JP2023027556A - 溶液の膜処理方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 溶液の高濃縮を低コストで効率良く行うことができる溶液の膜処理装置を提供する。【解決手段】 半透膜11により仕切られた高圧室12および低圧室13を有する第1の膜処理ユニット10を備え、高圧室12を通過させた被処理溶液を第1の溶液と第2の溶液とに分流し、第1の溶液を低圧室13に通過させることにより、高圧室12の被処理溶液に含まれる水を低圧室13の第1の溶液に移動させて被処理溶液を濃縮する溶液の膜処理装置1であって、第1の膜処理ユニット10に供給される前の被処理溶液を外部熱源により加熱する加熱装置20と、第1の膜処理ユニット10で膜処理が行われた第1の溶液および第2の溶液の少なくとも一方を、加熱装置20で加熱される前の被処理溶液と熱交換する熱回収装置31,30とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、溶液の膜処理方法および装置に関する。
海水等の溶液を膜処理する方法として、特許文献1には、対象溶液を冷却する析出工程を経た対象溶液を半透膜モジュールの高圧室に供給し、高圧室を通過した対象溶液の一部を低圧室に供給することにより、高圧室の対象溶液に含まれる水を半透膜を介して低圧室に移行させ、高圧室の対象溶液を濃縮する方法が開示されている。
国際公開第2020/158456号
上記の膜処理方法は、析出工程で冷却された対象溶液を加温した後に半透膜モジュールに供給することで、飽和状態の成分が析出して半透膜の目詰まりが生じるのを防止している。
ところが、対象溶液の加温後の温度は、析出工程で冷却する前の温度と同程度であるため、半透膜モジュールにおいて高濃縮を行うためには半透膜の膜面積を大きくする必要があり、半透膜モジュールの大型化および高コスト化を招くおそれがあった。
そこで、本発明は、溶液の高濃縮を低コストで効率良く行うことができる溶液の膜処理方法および装置の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、半透膜により仕切られた高圧室および低圧室を有する第1の膜処理ユニットの前記高圧室を通過させた被処理溶液を第1の溶液と第2の溶液とに分流し、第1の溶液を前記低圧室に通過させることにより、前記高圧室の被処理溶液に含まれる水を前記低圧室の第1の溶液に移動させて被処理溶液を濃縮する第1の膜濃縮工程を備える溶液の膜処理方法であって、前記第1の膜濃縮工程が行われる前の被処理溶液を外部熱源により加熱する加熱工程と、前記第1の膜濃縮工程が行われた第1の溶液および第2の溶液の少なくとも一方を、前記加熱工程が行われる前の被処理溶液と熱交換する熱回収工程とを備える溶液の膜処理方法により達成される。
この溶液の膜処理方法は、前記第1の膜濃縮工程が行われた第1の溶液を被処理溶液に合流する合流工程と、前記合流工程が行われた被処理溶液を、逆浸透膜を有する第2の膜処理ユニットに供給して逆浸透膜処理を行うことにより濃縮する第2の膜濃縮工程とを更に備えることが可能であり、前記第1の膜濃縮工程は、前記第2の膜濃縮工程で濃縮された被処理溶液に対して行うことができる(第1の態様)。
前記第1の態様において、前記加熱工程は、前記第2の膜濃縮工程が行われる前の被処理溶液に対して行うことができ、前記熱回収工程は、前記第2の膜濃縮工程が行われた被処理液の透過水を、前記第2の膜濃縮工程が行われる前の被処理溶液と熱交換する工程を更に備えることができる。
また、前記第1の態様において、ナノろ過膜を有する前処理ユニットに被処理溶液を供給する前処理工程を更に備えることができ、前記第2の膜濃縮工程は、前記前処理工程において前記ナノろ過膜を透過した被処理溶液に対して行うことができる(第2の態様)。
前記第2の態様において、前記加熱工程および前記熱回収工程は、前記前処理工程が行われた後、前記第2の膜濃縮工程が行われる前の被処理液に対して行うことができる。あるいは、前記加熱工程は、前記前処理工程が行われる前の被処理液に対して行われ、前記熱回収工程は、前記前処理工程が行われた被処理液の非透過液を、前記前処理工程が行われる前の被処理溶液と熱交換する工程を更に備えることができる。
前記第1の態様において、前記熱回収工程は、前記第1の膜濃縮工程が行われた第1の溶液および第2の溶液の少なくとも一方を、前記第2の膜濃縮工程で濃縮された被処理液と熱交換することができる。
また、本発明の前記目的は、半透膜により仕切られた高圧室および低圧室を有する第1の膜処理ユニットを備え、前記高圧室を通過させた被処理溶液を第1の溶液と第2の溶液とに分流し、第1の溶液を前記低圧室に通過させることにより、前記高圧室の被処理溶液に含まれる水を前記低圧室の第1の溶液に移動させて被処理溶液を濃縮する溶液の膜処理装置であって、前記第1の膜処理ユニットに供給される前の被処理溶液を外部熱源により加熱する加熱装置と、前記第1の膜処理ユニットで膜処理が行われた第1の溶液および第2の溶液の少なくとも一方を、前記加熱装置で加熱される前の被処理溶液と熱交換する熱回収器とを備える溶液の膜処理装置により達成される。
本発明によれば、溶液の高濃縮を低コストで効率良く行うことができる溶液の膜処理方法および装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る溶液の膜処理装置の概略構成図である。 本発明の他の実施形態に係る溶液の膜処理装置の概略構成図である。 本発明の更に他の実施形態に係る溶液の膜処理装置の概略構成図である。 本発明の更に他の実施形態に係る溶液の膜処理装置の概略構成図である。 本発明の更に他の実施形態に係る溶液の膜処理装置の概略構成図である。 本発明の更に他の実施形態に係る溶液の膜処理装置の概略構成図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る溶液の膜処理装置(以下、単に「膜処理装置」という)の概略構成図である。図1に示す膜処理装置1-1は、第1の膜処理ユニット10と、加熱装置20と、熱回収器30,31とを備えている。
第1の膜処理ユニット10は、室内が半透膜11で仕切られることにより高圧室12および低圧室13が形成されている。高圧室12には、被処理溶液である原液が導入される。原液は、例えば海水であり、膜処理装置1により濃縮して製塩などを行うことができる。但し、原液は特に限定されるものではなく、海水以外の無機塩の溶液や、有機溶液等であってもよい。
高圧室12を通過した原液は、第1の溶液と第2の溶液とに分流されて、第1の溶液が低圧室13を通過する。高圧室12の原液は、低圧室13の第1の溶液よりも高圧であるため、この圧力差によって高圧室12の原液に含まれる水が低圧室13の第1の溶液に移動し、第1の膜処理ユニット10を通過した原液が濃縮される。すなわち、第2の溶液は高濃縮液である一方、低圧室13を通過した第1の溶液は希釈水となる。
加熱装置20は、第1の膜処理ユニット10に供給される前の原液を、蒸気等のバックアップ熱源と熱交換する熱交換器であり、流量調整弁23の開度調整により、加熱量を調整することができる。加熱装置20は、加熱後の原液の温度を検出する温度センサ21と、温度センサ21の検出温度が設定温度になるように流量調整弁23の開度を制御するコントローラ22とを備えており、第1の膜処理ユニット10に供給される原液の温度を、所望の温度に維持することができる。加熱装置20の構成は、外部熱源により原液を加熱する構成であれば特に限定されず、ヒータ等であってもよい。
熱回収器30,31は、いずれも熱交換器であり、加熱装置20に供給される前の原液の一部が分岐流路2,3により導入され、第1の膜処理ユニット10で膜処理が行われた第2の溶液および第1の溶液とそれぞれ熱交換される。熱回収器30,31で熱回収が行われた原液は、分岐流路2,3の分岐部の下流側で原液の残部に合流され、合流後の原液が加熱装置20に供給される。分岐流路2,3の分岐箇所および合流箇所は、加熱装置20の上流側における任意の箇所とすることができる。
次に、上記の構成を備える膜処理装置1-1を用いた溶液の膜処理方法(以下、単に「膜処理方法」という)を説明する。まず、原液を加熱装置20により加熱する加熱工程を行った後、第1の膜処理ユニット10の高圧室12に供給し、原液を濃縮する第1の膜濃縮工程を行う。濃縮された原液は、一部が第1の溶液として低圧室13を通過することにより希釈水となる一方、残部が高濃縮液である第2の溶液として製塩工程などの次工程へと送られる。
第1の膜濃縮工程が行われた第1の溶液および第2の溶液は、それぞれ熱回収器31,30の通過により、加熱装置20に供給される前の原液の一部と熱交換する。これにより、第1の溶液および第2の溶液の熱量を回収して原液を昇温する熱回収工程が行われる。
このように、本実施形態の膜処理装置および膜処理方法によれば、原液を外部熱源により所望の温度に加熱して、第1の膜処理ユニットにより濃縮することができるので、第1の膜処理ユニットにおける濃縮率を高めることができ、半透膜の膜面積を小さくして第1の膜処理ユニットの小型化および低コスト化を図ることができる。また、原液の加熱に要した熱量は、第1の溶液および第2の溶液と原液との熱交換により回収されるので、外部熱源の熱量を抑制することができ、ランニングコストを低減することができる。したがって、原液の高濃縮を低コストで効率良く行うことができる。
本実施形態においては、第1の溶液および第2の溶液の双方を原液と熱交換することにより、熱回収を行っているが、第1の溶液および第2の溶液の少なくとも一方を、加熱装置20で加熱する前の原液と熱交換する構成であればよい。すなわち、図1に示す熱回収器30,31は、いずれか一方のみを備える構成にしてもよく、この点については後述する各実施形態においても同様である。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明の具体的な態様は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。図2は、本発明の他の実施形態に係る溶液の膜処理装置の概略構成図である。図2に示す膜処理装置1-2は、図1に示す膜処理装置1-1において、加熱装置20と第1の膜処理ユニット10との間に第2の膜処理ユニット40を配置したものである。なお、以下の各図において、同様の構成部分には同一の符号を付している。
第2の膜処理ユニット40は、ケーシング内に逆浸透膜41を備えており、原液を加圧供給して逆浸透膜処理を行うことにより濃縮する。濃縮された原液は、第1の膜処理ユニット10の高圧室12に供給される。逆浸透膜41は、逆浸透膜処理が可能な半透膜であればよく、RO膜以外にNF膜などであってもよい。第1の膜処理ユニット10の低圧室13を通過した希釈水(第1の溶液)は、合流部5において原液に合流される。第2の膜処理ユニット40は、1段に構成する代わりに複数段に構成してもよい。
図2に示す膜処理装置1-2は、加熱装置20に供給される前の原液の一部が、分岐流路2,3により熱回収器30,31に供給されて第2の溶液および第1の溶液とそれぞれ熱交換すると共に、分岐流路4により熱交換器32にも供給されて、第2の膜処理ユニット40の逆浸透膜41を透過した透過水と熱交換される。なお、図2においては、分岐流路2,3,4の一部を省略して図示している。
図2に示す膜処理装置1-2による膜処理方法は、図1に示す膜処理装置1-1による膜処理方法において、第1の膜濃縮工程が行われた希釈水(第1の溶液)を合流部5において原液と合流する合流工程と、合流工程が行われた原液を第2の膜処理ユニット40において濃縮する第2の膜濃縮工程とを更に備えることにより、高濃縮液(第2の溶液)の濃縮率を容易に高めることができる。
また、加熱装置20による加熱工程が第2の膜濃縮工程が行われる前の原液に対して行われ、熱回収工程は、原液の加熱に要した熱量を、熱回収器30,31で回収すると共に、熱回収器32においても回収するため、原液の濃縮を低コストで効率よく行うことができる。特に、第2の膜処理ユニット40の逆浸透膜41がRO膜である場合には、逆浸透膜41の透過水の流量が多くなるため、熱回収器32での熱回収がより効果的である。
図3は、本発明の更に他の実施形態に係る溶液の膜処理装置の概略構成図である。図3に示す膜処理装置1-3は、図2に示す膜処理装置1-2において、加熱装置20を、第2の膜処理ユニット40の上流側に配置する代わりに、第2の膜処理ユニット40と第1の膜処理ユニット10との間に配置したものであり、第2の膜処理ユニット40で濃縮後の原液により、熱回収器30,31における熱回収工程が行われる。図3に示す膜処理装置1-3は、加熱装置20により加熱された原液が、第2の膜処理ユニット40に直接供給されないため、第2の膜処理ユニット40の加熱が不要な場合や加熱を望まない場合などに有効である。
図4に示す膜処理装置1-4は、図3に示す膜処理装置1-3において、第2の膜処理ユニット40に供給される前の原液の前処理を行う前処理ユニット50を更に備えるものであり、第2の膜濃縮工程の前に、前処理ユニット50による前処理工程を行うことができる。前処理ユニット50は、ケーシング内にNF膜51を備えており、原液をNF膜51に通水することにより、海水のスケール成分等がブライン(非透過液)として外部に排出される。図4に示す構成においては、第2の膜処理ユニット40の逆浸透膜はRO膜であることが好ましい。前処理ユニット50は、1段に構成する代わりに複数段に構成してもよい。図4に示す膜処理装置1-4は、第2の膜処理ユニット40および前処理ユニット50を、加熱装置20による加熱対象外とすることができる。
図5に示す膜処理装置1-5は、図4に示す膜処理装置1-4において、加熱装置20を、第2の膜処理ユニット40と第1の膜処理ユニット10との間に配置する代わりに、前処理ユニット50と第2の膜処理ユニット40との間に配置したものであり、前処理工程が行われた後、第2の膜濃縮工程が行われる前の原液に対して、加熱工程および熱回収工程が行われる。この膜処理装置1-5は、第2の膜処理ユニット40の透過水の熱量を、熱回収器32により回収することができる。
図6に示す膜処理装置1-6は、図5に示す膜処理装置1-5において、加熱装置20を、前処理ユニット50と第2の膜処理ユニット40との間に配置する代わりに、前処理ユニット50の上流側に配置したものである。図6に示す膜処理装置1-6は、加熱装置20に供給される前の原液の一部が、分岐流路5により熱交換器33にも供給されて、前処理ユニット50のブライン(非透過液)と熱交換されるため、熱回収工程において、原液の加熱に要した熱量を、熱回収器30,32で回収すると共に、熱回収器33においても回収することができる。
1 膜処理装置
10 第1の膜処理ユニット
11 半透膜
12 高圧室
13 低圧室
20 加熱装置
30,31,32,33 熱回収器
40 第2の膜処理ユニット
41 逆浸透膜
50 前処理ユニット
51 ナノろ過膜

Claims (8)

  1. 半透膜により仕切られた高圧室および低圧室を有する第1の膜処理ユニットの前記高圧室を通過させた被処理溶液を第1の溶液と第2の溶液とに分流し、第1の溶液を前記低圧室に通過させることにより、前記高圧室の被処理溶液に含まれる水を前記低圧室の第1の溶液に移動させて被処理溶液を濃縮する第1の膜濃縮工程を備える溶液の膜処理方法であって、
    前記第1の膜濃縮工程が行われる前の被処理溶液を外部熱源により加熱する加熱工程と、
    前記第1の膜濃縮工程が行われた第1の溶液および第2の溶液の少なくとも一方を、前記加熱工程が行われる前の被処理溶液と熱交換する熱回収工程とを備える溶液の膜処理方法。
  2. 前記第1の膜濃縮工程が行われた第1の溶液を被処理溶液に合流する合流工程と、
    前記合流工程が行われた被処理溶液を、逆浸透膜を有する第2の膜処理ユニットに供給して逆浸透膜処理を行うことにより濃縮する第2の膜濃縮工程とを更に備え、
    前記第1の膜濃縮工程は、前記第2の膜濃縮工程で濃縮された被処理溶液に対して行われる請求項1に記載の溶液の膜処理方法。
  3. 前記加熱工程は、前記第2の膜濃縮工程が行われる前の被処理溶液に対して行われ、
    前記熱回収工程は、前記第2の膜濃縮工程が行われた被処理液の透過水を、前記第2の膜濃縮工程が行われる前の被処理溶液と熱交換する工程を更に備える請求項2に記載の溶液の膜処理方法。
  4. ナノろ過膜を有する前処理ユニットに被処理溶液を供給する前処理工程を更に備え、
    前記第2の膜濃縮工程は、前記前処理工程において前記ナノろ過膜を透過した被処理溶液に対して行われる請求項2または3に記載の溶液の膜処理方法。
  5. 前記加熱工程および前記熱回収工程は、前記前処理工程が行われた後、前記第2の膜濃縮工程が行われる前の被処理液に対して行われる請求項4に記載の溶液の膜処理方法。
  6. 前記加熱工程は、前記前処理工程が行われる前の被処理液に対して行われ、
    前記熱回収工程は、前記前処理工程が行われた被処理液の非透過液を、前記前処理工程が行われる前の被処理溶液と熱交換する工程を更に備える請求項4に記載の溶液の膜処理方法。
  7. 前記熱回収工程は、前記第1の膜濃縮工程が行われた第1の溶液および第2の溶液の少なくとも一方を、前記第2の膜濃縮工程で濃縮された被処理液と熱交換する請求項2に記載の溶液の膜処理方法。
  8. 半透膜により仕切られた高圧室および低圧室を有する第1の膜処理ユニットを備え、前記高圧室を通過させた被処理溶液を第1の溶液と第2の溶液とに分流し、第1の溶液を前記低圧室に通過させることにより、前記高圧室の被処理溶液に含まれる水を前記低圧室の第1の溶液に移動させて被処理溶液を濃縮する溶液の膜処理装置であって、
    前記第1の膜処理ユニットに供給される前の被処理溶液を外部熱源により加熱する加熱装置と、
    前記第1の膜処理ユニットで膜処理が行われた第1の溶液および第2の溶液の少なくとも一方を、前記加熱装置で加熱される前の被処理溶液と熱交換する熱回収器とを備える溶液の膜処理装置。
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