JP2023049971A - 電子会議支援システム、および電子会議支援方法 - Google Patents

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竜也 徳永
Tatsuya Tokunaga
諸兄 大石
Moroe Oishi
賢 甲斐
Masaru Kai
雄一 黒澤
Yuichi Kurosawa
隆 金丸
Takashi Kanamaru
貴志 住吉
Takashi Sumiyoshi
誠治 村田
Seiji Murata
仁 渋谷
Hitoshi Shibuya
哲也 小川
Tetsuya Ogawa
秀勝 大江
Hidekatsu Oe
雅亮 花田
Masaaki Hanada
祐希 皆川
Yuki Minagawa
秋 安藤
Aki Ando
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Abstract

【課題】電子会議の改善すべき点をファシリテータに気づかせる【解決手段】電子会議支援システムは、サーバ1と端末2a~2cなどを備え、過去の電子会議ログ133を記憶する記憶部13と、電子会議のファシリテータが参加したか、または参照可能な過去の電子会議ログ133から、アジェンダ単位の会議種別または/および会議条件による分類に基づいて、この電子会議に類似する会議を抽出して画面に表示させる制御部11と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電子会議支援システム、および電子会議支援方法に関する。
近年のコロナ禍に伴い、リモートワークや電子会議が普及するようになった。電子会議とは、遠隔地を含む複数の拠点間での会議をIT技術により支援する仕組みであり、例えば、「Skype(登録商標、以下同様) for Business」、「Teams(登録商標)」、「Zoom(登録商標)」などがある。これらは、カメラやマイクを備えたコンピュータがインターネットを介して相互に音声や映像を遣り取りすることで、オンラインでのグループ会議を実現するものである。
特許文献1には、組織における会議の運営を支援する会議支援システムの発明が記載されている。
特開2019-061594号公報
特許文献1に記載されている発明によれば、音声認識部により取得された各出席者の音声データを発言の時系列でタイムラインとして出力することができる。このため、会議の内容を資産化することができる。しかし、特許文献1に記載されている発明では、会議の良し悪しを評価することは考慮されていない。そして、会議にて、どのような点を改善すべきかを知ることは、各人に任されている。
そこで、本発明は、電子会議支援システム、および電子会議支援方法にて、電子会議の改善すべき点をファシリテータに気づかせることを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の電子会議支援システムは、過去の電子会議ログを記憶する記憶部と、電子会議のファシリテータが参加したか、または参照可能な過去の電子会議ログから、アジェンダ単位の会議種別または/および会議条件による分類に基づいて、当該電子会議に類似する会議を抽出して画面に表示させる制御部と、を備えることを特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、電子会議の改善すべき点をファシリテータに気づかせることが可能となる。
本実施形態に係る電子会議支援システムの構成図である。 アイコンとその意味を示す図である。 電子会議支援システムの画面遷移を説明する図である。 進行ステータスペインを示す図である。 発言録ペインと反応グラフペインを示す図である。 反応マップペインの一例を示す図である。 反応マップペインの他の例を示す図である。 参加者一覧ペインの他の例を示す図である。 電子会議中における処理を示すフローチャートである。 電子会議中における処理を示すフローチャートである。 議事要点画面を示す図である。 議事要点画面における処理を示すフローチャートである。 議事サマリ画面を示す図である。 振り返り画面を示す図である。 振り返り画面における処理を示すフローチャートである。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る電子会議支援システムの構成図である。
電子会議支援システムは、サーバ1が複数の端末2a~2cとネットワーク9を介して接続されて構成される。この電子会議支援システムは、複数の端末2a~2cの間で相互に音声情報と映像情報を共有すると共に、音声情報をテキスト化した発言録を共有するものである。
端末2a~2cは、カメラ21、マイク22、ディスプレイ23、スピーカ24、通信部25を備えて構成される。カメラ21は、例えばユーザの顔などを撮影する。マイク22は、ユーザが発する音声などを収録する。ディスプレイ23は、他の端末や自端末のカメラ21が撮影した映像や、音声をテキスト化した発言録などを表示する。スピーカ24は、他の端末のマイク22が収録した音声などを作成する。通信部25は、ネットワークインタフェースであり、ネットワーク9を介してサーバ1などとの間で情報を送受信する。
サーバ1は、制御部11、通信部12、記憶部13、音声認識部14、映像認識部15、反応認識部16を含んで構成される。記憶部13は、事前設定データベース131、議事録データベース132、電子会議ログ133、事後評価データベース134を格納している。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)であり、不図示の制御プログラムを実行することで、後記する音声認識部14、映像認識部15、反応認識部16を具現化する。通信部12は、ネットワークインタフェースであり、ネットワーク9を介して端末2a~2cなどとの間で情報を送受信する。記憶部13は、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)などであり、情報を記憶するものである。
事前設定データベース131は、電子会議が開催される前に設定される情報を格納するものである。
議事録データベース132は、電子会議の議事録を格納するデータベースである。
電子会議ログ133は、電子会議の参加者の発言や参加者の反応などを時系列で格納するログである。
事後評価データベース134は、電子会議が開催された後に、この電子会議を事後的に評価した情報を格納するデータベースである。
音声認識部14は、音声データを認識してテキスト化し、認識した音声の発話者を特定する機能部である。映像認識部15は、映像データ中の人物を認識して特定する機能部である。反応認識部16は、音声データと映像データから、人物の感情などの反応、つまり様々なことに感じて抱く気持ちの表れを認識する機能部である。反応認識部16により、ユーザは、カメラ映像や音声認識、人物の反応を認識した結果を確認できる。つまり、反応認識部16は、電子会議の各参加者の反応を認識するものである。
ユーザは、反応認識部16に、自分の発言やジェスチャなどの振る舞いと反応の紐付けを事前に学習させる。これにより会議参加者は、肯定/否定や怒り、退屈といった反応と、思考中や離席中といった状況を意思表示できる。反応認識部16は、発言だけでなく、発話していない人の意識的/無意識的ふるまいも取得して評価する。
図2は、アイコンとその意味を示す図である。
これらアイコンは、電子会議の各参加者を示すものであり、端末2a~2cのディスプレイ23上に表示される。
一列目のアイコンは、参加者のニュートラルな反応を示すものであり、以下の何れにも該当しないときに表示される。
二列目のアイコンは、参加者の肯定反応を示すものであり、例えば頷きのジェスチャや「そうそう」という発言が認識されたときに表示される。
三列目のアイコンは、参加者の否定反応を示すものであり、例えば首振りのジェスチャや「違います」という発言が認識されたときに表示される。
四列目のアイコンは、参加者の理解の反応を示すものであり、例えば「わかりました」という発言が認識されたときに表示される。
五列目のアイコンは、参加者の疑問の反応を示すものであり、例えば首傾げのジェスチャや「どうして?」という発言が認識されたときに表示される。
図3は、電子会議支援システムの画面遷移を説明する図である。これら画面は、端末2a~2cのディスプレイ23上に表示される。
最初、端末2a~2cのディスプレイ23には、ログイン画面31が表示される。ユーザが所定のアカウントを入力すると、会議一覧画面32に遷移する。この会議一覧画面32には、過去の電子会議と予定されている電子会議が一覧表示されている。
ユーザが会議一覧画面32から会議予定登録メニューを選択すると、会議予定登録編集画面33遷移する。ユーザが会議一覧画面32から管理メニューを選択すると、プロジェクト管理画面34を遷移する。ユーザが会議一覧画面32から予定されている会議をクリックすると、会議画面35に遷移する。
ユーザが会議画面35からアジェンダ登録メニューを選択すると、アジェンダ登録画面41に遷移する。
会議画面35から「進行ステータス」をクリックすると、進行ステータスペイン42が表示される。会議画面35から「マップ」をクリックすると、反応マップペイン43が表示される。会議画面35から「参加者一覧」をクリックすると、参加者一覧ペイン45が表示される。会議画面35から「発言録」をクリックすると、発言録ペイン47と反応グラフペイン48の組み合わせが表示される。会議画面35には最大で3ペインが同時に表示可能である。
図4は、進行ステータスペイン42を示す図である。
進行ステータスペイン42は、電子会議の状態を示し、かつ各アジェンダの進行状態を入力する画面である。進行ステータスペイン42は、電子会議における各議題の終了を受け付けると共に、議題に予定された時間と議題に費やした時間とを対比可能に表示する進行状態表示部として機能する。
進行ステータスペイン42の上部には、会議状態を示す時間欄421、予定アジェンダ欄422、実績アジェンダ欄423、活性度グラフ424が表示されている。進行ステータスペイン42の下部には、電子会議の進行状態を入力するため、アジェンダラジオボタン425a~425dと、サブアジェンダチェックボックス426が表示されている。
時間欄421は、進行ステータスペイン42の上部に示す会議状態の時間軸を示すものである。
予定アジェンダ欄422は、各アジェンダのために予定されていた時間帯を示すものである。実績アジェンダ欄423は、各アジェンダのために費やされた時間帯を示すものである。活性度グラフ424の横軸は時間であり、縦軸は電子会議の活性度である。予定アジェンダ欄422と実績アジェンダ欄423は、電子会議の時間管理に活用可能である。
電子会議の活性度は、電子会議の参加者の単位時間あたりの発話量の総和または同じ反応をする複数の参加者をグルーピングした反応グループに含まれる人数で示される。会議の活性度の算出方法の詳細は、後記する図9Aと図9Bで説明する。活性度が高いほど、議論の質が高いと判断できる。議論の質が高いのであれば、アジェンダ設計の見直しが必要である。議論の質が低いのであれば、進行の中断などが必要である。
アジェンダラジオボタン425a~425dは、電子会議における各議題を示している。サブアジェンダチェックボックス426は、アジェンダに含まれるサブアジェンダが終了したときに、この電子会議のファシリテータ(進行役)がチェックするためのものである。サブアジェンダチェックボックス426は、電子会議またはアジェンダにおける各議題の終了を受け付けるものである。
アジェンダラジオボタン425aの次のアジェンダラジオボタン425bがチェックされると、新たに実績アジェンダ欄423に、このアジェンダのために費やされた時間帯が表示される。アジェンダラジオボタン425aの「進捗確認」に含まれるサブアジェンダチェックボックス426が全てチェックされていなくても、次のアジェンダラジオボタン425bをチェック可能である。このとき、「進捗確認」のアジェンダが終了したとみなす。この際に、仮に2つあるサブアジェンダチェックボックス426のうちの1つしかチェックがついていなければ、図14に示す評価欄71の目的達成度が50%となる。
図5は、発言録ペイン47と反応グラフペイン48を示す図である。
発言録ペイン47と反応グラフペイン48とを組み合わせて表示することで、電子会議の発言と参加人の感情などの反応を時系列で電子会議ファシリテータ向けの画面に表示することができる。発言録ペイン47と反応グラフペイン48とは、参加者の反応と発言とを時系列で電子会議ファシリテータ向けの画面に表示する発言録表示部として機能する。
発言録ペイン47は、下方向が時間経過であり、発言者とその反応を示すアイコン472と、発言内容を示す吹き出し473と、発言内容を要点として設定する要点チェックボックス471とを含んで表示している。発言録ペイン47の吹き出し473には、音声認識部14が参加者の音声から認識したテキストを、この参加者の発言として画面に表示する。
電子会議のファシリテータが要点チェックボックス471をチェックすると、この発言に要点属性を付与することができる。発言録が長くなると、発言録ペイン47に表示する領域を選択できるスクロールバーが右端に表示される。
反応グラフペイン48は、肯定グラフ481と、否定グラフ482と、理解グラフ483と、疑問グラフ484とを含んで表示している。
肯定グラフ481は、下方向が時間経過であり、この電子会議にて肯定的な反応の度合いを示している。肯定グラフ481は、電子会議の参加者の肯定的な反応の総和の時系列で画面に表示する。
否定グラフ482は、下方向が時間経過であり、この電子会議にて否定的な反応の度合いを示している。否定グラフ482は、電子会議の参加者の否定的な反応の総和の時系列で画面に表示する。
理解グラフ483は、下方向が時間経過であり、この電子会議における参加者の理解の度合いを示している。理解グラフ483は、電子会議の参加者の理解反応の総和の時系列で画面に表示する。
疑問グラフ484は、下方向が時間経過であり、この電子会議における参加者の疑問の度合いを示している。疑問グラフ484は、電子会議の参加者の疑問反応の総和の時系列で画面に表示する。
図6は、反応マップペイン43の一例を示す図である。
この反応マップペイン43は、肯定と否定の反応を上下方向の3通りで示し、疑問と理解の反応を左右方向の3通りで示している。
上段中央には肯定の反応をした実用花子のアイコンが表示されている。中段中央にはニュートラルな反応をした商標次郎と意匠三郎のアイコンが表示されている。下段中央には、否定の反応をした桜田史郎のアイコンが表示されている。そして、中段左側には、疑問の反応をした特許太郎のアイコンが表示されている。この反応マップペイン43により、会議のファシリテータは、現在の電子会議における各参加者の反応を容易に把握できる。
図7は、反応マップペイン43の他の例を示す図である。
この反応マップペイン43は、肯定と否定の反応を上下方向の3通りで示し、疑問と理解の反応を左右方向の3通りで示している。
上段左側には肯定かつ疑問の反応をしたアイコンおよび円形と、20人の参加者がこの反応をしたことが表示されている。なお、円形の大きさは、この反応をした参加者の数を示している。
上段中央には肯定の反応をしたアイコンおよび円形と、30人の参加者がこの反応をしたことが表示されている。
上段右側には肯定かつ理解の反応をしたアイコンおよび円形と、30人の参加者がこの反応をしたことが表示されている。
中段左側には疑問の反応をしたアイコンおよび円形と、50人の参加者がこの反応をしたことが表示されている。
中段中央にはニュートラルな反応をしたアイコンおよび円形と、100人の参加者がこの反応をしたことが表示されている。
中段右側には理解の反応をしたアイコンおよび円形と、70人の参加者がこの反応をしたことが表示されている。
下段左側には否定と疑問の反応をしたアイコンおよび円形と、100人の参加者がこの反応をしたことが表示されている。
下段中央には否定の反応をしたアイコンおよび円形と、50人の参加者がこの反応をしたことが表示されている。
下段右側には否定と理解の反応をしたアイコンおよび円形と、50人の参加者がこの反応をしたことが表示されている。会議のファシリテータは、この反応マップペイン43により、現在の電子会議における各参加者の反応を容易に把握できる。
図8は、参加者一覧ペイン45を示す図である。
参加者一覧ペイン45は、この電子会議の参加者がアイコンで一覧表示されている。ここで設定されている参加者は、前記した反応マップペイン43や発言録ペイン47に反映される。
図9Aと図9Bは、電子会議中における処理を示すフローチャートである。
サーバ1の制御部11は、各期間の発話時間と発話量を判断し、音声認識部14によって音声認識し、映像認識部15によって映像認識する(ステップS10)。そして、反応認識部16は、各参加者の音声認識結果と映像認識結果から、各参加者の感情などの反応を認識する(ステップS11)。
反応認識部16は、反応認識結果が同じ複数の参加者を同じ反応グループにグルーピングする(ステップS12)。そして制御部11は、反応グループにグルーピングできたか否かを判定する(ステップS13)。
ステップS13にて、制御部11は、反応グループにグルーピングできたならば(Yes)、反応グループの反応に連動して、反応マップペイン43の表示を更新する(ステップS14)。そして制御部11は、反応グループの参加者の人数に応じて当該期間の活性度とすると(ステップS15)、ステップS18に進む。
ステップS13にて、制御部11は、反応グループにグルーピングできなかったならば(No)、参加者の反応に連動して反応マップペイン43の表示を更新する(ステップS16)。そして制御部11は、全ての参加者の端末から受信した発話量を当該期間の活性度とすると(ステップS17)、ステップS18に進む。
ステップS18にて、制御部11は、当該期間の活性度に連動して進行ステータスペイン42の表示を更新する。そして、制御部11は、全ての参加者の端末から受信した反応の総和を当該期間の反応とし(ステップS19)、当該期間の反応に連動して発言録の反応表示を更新する(ステップS20)。
そして制御部11は、この電子会議が終了したか否かを判定する(ステップS21)。制御部11は、この電子会議で設定されたすべてのアジェンダのサブアジェンダが終了したことが入力されたならば、この電子会議が終了したと判定する。
ステップS21にて、制御部11は、この電子会議が終了したならば(Yes)、図9Aと図9Bの処理を終了し、この電子会議が終了しなかったならば(No)、図9AのステップS10の処理に戻る。
図10は、議事要点画面5を示す図である。
議事要点画面5には、重要チェックフラグ51と、要点チェックボックス52と、決定事項チェックボックス53と、発言者アイコン54と、発言内容欄55とが表示されている。
発言内容欄55は、電子会議における発言内容と、その発言者と発言時間とが表示されている。その左側には、発言者を示す発言者アイコン54が表示されている。
要点チェックボックス52は、この発言事項が電子会議の要点であることを示すチェックボックスである。重要チェックフラグ51は、要点チェックボックス52がチェックされてた発言の中で更に重要なものを示すチェックボックスである。決定事項チェックボックス53は、この電子会議のなかで決定事項とされた発言を示すチェックボックスである。
図11は、議事要点画面5における処理を示すフローチャートである。
制御部11は、端末に議事要点画面5を表示する(ステップS30)。そして、端末を操作しているユーザが、重要チェックフラグ51や要点チェックボックス52や決定事項チェックボックス53を選択して入力すると、この議事の要点を設定可能である。
図12は、議事サマリ画面6を示す図である。
議事サマリ画面6は、会議名テキストボックス61と、参加者テキストボックス62と、アジェンダテキストボックス63と、決定事項テキストボックス64と、アジェンダテキストボックス65と、アジェンダテキストボックス66とを含んで表示している。
会議名テキストボックス61は、会議名を表示するためのテキストボックスである。
参加者テキストボックス62は、この電子会議の参加者を表示するためのテキストボックスである。
アジェンダテキストボックス63,65,66は、この電子会議におけるアジェンダを表示するためのテキストボックスである。決定事項テキストボックス64は、この電子会議における決定事項を表示するためのテキストボックスである。
図13は、振り返り画面7を示す図である。
振り返り画面7は、会議単位またはアジェンダ単位の評価欄71と、アドバイス欄72と、類似会議欄73とを含んで表示している。
評価欄71には、この電子会議の目標達成と時間超過と活性度が表示されている。目標達成とは、この電子会議またはアジェンダに設定されたサブアジェンダのうち、実行されてチェックが付いた割合である。制御部11は、電子会議における各議題の終了状況から目標達成度を算出する会議評価部として機能する。
時間超過とは、電子会議またはアジェンダの時間のうち、予定を超過した部分である。活性度とは、この電子会議の活性度である。
アドバイス欄72は、この電子会議の評価要素に対応するアドバイスである。制御部11は、電子会議における目標達成度、超過時間、活性度のうち何れかに基づいて、電子会議のアドバイスをアドバイス欄72に表示する、
類似会議欄73は、この電子会議に類似する過去の電子会議を表示する欄である。類似する会議とは、同じ発言者や、類似するアジェンダ(議題種類)のことをいう。制御部11は、電子会議のファシリテータが参加したか、または参照可能な過去の電子会議ログ133から、アジェンダ単位の会議種別または/および会議条件による分類に基づいて、この電子会議に類似する会議を抽出して類似会議欄73に表示する。
例えば、ファシリテータAの端末には、会議の振り返り画面にてファシリテータAが過去に参加した会議が表示される。これに対して一般参加者Bはファシリテータとしての振り返りは不要なので、一般参加者Bの端末には、会議の振り返り画面は表示されない。
また、ファシリテータAが閲覧できる過去会議ログは、ファシリテータA自身が参加している会議、参加予定だったが欠席した会議、関係者で閲覧許可されている会議などである。ファシリテータAに対して、他の参加者が参加した会議を全て閲覧可能とはしない。これにより、各参加者のプライバシーや会議の秘密を守ることができる。
制御部11は、目的達成と時間超過と活性度の評価が高く、類似度が高い会議またはアジェンダを抽出する。会議またはアジェンダが類似するとは、アジェンダの会議種別が同一または類似するもの、アジェンダ設定時に選択されて割り付けられた元の会議、会議条件が類似する会議などをいう。会議条件とは、人数規模、単発会議か定例会議か、会議の時間、会議の合意形成量(アジェンダまたはサブアジェンダの数)などをいう。
ユーザが類似会議欄73をクリックすることで、抽出した過去の電子会議のログが別ウインドウに表示される。これにより電子会議のファシリテータは、この電子会議と過去の電子会議を比較できる。
図14は、振り返り画面7における処理を示すフローチャートである。
制御部11は、会議録から目標達成、時間超過、活性度の評価をそれぞれ算出する(ステップS50)。そして、制御部11は、目標達成、時間超過、活性度のうち所定基準より劣っている評価要素と、所定基準より優れている評価要素とを抽出し(ステップS51)、抽出した評価要素に対応するアドバイスを生成する(ステップS52)。
制御部11は、例えば、時間通りに目的を達成し、かつ活性状態を維持していた電子会議を良い電子会議と認定し、そうではない会議を悪かった電子会議と認定する。制御部11は、良かった電子会議と悪かった電子会議の会議設計やファシリテータの進行方法や参加者の発言内容やジェスチャを比較し、違いのある部分に関して良い電子会議の状態を改善候補として表示する。会議設計とは、電子会議の時間配分や参加者などのことをいう。ファシリテータの進行方法とは、ファシリテータの発言や振舞いのことをいう。
制御部11は、目標達成、時間超過、活性度のうち所定基準より優れている評価要素を抽出し(ステップS53)、当会議で抽出した評価要素と同様な評価要素と、その他の会議諸条件が類似する電子会議を抽出する(ステップS54)。
制御部11は、これら一連の処理で得られた情報をもとに、端末のディスプレイ23に振り返り画面7を表示すると(ステップS55)、図14の処理を終了する。
これにより制御部11は、電子会議ログ133から良い電子会議を抽出し、その電子会議におけるアジェンダ構成やファシリテーション作法のうち改善候補となるものをレコメンド可能である。なお、電子会議の認定方法についてはこの例のように良いと悪いの二値分類に限らず、目標達成、時間超過、活性度等の評価要素の優れている評価要素数に応じて多段階に分類するなどとしてもよい。
(変形例)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば上記した実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
上記の各構成、機能、処理部、処理手段などは、それらの一部または全部を、例えば集積回路などのハードウェアで実現してもよい。上記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈して実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記録装置、または、フラッシュメモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に置くことができる。
各実施形態に於いて、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
本発明の変形例として、例えば、次の(a)~(c)のようなものがある。
(a) 本発明は映像認識部を有さず、音声のみで反応を認識してもよく、限定されない。
(b) 音声認識部や映像認識部や反応認識部はサーバ側に限られず、端末側に設けられていてもよい。
(c) 本発明はさらに、映像認識部と音声認識部と反応認識部を有していなくてもよく、限定されない。
1 サーバ
11 制御部
12 通信部
13 記憶部
131 事前設定データベース
132 議事録データベース
133 電子会議ログ
134 事後評価データベース
14 音声認識部
15 映像認識部
16 反応認識部
2a~2c 端末
21 カメラ
22 マイク
23 ディスプレイ
24 スピーカ
25 通信部
31 ログイン画面
32 会議一覧画面
33 会議予定登録編集画面
34 プロジェクト管理画面
35 会議画面
41 アジェンダ登録画面
411 項目入力
42 進行ステータスペイン
421 時間欄
422 予定アジェンダ欄
423 実績アジェンダ欄
424 活性度グラフ
425a~425d アジェンダラジオボタン
426 サブアジェンダチェックボックス
43 反応マップペイン
45 参加者一覧ペイン
47 発言録ペイン
471 要点チェックボックス
472 アイコン
473 吹き出し
48 反応グラフペイン
481 肯定グラフ
482 否定グラフ
483 理解グラフ
484 疑問グラフ
5 議事要点画面
51 重要チェックフラグ
52 要点チェックボックス
53 決定事項チェックボックス
54 発言者アイコン
55 発言内容欄
6 議事サマリ画面
61 会議名テキストボックス
62 参加者テキストボックス
63 アジェンダテキストボックス
64 決定事項テキストボックス
65 アジェンダテキストボックス
66 アジェンダテキストボックス
7 振り返り画面
71 評価欄
72 アドバイス欄
73 類似会議欄
9 ネットワーク

Claims (11)

  1. 過去の電子会議ログを記憶する記憶部と、
    電子会議のファシリテータが参加したか、または参照可能な過去の電子会議ログから、アジェンダ単位の会議種別または/および会議条件による分類に基づいて、当該電子会議に類似する会議を抽出して画面に表示させる制御部と、
    を備えることを特徴とする電子会議支援システム。
  2. 前記制御部は、前記電子会議における目標達成度、超過時間、活性度のうち何れかに基づいて、当該電子会議のアドバイスを画面に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子会議支援システム。
  3. 前記制御部は、前記電子会議における各議題の終了状況から目標達成度を算出する、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子会議支援システム。
  4. 前記制御部は、前記電子会議の参加者の単位時間あたりの発話量の総和または同じ反応をした複数の参加者をグルーピングした反応グループに含まれる人数を活性度として画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子会議支援システム。
  5. 前記制御部は、前記電子会議における各議題の終了を受け付けると共に、前記議題に予定された時間と前記議題に費やした時間とを対比可能に表示する、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子会議支援システム。
  6. 電子会議の各参加者の反応を認識する反応認識部を更に備え、
    前記制御部は、前記参加者の反応と発言とを時系列で会議ファシリテータ向けの画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子会議支援システム。
  7. 各前記参加者の音声をテキスト認識する音声認識部を更に備え、
    前記制御部は、前記音声認識部が前記参加者の音声から認識したテキストを、当該参加者の発言として画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の電子会議支援システム。
  8. 前記制御部は、前記参加者の反応をアイコンで画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子会議支援システム。
  9. 前記制御部は、前記電子会議の参加者の反応の総和の時系列で画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子会議支援システム。
  10. 前記制御部は、各前記参加者の反応または同じ反応をした複数の参加者をグルーピングした反応グループを画面にマッピングする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子会議支援システム。
  11. 制御部が、電子会議のファシリテータが参加したか、または参照可能な過去の電子会議ログから、アジェンダ単位の会議種別または/および会議条件による分類に基づいて、当該電子会議に類似する会議を抽出するステップと、
    類似する会議を画面に表示させるステップと、
    を実行することを特徴とする電子会議支援方法。
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