さ調整機構71と、アームレスト25,26を後方側に跳ね上げるためのアームレスト跳ね上げ機構72と、アームレスト25,26を回転可能なアームレスト回転機構73と、を有している。アームレスト高さ調整機構71は、操作レバー23,24と、アームレスト25,26と、における相対的な高さ方向(Z方向)の位置関係を調整することができる。アームレスト高さ調整機構71は、例えば、筒状部材と、筒状部材に対して挿抜可能な軸部材と、筒状部材に対して軸部材を固定する固定部材と、を有する。アームレスト高さ調整機構71は、筒状部材に対して軸部材を挿抜することでアームレスト25,26の高さを調整し、固定部材によってアームレスト25,26の高さを調整した位置で固定することができる。アームレスト回転機構73は、アームレスト高さ調整機構71とアームレスト25,26との間に設けられる。アームレスト回転機構73は、左右方向(Y方向)を回転軸とし、アームレスト25,26を使用する位置(図1~図4D参照)から、アームレスト25,26の先端側が上に向かうように略90°回転させることができる。これにより、アームレスト25,26を使用しない場合には、アームレスト回転機構73によってアームレスト25,26を回転させることができる。また、アームレスト跳ね上げ機構72は、アームレスト高さ調整機構71とコンソールリンク51L,51R(図3参照)との間に設けられる。アームレスト跳ね上げ機構72は、左右方向(Y方向)を回転軸とし、アームレスト25,26、アームレスト回転機構73及びアームレスト高さ調整機構71を、シート21の後方に向かうように回転させることができる。これにより、アームレスト25,26を使用しない場合には、アームレスト跳ね上げ機構72によってアームレスト25,26をシート21の背面21bの側に退避させることができる。
The
サスペンション27は、下方が基台28に固定され、上方でシート21及びコンソールフレーム22を弾性支持する。基台28は、固定部材29によってキャビン14の床面に設置される。これにより、ショベル10の振動等がシート21に着座するオペレータに伝達することを抑制することができる。
The
<コンソールフレーム(高さ調整機構)>
次に、操作レバー23,24の高さ調整機構を有するコンソールフレーム22について、図3を用いて更に説明する。図3は、コンソールフレーム22の斜視図である。
<Console frame (height adjustment mechanism)>
Next, the
コンソールフレーム22は、ブラケット41と、第1連動軸42と、第2連動軸43と、右側リンク機構50Rと、左側リンク機構50Lと、ロック機構60と、を備える。
The
ブラケット41は、金属フレームで形成された枠体である。ブラケット41は、下側がサスペンション27と固定され、上側がシート21と固定される。
The
第1連動軸42は、左右方向(Y方向)を長手方向としてブラケット41に対し回転自在に支持される。第1連動軸42の一端(右側端部)は、右側リンク機構50Rの第1リンク52Rと固定される。同様に、第1連動軸42の他端(左側端部)は、左側リンク機構50Lの第3リンク52Lと固定される。
The
第2連動軸43は、左右方向(Y方向)を長手方向としてブラケット41に対し回転自在に支持される。第2連動軸43の一端(右側端部)は、右側リンク機構50Rの第2リンク53Rと固定される。同様に、第2連動軸43の他端(左側端部)は、左側リンク機構50Lの第4リンク(図示せず)と固定される。
The
右側リンク機構50Rは、右コンソールリンク51Rと、第1リンク52Rと、第2リンク53Rと、付勢部材54Rと、を備える。
The
第1リンク52Rは、内側の面(+Y側の面)に第1連動軸42が固定され、外側の面(-Y側の面)に軸52Raが形成されている。また、側面視して(Y方向にみて)、第1リンク52Rは、ブラケット41に対し第1連動軸42を回転軸として回転可能に設けられている。また、側面視して(Y方向にみて)、第1連動軸42と軸52Raとは離間しており、第1連動軸42の中心軸と軸52Raの中心軸との距離は、第1リンク52Rのリンク長を構成する。
The
第2リンク53Rは、内側の面(+Y側の面)に第2連動軸43が固定され、外側の面(-Y側の面)に軸53Rbが形成されている。また、側面視して(Y方向にみて)、第2リンク53Rは、ブラケット41に対し第2連動軸43を回転軸として回転可能に設けられている。また、側面視して(Y方向にみて)、第2連動軸43と軸53Rbとは離間しており、第2連動軸43の中心軸と軸53Rbの中心軸との距離は、第2リンク53Rのリンク長を構成する。
The
右コンソールリンク51Rは、軸受51Raと軸受51Rbとを有する。軸受51Raに軸52Raが挿通されることにより、第1リンク52Rは右コンソールリンク51Rを回転自在に支持する。軸受51Rbに軸53Rbが挿通されることにより、第2リンク53Rは右コンソールリンク51Rを回転自在に支持する。また、側面視して(Y方向にみて)、軸受51Raと軸受51Rbとは離間しており、軸受51Ra(軸52Ra)の中心軸と軸受51Rb(軸53Rb)の中心軸との距離は、右コンソールリンク51Rのリンク長を構成する。
The
このように、右側リンク機構50Rは、ブラケット41に支持される第1連動軸42及び第2連動軸43と、右コンソールリンク51Rと、第1リンク52Rと、第2リンク53Rと、によって、第1の4節リンク機構が構成される。
In this way, the
付勢部材54R(図4A参照)は、例えば引張りバネで構成され、一端(後端)のフックがブラケット41に設けられた係止ピン41Rcに係止され、他端(前端)のフックが第1リンク52Rに設けられた係止ピン52Rcに係止され、第1リンク52Rを右側面から見て反時計回りに回転させる方向に付勢する。換言すれば、付勢部材54Rは、第1連動軸42を回転軸として回転する第1リンク52Rにおいて、軸52Raの高さが上昇する向きに第1リンク52Rが回転する方向に付勢する。さらに換言すれば、付勢部材54Rは、コンソール調整レバー31を持ち上げる際に第1リンク52Rが回転する方向に付勢する。
The urging
また、右コンソールリンク51Rには、操作レバーマウント55Rが設けられている。操作レバーマウント55Rには、右側の操作レバー23を取り付けられる。操作レバーマウント55Rは、操作レバー23が取り付けられる取付面に貫通孔が形成され、取付面の裏面側に貫通孔と連通する位置にナット(図4A参照)が溶接固定されている。これにより、操作レバーマウント55Rの取付面に操作レバー23を載置して、ボルトを操作レバー23の取付穴に挿通しナットと螺合させることにより、操作レバー23を操作レバーマウント55Rに取り付けることができる。また、アームレスト25は、アームレスト高さ調整機構71、アームレスト跳ね上げ機構72及びアームレスト回転機構73を介して、右コンソールリンク51Rに支持される。
An
同様に、左側リンク機構50Lは、左コンソールリンク51Lと、第3リンク52Lと、第4リンク(図示せず)と、付勢部材54Lと、を備える。付勢部材54Lは、例えば引張りバネで構成され、一端(後端)のフックがブラケット41に設けられた係止ピン41Lcに係止され、他端(前端)のフックが第3リンク52Lに設けられた係止ピン52Lcに係止され、第3リンク52Lを右側面から見て反時計回りに回転させる方向に付勢する。なお、左側リンク機構50Lの左コンソールリンク51L、第3リンク52L、第4リンク(図示せず)及び付勢部材54Lは、右側リンク機構50Rの右コンソールリンク51R、第1リンク52R、第2リンク53R及び付勢部材54Rと同様であり、重複する説明を省略する。このように、左側リンク機構50Lは、ブラケット41に支持される第1連動軸42及び第2連動軸43と、左コンソールリンク51Lと、第3リンク52Lと、第4リンク(図示せず)と、によって、第2の4節リンク機構が構成される。
Similarly, the
また、左コンソールリンク51Lには、操作レバーマウント55Lが設けられている。操作レバーマウント55Lには、左側の操作レバー24を取り付けられる。また、アームレスト26は、アームレスト高さ調整機構71、アームレスト跳ね上げ機構72及びアームレスト回転機構73を介して、左コンソールリンク51Lに支持される。
An
また、右側リンク機構50Rの第1リンク52Rには、コンソール調整レバー31が固定されている。これにより、オペレータがコンソール調整レバー31を操作することにより、第1連動軸42を回転軸として第1リンク52Rを回転させることができる。また、右側リンク機構50Rの第1リンク52Rと左側リンク機構50Lの第3リンク52Lとは、第1連動軸42を介して固定されており、第1連動軸42を回転軸として第1リンク52Rを回転させることで、第1連動軸42を回転軸として第3リンク52Lも回転する。即ち、コンソール調整レバー31を操作することにより、右側リンク機構50Rの4節リンク機構と左側リンク機構50Lの4節リンク機構とを同時に操作することができる。
A
ロック機構60は、第1リンク52Rの回転を所定の角度でロックするための装置である。ロック機構60は、ロックレバープレート61と、ロックピン62と、ロックプレート63と、を有する。
The
ロックレバープレート61は、軸61aを回転軸として、第1リンク52Rに対し回転自在に支持される。また、ロックレバープレート61には、ロックピン62が立設されている。また、ロックレバープレート61には、ロックレバー32が固定されている。これにより、オペレータがロックレバー32を操作することにより、軸61aを回転軸としてロックレバープレート61を回転させることができる。
The
ロックプレート63は、ブラケット41と固定される。ロックプレート63には、ロックピン62と係合する複数のロック溝63a~63d(図4A参照)が形成されている。
また、ロックレバープレート61と第1リンク52Rとの間には付勢部材(図示せず)が設けられており、ロックピン62をロックプレート63に押し付ける方向にロックレバープレート61を付勢する。これにより、オペレータがロックレバー32を離すことで、ロックピン62がロックプレート63のロック溝63a~63dのいずれかに係合する。
A biasing member (not shown) is provided between the
<コンソールの高さ調整>
次に、操作レバー23,24の高さ調整の一例について、図4Aから図4Dを用いて説明する。ここでは、ロックプレート63の最下段のロック溝63aにロックピン62が係合した状態から、ロックプレート63の最上段のロック溝63dにロックピン62を係合させる場合を例に説明する。
<Console height adjustment>
Next, an example of height adjustment of the operating levers 23 and 24 will be described with reference to FIGS. 4A to 4D. Here, an example will be described in which the
図4Aは、ロックピン62がロックプレート63の最下段のロック溝63aと係合した状態を示す側面図である。ロックピン62がロックプレート63のロック溝63aと係合することにより、第1リンク52Rの回転が固定(ロック)される。これにより、操作レバー23,24の高さは固定(ロック)されている。また、図4Aに示すように、操作レバー23が取り付けられる操作レバーマウント55Rの取付面(二点鎖線参照)は前傾して配置される。
4A is a side view showing a state in which the
図4Bは、ロックプレート63の最下段のロック溝63aとロックピン62との係合を解除した状態を示す側面図である。オペレータは、ロックレバー32を引き上げる。換言すれば、オペレータは、ロックレバー32をコンソール調整レバー31に近づける方向に操作する。この操作によって、ロックレバープレート61は、軸61aを回転軸として第1リンク52Rに対して回転する。これにより、ロックプレート63のロック溝63aからロックピン62が抜ける。即ち、第1リンク52Rが回転可能となり、コンソール調整レバー31を操作可能となる(ロック解除)。
FIG. 4B is a side view showing a state in which engagement between the
図4Cは、ロックを解除した状態でコンソール調整レバー31を引き上げた状態を示す側面図である。オペレータは、ロックレバー32を引き上げたまま、コンソール調整レバー31を引き上げる。この際、付勢部材54R,54Lによって、コンソール調整レバー31を引き上げる力を補助する。即ち、付勢部材54R,54Lは、オペレータが操作レバー23,24の高さを上げる際の操作を補助する。これにより、左右のコンソールリンク51L,51R及び左右のコンソールリンク51L,51Rに支持される部材(操作レバー23,24、アームレスト25,26、アームレスト高さ調整機構71、アームレスト跳ね上げ機構72及びアームレスト回転機構73)の重量を付勢部材54R,54Lで支えることによって、コンソール調整レバー31を引き上げる際の操作力を低減することができる。また、コンソール調整レバー31とロックレバー32が近接して配置されていることにより、オペレータは、片手でコンソール調整レバー31及びロックレバー32を操作することができる。
FIG. 4C is a side view showing a state in which the
図4Dは、ロックピン62がロックプレート63の最上段のロック溝63dと係合した状態を示す側面図である。オペレータがロックレバー32を離すことにより、付勢部材(図示せず)によってロックピン62がロックプレート63に向かって付勢され、ロックピン62がロック溝63dに係合する。これにより、第1リンク52Rの回転が固定(ロック)される。
4D is a side view showing a state in which the
以上の操作によって、操作レバーマウント55Rの取付面(二点鎖線参照)は、図4Aと図4Dを対比して示すように、高い位置に配置される。また、操作レバーマウント55Rのチルト角が水平に近づいている。
By the above operation, the mounting surface (see two-dot chain line) of the operating
このように、右側リンク機構50Rの4節リンク機構によって、右側の操作レバー23の高さを調整することができる。また、右側リンク機構50Rの第1リンク52Rと、左側リンク機構50Lの第3リンク52Lとは、第1連動軸42で接続されている。これにより、コンソール調整レバー31を操作して右側リンク機構50Rの第1リンク52Rを回転させる際、左側リンク機構50Lの第3リンク52Lも併せて回転する。これにより、左側リンク機構50Lの4節リンク機構によって、左側の操作レバー24の高さを調整することができる。即ち、コンソールフレーム22(高さ調整機構)は、左右の操作レバー23,24の高さを連動させて調整することができる。
Thus, the height of the
また、コンソールフレーム22(高さ調整機構)は、ロック機構60によって、段階式に操作レバー23,24の高さを調整することができる。即ち、図3から図4Dに示すコンソールフレーム22は、ロックピン62をロック溝63aに係合した状態(図4A参照)、ロックピン62をロック溝63bに係合した状態(図示せず)、ロックピン62をロック溝63cに係合した状態(図示せず)、ロックピン62をロック溝63dに係合した状態(図4D参照)の4段階で段階的に操作レバー23,24の高さを調整することができる。
Further, the console frame 22 (height adjustment mechanism) can adjust the heights of the operation levers 23 and 24 stepwise by means of the
例えば、オペレータは、作業内容によって操作レバー23,24の高さやチルト角を調整する。例えば、路面を掘削するような作業の場合、操作レバー23,24及びアームレスト25,26が前傾するように操作レバー23,24の高さやチルト角を調整する。一方、上方を掘削するような作業の場合、操作レバー23,24及びアームレスト25,26が後傾するように操作レバー23,24の高さやチルト角を調整する。また、オペレータが交代することにより、オペレータの体形に合わせて、操作レバー23,24の高さやチルト角を調整する。
For example, the operator adjusts the height and tilt angle of the operating levers 23 and 24 depending on the work content. For example, in the case of excavating a road surface, the height and tilt angle of the operating levers 23 and 24 are adjusted so that the operating levers 23 and 24 and the
コンソールフレーム22(高さ調整機構)によれば、左右の操作レバー23,24の高さを連動させて調整することができる、即ち、一度の操作で左右の操作レバー23,24の両方の高さを調整することができるので、調整作業の作業性が向上する。加えて、左右の操作レバー23,24の高さを段階式に調整可能とすることにより、操作レバー23,24の高さを変更し、その後に再び元の高さに変更するような場合であっても、再現性良く容易に高さ調整することができる。 According to the console frame 22 (height adjustment mechanism), the heights of the left and right operation levers 23 and 24 can be interlocked and adjusted. Since the thickness can be adjusted, the workability of the adjustment work is improved. In addition, by making the heights of the left and right operating levers 23 and 24 adjustable in steps, it is possible to change the height of the operating levers 23 and 24 and then change them back to the original height. Even if there is, the height can be easily adjusted with good reproducibility.
なお、コンソールフレーム22は、4節リンク機構のリンク長を変更することにより、操作レバー23,24の動作を変更することができる。図5は、コンソールフレーム22のリンクの動作を説明する模式図である。
The
図5(A)及び図5(B)は、4節リンク機構の一例を示す模式図である。図5(A)及び図5(B)に示す4節リンク機構の構成において、操作レバー23,24の高さ及びチルト角を調整することができる。 5A and 5B are schematic diagrams showing an example of a four-bar link mechanism. In the configuration of the four-bar link mechanism shown in FIGS. 5A and 5B, the height and tilt angle of the operating levers 23 and 24 can be adjusted.
図5(C)及び図5(D)は、4節リンク機構の他の一例を示す模式図である。図5(C)及び図5(D)に示す4節リンク機構の構成において、操作レバー23,24の高さのみを調整することができる。 5(C) and 5(D) are schematic diagrams showing another example of the four-bar link mechanism. In the configuration of the four-bar link mechanism shown in FIGS. 5(C) and 5(D), only the heights of the operating levers 23 and 24 can be adjusted.
このように、右コンソールリンク51Rのリンク長、第1リンク52Rのリンク長、第2リンク53Rのリンク長、第1連動軸42と第2連動軸43との距離を変更することで、コンソールフレーム22の動作を変更することができる。
Thus, by changing the link length of the
また、ロック機構60は、ロックプレート63に4つのロック溝63a~63dを備えるものとして説明したがこれに限られるものではなく、段数や調整幅を適宜変更してもよい。
Also, although the
以上のように、運転席ユニット20は、キャビン14内におけるシート21の前後方向位置、シート21のチルト角、シート21に対する操作レバー23,24の前後方向位置、シート21に対する操作レバー23,24の高さ位置(及びチルト角度)を調整することができる。これにより、オペレータは、好適な運転姿勢をとることができ、オペレータの疲労を低減することができる。
As described above, the driver's
10 ショベル
11 下部走行体
12 に旋回機構
13 上部旋回体
14 キャビン
15 ブーム
16 アーム
17 バケット
20 運転席ユニット
21 シート
22 コンソールフレーム(高さ調整機構)
23,24 操作レバー
25,26 アームレスト
27 サスペンション
28 基台
31 コンソール調整レバー(調整レバー)
32 ロックレバー
33 シート前後調整レバー
34 一体前後調整レバー
35 シート角度調整レバー
41 ブラケット
42 第1連動軸
43 第2連動軸
50R 右側リンク機構
50L 左側リンク機構
51R 右コンソールリンク
51L 左コンソールリンク
52R 第1リンク
53R 第2リンク
54L,54R 付勢部材
55L,55R 操作レバーマウント
60 ロック機構
61 ロックレバープレート
62 ロックピン
63 ロックプレート
63a~63d ロック溝
71 アームレスト高さ調整機構
72 アームレスト跳ね上げ機構
REFERENCE SIGNS
23, 24 Operation levers 25, 26
32
Claims (8)
前記下部走行体に対し旋回可能な上部旋回体と、
前記上部旋回体に設けられるキャビンと、
前記キャビンに設けられ、左右一対のコンソール及び前記左右一対のコンソールの高さ調整機構を備える運転席と、を備え、
前記高さ調整機構は、前記左右一対のコンソールの両方の高さを連動させて調整可能であり、かつ、段階的に調整可能である、
ショベル。 a lower running body;
an upper rotating body capable of rotating with respect to the lower traveling body;
a cabin provided in the upper revolving body;
A driver's seat provided in the cabin and provided with a pair of left and right consoles and a height adjustment mechanism for the pair of left and right consoles,
The height adjustment mechanism is capable of interlocking and adjusting the heights of both of the pair of left and right consoles, and is adjustable step by step.
Excavator.
請求項1に記載のショベル。 The height adjustment mechanism has a four-bar link mechanism,
Shovel according to claim 1 .
ブラケットと、
前記ブラケットに対し回転自在に支持される第1連動軸と、
前記ブラケットに対し回転自在に支持される第2連動軸と、
前記左右一対のコンソールのうち右コンソールが固定される右コンソールリンクと、
前記第1連動軸と固定され、前記右コンソールリンクを回転自在に支持する第1リンクと、
前記第2連動軸と固定され、前記右コンソールリンクを回転自在に支持する第2リンクと、
前記左右一対のコンソールのうち左コンソールが固定される左コンソールリンクと、
前記第1連動軸と固定され、前記左コンソールリンクを回転自在に支持する第3リンクと、
前記第2連動軸と固定され、前記左コンソールリンクを回転自在に支持する第4リンクと、を有し、
前記第1連動軸、前記第1リンク、前記右コンソールリンク、前記第2リンク、前記第2連動軸で第1の4節リンク機構を構成し、
前記第1連動軸、前記第3リンク、前記左コンソールリンク、前記第4リンク、前記第2連動軸で第2の4節リンク機構を構成する、
請求項2に記載のショベル。 The height adjustment mechanism is
a bracket;
a first interlocking shaft rotatably supported with respect to the bracket;
a second interlocking shaft rotatably supported with respect to the bracket;
a right console link to which the right console of the pair of left and right consoles is fixed;
a first link fixed to the first interlocking shaft and rotatably supporting the right console link;
a second link fixed to the second interlocking shaft and rotatably supporting the right console link;
a left console link to which the left console of the pair of left and right consoles is fixed;
a third link fixed to the first interlocking shaft and rotatably supporting the left console link;
a fourth link fixed to the second interlocking shaft and rotatably supporting the left console link;
The first interlocking shaft, the first link, the right console link, the second link, and the second interlocking shaft constitute a first four-bar link mechanism,
The first interlocking shaft, the third link, the left console link, the fourth link, and the second interlocking shaft constitute a second four-bar link mechanism,
Shovel according to claim 2.
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のショベル。 The height adjustment mechanism has a plurality of lock grooves and a lock pin that engages with the lock grooves.
The excavator according to any one of claims 1 to 3.
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のショベル。 The height adjustment mechanism has a biasing member that assists an operation when raising the height of the pair of left and right consoles.
The excavator according to any one of claims 1 to 4.
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のショベル。 The driver's seat further comprises an armrest and a height adjustment mechanism for the armrest,
The excavator according to any one of claims 1 to 5.
前記左右一対のコンソールの両方の高さを連動させて調整可能な調整レバーと、
前記左右一対のコンソールの両方の高さをロックするロックレバーと、を有する、
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のショベル。 The height adjustment mechanism is
an adjustment lever capable of interlocking and adjusting the heights of both of the pair of left and right consoles;
a lock lever that locks the height of both of the pair of left and right consoles;
A shovel according to any one of claims 1 to 6.
請求項7に記載のショベル。 the adjusting lever and the locking lever are arranged in close proximity;
Shovel according to claim 7.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021178384A JP2023067293A (en) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | Shovel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021178384A JP2023067293A (en) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | Shovel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023067293A true JP2023067293A (en) | 2023-05-16 |
Family
ID=86325705
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021178384A Pending JP2023067293A (en) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | Shovel |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023067293A (en) |
-
2021
- 2021-10-29 JP JP2021178384A patent/JP2023067293A/en active Pending
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Legal Events
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