JP2023024591A - toilet bowl device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、便器装置に関する。 The present invention relates to a toilet device.
便器装置に備え付けられる多くの便座および便蓋は、便鉢部の上部開口を囲むリム部に載せられ、便器装置の後部において左右方向を軸方向とするヒンジ軸を備えるヒンジ部によって回動可能に支持されている。便器装置は、手動または電動で便座および便蓋を回動させることによって開閉させて使用される。 Many of the toilet seats and toilet lids installed in the toilet device are mounted on a rim portion surrounding the upper opening of the toilet bowl portion, and are rotatable at the rear portion of the toilet device by means of a hinge portion having a hinge shaft whose axial direction is the left-right direction. Supported. A toilet device is used by manually or electrically rotating a toilet seat and a toilet lid to open and close.
例えば、特許文献1に記載された便座は、便座の底面の表面を円弧状に形成し、便座が開位置にあるときに、便座の底面が便器本体の穴部上に位置するようにしてある。
For example, in the toilet seat described in
特許文献1に記載された便座は、特許文献1において穴部が何を指しているのか不明であるが、その底面が便器本体のリム面の上に位置するものとなっている。また便座における使用者が着座する座面部は、便座が開位置にあるときに、便座を回動可能に支持するブラケット上に位置しているため、座面部を伝って流下する水がブラケット上に滴下し、付着してしまう。更に、ブラケットは、便座によって上方が覆われ、前側から見て狭所にあるため、水が一旦付着すると清掃することが困難になっていた。
In the toilet seat described in
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、開状態の便座を伝って流下する水が便鉢部の後方の部分に付着し難い便器装置を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such circumstances, and its object is to provide a toilet device in which water flowing down along an open toilet seat is less likely to adhere to the rear portion of the toilet bowl. That's what it is.
本発明に係る便器装置は、前部に設けられた便鉢部と、閉状態としたときに前記便鉢部のリム部に対向する底面を有し、開閉可能に支持された便座と、を備える便器装置において、前記便座は、開状態としたときに前記底面の後部が前記便鉢部の後部傾斜面の上方に位置することを特徴とする。 A toilet device according to the present invention includes: a toilet bowl provided in a front portion; In the toilet device provided, the toilet seat is characterized in that the rear portion of the bottom surface is located above the rear inclined surface of the toilet bowl portion when the toilet seat is in an open state.
本発明によれば、便器装置は、開状態の便座を伝って流下する水が便器本体側に付着し難い。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the toilet bowl apparatus makes it difficult for the water which flows down along the toilet seat of an open state to adhere to the toilet bowl main body side.
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図1から図9を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。 BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION The present invention will be described below based on preferred embodiments with reference to FIGS. 1 to 9. FIG. The same or equivalent constituent elements and members shown in each drawing are denoted by the same reference numerals, and duplication of description will be omitted as appropriate. In addition, the dimensions of the members in each drawing are appropriately enlarged or reduced for easy understanding. Also, in each drawing, some of the members that are not important for explaining the embodiments are omitted.
図1は実施形態に係る便器装置100の外観を示す斜視図である。図2は便蓋4を開状態とした便器装置100の外観を示す斜視図であり、図3は便蓋4および便座5を開状態とした便器装置100の外観を示す斜視図である。便器装置100は、便器本体1、ケーシング2、カバー3、便蓋4および便座5等を備える。便器本体1は、前端F側に便鉢部11、便鉢部11後方の後部に部品配置部12を有する。便器装置100は、便座5を伝って流下する水が、便鉢部11の後方の部分、即ち便鉢部11後方の後述するリム部11bにおける上面11c等の便器本体1の上面や、カバー3、ケーシング2へ付着し難いように構成される。以下の説明において、便器装置100について左右方向は、便器装置100の前後方向に対して直交する水平方向であり、左および右は、前端F側から便器装置100を見て定義されているものとする。
FIG. 1 is a perspective view showing the appearance of a
便鉢部11は、汚物を受けるための鉢状の受け面11a、および受け面11aの上部開口の周囲に形成されたリム部11bを有し、リム部11bの上面11cに便座5が載せ置かれる。受け面11aには、例えば、前端Fから見て左上部の後方から前方へ向けて洗浄水が吐出される。受け面11aに吐出された洗浄水は、受け面11aに沿って一方向に旋回しつつ下方へ流下して受け面11aを洗い流し、受け面11aの底に接続される排水路(図示略)から汚物とともに排出される。
The
吐出される洗浄水は、便座5の底面51b(図3参照)にも注がれて底面51bを洗浄するようにした場合、底面51bに洗浄水が付着する可能性がある。また、吐出される洗浄水が底面51bには注がれず、専ら受け面11aを洗浄するように構成されている場合にも、洗浄水の一部が飛散して底面51bに付着することが考えられる。
If the discharged cleansing water is also poured onto the
部品配置部12は、上端部12aの高さが便鉢部11のリム部11bとほぼ同じであり、上端部12aにはケーシング2が載せ置かれる。ケーシング2には、不図示の複数の機能部品が収容される。機能部品には、例えば、便器洗浄装置や、洗浄水供給装置、着座者の局部を洗浄する局部洗浄装置、便座5を暖める便座暖房装置、便鉢部11内へ温風を送出する送風装置、および洗浄泡供給装置等が含まれる。
The height of the
ケーシング2は、箱状または皿状等をなし、上述のような機能部品を収容して構成されている。ケーシング2は、前後方向の幅が便器本体1の後端部から便鉢部11の後縁部付近に亘っており、左右方向の幅が便器本体1の左右方向の全幅に亘っている。ケーシング2は、周縁部2aで部品配置部12の上端部12aに載せ置かれる。
The
カバー3は、天板3aおよび側板3bを備え、ケーシング2の上方および上部の側面を覆う。カバー3は、ケーシング2に対して着脱可能である。天板3aは、後方側の角が丸みを帯びた平面視矩形状をなす。側板3bは、天板3aの側辺から下方に延びるように、天板3aの左右および後部に形成されている。天板3aの前端辺3cは、左右方向に延びる直線状となっている。
The
便蓋4および便座5の後部は、便器本体1側としてのケーシング2に設けられたヒンジ部(図示略)に左右方向の軸まわりに回動可能に支持されている。便蓋4および便座5は、開状態としたときに、ケーシング2の前方において起立した状態となって停止する。
The
便蓋4は、便座5および便器本体1の便鉢部11を覆う平板状の天板4a、並びに便座5の前方および左右の側方を覆う側板4bを備える。天板4aは、便鉢部11を覆うべく、前部側が半円状および後部側が矩形状をなし、後端辺4cが左右方向に延びる直線状としてある。
The
カバー3の天板3aは、前端辺3cが便蓋4の天板4aの後端辺4cに僅かな隙間を空けて突き合わされており、上面が便蓋4の天板4aと面一としてある。また、天板3aの前端辺3cおよび天板4aの後端辺4cは、ともに平面視において直線状となっている。カバー3の天板3aは、便蓋ヒンジ部21の上方を覆っており、埃や水等が便蓋ヒンジ部21に侵入し、堆積することを抑制する。
The
図1を参照し、カバー3の側板3bの前端辺は、便蓋4の側板4bの後端辺に僅かな隙間を空けて突き合わされており、側板3bおよび側板4bの外面は面一としてある。またカバー3の側板3bの前端辺は、便蓋4の側板4bの後端辺と高さ方向の長さ寸法が同一であり、カバー3および便蓋4について視覚的な一体感を与えている。
Referring to FIG. 1, the front edge of the
便座5は、座部51および基端部52を有し、ケーシング2側のヒンジ部(図示略)によって回動可能に支持されている。座部51は、便鉢部11における受け面11aの上部開口に対応する孔を有する円環板状に形成されており、座面部51aに使用者が着座し、底面51bがリム部11bに対向して接触する。底面51bの周縁部には、開状態(起立状態)の便座5において前方へ張り出すように、前記孔の形状に対応する円環状に形成された水返部54が設けられている。また水返部54は、便座5を開状態(起立状態)としたときに、最下端が左右方向の中央に位置している。水返部54は、便座5を閉状態とするとリム部11bに接触し、水返部54の外側へ洗浄水が流出することを防ぐように機能する。水返部54は、便座5の底面51bを形成する部材と一体的に成形したものであってもよいし、弾力性のある樹脂製のパッキンを底面51bに接着等によって固定したものであってもよい。
The
図4は便蓋4および便座5を開状態とした便器装置100の正面図である。図4において示す矢印のように、底面51bを伝って流下する水は、水返部54によって左右方向の外側から中央に向かい、底面51bの後部51cに集まる。
FIG. 4 is a front view of the
基端部52は、表面52aが座面部51aに連なるように形成されている。また基端部52は、左右方向の中央部において底面51b側に膨らみを持たせて内部に機能部品を収容する空間を形成した収容部53を有する。収容部53の底面53bは、座部51の底面51bと面一となっている。収容部53の底面53bの後側の隅部53cは、円弧状に丸みを帯びた形状としてある。
The
図5は便蓋4および便座5を開状態とした便器装置100の側面図であり、図6は図4に示すA-A線による便器装置100の断面図である。便座5の底面51bおよび収容部53の底面53b(隅部53cを含む)は、便座5が開状態のときに、便鉢部11の受け面11aにおける後部傾斜面11dの上方に位置している。
5 is a side view of the
収容部53は、例えば局部洗浄装置等の一部を収容する。局部洗浄装置は、座部5aの中央方向へ前進し、収容部53の内部へ後退するノズル61aを有し、収容部53の内部には、ノズル61aを前進および後退させる駆動機構61が収容されるようにする。ノズル61aに洗浄水を供給する局部洗浄装置の洗浄水供給部等の本体部(図示略)は、ケーシング2の内部に設けられている。ノズル61aには、局部洗浄装置の洗浄水供給部から洗浄水を供給するための配管が接続されており、駆動機構61には本体部側から電気信号線が接続されている。
The
便座5の座面部51a、および座面部51aに連なる基端部52の表面52aは、便座5が開状態のときに、ケーシング2より前方に位置している。また、便座5の座面部51a、および座面部51aに連なる基端部52の表面52aは、便器本体1のリム部11bの上面11cに連続して形成された隔壁部13の前面13aの上または前面13aよりも前方に位置している。
A seat surface portion 51a of the
隔壁部13は、リム部11bの上面11cに連続して形成されており、便鉢部11の後方において左右方向に延びるように設けられており、リム部11bより高く、便鉢部11と、ケーシング2およびその内部に収容される機能部品とを隔てる。隔壁部13の前面13aは、前方に向かうにつれて下方に傾斜する傾斜面となっている。また隔壁部13の前面13aに連続する便鉢部11の後部におけるリム部11bの上面11cも、前方に向かうにつれて下方に緩く傾斜する傾斜面としておくとよい。隔壁部13の前面13a、および前面13aに連続する便鉢部11の後部におけるリム部11bの上面11cは、便座5が開状態のときに、前方へ露出している。隔壁部13は、リム部11bと一体的に成形されていることが好ましく、例えば陶器製であるとよい。
The
次に実施形態に係る便器装置100における便座5等の作用について説明する。図7は、開状態における便座5を伝う水の流下について説明するための模式図である。尚、図7は図6に示す断面図に相当している。
Next, the operation of the
上述の図4に基づいて説明したとおり、底面51bを伝って流下する水は、水返部54によって左右方向の外側から中央に向かい、底面51bの後部51cに集まる。後部51cに集まった水は、水返部54における左右方向の中央部を乗り越えて流下する。便座5が開状態のときに水返部54が収容部53よりも前方に張り出していれば、水返部54を乗り越えた水は、便鉢部11の受け面11aにおける後部傾斜面11dに滴下する。
As described above with reference to FIG. 4, the water flowing down along the
また、便座5が開状態のときに水返部54が収容部53よりも前方に張り出していない場合には、水返部54を乗り越えた水は収容部53の底面53bへ流れ出す。収容部53の底面53bの隅部53cは、丸みを帯びており、図7に矢印で指示する隅部の一端Pから他端Qにかけて、面法線方向が次第に前方から下方向へ変化する。したがって、収容部53の底面53bへ流れ出した水は、底面53bを伝って流下し、隅部53cにおける一端Pから他端Qの間で、便鉢部11の受け面11aにおける後部傾斜面11dに滴下する。便器装置100は、開状態の便座5の底面51bを伝って流下する水を、便鉢部11の受け面11aにおける後部傾斜面11dに滴下させる。これにより、便器装置100は、便鉢部11の後方の部分、即ち便鉢部11後方のリム部11bにおける上面11c等の便器本体1の上面や、カバー3、ケーシング2への水の付着を抑制することができる。
If the
さらに他端Qを超えて後方へ流れた水は、隔壁部13の前面13a、および前面13aに連続する便鉢部11の後部におけるリム部11bの上面11cに滴下する。また、座面部51aおよび基端部52の表面52aを伝って流下する水は、隔壁部13の前面13a、および前面13aに連続する便鉢部11の後部におけるリム部11bの上面11cに滴下する。
Furthermore, the water that has flowed backward beyond the other end Q drips onto the
隔壁部13の前面13aは、前方に向かうにつれて下方に傾斜する傾斜面となっており、前面13aに滴下した水は、リム部11bの上面11cへ流下する。また隔壁部13の前面13aに連続する便鉢部11の後部におけるリム部11bの上面11cが、前方に向かうにつれて下方に緩く傾斜する傾斜面としてあれば、リム部11bの上面11cを伝って、便鉢部11の後部傾斜面11dへと流れ落ちる。
The
隔壁部13の前面13a、および前面13aに連続する便鉢部11の後部におけるリム部11bの上面11cに流れ落ちた水は、該前面13aおよび該上面11cに留まった場合にも、前方へ露出しているため、布で拭うなどして容易に清掃することができる。リム部11bの上面11cと開状態の便座5との隙間は、手指および布の厚さが入る程度、例えば3cmあれば清掃性が良好となり、便座5を回動可能に支持するヒンジ部の高さおよび便座5の後端面の配置に依存して3~10数cm程度の隙間を設けることができる。また、隔壁部13をリム部11bと一体的に成形された陶器製とすることによって、清掃性が更に良好となる。
The water that has flowed down onto the
便座5は全体として、開状態において、隔壁部13の前方に設けられており、機能部品を収容するケーシング2は便座5の後方に位置するため、機能部品およびケーシング2に水が降りかかることが抑制される。
The
便座5に収容部53を設け、機能部品の一部を収容部53に配設することによって、ケーシング2に配設する機能部品を削減することができる。これにより、ケーシング2は、コンパクト化することができ、便器装置100における便鉢部11および便座5の後部への配置が容易になる。
By providing the
便座5の収容部53は、便座5の後部における基端部52の中央部分に、底面51b側へ膨らむように設けられており、便座5の内部に機能部品の一部を配設することができる。
The
(変形例)
図8は、変形例に係る便器装置100の側面図である。この変形例に係る便器装置100の便座5は、後部における底面51bおよび底面53b側に、開状態としたときに下方向または前方斜め下方向に延びるように形成された水切部55を有する。図8に示す水切部55は、収容部53の隅部53cにおける一端Pに設けてあるが、一端Pから他端Qの間に設けるようにすればよい。水切部55は、例えば収容部53の底面53bにおける左右方向の全幅に亘って設けてもよいし、水が良く流れる中央部に部分的に設けるようにしてもよい。
(Modification)
FIG. 8 is a side view of the
水切部55は、便座5が開状態のときに、下方向または前方斜め下方向に延びるように形成されているので、水切部55の先端に到達した水を、便鉢部11の受け面11aにおける後部傾斜面11dに確実に滴下させることができる。尚、水切部55は、収容部53と一体的に成形されているものであってもよいし、別部材として収容部53に固着するものであってもよい。
When the
図9は、別の変形例に係る便器装置100の側面図である。この変形例に係る便器装置100の便座5は、後部における底面51b側の水返部54に、開状態としたときに下方向または前方斜め下方向に延びるように形成された舌片状の水切部56を有する。水切部56は、便座5を開状態としたときに水返部54の下端中央部に設けられているが、該下端中央部の下方に設けられていてもよい。水切部56は、底面51bを流下する水が水返部54によって左右方向の中央に集まるので、水返部54の下端中央部において左右方向に部分的に設ければよい。
FIG. 9 is a side view of the
図9に示すように、水切部56は、先端部が収容部53の底面53bよりも前側に位置する。これにより、水切部56を伝って先端部に到達した水を便鉢部11の受け面11aにおける後部傾斜面11dに確実に滴下させることができる。尚、水切部56は、水返部54と一体的に成形されているものであってもよいし、別部材として水返部54または水返部54の下方に固着するものであってもよい。
As shown in FIG. 9 , the tip of the draining
次に、実施形態および変形例に係る便器装置100の特徴を説明する。
本発明の実施形態および変形例に係る便器装置100は、前部に設けられた便鉢部11と、閉状態としたときに便鉢部11のリム部11bに対向する底面51bを有し、開閉可能に支持された便座5と、を備える。便座5は、開状態としたときに底面51bの後部が便鉢部11の受け面11aにおける後部傾斜面11dの上方に位置する。これにより、便器装置100は、開状態の便座5の底面51bを伝って流下する水を、便鉢部11の受け面11aにおける後部傾斜面11dに滴下させるので、便鉢部11の後方の部分への水の付着を抑制することができる。
Next, the features of the
The
また便器装置100は、便座5の後方に機能部品を収容するケーシング2が設けられている。これにより、便器装置100は、便座5から機能部品を収容するケーシング2へ水が降りかかることを抑制することができる。
Further, the
また便器装置100は、便座5の後部に機能部品の一部が配設されている。これにより、便器装置100は、ケーシング2をコンパクト化することができ、便鉢部11および便座5の後部へケーシング2を配置することが容易になる。
Further, the
また便座5は、後部における基端部52の中央部分に底面51b側に膨らみ、機能部品の一部を収容する収容部53を備える。これにより、便器装置100は、便座5に設けられた収容部53に、機能部品の一部を収容することができる。
The
また便座5は、後部における底面51b側に、開状態としたときに下方向または前方斜め下方向に延びるように形成された水切部55または水切部56を有する。これにより、便器装置100は、水切部55または水切部56の先端に到達した水を、便鉢部11の受け面11aにおける後部傾斜面11dに確実に滴下させることができる。
Further, the
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。 The above has been described based on the embodiments of the present invention. Those skilled in the art will appreciate that these embodiments are illustrative and that various variations and modifications are possible within the scope of the claims of the present invention, and that such variations and modifications also fall within the scope of the claims of the present invention. It is about to be done. Accordingly, the description and drawings herein are to be regarded in an illustrative rather than a restrictive sense.
11 便鉢部、 11b リム部、 11d 後部傾斜面、 2 ケーシング、
5 便座、 51b 底面、 53 収容部、 55 水切部、 56 水切部、
100 便器装置。
11 toilet bowl portion, 11b rim portion, 11d rear inclined surface, 2 casing,
5 toilet seat, 51b bottom surface, 53 storage part, 55 draining part, 56 draining part,
100 Toilet device.
Claims (3)
前記便座の後方に機能部品を収容するケーシングが設けられ、前記便座の後部に機能部品の一部が配設されており、
前記便座を開状態としたときに、前記底面の後部が、前記ケーシングよりも前方に位置し、前記便鉢部の後部傾斜面の上方に遮蔽物なく位置し、
前記便座を開状態としたときに、前記便座の後端および前記便座の基端部の表面が、前記ケーシングよりも前方に位置し、前記後部傾斜面、前記後部傾斜面に連続して後方に向って形成された前記リム部の上面、および前記上面に連続し後方に向かうにつれて上方へ傾斜する傾斜面の上方に位置することを特徴とする便器装置。 A toilet device comprising: a toilet bowl portion provided in a front portion;
A casing for housing functional parts is provided behind the toilet seat, and a part of the functional parts is arranged at the rear part of the toilet seat,
When the toilet seat is in an open state, the rear portion of the bottom surface is located forward of the casing and is located above the rear inclined surface of the toilet bowl portion without a shield,
When the toilet seat is opened, the surfaces of the rear end of the toilet seat and the base end of the toilet seat are located forward of the casing, and continue to the rear inclined surface and the rear inclined surface to the rear. A toilet bowl device characterized by being positioned above an upper surface of the rim portion formed toward the rim portion and an inclined surface continuous with the upper surface and inclined upward toward the rear.
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