JP2023056144A - Arrangement body and arrangement body support device - Google Patents
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Description
本発明は、壁裏の構造物に固定される支持腕に支持される配設体及びこれを備える配設体支持装置に関する。 The present invention relates to an arrangement body supported by support arms fixed to a structure behind a wall, and an arrangement body support device including the same.
従来、例えば、図17に示されるように、壁裏の柱に固定された支持具の支持腕200に支持される配線ボックス100がある(特許文献1を参照)。本配線ボックス100では、裏面に形成された凹部に、支持腕200が嵌められて、引っ掛け板121のビス固定孔124と、支持腕200の中間の横長孔の位置が合致し、固定ビスで固定できる。
しかし、本配線ボックス100では、強度や厚み等を理由として支持腕200の幅(図の上下方向の幅)が大きいものを使用する際には、凹部に支持腕200が嵌らないため、凹部の幅が異なる複数の配線ボックス100を用意する必要があった。
Conventionally, for example, as shown in FIG. 17, there is a
However, in the
また、例えば、図18に示されるように、壁裏の柱に固定された支持具の支持腕1bに嵌装されたスライド体4によって配線ボックスBを支持する支持体がある(特許文献2を参照)。本支持体では、支持腕1bに沿って移動させた位置の変更が可能である。
しかし、本支持体では、強度や厚み等を理由として支持腕1bの幅(図の上下方向の幅)が大きいものにスライド体4を使用することができず、不便であった。
Further, for example, as shown in FIG. 18, there is a support that supports the wiring box B by means of a
However, in this support, the
さらに、例えば、図19に示されるように、支持腕21、31の先端側が相互に重合した状態で組み付けられており、柱間のピッチに対応してその長さを変更できる支持体がある(特許文献3を参照)。
しかし、本支持体では、支持腕21、31を重合するために、一方の支持腕31の上下幅が、他方の支持腕21より大きくなっているため、上記特許文献1や特許文献2の技術をこの支持体に用いるには、支持腕21、31の長さ方向の位置において違うサイズに変更する必要があるため、面倒であった。
Furthermore, for example, as shown in FIG. 19, the
However, in this support, the vertical width of one
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、複数の支持腕の幅に対応して支持腕に支持できる配設体及びこれを備える配設体支持装置を提供することを課題とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an arrangement body that can be supported by support arms corresponding to the widths of a plurality of support arms, and an arrangement body support device including the same. .
請求項1に記載の発明(配設体)は、壁裏の構造物に固定される固定部と、前記構造物から離間するように前記固定部から延出される支持腕と、を備えた支持体の当該支持腕に支持される配設体であって、前記支持腕が沿わされる沿い部を有する本体と、前記沿い部との間に前記支持腕が入り込む空間を空けて設けられた掛合部と、当該掛合部と前記本体を連結する連結部と、前記支持腕を前記空間に挿入可能とする、前記空間を外部と連通させた連通部と、を有した前記支持腕へ取着可能な取着部と、を備え、前記空間には、前記支持腕の当該空間への挿入方向における奥方に、挿入した前記支持腕に当接してそれ以上の進入を規制する進入規制部が設けられ、前記進入規制部は、前記支持腕を規制した位置よりもさらに奥方へと当該支持腕の進入を許容する退避位置に移動可能であり、当該退避位置への移動により前記空間への前記支持腕の進入範囲が拡張されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、前記進入規制部は、前記挿入方向において複数段形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の発明において、前記進入規制部は、前記挿入方向と異なる方向からの押圧により破断する接合部により接合されており、前記破断により前記進入を許容する位置へと移動可能であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記挿入方向と、前記拡張方向が同一であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記支持腕に設けられた挿通部に挿通されて当該配設体の前記支持腕の延出方向における取り付け位置を定める取付部材が貫通する取付孔が形成されており、前記取付孔には、前記挿通部に螺入される前記取付部材が螺着されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかの発明において、前記本体は、底壁と当該底壁から立設する側壁とからなる周壁と、前記側壁の先端側で囲み形成された開口部と、を備え、前記周壁と前記掛合部との間に前記空間が形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6の発明において、前記沿い部は前記側壁であり、前記取着部は、前記連結部と前記連通部が対向位置し、その並び方向が前記底壁と前記開口部の対向方向と一致していることを特徴とする。
請求項8に記載の発明(配設体支持装置)は、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の配設体と、壁裏の構造物に固定される固定部と、前記構造物から離間するように前記固定部から延出され、前記配設体を支持する支持腕と、を備えた支持体と、からなる配設体支持装置であって、前記支持体は、前記固定部から一定幅で延出される前記支持腕の幅が異なり、相対的に幅の狭い支持腕を有する支持体と、相対的に幅の広い支持腕を有する支持体の2種類からなり、または、前記固定部からの延出方向において前記支持腕の幅が途中で異なっており、相対的に幅の狭い支持腕が形成された箇所と、相対的に幅の広い支持腕が形成された箇所とを備えた支持腕を有しており、前記幅の狭い支持腕を前記進入規制部に当接させることで、当該幅の狭い支持腕の幅方向の中心に対する前記本体または前記配設体全体の相対位置と、前記幅の狭い支持腕が当接した前記進入規制部を除去し、前記幅の広い支持腕を、当該除去した進入規制部よりも奥方に拡張された拡張空間にそれ以上の進入が規制されるまで挿入した際の、当該幅の広い支持腕の中心に対する前記本体または前記配設体全体の相対位置が一致することを特徴とする。
請求項9に記載の発明(配設体支持装置)は、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の配設体と、壁裏の構造物に固定される固定部と、前記構造物から離間するように前記固定部から延出される支持腕と、を備え、前記支持腕に、前記配設体の当該支持腕の延出方向における取り付け位置を定めるための取付部材が挿通される挿通部が設けられた支持体と、からなる配設体支持装置であって、前記配設体は、前記取付部材が貫通する取付孔が形成され、前記支持体は、前記固定部から一定幅で延出される前記支持腕の幅が異なり、相対的に幅の狭い支持腕を有する支持体と、相対的に幅の広い支持腕を有する支持体の2種類からなり、または、前記固定部からの延出方向において前記支持腕の幅が途中で異なっており、相対的に幅の狭い支持腕が形成された箇所と、相対的に幅の広い支持腕が形成された箇所とを備えた支持腕を有しており、前記支持腕の幅方向を前記空間への挿入方向として前記配設体を相対的にスライド移動させることで、前記支持腕に当該配設体を取着可能であり、前記幅の狭い支持腕を前記進入規制部に当接させることで、前記取付孔と、当該幅の狭い支持腕に設けられた挿通部と、の位置が合致し、前記幅の狭い支持腕が当接した前記進入規制部を除去し、前記幅の広い支持腕を、当該除去した進入規制部よりも奥方に拡張された拡張空間にそれ以上の進入が規制されるまで挿入した際に、前記取付孔と、当該幅の広い支持腕に設けられた挿通部と、の位置が合致することを特徴とする。
請求項10に記載の発明(配設体支持装置)は、請求項7に記載の配設体と、壁裏の構造物に固定される固定部と、前記構造物から離間するように前記固定部から延出される支持腕と、を備えた支持体と、からなる配設体支持装置であって、前記支持体は、前記配設体の壁表側に向けられる側を前と定めた際にその前後方向を、前記空間への前記支持腕の挿入方向となるように前記構造物に固定可能であり、前記支持腕の壁表側に向けられる端に対する前記開口部の位置が、前記支持腕が前記進入規制部に当接したことで定まる第1位置と、前記進入規制部が除去されて拡張された先に前記支持腕が進入することにより、前記第1位置とは、前記前後方向に相対的に異なる第2位置と、に変更可能であることを特徴とする。
The invention (arrangement) according to
The invention according to
The invention according to
The invention according to
The invention according to
The invention according to
The invention according to
The invention according to claim 8 (installed body support device) is characterized by: the arranged body according to any one of
A ninth aspect of the invention (installed body support device) includes: the arranged body according to any one of
The invention according to claim 10 (arranged body support device) comprises the arrangement body according to
請求項1に記載の発明(配設体)によれば、支持腕が沿わされる沿い部を有する本体と、沿い部との間に支持腕が入り込む空間を空けて設けられた掛合部と、当該掛合部と本体を連結する連結部と、支持腕を空間に挿入可能とする、空間を外部と連通させた連通部と、を有した支持腕へ取着可能な取着部と、を備え、空間には、支持腕の当該空間への挿入方向における奥方に、挿入した支持腕に当接してそれ以上の進入を規制する進入規制部が設けられ、進入規制部は、支持腕を規制した位置よりもさらに奥方へと当該支持腕の進入を許容する退避位置に移動可能であり、当該退避位置への移動により空間への支持腕の進入範囲が拡張される。これにより、支持腕の挿入方向の幅の広さに応じた適切な挿入長を確保できる。
According to the invention (arranged body) according to
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、前記進入規制部は、前記挿入方向において複数段形成されているので、支持腕の適切な挿入長を複数段に変更できる。
According to the invention of
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の発明の効果に加えて、前記進入規制部は、前記挿入方向と異なる方向からの押圧により破断する接合部により接合されており、前記破断により前記進入を許容する位置へと移動可能であるので、簡単に進入許容状態とできる。
According to the invention of
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3のいずれかの発明の効果に加えて、前記挿入方向と、前記拡張方向が同一であるので、挿入方向の奥側を広げるため直感的に支持腕をどの部位に当接させるかを判断できる。 According to the fourth aspect of the invention, in addition to the effects of any one of the first to third aspects of the invention, since the insertion direction and the expansion direction are the same, the depth side in the insertion direction can be widened. It is possible to determine which part the support arm should be brought into contact with.
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4のいずれかの発明の効果に加えて、前記支持腕に設けられた挿通部に挿通されて当該配設体の前記支持腕の延出方向における取り付け位置を定める取付部材が貫通する取付孔が形成されており、前記取付孔には、前記挿通部に螺入される前記取付部材が螺着されているので、取付部材を別途用意する必要がない。また、取付孔と取付部材の位置合わせが不要である。
According to the invention of
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至5のいずれかの発明の効果に加えて、前記本体は、底壁と当該底壁から立設する側壁とからなる周壁と、前記側壁の先端側で囲み形成された開口部と、を備え、前記周壁と前記掛合部との間に前記空間が形成されているので、ボックス状の配設体を支持腕に支持できる。
According to the invention of
請求項7に記載の発明によれば、請求項6の発明の効果に加えて、前記沿い部は前記側壁であり、前記取着部は、前記連結部と前記連通部が対向位置し、その並び方向が前記底壁と前記開口部の対向方向と一致しているので、壁裏に設置された支持腕に対して、開口部の位置を前後方向に変更可能である。
According to the invention of
請求項8に記載の発明(配設体支持装置)によれば、支持体は、(1)固定部から一定幅で延出される支持腕の幅が異なり、相対的に幅の狭い支持腕を有する支持体と、相対的に幅の広い支持腕を有する支持体の2種類からなり、または、(2)固定部からの延出方向において支持腕の幅が途中で異なっており、相対的に幅の狭い支持腕が形成された箇所と、相対的に幅の広い支持腕が形成された箇所とを備えた支持腕を有しており、幅の狭い支持腕を進入規制部に当接させることで、当該幅の狭い支持腕の幅方向の中心に対する本体または配設体全体の相対位置と、幅の狭い支持腕が当接した進入規制部を除去し、幅の広い支持腕を、当該除去した進入規制部よりも奥方に拡張された拡張空間にそれ以上の進入が規制されるまで挿入した際の、当該幅の広い支持腕の中心に対する本体または配設体全体の相対位置が一致する。これにより、支持腕の幅違いでも支持腕の中心に対する本体または配設体の相対位置を一致させて安定的に支持できる。 According to the eighth aspect of the invention (disposed body support device), the support includes: (1) support arms extending from the fixed portion with a constant width and having relatively narrow support arms with different widths; and a support with relatively wide support arms, or (2) the support arms have different widths along the way in the extending direction from the fixed part, and relatively It has a supporting arm having a part where a narrow supporting arm is formed and a part where a relatively wide supporting arm is formed, and the narrow supporting arm is brought into contact with the entry restricting part. By doing so, the relative position of the main body or the entire arrangement with respect to the center of the width direction of the narrow support arm and the entry restricting portion with which the narrow support arm abuts are removed, and the wide support arm is moved to the relevant position. The relative position of the main body or the entire installation body with respect to the center of the wide support arm when it is inserted into the expansion space that has been expanded further back than the removed entry restricting portion until further entry is restricted. . As a result, even if the width of the support arm is different, the relative position of the main body or the arrangement body with respect to the center of the support arm can be matched to stably support it.
請求項9に記載の発明(配設体支持装置)によれば、配設体は、取付部材が貫通する取付孔が形成され、支持体は、(1)固定部から一定幅で延出される支持腕の幅が異なり、相対的に幅の狭い支持腕を有する支持体と、相対的に幅の広い支持腕を有する支持体の2種類からなり、または、(2)固定部からの延出方向において支持腕の幅が途中で異なっており、相対的に幅の狭い支持腕が形成された箇所と、相対的に幅の広い支持腕が形成された箇所とを備えた支持腕を有しており、支持腕の幅方向を空間への挿入方向として配設体を相対的にスライド移動させることで、支持腕に当該配設体を取着可能であり、幅の狭い支持腕を進入規制部に当接させることで、取付孔と、当該幅の狭い支持腕に設けられた挿通部と、の位置が合致し、幅の狭い支持腕が当接した進入規制部を除去し、幅の広い支持腕を、当該除去した進入規制部よりも奥方に拡張された拡張空間にそれ以上の進入が規制されるまで挿入した際に、取付孔と、当該幅の広い支持腕に設けられた挿通部と、の位置が合致する。これにより、支持腕の幅違いでも支持腕の挿通部に対して取付部材の取付け位置を一致させることができる。 According to the ninth aspect of the invention (mounted body support device), the mounted body is formed with a mounting hole through which the mounting member penetrates, and the support body (1) extends from the fixed portion with a constant width. The width of the support arm is different, and there are two types of supports, one having a relatively narrow support arm and the other having a relatively wide support arm, or (2) extending from the fixed part The width of the supporting arm varies in the direction, and the supporting arm has a portion where a relatively narrow supporting arm is formed and a portion where a relatively wide supporting arm is formed. By relatively sliding the mounting body with the width direction of the supporting arm as the insertion direction into the space, the mounting body can be attached to the supporting arm, and entry of the narrow supporting arm is restricted. By contacting the part, the position of the mounting hole and the insertion part provided in the narrow support arm are matched, and the entry restricting part with which the narrow support arm abuts is removed, and the width is reduced. When the wide supporting arm is inserted into the expansion space that is expanded further back than the removed entry restricting portion until further entry is restricted, the mounting hole and the insertion provided in the wide supporting arm are inserted. The positions of the part and the part match. As a result, even if the width of the support arm is different, the attachment position of the attachment member can be matched with the insertion portion of the support arm.
請求項10に記載の発明(配設体支持装置)によれば、支持体は、配設体の壁表側に向けられる側を前と定めた際にその前後方向を、空間への支持腕の挿入方向となるように構造物に固定可能であり、支持腕の壁表側に向けられる端に対する開口部の位置が、支持腕が進入規制部に当接したことで定まる第1位置と、進入規制部が除去されて拡張された先に支持腕が進入することにより、第1位置とは、前後方向に相対的に異なる第2位置と、に変更可能である。これにより、固定した支持腕に対して、配設体の前後方向の取り付け位置を簡単に変更できる。 According to the tenth aspect of the invention (the support device), the front and rear directions of the support are defined as the front and the back when the side facing the front side of the wall of the support is defined as the support arm to the space. A first position, which can be fixed to the structure so as to be in the insertion direction, the position of the opening with respect to the end of the supporting arm directed toward the front side of the wall is determined by the contact of the supporting arm with the entry restricting portion; The first position can be changed to a second position, which is relatively different in the front-rear direction, by inserting the support arm into the tip of the part that has been removed and expanded. This makes it possible to easily change the attachment position of the arrangement in the front-rear direction with respect to the fixed support arm.
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、本発明に係る配設体として、スイッチやコンセント等の配線器具を壁表に設置するための配線ボックス2Aを例示する(図1参照)。
なお、配設体としては、配線ボックスの他に、例えば、管クリップ、ケーブル保持体、配線ボックス等を保持可能な支持体等を採用してもよい。
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. In this embodiment, a
In addition to the wiring box, for example, a tube clip, a cable holder, a support body capable of holding a wiring box, or the like may be employed as the arrangement body.
<第1の実施形態>
本実施形態に係る配設体支持装置1は、図1及び図2に示すように、壁裏に配設される配線ボックス2Aと、配線ボックス2Aを支持するための支持体3と、を備えている。この配線ボックス2Aは、壁4に形成された壁孔(貫通孔)4aから壁表側に臨ませられるように支持体3の支持腕7に支持されて壁裏に配設される(図6及び図7参照)。
<First embodiment>
As shown in FIGS. 1 and 2, an installation
なお、図1及び図2等において、符号「A」は支持腕7の延出方向(延設方向)を示し、符号「B」は支持腕7の延出方向Aと直交する垂直方向を示し、符号「C」は支持腕7の延出方向Aと直交する前後方向を示す。この前後方向Cは、配線ボックス2Aの壁表側に向けられる側を前と定めた際の前後方向を意図する。
1 and 2, the symbol "A" indicates the extending direction (extending direction) of the
支持体3は、壁裏の構造物(例えば、鋼板製や木製等の柱)5に固定される固定部6と、構造物5から離間するように固定部6から延出される支持腕7と、を備えている。この支持腕7の延びる方向Aは、壁の裏面に沿った方向(水平方向)となっている。さらに、支持腕7には、配線ボックス2Aの当該支持腕7の延出方向Aにおける取り付け位置を定めるための取付部材30が挿通される挿通部8が設けられている。この挿通部8は、支持腕7の延出方向Aに沿って延びる長孔状(あるいは溝状)に形成されており、支持腕7の延出方向Aに沿って複数設けられている。さらに、挿通部8は、取付部材30であるビスを螺着可能な被螺着部である。
The
なお、挿通部(被螺着部)8は、ネジが掛れば厳密に雌ネジである必要はない。また、挿通部8としては、例えば、支持腕7の延出方向Aにおける複数の異なる位置で配線ボックス2Aを取付可能である限り、例えば、1つ又は複数の長孔や長溝を採用してもよく、さらに複数の丸孔を採用してもよい。さらに、取付部材30としては、ビスの他に、例えば、挿通部8に圧入される圧入部材や挿通部8に係止される係止部材を採用してもよい。
It should be noted that the insertion portion (threaded portion) 8 does not have to be strictly a female thread as long as it is threaded. As the
支持体3は、固定部6から一定幅で延出される支持腕7の幅(支持腕7の延出方向Aと直交する方向の幅)が異なり、相対的に幅の狭い支持腕7Aを有する支持体3A(図6参照)と、相対的に幅の広い支持腕7Bを有する支持体3B(図7参照)の2種類を含んでいる。
The
なお、支持体としては、例えば、図16に示すように、固定部6からの延出方向Aにおいて支持腕7の幅が途中で異なっており、相対的に幅の狭い支持腕7Aが形成された箇所と、相対的に幅の広い支持腕7Bが形成された箇所とを備えた支持腕7を有する支持体3Cを採用してもよい。この支持体3Cは、支持腕7A、7Bの先端側が相互に重合した状態で組み付けられており、構造物5間のピッチに対応してその長さを変更可能である。また、支持体としては、例えば、3種類以上の異なる幅の支持体を採用してもよい。さらに、支持体としては、例えば、両持ち形態、片持ち形態の支持体を採用できる。
16, the
配線ボックス2Aは、図3~図5に示すように、支持腕7A、7Bが沿わされる沿い部10を有する本体11と、配線ボックス2Aを支持腕7A、7Bへ取着可能な取着部12Aと、を備えている。この本体11は、底壁14と当該底壁14から立設する側壁15とからなる周壁と、側壁15の先端側で囲み形成された底壁14と対向する開口部16と、を備えている。この底壁14には、取着部12Aを除去するための折り取り補助孔17が形成されている。この補助孔17により、底壁14を壁面に当てて固定する時に取着部12Aを除去できる。また、底壁14には、配線器具(図示省略)を固定するビスを保持するビス保持部18が設けられている。また、側壁15には、ケーブル貫挿孔19が形成されている。また、開口部16の上下両側の縁部端面には、配線器具を取り付けるための器具取付部20が形成されている。さらに、左右側壁15の先端中央には、支持腕7A、7Bに支持された配線ボックス2Aをスライドさせるときに、壁孔4aから差し込まれる工具の先端を引っ掛けるための凹部21が形成されている。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
取着部12Aは、沿い部10との間に支持腕7A、7Bが入り込む空間24を空けて設けられた掛合部23と、当該掛合部23と本体11を連結する連結部27と、支持腕7A、7Bを空間24に向けて支持腕7A、7Bが沿わされる外面に沿わした姿勢のまま相対的にスライド移動させることにより挿入可能とする、空間24を外部と連通させた連通部25と、を有しており、略L字板状を成している。この空間24は、本体11の底壁14と掛合部23との間に形成されている。また、連結部27は、連通部25と対向して設けられている。また、取着部12Aは、本体11の底壁14において支持腕7A、7Bの延出方向Aに並んで複数(図中2つ)設けられている。具体的に、取着部12Aは、本体11の底壁14において後述の取付孔31を挟んで支持腕7A、7Bの延出方向Aの両側に配設されている。
なお、複数の取着部ではなく、単一の取着部12Aのみを備えるようにしてもよい。
The attaching
Note that only a
取着部12Aの空間24には、支持腕7A、7Bの当該空間24への挿入方向Fにおける奥方に、挿入した支持腕7A、7Bの挿入先端側の端縁に当接してそれ以上の進入を規制する進入規制部26が設けられている。この進入規制部26は、支持腕7A、7Bを規制した位置よりもさらに奥方へと当該支持腕7A、7Bの進入を許容する退避位置Eに移動可能(具体的に除去可能)である(図8参照)。当該退避位置Eへの移動により空間24への支持腕7A、7Bの進入範囲が拡張され、当該拡張された空間24へと支持腕7A、7Bを挿入可能である。支持腕7A、7Bの挿入方向Fと空間24の拡張方向が同一である。さらに、取着部12Aの連結部27は、支持腕7A、7Bの進入範囲を最大に拡張した際に支持腕7A、7Bが当接する、挿入方向Fにおける最も奥方で支持腕7A、7Bの進入を規制する。
Into the
進入規制部26は、支持腕7A、7Bの挿入方向Fと異なる方向からの押圧により破断(例えば、押圧により破断、回転移動により疲労破断等)する接合部28により掛合部23に接合されている(図3及び図5(c)参照)。この接合部28の破断により進入を許容する退避位置Eへと移動可能である。また、接合部28は、破断容易となるよう、掛合部23の他の部分よりも小さな厚さで形成されている。また、接合部28は、進入規制部26の左右側壁の上下方向の中間部に配置されている。さらに、進入規制部26は、除去の時に工具を差し込み係止する凹み状に形成されている。
The
なお、進入規制部としては、例えば、図9に示すように、接合部28が変形又は部分的に破断して取着部12Aから切り離されず、拡張された空間24への支持腕7の進入を許容する退避位置Eへ移動する進入規制部26を採用してもよい。さらに、進入規制部としては、例えば、連結部27や本体11の底壁14に形成されたものを採用してもよい。
As the entry restricting portion, for example, as shown in FIG. 9, the joining
配線ボックス2C(具体的に本体11の底壁14)には、支持腕7A、7Bの挿通部8に挿通された取付部材30が貫通する取付孔31が形成されている(図6(c)参照)。この取付孔31は、その内面が挿通部8に挿通された取付部材30に当接して、支持腕7A、7Bの延出方向Aと直交する方向B(上下方向)への配線ボックス2A自身の移動を規制する。具体的に、取付孔31は、支持腕7A、7Bの延出方向Aと直交する方向Bに延びていない丸孔である。
なお、取付孔31としては、例えば、掛合部23に形成されたものを採用してもよい。
The
As the
取付孔31には、挿通部8に螺入される取付部材(ビス)30が、その先端が支持腕7A、7Bの空間24への挿入を阻害しないように控えた位置で仮螺着されている(図5(b)参照)。また、取付孔31の左右両側には、取付孔31の位置に支持腕7の挿通部8,8間の長孔の途切れ目が重なった時に、その位置を避けるように取付部材30の左右方向(支持腕7の延びる方向)への取付位置を変更するための補助孔32が連結されている(図4参照)。
A mounting member (screw) 30 to be screwed into the
なお、取付孔31には、例えば、軽く取付部材30が仮螺着されずに、しっかりねじ込まれた状態で取付部材30が螺着されて出荷されてもよい。この場合、取付部材30を緩めてから支持腕7A、7Bの挿通部8に螺着させる必要がある。また、取付部材30は、例えば、本体11において取付孔31と別の部位に螺着されていたり、取付孔31や本体11の別の部位に圧入、挟持、係止等により仮保持されていたりしてもよい。
For example, the mounting
次に、上記構成の配線ボックス2A及び配設体支持装置1の作用について説明する。なお、一般的な軽量間仕切壁は、天井と床に固定される上下一対のランナーと、該ランナー間に立設された複数の構造物5と、該構造物5を挟むようにして立設される石膏ボード等からなる壁4と、から構築される。
Next, the operation of the
先ず、壁裏の構造物5に固定部6をビス等により固定して構造物5の間に支持体3A、3Bを配置する(図1参照)。この支持体3A、3Bは、壁孔4aの予定位置に対応した高さ位置に配置される。
First, the fixing
幅の狭い支持腕7Aに配線ボックス2Aを支持する場合には、支持腕7Aの幅方向を空間24への挿入方向Fとして配線ボックスを相対的にスライド移動(上下移動)させることで、支持腕7Aに対して取着部12Aを引っ掛けて支持する。すると、配線ボックス2Aは、進入規制部26が支持腕7Aの挿入先端側の端縁に当接して仮保持される(図6参照)。この仮保持状態では、取付孔31と支持腕7Aの挿通部8とが合致している。さらに、配線ボックス2Aは、支持腕7Aの延出方向Aに沿ってスライド可能である。
When the
次いで、構造物5の前面に壁4を立設し、壁表空間からホルソー等を用いて、壁4の所定位置に壁孔4aを穿孔する。一般的に、壁4の立設時に構造物5がランナーに沿って側方にスライドするため、支持腕7Aに支持された配線ボックス2Aの開口部16の位置と、壁孔4aの位置とが支持腕7の延出方向Aにずれることが想定される。このような場合、開口部16を壁孔4aに臨ませるべく、壁孔4aから手や治具を入れて配線ボックス2Aを支持腕7Aに沿ってスライドさせて位置調整する。その後、壁孔4aを介した開口部16からの操作により、取付孔31に仮螺着された取付部材30を支持腕7Aの挿通部8にねじ込んで、支持腕7Aに対して配線ボックス2Aを本固定する(図6参照)。
Next, a
一方、幅の広い支持腕7Bに配線ボックス2Aを支持する場合には、進入規制部26を除去して空間24を拡張してから、支持腕7Bの幅方向を空間24への挿入方向Fとして配線ボックス2Aを相対的にスライド移動(上下移動)させることで、支持腕7Bに対して取着部12Aを引っ掛けて支持する。すると、配線ボックス2Aは、連結部27が支持腕7Bの挿入先端側の端縁に当接して仮保持される(図7参照)。その後、幅の狭い支持腕7Aに仮保持された配線ボックス2Aの作用と略同様にして、支持腕7Bに対して配線ボックス2Aを本固定する。
なお、進入規制部26の除去は、支持腕7Bに取着部12Aを引っ掛けた状態で行われてもよい。
On the other hand, when the
Note that the removal of the
ここで、図6に示すように、幅の狭い支持腕7Aを進入規制部26に当接させることで、当該幅の狭い支持腕7Aの幅方向の中心に対する本体11または配線ボックス2A全体の相対位置と、図7に示すように、幅の狭い支持腕7Aが当接した進入規制部26を除去し、幅の広い支持腕7Bを、当該除去した進入規制部26よりも奥方に拡張された拡張空間24にそれ以上の進入が規制されるまで挿入した際の、当該幅の広い支持腕7Bの幅方向の中心に対する本体11または配線ボックス2A全体の相対位置が一致する。また、図6に示すように、幅の狭い支持腕7Aを進入規制部26に当接させることで、取付孔31と当該幅の狭い支持腕7Aに設けられた挿通部8との位置が合致する。さらに、図7に示すように、幅の狭い支持腕7Aが当接した進入規制部26を除去し、幅の広い支持腕7Bを、当該除去した進入規制部26よりも奥方に拡張された拡張空間24にそれ以上の進入が規制されるまで挿入した際に、取付孔31と当該幅の広い支持腕7Bに設けられた挿通部8との位置が合致する。
Here, as shown in FIG. 6, by bringing the
以上より、本実施形態の配線ボックス2Aによれば、支持腕7A、7Bが沿わされる沿い部10を有する本体11と、沿い部10との間に支持腕7A、7Bが入り込む空間24を空けて設けられた掛合部23、当該掛合部23と本体11を連結する連結部27、及び支持腕7A、7Bを空間24に向けて支持腕7A、7Bが沿わされる外面に沿わした姿勢のまま相対的にスライド移動させることにより挿入可能とする、空間24を外部と連通させた連通部25を有した支持腕7A、7Bへ取着可能な取着部12Aと、を備え、空間24には、支持腕7A、7Bの当該空間24への挿入方向Fにおける奥方に、挿入した支持腕7A、7Bの端縁に当接してそれ以上の進入を規制する進入規制部26が設けられ、進入規制部26は、支持腕7A、7Bを規制した位置よりもさらに奥方へと当該支持腕7A、7Bの進入を許容する退避位置Eに移動可能であり、当該退避位置Eへの移動により空間24への支持腕7A、7Bの進入範囲が拡張され、当該拡張された空間24へと支持腕7A、7Bを挿入可能である。これにより、支持腕7A、7Bの挿入方向Fの幅の広さに応じた適切な挿入長を確保できる。
As described above, according to the
また、本実施形態では、進入規制部26は、空間24への支持腕7A、7Bの挿入方向Fと異なる方向からの押圧により破断する接合部28により接合されており、破断により進入を許容する位置Eへと移動可能であるので、簡単に進入許容状態とできる。
In addition, in this embodiment, the
また、本実施形態では、空間24への支持腕7A、7Bの挿入方向Fと、空間24の拡張方向が同一であるので、挿入方向Fの奥側を広げるため直感的に支持腕7A、7Bをどの部位に当接させるかを判断できる。
In addition, in this embodiment, since the direction F in which the
また、本実施形態では、本体11には、支持腕7A、7Bに設けられた挿通部8に挿通されて配線ボックス2Aの支持腕7A、7Bの延出方向Aにおける取り付け位置を定める取付部材30が貫通する取付孔31が形成されており、取付孔31には、挿通部8に螺入される取付部材30が螺着されているので、取付部材30を別途用意する必要がない。また、取付孔31と取付部材30の位置合わせが不要である。
特に、本実施形態では、取付孔31には、取付部材30が、支持腕7A、7Bの空間24への挿入を阻害しないように控えた位置で仮螺着されているので、取付部材30を直ちにねじ込むことができる。
In addition, in the present embodiment, the
In particular, in the present embodiment, the mounting
また、本実施形態の配設体支持装置1によれば、支持体3は、固定部6から一定幅で延出される支持腕7の幅が異なり、相対的に幅の狭い支持腕7Aを有する支持体3Aと、相対的に幅の広い支持腕7Bを有する支持体3Bの2種類からなり、相対的に幅の狭い支持腕7Aを進入規制部26に当接させることで、当該相対的に幅の狭い支持腕7Aの幅方向の中心に対する本体11または配線ボックス2A全体の相対位置と、相対的に幅の狭い支持腕7Aが当接した進入規制部26を除去し、相対的に幅の広い支持腕7Bを、当該除去した進入規制部26よりも奥方に拡張された拡張空間24にそれ以上の進入が規制されるまで(別の進入規制部26、または連結部27に当接するまで)挿入した際の、当該相対的に幅の広い支持腕7Bの中心に対する本体11または配線ボックス2A全体の相対位置が一致する。これにより、支持腕7A、7Bの幅違いでも支持腕7A、7Bの中心に対する本体11または配線ボックス2Aの相対位置を一致させて安定的に支持できる。
これに対して、進入規制部26を除去していない幅狭用の空間24に相対的に幅の広い支持腕7Bを入れると、挿入たらずで不安定になる。
In addition, according to the
On the other hand, if the relatively
また、本実施形態の配設体支持装置1によれば、配線ボックス2Aは、本体11または掛合部23に、取付部材30が貫通する取付孔31が形成され、支持体3は、固定部6から一定幅で延出される支持腕7の幅が異なり、相対的に幅の狭い支持腕7Aを有する支持体3Aと、相対的に幅の広い支持腕7Bを有する支持体3Aの2種類からなり、支持腕7A、7Bの幅方向を空間24への挿入方向Fとして配線ボックス2Aを相対的にスライド移動させることで、支持腕7A、7Bに当該配線ボックス2Aを取着可能であり、相対的に幅の狭い支持腕7Aを進入規制部26に当接させることで、取付孔31と、当該相対的に幅の狭い支持腕7Aに設けられた挿通部8と、の位置が合致し、相対的に幅の狭い支持腕7Aが当接した進入規制部26を除去し、相対的に幅の広い支持腕7Bを、当該除去した進入規制部26よりも奥方に拡張された拡張空間24にそれ以上の進入が規制されるまで(別の進入規制部26、または連結部27に当接するまで)挿入した際に、取付孔31と、当該相対的に幅の広い支持腕7Bに設けられた挿通部8と、の位置が合致する。これにより、支持腕7A、7Bの幅違いでも支持腕7A、7Bの挿通部8に対して取付部材30の取付け位置を一致させることができる。
これに対して、進入規制部26を除去していない幅狭用の空間24に相対的に幅の広い支持腕7Bを入れると、挿入たらずで支持腕7Bの挿通部8に対して取付部材30の取付け位置が一致しない。
Further, according to the arrangement
On the other hand, if the
なお、第1の実施形態では、空間24への支持腕7A、7Bの挿入方向Fにおいて1つの進入規制部26を備える形態を例示したが、これに限定されず、例えば、図15に示すように、空間26への支持腕7A、7B、7Cの挿入方向Fにおいて複数段(図中2段)の進入規制部26を備える形態としてもよい。この形態によれば、支持腕7A、7B、7Cの適切な挿入長を複数段に変更できる。
In addition, in the first embodiment, the configuration in which one
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態の配設体支持装置について説明するが、第1の実施形態の配設体支持装置と略同じ構成部分は同じ符号で示し詳説を省略する。
<Second embodiment>
Next, the arrangement member supporting device of the second embodiment will be described, but the components substantially the same as those of the arrangement member supporting device of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed explanation thereof will be omitted.
本配設体支持装置1は、図10に示すように、壁裏に配設される配線ボックス2Bと、配線ボックス2Bを支持するための支持体3と、を備えている。
As shown in FIG. 10, the installation
支持体3は、固定部6から一定幅で延出される支持腕7の幅が異なり、相対的に幅の狭い支持腕7Aを有する支持体3Aと、相対的に幅の広い支持腕7Bを有する支持体3Bの2種類を含んでいる。
The
配線ボックス2Aは、支持腕7A、7Bが沿わされる沿い部10を有する本体11と、配線ボックス2Aを支持腕7A、7Bへ取着可能な取着部12Bと、を備えている。この本体11は、底壁14と当該底壁14から立設する側壁15とからなる周壁と、側壁14の先端側で囲み形成された底壁14と対向する開口部16と、を備えている。沿い部10は、底壁14に設けられている。
The
取着部12Bは、沿い部10との間に支持腕7A、7Bが入り込む空間24を空けて設けられた掛合部23と、当該掛合部23の両端部と本体11を連結する連結部27と、支持腕7A、7Bを空間24に向けて支持腕7A、7Bが沿わされる外面に沿わした姿勢のまま相対的にスライド移動させることにより挿入可能とする、空間24を外部と連通させた連通部25と、を有している。この空間24は、本体11の底壁14と掛合部23との間に形成されている。さらに、連結部27は、空間24を挟むように対向して設けられている。
The
取着部12Bの空間24には、支持腕7A、7Bの当該空間24への挿入方向F(支持腕7A、7Bの延出方向A)における奥方に、挿入した支持腕7A、7Bの端縁に当接してそれ以上の進入を規制する進入規制部26が設けられている。この進入規制部26は、支持腕7A、7Bを規制した位置よりもさらに奥方へと当該支持腕7A、7Bの進入を許容する退避位置Eに移動可能(具体的に除去可能)である。当該退避位置Eへの移動により空間24への支持腕7A、7Bの進入範囲が拡張され、当該拡張された空間24へと支持腕7A、7Bを挿入可能である。さらに、配線ボックス2B(具体的に本体11の底壁14)には、支持腕7A、7Bの挿通部8に挿通された取付部材30が貫通する取付孔31が形成されている。
In the
次に、上記構成の配線ボックス2B及び配設体支持装置1の作用について説明する。
幅の狭い支持腕7Aに配線ボックス2Bを支持する場合には、片持ち状態の支持体3Aの支持腕7Aの先端側から、支持腕7Aの延出方向Aを空間24への挿入方向Fとして配線ボックス2Bを相対的にスライド移動させることで、支持腕7Aに対して取着部12Bを引っ掛けて支持する。このとき、配線ボックス2Bは、進入規制部26が支持腕7Aの幅方向の端縁に当接して仮保持される。次いで、構造物5の前面に壁4を立設し、壁4の所定位置に壁孔4aを穿孔した後、必要に応じて、配線ボックス2Bを支持腕7Aに沿ってスライドさせて、開口部16が壁孔4aに臨むように位置調整する。その後、壁孔4aを介した開口部16からの操作により、取付孔31に仮螺着された取付部材30を支持腕7Aの挿通部8にねじ込んで、支持腕7Aに対して配線ボックス2Bを本固定する。
Next, the operation of the
When the
一方、幅の広い支持腕7Bに配線ボックス2Bを支持する場合には、進入規制部26を除去して空間24を拡張してから、片持ち状態の支持体3Bの先端側から、支持腕7Bの延出方向Aを空間24への挿入方向Fとして配線ボックス2Bを相対的にスライド移動させることで、支持腕7Bに対して取着部12Bを引っ掛けて支持する。このとき、配線ボックス2Bは、連結部27が支持腕7Bの幅方向の端縁に当接して仮保持される。その後、上記の幅の狭い支持腕7Aに仮保持された配線ボックス2Bの作用と略同様にして、支持腕7Bに対して配線ボックス2Bを本固定する。
On the other hand, when the
ここで、幅の狭い支持腕7Aを進入規制部26に当接させることで、当該幅の狭い支持腕7Aの幅方向の中心に対する本体11または配線ボックス2B全体の相対位置と、幅の狭い支持腕7Aが当接した進入規制部26を除去し、幅の広い支持腕7Bを、当該除去した進入規制部26よりも奥方に拡張された拡張空間24に挿入した際の、当該幅の広い支持腕7Bの幅方向の中心に対する本体11または配線ボックス2B全体の相対位置が一致する。また、幅の狭い支持腕7Aを進入規制部26に当接させることで、取付孔31と当該幅の狭い支持腕7Aに設けられた挿通部8との位置が合致する。さらに、幅の狭い支持腕7Aが当接した進入規制部26を除去し、幅の広い支持腕7Bを、当該除去した進入規制部26よりも奥方に拡張された拡張空間24に挿入した際に、取付孔31と当該幅の広い支持腕7Bに設けられた挿通部8との位置が合致する。
Here, by bringing the
以上より、本実施形態の配線ボックス2B及び配設体支持装置1によると、支持腕7A、7Bの空間24への挿入方向Fが支持腕7A、7Bの延出方向Aである形態において、第1の実施形態の配設ボックス2A及び配設体支持装置1と略同様の作用効果を奏する。
As described above, according to the
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態の配設体支持装置について説明するが、第1の実施形態の配設体支持装置と略同じ構成部分は同じ符号で示し詳説を省略する。
<Third Embodiment>
Next, the arrangement member supporting device of the third embodiment will be described. Components substantially the same as those of the arrangement member supporting device of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed explanations thereof will be omitted.
本実施形態に係る配設体支持装置1は、図11及び図12に示すように、壁裏に配設される配線ボックス2Cと、配線ボックス2Cを支持するための支持体3と、を備えている。
As shown in FIGS. 11 and 12, the installation
支持体3は、固定部6から一定幅で延出される支持腕7の幅が異なり、相対的に幅の狭い支持腕7Aを有する支持体3Aと、相対的に幅の広い支持腕7Bを有する支持体3Bの2種類を含んでいる。この支持体3A、3Bは、配線ボックス2Cの壁表側に向けられる側を前と定めた際にその前後方向Cを、空間24への支持腕7A、7Bの挿入方向Fとなるように構造物に固定されている。
The
配線ボックス2Cは、支持腕7A、7Bが沿わされる沿い部10を有する本体11と、配線ボックス2Cを支持腕7A、7Bへ取着可能な取着部12Cと、を備えている。この本体11は、底壁14と当該底壁14から立設する側壁15とからなる周壁と、側壁14の先端側で囲み形成された底壁と対向する開口部16と、を備えている。沿い部10は、側壁15に設けられている。
The
取着部12Cは、沿い部10との間に支持腕7A、7Bが入り込む空間24を空けて設けられた掛合部23と、当該掛合部23と本体11を連結する連結部27と、支持腕7A、7Bを空間24に向けて支持腕7A、7Bが沿わされる外面に沿わした姿勢のまま相対的にスライド移動させることにより挿入可能とする、空間24を外部と連通させた連通部25と、を有しており、略L字板状を成している。この空間24は、本体11の側壁15と掛合部23との間に形成されている。さらに、連結部27は、連通部25と対向して設けられている。
The
取着部12Cの空間24には、支持腕7A、7Bの当該空間24への挿入方向F(前後方向C)における奥方に、挿入した支持腕7A、7Bに当接してそれ以上の進入を規制する進入規制部26が設けられている。また、取着部12Cは、連結部27と連通部25が対向位置し、その並び方向が底壁14と開口部16の対向方向と一致している。さらに、配線ボックス2C(具体的に本体11の側壁15)には、支持腕7A、7Bの挿通部8に挿通された取付部材30が貫通する取付孔31が形成されている。
In the
次に、上記構成の配線ボックス2C及び配設体支持装置1の作用について説明する。
幅の狭い支持腕7Aに配線ボックス2Cを支持する場合には、前後方向Cを空間24への挿入方向Fとして配線ボックス2Cを相対的にスライド移動させることで、支持腕7Aに対して取着部12Cを引っ掛けて支持する(図12(a)参照)。すると、配線ボックス2Cは、進入規制部26が支持腕7Aの挿入先端側の端縁に当接して第1位置P1に仮保持される。この第1位置P1は、配線ボックス2Cの開口部16が、構造物5の壁表側を向く前面部5aに固定される胴縁材33の厚みの分だけ、前面部5aからずれた位置である。次いで、構造物5の前面に壁4を立設し、壁4の所定位置に壁孔4aを穿孔した後、必要に応じて、配線ボックス2Cを支持腕7Aに沿ってスライドさせて、開口部16が壁孔4aに臨むように位置調整する。その後、壁孔4aを介した開口部16からの操作により、取付孔31に仮螺着された取付部材30を支持腕7Aの挿通部8にねじ込んで、支持腕7Aに対して配線ボックス2Cを本固定する。
Next, the operation of the
When the
また、幅の狭い支持腕7Aに配線ボックス2Cを支持する場合において、進入規制部26を除去して空間24を拡張してから、前後方向Cを空間24への挿入方向Fとして配線ボックス2Cを相対的にスライド移動させることで、支持腕7Aに対して取着部12Cを引っ掛けて支持する(図12(b)参照)。すると、配線ボックス2Cは、連結部27が支持腕7Aの挿入先端側の端縁に当接して第2位置P2に仮保持される。この第2位置P2は、配線ボックス2Cの開口部16が、構造物5の壁表側を向く前面部5aと同一面となる位置または壁裏面から離れた位置であり、胴縁材33の厚み分だけ第1位置P1からずれた位置である。その後、上記の第1位置P1に仮保持された配線ボックス2Cの作業と略同様にして、支持腕7Aに対して配線ボックス2Cを本固定する。
Further, when the
一方、幅の広い支持腕7Bに配線ボックス2Cを支持する場合には、進入規制部26を除去して空間24を拡張してから、前後方向Cを空間24への挿入方向Fとして配線ボックス2Cを相対的にスライド移動させることで、支持腕7Bに対して取着部12Cを引っ掛けて支持する(図12(c)参照)。すると、配線ボックス2Cは、連結部27が支持腕7の挿入先端側の端縁に当接して第1位置P1に仮保持される。その後、上記の幅の狭い支持腕7Aに仮保持された配線ボックス2Cの作業と略同様にして、支持腕7Bに対して配線ボックス2Aを本固定する。
On the other hand, when the
ここで、図12(a)(c)に示すように、幅の狭い支持腕7Aを進入規制部26に当接させることで、当該幅の狭い支持腕7Aの幅方向の中心に対する本体11または配線ボックス2C全体の相対位置と、幅の狭い支持腕7Aが当接した進入規制部26を除去し、幅の広い支持腕7Bを、当該除去した進入規制部26よりも奥方に拡張された拡張空間24にそれ以上の進入が規制されるまで挿入した際の、当該幅の広い支持腕7Bの幅方向の中心に対する本体11または配線ボックス2C全体の相対位置が一致する。また、幅の狭い支持腕7Aを進入規制部26に当接させることで、取付孔31と当該幅の狭い支持腕7Aに設けられた挿通部8との位置が合致する。さらに、幅の狭い支持腕7Aが当接した進入規制部26を除去し、幅の広い支持腕7Bを、当該除去した進入規制部26よりも奥方に拡張された拡張空間24にそれ以上の進入が規制されるまで挿入した際に、取付孔31と当該幅の広い支持腕7Bに設けられた挿通部8との位置が合致する。
Here, as shown in FIGS. 12A and 12C, by bringing the
以上より、本実施形態の配線ボックス2C及び配設体支持装置1によれば、第1の実施形態の配設ボックス2A及び配設体支持装置1と略同様の作用効果を奏するとともに、沿い部10は側壁14であり、取着部12Cは、連結部27と連通部25が対向位置し、その並び方向が底壁14と開口部16の対向方向と一致しているので、壁裏に設置された支持腕7A、7Bに対して、開口部16の位置を前後方向C(壁裏に対して近接離間する方向)に変更可能である。すなわち、胴縁材33のある場合とない場合とで使い分けができる。
As described above, according to the
また、本実施形態の配設体支持装置1によれば、支持体3A、3Bは、配線ボックス2Cの壁表側に向けられる側を前と定めた際にその前後方向Cを、空間24への支持腕7A、7Bの挿入方向Fとなるように構造物5に固定可能であり、支持腕7A、7Bの壁表側に向けられる端に対する開口部16の位置が、支持腕7A、7Bが進入規制部26に当接したことで定まる第1位置P1と、進入規制部26が除去されて拡張された先に支持腕7A、7Bが進入することにより、第1位置P1とは、前後方向Cに相対的に異なる第2位置P2と、に変更可能である。これにより、固定した支持腕7A、7Bに対して、配線ボックス2Cの前後方向C(壁裏に対して近接離間する方向)の取り付け位置を簡単に変更できる。
Further, according to the installation
さらに、本実施例では、支持体3A、3Bが、壁裏の構造物としての柱5の側面部に固定され、第1位置P1は、開口部16が、柱5の壁表側を向く前面部5aに固定される胴縁材33の厚みの分だけ、前面部5aからずれた位置であり、第2位置P2は、開口部16が、柱5の壁表側を向く前面部5aと同一面となる位置または壁裏面から離れた位置であり、胴縁材33の厚みの分だけ第1位置P1からずれた位置であるので、胴縁材33に対応して開口部16を適切な位置に配置できる。
Furthermore, in this embodiment, the
なお、第3の実施形態では、壁表側から取着部12Cを支持腕7A、7Bに引っ掛ける形態を例示したが、これに限定されず、例えば、図13に示すように、壁裏側から取着部12Cを支持腕7A、7Bに引っ掛ける形態としてもよい。この形態では、支持腕7Aが進入規制部26に当接したときの第1位置P1は、配線ボックス2Cの開口部16が、構造物5の壁表側を向く前面部5aと同一面となる位置または壁裏面から離れた位置であり、胴縁材33の厚み分だけ第1位置P1からずれた位置である。さらに、支持腕7Aが連結部27に当接したときの第2位置P2は、配線ボックス2Cの開口部16が、胴縁材33の厚みの分だけ、前面部5aからずれた位置である。すなわち、壁裏に設置された支持腕7A、7Bに対して、開口部16の位置を前後方向Cに変更可能であり、胴縁材33のある場合とない場合とで使い分けができる。
In the third embodiment, the mounting
本発明においては、上記実施形態に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記第1~第3の実施形態では、水平方向Aに延びる支持腕7を備える支持体3を例示したが、これに限定されず、例えば、図14に示すように、下から垂直に起立される支持腕7を備える支持体3を採用してもよい。この形態としては、例えば、本体11の底壁14に取着部12を設け、配線ボックス2を垂直方向Aに加えて水平方向Bに位置調整できる形態(図14(a)参照)、本体11の側壁15に取着部12を設け、配線ボックス2を垂直方向Aに加えて壁に近接離間する方向Cに位置調整できる形態(図14(b)参照)などを採用できる。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made within the scope of the present invention according to the purpose and application. That is, in the above-described first to third embodiments, the
また、本実施例では、異なる幅の支持腕7に対して、取付部材(ビス)30が取り付けられる配設体の取付孔31は共有する例を示しているが、取付孔31は、各幅の支持腕7に応じてそれぞれ別の位置に設け、共有しないものとしてもよい。
Further, in the present embodiment, the mounting
さらに、上記第1~第3の実施形態では、板状の支持腕7を備える支持体3を例示したが、これに限定されず、例えば、ネジ状や棒状の支持腕7を備える支持体3を採用してもよい。
Furthermore, in the above-described first to third embodiments, the
また、上記第1~第3の実施形態では、配設体(配線ボックス2A~2C)と支持腕7を取付部材30により相互に結合する固定形態を例示したが、これに限定されず、例えば、支持腕7で単に引っ掛けた状態を本固定として、配設体と支持腕7を取付部材30により相互に結合する固定を省略しても良い。
さらに、例えば、配設体が配線ボックス2A~2Cである場合、支持腕7への取付部材30の挿通(螺入)をせず、配線ボックス2A~2Cの開口部16と壁孔4aとの位置を一致した状態で、器具取付部にねじ込んだ配線器具を固定するビスにより、配線器具と配線ボックス2A~2Cとで壁4を挟持することで本固定として良い。
In addition, in the above-described first to third embodiments, the fixed form in which the mounting bodies (
Furthermore, for example, when the
本発明は、壁裏に配設される配設体を複数の支持腕の幅に対応して支持腕に支持するための技術として広く利用される。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention is widely used as a technique for supporting an arrangement body arranged behind a wall on support arms corresponding to the width of a plurality of support arms.
1;配設体支持装置、2A~2C;配線ボックス(配設体)、3,3A~3C;支持体、4;壁、4a;壁孔、5;壁裏の構造物、6;固定部、7,7A,7B;支持腕、8;挿通部、10;沿い部、11;本体、12A~12C;取着部、14;底壁、15;側壁、16;開口部、23;掛合部、24;空間、25;連通部、26;進入規制部、27;連結部、28;接合部、30;取付部材、31;取付孔、E;退避位置、F;支持腕の挿入方向、P1;第1位置、P2;第2位置。
1; installation support device, 2A-2C; wiring box (installation), 3, 3A-3C; support, 4; wall, 4a; wall hole, 5; structure behind the wall, 6; , 7, 7A, 7B; support arms, 8; insertion portion, 10; along portion, 11; main body, 12A to 12C; attachment portion, 14; , 24; space, 25; communicating portion, 26; entry restricting portion, 27; connecting portion, 28; first position, P2; second position.
Claims (10)
前記支持腕が沿わされる沿い部を有する本体と、
前記沿い部との間に前記支持腕が入り込む空間を空けて設けられた掛合部と、当該掛合部と前記本体を連結する連結部と、前記支持腕を前記空間に挿入可能とする、前記空間を外部と連通させた連通部と、を有した前記支持腕へ取着可能な取着部と、を備え、
前記空間には、前記支持腕の当該空間への挿入方向における奥方に、挿入した前記支持腕に当接してそれ以上の進入を規制する進入規制部が設けられ、
前記進入規制部は、前記支持腕を規制した位置よりもさらに奥方へと当該支持腕の進入を許容する退避位置に移動可能であり、当該退避位置への移動により前記空間への前記支持腕の進入範囲が拡張されることを特徴とする配設体。 An arrangement body supported by the support arm of a support body, comprising a fixing portion fixed to a structure behind a wall and a support arm extending from the fixing portion so as to be spaced apart from the structure. hand,
a main body having a side portion along which the supporting arm is placed;
an engaging portion provided with a space for the support arm to enter between the along portion; a connecting portion connecting the engaging portion and the main body; and the space allowing the support arm to be inserted into the space. and an attachment portion that can be attached to the support arm, having a communication portion communicating with the outside,
The space is provided with an entry restricting portion that abuts on the inserted support arm and restricts further entry into the space at the back in the direction in which the support arm is inserted into the space,
The entry restricting portion is movable to a retracted position that allows the support arm to enter further inward than the position at which the support arm is restricted. An arrangement characterized in that the approach range is extended.
前記取付孔には、前記挿通部に螺入される前記取付部材が螺着されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の配設体。 A mounting hole is formed through which a mounting member is inserted through an insertion portion provided in the support arm to determine a mounting position of the arrangement in the extending direction of the support arm, and
5. The arrangement according to any one of claims 1 to 4, wherein the mounting member to be screwed into the insertion portion is screwed into the mounting hole.
前記周壁と前記掛合部との間に前記空間が形成されている請求項1乃至5のいずれか一項に記載の配設体。 The main body includes a peripheral wall composed of a bottom wall and a side wall extending from the bottom wall, and an opening formed to surround the tip end of the side wall,
The arrangement body according to any one of claims 1 to 5, wherein the space is formed between the peripheral wall and the engaging portion.
壁裏の構造物に固定される固定部と、前記構造物から離間するように前記固定部から延出され、前記配設体を支持する支持腕と、を備えた支持体と、
からなる配設体支持装置であって、
前記支持体は、
前記固定部から一定幅で延出される前記支持腕の幅が異なり、相対的に幅の狭い支持腕を有する支持体と、相対的に幅の広い支持腕を有する支持体の2種類からなり、または、
前記固定部からの延出方向において前記支持腕の幅が途中で異なっており、相対的に幅の狭い支持腕が形成された箇所と、相対的に幅の広い支持腕が形成された箇所とを備えた支持腕を有しており、
前記幅の狭い支持腕を前記進入規制部に当接させることで、当該幅の狭い支持腕の幅方向の中心に対する前記本体または前記配設体全体の相対位置と、
前記幅の狭い支持腕が当接した前記進入規制部を除去し、前記幅の広い支持腕を、当該除去した進入規制部よりも奥方に拡張された拡張空間にそれ以上の進入が規制されるまで挿入した際の、当該幅の広い支持腕の中心に対する前記本体または前記配設体全体の相対位置が一致することを特徴とする配設体支持装置。 an arrangement according to any one of claims 1 to 7;
a support body comprising: a fixing part fixed to a structure behind a wall; and a supporting arm extending from the fixing part so as to be spaced apart from the structure and supporting the arrangement body;
An arrangement body support device comprising:
The support is
The widths of the support arms extending from the fixed part with a constant width are different, and there are two types of supports: one having relatively narrow support arms and one having relatively wide support arms, or,
The width of the supporting arm is different in the extending direction from the fixed part, and there are a portion where a relatively narrow supporting arm is formed and a portion where a relatively wide supporting arm is formed. having a support arm with
By bringing the narrow support arm into contact with the entry restricting portion, the relative position of the main body or the entire arrangement with respect to the center of the narrow support arm in the width direction;
The entry restricting portion with which the narrow support arm abuts is removed, and further entry of the wide support arm into an expanded space extended further back than the removed entry restricting portion is restricted. A support device for an arrangement body, wherein the relative position of the main body or the entire arrangement body with respect to the center of the wide support arm when the body is inserted up to the center of the support arm is the same.
壁裏の構造物に固定される固定部と、前記構造物から離間するように前記固定部から延出される支持腕と、を備え、前記支持腕に、前記配設体の当該支持腕の延出方向における取り付け位置を定めるための取付部材が挿通される挿通部が設けられた支持体と、
からなる配設体支持装置であって、
前記配設体は、前記取付部材が貫通する取付孔が形成され、
前記支持体は、
前記固定部から一定幅で延出される前記支持腕の幅が異なり、相対的に幅の狭い支持腕を有する支持体と、相対的に幅の広い支持腕を有する支持体の2種類からなり、または、
前記固定部からの延出方向において前記支持腕の幅が途中で異なっており、相対的に幅の狭い支持腕が形成された箇所と、相対的に幅の広い支持腕が形成された箇所とを備えた支持腕を有しており、
前記支持腕の幅方向を前記空間への挿入方向として前記配設体を相対的にスライド移動させることで、前記支持腕に当該配設体を取着可能であり、
前記幅の狭い支持腕を前記進入規制部に当接させることで、前記取付孔と、当該幅の狭い支持腕に設けられた挿通部と、の位置が合致し、
前記幅の狭い支持腕が当接した前記進入規制部を除去し、前記幅の広い支持腕を、当該除去した進入規制部よりも奥方に拡張された拡張空間にそれ以上の進入が規制されるまで挿入した際に、前記取付孔と、当該幅の広い支持腕に設けられた挿通部と、の位置が合致することを特徴とする配設体支持装置。 an arrangement according to any one of claims 1 to 7;
A fixed portion fixed to a structure behind a wall and a support arm extending from the fixed portion so as to be spaced apart from the structure, wherein the support arm is attached to the support arm of the installation body. a support provided with an insertion portion through which the mounting member for determining the mounting position in the extension direction is inserted;
An arrangement body support device comprising:
The mounting body is formed with a mounting hole through which the mounting member passes,
The support is
The widths of the support arms extending from the fixed part with a constant width are different, and there are two types of supports: one having relatively narrow support arms and one having relatively wide support arms, or,
The width of the supporting arm is different in the extending direction from the fixed part, and there are a portion where a relatively narrow supporting arm is formed and a portion where a relatively wide supporting arm is formed. having a support arm with
The mounting body can be attached to the supporting arm by relatively sliding the mounting body with the width direction of the supporting arm as the insertion direction into the space,
By bringing the narrow support arm into contact with the entry restricting portion, the positions of the mounting hole and the insertion portion provided in the narrow support arm are matched,
The entry restricting portion with which the narrow support arm abuts is removed, and further entry of the wide support arm into an expanded space extended further back than the removed entry restricting portion is restricted. An arrangement support device, wherein the positions of the attachment holes and the insertion portions provided in the wide support arms are aligned when the support arms are inserted up to.
壁裏の構造物に固定される固定部と、前記構造物から離間するように前記固定部から延出される支持腕と、を備えた支持体と、
からなる配設体支持装置であって、
前記支持体は、前記配設体の壁表側に向けられる側を前と定めた際にその前後方向を、前記空間への前記支持腕の挿入方向となるように前記構造物に固定可能であり、
前記支持腕の壁表側に向けられる端に対する前記開口部の位置が、
前記支持腕が前記進入規制部に当接したことで定まる第1位置と、
前記進入規制部が除去されて拡張された先に前記支持腕が進入することにより、前記第1位置とは、前記前後方向に相対的に異なる第2位置と、に変更可能であることを特徴とする配設体支持装置。 an arrangement according to claim 7;
a support comprising a fixing portion fixed to a structure behind a wall, and a support arm extending from the fixing portion so as to be spaced apart from the structure;
An arrangement body support device comprising:
The support can be fixed to the structure so that the front-rear direction thereof is the direction in which the support arm is inserted into the space when the side facing the front side of the wall of the arrangement is defined as the front. ,
the position of the opening with respect to the end facing the wall surface of the support arm,
a first position determined by the support arm coming into contact with the entry restricting portion;
The first position can be changed to a second position that is relatively different in the front-rear direction by the support arm entering after the entry restricting portion is removed and expanded. An arrangement body supporting device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021165293A JP2023056144A (en) | 2021-10-07 | 2021-10-07 | Arrangement body and arrangement body support device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021165293A JP2023056144A (en) | 2021-10-07 | 2021-10-07 | Arrangement body and arrangement body support device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023056144A true JP2023056144A (en) | 2023-04-19 |
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ID=86004654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021165293A Pending JP2023056144A (en) | 2021-10-07 | 2021-10-07 | Arrangement body and arrangement body support device |
Country Status (1)
Country | Link |
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2021
- 2021-10-07 JP JP2021165293A patent/JP2023056144A/en active Pending
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