JP2023040021A - 配糖体混合物 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の配糖体混合物を含む甘味料組成物および飲料に甘味を付える方法を提供する。【解決手段】レバウジオシドA40~85%およびレバウジオシドB15~60%を含む配糖体混合物を含む甘味料組成物を導入することを含む飲料に甘味を付える方法を提供する。また、前記甘味料組成物、ならびに前記甘味料組成物を含む食品組成物および前記甘味料組成物を含む飲料組成物を提供する。【選択図】なし

Description

本発明は、配糖体混合物を含む甘味料組成物に関する。本発明の甘味料組成物は、さらなる他の原料を含んでもよい。いくつかの特定の実施態様では、甘味料組成物は、1種またはそれ以上の増量剤をさらに含んでもよい。本発明はまた、甘味料組成物の、食品および/または飲料への導入にも関する。
ステビア種(学名:Stevia rebaudiana)は、ノンカロリー甘味料としての可能性を有しており、特定の天然由来の甘い配糖体(ステビア)の精製に向けて、多くの研究の対象となり、そして開発努力がなされてきた。ステビアから抽出されうる甘い配糖体として、6種のレバウジオシド(すなわち、レバウジオシドA~F)、ステビオシドおよびズルコシド(dulcoside)Aが挙げられる。特に、著しい商業的関心から、ステビアからのレバウジオシドAの入手および精製に注目がなされている。
本発明は、特定の配糖体混合物を含む甘味料組成物に関する。本発明の甘味料組成物は、例えば増量剤、香味料、他の高甘味度甘味料などの他の原料を含んでもよい。本発明は、食品および飲料における甘味料組成物の使用にも関連する。
驚いたことに、出願人は、レバウジオシドA、レバウジオシドB、およびレバウジオシドDの、2種および3種の形態といった、特定の混合物が、混合物を構成するステビオール配糖体の純成分と比べて、高レベルの甘味能力を有する混合物であることを見いだすに至った。すなわち、同程度レベルの甘さが、レバウジオシドA、レバウジオシドBまたはレバウジオシドD成分の純成分において必要とされうる量と比べて、配糖体混合においてのより低い濃度で達成することができる。特定のレベルの甘さに達するのに必要とされる配糖体の濃度の削減は、現在のものと同レベルの甘さに達する甘味料組成物において、配糖体のより少ない量での使用を可能とする、十分な節減をもたらすことができる。加えて、配糖体の低濃度レベルは、特定の食品または飲料への導入において、より容易な導入をもたらすことができる。いくつかの実施態様において、低減された苦味(同程度の甘さに到達する場合における)の付加利益も達成される。
いくつかの好ましい実施態様では、上記混合物は、高純度配糖体の混合物である。他の好ましい実施態様では、配糖体混合物は、甘味料組成物において、比較的高い、ショ糖等値(sucrose equivalent value :SEV)を提供する。これらの実施態様において、ある食品または飲料の適用において、甘味料組成物で高レベルの甘味が必要とされる場合、配糖体混合物が提供する実質的利益が、より良く実現されうる。
本発明のある態様は、配糖体混合物を含む甘味料組成物を特徴とする。この配糖体混合物は、レバウジオシドB15%~85%およびレバウジオシドD15%~85%(配糖体混合物における、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、そしてこの配糖体混合物は、甘味料組成物において3.6を超えるSEVを提供し、そしてレバウジオシドBおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも40%で含まれる。
本発明の他の態様は、配糖体混合物を含む甘味料組成物を特徴とする。この配糖体混合物は、レバウジオシドA30%~60%およびレバウジオシドD40%~70%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、そしてレバウジオシドAおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも60%で含まれる。
本発明のさらに他の態様は、配糖体混合物を含む甘味料組成物を特徴とする。この配糖体混合物は、レバウジオシドA11%~95%およびレバウジオシドD5%~89%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、そしてこの配糖体混合物は、甘味料組成物において3.4を超えるSEVを提供し、そしてレバウジオシドAおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも60%で含まれる。
本発明のさらに他の態様は、配糖体混合物を含む甘味料組成物を特徴とする。この配糖体混合物は、レバウジオシドA40%~85%およびレバウジオシドB15%~60%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの総量に対して)を含み、そして配糖体混合物は、甘味料組成物において3.6を超えるSEVを提供し、そしてレバウジオシドAおよびレバウジオシドBが、配糖体混合物の少なくとも60%で含まれる。
本発明のさらに他の態様は、配糖体混合物を含む甘味料組成物を特徴とする。この配糖体混合物は、レバウジオシドA10%~55%、レバウジオシドB30%~75%およびレバウジオシドD10%~30%(配糖体混合物における、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、そしてこの配糖体混合物は、甘味料組成物において3.9を超えるSEVを提供し、そしてレバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも70%で含まれる。
本発明の、他の目的、特徴および利点は、以下の詳細な説明および請求の範囲によって明らかになるであろう。
図1は、レバウジオシドBおよびレバウジオシドD混合物(REB-BD配糖体混合物)の甘味および苦味の感応を示す表である。 図2は、レバウジオシドAおよびレバウジオシドD混合物(REB-AD配糖体混合物)の甘味および苦味の感応を示す表である。 図3は、レバウジオシドAおよびレバウジオシドB混合物(REB-AB配糖体混合物)の甘味および苦味の感応を示す表である。 図4は、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドD混合物(REB-ABD配糖体混合物)の甘味および苦味の感応を示す表である。
イントロダクション
本明細書で用いられる「配糖体混合物」の用語は、ステビア植物から得られる様々な配糖体の混合物を意味する。これらの配糖体は、限定されるものではないが、レバウジオシドA~F、ステビオシド、ズルコシド(dulcoside)、ステビオビオシド(steviobioside)およびルブソシド(rubusoside)を含む。特に、本発明の配糖体混合物は、主としてレバウジオシドA、レバウジオシドBおよび/またはレバウジオシドDからなる混合物を含む。
本明細書で用いられる「REB-AD配糖体混合物」の用語は、配糖体混合物の主成分がレバウジオシドAおよびレバウジオシドDである配糖体混合物を示す。REB-AD配糖体混合物において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせは、配糖体混合物における全配糖体の少なくとも60%を構成しうる。
本明細書で用いられる「REB-AB配糖体混合物」の用語は、配糖体混合物の主成分がレバウジオシドAおよびレバウジオシドBである配糖体混合物を示す。REB-AB配糖体混合物において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの組み合わせは、配糖体混合物における全配糖体の少なくとも60%を構成しうる。
本明細書で用いられる「REB-BD配糖体混合物」の用語は、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の重要な部分を構成する、配糖体混合物を示す。REB-BD配糖体混合物において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、配糖体混合物における全配糖体の少なくとも30%を構成しうる。
本明細書で用いられる「REB-ABD配糖体混合物」の用語は、配糖体混合物の主成分が、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDである配糖体混合物を示す。REB-ABD配糖体混合物において、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、配糖体混合物における全配糖体の少なくとも70%を構成しうる。
レバウジオシドAは、以下の化学構造を有する化合物である:
Figure 2023040021000001
レバウジオシドBは、以下の化学構造を有する化合物である:
Figure 2023040021000002
レバウジオシドDは、以下の化学構造を有する化合物である:
Figure 2023040021000003
配糖体混合物を含む甘味料組成物
REB-BD配糖体混合物
驚くべきことに、出願人は、あるSEVレベルにおいて、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの特定の混合物が、驚くべきことに、純粋なレバウジオシドBまたは純粋なレバウジオシドDのいずれと比較して、より高い甘味能力を有していることを見いだすに至った。従って、純粋なレバウジオシドBまたはレバウジオシドDに代えて、これらの混合物を利用することによって、有意なコスト削減をもたらすことができる。
いくつかの実施態様においては、REB-BD配糖体混合物を含む甘味料組成物であって、ここでREB-BD配糖体混合物が、レバウジオシドB15%~85%およびレバウジオシドD15%~85%(配糖体混合物における、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-BD配糖体混合物が、甘味料組成物において3.6を超えるSEVを提供する。他の実施態様においては、REB-BD配糖体混合物を含む甘味料組成物であって、ここでREB-BD配糖体混合物がレバウジオシドB19%~80%およびレバウジオシドD20%~81%(配糖体混合物における、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-BD配糖体混合物が、甘味料組成物において3.6を超えるSEVを提供する。実施態様において、より良好な利益が見られるのは、REB-BD配糖体混合物が、甘味料組成物に、より高いレベルのSEVを提供することである。これらの実施態様のいくつかにおいて、REB-BD配糖体混合物は、甘味料組成物に対して、4.5、5.5、6.9、7.2、7.4または7.7を超えるSEVを提供する。他の実施態様において、REB-BD配糖体混合物は、甘味料組成物に対して、7.0~9.0の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-BD配糖体混合物は、甘味料組成物に対して、7.0~8.5の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-BD配糖体混合物は、甘味料組成物に対して、7.0~8.0の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-BD配糖体混合物は、甘味料組成物に対して、7.5~8.0の範囲のSEVを提供する。
他の実施態様において、REB-BD配糖体混合物を含む甘味料組成物であって、ここでREB-BD配糖体混合物がレバウジオシドB60%~85%およびレバウジオシドD15%~40%(配糖体混合物における、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-BD配糖体混合物が、甘味料組成物において3.6を超えるSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-BD配糖体混合物を含む甘味料組成物であって、ここでREB-BD配糖体混合物がレバウジオシドB63%~80%およびレバウジオシドD20%~37%(配糖体混合物における、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-BD配糖体混合物が、甘味料組成物において3.6を超えるSEVを提供する。これらの実施態様のいくつかにおいて、REB-BD配糖体混合物は、甘味料組成物において、4.5、5.0、6.5、6.9、7.2、7.4または7.7を超えるSEVを提供する。他の実施態様において、REB-BD配糖体混合物は、甘味料組成物に対して、4.0~9.0の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-BD配糖体混合物は、甘味料組成物に対して、6.0~8.5の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-BD配糖体混合物は、甘味料組成物に対して7.0~8.0の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-BD配糖体混合物は、甘味料組成物に対して、7.5~8.0の範囲のSEVを提供する。
REB-BD配糖体混合物におけるレバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、混合物における全ての配糖体の総量の比較的実質的な割合を構成しうる。これらREB-BD配糖体混合物の残りの部分は、ステビア植物から得られうる残りの配糖体(レバウジオシドA、C、EおよびF、ステビオシド、ズルコシドなど)で、様々な濃度で構成しうる。
いくつかの実施態様において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-BD配糖体混合物の少なくとも30%を構成する。他の実施態様において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-BD配糖体混合物の少なくとも40%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-BD配糖体混合物の少なくとも50%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-BD配糖体混合物の少なくとも60%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-BD配糖体混合物の少なくとも70%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-BD配糖体混合物の少なくとも80%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-BD配糖体混合物の少なくとも90%を構成する。
いくつかの特定の実施態様において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDが、全REB-BD配糖体混合物のさらに多くを構成するのが望ましい。これらの実施態様のいくつかにおいて、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-BD配糖体混合物の少なくとも93%を構成する。他の実施態様において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-BD配糖体混合物の少なくとも95%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-BD配糖体混合物の少なくとも97%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-BD配糖体混合物の少なくとも98%を構成する。
ここで開示される、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの割合およびSEVでの、REB-BD配糖体混合物を含む全ての甘味料組成物は、ここで記載される純度レベルと考えられる。
理論に拘束されるものではないが、出願人は、特定のSEVレベルおよび割合で、REB-BD混合物においてより高いレベルの純度が、他の配糖体からの実質的な妨げを受けることなく、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの間で改善された甘さの相乗作用を提供しうると考える。いくつかの特に好ましい実施態様において、甘味料組成物がREB-BD配糖体混合物を含み、ここでREB-BD配糖体混合物が、レバウジオシドB60%~85%およびレバウジオシドD15%~40%(配糖体混合物における、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-BD配糖体混合物が、甘味料組成物において3.6を超えるSEVを提供し、そしてレバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせが、REB-BD配糖体混合物の少なくとも70%を構成する。他の特に好ましい実施態様において、甘味料組成物がREB-BD配糖体混合物を含み、ここでREB-BD配糖体混合物が、レバウジオシドB63%~80%およびレバウジオシドD20%~37%(配糖体混合物における、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-BD配糖体混合物が、甘味料組成物において7.2を超えるSEVを提供し、そしてレバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせが、REB-BD配糖体混合物の少なくとも85%を構成する。他の特に好ましい実施態様において、REB-BD配糖体混合物が、甘味料組成物において7.7を超えるSEVを提供する。
REB-AD配糖体混合物
出願人は、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの特定の混合物が、驚くべきことに、純粋なレバウジオシドAまたは純粋なレバウジオシドDのいずれと比較して、より高い甘味能力を有していることを見いだした。いくつかの実施態様において、甘味料組成物がREB-AD配糖体混合物を含み、ここでREB-AD配糖体混合物が、レバウジオシドA30%~60%およびレバウジオシドD40%~70%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含む。他の実施態様において、甘味料組成物がREB-AD配糖体混合物を含み、ここでREB-AD配糖体混合物が、レバウジオシドA33%~55%およびレバウジオシドD45%~67%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含む。
これらの実施態様において、REB-AD配糖体混合物が甘味料組成物において特定のレベルのSEVを提供する場合に、さらに大きな利益が認識される。従って、これらの実施態様のいくつかにおいて、REB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において、3.4、5.0、7.1、7.4または7.8を超えるSEVを提供する。他の実施態様において、REB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において、3.5~9.0の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において、6.0~8.5の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において、7.0~8.5の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において、7.5~8.1の範囲のSEVを提供する。
レバウジオシドAおよびレバウジオシドDのこれらの割合で、そしてREB-AD配糖体混合物が甘味料組成物においてこれらのレベルのSEVを提供する場合において、REB-AD混合物が、純粋なレバウジオシドAまたは純粋なレバウジオシドDと比べて、相当な利益を提供する。同等の甘さレベルを得るために、実質的に少ない量の混合物しか必要とされない。これらの実施態様において、純粋なレバウジオシドAまたはレバウジオシドDと比較して同じ甘さを得るのに、混合物で、配糖体の25%少ない量まで(または100ppm未満)しか必要としなかった。さらに驚くべきことに、甘味能力が改善されたのみではなく、混合物は、純粋な成分と同じ甘さレベルにおいて、苦みも低減されていた。
従って、いくつかのより好ましい実施態様において、甘味料組成物がREB-AD配糖体混合物を含み、ここでREB-AD配糖体混合物がレバウジオシドA30%~60%およびレバウジオシドD40%~70%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでこのREB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において7.0を超えるSEVを提供する。他のより好ましい実施態様において、甘味料組成物がREB-AD配糖体混合物を含み、ここでREB-AD配糖体混合物がレバウジオシドA30%~60%およびレバウジオシドD40%~70%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において7.8を超えるSEVを提供する。
他の実施態様において、甘味料組成物がREB-AD配糖体混合物を含み、ここでREB-AD配糖体混合物がレバウジオシドA11%~95%およびレバウジオシドD5%~89%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において3.4を超えるSEVを提供する。他の実施態様において、REB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において、4.0、5.0、6.0または7.0を超えるSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において、3.5~9.0の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において、5.0~8.5の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において、6.0~8.5の範囲のSEVを提供する。
REB-AD配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせは、混合物における全ての配糖体の総量の相当な割合を構成しうる。これらのREB-AD配糖体混合物の残りの部分は、ステビア植物から得られうる残りの配糖体(レバウジオシドB、C、EおよびF、ステビオシド、ズルコシド、ルブソシドなど)で、様々な濃度で構成しうる。
いくつかの実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-AD配糖体混合物の少なくとも60%を構成する。他の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-AD配糖体混合物の少なくとも70%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-AD配糖体混合物の少なくとも80%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-AD配糖体混合物の少なくとも90%を構成する。
いくつかの特定の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDが、全REB-AD配糖体混合物のさらに多くを構成するのが望ましい。これらの実施態様のいくつかにおいて、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-AD配糖体混合物の少なくとも93%を構成する。他の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-AD配糖体混合物の少なくとも95%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-AD配糖体混合物の少なくとも97%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-AD配糖体混合物の少なくとも98%を構成する。
ここで開示される、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの割合およびSEVでの、REB-AD配糖体混合物を含む全ての甘味料組成物は、ここで記載される純度レベルと考えられる。
理論に拘束されるものではないが、出願人は、特定のSEVレベルおよび割合で、REB-AD混合物においてより高いレベルの純度が、他の配糖体からの実質的な妨げを受けることなく、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの間で改善された甘さの相乗作用を提供しうると考える。さらに、特定の比率でのより高い純度が、高められた甘味能力に加えて、苦味の低減も提供しうる。
いくつかの特定の実施態様では、甘味料組成物がREB-AD配糖体混合物を含み、ここでREB-AD配糖体混合物が、レバウジオシドA30%~60%およびレバウジオシドD40%~70%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において3.4を超えるSEVを提供し、ここでレバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせが、REB-AD配糖体混合物の少なくとも80%を構成する。他の特定の実施態様において、甘味料組成物がREB-AD配糖体混合物を含み、ここでREB-AD配糖体混合物がレバウジオシドA30%~60%およびレバウジオシドD40%~70%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-AD配糖体混合物が、甘味料組成物において7.0を超えるSEVを提供し、そしてレバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせが、REB-AD配糖体混合物の少なくとも85%を構成する。さらなる他の特に好ましい実施態様において、甘味料組成物がREB-AD配糖体混合物を含み、ここでREB-AD配糖体混合物がレバウジオシドA33%~55%およびレバウジオシドD45%~67%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-AD配糖体混合物が甘味料組成物において7.8を超えるSEVを提供し、そしてレバウジオシドAおよびレバウジオシドDの組み合わせが、REB-AD配糖体混合物の少なくとも90%を構成する。
REB-AB配糖体混合物
驚くべきことに、出願人は、あるSEVレベルにおいて、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの特定の混合物が、驚くべきことに、純粋なレバウジオシドAまたは純粋なレバウジオシドBのいずれと比較して、より高い甘味能力を有していることを見いだすに至った。
いくつかの実施態様において、甘味料組成物がREB-AB配糖体混合物を含み、ここでREB-AB配糖体混合物がレバウジオシドA40%~85%およびレバウジオシドB15%~60%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの総量に対して)を含み、そしてREB-AB配糖体混合物が、甘味料組成物において3.6を超えるSEVを提供する。他の実施態様において、甘味料組成物がREB-AB配糖体混合物を含み、ここでREB-AB配糖体混合物がレバウジオシドA42%~82%およびレバウジオシドB18%~58%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの総量に対して)を含み、そしてREB-AB配糖体混合物が、甘味料組成物において3.6を超えるSEVを提供する。
他の実施態様において、REB-AB配糖体混合物が、甘味料組成物において、4.0、5.0、6.5または7.2を超えるSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-AB配糖体混合物が、甘味料組成物において、3.7~9.0の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-AB配糖体混合物が、甘味料組成物において6.0~8.5の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-AB配糖体混合物が、甘味料組成物において7.3~8.0の範囲のSEVを提供する。
REB-AB配糖体混合物におけるレバウジオシドAおよびレバウジオシドBの組み合わせは、混合物における全ての配糖体の総量の相当な割合を構成しうる。これらのREB-AB配糖体混合物の残りの部分は、ステビア植物から得られうる残りの配糖体(レバウジオシドC、D、EおよびF、ステビオシド、ズルコシド、ルブソシドなど)で、様々な濃度で構成しうる。
いくつかの実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの組み合わせが、REB-AB配糖体混合物の少なくとも60%を構成する。他の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの組み合わせが、REB-AB配糖体混合物の少なくとも70%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの組み合わせが、REB-AB配糖体混合物の少なくとも80%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの組み合わせが、REB-AB配糖体混合物の少なくとも90%を構成する。
いくつかの特定の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBが、全REB-AB配糖体混合物のさらに多くを構成するのが望ましい。これらの実施態様のいくつかにおいて、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの組み合わせが、REB-AB配糖体混合物の少なくとも93%を構成する。他の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの組み合わせが、REB-AB配糖体混合物の少なくとも95%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの組み合わせが、REB-AB配糖体混合物の少なくとも97%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの組み合わせが、REB-AB配糖体混合物の少なくとも98%を構成する。
ここで開示される、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの割合およびSEVでのREB-AB配糖体混合物を含む全ての甘味料組成物は、ここで記載される純度レベルと考えられる。
理論に拘束されるものではないが、出願人は、特定のSEVレベルおよび割合で、REB-AB混合物においてより高いレベルの純度が、他の配糖体からの実質的な妨げを受けることなく、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの間で改善された甘さの相乗作用を提供しうると考える。
いくつかの特に好ましい実施態様において、甘味料組成物がREB-AB配糖体混合物を含み、ここでREB-AB配糖体混合物がレバウジオシドA40%~85%およびレバウジオシドB15%~60%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの総量に対して)を含み、ここでREB-AB配糖体混合物が、甘味料組成物において7.0を超えるSEVを提供し、そしてレバウジオシドAおよびレバウジオシドBの組み合わせが、REB-AB配糖体混合物の少なくとも80%を構成する。他の特に好ましい実施態様において、甘味料組成物がREB-AB配糖体混合物を含み、ここでREB-AB配糖体混合物が、レバウジオシドA42%~82%およびレバウジオシドB18%~58%(配糖体混合物における、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-AB配糖体混合物が、甘味料組成物において7.2を超えるSEVを提供し、そしてレバウジオシドAおよびレバウジオシドBの組み合わせが、REB-AB配糖体混合物の少なくとも90%を構成する。
REB-ABD配糖体混合物
レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの特定の3種の混合物で、特定のSEVレベルのものが、驚くべきことに、純粋なレバウジオシドA、レバウジオシドBまたはレバウジオシドDと比べて、改善された甘味能力を有していることが見いだされた。
いくつかの実施態様において、甘味料組成物がREB-ABD配糖体混合物を含み、ここでREB-ABD配糖体混合物がレバウジオシドA10%~55%、レバウジオシドB30%~75%およびレバウジオシドD10%~30%(配糖体混合物における、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、そしてREB-ABD配糖体混合物が甘味料組成物において3.9を超えるSEVを提供する。
他の実施態様において、甘味料組成物がREB-ABD配糖体混合物を含み、ここでREB-ABD配糖体混合物が、レバウジオシドA15%~52%、レバウジオシドB32%~71%およびレバウジオシドD14%~25%(配糖体混合物における、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、そしてREB-ABD配糖体混合物が、甘味料組成物において3.9を超えるSEVを提供する。
他の実施態様において、REB-ABD配糖体混合物が、甘味料組成物において、5.0、6.0、7.0または7.2を超えるSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-ABD配糖体混合物が、甘味料組成物に対して、6.0~9.0の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-ABD配糖体混合物が、甘味料組成物に対して、7.0~8.5の範囲のSEVを提供する。さらに他の実施態様において、REB-ABD配糖体混合物が、甘味料組成物に対して、7.6~8.0の範囲のSEVを提供する。
REB-ABD配糖体混合物における、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、混合物における全ての配糖体の総量の相当な割合を構成しうる。これらのREB-ABD配糖体混合物の残りの部分は、ステビア植物から得られうる残りの配糖体(レバウジオシドC、EおよびF、ステビオシド、ズルコシドなど)で、様々な濃度で構成しうる。
いくつかの実施態様において、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-ABD配糖体混合物の少なくとも70%を構成する。他の実施態様において、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-ABD配糖体混合物において少なくとも80%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせは、REB-ABD配糖体混合物において少なくとも90%を構成する。
いくつかの特定の実施態様において、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDが、全REB-ABD配糖体混合物のさらに多くを構成するのが望ましい。これらの実施態様のいくつかにおいて、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせが、REB-ABD配糖体混合物の少なくとも93%を構成する。他の実施態様において、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせが、REB-ABD配糖体混合物の少なくとも95%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせが、REB-ABD配糖体混合物の少なくとも97%を構成する。さらに他の実施態様において、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせが、REB-ABD配糖体混合物の少なくとも98%を構成する。
いくつかの特に好ましい実施態様において、甘味料組成物がREB-ABD配糖体混合物を含み、ここでREB-ABD配糖体混合物がレバウジオシドA10%~55%、レバウジオシドB30%~75%およびレバウジオシドD10%~30%(配糖体混合物における、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、ここでREB-ABD配糖体混合物が、甘味料組成物において6.0を超えるSEVを提供し、そしてレバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせが、REB-ABD配糖体混合物の少なくとも85%を構成する。他の特に好ましい実施態様では、甘味料組成物はREB-ABD配糖体混合物を含み、ここでREB-ABD配糖体混合物は、レバウジオシドA15%~52%、レバウジオシドB32%~71%、およびレバウジオシドD14%~25%(配糖体混合物における、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、そしてREB-ABD配糖体混合物が甘味料組成物において7.2を超えるSEVを提供し、そしてレバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの組み合わせが、REB-AB配糖体混合物の少なくとも90%を構成する。
甘味料組成物の他の原料
特定の配糖体混合物を含む本発明の甘味料組成物は、他の原料を含んでもよい。いくつかの実施態様において、甘味料組成物はさらに、増量剤、高強度甘味料、香味料、酸化防止剤、カフェイン、他の栄養甘味料、塩、タンパク質または甘味増強剤(sweetness enhancer)を1またはそれ以上含んでもよい。
増量剤は、高甘味度甘味料に対してかさを増すために用いられる、当業者に知られている任意の組成物が含まれる。増量剤は、バルク甘味料、低血糖炭水化物、ファイバー、ハイドロコロイドおよびこれらの組み合わせから選択することができる。バルク甘味料は、コーン甘味料、蔗糖、ブドウ糖、転化糖、マルトース,デキストリン、マルトデキストリン、フルクトース、果糖、高フルクトースコーンシロップ、コーンシロップソリッド、ガラクトース、トレハロース、イソマルツロース、フラクトオリゴ糖およびこれらの組み合わせから選択することができる。低血糖炭水化物は、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、オリゴデキストラン、D-タガトース、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、ラクチロール、エリトリトール、マルチトール、他のポリオール、水素化デンプン加水分解物、イソマルト、D-プシコース、1,5アンヒドロD-フルクトースおよびこれらの組み合わせから選択することができる。
ファイバーは、ポリデキストロース、抵抗性マルトデキストリン、抵抗性デンプン、イヌリン、可溶性コーンファイバー、β-グルカン、サイリウム、セルロース、ヘミセルロースおよびこれらの組み合わせから選択することができる。ハイドロコロイドは、ペクチン(リンゴ、ビート、シトラス)、アラビアガム、グアーガム、カルボキシメチルセルロース、nOSA(n-オクテニルコハク酸無水物)、ローカストビーンガム、カッシアガム、キサンタンガム、カラギーナン、アルギネートおよびこれらの組み合わせから選択することができる。
高甘味度甘味料は、スクラロース、アスパルテーム、サッカリン、アセサルフェームK、アリターム、タウマチン、ジヒドロカルコン、ネオテーム、シクラマート、モグロシド、グリシルリジン、フィロズルチン、モネリン、マビンリン(mabinlin)、ブラゼイン、サーキュリン、ペンタジン(pentadin)およびこれらの組み合わせから選択することができる。香味料は、コーラフレーバー、シトラスフレーバー、ルートビアフレーバーおよびこれらの組み合わせから選択することができる。甘味増強剤は、クルクリン、ミラクリン、シナリン、クロロゲン酸、コーヒー酸、ストロギン(strogins)、アラビノガラクタン、マルトール、ジヒドロキシ安息香酸およびこれらの組み合わせから選択することができる。
他の原料、例えば食物デンプン、小麦粉、タンパク質分離物、タンパク質濃縮物、食用脂肪および油脂(ココアバターなど)、植物抽出物(麦芽エキスなど)、および濃縮果汁などを、甘味料組成物に含めることができる。
幾つかの実施態様では、配糖体混合物を含む甘味料組成物は、低血糖炭水化物を含んでもよい。特定の好ましい実施態様では、低血糖炭水化物はエリトリトールまたは他のポリオールである。特に好ましい実施態様では、甘味料組成物は、特定の配糖体混合物およびエリトリトールを含む。
他の特定の実施態様では、配糖体混合物を含む甘味料組成物は、ファイバーを含んでもよい。特定の好ましい実施態様では、ファイバーは、ポリデキストロース、抵抗性マルトデキストリンまたはイヌリンである。
食物および飲料組成物
本発明の甘味料組成物は、食物および飲料組成物中にいれてもよい。従って、本発明は、本発明の甘味料組成物を含む食品組成物および飲料組成物にも関する。
甘味料組成物の製造方法
本発明はまた、甘味料組成物の製造方法にも関する。代表的な従来のステビアベースの甘味料は、主としてレバウジオシドAからなる配糖体混合物(例えば、レバウジオシドA95%以上、またはレバウジオシドA97%以上)を含む。
本発明は、レバウジオシドBおよび/またはレバウジオシドDを、このような従来の甘味料に加えることに関する。いくつかの実施態様において、レバウジオシドBをこのような甘味料に加えて、望ましいレバウジオシドA/レバウジオシドB配糖体混合物比率を得ることができる。他の実施態様において、レバウジオシドDを、このような甘味料に加えて、望ましいレバウジオシドA/レバウジオシドD配糖体混合物比率を得ることができる。さらに他の実施態様において、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDをこのような甘味料に加えて、望ましいレバウジオシドA/レバウジオシドB/レバウジオシドD配糖体混合物比率を得ることができる。
本発明はまた、本発明の配糖体混合物に到達するための、1の配糖体および他の配糖体の間の制御された変更にも関する。従って、ある実施態様では、実質的に純粋なレバウジオシドA組成物を、特許請求の範囲の割合の、特定のREB-AB混合物、REB-BD混合物、またはREB-ABD混合物に変更することもできる。
実施例1:様々な配糖体混合物の官能検査
20人の官能パネルを、甘味および苦味の測定のために訓練した。テイスティング標準基準を、各標準物質(甘味用のスクロースおよび苦味用のカフェイン)を逆浸透水に下記表1に示されるスケール値で溶かして準備した。
表1:テイスティング標準基準
Figure 2023040021000004


純粋なレバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDを入手した。レバウジオシドA(99%純度)は、ChromaDex(登録商標)から得た。レバウジオシドB(97.3%純度)は、Cargill社から得た。レバウジオシドD(92.5%純度)は市販品から得た。
訓練された官能パネルは、以下の表および図1~4に示す比率および濃度の、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの純粋物および混合物の溶液を、評価した。溶液は、エビアン(登録商標)水で作成した。全ての配糖体物質が完全に溶解したことを確保するために、全ての溶液を47℃で10分間加熱した。パネリストに給仕する前に、溶液を室温まで冷却した。各溶液にランダムな3桁のコードを付与し、そしてパネリストにランダムな順番で給仕した。パネリストは、各溶液1mLを、ピペットから口の中へ投与した。次いでパネリストは、溶液の「甘味強さ」および「苦味強さ」の等級を尋ねられ、彼らの返答を、固定されていない15cmラインの票に記した。ラインの長さは、参加者が訓練されたスケール値(1-15)に直接的に対応する。
パネリストの味覚の準備のため、市販のレビアナ(rebiana)の対照溶液(300ppm)を、セッティング中における試験する各パネリストの最初のサンプルとした。
サンプルテスティングの間に、パネリストは、水およびリンゴスライスを用いて自身の味覚を浄化した。パネリストはまた、各サンプルの間、5分間待機した。パネリストの返答を、サンプルごとに測定し、まとめ、平均値を求めた。
表2:純粋な配糖体の甘味および苦味の返答
Figure 2023040021000005


表2は、純粋な形態のレバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの甘味および苦味の返答を示す。2種類の混合物の甘味および苦味の返答を、図1~3(それぞれ、REB-BD混合物、REB-AD混合物およびREB-AB混合物)に示す。図4は、3種類の混合物(REB-ABD混合物)の結果を示す。上述したとおり、サンプルは、パネリストによって、ランダムな順番で評価された。より見やすい表示におよび結果を示す便宜上、結果を、表2および図1~4に示す。
各図は、評価した混合物の濃度(ppm)を、混合物中における他に対する1つの配糖体の割合(%)として示す。各混合物の甘味および苦味を、訓練されたパネルによって評価した。混合物の甘味をSEVとして評価した。
次いで、各混合物を、純粋な配糖体のisosweet濃度と比べた。この値は、混合物で測定したSEV値に達するまでに必要とした、純粋な配糖体の濃度を意味する。従って、この値が、混合物における値より大きい場合は、混合物によって達成された(より少ない容量で)のと同程度の甘味に達するまでに、純粋な配糖体においてより高い濃度が必要とされたこととなる。示した表はまた、純粋な配糖体それぞれのisosweet苦味値も含む。この値は、純粋な配糖体の濃度で測定した苦味の強さを示す。レバウジオシドA、レバウジオシドBまたはレバウジオシドDのisosweet溶液の濃度およびisosweet溶液の苦味を、標準的な精神感覚モデルに対する純粋な成分の感覚応答(表2)として算出した。
図1は、REB-BD混合物で得られたデータを示す。3つの最も高いSEV値は、レバウジオシドBとレバウジオシドDとの間における、より高いSEVレベルでの、驚くべき甘さの相乗効果を示す。純粋なレバウジオシドBまたは純粋なレバウジオシドDのいずれかと比べて、同程度の甘味強さが、これらの3つのサンプルでは、混合物タイプの配糖体でより低い濃度で達成された。
図2は、REB-AD混合物で得られたデータを示す。驚くべきことに、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの特定の中間比率で、全てのSEVレベルにわたって、甘味の相乗効果を示した。とりわけ、33%/67%、35%/65%、55%/45%および56%/44%のレバウジオシドA/レバウジオシドD混合物全てが、レバウジオシドAまたはレバウジオシドDの純粋な成分いずれかよりも、より高い効果的な甘味能力を示した。大変興味深いことに、より低いSEVで、これらの狭い範囲を外れる調整では、これらの利益は得られなかった。
5つの最も高いSEV値を有する混合物全てにおいて、純粋なレバウジオシドAまたはレバウジオシドDのいずれかと比べて、より高い効果的な甘味能力を示した。さらに驚くべきことは、2つの最も高いものにおける改善の大きさであり、とりわけ2つの最も高いSEV値であった。これらの最も高いSEV値において、混合物の甘味に達するまでに必要とされた、純粋な成分のレバウジオシドAまたはレバウジオシドDでの濃度は、著しく大きかった。これらの混合物の利用によって、特定の甘味に達するまでに必要とされる配糖体の量を有意に削減することができた。
また、極めて意外なことに、2つの最も高いSEV値のものにおいて、苦味も改善された。55%/45%および33%/67%のレバウジオシドA/レバウジオシドD(それぞれのSEV:8.0および8.1)で、苦味の減少が見いだされた。従って、有意に少ない量の配糖体で用いることができることだけではなく、この配糖体混合物は、対する純粋な成分と比べて苦味がより少ない。
図3は、REB-AB混合物で得られたデータを示す。より高いSEVレベルにおける、レバウジオシドAとレバウジオシドBとの特定の割合では、純粋なレバウジオシドAまたはレバウジオシドBのいずれかと比べて、より高い効果的な甘味能力を示す。とりわけ、82%/18%、61%/39%および42%/58%のレバウジオシドA/レバウジオシドB全ては、純粋な成分のレバウジオシドAまたはレバウジオシドBいずれかと比べて、より高い効果的な甘味能力を示した。驚くべきことに、同程度に高いSEVレベルは、より少ないレバウジオシドAおよびより多いレバウジオシドBの混合物では、同じ有益な効果は示されなかった。
図4は、REB-ABD混合物で得られたデータを示す。より高いSEVレベルにおける、3つの配糖体の特定の割合では、純粋なレバウジオシドA、レバウジオシドBまたはレバウジオシドDいずれかと比べて、より高い効果的な甘味能力を示す。とりわけ、52%/32%/15%、28%/46%/25%および15%/71%/14%のレバウジオシドA/レバウジオシドB/レバウジオシドD混合物全ては、純粋な成分レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDと比べて、より高い甘味能力を示した。驚くべきことに、レバウジオシドAまたはDの低レベル(10%未満)またはレバウジオシドBの低レベル(25%未満)における、同程度のSEVの混合物は、このような有益性は示されなかった。

Claims (20)

  1. 配糖体混合物を含む甘味料組成物であって、
    配糖体混合物が、レバウジオシドB15%~85%およびレバウジオシドD15%~85%(配糖体混合物における、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、および、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも40%で含まれ;レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの少なくとも353ppmの混合物濃度で水中の配糖体混合物が甘味を提供し、レバウジオシドB単独のisosweet濃度およびレバウジオシドD単独のisosweet濃度の両方が混合物濃度よりも高い、甘味料組成物。
  2. 配糖体混合物を含む甘味料組成物であって、
    配糖体混合物が、レバウジオシドB60%~85%およびレバウジオシドD15%~40%(配糖体混合物における、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、および、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも40%で含まれ;レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの少なくとも353ppmの混合物濃度で水中の配糖体混合物が甘味を提供し、レバウジオシドB単独のisosweet濃度およびレバウジオシドD単独のisosweet濃度の両方が混合物濃度よりも高い、甘味料組成物。
  3. 少なくとも353ppmの混合物濃度の水中の配糖体混合物が、レバウジオシドD単独のisosweet濃度よりも低減された苦味を有する、請求項1または2に記載の甘味料組成物。
  4. レバウジオシドBおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも60%で含まれる、請求項1または2に記載の甘味料組成物。
  5. レバウジオシドBおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも80%で含まれる、請求項1または2に記載の甘味料組成物。
  6. 配糖体混合物を含む甘味料組成物であって、
    配糖体混合物が、レバウジオシドA30%~60%およびレバウジオシドD40%~70%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、およびレバウジオシドAおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも60%で含まれ;レバウジオシドAおよびレバウジオシドDの少なくとも303ppmの混合物濃度で水中の配糖体混合物が甘味を提供し、レバウジオシドA単独のisosweet濃度およびレバウジオシドD単独のisosweet濃度の両方が混合物濃度よりも高い、甘味料組成物。
  7. 少なくとも303ppmの混合物濃度で水中の配糖体混合物が、レバウジオシドA単独のisosweet濃度およびレバウジオシドD単独のisosweet濃度の両方よりも低減された苦味を有する、請求項6に記載の甘味料組成物。
  8. レバウジオシドAおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも80%で含まれる、請求項6に記載の甘味料組成物。
  9. レバウジオシドAおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも90%で含まれる、請求項6に記載の甘味料組成物。
  10. 配糖体混合物を含む甘味料組成物であって、
    配糖体混合物が、レバウジオシドA40%~85%およびレバウジオシドB15%~60%(配糖体混合物における、レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの総量に対して)を含み、およびレバウジオシドAおよびレバウジオシドBが、配糖体混合物の少なくとも60%で含まれ;レバウジオシドAおよびレバウジオシドBの少なくとも350ppmの混合物濃度で水中の配糖体混合物が甘味を提供し、レバウジオシドA単独のisosweet濃度およびレバウジオシドB単独のisosweet濃度の両方が混合物濃度よりも高い、甘味料組成物。
  11. レバウジオシドAおよびレバウジオシドBが、配糖体混合物の少なくとも80%で含まれる、請求項10に記載の甘味料組成物。
  12. 少なくとも350ppmの混合物濃度で水中の配糖体混合物が、レバウジオシドA単独のisosweet濃度よりも低減された苦味を有する、請求項10に記載の甘味料組成物。
  13. 配糖体混合物を含む甘味料組成物であって、
    配糖体混合物が、レバウジオシドA10%~55%、レバウジオシドB30%~75%およびレバウジオシドD10%~30%(配糖体混合物における、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの総量に対して)を含み、およびレバウジオシドAおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも70%で含まれ;レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの少なくとも340ppmの混合物濃度で水中の配糖体混合物が甘味を提供し、レバウジオシドA単独のisosweet濃度、レバウジオシドB単独のisosweet濃度およびレバウジオシドD単独のisosweet濃度の各々が混合物濃度よりも高い、甘味料組成物。
  14. レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDが、配糖体混合物の少なくとも90%で含まれる、請求項13に記載の甘味料組成物。
  15. 配糖体混合物が、a)レバウジオシドAのisosweet濃度のレバウジオシドAの濃度よりも低い、b)レバウジオシドBのisosweet濃度のレバウジオシドBの濃度よりも低い、およびc)レバウジオシドDのisosweet濃度のレバウジオシドDの濃度よりも低い、レバウジオシドA、レバウジオシドBおよびレバウジオシドDの濃度で少なくとも7.6のSEVを提供する、請求項13に記載の甘味料組成物。
  16. 甘味料組成物がさらに増量剤を含む、請求項1~15いずれかに記載の甘味料組成物。
  17. 甘味料組成物がさらに低血糖炭水化物を含む、請求項1~15いずれかに記載の甘味料組成物。
  18. 甘味料組成物がさらにエリトリトールを含む、請求項1~15いずれかに記載の甘味料組成物。
  19. 甘味料組成物がさらにイヌリンを含む、請求項1~15いずれかに記載の甘味料組成物。
  20. 請求項1~15いずれかに記載の甘味料組成物を含む飲料。
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