JP2023031457A - 発電装置 - Google Patents
発電装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023031457A JP2023031457A JP2021136950A JP2021136950A JP2023031457A JP 2023031457 A JP2023031457 A JP 2023031457A JP 2021136950 A JP2021136950 A JP 2021136950A JP 2021136950 A JP2021136950 A JP 2021136950A JP 2023031457 A JP2023031457 A JP 2023031457A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind
- coil
- power generator
- power
- generator according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 21
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 claims abstract description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 33
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 2
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 9
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/74—Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction
Landscapes
- Wind Motors (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
【課題】磁場の下で発電できる簡素な発電装置構造を有する発電装置を提供する。【解決手段】発電装置は、支持部に自転可能に支持される回転部の回転軸の周りに環状に配設され、風を受けて一体的に公転可能な複数の受風部を有する。複数の受風部の各々が公転による磁束の変動に基づいて電磁誘導により発電するコイルを備える。発電装置は、コイル毎に接続されコイルにおいて発生した電流を整流する整流素子を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、鉄塔等の支持構造物の上において、風と磁場を利用する発電装置に関する。
電磁誘導を用いた発電装置として、特許文献1には、走る車両に取り付け、車両が走ることによって発生する風圧をタービンに受けて発電する風圧発電装置が記載されている。
しかしながら、特許文献1に開示の技術を屋外センサーやそのデータを送受信する中継器に用いた場合、それらの装置に必要な電力は少量であり、小型のダイナモを用いている。しかしながら、強い磁場の下ではダイナモの磁石が影響を受けやすくなり不安定になるため、その影響を防ぐための対策が必要となる。その結果、防磁対策を行った分だけ必要な機能が多くなるため、コストが上がり、風圧発電装置構造が複雑になるという問題点があった。
本発明は、以上の従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、磁場の下で発電できる簡素な発電装置構造を有する発電装置を提供することを目的とする。
本発明の発電装置は、支持部に自転可能に支持される回転部の回転軸の周りに環状に配設され、風を受けて一体的に公転可能な複数の受風部を有し、前記複数の受風部の各々が前記公転による磁束の変動に基づいて電磁誘導により発電するコイルを備え、前記コイル毎に接続され前記コイルにおいて発生した電流を整流する整流素子を有することを特徴とする。
本発明の発電装置によれば、磁場の下で発電できる簡素な発電装置構造を有する発電装置を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明による実施例の発電装置について説明する。なお、実施例において、実質的に同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(構成の説明)
図1は、送電線TLの下方に立設された本発明の実施形態の一例である発電装置10を概念的に示す部分斜視図である。図2は、本実施例の発電装置10の回路のブロック図を示す。
図1は、送電線TLの下方に立設された本発明の実施形態の一例である発電装置10を概念的に示す部分斜視図である。図2は、本実施例の発電装置10の回路のブロック図を示す。
発電装置10は、送電線TLの下方にて風車部11を支持するように立設された支柱12(支持部)を有する。風車部11は、支柱12に自転可能に支持される回転部14と、回転部14の回転軸の周りに環状に配設され、風を受けて一体的に公転可能な複数例えば5枚の受風部13a~13eとを有している。受風部13a~13eの外殻は、磁束φを透過させるために透磁率が低い剛体からなり、その内部にコイル16a~16eを保持するための中空空間を保持している。
コイル16a~16eは、回転部14の回転軸(一点鎖線)の中心に同心円上に配置されている。ここでは回転軸の伸長方向を重力における上下方向とする。回転部14は、コイル同士に等間隔を保ちつつコイル16a~16eを回転可能に保持する回転手段である。
受風部13a~13eの各々は、例えば、その内部にコイル16a~16eを備え、各コイルは受風部13a~13eの公転面に交差するコイル面を有するように配置されている。すなわち、受風部13a~13eのコイル16a~16eのコイル面の各々は、送電線TLからの磁場の磁束φを過るようになっている。
コイル各々のコイル面は、円形以外に、楕円、正方形/長方形などでも良い。コイル各々は単層巻以外に、二層巻、三層巻と多層として重ねても良いが、巻回方向はすべてのコイルで同一の方向とする。
コイル16a~16eの各々は、受風部13a~13eがいずれかの方向から風を受けて回転部14の回転軸周りを公転した場合、コイル面が磁場の磁束を過り、すなわち公転による磁束の変動に基づいて電磁誘導により交流電流を発電する。
受風部13a~13eのそれぞれにおいては、コイル16a~16eにそれぞれ巻装されたフェライトコア17a~17eを備えている。
バーアンテナの芯に使われるフェライトコア(軟磁性材料)は一般に高い透磁率を有し、コイル軸に配置することで周囲の磁場の透磁率倍の磁束密度が得られる。フェライトコア同士は近接すると磁束密度が減少するので、受風部13a~13e各々はスペースを開け磁束が通過できるように構成されている。
コイル16a~16eの出力端は、それぞれに対応する整流素子18a~18eに接続されている。
整流素子18a~18eの各々は、コイル16a~16eにおいて発生した交流を直流に全波整流する単相のブリッジダイオード整流回路を有するブリッジダイオード素子である。整流素子18a~18eの各々は、対応するコイル16a~16eにおいて発生した電流を整流する。
整流素子18a~18eの各々の出力端の一方は隣の整流素子へ、他方は該隣の整流素子とは反対の隣の整流素子へ、接続される。すなわち、整流素子18a~18eは、直列接続されている。
図1及び図2では、整流素子18a~18eが回転部14の内部に配置され、これら整流素子から受風部13a~13eのコイル16a~16eへ例えばアーム部(図示せず)内部の配線を介して接続されるが、これに本発明は限定されない。例えば、変形例として、図3及び図4に示すように受風部13a~13eの各々毎にコイル及び整流素子が一体となった回路(コイルと整流素子を例えばフレキシブル基板上に実装した回路)を配置することができる。これによって、コイルと整流素子との間の配線への送電線の磁場による影響をほとんど受けなくなる。なお、コイル16a~16e、フェライトコア17a~17e及び整流素子18a~18eそれぞれを上記のように結線して一体化して基板実装した回路をそれぞれコイルユニットA、B、C、D及びEと称する。
発電装置10は、整流素子18a~18eに接続され、発電された電流を出力する出力部OTSを有する。出力部OTSは、負荷回路15を有し、更に、整流素子18a~18eからの電流を負荷回路15へ伝達する電力伝達部ETを有する(図2及び図4、参照)。
負荷回路15は、発電した電気を使用し該電気を蓄電する機能と、外部に接続された電子機器(図示せず)で使用する電圧に変換し出力する機能を有する。
電力伝達部ETとしては、スリップリング装置が挙げられる。スリップリング装置は、導体ブラシ(ファイバブラシ、コンポジットブラシ等)が導体回転リング上を滑ることで、回転体の風車部11から静止体の支柱12に電流を伝達する回転電気コネクタである(図1及び図3、参照)。
電力伝達部ETは、例えば導体ブラシの送電側陽極19が支柱12に巻かれた導体回転リングの受電側陽極21に接し、導体ブラシの送電側陰極20が支柱12に巻かれた導体回転リングの受電側陰極22に接するスリップリング装置である。送電側陽極19と受電側陽極21及び送電側陰極20と受電側陰極22は常に接していることから、発電装置10は受風部13a~13eの数だけコイル16a~16eと整流素子18a~18eを直列接続した回路となる。
スリップリング装置によれば、風車部11が回転しても送電側陽極19は受電側陽極21に接し続け、送電側陰極20も受電側陰極22に接し続けることができ、風車部11側の整流素子18a~18eでまとめた電気を、出力部OTSの負荷回路15へ伝達することができる。すなわち、直列接続されている整流素子18a~18eの一端の+側は送電側陽極19に、同他端の-側は送電側陰極20に接続され、負荷回路15の入力端へそれぞれ接続された受電側陽極21と受電側陰極22を介して整流素子の出力脈流が送電される。
また、電力伝達部ETとしては、例えば無線給電装置(図示せず)も用いることができる。無線給電装置では、例えば、電磁誘導の原理を用いた磁界結合方式給電装置が挙げられる。磁界結合方式給電装置の一例として、図示しないが、支柱12に固定側の受電用コイルを設け、これに同軸且つ平行に風車部11の回転部14に同軸回転側の送電用コイルを設け、両コイル間の位置をcm未満の間隔調整をすることで、送電となり得る。なお、この場合は、送電用コイルが送電線の磁場による影響を受けないように、回転部14の周囲にシールド機構が必要となる。
(動作の説明)
図5は、送電線TLの真下に配置された発電装置10の受風部13a~13eのコイル16a~16e(回転軸の周りに環状に配設されコイル軸それぞれも環状に配向されている状態)と磁場(磁束φ)との関係を概念的に説明する概略上面図(図5(a))と、その中の回転するコイル16aのコイル面の面積の変化を示す線図(図5(b))である。
図5は、送電線TLの真下に配置された発電装置10の受風部13a~13eのコイル16a~16e(回転軸の周りに環状に配設されコイル軸それぞれも環状に配向されている状態)と磁場(磁束φ)との関係を概念的に説明する概略上面図(図5(a))と、その中の回転するコイル16aのコイル面の面積の変化を示す線図(図5(b))である。
図5(a)に示すように、受風部13a~13eの公転面(紙面)で公転するコイル16a~16eのコイル面は該公転面に交差(例えば直交)する。この場合、送電線TLに直交する面内に広がる磁場(磁束φ)は真下のコイル16a~16eのコイル面を通過する。例えば、反時計回りに回転するコイル16aのコイル面の面積は磁束φに沿って眺めると、図5(b)に示すように、コイル16aのコイル面の面積は、風車直径の左右側では最小面積となり、その中間では最大面積となるように変化する。よって、風車の1回転の半分の右左方向でコイル16aのコイル面の面積を過る磁束φの密度が、最小、最大、最小と変化し、同半分の左右方向で同様の変化をするので、コイル16aには電磁誘導により交流電流が発生する。
従って、本実施例では、コイル16a~16eが、それらのコイル面が受風部13a~13eの公転面に直交以外でも交差するように配置されれば、各コイルにより発電できる。
図6は、変形例として、送電線TLの真下に配置された発電装置10における、風車の回転軸の周りに環状に配設され各コイル軸が該回転軸からバースト状(放射状)に配向されている状態のコイル16a~16eと磁場(磁束φ)との関係を概念的に説明する概略上面図(図6(a))と、その中の回転するコイル16aのコイル面の面積の変化を示す線図(図6(b))である。
図6(a)に示すように、受風部の公転面(紙面)で公転するコイル16a~16eのコイル面は該公転面に交差(例えば直交)する。この場合、送電線TLに直交する面内に広がる磁場(磁束φ)は真下のコイル16a~16eのコイル面を通過する。例えば、反時計回りに回転するコイル16aのコイル面の面積は磁束φに沿って眺めると、図6(b)に示すように、コイル16aのコイル面の面積は、風車直径の左右側では最大面積となり、その中間では最小面積となるように変化する。よって、風車の1回転の半分の右左方向でコイル16aのコイル面の面積を過る磁束φの密度が、最大、最小、最大と変化し、同半分の左右方向で同様の変化をするので、コイル16aには電磁誘導により交流電流が発生する。
このように、本実施例では、コイル16a~16eが、それらのコイル面が受風部13a~13eの公転面に直交以外でも交差するように配置されれば、各コイルにより発電できる。
従って、本実施例の発電機は、風向きに左右されず地面に対して並行横に回転する垂直軸風車の抗力型垂直軸風車や揚力型垂直軸風車に好適に組み合わせることが可能である。
(支柱12)
支持部としての支柱12は、風車部11を支える土台となる機能を有する。支柱12は少なくとも出力部OTSの電力伝達部ET、例えば、受電側陽極21と受電側陰極22を有し、風車部11から電気を受け取り負荷回路15へ伝える機能を有する。支柱12の設置位置としては、架空送電の鉄塔の敷地内又はその近傍や、鉄塔上等が挙げられる。
支持部としての支柱12は、風車部11を支える土台となる機能を有する。支柱12は少なくとも出力部OTSの電力伝達部ET、例えば、受電側陽極21と受電側陰極22を有し、風車部11から電気を受け取り負荷回路15へ伝える機能を有する。支柱12の設置位置としては、架空送電の鉄塔の敷地内又はその近傍や、鉄塔上等が挙げられる。
(風車部11)
風車部11は、回転部14に受風部13a~13eを取り付けた構造を有する。
風車部11は、回転部14に受風部13a~13eを取り付けた構造を有する。
(回転部14)
回転部14は、風車部11が回転する軸となる機能を有する。回転部14は少なくとも出力部OTSの電力伝達部ET、例えば、送電側陽極19及び送電側陰極20を有し、受風部13a~13eから整流素子18a~18eを介して受電した電気を受電側陽極21と受電側陰極22に伝える機能を有する。
回転部14は、風車部11が回転する軸となる機能を有する。回転部14は少なくとも出力部OTSの電力伝達部ET、例えば、送電側陽極19及び送電側陰極20を有し、受風部13a~13eから整流素子18a~18eを介して受電した電気を受電側陽極21と受電側陰極22に伝える機能を有する。
(受風部)
受風部13a~13eのそれぞれは、周囲の風を受けて風の力を、回転部14を回転する力に変える機能を有する。また、受風部13a~13eはそれぞれ、コイル16a~16eとフェライトコア17a~17eを備え、周囲の磁場を使い電気を発生する機能を有する。なお、風を受けて風車部11を回転する力にでき、コイル16a~16eとフェライトコア17a~17eを備えることができる構造であれば、図1と異なる構造にすることもできる。また、風を受けて風車部11を回転する力にでき、コイル16a~16eとフェライトコア17a~17eを備えることができる構造であれば、受風部13a~13eの数を変えることもできる。
受風部13a~13eのそれぞれは、周囲の風を受けて風の力を、回転部14を回転する力に変える機能を有する。また、受風部13a~13eはそれぞれ、コイル16a~16eとフェライトコア17a~17eを備え、周囲の磁場を使い電気を発生する機能を有する。なお、風を受けて風車部11を回転する力にでき、コイル16a~16eとフェライトコア17a~17eを備えることができる構造であれば、図1と異なる構造にすることもできる。また、風を受けて風車部11を回転する力にでき、コイル16a~16eとフェライトコア17a~17eを備えることができる構造であれば、受風部13a~13eの数を変えることもできる。
コイル16a~16eは、その面内の磁束密度が変動して周囲の磁場により発電する機能を有する。コイル16a~16eは、磁場の中で風車部11が回転することで、電磁誘導により発電する機能を有する。フェライトコア17a~17eは、コイル16a~16eのコイル軸に配置されることにより、磁束密度を高める機能を有する。
(整流素子18a~18e)
整流素子18a~18eはそれぞれ、コイル16a~16eに接続され、整流素子18a~18eは、受風部13a~13eのコイル16a~16eが発電した交流の電気を直流に変換する機能を有する。また、整流素子18a~18eは、その出力側を直列接続され、受風部13a~13eで発生した電気を1つにまとめる機能を有する。
整流素子18a~18eはそれぞれ、コイル16a~16eに接続され、整流素子18a~18eは、受風部13a~13eのコイル16a~16eが発電した交流の電気を直流に変換する機能を有する。また、整流素子18a~18eは、その出力側を直列接続され、受風部13a~13eで発生した電気を1つにまとめる機能を有する。
本実施例によれば、従来技術で少量の電力を発電する場合、送電線の近くでは磁場の影響を防ぐ構造が必要となるため、コストが増加し複雑な構造となることが問題であるが、風力と磁場を利用して発電することで、追加構造が不要となり簡単な構造で発電することができる。
(第1の実施例)
図7は、送電線TLの下方に立設された本発明による第1の実施例である抗力型垂直軸風車を用いた発電装置10を示す部分斜視図である。
図7は、送電線TLの下方に立設された本発明による第1の実施例である抗力型垂直軸風車を用いた発電装置10を示す部分斜視図である。
発電装置の風車部11は、それぞれがコイルユニットA、B、C、D及びE(図3及び図4、参照)を備えた受風部である5個の風杯WCPを有するパドル型風車である。
風車部11は、その中心に設けられた回転部14を中心に放射状に伸びている支持腕ARMを介して等間隔に配置されている風杯WCPで風を受ける。各風杯WCPは水平断面が円弧形又は湾曲形の断面形状を有し、風に対して風を受け入れる側に位置する後方凹部に各コイルユニットを備え、例えば、風杯WCP(コイルユニットA)で風を大きく受ける。これに対して、風上側にパドルの凸部前面を向けている風杯WCP(コイルユニットC)では、風の抵抗が風杯WCP(コイルユニットA)より小さい。この風杯WCP前後の抗力差により回転部14に回転力が付与され、回転部14を介して風車全体が回転する。当該回転に基づいて電磁誘導によりコイルユニットA、B、C、D及びEが発電する。
(第2の実施例)
図8は、送電線TLの下方に立設された本発明による第2の実施例である抗力型垂直軸風車のクロスフロー型風車を用いた発電装置10を示す部分斜視図である。
図8は、送電線TLの下方に立設された本発明による第2の実施例である抗力型垂直軸風車のクロスフロー型風車を用いた発電装置10を示す部分斜視図である。
クロスフロー型発電装置10は、それぞれがコイルユニットA、B、C、D及びE(図3及び図4、参照)を備えた受風部である5枚のストレートブレードSBDを有する。
風車部11において、回転部14上に設けられた一対の上下平行の円板外周縁部COEの間に5枚のストレートブレードSBDは所定な角度を付けて等間隔に設けられている。各ストレートブレードSBDは細長い湾曲状の外郭を有する。風車部11は、上下の円板外周縁部COEの外部からの風を受けると、ストレートブレードSBDの幾つかの隙間から内部空洞部を貫流して、反対側のストレートブレードSBDの他の幾つかの隙間から外部へ排出しつつ、一定方向に回転する。当該回転に基づいて電磁誘導によりコイルユニットA、B、C、D及びEが発電する。
(第3の実施例)
図9は、送電線TLの下方に立設された本発明による第3の実施例である揚力型垂直軸風車を用いた発電装置10を示す概略上面図である。
図9は、送電線TLの下方に立設された本発明による第3の実施例である揚力型垂直軸風車を用いた発電装置10を示す概略上面図である。
発電装置の風車部11は、それぞれがコイルユニットA、B、C、D及びE(図3及び図4、参照)を備えた受風部である上下に伸びる5枚のストレート翼SWを有する直線翼型風車である。各ストレート翼SWは水平断面が湾曲形の翼型断面形状を有し、内部に各コイルユニットを備える。揚力型垂直軸風車として直線翼型風車の他に、ジャイロミル型もあるが、揚力型垂直軸風車においては、受風部である翼において広い面にコイルユニットのコイル面の方向を種々内部で配置転換して、適宜、磁束を過る位置を設定することもできる。
風車部11は、その中心に設けられた回転部14を中心に放射状に伸びている支持腕ARMを介して等間隔に配置されているストレート翼SWで風を受ける。例えばストレート翼SW(コイルユニットE)が回転部14との間で風を受ける(迎角)と、風速と周速(回転速度)との相対速度によりストレート翼SWに抗力Rと揚力Lが生じ、揚力Lの円周方向成分Fにより、ストレート翼SW(コイルユニットE)が回転部14の軸周りを回転する。当該回転に基づいて電磁誘導によりコイルユニットA、B、C、D及びEが発電する。
10 発電装置
11 風車部
12 支柱
13a~13e 受風部
14 回転部
15 負荷回路
16a~16e コイル
17a~17e フェライトコア
18a~18e 整流素子
19 送電側陽極
20 送電側陰極
21 受電側陽極
22 受電側陰極
11 風車部
12 支柱
13a~13e 受風部
14 回転部
15 負荷回路
16a~16e コイル
17a~17e フェライトコア
18a~18e 整流素子
19 送電側陽極
20 送電側陰極
21 受電側陽極
22 受電側陰極
Claims (8)
- 支持部に自転可能に支持される回転部の回転軸の周りに環状に配設され、風を受けて一体的に公転可能な複数の受風部を有し、
前記複数の受風部の各々が前記公転による磁束の変動に基づいて電磁誘導により発電するコイルを備え、
前記コイル毎に接続され前記コイルにおいて発生した電流を整流する整流素子を有する
ことを特徴とする発電装置。 - 前記支持部は前記整流素子に接続され整流された電流を出力する出力部を有し、
前記コイルの各々は、前記複数の受風部の公転面に交差するコイル面を有するように配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の発電装置。 - 前記整流素子は、交流を直流に全波整流するブリッジダイオード素子である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の発電装置。 - 前記整流素子は、直列接続されている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発電装置。 - 前記複数の受風部のそれぞれは、前記コイルに巻装された軟磁性材料を有する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発電装置。 - 前記出力部は負荷回路を有する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発電装置。 - 前記回転部及び前記複数の受風部は送電線の下方に立設された抗力型垂直軸風車である
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発電装置。 - 前記回転部及び前記複数の受風部は送電線の下方に立設された揚力型垂直軸風車である
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021136950A JP2023031457A (ja) | 2021-08-25 | 2021-08-25 | 発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021136950A JP2023031457A (ja) | 2021-08-25 | 2021-08-25 | 発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023031457A true JP2023031457A (ja) | 2023-03-09 |
Family
ID=85415918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021136950A Pending JP2023031457A (ja) | 2021-08-25 | 2021-08-25 | 発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023031457A (ja) |
-
2021
- 2021-08-25 JP JP2021136950A patent/JP2023031457A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7573143B2 (en) | Generator utilizing fluid-induced oscillations | |
US7688036B2 (en) | System and method for storing energy | |
US8178992B1 (en) | Axial flux alternator with air gap maintaining arrangement | |
US7518259B2 (en) | Assembly comprising a water turbine and a generator, the rotor of which is direct-connected to each one of the blades of the turbine | |
US7586209B1 (en) | Power unit | |
CN106374643B (zh) | 印制交流电机 | |
CN201956848U (zh) | 多层绕组永磁同步风力发电机 | |
US20090295520A1 (en) | Magnetic structure | |
CA2707177A1 (en) | Generator utilizing fluid-induced oscillations | |
JP2021182864A (ja) | フライホイールエネルギー貯蔵システムのための単極モータ | |
WO2018019273A1 (zh) | 一种基于电磁感应原理的pcb集成的导线磁场取能装置 | |
JP2023031457A (ja) | 発電装置 | |
US20100013345A1 (en) | Bi-metal coil | |
US20090045687A1 (en) | Inertia permanent magnet generator unit | |
KR200456484Y1 (ko) | 이중 회전형 발전장치 | |
JP2014148928A (ja) | 風力発電装置 | |
CN102111045A (zh) | 多层绕组永磁同步风力发电机 | |
US10177621B2 (en) | Rotating electric machine or wind power generation system | |
CN110571995A (zh) | 交流发电机 | |
JP7400520B2 (ja) | 発電装置 | |
JP2020089045A (ja) | 風力発電装置 | |
CN108964299A (zh) | 一种新型的直驱n*3相永磁同步风力发电机 | |
CN204597672U (zh) | 一种电力系统并网运行连接装置 | |
EP2711947B1 (en) | A power transfer device | |
KR101247779B1 (ko) | 전동기 및 발전기 응용들을 위한 현수면 형태의 표면들을 가지는 회전자-고정자 조립체들 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240508 |