JP2023014663A - 包装体 - Google Patents
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Abstract
【課題】分解及び組み立てが容易であるとともに、環境への配慮と外観性とを両立できる包装体を提供すること。【解決手段】包装体1は、口首部22を有し且つ内容物の収容が可能な内容器2と、該内容器2の収容が可能であり且つ開口41を有する外容器4と、該内容器2の該口首部22の外周面と螺合可能なネジリング3とを具備している。包装体1は、外容器4の開口41から内容器2の口首部22を突出させた状態で、該口首部22と該ネジリング3とを螺合させることにより、該内容器2を該外容器4に組み付け可能に構成されている。組み付け前の分解状態においては、外容器4の内部に、内容器2とネジリング3とが収容可能に構成されている。包装体1は、内容器2を外容器4に脱着自在に組み付け可能であることが好ましい。【選択図】図1
Description
本発明は、内容器と外容器とを具備する包装体に関する。
化粧料や毛髪化粧料等といった内容物の容器として、該内容物を収容する内容器と、該内容器の外側に組み付けられる外側部材とを具備した容器が知られている。
例えば、特許文献1には、袋状容器体と、底面が開放され且つ頂壁に取付口を有する外ケース体と、キャップを有する分与器とを備え、該外ケース体から該袋状容器体の口部を突出させ、該キャップを該口部に嵌合することにより、該袋状容器体に該外ケース体を組み付け、さらに分与器を該袋状容器体に差込み固定した、液体吐出容器が開示されている。
例えば、特許文献1には、袋状容器体と、底面が開放され且つ頂壁に取付口を有する外ケース体と、キャップを有する分与器とを備え、該外ケース体から該袋状容器体の口部を突出させ、該キャップを該口部に嵌合することにより、該袋状容器体に該外ケース体を組み付け、さらに分与器を該袋状容器体に差込み固定した、液体吐出容器が開示されている。
また、特許文献2には、内袋の袋口に接合された筒状の出口部材と、袋キャップとを備え、該出口部材から張り出した嵌合片を外容器の口縁部と内袋固定用リングの間で挟むことにより、内袋を外容器に固定した、ポンプ付きの液状物容器が開示されている。
特許文献3には、底部が開口した容器本体と、該容器本体に着脱自在に収納されるレフィル容器と、該容器本体の開口部に嵌着されるディスペンサーヘッドとを備えたレフィル式ディスペンサー容器が開示されている。
さらに、特許文献4には、ケース体と詰め替え容器と、該ケース体の上部に該詰め替え容器を組み付けるロックリングとを備えた、詰め替え容器用注出容器が開示されている。
特許文献3には、底部が開口した容器本体と、該容器本体に着脱自在に収納されるレフィル容器と、該容器本体の開口部に嵌着されるディスペンサーヘッドとを備えたレフィル式ディスペンサー容器が開示されている。
さらに、特許文献4には、ケース体と詰め替え容器と、該ケース体の上部に該詰め替え容器を組み付けるロックリングとを備えた、詰め替え容器用注出容器が開示されている。
近年、環境負荷の低減の観点から、化粧品等の容器にもリサイクル性の高い素材を用いることが望まれている。しかしながら、化粧品等の容器は高級感のある外観性が求められる傾向にあるので、合成樹脂以外の環境に配慮した素材を用いると、その外観性が損なわれる虞がある。また、複数のパーツを組み立ててなる容器は、その組み立てや分解が容易であり、操作性に優れることが求められている。
特許文献1~4に記載の各容器は、分解及び組み立てが容易であるとともに、環境への配慮と外観性とを両立し得る点が不十分であった。
特許文献1~4に記載の各容器は、分解及び組み立てが容易であるとともに、環境への配慮と外観性とを両立し得る点が不十分であった。
本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る、包装体を提供することにある。
本発明は、口首部を有し且つ内容物の収容が可能な内容器と、該内容器の収容が可能であり且つ開口を有する外容器と、該内容器の該口首部の外周面と螺合可能なネジリングとを具備する、包装体に関する。
前記外容器の開口から前記内容器の前記口首部を突出させた状態で、該口首部と該ネジリングとを螺合させることにより、該内容器を該外容器に組み付け可能に構成されていることが好ましい。
組み付け前の分解状態において、前記外容器の内部に、前記内容器と前記ネジリングとが収容可能に構成されていることが好ましい。
前記外容器の開口から前記内容器の前記口首部を突出させた状態で、該口首部と該ネジリングとを螺合させることにより、該内容器を該外容器に組み付け可能に構成されていることが好ましい。
組み付け前の分解状態において、前記外容器の内部に、前記内容器と前記ネジリングとが収容可能に構成されていることが好ましい。
本発明の包装体によれば、分解及び組み立てが容易であるとともに、環境への配慮と外観性とを両立できる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
図1~図6には、本発明の包装体の一実施形態が示されている。本実施形態の包装体1は、図1に示すように、内容器2と外容器4と、該内容器2を該外容器4に組み付けるネジリング3とを具備している。さらに本実施形態の包装体1は、外容器4の外側に装着される外殻体5を具備している。
包装体1は、後述するように内容器2を外容器4に組み付け可能に構成されており、組み付け前の分解状態と、組み付け後の状態とにすることができる。図2及び図3は、内容器2を外容器4に組み付ける前の包装体1を示し、図4及び図5は、内容器2を外容器4に組み付けた後の包装体1を示す。
本実施形態の包装体1は、高さ方向Zを有し、後述する内容器2のキャップ25側及び外容器4の開口41側を鉛直方向の上方に向けた状態で用いられる。
図1~図6には、本発明の包装体の一実施形態が示されている。本実施形態の包装体1は、図1に示すように、内容器2と外容器4と、該内容器2を該外容器4に組み付けるネジリング3とを具備している。さらに本実施形態の包装体1は、外容器4の外側に装着される外殻体5を具備している。
包装体1は、後述するように内容器2を外容器4に組み付け可能に構成されており、組み付け前の分解状態と、組み付け後の状態とにすることができる。図2及び図3は、内容器2を外容器4に組み付ける前の包装体1を示し、図4及び図5は、内容器2を外容器4に組み付けた後の包装体1を示す。
本実施形態の包装体1は、高さ方向Zを有し、後述する内容器2のキャップ25側及び外容器4の開口41側を鉛直方向の上方に向けた状態で用いられる。
内容器2は、図3に示すように、内容物を収容する内部空間Vを有する内容器本体20と、該内容器本体20の内容器開口21を閉塞するキャップ25とを具備している。内容器本体20は、一端に開口21(以下、「内容器開口21」ともいう。)を有する有底筒状の形状を有している。また、内容器本体20は、内部空間Vと連通する内容器開口21と高さ方向Zにおいて対向配置された底部28を有している。内容器本体20は、内部空間Vを形成するとともに、該開口21の周縁から下垂し底部28と連続する周壁部26を具備している。この周壁部26が筒状をなしている。
内容器2は、図1及び図3に示すように、口首部22を有している。口首部22は、後述する外容器4の開口41から突出させる部分であり、キャップ25、内容器開口21及び内容器本体20の上方部分を含む部分である。口首部22は、上端側の周壁部26の外周面にキャップ装着部24を具備している。本実施形態のキャップ装着部24は、周壁部26の外周面に形成された複数の螺条により構成されている。この螺条は、キャップ25の内周面に形成された螺条と螺合可能である。これにより、キャップ25が内容器2の口首部22に着脱自在に装着され、内容器開口21を閉塞する。
また、本実施形態のキャップ25は、天面部の内面側に封止部材29を有しており、該封止部材29と口首部22部とが接触することによって、内容器2内部を気密に保持している。封止部材29としては、ゴム製、シリコン製、エラストマー製、ポリエチレン製、発泡ポリエチレン製、ポリプロピレン製、発泡ポリプロピレン製等のパッキン等が挙げられる。封止部材29は、発泡オレフィン樹脂にオレフィン樹脂シートをラミネートしたもの、発泡オレフィン樹脂にポリエステル樹脂シートをラミネートしたもの等であってもよい。
また、本実施形態のキャップ25は、天面部の内面側に封止部材29を有しており、該封止部材29と口首部22部とが接触することによって、内容器2内部を気密に保持している。封止部材29としては、ゴム製、シリコン製、エラストマー製、ポリエチレン製、発泡ポリエチレン製、ポリプロピレン製、発泡ポリプロピレン製等のパッキン等が挙げられる。封止部材29は、発泡オレフィン樹脂にオレフィン樹脂シートをラミネートしたもの、発泡オレフィン樹脂にポリエステル樹脂シートをラミネートしたもの等であってもよい。
口首部22は、図1及び図3に示すように、ネジリング3と螺合可能なリング装着部23を有している。本実施形態のリング装着部23は、周壁部26の外周面から径方向外方に延設されたスカート状の部分である。すなわち、本実施形態の口首部22は、周壁部26とリング装着部23との間に空間を有している。
本実施形態のリング装着部23は、キャップ装着部24よりも下方に位置し、キャップ装着部24よりも径方向外方に張り出しており、該リング装着部23の外径は、キャップ装着部24の外径よりも大きい。リング装着部23の外径はネジリング3の内径と略同じである。また、リング装着部23の外周面には複数の螺条が形成されている。
本実施形態のリング装着部23は、キャップ装着部24よりも下方に位置し、キャップ装着部24よりも径方向外方に張り出しており、該リング装着部23の外径は、キャップ装着部24の外径よりも大きい。リング装着部23の外径はネジリング3の内径と略同じである。また、リング装着部23の外周面には複数の螺条が形成されている。
本実施形態の内容器2は、図1に示すように、口首部22よりも外側に張り出したフランジ部27を具備している。本実施形態のフランジ部27は、口首部22よりも下方に位置し、周壁部26の外面の周方向全域にわたり横方向(外側)に張り出した板状の部分である。フランジ部27は、図1に示すように、リング装着部23よりも外側に張り出している。
本実施形態の内容器2は、図3に示すように、口首部22がフランジ部27よりも上方に突出し、内容器本体20の底部28がフランジ部27よりも下方に突出している。
本実施形態の内容器2は、図3に示すように、口首部22がフランジ部27よりも上方に突出し、内容器本体20の底部28がフランジ部27よりも下方に突出している。
本実施形態の外容器4は、中空の六面体形状を備えた箱であり、筒状の外周壁部45と、開口41を形成する開口形成部43と、底面部44とを含んで構成されている(図1及び図3参照)。包装体1の高さ方向Zにおいて開口形成部43は外周壁部45の上端側の開口を閉塞し、底面部44は外周壁部45の下端側の開口を閉塞している。すなわち、開口形成部43は、外容器4の天面部を形成している。
外周壁部45は、その水平断面が正方形の四角筒状であり、四方を囲む板状部材によって形成されている。当該板状部材は、互いに同形同大の長方形状である。
外容器4における開口形成部43及び底面部44は、開口41を除き、互いに同形同大の正方形状を有する板状部材であり、包装体1の高さ方向Zにおいて対向配置されている。
外周壁部45は、その水平断面が正方形の四角筒状であり、四方を囲む板状部材によって形成されている。当該板状部材は、互いに同形同大の長方形状である。
外容器4における開口形成部43及び底面部44は、開口41を除き、互いに同形同大の正方形状を有する板状部材であり、包装体1の高さ方向Zにおいて対向配置されている。
開口形成部43における開口41の直径は、内容器本体20における周壁部26の外径よりも大きいが、フランジ部27の差し渡し長さよりも小さい。斯かる「差し渡し長さ」は、平面視においてフランジ部27を横切る線分のうち、最も長い線分の長さである。本実施形態のフランジ部27は四角形状を有しているので、差し渡し長さは該四角形の対角線の長さである。
開口形成部43は、外容器4の外周壁部45の一部を形成する板状部材の上端をなす折曲線を介して連接されている。具体的には、開口形成部43は、外周壁部45のうち、背面又は正面に相当する部分の上端をなす折曲線を介して連接されている。開口形成部43は、前記折曲線を介して回動可能であり、この回動によって外容器4の上端側の開口を開閉する。
開口形成部43は、外容器4の外周壁部45の一部を形成する板状部材の上端をなす折曲線を介して連接されている。具体的には、開口形成部43は、外周壁部45のうち、背面又は正面に相当する部分の上端をなす折曲線を介して連接されている。開口形成部43は、前記折曲線を介して回動可能であり、この回動によって外容器4の上端側の開口を開閉する。
包装体1は、図2及び図3に示すように、内容器2を外容器4に組み付ける前の分解状態において、外容器4の内部に内容器2とネジリング3とが収容可能に構成されている。より具体的には、外容器4は、内容器2及びネジリング3を収容するための収容空間を内部に有しており、外周壁部45の筒状構造における内部空間が、内容器2及びネジリング3の収容空間となっている(図3参照)。本実施形態の外容器4は、前記収容空間の下方に開口を有する台座47を有している。台座47は板状部材からなり、該台座47の平面視形状が外周壁部45の水平断面形状と略一致している。この台座47の開口に内容器本体20の底部28を入れることで、該収容空間に内容器2を固定した状態で収容可能である(図3参照)。これにより、外容器4内に収容した内容器2を安定して保持できるとともに、外容器4の外部から受けた衝撃が内容器2に加わることを抑制する耐衝撃効果も得られる。本実施形態の包装体1では、台座47に内容器2を固定し、さらに該内容器2の口首部22周りにネジリング3を配した状態で、内容器2とネジリング3とを外容器4の内部に収容可能である。
本実施形態の包装体1は、外容器4の開口形成部43を回動して開くことで、外容器4からのネジリング3の出し入れを行うことができる。
本実施形態の包装体1は、外容器4の開口形成部43を回動して開くことで、外容器4からのネジリング3の出し入れを行うことができる。
ネジリング3は、口首部22のリング装着部23の外径と略同じ内径の環状構造を有している。ネジリング3の外径は、外容器4における開口形成部43の開口41の直径よりも大きい。また、ネジリング3の内周面には複数の螺条が形成されている。ネジリング3は、リング装着部23における複数の螺条と螺合可能であり、ネジリング3は口首部22に着脱自在に装着される。
本実施形態の包装体1は、内容器開口21を閉塞するキャップ25と、内容器2の組み付けに用いられるネジリング3とを個別に具備することで、内容器2の気密性をより確実に確保できる。
本実施形態の包装体1は、内容器開口21を閉塞するキャップ25と、内容器2の組み付けに用いられるネジリング3とを個別に具備することで、内容器2の気密性をより確実に確保できる。
本実施形態の外殻体5は、外容器4における外周壁部45の外面を部分的に被覆する筒状の殻周壁部55と、該殻周壁部55と連続し該殻周壁部55の一端を閉塞する底部56とを有している。本実施形態の殻周壁部55は四角筒状であり、四方を囲む板状部材51,51,53,53によって形成されている。殻周壁部55の水平断面形状は、外容器4の外周壁部45の水平断面形状と相似形である。
本実施形態の殻周壁部55を形成する4枚の板状部材のうち、互いに対向する一対の板状部材53,53は、殻周壁部55の開口を形成する端縁がS字状に湾曲しているとともに、該板状部材53を貫通する貫通孔が施されている。このように、本実施形態の外殻体5の外面(殻周壁部55)には加飾が施されている。
本実施形態の殻周壁部55を形成する4枚の板状部材のうち、互いに対向する一対の板状部材53,53は、殻周壁部55の開口を形成する端縁がS字状に湾曲しているとともに、該板状部材53を貫通する貫通孔が施されている。このように、本実施形態の外殻体5の外面(殻周壁部55)には加飾が施されている。
外殻体5は、図1~図5に示すように、殻周壁部55の他端が開口しており、該開口を介して外容器4の開口形成部43側の部分又は底面部44側の部分を外殻体5の内部に挿入可能である。例えば、図2及び3に示すように、外殻体5の内部に外容器4の開口形成部43側の部分を挿入することで、外容器4の開口形成部43が外殻体5の底部56に被覆され、外周壁部45における開口形成部43側の部分が外殻体5の殻周壁部55に被覆される。また、図4及び5に示すように、外殻体5の内部に外容器4の底面部44側の部分を挿入することで、外容器4の底面部44が外殻体5の底部56に被覆され、外周壁部45における底面部44側の部分が外殻体5の殻周壁部55に被覆される。このようにして、外殻体5は外容器4の外側に装着される。
本実施形態の包装体1は、図4及び図5に示すように、内容器2を外容器4に組み付けることができる。この組み付けの操作の一例を説明する。
先ず、図2に示す包装体1の外容器4から外殻体5を外し、開口形成部43を開いて、外容器4に収容されたネジリング3を取り出し、該開口形成部43を閉じる。次いで、図6に示すように開口形成部43の開口41が下方に向くように、外容器4を傾ける。これにより、内容器2の自重によって口首部22が下がり、開口形成部43の開口41から該口首部22を突出させる。開口形成部43における開口41の直径は、内容器本体20における口首部22(周壁部26)の外径よりも大きいが、フランジ部27の差し渡し長さよりも小さいので、外容器4を傾けても内容器2の全体が外部に飛び出ることが防止される。次いで、前記開口41から突出させた口首部22のリング装着部23と、ネジリング3とを螺合させる。ネジリング3の外径は、前記開口41の直径よりも大きいので、開口形成部43が上方を向くように外容器4の傾きを変えても、ネジリング3が装着された口首部22が、該開口41から突出した状態に保持される。このようにして、ネジリング3により内容器2を外容器4に組み付ける。
斯かる状態において、外容器4の開口41を形成する開口形成部43が、ネジリング3とフランジ部27との間で挟持される(図5参照)。これにより、内容器2を外容器4に組み付けた状態をより安定して維持し得る。また、外容器4によって、外部からの衝撃に対し内容器2を保護できる。外容器4への組み付け後、外容器4の底面部44側の部分を外殻体5の内部に挿入し、外容器4の外側に外殻体5を装着する(図4及び5参照)
先ず、図2に示す包装体1の外容器4から外殻体5を外し、開口形成部43を開いて、外容器4に収容されたネジリング3を取り出し、該開口形成部43を閉じる。次いで、図6に示すように開口形成部43の開口41が下方に向くように、外容器4を傾ける。これにより、内容器2の自重によって口首部22が下がり、開口形成部43の開口41から該口首部22を突出させる。開口形成部43における開口41の直径は、内容器本体20における口首部22(周壁部26)の外径よりも大きいが、フランジ部27の差し渡し長さよりも小さいので、外容器4を傾けても内容器2の全体が外部に飛び出ることが防止される。次いで、前記開口41から突出させた口首部22のリング装着部23と、ネジリング3とを螺合させる。ネジリング3の外径は、前記開口41の直径よりも大きいので、開口形成部43が上方を向くように外容器4の傾きを変えても、ネジリング3が装着された口首部22が、該開口41から突出した状態に保持される。このようにして、ネジリング3により内容器2を外容器4に組み付ける。
斯かる状態において、外容器4の開口41を形成する開口形成部43が、ネジリング3とフランジ部27との間で挟持される(図5参照)。これにより、内容器2を外容器4に組み付けた状態をより安定して維持し得る。また、外容器4によって、外部からの衝撃に対し内容器2を保護できる。外容器4への組み付け後、外容器4の底面部44側の部分を外殻体5の内部に挿入し、外容器4の外側に外殻体5を装着する(図4及び5参照)
本実施形態の包装体1は、ネジリング3の螺合を解除することにより、外容器4への内容器2の組み付けを解除して、分解状態とすることができる。前述したように内容器2及びネジリング3を外容器4の内部に収容できるので、分解状態にしても包装体1全体として嵩張らず、コンパクトになる。内容器2及びネジリング3を外容器4の内部に収容した後、外容器4の開口形成部43側の部分を外殻体5の内部に挿入し、外容器4の外側に外殻体5を装着する(図2及び3参照)。
このように、本実施形態の包装体1は、ネジリング3の螺合と該螺合の解除により、内容器2を外容器4に脱着自在に組み付け可能である。
本実施形態の包装体1は、前述した簡易な操作により、容易に分解及び組み付けができるので、操作性に優れる。
このように、本実施形態の包装体1は、ネジリング3の螺合と該螺合の解除により、内容器2を外容器4に脱着自在に組み付け可能である。
本実施形態の包装体1は、前述した簡易な操作により、容易に分解及び組み付けができるので、操作性に優れる。
本実施形態の包装体1は、内容器2等の複数のパーツからなる。各パーツの素材(材質)は特に制限されず、内容器2及びネジリング3と外容器4とを互いに異なる素材にすることが可能である。例えば、内容器2及びネジリング3の素材を合成樹脂にし、外容器4の素材を段ボール等の厚紙にすることができる。斯かる場合、内容器2、ネジリング3及び外容器4が合成樹脂からなる場合に比して、合成樹脂の使用量を抑えることができるとともに、外容器4の素材を環境に配慮した材質にできるので、環境負荷を低減できる。しかも、本実施形態の包装体1は、内容器2を外容器4に脱着自在に組み付け可能であるので、内容物が充填された内容器2をレフィル容器として交換することで、内容器2以外のパーツを廃棄することなく長期間使用できる。
また、包装体1は、組み付け前の形態と組み付け後の形態とで外観が大きく異なる。具体的には、組み付け後の形態はネジリング3を螺合させた口首部22が突出しているので存在感があり、見映えが良好な高級感のある外観となる。
一方、組み付け前の形態は、内容器2とネジリング3とが外容器4に収容されたコンパクトな外観となる。これにより、包装体1全体が減容されるので、流通過程における包装体1の輸送効率を向上できるとともに、ゴミを減容できる。
上記のように、本実施形態の包装体1は、分解及び組み立てが容易であるとともに、環境への配慮と外観性とを両立できる。
一方、組み付け前の形態は、内容器2とネジリング3とが外容器4に収容されたコンパクトな外観となる。これにより、包装体1全体が減容されるので、流通過程における包装体1の輸送効率を向上できるとともに、ゴミを減容できる。
上記のように、本実施形態の包装体1は、分解及び組み立てが容易であるとともに、環境への配慮と外観性とを両立できる。
内容器2からの内容物の取り出しや、内容器2の外容器4への組み付け等の操作性をより向上させる観点から、内容器本体20における内容器開口21の面積は、該内容器本体20における底部28の面積の好ましくは50%以上、より好ましくは80%以上である。例えば本実施形態のように、内容器開口21の面積と、底部28の面積とは略同じであってもよい(図3及び図5参照)。
包装体1の外観性と、外容器4のリサイクル性をより両立させる観点から、外容器4の外面に加飾が施されていない一方、外殻体5の外面に加飾が施されていることが好ましい。加飾には、外面に貫通孔や凹凸模様を施したり、開口を形成する端縁の一部又は全部を曲線等の形状に加工したりする他、外面に印刷を施すことが含まれる。外殻体5のみに加飾を施し、その他のパーツをシンプルなデザインにすることで、該他のパーツのリサイクル性と、組み付け後の包装体1の外観性をより向上できる。
内容器2を外容器4に組み付ける際の操作性をより向上させる観点から、フランジ部27は、口首部22の外周面とネジリング3とを螺合させるときに、内容器2が空回りすることを規制する形状を有していることが好ましい。例えば、本実施形態のフランジ部27は、開口形成部43と同じ四角形であり、開口形成部43及びフランジ部27における四角形の角や辺の位置を一致させることによって、内容器2が軸方向に回転することをより抑制する。本実施形態の開口形成部43の形状及び面積は、外周壁部45の水平断面の形状及び面積と略一致している。
上記の効果をより向上させる観点から、フランジ部27は多角形状を有していることが好ましく、フランジ部27及び開口形成部43の双方が多角形状を有していることがより好ましい。例えば図7に示すように、フランジ部27は5角形以上の多角形状であってもよい。開口形成部43は5角形以上の多角形状であってもよいが、上記の効果をより向上させる観点から、フランジ部27及び開口形成部43は同じ形状を有していることが好ましい。
また、上記と同様の観点から、開口形成部43の内面に、フランジ部27が嵌る溝が形成されていてもよい。
上記の効果をより向上させる観点から、フランジ部27は多角形状を有していることが好ましく、フランジ部27及び開口形成部43の双方が多角形状を有していることがより好ましい。例えば図7に示すように、フランジ部27は5角形以上の多角形状であってもよい。開口形成部43は5角形以上の多角形状であってもよいが、上記の効果をより向上させる観点から、フランジ部27及び開口形成部43は同じ形状を有していることが好ましい。
また、上記と同様の観点から、開口形成部43の内面に、フランジ部27が嵌る溝が形成されていてもよい。
内容器2の空回りをより抑制する観点から、開口形成部43の平面視形状の内接円と、フランジ部27の外縁によって囲まれる領域の平面視形状の外接円とを仮定したとき、該内接円の直径は、該外接円の直径よりも小さいことが好ましい。
上記と同様の観点から、フランジ部27及び開口形成部43の双方が多角形状である場合、平面視におけるフランジ部27の外縁によって囲まれる領域の面積は、開口形成部43の面積に対して好ましくは70%以上、より好ましくは80%以上である。
上記と同様の観点から、フランジ部27及び開口形成部43の双方が多角形状である場合、平面視におけるフランジ部27の外縁によって囲まれる領域の面積は、開口形成部43の面積に対して好ましくは70%以上、より好ましくは80%以上である。
本実施形態の包装体1は、内容物が充填された内容器本体20をレフィルとして交換してもよい。この場合、レフィルとなる内容器本体20は、内容器開口21がカップシール等のシール部材で封止された状態で流通されてもよい。
本実施形態の内容器2は、螺着により、キャップ25が内容器本体20に装着されるものであるが、嵌着によりキャップ25が内容器本体20に装着されるものであってもよい。操作性をより向上させる観点から、ネジリング3は、ヒンジ部を介して連結されたヒンジキャップを具備していることが好ましい。この場合、ネジリング3とキャップ25とがヒンジ部を介して連結されている。あるいは、内容器開口21を閉塞するキャップとして、ネジリング3がポンプキャップを具備するものであってもよい。ネジリング3がヒンジキャップを具備する場合、内容器2を外容器4に組み付けた後でヒンジキャップにより、内容器開口21が閉塞される。また、ネジリング3がポンプキャップを具備する場合、該ポンプキャップが具備するディップチューブを内容器本体20内に挿し込んだ後、ネジリング3によって内容器2を外容器4に組み付けることにより、ポンプキャップにより内容器開口21が閉塞される。
ネジリング3がヒンジキャップを具備する場合、別体のネジリング3及びキャップと、これら両者を連結するヒンジ部とが別パーツからなるものであってもよく、ネジリング3、キャップ及びヒンジ部が一体成形されたものであってもよい。
ネジリング3がポンプキャップを具備する場合、内容器2は、空気置換型であってもよく、空気非置換型であってもよい。空気置換型の容器は、内容物の吸い上げ時に、内容器2内部に外部の空気が流入する容器であり、空気非置換型の容器は、内容器2内部が気密に保たれ、内容物の吸い上げ時に、内容器2内部に外部の空気が流入しない容器である。
ネジリング3がポンプキャップを具備する場合、内容器2は、空気置換型であってもよく、空気非置換型であってもよい。空気置換型の容器は、内容物の吸い上げ時に、内容器2内部に外部の空気が流入する容器であり、空気非置換型の容器は、内容器2内部が気密に保たれ、内容物の吸い上げ時に、内容器2内部に外部の空気が流入しない容器である。
包装体1に収容される内容物は、特に制限されず、乳液、クリーム、ジェル、美容液等の化粧料であってもよく、洗顔料、ボディソープ、ハンドソープ等の肌洗浄料や、シャンプー、コンディショナー等の毛髪洗浄料、軟膏剤等の外用剤等であってもよい。
本実施形態の包装体1は、前述したように、内容器2、ネジリング3、外容器4及び外殻体5の各パーツを具備している。各パーツの形成材料(材質)について詳述する。
内容器2の材質は、金属やガラス等の無機性素材、合成樹脂、植物由来の天然素材等を用いることができる。内容器2をレフィルとして交換する場合、該内容器2の材質はリサイクル性が高いものであることが好ましい。斯かる観点及び成形性の観点から、内容器2の材質は、無機性素材又は合成樹脂であることが好ましく、無機性素材であることがより好ましい。
内容器2の材質が無機性素材又は合成樹脂である場合、内容器2は、金型を用いた射出成形やプレスブロー成形により製造できる。この場合、フランジ部27を有する内容器2は、内容器本体20の周壁部26とフランジ部27とが一体成形される。
また、内容器2の材質が植物由来の天然素材である場合、内容器2は、パルプモールド成形体や紙管により形成されたものを用いることができる。
内容器2の材質は、金属やガラス等の無機性素材、合成樹脂、植物由来の天然素材等を用いることができる。内容器2をレフィルとして交換する場合、該内容器2の材質はリサイクル性が高いものであることが好ましい。斯かる観点及び成形性の観点から、内容器2の材質は、無機性素材又は合成樹脂であることが好ましく、無機性素材であることがより好ましい。
内容器2の材質が無機性素材又は合成樹脂である場合、内容器2は、金型を用いた射出成形やプレスブロー成形により製造できる。この場合、フランジ部27を有する内容器2は、内容器本体20の周壁部26とフランジ部27とが一体成形される。
また、内容器2の材質が植物由来の天然素材である場合、内容器2は、パルプモールド成形体や紙管により形成されたものを用いることができる。
無機性素材としては、ガラスや陶磁器等のセラミックス、金属等が挙げられる。
合成樹脂としては、例えばポリエチレンテレフタレ-ト、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン等のポリエチレン、塩化ビニル等が挙げられる。ガラスとしては、ソーダガラス、ホウケイ酸ガラス、シリカガラス、石英ガラス等が挙げられる。
植物由来の天然素材としては、木材や紙、竹、パルプ等が挙げられる。紙としては、紙製の段ボールや、コートボール、チップボール、クラフトボール等の厚紙が挙げられる。
合成樹脂としては、例えばポリエチレンテレフタレ-ト、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン等のポリエチレン、塩化ビニル等が挙げられる。ガラスとしては、ソーダガラス、ホウケイ酸ガラス、シリカガラス、石英ガラス等が挙げられる。
植物由来の天然素材としては、木材や紙、竹、パルプ等が挙げられる。紙としては、紙製の段ボールや、コートボール、チップボール、クラフトボール等の厚紙が挙げられる。
ネジリング3の材質は、内容器2の材質として挙げた各種のものとすることができる。ネジリング3の材質は、内容器2と同じ材質であってもよい。螺条の成形性及び取扱い性の観点から、ネジリング3の材質は、無機性素材又は合成樹脂であることが好ましく、合成樹脂であることがより好ましい。
ネジリング3の材質が合成樹脂である場合、ネジリング3は、金型を用いた射出成形により製造できる。ネジリング3が無機性素材である場合、ネジリング3は、プレス成型や鋳込み成形により製造できる。
ネジリング3の材質が合成樹脂である場合、ネジリング3は、金型を用いた射出成形により製造できる。ネジリング3が無機性素材である場合、ネジリング3は、プレス成型や鋳込み成形により製造できる。
外容器4の材質は、内容器2の材質として挙げた各種のものとすることができるが、カーボンニュートラルの観点から、植物由来の天然素材であることが好ましい。
外容器4は、板状部材を組み立てることで形成できる。例えば、外容器4が段ボール等の厚紙からなる場合、薄板状の紙製シート材料を打ち抜いて裁断し、一枚のブランクを形成した後、該ブランクを図1及び図2に示すような立体形状に組み立てることで、外容器4を形成することができる。斯かるブランクは、所定の展開形状となるように裁断されたものであり、適宜、筋押し等の折れ癖加工や、切り込み加工等が施されている。外容器4が前記ブランクのような板状部材を組み立てることにより形成される場合、包装体1を廃棄する際に外容器4を折り畳めるので、ゴミをより減容できる点で好ましい。
外容器4は、板状部材を組み立てることで形成できる。例えば、外容器4が段ボール等の厚紙からなる場合、薄板状の紙製シート材料を打ち抜いて裁断し、一枚のブランクを形成した後、該ブランクを図1及び図2に示すような立体形状に組み立てることで、外容器4を形成することができる。斯かるブランクは、所定の展開形状となるように裁断されたものであり、適宜、筋押し等の折れ癖加工や、切り込み加工等が施されている。外容器4が前記ブランクのような板状部材を組み立てることにより形成される場合、包装体1を廃棄する際に外容器4を折り畳めるので、ゴミをより減容できる点で好ましい。
強度の確保及び折り畳む際の操作性の観点から、外容器4を形成する板状部材の厚みは、好ましくは0.5mm以上3mm以下、より好ましくは0.8mm以上1.6mm以下である。特に外容器4が段ボール等の厚紙からなる場合、その厚みは斯かる範囲であることが好ましい。
本実施形態の外容器4は、中空の六面体形状を備えた箱であったが、外容器4の形状は特に制限されず、内容器2及びネジリング3の収容空間を有する任意の形状とすることができる。例えば、前記収容空間を有する円柱形状であってもよい。
本実施形態の外容器4は、中空の六面体形状を備えた箱であったが、外容器4の形状は特に制限されず、内容器2及びネジリング3の収容空間を有する任意の形状とすることができる。例えば、前記収容空間を有する円柱形状であってもよい。
外殻体5の材質は、内容器2の材質として挙げた各種のものとすることができる。外容器4の保護の観点及び加飾等の成形性の観点から、外殻体5の材質は合成樹脂であることが好ましい。
この場合、外殻体5は、金型を用いた射出成形により製造できる。
この場合、外殻体5は、金型を用いた射出成形により製造できる。
本実施形態の包装体1は、異なる材質のパーツを具備してもよい。例えば、材質が、合成樹脂からなる内容器2と紙製の板状部材からなる外容器4とを具備するものや、ガラスからなる内容器2と木材の板状部材からなる外容器4とを具備するものが挙げられる。斯かる場合、包装体1に植物由来の天然素材を用いているにも拘らず、螺条等の複雑な成形を要する螺合機構を採用できるので、環境への配慮と包装体1の量産性とを両立できる。
本発明の包装体1は、図1~6に示す実施形態に限定されない。以下に、本発明に係る包装体の別の実施形態について説明する。以下では、別の実施形態について、図1~6に示す実施形態と異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない構成部分は、図1~6に示す実施形態についての説明が適宜適用される。
図8(a)及び(b)に示す内容器2a,2bは、高さ方向Zにおいて周壁部26の外面の一部にリング装着部23が形成されており、周壁部26とリング装着部23との間に空間が存在しない。すなわち、内容器2a,2bの厚み方向において、リング装着部23の全体が周壁部26と連続している。
図8(a)に示す内容器本体20aにおける内部空間Vは、高さ方向Zにおいて内容器開口21と同じ直径で下垂する上方部Pと、リング装着部23から底部28まで該上方部Pよりも大きく且つ略一定の直径で下垂する下方部Uと、該上方部Pと該下方部Uとの間において、直径が下方に向かって漸次大きくなる肩部Sとを有している。斯かる内容器本体20aにおける周壁部26は、直径が互いに異なる上方部P、肩部S及び下方部Uを形成するように、高さ方向Zにおいて該周壁部26の外径及び内径が異なっている。
図8(a)に示す内容器本体20aにおける内部空間Vは、高さ方向Zにおいて内容器開口21と同じ直径で下垂する上方部Pと、リング装着部23から底部28まで該上方部Pよりも大きく且つ略一定の直径で下垂する下方部Uと、該上方部Pと該下方部Uとの間において、直径が下方に向かって漸次大きくなる肩部Sとを有している。斯かる内容器本体20aにおける周壁部26は、直径が互いに異なる上方部P、肩部S及び下方部Uを形成するように、高さ方向Zにおいて該周壁部26の外径及び内径が異なっている。
図8(b)に示す内容器本体20bにおける内部空間Vは、高さ方向Zにおいて直径が一定であり、内容器開口21と同じ直径を有している。一方、高さ方向Zにおいて周壁部26の厚みが異なっている。具体的には、本実施形態の周壁部26は、キャップ装着部24における外径よりも、リング装着部23における外径が大きく、高さ方向Zにおいてフランジ部27を除くリング装着部23から底部28まで略一定の厚みを有している。
内容器2がガラス等の無機性素材により形成されている場合、強度や成形性の観点から、図8に示す内容器本体20a,20bのように、リング装着部23全体が、周壁部26と連続していることが好ましい。
内容器2がガラス等の無機性素材により形成されている場合、強度や成形性の観点から、図8に示す内容器本体20a,20bのように、リング装着部23全体が、周壁部26と連続していることが好ましい。
本発明は、上述した実施形態に制限されず適宜変更可能である。また、上述した実施形態を組み合わせてもよい。
例えば、上述した実施形態の包装体1は、外殻体5を具備するものであったが、本発明の包装体は、外殻体5を具備していなくともよい。この場合、外容器4の開口41は、別体のシール部材等により閉塞した状態で流通されることが好ましい。
上述した実施形態の外容器4は、台座47を具備するものであったが、本発明に係る外容器は、台座47を具備していなくともよい。
上述した実施形態の外容器4は、外面に加飾が施されていなかったが、印刷等の加飾が施されていてもよい。また、外容器4の外面は、アクリル系樹脂等の合成樹脂によってコーティング加工が施されていてよい。これにより、外容器4の防水性や耐久性をより向上できる。
例えば、上述した実施形態の包装体1は、外殻体5を具備するものであったが、本発明の包装体は、外殻体5を具備していなくともよい。この場合、外容器4の開口41は、別体のシール部材等により閉塞した状態で流通されることが好ましい。
上述した実施形態の外容器4は、台座47を具備するものであったが、本発明に係る外容器は、台座47を具備していなくともよい。
上述した実施形態の外容器4は、外面に加飾が施されていなかったが、印刷等の加飾が施されていてもよい。また、外容器4の外面は、アクリル系樹脂等の合成樹脂によってコーティング加工が施されていてよい。これにより、外容器4の防水性や耐久性をより向上できる。
1 包装体
2、2a、2b 内容器
3 ネジリング
4 外容器
5 外殻体
20、20a、20b 内容器本体
21 内容器開口
22 口首部
23 リング装着部
24 キャップ装着部
25 キャップ
26 周壁部
27 フランジ部
28 底部
41 開口
43 開口形成部
44 底面部
45 外周壁部
47 台座
51 板状部材
53 板状部材
55 殻周壁部
56 底部
P 上方部
S 肩部
U 下方部
V 内部空間
Z 高さ方向
2、2a、2b 内容器
3 ネジリング
4 外容器
5 外殻体
20、20a、20b 内容器本体
21 内容器開口
22 口首部
23 リング装着部
24 キャップ装着部
25 キャップ
26 周壁部
27 フランジ部
28 底部
41 開口
43 開口形成部
44 底面部
45 外周壁部
47 台座
51 板状部材
53 板状部材
55 殻周壁部
56 底部
P 上方部
S 肩部
U 下方部
V 内部空間
Z 高さ方向
Claims (9)
- 口首部を有し且つ内容物の収容が可能な内容器と、該内容器の収容が可能であり且つ開口を有する外容器と、該内容器の該口首部の外周面と螺合可能なネジリングとを具備する、包装体であって、
前記外容器の開口から前記内容器の前記口首部を突出させた状態で、該口首部と該ネジリングとを螺合させることにより、該内容器を該外容器に組み付け可能に構成されており、
組み付け前の分解状態において、前記外容器の内部に、前記内容器と前記ネジリングとが収容可能に構成されている、包装体。 - 前記内容器を前記外容器に脱着自在に組み付け可能である、請求項1に記載の包装体。
- 前記内容器は、一端に開口を有する有底筒状の内容器本体を具備しており、
前記内容器本体は、前記開口の面積が底部の面積の50%以上である、請求項1又は2に記載の包装体。 - 前記内容器は、前記口首部よりも外側に張り出したフランジ部を具備しており、
前記内容器を前記外容器に組み付けた状態において、該外容器の前記開口を形成する開口形成部が、前記ネジリングと前記フランジ部との間で挟持される、請求項1~3の何れか1項に記載の包装体。 - 前記フランジ部は、前記口首部の外周面と前記ネジリングとを螺合させるときに、前記内容器が空回りすることを規制する形状を有している、請求項4に記載の包装体。
- 前記ネジリングが、前記内容器の開口を閉塞するポンプキャップ又はヒンジキャップを具備している、請求項1~5の何れか1項に記載の包装体。
- さらに外容器の外側に装着される外殻体を具備しており、
前記外容器の外面に加飾が施されていない一方、前記外殻体の外面に加飾が施されている、請求項1~6の何れか1項に記載の包装体。 - 前記外容器の材質が植物由来の天然素材である、請求項1~7の何れか1項に記載の包装体。
- 前記内容器の材質が無機性素材である、請求項8に記載の包装体。
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