JP2023062380A - 撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】見本コンテンツのような見栄えのコンテンツをユーザに提供することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置103は、撮影レシピ管理サーバ101から取得した見本コンテンツに含まれる情報に基づいて被写体の撮影を行う。撮像装置103は、見本コンテンツから当該見本コンテンツの撮影に用いられた見本コンテンツの撮影設定情報を取得し、見本コンテンツに基づいて見本コンテンツの撮影設定情報と異なる見本コンテンツ関連情報であって見本コンテンツの見栄えの再現に必要となる見本コンテンツ関連情報を取得する。撮像装置103は、見本コンテンツを設定した状態で被写体の撮影を行う場合、見本コンテンツの撮影設定情報及び見本コンテンツ関連情報に基づいて、被写体の撮影によってRAWデータを生成して当該RAWデータの現像処理を実行する制御を行う。
【選択図】図1
【解決手段】撮像装置103は、撮影レシピ管理サーバ101から取得した見本コンテンツに含まれる情報に基づいて被写体の撮影を行う。撮像装置103は、見本コンテンツから当該見本コンテンツの撮影に用いられた見本コンテンツの撮影設定情報を取得し、見本コンテンツに基づいて見本コンテンツの撮影設定情報と異なる見本コンテンツ関連情報であって見本コンテンツの見栄えの再現に必要となる見本コンテンツ関連情報を取得する。撮像装置103は、見本コンテンツを設定した状態で被写体の撮影を行う場合、見本コンテンツの撮影設定情報及び見本コンテンツ関連情報に基づいて、被写体の撮影によってRAWデータを生成して当該RAWデータの現像処理を実行する制御を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラやスマートフォン等の普及によって、静止画や動画といったコンテンツを誰でも手軽に撮影できるようになった。また、ソーシャルネットワークサービス(以下、「SNS」という。)の普及によって、撮影したコンテンツを気軽にインターネット経由で共有できるようになった。このため、SNSの利用者の多くは、綺麗で見栄えが良い画像や興味深い動画等といった評価の高いコンテンツを撮影してアップロードし、SNS内で反響を得ることを望んでいる。
このような背景から、コンテンツを上手に撮影する知識や技術が無いユーザでも、上級者が撮影するような見栄えが良いコンテンツを撮影できることが望まれている。そのための技術として、例えば、撮影テクニックが分かるように、見本コンテンツ、撮影手順、撮影のコツ、撮影設定情報を撮影レシピとしてまとめたWebサイトが提供されている(例えば、非特許文献1参照)。
また、スマートフォン等のユーザ端末に撮影条件が入力されると、当該撮影条件がサーバに転送され、サーバは受信した撮影条件に基づいて検索した見本コンテンツと当該見本コンテンツの撮影に用いた撮影設定情報をユーザ端末に送信する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これらの技術を利用して、ユーザは、コンテンツを上手に撮影する知識や技術が無くても、見本コンテンツのような見栄えのコンテンツを得ることができる。
しかしながら、ユーザは、上述したように見本コンテンツの撮影設定情報を用いて撮影を行っても、見本コンテンツのような見栄えのコンテンツを得ることができないことがある。例えば、見本コンテンツが被写体を撮影して生成された画像データに加工を施す現像処理を実施済みのデータである場合、撮影設定情報のみを見本コンテンツの撮影時と同じにしても、ユーザは見本コンテンツのような見栄えのコンテンツを得ることができない。また、見本コンテンツの撮影時と実際の撮影時では、天気や光の当たり方、被写体の状況等、撮影環境が異なるため、見本コンテンツの撮影設定情報をそのまま用いても、ユーザは見本コンテンツのような見栄えのコンテンツを得ることができない。
本発明の目的は、見本コンテンツのような見栄えのコンテンツをユーザに提供することができる撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、取得した見本コンテンツに含まれる情報に基づいて被写体の撮影を行う撮像装置であって、前記見本コンテンツから当該見本コンテンツの撮影に用いられた見本コンテンツの撮影設定情報を取得する第1の取得手段と、前記見本コンテンツに基づいて前記見本コンテンツの撮影設定情報と異なる見本コンテンツ関連情報を取得する第2の取得手段と、前記見本コンテンツを設定した状態で前記被写体の撮影を行う場合、前記見本コンテンツの撮影設定情報及び前記見本コンテンツ関連情報に基づいて、前記被写体の撮影によって画像データを生成して当該画像データの現像処理を実行する制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、見本コンテンツのような見栄えのコンテンツをユーザに提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置103のネットワーク構成の一例を示す図である。
図1に示すように、撮像装置103は、ネットワーク102を介して撮影レシピ管理サーバ101と接続されている。撮影レシピ管理サーバ101は、静止画や動画といったコンテンツの撮影に関する情報を提供するサーバであり、撮像装置103を含む複数の撮像装置から取得した複数の撮影レシピを管理する。撮影レシピは、見本コンテンツ、当該見本コンテンツの撮影に用いられた撮影設定情報(以下、「見本コンテンツの撮影設定情報」という。)、見本コンテンツの現像処理に用いられた現像設定情報(以下、「見本コンテンツの現像設定情報」という。)等を含む。見本コンテンツの撮影設定情報は、例えば、焦点距離、露出補正、ISO感度、シャッタースピード、絞り、測光モードの各設定値を含む。現像時設定値は、例えば、ホワイトバランス、シャープネス、NR強度、現像エフェクト、色調補正の各設定値を含む。撮影レシピ管理サーバ101は、記憶容量が大きく且つ高処理能力であるので、多数の撮影レシピを保持可能であり、短時間で多数のコンテンツの解析を行うことができる。
ネットワーク102は、例えば、インターネットである。撮像装置103は、例えば、デジタルカメラである。撮像装置103は、撮影レシピ管理サーバ101が管理する複数の撮影レシピの中からユーザが選択した撮影レシピを取得し、取得した撮影レシピに基づいて被写体の撮影や当該撮影によって生成された画像データの現像処理を行う。
図2は、図1の撮影レシピ管理サーバ101のハードウェア構成を概略的に示す構成図である。
図2において、撮影レシピ管理サーバ101は、CPU201、RAM202、ROM203、ネットワークI/F204、VRAM205、表示部206、操作部コントローラ207、操作部208、HDD209、及び外部入出力部210を備える。CPU201、RAM202、ROM203、ネットワークI/F204、VRAM205、操作部コントローラ207、HDD209、及び外部入出力部210は、システムバス211を介して互いに接続されている。
CPU201は撮影レシピ管理サーバ101の演算や制御を司る中央演算装置である。RAM202は、CPU201の主メモリとして、また、各データの一時格納領域として使用される。ROM203は、撮影レシピ管理サーバ101を動作させるための各種プログラムを記録するプログラムROMと、システムを稼働するために必要となる各種データを記録するデータROMとで構成される。なお、本実施の形態では、ROM203の代わりに、HDD、NAND型フラッシュメモリ、SDカード、ソリッドステートドライブ(SSD)等の他の記憶装置が用いられても良い。
ネットワークI/F204は、ネットワーク102を介して撮像装置103等と通信を行うための制御や接続状況の診断を行う。VRAM205は、表示部206に各種画面を表示するために必要となるデータを保持するためのメモリ領域である。表示部206は、各種画面を表示する。操作部コントローラ207は、ユーザが操作部208によって入力した指示を示す信号をCPU201へ転送する。操作部208は、ユーザ操作を受け付けるための外部入力装置であり、例えば、キーボードやマウス等のポインティングデバイスやタッチパネルディスプレイで構成される。
HDD209は、後述する図4のアプリケーションプログラム401や各種データを格納する。なお、本実施の形態では、HDD209の代わりに、NAND型フラッシュメモリ、SDカード、SSD等の他の記憶装置が用いられても良い。外部入出力部210は、フロッピーディスク、CD-ROM、SDカード等のリムーバブルディスクからデータを読み出す制御、又は当該リムーバブルディスクにデータを書き込む制御を行う。
図3は、図1の撮像装置103のハードウェア構成を概略的に示す構成図である。図3において、撮像装置103は、撮像レンズ301、絞り302、撮像部303、内部メモリ304、現像処理部305、表示部306、外部メモリ制御部307、操作入力部309、制御部310、及び内部メモリ311を備える。撮像部303、内部メモリ304、現像処理部305、表示部306、外部メモリ制御部307、操作入力部309、制御部310、及び内部メモリ311はシステムバス312を介して互いに接続されている。
撮像レンズ301は、ズームレンズ及びフォーカスレンズを含むレンズ群である。絞り302は、撮像レンズ301から入射する光の光量を調節するために使用される。撮像部303は、撮像レンズ301から入射した光を電気信号に変換するCMOSセンサー等の撮像素子と、当該撮像素子から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器とで構成される。内部メモリ304は、撮像部303から出力されるデジタル信号で構成される画像データ(以下、「RAWデータ」という。)や、現像処理部305により生成される現像データを一時的に保持する記憶装置である。内部メモリ304は、DRAM等の揮発性メモリで構成される。
現像処理部305は、内部メモリ304に保持されたRAWデータに対して、WB処理、ノイズリダクション処理、シャープネス等の各種画像処理を施し、現像データを生成する生成された現像データは、内部メモリ304に保持される。
表示部306は、LCD等の表示デバイスで構成される。外部メモリ制御部307は、内部メモリ304に保持されたRAWデータや現像データを外部メモリ308へ書き込む制御や、外部メモリ308に格納されたデータを内部メモリ304に読み込む制御を行う。外部メモリ308は、撮像装置103と着脱可能な記憶デバイスである。例えば、外部メモリ308は、Flashメモリー等の不揮発性メモリで構成されるSDカードである。操作入力部309は、撮影者が撮像装置103に対して、撮影条件の設定や現像データの表示等の各種操作指示を行うための入力手段であり、ボタン、電子ダイヤル、タッチパネル等で構成される。制御部310は、撮像装置103全体を制御する。内部メモリ311は、不揮発性メモリで構成され、後述する図5のアプリケーションプログラム501等の各種プログラムを格納する。
図4は、図1の撮影レシピ管理サーバ101が実行するアプリケーションプログラム401の構成を説明するためのブロック図である。アプリケーションプログラム401は、撮影レシピ管理モジュール402、撮影設定情報保存モジュール403、撮影設定情報送信モジュール404、撮影レシピ検索モジュール405、検索結果送信モジュール406、被写体情報抽出モジュール407、撮影レシピ候補選択モジュール408、及び評価情報管理モジュール409で構成される。これらモジュールによる処理は、CPU201がHDD209に格納されたアプリケーションプログラム401をRAM202に読み出して実行することによって実現される。
撮影レシピ管理モジュール402は、撮像装置103等から取得した情報を撮影レシピとして管理する制御を行う。撮影設定情報保存モジュール403は、撮像装置103等から取得した見本コンテンツの撮影設定情報をHDD209等に保存する制御を行う。撮影設定情報送信モジュール404は、撮像装置103等へ見本コンテンツの撮影設定情報を送信する制御を行う。撮影レシピ検索モジュール405は、登録された複数の撮影レシピの中から、ユーザに指定された検索条件に該当する撮影レシピを検索する制御を行う。検索結果送信モジュール406は、撮影レシピ検索モジュール405による検索結果を撮像装置103等へ送信する制御を行う。被写体情報抽出モジュール407は、撮像装置103が生成した画像データ、動画データ、又は音声データが上記検索条件として指定された場合、これらのデータから被写体情報を抽出する制御を行う。被写体情報は、撮影レシピ検索モジュール405が撮影レシピを検索する際に使用される。撮影レシピ候補選択モジュール408は、撮影レシピの評価情報に基づいて、撮影者の嗜好に沿った撮影レシピを候補として選択する制御を行う。評価情報管理モジュール409は、撮影レシピの評価情報を撮像装置103等から受信する制御を行う。
図5は、図1の撮像装置103が実行するアプリケーションプログラム501の構成を説明するためのブロック図である。アプリケーションプログラム501は、撮影設定情報受信モジュール502、撮影設定情報適用モジュール503、検索条件送信モジュール504、検索結果受信モジュール505、被写体情報抽出モジュール506、撮影レシピ選択モジュール507、及び評価情報送信モジュール508で構成される。これらモジュールによる処理は、制御部310が内部メモリ311に格納されたアプリケーションプログラム501を実行することによって実現される。
撮影設定情報受信モジュール502は、撮影レシピ管理サーバ101から見本コンテンツの撮影設定情報を受信する制御を行う。撮影設定情報適用モジュール503は、撮影レシピ管理サーバ101から受信した見本コンテンツの撮影設定情報を撮像装置103の撮影に適用する制御を行う。検索条件送信モジュール504は、ユーザが指定した検索条件を撮影レシピ管理サーバ101へ送信する制御を行う。検索結果受信モジュール505は、撮影レシピ管理サーバ101から撮影レシピの検索結果を受信する制御を行う。被写体情報抽出モジュール506は、撮像装置103が生成した画像データ、動画データ、又は音声データが上記検索条件として指定された場合、これらのデータから被写体情報を抽出する制御を行う。撮影レシピ選択モジュール507は、撮影レシピの検索結果からユーザに所望の撮影レシピを選択させる制御を行う。評価情報送信モジュール508は、ユーザが入力した撮影レシピの評価情報を撮影レシピ管理サーバ101へ送信する制御を行う。
図6は、図1の撮像装置103によって実行される見本コンテンツの撮影設定情報受信処理の手順を示すフローチャートである。図6の見本コンテンツの撮影設定情報受信処理は、制御部310が内部メモリ311に格納されたアプリケーションプログラム501を実行することによって実現される。図6の見本コンテンツの撮影設定情報受信処理は、撮像装置103がユーザによる撮影レシピの検索条件の入力を受け付けた際に実行される。
図6において、まず、制御部310は、ユーザが入力した検索条件を撮影レシピ管理サーバ101へ送信する(ステップS601)。検索条件を受信した撮影レシピ管理サーバ101は、後述する図7の見本コンテンツの撮影設定情報送信処理を開始し、上記検索条件に該当する撮影レシピの検索結果を撮像装置103へ送信する。
次いで、制御部310は、撮影レシピ管理サーバ101から撮影レシピの検索結果を受信し(ステップS602)、当該検索結果を表示部306に表示させる。ユーザが上記検索結果の中から1つの撮影レシピを選択したことを検知すると(ステップS603)、制御部310は、選択された撮影レシピを示す情報を撮影レシピ管理サーバ101へ送信する(ステップS604)。撮影レシピ管理サーバ101は、受信した情報が示す撮影レシピに含まれる見本コンテンツの撮影設定情報を撮像装置103へ送信する。
次いで、制御部310は、撮影レシピ管理サーバ101から見本コンテンツの撮影設定情報を受信する(ステップS605)。次いで、制御部310は、被写体の撮影に用いる撮影設定情報として、受信した見本コンテンツの撮影設定情報を設定する(ステップS606)。これにより、ユーザは、焦点距離、露出補正、ISO感度、シャッタースピード、絞り、測光モード等の設定を一つ一つ行うことなく、ステップS603にて選択した撮影レシピに含まれる見本コンテンツの撮影設定情報で撮影を行うことができる。撮影を完了した後、制御部310は、ユーザが入力した撮影レシピの評価情報を撮影レシピ管理サーバ101へ送信し(ステップS607)、本処理を終了する。
図7は、図1の撮影レシピ管理サーバ101によって実行される見本コンテンツの撮影設定情報送信処理の手順を示すフローチャートである。図7の見本コンテンツの撮影設定情報送信処理は、CPU201がHDD209に格納されたアプリケーションプログラム401をRAM202に読み出して実行することによって実現される。なお、図6の見本コンテンツの撮影設定情報送信処理では、複数の撮影レシピがHDD209に既に格納されていることとする。
図7において、まず、CPU201は、ステップ601にて撮像装置103が送信した検索条件を受信する(ステップS701)。次いで、CPU201は、HDD209に格納された複数の撮影レシピの中から、受信した検索条件に該当する撮影レシピを検索する(ステップS702)。なお、本実施の形態では、例えば、撮像装置103が生成した画像データ、動画データ、又は音声データが上記検索条件として指定された場合、ステップS702において、これらのデータから被写体情報が抽出され、この被写体情報に基づいて撮影レシピが検索される構成であっても良い。また、被写体情報の抽出を、ステップS601にて撮像装置103が行っても良い。次いで、CPU201は、ステップS702における撮影レシピの検索結果を撮像装置103へ送信する(ステップS703)。
次いで、CPU201は、撮像装置103から、選択された撮影レシピを示す情報を受信すると(ステップS704)、当該情報が示す撮影レシピに含まれる見本コンテンツの撮影設定情報をHDD209から取得する(ステップS705)。次いで、CPU201は、取得した見本コンテンツの撮影設定情報を撮像装置103へ送信する(ステップS706)。その後、撮像装置103から撮影レシピの評価情報を受信すると、CPU201は、受信した撮影レシピの評価情報をHDD209へ保存し(ステップS707)、本処理を終了する。
次に、撮影レシピに含まれる見本コンテンツの生成について説明する。本実施の形態では、上述したように、撮像装置103を含む複数の撮像装置から送信された複数の撮影レシピが撮影レシピ管理サーバ101によって管理されている。以下では、一例として、複数の撮像装置の中の撮像装置103が見本コンテンツを生成する場合について説明する。
図8は、図1の撮像装置103によって実行される見本コンテンツ生成処理の手順を示すフローチャートである。図8の見本コンテンツ生成処理は、制御部310が内部メモリ311に格納されたアプリケーションプログラム501を実行することによって実現される。
図8において、まず、制御部310は、ユーザ操作に従って撮影設定及び現像設定を行う(ステップS801)。ステップS801では、撮影設定として、焦点距離、露出補正、ISO感度、シャッタースピード、絞り値、測光モードといった撮影設定情報が設定される。また、現像設定として、ホワイトバランス、シャープネス、NR強度、現像エフェクト、色調補正といった現像設定情報が設定される。次いで、制御部310は、設定された撮影設定情報に基づいて撮影を行う(ステップS802)。撮影を完了すると、制御部310は、撮影データを内部メモリ304等に保存する(ステップS803)。撮影データは、ステップS801にて設定された撮影設定情報、撮影して得られたRAWデータ、及び画像特性データを含む。画像特性データは、例えば、RAWデータ全体の輝度ヒストグラムの分散値、RAWデータ全体の平均輝度値、RAWデータを分割したブロック毎の平均色データ、RAWデータにおいて顔検出により特定された顔領域の平均輝度値を含む。なお、これらは、あくまで一例であり、上記画像特性データは、RAWデータにおいて物体認識により特定した物体の平均輝度値等の他の値を含んでいても良い。
次いで、制御部310は、現像処理部305によって上記撮影データを読み込み、設定された現像設定情報に基づいて、RAWデータの現像処理を行う(ステップS804)。この現像処理は、例えば、露出補正、ホワイトバランス調整、コントラスト調整、色調整、シャープネス調整、ガンマ調整といった処理を含む。ステップS804の処理により、現像データが生成される。次いで、制御部310は、現像データ又は上記撮影データに、ステップS804の現像処理にて使用した現像設定情報を付す。制御部310は、この現像設定情報が付された現像データ又は上記撮影データを内部メモリ304等に保存する(ステップS805)。ここで、ステップS804の現像処理により、上記画像特性データが変化した可能性があるため、ステップS805では、現像データに基づいて上記画像特性データを算出し直し、上記撮影データに含まれる上記画像特性データを、算出し直して得られた情報に更新する。例えば、露出補正を行った場合、ステップS803にて算出された特性値を露出補正した値に換算する等、現像処理の種別に応じて簡易的に修正することもできる。次いで、制御部310は、見本コンテンツを生成する(ステップS806)。見本コンテンツは、現像データに基づく画像データ、見本コンテンツの撮影設定情報、見本コンテンツの現像設定情報、及び見本コンテンツの画像特性データを含むデータである。
本実施の形態では、このようにして生成された見本コンテンツが、撮影レシピの一部として、撮影レシピ管理サーバ101によって管理されている。ユーザは、撮影レシピ管理サーバ101によって管理されている複数の見本コンテンツの中から、撮影したい画像に類似する見本コンテンツを選択し、当該見本コンテンツを撮像装置103にダウンロードすることで、当該見本コンテンツに含まれる情報を用いた撮影及び現像を行うことができる。
図9は、図1の撮像装置103によって実行される見本コンテンツを用いた撮影現像制御処理の手順を示すフローチャートである。図9の見本コンテンツを用いた撮影現像制御処理は、制御部310が内部メモリ311に格納されたアプリケーションプログラム501を実行することによって実現される。図9の見本コンテンツを用いた撮影現像制御処理は、ユーザが撮影レシピ管理サーバ101によって管理されている複数の見本コンテンツの中から1つの見本コンテンツを選択し、選択された見本コンテンツを撮像装置103にダウンロードした際に実行される。
図9において、制御部310は、見本コンテンツを設定する(ステップS901)。次いで、制御部310は、見本コンテンツの見栄えの再現に必要となる情報を取得する。具体的に、制御部310は、見本コンテンツに含まれる見本コンテンツの撮影設定情報、見本コンテンツの現像設定情報(見本コンテンツ関連情報)、及び見本コンテンツの画像特性データ(見本コンテンツ関連情報)を取得する(ステップS902)。次いで、制御部310は、図10の撮影設定制御処理を実行する(ステップS903)。
図10は、図9のステップS903の撮影設定制御処理の手順を示すフローチャートである。
図10において、制御部310は、撮像レンズ301から入射した光に基づいて形成されたキャプチャー画像の画像特性データを算出する(ステップS1001)。なお、この画像特性データは、キャプチャー画像全体の輝度ヒストグラムの分散値、キャプチャー画像全体の平均輝度値、キャプチャー画像を分割したブロック毎の平均色データ、キャプチャー画像において顔検出により特定された顔領域の平均輝度値を含む。次いで、制御部310は、見本コンテンツのシーンとキャプチャー画像のシーンが類似しているか否かを判別する(ステップS1002)。ステップS1002では、例えば、各画像のブロック毎の色情報、ヒストグラム情報、顔検出情報等の類似度が所定値以上である場合、制御部310は、見本コンテンツのシーンとキャプチャー画像のシーンが類似していると判別する。一方、各画像のブロック毎の色情報、ヒストグラム情報、顔検出情報等の類似度が所定値未満である場合、制御部310は、見本コンテンツのシーンとキャプチャー画像のシーンが類似していないと判別する。
ステップS1002の判別の結果、見本コンテンツのシーンとキャプチャー画像のシーンが類似していると判別された場合、制御部310は、画像の平均輝度及び顔の平均輝度を用いて露出制御を行う(ステップS1003)。ステップS1003では、制御部310は、画像の平均輝度、顔の平均輝度が見本コンテンツに近くなるように露出制御を行う。例えば、制御部310は、キャプチャー画像と見本コンテンツの平均輝度差と顔の平均輝度差の2乗和が最小になるような露出に制御する。ステップS1003における露出制御は、ISO感度、絞り値、シャッター秒時を調整することで行うこととする。また、見本コンテンツやキャプチャー画像から顔領域が検出されない場合、画像の平均輝度のみを用いて露出制御が行われる。次いで、撮影設定制御処理は後述するステップS1005へ進む。
ステップS1002の判別の結果、見本コンテンツのシーンとキャプチャー画像のシーンが類似していないと判別された場合、制御部310は、顔の平均輝度を用いて露出制御を行う(ステップS1004)。ステップS1004では、制御部310は、顔の平均輝度が見本コンテンツに近くなるように露出制御を行う。つまり、見本コンテンツのシーンとキャプチャー画像のシーンが類似していない場合の露出制御において、画像の平均輝度が用いられない。これは、特に順光、逆光等のシーンが類似していない場合において、画像の平均輝度を近づけても画像のテイストが近づくことにはなり難いためである。このように、本実施の形態では、見本コンテンツのシーンとキャプチャー画像のシーンの類似度に基づいて、ISO感度、絞り値、シャッター秒時の調整度合いが異なる。次いで、制御部310は、撮影を行ったか否かを判別する(ステップS1005)。
ステップS1005の判別の結果、撮影を行っていないと判別された場合、撮影設定制御処理はステップS1001へ戻る。ステップS1005の判別の結果、撮影を行っていると判別された場合、制御部310は、撮影して得られたRAWデータの画像特性データを見本コンテンツの画像特性データに近づけるように、RAWデータに対して階調補正処理を行う(ステップS1006)。ステップS1006では、例えば、RAWデータと見本コンテンツの輝度の累積ヒストグラム、及び顔の輝度値が近づくような輝度毎のルックアップテーブルが用いられる。
図11は、図10のステップS1006の階調補正処理を説明するための図である。図11(a)は、RAWデータと見本コンテンツの輝度の累積ヒストグラムを示す。図11(a)において、X軸は輝度を示し、Y軸は累積度数を示す。また、図11(a)において、1001は見本コンテンツの累積ヒストグラムである。1002はRAWデータの累積ヒストグラムである。1003は見本コンテンツの顔の輝度値である。1004はRAWデータの顔の輝度値である。基本的には図中の矢印のように補正するテーブルを用意するが、そのまま適用するとコントラストがつき過ぎてしまう虞があるため、補正量に制限を設けておくのが望ましい。図11(b)は、上述したように補正量に制限を設けて作成された階調補正テーブル1005の一例を示す。図11(b)において、X軸は補正前の輝度を示し、Y軸は補正後の輝度を示す。次いで、撮影設定制御処理は終了し、処理は図9のステップS904へ進む。
図9に戻り、制御部310は、図10の撮影設定制御処理における撮影に関する撮影データを内部メモリ304等に保存する(ステップS904)。この撮影データは、上記撮影にて生成されたRAWデータに、上記撮影に用いられた撮影設定情報、及びステップS902にて取得された見本コンテンツの現像設定情報を付したデータである。次いで、制御部310は、撮像装置103が見本コンテンツの現像設定情報を用いた現像処理を実行可能であるか否かを判別する(ステップS905)。
ステップS905の判別の結果、撮像装置103が見本コンテンツの現像設定情報を用いた現像処理を実行可能であると判別された場合、制御部310は、RAWデータに対し、見本コンテンツの現像設定情報を用いて現像処理を施し(ステップS906)、現像データを生成する。次いで、見本コンテンツを用いた撮影現像制御処理は、後述するステップS908へ進む。
ステップS905の判別の結果、撮像装置103が見本コンテンツの現像設定情報を用いた現像処理を実行可能でないと判別された場合、制御部310は、RAWデータに対し、予め登録された現像設定の初期値を用いて現像処理を施し(ステップS907)、現像データを生成する。次いで、制御部310は、RAWデータと現像データを内部メモリ304等に保存し(ステップS908)、本処理を終了する。
上述した実施の形態によれば、見本コンテンツを設定した状態で被写体の撮影を行う場合、見本コンテンツの撮影設定情報及び見本コンテンツ関連情報に基づいて、被写体の撮影によってRAWデータを生成して当該RAWデータの現像処理を実行する制御が行われる。これにより、見本コンテンツのような見栄えのコンテンツをユーザに提供することができる。
また、上述した実施の形態では、見本コンテンツ関連情報は、見本コンテンツの現像処理に用いられた見本コンテンツの現像設定情報を含む。これにより、所定の現像処理が施された見本コンテンツの見栄えを再現したコンテンツをユーザに提供することができる。
上述した実施の形態では、見本コンテンツを設定した状態で被写体の撮影を行う場合、見本コンテンツの撮影設定情報を用いて被写体の撮影が行われ、見本コンテンツの現像設定情報を用いて現像処理が実行される。これにより、見本コンテンツの撮影時及び現像時に用いられた設定情報を実際の撮影及び現像に確実に反映させることができる。
上述した実施の形態では、見本コンテンツの画像特性データと被写体を撮影して生成されたキャプチャー画像の画像特性データとを比較した結果に基づいて見本コンテンツの撮影設定情報が調整され、調整済みの撮影設定情報を用いて被写体の撮影が行われる。これにより、見本コンテンツの撮影設定情報を撮影環境に適した値に調整して撮影を行うことができ、もって、見本コンテンツの撮影時と撮影環境が異なっても、見本コンテンツのような見栄えのコンテンツをユーザに提供することができる。
上述した実施の形態では、見本コンテンツの撮影設定情報におけるISO感度、絞り値、シャッター秒時が調整される。これにより、ユーザがISO感度、絞り値、シャッター秒時を調整しなくても、見本コンテンツを設定した状態で被写体の撮影を行うことで、見本コンテンツのような見栄えのコンテンツをユーザに提供することができる。
上述した実施の形態では、見本コンテンツのシーンとキャプチャー画像のシーンの類似度に基づいて、ISO感度、絞り値、シャッター秒時の調整度合いが異なる。これにより、見本コンテンツのシーンとキャプチャー画像のシーンの類似度に応じて適切な値にISO感度、絞り値、シャッター秒時を調整することができる。
上述した実施の形態では、見本コンテンツの画像特性データは、見本コンテンツの画像全体の輝度ヒストグラムの分散値、見本コンテンツの画像全体の平均輝度値、見本コンテンツの画像を分割したブロック毎の平均色データ、見本コンテンツの画像において特定された顔領域の平均輝度値を含む。これにより、見本コンテンツのような見栄えのコンテンツをユーザに提供するために必要となる、見本コンテンツの撮影時と実際の撮影時との違いの判別を精度良く行うことができる。
上述した実施の形態では、被写体の撮影に用いられた撮影設定情報とRAWデータの現像処理に用いられた現像設定情報がRAWデータに付される。これにより、これらの設定値が付されたRAWデータに基づいて、新たな見本コンテンツを容易に生成することができ、もって、新たな見本コンテンツのような見栄えのコンテンツを別のユーザに提供することができる。
以上、本発明について、上述した実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、現像処理部305は、ハードウェアではなく、制御部310が内部メモリ311等に格納されプログラムを実行することによって起動するソフトウェアモジュールであっても良い。
また、上述した実施の形態では、撮像装置103は、デジタルカメラに限られず、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PCといった撮影機能を備える装置であっても良い。
更に、上述した実施の形態では、撮像装置103と通信可能なクラウドサーバが現像処理を実行する構成であっても良い。例えば、クラウドサーバが見本コンテンツの現像設定情報を用いた現像処理を実行可能である場合、制御部310が見本コンテンツの現像設定情報を用いた現像処理の実行に必要となるデータをクラウドサーバに送信する。クラウドサーバは受信したデータに基づいて、見本コンテンツの現像設定情報を用いて現像処理を実行して現像データを生成し、この現像データを撮像装置103へ送信する。このように処理することで、クラウドサーバが現像処理を実行する構成において、所定の現像処理が施された見本コンテンツの見栄えを再現したコンテンツをユーザに提供することができる。
また、見本コンテンツの現像設定情報及びユーザが指定した現像設定情報の何れを現像処理に用いるかをユーザに選択させても良い。
図12は、図1の撮像装置103によって実行される現像制御処理の手順を示すフローチャートである。図12の現像制御処理は、制御部310が内部メモリ311に格納されたアプリケーションプログラム501を実行することによって実現される。
図12において、制御部310は、現像処理部305によって撮影データを読み込む(ステップS1201)。ここで、例えば、撮影データを読み込んだ現像処理部305が見本コンテンツの現像処理を行った現像処理部と仕様やバージョンといった種別が異なる現像処理部である場合、見本コンテンツの現像設定情報を用いた現像処理を実行できない可能性がある。これに対し、本実施の形態では、現像処理部305が見本コンテンツの現像処理を行った現像処理部と種別が異なる現像処理部である場合、現像処理部305が撮影データを読み込んだことに従って、見本コンテンツの現像処理時と種別が異なる現像処理部が使用されていることを通知しても良い。これにより、撮影データを読み込んだ現像処理部305が見本コンテンツの現像処理を行った現像処理部と種別が異なる現像処理部であることに起因して、見本コンテンツの現像設定情報を用いた現像処理を実行できない可能性があることを気付かせる機会をユーザに与えることができる。
次いで、制御部310は、見本コンテンツの現像設定情報及びユーザが指定した現像設定情報の何れを現像処理に用いるかを判別する(ステップS1202)。本実施の形態では、見本コンテンツの現像設定情報及びユーザが指定した現像設定情報にそれぞれ対応するチェックボックスが表示部306に表示され、ユーザが選択したチェックボックスに基づいてステップS1202の判別が行われる。
ステップS1202の判別の結果、見本コンテンツの現像設定情報を現像処理に用いると判別された場合、制御部310は、現像処理に用いる現像設定情報として見本コンテンツの現像設定情報を設定する(ステップS1203)。次いで、現像制御処理は後述するステップS1205へ進む。
ステップS1202の判別の結果、ユーザが指定した現像設定情報を現像処理に用いると判別された場合、制御部310は、現像処理に用いる現像設定情報としてユーザが指定した現像設定情報を設定する(ステップS1204)。なお、本実施の形態では、ステップS1203,S1204にて現像設定情報が設定された後、ユーザが別の現像設定情報に変更することも可能である。
次いで、制御部310は、RAWデータに対し、設定された現像設定情報に基づいて、現像処理を施して(ステップS1205)、現像データを生成し、RAWデータ及び現像データを内部メモリ304等に保存し(ステップS1206)、本処理を終了する。
上述した実施の形態では、見本コンテンツの現像設定情報及びユーザが指定した現像設定情報の何れを現像処理に用いるかをユーザに選択させる。これにより、コンテンツを上手に撮影する知識や技術が無いユーザに対し、見本コンテンツのような見栄えのコンテンツの生成を補助しつつ、上級者に対し、このような補助を行わないように制御することができる。
なお、上述した実施の形態では、図13に示すように、撮像装置103がスマートフォン1301を介して撮影レシピ管理サーバ101と通信を行う構成であっても良い。スマートフォン1301は、有線ケーブル、有線ネットワーク、又は無線ネットワークを介して撮像装置103と接続されている。撮像装置103は、インターネットへ直接接続されず、撮影レシピ管理サーバ101との通信を、スマートフォン1301に介して行う。このような構成において、例えば、ステップS601にて、検索条件を決定するための画像の撮影を、スマートフォン1301が行っても良い。
また、上述した実施の形態では、図6の見本コンテンツの撮影設定情報受信処理と図7の見本コンテンツの撮影設定情報送信処理を2台の装置で分担して行うのではなく、撮像装置103が1台のみで実行しても良い。若しくは、例えば、図13のように、3台以上の装置が通信を行う環境において、3台以上の装置が分担して図6の見本コンテンツの撮影設定情報受信処理と図7の見本コンテンツの撮影設定情報送信処理を実行しても良い。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
103 撮像装置
301 撮像レンズ
310 制御部
301 撮像レンズ
310 制御部
Claims (13)
- 取得した見本コンテンツに含まれる情報に基づいて被写体の撮影を行う撮像装置であって、
前記見本コンテンツから当該見本コンテンツの撮影に用いられた見本コンテンツの撮影設定情報を取得する第1の取得手段と、
前記見本コンテンツから前記見本コンテンツの撮影設定情報と異なる見本コンテンツ関連情報であって前記見本コンテンツの見栄えの再現に必要となる見本コンテンツ関連情報を取得する第2の取得手段と、
前記見本コンテンツを設定した状態で前記被写体の撮影を行う場合、前記見本コンテンツの撮影設定情報及び前記見本コンテンツ関連情報に基づいて、前記被写体の撮影によって画像データを生成して当該画像データの現像処理を実行する制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記見本コンテンツ関連情報は、前記見本コンテンツから取得した見本コンテンツの現像設定情報であって当該見本コンテンツの現像処理に用いられた見本コンテンツの現像設定情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記見本コンテンツを設定した状態で前記被写体の撮影を行う場合、前記制御手段は、前記見本コンテンツの撮影設定情報を用いて前記被写体の撮影を行い、前記見本コンテンツの現像設定情報を用いて前記画像データの現像処理を実行することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記見本コンテンツの現像設定情報を用いて前記画像データの現像処理を実行可能なクラウドサーバと通信を行い、
前記見本コンテンツを設定した状態で前記被写体の撮影を行う場合、前記制御手段は、前記画像データの現像処理の実行に必要となるデータを前記クラウドサーバに送信し、前記クラウドサーバが前記見本コンテンツの現像設定情報を用いて前記画像データの現像処理を実行して生成された現像データを前記クラウドサーバから取得することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記見本コンテンツの現像設定情報及びユーザによって指定された現像設定情報の何れを前記画像データの現像処理に用いるかを前記ユーザに選択させることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
- 前記画像データの現像処理を行う現像処理手段を更に備え、
前記現像処理手段が前記見本コンテンツの現像処理を実行した現像処理手段と種別が異なる現像処理手段である場合、前記現像処理手段が前記画像データを読み込んだことに従って、前記見本コンテンツの現像処理時と種別が異なる現像処理手段が使用されていることを通知することを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記見本コンテンツ関連情報は、前記見本コンテンツの画像特性データを含み、
前記制御手段は、前記見本コンテンツの画像特性データと前記撮像装置の撮像レンズに入射した光に基づいて形成されたキャプチャー画像の画像特性データとを比較した結果に基づいて前記見本コンテンツの撮影設定情報を調整し、調整済みの撮影設定情報を用いて前記被写体の撮影を行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記制御手段は、前記見本コンテンツの撮影設定情報におけるISO感度、絞り値、シャッター秒時を調整することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
- 前記見本コンテンツのシーンと前記キャプチャー画像のシーンの類似度を算出する算出手段を更に備え、
前記制御手段は、前記見本コンテンツのシーンと前記キャプチャー画像のシーンの類似度に基づいて、前記ISO感度、前記絞り値、前記シャッター秒時の調整度合いが異なることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。 - 前記見本コンテンツの画像特性データは、前記見本コンテンツの画像全体の輝度ヒストグラムの分散値、前記見本コンテンツの画像全体の平均輝度値、前記見本コンテンツの画像を分割したブロック毎の平均色データ、前記見本コンテンツの画像における特定の領域の平均輝度値を含むことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記被写体の撮影に用いられた撮影設定情報と前記画像データの現像処理に用いられた現像設定情報を前記画像データに付することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の撮像装置。
- 取得した見本コンテンツに含まれる情報に基づいて被写体の撮影を行う撮像装置の制御方法であって、
前記見本コンテンツから当該見本コンテンツの撮影に用いられた見本コンテンツの撮影設定情報を取得する第1の取得工程と、
前記見本コンテンツから前記見本コンテンツの撮影設定情報と異なる見本コンテンツ関連情報であって前記見本コンテンツの見栄えの再現に必要となる見本コンテンツ関連情報を取得する第2の取得工程と、
前記見本コンテンツを設定した状態で前記被写体の撮影を行う場合、前記見本コンテンツの撮影設定情報及び前記見本コンテンツ関連情報に基づいて、前記被写体の撮影によって画像データを生成して当該画像データの現像処理を実行する制御を行う制御工程とを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載の撮像装置の各手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2021172317A JP2023062380A (ja) | 2021-10-21 | 2021-10-21 | 撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラム |
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