JP2023036422A - 液体吐出装置および刺繍システム - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体とヘッドの相対移動速度によらず液体付与特性を安定化させること。【解決手段】本発明の一態様に係る液体吐出装置は、液体を吐出して記録媒体に付与するヘッドと、前記ヘッドに対して前記記録媒体を相対移動させる移動機構と、前記液体を吐出させる駆動信号を前記ヘッドに出力する出力部と、を有し、前記駆動信号は、一または複数のパルス信号を含み、前記出力部は、前記移動機構による相対移動速度に応じて異なる前記駆動信号を出力し、前記駆動信号に含まれる前記パルス信号の数は、前記相対移動速度が遅いほど多い。【選択図】図5

Description

本発明は、液体吐出装置および刺繍システムに関する。
従来、液体を吐出し、記録媒体に付与する液体吐出装置が知られている。また、液体吐出装置から吐出された液体を、液体吐出装置に対して相対移動される糸等の記録媒体に付与して染色しつつ、複数の色に染色された糸により刺繍を行う刺繍システムが知られている。
液体吐出装置には、最高駆動周波数のときと最高駆動周波数以外の駆動周波数のときとで液体を吐出するヘッドの駆動手段に対して印加する駆動波形を異ならせるものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
液体吐出装置では、記録媒体上における液体の濃度や位置、大きさ等の液体付与特性を、記録媒体の相対移動速度によらず安定化させることが求められる。
本発明は、記録媒体とヘッドの相対移動速度によらず液体付与特性を安定化させることを目的とする。
本発明の一態様に係る液体吐出装置は、液体を吐出して記録媒体に付与するヘッドと、前記ヘッドに対して前記記録媒体を相対移動させる移動機構と、前記液体を吐出させる駆動信号を前記ヘッドに出力する出力部と、を有し、前記駆動信号は、一または複数のパルス信号を含み、前記出力部は、前記移動機構による相対移動速度に応じて異なる前記駆動信号を出力し、前記駆動信号に含まれる前記パルス信号の数は、前記相対移動速度が遅いほど多い。
本発明の一態様に係る液体吐出装置は、液体を吐出して記録媒体に付与するヘッドと、前記ヘッドに対して前記記録媒体を相対移動させる移動機構と、前記液体を吐出させる駆動信号を前記ヘッドに出力する出力部と、を有し、前記駆動信号は、一のパルス信号を含み、前記出力部は、前記移動機構による相対移動速度に応じて異なる前記駆動信号を出力し、前記一のパルス信号の電圧値は、前記相対移動速度が遅いほど大きい。
本発明によれば、記録媒体とヘッドの相対移動速度によらず、液体付与特性を安定化させることができる。
実施形態に係る刺繍システムの全体構成を例示する図である。 図1の刺繍システムが備える染色部の構成を例示する側面図である。 図1の刺繍システムが備える染色部の構成を例示する下面図である。 図1の刺繍システムの構成を例示するブロック図である。 図1の刺繍システムの染色データ処理部の機能構成例を示す図である。 実施形態に係る駆動信号を例示する図である。 吐出周波数とインク量との関係を例示する図である。 第1実施形態に係る駆動信号の選択方法を例示する図である。 第2実施形態に係る駆動信号の選択方法を例示する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について詳細に説明する。各図面において、同一構成部には同一符号を付し、重複した説明を適宜省略する。
以下、染色装置と、刺繍装置と、を備える刺繍システムを一例として実施形態を説明する。染色装置は、吐出したインクを上糸に付与する液体吐出装置の一例である。刺繍装置は、染色装置から吐出されたインクが付与された上糸を用いて刺繍を行うものである。上糸は、刺繍に用いられる糸の一例であり、記録媒体の一例であり、特に線状の記録媒体の一例である。インクは液体の一例である。
以下に示す図において、X軸、Y軸およびZ軸により方向を示す場合があるが、X軸に沿うX方向は、上糸が吐出ヘッドに対して相対移動する方向を示し、Z軸に沿うZ方向は鉛直方向を示し、Y軸に沿うY方向はX方向およびZ方向の両方に略直交する方向を示すものとする。但し、これらのことは、液体吐出装置の使用時における向きを制限するものではなく、液体吐出装置の向きは任意である。
[実施形態]
<刺繍システム3の全体構成例>
図1は、刺繍システム3の全体構成を例示する図である。刺繍システム3は、染色装置1と、刺繍装置2と、を備える。染色装置1は、有線又は無線により刺繍装置2と通信可能に接続している。
染色装置1は、染色部103と、ニップローラ61、63および66と、染色データ処理部107と、を有する。染色装置1は、予め上糸Nが巻回されている上糸糸巻101からローラ102を介してニップローラ61、63および66によって上糸Nを巻き出す。染色装置1は、巻き出された上糸Nに対し、染色データ処理部107からの駆動信号に応じて染色部103からインクを吐出して付与することにより、上糸Nを染色する。
染色部103は、吐出ヘッド30を有する。吐出ヘッド30は、インクを吐出して上糸Nに付与するヘッドの一例である。また染色部103は、維持ユニット36により、インクを吐出可能な状態に吐出ヘッド30を維持する。吐出ヘッド30は、複数の吐出ヘッドの総称表記であり、維持ユニット36は、複数の維持ユニットの総称表記である。
ニップローラ61、63および66は、吐出ヘッド30に対して上糸Nを相対移動させる移動機構の一例である。ニップローラ61、63および66は、それぞれが備える一対のローラを回転させ、一対のローラにより挟まれた上糸Nを搬送することにより、吐出ヘッド30に対して上糸Nを相対移動させる。なお、実施形態に係る移動機構は、上糸Nに対して吐出ヘッド30を移動させることにより、吐出ヘッド30に対して上糸Nを相対移動させてもよい。
染色データ処理部107は、インクを吐出させる駆動信号を吐出ヘッド30に出力する出力部の一例である。本実施形態では特に、駆動信号は、一又は複数のパルス信号を含み、染色データ処理部107は、ニップローラ61、63および66による相対移動速度に応じて異なる駆動信号を出力する。駆動信号に含まれるパルス信号の数は、相対移動速度が遅いほど多い。駆動信号の詳細は、図6以降を参照して別途詳述する。
染色装置1は、染色部103によって上糸Nに付与されたインクを、定着部104により定着させる。定着部104は、例えば赤外線照射手段、温風吹き付け手段等の加熱手段を備え、上糸Nに付与されたインクを加熱して乾燥させることにより、上糸Nに定着させる。
染色装置1は、後処理部105により、上糸Nを清掃し、また上糸Nの表面に潤滑剤を付与する後処理を行う。
染色装置1は、経路長可変搬送部106により、後処理部105により後処理後の上糸Nの搬送経路長を調整しつつ、上糸Nを搬送する。経路長可変搬送部106は、位置センサ60と、ニップローラ61、63および66と、ダンサーローラ65と、を含む。
ダンサーローラ65は、刺繍装置2の近傍に設けられており、上糸Nを支持しつつ回転することにより上糸Nを搬送する。ダンサーローラ65は、Z方向に沿って昇降可能である。
位置センサ60は、例えばリニアエンコーダを含み、ダンサーローラ65の位置の検出信号を出力する。染色装置1は、位置センサ60の検出信号に基づいて、上糸Nの搬送経路長を算出する。
染色装置1は、少なくとも染色部103を備えればよく、定着部104および後処理部105は必ずしも備えなくてもよい。
刺繍装置2は、針21と、下糸回転体22と、ステージ23と、刺繍ヘッド20と、を備える。刺繍装置2は、上糸Nが通る針21の動作およびステージ23の移動を制御しつつ、染色装置1から供給されてくる上糸Nと、上糸Nの供給に合わせて下糸回転体22から供給される下糸Bと、を用いて布Cに刺繍を行い、布C上に刺繍パターン(刺繍模様)を形成する。
針21は、針先先端の針穴に上糸Nが通されており、布Cに対して上下方向に移動駆動可能である。
下糸回転体22は、下糸Bが巻回された下糸ボビン221と、フック222と、を備える。下糸ボビン221およびフック222は、針21の移動に連動して回転する。下糸回転体22には、下糸ボビン221を収容する円筒状の中釜や、有底円筒上の外釜、フック222と一体化した円筒体のケース等が設けられている。
本実施形態では、下糸ボビン221として、回転方向が縦方向の垂直回転方式(垂直全回転釜方式、垂直半回転釜方式)を例示するが、下糸ボビン221は、回転方向が横方向の水平回転方式(水平釜方式)であってもよい。
ステージ23は、布Cを保持する台であり、針を通す貫通穴を備える。ステージ23は、布Cを送るためにX方向およびY方向に移動可能である。
「糸」は、ガラス繊維糸、ウール糸、綿糸、合成糸、金属糸、ウール、綿、ポリマー、または金属の混合糸、ヤーン、フィラメント、あるいは液体を付与可能な線状部材(連続基材)である。糸には、組紐、平紐等も含まれる。
<吐出ヘッド30の構成例>
図2および図3は、刺繍システム3が備える染色部103の構成を例示する図である。図2は側面図、図3は下面図である。
図2に示すように、染色部103は、吐出ヘッド30Kと、吐出ヘッド30Cと、吐出ヘッド30Mと、吐出ヘッド30Yと、を備える。また染色部103は、維持ユニット36Kと、維持ユニット36Cと、維持ユニット36Mと、維持ユニット36Yと、を備える。吐出ヘッド30と維持ユニット36は対をなしており、それぞれX方向に沿って並んで設けられている。
図3に示すように、吐出ヘッド30は、インクを吐出する複数のノズル31を含む。複数のノズル31は、ノズル面33にX方向に沿って並んで設けられ、ノズル列32を構成する。なお、図3では、ノズル面33に1つのノズル列32を含む吐出ヘッド30を例示するが、吐出ヘッド30は、例えばY方向に沿って並ぶ複数のノズル列32をノズル面33に含んでもよい。
図2において、吐出ヘッド30は、複数のノズル31それぞれからインクを吐出する。吐出ヘッド30Kはブラック(K)のインクを吐出し、吐出ヘッド30Cはシアン(Cy)のインクを吐出し、吐出ヘッド30Mはマゼンタ(Ma)のインクを吐出し、吐出ヘッド30Yはイエロー(Y)のインクを吐出する。
吐出ヘッド30が並ぶ順番は、図2に示したものに限定されず、適宜変更可能である。また染色部103は、染色後の上糸Nをコーティングするための無色インクを吐出する吐出ヘッドを、X方向における最下流に備えてもよい。
維持ユニット36は、上糸Nを挟んで吐出ヘッド30に対して色ごとに向き合って設けられる。維持ユニット36は、維持動作として、不使用時の吐出ヘッド30をキャッピングしたり、吐出ヘッド30からのインクの空吐出受けになったりする。また維持ユニット36は、空吐出受けを吐出ヘッド30に近づけた状態において、吐出ヘッド30内のインクを吸引して循環させる動作を行ったり、ノズル31のワイピング動作を行ったりする。
キャッピングとは、蓋部材であるキャップにより吐出ヘッド30を覆うことにより吐出ヘッド30内のインクの乾燥を防ぐ動作をいう。空吐出とは、増粘したインクを排出するためのインクの吐出をいい、糸へのインク付与には寄与しないインクの吐出をいう。空吐出受けとは、空吐出により排出されたインクを受け止める部材をいう。ワイピングとは、ノズル面33をワイパー部材やウェブにより払拭することにより、ノズル面33に付着したゴミや増粘インクを取り除く動作をいう。
<刺繍システム3のハードウェア構成例>
図4は、刺繍システム3の構成を例示するブロック図である。図4は、主に刺繍システム3における電気的なハードウェア構成を例示している。
図4に示すように、染色装置1は、染色データ処理部107と、第1演算部108と、ヘッドドライバ39と、を備える。
染色データ処理部107は、駆動信号を作成および編集し、吐出ヘッド30に出力できる。
染色データ処理部107は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の演算装置や、吐出ヘッド30の駆動信号の元となる駆動信号データを記憶するメモリ等を含んで構成される。
第1演算部108は、染色装置1の主制御部であって、例えば、CPU等の演算装置により構成される。
ヘッドドライバ39は、第1演算部108を介して染色データ処理部107から入力した駆動信号に基づき、設定された染色長さで上糸Nを染色するように、吐出ヘッド30を駆動してノズル31からインクを吐出させる。
また染色装置1は、ロータリーエンコーダ613、入口側モータ68、入口側駆動ローラ611、中央モータ69および中央駆動ローラ631等を含んでいる。
刺繍装置2は、駆動制御に係る部分として、刺繍イメージ取得部24と、第2演算部25と、駆動ドライバ26と、駆動モータ27と、針上下駆動部281と、下糸回転駆動部282と、X軸駆動部283と、Y軸駆動部284と、ステッチセンサ29と、を備える。
刺繍イメージ取得部24は、例えば外部機器との通信部であって、刺繍データの元となる刺繍イメージ(刺繍ファイル)を取得して、第2演算部25に出力する。あるいは、刺繍イメージ取得部24は、操作パネル等であってもよく、操作パネルの場合は、操作者の操作によって、直接刺繍イメージが入力される。
第2演算部25は、刺繍イメージを基に刺繍データを作成し、刺繍データを駆動ドライバ26に出力する。さらに、第2演算部25は、刺繍データと、ステッチセンサ29で検出した何針進んだかの進行状況(ステッチデータ)を基にして、糸消費量を算出して、染色装置1の第1演算部108に出力する。
ここで、刺繍データとは、針を移動する座標のデータと、その座標で行う処理を組み合わせたデータである。その座標で行う処理は、具体的には以下の(1)から(3)の処理が含まれる。なお、刺繍データのファイルとしては「.dst」、「.pes」等の形式を使用できる。
(1)針21を布Cに刺して下糸Bとからめ、再び布Cの表に針21を戻して、その後、次に針21を刺すべき位置に移動する。
(2)刺繍を終了、中断する(他の針21に切り替えること、刺繍が連続しない離れた場所へ移動するために下糸Bを切断することを含む)。
(3)イニシャライズ位置(位置合わせ位置)に移動する。
駆動ドライバ26は、刺繍データに基づいて駆動モータ27を駆動させる。針上下駆動部281は、天秤と呼ばれ、駆動モータ27に連結する上軸の回転運動を上下運動に変換することにより、上糸Nが通された針21を上下に移動させる。
下糸回転駆動部282は、駆動モータ27に連結する上軸と、ベルト、カムおよびクランクを介して連結された下軸の回転運動によって、針21の上下運動と連動して下糸回転体22を回転させる。
X軸駆動部283およびY軸駆動部284は、ステージ23を移動させる。X軸駆動部283およびY軸駆動部284は、下軸の回転運動によって、針21の上下運動及び下糸回転体22の回転と連動して、布Cが載置されたステージ23をX方向およびY方向に移動させる。この際、布Cを送る方法として、ステージ23の全体を移動させてもよいし、あるいは、ステージ23に形成された穴に設けられた送り歯を移動させてもよい。
針上下駆動部281と、下糸回転駆動部282と、X軸駆動部283と、Y軸駆動部284は、1つの駆動モータ27によって連動して駆動されるステージ駆動部28となる。駆動モータ27の回転により、針21の上下運動、下糸回転体22の回転運動、ステージ23上の布CのXY移動が発生する。例えば、針21の1回の上下運動は、下糸回転体22の1又は整数回の回転運動と連動している。
ステッチセンサ29は、針21の上下運動を検出するセンサである。ステッチセンサ29は、例えば針21を保持する針棒に設けられ、針21が何回昇降したか、すなわち何針分進んだかに対応するステッチ数を検出する。
<染色データ処理部107の機能構成例>
図5は、染色データ処理部107の機能構成の一例を示すブロック図である。染色データ処理部107は、選択部71と、信号出力部72と、を備える。
選択部71は、上糸Nと吐出ヘッド30の相対移動速度Sの情報を取得し、相対移動速度Sに応じて、吐出ヘッド30に出力する駆動信号に含まれる複数のパルス信号のうちの少なくとも一部を選択する。複数のパルス信号は予め定められており、複数のパルス信号を含む駆動信号のデータが、染色データ処理部107のメモリ等に予め記憶されている。選択部71は、該メモリを参照して取得される駆動信号データにおいて、複数のパルス信号のうちの一部を相対移動速度Sに応じてマスク(無効化)する。これにより選択部71は、マスクされていないパルス信号を、複数のパルス信号のうちの少なくとも一部として選択できる。
選択部71は、選択されたパルス信号を含む駆動信号を、信号出力部72およびヘッドドライバ39を介して吐出ヘッド30に出力する。
<駆動信号10の一例>
図6は、染色データ処理部107が出力する駆動信号10を例示する図である。図6の横軸は時間t、縦軸は電圧値Vをそれぞれ示している。駆動信号10は、パルス信号P1と、パルス信号P2と、パルス信号P3と、を含む。パルス信号P1、P2およびP3は、予め定められた複数のパルス信号の一例である。本実施形態では、複数のパルス信号の数は3であるが、これに限定されるものではなく、複数のパルス信号の数は任意の数であってもよい。
図6では、パルス信号P1、P2およびP3の順に、パルス信号の電圧値Vが大きくなっている。電圧値Vが大きいほど、吐出ヘッド30から吐出されるインクの吐出速度Uは速くなり、インク量M(液体量)は多くなる。例えば、パルス信号P1およびP2それぞれに応じてインクを吐出させる場合には、パルス信号P1に応じて吐出される先発インクよりも後に、パルス信号P2に応じて吐出された後発インクは、先発インクと比較して吐出速度Uが速い。そのため、後発インクは、先発インクが上糸Nに到達する前に先発インクに追いつき、先発インクと後発インクが結合(マージ)して大きくなったインクの滴が上糸Nに付与される。
換言すると、パルス信号P1、P2およびP3のうち、パルス信号P2に応じて吐出されるインクは、パルス信号P2よりも前に出力されるパルス信号P1に応じて吐出されるインクよりも、吐出速度Uが速く、かつインク量Mが多い。この場合には、パルス信号P2は第1のパルス信号に対応し、パルス信号P1は第2のパルス信号に対応する。
染色データ処理部107は、上糸Nと吐出ヘッド30の相対移動速度Sに応じて異なる駆動信号10を出力する。より詳しくは、染色データ処理部107における選択部71は、上糸Nと吐出ヘッド30の相対移動速度Sに応じて、パルス信号P1、P2およびP3の少なくとも1つを選択的に出力することにより、駆動信号10を異ならせることができる。
ここで、同じ電圧値のパルス信号を含む駆動信号を吐出ヘッドに出力すると、吐出周波数fに応じて吐出速度Uおよびインク量Mが変動する場合がある。吐出周波数fとは、吐出ヘッドが繰り返して吐出を行う場合の繰り返し周波数をいう。吐出周波数fは、上糸Nと吐出ヘッド30の相対移動速度Sが速いほど高く、該相対移動速度Sが遅いほど低くなる。
図7は、吐出ヘッドによる吐出周波数fと、インク量Mとの関係を例示する図である。一般にインク量Mは、図7に示すように、吐出周波数fが低いほど少なく、吐出周波数fが高いほど多くなる。従って同じ駆動信号を吐出ヘッドに出力しても、相対移動速度Sに応じて決定される吐出周波数fによってインク量Mが異なる場合がある。その結果、上糸Nに付与されるインクの濃度や大きさ等のインク付与特性が変動し、上糸Nの染色品質を安定化できない場合がある。
図7の縦軸をインク吐出速度にした場合においても同様に、吐出速度Uは、吐出周波数fが低いほど遅く、吐出周波数fが高いほど速くなる。その結果、上糸Nに付与されるインクの位置等のインク付与特性が、相対移動速度Sに応じて決定される吐出周波数fによって変動することにより、上糸Nの染色品質を安定化できない場合がある。
[第1実施形態]
図8は、本実施形態に係る駆動信号の選択方法の一例を説明する図である。
図8において、範囲T0、T1およびT2は、相対移動速度Sに応じて選択されるパルス信号の範囲を示している。
相対移動速度Sが比較的速い場合(吐出周波数f0)には、染色データ処理部107は、選択部71により、相対移動速度Sに応じて範囲T0を選択し、パルス信号P1およびP2をマスクする。染色データ処理部107は、パルス信号P3のみが含まれる駆動信号10を吐出ヘッド30に出力する。吐出ヘッド30は、パルス信号P3に応じた比較的小さいインク滴を吐出する。
相対移動速度Sが中程度の場合(吐出周波数f1)には、染色データ処理部107は、選択部71により、相対移動速度Sに応じて範囲T1を選択し、パルス信号P1をマスクする。染色データ処理部107は、パルス信号P2およびP3が含まれる駆動信号10を吐出ヘッド30に出力する。吐出ヘッド30は、パルス信号P2およびP3それぞれに応じた2つのインク滴が結合された中程度の大きさの滴を吐出する。
相対移動速度Sが比較的遅い場合(吐出周波数f2)には、染色データ処理部107は、選択部71により、相対移動速度Sに応じて範囲T2を選択する。染色データ処理部107は、パルス信号P1、P2およびP3の全てが含まれる駆動信号10を吐出ヘッド30に出力する。吐出ヘッド30は、パルス信号P1、P2およびP3それぞれに応じた3つのインク滴が結合された比較的大きい滴を吐出する。
このようにして、吐出ヘッド30は、相対移動速度Sが比較的遅い場合には大きい滴を、相対移動速度Sが比較的速い場合には小さい滴を、相対移動速度Sが中程度の場合には中程度の大きさの滴を、それぞれ吐出できる。換言すると、駆動信号10に含まれるパルス信号の数は、相対移動速度Sが遅いほど多い。これにより染色装置1は、相対移動速度Sに応じたインク付与特性の差を抑制し、上糸Nと吐出ヘッド30の相対移動速度Sによらずインク付与特性を安定化できる。相対移動速度Sに応じたインク吐出速度の差もインク量と同様に抑制される。
<染色装置1の作用効果>
以上説明したように、染色装置1(液体吐出装置)は、インク(液体)を吐出して上糸N(記録媒体)に付与する吐出ヘッド30(ヘッド)と、吐出ヘッド30に対して上糸Nを相対移動させるニップローラ61、63および66(移動機構)と、インクを吐出させる駆動信号10を吐出ヘッド30に出力する染色データ処理部107(出力部)と、を有する。駆動信号10は、パルス信号P1、P2およびP3のうちの少なくとも1つのパルス信号(一または複数のパルス信号)を含む。染色データ処理部107は、相対移動速度Sに応じて異なる駆動信号10を出力し、駆動信号10に含まれるパルス信号の数は、相対移動速度Sが遅いほど多い。これにより、染色装置1は、相対移動速度Sに応じたインク付与特性の差を抑制し、上糸Nと吐出ヘッド30の相対移動速度Sによらずインク付与特性を安定化できる。
また本実施形態では、染色データ処理部107は、相対移動速度Sに応じて、予め定められたパルス信号P1、P2およびP3のうちの少なくとも1つを選択的に出力することにより、駆動信号10を異ならせる。予め定められた複数のパルス信号の数は、3以上である。これにより、染色データ処理部107は、パルス信号を選択するという簡単な処理によって相対移動速度Sに応じたインク付与特性の差を抑制し、上糸Nと吐出ヘッド30の相対移動速度Sによらずインク付与特性を安定化できる。
また本実施形態では、パルス信号P1、P2およびP3のうち、パルス信号P2(第1のパルス信号)に応じて吐出されるインクは、パルス信号P2よりも前に出力されるパルス信号P1(第2のパルス信号)に応じて吐出されるインクよりも、吐出速度Uが速く、かつインク量Mが多い。これにより、パルス信号の選択によるインク付与特性の差の調整をより細かく行うことができ、インク付与特性の差をより好適に抑制可能になる。
[第2実施形態]
第1実施形態で示したように相対移動速度Sに応じて結合させるインク滴の数を異ならせると、相対移動速度Sに応じたインク量の差が大きく変化しすぎる場合がある。そのため本実施形態では、染色データ処理部107は、選択部71により、パルス信号P1、P2およびP3のうちの何れか1つを選択し、選択したパルス信号以外のパルス信号をマスクした駆動信号10を吐出ヘッド30に出力する。
図9は、本実施形態に係る駆動信号の選択方法の一例を説明する図である。図9に示すように、相対移動速度Sが比較的速い場合(吐出周波数f0)には、染色データ処理部107は、選択部71により、相対移動速度Sに応じて範囲W0を選択し、パルス信号P2およびP3をマスクする。染色データ処理部107は、パルス信号P1のみが含まれる駆動信号10を吐出ヘッド30に出力する。吐出ヘッド30は、パルス信号P1に応じた比較的小さいインク滴を吐出する。
相対移動速度Sが中程度の場合(吐出周波数f1)には、染色データ処理部107は、選択部71により、相対移動速度Sに応じて範囲W1を選択し、パルス信号P1およびP3をマスクする。染色データ処理部107は、パルス信号P2のみが含まれる駆動信号10を吐出ヘッド30に出力する。吐出ヘッド30は、パルス信号P2に応じた中程度の大きさの滴を吐出する。
相対移動速度Sが比較的遅い場合(吐出周波数f2)には、染色データ処理部107は、選択部71により、相対移動速度Sに応じて範囲W2を選択し、パルス信号P1およびP2をマスクする。染色データ処理部107は、パルス信号P3のみが含まれる駆動信号10を吐出ヘッド30に出力する。吐出ヘッド30は、パルス信号P3に応じた比較的大きい滴を吐出する。
このようにして、吐出ヘッド30は、相対移動速度Sが比較的遅い場合には大きい滴を、相対移動速度が比較的速い場合には小さい滴を、相対移動速度が中程度の場合には中程度の大きさの滴を、それぞれ吐出できる。換言すると、駆動信号10は、パルス信号P1、P2およびP3のうちの何れか1つのパルス信号を含み、1つのパルス信号の電圧値Vは、相対移動速度Sが遅いほど大きい。これにより相対移動速度Sに応じたインク付与特性の差を抑制し、上糸Nと吐出ヘッド30の相対移動速度Sによらずインク付与特性を安定化できる。相対移動速度Sに応じたインク吐出速度の差もインク量と同様に抑制される。
以上説明したように、本実施形態では、駆動信号10は、一のパルス信号を含み、染色データ処理部107は、ニップローラ61、63および66による相対移動速度Sに応じて異なる駆動信号10を出力し、一のパルス信号の電圧値Vは、相対移動速度Sが遅いほど大きい。これにより、相対移動速度Sに応じて結合させるインク滴の数を異ならせると相対移動速度Sに応じたインク量の差が大きくなりすぎる場合にも、染色装置1は、相対移動速度Sに応じたインク付与特性の差を抑制できる。その結果、染色装置1は、上糸Nと吐出ヘッド30の相対移動速度Sによらずインク付与特性を安定化できる。
[その他の好適な実施形態]
以上、好ましい実施の形態について詳説したが、上述した実施の形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
液体吐出装置には、染色装置の他に、例えば、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置や、立体造形物(三次元造形物)を造形するために粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)等が含まれる。
また液体吐出装置は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体」は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
また、液体吐出装置は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定されるものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置等が含まれる。
また、液体吐出装置としては他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液を、ノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
また実施形態の用語において、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
実施形態の説明で用いた序数、数量等の数字は、全て本発明の技術を具体的に説明するために例示するものであり、本発明は例示された数字に制限されない。また、構成要素間の接続関係は、本発明の技術を具体的に説明するために例示するものであり、本発明の機能を実現する接続関係をこれに限定するものではない。
実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 染色装置(液体吐出装置)
2 刺繍装置
10 駆動信号
20 刺繍ヘッド
21 針
22 下糸回転体
221 下糸ボビン
222 フック
23 ステージ
24 刺繍イメージ取得部
25 第2演算部
26 駆動ドライバ
27 駆動モータ
28 ステージ駆動部
281 針上下駆動部
282 下糸回転駆動部
283 X軸駆動部
284 Y軸駆動部
29 ステッチセンサ
3 刺繍システム
30 吐出ヘッド
31 ノズル
32 ノズル列
33 ノズル面
36 維持ユニット
39 ヘッドドライバ
60 位置センサ
65 ダンサーローラ
61、63、66 ニップローラ
613 ロータリーエンコーダ
68 入口側モータ
611 入口側駆動ローラ
69 中央モータ
631 中央駆動ローラ
71 選択部
72 信号出力部
101 上糸糸巻
102 ローラ
103 染色部
104 定着部
105 後処理部
106 経路長可変搬送部
107 染色データ処理部
108 第1演算部
N 上糸
B 下糸
C 布
P1、P2、P3 パルス信号
V 電圧値
t 時間
U 吐出速度
M インク量(液体量)
f、f0、f1、f2 吐出周波数
S 相対移動速度
T0、T1、T2、W0、W1、W2 範囲
特開2002‐254613号公報

Claims (5)

  1. 液体を吐出して記録媒体に付与するヘッドと、
    前記ヘッドに対して前記記録媒体を相対移動させる移動機構と、
    前記液体を吐出させる駆動信号を前記ヘッドに出力する出力部と、を有し、
    前記駆動信号は、一または複数のパルス信号を含み、
    前記出力部は、前記移動機構による相対移動速度に応じて異なる前記駆動信号を出力し、
    前記駆動信号に含まれる前記パルス信号の数は、前記相対移動速度が遅いほど多い液体吐出装置。
  2. 前記出力部は、前記相対移動速度に応じて、予め定められた前記複数のパルス信号のうちの少なくとも1つを選択的に出力することにより、前記駆動信号を異ならせ、
    予め定められた前記複数のパルス信号の数は、3以上である請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記複数のパルス信号のうち、第1のパルス信号に応じて吐出される前記液体は、前記第1のパルス信号よりも前に出力される第2のパルス信号に応じて吐出される前記液体よりも、吐出速度が速く、かつ液体量が多い請求項1または2に記載の液体吐出装置。
  4. 液体を吐出して記録媒体に付与するヘッドと、
    前記ヘッドに対して前記記録媒体を相対移動させる移動機構と、
    前記液体を吐出させる駆動信号を前記ヘッドに出力する出力部と、を有し、
    前記駆動信号は、一のパルス信号を含み、
    前記出力部は、前記移動機構による相対移動速度に応じて異なる前記駆動信号を出力し、
    前記一のパルス信号の電圧値は、前記相対移動速度が遅いほど大きい液体吐出装置。
  5. 前記記録媒体は糸であり、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の液体吐出装置と、
    前記液体吐出装置から吐出された前記液体が付与された前記糸を用いて刺繍を行う刺繍装置と、を有する刺繍システム。
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