JP2023047987A - 車両 - Google Patents

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真 服部
Makoto Hattori
真成 野村
Masanari Nomura
雅幸 砂本
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博崇 大貫
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Abstract

【課題】ユーザーの加速意思に基づいて適切にアシストを行うことができる車両を提供する。【解決手段】電動自転車10は、クランクペダル79と、後輪78と、後輪78を駆動するモータMと、モータMを制御する制御部40と、入力トルクを取得する入力トルク取得部35と、ケイデンスを取得するケイデンス取得部39と、加速度を取得する加速度取得部30と、を備える。制御部40は、入力トルクが第1閾値以上、及び、ケイデンスが第2閾値以上、又は加速度が第3閾値以上のときに、モータMに動力の発生を許可する。【選択図】図5

Description

本発明は、乗員の脚部からの入力と電動機からの動力で走行可能な車両に関する。
乗員の脚部からの入力と電動機からの動力で走行可能な車両として、クランクペダルから入力される踏力を電動機の動力でアシストする電動アシスト自転車が知られている(例えば、特許文献1)。電動アシスト自転車では、アシスト力の上限値、及び車速に対するアシスト比の上限値が法規で定められている。例えば、日本の法規では、以下のように定められている。
「24キロメートル毎時未満の速度で自転車を走行させることとなる場合において、人の力に対する原動機を用いて人の力を補う力の比率が、(1)又は(2)に掲げる速度の区分に応じそれぞれ(1)又は(2)に定める数値以下であること。
(1) 10キロメートル毎時未満の速度: 2
(2) 10キロメートル毎時以上24キロメートル毎時未満の速度: 走行速度をキロメートル毎時で表した数値から10を減じて得た数値を7で除したものを2から減じた数値」
即ち、日本の法規では、車速に対するアシスト比の上限値として、図8の実線で示すように、車速が10km/hまではアシスト比の上限値が2で、車速が10km/hから24km/hまでの間にアシスト比を2から0まで漸減させることが求められる。
また、特許文献1に記載の電動アシスト自転車では、ケイデンスが所定値以上、且つ、加速度が所定値以上のときに、電動機に駆動信号を供給して動力を発生させることが記載されている。なお、ケイデンスとは、1分間のクランクペダルの回転数である。
特開平08-268373号公報
ケイデンスを検出するケイデンスセンサは一般に、クランクの回転に伴って生じるパルスを検知することによって検出する。しかしながら、ケイデンスの検出には、少なくとも2回のパルスを検知する必要があり、そのパルス検知時間の分、電動機の起動に遅延が生じてしまう。これによって、アシストの開始に応答遅れが発生してしまい、ユーザーの意思に沿わない不自然なアシスト開始となる虞がある。
一方、走りだしの直後は大きな駆動加速度が発生するものの、その後の走行中は大きな駆動加速度は発生しないことが多い。したがって、例えばユーザーが巡行駆動している場合、ケイデンスは所定値を超えるものの駆動加速度が所定値を超えないため、ユーザーがアシストを望んでいるにも関わらずアシストされない場合が生じ得る。
本発明は、ユーザーの加速意思に基づいて適切にアシストを行うことができる車両を提供する。
本発明は、
乗員の脚部からの入力を受ける入力部と、
前記入力部に入力された動力が伝達される車輪と、
出力した動力が前記車輪又は前記車輪とは異なる他の車輪に伝達される電動機と、
前記電動機を制御する制御部と、
前記入力の大きさを示す第1状態量を取得する第1状態量取得部と、
前記入力部の運動の速さを示す第2状態量を取得する第2状態量取得部と、
車体の加速度を示す第3状態量を取得する第3状態量取得部と、を備える車両であって、
前記制御部は、
前記第1状態量が第1閾値以上、及び、
前記第2状態量が第2閾値以上、又は前記第3状態量が第3閾値以上、
のときに、前記電動機に動力の発生を許可する。
また、本発明は、
乗員の脚部からの入力を受ける入力部と、
前記入力部に入力された動力が伝達される車輪と、
出力した動力が前記車輪又は前記車輪とは異なる他の車輪に伝達される電動機と、
前記電動機を制御する制御部と、
前記入力の大きさを示す第1状態量を取得する第1状態量取得部と、
前記入力部の運動の速さを示す第2状態量を取得する第2状態量取得部と、
車体の加速度を示す第3状態量を取得する第3状態量取得部と、を備える車両であって、
前記制御部は、
前記第1状態量が第1閾値以上、
前記第2状態量が第2閾値以上、及び、
前記第3状態量が第3閾値未満、のとき前記電動機に動力の発生を許可し、又は、
前記第1状態量が第1閾値以上、
前記第2状態量が第2閾値未満、及び
前記第3状態量が第3閾値以上、のとき前記電動機に動力の発生を許可する。
本発明によれば、ユーザーの加速意思に基づいて適切にアシストを行うことができる。
電動自転車10の側面図である。 電動アシストユニット20を含む動力伝達機構Tの模式図である。 バッテリユニット4の側面図である。 電動自転車10における、電動アシストユニット20、バッテリ2、及び制御部40の電気経路と通信経路を説明する図である。 モータ駆動許可判定のフローを示すフロー図である。 電動自転車10の制御システムの機能ブロック図である。 加速度取得部30のフィルタ31を説明するグラフである。 電動アシスト自転車のアシスト比と車速との関係を示すグラフである。
以下、本発明の車両の一例として電動自転車を例示する。
電動自転車10は、図1に示すように、前輪73と、後輪78と、自転車フレーム67と、後輪78を駆動する電動アシストユニット20と、電動アシストユニット20と電気的に接続されるバッテリユニット4と、を備え、電動アシストユニット20が発生するアシスト力が出力可能に構成された電動アシスト自転車である。
自転車フレーム67は、前端のヘッドパイプ68と、ヘッドパイプ68から後下りに車体前方から後方へ延びるダウンパイプ69と、ダウンパイプ69の後端に固着されて左右に延びる支持パイプ66(図2参照)と、支持パイプ66から上方に立ち上がるシートポスト71と、支持パイプ66から後方側に延出される左右一対のリヤフォーク70と、を備える。
ヘッドパイプ68にはフロントフォーク72が操向可能に支承され、フロントフォーク72の下端に前輪73が軸支されている。フロントフォーク72の上端には操向ハンドル74が設けられている。操向ハンドル74には、電動アシストユニット20の起動スイッチ5と、ユーザーが所有する携帯端末8(図4参照)を保持する携帯端末ホルダ6と、が設けられている。シートポスト71から後方側に延出される左右一対のリヤフォーク70の後端間には、駆動輪としての後輪78が軸支されている。シートポスト71には、上端にシート76を備える支持軸75が、シート76の上下位置を調整可能として装着されている。
シート76の下方でシートポスト71の前部には、電動アシストユニット20へ電力を供給するバッテリユニット4が固定されている。より詳しく説明すると、バッテリユニット4は、シートポスト71の前面に台座3が取り付けられ、バッテリ2が台座3に着脱可能に保持される。バッテリユニット4の詳細については後述する。
自転車フレーム67の支持パイプ66を同軸に貫通するクランク軸83の左端及び右端には一対のクランクペダル79が連結される。クランクペダル79に加えられた踏力はクランク軸83へ伝達され、駆動スプロケット80を介して無端状のチェーン82へ入力される。チェーン82は、駆動スプロケット80と、後輪78の車軸に設けられた従動スプロケット81とに巻掛けられている。
図2も参照して、電動アシストユニット20は、モータMとクランク軸83とがユニット化され、自転車フレーム67の支持パイプ66周りに後付け可能に構成される。
電動アシストユニット20は、モータMの出力軸21と、クランク軸83とがケース24の内部に平行に配置される。クランク軸83は、筒状のスリーブ26の内側に第1ワンウェイクラッチ28を介して回転自在に支持されており、このスリーブ26の外周側にモータMの出力軸21に設けられたモータ出力ギヤ21aと噛み合う従動ギヤ26a及び駆動スプロケット80が固定されている。したがって、モータMのトルクが、モータ出力ギヤ21a、従動ギヤ26a、及びスリーブ26を介して駆動スプロケット80に伝達される。
また、従動スプロケット81と後輪78との間には第2ワンウェイクラッチ29が設けられている。
このように構成された電動自転車10では、クランクペダル79を前進方向(正回転方向とも称す)に漕いだ場合には、第1ワンウェイクラッチ28が係合してクランク軸83の正回転動力がスリーブ26を介して駆動スプロケット80に伝達され、さらにチェーン82を介して従動スプロケット81に伝達される。このとき第2ワンウェイクラッチ29も係合することで、従動スプロケット81に伝達された正回転動力が、後輪78に伝達される。
一方、クランクペダル79を後進方向(逆回転方向とも称す)に漕いだ場合には、第1ワンウェイクラッチ28が係合せず、クランク軸83の逆回転動力がスリーブ26に伝達されずクランク軸83が空転する。
また、例えば電動自転車10を前進方向に押し進める場合のように、後輪78から前進方向(正回転方向)の正回転動力が入力される場合、第2ワンウェイクラッチ29が係合せず、後輪78の正回転動力が従動スプロケット81に伝達されない。そのため、後輪78は、従動スプロケット81に対し相対回転する。一方、電動自転車10を後進方向に押し進める場合のように、後輪78から後進方向(逆回転方向)の逆回転動力が入力される場合には、第2ワンウェイクラッチ29が係合して後輪78の逆回転動力が従動スプロケット81に伝達され、さらにチェーン82を介して駆動スプロケット80に伝達される。また、このとき第1ワンウェイクラッチ28も係合することから、駆動スプロケット80に伝達された逆回転動力が、クランク軸83及びクランクペダル79に伝達されてクランク軸83及びクランクペダル79が逆回転する。
電動アシストユニット20には、モータMの回転速度を検知するモータ回転数センサSE1が設けられている。モータ回転数センサSE1は、モータMの出力軸21の外周部に設けられた磁石及びホールICから構成される。また、スリーブ26には、トルクセンサSE2が設けられている。トルクセンサSE2は、入力トルクを取得する入力トルク取得部35(図6参照)を構成する。入力トルクは、運転者がクランクペダル79を踏む力(以下、ペダル踏力)の大きさを示す。トルクセンサSE2は、スリーブ26の外周部に配設された磁気変位検出式のトルクセンサから構成される。磁気変位検出式のトルクセンサは、トルクによってカンチレバーが変位し、それにより先端の磁石位置がずれたのをカンチレバーに対向するホールセンサが磁気の変化として検出する。
後輪78には、後輪回転数センサSE3が設けられている。後輪回転数センサSE3は、電動自転車10の速さ(以下、車速と称する)を取得する車速取得部37(図6参照)を構成する。後輪回転数センサSE3は、例えば磁気検知センサであり、後輪78のスポークに取り付けられた磁石がセンサを通過するときの磁気パルスを車速パルスとして後述する制御部40に送信し、制御部40はそのパルス間隔から車速を計算する。一般に、後輪78に取り付けられる磁石は1個なので、磁気パルスは後輪78の1回転につき1回検出される。このため、車速No[km/h]、後輪78の周長Ct[m]とすると、車速No[km/h]は以下の(1)式で表される。
No[km/h]={Ct[m]/磁気パルス間隔(s)}×3600/1000
(1)
駆動スプロケット80の周辺には、ケイデンスセンサSE4(図2参照)が取り付けられている。駆動スプロケット80は、第1ワンウェイクラッチ28の係合時にクランクペダル79と一体に回転するため、駆動スプロケット80の回転は、クランクペダル79の回転と見なすことができる。したがって、ケイデンスセンサSE4は、クランクペダル79の回転(運動)の速さを示すケイデンスを取得するケイデンス取得部39(図6参照)を構成する。ケイデンスセンサSE4は、例えば磁気検知センサである。駆動スプロケット80には、周方向に均等に8個の磁石が設けられており、ケイデンスセンサSE4は、磁石がセンサを通過するときの磁気パルスをケイデンスパルス(ケイデンス関連情報)として後述する制御部40に送信し、制御部40はそのパルス間隔からケイデンスを計算する。ケイデンスパルスはクランクペダル79の1回転につき8回検出される。このため、ケイデンスC[rpm]は以下の(2)式で表される。
C[rpm]={1/(8×磁気パルス間隔(s))}×60 (2)
電動アシストユニット20を制御する制御部40は、図6に示すように、トルクセンサSE2の出力値である入力トルクから運転者がクランクペダル79を踏む力(以下、ペダル踏力)を算出し、このペダル踏力と電動自転車10の車速に応じたアシスト比とによって定められるアシスト力が発生するように、モータMをPWM制御する。なお、モータMの駆動許可条件については後述する。
制御部40は、電動アシストユニット20に組み込まれてもよく、バッテリユニット4の内部に組み込まれてもよい。本実施形態では、制御部40がバッテリユニット4に組み込まれた場合を例に説明する。
バッテリユニット4は、図3に示すように、シートポスト71に取り付けられる台座3と、台座3に対し着脱可能に設けられ、内部に複数のセルを有するバッテリ2と、を備える。台座3は、内部に第1空間SP1と、第1空間SP1に対して液密に区画形成された第2空間SP2と、を有する。
図4は、電動自転車10における、電動アシストユニット20、バッテリ2、及び制御部40の電気経路と通信経路を説明する図である。
台座3の第2空間SP2には、制御部40(図中のPROCESSOR)、コンバータDC/DC、慣性計測装置IMU(Inertial Measurement Unit)、大気圧センサ41、GPS(Global Positioning system)、メモリ42(図中のメモリカード)、及びBLE(Bluetooth Low Energy)が配置される。
制御部40は、前述したようにペダル踏力と電動自転車10の車速に応じたアシスト比とによって定められるアシスト力が発生するように、電動アシストユニット20のモータMから発生させるトルクを演算する。これにより、モータMは、制御部40からの演算結果(駆動要求)に従って動作する。コンバータDC/DCは、供給される直流電圧を直流のまま降圧して制御部40、慣性計測装置IMU(Inertial Measurement Unit)、大気圧センサ41、GPS(Global Positioning system)、メモリ42、及びBLE(Bluetooth Low Energy)の電源電圧を生成する。なお、図4においては、コンバータDC/DCから、慣性計測装置IMU、大気圧センサ41、GPS、メモリ42、及びBLEへ繋がる電源ラインを省略している。
慣性計測装置IMUは、例えば、3軸加速度センサ、3軸角速度センサ、及び3軸方位センサの機能をあわせもつ9軸センサである。慣性計測装置IMUは、電動自転車10の加速度を取得する加速度取得部30(図6参照)を構成する。制御部40は、慣性計測装置IMUにより、電動自転車10の前進方向の加速度である駆動加速度に加えて、電動自転車10の姿勢(傾斜状態)を把握することができる。
大気圧センサ41は、大気圧を検出する。GPSは、電動自転車10の位置情報を取得する。メモリは、例えばSDカードであり、電動自転車10の情報、走行データ等を一時的又は永続的に保持する。BLEは、ユーザーの携帯端末8と通信するための通信装置である。これら制御部40等は、液密に区画形成された第2空間SP2に配置され、荒天時であっても水の浸入が回避される。
台座3の第1空間SP1には、バッテリ2に設けられる第1電気接続子11と電力線51を介して電気的に接続される第2電気接続子12と、制御部40と電力線52及びコンバータDC/DCを介して電気的に接続される第3電気接続子13と、制御部40と信号線53を介して電気的に接続される第4電気接続子14と、制御部40と通信線54を介して通信可能に接続される通信接続子15と、が配置される。
第2電気接続子12は、電力線51を介してバッテリ2に接続されるとともに、電力線55を介して電動アシストユニット20に接続される。第3電気接続子13は、電力線52を介してコンバータDC/DCに接続されるとともに、電力線56を介して電動アシストユニット20に接続される。電力線56は、電力線55からの分岐等により、バッテリ2からの電力が供給されるように構成される。第4電気接続子14は、信号線53を介して制御部40に接続されるとともに、信号線57を介して電動アシストユニット20に接続される。通信接続子15は、通信線54を介して制御部40に接続されるとともに、通信線58を介して電動アシストユニット20に接続される。通信線54、58を介する通信方式は、特に限定されるものではないが、例えば、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)通信である。
第2電気接続子12は、例えばギボシである。第3電気接続子13、第4電気接続子14、及び通信接続子15は、同一のコネクタ16を構成する。電力線52、信号線53、及び通信線54は、第1ハーネス59を構成し、電力線56、信号線57、及び通信線58は、第2ハーネス60を構成する。
このように構成された電気系統及び通信系統では、バッテリ2からの電力が電動アシストユニット20のモータMに供給されるとともに、電動アシストユニット20からコンバータDC/DCを介して降圧された電力が制御部40、慣性計測装置IMU、大気圧センサ41、GPS、メモリ、及びBLEに供給される。そして、制御部40に電力が供給された状態で、ユーザーから起動スイッチ5を介して電動アシストユニット20の起動要求があると、信号線53、57を介して電動アシストユニット20にパワーオン信号が発信され、電動アシストユニット20が起動する。電動アシストユニット20が起動すると、通信線54、58を介して電動アシストユニット20と制御部40とで情報交換が行われるとともに、BLEを介してユーザーの携帯端末とで情報交換が可能となる。
<モータ駆動許可条件>
制御部40は、図6に示すように、トルクセンサSE2によって検出される入力トルクを取得する。制御部40は、後輪回転数センサSE3から車速関連情報として車速パルスを受けて上記(1)式から電動自転車10の車速を取得する。制御部40は、ケイデンスセンサSE4からケイデンス関連情報としてケイデンスパルスを受けて(2)式からケイデンスを取得する。制御部40は、慣性計測装置IMUから電動自転車10の加速度(駆動加速度)を取得する。そして、制御部40は、これらの入力トルク、車速、ケイデンス、加速度に基づいてモータトルク発生の許可、不許可を判定する。
制御部40は、入力トルクが第1閾値以上、及び、ケイデンスが第2閾値以上又は電動自転車10の加速度が第3閾値以上のときにモータトルクの発生を許可する。より具体的に説明すると、制御部40は、以下の(A)~(C)の条件のとき、モータMにトルクの発生を許可する。
(A)入力トルクが第1閾値以上、ケイデンスが第2閾値以上、且つ、電動自転車10の加速度が第3閾値以上
(B)入力トルクが第1閾値以上、ケイデンスが第2閾値以上、且つ、電動自転車10の加速度が第3閾値未満
(C)入力トルクが第1閾値以上、ケイデンスが第2閾値未満、且つ、電動自転車10の加速度が第3閾値以上
(A)~(C)において、所定の入力トルクの存在を条件とするのは、図8を用いて説明したように法規がクランクペダル79に加えられた踏力の存在を前提にしてアシスト比を規定するものであるからである。
(A)の条件は従来と同様である。しかしながら、(A)の条件では、前述したように、アシストの開始に応答遅れが発生したり、ユーザーがアシストを望んでいるにも関わらずアシストされない場合が生じたり、ユーザーの意思通りにアシストできない状況が発生し得る。
そこで、制御部40は、(B)及び(C)の条件でもモータトルクの発生を許可する。
(B)の条件によれば、入力トルクが存在し且つ所定のケイデンスが発生していればよいので、ユーザーが巡行駆動している場合のような電動自転車10の加速度が所定値に満たない場合であっても、ユーザーがアシストを望んでいる場合には、適切にアシストを行うことができる。
(C)の条件によれば、入力トルクが存在し且つ電動自転車10に所定の加速度が発生していればよいので、クランクペダル79(駆動スプロケット80)の回転によって2回のパルスを検知する前からモータトルクを発生させることができる。即ち、従来は、モータトルクを発生させるのにケイデンスの発生を必須の条件としていたため、2回のパルスを検知するパルス検知時間の分待機する必要があり、そのためアシストの開始に応答遅れが発生し、ユーザーの意思に沿わない不自然なアシスト開始となる虞があった。しかしながら、ケイデンスの発生を必須の条件としないことで、ユーザーの加速意思に基づいて適切にアシストを行うことが可能となる。なお、制御部40は、モータ駆動許可条件として、(B)の条件及び(C)の条件の両方を採用する必要はなく、どちらか一方のみを採用してもよい。
また、制御部40は、以下の(D)及び(E)の条件では、モータトルクの発生を許可しないのは従来と同様である。
(D)入力トルクが第1閾値未満
(E)入力トルクが第1閾値以上、ケイデンスが第2閾値未満、且つ、電動自転車10の加速度が第3閾値未満
また、制御部40は、以下の条件(F)のとき、モータトルクの発生を禁止する。
(F)電動自転車10の車速が第4閾値以上
日本の法規では、第4閾値は24km/hである。車速が早いときにモータトルクの発生を禁止することで、不要なアシストを防止できる。また、法規不適合となるのを回避することができる。
図5は、モータ駆動許可判定のフローを示すフロー図である。
制御部40は、先ず、入力トルクが第1閾値以上であるか否かを判定する(S1)。その結果、入力トルクが第1閾値未満であれば(S1のNO)、モータトルク発生を許可しない(S5)。一方、入力トルクが第1閾値以上であれば(S1のYES)、続いて、車速が24km/h未満であるか否かを判定する(S2)。その結果、車速が24km/h以上であれば(S2のNO)、モータトルク発生を許可しない(S5)。一方、車速が24km/h未満であれば(S2のYES)、続いて、ケイデンスが第2閾値以上であるか否かを判定する(S3)。その結果、ケイデンスが第2閾値以上であれば(S3のYES)、モータトルク発生を許可する(S6)。一方、ケイデンスが第2閾値未満であれば(S3のNO)、続いて、加速度が第3閾値以上であるか否かを判定する(S4)。その結果、加速度が第3閾値以上であれば(S4のYES)、モータトルク発生を許可する(S6)。一方、加速度が第3閾値未満であれば(S4のNO)、モータトルク発生を許可しない(S5)。なお、S3及びS4は、順番を変更してもよい。また、法規によって車速の制約がない場合にはS2の処理を省略することができる。
<キャリブレーション>
制御部40は、慣性計測装置IMUの検出した電動自転車10の姿勢(傾斜状態)基づいて慣性計測装置IMUをキャリブレーション(較正)する。キャリブレーションは、電動自転車10が水平に載置されており、かつ静止しているときに行われる。これにより、慣性計測装置IMUの検出精度が向上する。
キャリブレーションの前には、予め制御部40の搭載姿勢が入力され、搭載姿勢に応じて適切に座標変換処理が行われるよう初期設定が行われる。初期設定は、例えば、電動自転車10を完成品として販売する場合、製造工場や販売店等で行われ、電動自転車10が既存の非電動自転車を電動化する場合、非電動自転車への電動アシストユニット20の組みつけが行われる改修工場、販売店等で行われ得る。
キャリブレーションは、電動アシストユニット20の起動スイッチ5が押されたタイミングで自動で行われることが好ましい。より具体的に説明すると、ユーザーが乗車時に電動アシストユニット20の起動スイッチ5を押すと、制御部40は、重力加速度方向を基準として搭載角度補正値を検出する。制御部40は、慣性計測装置IMUから得られる加速度に搭載角度補正値を用いて、補正後の加速度を取得する。
なお、キャリブレーションは、自動で行われる必要はなく、製造工場、改修工場、販売店等において手動で行われてもよい。この場合、制御部40に接続されているUART通信経由、無線通信等を介してキャリブレーション指令信号を送信する。
加速度取得部30は、図6に示すように、慣性計測装置IMUに加えて、慣性計測装置IMUが検出した信号を補正するフィルタ31を備える。フィルタ31は、慣性計測装置IMUが検出した信号の第5閾値以上の周波数を逓減させる第1フィルタ32を含むことが好ましい。第1フィルタ32は、いわゆるローパスフィルタ(ハイカットフィルタ)である。第5閾値は、例えば時定数が1.0秒のときの周波数である。これにより、加速度信号の直流成分、又は低周波成分を除去することで検出誤差を抑制できる。
また、フィルタ31は、慣性計測装置IMUが検出した信号の第6閾値以下の周波数を逓減させる第2フィルタ33を含むことが好ましい。第2フィルタ33は、いわゆるハイパスフィルタ(ローカットフィルタ)である。第6閾値は、例えば時定数が0.5秒のときの周波数である。これにより、慣性計測装置IMUのノイズや突発エラー値を除去することができ、検出誤差を抑制できる。フィルタ31によれば、図7に示すように、時定数が0.5秒から1.0秒の周波数成分を検出することができ、慣性計測装置IMUの検出精度がより一層向上する。
なお、電動自転車10は、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、シティサイクル、折り畳み自転車等であってもよく、その種類は限定されない。バッテリユニット4は、シートポスト71の前面に限らず、シートポスト71の後面、ダウンパイプ69の上面、ダウンパイプ69の下面等任意に位置に配置され得る。例えば、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク等であれば、ダウンパイプの上方においてヘッドパイプとシートポストとを繋ぐトップパイプの上面、又はトップパイプの下面に配置されてもよい。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
また、前述の実施形態では、電動アシストユニット20は後輪78を駆動するものであったが、前輪73を駆動するものでもよい。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 乗員の脚部からの入力を受ける入力部(クランクペダル79)と、
前記入力部に入力された動力が伝達される車輪(後輪78)と、
出力した動力が前記車輪又は前記車輪とは異なる他の車輪(前輪73)に伝達される電動機(モータM)と、
前記電動機を制御する制御部(制御部40)と、
前記入力の大きさを示す第1状態量(入力トルク関連情報)を取得する第1状態量取得部(入力トルク取得部35)と、
前記入力部の運動の速さを示す第2状態量(ケイデンス関連情報)を取得する第2状態量取得部(ケイデンス取得部39)と、
車体の加速度を示す第3状態量(加速度関連情報)を取得する第3状態量取得部(加速度取得部30)と、を備える車両(電動自転車10)であって、
前記制御部は、
前記第1状態量が第1閾値以上、及び、
前記第2状態量が第2閾値以上、又は前記第3状態量が第3閾値以上、
のときに、前記電動機に動力の発生を許可する、車両。
(1)によれば、第1状態量が第1閾値以上であって、第2状態量が第2閾値以上、又は第3状態量が第3閾値以上のときに制御部は電動機に動力の発生を許可するので、ユーザーの加速意思に基づいて適切にアシストを行うことができる。
(2) (1)に記載の車両であって、
前記車両の速さを示す第4状態量(車速関連情報)を取得する第4状態量取得部(車速取得部37)をさらに備え、
前記制御部は、
前記第4状態量が第4閾値以上のときに、前記電動機に動力の発生を禁止する、車両。
(2)によれば、車両の速さが早いときに電動機に動力の発生を禁止することで、不要なアシストを防止できる。
(3) (1)又は(2)に記載の車両であって、
前記第3状態量取得部は、前記車体に固定される加速度検出器(慣性計測装置IMU)を含む、車両。
(3)によれば、車体に固定される加速度検出器によって前進方向の加速度に加えて、車両の姿勢を把握することが可能となる。
(4) (3)に記載の車両であって、
前記加速度検出器は、前記車両が水平に載置されており、かつ静止しているときに較正される、車両。
(4)によれば、加速度検出器の検出精度が向上する。
(5) (3)又は(4)に記載の車両であって、
前記第3状態量取得部は、前記加速度検出器が検出した信号を補正する補正部(フィルタ31)をさらに含む、車両。
(5)によれば、加速度検出器の検出精度がより一層向上する。
(6) (5)に記載の車両であって、
前記補正部は、
前記信号の第5閾値以上の周波数を逓減させる第1濾波部(第1フィルタ32)を含む、車両。
一般的に加速度検出器ではドリフトと呼ばれる検出誤差が発生することがあるが、(6)によれば、加速度信号の直流成分、又は低周波成分を除去することで検出誤差を抑制できる。
(7) (6)に記載の車両であって、
前記第5閾値は、時定数が1.0秒のときの周波数である、車両。
(7)によれば、加速度信号の直流成分、又は低周波成分を除去することで検出誤差を抑制できる。
(8) (5)から(7)のいずれかに記載の車両であって、
前記補正部は、
前記信号の第6閾値以下の周波数を逓減させる第2濾波部(第2フィルタ33)を含む、車両。
(8)によれば、加速度検出器のノイズや突発エラー値を除去することで検出誤差を抑制できる。
(9) (8)に記載の車両であって、
前記第6閾値は、時定数が0.5秒のときの周波数である、車両。
(9)によれば、加速度検出器のノイズや突発エラー値を除去することで検出誤差を抑制できる。
(10) 乗員の脚部からの入力を受ける入力部(クランクペダル79)と、
前記入力部に入力された動力が伝達される車輪(後輪78)と、
出力した動力が前記車輪又は前記車輪とは異なる他の車輪(前輪73)に伝達される電動機(モータM)と、
前記電動機を制御する制御部(制御部40)と、
前記入力の大きさを示す第1状態量(入力トルク関連情報)を取得する第1状態量取得部(入力トルク取得部35)と、
前記入力部の運動の速さを示す第2状態量(ケイデンス関連情報)を取得する第2状態量取得部(ケイデンス取得部39)と、
車体の加速度を示す第3状態量(加速度関連情報)を取得する第3状態量取得部(加速度取得部30)と、を備える車両(電動自転車10)であって、
前記制御部は、
前記第1状態量が第1閾値以上、
前記第2状態量が第2閾値以上、及び、
前記第3状態量が第3閾値未満、のとき前記電動機に動力の発生を許可し、又は、
前記第1状態量が第1閾値以上、
前記第2状態量が第2閾値未満、及び
前記第3状態量が第3閾値以上、のとき前記電動機に動力の発生を許可する、車両。
(10)によれば、制御部は、第1状態量、第2状態量、第3状態量の全てが閾値を満たさない場合であっても所定の条件で電動機に動力の発生を許可するので、ユーザーの加速意思に基づいて適切にアシストを行うことができる。
(11) (10)に記載の車両であって、
前記制御部は、
前記第1状態量が前記第1閾値以上、
前記第2状態量が前記第2閾値以上、及び、
前記第3状態量が前記第3閾値未満、のとき前記電動機に動力の発生を許可し、並びに、
前記第1状態量が前記第1閾値以上、
前記第2状態量が前記第2閾値未満、及び
前記第3状態量が前記第3閾値以上、のとき前記電動機に動力の発生を許可する、車両。
(11)によればユーザーの加速意思に基づいてより適切にアシストを行うことができる。
10 電動自転車(車両)
30 加速度取得部(第3状態量取得部)
31 フィルタ(補正部)
32 第1フィルタ(第1濾波部)
33 第2フィルタ(第2濾波部)
35 入力トルク取得部(第1状態量取得部)
37 車速取得部(第4状態量取得部)
39 ケイデンス取得部(第2状態量取得部)
40 制御部
73 前輪(他の車輪)
78 後輪(車輪)
79 クランクペダル(入力部)
M モータ(電動機)
IMU 慣性計測装置(加速度検出器)

Claims (11)

  1. 乗員の脚部からの入力を受ける入力部と、
    前記入力部に入力された動力が伝達される車輪と、
    出力した動力が前記車輪又は前記車輪とは異なる他の車輪に伝達される電動機と、
    前記電動機を制御する制御部と、
    前記入力の大きさを示す第1状態量を取得する第1状態量取得部と、
    前記入力部の運動の速さを示す第2状態量を取得する第2状態量取得部と、
    車体の加速度を示す第3状態量を取得する第3状態量取得部と、を備える車両であって、
    前記制御部は、
    前記第1状態量が第1閾値以上、及び、
    前記第2状態量が第2閾値以上、又は前記第3状態量が第3閾値以上、
    のときに、前記電動機に動力の発生を許可する、車両。
  2. 請求項1に記載の車両であって、
    前記車両の速さを示す第4状態量を取得する第4状態量取得部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記第4状態量が第4閾値以上のときに、前記電動機に動力の発生を禁止する、車両。
  3. 請求項1又は2に記載の車両であって、
    前記第3状態量取得部は、前記車体に固定される加速度検出器を含む、車両。
  4. 請求項3に記載の車両であって、
    前記加速度検出器は、前記車両が水平に載置されており、かつ静止しているときに較正される、車両。
  5. 請求項3又は4に記載の車両であって、
    前記第3状態量取得部は、前記加速度検出器が検出した信号を補正する補正部をさらに含む、車両。
  6. 請求項5に記載の車両であって、
    前記補正部は、
    前記信号の第5閾値以上の周波数を逓減させる第1濾波部を含む、車両。
  7. 請求項6に記載の車両であって、
    前記第5閾値は、時定数が1.0秒のときの周波数である、車両。
  8. 請求項5から7のいずれか一項に記載の車両であって、
    前記補正部は、
    前記信号の第6閾値以下の周波数を逓減させる第2濾波部を含む、車両。
  9. 請求項8に記載の車両であって、
    前記第6閾値は、時定数が0.5秒のときの周波数である、車両。
  10. 乗員の脚部からの入力を受ける入力部と、
    前記入力部に入力された動力が伝達される車輪と、
    出力した動力が前記車輪又は前記車輪とは異なる他の車輪に伝達される電動機と、
    前記電動機を制御する制御部と、
    前記入力の大きさを示す第1状態量を取得する第1状態量取得部と、
    前記入力部の運動の速さを示す第2状態量を取得する第2状態量取得部と、
    車体の加速度を示す第3状態量を取得する第3状態量取得部と、を備える車両であって、
    前記制御部は、
    前記第1状態量が第1閾値以上、
    前記第2状態量が第2閾値以上、及び、
    前記第3状態量が第3閾値未満、のとき前記電動機に動力の発生を許可し、又は、
    前記第1状態量が第1閾値以上、
    前記第2状態量が第2閾値未満、及び
    前記第3状態量が第3閾値以上、のとき前記電動機に動力の発生を許可する、車両。
  11. 請求項10に記載の車両であって、
    前記制御部は、
    前記第1状態量が前記第1閾値以上、
    前記第2状態量が前記第2閾値以上、及び、
    前記第3状態量が前記第3閾値未満、のとき前記電動機に動力の発生を許可し、並びに、
    前記第1状態量が前記第1閾値以上、
    前記第2状態量が前記第2閾値未満、及び
    前記第3状態量が前記第3閾値以上、のとき前記電動機に動力の発生を許可する、車両。
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