JP2023060789A - 鉄系金属の腐食抑制剤及び腐食抑制方法 - Google Patents

鉄系金属の腐食抑制剤及び腐食抑制方法 Download PDF

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正樹 吉田
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Abstract

【課題】電気伝導率が20mS/mより低い水系と接触する鉄系金属配管や設備への腐食抑制効果を発揮し、取扱い性に優れ、広い設置スペースを必要としない腐食抑制剤及び腐食抑制方法を提供する。【解決手段】本発明に係る鉄系金属の腐食抑制方法は、電気伝導率が20mS/mより低い水系に対し、酸解離定数pKaが4以下の有機酸及びその塩を添加する。本発明に係る鉄系金属の腐食抑制剤は、酸解離定数pKaが4以下の有機酸及びその塩を有効成分として含有する。【選択図】なし

Description

本発明は、鉄系金属の腐食抑制剤及び腐食抑制方法に関する。
鉄系金属は、水及び酸素が存在する事で酸化され、腐食が進行する。特に、イオン交換樹脂、逆浸透膜やナノろ過膜によって脱塩処理を行った処理水では、硬度成分が低いため硬度成分由来の防食皮膜が形成され難くなり、またpH緩衝作用に乏しいため大気からの炭酸ガスの溶け込みによるpH低下が発生し易くなる。その結果、水と接触する鉄系金属配管や設備に腐食が発生し、配管の減肉や貫孔、割れといった問題が発生することがある。
配管や設備の腐食抑制方法として、処理水に炭酸塩を溶解させる方法が知られている。例えば、特許文献1には、逆浸透膜を用いて脱塩処理した脱塩水をpH調整して調整水とし、調整水に炭酸カルシウム粒子を接触させることで、炭酸カルシウムを溶解させ脱塩水の腐食性を抑制する方法が記載されている。
特開2019-42734号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、処理水量によっては炭酸カルシウム粒子の消費量が多くなるため、炭酸カルシウム粒子塔への炭酸カルシウム粒子の補充量及び補充頻度が多くなるという取扱い性に問題がある。また、炭酸カルシウム粒子塔を設置するための広い設置スペースを必要とするという問題もある。
本発明では、水と接触する鉄系金属配管や設備への腐食抑制効果を発揮し、取扱い性に優れ、広い設置スペースを必要としない腐食抑制剤及び腐食抑制方法を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意検討を行った結果、以下の構成からなる解決手段を見出し、本発明を完成するに至った。
(1)電気伝導率が20mS/mより低い水系に対し、酸解離定数pKaが4以下の有機酸及びその塩を添加する鉄系金属の腐食抑制方法。
(2)前記有機酸及びその塩が、グルコン酸、乳酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1に記載の腐食抑制方法。
(3)前記有機酸及びその塩が、グルコン酸ナトリウムである請求項1に記載の腐食抑制方法。
(4)前記有機酸及びその塩が、水系に有機酸として0.018mmol/L以上の濃度で添加する請求項1~3に記載の腐食抑制方法。
(5)前記水系が、イオン交換樹脂,逆浸透膜又はナノろ過膜による処理水系である請求項1~4に記載の腐食抑制方法。
(6)請求項1~5に記載の有機酸及びその塩を含む鉄系金属の腐食抑制剤。
本発明によれば、炭酸カルシウム粒子を使用した処理と同等以上の腐食抑制効果を発揮することができ、取扱い性に優れ、広い設置スペースを必要としない腐食抑制剤及び腐食抑制方法を提供できる。
図1は、実施例1~12及び比較例1~6の腐食試験で使用したジャーテスタを示す説明図である。 図2は、実施例4、8~12及び比較例1、6の腐食試験における試験水電気伝導率に対する腐食抑制剤添加による防食率をプロットしたグラフである。
本発明に係る膜分離処理水の腐食抑制剤は、酸解離定数pKaが4以下の有機酸及びその塩を腐食抑制成分として含むことを特徴とする。
酸解離定数pKaが4以下の有機酸及びその塩の中でも、腐食抑制効果の観点からグルコン酸及びその塩、乳酸及びその塩がより好ましい。有機酸塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、リチウム塩等を例示できる。特に、グルコン酸、乳酸、及びこれらのナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩は食品添加物、グルコン酸のマグネシウム塩,リチウム塩は医薬品、乳酸のマグネシウム塩は医薬品原料に該当するため、安全性においても優れている。また、グルコン酸ナトリウムは溶解度が59g/100mLと高く、製剤性が特に優れている。
本発明の腐食抑制剤には、本発明の効果を阻害しない範囲で、腐食抑制成分の他に必要に応じて他の添加剤が含まれていてもよい。他の添加剤としては、他の腐食抑制成分、脱酸素成分、pH調整成分、スケール分散成分、保存料成分、有機溶剤成分、水などが挙げられる。他の腐食抑制成分としては、例えば、モリブデン酸およびその塩、タングステン酸およびその塩、ベンゾトリアゾール、オクタデセンなどのアルケンなどが挙げられる。脱酸素剤としては、ヒドラジン、カルボヒドラジド、亜硫酸ナトリウム、エリソルビン酸およびその塩、アスコルビン酸およびその塩、没食子酸およびその塩、タンニン、メチルエチルケトオキシム、ジエチルヒドロキシルアミンなどが挙げられる。pH調整剤としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、アンモニア、モルホリンなどのアミンなどが挙げられる。スケール分散成分としては、例えば、EDTAなどのキレート剤、ポリアクリル酸およびその塩などの高分子化合物、マレイン酸およびその塩、ホスホン酸およびその塩などが挙げられる。保存料成分としては、例えば、ソルビン酸及びその塩、安息香酸及びその塩、グリシンなどのアミノ酸及びその塩などが挙げられる。有機溶剤成分としては、例えば、アセトン、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等のアルコール系化合物、テトラヒドロフラン、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、クロロホルム、ジクロロエタン、トリクロロエチレンなどが挙げられる。これらの添加剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらの添加剤の含有量は特に限定されず、上述の腐食抑制剤100質量部に対して、好ましくは0.5~10質量部の割合で添加される。
次に、本発明の腐食抑制剤を使用する方法について説明する。本発明の腐食抑制剤は、電気伝導率が20mS/mより低い水系に存在させる事で鉄系金属の腐食抑制効果を発揮する。本明細書において腐食抑制とは、腐食の防止、予防及び軽減など、腐食への対応全般を意味する。
本明細書において、電気伝導率が20mS/mより低い水系とは、例えば、イオン交換樹脂、逆浸透膜又はナノろ過膜を用いて、原水に含まれる不純物を除いた処理水である。原水は、水道水、工業用水、地下水、河川水、海水、雨水等のいずれを使用しても良い。また、原水自体の電気伝導率が20mS/mより低い場合は、原水も「電気伝導率が20mS/mより低い水系」に含まれる。
例えば、逆浸透膜(RO膜)を用いて脱塩処理を行った場合、原水に含まれる低分子物質及びイオン状物質が除去され、脱塩水となる。その為、逆浸透膜の処理水は、電気伝導率が20mS/mより低い水系に該当する。
水系の電気伝導率は、腐食抑制剤による高い腐食抑制効果が得られるためには10mS/m以下であることが好ましい。
水系と接触する鉄系金属とは、鉄を50質量%以上含まれる金属で形成されているものを指す。
本発明の腐食抑制剤を水系に接触させる方法は、特に限定されず、例えば、液体状とした腐食抑制剤を連続的または間欠的に水系に注入してもよい。若しくは、固体状とした腐食抑制剤を水系に投入してもよい。本発明の腐食抑制剤の添加量は特に限定されず、例えば、腐食抑制成分が、好ましくは有機酸として0.018mmol/L以上の濃度となるように添加される。本発明の腐食抑制剤は、そのまま添加してもよく、さらに水で希釈して添加してもよい。
有機酸としての添加濃度が0.018mmol/Lの場合、添加後の水系の全有機炭素濃度上昇を水道水質基準の3mg/L以下とすることが可能である。また有機酸としての添加濃度が1mmol/Lの場合、添加後の水系の化学的酸素要求量上昇を水質汚濁防止法に定める一般排水基準の日間平均120mg/L以下とすることが可能である。
以上のように、本発明の腐食抑制剤は、炭酸カルシウム粒子を使用した処理と同等以上の腐食抑制効果を発揮することができ、優れた安全性を有し、取扱い性に優れる。さらに、本発明の腐食抑制方法によれば、炭酸カルシウム粒子塔が不要となるため、炭酸カルシウム粒子塔への煩雑な炭酸カルシウム粒子の投入作業をなくし、炭酸カルシウム粒子塔の設備スペースを削減しながら、水系と接触する鉄系金属からなる設備の腐食を抑制することができる。したがって、本発明の腐食抑制剤及び腐食抑制方法は、作業環境の改善(例えば、炭酸カルシウム粒子塔への炭酸カルシウム粒子の投入作業など)や設備の省スペース化が期待できる。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
図1に示すジャーテスタを用いて、鉄系金属の腐食試験を行った。ジャーテスタは、ガラス容器1と、熱電対3と、撹拌機4と、ラバーヒーター5とを備えている。ガラス容器1内には腐食抑制剤6を含む試験水を入れ、試験水内の試験片2によって腐食抑制剤による腐食抑制効果を評価できる。
試験片は、低炭素鋼のJIS G 3141の1種(SPCC)で形成されており、試験片全面を400番研磨仕上げとしたものを使用した。試験片の大きさは、長さ50mm、幅20mm及び厚み1mmであり、1ヶ所に固定用として直径4mmの穴を有している。
試験水には、地下水を原水とし逆浸透膜を用いて脱塩処理し電気伝導率5mS/mとなった処理水(RO処理水)を使用した。RO処理水には、腐食抑制剤としてグルコン酸カルシウムを有機酸濃度で1mmol/Lの濃度で投入した。試験水内に試験片2を設置し、水温23℃、撹拌速度150rpmの条件で常時撹拌した。試験片設置から7日後に、試験片を取り出して腐食の程度を腐食度(mdd)で評価した。
<腐食度(mdd)>
試験前の試験片の質量と試験後の試験片の質量から、腐食度(mg/dm/day)を算出した。すなわち、試験前後の試験片の質量差から試験片の質量減少量(mg)を求め、単位面積(dm)に対する1日あたりの減少量として算出した。結果を表1に示す。
腐食抑制剤としてグルコン酸カルシウムの代わりに、グルコン酸ナトリウムを有機酸として1mmol/Lの濃度で用いた以外は、実施例1と同様の手順で試験を行い、腐食の程度を評価した。
腐食抑制剤としてグルコン酸カルシウムの代わりに、乳酸カルシウムを有機酸として1mmol/Lの濃度で用いた以外は、実施例1と同様の手順で試験を行い、腐食の程度を評価した。
(比較例1)
腐食抑制剤を用いなかった以外は、実施例1と同様の手順で試験を行い、腐食の程度を評価した。
(比較例2)
腐食抑制剤として、硫酸と炭酸カルシウム粒子を用いてカルシウムイオンを40mgCaCO/Lの濃度で加えた以外は、実施例1と同様の手順で試験を行い、腐食の程度を評価した。
(比較例3~5)
腐食抑制剤として、有機酸塩であるアスコルビン酸カルシウム(比較例3)、酢酸カルシウム(比較例4)及びプロピオン酸カルシウム(比較例5)を有機酸として1mmol/Lの濃度で用いた以外は、実施例1と同様の手順で試験を行い、腐食の程度を評価した。
Figure 2023060789000001
表1から明らかなように、実施例1~3は、比較例1の無添加に比べて腐食度が低いことがわかる。したがって、実施例1~3は「○」と評価した。
比較例2の炭酸カルシウム粒子は、比較例1の無添加に比べて腐食速度が大きく、「×」と評価した。比較3~5の有機酸塩は、酸解離定数が4より大きいものであり、比較例1の無添加に比べて腐食速度が大きく、「×」と評価した。
(実施例4~7)
腐食抑制剤としてグルコン酸カルシウムの代わりに、グルコン酸ナトリウムを有機酸として0.018mmol/L(実施例4)、0.037mmol/L(実施例5)、0.092mmol/L(実施例6)、0.183mmol/L(実施例7)の濃度で用いた以外は、実施例1と同様の手順で試験を行い、腐食の程度を評価した。
Figure 2023060789000002
表2から明らかなように、実施例4~7は、比較例1の無添加に比べて腐食度が低いことがわかる。電気伝導率の上昇についても、実施例4~7は1.3mS/mの上昇が最大であり、添加後のRO処理水の電気伝導率を大きく変化させないことがわかる。したがって、実施例4~7は、「○」と評価した。実施例2については、無添加に比べて腐食度は低いが、RO処理水の電気伝導率を7.8mS/m上昇させるため、「△」と評価した。
(実施例8~12)
RO処理水の代わりに、イオン交換樹脂を用いて脱塩処理したイオン交換水と脱塩素した東京都水道水とを混合し、電気伝導率を0.02mS/m(実施例8)、2.6mS/m(実施例9)、10.4mS/m(実施例10)、15.2mS/m(実施例11)、19.6mS/m(実施例12)に調製した試験水を用い、腐食抑制剤としてグルコン酸カルシウムの代わりに、グルコン酸ナトリウムを有機酸として0.018mmol/Lの濃度で用いた場合と、腐食抑制剤を用いなかった場合とで、実施例1と同様の手順で試験を行い、腐食の程度を評価した。
(比較例6)
電気伝導率を24mS/mに調整した水を用いた以外は、実施例8~12と同様の手順で試験を行い、腐食の程度を評価した。
Figure 2023060789000003
実施例4、8~12及び比較例1、6について、同じ電気伝導率での腐食速度を比較し、各電気伝導率における腐食抑制剤による防食率を算出した。防食率とは、無添加時の腐食速度から腐食抑制剤添加時の腐食速度を引き、無添加時の腐食速度で割り100を掛けた値である。各電気伝導率での腐食抑制剤(グルコン酸ナトリウム)による防食率を図2に示す。実施例はどれも腐食抑制剤無添加よりも低い腐食速度となった事から、腐食抑制剤添加による腐食抑制効果が確認できた。電気伝導率が24mS/m(比較例6)では、腐食抑制剤を添加しても防食効果は得られず、腐食抑制剤無添加の腐食速度を上回る結果となった。実施例8~12を比較すると、電気伝導率が低くなるほど防食率が上昇し、10mS/m以下では良好な防食効果が得られた。特に、2.5mS/mの時に最も防食率が高く防食率は80%であった。また、グルコン酸ナトリウムを有機酸として0.018mmol/L添加した際の電気伝導率上昇は0.21mS/mであり、20mS/mより低い水系において腐食抑制剤添加時に電気伝導率を大きく変化させることなく防食効果を得ることが可能である。
1 ガラス容器
2 試験片
3 熱電対
4 撹拌機
5 ラバーヒーター
6 腐食抑制剤

Claims (6)

  1. 電気伝導率が20mS/mより低い水系に対し、酸解離定数pKaが4以下の有機酸及びその塩を添加する鉄系金属の腐食抑制方法。
  2. 前記有機酸及びその塩が、グルコン酸、乳酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1に記載の腐食抑制方法。
  3. 前記有機酸及びその塩が、グルコン酸ナトリウムである請求項1に記載の腐食抑制方法。
  4. 前記有機酸及びその塩が水系に有機酸として0.018mmol/L以上の濃度で添加する請求項1~3に記載の腐食抑制方法。
  5. 前記水系が、イオン交換樹脂,逆浸透膜又はナノろ過膜による処理水系である請求項1~4に記載の腐食抑制方法。
  6. 請求項1~5に記載の有機酸及びその塩を含む鉄系金属の腐食抑制剤。
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