JP2023044967A - steering device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば、自動車等に搭載されるステアリング装置に関する。 The present invention relates to, for example, a steering device mounted on an automobile or the like.
従来、ステアリングに乗員の状態を検知するセンサを設けたものとしては、例えば、特許文献１に記載されたステアリング装置が知られている。特許文献１に記載のステアリング装置（１０）は、乗員が把持するリム（１６）の内部に、乗員の状態を検知する左側センサ（２２Ｌ）及び右側センサ（２２Ｒ）を有している。左側センサ（２２Ｌ）及び右側センサ（２２Ｒ）は、いずれも静電センサ（「静電容量センサ」、「静電容量形近接センサ」、「静電容量式変位センサ」ともいう）で構成されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a steering device described in
ステアリング本体（１２）は、芯金（４２）と、芯金（４２）上にウレタン製の基材（４４）及び革部材（４６）を介して積層された左側センサ用導電膜（４８Ｌ）及び右側センサ用導電膜（４８Ｒ）と、を有している。 The steering body (12) includes a metal core (42), a left sensor conductive film (48L) laminated on the core metal (42) via a urethane base material (44) and a leather member (46), and and a right sensor conductive film (48R).
乗員の状態を検出する検知回路（１４）と、左側センサ（２２Ｌ）とは、左側ハーネス（３０Ｌ）を左側センサ（２２Ｌ）に直接または間接的に半田付けされることで、電気的に接続されている。また、検知回路（１４）と右側センサ（２２Ｒ）とは、右側ハーネス（３０Ｒ）を右側センサ（２２Ｒ）に直接または間接的に半田付けされることで、電気的に接続されている。 The detection circuit (14) for detecting the state of the occupant and the left sensor (22L) are electrically connected by directly or indirectly soldering the left harness (30L) to the left sensor (22L). ing. The detection circuit (14) and the right sensor (22R) are electrically connected by directly or indirectly soldering the right harness (30R) to the right sensor (22R).
その半田付けされた部位（電気的接続部分（３８Ｌ，３８Ｒ））と、基材（４４）との間には、基材（４４）よりも硬質な部材（６０）が接着剤（５４）で接着して配置されている。 Between the soldered parts (electrical connection parts (38L, 38R)) and the base material (44), a member (60) harder than the base material (44) is provided with an adhesive (54). It is glued and placed.
特許文献１に記載のステアリング装置（１０）は、ステアリング本体（１２）に革部材（４６）の上に被膜を何層も形成しているので、製造工数が増加するため、コストアップになるという問題点があった。
The steering device (10) described in
また、ステアリング装置（１０）は、左側センサ（２２Ｌ）と右側センサ（２２Ｒ）とによってステアリング本体（１２）の略全域に配置されている。このため、ステアリング装置（１０）は、センサの大型化及び取付工数の増加を招くため、コストアップになるという問題点があった。 Further, the steering device (10) is arranged substantially over the entire steering body (12) by the left sensor (22L) and the right sensor (22R). As a result, the steering device (10) has a problem of an increase in cost due to an increase in the size of the sensor and an increase in mounting man-hours.
本発明は、前記問題点を解決するために創案されたものであり、センサ（把持検出部）の取付工数を削減し、ステアリング全体のコストを低減させることができるステアリング装置を提供することを課題とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a steering apparatus that can reduce the number of man-hours required for attaching a sensor (grip detector) and reduce the cost of the entire steering. and
前記課題を解決するために、本発明に係るステアリング装置は、乗員が把持するリム部と、前記リム部の中央に配置されたハブ部と、前記リム部と前記ハブ部との間に設置されたスポーク部と、前記スポーク部に配置されたスイッチ装置と、を有するステアリングを備え、前記スイッチ装置のリム部側の上面及び側面の少なくとも一部に乗員のステアリング１の把持を検出する把持検出部を設けている。
In order to solve the above-described problems, a steering device according to the present invention provides a rim portion held by an occupant, a hub portion disposed in the center of the rim portion, and a steering device installed between the rim portion and the hub portion. and a switch device disposed on the spoke portion, and a grip detection portion that detects grip of the
本発明によれば、センサ（把持検出部）の取付工数を削減し、ステアリング全体のコストを低減させることができるステアリング装置を提供することができる。 Advantageous Effects of Invention According to the present invention, it is possible to provide a steering device capable of reducing the number of man-hours required for attaching a sensor (grip detection unit) and reducing the cost of the entire steering.
図１～図４を参照して、本発明の実施形態に係るステアリング装置１００を説明する。
なお、図１に示すステアリング１は、チルト機構等によって車体に対して上下の角度を角度調整することによってその向きを調整可能である。以下、便宜上、図１に示すステアリング１の状態を正面図とし、車両の進行方向を「前」、後退方向を「後」、「鉛直上方側を「上」、鉛直下方側を「下」、車幅方向を「左」、「右」として説明する。
まず、ステアリング装置１００を説明する前に、ステアリング装置１００が搭載される車両について説明する。
A
The
First, before describing the
≪車両≫
車両（図示省略）は、図１に示すような操舵用のステアリング装置１００を有しているものであればよく、種類、形式等は特に限定されない。
≪Vehicle≫
The vehicle (not shown) is not particularly limited as long as it has a
≪ステアリング装置≫
図１に示すように、ステアリング装置１００は、車両の運転席に配置されたステアリング１と、ステアリング１に設けられたスイッチ装置２と、スイッチ装置２に設けられた把持検出部３と、制御装置４（図２参照）と、を備えて成る。
≪Steering device≫
As shown in FIG. 1, the
≪ステアリング≫
ステアリング１は、リング形状のリム部１１と、リム部１１の中央に配置されたハブ部１２と、リム部１１とハブ部１２との間に設置された複数のスポーク部１３と、を一体に備えて構成されている。ステアリング１は、リム部１１と、ハブ部１２と、スポーク部１３と、を有するものであればよく、その形状、構造等は特に限定されない。
≪Steering≫
The
＜リム部＞
図１に示すように、リム部１１は、乗員がステアリング操作するときに把持する部位である。リム部１１は、円環状に形成されている。リム部１１は、芯金（図示省略）と、芯金を覆うように配置された合成樹脂製の被覆部１１ａと、を有して構成されている。
<Rim part>
As shown in FIG. 1, the
＜ハブ部＞
ハブ部１２は、リム部１１の内側中央部に配置されたパッド部から成る。ハブ部１２の中心は、ステアリングシャフト（図示省略）に連結されている。そのステアリングシャフトは、運転席前部に設置されたステアリングコラムに回転可能に支持されている。ハブ部１２の中央部の表面には、例えば、ホーン操作部が配置されている。また、ハブ部１２の内側には、運転席用のエアバッグモジュール（図示省略）が組み込まれている。
<Hub part>
The
＜スポーク部＞
スポーク部１３は、リム部１１から内側のハブ部１２に向けて延設された部位である。スポーク部１３は、例えば、右側スポーク部１３ａと、左側スポーク部１３ｂと、中央スポーク部１３ｃと、をＴ字状に配置したＴ字型スポーク部から成る。このため、ステアリング１において、３本のスポーク部１３のそれぞれの間には、空間が形成されている。
<Spoke part>
The spoke portion 13 is a portion extending from the
右側スポーク部１３ａは、ステアリング１を直進状態にしたとき、ハブ部１２の右側面から右方向のリム部１１に延設して配置されている。
左側スポーク部１３ｂは、ステアリング１を直進状態にしたとき、ハブ部１２の左側面から左方向のリム部１１に延設して配置されている。
中央スポーク部１３ｃは、ステアリング１を直進状態にしたとき、ハブ部１２の下面から下方向のリム部１１に延設して配置されている。
The right spoke portion 13a is arranged so as to extend from the right side surface of the
The left spoke portion 13b is arranged to extend from the left side surface of the
The central spoke portion 13c is arranged to extend downward from the lower surface of the
＜スイッチ装置＞
図１に示すように、スイッチ装置２は、スポーク部１３に配置されたスイッチから成る。スイッチ装置２は、例えば、各スポーク部１３にそれぞれ配置されている。スイッチ装置２は、車両情報操作及び車両操作の少なくとも一つの操作を行うためのスイッチである。スイッチ装置２の使用用途、構造、種類等は特、に限定されない。なお、スイッチ装置２は、少なくとも、右側スポーク部１３ａまたは左側スポーク部１３ｂに配置されていればよく、スイッチ装置２の設置個数は特に限定されない。
<Switch device>
As shown in FIG. 1, the switch device 2 consists of a switch arranged on the spoke portion 13 . The switch device 2 is arranged, for example, in each spoke portion 13 . The switch device 2 is a switch for performing at least one of vehicle information operation and vehicle operation. The usage, structure, type, etc. of the switch device 2 are not particularly limited. The switch device 2 may be arranged at least on the right spoke portion 13a or the left spoke portion 13b, and the number of switch devices 2 to be installed is not particularly limited.
前記した「車両情報操作」とは、インストルメントパネルに設けられたマルチインフォーメーションディスプレイ、ナビゲーションシステムのディスプレイ等のスイッチ操作を行うことをいう。また「車両操作」とは、オートクルーズ、定速走行装置等のスイッチ操作を行うことをいう。このため、スイッチ装置２のうちの少なくとも一つの操作ノブ２６は、「車両情報操作」または「車両操作」を行うためのスイッチ機能を有していることが好ましい。
The aforementioned "vehicle information operation" refers to the operation of switches such as the multi-information display provided on the instrument panel and the display of the navigation system. Further, "vehicle operation" refers to the operation of switches such as auto-cruise and constant-speed running devices. Therefore, at least one
以下、スイッチ装置２の一例として、第１スイッチ２１を右側スポーク部１３ａに設置し、第２スイッチ２２を左側スポーク部１３ｂに設置した場合を例に挙げて説明する。 As an example of the switch device 2, a case where the first switch 21 is installed on the right spoke portion 13a and the second switch 22 is installed on the left spoke portion 13b will be described below.
各スイッチ装置２（第１スイッチ２１及び第２スイッチ２２）は、図２に示すように、ケース２５と、操作ノブ２６と、カバー２７と、基板２８と、制御装置４と、を備えて構成されている。図１または図２に示すように、第１スイッチ２１と第２スイッチ２２とは、例えば、略線対称な形状をしたスイッチから成る。このため、第１スイッチ２１のケース２５、操作ノブ２６、カバー２７、基板２８及び制御装置４と、第２スイッチ２２のケース２５、操作ノブ２６、カバー２７、基板２８及び制御装置４とは、線対称な形状で形成されて線対称な位置に配置されている。
Each switch device 2 (first switch 21 and second switch 22) includes a
図１に示す第１スイッチ２１は、例えば、「車両操作」を行うためのスイッチであって、クルーズコントロールスイッチである。第１スイッチ２１の操作ノブ２６は、例えば、キャンセルスイッチ、リセットスイッチ、セットスイッチ、セット車速微増スイッチ、セット車速微減スイッチ、メインスイッチ等である。
The first switch 21 shown in FIG. 1 is, for example, a switch for performing "vehicle operation" and is a cruise control switch. The
第２スイッチ２２は、例えば、「車両情報操作」を行うためのスイッチであって、インストルメントパネルに表示される情報をＯＮ、ＯＦＦするスイッチ、音量調整スイッチ、情報切換スイッチ等である。 The second switch 22 is, for example, a switch for performing "vehicle information operation", and includes a switch for turning on/off the information displayed on the instrument panel, a volume control switch, an information changeover switch, and the like.
図１または図２に示すように、ケース２５は、操作ノブ２６を操作可能な状態に露出させて配置されたスイッチケース体である。ケース２５は、ケース２５の後側に配置されたカバー２７とで、筐体を形成している。ケース２５は、それぞれのスポーク部１３に植設するようにして設けられている。第１スイッチ２１及び第２スイッチ２２のケース２５のリム部１１側の上面２ａと、リム部１１側の側面２ｂには、把持検出部３がそれぞれ設けられている。第１スイッチ２１及び第２スイッチ２２のケース２５のリム部１１側の側面２ｂは、後記する把持検出部３の形状に合わせて、正面視して略Ｖ字状に形成されている。
As shown in FIG. 1 or 2, the
操作ノブ２６は、スイッチ装置２を操作するための操作部材である。第１スイッチ２１及び第２スイッチ２２は、例えば、押釦タイプ、スライドタイプ、シーソータイプ等の複数の操作ノブ２６を備えている。
The operating
カバー２７は、操作ノブ２６を操作可能な露出した状態に支持するケース部材である。カバー２７は、ケース２５の後側開口端に合致するように係止させて取り付けられている。
基板２８は、この基板２８上に制御装置４の判定部４１を実装した回路基板である。基板２８は、ケース２５の内底に設置されている。
The
The
＜把持検出部＞
図２に示す把持検出部３は、自動運転等の際に、乗員（運転者）がステアリング１を把持しているか否かを検出するセンサである。把持検出部３は、スイッチ装置２のリム部１１側の上面２ａ、及び、リム部１１側の側面２ｂの少なくとも一部に設置されている。このため、把持検出部３は、正面視してリム部１１とハブ部１２との間の左右のスポーク部１３の位置に配置されている。
<Grip detector>
The
本実施形態では、把持検出部３の一例として、左右のスイッチ装置２のリム部１１側の上面２ａに第１把持検出部３１を設置し、ケース２５のリム部１１側の側面２ｂに第２把持検出部３２を設置している。
In this embodiment, as an example of the
図３及び図４に示すように、把持検出部３（第１把持検出部３１及び第２把持検出部３２）は、正面視してリム部１１側に凸となる凸形状（略Ｖ字形状）に形成されている。このため、把持検出部３によって形成される電界は、３時の方向を中心として、上方向に広がった第１検出範囲Ａａ（角度θ１の範囲）と、下方向に広がった第２検出範囲Ａｂ（角度θ２の範囲）となる。このように、第１把持検出部３１の右側外周面及び第２把持検出部３２の左側外周面は、角度を持たせることで、リム部１１を握る乗員の手の検出する電界の範囲が広がるように形成されているため、広範囲に亘って検出可能になっている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the gripping detection unit 3 (the first
図２に示す第１把持検出部検出エリアＡ１は、第１把持検出部３１によって乗員が把持していることを検出可能範囲である。第２把持検出部検出エリアＡ２は、第２把持検出部３２によって乗員が把持していることを検出可能範囲である。
A first grip detection unit detection area A1 shown in FIG. 2 is a range in which the first
図１に示すように、本実施形態の把持検出部３は、ハブ部１２の真上を１２時の方向、ハブ部１２の真下を６時の方向とした場合、少なくとも、リム部１１の２時の方向から４時の方向の把持検出範囲Ａのリム部１１を乗員が把持していることを検出可能に配置されている。さらに、把持検出部３は、ハブ部１２の真上を１２時の方向、ハブ部１２の真下を６時の方向とした場合、リム部１１の８時の方向から１０時の方向の把持検出範囲Ａのリム部１１を乗員が把持していることを検出可能に配置されている。
As shown in FIG. 1, the
なお、ステアリング１のハブ部１２の２時～４時の方向及び８時～１０時の方向の位置は、乗員が車両を運転する場合に最も基本的な把持位置であり、操舵し易く、舵角管理し易いポジションである。
The positions of the
把持検出部３は、例えば、静電センサ、近接センサ等の非接触型のセンサから成る。以下、把持検出部３の一例として、静電センサから成る場合を例に挙げて説明する。
The
静電センサから成る把持検出部３は、ウレタン製ステアリングを含め、あらゆる種類のステアリング１における乗員によるステアリング１の把持の有無を検知可能である。静電センサは、物体が電界に進入した際の静電容量の変化により、物体の有無を検出する非接触型の静電容量型近接センサである。
The
図１または図２に示すように、静電センサは、ケース２５の外側端部にのみ設置している。このため、静電センサは、乗員がスイッチ装置２の操作ノブ２６の操作面に触れなくても、手がステアリング１の把持検出範囲Ａ内であれば、制御装置４によって乗員がステアリング１を握っていると判断して、リム部１１の把持を検知することができる。また、把持検出部３と制御装置４とを備えて成る把持検出システムは、把持検出部３に静電センサを使用することで、安価な装置を実現することができる。
As shown in FIG. 1 or 2, the electrostatic sensor is installed only at the outer edge of the
＜制御装置＞
制御装置４は、車両情報操作または車両操作を制御するための装置である。制御装置４には、把持検出部３で検出された検出結果に基づいて、乗員の把持の有無を判定する判定部４１が設けられている。制御装置４及び判定部４１は、ケース２５内の基板２８上に実装されている。判定部４１は、把持検出用のＥＣＵから成る。
<Control device>
The
≪車体前部構造の作用≫
本実施形態に係るステアリング装置１００は、基本的に以上のように構成されるものであり、次に、図１～図４を参照しながらその作用効果について説明する。
≪Effects of the front body structure≫
The
図１に示すように、車両を走行させている場合、乗員（運転者）は、一般に、ステアリング１のリム部１１の２時から４時の把持検出範囲Ａと、８時から１０時の把持検出範囲Ａと、を把持して運転する。
As shown in FIG. 1, when the vehicle is running, the occupant (driver) generally detects a grip detection range A of the
例えば、乗員がクルーズコントロールスイッチである第１スイッチ２１を操作して車両を自動走行させている場合、把持検出部３は、乗員がリム部１１の把持検出範囲Ａを把持しているか否かを検出する。
For example, when an occupant operates the first switch 21, which is a cruise control switch, to automatically run the vehicle, the gripping
図２に示す制御装置４は、乗員が把持検出範囲Ａのリム部１１を把持していない場合、ブザー、音声警報等によって乗員にステアリング１の正規な位置を把持するように注意を促すことができる。
When the occupant does not grip the
また、制御装置４は、乗員が把持検出範囲Ａのリム部１１を把持している場合、乗員がステアリング１の正規な位置を把持していると判断して警報を発しない。このようにすることで、ステアリング装置１００は、乗員がステアリング１の正規な位置を把持して安全運転するように貢献することができる。
Further, when the occupant is gripping the
このように、本発明の実施形態に係るステアリング装置１００は、図１または図２に示すように、乗員が把持するリム部１１と、リム部１１の中央に配置されたハブ部１２と、リム部１１とハブ部１２との間に設置されたスポーク部１３と、スポーク部１３に配置されたスイッチ装置２と、を有するステアリング１を備え、スイッチ装置２のリム部１１側の上面２ａ及び側面２ｂの少なくとも一部に乗員のステアリング１の把持を検出する把持検出部３を設けている。
Thus, the
かかる構成によれば、ステアリング装置１００は、ステアリング１のスポーク部１３に設けたスイッチ装置２のリム部１１側の上面２ａまたは側面２ｂに把持検出部３を設けている。このため、把持検出部３は、乗員がステアリング１の正規の位置（２～４時及び８～１０時の位置）を把持しているかを検出することができる。把持検出部３は、リム部１１の素材に関わりなく、取り付けることができるので、センサ（把持検出部３）の取付工数を削減し、ステアリング１全体のコストを低減させることができる。
According to such a configuration, the
また、図２に示すように、スイッチ装置２は、車両情報操作及び車両操作の少なくとも一つの操作を行うためのもので、車両情報操作または車両操作を制御する制御装置４を備え、制御装置４には、把持検出部３で検出された検出結果に基づいて、乗員の把持の有無を判定する判定部４１が設けられている。
Further, as shown in FIG. 2, the switch device 2 is for performing at least one of vehicle information operation and vehicle operation, and includes a
かかる構成によれば、制御装置４の判定部４１は、把持検出部３の出力値に基づいて、乗員がステアリング１を把持しているか否かの有無の検出を判定することができる。判定部４１は、スイッチ装置２の制御装置４内に設けることで、把持検出用のＥＣＵを別体で設けることが不要となるので、部品点数及び組付工数を削減することができるため、コストダウンを図ることができる。
また、スイッチ装置２は、乗員のステアリング１の把持検出用の判定部４１を有する制御装置４と、把持検出部３とを備えているので、把持検出部３と判定部４１とを近接した位置に設けることができる。このため、スイッチ装置２は、把持検出部３と判定部４１と接続する配線の配線長を短くすることができるので、配線し易くすることができると共に、使用する電線のコストの削減を図ることができる。
According to this configuration, the determination unit 41 of the
In addition, since the switch device 2 includes the
また、図２に示すように、スイッチ装置２は、スポーク部１３に設けられたケース２５と、ケース２５に配置された操作ノブ２６と、を備え、把持検出部３は、ケース２５の上面２ａに設けられた第１把持検出部３１と、ケース２５の側面２ｂに設けられた第２把持検出部３２と、を有している。
Further, as shown in FIG. 2, the switch device 2 includes a
かかる構成よれば、把持検出部３は、ケース２５の上面２ａに設けた第１把持検出部３１と、ケース２５の側面２ｂに設けた第２把持検出部３２と、を有することで、乗員がステアリング１を把持する位置を広範囲に亘って検出することが可能となる。
According to this configuration, the gripping
また、図３に示すように、スイッチ装置２のリム部１１側の上面２ａ、または、リム部１１側の側面２ｂに設けられた把持検出部３は、正面視してリム部１１側に凸となる凸形状に形成されている。
In addition, as shown in FIG. 3, the gripping
かかる構成によれば、把持検出部３は、平面視してリム部１１側に凸となる凸形状に形成されていることで、把持検出部３の外周面がリム部１１に沿って広がるような形状に形成されている。このため、把持検出部３は、リム部１１を握る乗員の手の検出する電界の範囲を広げることができるので、乗員のステアリング１の把持状態を広範囲に亘って正確に検出知することができる。
According to this configuration, the
また、図１または図２に示すように、把持検出部３は、リム部１１とハブ部１２との間の左右のスポーク部１３に配置され、ハブ部１２の真上を１２時の方向、ハブ部１２の真下を６時の方向とした場合、少なくとも、リム部１１の２時の方向から４時の方向の第１把持検出部検出エリアＡ１の乗員のリム部１１の把持を検出可能に配置されると共に、リム部１１の８時の方向から１０時の方向の第２把持検出部検出エリアＡ２の乗員のリム部１１の把持を検出可能に配置されている。
As shown in FIG. 1 or FIG. 2, the
把持検出部３は、リム部１１の２時の方向から４時の方向の第１把持検出部検出エリアＡ１と、リム部１１の８時の方向から１０時の方向の第２把持検出部検出エリアＡ２と、における乗員のリム部１１の把持の有無を検出することができる。これにより、把持検出部３は、乗員（運転者）がステアリング１を把持しているか否かを検出するときに、乗員がステアリング１を操作する際に握る全部の把持範囲を網羅することができる。
このため、ステアリング装置１００は、車両走行中に乗員（運転者）がリム部１１を把持していない場合、アラーム等の警報音や音声警報を発声させて乗員に注意を促すことができる。また、ステアリング装置１００は、乗員（運転者）に、緊急時であっても操舵し易いステアリング位置である把持検出範囲Ａを握るようにさせることが可能となる。
The
Therefore, when the occupant (driver) does not grip the
［第１変形例］
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
図５は、本発明の実施形態に係るステアリング装置１００の第１変形例を示すスイッチ装置２Ａの概略拡大正面図である。
[First modification]
It should be noted that the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications and changes are possible within the scope of its technical ideas, and the present invention does not extend to these modified and changed inventions. Of course.
FIG. 5 is a schematic enlarged front view of a
前記実施形態では、図１及び図２に示すように、正面視してリム部１１側に凸となる凸形状の把持検出部３の一例として、略Ｖ字形状のものを例に挙げて説明したが、把持検出部３の形状はこれに限定されるものではない。
図５に示すように、把持検出部３Ａは、正面視して略Ｕ字形状のものであってもよい。
In the above-described embodiment, as shown in FIGS. 1 and 2, as an example of the
As shown in FIG. 5, the
この場合、スイッチ装置２Ａのケース２５Ａは、正面視して略長方形に形成されて、前後左右の四つ角が円弧状に丸みを帯びた形状に形成されている。把持検出部３Ａは、ケース２５Ａのリム部１１（図１参照）側の上面２Ａａ、または、リム部１１（図１参照）側の側面２Ａｂに設けられている。把持検出部３Ａは、正面視して略Ｕ字形状に形成されて、略長方形に形成されたケース２５Ａのリム部１１（図１参照）側の上下端部を覆うようにして配置されている。
In this case, the
かかる構成によれば、把持検出部３Ａは、正面視して略Ｕ字形状に形成されていることで、把持検出部３Ａの外周面がリム部１１（図１参照）側に広がるような形状に形成されている。このため、把持検出部３Ａは、リム部１１（図１参照）を握る乗員の手の検出範囲を広げることができる。
According to such a configuration, the
［第２変形例］
図６は、本発明の実施形態に係るステアリング装置１００の第２変形例を示すスイッチ装置２Ｂの概略拡大正面図である。
[Second modification]
FIG. 6 is a schematic enlarged front view of a
また、把持検出部３Ｂは、図６に示すように、正面視して略半円形状（円弧形状）のものであってもよい。
Moreover, as shown in FIG. 6, the
この場合、スイッチ装置２Ｂのケース２５Ｂは、正面視して略楕円形に形成されて、リム部１１（図１参照）側が半円形状に形成されている。正面視して略楕円形状の把持検出部３Ｂは、そのケース２５Ｂのリム部１１（図１参照）側の上面２Ｂａ、または、リム部１１（図１参照）側の側面２Ｂｂに設けられている。
In this case, the
かかる構成によれば、把持検出部３Ｂは、正面視して略半円形状に形成されていることで、把持検出部３Ｂの外周面がリム部１１（図１参照）側に広がるような形状に形成されている。このため、把持検出部３Ｂは、リム部１１（図１参照）を握る乗員の手の検出範囲を広げることができる。
According to such a configuration, the gripping
［その他の変形例］
また、第２変形例では、正面視して略半円形状（円弧形状）の把持検出部３Ｂを説明したが、把持検出部３Ｂは、六角形、八角形等の多角形を上下方向に切断した半多角形状のものであってもよい。このように形成しても、把持検出部３Ｂは、外周面がリム部１１（図１参照）側に広がるような形状に形成されているため、リム部１１（図１参照）を握る乗員の手の検出範囲を広げることができる。
[Other Modifications]
In addition, in the second modification, the
また、前記実施形態では、図１に示すように、左右のスポーク部１３にそれぞれスイッチ装置２及び把持検出部３を設けた場合を説明したが、左右のスポーク部１３のいずれか一方に設けてもよい。 Further, in the above-described embodiment, as shown in FIG. good too.
また、スイッチ装置２及び把持検出部３は、中央スポーク部１３ｃにも配置して、乗員がリム部１１の下側部分を把持していることも検出可能にしてもよい。このようにすることで、把持検出範囲Ａさらに広範囲に広げることができる。
Moreover, the switch device 2 and the
また、ステアリング１の表側に設置したスイッチ装置２及び把持検出部３（図１参照）は、これに限定されず、スポーク部１３の裏側に配置したパドルシフトスイッチ等のスイッチや、そのスイッチに設けた把持検出手段であってもよい。
Also, the switch device 2 and the grip detection unit 3 (see FIG. 1) installed on the front side of the
また、ステアリング１は、図１に示すような３本のスポーク部１３をＴ字状に配置したものに限定されず、右側スポーク部１３ａと左側スポーク部１３ｂとの２本のスポーク部１３を有するものであってもよい。
Moreover, the
１ ステアリング
２，２Ａ，２Ｂ スイッチ装置
２ａ，２Ａａ，２Ｂａ 上面
２ｂ，２Ａｂ，２Ｂｂ 側面
３，３Ａ，３Ｂ 把持検出部
４ 制御装置
１１ リム部
１２ ハブ部
１３ スポーク部
２５，２５Ａ，２５Ｂ ケース
２６ 操作ノブ
３１ 第１把持検出部
３２ 第２把持検出部
４１ 判定部
１００ ステアリング装置
Ａ 把持検出範囲
Ａ１ 第1把持検出部検出エリア
Ａ２ 第２把持検出部検出エリア
Claims (5)
前記リム部の中央に配置されたハブ部と、
前記リム部と前記ハブ部との間に設置されたスポーク部と、
前記スポーク部に配置されたスイッチ装置と、を有するステアリングを備え、
前記スイッチ装置のリム部側の上面及び側面の少なくとも一部に乗員の前記ステアリングの把持を検出する把持検出部を設けている
ステアリング装置。 a rim portion gripped by an occupant;
a hub portion centrally disposed on the rim portion;
a spoke portion positioned between the rim portion and the hub portion;
a switch device disposed on the spoke portion;
A steering device, wherein a gripping detection unit for detecting gripping of the steering by an occupant is provided on at least a part of an upper surface and a side surface of the switch device on a rim portion side.
前記制御装置には、前記把持検出部で検出された検出結果に基づいて、乗員の把持の有無を判定する判定部が設けられている
請求項１に記載のステアリング装置。 The switch device is for performing at least one operation of vehicle information operation and vehicle operation, and includes a control device for controlling vehicle information operation or vehicle operation,
2. The steering apparatus according to claim 1, wherein the control device is provided with a determination section that determines whether or not the passenger is holding the grip based on the detection result detected by the grip detection section.
前記ケースに配置された操作ノブと、を備え、
前記把持検出部は、前記ケースの上面に設けられた第１把持検出部と、
前記ケースの側面に設けられた第２把持検出部と、を有している
請求項１または請求項２に記載のステアリング装置。 The switch device includes a case provided on the spoke portion,
an operation knob arranged on the case,
The grip detection unit includes a first grip detection unit provided on an upper surface of the case;
3. The steering device according to claim 1, further comprising a second gripping detector provided on a side surface of the case.
請求項１ないし請求項３のいずれか１項に記載のステアリング装置。 The gripping detector provided on the upper surface of the switch device on the rim portion side or on the side surface on the rim portion side is formed in a convex shape that projects toward the rim portion side when viewed from the front. A steering device according to claim 3 .
前記リム部と前記ハブ部との間の左右のスポーク部に配置され、
前記ハブ部の真上を１２時の方向、前記ハブ部の真下を６時の方向とした場合、少なくとも、前記リム部の２時の方向から４時の方向の第１把持検出部検出エリアの乗員の前記リム部の把持を検出可能に配置されると共に、
前記リム部の８時の方向から１０時の方向の第２把持検出部検出エリアの乗員の前記リム部の把持を検出可能に配置されている
請求項１ないし請求項４のいずれか１項に記載のステアリング装置。 The grip detection unit is
arranged on left and right spoke portions between the rim portion and the hub portion,
When the direction directly above the hub portion is the 12 o'clock direction and the direction directly below the hub portion is the 6 o'clock direction, at least the detection area of the first grip detection portion from the 2 o'clock direction to the 4 o'clock direction of the rim portion is Disposed so as to be able to detect gripping of the rim by an occupant,
5. The grip of the rim portion by the occupant is arranged to be detectable in the second grip detection portion detection area from the 8 o'clock direction to the 10 o'clock direction of the rim portion. Steering device as described.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021153118A JP2023044967A (en) | 2021-09-21 | 2021-09-21 | steering device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021153118A JP2023044967A (en) | 2021-09-21 | 2021-09-21 | steering device |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023044967A true JP2023044967A (en) | 2023-04-03 |
Family
ID=85776862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021153118A Pending JP2023044967A (en) | 2021-09-21 | 2021-09-21 | steering device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2023044967A (en) |
-
2021
- 2021-09-21 JP JP2021153118A patent/JP2023044967A/en active Pending
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