JP2023028157A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置内の上方部分においても十分に放熱することが可能な表示装置を提供する。【解決手段】表示装置100は、液晶表示パネル1と、液晶表示パネル1よりも後方に配置されるバックライト部2と、液晶表示パネル1とバックライト部2との間に配置される光学シート部3と、液晶表示パネル1を支持するパネルシャーシ4と、を備える。パネルシャーシ4は、液晶表示パネル1と光学シート部3との間に形成される通気空間Sよりも上方に配置された排気孔部41を含む。排気孔部41を介して、通気空間S内の空気が排出される。【選択図】図1

Description

本開示は、表示装置に関する。
従来、放熱構造を備えた表示装置が知られている。このような表示装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
上記特許文献1の表示装置は、液晶パネルと、光学フィルムと、ランプパネルと、外枠とを含む。液晶パネルと、光学フィルムと、ランプパネルとは、外枠内に配置されている。また、液晶パネルと光学フィルムとの間に空間が形成されている。また、外枠の左右に吸気口と排気口がそれぞれ設けられている。液晶パネルと光学フィルムとの間の空間には、給気口と排気口とを接続する通風路が形成されている。この通風路によって、液晶パネルと光学フィルムとの間の空間において空気対流を形成することにより、表示装置内が放熱される。
特表2017-514156号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されているような表示装置では、外枠の左右に吸気口と排気口がそれぞれ設けられている。このため、温度の高い空気が外枠内の上方部分に溜まってしまい、表示装置内の上方部分では、十分に放熱することができないという問題点がある。
そこで、本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、表示装置内の上方部分においても十分に放熱することが可能な表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の一の態様に係る表示装置は、液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルよりも後方に配置されるバックライト部と、前記液晶表示パネルを支持するパネルシャーシと、を備え、前記パネルシャーシは、前記パネルシャーシの上辺部に形成された排気孔部を含む。
上記構成の表示装置によれば、表示装置内の上方部分においても十分に放熱することができる。
図1は、第1実施形態における表示装置100の構成を模式的に示す断面図である。 図2は、液晶表示パネル1及びベゼル部材8の斜視図である。 図3は、表示装置100の上部の拡大図である。 図4は、バックライト部2の正面図である。 図5は、パネルシャーシ4及び液晶表示パネル1の背面図である。 図6は、キャビネット9の背面図である。 図7は、第2実施形態の表示装置200の構成を示す断面図である。 図8は、第3実施形態の表示装置300の構成を示す断面図である。 図9は、第3実施形態によるバックライト部302の正面図である。 図10は、第4実施形態の表示装置400の構成を示す断面図である。 図11は、第1~第4実施形態の変形例による表示装置500の断面図である。
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本開示は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本開示の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。また、以下の説明において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、その繰り返しの説明は省略する。また、実施形態および変形例に記載された各構成は、本開示の要旨を逸脱しない範囲において適宜組み合わされてもよいし、変更されてもよい。また、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における表示装置100の構成を模式的に示す断面図である。図2は、液晶表示パネル1及びベゼル部材8の斜視図である。図3は、表示装置100の上部の拡大図である。図4は、バックライト部2の正面図である。
図1に示すように、表示装置100は、液晶表示パネル1と、バックライト部2と、光学シート部3と、パネルシャーシ4と、排気ファン51と、排気フィルタ52aと、給気フィルタ52bと、制御・電源回路基板53と、後方シャーシ6と、フレーム部材7と、ベゼル部材8と、キャビネット9と、を備える。ここで、「前方」とは、図中のY1方向を意味し、「後方」とは、図中のY2方向を意味する。「上」とは、図中のZ1方向を意味し、「下」とは、図中のZ2方向を意味する。また、「右」とは、図中のX1方向を意味し、「左」とは、図中のX2方向を意味する。
表示装置100では、バックライト部2から前方に向かって発せられた光が光学シート部3を介して液晶表示パネル1に入射し、液晶表示パネル1に画像が表示される。
図2に示すように、液晶表示パネル1は、例えば、正面から見て、矩形状を有する。図3に示すように、液晶表示パネル1は、トランジスタ(図示せず)が配置されたトランジスタ基板11と、対向基板12と、液晶層13と、シール材14と、2つの偏光板15とを含む。対向基板12の後方側には、カラーフィルタ12a及びブラックマトリクス12bが配置されている。トランジスタ基板11の縁部と対向基板12の縁部とは、シール材14により貼り合わされている。液晶層13は、トランジスタ基板11と対向基板12とに挟まれた位置で、かつ、シール材14の内側に配置されている。2つの偏光板15は、トランジスタ基板11と対向基板12との両外側にそれぞれ配置されている。
バックライト部2は、図3に示すように、液晶表示パネル1よりも後方に配置されている。バックライト部2は、複数の発光ダイオード(LED)21と、LED基板22とを含む。LED21の発光色は任意に採用でき、発光色は、例えば、白色である。また、LED21は、赤、緑、及び青の3色のLEDを用いて、3色混色して白色の光を生成してもよい。また、LED21は、これに限られないが、頂面発光型のLED(トップビュー)である。LED基板22は、ガラスエポキシ、ポリイミド、又はアルミニウムなどを基材とする回路基板である。また、LED基板22は、後方シャーシ6に対して基板ホルダー23によって固定されている。また、複数のLED21は、互いに間隔を空けてLED基板22上に配置されている。一例としては、図4に示すように、複数のLED21は、マトリクス状に配置されている。LED21は、LED基板22に形成された配線(図示せず)を介して、制御・電源回路基板53(図1参照)からの電力を取得して、発光する。
図3に示すように、光学シート部3は、液晶表示パネル1とバックライト部2との間に配置される。光学シート部3は、点光源であるLED21から発する光を均一な面の光に変えるための光学部材である。光学シート部3は、拡散板31、拡散シート32、複数のプリズムシート33、及び偏光反射シート34を含む。拡散板31、拡散シート32、複数のプリズムシート33、及び偏光反射シート34は、LED21側からこの順で配置されている。拡散板31及び拡散シート32は、光を拡散させることにより、光のムラを低減する。複数のプリズムシート33は、光を屈折させることにより、前方に向かう光の輝度を向上させる。偏光反射シート34は、液晶表示パネル1によって後方へ反射された光を再び液晶表示パネル1側に反射することにより、前方に向かう光の輝度を向上させる。図3では、前方に向かって、拡散板31、拡散シート32、複数のプリズムシート33、及び偏光反射シート34の順に配置される例を示しているが、この順番に限られず、例えば、プリズムシート33、拡散シート32、拡散板31、及び偏光反射シート34の順に配置されていてもよい。
パネルシャーシ4は、図3に示すように、液晶表示パネル1を支持する部材である。また、パネルシャーシ4とベゼル部材8とは、液晶表示パネル1の表示領域Rよりも外側の部分を挟み込むように配置されている。また、パネルシャーシ4の少なくとも一部は、液晶表示パネル1と光学シート部3との間に配置されている。これにより、液晶表示パネル1と光学シート部3との間に通気空間Sが形成されている。そして、この通気空間Sに、バックライト部2及び液晶表示パネル1からの熱が放出される。通気空間Sは、後述する給気孔部42からの空気が排気孔部41に向かって通気する空間である。液晶表示パネル1と光学シート部3との間隔Dは、例えば、3mm以上10mm以下である。間隔Dは、3mm以上であれは、十分な放熱効果が期待される。また、間隔Dは、10mm以下であれば、表示装置100の前後方向の寸法が増大するのを抑制することができる。
図5は、パネルシャーシ4及び液晶表示パネル1の背面図である。パネルシャーシ4は、光反射性を有する樹脂材料により形成されている。光反射性を有する樹脂材料としては、例えば、白色のポリカーボネイトを用いることができる。なお、本開示は、パネルシャーシ4を、白色のポリカーボネイトから構成することには限られない。例えば、パネルシャーシ4を白色に構成した場合に、迷光によって額縁付近が想定以上に明るくなってしまうことがある。この場合には、パネルシャーシ4の材料として、光吸収性を有する黒色の樹脂材料を用いた方が、表示装置100の表示品位が高まる場合がある。また、パネルシャーシ4の材料として、白色と黒色との中間のグレー色に調整された材料を用いてもよい。また、図5に示すように、パネルシャーシ4は、液晶表示パネル1を取り囲む枠形状を有する。パネルシャーシ4は、上辺部4aと、下辺部4bと、左辺部4cと、右辺部4dとを含む。上辺部4a、下辺部4b、左辺部4c、及び右辺部4dは、それぞれ、液晶表示パネル1の表示領域Rよりも、上、下、右、及び左の位置に配置されている。
図3に示すように、上辺部4aに、通気空間Sよりも上方に配置された排気孔部41を含む。そして、排気孔部41は、通気空間Sからの空気を排気孔部41に導入する導入口41aと、排気孔部41から空気を後方に向かって排出する排出口41bとを含む。また、上辺部4aは、通気空間Sに面する下端面43と、フレーム部材7に対向する後端面44とを含む。下端面43に、導入口41aが形成されている。また、後端面44に、排出口41bが設けられている。この構成により、通気空間Sよりも上方に配置された排気孔部41を介して、通気空間Sの空気を排出することができる。この結果、表示装置100内の上方部分の高温の空気を排出することができるので、表示装置100内の上方部分においても十分に放熱することができる。
また、図3に示すように、第1実施形態では、下端面43は、後方に向かうにつれ表示領域Rから遠ざかるように傾斜している。例えば、下端面43は、Y2方向に対して角度θで傾斜している。角度θは、例えば、45度であるが、30度以上60度以下のいずれの角度であってもよい。これにより、液晶表示パネル1を正面から見た場合に、下端面43に設けられた導入口41aが視認されにくい。
また、排気孔部41は、パネルシャーシ4内において、通気空間Sとの接続位置である導入口41aから上方に延びる第1部分41cと、第1部分41cから後方に排出口41bまで延びる第2部分41dとを含む。これにより、排気孔部41は、L字状の断面を有する。この構成によれば、表示装置100の額縁部分の幅(上下方向の寸法)が大型化するのを防止することができる。
図1に示すように、下辺部4bには、通気空間Sよりも下方に配置された給気孔部42が設けられている。また、下辺部4bの上端面45は、後方に向かうにつれ表示領域Rから遠ざかるように傾斜している。上端面45の傾斜の角度は、例えば、下端面43の傾斜の角度θと同一である。また、下辺部4bの後端面46には、パネルシャーシ4内に空気を導入する導入口42aが設けられている。下辺部4bの上端面45には、通気空間Sに空気を給気する給気口42bが設けられている。給気孔部42は、図1に示すように、L字状の断面を有する。なお、上端面45の傾斜の角度は、下端面43の傾斜の角度θと異なる角度であってもよい。
図5に示すように、上辺部4aには、複数の排気孔部41が設けられている。そして、上辺部4aには、等間隔で導入口41aが並んで配置されている。また、上辺部4aには、等間隔で排出口41bが並んで配置されている。また、下辺部4bには、複数の給気孔部42が設けられている。そして、下辺部4bには、等間隔で導入口42aが並んで配置されている。また、下辺部4bには、等間隔で給気口42bが並んで配置されている。これにより、通気空間Sにおける下方部分から上方部分の全域に亘って、通気させることができる。
図1に示すように、後方シャーシ6は、光学シート部3及びバックライト部2を支持する。後方シャーシ6は、例えば、ステンレスやアルミニウム等の金属材料から形成される。金属材料として、ステンレスを採用すれば、後方シャーシ6の強度を向上させることができる。金属材料として、アルミニウムを採用すれば、後方シャーシ6の軽量性・放熱性を向上させることができる。
後方シャーシ6は、一部がバックライト部2よりも後方に配置されている。後方シャーシ6の前面には、バックライト部2が固定されており、後方シャーシ6の背面には、制御・電源回路基板53が固定されている。そして、後方シャーシ6には、排気孔部41の後方の位置に、フレーム部材7の中間排気孔部71を介して排気孔部41と接続される後方排気孔部61が設けられている。また、後方シャーシ6には、給気孔部42の後方の位置に、フレーム部材7の中間給気孔部72を介して給気孔部42に接続される後方給気孔部62が設けられている。後方排気孔部61は、前方から後方に通気する。後方給気孔部62は、後方から前方に通気する。後方排気孔部61の後方に、排気フィルタ52aが配置され、後方給気孔部62の後方に、給気フィルタ52bが配置されている。排気フィルタ52a及び給気フィルタ52bは、例えば、不織布により構成されている。排気フィルタ52a及び給気フィルタ52bにより、通気空間Sへの埃や塵が侵入するのを防止することが可能となる。
フレーム部材7は、図1に示すように、光学シート部3を保持する。フレーム部材7は、枠形状を有し、光学シート部3の周囲を取り囲んで配置されている。また、フレーム部材7は、後方シャーシ6により支持されている。例えば、フレーム部材7は、後方シャーシ6に固定されている。フレーム部材7は、光反射性を有する樹脂材料により形成されている。光反射性を有する樹脂材料としては、例えば、白色のポリカーボネイトを用いることができる。そして、フレーム部材7には、排気孔部41と後方排気孔部61との間に形成され、前後方向に延びる中間排気孔部71が形成されている。中間排気孔部71は、排気孔部41と後方排気孔部61とを接続し、排気孔部41からの空気を後方排気孔部61に通過させる。また、フレーム部材7には、給気孔部42と後方給気孔部62との間に形成され、前後方向に延びる中間給気孔部72が形成されている。中間給気孔部72は、給気孔部42と後方給気孔部62とを接続し、後方給気孔部62からの空気を給気孔部42に通過させる。
排気ファン51は、図1に示すように、排気孔部41、中間排気孔部71、後方排気孔部61、及び排気フィルタ52aを介して、通気空間Sの空気を排出する(図1の矢印A1参照)。通気空間Sの空気が排出されることにより、給気フィルタ52b、後方給気孔部62、中間給気孔部72、及び給気孔部42を介して、通気空間Sに空気が流入する。これにより、通気空間Sが換気される。また、排気ファン51は、排気孔部41の第2部分41dよりも後方に配置されている。これにより、通気空間Sの空気を、排気孔部41を介して強制的に排出させることができる。この結果、表示装置100内における冷却性能を向上させることができる。
ベゼル部材8は、液晶表示パネル1を前方から保持する。例えば、ベゼル部材8は、クッション材81を介して、パネルシャーシ4と液晶表示パネル1を挟み込むように配置されている。クッション材81は、これに限られないが、ゴム材である。また、ベゼル部材8は、図1に示すように、パネルシャーシ4及び後方シャーシ6を取り囲むように配置されている。また、ベゼル部材8は、例えば、ステンレスやアルミニウム等の金属材料から構成される。なお、ベゼル部材8は、樹脂材料により構成されてもよい。
キャビネット9は、図1に示すように、液晶表示パネル1と、パネルシャーシ4と、バックライト部2と、光学シート部3と、を収容する筐体である。キャビネット9は、排気孔部41からの空気を、キャビネット9よりも外に排出する筐体排気孔部91を有する。また、キャビネット9は、キャビネット9よりも外の空気をキャビネット9内に取り入れる筐体給気孔部92を有する。図6は、キャビネット9の背面図である。図6に示すように、筐体排気孔部91及び筐体給気孔部92は、それぞれ複数設けられている。筐体給気孔部92は、筐体排気孔部91よりも下方に配置されている。
(排熱方法)
次に、図1を参照して、第1実施形態による表示装置100における排熱方法について説明する。表示装置100内では、液晶表示パネル1、バックライト部2、及び制御・電源回路基板53が電力を消費することにより発熱する。また、光学シート部3には、バックライト部2からの熱が伝達される。また、光学シート部3は、バックライト部2からの光の一部を吸収することにより温度が上昇する。液晶表示パネル1と光学シート部3との間の通気空間Sの空気は、液晶表示パネル1、バックライト部2、及び光学シート部3からの熱を吸収する。通気空間Sの空気は、温度が上昇することより、通気空間Sの上方に移動する。また、通気空間Sの空気は、排気ファン51が駆動することにより、パネルシャーシ4の排気孔部41、フレーム部材7の中間排気孔部71、後方シャーシ6の後方排気孔部61、排気フィルタ52a、及び筐体排気孔部91を介して(図1の矢印A1参照)、表示装置100よりも外に排出される。また、通気空間Sには、筐体給気孔部92、給気フィルタ52b、後方給気孔部62、中間給気孔部72、及び給気孔部42を介して、給気される。これにより、表示装置100内から排熱される。
(排気ファンの効果)
次に、第1実施形態による表示装置100における排気ファン51の効果について説明する。表示装置100において、排気ファン51を駆動させた場合と、排気ファン51を駆動させない場合との各々について、液晶表示パネル1の正面視で中央部分の温度を測定した。表示装置100では、バックライト部2を点灯するとともに、液晶表示パネル1に所定の画像を表示した状態において、液晶表示パネル1の正面視で中央部分の温度が一定になった時点における温度を測定温度とした。測定の結果、排気ファン51を駆動させない場合には、56.6度となり、排気ファン51を駆動させた場合には、51.9度となり、排気ファン51を駆動させた場合の方が駆動させない場合に比べて、温度が4.7度低くなることが判明した。従って、排気ファン51を駆動させることにより、表示装置100における冷却効果が向上することが確認された。
[第2実施形態]
次に、図7を参照して、第2実施形態による表示装置200の構成について説明する。図7は、第2実施形態の表示装置200の構成を示す断面図である。なお、第1実施形態と同様の構成には、第1実施形態と同じ符号を用い説明を省略する。
図7に示すように、表示装置200は、パネルシャーシ204と、後方シャーシ206と、フレーム部材207と、ベゼル部材208とを含む。パネルシャーシ204には、通気空間Sからの空気を排出するための排気孔部241が設けられている。排気孔部241は、パネルシャーシ204の下端面43に形成された導入口241aと、パネルシャーシ204の上端面244に形成された排出口241bとを含む。第2実施形態による排気孔部241は、下端面43から上端面244までの貫通孔である。排出口241bには、排気フィルタ252が配置されている。
表示装置200では、ベゼル部材208の内側面281と、パネルシャーシ204の上端面244及び後方シャーシ206の上端面261との間に、排気通路Lが形成されている。排気通路Lは、排気孔部241に接続されている。そして、通気空間Sからの空気が、排気孔部241及び排気フィルタ252を通過して、排気通路Lに到達する。排気通路Lよりも後方の位置に、排気ファン251が配置されており、排気ファン251が駆動することにより、排気通路L内の空気が排出される(図7の矢印A2参照)。第2実施形態によれば、ベゼル部材208と、後方シャーシ206及びパネルシャーシ204との間の空間を、排気通路Lとして利用することができるので、後方シャーシ206及びフレーム部材207に排気用の孔部を形成する必要がない。その他の構成及び効果は、第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
次に、図8及び図9を参照して、第3実施形態による表示装置300の構成について説明する。図8は、第3実施形態の表示装置300の構成を示す断面図である。図9は、第3実施形態によるバックライト部302の正面図である。なお、第1又は第2実施形態と同様の構成には、第1実施形態と同じ符号を用い説明を省略する。
図8に示すように、表示装置300は、バックライト部302を含む。第3実施形態によるバックライト部302は、エッジライト型のバックライトである。図9に示すように、バックライト部302は、導光板322と、導光板322よりも下方に複数のLED321が配置されている。導光板322は、透明樹脂からなる板である。そして、導光板322の表面には、ドットやプリズムなどが形成されている。導光板322は、LED321から導光板322内に入光した光を内部で導光しながら前方に出射して、液晶表示パネル1側に面内で均一な光を照射する。第3実施形態によれば、エッジライト型の表示装置300においても十分に放熱することができる。その他の構成及び効果は、第1実施形態と同様である。なお、本実施形態では、LED321が導光板322の下方にのみ設けられた構成を例示したが、LED321が導光板322の上方にのみ設けられた構成、または、LED321が導光板322の上方と下方の両方に設けれた構成であっても良い。
[第4実施形態]
次に、図10を参照して、第4実施形態による表示装置400の構成について説明する。図10は、第4実施形態の表示装置400の構成を示す断面図である。なお、第1~第3実施形態のいずれかと同様の構成には、第1~第3実施形態のいずれかと同じ符号を用い説明を省略する。
図10に示すように、表示装置400は、光学シート部403を含む。光学シート部403は、通気空間Sに面する位置に配置された透明板材435を含む。透明板材435は、通気空間Sの気流では波打たない程度の剛性があり、かつ、光学シート部403に偏光反射シート34が含まれている場合に、複屈折がない板材である。透明板材435は、例えば、ガラス材、アクリル樹脂、及びポリカーボネイト材のいずれかを含む板材であって、透明板材435の厚みは、例えば1mm以上である。これによれば、排気ファン51の風量を大きくした場合でも、通気空間Sに面して配置された透明板材435によって波打ちが生じにくくなる。この結果、排気ファン51の風量を大きくすることができるので、冷却機能を向上させることができる。その他の構成及び効果は、第1実施形態と同様である。
以上、実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本開示を実施するための例示に過ぎない。よって、本開示は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
(1)上記第1~第4実施形態では、排気フィルタを、後方排気孔部の後方、又は排気孔部の排出口に配置する例を示したが、本開示はこれに限られない。例えば、図11に示す変形例の表示装置500のように、排気孔部41の導入口41aに排気フィルタ552を配置してもよい。この場合、排気フィルタ552がパネルシャーシ4と同色であれば、導入口41aを目立たなくすること(視認されにくくすること)ができる。
(2)上記第1~第4実施形態では、パネルシャーシの下端面を、後方に向かうにつれ表示領域から遠ざかるように傾斜させて形成する例を示したが、本開示はこれに限られない。例えば、パネルシャーシの下端面が、水平面と平行に形成されていてもよい。
(3)上記第1~第4実施形態では、表示装置に排気ファンを配置する例を示したが、本開示はこれに限られない。例えば、バックライト部の発熱量が小さい場合は、表示装置に排気ファンを設けなくてもよい。
上述した表示装置は、以下のように説明することもできる。
第1の構成に係る表示装置は、液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルよりも後方に配置されるバックライト部と、前記液晶表示パネルを支持するパネルシャーシと、を備え、前記パネルシャーシは、前記パネルシャーシの上辺部に形成された排気孔部を含む(第1の構成)。
上記第1の構成によれば、パネルシャーシの上辺部に形成された排気孔部から液晶表示パネルとバックライト部との間の空気を排出することができる。この結果、表示装置内の上方部分の高温の空気を排出することができるので、表示装置内の上方部分においても十分に放熱することができる。
第1の構成において、上辺部は、前記液晶表示パネルの表示領域よりも上方に配置された下端面であって、後方に向かうにつれ当該表示領域から遠ざかるように傾斜する下端面を有してもよく、前記排気孔部は、前記排気孔部に空気を導入する導入口を含んでもよく、前記下端面には、前記導入口が設けられていてもよい(第2の構成)。
上記第2の構成によれば、液晶表示パネルを正面から見た場合に、導入口が視認されにくい。
第1又は第2の構成において、表示装置は、排気孔部から空気を排出する排気ファンを、さらに備えてもよい(第3の構成)。
上記第3の構成によれば、表示装置内の空気を、排気孔部を介して強制的に排出させることができる。この結果、表示装置内における冷却性能を向上させることができる。
第3の構成において、前記排気孔部は、前記パネルシャーシ内において、前記パネルシャーシの下端面から上方に延びる第1部分と、前記第1部分から後方に延びる第2部分とを含んでもよく、前記排気ファンは、前記第2部分よりも後方に配置されていてもよい(第4の構成)。
上記第4の構成によれば、表示装置の額縁部分の幅が大型化するのを防止することができる。
第1~第4の構成のいずれか1つにおいて、前記パネルシャーシは、前記パネルシャーシの下辺部に形成された給気孔部を含んでもよい(第5の構成)。
上記第5の構成によれば、表示装置内における下方部分から上方部分の全域に亘って、通気させることができる。
第1~第5の構成のいずれか1つにおいて、前記排気孔部は、前記排気孔部に空気を導入する導入口と、前記排気孔部から空気を排出する排出口とを含んでもよく、表示装置は、前記導入口及び前記排出口の少なくとも一方に配置されたフィルタを、さらに備えてもよい(第6の構成)。
上記第6の構成によれば、フィルタにより、液晶表示パネル及びバックライト部側へ埃や塵が混入するのを防止することができる。
第1~第6の構成のいずれか1つにおいて、表示装置は、前記バックライト部を支持する後方シャーシを、さらに備えてもよく、前記後方シャーシは、前記排気孔部に接続された後方排気孔部を含んでもよい(第7の構成)。
上記第7の構成によれば、後方シャーシが表示装置に設けられている場合でも、排気孔部からの空気を、後方排気孔部を介して、排出することができる。
第7の構成において、表示装置は、前記液晶表示パネルと前記バックライト部との間に配置される光学シート部と、前記光学シート部を保持するフレーム部材であって、前記後方シャーシにより支持されたフレーム部材と、をさらに備えてもよく、前記フレーム部材は、前記排気孔部と前記後方排気孔部との間に形成された中間排気孔部であって、前記排気孔部と前記後方排気孔部とを接続する中間排気孔部を含んでもよい(第8の構成)。
上記第8の構成によれば、後方シャーシ及びフレーム部材が表示装置に設けられている場合でも、排気孔部からの空気を、中間排気孔部及び後方排気孔部を介して、排出することができる。
第1~第6の構成のいずれか1つにおいて、表示装置は、前記バックライト部を支持する後方シャーシと、前記液晶表示パネルを前方から保持するベゼル部材であって、一部が前記パネルシャーシ及び前記後方シャーシよりも上方に配置されたベゼル部材と、前記ベゼル部材と、前記後方シャーシ及び前記パネルシャーシとの間に、排気孔部に接続された排気通路と、をさらに備えてもよい(第9の構成)。
上記第9の構成によれば、ベゼル部材と、後方シャーシ及びパネルシャーシとの間の空間を、排気通路として利用することができるので、後方シャーシに排気用の孔部を形成する必要がない。
第1~第9の構成のいずれか1つにおいて、表示装置は、前記液晶表示パネルと前記バックライト部との間に配置される光学シート部と、前記排気孔部から空気を排出する排気ファンと、をさらに備えてもよく、前記排気ファンは、前記排気孔部を介して、前記液晶表示パネルと前記光学シート部との間の空間の空気を、さらに排出するように構成されていてもよく、前記光学シート部は、ガラス材、アクリル樹脂、及びポリカーボネイト材のいずれかを含む板材であって、前記液晶表示パネルと前記光学シート部との間の空間に面して配置されている板材を含んでもよい(第10の構成)。
上記第10の構成によれば、排気ファンの風量を大きくした場合でも、液晶表示パネルと光学シート部との間の空間に面して配置された板材によって波打ちが生じにくくなる。この結果、排気ファンの風量を大きくすることができるので、冷却機能を向上させることができる。
第1~第10の構成のいずれか1つにおいて、前記液晶表示パネルと、前記パネルシャーシと、前記バックライト部と、を収容する筐体を、さらに備えてもよく、前記筐体は、前記排気孔部からの空気を前記筐体よりも外に排出する筐体排気孔部を有する(第11の構成)。
上記第11の構成によれば、表示装置内の空気を、筐体よりも外に排出することができる。
1…液晶表示パネル、2,302…バックライト部、3,403…光学シート部、4,204…パネルシャーシ、4a…上辺部、6,206…後方シャーシ、7…フレーム部材、8,208…ベゼル部材、9…キャビネット、13…液晶層、21,321…LED、41,241…排気孔部、41a,241a…導入口、41b,241b…排出口、41c…第1部分、41d…第2部分、42…給気孔部、43…下端面、51,251…排気ファン、52a,252,552…排気フィルタ、61…後方排気孔部、71…中間排気孔部、91…筐体排気孔部、100,200,300,400,500…表示装置、244,261…上端面、252…排気フィルタ、552…排気フィルタ、L…排気通路、R…表示領域、S…通気空間

Claims (11)

  1. 液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルよりも後方に配置されるバックライト部と、
    前記液晶表示パネルを支持するパネルシャーシと、を備え、
    前記パネルシャーシは、前記パネルシャーシの上辺部に形成された排気孔部を含む、表示装置。
  2. 前記上辺部は、前記液晶表示パネルの表示領域よりも上方に配置された下端面であって、後方に向かうにつれ当該表示領域から遠ざかるように傾斜する下端面を有し、
    前記排気孔部は、前記排気孔部に空気を導入する導入口を含み、
    前記下端面には、前記導入口が設けられている、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記排気孔部から空気を排出する排気ファンを、さらに備える、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記排気孔部は、前記パネルシャーシ内において、前記パネルシャーシの下端面から上方に延びる第1部分と、前記第1部分から後方に延びる第2部分とを含み、
    前記排気ファンは、前記第2部分よりも後方に配置されている、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記パネルシャーシは、前記パネルシャーシの下辺部に形成された給気孔部を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記排気孔部は、前記排気孔部に空気を導入する導入口と、前記排気孔部から空気を排出する排出口とを含み、
    前記導入口及び前記排出口の少なくとも一方に配置されたフィルタを、さらに備える、請求項1~5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記バックライト部を支持する後方シャーシを、さらに備え、
    前記後方シャーシは、前記排気孔部に接続された後方排気孔部を含む、請求項1~6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記液晶表示パネルと前記バックライト部との間に配置される光学シート部と、
    前記光学シート部を保持するフレーム部材であって、前記後方シャーシにより支持されたフレーム部材と、をさらに備え、
    前記フレーム部材は、前記排気孔部と前記後方排気孔部との間に形成された中間排気孔部であって、前記排気孔部と前記後方排気孔部とを接続する中間排気孔部を含む、請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記バックライト部を支持する後方シャーシと、
    前記液晶表示パネルを前方から保持するベゼル部材であって、一部が前記パネルシャーシ及び前記後方シャーシよりも上方に配置されたベゼル部材と、
    前記ベゼル部材と、前記後方シャーシ及び前記パネルシャーシとの間に、前記排気孔部に接続された排気通路と、をさらに備える、請求項1~6のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記液晶表示パネルと前記バックライト部との間に配置される光学シート部と、
    前記排気孔部から空気を排出する排気ファンと、をさらに備え、
    前記排気ファンは、前記排気孔部を介して、前記液晶表示パネルと前記光学シート部との間の空間の空気を、さらに排出し、
    前記光学シート部は、ガラス材、アクリル樹脂、及びポリカーボネイト材のいずれかを含む板材であって、前記液晶表示パネルと前記光学シート部との間の空間に面して配置されている板材を含む、請求項1~9のいずれか1項に記載の表示装置。
  11. 前記液晶表示パネルと、前記パネルシャーシと、前記バックライト部と、を収容する筐体を、さらに備え、
    前記筐体は、前記排気孔部からの空気を前記筐体よりも外に排出する筐体排気孔部を有する、請求項1~10のいずれか1項に記載の表示装置。
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