JP2023054385A - 加熱調理器 - Google Patents

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Daisuke YASUKOCHI
孝宏 林
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Abstract

【課題】本開示は、安全な熱風循環機構を提供すること使い勝手の良い加熱調理器を提供する。【解決手段】本開示における加熱調理器は、被加熱物を収容する加熱室と、加熱室の空気を吸入し、吸入した空気を加熱室に吹出し、加熱室の内部空間に循環流路を形成する送風源となる循環ファンと、循環ファンの前面に配設され、循環ファンから吸い込まれる空気を加熱するコンベクションヒータと、循環ファンおよびコンベクションヒータの周りを取り囲むように設けられた枠体であるエアーガイドフレームと、を備え、エアーガイドフレームの底面は、一部が切り欠かれた形状である。【選択図】図8

Description

本開示は、加熱調理器に関する。
特許文献1は、被加熱物を収容する加熱室と、加熱室の空気を吸入し、吸入した空気を加熱室に吹き出し、加熱室の内部空間に循環流路を形成する送風源となる循環ファンと、循環ファンの前面に配設され、循環ファンから吸い込まれる空気を加熱するコンベクションヒータと、循環ファンおよびコンベクションヒータの周りを取り囲むように設けられた枠体と、を備える。
国際公開第2015/118867号
本開示は、加熱調理器に関する。
本開示における加熱調理器は、被加熱物を収容する加熱室と、加熱室の空気を吸入し、吸入した空気を加熱室に吹き出し、加熱室の内部空間に循環流路を形成する送風源となる循環ファンと、循環ファンの前面に配設され、循環ファンから吸い込まれる空気を加熱するコンベクションヒータと、循環ファンおよびコンベクションヒータの周りを取り囲むように設けられた枠体であるエアーガイドフレームと、を備え、エアーガイドフレームの底面は、一部が切り欠かれた形状である。
本開示における加熱調理器は、安全な熱風循環機構を提供することができる。
本実施の形態における扉が閉状態である加熱調理器の概略斜視図 本実施の形態における扉が開状態である加熱調理器の概略斜視図 本実施の形態における扉が開状態である加熱調理器の概略正面図 本実施の形態における扉が開状態である加熱調理器の概略正面断面図 本実施の形態における扉が開状態である加熱調理器の概略横断面図 加熱室奥の壁の概略正面図 対流装置の概略正面図 対流装置の概略斜視図 対流ヒータの斜視図 第1エアーガイドの斜視図 循環ファンの斜視図 第2エアーガイドの斜視図 対流装置の展開斜視図 加熱室内部における流路形成部の配置を示す簡略側断面図 流路形成部から下を示す平面図 空気の対流を示す流路形成部の斜視図 加熱室内の循環流を示す加熱調理器の簡略側断面図 熱風生成機構の簡略斜視図 熱風生成機構の簡略展開斜視図 加熱調理器の概略横断面における庫内温度検知センサ付近の拡大図 空焼き検知センサの斜視図
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、エアーガイドフレームが循環ファンの周囲を完全に囲っているような従来構成では、エアーガイドフレームの底部上面にごみや洗剤が溜まってしまっていた。そして溜まったごみとヒータとが接触し、漏電やショートを起こすという危険があった。そこで発明者らは、その課題を解決するために本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、安全な熱風循環機構を提供することができる加熱調理器を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における加熱調理器を示すものである。
以下、本開示に係る実施の最良の形態の加熱調理器について、図面を参照しながら説明する。図1は実施の形態の加熱調理器1の外観を示す斜視図である。図1に示す加熱調理器1においては、正面に設けられた扉4が閉成状態である。図2は、実施の形態の加熱調理器1において扉4が開成された状態を示す斜視図である。図3は実施の形態の加熱調理器1において扉4が開成された状態を示す正面図である。
なお、実施の形態において、図中に示すように、加熱調理器を正面にして、使用者から向かって加熱調理器の上面側を上方、反対側を下方とし、さらに扉4の正面から見て右側を右方、左側を左方として、以降では、説明する。
[全体構成]
実施の形態の加熱調理器1は、業務用の加熱調理器であり、例えば、コンビニエンス店、ファーストフード店などにおいて使用される大出力で加熱できる調理器である。加熱調理器1においては、調理内容に応じて、マイクロ波加熱、輻射加熱、および熱風循環加熱を単独で、または順次に、または並行して、選択的に実行される。
図1および図2に示すように、加熱調理器1は、加熱室5を有する本体2と、本体2の下方に設けられて本体2を支持する機械室3と、本体2の前面に開閉可能に設けられた扉4とを備える。扉4は把手24の操作により、扉4の両側下部に設けられたヒンジを中心に回動可能である。また、本体2の正面には、ユーザが加熱調理器1に対する設定操作および設定内容などを表示するための操作表示部6が設けられている。
扉4を閉じた状態(図1参照)で、加熱室5内の被加熱物にマイクロ波などによる加熱
が行われ、扉4が開いた状態(図2参照)で、被加熱物が加熱室5に収容され、または、加熱室5から取り出される。
本体2の加熱室5は、前方が開口した略直方体の空間を有しており、前方の開口を扉4により閉成することにより密閉され、加熱調理される被加熱物を収容する。加熱室5に収容された被加熱物は、背面側および天面側に設けられた熱風循環加熱機構、天面側に設けられた輻射加熱機構、および底面側に設けられたマイクロ波加熱機構により加熱調理される。加熱室5の底面は、ガラスやセラミックスなどマイクロ波が透過しやすい材料で構成されている。
加熱室5の内部には、被加熱物を載置するための載置台7と、載置台7の下方に配置されて被加熱物から滴り落ちる脂などを受ける受け皿8とを収容可能に構成されている。載置台7は取り外し可能であって、例えば、セラミックス製の台であり、被加熱物を載置できる板状部材で構成されている。受け皿8は、セラミックス製であって、加熱調理器本体の底面に固定されている。セラミックスとは、具体的にはコージライト製(酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素からなるセラミックス)である。コージライトは、熱膨張性が低く、耐熱衝撃性に優れた特性を有する。そのため載置台7の表面に電波が集中した場合であっても載置台が割れてしまうといった危険性が低い。
図5は、実施の形態の加熱調理器1の縦断面図である。図5において右側が、扉4が設けられた正面側である。本明細書において、加熱調理器1の扉4側を前側(正面側)とし、その反対面(図5における左側)を後側(背面側)として説明する。
図5に示すように、加熱室5の上方、天面側には輻射加熱部を構成するグリルヒータ9が設けられている。熱源であるグリルヒータ9は、一本のシーズヒータで構成されており、天面側に配置され屈曲した形状を有している(図示せず)。グリルヒータ9は、加熱室5に収容された被加熱物を輻射熱により加熱調理するグリルモード(輻射加熱動作)において駆動制御される。
加熱室5の底面側に配設された機械室3にはマイクロ波加熱部21が設けられている。マイクロ波加熱部21の主要な構成物としては、マイクロ波生成部であるマグネトロン15、マグネトロン15を駆動するインバータ16、および機械室3の内部の構成部材を冷却する冷却ファン17などが設けられ、後述する制御部により、駆動制御されている。また、マイクロ波加熱部21には、マグネトロン15で生成されたマイクロ波を加熱室5の方向に案内する導波管18、および導波管18により案内されたマイクロ波を加熱室5の内部に放射するためのマイクロ波供給部19が含まれる。マイクロ波供給部19は、加熱室5の底面の中央に配設されており、導波管18の端部上面に形成された開口により構成される。また、マイクロ波供給部19から放射されたマイクロ波を撹拌するために、マイクロ波供給部19の上方にはスタラ(Stirrer)23が設けられている。スタラ23は、機械室3内に設けられたスタラ駆動部(モータ:図示せず)により回転駆動され、放射されたマイクロ波を撹拌する羽根を有している。従って、実施の形態の加熱調理器1においては、加熱室5の底面側から撹拌されたマイクロ波が加熱室5の内部に均一に放射される構成である。
また、実施の形態の加熱調理器1においては、加熱調理源として輻射加熱部およびマイクロ波加熱部21の他に熱風生成機構22が設けられ、マイコンを含んで構成される制御部(図示せず)により、駆動制御されている。熱風生成機構22は、熱風循環加熱を行うための熱源であるコンベクションヒータ10、送風源である循環ファン11、循環ファン11を駆動するためのファン駆動部12(モータ)などが加熱室5の背面側に設けられている。加熱室5の背面となる奥壁5aには複数の開口が形成されており、これらの開口を
通して、コンベクションヒータ10および循環ファン11の駆動により加熱室5からの空気の吸引および加熱室5への吹き出しが行われる。
また、熱風生成機構22は、後述する流路形成部13および風ガイド14を含んでいる。流路形成部13および風ガイド14は、加熱室5の天面側に設けられており、加熱室5への風の流速および吹き出し方向を規定している。本開示においては、流路形成部13および風ガイド14が、加熱室5の上部に配設されて上方空間を形成し、上方空間内で循環ファン11から加熱室5に吹出される空気の流速および吹き出し方向を規定する。
上記のように、実施の形態の加熱調理器1は、加熱室5に収容された被加熱物に対して加熱調理を行うために、輻射加熱部、マイクロ波加熱部21、および熱風生成機構22が設けられている。このように構成された加熱調理器1において、加熱室5の庫内温度を検知するために庫内温度検知センサ50が加熱室5の天面側に設けられている。さらに、加熱室5の庫内に被加熱物が存在しない状態で加熱を行った場合、いわゆる「空焼き」を行った場合に空焼きを検知可能な、空焼き検知センサ51が、加熱室5の天面側に設けられている。なお、庫内温度検知センサ50および空焼き検知センサ51としてはサーミスタを用いている。
図20は、図5および図14の円形枠Dを切り取って拡大した図であって、庫内温度検知センサ50空焼き検知センサ51の付近を拡大して示す断面図である。ここでサーミスタの基本的構成を、庫内温度検知センサ50を例として説明する。庫内温度検知センサ50における検出端となるサーミスタチップは、先端が閉じた保護管(例えば、薄肉ステンレス管)の突出端内部に収納されている。サーミスタチップと保護管との隙間には優れた熱伝導性を有する耐熱無機質充填剤が詰められている。このように構成された庫内温度検知センサ50は、加熱室5の天面における略中央に突設されている(図14等参照)。そして、サーミスタの応答性に影響を与える熱時定数については、その値が小さいほど優れた特性となるが、本構成においては、保護管を含めた値として60秒以内の仕様としている。空焼き検知センサ51についてもサーミスタ自体は同様の構成であるため、説明を省略する。
庫内温度検知センサ50の配設位置は、前述の輻射加熱部、マイクロ波加熱部21、および熱風生成機構22におけるそれぞれの構成部材の配設位置と密接に関連している。特に、熱風生成機構22により形成される循環流路における特定の位置に庫内温度検知センサ50が配設されている。庫内温度検知センサ50の温度検知動作は、熱風生成機構22における少なくとも循環ファン11が稼働しているときに実行される。
さらに、空焼き検知センサ51の配設位置は、前述の輻射加熱部、マイクロ波加熱部21、および熱風生成機構22におけるそれぞれの構成部材の配設位置と密接に関連している。特に、加熱室5の底面側から放射されるマイクロ波を吸収可能である特定の位置に空焼き検知センサ51が配設されている。空焼き検知センサ51の空焼き検知には、加熱室5の庫内に被加熱物が存在しない状態で加熱を行った場合に誘電体へとマイクロ波が集中する特性が利用される。
熱風生成機構22は、熱風循環加熱の熱源となるコンベクションヒータ10、送風源となる循環ファン11、循環ファン11を駆動するためのファン駆動部12(モータ)などが加熱室5の背面側に設けられている。加熱室5の背面を形成する奥壁5aには複数の開口が形成されている。この奥壁5aより背面側の位置となる熱風循環加熱領域にコンベクションヒータ10、循環ファン11、ファン駆動部12などの熱風生成機構22の構成部材が配設されている。また、熱風生成機構22の構成部材としては、加熱室5内部の天面側に設けられた流路形成部13および風ガイド14が含まれる。加熱室内流路形成部であ
る流路形成部13および風ガイド14の配置、機能および構成の詳細については後述する。
[熱風生成機構の詳細な構成]
図6は加熱室5の背面となる奥壁5aを示す正面図である。図6に示すように、奥壁5aにおける中央側領域Aおよび天面側領域Bに複数の開口集合部25(25a、25b)がパンチング加工により形成されている。これらの開口集合部25は、加熱室5内に放射されたマイクロ波が漏洩しない開口形状を有している。奥壁5aにおける中央部分である中央側領域Aに形成された第1開口集合部25aは、加熱室5内の空気を背面側へ吸入する吸入口となる。また、奥壁5aにおける天面側で幅方向(左右方向)に延びた天面側領域Bに形成された第2開口集合部25bは、加熱室5内へ空気(熱風)を吹き出す吹出口となる。特に、流路形成部13により加熱室5の上部に配設される上方空間へ向かって空気を吹き出している。実施の形態の構成においては、第1開口集合部25aおよび第2開口集合部25bを同じ開口形状を有する例で説明するが、加熱調理器1における仕様(吸引量/吹出量など)に応じて所望の形状が形成される。
なお本実施の形態では、小さな開口が集合した状態で開口部を形成しており、第1開口集合部25aと第2開口集合部25bは所定距離を離した状態で設けられているが、開口部は小さな開口の集合体でなくて、一つの大きな開口であってもよい。また第1開口集合部25aと第2開口集合部25bは所定距離が空いておらず隣接していてもよい。
図7は、熱風循環加熱領域に配設された対流装置20の一部を示す正面図である。図7は奥壁5aを取り除いた状態を示しており、図7の手前側が加熱室5の配設位置である。図8は、熱風循環領域(奥壁5aより背面側の領域)における、熱風生成機構22の一部を含む対流装置20を示す斜視図である。図9~13は、対流装置20を構成する各部材の斜視図である。特に図13は、奥壁5aの背面側に配設された対流装置20の分解斜視図である。
図7および図13に示すように、対流装置20においては、奥壁5aの背面側にはコンベクションヒータ10が配設されている。図9のように、コンベクションヒータ10は1本のシーズヒータを渦巻き状に形成して構成されている。コンベクションヒータ10の渦巻き部分が、図5における奥壁5aの中央側領域Aに対向しており、中央側領域Aの第1開口集合部25aから吸引された空気がコンベクションヒータ10により加熱される。
コンベクションヒータ10の背面側には、加熱室5の空気を吸入するための循環ファン11およびファン駆動部(モータ)12などが設けられている。循環ファン11は遠心ファンであり、循環ファン11の中央部分から空気を吸い込み、遠心方向に吹き出す構成である。循環ファン11の駆動により加熱室5から吸い込まれた空気は、コンベクションヒータ10により加熱されて熱風となり、浄化するための触媒26を通して、熱風循環枠28の内部の循環ファン11に吸引されて、遠心方向に吹き出される。なお本実施の形態では、循環ファン11は正面視において時計回りに回転する構成である。
コンベクションヒータ10および循環ファン11の周りにはエアーガイドフレーム27および熱風循環枠28などの風ガイド手段が設けられている。エアーガイドフレーム27は、コンベクションヒータ10を取り囲むように設けられた円形の枠体である第1エアーガイド27aと、循環ファン11の遠心方向に吹き出された風を加熱室5の天面側に沿って吹き出すように案内する第2エアーガイド27bと、を有している。エアーガイドフレーム27は、エアーガイドフレーム27の上下左右を取り囲む四角い枠体形状の熱風循環枠28に固定されている。円形枠の第1エアーガイド27aにより規定される領域は、奥壁5aの中央部分である中央側領域Aに対向している。従って、加熱室5から奥壁5aの
中央側領域Aを通して吸い込まれた空気は、コンベクションヒータ10の配設位置に案内されて加熱され、熱風となって、循環ファン11の中央部分に吸い込まれる。循環ファン11の中央部分から吸い込まれた熱風は、循環ファン11の周りに配設された第2エアーガイド27bにより天面側に沿って吹き出すように案内される。
第2エアーガイド27bにより天面側に案内された熱風は、熱風循環枠28の天面側内面に当接して、加熱室側(正面側)に送られる。第2エアーガイド27bにより天面側に送り込まれた熱風が加熱室5の天面側に対して略均一に吹き出されるように、熱風循環枠28の天面側内面には板状の第3エアーガイド28aが設けられている。また、第2エアーガイド27bにより天面側に送り込まれた熱風が流路形成部13に向かって吹き出されるように、熱風循環枠28の右側内側面には板状の第4エアーガイド28bが設けられている。本実施の形態における第3エアーガイド28aおよび第4エアーガイド28bは、それぞれ1つの具体例として説明するが複数並設する構成でもよい。
本実施の形態の構成においては、循環ファン11の回転方向が正面視、つまり加熱室側から見て時計回りの方向であるため、第3エアーガイド28aは熱風循環枠28の天面側内面において加熱室側から見て左端からおよそ1/3の位置で、その側面が熱風を加熱室側へ案内するように延設されている。また第4エアーガイド28bは熱風循環枠28の右側内側面において加熱室側から見て上方の位置で、その側面が熱風を流路形成部側へ案内するように、右側から中央へ向かって延設されている。第3エアーガイド28aおよび第4エアーガイド28bの配設位置としては、循環ファン11の仕様および熱風循環枠28の形状等により適宜設定される。なお、熱風循環枠28は、断熱材(図示せず)を介して断熱枠(図示せず)の内部に配設されている。このため、熱風循環枠28の熱は装置外部に伝熱しないよう構成されている。
また図8の直線矢印に示すように、熱風循環領域の中央部分(奥壁5aの中央側領域A)を通して吸い込まれた空気は、第1エアーガイド27aにより案内されてコンベクションヒータ10により加熱されて熱風となり、循環ファン11に吸い込まれる。循環ファン11に吸い込まれた熱風は、循環ファン11の外側に配設された第2エアーガイド27bおよび熱風循環枠28(第3エアーガイド28aおよび第4エアーガイド28bを含む)により、曲線矢印に示すように加熱室5の天面側に吹き出される。
[エアーガイドフレームの構成]
ここで、エアーガイドフレーム27は底面の一部に切欠き27cを有する。切欠き27cが設けられていなかった従来のエアーガイドフレームは、加熱調理器1を使用するにつれエアーガイドフレームの底部内面にごみが溜まってしまうことがあった。ここで言うごみとは、循環ファン11により吸い込まれた食品カスなどである。この循環ファン11により吸い込まれたごみが溜まっていき量が多くなると、溜まったごみがコンベクションヒータ10に触れて過剰な発熱や発火につながるおそれがあった。
さらに、加熱室5内を使用者が清掃する際に洗剤等の化学薬品を用いた場合、加熱室5内に洗剤を吹きかけることがあるため、エアーガイドフレーム底部内面に洗剤が蓄積する、または溜まっていたゴミに洗剤が付着することがあった。このエアーガイドフレーム付近に蓄積した洗剤がコンベクションヒータ10に触れると、漏電やショートを引き起こす恐れがあった。
ここで本実施の形態において、エアーガイドフレーム27の底面の一部に切欠き27cを設けたことにより、ごみや洗剤がエアーガイドフレームに溜まることを防ぎ、前述のような危険を抑制することができる。
図10に示すように、コンベクションヒータ10を取り囲むように設けられた円形の枠体である第1エアーガイド27aは、循環ファン11によって対流装置20内に吸い込まれた空気がコンベクションヒータ10を通過するように導く部材であり、本実施の形態では、第1エアーガイド27aは略円筒形状に形成されている。第1エアーガイド27aは、内側にあるコンベクションヒータ10を外側に延出させるための切欠き27dが形成されている。
さらに、第1エアーガイド27aは上述のように底面の一部が切り欠かれた形状で形成される。図10に示すようにこの切欠き27cは略長方形であって、手前側からおよそ第1エアーガイド27aの奥行き最大限まで切り欠かれている。切欠き27cは、第1エアーガイド27aの円筒形状のうちの底面に設けられ、かつ、第1エアーガイド27a底面のうち略水平面の部分に設けられている。第1エアーガイド27a底面のうち略水平面の部分とは、熱風循環枠28の底部内面とおよそ最短距離となる部分である。そのため、第1エアーガイド27aの底面と熱風循環枠28の底部内面との間には小さな空間Cができる。空間Cは図7においておおよそ楕円で示す部分である。
第2エアーガイド27bは、循環ファン11の遠心方向に吹き出された風を加熱室5の天面側に沿って吹き出すように案内する。循環ファン11によって送出される空気を導くための部材であり、循環ファン11を取り囲むように配置されている。そのため本実施の形態では、図12に示すように、第2エアーガイド27bは円筒形状のうち上方が開口したような略U字形状に形成されている。この開口部分から空気を加熱室の天面側に案内することができる。第2エアーガイド27bは、内側にあるコンベクションヒータ10を外側に延出させるための切欠き27dが形成されている。また第2エアーガイド27bは循環ファン11によって送出される空気を導くため、第1エアーガイド27aに比べ奥行き方向の大きさが大きい。
さらに、第2エアーガイド27bは上述のように底面の一部が切り欠かれた形状で形成される。この切欠きを切欠き27cとする。図12に示すようにこの切欠き27cは略長方形であって、前側からおよそ第1エアーガイド27aの奥行き最大限の位置まで切り欠かれている。切欠き27cは、第2エアーガイド27bの円筒形状のうちの底面に設けられ、かつ、第2エアーガイド27b底面のうち略水平面の部分に設けられている。第2エアーガイド27b底面のうち略水平面の部分とは、熱風循環枠28の底部内面とおよそ最短距離となる部分である。そのため、第2エアーガイド27bの底面と熱風循環枠28の底部内面との間には小さな空間Cができる。空間Cは図7においておおよそ楕円で示す部分である。
ここで本実施の形態では、第2エアーガイド27bは第1エアーガイド27aの外側に配置され、第1エアーガイド27aと部分的に接するように配置されている。そして部分的に接するのは、第2エアーガイド27bの開口部分を除いた、第1エアーガイド27aおよび第2エアーガイド27bにおける円筒形状のおおよそ下半分の部分である。つまり第1エアーガイド27aが、第2エアーガイド27bの略U字形状の内側に重なるように設置される。
また、第1エアーガイド27aおよび第2エアーガイド27bが上記のように重ねて設置されるとき、本実施の形態において、第1エアーガイド27aおよび第2エアーガイド27bのそれぞれの切欠き27cは上下方向、左右方向、前後方向でほぼ重なるように配置される。なお、上述の理由の通り、第1エアーガイド27aの底部上面にごみが溜まらないような構成が望ましい。そのため切欠き27cは上記の構成に限られず、例えば第2エアーガイド27bの切欠き27cは、第1エアーガイド27aの切欠き27cより左右方向、前後方向において同じ又は大きい範囲が切り欠かれていればよい。また切欠き27
cの形状は長方形に限らない。
図7に示すように、第1エアーガイド27aおよび第2エアーガイド27bの底面と、熱風循環枠28の底部面内との間には小さな空間C(切欠き27cの直下)ができるため、ごみがエアーガイドフレーム27の底面に溜まらず、熱風循環枠28の底部内面へと落下する。このため溜まったごみがコンベクションヒータ10に触れて発火やショートにつながる危険を抑制することができる。
また第1エアーガイド27aおよび第2エアーガイド27bに設けられた切欠き27dにおいても、上下方向、左右方向、前後方向でほぼ重なるように配置されることが望ましく、第1エアーガイド27aの切欠き27dと第2エアーガイド27bの切欠き27dが重なった部分から、内側にあるコンベクションヒータ10を外側に延出させることができる。
[風ガイド周辺の構成]
上記のように熱風循環加熱領域から加熱室5の天面側に吹き出された熱風は、加熱室側の熱風生成機構22における流路形成部13に流入し、風ガイド14により循環流路が形成される。またこれらの流路形成部13および流路形成部13内の風ガイド14により、加熱室5の上方には循環流路を形成するための空間が構成される。
図14は、加熱室5の内部における流路形成部13および風ガイド14の配置を示す簡略側面断面図である。図14において、加熱室5の左側の領域がコンベクションヒータ10および循環ファン11が設けられた熱風循環加熱領域の背面側領域であり、加熱室5の右側領域が正面側領域である。図14においては、加熱室5の内部に配設された主要な構成を示し、それ以外の構成は省略している。図15は、加熱室5の天面側を上方から見た断面図であり、流路形成部13、風ガイド14、およびグリルヒータ9などの配置を示している。図15において、熱風は後側から前側に向かって流れている。
加熱室5の奥壁5aの天面側から吹き出された熱風は、流路形成部13および風ガイド14により所望の風圧(流速)および流路を形成して、加熱室5の上方空間の内部の循環流路を流れる。流路形成部13は、後方側面に流入部13aを有し、奥壁5aの天面側領域Bから吹き出された熱風が流入部13aから流入し、流路形成部13内を流れ、風ガイド14により誘導されたのち、所望の風圧として、加熱室5の天面側に設けられたグリルヒータ9側に吹き出す構成である。
図16は流路形成部13を示す斜視図である。図17は、ファン駆動部12を除く熱風生成機構22示す斜視図であって、図18は図17を展開した図である。
図14や図15に示すように、流路形成部13は複数の風ガイドを有し、さらに上方空間内から加熱室5に通ずる開口部13dを有する。本実施の形態において開口部13dは円形、特に新円であって、平面視において加熱室5内の略中央に位置するよう設けられる(図14参照)。
流路形成部13の外表面は、板状の底壁13cおよび3面の側壁13bによって構成される。ここで3面の側壁とは、正面視において左方、右方、前方の3面であって、後方側面にあたる面は開放されており、流入部13aとして熱風が流入する入口となっている。そのため流路形成部13は流入部13aと開口部13d以外は壁に覆われた状態であって、半個室のような空間を形成している。この半個室状態である上方空間内において、熱風がガイドされることで確実に空気の流路を規定することができる。
なお、流入部13aには第2開口集合部25bから吹き出された空気が流入する。熱風生成機構22の斜視図である図18に示すように、流路形成部13の後方、つまり後方の側面にあたる部分は第2開口集合部25bと接している。ここで流路形成部13は後方の側面が開放された状態であって、かつ、流入部13aと第2開口集合部25bとは正面視において重なるように直列に配置されている。このような構造であるため、循環ファン11から吹き出され第2開口集合部25bを通過した空気を流路形成部13内に取り入れることができる。
図15,16にあるように、流路形成部に設けられる風ガイド14は、第1の風ガイド14aおよび第2の風ガイド14bである。ここでこれらの風ガイド14は、循環ファン11から第2開口集合部25bを通じて吹き出された空気と当接するような当接面14cを有する。この当接面14cは流路形成部13の底壁13cに対して略垂直方向に設けられる(図16参照)。
第1の風ガイド14aは開口部13dより後方に設けられ、また左右方向における中央位置に対しては、循環ファン11から加熱室5に吹き出される空気の量が少ない側に寄せられた位置に設けられる。第2の風ガイド14bは開口部13dより前方に設けられ、また左右方向における中央位置に対しては、循環ファン11から加熱室5に吹き出される空気の量が多い側に寄せられた位置に設けられる。この配置により、吹き出された熱風を複数方向から開口部13dへと誘導する。さらに、吹き出された熱風が開口部13dから加熱室5の下方へ流入する際に、熱風を吹き下ろす角度をほぼ真下へ向けるように、開口部13dへ誘導することができる。
[熱風生成機構の空気の流れと風ガイドの配置]
図17は実施の形態の加熱調理器の構成において、循環ファン11が駆動されて加熱室5の内部を対流している空気の流れを矢印にて模式的に示している。上述の通り、循環ファン11は中央部分から加熱室5内の空気を吸い込み、遠心方向に吹き出す構成である循環ファン11の駆動により加熱室5から吸い込まれた空気は、第1開口集合部25aを通過したのちコンベクションヒータ10へと第1エアーガイド27aにより誘導され、コンベクションヒータ10により加熱されて熱風となり、浄化するための触媒26を通して、熱風循環枠28の内部の循環ファン11に吸引されて、遠心方向に吹き出される。吹き出された熱風は第2エアーガイド27bにより天面側に送り込まれ、さらに第3エアーガイド28aによって加熱室5の天面側に対して略均一に吹き出される。その後、第4エアーガイド28bにより、吹き出された熱風は第2開口集合部25bを通過し流入部13aから流路形成部13へと流入する。またこのような空気の流れを実現する構造が図18に示すような熱風生成機構22である。
ここで第4エアーガイド28bにより誘導され吹き出された熱風は、第2開口集合部25bを通過するが、このとき空気は循環ファン11に吸引された影響により、遠心方向に勢いがついた状態で吹き出される。ここで本実施の形態では、循環ファン11は正面視において時計回りに回転する構成である。以下空気の流れについて説明する。
第2開口集合部25bを通過した熱風のうちの多くは、図16に示すように、平面視において前方方向だけでなく左方側面の方向へと角度がついた状態で吹き出される(斜線矢印大)。前方および左方へ向いた熱風のうち、第1の風ガイド14a付近の熱風は第1の風ガイド14aの当接面14cに当接し、開口部13dへと誘導される(矢印小)。また前方および左方へ向いた熱風のうち、左方の側壁13b付近の熱風は、左方の側壁13bの内面に当接し(白塗り矢印大)、開口部13dへと誘導される(矢印小)、または第2の風ガイド14bの当接面14cに当接し、開口部13dへと誘導される(矢印小)。一方、第2開口集合部25bを通過した熱風のうち少数の、前方方向および右方側面の方向
へと角度がついた状態で吹き出された熱風および第1の風ガイド14aよりも右側に吹き出された熱風は(黒塗り矢印大)、右方の側壁13bの内面に当接し(斜線なし矢印大)、開口部13dへと誘導され(矢印小)、また吹き出された熱風が前方の側壁13bの内面まで到達し、当接した場合にも、開口部13dへと誘導される(矢印小)。
このようにして、流路形成部13は流入した空気を開口部13dへと複数方向から吹き下ろしている。ここで図16のように、吹き出された空気を複数方向に分散させることで、複数方向からの空気をともに加熱室5底部へと吹き下ろすことができる。そのため吹き下ろす瞬間に熱風が傾くことなく、真下に吹き下ろすことができる。その結果、加熱室5の中央位置に熱風が吹き下ろされ、被加熱物の焼きムラをさらに低減することができる。
また、循環ファン11が正面視において時計回りに回転する構成であるときの風ガイド14の詳細な配置と向きについて説明する。上述の構成を可能にするために、第1の風ガイド14aは開口部13dより右側後方に設けられており、開口部13d付近から右方の側壁13bおよび後方の流入部13aへと向くように延設される。つまり、第1の風ガイド14aは正面視においておおよそ流路形成部13の右側後方の端部に向くよう角度を付けて設けられている。第2の風ガイド14bは開口部13dより左側前方に設けられており、開口部13d付近から左方の側壁13bおよび前方の側壁13bへと向くように延設される。つまり、第2の風ガイド14bは正面視においておおよそ流路形成部13の左側前方の端部に向くよう角度を付けて設けられている。
この配置により、吹き出された熱風を複数方向から開口部13dへと誘導する。さらに、吹き出された熱風が開口部13dから加熱室5の下方へ流入する際に、熱風を吹き下ろす角度をほぼ真下へ向けるように、開口部13dへ誘導することができ、被加熱物の焼きムラを低減することができる。
よって図16において、流路形成部13の左右方向における中心線を線Pとしたとき、第1の風ガイド14aは中心線Pより右側に、第2の風ガイド14bは中心線Pより左側に位置する。また、流路形成部13の前方の側壁13bに対しての第1の風ガイド14aが作る角度αは、流路形成部13の前方の側壁13bに対しての第2の風ガイド14bが作る角度βよりも大きくなるように、風ガイド14は配置される。
このような配置により、第1の風ガイド14aより左側から流入してくる空気を開口部13dへ誘導する途中で、第1の風ガイド14aおよび開口部13dよりも右側へ逃がしてしまうといったことを防ぎ、第1の風ガイドより左側から開口部へと直接誘導する流路を実現することができる。つまり、流路形成部13の平面視において、第1の風ガイド14aおよび開口部13dおよび第2の風ガイド14bにより2つに面積を分割するとき、左側の面積部分から流入した空気は左側の面積内にて流路が形成され、開口部13dへと誘導される。
また第1の風ガイド14aより右側から流入してくる空気を開口部へ誘導する途中で、第1の風ガイド14aおよび開口部よりも左側へ逃がしてしまうといったことを防ぎ、第1の風ガイド14aより右側から開口部へと直接誘導する流路を実現することができる。つまり、流路形成部13の平面視において、第1の風ガイド14aおよび開口部13dおよび第2の風ガイド14bにより2つに面積を分割するとき、右側の面積部分から流入した空気は右側の面積内にて流路が形成され、開口部13dへと誘導される。
反対に循環ファン11が正面視において反時計回りに回転する構成であるとき(図示せず)の空気の流れについて、説明する。第2開口集合部25bを通過した熱風のうちの多くは、平面視において前方方向だけでなく右方側面の方向へと角度がついた状態で吹き出
される。前方および右方へ向いた熱風のうち、第1の風ガイド14a付近の熱風は第1の風ガイド14aの当接面14cに当接し、開口部13dへと誘導される。また前方および右方へ向いた熱風のうち、右方の側壁13b付近の熱風は、右方の側壁13bの内面に当接し、開口部13dへと誘導される、または第2の風ガイド14bの当接面14cに当接し、開口部13dへと誘導される。一方、第2開口集合部25bを通過した熱風のうち少数の、前方方向および左方側面の方向へと角度がついた状態で吹き出された熱風および第1の風ガイド14aよりも左側に吹き出された熱風は、左方の側壁13bの内面に当接し開口部13dへと誘導され、また吹き出された熱風が前方の側壁13bの内面まで到達し当接した場合にも、開口部13dへと誘導される。
このようにして、流路形成部13は流入した空気を開口部13dへと複数方向から吹き下ろしている。吹き出された空気を複数方向に分散させることで、複数方向からの空気をともに加熱室5底部へと吹き下ろすことができる。そのため吹き下ろす瞬間に熱風が傾くことなく、真下に吹き下ろすことができる。その結果、加熱室5の中央位置に熱風が吹き下ろされ、被加熱物の焼きムラをさらに低減することができる。
上述の構成を可能にするために、循環ファン11が正面視において反時計回りに回転する構成であるとき、第1の風ガイド14aは開口部13dより左側後方に設けられており、開口部13d付近から左方の側壁13bおよび後方の流入部13aへと向くように延設される。つまり、第1の風ガイド14aは正面視においておおよそ流路形成部13の左側後方の端部に向くよう角度を付けて設けられている。第2の風ガイド14bは開口部13dより右側前方に設けられており、開口部13d付近から右方の側壁13bおよび前方の側壁13bへと向くように延設される。つまり、第2の風ガイド14bは正面視においておおよそ流路形成部13の右側前方の端部に向くよう角度を付けて設けられている。
この配置により、吹き出された熱風を複数方向から開口部13dへと誘導する。さらに、吹き出された熱風が開口部13dから加熱室5の下方へ流入する際に、熱風を吹き下ろす角度をほぼ真下へ向けるように、開口部13dへ誘導することができ、被加熱物の焼きムラを低減することができる。
よって流路形成部13の左右方向における中心線を線Pとしたとき、第1の風ガイド14aは中心線Pより左側に、第2の風ガイド14bは中心線Pより右側に位置する。また、流路形成部13の前方の側壁13bに対しての第1の風ガイド14aが作る角度αは、流路形成部13の前方の側壁13bに対しての第2の風ガイド14bが作る角度βよりも大きくなるように、風ガイド14は配置される。
このような配置により、第1の風ガイド14aより左側から流入してくる空気を開口部13dへ誘導する途中で、第1の風ガイド14aおよび開口部13dよりも右側へ逃がしてしまうといったことを防ぎ、第1の風ガイドより左側から開口部へと直接誘導する流路を実現することができる。つまり、流路形成部13の平面視において、第1の風ガイド14aおよび開口部13dおよび第2の風ガイド14bにより2つに面積を分割するとき、左側の面積部分から流入した空気は左側の面積内にて流路が形成され、開口部13dへと誘導される。
また第1の風ガイド14aより右側から流入してくる空気を開口部へ誘導する途中で、第1の風ガイド14aおよび開口部よりも左側へ逃がしてしまうといったことを防ぎ、第1の風ガイド14aより右側から開口部へと直接誘導する流路を実現することができる。つまり、流路形成部13の平面視において、第1の風ガイド14aおよび開口部13dおよび第2の風ガイド14bにより2つに面積を分割するとき、右側の面積部分から流入した空気は右側の面積内にて流路が形成され、開口部13dへと誘導される。
このように循環ファン11が正面視において時計回りに駆動されるときと、反時計回りに駆動されるときと、において風ガイド14の配置構成は異なるが、上述のような配置構成とすることで、加熱室5の中央位置に向かって熱風を真下へと吹き下ろすことができる。
[庫内温度検知と空焼き検知]
先述のように、庫内温度検知センサ50は流路形成部13および風ガイド14に対して特定の位置に配置されている。実施の形態の加熱調理器1において、庫内温度検知センサ50による庫内温度の検知動作は少なくとも循環ファン11の駆動により加熱室5の内部において空気の循環流路が形成されているときに行われる。即ち、庫内温度検知センサ50は加熱室5の内部を循環する空気に接しているときに庫内温度の検知動作が行われている。実施の形態の加熱調理器1においては、循環ファン11が駆動されていないときは、加熱調理を行っていないときであり、庫内温度検知センサ50の温度検知動作は停止している。これは、循環ファン11の停止時は加熱調理を行っていないが、温度検知を継続させておくと、グリルヒータ9表面の残熱の影響と循環ファン11の停止の影響とにより、庫内温度が異常温度であると誤検知するリスクを回避するためである。
庫内温度検知センサ50は、循環ファン11から吹き出された空気が直接的に接触する位置に配設されており、第2開口集合部25bから吹き出された循環空気に確実にさらされる構成である。即ち、庫内温度検知センサ50は、加熱室5の内部の循環流路、つまり流路形成部13内に設けられている。具体的には、実施の形態の加熱調理器の構成において、図17や19等に示すように庫内温度検知センサ50は配設位置Eの位置に設けることにより、第2開口集合部25bから吹き出された循環空気に確実にさらされる。また流路形成部13の上部にある天面から流路形成部13内へと下方へ突出するように設けられている。
このような配置であるため、庫内温度検知センサ50は循環ファンから吹き出された熱風の温度を検知し、加熱調理器本体の温度を制御することが可能である。
上記のように実施の形態の加熱調理器の構成において、庫内温度を検知すべき期間においては、常に循環ファン11が動作している構成であり、循環ファン11の停止は加熱調理の停止を意味する。実施の形態の加熱調理器において、調理動作を行っているときは、熱風生成機構22が稼働していないとき(コンベクションヒータが稼働していないとき)でも循環ファン11は稼働しており、少なくとも加熱室5の内部および流路形成部13内には空気の循環流路が形成されている。
続いて空焼き検知センサ51について説明する。本開示の発明者が行った空焼き検知センサ51の検証実験において、「マイクロ波加熱モード」においては、加熱室5の内部に被加熱物が存在しない状態でマイクロ波加熱を行った場合、所謂「空焼き」を行った場合には、空焼き検知センサ51が加熱開始直後に急激な温度上昇を検出した。被加熱物をマイクロ波加熱した場合には、「空焼き」開始直後に空焼き検知センサ51が急激に温度上昇することはなく、庫内が「空焼き」状態であることが検知できる。
図21に示すように、この空焼き検知センサ51は先端に検出端保護管51cが設けられるサーミスタ51a本体と、誘電体51bとを有する。誘電体51bは検出端保護管51cを挿入可能な凹部51dを有しており、本実施の形態では検出端保護管51cは凹部51dにより完全に覆われる構成である。またサーミスタ51aおよび誘電体51bはそれぞれ流路形成部13の上部にある天面にビス止めされるために板状の突出部を有している。
マイクロ波加熱の開始後の短時間において、空焼き検知センサ51が急激な温度上昇を検出することは、空焼き検知センサ51有する誘電体51bがマイクロ波加熱されて温度上昇するためである。誘電体51bは、例えばセラミックスで構成されており、導電体ではなく誘電率が小さい誘電体である。具体的には、コージライト製(酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素からなるセラミックス)であり、熱膨張性が低く、耐熱衝撃性に優れた特性を有する。
加熱室5の内部に大きな容量の被加熱物が配置されている状態でマイクロ波加熱した場合には、被加熱物がマイクロ波を吸収して加熱されるが、被加熱物が加熱室5内に配置されていない「空焼き」状態では、小さな容量の誘電体51bがマイクロ波加熱されることになり、この誘電体51bが短時間に温度上昇する。この結果、「空焼き」状態においては、空焼き検知センサ51がマイクロ波加熱にも関わらず、急激な温度上昇を検出して、「空焼き」状態であることが検知可能となる。このとき急な温度上昇とは、加熱調理器1本体が記憶する、循環ファンの回転スピードおよび出力W数の掛け合わせにより導かれる庫内の基準温度と比較して差が大きいことを検知したときのことを言う。実施の形態の加熱調理器においては、マイクロ波加熱モードにおいて空焼き検知センサ51が急激な温度上昇を検知したときには、「空焼き」であると判断して加熱動作を直ぐに停止し、「空焼き」であることをユーザに報知するよう構成されている。
このように誘電体51bの温度上昇をサーミスタ51aが検知することで、空焼き検知センサ51は空焼きを検知している。そのため誘電体51bとサーミスタ51aとの距離が近ければ近いほど、そして接触している面積が多いほど、サーミスタ51aは誘電体51bの急激な温度上昇を精度よく検知することができ、より正確な空焼き検知が可能となる。しかしこれらの構成はこの限りではなく、誘電体51bとサーミスタ51aとが一部接触している構成や、誘電体が間隔を開けてサーミスタの周囲を覆う構成などであってもよい。そのため誘電体51bの形状も本実施の形態の限りではない。
ただし、風路を通る風がサーミスタに直接あたると検知する温度にむらができることがあるので、サーミスタ51aを誘電体51bで覆うことによって、風がサーミスタに直接当たらず精密な温度測定ができるといった利点もある。
また誘電体51bの大きさや形状は、使用するサーミスタの耐熱温度や測定に適性な温度に適宜合わせて構成される。そのため加熱調理器の出力や加熱時間などによる誘電体の温度上昇を考慮する必要がある。
空焼き検知センサ51は、加熱調理器の底部から放射されたマイクロ波を吸収可能な位置に配設されており、本実施の形態では流路形成部13内の開口部13dの直上に設けられている。具体的には、実施の形態の加熱調理器の構成において、図17や19等に示すように空焼き検知センサ51は配設位置Fの位置に設けることにより、開口部13dの直上(図18参照)であって流路形成部13の上部にある天面から流路形成部13内へと下方へ突出するように設けられている。開口部13dは先述のように、加熱室5の略中央位置にあるため、空焼き検知センサ51は加熱室全体から電波を吸収することができる。
上記のように、実施の形態の加熱調理器の構成において、空焼き検知センサ51を配設位置Fの位置に設けることにより、加熱室5の庫内温度を高精度に検出することができると共に、マイクロ波加熱における「空焼き」を短時間に検知することが可能な「空焼き」の検知器として空焼き検知センサ51が機能するので、マグネトロン15から加熱室5へ案内されたマイクロ波が加熱室5内に放射されて反射しマグネトロン15へ戻りマグネトロン15にダメージを与える前に、加熱動作を停止することができる。
上記のように、本開示の加熱調理器においては、加熱室の内部の温度を高精度に検知するために、庫内温度検知センサ50および空焼き検知センサ51を加熱室内における循環流路の特定の位置に配設することにより、庫内温度およびその変化を精度高く確実に検知することが可能である。また、本開示の加熱調理器の構成は、「マイクロ波加熱モード」における「空焼き」をより確実に検知することができる構成となる。
なお、本開示の加熱調理器における庫内温度検知センサ50および空焼き検知センサ51が機能するのは、熱風生成機構22における少なくとも循環ファン11が稼働しているときである。このため、本開示の加熱調理器は、庫内中心温度を検知すべき期間においては、常に循環ファン11が稼働しており、循環ファン11の停止は加熱調理の停止を意味している。
以上のように、実施の形態において具体的の構成で説明したが、本開示の加熱調理器は、加熱室内部の温度を高精度に検知することができる構成であると共に、マイクロ波加熱における「空焼き」の状態を直ぐに検知することができる信頼性および安全性の高い調理器となる。
以上のように、実施の形態の加熱調理器は構成される。
[本実施の形態における効果等]
本実施の形態に係る加熱調理器によれば、以下の効果を奏することができる。
本開示の実施の形態に係る加熱調理器は、被加熱物を収容する加熱室と、加熱室の空気を吸入し、吸入した空気を加熱室に吹き出し、加熱室の内部空間に循環流路を形成する送風源となる循環ファンと、循環ファンの前面に配設され、循環ファンから吸い込まれる空気を加熱するコンベクションヒータと、循環ファンおよびコンベクションヒータの周りを取り囲むように設けられた枠体であるエアーガイドフレームと、を備え、エアーガイドフレームの底面は、一部が切り欠かれた形状である。
このような構成により、ごみや洗剤がエアーガイドフレームに溜まることを防ぐことができるため、ごみなどがヒータに触れて発火や漏電が起こるといった危険を抑制することができる。
本開示の実施の形態に係る加熱調理器は、エアーガイドフレームの底面が略水平である範囲のみ切欠きを有する。
このような構成により、エアーガイドフレームが切り欠かれる範囲を最小限に抑える構成である。そのため、循環ファンに空気を吸い込む際に空気を循環ファン中央へガイドする性能の低下を最小限に抑えつつ、発火や漏電が起こるリスクを抑制することができる。
本開示の実施の形態に係る加熱調理器は、エアーガイドフレームは、略円筒形の枠体である第1エアーガイドと、循環ファンから吹き出された空気を加熱室の天面側に沿って吹き出すように案内する第2エアーガイドと、を有し、第1エアーガイドおよび第2エアーガイドは、それぞれの底面に切欠きを有し、第1エアーガイドおよび第2エアーガイドが重ねて設置されるとき、それぞれの切欠きは上下方向でほぼ重なるように配置される。
このような構成により、空気を循環ファン中央へガイドする性能および、空気を加熱室の天面側に沿って吹き出すようにガイドする性能を両立させつつ、ごみや洗剤がエアーガイドフレームに溜まることを防ぐことができるため、ごみなどがヒータに触れて発火や漏
電が起こるといった危険を抑制することができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、食品を加熱する加熱調理器に適用可能である。具体的には、オーブン機能やレンジ機能を持つ加熱調理器などに、本開示は適用可能である。
1 加熱調理器
2 本体
3 機械室
4 扉
5 加熱室
5a 奥壁
6 操作表示部
7 載置台
8 受け皿
9 グリルヒータ
10 コンベクションヒータ
11 循環ファン
12 ファン駆動部
13 流路形成部
13a 流入部
13b 側壁
13c 底壁
13d 開口部
14 風ガイド
14a 第1の風ガイド
14b 第2の風ガイド
14c 当接面
15 マグネトロン
16 インバータ
17 冷却ファン
18 導波管
19 マイクロ波供給部
20 対流装置
21 マイクロ波加熱部
22 熱風生成機構
23 スタラ
24 把手
25 開口集合部
25a 第1開口集合部
25b 第2開口集合部
27 エアーガイドフレーム
27a 第1エアーガイド
27b 第2エアーガイド
27c 切欠き
27d 切欠き
28 熱風循環枠
28a 第3エアーガイド
28b 第4エアーガイド
50 庫内温度検知センサ
51 空焼き検知センサ
51a サーミスタ
51b 誘電体
51c 検出端保護管
51d 凹部

Claims (3)

  1. 被加熱物を収容する加熱室と、
    前記加熱室の空気を吸入し、吸入した空気を前記加熱室に吹き出し、前記加熱室の内部空間に循環流路を形成する送風源となる循環ファンと、
    前記循環ファンの前面に配設され、前記循環ファンから吸い込まれる空気を加熱するコンベクションヒータと、
    前記循環ファンおよびコンベクションヒータの周りを取り囲むように設けられた枠体であるエアーガイドフレームと、を備え、
    前記エアーガイドフレームの底面は、一部が切り欠かれた形状である、
    加熱調理器。
  2. 前記エアーガイドフレームの底面が略水平である範囲のみ切欠きを有する、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記エアーガイドフレームは、略円筒形の枠体である第1エアーガイドと、前記循環ファンから吹き出された空気を前記加熱室の天面側に沿って吹き出すように案内する第2エアーガイドと、を有し、
    前記第1エアーガイドおよび前記第2エアーガイドは、それぞれの底面に前記切欠きを有し、
    前記第1エアーガイドおよび前記第2エアーガイドが重ねて設置されるとき、それぞれの前記切欠きは上下方向でほぼ重なるように配置される、請求項1または2に記載の加熱調理器。
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