JP2023032534A - 風車の建て替え方法 - Google Patents

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Takayuki Ochiai
魁 水上
Isao Mizukami
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Abstract

【課題】風車の建て替え時の施工費用を削減することのできる、風車の建て替え方法を提供する。【解決手段】既設の第1の風車を、その基礎を残して解体し、新設する第2の風車の組み立てに用いる組み立て手段が第1の風車の基礎を利用して、第2の風車を組み立てる。【選択図】図3

Description

本発明は、陸上風力発電等に用いられる風車を解体して新たに別の風車を組み立てる、風車の建て替え方法に関するものである。
風力発電は再生可能エネルギーの主力発電として期待されており、今後、風車建設の需要が高まることが見込まれる。その一方で、既設の風車については設計寿命が近付いており、風車の建て替え需要の増加も予想される。
特許文献1には、風力発電に用いられる風車の施工方法が開示されている。風車の建て替えでは、既設の風車を解体してから、特許文献1に開示された施工方法等により、新たに別の風車を組み立てることにより行うことができる。
特許第6228774号公報
ところで、発電用の風車は発電効率向上のために大型化してきており、風車の建て替えでは既設の風車より大きなサイズの風車を新設することがほとんどであり、また、建設資材の高騰もあり、既設の風車よりも新設する風車の施工費用が増大する傾向にある。
本発明は、こうした事情を鑑み、風車の建て替え時の施工費用を削減することのできる、風車の建て替え方法を提供することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、既設の第1の風車を、その基礎を残して解体する解体工程と、新設する第2の風車の組み立てに用いる組み立て手段を用いて、前記第2の風車を組み立てる組み立て工程と、を含み、前記組み立て手段は、前記第1の風車の基礎を利用して前記第2の風車を組み立てることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の風車の建て替え方法であって、前記組み立て手段は、その基礎として前記第1の風車の基礎を利用することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の風車の建て替え方法であって、前記組み立て手段は、転倒防止用のアンカーとして前記第1の風車の基礎を利用することを特徴とする。
本発明によれば、新設する第2の風車の組み立てに用いる組み立て手段が、既設の第1の風車の基礎を利用して第2の風車を組み立てることから、組み立て手段に係る費用を削減することができ、延いては、風車の建て替え時の施工費用を削減することができる。
本実施形態に係る風車の側面図である。 本実施形態に係る風車施工用架台1の一例を示す側面図である。 (A)は、本実施形態に係る既設の風車100Aを示す側面図であり、(B)は、本実施形態に係る風車100Aを解体した際の側面図であり、(C)は、新設する風車100Bを組み立てる際の側面図である。 既設の風車100Aの基礎140A上にタワークレーン210を構築した際の側面図である。 既設の風車100Aの基礎140A上にデリック220を構築した際の側面図である。
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態の風力発電用の風車100を示す図である。風車100は、タワー110と、ナセル120と、ブレード130と、基礎140と、を含む。基礎140は、風車100が設置される地面Gに少なくとも一部が埋設された状態で構築される。
タワー110は、円筒形状をしており、基礎140上に構築される。タワー110は、高さ方向に分割された3つの円筒状のタワー部材111、112、113により構成される。
ナセル120は、軸受けや発電装置等を格納する。発電装置は、ブレード130の回転数を引き上げる増速機や、発電機(誘導発電機、同期発電機等)や、風車100の運転状況等を監視する監視装置を含む。ナセル120は、最上段のタワー部材111の上部に取り付けられる。また、ナセル120には、複数のブレード130が取り付けられる。
なお、以下では、既設の風車を風車100Aと言い、新設する風車を風車100Bと言う。
次に、図2を用いて、新設する風車100Bを組み立てる際に用いられる風車施工用架台1について説明する。
風車施工用架台1は、地面に敷かれた架台マット4の上に配置されたガーダ5上に構築される。これにより、風車施工用架台1や風車100又は風車100の部品の荷重を広く地面に分散する。風車施工用架台1は、それぞれ平面視四角形状の下部架台2と上部架台3と、を有する。上部架台3は、下部架台2の上部に設けられたジャッキ(図示しない)により持ち上げられ、下部架台2からせり上がる構造となっている。
上部架台3の最上部には、2本の最上部梁6が風車施工用架台1の前方方向(図1において左方向)に平行に張り出して設けられている。また、2本の最上部梁6の上面にはそれぞれレール(図示しない)が平行に設けられており、吊り上げ装置7がこの2本のレール上を移動する。
吊り上げ装置7は、風車100の部品T(タワー部材111、112、113、ナセル120等)を吊り上げ、部品Tを吊り上げた状態でレール上を移動することにより、平面視した場合の風車施工用架台1の外側から内側へ搬送する。すなわち、吊り上げ装置7は、風車100の部材を風車施工用架台1の正面の外側から内側に搬送し、風車施工用架台1の内側において風車100を組み立てる(但し、ブレード130については風車施工用架台1の外側で取り付けられる)。
次に、図3を用いて、本実施形態における風車の建て替え方法について説明する。
[解体工程]
まず、図3(A)に示す既設の風車100Aを、風車100Aの基礎140Aを残して解体する(図3(B)参照)。なお、風車100Aの解体方法は従来公知の手法を採用することができる。
[組み立て工程]
次に、図3(C)に示すように、既設の風車100Aが設置されていた位置の脇であって、新設する風車100Bの設置位置に風車100Bの基礎140Bを構築する。
また、風車100Bの設置位置に、風車100Bの組み立てに用いる風車施工用架台1を構築する。そして、最上部梁6の後端部(張り出し側(正面側)とは逆の方向の端部)にワイヤーWの一端を固定するとともに、基礎140AにワイヤーWの他端を固定することにより両者を接続する。すなわち、基礎140Aを、風車施工用架台1の転倒防止用のアンカーとして利用する。なお、風車施工用架台1におけるワイヤーWの接続部は最上部梁6の後端部に限られない。風車施工用架台1の転倒を防止するために好適な位置(上部架台3の柱等)にワイヤーWの一端を固定することとする。
次に、風車施工用架台1を用いて、基礎140B上に新設する風車100Bを組み立てる。
以上説明したように、本実施形態の風車の建て替え方法は、既設の風車100A(「第1の風車」の一例)を、基礎140A(「基礎」の一例)を残して解体する解体工程と、新設する風車100B(「第2の風車」の一例)の組み立てに用いる風車施工用架台1(「組み立て手段」の一例)を用いて、風車100Bを組み立てる組み立て工程と、を含み、風車施工用架台1は、風車100Aの基礎140Aを利用して風車100Bを組み立てる。
したがって、本実施形態の風車の建て替え方法によれば、新設する風車100Bの組み立てに用いる風車施工用架台1が、既設の風車100Aの基礎140Aを利用して新設する風車100Bを組み立てることから、風車施工用架台1に係る費用を削減することができ、延いては、風車の建て替え時の施工費用を削減することができる。
また、本実施形態では、既設の風車100Aの基礎140Aを風車施工用架台1の転倒防止用のアンカーとして利用するため、風車施工用架台1の転倒防止に係る費用を削減することができ、延いては、風車の建て替え時の施工費用を削減することができる。
なお、本実施形態では、風車施工用架台1を用いて新設する風車100Bを組み立てる場合について説明したが、風車施工用架台1以外の組み立て手段を用いて風車100Bを組み立てることとしてもよい。
例えば、図4に示すように、既設の風車100Aの基礎140A上にタワークレーン210(「組み立て手段」の一例)を設置することとしてもよい。そして、タワークレーン210が、風車100Aの基礎140Aを利用して風車100Bを組み立てることとする。これにより、新設する風車100Bの組み立てに用いるタワークレーン210が、既設の風車100Aの基礎140Aを利用して新設する風車100Bを組み立てることから、タワークレーン210の基礎に係る費用を削減することができ、延いては、風車の建て替え時の施工費用を削減することができる。なお、一般的に、新設する大型の風車100Bの組み立てにタワークレーン210を用いる場合には転倒を防止するために大型の機器を搬入する必要があり高コスト化の要因となっているが、既設の風車100Aの基礎140Aを利用することでそうした機器の搬入が不要となりコスト削減を実現することができる。
また、図5に示すように、既設の風車100Aの基礎140A上にデリック220(「組み立て手段」の一例)を設置することとしてもよい。なお、デリック220のワイヤー221は、別途構築されるアンカー222に固定される。そして、デリック220が、風車100Aの基礎140Aを利用して風車100Bを組み立てることとする。これにより、新設する風車100Bの組み立てに用いるデリック220が、既設の風車100Aの基礎140Aを利用して新設する風車100Bを組み立てることから、デリック220の基礎に係る費用を削減することができ、延いては、風車の建て替え時の施工費用を削減することができる。なお、タワークレーン210と同様に、デリック220を用いる場合には転倒を防止するために大型の機器を搬入する必要があり高コスト化の要因となっているが、既設の風車100Aの基礎140Aを利用することでそうした機器の搬入が不要となりコスト削減を実現することができる。
1 風車施工用架台
2 下部架台
3 上部架台
4 架台マット
5 ガーダ
6 最上部梁
7 吊り上げ装置
8 ワイヤー
100 風車
100A 既設の風車
100B 新設する風車
110 タワー
111 タワー部材
112 タワー部材
113 タワー部材
120 ナセル
130 ブレード
140 基礎
140A 既設の風車の基礎
140B 新設する風車の基礎
210 タワークレーン
220 デリック
221 ワイヤー
222 アンカー
G 地面
T 風車の部品
W ワイヤー

Claims (3)

  1. 既設の第1の風車を、その基礎を残して解体する解体工程と、
    新設する第2の風車の組み立てに用いる組み立て手段を用いて、前記第2の風車を組み立てる組み立て工程と、
    を含み、
    前記組み立て手段は、前記第1の風車の基礎を利用して前記第2の風車を組み立てることを特徴とする、風車の建て替え方法。
  2. 請求項1に記載の風車の建て替え方法であって、
    前記組み立て手段は、その基礎として前記第1の風車の基礎を利用することを特徴とする、風車の建て替え方法。
  3. 請求項1に記載の風車の建て替え方法であって、
    前記組み立て手段は、転倒防止用のアンカーとして前記第1の風車の基礎を利用することを特徴とする、風車の建て替え方法。
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