JP2023022517A - 計測システム及び計測プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】マッチングの際の精度をより向上できる計測システム及び計測プログラムを提供すること。【解決手段】計測システムは、取得部と、比較部と、表示制御部とを備える。取得部は、計測対象と計測対象に対して配置された補助物とを撮像するカメラで計測された情報に基づいて、補助物を含む計測対象の3次元形状を表す第1の点群データを取得する。除去部は、第1の点群データと計測対象の3次元形状を表す既知の第2の点群データとの比較に基づき、第1の点群データから補助物の点群データを除去する。比較部は、補助物の点群データが除去された第1の点群データと第2の点群データとを比較する。表示制御部は、比較の結果に関わる情報を表示装置に表示する。【選択図】図1

Description

実施形態は、計測システム及び計測プログラムに関する。
同一の計測対象に係る2つの点群のデータのマッチング手法の1つとして、ICP(Iterative Closest Point)手法が知られている。ICP手法等のマッチング手法は、例えば部品の組付けが正しく行われていることを確認するための画像の比較処理に適用され得る。このような点群のデータのマッチングの精度向上及び効率向上等を目的として、計測対象にマーカ等の補助物が基準物として配置されることがある。
特開2017-106749号公報
ここで、マーカ等の補助物は、本来の計測対象には存在しないものである。計測された点群データに含まれるマーカ等の基準物の点群は、設計図面等から生成される点群等の計測対象の理想形状を表す既知の点群とのマッチングの際には不要なノイズになる。
実施形態は、マッチングの際の精度をより向上できる計測システム及び計測プログラムを提供する。
一態様の計測システムは、取得部と、比較部と、表示制御部とを備える。取得部は、計測対象と計測対象に対して配置された補助物とを撮像するカメラで計測された情報に基づいて、補助物を含む計測対象の3次元形状を表す第1の点群データを取得する。除去部は、第1の点群データと計測対象の3次元形状を表す既知の第2の点群データとの比較に基づき、第1の点群データから補助物の点群データを除去する。比較部は、補助物の点群データが除去された第1の点群データと第2の点群データとを比較する。表示制御部は、比較の結果に関わる情報を表示装置に表示する。
図1は、実施形態に係る計測システムの一例の構成を示すブロック図である。 図2は、計測システム1のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3Aは、マーカの例を示す図である。 図3Bは、マーカの例を示す図である。 図3Cは、マーカの例を示す図である。 図4は、計測システムの動作を示すフローチャートである。 図5は、補助物の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。図1は、実施形態に係る計測システムの一例の構成を示すブロック図である。計測システム1は、計測対象の3次元形状の計測に用いられ得る。
実施形態における計測システム1は、カメラ2によって計測される計測対象Oの3次元形状の情報と予め用意されている計測対象Oの3次元形状を表す情報とを比較し、その比較結果をユーザに提示する。
図1に示すように、計測システム1は、取得部11と、除去部12と、形状データベース(DB)13と、比較部14と、表示制御部15とを有している。計測システム1は、カメラ2と通信できるように構成されている。計測システム1とカメラ2との通信は、無線で行われてもよいし、有線で行われてもよい。また、計測システム1は、表示装置3と通信できるように構成されている。計測システム1と表示装置3との通信は、無線で行われてもよいし、有線で行われてもよい。
カメラ2は、計測対象の点群に関わる情報を計測対象に対して配置されたマーカの点群に関わる情報とともに計測するように構成されたカメラである。カメラ2は、例えばRGB-Dカメラである。RGB-Dカメラは、RGB-D画像を計測できるように構成されたカメラである。RGB-D画像は、深度画像(Depth image)とカラー画像(RGB color image)を含む。深度画像は、計測対象の各点の深度を画素の値として有する画像である。カラー画像は、計測対象の各点のRGB値を画素の値として有する画像である。
また、マーカMは、計測対象Oの予め定められた位置に配置される既知のマーカである。マーカMは、カメラ2の画角に応じて計測対象Oの2つ以上の面に配置されている。マーカMは、点群データの合成の際の基準として用いられる補助物である。
表示装置3は、液晶ディスプレイ及び有機ELディスプレイといった表示装置である。表示装置3は、計測システム1から転送されたデータに基づいて各種の画像を表示する。
取得部11は、例えば深度画像からマーカMを含む計測対象Oの3次元形状を表す計測点群データを取得する。また、取得部11は、計測対象Oを複数方向からカメラ2によって撮像した結果として得られるそれぞれの方向についての計測点群データを、計測対象Oに予め配置されているマーカMを基準にして合成する。また、取得部11は、ICP(Iterative Closest Point)手法、CPD(Coherent Point Drift)手法等のマッチング手法を用いて計測点群データとカラー画像とを対応付けする。つまり、取得部11は、計測点群データを構成するそれぞれの点に対して、色の情報を対応付ける。
除去部12は、取得部11で生成されたマーカMを含む計測対象Oの計測点群データと形状DB13に記憶されている計測対象Oの既知の3次元形状に基づく理想点群データとを比較することにより、計測点群データからマーカMの点群データを除去する。除去部12は、例えばMaskNetを用いた学習済みモデルによってマーカMの点群データを除去する。MaskNetは、入力点群と参照点群とのそれぞれの特徴量を同一の重み付けで抽出し、これらの特徴量を比較して、その差分を除去するためのマスクを学習する機械学習ベースのアルゴリズムである。実施形態では、計測点群データが入力点群とされ、既知の3次元形状に基づく理想点群データが参照点群とされる。計測点群データはマーカMの点群データを含むのに対し、理想点群データはマーカMの点群データを含まない。したがって、MaskNetにより、マーカMの点群データを除く点群データが抽出され得る。このようにして、除去部12は、マーカMの点群データを元の計測点群データから除去する。なお、点群データの比較に用いられる特徴量は、点群データの値そのもの、点群データに対応付けられる色、反射輝度等であってよい。実施形態における学習済みモデルは、計測点群データと理想点群データとの差異を抽出できれば、MaskNetである必要はない。
形状DB13は、計測対象Oの既知の3次元形状情報を記憶している。既知の3次元形状情報は、計測対象Oの3D CAD(Computer Aided Design)による図面データ等であり、計測対象Oの理想形状を表している。既知の3次元形状情報は、図面データに限らず、任意の点群のデータ又は点群のデータに変換できるデータであってよい。また、形状DB13は、計測システム1の外部に設けられていてもよい。この場合、計測システム1の除去部12は、必要に応じて形状DB13から情報を取得する。また、既知の3次元形状情報は、形状DB13に登録されることなく、ユーザによって計測システム1に入力されてもよい。
比較部14は、マーカMの点群データが除去された計測点群データと形状DB13に記憶された3次元形状情報に基づく理想点群データとの比較をする。具体的には、比較部14は、計測点群データと理想点群データとを比較し、両点群データのマッチングをすることで両者の位置合わせをする。点群のデータのマッチングは、ICP手法、CPD手法等を用いて実施され得る。
表示制御部15は、形状の比較結果に関わる情報を表示装置3に表示する。形状の比較結果に関わる情報は、例えばカメラ2による計測点群データに基づく画像に形状DB13に記憶されている理想点群データに基づく画像が重ねられた画像である。表示制御部15は、例えばカメラ2の位置及び姿勢に基づいて、カメラ2で計測されたRGB画像と点群データとを対応付けて特定の視点から見た計測対象Oの3次元モデルを生成する。そして、表示制御部15は、生成した計測対象Oの3次元モデルに既知の3次元形状情報に基づく3次元モデルを重ねて表示装置3に表示する。
図2は、計測システム1のハードウェア構成の一例を示す図である。計測システム1は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末等の各種の端末装置であり得る。図2に示すように、計測システム1は、プロセッサ101と、ROM102と、RAM103と、ストレージ104と、入力インタフェース105と、通信装置106とをハードウェアとして有している。
プロセッサ101は、計測システム1の全体的な動作を制御するプロセッサである。プロセッサ101は、例えばストレージ104に記憶されているプログラムを実行することによって、取得部11と、除去部12と、比較部14と、表示制御部15として動作する。プロセッサ101は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ101は、MPU(Micro-Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等であってもよい。プロセッサ101は、単一のCPU等であってもよいし、複数のCPU等であってもよい。
ROM(Read Only Memory)102は、不揮発性のメモリである。ROM102は、計測システム1の起動プログラム等を記憶している。RAM(Random Access Memory)103は、揮発性のメモリである。RAM103は、例えばプロセッサ101における処理の際の作業メモリとして用いられる。
ストレージ104は、例えばハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブといったストレージである。ストレージ104は、計測プログラム等のプロセッサ101によって実行される各種のプログラムを記憶している。また、ストレージ104は、形状DB13を記憶し得る。形状DB13は、必ずしもストレージ104に記憶されている必要はない。
入力インタフェース105は、タッチパネル、キーボード、マウス等の入力装置を含む。入力インタフェース105の入力装置の操作がされた場合、操作内容に応じた信号がプロセッサ101に入力される。プロセッサ101は、この信号に応じて各種の処理を行う。
通信装置106は、計測システム1がカメラ2及び表示装置3といった外部の機器と通信するための通信装置である。通信装置106は、有線通信のための通信装置であってもよいし、無線通信のための通信装置であってもよい。
次に、マーカMについて説明する。実施形態では、マーカMは、例えば複数方向からの撮像によって得られた計測点群データの合成の際の基準として用いられる。マーカMは、カメラ2を介して取得される深度画像又はカラー画像において認識できる任意のマーカであってよい。例えば、マーカMは、図3Aに示すAR(Augmented Reality)マーカであってよい。ARマーカは、例えば白黒のパターンを含むマーカであり、白黒のパターンによって所定の情報を表し得る。実施形態では、ARマーカは、例えばマーカの識別情報を含む。また、マーカMは、図3Bに示すシールマーカであってもよい。図3Bに示すシールマーカは、同心円を含むマーカである。図3Bに示すシールマーカでは、シールマーカの円の中心が画像から認識されることで、画像内のマーカの位置が精度よく認識される。これにより、計測点群データの合成精度が向上する。さらに、マーカMは、図3Cに示す物理マーカであってもよい。物理マーカは、計測対象Oとはまったく異なる形状を有しているマーカである。図3Cに示す物理マーカは、例えば四角錐状のマーカである。図3Cに示す物理マーカでは、計測対象Oには存在しない特異的な形状が画像から認識されることで、画像内のマーカの位置が精度よく認識される。これにより、計測点群データの合成精度が向上する。
ここで、マーカMには、計測対象Oとは異なる特徴が付与されていてもよい。異なる特徴は、例えば、表面の色、模様、反射強度といった特徴を含む。例えば、色であれば、マーカMの色は、計測対象Oの色に対して補色の関係にあるといった、計測対象Oの色との差異の大きな色である。例えば、実施形態では、計測点群データを構成するそれぞれの点には、RGB値が対応付けられている。マーカMの色が計測対象Oの色と異なっていて、理想点群データもRGB値の情報を有していれば、色の違いからもマーカMの点群データの座標が特定され得る。同様に、模様、反射強度の違いも点群データの違いに表れるので、これらの特徴からもマーカMの点群データの座標が特定され得る。さらには、前述した物理マーカのような特徴的な形状からもマーカMの点群データの座標が特定され得る。学習済みモデルを用いたマーカMの点群データの除去と特徴の情報を用いたマーカMの点群データの除去とが組み合わされることにより、より精度よくマーカMの点群データが除去され得る。なお、特徴の情報を用いたマーカMの点群データの除去は、必ずしも学習済みモデルを用いたマーカMの点群データの除去と組み合わされる必要はなく、単独で行われてもよい。
次に実施形態における計測システム1の動作を説明する。図4は、計測システム1の動作を示すフローチャートである。図4の処理は、プロセッサ101によって実行される。ここで、以下では、カメラ2は、RGB-Dカメラであり、既知の3次元形状情報は、計測対象Oの3D CADデータであり、マーカMは、ARマーカである例が説明される。しかしながら、前述したように、カメラ2はRGB-Dカメラでなくてもよく、また、既知の3次元形状情報も計測対象Oの3D CADデータでなくてもよい。また、マーカMもARマーカでなくてもよい。
ステップS1において、プロセッサ101は、計測対象Oに対する複数方向から撮像されたマーカMを含む計測対象OのRGB-D画像をカメラ2から取得する。そして、プロセッサ101は、ICP手法等を用いて深度画像に基づいて生成される計測点群データとカラー画像とを対応付ける。
ステップS2において、プロセッサ101は、カメラ2から取得されたカラー画像からマーカMを検出する。プロセッサ101は、カメラ2から取得されたカラー画像を例えばグレースケールの画像に変換し、グレースケールの画像をさらに白黒の2値画像に変換し、この白黒の2値画像を予め記憶されているマーカMのパターンと比較することでマーカMを検出する。マーカMの検出手法は、これに限るものではない。
ステップS3において、プロセッサ101は、マーカMに基づいて、複数方向についての計測点群データを合成する。
ステップS4において、プロセッサ101は、計測点群データと理想点群データとの差分をマスクするように構成された学習済みモデルに計測点群データと3D CADデータに基づく計測対象Oの理想点群データとを入力し、計測点群データにおけるマーカMの点群データを特定する。前述したように、マーカMに色等の特徴が付与されている場合には、プロセッサ101は、計測点群データと理想点群データとの間の色等の特徴の比較によってマーカMの点群データを特定してもよい。例えば、プロセッサ101は、計測点群データと理想点群データとを比較し、計測対象Oの点群データにのみ存在する特異的な色の点群データをマーカMの点群データとして抽出する。この場合において、プロセッサ101は、計測点群データと理想点群データとの差分をマスクするように構成された学習済みモデルによってマーカMの点群データを特定した上で、さらに色等の特徴によってマーカMの点群データの絞り込みをしてもよい。
ステップS5において、プロセッサ101は、計測点群データから、マーカMの点群データを除去する。
ステップS6において、プロセッサ101は、マーカMの点群データが除去された計測点群データと理想点群データとをマッチングすることによって位置合わせする。マッチングは、ICP手法等に基づいて行われ得る。
ステップS7において、プロセッサ101は、計測点群データに基づく計測対象Oの3次元画像を生成する。そして、プロセッサ101は、計測点群データに基づく計測対象Oの3次元画像と3D CADデータに基づく計測対象Oの3次元画像とを重ねて表示装置3に表示する。この際、プロセッサ101は、計測点群データに基づく計測対象Oの3次元画像と3D CADデータに基づく計測対象Oの3次元画像との相違箇所を色付けする、濃淡を変える等して強調表示してもよい。その後、プロセッサ101は、図4の処理を終了させる。
例えば、計測対象Oが装置に組付けられる部品であれば、計測点群データに基づく計測対象Oの3次元画像と3D CADデータに基づく計測対象Oの3次元画像との比較により、部品が正しく装置に組付けられているか否かが、表示装置3において表示される画像から判断され得る。
以上説明したように、複数方向から計測される計測点群データの合成には必要であるが、理想点群データとのマッチングには不要な補助物としてのマーカの点群が計測点群データから除去された上で計測点群データと理想点群データとのマッチングが行われる。これにより、計測点群データと理想点群データとのマッチングとが精度良く行われ得る。
[変形例]
実施形態の変形例を説明する。実施形態においては、計測点群データにおける理想点群データとのマッチングに不要な補助物は、マーカであるとされている。これに対し、実施形態の手法は、マーカ以外の補助物にも適用され得る。例えば、図5に示すように、土台200の上に配置された不安定な計測対象201を支持する目的で、計測対象201が補助物としての支持部材202によって支持されることがある。このような支持部材202も理想点群データとのマッチングの際には不要である。支持部材202の点群データについても、実施形態で説明した学習済みモデルを用いた手法又は支持部材202の特徴を用いた手法によって除去され得る。
また、実施形態では、カメラ2としてRGB-Dカメラが例示されている。これに対し、カメラ2は、計測対象の点群に関わる情報を計測できれば、RGB-Dカメラでなくてもよい。カメラ2は、例えばステレオカメラであってもよい。ステレオカメラであれば、点群データを構成するそれぞれの点自体にRGB値の情報を持たせることができる。
また、実施形態において、カメラ2は、計測システム1と一体的に構成されていてもよい。この場合において、カメラ2の位置及び姿勢の制御が計測システム1によって実施されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 計測システム、2 カメラ、3 表示装置、11 取得部、12 除去部、13 形状データベース(DB)、14 比較部、15 表示制御部、101 プロセッサ、102 ROM、103 RAM、104 ストレージ、105 入力インタフェース、106 通信装置。

Claims (9)

  1. 計測対象と前記計測対象に対して配置された補助物とを撮像するカメラで計測された情報に基づいて、前記補助物を含む前記計測対象の3次元形状を表す第1の点群データを取得する取得部と、
    前記第1の点群データと前記計測対象の3次元形状を表す既知の第2の点群データとの比較に基づき、前記第1の点群データから前記補助物の点群データを除去する除去部と、
    前記補助物の点群データが除去された前記第1の点群データと前記第2の点群データとを比較する比較部と、
    前記比較の結果に関わる情報を表示装置に表示する表示制御部と、
    を有する計測システム。
  2. 前記除去部は、前記第1の点群データと前記第2の点群データとの差分をマスクするように構成された学習済みモデルに前記第1の点群データと前記第2の点群データとを入力し、前記第1の点群データと前記第2の点群データとの差分を前記補助物の点群データとして除去する請求項1に記載の計測システム。
  3. 前記補助物は、前記計測対象と異なる特徴を有し、
    前記第1の点群データを構成するそれぞれの点群は、前記特徴のデータと対応付けられており、
    前記除去部は、前記特徴のデータに基づき、前記第1の点群データから前記補助物の点群データを除去する請求項1又は2に記載の計測システム。
  4. 前記特徴の違いは、表面の色の違いである請求項3に記載の計測システム。
  5. 前記特徴の違いは、表面の模様の違いである請求項3又は4に記載の計測システム。
  6. 前記特徴の違いは、表面の反射強度の違いである請求項3乃至5の何れか1項に記載の計測システム。
  7. 前記特徴の違いは、形状の違いである請求項3乃至6の何れか1項に記載の計測システム。
  8. 前記補助物は、マーカである請求項1乃至6の何れか1項に記載の計測システム。
  9. 計測対象と前記計測対象に対して配置された補助物とを撮像するカメラで計測された情報に基づいて、前記補助物を含む前記計測対象の3次元形状を表す第1の点群データを取得することと、
    前記第1の点群データと前記計測対象の3次元形状を表す既知の第2の点群データとの比較に基づき、前記第1の点群データから前記補助物の点群データを除去する除去部と、
    前記補助物の点群データが除去された前記第1の点群データと前記第2の点群データとを比較することと、
    前記比較の結果に関わる情報を表示装置に表示することと、
    をコンピュータに実行させるための計測プログラム。
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