JP2023042033A - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2023042033A
JP2023042033A JP2021149096A JP2021149096A JP2023042033A JP 2023042033 A JP2023042033 A JP 2023042033A JP 2021149096 A JP2021149096 A JP 2021149096A JP 2021149096 A JP2021149096 A JP 2021149096A JP 2023042033 A JP2023042033 A JP 2023042033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
unit
matching
information processing
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021149096A
Other languages
English (en)
Inventor
創太郎 長内
Sotaro Osanai
広康 新妻
Hiroyasu Niizuma
拓人 山川
Takuto Yamakawa
研大 松村
Kenta Matsumura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2021149096A priority Critical patent/JP2023042033A/ja
Publication of JP2023042033A publication Critical patent/JP2023042033A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】サービスの利用性を向上させることができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供すること。【解決手段】情報処理装置1は、登録部21と、候補決定部23と、決定部24とを備える。登録部21は、コミュニケーションを実現するためにマッチングを所望する複数の利用者の利用者属性を登録する。候補決定部23は、マッチングを所望する利用者の要求に応じて、登録された利用者属性に基づき、要求元の利用者に対応する利用者の候補を決定し、決定された利用者の候補をコミュニケーションの対象として要求元の利用者に提案する。決定部24は、要求元の利用者および提案された利用者の候補が相互に選択される利用者のペアに、コミュニケーションを実現するために用いられる情報を通知する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
近年、ユーザが閲覧中のコンテンツに種々の情報を通知する技術が提供されている。例えば、地震や津波などの災害が発生した場合に、ユーザに災害に係る情報を提供する技術が提供されている。また、グループチャットが開始されたときに、グループチャットに参加するメンバーに対して、所定のメッセージを送信することで、他のユーザにユーザの状況を通知する技術が提供されている。
特開2007-066287号公報 特開2015-170234号公報
しかしながら、上記の従来技術では、サービスの利用性を向上させる余地がある。例えば、上記の従来技術では、相互に知らないユーザ間でのコミュニケーションを促進し、ユーザに新たな知見を促すことが難しいという問題がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、サービスの利用性を向上させることができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、登録部と、決定部と、提案部と、通知部とを備える。登録部は、コミュニケーションを実現するためにマッチングを所望する複数の利用者の利用者属性を登録する。決定部は、マッチングを所望する利用者の要求に応じて、前記登録部によって登録された利用者属性に基づき、要求元の利用者に対応する利用者の候補を決定する。提案部は、前記決定部によって決定された利用者の候補を前記コミュニケーションの対象として前記要求元の利用者に提案する。通知部は、前記要求元の利用者および前記提案部によって提案された利用者の候補が相互に選択される利用者のペアに、前記コミュニケーションを実現するために用いられる情報を通知する。
実施形態の一態様によれば、サービスの利用性を向上させることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るマッチング履歴記憶部に記憶される履歴情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る端末装置の構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る要求元の端末装置におけるマッチングの画面遷移の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る要求先の端末装置におけるマッチングの画面の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報処理装置による情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係るマッチング候補決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係るマッチング決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。
〔情報処理システムの構成〕
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、実施形態に係る情報処理システム100は、情報処理装置1と、端末装置2,2,・・・,2とを備える。
情報処理装置1は、端末装置2,2,・・・,2とネットワーク3を介して情報の送受信が可能である。ネットワーク3は、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)またはLAN(Local Area Network)である。なお、ネットワーク3は、例えば、4G(4th Generation)または5G(5th Generation)などの移動体通信システムなどを含む構成であるが、かかる例に限定されない。
端末装置2,2,・・・,2の各々は、コミュニケーションを実現するためのインスタントメッセンジャーのアプリケーションがインストールされており、情報処理装置1を介して、端末装置2間でチャットなどのメッセージを送受信することができる。かかるアプリケーションは、例えば、ウェブ上で実施されるミーティングを実現する前段階で使用される。また、かかるアプリケーションは、ミーティングを含むコミュニケーションを所望するユーザ同士をマッチングする機能を備える。また、かかるアプリケーションは、マッチングしたユーザ同士によって設定されるミーティングの時刻にリマインドするリマインド機能、ミーティングを実現するための打ち合せ用のチャットルームを立ち上げるチャットルーム立ち上げ機能やチャットのメッセージを送受信する機能を含む。なお、かかるアプリケーションは、例えば、LINE(登録商標)と連携して動作することができる。
〔情報処理装置の構成〕
図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。図2に示す実施形態に係る情報処理装置1は、ユーザのユーザ属性に基づいて、ミーティング対象のユーザの候補をマッチングし、相互にユーザがミーティング対象として選択(承諾)したユーザのペアに、ミーティングを実現するために用いられる情報を通知する。
図2に示すように、情報処理装置1は、通信部10と、制御部20と、記憶部30とを備える。
通信部10は、例えば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。通信部10は、ネットワーク3と有線または無線で接続され、ネットワーク3を介して、端末装置2との間で情報の送受信を行う。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。記憶部30は、ユーザ情報記憶部31と、マッチングモデル32と、マッチング履歴記憶部33とを備える。なお、記憶部30は、ユーザ同士をマッチングする機能以外の情報を記憶している。例えば、記憶部30は、リマインダー機能で用いるためにマッチングしたユーザ同士がミーティングする時刻を記憶している。また、記憶部30は、ミーティングの内容などを記憶している。ミーティングの内容には、例えば、会話の内容や会話の時刻が含まれる。
ユーザ情報記憶部31は、端末装置2,2,・・・,2のユーザU,U,・・・,Uの情報を含むユーザ情報を記憶する。図3は、実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報の一例を示す図である。
図3に示すように、ユーザ情報記憶部31に記憶されるユーザ情報には、「ユーザID(Identifier)」、「ユーザ名」および「ユーザ属性」などの情報がユーザU毎に含まれる。「ユーザID」は、各ユーザUに固有の識別情報であり、例えば、チャットやミーティングにおけるアカウント名である。「ユーザID」は、例えばLINEでは、LINE IDに対応する。「ユーザ名」は、ユーザUの名称である。
「ユーザ属性」は、ユーザUの属性を示す情報である。ユーザUのユーザ属性は、例えば、趣味、興味(嗜好)、性別、年齢、業種などの属性である。趣味、興味(嗜好)などの属性は、ユーザUのライフスタイル、嗜好に関する属性である。かかる属性は、サイコグラフィック属性といい、価値観、信念などの属性を含んでも良い。性別、年齢、業種名などの属性は、ユーザUの人口統計学的な属性である。かかる属性は、デモグラフィック属性といい、地位、収入、学歴などの属性を含んでも良い。なお、ユーザ情報記憶部31に記憶される趣味、興味(嗜好)などのユーザ属性は、各ユーザUによって適宜更新される。
一例として、ユーザID「U1」のユーザUについて、ユーザ名が「AAAA」であり、趣味が「野球、サッカー」であり、興味(嗜好)が「イタリアン、お酒」である。また、性別が「男性」であり、年齢が「30代」であり、業種が「zzz」である。ユーザID「U2」のユーザUについて、ユーザ名が「YYYY」であり、趣味が「映画、野球」であり、興味(嗜好)が「カレー、お酒」である。また、性別が「男性」であり、年齢が「20代」であり、業種が「xxx」である。ユーザID「Un」のユーザUについて、ユーザ名が「OOOO」であり、趣味が「サッカー、サーフィン」であり、興味(嗜好)が「肉、お酒、電車」である。また、性別が「男性」であり、年齢が「20代」であり、業種が「xxx」である。
図2に戻って、マッチングモデル32は、ユーザの趣味属性および興味(嗜好)属性を入力として、当該ユーザと趣味属性および興味(嗜好)属性がマッチングするユーザの情報およびマッチングスコアを出力とした学習済みの学習モデルである。なお、マッチングモデル32は、後述する学習部22によって生成される。
マッチング履歴記憶部33は、マッチングの評価を含む履歴情報を記憶する。図4は、実施形態に係るマッチング履歴記憶部に記憶される履歴情報の一例を示す図である。
図4に示すように、マッチング履歴記憶部33に記憶される履歴情報は、「ユーザID」、「マッチングしたユーザID」および「マッチング評価」などの情報を対応付けた情報である。「マッチングしたユーザID」は、後述する決定部24によって決定されたユーザのユーザIDである。マッチング評価は、ユーザIDが示すユーザと、マッチングしたユーザIDが示すユーザとのマッチングの評価結果である。マッチング評価は、例えば5段階の評価値で表わされ、評価値が高い程マッチング評価が高い。なお、マッチング評価は、後述するマッチング評価部25によって設定される。
一例として、ユーザIDが「U1」のユーザUについて、マッチングしたユーザIDが「U2」であり、マッチング評価が「4」である。
図2に示す制御部20は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、情報処理装置1内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部20は、例えば、コントローラであり、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現される。
制御部20は、通信部10によって取得された情報および記憶部30に記憶されている情報などに基づいて、端末装置2,2,・・・,2間でのメッセージの送受信を行うチャットやミーティングを含むオンラインサービスを提供するための処理を実行する。制御部20は、登録部21と、学習部22と、候補決定部23と、決定部24と、マッチング評価部25と、再学習部26とを備える。
登録部21は、コミュニケーションを実現するためにマッチングを所望する複数のユーザのユーザ属性を登録する。例えば、登録部21は、ユーザによってコミュニケーションを実現するためのインスタントメッセンジャーのアプリケーションが最初に起動されると、ユーザの端末装置2に対してユーザ名およびユーザ属性の登録を促すメッセージを送信する。登録部21は、入力されたユーザ名およびユーザ属性をユーザ情報記憶部31に登録する。また、登録部21は、ユーザのユーザ属性の更新要求に応じて、ユーザの端末装置2に対してユーザ属性の更新を促すメッセージを送信する。そして、登録部21は、入力されたユーザ属性に、ユーザ情報記憶部31の対応するレコードを更新する。
学習部22は、ユーザのユーザ属性を入力として、入力したユーザ属性に類似するユーザ属性を持つユーザの情報およびマッチングスコアを出力するマッチングモデル32を生成する。例えば、学習部22は、ニューラルネットワークなどの公知の機械学習アルゴリズムを利用してマッチングモデル32を生成する。機械学習アルゴリズムに入力する教師データは、例えば、登録されたユーザのユーザ属性の集合に属する互いに異なる2ユーザのユーザ属性にマッチングスコアを紐付けることで作成することができる。ここでいうユーザ属性は、ユーザ情報記憶部31に記憶されたユーザ属性のうち少なくとも趣味、興味(嗜好)を含む情報である。マッチングスコアとしては、例えば、0から10までの数値パラメータを用い、類似である程大きい数値の数値パラメータを用いる。マッチングスコアは、異なる2ユーザのユーザ属性を人手によって評価し設定されても良いし、自然言語の類似性を機械で処理し設定されても良い。
候補決定部23は、ユーザ情報記憶部31によって記憶されたユーザ属性に基づいて、マッチングを所望するユーザに対応するユーザの候補を決定する。例えば、候補決定部23は、特定のユーザの端末装置2からマッチング要求を取得すると、ユーザ情報記憶部31を参照し、特定のユーザのユーザIDに対応するユーザ属性を読み出す。そして、候補決定部23は、読み出したユーザ属性に含まれる趣味および興味(嗜好)を学習済みのマッチングモデル32に入力し、学習済みのマッチングモデル32から出力される、マッチングした複数のユーザのユーザIDおよびマッチングスコアを取得する。そして、候補決定部23は、マッチングスコアが高い方から順に、所定数のユーザのユーザ名、趣味および興味(嗜好)の情報を特定のユーザの端末装置2に提供する。なお、所定数は、予め設定され、例えば「5」と設定されるが、適宜変更され得る。
決定部24は、要求元のユーザおよび候補のユーザの相互に選択(承諾)されると、候補のユーザを要求元のユーザのミーティング対象として決定する。例えば、決定部24は、マッチング要求をした特定のユーザの端末装置2から選択(承諾)されたユーザの情報を受け付けると、選択されたユーザの情報に対する端末装置2にマッチング要求を送信する。そして、決定部24は、マッチング要求を送信したユーザの端末装置2から選択(承諾)されたことを示す応答を受け付けると、双方のユーザの端末装置2に、ミーティングを実現するために用いられる情報を通知する。ミーティングを実現するために用いられる情報は、例えば、それぞれのユーザIDである。
なお、決定部24は、マッチング要求を送信したユーザの端末装置2から選択(承諾)されたことを示す応答を受け付けると、双方のユーザの端末装置2に、ミーティングを実現するために用いられる情報を通知すると説明した。しかしながら、決定部24は、マッチング要求を送信したユーザの端末装置2から選択(承諾)されたことを示す応答を受け付けると、チャットルーム立ち上げ機能にチャット用のチャットルームを立ち上げさせても良い。そして、チャットルーム立ち上げ機能が、双方のユーザの端末装置2に、ミーティングを実現するために用いられる情報を通知しても良い。
この後、要求元のユーザおよびミーティング対象として決定されたユーザは、ミーティングを実現するために用いられる情報を用いて、ウェブ会議用アプリケーションでミーティングを行うことが可能となる。例えば、要求元のユーザおよびミーティング対象として決定されたユーザは、ミーティングを実現するために用いられる情報を用いて、チャットルームなどでチャットを介してミーティングを実現するための打合せをし、ミーティングを実現する時刻を決定する。そして、要求元のユーザまたはミーティング対象として決定されたユーザが、ミーティングを実現する時刻をリマインド機能に設定して、設定された時刻に双方の端末装置2に対してリマインドさせても良い。そして、要求元のユーザおよびミーティング対象として決定されたユーザは、決定した時刻に、ウェブ会議用アプリケーションでミーティングを行うことが可能となる。なお、ウェブ会議用アプリケーションには、例えば、Zoom(登録商標)やSkype(登録商標)が挙げられるが、コミュニケーションを実現するためのインスタントメッセンジャーのアプリケーションに含まれるウェブ会議用アプリケーションであっても良い。
マッチング評価部25は、ユーザのマッチングを評価する。
例えば、マッチング評価部25は、ミーティング対象として決定されたペアのユーザのミーティングの内容を収集する。ミーティングの内容は、発言したユーザID、発言の日時および発言の内容を対応付けて記憶部30に格納されていれば良い。マッチング評価部25は、発言の内容や発言間の時間に基づいて、ミーティングの内容が好意的か否かを評価する。一例として、マッチング評価部25は、互いの発言の内容および発言の日時を入力して、ミーティングの内容に対する評価値を出力するミーティング内容モデルを用いて、ミーティングの内容が好意的か否かを評価する。評価値が高い程、ミーティングの内容が好意的であることを示す。つまり、評価値が高い程、マッチングの評価が高いことを示す。ここでいうミーティングの内容が好意的か否かは、発言の内容や発言間の時間に基づいて学習される。一例として、発言の内容がかみ合っている場合には、ミーティングの内容が好意的である場合であるが、発言の内容がかみ合っていない場合には、ミーティングの内容が好意的でない場合である。また、発言間の時間が継続して所定期間より短い場合には、ミーティングの内容が好意的である場合であるが、発言間の時間が継続して一定期間を超える場合には、ミーティングの内容が好意的でない場合としても良い。そして、マッチング評価部25は、マッチング履歴記憶部33に対して、要求元のユーザのユーザID、ミーティング対象として決定されたユーザのユーザIDおよび評価値を対応付けて格納する。
なお、マッチング評価部25は、ミーティング内容評価モデルを用いてミーティングの内容に対する評価値を評価すると説明したが、これに限定されず、マッチングしたそれぞれのユーザからミーティングの内容に対する評価値を取得しても良い。
再学習部26は、マッチングモデル32を再学習する。例えば、再学習部26は、ユーザ情報記憶部31に記憶されたユーザ属性が更新または新たに追加された場合に、更新または新たに追加されたユーザ属性を含むユーザ属性を用いて、マッチングモデル32を再学習する。また、再学習部26は、所定のタイミングで、マッチング履歴記憶部33に記憶されたマッチング評価が高い程、より高いマッチングスコアとなるようにマッチングスコアを修正し、マッチングモデル32を再学習する。一例として、再学習部26は、マッチング評価に対応付けられた2つのユーザのユーザ属性については、修正されたマッチングスコアを用いた教師データをマッチングモデル32に入力して再学習する。すなわち、再学習部26は、ミーティングの内容が好意的か否かを示すマッチング評価に応じてマッチングモデル32をフィードバックする。
〔端末装置の構成〕
図5は、実施形態に係る端末装置の構成の一例を示す図である。図5に示すように、実施形態に係る端末装置2は、通信部40と、制御部50と、表示部60と、操作部70とを備える。
通信部40は、例えば、NICなどによって実現される。通信部40は、ネットワーク3と有線または無線で接続され、ネットワーク3を介して、情報処理装置1との間で情報の送受信を行う。
表示部60は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro Luminescence)などのディスプレイである。操作部70は、例えば、文字、数字、およびスペースを入力するためのキー、エンターキーおよび矢印キーなどを含むキーボード、マウス、および電源ボタンなどを含む。表示部60がタッチパネルディスプレイの表示装置である場合、操作部70はタッチパネルであってもよい。
制御部50は、コミュニケーションを実現するためのインスタントメッセンジャーのアプリケーションの機能を実行する。かかる制御部50は、情報取得部51と、表示処理部52と、情報出力部53とを備える。
情報取得部51は、情報処理装置1から送信されネットワーク3を介して通信部40で受信されるマッチングに関わる情報を取得する。情報処理装置1から送信されるマッチングに関わる情報は、例えば、ユーザ属性の登録を促すメッセージであったり、ユーザ属性の更新を促すメッセージであったりする。また、情報処理装置1から送信されるマッチングに関わる情報は、例えば、マッチング要求をした要求元の端末装置2の場合には、マッチング候補の所定数のユーザの情報を示すメッセージである。ここでいうユーザの情報には、ユーザ名、趣味および興味(嗜好)の情報が含まれる。また、情報処理装置1から送信されるマッチングに関わる情報は、例えば、マッチング要求がされた端末装置2の場合には、マッチング要求を示すメッセージである。なお、情報取得部51は、マッチングに関わる情報を取得するだけでなく、例えば、マッチング後のチャットやミーティングにおける相手のユーザのメッセージを取得する。
表示処理部52は、情報取得部51によって取得された情報を表示部60に表示させる。例えば、表示処理部52は、情報取得部51によって取得されたユーザ属性の登録を促すメッセージやユーザ属性の更新を促すメッセージを含むポップアップ画面を表示部60に表示させる。また、表示処理部52は、情報取得部51によって取得されたマッチング候補の所定数のユーザの情報を含む画面を表示部60に表示させる。また、表示処理部52は、情報取得部51によって取得された、マッチング要求をした要求元のユーザの情報を表示部60に表示させる。
情報出力部53は、ユーザによる操作部70への操作に基づいて、マッチングに関わるユーザのメッセージを通信部10およびネットワーク3を介して情報処理装置1へ送信する。例えば、情報出力部53は、ユーザがマッチング要求をした場合には、マッチング要求を示すメッセージを情報処理装置1へ送信する。また、情報出力部53は、ユーザがユーザ属性を登録または更新した場合には、登録または更新したユーザ属性を含むメッセージを情報処理装置1へ送信する。また、情報出力部53は、ユーザが所定数のマッチング候補の中から1つのマッチング候補を選択すると、選択されたマッチング候補のユーザの情報を含むメッセージを情報処理装置1へ送信する。また、情報出力部53は、ユーザがマッチング要求に対して承諾または拒否を選択すると、選択された承諾または拒否を示す応答メッセージを情報処理装置1へ送信する。
〔要求元の端末装置におけるマッチングの画面遷移〕
図6は、実施形態に係る要求元の端末装置におけるマッチングの画面遷移の一例を示す図である。要求元の端末装置2には、コミュニケーションを実現するためのインスタントメッセンジャーのアプリケーションがインストールされている。図6左図には、インストールされたアプリケーションが表示させるメニューが表示されている。かかるメニューには、「趣味を更新する」ボタン、「マッチしたい」ボタン、「話題が欲しい」ボタン、「リマインダーの設定」ボタン、「退会する」ボタン、「おしゃべりする」ボタンが表示されている。
以降では、ユーザU1(ユーザ名:「AAAA」)の端末装置2におけるマッチングの画面遷移の一例について説明する。ユーザU1が、端末装置2から符号a1に示す「マッチしたい」ボタンを押下する。すると、端末装置2がマッチング要求を示すメッセージを情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1では、候補決定部23が、ユーザU1からマッチング要求を取得すると、ユーザU1にマッチするユーザUを探索する。このとき、符号a2に示すように、候補決定部23は、「相手を探しています」というメッセージをユーザU1の端末装置2に表示させる。そして、候補決定部23は、ユーザ情報記憶部31を参照し、ユーザU1のユーザIDに対応するユーザ属性を読み出す。候補決定部23は、読み出したユーザ属性に含まれる趣味および興味(嗜好)を学習済みのマッチングモデル32に入力し、学習済みのマッチングモデル32から、マッチングした複数のユーザUのユーザIDおよびマッチングスコアを取得する。そして、候補決定部23は、マッチングスコアが高い方から順に、所定数のユーザUのユーザ名、趣味および興味(嗜好)の情報をユーザU1の端末装置2に提供する。ここでは、符号a3に示すように、ユーザU1の端末装置2の表示部60には、ユーザ名が「YYYY」であるユーザUを含む複数のユーザUのユーザ名、趣味および興味(嗜好)の情報を示す画面が表示されている。例えば、「YYYY」は、ユーザ名であり、「xxx」は、業種である。「カレー、映画、vim、サーフィン」は、「YYYY」の趣味および興味(嗜好)である。そして、それぞれのユーザ名に対応する画面には、「承諾」ボタンが表示されている。
そして、ユーザU1が、ユーザ名として「YYYY」の情報を示す画面を選択し、選択した画面から符号a4に示す「承諾」ボタンを押下したとする。すると、ユーザU1の端末装置2は、選択した画面に含まれるユーザU2の情報を示すメッセージを情報処理装置1に送信する。ここでは、ユーザ名として「YYYY」のユーザU2の情報が情報処理装置1に送信される。
情報処理装置1では、決定部24が、ユーザU1の端末装置2から選択されたユーザU2の情報を受け付けると、選択されたユーザU2の端末装置2にユーザU1からのマッチング要求を送信する。ここでは、決定部24は、ユーザ名として「YYYY」のユーザU2の端末装置2にユーザU1からのマッチング要求を送信する。このとき、符号a5に示すように、決定部24は、「YYYYさんに依頼しました!」というメッセージをユーザU1の端末装置2に表示させる。
そして、情報処理装置1では、決定部24は、マッチング要求を送信したユーザU2の端末装置2から選択(承諾)されたことを示す応答メッセージを受け付けると、マッチしたことを示すメッセージをユーザU1の端末装置2に表示させる。ここでは、符号a6に示すように、ユーザU1の端末装置2に、「マッチしました!」および「YYYYさんから承諾されました!」というメッセージが表示されている。
そして、情報処理装置1では、決定部24は、それぞれのユーザUの端末装置2に、ミーティングを実現するために用いられる情報(例えばユーザID)を通知する。ここでは、決定部24は、ユーザU1の端末装置2にマッチしたユーザU2のユーザID「U2」を通知し、マッチしたユーザU2の端末装置2にユーザU1のユーザID「U1」を通知する。この後、ユーザU1およびマッチしたユーザU2は、互いのユーザIDを用いて、ミーティングを実現することが可能となる。
なお、ユーザU1は、チャットを行う場合には、例えば、端末装置2から符号a7に示す「おしゃべりする」ボタンを押下して、マッチしたユーザU2とチャットを行なえば良い。一例として、ユーザU1は、ユーザU2とチャットを介してミーティングを実現するための打合せをし、ミーティングを実現する時刻などを決定する。また、ユーザU1は、リマインダーの設定をする場合には、例えば、端末装置2から符号a8に示す「リマインダーの設定」ボタンを押下して、決定したミーティングを実現する時刻にリマインダーを設定する。また、ユーザU1は、趣味および興味(嗜好)などのユーザ属性を更新する場合には、端末装置2から符号a9に示す「興味を更新する」ボタンを押下して、ユーザ属性を更新すれば良い。また、ユーザU1は、ミーティングを実現する際の話題が欲しい場合には、端末装置2から符号a10に示す「話題が欲しい」ボタンを押下して、話題を取得すれば良い。
〔要求先の端末装置におけるマッチングの画面〕
図7は、実施形態に係る要求先の端末装置におけるマッチングの画面の一例を示す図である。要求先の端末装置2には、コミュニケーションを実現するためのインスタントメッセンジャーのアプリケーションがインストールされている。ここでは、図6で示したユーザU1の端末装置2がユーザU2(ユーザ名:「YYYY」)を選択し、ユーザU2の端末装置2にマッチング要求した場合に、ユーザU2の端末装置2におけるマッチングの画面の一例について説明する。
情報処理装置1では、ユーザU1の端末装置2から、選択されたユーザU2の情報を受け付けた決定部24は、選択されたユーザU2の端末装置2にユーザU1からのマッチング要求を送信する。このとき、決定部24は、ユーザU2の端末装置2に、符号b1に示すように、「新しいリクエストが来ました!」というメッセージを表示させる。加えて、決定部24は、符号b2に示すように、「AAAAさんからリクエストが来ました!」というメッセージを含むマッチング要求画面を表示させる。
マッチング要求画面には、符号b3に示す「承諾」ボタンおよび符号b4に示す「拒否」ボタンが表示されている。ユーザU2が「承諾」ボタン(b3)を押下すれば、情報処理装置1では、決定部24が、ユーザU2の端末装置2から選択(承諾)されたことを示す応答メッセージを受け付ける。そして、決定部24は、マッチしたことを示すメッセージをユーザU1の端末装置2に送信する。ユーザU2が「拒否」ボタン(b4)を押下すれば、情報処理装置1では、決定部24が、ユーザU2の端末装置2から拒否されたことを示す応答メッセージを受け付ける。そして、決定部24は、マッチしなかったことを示すメッセージをユーザU1の端末装置2に送信する。
〔処理手順〕
次に、実施形態に係る情報処理装置1の制御部20による情報処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る情報処理装置による情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、制御部20は、マッチング要求のメッセージを取得したか否かを判定する(ステップS11)。マッチング要求のメッセージを取得していないと判定した場合には(ステップS11;No)、制御部20は、マッチング要求のメッセージを取得するまで、判定処理を繰り返す。
一方、マッチング要求のメッセージを取得したと判定した場合には(ステップS11;Yes)、制御部20は、マッチング候補決定処理を実行する(ステップS12)。なお、マッチング候補決定処理のフローチャートについては、後述する。
そして、制御部20は、マッチング要求の要求元のユーザUによって選択されたマッチング候補に要求元のユーザUの情報を送信する(ステップS13)。そして、制御部20は、マッチング決定処理を実行する(ステップS14)。なお、マッチング決定処理のフローチャートについては、後述する。
そして、制御部20は、マッチングが決定されたか否かを判定する(ステップS15)。なお、マッチングが決定されたと判定される場合とは、マッチング候補のユーザUの端末装置2から承諾ボタンが押下された場合である。マッチングが決定されなかったと判定される場合とは、マッチング候補のユーザUの端末装置2から拒否ボタンが押下された場合である。
マッチングが決定されなかったと判定した場合には(ステップS15;No)、制御部20は、要求元のユーザUによって次に選択されるマッチング候補に関する処理をすべく、ステップS13に移行する。
一方、マッチングが決定されたと判定した場合には(ステップS15;Yes)、制御部20は、動作終了タイミングになったか否かを判定する(ステップS16)。制御部20は、例えば、情報処理装置1の電源がオフにされた場合、または操作部70への操作によってコミュニケーションを実現するためのインスタントメッセンジャーのアプリケーションの実行を終了するための操作が行われたと判定した場合に、動作終了タイミングになったと判定する。
動作終了タイミングになっていないと判定した場合には(ステップS16;No)、制御部20は、次のマッチング要求の処理をすべく、ステップS11に移行する。一方、動作終了タイミングになったと判定した場合には(ステップS16;Yes)、制御部20は、図8に示す情報処理を終了する。
図9は、実施形態に係るマッチング候補決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図9に示すように、制御部20は、マッチング要求のメッセージが示す要求元のユーザUに対応するユーザ属性を取得する(ステップS21)。例えば、制御部20は、ユーザ情報記憶部31を参照し、要求元のユーザUのユーザIDに対応するユーザ属性を読み出す。
そして、制御部20は、ユーザ属性をマッチングモデル32に入力して、マッチング候補のユーザUを決定する(ステップS22)。例えば、制御部20は、読み出したユーザ属性に含まれる趣味および興味(嗜好)を学習済みのマッチングモデル32に入力し、学習済みのマッチングモデル32から出力される、マッチングした複数のユーザUのユーザIDおよびマッチングスコアを取得する。
そして、制御部20は、マッチング候補のユーザUの情報を要求元のユーザUの端末装置2に送信する(ステップS23)。例えば、制御部20は、マッチングスコアが高い方から順に、所定数のユーザUのユーザ名、趣味および興味(嗜好)の情報を要求元のユーザUの端末装置2に提供する。そして、制御部20は、マッチング候補決定処理を終了する。
図10は、実施形態に係るマッチング決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図10に示すように、制御部20は、マッチング候補のユーザUから応答メッセージを取得したか否かを判定する(ステップS31)。マッチング候補のユーザUから応答メッセージを取得していないと判定した場合には(ステップS31;No)、制御部20は、応答メッセージを取得するまで、判定処理を繰り返す。
一方、マッチング候補のユーザUから応答メッセージを取得したと判定した場合には(ステップS31;Yes)、制御部20は、応答メッセージが承諾を示すメッセージ(承諾メッセージ)であるか否かを判定する(ステップS32)。なお、承諾を示すメッセージとは、マッチング候補のユーザUの端末装置2から承諾ボタンが押下された場合に送信される応答メッセージである。承諾を示すメッセージでないメッセージとは、マッチング候補のユーザUの端末装置2から拒否ボタンが押下された場合に送信される応答メッセージである。
応答メッセージが承諾を示すメッセージであると判定した場合には(ステップS32;Yes)、制御部20は、承諾を示すメッセージを要求元のユーザUの端末装置2へ送信する(ステップS33)。そして、制御部20は、互いのユーザIDをマッチした双方の端末装置2に送信する(ステップS34)。そして、制御部20は、マッチング決定処理を終了する。
一方、応答メッセージが承諾を示すメッセージでないと判定した場合には(ステップS32;No)、制御部20は、拒否を示すメッセージを要求元のユーザUの端末装置2へ送信する(ステップS35)。そして、制御部20は、マッチング決定処理を終了する。
〔変形例〕
上述した例では、学習部22は、ユーザのユーザ属性を入力として、入力したユーザ属性に類似するユーザ属性を持つユーザの情報およびマッチングスコアを出力するマッチングモデル32を生成すると説明した。しかしながら、学習部22は、これに限定されず、ユーザのユーザ属性を入力として、入力したユーザ属性の中の所定の属性が類似しないユーザ属性を持つユーザの情報およびマッチングスコアを出力するマッチングモデル32を生成する場合であっても良い。かかる場合には、機械学習アルゴリズムに入力する教師データに含まれるマッチングスコアとしては、所定の属性については類似せず、且つそれ以外の属性については類似する程大きい数値の数値パラメータを用いれば良い。これにより、学習部22は、例えば所定の属性が趣味や興味(嗜好)である場合には、異なる趣味や興味(嗜好)を持ったユーザ同士をマッチングすることが可能となる。また、学習部22は、例えば所定の属性が業種である場合には、趣味や興味(嗜好)は類似であるが、業種は類似しない異業種のユーザ同士をマッチングすることが可能となる。すなわち、学習部22は、ユーザの要望や目的に応じて、ユーザ同士をマッチングすることが可能となる。
〔ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る情報処理装置1または端末装置2は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ80によって実現される。以下、情報処理装置1を例に挙げて説明する。図11は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ80は、CPU81、RAM82、ROM(Read Only Memory)83、HDD(Hard Disk Drive)84、通信インターフェイス(I/F)85、入出力インターフェイス(I/F)86、およびメディアインターフェイス(I/F)87を有する。
CPU81は、ROM83またはHDD84に記憶されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM83は、コンピュータ80の起動時にCPU81によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ80のハードウェアに依存するプログラムなどを記憶する。
HDD84は、CPU81によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータなどを記憶する。通信インターフェイス85は、ネットワーク3(図2参照)を介して他の機器からデータを受信してCPU81へ送り、CPU81が生成したデータを、ネットワーク3を介して他の機器へ送信する。
CPU81は、入出力インターフェイス86を介して、ディスプレイやプリンタなどの出力装置、および、キーボードまたはマウスなどの入力装置を制御する。CPU81は、入出力インターフェイス86を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU81は、入出力インターフェイス86を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス87は、記録媒体88に記憶されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM82を介してCPU81に提供する。CPU81は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス87を介して記録媒体88からRAM82上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体88は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)などの光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)などの光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリなどである。
例えば、コンピュータ80が実施形態に係る情報処理装置1として機能する場合、コンピュータ80のCPU81は、RAM82上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部20の機能を実現する。また、HDD84には、記憶部30内のデータが記憶される。コンピュータ80のCPU81は、これらのプログラムを記録媒体88から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワーク3を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2に示した学習部22および再学習部26が統合されてもよい。また、例えば、記憶部30に記憶される情報は、ネットワーク3を介して、外部に備えられた所定の記憶装置に記憶されてもよい。
また、情報処理装置1は、2以上のサーバ装置で構成されてもよく、この場合、情報処理装置1は、例えば、処理サーバと、ストレージサーバとを含む構成を有する。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置1は、登録部21と、候補決定部23と、決定部24とを備える。登録部21は、コミュニケーションを実現するためにマッチングを所望する複数のユーザのユーザ属性を登録する。候補決定部23は、マッチングを所望するユーザの要求に応じて、登録されたユーザ属性に基づき、要求元のユーザに対応するユーザの候補を決定する。候補決定部23は、決定されたユーザの候補をコミュニケーションの対象として要求元のユーザに提案する。決定部24は、要求元のユーザおよび提案されたユーザの候補が相互に選択されるユーザのペアに、コミュニケーションを実現するために用いられる情報を通知する。これにより、情報処理装置1は、ミーティングなどのコミュニケーションのサービスの利用性を向上させることができる。
また、決定部24は、要求元のユーザおよび候補のユーザが互いにコミュニケーションの対象として選択されると、選択されたユーザのペアに、コミュニケーションを実現するために用いられる互いのユーザの識別情報を通知する。これにより、情報処理装置1は、互いのユーザの識別情報を通知することで、相互に知らないユーザ間でのコミュニケーションを実現することができる。この結果、情報処理装置1は、相互に知らないユーザ間でのコミュニケーションを促進し、ユーザに新たな知見を促すことができる。
また、決定部24は、ユーザの趣味および嗜好を含むユーザ属性に基づいて、要求元のユーザのユーザ属性とマッチする度合いが高いユーザの候補を決定する。これにより、情報処理装置1は、ユーザの趣味および嗜好に近い他のユーザの候補を見つけることができる。
また、決定部24は、登録された互いに異なる2つのユーザのユーザ属性およびマッチングスコアを教師データとして機械学習された学習済みの学習モデルに、要求元のユーザのユーザ属性を入力することで、要求元のユーザに対応するユーザの候補を決定する。これにより、情報処理装置1は、マッチングに学習モデルを用いることで、コミュニケーションの成功精度が良くなるようにマッチングできる。
また、決定部24は、要求元のユーザに対応する複数のユーザの候補を決定する。これにより、情報処理装置1は、複数のユーザの候補を要求元のユーザに提案することができる。この結果、情報処理装置1は、複数のユーザの候補からコミュニケーションしたいユーザの候補を要求元のユーザに選択させることができる。
また、情報処理装置1は、さらに、再学習部26を備える。再学習部26は、ユーザのペアによって実現されたコミュニケーションの内容が好意的であるか否かを示す評価値に応じて、学習モデルを再学習する。これにより、情報処理装置1は、さらに、コミュニケーションの成功精度が良くなるようにマッチングすることができる。
また、登録部21は、さらに、ユーザによって利用者属性の更新が依頼されると、ユーザ情報記憶部31を更新する。再学習部26は、さらに、更新されたユーザ情報記憶部31を用いて学習モデルを再学習する。これにより、情報処理装置1は、例えば時の経過と共に変わりゆくユーザの嗜好が更新された情報を用いて学習モデルをフィードバックすることで、マッチングの精度を上げることができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、登録部21は、登録手段や登録回路に読み替えることができる。
1 情報処理装置
,2,・・・,2, 端末装置
3 ネットワーク
10,40 通信部
20,50 制御部
21 登録部
22 学習部
23 候補決定部
24 決定部
25 マッチング評価部
26 再学習部
30 記憶部
31 ユーザ情報記憶部
32 マッチングモデル
33 マッチング履歴記憶部
51 情報取得部
52 表示処理部
53 情報出力部
60 表示部
70 操作部
100 情報処理システム

Claims (9)

  1. コミュニケーションを実現するためにマッチングを所望する複数の利用者の利用者属性を登録する登録部と、
    マッチングを所望する利用者の要求に応じて、前記登録部によって登録された利用者属性に基づき、要求元の利用者に対応する利用者の候補を決定する決定部と、
    前記決定部によって決定された利用者の候補を前記コミュニケーションの対象として前記要求元の利用者に提案する提案部と、
    前記要求元の利用者および前記提案部によって提案された利用者の候補が相互に選択される利用者のペアに、前記コミュニケーションを実現するために用いられる情報を通知する通知部と、を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記通知部は、前記要求元の利用者および前記候補の利用者が互いに前記コミュニケーションの対象として選択されると、選択された利用者のペアに、前記コミュニケーションを実現するために用いられる互いの利用者の識別情報を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定部は、利用者の趣味および嗜好を含む前記利用者属性に基づいて、前記要求元の利用者の利用者属性とマッチする度合いが高い利用者の候補を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定部は、前記登録部によって登録された互いに異なる2つの利用者の前記利用者属性およびマッチングスコアを教師データとして機械学習された学習済みの学習モデルに、前記要求元の利用者の前記利用者属性を入力することで、前記要求元の利用者に対応する利用者の候補を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記決定部は、要求元の利用者に対応する複数の利用者の候補を決定する
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記利用者のペアによって実施されたコミュニケーションの内容が好意的であるか否かを示す評価値に応じて、前記学習モデルを再学習する再学習部
    をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記登録部は、さらに、利用者によって利用者属性の更新が依頼されると、利用者属性情報を更新し、
    前記再学習部は、さらに、更新された前記利用者属性情報を用いて前記学習モデルを再学習する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    コミュニケーションを実現するためにマッチングを所望する複数の利用者の利用者属性を登録する登録手順と、
    マッチングを所望する利用者の要求に応じて、前記登録手順によって登録された利用者属性に基づき、要求元の利用者に対応する利用者の候補を決定する決定手順と、
    前記決定手順によって決定された利用者の候補を前記コミュニケーションの対象として前記要求元の利用者に提案する提案手順と、
    前記要求元の利用者および前記提案手順によって提案された利用者の候補が相互に選択される利用者のペアに、前記コミュニケーションを実現するために用いられる情報を通知する通知手順と、を含む
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. コミュニケーションを実現するためにマッチングを所望する複数の利用者の利用者属性を登録する登録工程と、
    マッチングを所望する利用者の要求に応じて、前記登録工程によって登録された利用者属性に基づき、要求元の利用者に対応する利用者の候補を決定する決定工程と、
    前記決定工程によって決定された利用者の候補を前記コミュニケーションの対象として前記要求元の利用者に提案する提案工程と、
    前記要求元の利用者および前記提案工程によって提案された利用者の候補が相互に選択される利用者のペアに、前記コミュニケーションを実現するために用いられる情報を通知する通知工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
JP2021149096A 2021-09-14 2021-09-14 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Pending JP2023042033A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021149096A JP2023042033A (ja) 2021-09-14 2021-09-14 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021149096A JP2023042033A (ja) 2021-09-14 2021-09-14 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023042033A true JP2023042033A (ja) 2023-03-27

Family

ID=85717268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021149096A Pending JP2023042033A (ja) 2021-09-14 2021-09-14 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023042033A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017091225A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 サーバ、コミュニケーション提供方法及びコンピュータプログラム
JP2018106498A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 株式会社コロプラ 仮想空間を提供するための方法、当該方法をコンピュータに実現させるためのプログラム、および、コンピュータ装置
JP2021026413A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 株式会社大和総研 マッチングシステムおよびプログラム
JP2021096688A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017091225A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 サーバ、コミュニケーション提供方法及びコンピュータプログラム
JP2018106498A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 株式会社コロプラ 仮想空間を提供するための方法、当該方法をコンピュータに実現させるためのプログラム、および、コンピュータ装置
JP2021026413A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 株式会社大和総研 マッチングシステムおよびプログラム
JP2021096688A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9558613B2 (en) Social network interaction via games
JP6539875B2 (ja) サーバ、クライアント、制御方法、および記憶媒体
US20080070697A1 (en) Social interaction games and activities
US20220129995A1 (en) Online dating and social networking system
KR20090130323A (ko) 사용자 프로파일의 생성을 위한 방법 및 장치
CN104702881B (zh) 用于音频/视频会议的自动启动的方法和系统
TWI643084B (zh) 基於供需候選推薦以發展深度人際社交網絡的社群系統與方法
US20210109938A1 (en) System and Method for Providing Enhanced Recommendations Based on Ratings of Offline Experiences
CN115136175B (zh) 基于第三方意见提供增强的推荐的系统和方法
US11830086B2 (en) System and method for providing pairings for live digital interactions
US20230367826A1 (en) System and Method for Matching Users Based on Selections Made by Third Parties
US20230188614A1 (en) System and method for providing recommendations based on synchronous activity
JP2023042033A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
US20220158965A1 (en) Generating curated matches among individuals
WO2015142292A1 (en) Methods and systems for determining similarity between network user profile data and facilitating co-location of network users
US20240022535A1 (en) System and method for dynamically generating suggestions to facilitate conversations between remote users
US20230300101A1 (en) Platform-initiated social media posting with time limited response
JP7439025B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラム
US20220405688A1 (en) Cooperative decision making in a social network
US20210247894A1 (en) Social Matching Games in Dating Software
JP2020170239A (ja) 出力プログラム、出力装置及び出力方法
JP2016067670A (ja) 通知システム、通知方法及びサーバ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230801