JP2023061315A - 出力制御装置、出力制御方法及び出力制御システム - Google Patents

出力制御装置、出力制御方法及び出力制御システム Download PDF

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壽成 木村
Hisashige Kimura
昌行 豊田
Masayuki Toyoda
好州 三木
Yoshikuni Miki
庸平 掛江
Yohei Kakee
怜 広見
Rei Hiromi
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Abstract

【課題】コンテンツがもたらす刺激からユーザを保護すること。【解決手段】実施形態に係る出力制御装置は、コンテンツがユーザに与える没入感への影響状態を推定し、前記推定した影響状態に基づき、コンテンツの出力に没入感を低減する没入感低減処理を施すことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、出力制御装置、出力制御方法及び出力制御システムに関する。
XR等のバーチャル空間を用いてコンテンツを提供するサービスが知られている。例えば、XRには、VR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality)、MR(Mixed Reality)が含まれる。
さらに、映像や音響の解像度の向上、さらにハプティクスデバイスを用いた触感等の追加によって、バーチャル空間を用いたコンテンツの没入感が高まっている。
一方で、ユーザは、バーチャル空間で過激な体験を受けた際に身体が極端に反応してしまい、心身にストレスを受ける場合がある。
また、従来、プライバシー及び公序良俗等を考慮して、コンテンツに含まれる映像のモザイク処理及び視聴制限を自動的に行うための技術が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。
特開2001-86407号公報 特開2000-244830号公報
しかしながら、従来の技術では、コンテンツがもたらす刺激からユーザを保護することが難しい場合があるという問題がある。
例えば、特許文献1及び特許文献2に記載の技術は、バーチャル空間を用いたコンテンツによる刺激を考慮して視聴制限等を行うものではない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツがもたらす刺激からユーザを保護することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る出力制御装置は、判定部と、出力制御部と、を有する。判定部は、コンテンツがユーザに与える影響に関する条件が満たされるか否かを判定する。出力制御部は、判定部によって条件が満たされると判定された場合、コンテンツの没入感が低減されるように、コンテンツの出力を制御する。
本発明によれば、コンテンツがもたらす刺激からユーザを保護することができる。
図1は、実施形態に係る出力制御システムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る出力制御装置の構成例を示す図である。 図3は、ユーザ情報の例を示す図である。 図4は、処理情報の例を示す図である。 図5は、没入感を低減させる処理を説明する図である。 図6は、没入感を低減させる処理を説明する図である。 図7は、没入感を低減させる処理を説明する図である。 図8は、出力制御装置の状態遷移図である。 図9は、実施形態に係る出力制御装置が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する出力制御装置、出力制御方法及び出力制御システムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態により本発明が限定されるものではない。
まず、図1を用いて、実施形態に係る出力制御システムについて説明する。図1は、実施形態に係る出力制御システムの構成を示す図である。
図1に示すように、出力制御システム1は、提供装置10、出力制御装置20、出力装置30及びセンサ40を有する。
また、提供装置10と出力制御装置20は、ネットワークNを介して接続されている。例えば、ネットワークNは、インターネット又はイントラネットである。
提供装置10は、コンテンツを提供するための装置である。例えば、提供装置10はサーバである。
提供装置10は、ネットワークNを介して出力制御装置20にコンテンツを送信する。例えば、コンテンツは、動画像、音声、又は動画像と音声との組み合わせである。例えば、提供装置10は、あらかじめ用意されたコンテンツをファイル単位で送信する。
また、コンテンツは、バーチャル空間を用いたXRのコンテンツであってもよい。例えば、コンテンツは、バーチャル空間において動画像及び音声を出力するVRコンテンツである。
出力制御装置20は、提供装置10からのコンテンツに処理を施し出力する。その際、出力制御装置20は、提供されるコンテンツによってもたらされる刺激からユーザを保護する。具体的には、出力制御装置20は、コンテンツに対するユーザの没入感を調整する。
例えば、出力制御装置20は、パーソナルコンピュータ及びスマートフォン等の情報処理装置である。
例えば、出力制御装置20は、コンテンツに対して没入感を低減させるような加工を行った上で、出力装置30にコンテンツを出力させる。出力装置30は、出力制御装置20からの処理済コンテンツを再生出力する。
出力装置30は、出力制御装置20の制御に応じてコンテンツを出力する。出力装置30は、画像及び音声を出力することができる。
例えば、出力装置30は、ドーム型の空間に備えられたスクリーンに画像を投影するプロジェクタ及びスピーカである。この場合、ユーザはドーム型の空間の内部からコンテンツを視聴することができる。その際、スクリーンは、ドーム内の壁面に沿ってユーザの視界を囲むように配置されるため、ユーザは臨場感のある画像を見ることができる。
また、出力装置30は、VRゴーグル、ディスプレイ又はヘッドホンを含むものであってもよい。
センサ40は、コンテンツを視聴するユーザの状態をセンシングする。例えば、センサ40は、ユーザを撮影するためのカメラである。また、例えば、センサ40は、ユーザの体温、心拍数、脳波のような生体情報を取得する生体センサである。
図2を用いて、出力制御装置20の構成について説明する。図2は、実施形態に係る出力制御装置の構成例を示す図である。
図2に示すように、出力制御装置20は、通信部21、入力部22、出力部23、記憶部24及び制御部25を有する。
通信部21は、ネットワークNを介して他の装置との間でデータの通信を行うためのインタフェースである。通信部21は、例えばNIC(Network Interface Card)である。
入力部22は、データの入力を受け付けるためのインタフェースである。入力部22は、マウス及びキーボード等の入力装置と接続される。また、入力部22は、センサ40からデータの入力を受け付ける。
出力部23は、データを出力するためのインタフェースである。出力部23は、出力装置30に対してデータを出力する。
出力制御装置20の記憶部24及び制御部25は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、入出力ポート等を有するコンピュータや各種の回路により実現される。
コンピュータのCPUは、例えばROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部25の認識部251、判定部252、検知部253及び出力制御部254として機能する。
また、記憶部24は、RAMやフラッシュメモリに対応する。RAMやフラッシュメモリは、ユーザ情報241、処理情報242及び認識モデル情報243等を記憶することができる。
なお、出力制御装置20は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
ユーザ情報241は、ユーザごとの没入感を低減させる対象に関する情報である。ユーザ情報241には、没入感を低減させる対象となる画像、音声又はシーンが、ユーザに対応付けられてあらかじめ登録される。
図3は、ユーザ情報の例を示す図である。図3に示すように、ユーザ情報241には、ユーザごとに、コンテンツの内容ごとのスコアが格納される。スコアは、没入感を低減させる度合い、つまり換言すれば当該コンテンツの内容がそのユーザに与える影響の強さ(以降、影響度)である。コンテンツの内容は、「流血」、「金属音」といったキーワードで表される。
ユーザに与える影響の強さ、つまりユーザが感じる苦手さ又は嫌悪感が大きいほど、スコアは大きくなる。これらのデータ(コンテンツの内容、スコア)はユーザがマニュアル入力により設定すればよい。例えば、コンテンツの内容が規定されている場合には、ユーザにコンテンツの内容の一覧を提示し、内容ごとに影響度を設定させてもよい。また、実際にこれらユーザ情報により、後述のコンテンツの没入感制御を行った場合におけるユーザの没入感(センサによる心身状態の検出により判定)と、その際のコンテンツ内容により、これらのデータを更新、すなわち学習処理を行ってもよい。
例えば、図3には、ユーザIDが「U001」であるユーザの、内容が「流血」である画像に対する影響度が「3」であることが示されている。
また、例えば、図3には、ユーザIDが「U002」であるユーザの、内容が「そしゃく音」である音声に対する影響度が「2」であることが示されている。
また、例えば、図3には、ユーザIDが「U003」であるユーザの、内容が「心霊」であるシーンに対する影響度が「1」であることが示されている。
なお、シーンは、前後の文脈又はストーリー等を考慮して決定される動画像の内容である。
処理情報242は、コンテンツの内容についての影響度の判定結果に基づく、没入感を低減させる処理の内容を示す情報である。
図4は、処理情報の例を示す図である。図4に示すように、処理情報242では、判定対象及び影響度に処理内容が対応付けられている。
なお、判定対象は、ユーザ情報241において、コンテンツの内容が「画像」、「音声」、「シーン」のいずれに分類されているかを示す項目である。
例えば、図4には、「画像」又は「シーン」に分類されるコンテンツの内容の影響度が「1」である場合、処理内容が「解像度、フレームレート、再生速度:1/2」であることが示されている。
また、例えば、図4には、「音声」に分類されるコンテンツの内容の影響度が「2」である場合、処理内容が「音量、再生速度:1/2、周波数カット、音源の方向変更」であることが示されている。
なお、各処理内容の詳細については後述する。
認識モデル情報243は、画像認識及び音声認識を行うためのモデルを構築するためのモデルである。
例えば、認識モデル情報243は、機械学習の手法により訓練済みのモデルのパラメータである。モデルは、ニューラルネットワークを用いたものであってもよい。
認識部251は、コンテンツに含まれる画像に対する画像認識を行う。また、認識部251は、コンテンツに含まれる音声に対する音声認識を行う。さらに、コンテンツに含まれる画像・音声の認識結果及びその変化の流れ等からシーンの認識(推定)を行う。
例えば、認識部251は、認識モデル情報243を基に構築したモデルに、コンテンツのデータを入力することで、画像認識及び音声認識、そしてシーンの認識を行う。
例えば、モデルは、図3に示したコンテンツの内容を表すキーワードを解として出力モデルで、入力されたコンテンツのデータに基づきコンテンツの内容を表すキーワードごとのスコアを出力する。
そして、認識部251は、モデルが出力したコンテンツ認識内容(画像・音声・シーン)のスコアが閾値以上である場合に、その時点のコンテンツの内容を当該モデルが出力したコンテンツ認識内容と決定する。
例えば、コンテンツのデータが入力されたモデルが、画像「流血」のスコアを0.9と出力し、画像「昆虫」のスコアを0.5と出力し、画像「交通事故現場」のスコアを0.1と出力したものとする。このとき、閾値を0.8とすると、認識部251は、当該コンテンツの内容が画像「流血」である判定する。
また例えば、コンテンツのデータが入力されたモデルが、音声「金属音」のスコアを0.9と出力し、音声「そしゃく音」のスコアを0.3と出力し、音声「衝突音」のスコアを0.2と出力したものとする。このとき、閾値を0.8とすると、認識部251は、当該コンテンツの内容が音声「金属音」であると判定する。
なお、シーンについても同様の方法でそのコンテンツの内容が判定される。認識部251は、画像認識の結果及び音声認識の結果の両方を基にしてシーンの判定を行うことができる。
また、認識部251によって複数のコンテンツの内容が判定されることもある。例えば、認識部251によって、同時に画像「流血」と画像「昆虫」がコンテンツの内容として判定されたり、同時に画像「流血」と音声「衝突音」、そしてシーン「交通事故」がコンテンツの内容として判定されたりする場合もある。
判定部252は、認識部251により判定されたコンテンツの内容に基づき没入感の低減処理の要否、処理レベルを決定する。
具体的には、認識部251により図3に示されたコンテンツの内容が認識されていない場合、判定部252は、没入感の低減処理は不要と決定し、認識された場合は図3に示されたコンテンツの内容に対応した影響度を読み取り、没入感の低減処理の処理レベルとする。
このように、判定部252は、コンテンツがユーザに与える没入感への影響状態を推定することができる。
影響状態の推定は、判定部252が、コンテンツ利用ユーザとコンテンツに含まれる画像に対する画像認識によって得られた画像認識内容により、ユーザごとに対応付けられて記憶されたコンテンツの画像内容と影響状態のデータベース(ユーザ情報241)を検索することにより行われる。
また、影響状態の推定は、判定部252が、コンテンツ利用ユーザとコンテンツに含まれる音声に対する音声認識によって得られた音声認識内容により、ユーザごとに対応付けられて記憶されたコンテンツの音声内容と影響状態のデータベースを検索することにより行われる。
なお、影響度0(空データ)の場合は、判定部252は、没入感の低減処理は不要と決定する。これは、個人によって同じコンテンツ内容であっても影響度の有無が異なる場合があるので、テーブルのデータ(影響度0(空データ))で没入感の低減処理を不要にする処理が行えるようにするためである。
なお、コンテンツ視聴ユーザ(出力制御装置20の使用者)の認識は、コンテンツ視聴ユーザによるマニュアル入力、あるいはカメラ(センサ40)画像の認識処理等により実現でき、認識したユーザ(ユーザID)に対するデータテーブルレコードのデータが使用されることになる。
出力制御部254は、判定部252の判定結果に基づき、コンテンツの没入感が低減されるように、コンテンツの出力を制御する。
例えば、出力制御部254は、コンテンツに含まれる画像の解像度の低下、フレームレートの低下、出力速度の低下、視点の変更、立体感の低下、CG(Computer Graphics)への差し替え等のうちの少なくともいずれかによりコンテンツの没入感を低減させて(没入感低減処理)、コンテンツを出力させる。これにより、画像によって生じる没入感を低減させることができる。
具体的には、出力制御部254は、判定部252の判定結果に基づき、図4に示すテーブルから判定対象(画像・音声・シーン)における影響度に応じた没入感低減処理内容を読み取り、出力画像・音声の没入感低減処理を行う。
このように、出力制御部254は、推定した影響状態に基づき、コンテンツの出力に没入感を低減する没入感低減処理を施すことができる。
図5は、没入感を低減させる処理を説明する図である。図5に示すように、出力制御部254は、没入感の低減のために画像の解像度を低下させ。さらに、出力制御部254は、解像度を低下させて画像を出力していることがユーザに分かるように、「解像度変更中」というメッセージを画面に表示する。
同様に、出力制御部254は、動画像のフレームレートを下げるとともに、フレームレートを変更中であることを画面に表示することで、没入感を低減させることができる。
また、出力制御部254は、動画像の出力速度(再生速度)を下げるとともに、出力速度を変更中であることを画面に表示することで、没入感を低減させることができる。
また、出力制御部254は、コンテンツの画像の立体感を下げるとともに、立体感を変更中であることを画面に表示することで、没入感を低減させることができる。例えば、出力制御部254は、影及び光沢等の表現を抑えることにより立体感を下げる。
また、出力制御部254は、コンテンツの画像をあらかじめ用意したCG画像に差し替えるとともに、CG画像を出力中であることを画面に表示することで、没入感を低減させることができる。例えば、出力制御部254は、コンテンツの画像を模したアニメーションを出力させる。
つまり、これらの処理は、実画像のリアリティ感(画質粗・動画の滑らかさ低・動画再生速度低・立体感低・実写度低 等)を低下させて、没入感を低下させている。
また、出力制御部254は、コンテンツの画像の視点を変更し、始点を変更中であることを画面に表示することで、没入感を低減させることができる。
例えば、図6に示すように、出力制御部254は、第一人者視点の画像を第三者視点のCG画像に差し替えることにより、没入感を大幅に低減させることができる。図6は、没入感を低減させる処理を説明する図である。
図6の上側画像は、自動車が自分(交通事故当事者)の方に向かってきて衝突した自分視点の画像で非常に衝撃度の高い画像で、XR画像では思わず目を閉じたり、のけぞったりする画像であるが、本実施形態では交通事故目撃者の目線での画像となっており、衝撃的な画像ではあるが、当事者ではないのでその分衝撃度は低下するものである。
また、出力制御部254は、例えば、コンテンツに含まれる音声の音質の変換、ダイナミックレンジの制限、出力速度の低下、音量の低下、音像定位感の低下等のうちの少なくともいずれかによりコンテンツの没入感を低減させて(没入感低減処理)、コンテンツを出力させる。これにより、音声によって生じる没入感を低減させることができる。
出力制御部254は、音声の音質を変換するとともに、音声を変更中であることを画面に表示することで、没入感を低減させることができる。
例えば、出力制御部254は、音声の周波数帯域を狭くすることで音質を変更する。出力制御部254は、図7に示すように、一定値以上の周波数をカットすることにより音質を変更する。図7は、没入感を低減させる処理を説明する図である。
同様に、出力制御部254は、ダイナミックレンジの制限により音質を低下させてもよい。
また、出力制御部254は、音声の出力速度(再生速度)を下げるとともに、出力速度を変更中であることを画面に表示することで、没入感を低減させることができる。
また、出力制御部254は、音声の音量を下げるとともに、音量を変更中であることを画面に表示することで、没入感を低減させることができる。
また、出力制御部254は、音像定位感を下げるとともに、音像定位感を変更中であることを画面に表示することで、没入感を低減させることができる。
例えば、出力制御部254は、立体的に配置された仮想的な音源の位置を、一様な位置に配置し直すことで、音像定位感を下げることができる。
また、例えば、出力制御部254は、ユーザの目の前(第一人者視点)から発せられているように聞こえる音声を、遠く(第三者視点)から発せられているように聞こえるように変化させてもよい。
つまり、これらの処理は、実音声のリアリティ感や衝撃度(音声再現度(音質・定位)低・音量低 等)を低下させて、没入感を低下させている。
上記のように、没入感を低減させていることを画面に表示することで、没入感を低減させるために画像・音声を処理していることをユーザに伝え、コンテンツ再生の違和感や再生異常の疑問感を低減させることができる。
さらに、没入感を低減させていることを画面に表示することで、ユーザは没入感を低減させる必要のあるコンテンツが出力されることを確認することができる。また、これにより、例えばユーザは、苦手なコンテンツに対して身構えることができる。
出力制御部254は、コンテンツの没入感があらかじめ指定された度合いに従って低減されるように、コンテンツの出力を制御する。これにより、没入感の低減の度合いを、コンテンツやユーザに応じて柔軟に調整することができる。
出力制御部254は、ユーザ情報241の影響度に基づき、処理情報242を参照して処理内容を決定する。処理情報242には、影響度が大きいほど没入感が低減される度合いが大きくなるように処理内容が定められている。
したがって、例えば、ユーザ「U001」の画像「は虫類」に対する影響度は「1」である。このため、コンテンツの画像の内容が「は虫類」である場合、出力制御部254は、処理情報242を参照し、コンテンツの画像に対し、解像度、フレームレート、再生速度を1/2にする処理を行う。
また、例えば、ユーザ「U001」の画像「流血」に対する影響度は「3」である。このため、コンテンツの画像の内容が「流血」である場合、出力制御部254は、処理情報242を参照し、画像に対し、視点変更(例えば、第一人者視点を第三者視点に変更)を行う。
このように、没入感低減処理は、推定された影響状態により、対応付けられて記憶された影響状態と処理内容のデータベース(処理情報242)を検索することにより決定される。
本実施形態の場合、出力制御部254は、没入感低減処理を行うコンテンツ内容が同時に複数存在する場合は、影響度の高い方のコンテンツ内容に対応する没入感低減処理を行う。これは、影響度の低い方のコンテンツ内容に対応する没入感低減処理よりも強い没入感低減処理が行われ、影響度の低い方のコンテンツ内容に対しても充分な没入感低減効果があると考えられるためである。
なお、出力制御部254は、影響度の高い方のコンテンツ内容に対応する没入感低減処理だけでなく、影響度の低い方のコンテンツ内容に対応する没入感低減処理を同時に行ってもよい。例えば、画像に対する影響度が「3」である場合、出力制御部254は、画像に対し、影響度「3」に対応する視点変更を行うとともに、影響度「2」に対応する解像度、フレームレート、再生速度を1/4にする処理も行ってもよい。
また、出力制御装置20は、ユーザの状態を検知し結果を基に出力を制御してもよい。出力制御装置20は、センサ出力信号によりコンテンツ再生中のユーザの状態を検知し、ユーザの状態を検知した結果を基に、影響状態を推定する。
検知部253は、センサによりユーザの状態を検知する。そして、判定部252は、検知部253による検知結果を基に、ユーザの没入感状態が没入感低減処理を行うべき条件を満たしているか否かを判定する。そして、出力制御装置20は、ユーザの没入感状態(影響度と同様)に応じた没入感低減処理を行う。これにより、ユーザの状態に合わせた柔軟な没入感の調整が可能になる。
例えば、検知部253によって、ユーザが不安又は不快な感情を持っている状態にあると検知された場合、判定部252は没入感低減処理を行うべき条件が満たされると判定し、出力制御装置20は、ユーザの状態に応じた没入感低減処理を行う。
本実施形態ではユーザの没入感状態はユーザの没入感状態は心拍、発汗等の身体状態によりそのレベル(影響度)を推測するが、処理内容は図4に示した画像・音声・シーンにおける各影響度に応じた処理内容において、推定したレベル(影響度)に対応する画像・音声・シーンでの処理内容を実施する。
なお、画像・音声・シーンの内の1つあるいは2つにおける各影響度に応じた処理内容を実施するようにしても良い。
なお、ユーザの状態に基づく没入感低減処理は、前述のコンテンツ内容に基づく没入感低減処理が実行中であるか否かにかかわらず行われてもよく、またどちらか一方だけをユーザが選択して行うようにしても良い。
さらに、判定部252は、検知部253による検知結果に対して、図3に示したユーザ情報における対応する部分の影響度を増減させる学習処理を行うと共に、判定内容を更新してもよい。
例えば、出力制御部254は、影響度「2」に対応する処理を行っている際に、検知部253によってユーザが不安又は不快な感情を持っている状態が十分に解消されていないと検知された場合、図3に示したユーザ情報における対応する部分の影響度を「3」に変更更新(学習)し、出力制御部254がより没入感が低減されるような影響度を「3」に対応する処理を行うようにする。
なお、上記例では影響度を増加する例を示したが、ユーザの不安又は不快な感情が低下し過ぎて没入感の不足が認められる場合は、同様に影響度を減少する処理を行う。
また、コンテンツは、後半に進むにしたがって没入感が大きくなる構成である場合がある。例えば、同じ物体の画像であっても大きさや色彩を変えてより強調することが多い。そのため、出力制御部254は、コンテンツの後半では(再生経過時間に応じて)、影響度を増加させる(ある再生時間からは影響度を1段上げる等)等の微補正を行った上で処理内容を決定してもよい。
なお、図4における処理内容を少し没入感がより低減する内容に変更する方法でも同様の動作が可能である。
次に複数のメンバーで同じコンテンツを同じ画像・音声状態で視聴する場合の動作について説明する。
この場合、出力制御装置20は、まず没入感調整の基準とするメンバーを決定する。これは、一般的にはマニュアル入力(例えば代表(リーダ)によるキーボード等を利用した入力)が考えられるが、メンバーのプロファイル情報に基づき没入感感度の高い人(コンテンツの影響を受けやすい人)を推定して決定する方法等も可能である。例えば、最年少の人を選択する方法や、過去の実績(コンテンツ再生時の心身状態)から推定する方法等が考えられる。
そして、没入感調整の基準とするメンバーを決定した後は、上述の説明と同様の方法で、基準メンバーに関する各種上に基づき、判定部252及び出力制御装置20が上述と同様の処理を行い、没入感低減処理を施したコンテンツを各メンバーの出力装置30に出力されるようにする。
なお、この場合は、提供装置10で没入感低減処理を施して処理済みのコンテンツデータを各メンバーの出力制御装置20に提供するか、提供装置10から各メンバーの出力制御装置20に没入感低減処理内容のデータを提供する方法が考えられる。
各メンバーの状態による没入感低減処理については、各メンバーの状態をメンバーに対応した各センサ40の信号から推定し、最も没入感が強い(影響度が大きい)と推定されたメンバーに応じて、上述の没入感低減処理を行えばよい。
このように、出力制御装置20は、同じコンテンツを視聴する複数のユーザのうち、所定の方法によって決定された代表ユーザに対して影響状態を推定し、推定した影響状態に基づき、コンテンツの出力に没入感を低減する没入感低減処理を施す。
また、出力制御部254による没入感の低減方法は、コンテンツの画像及び音声の加工に限られない。例えば、出力制御部254は、コンテンツとは別の画像及び音声を出力する(混在・一時切替等)ことでユーザの気を紛らわせ、没入感を低減させてもよい。また、出力制御部254は、コンテンツの画像及び音声にノイズを混入させて明瞭性を低下させることで没入感を低減させてもよい。
また、出力制御部254は、ユーザと密着した座席等の設備に振動を発生させること、及び照明の明るさ、色等を変化させること、送風を行うこと、つまりコンテンツ外の刺激を与えて集中度を分散・低下させることで没入感を低減させてもよい。
また、判定部252によって没入感低減処理の要否判定やレベルが変わった場合は、変わった要否判定やレベルに基づく処理に変更される。つまり、出力制御部254は、実行中の没入感低減処理を中止したり、処理内容を変更したりする。
なお、没入感低減処理を変える際は、画像や音声の変化が自然となるように、徐々に変化させること、例えば解像度や音量等を徐々に変更するのも好ましい方法である。
また、出力制御部254は、ユーザの操作に応じて没入感を低減させる処理を中止してもよい。
図8を用いて、出力制御装置20の状態遷移を説明する。図8は、出力制御装置の状態遷移図である。
図8に示すように、出力制御装置20は、コンテンツの再生を開始し(T1)、没入感低減条件が成立した場合、又はユーザの過剰没入感を検出した場合には(T2)、没入感低減処理を行う(T3)。
その際、出力制御装置20は、没入感低減条件データ(例えば、ユーザ情報241)及び没入感低減処理内容データ(例えば、処理情報242)を参照する(T4、T5)。
没入感低減条件データ及び没入感低減処理内容データに対しては、ユーザによる初期設定又は更新が行われる(T6)。
また、出力制御装置20は、コンテンツ視聴するユーザのデータ(例えば、センサによって取得される心身状態)を取得する(T7)。
没入感低減条件データ及び没入感低減処理内容データは、コンテンツ視聴するユーザのデータにより更新されてもよい(T8)。例えば、出力制御装置20は、ユーザの心身状態を基に、コンテンツの提供態様(例えば、没入感の低減度合い)が適度であるかを判定し、判定結果に応じて没入感低減条件データ及び没入感低減処理内容データを更新してもよい(学習に相当)。
また、没入感低減処理内容データは、個々のユーザに対して設けられたものであってもよいし、多数のユーザに対して設けられたものであってもよい(ビッグデータ)。没入感低減処理内容データが多数のユーザに対して設けられたものである場合、一定の割合のユーザの心身状態を基に更新される。
図9は、実施形態に係る出力制御装置が実行する処理の手順を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、出力制御装置20は、コンテンツから画像又は音声を認識する(ステップS101)。
次に、制御部25(出力制御装置20)は、認識した画像又は音声に基づき、没入感低減処理の要否、レベル(影響度)を判定する(ステップS102)。
没入感低減処理が必要との判定の場合(ステップS102、Yes)、制御部25は、没入感低減処理のレベル判定結果に応じてコンテンツ没入感を低減させる処理を実行し(ステップS105)、ステップS106へ進む。
没入感低減処理が不要との判定の場合(ステップS102、No)、制御部25は、センサからセンサ値を取得する(ステップS103)。
そして、制御部25は、センサ値からユーザが不快に感じていることを検知した場合(ステップS104、Yes)、ステップS105へ進む。
制御部25は、センサ値からユーザが不快に感じていることを検知しなかった場合(ステップS104、No)、また没入感低減処理が実行された後(ステップS105)、コンテンツを出力させる(ステップS106)。
制御部25は、例えばコンテンツの再生が完了した場合、ユーザによる再生中止操作等、終了条件が満たされるまで(ステップS107、No)、ステップS103からステップS106までの処理を繰り返す。
制御部25は、終了条件が満たされた場合(ステップS107、Yes)、コンテンツの出力を停止する(ステップS108)。
上述してきたように、実施形態に係る制御部25は、判定部252と、出力制御部254と、を有する。判定部252は、コンテンツがユーザに与える影響を考慮して没入感低減処理が必要性、その低減レベルを判定する。出力制御部254は、判定部252の判定結果に基づき、コンテンツに対するユーザの没入感が適度に低減されるように、コンテンツの出力を制御する。このように、出力制御装置20(制御部25)は、ユーザに合わせて画像及び音声の没入感強度を低減させることができる。その結果、実施形態によれば、コンテンツがもたらす過剰な刺激からユーザを保護することができる。
また、実施形態の出力制御装置20は、ユーザ情報241及び処理情報242といったテーブル形式のデータを使って制御を行う。このため、ユーザの追加及び処理内容の変更、学習制御等に容易に対応することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細及び代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神又は範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
N ネットワーク
1 出力制御システム
10 提供装置
20 出力制御装置
21 通信部
22 入力部
23 出力部
24 記憶部
25 制御部
30 出力装置
40 センサ
241 ユーザ情報
242 処理情報
243 認識モデル情報
251 認識部
252 判定部
253 検知部
254 出力制御部

Claims (10)

  1. コンテンツの出力形態の制御を行う制御部を備え、
    前記制御部は、
    コンテンツがユーザに与える没入感への影響状態を推定し、
    前記推定した影響状態に基づき、コンテンツの出力に没入感を低減する没入感低減処理を施すことを特徴とする出力制御装置。
  2. 前記影響状態の推定は、
    コンテンツ利用ユーザとコンテンツに含まれる画像に対する画像認識によって得られた画像認識内容により、ユーザごとに対応付けられて記憶されたコンテンツの画像内容と影響状態のデータベースを検索することにより行われることを特徴とする請求項1に記載の出力制御装置。
  3. 前記影響状態の推定は、
    コンテンツ利用ユーザとコンテンツに含まれる音声に対する音声認識によって得られた音声認識内容により、ユーザごとに対応付けられて記憶されたコンテンツの音声内容と影響状態のデータベースを検索することにより行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の出力制御装置。
  4. 前記制御部は、
    センサ出力信号によりコンテンツ再生中のユーザの状態を検知し、
    ユーザ状態を検知した結果を基に、前記影響状態を推定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の出力制御装置。
  5. 前記没入感低減処理は、前記コンテンツに含まれる画像の解像度の低下、フレームレートの低下、出力速度の低下、視点の変更、立体感の低下、CG(Computer Graphics)への差し替えのうちの少なくともいずれかにより前記コンテンツの没入感を低減する処理であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の出力制御装置。
  6. 前記没入感低減処理は、前記コンテンツに含まれる音声の音質の変換、ダイナミックレンジの制限、出力速度の低下、音量の低下、音像定位感の低下のうちの少なくともいずれかにより前記コンテンツの没入感を低減する処理であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の出力制御装置。
  7. 前記没入感低減処理は、
    前記推定された影響状態により、対応付けられて記憶された影響状態と処理内容のデータベースを検索することにより決定されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の出力制御装置。
  8. 前記制御部は、
    同じコンテンツを視聴する複数のユーザのうち、所定の方法によって決定された代表ユーザに対して前記影響状態を推定し、前記推定した影響状態に基づき、コンテンツの出力に没入感を低減する没入感低減処理を施すことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の出力制御装置。
  9. コンテンツの出力形態の制御を行う出力制御方法であって、
    コンテンツがユーザに与える没入感への影響状態を推定し、
    前記推定した影響状態に基づき、コンテンツの出力に没入感を低減する没入感低減処理を施すことを特徴とする出力制御方法。
  10. コンテンツを提供する提供装置と、前記提供装置からのコンテンツに処理を施し出力する出力制御装置と、前記出力制御装置からの処理済コンテンツを再生出力する出力装置と、を有する出力制御システムであって、
    前記出力制御装置は、
    コンテンツの出力形態の制御を行う制御部を備え、
    前記制御部は、
    コンテンツがユーザに与える没入感への影響状態を推定し、
    前記推定した影響状態に基づき、コンテンツの出力に没入感を低減する没入感低減処理を施すことを特徴とする出力制御システム。
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