JP2023018953A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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宗佑 堀田
Sosuke Hotta
具典 内山
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Abstract

Figure 2023018953000001
【課題】除菌用の温風の生成にヒートポンプを用いたものにおいて、運転時間を短くする。
【解決手段】衣類乾燥機は、ヒートポンプユニットと、回転槽内に紫外線を照射可能な紫外線照射装置と、衣類の除菌が可能な高温の温風を回転槽内に供給して衣類を所定温度以上に維持する期間である温風除菌期間を有する除菌運転を実行可能な運転処理部と、除菌運転が開始されて圧縮機が駆動している期間内でかつ温風除菌期間以外の期間内に、紫外線照射装置を駆動させて回転槽内に紫外線を照射する紫外線照射処理を実行可能な紫外線照射処理部と、を備える。
【選択図】図8

Description

本発明の実施形態は、衣類乾燥機に関する。
従来、洗濯乾燥機等の衣類乾燥機において、衣類に温風を当てて衣類を除菌することが行われている。温風の熱による除菌は、衣類の温度と衣類を高温に維持している時間との積に比例することが知られている。例えば衣類を高温に維持するほど、短時間で除菌することができる。しかし、温風の生成にヒートポンプを用いたものの場合、ヒータ式に比べて高温の温風を生成し難い。また、ヒートポンプは、ヒータ式に比べて、立ち上がりの期間すなわち除菌可能な温度の温風が生成可能になるまでの期間も長い。そのため、従来、温風の生成にヒートポンプを用いた衣類乾燥機で、衣類に温風を当てて除菌しようとすると、ヒートポンプの遅い立ち上がりのために本来的に必要な時間も加わり、長い時間を要していた。
特開2020-156795号公報
そこで、除菌用の温風の生成にヒートポンプを用いたものにおいて、運転時間を短くすることができる衣類乾燥機を提供する。
衣類乾燥機は、外箱と、前記外箱内に設けられ排気口及び給気口を有する外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられ衣類が収納される回転槽と、前記外槽外に設けられ前記排気口と前記給気口とを繋ぐ循環風路と、前記循環風路内の空気を除湿する蒸発器と、前記循環風路内において前記蒸発器の下流側に設けられ前記循環風路内の空気を加熱する凝縮器と、前記凝縮器へ冷媒を供給する圧縮機と、を有するヒートポンプユニットと、前記循環風路内に設けられ前記ヒートポンプユニットによって除湿及び加熱された空気を前記給気口から前記外槽及び回転槽内へ供給する送風装置と、前記回転槽内に紫外線を照射可能な紫外線照射装置と、前記圧縮機及び前記送風装置を駆動させて衣類の除菌が可能な高温の温風を前記回転槽内に供給して衣類を所定温度以上に維持する期間である温風除菌期間を有する除菌運転を実行可能な運転処理部と、前記除菌運転が開始されて前記圧縮機が駆動している期間内でかつ前記温風除菌期間以外の期間内に、前記紫外線照射装置を駆動させて前記回転槽内に紫外線を照射する紫外線照射処理を実行可能な紫外線照射処理部と、を備える。
第1実施形態による衣類乾燥機を洗濯乾燥機に適用した一例について概略構成を示す縦断側面図 第1実施形態による衣類乾燥機を洗濯乾燥機に適用した一例について概略構成を示す縦断背面図 第1実施形態について、紫外線照射装置の電気的構成の一例を概略的に示すブロック図 第1実施形態における洗濯乾燥機の電気的構成の一例を概略的に示すブロック図 第1実施形態について、除菌運転時における排気温度、蒸発器温度、圧縮機の駆動周波数、及び紫外線照射装置の駆動状況の関係の一例を示す図 第1実施形態について、外気温度に応じて設定される温風除菌期間及び紫外線照射期間の一例を示す図 第1実施形態について、蒸発器の温度に応じて設定される温風除菌期間及び紫外線照射期間の一例を示す図 第1実施形態における洗濯乾燥機で実行される洗濯乾燥運転の動作内容の一例を示す図 除菌運転の運転時間の一例を示すもので、(a)は外気温度が常温でかつ紫外線照射処理が無い場合を示す図、(b)は外気温度が低温でかつ紫外線照射処理が無い場合を示す図、(c)は外気温度が常温でかつ紫外線照射処理がある場合を示す図、及び(d)は外気温度が低温でかつ紫外線照射処理がある場合を示す図 第2実施形態における洗濯乾燥機で実行される洗濯乾燥運転の動作内容の一例を示す第1の図 第2実施形態における洗濯乾燥機で実行される洗濯乾燥運転の動作内容の一例を示す第2の図 第2実施形態について、外気温度に応じて設定される圧縮機の起動周波数及び温風除菌期間の一例を示す図 第2実施形態について、蒸発器の温度に応じて設定される圧縮機の起動周波数及び温風除菌期間の一例を示す図
以下、複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
図1及び図2に示す洗濯乾燥機10は、本実施形態の衣類乾燥機の適用例である。図1及び図2に示す洗濯乾燥機10は、洗濯機能及び乾燥機能を備えた横軸または斜め軸型のドラム式洗濯機である。なお、本実施形態の衣類乾燥機は、洗濯機能及び乾燥機能を備えた縦軸型のいわゆる全自動洗濯機にも適用することができる。また、本実施形態の衣類乾燥機は、洗濯機能を有さない例えば乾燥専用の構成にも適用することができる。
図1及び図2に示すように、洗濯乾燥機10は、外箱11、扉12、外槽13、ベローズ14、回転槽15、モータ16、給水機構17、排水機構18、及び操作パネル19を備えている。なお、本実施形態において、外箱11に対して扉11側つまり図1の紙面左側を洗濯乾燥機10の前側とする。外箱11は、例えばステンレス鋼板等によって矩形の中空箱状を形成しており、洗濯乾燥機10の外郭を構成している。外箱11は、前側部分に外箱11の内部と外部とを連通する衣類出入口111を有している。
扉12は、外箱11の前部に設けられており、衣類出入口111を開閉可能に構成されている。ユーザは、扉12を開いた状態で、衣類出入口111を通じて衣類90を回転槽15に投入し、又は取り出すことができる。
外槽13は、前側に開口部131を有した有底円筒状に形成されている。本実施形態の場合、外槽13は、内部に水を貯留することができ、この場合、水槽として機能する。外槽13は、排気口132及び給気口133を有している。排気口132は、例えば外槽13の筒状部分を構成する周壁の上部前寄り部分にあって、外槽13の左右方向の中心つまり外槽13の筒状の外周面の最頂部から左右方向へ離れた位置に設けられている。給気口133は、例えば外槽13の底部において底部の上下方向の中心よりやや上寄り部分に設けられている。排気口132及び給気口133は、外槽13の内部と外部とを連通している。
ベローズ14は、外箱11の衣類出入口111及び外槽13の開口部131の周囲に設けられている。ベローズ14は、例えば円筒形の蛇腹状に形成されており、衣類出入口111と開口部131とを水密に連通した状態で外箱11と外槽13とを弾性的に接続している。
回転槽15は、衣類90を収容可能な有底円筒状に形成されており、外槽13の内部に回転可能に収容されている。回転槽15の回転軸は、外槽13の中心軸に重なっている。回転槽15は、複数の連通口151を有している。連通口151は、回転槽15の内部と外部とを連通している。連通口151は、回転槽15の円筒状の筒状部分を構成する周壁及び回転槽15の底部の全域に形成されている。連通口151は、洗濯運転時及び脱水運転時には、主に水が出入りする通水孔として機能し、乾燥運転時には空気が出入りする通風孔として機能する。また、詳細は図示しないが、回転槽15には、筒状部分の内側に複数のバッフルが設けられている。バッフルは、回転槽15の内側に収容された衣類90を撹拌する。回転槽15は、外槽13と共に、内部に衣類を収容して衣類に各種の処理を行う処理室を構成する。
モータ16は、例えば外槽13の底部外側に設けられている。モータ16の軸部161の先端側は、外槽13の内部に突出して回転槽15に接続されている。モータ16は、例えばアウタロータ型のダイレクトドライブモータを用いることができる。モータ16の軸部161は、外槽13の底部を貫いて外槽13の内側へ突出し、回転槽15の底部に固定されている。モータ16は、外槽13に対して回転槽15を相対的に回転させる。この場合、モータ16の軸部161、外槽13の中心軸、及び回転槽15の回転軸は、それぞれ一致している。
給水機構17は、例えば水道などの外部の水源から供給される水を、外槽13内に注水するための装置である。給水機構17は、例えば外箱11内において外槽13の左右一方寄りの上方に設けられている。給水機構17は、給水弁171、注水ケース172、及び注水ホース173を備えている。給水弁171は、電磁駆動式の液体用の開閉弁であり、図示しない水道などの外部の水源と接続されている。
注水ケース172は、内部に洗剤や仕上げ剤等の洗濯処理剤を収容可能に構成されている。注水ホース173は、注水ケース172と外槽13内とを接続している。給水弁171は、外部の水源から給水機構17を介して外槽13内に至る注水経路を開閉する。給水弁171が開放されると、外部の水源からの水は、注水ケース172を介して外槽13内に注水される。その注水の際に注水ケース172に洗濯処理剤が貯留されていると、注水ケース172内の洗濯処理剤は注水ケース172を流れる水に乗って外槽13内に流し落とされる。なお、洗濯乾燥機10は、必ずしも注水ケース172を備えていなくても良い。すなわち、洗濯乾燥機10は、ユーザが外槽13内に洗濯処理剤を直接投入する構成であっても良い。
排水機構18は、外槽13の内部に貯留された水を、洗濯乾燥機10の機外へ排出する機能を有する。排水機構18は、排水弁181と排水管182とを含んで構成されている。排水弁181は、電磁駆動式の液体用の開閉弁である。排水弁181は、外槽13内から排水機構18を介して機外に至る排水経路を開閉する。
操作パネル19は、ユーザから洗濯乾燥機10の設定や運転に関する操作入力を受け付けるとともに、ユーザに対して洗濯乾燥機10の設定や運転に関する情報を表示や音声等によって提示する機能を有する。操作パネル19は、例えばタッチパネルディスプレイで構成することもできるし、タッチスイッチや機械的なスイッチ等で構成することもできる。また、操作パネル19は、タッチパネルディスプレイとタッチスイッチ及び機械的なスイッチ等を組み合わせて構成することもできる。操作パネル19は、例えば外箱11の上面の前側部分に設けられている。
また、洗濯乾燥機10は、循環風路20、及びヒートポンプユニット30を備えている。循環風路20は、外槽13の外側において、排気口132と給気口133とを繋いでいる。循環風路20は、外槽13内の空気を排気口132から循環風路20内に取り込み、ヒートポンプユニット30の作用により温風にした後、その温風を給気口133から外槽13内へ供給する機能を有する。
循環風路20は、例えば排気ダクト21、フィルタ装置22、接続ダクト23、熱交換部24、及び給気ダクト25を有して構成することができる。排気ダクト21、フィルタ装置22、接続ダクト23、熱交換部24、及び給気ダクト25は、循環風路20を流れる空気の流れに沿って順に配置されている。
排気ダクト21は、外槽13の排気口132とフィルタ装置22とを繋ぐダクトである。フィルタ装置22は、内部に図示しないフィルタが設けられており、循環風路20内を流れる空気に含まれるリントや異物を捕集する。接続ダクト23は、フィルタ装置22と熱交換部24とを繋ぐダクトである。熱交換部24は、外箱11の内側下部でかつ外槽13及び回転槽15の下方に設けられている。外槽13から循環風路20に取り込まれた空気は、熱交換部24を通過する際に除湿及び加熱されて乾燥した温風となる。給気ダクト25は、熱交換部24と外槽13の給気口133とを繋ぐダクトである。
ヒートポンプユニット30は、回転槽15内の衣類の乾燥用及び除菌用の温風を生成する機能を有する。ヒートポンプユニット30は、ヒータ式に比べて低温となる約60℃~70℃程度の温風を生成可能である。ヒートポンプユニット30は、蒸発器31、凝縮器32、圧縮機33、及び膨張弁34等を有している。
蒸発器31及び凝縮器32は、熱交換部24内に設けられている。蒸発器31は、乾燥運転時における熱交換部24内の空気の流れに対して、凝縮器32よりも上流側に設けられている。蒸発器31及び凝縮器32は、熱交換部24の外側に設けられた圧縮機33とともに、ヒートポンプ機構すなわち冷凍サイクルを構成する。熱交換部24内を通る空気は、蒸発器31によって冷却され、これにより除湿される。蒸発器31によって除湿された空気は、その後、凝縮器32によって加熱されて温風になる。
熱交換部24の下流側は、給気ダクト25によって外槽13の給気口133に接続されている。この場合、洗濯乾燥機10は、送風装置35を備えている。送風装置35は、例えば熱交換部24と給気ダクト25との接続部分に設けられており、例えばシロッコファンなどで構成することができる。送風装置35は、熱交換部24内の空気を吸い込み、給気ダクト25側へ吐出する。これにより、熱交換部24で除湿及び加熱された温風は、送風装置35の送風作用によって、給気口133から外槽13、さらには回転槽15内へ供給される。
また、洗濯乾燥機10は、図1に示すように、紫外線照射装置40を備えている。紫外線照射装置40は、例えば回転槽15以外の箇所でかつ回転槽15内を臨む位置に設けることができる。紫外線照射装置40は、例えば外槽13の開口部131の内周面、ベローズ14の内周面、又は扉12の内部に設けることができる。本実施形態の場合、紫外線照射装置40は、例えば外槽13の開口部131の内周面又はベローズ14の内周面のうち最上部に設けられている。
紫外線照射装置40は、回転槽15内に紫外線を含む光線を照射する機能を有しており、例えば波長が200nm~380nmの紫外光を発光することができる。この場合、紫外線照射装置40は、回転槽15の下方へ向かって、つまり回転槽15の周壁のうち下側部分に向かって紫外線を照射することができる。紫外線照射装置40から照射される紫外線は、紫外線単独でつまり触媒等を用いなくても除菌若しくは殺菌能力を有している。この場合、紫外線照射装置40から照射される紫外線の波長は、除菌若しくは殺菌力を考慮すると、200nm~280nmの範囲内であることが好ましい。
また、紫外線照射装置40は、例えば紫外線の照射と同時に、又は紫外線の照射とは別に可視光を照射する構成としても良い。本実施形態の場合、紫外線照射装置40は、紫外線の照射とともに可視光を照射可能に構成されている。この場合、紫外線照射装置40から照射される紫外線の照射領域と、紫外線照射装置40から照射される可視光の照射領域との少なくとも一部が重なるように設定することができる。更に、例えば紫外線の照射領域の内側に可視光の照射領域全体が収まるように設定することもできるし、可視光の照射領域の内側に紫外線の照射領域全体が収まるように設定することもできる。
紫外線照射装置40は、図3に示すように、例えば光源用回路41、紫外線光源42、青色光源43、及び白色光源44を含んで構成することができる。紫外線照射装置40は、光源用回路41、紫外線光源42、青色光源43、及び白色光源44を、例えば1つの基板401に実装して構成することができる。
光源用回路41は、紫外線光源42、青色光源43、及び白色光源44の動作を制御するための電気回路である。紫外線光源42は、紫外線を照射可能な光源であり、例えば紫外線ランプや紫外線LEDで構成することができる。青色光源43は、青色の可視光、例えば紫に近い可視光を照射可能である、例えば青色ランプや青色LEDで構成することができる。また、白色光源44は、白色の可視光を照射可能である、例えば白色ランプや白色LEDで構成することができる。
紫外線光源42から照射される紫外線は人の目には見えない。そのため、紫外線照射装置40は、紫外線光源42から紫外線を照射する場合に青色光源43から紫に近い青色の可視光を照射することで、紫外線照射装置40から紫外線が照射されていることをユーザに認知させることができる。この場合、紫外線光源42と青色光源43とは、共通の電気配線によって光源用回路41に接続することで、紫外線光源42と青色光源43とが常に同時に発光するように構成することができる。なお、紫外線光源42と青色光源43とは、別の電気配線によって光源用回路41に接続されて、相互に独立して発光するように構成することもできる。
また、白色光源44は、例えば回転槽15内の照明に用いることができる。この場合、紫外線照射装置40は、回転槽15の内部を照明するための照明装置としての機能を兼用している。白色光源44は、紫外線光源42及び青色光源43とは別の電気配線によって光源用回路41に接続されて、紫外線光源42及び青色光源43とは独立して発光するように構成することができる。
洗濯乾燥機10は、図4に示すように、制御装置50、重量検知部51、外気温度センサ52、蒸発器温度センサ53、排気温度センサ54、及び給気温度センサ55を備えている。制御装置50は、CPU501や、ROM、RAM、不揮発性メモリなどの記憶領域502を有するマイクロコンピュータを主体として構成されている。制御装置50は、洗濯乾燥機10全体の動作を管理する機能を有する。モータ16、給水弁171、排水弁181、操作パネル19、圧縮機33、紫外線照射装置40、及び重量検知部51は、制御装置50に電気的に接続されており、制御装置50の制御を受けて動作する。また、外気温度センサ52、蒸発器温度センサ53、排気温度センサ54、及び給気温度センサ55は、制御装置50に電気的に接続されており、制御装置50に対して検出した温度情報を送信する。
重量検知部51は、回転槽15内に収容された衣類90等の洗濯物の重量を検知する機能を有する。重量検知部51は、例えばモータ16に流れる電流を計測する図示しない電流計によって実現することができる。重量検知部51は、例えば回転槽15を回転させた際にモータ16に流れる電流を計測することでモータ16に作用している負荷を測定し、その負荷に基づいて回転槽15内に収容されている洗濯物の重量を検知することができる。また、重量検知部51は、例えばモータ16の回転数を検知するエンコーダ等を用いて実現することもできる。この場合、重量検知部51は、目標回転数とその実際の回転数との差からモータ16の負荷を測定し、その負荷に基づいて洗濯物の重量を検知する。
外気温度センサ52、蒸発器温度センサ53、排気温度センサ54、給気温度センサ55は、洗濯乾燥機10の運転に影響する温度状況、すなわち後述する除菌運転を含む各種の運転に影響する温度状況を検出可能な温度センサである。洗濯乾燥機10の運転に影響する温度状況とは、各運転の開始時又は運転中における外気温度、循環風路20内の温度、外槽13及び回転槽15内の温度、及びヒートポンプユニット30の温度等を意味する。また、ヒートポンプユニット30の温度とは、蒸発器31の温度、凝縮器32の温度、又は圧縮機33の温度等を意味する。
外気温度センサ52は、外箱11内において、例えば循環風路20の外部であって蒸発器31及び凝縮器32による熱の影響を受け難い位置に設けられている。この場合、外気温度センサ52は、例えば図2に示すように、外箱11内において外部近傍に設けられている。外気温度センサ52は、外箱11内における循環風路20及び外槽13の外部の空気の温度、つまり実質的には洗濯乾燥機10が設置されている部屋の室温である外気温度を検出することができる。
蒸発器温度センサ53は、ヒートポンプユニット30の温度を検出可能なヒートポンプ温度センサの一態様である。蒸発器温度センサ53は、蒸発器31の温度を検出することにより、ヒートポンプユニット30の温度を検出することができる。蒸発器温度センサ53は、例えば図2に示すように、蒸発器31の冷媒の出口部付近に取り付けられており、蒸発器31における冷媒の出口部付近の温度を検出することができる。なお、洗濯乾燥機10は、ヒートポンプ温度センサとして、凝縮器32の温度を検出する凝縮器温度センサや、圧縮機33の温度を検出する圧縮機温度センサを備えていても良い。
排気温度センサ54及び給気温度センサ55は、図1及び図2に示すように、例えば循環風路20内に設けられており、循環風路20内の空気の温度を検出する機能を有する。排気温度センサ54は、例えば排気口132と蒸発器31との間でかつ排気口132の近傍に設けることができる。排気温度センサ54は、外槽13及び回転槽15から排気されて排気ダクト21内を通る空気の温度を検出する。制御装置50は、排気温度センサ54で検出される排気温度を、外槽13内の温度つまり回転槽15内の衣類の温度として判断することができる。
給気温度センサ55は、例えば凝縮器32と給気口133との間でかつ給気口133の近傍に設けることができる。給気温度センサ55は、給気ダクト25を通って外槽13及び回転槽15内へ供給される空気、つまり熱交換部24で熱せられて外槽内へ供給される空気の温度を検出する。回転槽15内の衣類の乾燥や温風による除菌を行う場合、制御装置50は、例えば給気温度センサ55で検出した給気の温度と排気温度センサ54で検出した排気の温度との差に基づいて、衣類の乾燥具合や衣類の温度状況を判断することができる。
衣類の乾燥を行う場合、制御装置50は、例えば給気の温度と排気の温度との差が所定よりも大きい場合には、衣類の乾燥が完了していないと判断する。一方、制御装置50は、給気の温度と排気の温度との差が所定よりも小さくなると、衣類の乾燥が完了したと判断する。また、温風による衣類の除菌を行う場合、制御装置50は、例えば給気の温度と排気の温度との差が所定よりも大きい場合には、衣類が除菌できる程度に十分に加熱されていないと判断することができる。一方、制御装置50は、給気の温度と排気の温度との差が所定よりも小さくなると、衣類の温度が除菌できる程度に十分加熱されていると判断することができる。
洗濯乾燥機10は、図4に示すように、運転処理部56、紫外線照射処理部57、期間設定処理部58、及び起動周波数設定処理部59を備えている。本実施形態の場合、制御装置50の記憶領域502は、例えば運転処理部56、紫外線照射処理部57、期間設定処理部58、及び起動周波数設定処理部59を実現するためのプログラムを記憶している。制御装置50は、記憶領域502に記憶されている上記プログラムをCPU501において実行することにより、運転処理部56、紫外線照射処理部57、期間設定処理部58、及び起動周波数設定処理部59をソフトウェアによって仮想的に実現する。
なお、運転処理部56、紫外線照射処理部57、期間設定処理部58、及び起動周波数設定処理部59は、制御装置50と一体の集積回路としてハードウェア的に実現してもよい。また、運転処理部56、紫外線照射処理部57、期間設定処理部58、及び起動周波数設定処理部59は、それぞれ別の個体として構成しても良い。
運転処理部56は、モータ16、給水弁171、排水弁181、ヒートポンプユニット30の圧縮機33、送風装置35、及び重量検知部51を必要に応じて動作させることにより、複数の運転を選択的に実行することができる。ユーザは、例えば操作パネル19を操作することにより、選択可能な運転のうち所望の運転を選択して実行することができる。
洗濯乾燥機10は、ヒートポンプユニット30を駆動させずに行う運転として、洗濯運転を実行可能である。洗濯運転は、主に衣類の洗濯を目的とした運転である。また、洗濯乾燥機10は、ヒートポンプユニット30を駆動させて行う運転として、乾燥運転、及び除菌運転を実行可能である。乾燥運転は、主に濡れた衣類の乾燥を目的とした運転であり、例えば水を用いない運転とすることができる。乾燥運転は、ヒートポンプユニット30によって生成された温風を衣類に当てて衣類を乾燥させる処理を含んでいる。
除菌運転は、ヒートポンプユニット30によって生成された温風を衣類に当てて衣類の温度を高温に維持することで衣類を熱によって除菌する処理を含んでいる。すなわち、除菌運転は、図5に示すように、温風除菌期間T3を有している。温風除菌期間T3は、圧縮機33及び送風装置35を駆動させることにより衣類の除菌が可能な高温の温風を外槽13及び回転槽15内に供給し、これにより回転槽15内部の衣類の温度が所定温度以上の高温に維持される期間である。すなわち、温風除菌期間T3は、外槽13内に供給される温風の熱によって回転槽15内の衣類が除菌される期間である。温風除菌期間T3では、外槽13内に例えば65℃から70℃程度の温風が供給されて、回転槽15内の衣類が例えば60℃以上に所定期間維持される。
洗濯乾燥機10は、例えば洗濯運転の後に続けて乾燥運転又は除菌運転を実行することもできる。また、各運転の具体的内容については、衣類の量や汚れの状態に応じて自動で又は操作パネル19に対するユーザの操作に基づいて、適宜変更することができる。洗濯乾燥機10は、除菌運転の一態様として、除菌専用運転及び乾燥除菌運転を実行可能である。除菌専用運転は、主に乾いた衣類の除菌を目的とした運転である。乾燥除菌運転は、主に濡れた衣類の乾燥と除菌を目的とした運転である。
除菌運転は、図5に示すように、温風除菌期間T3に加えて、立ち上がり期間T1、中間期間T2、及び冷却期間T4を有している。本実施形態の場合、除菌運転の運転時間は、立ち上がり期間T1、中間期間T2、温風除菌期間T3、及び冷却期間T4の合計値とすることができる。
立ち上がり期間T1は、除菌運転の開始に伴って圧縮機33を起動させた後の所定の期間であり、蒸発器31の凍結のおそれがある期間とすることができる。すなわち、圧縮機33の立ち上がり期間T1は、蒸発器31の温度が圧縮機33の起動時よりも低下している期間を含んでいる。この場合、立ち上がり期間T1は、圧縮機33が起動されてからヒートポンプユニット30の立ち上がり完了の条件が成立するまでの期間とすることができる。
すなわち、立ち上がり期間T1は、ヒートポンプユニット30の立ち上がり完了の条件が成立して初めて定まる期間である。ヒートポンプユニット30の立ち上がり完了の条件は、例えば圧縮機33の現在の駆動周波数が所定以上となったこと又はその所定以上の駆動周波数を所定期間以上維持したこと、若しくは蒸発器31の温度が所定以上となったこと等とすることができる。ヒートポンプユニット30の立ち上がり完了の条件は、例えば蒸発器31の温度が圧縮機33の起動時に対して所定以上となることを設定することができる。
立ち上がり期間T1は、例えば除菌運転の開始時つまりヒートポンプユニット30の起動時における温度環境に応じて変化する。すなわち、通常、圧縮機33の駆動が開始されると、図5に示すように蒸発器31の温度は一時的に低下する。そのため、循環風路20内の温度つまり外気温度が低い状況下において高い駆動周波数で圧縮機33を起動すると、蒸発器31の温度が急激に下がって蒸発器31が凍結してしまうことがある。すると、循環風路20内の空気の流れが滞って蒸発器31及び凝縮器32の熱交換が阻害されてしまい、その結果、循環風路20内の空気の加熱が行われ難くなる。
運転処理部56は、乾燥運転又は除菌運転を開始するために圧縮機33を起動させる際に、圧縮機33の駆動周波数を、立ち上がり完了の条件が成立するまで徐々に段階的に上げていく。これにより、蒸発器31の急激な温度低下が抑制され、蒸発器31の凍結が抑制される。この、圧縮機33の起動後、圧縮機33の駆動周波数を徐々に上げていって立ち上がり完了の条件が成立するまでの期間を立ち上がり期間T1と称する。なお、立ち上がり期間T1の終了を判断するための所定の条件つまり立ち上がり完了の条件は、蒸発器31の凍結のおそれが無くなったことを直接的又は間接的に判断できるものであれば良い。
中間期間T2及び温風除菌期間T3は、例えば衣類90の重量やユーザの好み等によって任意に設定可能な期間とすることができる。中間期間T2及び温風除菌期間T3は、例えば除菌運転開始前又は開始後の初期の段階で設定可能な期間とすることができる。そして、冷却期間T4は、予め一律に定めれた一定期間とすることもできるし、循環風路20内の温度状況等に応じて事後的、つまり特定の条件が成立して初めて定まる期間とすることもできる。
中間期間T2は、立ち上がり期間T1が経過してから、回転槽15内の衣類90の温度が除菌可能な温度に上昇するまでの期間とすることができる。除菌運転が乾燥除菌運転である場合、中間期間T2は、衣類を乾燥させるための期間を含んでいても良い。ここで、除菌運転を含まない乾燥運転は、立ち上がり期間T1、中間期間T2、及び冷却期間T4を有する。そして、除菌乾燥運転の場合、乾燥運転が有する各期間T1、T2、T4に、温風除菌期間T3が追加される。
冷却期間T4は、高温となった回転槽15内の衣類の温度を下げるための期間である。冷却期間T4では、圧縮機33を停止させた状態でかつ送風装置35を駆動されて、回転槽15内の衣類に冷却用の風が当てられる。これにより、温風の供給を受けて高温となった衣類90が冷却される。
紫外線照射処理部57は、紫外線照射処理を実行可能である。紫外線照射処理は、回転槽15内の衣類に対して紫外線を照射することで紫外線による除菌を行う処理である。紫外線照射処理は、温風除菌期間T3以外の期間中に、紫外線照射装置40を駆動させて外槽13内に紫外線を照射する処理を含む。すなわち、紫外線照射処理は、回転槽15内に高温の温風が供給されていない期間中に、紫外線照射装置40を駆動させて回転槽15内の衣類に紫外線を照射し、その紫外線により衣類の除菌を行う処理を含む。
この場合、除菌運転は、図5に示すように、紫外線照射期間Taを含んでいる。紫外線照射期間Taは、紫外線照射処理が実行される期間であり、温風除菌期間T3以外の期間、すなわち、立ち上がり期間T1、中間期間T2、又は冷却期間T4内に設定することができる。紫外線照射期間Taは、除菌運転が開始されて圧縮機33が駆動している期間中でかつ温風除菌期間T3以外の期間内、この場合、立ち上がり期間T1に設定されている。つまり、紫外線照射処理部57は、除菌運転を開始して圧縮機33を駆動させた後の圧縮機33の立ち上がり期間T1中に、紫外線照射処理を実行可能である。
期間設定処理部58は、期間設定処理を実行可能である。期間設定処理は、各温度センサ52、53、54、55のうち少なくとも1つの検出温度に基づいて、温風除菌期間T3及び紫外線照射期間Taの長さつまり長短を設定する処理を含む。期間設定処理部58は、例えば図6に示すように、外気温度センサ52の検出温度に基づいて温風除菌期間T3及び紫外線照射期間Taの長短を設定しても良い。また、期間設定処理部58は、例えば図7に示す例のように、蒸発器温度センサ53の検出温度に基づいて温風除菌期間T3及び紫外線照射期間Taの長短を設定しても良い。
例えば図6の例において、期間設定処理部58は、外気温度センサ52の検出温度が低いと、つまり外気温度が低いと、温風除菌期間T3を短く設定するとともに紫外線照射期間Taを長く設定するように構成されている。この場合、期間設定処理部58は、外気温度つまり外気温度センサ52の検出温度が例えば10℃未満であれば、温風除菌期間T3を「短」に設定するとともに、紫外線照射期間Taを「長」に設定する。一方、期間設定処理部58は、外気温度センサ52の検出温度が例えば10℃以上であれば、温風除菌期間T3を「長」に設定するとともに、紫外線照射期間Taを「短」に設定する。
また、例えば図7の例において、期間設定処理部58は、蒸発器温度センサ53の検出温度が低いと、温風除菌期間T3を短く設定するとともに紫外線照射期間Taを長く設定するように構成されている。この場合、期間設定処理部58は、蒸発器31の温度つまり蒸発器温度センサ53の検出温度が例えば0℃未満であれば、温風除菌期間T3を「短」に設定するとともに、紫外線照射期間Taを「長」に設定する。一方、期間設定処理部58は、外気温度センサ52の検出温度が例えば0℃以上であれば、温風除菌期間T3を「長」に設定するとともに、紫外線照射期間Taを「短」に設定する。
なお、期間設定処理における「短」、「長」は、同一の期間の比較における「短」、「長」を意味し、温風除菌期間T3と紫外線照射期間Taとの比較における「短」、「長」を意味するものではない。また、なお、以下の説明では、外気温度が10℃未満の場合又は蒸発器31の温度が0℃未満の場合を「低温」と称し、外気温度が10℃以上の場合又は蒸発器31の温度が0℃以上の場合を「常温」と称することがある。
起動周波数設定処理部59は、起動周波数設定処理を実行可能である。起動周波数設定処理は、除菌運転の開始時における圧縮機33の駆動周波数つまり起動周波数を設定する処理を含む。起動周波数設定処理部59は、例えば各温度センサ52、53、54、55の検出温度に関わらず起動周波数を常に一定値に設定することもできるし、例えば各温度センサ52、53、54、55の検出温度に応じて起動周波数を変更することもできる。本実施形態の場合、起動周波数設定処理部59は、例えば各温度センサ52、53、54、55の検出温度に関わらず、起動周波数を常に一定値に設定する。
次に、図8も参照して除菌運転の制御内容について説明する。なお、以下の説明において、各処理部56、57、58、59で実行される処理は、いずれも制御装置50が主体として行うものとして説明する。
制御装置50は、除菌運転を開始すると(スタート)、まずステップS11において期間設定処理を実行し、上述したように、各温度センサ52、53、54、55のうち少なくとも1つの検出温度に基づいて温風除菌期間T3及び紫外線照射期間Taを設定する。次に、制御装置50は、ステップS12、S13、S14を実行する。ステップS12、S13、S14の順序は相互に入れ替わっても良いが、本実施形態の場合、ステップS12、S13、S14はほぼ同時に実行される。
制御装置50は、ステップS12において、紫外線照射処理を開始する。すなわち、制御装置50は、ステップS12において、紫外線照射装置40を駆動させて、回転槽15内の衣類90に対する紫外線の照射を開始する。制御装置50は、ステップS13において、圧縮機33の駆動を開始し、予め設定された起動周波数で圧縮機33を駆動させる。そして、制御装置50は、ステップS14において、送風装置35を駆動させて、外槽13と循環風路20との間で空気を循環させる。
制御装置50は、ステップS15において、ステップS12で紫外線照射処理を開始してから紫外線照射期間Taが経過したか否か、すなわち紫外線照射処理の実行期間が紫外線照射期間Taに達したか否かを判断する。紫外線照射処理を開始してから未だ紫外線照射期間Taが経過していない場合、すなわち紫外線照射処理の実行期間が紫外線照射期間Taに達していない場合(ステップS15でNO)、制御装置50は、ステップS16へ処理を移行させる。
制御装置50は、ステップS16において、ヒートポンプユニット30の立ち会上げ完了の条件が成立したか否かを判断する。そして、制御装置50は、ヒートポンプユニット30の立ち会上げ完了の条件が未だ成立していない場合(ステップS16でNO)、ステップS15に処理を戻し、ステップS15、S16を繰り返す。
一方、紫外線照射処理を開始してから紫外線照射期間Taが経過した場合(ステップS15でYES)、又はヒートポンプユニット30の立ち上げ条件が成立した場合(ステップS16でYES)、制御装置50は、ステップS17へ処理を移行させる。そして、制御装置50は、ステップS17において、紫外線照射装置40の駆動を停止して紫外線照射処理を終了する。
次に、制御装置50は、ステップS18において、中間期間T2が経過したか否かつまり温風除菌期間T3が開始したか否かを判断する。制御装置50は、温風除菌期間T3が開始されるまで、ステップS18を繰り返す。制御装置50は、例えば回転槽15内の衣類90の温度が所定以上となった場合、すなわち排気温度センサ54の検出温度が所定以上となった場合に、中間期間T2が経過した又は温風除菌期間T3が開始されたと判断することができる。制御装置50は、中間期間T2が経過して温風除菌期間T3が開始したと判断すると(ステップS18でYES)、ステップS19へ処理を移行させる。
制御装置50は、ステップS19において、温風除菌期間T3が経過したか否かを判断する。制御装置50は、温風除菌期間T3が経過するまで、ステップS19を繰り返す。制御装置50は、温風除菌期間T3が経過したと判断すると(ステップS19でYES)、ステップS20へ処理を移行させる。そして、制御装置50は、ステップS20において送風装置35を駆動させたまま圧縮機33を停止させて、ヒートポンプユニット30による温風の供給を停止する。
制御装置50は、冷却期間T4が経過するまで、送風装置35を駆動させて外槽13内に冷却用の風を供給し、これにより回転槽15内の衣類90の冷却を行う。そして、制御装置50は、冷却期間T4が経過すると(ステップS21でYES)、ステップS22において送風装置35を停止させて、一連の制御を終了する(エンド)。このようにして、除菌運転の一連の制御が実行される。
以上説明した実施形態によれば、衣類乾燥機の一例である洗濯乾燥機10は、外箱11と、外槽13と、回転槽15と、循環風路20と、ヒートポンプユニット30と、送風装置35と、紫外線照射装置40と、運転処理部56と、紫外線照射処理部57と、を備える。外槽13は、外箱11内に設けられて、排気口132及び給気口133を有する。回転槽15は、外槽13内に回転可能に設けられて、衣類90が収納される。循環風路20は、外槽13外に設けられており、排気口132と給気口133とを繋いでいる。ヒートポンプユニット30は、循環風路20内の空気を除湿する蒸発器31と、循環風路20内において蒸発器31の下流側に設けられ循環風路20内の空気を加熱する凝縮器32と、凝縮器32へ冷媒を供給する圧縮機33と、を有する。
送風装置35は、循環風路20内に設けられ、ヒートポンプユニット30によって除湿及び加熱された空気を給気口133から外槽13及び回転槽15内へ供給する機能を有する。紫外線照射装置40は、回転槽15内に紫外線を照射可能に構成されている。運転処理部56は、温風除菌期間T3を有する除菌運転を実行可能である。温風除菌期間T3は、圧縮機33及び送風装置35を駆動させて衣類90の除菌が可能な高温の温風を外槽13及び回転槽15内に供給して衣類90を所定温度以上に維持する期間である。紫外線照射処理部57は、紫外線照射装置40を駆動させて回転槽15内に紫外線を照射する紫外線照射処理を実行可能である。
これによれば、高温の温風による除菌効果だけでなく、紫外線の照射による除菌効果も得ることができる。そのため、本実施形態によれば、高温の温風による除菌と合わせて紫外線による除菌を行うことで、例えば紫外線照射の無い温風除菌のみの構成と同一の除菌効果を得ようとした場合に、紫外線照射の無い温風除菌のみの構成に比べて温風除菌期間T3を短くすることができる。
ここで、紫外線照射装置40の紫外線光源42は、比較的熱に弱く、例えば高温の環境下で紫外線光源42を発光させると、紫外線光源42の劣化が進んで寿命が短くなる。一方、冷却期間T4の経過によって回転槽15内の温度が下がった後に紫外線照射処理を実行すると、温風除菌期間T3が短くなっても、紫外線照射期間Taを余分に要してしまい、除菌運転全体の時間の短縮化が図れない。
そこで、本実施形態において、制御装置50は、除菌運転が開始されて圧縮機33が駆動している期間内でかつ温風除菌期間T3以外の期間内、つまり回転槽15内が未だ高温になっていない立ち上がり期間T1又は中間期間T2中に、紫外線照射装置40を駆動させて回転槽15内に紫外線を照射する紫外線照射処理を実行する。
これによれば、ヒートポンプユニット30の駆動に必要な圧縮機33の立ち上がり期間T1中に紫外線照射処理を実行することで、除菌運転の全期間に紫外線照射期間Taが追加されてしまうことがない。そのため、例えば紫外線照射の無い温風除菌のみの構成と同一の除菌効果を得ようとした場合に、紫外線照射の無い温風除菌のみの構成に比べて除菌運転全体の期間を短くすることができる。
例えば図9の例において、(a)、(b)は、紫外線照射の無い温風除菌のみの構成つまり紫外線照射処理を行わずに温風除菌のみの除菌運転に要する時間の一例を示している。また、図9の例において、(c)、(d)は、本実施形態の除菌運転に要する時間の一例を示している。そして、図9の(a)、(c)は、それぞれ除菌運転開始時の外気温度が常温つまり10℃以上の場合の例を示し、図9の(b)、(d)は、除菌運転開始時の外気温度が低温つまり10℃未満の場合の例を示している。
図9の例では、除菌運転開始時の外気温度が常温又は低温のいずれであっても、本実施形態の除菌運転つまり図9の(c)、(d)に示す紫外線照射を伴う除菌運転の方が、図9の(a)、(b)に示す紫外線照射を伴わない除菌運転に比べて、除菌運転全体の時間を短縮することができる。このように、本実施形態によれば、温風の生成にヒートポンプユニット30を用いたものにおいて、衣類90の除菌に要する時間つまり除菌運転の時間を短くすることができる。
また、紫外線照射処理部57は、除菌運転を開始して圧縮機33を駆動させた後の圧縮機33の立ち上がり期間T1中に紫外線照射処理を実行可能である。これによれば、紫外線照射処理部57は、外槽13及び回転槽15内に未だ高温の温風が供給されていない段階で紫外線照射による除菌を行うことができる。このため、外槽13及び回転槽15内が高温となっている状態で紫外線光源42を動作させることを回避し、紫外線光源42の熱による劣化を抑制することができる。その結果、衣類90等に対して紫外線を照射して除菌する構成において、紫外線照射装置40の紫外線光源42の劣化を抑制して寿命を極力延ばすことができる。
ここで、除菌運転の開始時つまり圧縮機33の起動時の外気温度が低いつまり圧縮機33内の冷媒の温度が低いと、蒸発器31の凍結を防ぐために、例えば図9の(b)、(d)に示すように、外気温度が常温の場合に比べて圧縮機33の立ち上がり期間T1が長くなる。この場合、圧縮機33の起動時の外気温度が常温の場合における温風除菌期間T3と同等の期間を確保しようとすると、例えば図9の(b)に示すように除菌運転全体が長くなってしまう。
そこで、本実施形態の洗濯乾燥機10は、除菌運転に影響する温度状況を検出可能な温度センサ52、53、54、55と、期間設定処理部58と、を備えている。期間設定処理部58は、期間設定処理を実行可能である。期間設定処理は、温度センサ52、53、54、55の検出温度に基づいて紫外線照射期間Taを設定する処理を含む。これによれば、除菌運転に影響する温度状況に応じて紫外線照射期間Taが調整されるため、その温度状況に応じて除菌運転全体が長くなってしまうことを抑制できる。
洗濯乾燥機10は、温度センサとして、外箱11の外部の温度である外気温度を検出可能な外気温度センサ52を備えている。そして、期間設定処理は、外気温度センサ52の検出温度が低いと、温風除菌期間T3を短く設定するとともに紫外線照射期間Taを長く設定する処理を含む。なお、本実施形態では、外気温度センサ52の検出温度を、10℃未満と10℃以上の2段階に設定しているが、3段階以上に設定しても良い。すなわち、期間設定処理は、外気温度センサ52の検出温度が低くなるほど、温風除菌期間T3を段階的に短く設定するとともに紫外線照射期間Taを段階的に長く設定する処理を含んでいても良い。
これによれば、例えば外気温度が低く立ち上がり期間T1を長く確保しなければいけない状況において、制御装置50は、温風除菌期間T3を短くしかつ紫外線照射期間Taを長くする。すなわち、外気温度が低くヒートポンプユニット30の立ち上がり期間T1が長くなる場合には、図9の(c)に示す温風除菌期間T3の一部を、図9の(d)に示す紫外線照射期間Taに置き換える。これにより、洗濯乾燥機10は、外気温度が低い場合であっても、外気温度が常温の場合と同等の除菌効果を得つつ除菌運転全体の長期化を抑制することができる。
ここで、例えば除菌運転を連続して行う場合や乾燥運転の後に連続して除菌運転を行う場合等には、外気温度が低くても、ヒートポンプユニット30が温まっている場合がある。この場合、圧縮機33を通常温度の場合と同様の立ち上がりであっても、蒸発器31が凍結する可能性は低い。
そこで、洗濯乾燥機10は、温度センサとして、ヒートポンプユニット30の温度を検出可能なヒートポンプ温度センサの一例である蒸発器温度センサ53を備えている。そして、期間設定処理は、蒸発器温度センサ53の検出温度が低いと、温風除菌期間T3を短く設定するとともに紫外線照射期間Taを長く設定する処理を含む。なお、本実施形態では、蒸発器温度センサ53の検出温度を、0℃未満と0℃以上の2段階に設定しているが、3段階以上に設定しても良い。すなわち、期間設定処理は、蒸発器温度センサ53の検出温度が低くなるほど、温風除菌期間T3を段階的に短く設定するとともに紫外線照射期間Taを段階的に長く設定する処理を含んでいても良い。
これによれば、例えば除菌運転を連続して行う場合や乾燥運転の後に連続して除菌運転を行う場合等のように除菌運転の開始の初期段階から蒸発器31が温まっている場合には、温風除菌期間T3を長く確保して紫外線照射期間Taを短くする。そして、蒸発器31の温度が低く立ち上がり期間T1中に蒸発器31の凍結のおそれが高い場合に限って温風除菌期間T3を短く設定するとともに紫外線照射期間Taを長く設定する。これにより、紫外線照射装置40による紫外線照射の総時間を低減することができるため、除菌能力を確保しつつ紫外線照射装置40の紫外線光源42の寿命を極力延ばすことができる。
紫外線照射処理部57は、紫外線照射処理の実行中に、ヒートポンプユニット30の立ち上がり完了の条件が成立した場合に紫外線照射処理を終了させる。これによれば、ヒートポンプユニット30の立ち上がり完了の条件が成立して外槽13内に高温の温風が供給される前に、紫外線照射装置40の駆動を停止させることで、紫外線光源42の熱による劣化を更に効果的に抑制することができる。その結果、衣類90等に対して紫外線を照射して除菌する構成において、紫外線照射装置40の紫外線光源42の劣化を更に効果的に抑制して寿命を極力延ばすことができる。
(第2実施形態)
次に、図10から図13を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、除菌運転に関し、圧縮機33の制御内容が第1実施形態と異なる。第2実施形態において、制御装置50は、除菌運転の実行の際に、図8のステップS11、S15の処理の代わりに、図10のステップS31、S32、及び図11のステップS33、S34の処理を実行する。
制御装置50は、ステップS31において、起動周波数設定処理部59により起動周波数設定処理を実行する。起動周波数設定処理は、除菌運転開始時の外気温度又は蒸発器31の温度に基づいて、圧縮機33の起動時の駆動周波数を決定する処理を含む。起動周波数設定処理は、例えば図12に示すように、除菌運転開始時の外気温度が10℃未満である場合には、圧縮機33の起動時の駆動周波数を「低速」に設定し、除菌運転開始時の外気温度が10℃以上である場合には、圧縮機33の起動時の駆動周波数を「通常」に設定する処理とすることができる。若しくは、起動周波数設定処理は、図13に示すように、除菌運転開始時における蒸発器31の温度が0℃未満である場合には、圧縮機33の起動時の駆動周波数を「低速」に設定し、例えば除菌運転開始時における蒸発器31の温度が0℃以上である場合には、圧縮機33の起動時の駆動周波数を「通常」に設定する処理とすることができる。
なお、本実施形態では、外気温度センサ52の検出温度を、10℃未満と10℃以上の2段階に設定しているが、3段階以上に設定しても良い。また、本実施形態では、蒸発器温度センサ53の検出温度を、0℃未満と0℃以上の2段階に設定しているが、3段階以上に設定しても良い。
制御装置50は、図10のステップS13において、ステップS31で設定された起動周波数で圧縮機33を起動する。その後、制御装置50は、ステップS32において、圧縮機33の周波数を起動時の駆動周波数から徐々に増加させていく。そして、制御装置50は、ステップS16において立ち上がり条件が成立してヒートポンプユニット30の立ち上がりが完了したか否かを判断する。ヒートポンプユニット30の立ち上がりが完了していない場合(ステップS16でNO)、制御装置50は、図11のステップS33に処理を移行させる。
制御装置50は、ステップS33において、蒸発器31の温度が所定値未満であるか否か、例えば0℃未満であるか否かを判断する。蒸発器31の温度が例えば0℃未満であった場合(ステップS33でYES)、制御装置50は、現在の駆動周波数で圧縮機33を動作させ続けた場合に蒸発器31に凍結が生じる可能性が高いと判断する。そして、制御装置50は、ステップS34において、蒸発器31の温度が0℃以上になるまで圧縮機33の駆動周波数を徐々に低下させる。
蒸発器31の温度が所定値以上、例えば0℃以上となった場合(ステップS33でNO)、制御装置50は、図10のステップS32に処理を戻す。その後、制御装置50は、ステップS32以降を繰り返し、ヒートポンプユニット30の立ち上がりが完了すると(ステップS16でYES)、ステップS17において紫外線照射装置40の駆動を停止させて紫外線照射処理を終了させる。このため、本実施形態の紫外線照射期間Taは、圧縮機33の起動からヒートポンプユニット30の立ち上がりの完了まで継続される。そして、制御装置50は、上記第1実施形態と同様に、ステップS18以降を実行する。
本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
また、起動周波数設定処理は、除菌運転開始時の外気温度又は蒸発器31の温度に基づいて、圧縮機33の起動時の駆動周波数すなわち起動周波数を決定する処理を含む。すなわち、制御装置50は、除菌運転開始時の外気温度又は蒸発器31の温度等、ヒートポンプユニット30の立ち上がりに影響する温度状況に合った起動周波数で圧縮機33を起動することができる。そのため、蒸発器31の凍結を効果的に抑制し、ヒートポンプユニット30の立ち上がりを円滑に行うことができる。
また、本実施形態の紫外線照射期間Taは、圧縮機33の起動からヒートポンプユニット30の立ち上がりの完了まで継続される。すなわち、制御装置50は、ヒートポンプユニット30の立ち上がり期間T1に合わせて、紫外線照射処理を実行する。したがって、紫外線照射期間Taは、ヒートポンプユニット30の立ち上がり期間T1にほぼ等しくなる。本実施形態では、外気温度や蒸発器31の温度等、除菌運転開始時の温度状況に応じて圧縮機33の起動周波数及び温風除菌期間T3を調整するため、第1実施形態と同様に、除菌運転開始時の温度状況に関わらず、除菌運転の運転時間が長くなることを抑制しつつ高い除菌性能を確保することができる。
また、ヒートポンプユニット30の立ち上がりが完了するまでの期間は、未だ高温の温風の供給が開始されておらず、紫外線照射装置40の紫外線光源42に影響の少ない温度状況である。そのため、本実施形態によれば、紫外線照射装置40の紫外線光源42に影響の少ない温度状況において、紫外線照射期間Taを極力長く確保することができる。その結果、紫外線照射による除菌性能を高めつつ、紫外線照射装置40の紫外線光源42の劣化を更に効果的に抑制して寿命を極力延ばすことができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…洗濯乾燥機(衣類乾燥機)、13…外槽、132…排気口、133…給気口、15…回転槽、20…循環風路、30…ヒートポンプユニット、31…蒸発器、32…凝縮器、33…圧縮機、35…送風装置、40…紫外線照射装置、52…外気温度センサ(温度センサ)、53…蒸発器温度センサ(ヒートポンプ温度センサ、温度センサ)、54…排気温度センサ(温度センサ)、55…給気温度センサ(温度センサ)、56…運転処理部、57…紫外線照射処理部、58…期間設定処理部、90…衣類

Claims (6)

  1. 外箱と、
    前記外箱内に設けられ排気口及び給気口を有する外槽と、
    前記外槽内に回転可能に設けられ衣類が収納される回転槽と、
    前記外槽外に設けられ前記排気口と前記給気口とを繋ぐ循環風路と、
    前記循環風路内の空気を除湿する蒸発器と、前記循環風路内において前記蒸発器の下流側に設けられ前記循環風路内の空気を加熱する凝縮器と、前記凝縮器へ冷媒を供給する圧縮機と、を有するヒートポンプユニットと、
    前記循環風路内に設けられ前記ヒートポンプユニットによって除湿及び加熱された空気を前記給気口から前記外槽及び回転槽内へ供給する送風装置と、
    前記回転槽内に紫外線を照射可能な紫外線照射装置と、
    前記圧縮機及び前記送風装置を駆動させて衣類の除菌が可能な高温の温風を前記回転槽内に供給して衣類を所定温度以上に維持する期間である温風除菌期間を有する除菌運転を実行可能な運転処理部と、
    前記除菌運転が開始されて前記圧縮機が駆動している期間内でかつ前記温風除菌期間以外の期間内に、前記紫外線照射装置を駆動させて前記回転槽内に紫外線を照射する紫外線照射処理を実行可能な紫外線照射処理部と、
    を備える衣類乾燥機。
  2. 前記紫外線照射処理部は、前記除菌運転を開始して前記圧縮機を駆動させた後の前記圧縮機の立ち上がり期間中に前記紫外線照射処理を実行可能である、
    請求項1に記載の衣類乾燥機。
  3. 前記除菌運転に影響する温度状況を検出可能な温度センサと、
    前記温度センサの検出温度に基づいて前記紫外線照射処理の実行期間である紫外線照射期間を設定する期間設定処理を実行可能な期間設定処理部と、
    を更に備える請求項1又は2に記載の衣類乾燥機。
  4. 前記温度センサとして、外部の温度である外気温度を検出可能な外気温度センサを備え、
    前記期間設定処理は、前記外気温度センサの検出温度が低いと、前記温風除菌期間を短く設定するとともに前記紫外線照射期間を長く設定する処理を含む、
    請求項3に記載の衣類乾燥機。
  5. 前記温度センサとして、前記ヒートポンプユニットの温度を検出可能なヒートポンプ温度センサを備え、
    前記期間設定処理は、前記ヒートポンプ温度センサの検出温度が低いと、前記温風除菌期間を短く設定するとともに前記紫外線照射期間を長く設定する処理を含む、
    請求項3又は4に記載の衣類乾燥機。
  6. 前記紫外線照射処理部は、前記紫外線照射処理の実行中に、前記ヒートポンプユニットの立ち上がり完了の条件が成立した場合に前記紫外線照射処理を終了させる、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。
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