JP2023059657A - 手続受付装置、手続受付装置プログラム、手続処理システム、携帯端末及び携帯端末プログラム - Google Patents

手続受付装置、手続受付装置プログラム、手続処理システム、携帯端末及び携帯端末プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】様々な手続における本人確認処理を単純化した手続受付装置、手続受付装置プログラム、手続処理システム、携帯端末及び携帯端末プログラムを提供する。【解決手段】利用者による手続に係る依頼を受け付ける手続受付装置1は、複数の手続種類から利用者が指定した一の手続種類を受け付ける手続種類受付部12と、受け付けた手続種類にかかわらず、利用者の顔写真が掲載された本人確認書類を顔写真が掲載された面を含む複数の異なる撮影方向から撮影して得た、複数の書類画像を取得する書類画像取得部16と、利用者の顔を撮影して得た顔画像を取得する顔画像取得部17と、取得した書類画像に含まれる顔写真の画像と、取得した顔画像とを照合する画像照合部18と、取得した各画像と照合結果とを含む手続依頼情報を手続依頼情報記憶部32に記憶させ、手続に係る受付を完了する受付完了部19と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、本人確認が必要な手続における手続受付装置、手続受付装置プログラム、手続処理システム、携帯端末及び携帯端末プログラムに関する。
従来、銀行等において、インターネット等の通信ネットワークを介して、顧客に対していわゆるインターネットバンキングのサービスを提供することが行われている。インターネットバンキングのサービスでは、携帯端末等の顧客が所持する端末を使用して本人であることの確認を行うために、例えば、端末を操作する本人の顔画像と、写真付きの身分証明書とを利用したものが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-86971号公報
特許文献1に記載のものは、口座開設済の預金口座を利用した口座振替登録に関するものを例に、本人確認処理を説明している。
ところで、インターネットバンキングのサービスには、口座振替登録以外にも、様々な取引を行うことが想定される。しかし、要求される本人確認の精度は、取引によって異なる。例えば、振込等の資金移動が伴う取引と、電話番号の変更手続き等の諸手続きとは、資金移動が伴う取引の方が、高い本人確認の精度が求められる。
他方、手続ごとに本人確認の精度を異なるようにするためには、例えば、新たな手続を追加する度に処理の追加が生じる等、手続をするための処理が複雑になってしまう。処理が複雑になると、システム変更の際の負担が大きくなる。
そこで、本発明は、様々な手続における本人確認処理を単純化した手続受付装置、手続受付装置プログラム、手続処理システム、携帯端末及び携帯端末プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、利用者による手続に係る依頼を受け付ける手続受付装置(1)であって、複数の手続種類から前記利用者が指定した一の前記手続種類を受け付ける手続種類受付手段(12)と、前記手続種類受付手段が受け付けた前記手続種類にかかわらず、前記利用者の顔写真が掲載された本人確認書類(C)を前記顔写真が掲載された面を含む複数の異なる撮影方向から撮影して得た、複数の書類画像を取得する書類画像取得手段(16)と、前記利用者の顔を撮影して得た顔画像を取得する顔画像取得手段(17)と、前記書類画像取得手段が取得した前記書類画像に含まれる前記顔写真の画像と、前記顔画像取得手段が取得した前記顔画像とを照合する照合手段(18)と、取得した各画像と前記照合手段による照合結果とを含む手続依頼情報を手続依頼情報記憶部(32)に記憶させ、手続に係る受付を完了する受付完了手段(19)と、を備える、手続受付装置である。
第2の発明は、第1の発明の手続受付装置(1)において、前記書類画像取得手段(16)は、前記本人確認書類(C)の種類にかかわらず、前記本人確認書類を撮影する方向の数を同じにして、前記撮影方向から撮影して得た前記複数の書類画像を取得する、手続受付装置である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の手続受付装置(1)において、前記書類画像取得手段(16)は、前記本人確認書類(C)の種類にかかわらず、前記本人確認書類を撮影する方向を同じにして、前記撮影方向から撮影して得た前記複数の書類画像を取得する、手続受付装置である。
第4の発明は、利用者から手続に係る依頼を受け付ける手続受付装置(201)であって、複数の手続種類から前記利用者が指定した一の前記手続種類を受け付ける手続種類受付手段(12)と、前記利用者が指定した、前記利用者の顔写真が掲載された本人確認書類(C)の種類を受け付ける書類種類受付手段(214)と、前記書類種類受付手段が受け付けた前記本人確認書類の種類に応じて、前記顔写真が掲載された面を含む前記本人確認書類を撮影する複数の撮影方向を決定する撮影方向決定手段(215)と、前記撮影方向決定手段による決定にしたがって前記本人確認書類を撮影して得た、複数の書類画像を取得する書類画像取得手段(216)と、前記利用者の顔を撮影して得た顔画像を取得する顔画像取得手段(17)と、前記書類画像取得手段が取得した前記書類画像に含まれる前記顔写真の画像と、前記顔画像取得手段が取得した前記顔画像とを照合する照合手段(18)と、取得した各画像と前記照合手段による照合結果とを含む手続依頼情報を手続依頼情報記憶部に記憶させ、手続に係る受付を完了する受付完了手段(19)と、を備える、手続受付装置である。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの手続受付装置(1,201)において、前記複数の書類画像のうちの一の前記書類画像は、前記本人確認書類(C)の前記顔写真が掲載された面に対して垂直の撮影方向から撮影して得たものである、手続受付装置である。
第6の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの手続受付装置(1,201)において、前記複数の書類画像のうちの一の前記書類画像は、前記本人確認書類(C)の前記顔写真が掲載された面を撮影して得た画像に対して補正処理をしたものである、手続受付装置である。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかの手続受付装置(1,201)において、前記手続種類受付手段が受け付けた前記一の手続種類が所定の手続種類である場合に、認証コードを発行して前記利用者に通知するコード発行手段(20)と、前記コード発行手段が発行した前記認証コードを受信した場合に、個人番号を有する媒体を撮影して得た、個人番号画像を取得する番号画像取得手段(21)と、前記番号画像取得手段が取得した前記個人番号画像を、前記手続依頼情報記憶部(32)の対応する前記手続依頼情報に関連付けて記憶させる番号画像登録手段(22)と、を備える、手続受付装置である。
第8の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかの手続受付装置(1,201)において、前記利用者の手続対象に関する基本情報に指定の情報を含む場合に、認証コードを発行して前記利用者に通知するコード発行手段(20)と、前記コード発行手段が発行した前記認証コードを受信した場合に、個人番号を有する媒体を撮影して得た、個人番号画像を取得する番号画像取得手段(21)と、前記番号画像取得手段が取得した前記個人番号画像を、前記手続依頼情報記憶部(32)の対応する前記手続依頼情報に関連付けて記憶させる番号画像登録手段(22)と、を備える、手続受付装置である。
第9の発明は、第1の発明から第8の発明までのいずれかの手続受付装置(1,201)において、前記手続種類は、金融機関における諸手続きの種類であり、前記手続依頼情報記憶部(32)の前記手続依頼情報に基づく手続可否結果を受け付ける判定結果受付手段(23)と、前記判定結果受付手段が受け付けた前記手続可否結果が手続可である場合に、前記手続依頼情報に基づく手続処理を行う手続処理手段(24)と、を備える、手続受付装置である。
第10の発明は、第1の発明から第9の発明までのいずれかの手続受付装置(1,201)としてコンピュータを機能させるための手続受付装置プログラムである。
第11の発明は、第1の発明から第8の発明までのいずれかの手続受付装置(1,201)を含む手続処理システム(100,200)であって、前記手続種類は、金融機関における諸手続きの種類であり、前記手続依頼情報記憶部(32)の前記手続依頼情報に基づく手続可否結果を受け付ける判定結果受付手段と、前記判定結果受付手段が受け付けた前記手続可否結果が手続可である場合に、前記手続依頼情報に基づく手続処理を行う手続処理手段と、を備える、手続処理システムである。
第12の発明は、利用者による手続に係る依頼を受け付ける携帯端末(1a)であって、複数の手続種類から前記利用者が指定した一の前記手続種類を受け付ける手続種類受付手段(12)と、前記手続種類受付手段が受け付けた前記手続種類にかかわらず、前記利用者の顔写真が掲載された本人確認書類(C)を前記顔写真が掲載された面を含む複数の異なる撮影方向から撮影して得た、複数の書類画像を取得する書類画像取得手段(16)と、前記利用者の顔を撮影して得た顔画像を取得する顔画像取得手段(17)と、前記書類画像取得手段が取得した前記書類画像に含まれる少なくとも前記顔写真の画像と、前記顔画像取得手段が取得した前記顔画像とを、画像照合を行う照合装置(1b)に依頼する照合依頼手段と、取得した各画像と前記照合依頼手段による依頼結果として前記照合装置から得た照合結果とを含む手続依頼情報を、前記手続依頼情報に係る処理を行う処理装置(1b)に送信し、手続に係る受付を完了する受付完了手段(19)と、を備える、携帯端末である。
第13の発明は、利用者から手続に係る依頼を受け付ける携帯端末であって、複数の手続種類から前記利用者が指定した一の前記手続種類を受け付ける手続種類受付手段(12)と、前記利用者が指定した、前記利用者の顔写真が掲載された本人確認書類(C)の種類を受け付ける書類種類受付手段(214)と、前記書類種類受付手段が受け付けた前記本人確認書類の種類に応じて、前記顔写真が掲載された面を含む前記本人確認書類を撮影する複数の撮影方向を決定する撮影方向決定手段(215)と、前記撮影方向決定手段による決定にしたがって前記本人確認書類を撮影して得た、複数の書類画像を取得する書類画像取得手段(216)と、前記利用者の顔を撮影して得た顔画像を取得する顔画像取得手段(17)と、前記書類画像取得手段が取得した前記書類画像に含まれる少なくとも前記顔写真の画像と、前記顔画像取得手段が取得した前記顔画像とを、画像照合を行う照合装置に依頼する照合依頼手段と、取得した各画像と前記照合依頼手段による依頼結果として前記照合装置から得た照合結果とを含む手続依頼情報を、前記手続依頼情報に係る処理を行う処理装置に送信し、手続に係る受付を完了する受付完了手段(19)と、を備える、携帯端末である。
第14の発明は、第12の発明又は第13の発明に記載の携帯端末(1a)において、前記手続種類受付手段が受け付けた前記一の手続種類が所定の手続種類である場合に、認証コードを発行して前記利用者に通知するコード発行手段(20)と、前記コード発行手段が発行した前記認証コードを受信した場合に、個人番号を有する媒体を撮影して得た、個人番号画像を取得する番号画像取得手段(21)と、前記番号画像取得手段が取得した前記個人番号画像を、前記手続依頼情報と関連付けをする前記処理装置(1b)に送信する番号画像登録手段(22)と、を備える、携帯端末である。
第15の発明は、第12の発明から第14の発明までのいずれかに記載の携帯端末(1a)としてコンピュータを機能させるための携帯端末プログラムである。
本発明によれば、様々な手続における本人確認処理を単純化した手続受付装置、手続受付装置プログラム、手続処理システム、携帯端末及び携帯端末プログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る手続処理システムの全体構成図である。 第1実施形態に係る手続受付装置の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る手続処理システムでの手続処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る手続受付装置での手続受付処理を示すフローチャートである。 図4の続きである。 第1実施形態に係る手続受付装置での表示例を示す図である。 第1実施形態に係る手続受付装置での表示例を示す図である。 第1実施形態に係る手続受付装置での表示例を示す図である。 第1実施形態に係る手続受付装置での表示例を示す図である。 第2実施形態に係る手続処理システムの全体構成図及び手続受付装置の機能ブロック図である。 第2実施形態に係る手続受付装置での手続受付処理を示すフローチャートである。 図11の続きである。 第2実施形態に係る手続受付装置での表示例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る手続処理システム100の全体構成図である。
図2は、第1実施形態に係る手続受付装置1の機能ブロック図である。
図1に示す手続処理システム100は、手続を行う者(手続処理システム100を利用する利用者であり、以下において、ユーザともいう。)の携帯端末1aを用いて、銀行(金融機関)に対する様々な手続を行うシステムである。手続には、例えば、口座開設手続があるが、その他には、電話番号変更、住所変更等の諸手続きを含む。これらの手続には、本人確認が必要なものがあるため、当該手続を行う際には、手続の内容にかかわらず一律で本人確認を行う。本人確認とは、携帯端末1a等を利用したオンラインでの手続きを可能とするための確認処理をいい、例えば、運転免許証やマイナンバーカード等の公的な証明書を用いた、本人であることの確認をいう。
以下において、銀行に対する様々な手続を行うものを例に説明するが、手続処理システム100は、これに限定されない。例えば、銀行以外の他の業種の各種の手続や各種サービスを利用するとき等に、同様に用いることができる。
ここで、各種サービスとは、例えば、カーシェアサービス、不動産の賃貸等に係るサービス等であり、本人確認が必要な様々なサービスをいう。
手続処理システム100は、手続受付装置1と、手続処理サーバ4とを備える。手続受付装置1は、携帯端末1aと、手続受付サーバ1bとにより構成される。
携帯端末1aは、例えば、無線通信の基地局Rを介して通信ネットワークNに接続可能である。また、手続受付サーバ1bと手続処理サーバ4とは、通信ネットワークNに接続されている。
携帯端末1aは、ユーザが所有する端末である。携帯端末1aは、例えば、スマートフォンやタブレットに代表されるコンピュータの機能を併せ持った携帯型の装置である。
手続受付サーバ1bは、例えば、手続処理を行う企業からの依頼を受けた、当該手続処理システム100を運営する企業が有するサーバである。手続受付サーバ1bは、様々な業種の企業の各種の手続や各種サービスを各企業が行うためのプラットフォームとして使用されるシステムである。
手続処理サーバ4は、例えば、手続処理を行う企業が有するサーバである。
次に、手続受付装置1の機能ブロックについて説明する。
図2に示すように、手続受付装置1は、制御部10と、記憶部30と、カメラ34と、タッチパネルディスプレイ36と、通信インタフェース部39とを備える。
制御部10は、手続受付装置1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部30に記憶されているオペレーティングシステム(OS)や各種アプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、手続種類提示部11(手続種類提示手段)と、手続種類受付部12(手続種類受付手段)と、手続情報受付部13(手続情報受付手段)と、書類画像取得部16(書類画像取得手段)と、顔画像取得部17(顔画像取得手段)と、画像照合部18(照合手段)と、受付完了部19(受付完了手段)と、コード発行部20(コード発行手段)と、番号画像取得部21(番号画像取得手段)と、番号画像登録部22(番号画像登録手段)と、判定結果受付部23(判定結果受付手段)と、手続処理部24(手続処理手段)とを備える。
手続種類提示部11は、例えば、複数の手続種類を示す画面を、タッチパネルディスプレイ36に出力することで、複数の手続種類を提示する。複数の手続種類は、例えば、口座開設、電話番号変更、住所変更、電話番号及び住所変更等がある。
手続種類受付部12は、手続種類提示部11が提示した複数の手続種類からユーザが指定した手続種類(一の手続種類)を受け付ける。
手続情報受付部13は、ユーザが指定した受付種類についての情報を含む手続情報の入力を受け付ける。例えば、手続種類が住所変更である場合には、手続情報には、変更後の住所を含む。
書類画像取得部16は、ユーザがカメラ34を操作して本人確認書類を撮影し、本人確認書類の画像である書類画像を取得する。ここで、本人確認書類とは、ユーザの顔写真が掲載された、公的に認められた身分証明書である。本人確認書類の一例として、図1には、運転免許証Cが示されている。なお、本人確認書類は、他には、ユーザの顔写真が掲載されたマイナンバーカードであってもよい。
その際、書類画像取得部16は、例えば、撮影案内情報を、タッチパネルディスプレイ36に出力して、ユーザによる本人確認書類の撮影をスムーズに行わせるようにしてもよい。ここで、撮影案内情報は、本人確認書類の撮影方法に関し、例えば、本人確認書類の表面と、厚みと、裏面との3つの方向から本人確認書類を撮影させるための案内が含まれる。
本人確認書類の表面は、ユーザ本人の顔写真が付された面である。また、厚みとは、本人確認書類の表面を正面とした場合に、斜め方向から撮影することで得られる。本人確認書類を、厚みを認識可能な方向から撮影させて画像を取得するのは、本人確認書類がコピー紙等の偽物ではないことを確認するために必要なものである。裏面は、顔写真が付されていない面である。本人確認書類が運転免許証の場合には、裏面には、氏名や住所の変更があった場合にその内容が記載されている。また、本人確認書類がマイナンバーカードの場合には、裏面には、マイナンバー(個人番号)が掲載されている。
書類画像取得部16は、例えば、本人確認書類の表面と、裏面と、厚みとの3つの方向から本人確認書類を撮影して得られた3種類の書類画像を取得する。
顔画像取得部17は、ユーザがカメラ34を操作して、ユーザ自身の顔を撮影することで、ユーザの顔画像を取得する。
画像照合部18は、まず、書類画像取得部16取得した書類画像のうち、本人確認書類の表面を撮影して得られた書類画像から顔写真画像を抽出する。次に、画像照合部18は、抽出した顔写真画像と、顔画像取得部17で取得したユーザの顔画像とを照合する。ここで、画像照合部18は、ユーザの顔画像と顔写真画像との照合結果を、スコアによって示してもよい。例えば、画像照合部18は、画像照合処理を行い、顔写真画像の一致度合いをスコアとして算出する。ここで、スコアは、例えば、0~100までの数値により表されるものであり、一致度合いが高いほど数値が高い。
受付完了部19は、受け付けた手続情報や、取得した書類画像及び顔画像や、画像照合部18による照合結果を含む手続依頼情報を、ユーザ識別情報に対応付けて手続依頼情報記憶部32(後述する)に登録する。ここで、ユーザ識別情報は、例えば、ユーザの店番口座番号や、ログインするためのログインID等である。
コード発行部20は、手続種類受付部12が受け付けた手続種類が所定の手続種類である場合に、認証コードを発行してユーザに通知する。所定の手続種類とは、手続上マイナンバーが必要な手続をいい、例えば、住所変更手続等である。手続受付装置1は、マイナンバーが必要な所定の手続種類を、予め記憶部30に記憶しておいてもよい。認証コードは、例えば、コード発行部20がランダムに発生させた4桁の数字等である。コード発行部20は、認証コードを、ユーザ識別情報に関連付けて一時記憶させる。
また、コード発行部20は、手続に必要な口座情報(手続対象に関する基本情報)に指定の情報を含む場合に、認証コードを発行してユーザに通知する。指定の情報とは、例えば、法律等によってマイナンバーとの関連付けが決められたものをいい、投資信託口座を有するといった情報である。
番号画像取得部21は、コード発行部20が発行した認証コードを受信した場合に、マイナンバーを有する媒体を撮影して得た、個人番号画像を取得する。ここで、マイナンバーを有する媒体には、マイナンバーカードの他に、住民票がある。
番号画像登録部22は、番号画像取得部21が取得した個人番号画像を、手続依頼情報記憶部32の対応する手続依頼情報に関連付けて記憶させる。
判定結果受付部23は、手続依頼情報記憶部32の手続依頼情報に基づく手続可否結果を受け付ける。ここで、手続依頼情報記憶部32の手続依頼情報に基づく手続可否を、手続受付装置1の制御部10が判断してもよいし、図示しない外部装置によって手続可否が判断され、外部装置から手続可否結果を受け付けてもよい。手続受付装置1の制御部10が手続可否を判断する場合には、制御部10は、3つの書類画像として表面、厚み及び裏面を示す所定の画像が取得できているか、顔写真と顔画像とによって同一人物であると判断できるか、マイナンバーが必要な場合には、マイナンバーを含む媒体の画像である個人番号画像を取得できているか、といった確認処理を行って手続可否を判断する。また、外部装置によって判断する場合には、制御部10は、手続依頼情報記憶部32の手続依頼情報を、外部装置に送信することで、外部装置において手続可否の判断を可能にする。
手続処理部24は、判定結果受付部23が受け付けた手続可否結果が手続可である場合に、手続処理サーバ4に対して手続依頼情報に基づく手続処理を依頼することで、手続処理を行う。
記憶部30は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部30は、プログラム記憶部31を備える。プログラム記憶部31は、各種のアプリケーションプログラム(プログラム)を記憶する記憶領域である。プログラム記憶部31は、制御部10が実行する各種機能を行うためのプログラムを記憶している。
カメラ34は、携帯端末1aに備えられた撮影装置である。カメラ34は、インカメラ34aと、アウトカメラ34bとを有する。インカメラ34aは、携帯端末1aのタッチパネルディスプレイ36の側に有するカメラである。アウトカメラ34bは、携帯端末1aの背面側に有するカメラである。
タッチパネルディスプレイ36は、携帯端末1aに備えられ、液晶パネル等で構成される表示部としての機能と、ユーザの指による各種操作入力を行う入力部としての機能とを有する。
通信インタフェース部39は、通信ネットワークNを介して各種のサーバとの通信を行うためのインタフェースであり、送信部及び受信部の役割を行う。
ここで、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、手続受付装置1は、制御部、記憶部等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
上記では、手続受付装置1の機能ブロックを説明したが、制御部10の機能は、実際のハードウェアで実現する携帯端末1aと、手続受付サーバ1bとの各々の制御部によって実現される。そのため、制御部10の各機能部は、携帯端末1aと、手続受付サーバ1bとの少なくとも一方の制御部によって行われる。
また、プログラム記憶部31に記憶されるプログラムは、実際のハードウェアでは、各制御部が行う機能に対応したプログラムに対応し、各プログラムが対応する各装置(携帯端末1a、手続受付サーバ1b)のプログラム記憶部に記憶される。
さらに、通信インタフェース部39は、各装置(携帯端末1a、手続受付サーバ1b)に有する。
一例として、携帯端末1aが、手続種類提示部11と、手続種類受付部12と、手続情報受付部13と、書類画像取得部16と、顔画像取得部17と、照合依頼手段と、受付完了部19と、コード発行部20と、番号画像取得部21と、番号画像登録部22とを備え、手続受付サーバ1b(照合装置、処理装置)が、画像照合部18と、判定結果受付部23と、手続処理部24とを備える構成であってもよい。
図1に戻り、運転免許証C(本人確認書類)は、カード形状のものであり、上述したように、公的な身分証明書である。運転免許証Cの表面には、ユーザの住所、氏名、生年月日と、ユーザの顔写真とを含むユーザの個人情報が記載されている。携帯端末1aのユーザは、手続処理システム100において、自身の運転免許証C等を、携帯端末1aを用いて撮影する。
手続処理サーバ4は、実際の手続処理を行うためのサーバである。図1において、手続処理システム100は、手続処理サーバ4を1つのみ記載しているが、複数のサーバを備えてもよい。
なお、手続処理サーバ4は、図示しないが、制御部、記憶部、通信インタフェース部等を備える。
図1に示す基地局Rは、無線通信の基地局であって、携帯端末1aが各種のサーバとの間の通信をするための中継を行う。基地局Rは、例えば、無線LAN(Local Area Network)の基地局や、通信事業者の携帯端末通信網用の基地局である。
通信ネットワークNは、各種のサーバ間や各種のサーバと基地局Rとの間のネットワークであり、インターネット回線や携帯端末通信網等である。
次に、手続処理システム100の処理について説明する。
図3は、第1実施形態に係る手続処理システム100での手続処理を示すフローチャートである。
図4及び図5は、第1実施形態に係る手続受付装置1での手続受付処理を示すフローチャートである。
図6から図9までは、第1実施形態に係る手続受付装置1での表示例を示す図である。
まず、手続を行いたいユーザは、例えば、自身の携帯端末1aのタッチパネルディスプレイ36に表示されている手続アプリ(プログラム)のアイコン(図示せず)をタップすることで選択する。
そして、図3のステップS11(以下、「ステップS」を単に「S」という。)において、手続受付装置1の制御部10は、図示しない認証画面を、タッチパネルディスプレイ36に出力する。ユーザが認証画面に認証情報を入力することで、手続受付装置1の制御部10は、手続処理サーバ4との間でユーザを認証する。認証情報は、例えば、ユーザの店番口座番号とキャッシュカードの暗証番号とを含む情報や、インターネットバンキングを利用するためのユーザIDとパスワードとを含む情報である。
手続受付装置1の制御部10は、手続処理サーバ4との間で認証ができると、S12において、制御部10は、手続受付処理を行う。
ここで、手続受付処理について、図4に基づき説明する。
図4のS21において、制御部10(手続種類提示部11)は、メニュー画面をタッチパネルディスプレイ36に出力する。
図6(A)に、メニュー画面61の例を示す。メニュー画面61は、手続種類を提示する画面であり、手続種類に対応するボタン61aから61cまでを含む。ボタン61aは、新規口座開設に関する手続を行うためのボタンである。ボタン61bは、既に登録済の各種の情報を変更する手続に対応するボタンである。ボタン61cは、マイナンバーの登録を行う手続に対応するボタンである。
ユーザがメニュー画面61に表示されているボタン61aから61cまでのいずれかをタップ(選択)することで、S22において、制御部10は、手続に関する選択を受け付ける。
ここで、ユーザがボタン61aを選択した場合には、既に手続種類が決定するため、制御部10(手続種類受付部12)は、次に説明するS23の処理をスキップしてS24の処理に進む。また、ユーザがボタン61cを選択した場合には、後述する認証コードが必要なため、以降の処理が行えない。
ユーザがボタン61bを選択した場合に、S23において、制御部10(手続種類提示部11)は、手続選択画面をタッチパネルディスプレイ36に出力することで、手続種類を提示する。
図6(B)に、手続選択画面62の例を示す。手続選択画面62は、登録情報の変更についての手続種類を提示する画面であり、手続種類に対応するボタン62aから62cまでを含む。ボタン62aは、登録済の電話番号の変更に関する手続を行うためのボタンである。ボタン62bは、登録済の住所の変更に関する手続に対応するボタンである。ボタン62cは、登録済の電話番号及び住所の変更に関する手続に対応するボタンである。なお、手続選択画面62は、その他として、電子メールアドレスの変更等の他の手続に対応するボタン等を有していてもよい。
そして、ユーザが手続選択画面62に表示されているボタン62aから62cまでのいずれかをタップすることで、制御部10(手続種類受付部12)は、手続種類を受け付ける。制御部10は、受け付けた手続種類に応じた変更内容入力画面(図示せず)をタッチパネルディスプレイ36に出力する。
そして、ユーザが変更内容を入力し、次の処理に進むための操作をすることで、S24において、制御部10(手続情報受付部13)は、手続情報を受け付ける。
S25において、制御部10(顔画像取得部17)は、ユーザの顔画像の取得を行う。
制御部10は、インカメラ34aを起動させ、タッチパネルディスプレイ36に顔撮影画面74を出力する。図8(B)に、顔撮影画面74の例を示す。顔撮影画面74は、タッチパネルディスプレイ36の画像出力領域74aに、インカメラ34aのスルー画像を表示させる。また、顔撮影画面74は、画像出力領域74aにユーザの顔を配置させる顔位置枠74bを表示させて、顔を撮影させる際の位置及び大きさを所定の大きさになるようにユーザを誘導する。そして、ユーザが、顔を顔位置枠74bに合わせてボタン74cをタップすることで、制御部10は、ユーザの顔画像を取得する。
なお、ユーザがボタン74cをタップしなくても、制御部10がユーザの目の瞬きを検出して、瞬きを検出後に自動的に撮影を行うようにしてもよい。
図4のS26において、制御部10(書類画像取得部16)は、書類画像の取得を行う。
制御部10は、最初にアウトカメラ34bを起動させ、タッチパネルディスプレイ36に表面撮影画面を出力する。図7(A)に表面撮影画面71の例を示す。表面撮影画面71は、タッチパネルディスプレイ36にアウトカメラ34bのスルー画像(撮影範囲の画像)を表示させ、さらに、撮影案内情報にしたがって書類枠71aを表示させることで、本人確認書類を撮影可能にする。そして、ユーザが、本人確認書類の表面を上にした状態で表面撮影画面71の書類枠71aに写り込むようにして、撮影ボタン71bをタップすることで、制御部10は、本人確認書類の表面の書類画像を取得する。
次に、制御部10は、タッチパネルディスプレイ36に厚み撮影画面を出力する。図7(B)に厚み撮影画面72の例を示す。厚み撮影画面72も、表面撮影画面71と同様であるが、本人確認書類の厚みを撮影させるために、書類枠72aが台形形状になっている。ユーザが、本人確認書類を厚み撮影画面72の書類枠72aに写り込むようにして、撮影ボタン72bをタップすることで、制御部10は、本人確認書類の表面を斜め方向から撮影した書類画像を取得する。
最後に、制御部10は、タッチパネルディスプレイ36に裏面撮影画面を出力する。図8(A)に裏面撮影画面73の例を示す。ユーザが、本人確認書類の裏面を上にした状態で裏面撮影画面73の書類枠73aに写り込むようにして、撮影ボタン73bをタップすることで、制御部10は、本人確認書類の裏面の書類画像を取得する。
なお、図7(A)等では、運転免許証Cを撮影する場合を例に説明しているが、マイナンバーカードであっても同様である。なお、制御部10は、本人確認書類の撮影より前に、本人確認書類として、マイナンバーカード又は運転免許証が必要なことをタッチパネルディスプレイ36に出力して、ユーザに通知しておくことが望ましい。
また、制御部10は、複数枚の静止画像ではなく、一連の動作を録画した動画を取得してもよい。
図4のS27において、制御部10(画像照合部18)は、画像照合処理を行う。
制御部10は、S26の処理で取得した本人確認書類の表面を撮影した書類画像から顔写真の部分画像(顔写真画像)を抽出する。そして、制御部10は、抽出した顔写真画像と、S25の処理で取得したユーザの顔画像とを照合する。制御部10は、画像照合処理を行い、顔写真の画像と顔画像との一致度合いを、例えば、スコアとして算出する。
S28において、制御部10(受付完了部19)は、取得した書類画像や顔画像、照合結果としてのスコアを含む手続依頼情報を、ユーザ識別情報に対応付けて手続依頼情報記憶部32に登録する。ユーザ識別情報は、認証処理で使用した店番口座番号や、ユーザIDであってもよいし、異なるものであってもよい。
図5のS31において、制御部10は、マイナンバー(個人番号)が必要であるか否かを判断する。マイナンバーが必要な手続種類や口座情報は、予め決められており、制御部10は、それに基づいてマイナンバーが必要か否かを判断できる。制御部10は、必要に応じて、手続処理サーバ4に通信して、ユーザの口座情報がマイナンバーを必要とするものであるか否かを問い合わせてもよい。マイナンバーが必要である場合(S31:YES)には、制御部10は、処理をS32に移す。他方、マイナンバーが必要ではない場合(S31:NO)には、制御部10は、処理を図3のS13に移す。
S32において、制御部10は、マイナンバーカードを撮影済であり、書類画像としてマイナンバーカードの画像を取得済であるか否かを判断する。制御部10は、図4のS26の処理において取得した書類画像を確認することで、マイナンバーカードを撮影したか否かを判断できる。マイナンバーカードを撮影済である場合(S32:YES)には、制御部10は、処理を図3のS13に移す。他方、マイナンバーカードを撮影済ではない場合(S32:NO)には、制御部10は、処理をS33に移す。
S33において、制御部10(コード発行部20)は、認証コードを発行してユーザに通知する。ユーザには、例えば、電子メールやSMS(Short Message Service)等の連絡方法を用いて通知をすることができる。なお、制御部10は、顔画像を取得するための顔撮影画面74(図8(B)参照)を出力後、認証コードを発行した旨を通知する通知画面を、タッチパネルディスプレイ36に出力してもよい。
図9(A)に、通知画面81の例を示す。通知画面81には、説明文81aと、ボタン81bとを含む。説明文81aは、認証コードを発行した旨と次の操作を説明するものである。ボタン81bは、メニュー画面に遷移するためのものである。
図9(A)の通知画面81において、ボタン81bがユーザによってタップされることで、図5のS34において、制御部10は、メニュー画面61(図6(A)参照)をタッチパネルディスプレイ36に出力する。
次に、ユーザがメニュー画面61に表示されているボタン61cを選択することで、S35において、制御部10は、マイナンバー届出に関する選択を受け付ける。
制御部10は、認証コード入力画面を、タッチパネルディスプレイ36に出力する。図9(B)に、認証コード入力画面82の例を示す。認証コード入力画面82は、認証コードの入力領域82aと、ボタン82bとを含む。
ユーザが入力領域82aに認証コードを入力し、ボタン82bをタップすることで、図5のS36において、制御部10は、認証コードを受け付ける。そして、受け付けた認証コードが発行したものと一致した場合に、S37において、制御部10(番号画像取得部21)は、個人番号画像を取得する。個人番号画像の取得については、図4のS26の処理で説明した書類画像の取得の際のものと同様の画面を制御部10が出力するので、出力された画面にしたがって個人番号画像を取得する。個人番号画像を取得する際には、マイナンバーを有する媒体を撮影する。マイナンバーを有する媒体がマイナンバーカードの場合には、制御部10は、表面と裏面とを撮影して取得する。また、マイナンバーを有する媒体は、マイナンバーが記載された住民票であってもよく、その場合には、運転免許証の表面と裏面との他に、住民票を撮影して取得する。
図5のS38において、制御部10(番号画像登録部22)は、取得した個人番号画像を、手続依頼情報記憶部32の対応する手続依頼情報に関連付けて記憶させる。その後、制御部10は、処理を図3のS13に移す。
図3のS13において、手続受付装置1の制御部10(判定結果受付部23)は、手続依頼情報に基づく手続可否結果を受け付ける。制御部10は、例えば、手続依頼情報を、外部装置(図示せず)に送信することで、外部装置が手続可否を判断してもよい。外部装置では、3つの書類画像として表面、厚み及び裏面を示す所定の画像が取得できているか、顔写真と顔画像とによって同一人物であると判断できるか、マイナンバーが必要な場合には、マイナンバーを含む媒体の画像である個人番号画像を取得できているか、といった確認処理を行う。そして、手続受付装置1の制御部10は、外部装置から手続可否結果を受信する。
S14において、制御部10は、受け付けた手続可否結果が手続可であるか否かを判断する。手続可である場合(S14:YES)には、制御部10は、処理をS15に移す。他方、手続可ではない場合(S14:NO)には、制御部10は、処理をS19に移す。
S15において、制御部10(手続処理部24)は、手続依頼情報に基づく手続処理を、手続処理サーバ4に対して依頼する。
手続処理サーバ4の制御部は、S16において、手続処理を行う。例えば、住所変更手続きであれば、口座情報の住所を変更後の住所に更新する処理を行う。そして、S17において、手続処理サーバ4の制御部は、処理結果を手続受付装置1に送信する。
S18において、制御部10は、処理結果を受信し、タッチパネルディスプレイ36に出力する。その後、制御部10は、本処理を終了する。
他方、S19において、制御部10は、本人確認ができなかったため手続が不可である旨を、タッチパネルディスプレイ36に出力する。その後、制御部10は、本処理を終了する。
このように、第1実施形態によれば、手続受付装置1は、以下のような効果がある。
(1)手続の種類のよらずに、本人確認に必要なものとして、本人確認書類の表面と厚みと裏面とを撮影した書類画像を取得するので、手続の種類によって処理を分岐させる等、処理を手続の種類ごとに異なることをする必要がない。よって、処理を単一のものにできるので、手続の追加等があった場合にも、処理を変更せずに済み、メンテナンス性の優れたものにできる。特に、一連の処理を携帯端末のアプリで実行する場合には、アプリの更新をする必要がないため、ユーザの利便性が高いものにできる。
(2)本人確認書類の種類によらず、一律に本人確認書類の表面と厚みと裏面とを撮影した書類画像を取得する。よって、本人確認書類の種類がどのようなものであっても、本人確認に必要な画像を取得できる。
(3)本人確認書類から取得した顔写真画像と、ユーザが撮影した自身の顔画像とを照合するので、手続をするユーザが本人であることの確認ができる。
(4)書類画像の1つは、本人確認書類の顔写真が掲載された面に対して垂直の撮影方向から撮影して得た画像にすることで、顔写真画像と、ユーザが撮影した自身の顔画像とを照合をしやすくできる。
(5)マイナンバーが必要な場合には、本人確認のための書類画像の取得とは別処理にすることで、必要な場合にのみ追加での操作が必要なものにできる。
(6)本人確認書類としてマイナンバーカードを用いた場合には、マイナンバーが必要な場合であっても、個人番号画像を再度取得させることがない。よって、ユーザに過度な負担を強いることがないものにできる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、ユーザが本人確認に必要な本人確認書類を選択することで、選択した本人確認書類に対応した画像のみを取得するものを説明する。なお、以降の説明おいて、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図10は、第2実施形態に係る手続処理システム200の全体構成図及び手続受付装置201の機能ブロック図である。
手続処理システム200は、手続受付装置201と、手続処理サーバ4とを備える。
手続受付装置201は、制御部210と、記憶部230と、カメラ34と、タッチパネルディスプレイ36と、通信インタフェース部39とを備える。
制御部210は、手続種類提示部11と、手続種類受付部12と、手続情報受付部13と、書類種類受付部214(書類種類受付手段)と、撮影方向決定部215(撮影方向決定手段)と、書類画像取得部216と、顔画像取得部17と、画像照合部18と、受付完了部19と、コード発行部20と、番号画像取得部21と、番号画像登録部22と、判定結果受付部23と、手続処理部24とを備える。
書類種類受付部214は、ユーザが指定した、本人確認書類の種類を受け付ける。
撮影方向決定部215は、書類種類受付部214が受け付けた本人確認書類の種類に応じて、本人確認書類を撮影する複数の撮影方向を決定する。撮影方向決定部215が決定する撮影方向には、本人確認書類の顔写真が付された表面を撮影する方向を含む。
書類画像取得部216は、撮影方向決定部215による決定にしたがって、本人確認書類を撮影して得た、複数の書類画像を取得する。
記憶部230は、プログラム記憶部231を備える。プログラム記憶部231は、制御部210が実行する各種機能を行うためのプログラムを記憶している。
上記では、手続受付装置201の機能ブロックを説明したが、制御部210の機能は、実際のハードウェアで実現する、第1実施形態の携帯端末1aに対応する携帯端末と、手続受付サーバ1bに対応する手続受付サーバとの各々の制御部によって実現される。そのため、制御部210の各機能部は、携帯端末と、手続受付サーバとの少なくとも一方の制御部によって行われる。
また、プログラム記憶部231に記憶されるプログラムは、実際のハードウェアでは、各制御部が行う機能に対応したプログラムに対応し、各プログラムが対応する各装置(携帯端末、手続受付サーバ)のプログラム記憶部に記憶される。
さらに、通信インタフェース部39は、各装置(携帯端末、手続受付サーバ)に有する。
一例として、携帯端末が、手続種類提示部11と、手続種類受付部12と、手続情報受付部13と、書類種類受付部214と、撮影方向決定部215と、書類画像取得部216と、顔画像取得部17と、照合依頼手段と、受付完了部19と、コード発行部20と、番号画像取得部21と、番号画像登録部22とを備え、手続受付サーバ(照合装置、処理装置)が、画像照合部18と、判定結果受付部23と、手続処理部24とを備える構成であってもよい。
次に、手続処理システム100の処理について説明する。
図11及び図12は、第2実施形態に係る手続受付装置201での手続受付処理を示すフローチャートである。
図13は、第2実施形態に係る手続受付装置201での表示例を示す図である。
まず、手続処理システム200での手続処理は、第1実施形態(図3)と同様である。
そして、図11に示す手続受付処理は、第1実施形態(図3)のS12に対応する。
図11のS221からS224までの処理は、第1実施形態(図4)のS21からS24までの処理と同様である。
S225において、手続受付装置201の制御部210は、書類選択画面をタッチパネルディスプレイ36に出力することで、書類種類を提示する。
図13に、書類選択画面265の例を示す。書類選択画面265は、本人確認を行う際の本人確認書類をユーザに選択させるための画面であり、書類種類に対応するボタン265a及び265bを含む。ボタン265aは、ユーザがマイナンバーカードを用いる際に選択するボタンであり、ボタン265bは、ユーザが運転免許証を用いる際に選択するボタンである。
そして、ユーザが書類選択画面265に表示されているボタン265a又は265bをタップすることで、制御部210(書類種類受付部214)は、書類種類を受け付ける。
S226において、制御部210(撮影方向決定部215)は、受け付けた書類種類の選択に応じて、撮影方向を決定する。例えば、本人確認書類として運転免許証が選択された場合には、制御部210は、表面、厚み及び裏面の3方向からの撮影方向に決定する。他方、マイナンバーカードが選択された場合には、制御部210は、表面及び厚みの2方向からの撮影方向に決定する。
S227の処理は、第1実施形態(図4)のS25の処理と同様である。
S228において、制御部210(書類画像取得部216)は、決定した撮影方向から本人確認書類を撮影して、書類画像の取得を行う。
S229及びS230の処理は、第1実施形態(図4)のS27及びS28の処理と同様である。
図12のS231の処理は、第1実施形態(図5)のS31の処理と同様である。
また、S232からS237までの処理は、第1実施形態(図5)のS33からS38までの処理と同様である。ここで、本実施形態では、第1実施形態と異なり、ユーザが本人確認書類としてマイナンバーカードを選択した場合であっても、制御部210は、本人確認のための書類取得において、マイナンバーが記載された裏面を撮影していない。そのため、マイナンバーが必要である場合には、マイナンバーカードを撮影済であるか否かにかかわらず、個人番号画像を取得する処理に移行する。
その後の処理は、第1実施形態(図3)のS13以降と同様である。
このように、第2実施形態によれば、手続受付装置201は、以下のような効果がある。
(1)ユーザが本人確認をするための本人確認書類を選択できるようにした。そして、選択した本人確認書類の種類に応じて、撮影方向を決定して本人確認書類を撮影するようにした。よって、本人確認に必要な書類画像のみを取得することができるので、ユーザに不必要な画像の取得をさせることがない。また、今後において本人確認書類の種類が追加されることは、極めて少ないと考えられるので、プログラムの改修等を行うリスクを少なくできる。
(2)ユーザが本人確認をするための本人確認書類としてマイナンバーカードを選択した場合には、基本的にマイナンバーが記載された裏面の画像を取得しない。よって、マイナンバーが必要な場合を除いてマイナンバーが記載された裏面の画像を取得しないので、不必要なセキュリティの高い個人番号に係る情報を取得せずに済む。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)各実施形態では、手続受付装置が、携帯端末と、手続受付サーバとから構成されるものを例に処理を説明したが、これに限定されない。手続受付装置は、ハードウェアとしても1つの装置で実装されるものであってもよく、例えば、ATM(Automatic Teller Machine)等であってもよい。
また、手続受付装置に、手続処理サーバの機能を含んでもよい。
(2)各実施形態では、本人確認書類の撮影方向として、表面を撮影する際に、表面に対して垂直の撮影方向から撮影するものを例に説明した。そして、表面に対して垂直の撮影方向から撮影した書類画像から顔写真画像を抽出するものを説明した。しかし、これに限定されない。例えば、厚みを撮影するもののように、表面に対して斜め方向から撮影したものを用いて顔写真画像を抽出してもよい。その場合、表面に対して斜め方向から撮影した書類画像に対して台形補正等の公知の画像補正技術を用いて、正面から撮影したような画像に歪みを補正し、補正処理後の画像から顔写真画像を抽出する。そのようにすれば、例えば、本人確認書類の表面に対して垂直の撮影方向から撮影するものを省略することができ、本人確認のための本人確認書類の撮影方向を1つ減らすことができる。
(3)各実施形態では、手続受付装置が、画像照合処理を行うものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、手続受付装置に対して通信可能に接続された画像照合サーバを備え、画像照合サーバを用いて顔画像の照合をしてもよい。
また、手続受付装置が、本人確認書類の画像に含まれる文字画像に対して文字認識をしてテキスト化してもよい。そして、文字認識でテキスト化した本人確認書類に記載されている氏名や生年月日等のテキストと、手続情報や口座情報とを照合してもよい。その場合、手続受付処理が文字認識処理をしてもよいが、例えば、手続受付装置に対して通信可能に接続されたOCRサーバを備え、OCRサーバを用いて文字認識処理をするものであってもよい。
(4)各実施形態では、認証処理をした後にメニュー画面を出力するものを例に説明したが、これに限定されない。まずメニュー画面を出力し、ユーザが手続を選択した後に認証処理をしてもよい。
また、各実施形態においての処理の順序、例えば、手続種類の受付と、書類画像の取得と、顔画像の取得との処理の順序は、この順序通りでなくてもよい。例えば、図4のS25及びS26(図11のS227及びS228)の処理の順序を入れ替えてもよい。また、書類画像の取得について、表面、厚み、裏面の順序で撮影するものを例示したが、異なる順序であってもよい。さらに、厚みについては、長辺側を斜め方向から撮影するものを例に説明したが、本人確認書類の厚さが確認できる撮影方向であればよく、例えば、短辺側を斜め方向から撮影してもよい。
1,201 手続受付装置
1a 携帯端末
1b 手続受付サーバ
4 手続処理サーバ
10,210 制御部
11 手続種類提示部
12 手続種類受付部
13 手続情報受付部
16,216 書類画像取得部
17 顔画像取得部
18 画像照合部
19 受付完了部
20 コード発行部
21 番号画像取得部
22 番号画像登録部
23 判定結果受付部
24 手続処理部
30,230 記憶部
31,231 プログラム記憶部
32 手続依頼情報記憶部
34 カメラ
36 タッチパネルディスプレイ
100,200 手続処理システム
214 書類種類受付部
215 撮影方向決定部
C 運転免許証

Claims (15)

  1. 利用者による手続に係る依頼を受け付ける手続受付装置であって、
    複数の手続種類から前記利用者が指定した一の前記手続種類を受け付ける手続種類受付手段と、
    前記手続種類受付手段が受け付けた前記手続種類にかかわらず、前記利用者の顔写真が掲載された本人確認書類を前記顔写真が掲載された面を含む複数の異なる撮影方向から撮影して得た、複数の書類画像を取得する書類画像取得手段と、
    前記利用者の顔を撮影して得た顔画像を取得する顔画像取得手段と、
    前記書類画像取得手段が取得した前記書類画像に含まれる前記顔写真の画像と、前記顔画像取得手段が取得した前記顔画像とを照合する照合手段と、
    取得した各画像と前記照合手段による照合結果とを含む手続依頼情報を手続依頼情報記憶部に記憶させ、手続に係る受付を完了する受付完了手段と、
    を備える、手続受付装置。
  2. 請求項1に記載の手続受付装置において、
    前記書類画像取得手段は、前記本人確認書類の種類にかかわらず、前記本人確認書類を撮影する方向の数を同じにして、前記撮影方向から撮影して得た前記複数の書類画像を取得する、手続受付装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の手続受付装置において、
    前記書類画像取得手段は、前記本人確認書類の種類にかかわらず、前記本人確認書類を撮影する方向を同じにして、前記撮影方向から撮影して得た前記複数の書類画像を取得する、手続受付装置。
  4. 利用者から手続に係る依頼を受け付ける手続受付装置であって、
    複数の手続種類から前記利用者が指定した一の前記手続種類を受け付ける手続種類受付手段と、
    前記利用者が指定した、前記利用者の顔写真が掲載された本人確認書類の種類を受け付ける書類種類受付手段と、
    前記書類種類受付手段が受け付けた前記本人確認書類の種類に応じて、前記顔写真が掲載された面を含む前記本人確認書類を撮影する複数の撮影方向を決定する撮影方向決定手段と、
    前記撮影方向決定手段による決定にしたがって前記本人確認書類を撮影して得た、複数の書類画像を取得する書類画像取得手段と、
    前記利用者の顔を撮影して得た顔画像を取得する顔画像取得手段と、
    前記書類画像取得手段が取得した前記書類画像に含まれる前記顔写真の画像と、前記顔画像取得手段が取得した前記顔画像とを照合する照合手段と、
    取得した各画像と前記照合手段による照合結果とを含む手続依頼情報を手続依頼情報記憶部に記憶させ、手続に係る受付を完了する受付完了手段と、
    を備える、手続受付装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の手続受付装置において、
    前記複数の書類画像のうちの一の前記書類画像は、前記本人確認書類の前記顔写真が掲載された面に対して垂直の撮影方向から撮影して得たものである、手続受付装置。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の手続受付装置において、
    前記複数の書類画像のうちの一の前記書類画像は、前記本人確認書類の前記顔写真が掲載された面を撮影して得た画像に対して補正処理をしたものである、手続受付装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の手続受付装置において、
    前記手続種類受付手段が受け付けた前記一の手続種類が所定の手続種類である場合に、認証コードを発行して前記利用者に通知するコード発行手段と、
    前記コード発行手段が発行した前記認証コードを受信した場合に、個人番号を有する媒体を撮影して得た、個人番号画像を取得する番号画像取得手段と、
    前記番号画像取得手段が取得した前記個人番号画像を、前記手続依頼情報記憶部の対応する前記手続依頼情報に関連付けて記憶させる番号画像登録手段と、
    を備える、手続受付装置。
  8. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の手続受付装置において、
    前記利用者の手続対象に関する基本情報に指定の情報を含む場合に、認証コードを発行して前記利用者に通知するコード発行手段と、
    前記コード発行手段が発行した前記認証コードを受信した場合に、個人番号を有する媒体を撮影して得た、個人番号画像を取得する番号画像取得手段と、
    前記番号画像取得手段が取得した前記個人番号画像を、前記手続依頼情報記憶部の対応する前記手続依頼情報に関連付けて記憶させる番号画像登録手段と、
    を備える、手続受付装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の手続受付装置において、
    前記手続種類は、金融機関における諸手続きの種類であり、
    前記手続依頼情報記憶部の前記手続依頼情報に基づく手続可否結果を受け付ける判定結果受付手段と、
    前記判定結果受付手段が受け付けた前記手続可否結果が手続可である場合に、前記手続依頼情報に基づく手続処理を行う手続処理手段と、
    を備える、手続受付装置。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載の手続受付装置としてコンピュータを機能させるための手続受付装置プログラム。
  11. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の手続受付装置を含む手続処理システムであって、
    前記手続種類は、金融機関における諸手続きの種類であり、
    前記手続依頼情報記憶部の前記手続依頼情報に基づく手続可否結果を受け付ける判定結果受付手段と、
    前記判定結果受付手段が受け付けた前記手続可否結果が手続可である場合に、前記手続依頼情報に基づく手続処理を行う手続処理手段と、
    を備える、手続処理システム。
  12. 利用者による手続に係る依頼を受け付ける携帯端末であって、
    複数の手続種類から前記利用者が指定した一の前記手続種類を受け付ける手続種類受付手段と、
    前記手続種類受付手段が受け付けた前記手続種類にかかわらず、前記利用者の顔写真が掲載された本人確認書類を前記顔写真が掲載された面を含む複数の異なる撮影方向から撮影して得た、複数の書類画像を取得する書類画像取得手段と、
    前記利用者の顔を撮影して得た顔画像を取得する顔画像取得手段と、
    前記書類画像取得手段が取得した前記書類画像に含まれる少なくとも前記顔写真の画像と、前記顔画像取得手段が取得した前記顔画像とを、画像照合を行う照合装置に依頼する照合依頼手段と、
    取得した各画像と前記照合依頼手段による依頼結果として前記照合装置から得た照合結果とを含む手続依頼情報を、前記手続依頼情報に係る処理を行う処理装置に送信し、手続に係る受付を完了する受付完了手段と、
    を備える、携帯端末。
  13. 利用者から手続に係る依頼を受け付ける携帯端末であって、
    複数の手続種類から前記利用者が指定した一の前記手続種類を受け付ける手続種類受付手段と、
    前記利用者が指定した、前記利用者の顔写真が掲載された本人確認書類の種類を受け付ける書類種類受付手段と、
    前記書類種類受付手段が受け付けた前記本人確認書類の種類に応じて、前記顔写真が掲載された面を含む前記本人確認書類を撮影する複数の撮影方向を決定する撮影方向決定手段と、
    前記撮影方向決定手段による決定にしたがって前記本人確認書類を撮影して得た、複数の書類画像を取得する書類画像取得手段と、
    前記利用者の顔を撮影して得た顔画像を取得する顔画像取得手段と、
    前記書類画像取得手段が取得した前記書類画像に含まれる少なくとも前記顔写真の画像と、前記顔画像取得手段が取得した前記顔画像とを、画像照合を行う照合装置に依頼する照合依頼手段と、
    取得した各画像と前記照合依頼手段による依頼結果として前記照合装置から得た照合結果とを含む手続依頼情報を、前記手続依頼情報に係る処理を行う処理装置に送信し、手続に係る受付を完了する受付完了手段と、
    を備える、携帯端末。
  14. 請求項12又は請求項13に記載の携帯端末において、
    前記手続種類受付手段が受け付けた前記一の手続種類が所定の手続種類である場合に、認証コードを発行して前記利用者に通知するコード発行手段と、
    前記コード発行手段が発行した前記認証コードを受信した場合に、個人番号を有する媒体を撮影して得た、個人番号画像を取得する番号画像取得手段と、
    前記番号画像取得手段が取得した前記個人番号画像を、前記手続依頼情報と関連付けをする前記処理装置に送信する番号画像登録手段と、
    を備える、携帯端末。
  15. 請求項12から請求項14までのいずれかに記載の携帯端末としてコンピュータを機能させるための携帯端末プログラム。
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