JP2023020635A - タイヤ用充填体 - Google Patents

タイヤ用充填体 Download PDF

Info

Publication number
JP2023020635A
JP2023020635A JP2021126113A JP2021126113A JP2023020635A JP 2023020635 A JP2023020635 A JP 2023020635A JP 2021126113 A JP2021126113 A JP 2021126113A JP 2021126113 A JP2021126113 A JP 2021126113A JP 2023020635 A JP2023020635 A JP 2023020635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
inward
filling body
filler
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021126113A
Other languages
English (en)
Inventor
冬広 常国
Fuyuhiro Tokokuni
浩志 山田
Hiroshi Yamada
幸範 正木
Yukinori Masaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inoue MTP KK, Inoac Corp filed Critical Inoue MTP KK
Priority to JP2021126113A priority Critical patent/JP2023020635A/ja
Publication of JP2023020635A publication Critical patent/JP2023020635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】パンクを防止したり空気充填の手間を省くためにタイヤの内部に入れるタイヤ充填体について、タイヤの形状安定性のために改善されたタイヤ充填体を提供する。【解決手段】タイヤ用充填体10は、タイヤ81の環状内部領域Rに充填される胴体部20と、胴体部20に一体形成されてタイヤ81の内向き開口から突出し、タイヤホイール91の外周面に突き合わされる内向き突部30と、を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、タイヤの内部に充填されるタイヤ用充填体に関する。
従来、パンクを防止したり空気充填の手間を省くため、タイヤの内部に、細長い形状の緩衝材を入れる技術が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-57241(図1、図2等)
従来の技術に対して、タイヤの形状安定性の向上のためにさらなる技術の開発が求められている。
上記課題を解決するためになされた発明の第1態様は、タイヤの環状内部領域に充填される胴体部と、前記胴体部に一体形成されて前記タイヤの内向き開口から突出し、タイヤホイールの外周面に突き合わされる内向き突部と、を有するタイヤ用充填体である。
第1実施形態に係るタイヤ用充填体が内部に充填されているタイヤの断面図 タイヤ用充填体の斜視図 両端同士が合わされて環状に配置される1対のタイヤ用充填体の側面図 タイヤ用充填体の端部の側面図 タイヤ用充填体のA-A'断面図 タイヤ用充填体のB-B'端面図 タイヤ用充填体が内側に嵌合された状態でタイヤホイールに取り付けられるタイヤの断面図 タイヤ用充填体の製造工程を示す断面図 第2実施形態に係るタイヤ用充填体が内部に充填されているタイヤの断面図 第2実施形態に係るタイヤ用充填体の斜視図 第2実施形態に係るタイヤ用充填体の断面図 他の実施形態のタイヤ充填体の側面図 他の実施形態に係る1対のタイヤ用充填体からなる環状充填体の側面図 (A)他の実施形態に係るタイヤ用充填体の断面図、(B)他の実施形態に係るタイヤ用充填体が内部に充填されているタイヤの断面図 (A)他の実施形態に係るタイヤ用充填体の断面図、(B)他の実施形態に係るタイヤ用充填体が内部に充填されているタイヤの断面図 (A)他の実施形態に係るタイヤ用充填体の断面図、(B)他の実施形態に係るタイヤ用充填体が内部に充填されているタイヤの断面図
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態のタイヤ用充填体10は、例えば自転車用のタイヤ81の内部に形成される環状内部領域Rに充填される。環状内部領域Rは、タイヤ81の周方向全体に延びる環状をなし、本実施形態の例では、断面視で略円形状になっている。なお、本明細書において、単に「断面」という場合には、その断面は、タイヤ81の回転中心軸を含む平面で切断した(即ち、タイヤ81の径方向に切断した)ときの断面のことをいう。
なお、タイヤ81は、径方向内側に開口する内向き開口86を幅方向に挟む1対のビード部84を有し、それらビード部84が、タイヤホイール91のリム92の外周面に形成された周方向に延びる外周凹部92Uに嵌め込まれることで、リム92に取り付けられる。また、タイヤ81は、路面に接するトレッド部82とビード部84との間のサイドウォール部83において、最も幅広となっていて、環状内部領域Rには、1対のサイドウォール部83に挟まれる部分に、最も幅広となる幅広部89が設けられる。1対のビード部84は、サイドウォール部83側から内向き開口86側に向かって幅(間隔)が狭くなる形状を有している。なお、ビード部84のうち径方向内側の端部には、環状のビードワイヤー群84Wが通されている。なお、タイヤ81とホイール91は、空気を入れるチューブを有する一般的なタイヤ構造の場合と同じものを用いることができる。
図2に示すように、タイヤ用充填体10は、円弧状になっている。そして、図3に示すように、複数のタイヤ用充填体10がタイヤ81の環状内部領域Rの周方向に並べられて、円環状に配置されることで、1つのタイヤ81の環状内部領域Rの周方向全体に充填される環状充填体99が形成される。本実施形態の例では、1つのタイヤ用充填体10は、環状充填体99を2分割し、環状内部領域Rのうち半周分の部分に充填される。
図3及び図4に示すように、タイヤ用充填体10のうち環状充填体99を形成するときに他のタイヤ用充填体10に突き当てられる両端面18(図6参照)は、タイヤ81の径方向に対して傾斜するように形成されている。本実施形態の例では、タイヤ用充填体10の一端面18A及び他端面18Bは、タイヤ81の径方向の内側に向かうにつれてタイヤ81の周方向の一方側に向かうように傾斜する。本実施形態の例では、タイヤ81の径方向に対する一端面18Aと他端面18Bの傾斜角は同じになっていて、環状充填体99を形成する1対のタイヤ用充填体10は、同じ形状になっている。なお、タイヤ用充填体10同士の突き合わされる端面18は、接着材等で接合されてもよいし、接合されなくてもよい。
また、本実施形態の例では、環状充填体99の断面は、周方向のどの位置でも同じになっている。従って、タイヤ用充填体10も、径方向に対して傾斜する端面18が設けられる両端部以外は、断面が均一になっている。
図1に示すように、タイヤ用充填体10は、タイヤ81の環状内部領域Rに充填される胴体部20と、胴体部20から径方向内側に突出する内向き突部30と、を有する。タイヤ用充填体10は、例えば、発泡樹脂等の弾性体からなり、胴体部20と内向き突部30とが一体形成されてなる。
図5に示すように、胴体部20の断面形状の輪郭には、タイヤ81の内面(詳細にはトレッド部82及びサイドウォール部83の内面)に対応するC字状の湾曲部21と、径方向内側を向いてリム92と対向する内向き部22と、が含まれ、湾曲部21の両端部は、内向き部22と交わっている。そして、内向き突部30は、胴体部20の内向き部22から突出している。
本実施形態の例では、湾曲部21は、略円形状の環状内部領域Rの内面に対応して、略円弧状をなしている。また、本実施形態の例では、内向き部22は、直線状をなし、上述の内向き突部30は、胴体部20(具体的には、内向き部22)の幅方向の中央部から突出している。言い換えれば、タイヤ用充填体10は、胴体部20側から前記内向き突部30側に向かって段差部19により幅狭となっていて、段差部19は、内向き部22により形成されている。
タイヤ用充填体10は、中空構造になっている。具体的には、胴体部20には、胴体部20の長手方向に延びる空洞部25が形成されている。空洞部25の両端は、それぞれタイヤ用充填体10の端面18A,18Bに開放されている(図2参照)。本実施形態の例では、空洞部25は、胴体部20の内部における幅方向の中央部に配置され、略円弧状の湾曲部21の中心部に配置される。本実施形態の例では、タイヤ用充填体10の断面における空洞部25の形状は、円形状であるが、例えば、タイヤ81の径方向又は幅方向に長くなった楕円形状にすることもできるし、例えば正方形等の多角形状にすることもできる。
なお、図3に示すように、複数のタイヤ用充填体10により環状充填体99が形成されると、各タイヤ用充填体10の空洞部25は、環状充填体99の周方向で連通し、環状充填体99を一周する環状の空洞部を形成する。
図5に示すように、本実施形態の例では、内向き突部30の断面形状は、内向き突部30の突出先端に向かうにつれて徐々に幅狭になる山形状になっている。
タイヤ用充填体10には、空洞部25から内向き突部30の突出先端までの間を、縦割りに分割するスリット16が形成され、スリット16により、内向き突部30が幅方向で1対の分割突部31に分割される。本実施形態の例では、スリット16は、タイヤ用充填体10の幅方向の中央部に配置され、例えば、スリット16の幅は、空洞部25の径よりも小さくなっている。本実施形態の例では、スリット16は、タイヤ用充填体10の長手方向全体に延在している。
図1に示すように、タイヤ用充填体10がタイヤ81の環状内部領域Rに充填され、タイヤ81がタイヤホイール91のリム92に取り付けられると、胴体部20が環状内部領域R内に収められると共に、内向き突部30がタイヤ81の内向き開口86から突出してタイヤホイール91の外周面に突き合わされる。具体的には、内向き突部30は、リム92の外周面の外周凹部92Uの底面に突き合わされる。本実施形態の例では、内向き突部30は、その突出先端がリム92の外周凹部92Uの底面と当接する突出量になっている。
本実施形態の例では、タイヤ用充填体10は、弾性体からなると共に、タイヤ用充填体10の胴体部20の湾曲部21の外径は、環状内部領域Rの断面形状における内面の径よりも大きくなっている(図1及び図5参照)。従って、図1に示すように、タイヤ用充填体10が環状内部領域Rに充填されると、少なくとも胴体部20がタイヤ81の内面に押し付けられて圧縮され、胴体部20の湾曲部21は、タイヤ81の内面(詳細には、トレッド部82及びサイドウォール部83の内面)に密着する。
図1に示すように、タイヤ81にタイヤ用充填体10が充填されると、タイヤ用充填体10のうち湾曲部21と内向き部22との交差部27は、環状内部領域Rの幅広部89よりタイヤ81の内向き開口86寄りに位置する。即ち、段差部19も、幅広部89と内向き開口86との間に位置する。従って、内向き部22は、環状内部領域R内から内向き開口86側を向く。
なお、段差部19が形成されることで、例えば、タイヤ用充填体10のうち段差部19と内向き突部30の側面との交差部である隅部28と、タイヤ81の内面との間には、隙間Sが形成される。なお、環状内部領域Rに対してタイヤ用充填体10をより太くすることで、この隙間Sが形成されないようにすることもできる。また、タイヤ用充填体10を収容したタイヤ81を、リム92に、幅方向のどちら側から嵌め込むかにより、タイヤ用充填体10の圧縮具合が幅方向で異なる等であると、隙間Sが幅方向の一方側にのみ形成されることもある。
また、例えば、内向き突部30の幅は、タイヤ81の内向き開口86の幅よりも広くなっていて、内側突部30の弾発力により、幅方向内側から、タイヤ81の内向き開口86の開口縁部(即ち、ビード部84)を、リム92の外周凹部92Uの内面における側面に押し付けることが可能となる。なお、内向き突部30の幅を、タイヤの内向き開口86の幅に対して、同じか又は小さくすることもできる。
なお、本実施形態の例では、図1に示すように、リム92の外周凹部92Uの底面からは、ニップル93が突出する。ニップル93は、例えば、タイヤホイール91の周方向の複数位置に配置される。ここで、本実施形態では、タイヤ用充填体10が環状内部領域Rに充填されてタイヤ81がリム92に取り付けられたときに、1対の分割突部31の間にスリット16による間隔が残される。そして、スリット16にニップル93が受容される。
本実施形態のタイヤ用充填体10は、例えば、以下の効果を奏することができる。本実施形態のタイヤ用充填体10では、タイヤ81の内向き開口86から突出してタイヤホイール91の外周面に突き合わされる内向き突部30が設けられるので、従来よりも、タイヤ81の形状安定性の向上を図ることが可能となる。
例えば、従来の断面円形のタイヤ用充填体では、タイヤ81の内向き開口86からタイヤホイール81側に突出する内向き突部30が設けられていないため、リム92の外周凹部92Uの底面までの充填が困難であった。そのため、タイヤ81に荷重がかかった際に、タイヤ用充填体がリム92の外周凹部92Uの底面側に押しやられて、タイヤ用充填体が変形し易くなり、タイヤ81が変形し易くなるという事態が考えられる。そして、その結果、タイヤ81の転がり抵抗が悪くなることが考えられる。これに対し、本実施形態のタイヤ用充填体10では、内向き突部30を備えることで、タイヤ81に荷重がかかった際に、内向き突部30がリム92に当接して胴体部20及びタイヤ81を支持することが可能となり、タイヤ81の変形を抑制可能となる。また、内向き突部30により、タイヤ81の内向き開口86とリム92との間の空間の充填が可能となり、リム92の外周凹部92Uの内壁面に、幅方向内側からタイヤ81のビード部84を押し付けることが可能となり、タイヤ81のリム92への固定を従来より安定させることが可能となる。
ここで、図7に示すように、タイヤ81がタイヤホイール91に取り付けられるときには、まず、タイヤ81の環状内部領域Rにタイヤ用充填体10を受容させる。そして、その状態で、リム92の外周凹部92Uに、タイヤ81の一方のビード部84を受容させてから、他方のビード部84を受容させる。このとき、他方のビード部84を、タイヤ用充填体10に幅方向で押し付けながら、外周凹部92Uに入れ込むこととなるため、従来のような断面円形のタイヤ用充填体では、リム92へのタイヤ81の取り付けに力を要し、手間がかかることがあった。これは、特に、タイヤ81をタイヤホイール91に一周取り付けるときの周方向の最後の部分でより顕著になると考えられる。
これに対し、本実施形態のタイヤ用充填体10では、環状内部領域Rのうち最も幅広となる幅広部89より内向き開口86寄りの位置に、胴体部20と内向き突部30の境界が配置され、その境界から内向き突部30側の部分の幅が狭くなる。これにより、タイヤ用充填体10をタイヤ81に収め易くすることが可能となると共に、タイヤ81をタイヤホイール91に取り付け易くすることが可能となる。
また、タイヤ用充填体10では、環状内部領域Rのうち最も幅広となる幅広部89と内向き開口86との間の位置に、タイヤ用充填体10を胴体部20側から内向き突部30側に向かって幅狭とする段差部19が配置される。これによっても、タイヤ用充填体10をタイヤ81に収め易くすることが可能となると共に、タイヤ81をタイヤホイール91に取り付け易くすることが可能となる。
また、タイヤ用充填体10では、内向き突部30の断面形状が、その突出先端に向かうに従って徐々に幅狭になる山形状をなしている。ここで、タイヤ81の形状は、一般に、内向き開口86に向かって幅を狭くする形状(即ち、ビード部84により幅が狭くなる形状)となるので、内向き突部30がその突出先端に向かうに従って徐々に幅狭になる山形状になっていることで、タイヤ用充填体10をタイヤ81により収め易くすることが可能となる。
以上のように、本実施形態のタイヤ用充填体10では、内向き突部30や段差部19を有することで、従来の断面円形のタイヤ用充填体に比べて、タイヤ81とタイヤホイール91との間の内部空間に合わせた形状になっているため、該内部空間へのタイヤ用充填体10の嵌合性を向上させることが可能となる。これにより、タイヤ81の形状の安定性をより向上させることが可能となり、タイヤ81の転がり抵抗の悪化を従来よりも抑制可能となる。
本実施形態のタイヤ用充填体10では、胴体部20の長手方向に延びる空洞部25が設けられている。従って、タイヤ81の回転中にタイヤ用充填体10に発生した熱を空洞部25に逃がすことが可能となり、熱によるタイヤ用充填体10の劣化を抑制することが可能となる。また、空洞部25を設けることで、タイヤ用充填剤10をタイヤ81内に収め易くすることが可能となる。
また、本実施形態のタイヤ用充填体10によれば、空洞部25を有することで、タイヤ81のクッション性を向上させることができ、良好な乗り心地が得られる。タイヤ81のクッション性が低いと、路面に設けられたギャップによる突き上げをタイヤホイール91(特にスポーク)が受け易くなるが、タイヤ用充填体10によってタイヤ91のクッション性を良くすることで、このような突き上げを緩和してタイヤホイール91への負担を低減することが可能となる。
また、タイヤ用充填体10には、空洞部25から内向き突部30の突出先端までの間を縦割りに分割するスリット16が形成されている。これにより、タイヤ用充填体10をタイヤ81内に収め易くすることが可能となる。しかも、タイヤ81の回転中にタイヤ用充填体10に発生した熱をスリット16から逃がすことが可能となり、熱によるタイヤ用充填体10の劣化を抑制することが可能となる。
本実施形態のタイヤ用充填体10では、スリット16に、タイヤホイール91の外周面から突出するニップル93を受容させることができるので、ニップル93がタイヤ用充填体10に干渉することを防ぐことが可能となり、タイヤ81とタイヤホイール91の間にタイヤ用充填体10を収め易くすることができる。
本実施形態では、タイヤ用充填体10が、円弧状をなしかつ複数並べられて環状に配置され、1つのタイヤ81に使用される。従って、それら複数のうち一部のタイヤ用充填体10が破損した場合に、タイヤ81一周分に使用されるタイヤ用充填体10全部を交換する必要がなくなり、そのタイヤ用充填体10のみを交換すればよくなる。これにより、タイヤ用充填体10の交換の手間の削減を図ることが可能となると共に、コスト削減を図ることが可能となる。
本実施形態では、タイヤ用充填体10が複数並べられて環状に配置されるときに、互いに突き当てられる端面18が、タイヤ81の径方向に対して傾斜する。従って、タイヤ用充填体10同士の接触面を大きくすることが可能となり、タイヤ用充填体10同士をより密着させ易くすることが可能となる。これにより、タイヤ用充填体10同士の間に隙間を生じさせ難くすることが可能となると共に、タイヤ81内でタイヤ用充填体10を動き難くすることが可能となる。
なお、本実施形態の例では、タイヤ用充填体10は、発泡樹脂で構成され、例えば、以下のようにして製造することができる。図8には、タイヤ用充填体10を製造する成形金型70が示されている。成形金型70は、1対の分割型71,72を備え、それらの間にタイヤ用充填体10を成形するためのキャビティ79を備えている。そして、発泡樹脂原料が、キャビティ79に注入されて、キャビティ79内で発泡硬化することで、胴体部20と内向き突部30が一体成形されたタイヤ用充填体10が得られる。なお、キャビティ79は、1対の分割型の対向方向から見ると、円弧状に形成されていて、タイヤ用充填体10は、成形金型70で図2及び図3に示すような円弧状に形成される。
本実施形態の例では、タイヤ用充填体10は、幅方向で型抜き可能な形状の外面を有している。これにより、図8に示すように、タイヤ用充填体10のうち幅方向の一方側の外面と他方側の外面とを、それぞれ一方の分割型71と他方の分割型72とで成形することができ、容易にタイヤ用充填体10の外面を成形することができる。また、スリット16及び空洞部25は、図8に示すように、1対の分割型71,72の間に配置される中型73により成形することができる。本実施形態のタイヤ用充填体10のように、空洞部25と繋がるスリット16を設けることで、中型73により空洞部25を位置精度良く形成することが可能となる。また、例えば、押出成形等で直線状に成形したタイヤ用充填体を、湾曲させてタイヤ81内に収容する場合には、収容後のタイヤ用充填体の内部応力が大きくなるが、本実施形態のタイヤ用充填体10では、最初から円弧状に成形するので、タイヤ81内に収容した後の内部応力を小さくすることが可能となる。
なお、本実施形態の例では、タイヤ用充填体10は、ポリイソシアネートとポリオールとから作成されたプレポリマーを用いるプレポリマー法で形成された発泡ポリウレタンエラストマーで構成されるが、これに限定されるものではない。タイヤ用充填体10は、例えば、合成樹脂の弾性体(例えば発泡体)で構成され、タイヤ用充填体10の材料としては、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性エラストマー又はゴムが挙げられる。より具体的には、タイヤ用充填体10の材料の例としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂、ポリアミド樹脂、PET(ポリエチレンテレフタラート)樹脂、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)樹脂、シリコーンゴム、ブチルゴム、多硫化ゴム等が挙げられ、例えばこれらの発泡体でタイヤ用充填体10を構成してもよい。なお、上記熱可塑性エラストマーとしては、例えば、アクリル系、ウレタン系(TPU)、スチレン系、スチレン-ブタジエン系、ポリエステル系、ポリエチレン系、アミド系、塩化ビニル系のもの等が挙げられる。
[第2実施形態]
図9には、第2実施形態に係るタイヤ用充填体10が示されている。第2実施形態のタイヤ用充填体10は、スリット16が形成されていない点が、上記第1実施形態のタイヤ用充填体10とは異なり、空洞部25が、タイヤ用充填体10の両端でのみ開放されている(図10参照)。
また、図9及び図11に示すように、本実施形態のタイヤ用充填体10では、内向き突部30の突出先端には、タイヤホイール91の外周面から突出するニップル93と対向する先端対向面33が設けられると共に、その先端対向面33の幅方向の両端部からは、タイヤホイール91(詳細にはリム92)の外周面に突き合わされる先端突起34が突出している。これにより、1対の先端突起34同士の間に、ニップル93を受容するニップル受容凹部32が形成される。なお、本実施形態の例では、先端突起34やニップル受容凹部32は、タイヤ用充填体10の長手方向の全体に延在しているが、該長手方向の一部にのみ設けられていてもよく、例えば、タイヤホイール91の周方向でニップル93が配置される部分にのみ設けられていてもよい。
本実施形態のタイヤ用充填体10によっても、ニップル93がタイヤ用充填体10に干渉することを防ぐことが可能となり、タイヤ81とタイヤホイール91の間にタイヤ用充填体10を収め易くすることができる。また、タイヤホイール91の外周面に突き合わされる先端突起34により、タイヤ81を支持することが可能となる。
本実施形態のタイヤ用充填体10のその他の構成については、第1実施形態のタイヤ用充填体10と同様である。本実施形態のタイヤ用充填体10によっても、第1実施形態のタイヤ用充填体10と同様の効果を奏することが可能となる。
[他の実施形態]
(1)タイヤ用充填体10が充填されるタイヤ81は、自転車用に限定されるものではなく、例えば、二輪又は四輪等の自動車に用いられるものであってもよいし、車椅子、一輪車、三輪車又は人力車等に用いられるものであってもよいし、その他の乗り物やリアカー等に用いられるものであってもよい。
(2)タイヤ用充填体10が、環状充填体99を、タイヤ81の周方向に3つ以上並べられて形成するものであってもよい(図12参照)。なお、環状充填体99を形成する複数のタイヤ用充填体10は、全て同じ長さになっていなくてもよい。また、図13に示すように、タイヤ用充填体10の一端面18Aが、タイヤ81の径方向の内側に向かうにつれてタイヤ81の周方向の一方側に向かうように傾斜し、他端面18Bが、タイヤ81の径方向の内側に向かうにつれてタイヤ81の周方向の他方側に向かうように傾斜してもよい。
(3)タイヤ用充填体10の端面18A,18Bの少なくとも一方が、タイヤ81の径方向に対して傾斜していなくてもよく、タイヤ81の径方向に延びていてもよい。
(4)内向き突部30の突出量が、内向き突部30の突出先端とタイヤホイール91の外周面との間に隙間があく短さであってもよい。この場合でも、車両の過重がかかったときに、内向き突部30の突出先端がタイヤホイール91の外周面に当接することで、タイヤ用充填体10でタイヤ81を支持することが可能となる。これにより、従来よりもタイヤ81の形状安定性を向上させることが可能となり、タイヤ81による車両の支持の安定性を向上させることが可能となる。
(5)タイヤ用充填体10は、上記実施形態では、円弧状に成形されていたが、直線状のタイヤ用充填体10を湾曲させてタイヤ81内に充填してもよい。例えば、直線状の複数のタイヤ用充填体10を、円弧状に湾曲させて、それらを並べて環状に配置し、環状充填体99を形成してもよい。また、直線状の1本のタイヤ用充填体10を、環状に湾曲させて、環状充填体99を形成してもよい。なお、直線状のタイヤ用充填体10を湾曲する際には、タイヤ用充填体10を加熱して成形してもよい。また、タイヤ用充填体10を環状に形成し、その環状の1つのタイヤ用充填体10により環状充填体99が構成されてもよい。
(6)タイヤ用充填体10が、ゴムで構成されていてもよく、この場合、発泡ゴムで構成されていてもよいし、非発泡ゴムにより構成されていてもよい。
(7)タイヤ用充填体10は、空洞部25が形成されずに、中実構造になっていてもよい。また、タイヤ用充填体10は、空洞部25が形成されずに、スリット16が形成されている構成であってもよい。
(8)図14に示すように、タイヤ用充填体10は、タイヤ81内に充填されたときに、スリット16が閉じるように(即ち、分割突部31同士が当接するように)構成されていてもよい。
(9)上記第1実施形態において、スリット16は、タイヤ用充填体10の長手方向の全体に延びていたが、タイヤ用充填体10の長手方向の一部のみに形成されていてもよい。具体的には、スリット16が、タイヤホイール91の周方向でニップル93が形成されている部分にのみ形成されていてもよい。
(10)タイヤ用充填体10の胴体部20の形状は、環状内部領域Rに収まる形状であればよく、例えば、断面多角形状であってもよく、湾曲部21が設けられていなくてもよい。例えば、環状内部領域Rが断面略円形でなく、断面多角形状である場合には、胴体部20の外面形状を、環状内部領域Rの内面形状に対応した形状とすればよい。
(11)上記実施形態では、段差部19が、タイヤ用充填体10の幅方向の両方に設けられていたが、図15に示すように、段差部19が、タイヤ用充填体10に設けられていなくてもよい。図15の例では、胴体部20の輪郭が略丸形になっている。また、図16に示すように、段差部19が、タイヤ用充填体10の幅方向の何れか一方にのみ設けられていてもよい。
<付記>
以下、上記実施形態から抽出される特徴群について、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお、以下では、理解の容易のため、上記実施形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
例えば、以下の特徴1~6は、「本開示は、タイヤの内部に充填されるタイヤ用充填体」に関し、「従来、パンクを防止したり空気充填の手間を省くため、タイヤの内部に、細長い形状の緩衝材を入れる技術が提供されている(例えば、特開2017-57241(図1、図2等))参照)。」という背景技術について、「従来の技術に対して、タイヤの形状安定性の向上のためにさらなる技術の開発が求められている。」という課題をもってなされたものと考えることができる。
[特徴1]
タイヤの環状内部領域に充填される胴体部と、
前記胴体部に一体形成されて前記タイヤの内向き開口から突出し、タイヤホイールの外周面に突き合わされる内向き突部と、を有するタイヤ用充填体。
特徴1では、タイヤの内向き開口から突出してタイヤホイールの外周面に突き合わされる内向き突部が設けられるので、従来よりも、タイヤの形状安定性の向上を図ることが可能となる。
[特徴2]
前記胴体部の断面形状の輪郭には、前記タイヤの内面に対応する湾曲部と、前記環状内部領域のうち最も幅広となる部分より前記内向き開口寄り位置で前記湾曲部と交わり、前記環状内部領域内から前記内向き開口側を向く内向き部とが含まれ、
前記内向き突部は、前記胴体部のうち前記内向き部の幅方向の中央部から突出している特徴1に記載のタイヤ用充填体。
特徴2のタイヤ用充填体では、環状内部領域のうち最も幅広となる部分より内向き開口寄りの位置に、胴体部と内向き突部の境界が配置され、その境界から内向き突部側の部分の幅が狭くなる。これにより、タイヤ用充填体をタイヤに収め易くすることが可能となる。
[特徴3]
前記胴体部側から前記内向き突部側に向かって段差部により幅狭となり、前記段差部が、前記環状内部領域のうち最も幅広となる部分と前記内向き開口との間に位置する特徴1に記載のタイヤ用充填体。
特徴3では、環状内部領域のうち最も幅広となる部分と内向き開口との間の位置に、タイヤ用充填体を胴体部側から内向き突部側に向かって幅狭とする段差部が配置される。これにより、タイヤ用充填体をタイヤに収め易くすることが可能となる。
[特徴4]
前記内向き突部の断面形状は、先端に向かうに従って徐々に幅狭になる山形状をなしている特徴1から3の何れか1の特徴に記載のタイヤ用充填体。
タイヤの形状は、一般に、内向き開口に向かって幅を狭くする形状となるので、特徴4のように内向き突部が先端に向かうに従って徐々に幅狭になる山形状になっていることで、タイヤ用充填体をタイヤに収め易くすることが可能となる。
[特徴5]
前記内向き突部の先端部には、前記タイヤホイールの外周面から突出する複数のニップルを受容するニップル受容凹部(スリット16、ニップル受容凹部32)が備えられている特徴1から4の何れか1の特徴に記載のタイヤ用充填体。
特徴5では、ニップルを受容するニップル受容凹部が備えられるので、ニップルがタイヤ用充填体に干渉することを防ぐことが可能となり、タイヤとタイヤホイールの間にタイヤ用充填体を収め易くすることができる。
[特徴6]
前記内向き突部には、前記タイヤホイールの外周面から突出する複数のニップルの先端と対向する先端対向面と、前記先端対向面の幅方向の両端部から突出して、前記タイヤホイールの外周面に突き合わされる先端突起とが備えられている特徴1から4の何れか1の特徴に記載のタイヤ用充填体。
特徴6では、ニップルがタイヤ用充填体に干渉することを防ぐことが可能となり、タイヤとタイヤホイールの間にタイヤ用充填体を収め易くすることができる。また、タイヤホイールの外周面に突き合わされる先端突起により、タイヤを支持することが可能となる。
[特徴7]
前記胴体部の内部における幅方向の中央部で前記胴体部の長手方向に延びる空洞部を有する、特徴1から6の何れか1の特徴に記載のタイヤ用充填体。
特徴7によれば、タイヤの回転中にタイヤ用充填体に発生した熱を空洞部に逃がすことが可能となり、熱によるタイヤ用充填体の劣化を抑制することが可能となる。
[特徴8]
前記タイヤ用充填体のうち前記空洞部から前記内向き突部の先端までの間を縦割りに分割するスリットを有する特徴7に記載のタイヤ用充填体。
特徴8によれば、タイヤ用充填体をタイヤに収め易くすることが可能となる。また、特徴8によれば、タイヤの回転中にタイヤ用充填体に発生した熱をスリットから逃がすことが可能となり、熱によるタイヤ用充填体の劣化を抑制することが可能となる。
[特徴9]
円弧状をなしかつ複数並べられて環状に配置され、1つのタイヤに使用される、特徴1から8の何れか1の特徴に記載のタイヤ用充填体。
特徴9では、一部のタイヤ用充填体が破損した場合に、タイヤ一周分に使用されるタイヤ用充填体全部を交換する必要がなくなり、そのタイヤ用充填体のみを交換すればよくなる。
[特徴10]
前記タイヤ用充填体が複数並べられて環状に配置されるときに互いに突き当てられる端面が、前記タイヤの径方向に対して傾斜する、特徴9に記載のタイヤ用充填体。
特徴10では、タイヤ用充填体同士の接触面を大きくすることが可能となり、タイヤ用充填体同士をより密着させ易くすることが可能となる。これにより、タイヤ用充填体同士の間に隙間を生じさせ難くすることが可能となると共に、タイヤ内でタイヤ用充填体を動き難くすることが可能となる。
[特徴11]
タイヤの環状内部領域に充填され、幅方向の中央部で長手方向に延びる空洞部を有するタイヤ用充填体。
[特徴12]
円弧状をなしかつ複数並べられて環状に配置されて、1つのタイヤの環状内部領域に充填されるタイヤ用充填体。
なお、本明細書及び図面には、特許請求の範囲に含まれる技術の具体例が開示されているが、特許請求の範囲に記載の技術は、これら具体例に限定されるものではなく、具体例を様々に変形、変更したものも含み、また、具体例から一部を単独で取り出したものも含む。
10 タイヤ用充填体
16 スリット
18 端面
19 段差部
20 胴体部
21 湾曲部
22 内向き部
25 空洞部
30 内向き突部
32 ニップル受容凹部
33 先端対向面
34 先端突起
81 タイヤ
86 内向き開口
91 タイヤホイール
92 リム
93 ニップル
R 環状内部領域

Claims (10)

  1. タイヤの環状内部領域に充填される胴体部と、
    前記胴体部に一体形成されて前記タイヤの内向き開口から突出し、タイヤホイールの外周面に突き合わされる内向き突部と、を有するタイヤ用充填体。
  2. 前記胴体部の断面形状の輪郭には、前記タイヤの内面に対応する湾曲部と、前記環状内部領域のうち最も幅広となる部分より前記内向き開口寄り位置で前記湾曲部と交わり、前記環状内部領域内から前記内向き開口側を向く内向き部とが含まれ、
    前記内向き突部は、前記胴体部のうち前記内向き部の幅方向の中央部から突出している請求項1に記載のタイヤ用充填体。
  3. 前記胴体部側から前記内向き突部側に向かって段差部により幅狭となり、前記段差部が、前記環状内部領域のうち最も幅広となる部分と前記内向き開口との間に位置する請求項1に記載のタイヤ用充填体。
  4. 前記内向き突部の断面形状は、先端に向かうに従って徐々に幅狭になる山形状をなしている請求項1から3の何れか1の請求項に記載のタイヤ用充填体。
  5. 前記内向き突部の先端部には、前記タイヤホイールの外周面から突出する複数のニップルを受容するニップル受容凹部が備えられている請求項1から4の何れか1の請求項に記載のタイヤ用充填体。
  6. 前記内向き突部には、前記タイヤホイールの外周面から突出する複数のニップルの先端と対向する先端対向面と、前記先端対向面の幅方向の両端部から突出して、前記タイヤホイールの外周面に突き合わされる先端突起とが備えられている請求項1から4の何れか1の請求項に記載のタイヤ用充填体。
  7. 前記胴体部の内部における幅方向の中央部で前記胴体部の長手方向に延びる空洞部を有する、請求項1から6の何れか1の請求項に記載のタイヤ用充填体。
  8. 前記タイヤ用充填体のうち前記空洞部から前記内向き突部の先端までの間を縦割りに分割するスリットを有する請求項7に記載のタイヤ用充填体。
  9. 円弧状をなしかつ複数並べられて環状に配置され、1つのタイヤに使用される、請求項1から8の何れか1の請求項に記載のタイヤ用充填体。
  10. 前記タイヤ用充填体が複数並べられて環状に配置されるときに互いに突き当てられる端面が、前記タイヤの径方向に対して傾斜する、請求項9に記載のタイヤ用充填体。
JP2021126113A 2021-07-30 2021-07-30 タイヤ用充填体 Pending JP2023020635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021126113A JP2023020635A (ja) 2021-07-30 2021-07-30 タイヤ用充填体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021126113A JP2023020635A (ja) 2021-07-30 2021-07-30 タイヤ用充填体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023020635A true JP2023020635A (ja) 2023-02-09

Family

ID=85159334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021126113A Pending JP2023020635A (ja) 2021-07-30 2021-07-30 タイヤ用充填体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023020635A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108688406B (zh) 半充气轮胎及半充气轮胎的制造方法
JP2012224134A (ja) 非空気式タイヤ
US20100230022A1 (en) Tubeless tire having elliptical cylinder-shaped elastic members
JP6640340B2 (ja) 空気入り自動車タイヤ
WO2016084512A1 (ja) 非空気入りタイヤ
JP6591882B2 (ja) 非空気入りタイヤおよび非空気入りタイヤの製造方法
US5520232A (en) Puncture proof tire
JP2023020635A (ja) タイヤ用充填体
EP3192669B1 (en) Pneumatic tire
US20030024622A1 (en) Anisotropic homogeneous elastomeric closed torus tire design & method of manufacture
JP6630114B2 (ja) 非空気入りタイヤ、金型および非空気入りタイヤの製造方法
JP3445751B2 (ja) タイヤとリムの組立体
WO2022114069A1 (ja) 非空気入りタイヤ、およびタイヤ組立体
KR102197638B1 (ko) 펑크리스 자전거 타이어
KR20120102420A (ko) 에어 주입 없이 펑크를 방지하는 이륜차용 바퀴 및 이것의 제조방법
CN111491807A (zh) 用于轮胎的组件
JPH1159119A (ja) 二輪車用のタイヤとリムの組立体
JP4169727B2 (ja) ソリッドタイヤの製造方法
EP2993019B1 (en) Method for manufacturing tire
JP4575607B2 (ja) ランフラットタイヤ及びランフラットタイヤとリムとの組立体
JP4076387B2 (ja) タイヤ/ホイール組立体及びランフラット用支持体
CN111823783B (zh) 具有加强部件的充气轮胎
JP7241481B2 (ja) 空気入りタイヤ
US20200338927A1 (en) Tire Element
JPS5812808A (ja) 安全タイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231222