JP2023010615A - 幅広い上部リムを有する、プレスされた板紙ボウル - Google Patents

幅広い上部リムを有する、プレスされた板紙ボウル Download PDF

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Abstract

【課題】略平面状の板紙ブランクからプレス成形された使い捨てボウルを提供すること。【解決手段】ボウル100は、容易な取り扱いのための大きな容量、幅広いフランジを有し、優れたリム剛性を呈する。ボウルは、底部パネル110と、底部パネルから上向きかつ外向きに延在する側壁120と、側壁から外向きに延在するフランジ130と、を含み得る。フランジは、0.650~1.180インチ(1.651~2.9972cm)の曲率半径RCを画定する凸状上面を有するアーチ状の中央クラウンを有するリム部分140と、曲率半径、R3を画定するリム部分からの環状移行部と、環状移行部、R3から下向きに延在するエバート160と、を含み、ボウルは、約8”(20.32cm)~約10”(25.4cm)の最外直径D及び0.18~0.20の高さ対直径比、H/Dを有する。【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年7月9日に出願された米国特許仮出願第63/220,178号に対する優先権を主張する。その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
(発明の分野)
本明細書に記載の実施形態は、概して、使い捨て食品容器に関する。より具体的には、そのような実施形態は、プレスされた板紙ボウルに関する。
プレート、トレイ、及びボウルなどの使い捨て紙食品容器は、パルプ成型プロセスによって、又は平面板紙ブランクを一致した金属加熱ダイセットでプレスすることによって作製される。板紙は、従来、湿式製紙プロセスによって製造され、典型的にはロール上の連続ウェブの形態で入手可能である。典型的な成形操作では、板紙ストックのウェブは、カットダイを通ってロールから連続的に供給されて、円形ブランクを成形し、次いで、上部ダイ半体と下部ダイ半体との間の位置に供給される。
使い捨て食品容器は、一般に、底部分、比較的急な、略直線状の側壁、及び外側弓形フランジを含むように構成されている。このプロファイルは、プレート、プラッタ、ボウルなどの使い捨て容器に特に好適であることが見出されており、これは、成形された製品上の全体的な強度及び剛性を改善するために、プリーツ加工制御及びオフセンター成形耐性などの製造利点と改善された物理的特性を組み合わせるためである。現在利用可能なプレス成形プレート線には、例えば、開示され、概して、Littlejohnによる米国特許第5,088,640号及びCheshireらによる米国特許第5,326,020号に記載されているものが含まれている。
「640特許」に記載されている設計に従って構成された製品は、典型的には、より低い坪量、より低い性能、安価な日用品、典型的にはより軽量の使用を意図している。一般的に言えば、これらの製品は、概して、(1)既知の設計に対して強化された強度、(2)別段利用可能なものよりも高いプレス速度、(3)改善されたプリーツ加工制御(スコアリングの有無にかかわらず)並びに(4)他の設計に対して剛性及び個々の製品の外観に関して改善された製品の一貫性を提供する、4つの半径プロファイルを使用する。
「020特許」に記載の一般的なクラスの利用可能な製品は、典型的には、食品荷重が重い可能性が高いビュッフェ又はパーティを含む、追加の強度が必要である特殊な使用用途のためのより高い坪量及びより高い性能、より耐久性の高い、かつ高価な使い捨て製品である。そのような製品には、例えば、楕円形プラッタ、深皿容器、及びボウルが含まれる。これらの製品は、典型的には、(1)特により高い坪量の板紙について、材料利用当たりの強化された製品剛性、(2)適切なプレス変換速度及び(3)中高坪量板紙に対する適切なプリーツ加工制御を呈する。スコアリングは、典型的には、これらの製品の適切なプリーツ加工制御に必要である。
米国特許第8177119号明細書 米国特許第7048176号明細書 米国特許第6715630号明細書 米国特許第5326020号明細書 米国特許第5088640号明細書
業界は、好適な強度及び剛性を有し、消費者にとって視覚的に魅力的である紙で作製されたより大きなプレス成形製品を生産することを継続的に試みている。業界はまた、リム部分を保持して運搬することが容易であり、食品で満たされたときに崩壊しない紙で作製されたより大きなボウルを探索している。
本明細書では、より大きなプレス成形された紙ボウルが提供される。ボウルは、容易な取り扱いのための大きな容量及び幅広いフランジを有する。大幅に増加したサイズにもかかわらず、プレス成形された紙ボウルは優れた強度特性を有し、優れたリム剛度を呈する。1つ以上の実施形態では、ボウルは、底部パネルと、底部パネルから上向きかつ外向きに延在する側壁と、側壁から外向きに延在するフランジと、を含み得る。フランジは、0.650~1.180インチ(1.651~2.9972cm)の曲率半径(radius of curvature)RCを画定する凸状上面を有するアーチ状の中央クラウンを有するリム部分と、曲率半径、R3を画定するリム部分からの環状移行部と、R3の環状移行部から下向きに延在するエバートと、を含む。ボウルは、約8”(20.32cm)~約10”(25.4cm)の最外直径(diameter)D及び0.18~0.20の高さ対直径比(height to diameter ratio)、H/Dを有する。
プレス成形された紙ボウルは、人間工学及びボウルの取り扱いを著しく改善する幅広いフランジを更に有し得る。例えば、ボウルは、約0.54インチ(1.3716cm)~約0.65インチ(1.651cm)のフランジ幅を有することができ、フランジ幅対RCの比は、0.55~1.00、フランジ幅対Dの比は、0.055~0.075、かつ/又は0.650~1.180インチ(1.651~2.9972cm)フランジ幅対Hの比0.30~0.40であり得る。
上記の特徴が詳細に理解され得るように、上記で簡単に要約されたより特定の説明は、実施形態を参照することによって得られ、そのいくつかが添付の図面に示されている。しかしながら、添付の図面は、典型的な実施形態のみを示し、したがってその範囲を限定するものと見なされるべきではないため、本発明は、他の等しく効果的な実施形態に認めることができることに留意されたい。
本明細書に記載される1つ以上の実施形態による、プレス成形された紙ボウルの斜視図を示す。 図1のボウルの部分断面図を示す。 本明細書に記載される1つ以上の実施形態による、フランジ部分の拡大図を示す。
本発明は、多数の実施形態に関連して以下に詳細に説明される。そのような考察は、例示のみを目的としており、本発明を限定することを意図するものではない。添付の特許請求の範囲に記載される本発明の趣旨及び範囲内の特定の実施形態への修正は、当業者には容易に明らかであろう。
図1は、本明細書で提供される1つ以上の実施形態による、例示的なプレス成形された紙ボウル100の斜視図を示す。外側フランジ部分をよりよく説明するために、図2は、図1のボウルの部分断面図を示す。ボウル100は、大きな表面積及び幅広いフランジを有し、また、高度の剛性を呈する。ボウル100は、底部パネル110、底部パネル110から上方に延在することができる内側側壁120、及び内側側壁120から外向きに延在するフランジ部分130を有することができる。
図2は、外側フランジ部分130をよりよく示すためのボウル100の部分断面図を示す。フランジ部分130は、側壁120からエバート160に向かって延在する。フランジ部分130は、上部リム140を含む。上部リム140は、湾曲し得る。上部リム140は、クラウン加工が施されており、曲率半径(Rc)を画定する凸状上面145(すなわち、曲率)を有し得る。Rcは、0.650~1.180インチ(1.651~2.9972cm)の範囲であり得る。Rcはまた、0.650、0.700、及び0.800インチ(1.651、1.778、及び2.032cm)の低値~約1.000、1.100、又は1.180インチ(2.54、2.794、または2.9972cm)の高値の範囲であり得る。
図3は、フランジ部分130の拡大図を示す。図3に示すように、フランジ部分130は、幅(width、W)を有する。フランジ部分130の幅(W)は、図3に示されるように、一方の側の側壁120と交差する水平線の長さ及び他方のエバート160の端部によって画定される。フランジ部分130の幅(W)(すなわち、「フランジ幅」)は、約0.54インチ(1.3716cm)の低値~約0.65インチ(1.651cm)の範囲であり得る。フランジ幅(W)はまた、0.545インチ(1.3843cm)~0.615インチ(1.5621cm)、又は0.550~0.615インチ(1.397cm~1.5621cm)の範囲であり得る。そのようなフランジ幅(W)は、先行技術のものよりも幅広く、ボウルの内容物に影響を与えるか、又は影響を受けることなく、ボウル100を取り扱い、運搬するための、より多くの表面積を消費者に与える。
再び図2を参照すると、ボウル100はまた、底部パネル110から側壁120まで上向きかつ外向きに延在する第1の環状移行部分112を有することができる。第1の環状移行部分112は、内側曲率半径R1を画定する凹状上面を画定する。ボウル100はまた、側壁120からフランジ部分130まで外向きに延在する第2の環状移行部分114を有することができる。第2の環状移行部分114は、曲率半径R2を画定する凸状上面を画定する。第3の環状移行部132は、フランジ部分130からエバート160まで下向きかつ外向きに延在する。第3の環状移行部132は、曲率半径R3を画定する凸状上面を画定する。
曲率半径R1は、0.25~1.00インチ(0.635~2.54cm)の範囲であり得る。R1はまた、0.25、0.30、又は0.40インチ(0.635、0.762、又は1.016cm)の低値~0.50、0.75又は1.00インチ(1.27、1.905又は2.54cm)の高値の範囲であり得る。R1は、約0.60、0.65、又は0.70インチ(1.524、1.651、又は1.778cm)であり得る。
特定の実施形態では、R2及びR3は同じであり得る。特定の実施形態では、R2及びR3は、異なり得る。曲率半径R2は、例えば、0.030~0.375インチ(0.0762~0.9525cm)の範囲であり得る。R2はまた、0.030、0.050、又は0.100インチ(0.0762、0.127、又は0.254cm)の低値~0.150、0.275、又は0.375インチ(0.381、0.6985、又は0.9525cm)の高値の範囲であり得る。R2はまた、約0.630、0.780、又は0.960インチ(1.6002、1.9812、又は2.4384cm)であり得る。曲率半径R3は、0.030~0.375インチ(0.0762~0.9525cm)の範囲であり得る。R3はまた、0.030、0.050、又は0.100インチ(0.0762、0.127、又は0.254cm)の低値~0.150、0.275、又は0.375インチ(0.381、0.6985、又は0.9525cm)の高値の範囲であり得る。R3はまた、約0.630、0.780、又は0.960インチ(1.6002、1.9812、又は2.4384cm)であり得る。
ボウル100は、11.00インチ(27.94cm)未満の全体又は外側直径(D)を有することができる。例えば、Dは、5.75インチ(14.605cm)の低値~11.00インチ(2.54cm)の範囲であり得る。Dは、5.75、6.50、又は7.00インチ(14.605cm、16.51、又は17.78cm)の低値~8.00、9.00、又は10.75インチ(20.32、22.86、又は27.305cm)の高値の範囲であり得る。Dは、6.75~9.00インチ(17.145~22.86cm)の低値の範囲であり得る。
ボウルの高さ(height、H)を図2に示す。ボウルの高さ(H)は、ボウルの底部から上部リム部分140の最高点まで延在する。高さ(H)は、1.40インチ(3.556cm)~2.00インチ(5.08cm)の低値の範囲であり得る。高さ(H)はまた、約1.40、1.46、1.52インチ(3.556、3.7084、3.8608cm)の低値~1.60、1.80、又は2.00インチ(4.064、4.572、又は5.08cm)の高値の範囲であり得る。高さ(H)はまた、1.68~1.83インチ(4.2672~4.6482cm)であり得る。ボウル100は、約0.18、約0.19、又は約0.20の高さ対全体直径(H/D)比を有することができる。
側壁120は、底部パネル110の平面から内側側壁120の平面まで測定されるような、角度αで底部パネル110から上向きかつ外向きに延在することができる。角度αは、したがって、外向きに、90°超で延在する。角度αは、90°超、約95°、約100°、又は約105°の低値~約110°、約120°、約130°、約140°、又は約150°の高値の範囲であり得る。角度αは、90°超~約145°、90°超~約135°、90°超~約125°、90°超~約120°、90°超~約110°、又は90°超~約100°であり得る。例えば、角度αは、約95°~約145°、約95°~約135°、約95°~約125°、約95°~約120°、約95°~約115°、約95°~約110°、約95°~約105°、又は約95°~約100°であり得る。他の例では、角度αは、約105°~約145°、約105°~約135°、約105°~約130°、約105°~約125°、約105°~約120°、約105°~約115°、又は約105°~約110°であり得る。いくつかの特定の実施例では、角度αは、約100°~約135°、約100°~約130°、約100°~約125°、約100°~約120°、約100°~約115°、約110°~約135°、約110°~約130°、約110°~約125°、約110°~約120°、又は約110°~約115°であり得る。
曲率半径R3は、約100°~約150°の含まれた角度α2にわたる第3の環状移行部132によって更に画定され得る。典型的には、含まれた角度α2は、約105°~約120°である。
ボウル100は、1つ以上のタイプの材料及び/若しくは好適な剛性を提供することができる1つ以上の層を含み得るか、又はそれから成形され得る。いくつかの実施形態では、ボウル100は、紙、板紙、繊維、繊維材料、繊維板、パルプ、パルプ成型紙、パルプ成型板紙、ウェビング、粘土、デンプン、サイズ剤、天然又は合成材料、アクリル、スチレンアクリル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ラテックス、若しくはそれらの任意の混合物を含む、プラスチック又はポリマー繊維又は材料を含むか、あるいはそれから成形されるか、プレスされるか、プレス成形されるか、成型されるか、又は別様に作製され得る。ボウル100は、その上にコーティングされ、かつ/又は内部に含有された1つ以上の層、膜、積層体、又は材料を含み得る。いくつかの例では、ボウル100は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、その誘導体、若しくはそれらの任意の混合物を含み得る粘土コーティング、アクリル系コーティング、及び/又は押出コーティング若しくは積層膜を含み得る。ボウル100は、1つ若しくは複数の層を含み得るか、又はそれから成形され得る。いくつかの例では、ボウル100は、1~15個、若しくはそれ以上の層、例えば、それに限定されないが、複数の層若しくは膜を含有する板紙を含み得るか、又はそれから成形され得る。ボウル100は同様に、例えば、複数の板紙層を有する板紙積層体から調製され得、3つの板紙層を含んでもよく、そのうちの2つがエンボス加工されてもよい。
1つ以上の実施形態では、ボウル100は、粘土コーティングされた板紙ブランク又は基板などのコーティングされた板紙から製造されるか、又は別様に成形され得る。板紙ブランク又は基板は、デザイン又は装飾が印刷され、グリース及び/又は耐水性バリアでコーティングされ得る。いくつかの実施例では、板紙ブランクは、ボウル100にプレスされて成形される前に、完全に平面状又は実質的に平面状であり得る。いくつかの実施形態では、板紙ブランクは、スコアリングされ、かつ/又はプリーツ加工され得る。例えば、板紙ブランクはまた、周囲の周りに等間隔で、より好ましくは約20~約150、又は約20~約120である、約20~約160スコアを有し得る。
ボウル100は、図1に示されるように、底部パネル110のわずかに上方からフランジ部分130の外周まで延在する、その周囲の一部分又は周囲の周りにプリーツ加工され得る。本明細書で提供されるボウル100はまた、スコアリングされた板紙ブランクから成形され得る。
底部パネル110をより詳細に考慮すると、下部パネル110は、図に示されるように、実質的に水平又は実質的に平坦であり得る。他の実施形態では、底部パネル110は、凸状上面を有するアーチ状の中央クラウンを有する。少なくとも1つの特定の実施形態では、アーチ状の中央クラウンは、底部パネル110の中心と第1の環状移行部112との間の水平距離の少なくとも75%に及ぶ実質的に連続的な凸状のアーチ状プロファイルを画定し得る。
ボウル100は、SSI又はFPI剛性について評価することができ、これは両方とも0.5インチ(1.27cm)のたわみ当たりの力のグラム数で表される。FPI剛性は、Food Service Packaging Institute、150 S.Washington Street,Suite 204,Falls Church,VA 22046から、又はそれを通して入手可能なFood Service Packaging Institute Rigidity Testerを使用して測定され得る。SSI剛性は、Single Service Institute、1025 Connecticut Ave.,N.W.,Washington,D.C.を通して元来入手可能なタイプのSingle Service Institute Plate Rigidity Testerを使用して測定される。
これらの試験は、製品がその幾何学的中心に支持されている間、これらの製品のリムを0.5インチ(1.27cm)の距離たわませるのに必要な力を測定することによって、紙及びプラスチックプレート、ボウル、皿、及びトレイの剛性(すなわち、曲げに対する耐性)を測定するように設計されている。具体的には、製品試料は、一方の側の調整可能なバーによって拘束され、中央支持されている。拘束側の反対側のリム又はフランジは、ロードセルを備えたモータ付きカムアセンブリによって0.5インチ(1.27cm)のたわみに供され、力(グラム)が記録される。試験は、多くの点で、容器が消費者の手に保持され、容器の内容物の重量を支持するため、容器の性能をシミュレートする。全ての測定は、板紙試験、72°F(22.2222℃)、及び相対湿度50%の標準的なTAPPI条件で行われる。
本明細書で使用される場合、「リム剛度」という用語は、力(別段指定がない限りグラム)がボウルの底部に加えられるときのたわみの量を指す。リム剛度は、リムの外周下で180度離れた2つの0.75”(1.905cm)幅の平坦部でボウルを支持することによって決定することができる。454グラムの負荷がボウルの底部に加えられる。側壁とR2との交点における点のたわみは、重量が加えられたときに測定される。この基準点の垂直方向への並進が少ないほど、リムはより高い剛度を提供する。
ボウル100のリム剛度は、約0.03の低値~約0.20の高値の範囲であり得る。例えば、リム剛度は、約0.03、0.04、又は0.05の低値~0.07、0.09、又は0.15の高値の範囲であり得る。リム剛度はまた、0.06~0.08インチ(0.1524~0.2032cm)(60ミル~80ミル(1.524~2.032mm))であり得る。
いくつかの例では、ボウル100のFPI剛性は、0.5インチ(1.27cm)のたわみ当たりの力のグラム数で表されるFoodservice Packaging Institute剛性システム規格によって測定される場合、約175グラム、約200グラム、又は約250グラムの低値~約300グラム、約375グラム、約425グラム、又は約475グラムの高値であり得る。他の実施例では、ボウル100のFPI剛性は、0.5インチ(1.27cm)のたわみ当たりの力のグラム数で表されるFoodservice Packaging Institute剛性システム規格によって測定される場合、約200グラム、約250グラム、又は約300グラムの低値~約350グラム、約375グラム、又は約450グラムの高値であり得る。
ボウル100及び/又は板紙ブランクの坪量は、約100lbs/3,000ft(454.046kg/278.7091m)、約150lbs/3,000ft(680.8421kg/278.7091m)、又は約200lbs/3,000ft(907.6383kg/278.7091m)の低値~約250lbs/3,000ft(1134.435kg/278.7091m)、約275lbs/3,000ft(1247.833kg/278.7091m)、又は約400lbs/3,000ft(1814.823kg/278.7091m)の高値であり得る。例えば、ボウル100及び/又は板紙ブランクの坪量は、約120lbs/3,000ft(544.7644kg/278.7091m)、約300lbs/3,000ft(1361.231kg/278.7091m)、約185lbs/3,000ft(839.5995kg/278.7091m)~約275lbs/3,000ft(1247.833kg/278.7091m)、約200lbs/3,000ft(907.6383kg/278.7091m)~約250lbs/3,000ft(1134.435kg/278.7091m)、又は約210lbs/3,000ft(952.9976kg/278.7091m)~約240lbs/3,000ft(1089.075kg/278.7091m)であり得る。ボウル100及び/又は板紙ブランクの坪量も、約120lbs/3,000ft(544.7644kg/278.7091m)~約240lbs/3,000ft(1089.075kg/278.7091m)であり得る。
ボウル100及び/又は板紙ブランクのキャリパーは、約10ミル(0.254mm)、約13ミル(0.3302mm)、約15ミル(0.381mm)、又は約18ミル(0.4572mm)の低値~約22ミル(0.5588mm)、約24ミル(0.6096mm)、約27ミル(0.6858mm)、又は約30ミル(0.7620mm)の高値であり得る。例えば、ボウル100及び/又は板紙ブランクのキャリパーは、約10ミル(0.254mm)~約30ミル(0.7620mm)、約13ミル(0.3302mm)~約27ミル(0.6858mm)、約15ミル(0.381mm)~約24ミル(0.6096mm)、約16ミル(0.4064mm)~約23ミル(0.5842mm)、又は約18ミル(0.4572mm)~約20ミル(0.508mm)であり得る。
1つ以上の実施形態では、ボウル100及び/又は板紙ブランクは、約150lbs/3,000ft(680.8421kg/278.7091m)~約300lbs/3,000ft(1361.231kg/278.7091m)の坪量及び約13ミル(0.3302mm)~約27ミル(0.6858mm)のキャリパーを有し得る。他の例では、ボウル100及び/又は板紙ブランクは、約175lbs/3,000ft(794.2402kg/278.7091m)~約300lbs/3,000ft(1361.231kg/278.7091m)の坪量及び約15ミル(0.381mm)~約23ミル(0.5842mm)のキャリパーを有し得る。他の実施例では、ボウル100及び/又は板紙ブランクは、約200lbs/3,000ft(907.6383kg/278.7091m)~約250lbs/3,000ft(1134.435kg/278.7091m)の坪量及び約18ミル(0.4572mm)~約23ミル(0.5842mm)のキャリパーを有し得る。他の実施例では、ボウル100及び/又は板紙ブランクは、約210lbs/3,000ft(952.9976kg/278.7091m)~約230lbs/3,000ft(1043.716kg/278.7091m)の坪量及び約19ミル(0.4826mm)~約21ミル(0.5334mm)のキャリパーを有し得る。
ボウル100は、容量容積(capacity volume、CV)を有し得る。容量容積(CV)は、底部パネル110、内側側壁120、及び上部リム140の最高点にわたって延在する平面の境界によって画定され、含有される容積である。容量容積(CV)は、約400cm、約500cm、又は約600cmの低値~約800cm、約1,000cm、約1,500cmの高値の範囲であり得る。他の例では、ボウル100の容量容積(CV)は、約450cm~約2,000cm、約750cm~約1,500cm、又は約1,000cm~約1,200cmであり得る。
驚くべきことに、かつ予想外に、使い捨てボウルは、比較的大きな表面積及び幅広いフランジを有するにもかかわらず、高度の剛性を維持し得ることが発見された。幅広いフランジ(すなわち、0.54インチ(1.3716cm)又は540ミル(13.716mm)以上)は、消費者による取り扱い及び運搬がより容易であるボウルを提供する。本明細書では、当業者は、より剛性であり、たわみの影響を受けにくく、したがってより望ましいように、より狭いフランジを考慮した。しかしながら、驚くべきことに、かつ予想外に、使い捨ての、プレス成形物紙ボウルは、幅広いフランジ(すなわち、0.54インチ(1.3716cm)又は540ミル(13.716cm)以上)を有し、0.5インチ(1.27cm)のたわみ当たりの力のグラム数で表されるFoodservice Packaging Institute剛性システム規格によって測定される場合、例えば、約250グラム、約375グラム、約425グラム、又は約475グラムなどの約100グラム以上のFPI剛性を維持し得、例えば、以下の特徴:0.18~0.20のボウルの高さ対直径(H/D)の比、0.30~0.40のフランジ幅対ボウルHの比(W:H)、0.060~0.070のフランジ幅対最外直径Dの比(W:D)、0.50~0.92のフランジ幅対Rcの比(W:Rc)、0.050~0.150のR2対Rcの比(R2:Rc)及び/又は0.050~0.150のR3対Rcの比(R3:Rc)のための任意の1つ以上を更に保有し得ることが見出された。
また、驚くべきことに、かつ予想外に、クラウン加工が施された上面を有する幅広い上部リム140(Rc)対クラウン加工された上面を有しない同じ形状が、たわみの4~7%の減少をもたらし、より少ないたわみがより高い剛度を意味するため、より剛度が高いことを意味することが見出された。また、驚くべきことに、かつ予想外に、3つの半径(R2、Rc、R3)を有する幅広い上部リム140の形状が、2つの半径R2、R3のみを有する同じ幅の上部リム及びR2とR3との間の最小限又は全くない線形部分に対して、たわみの17~24%の減少を提供し得ることが発見された。言い換えれば、本明細書で提供される幅広いリム設計は、驚くべきことに、かつ予想外に、上部リムによって持ち上げられるときに、リムたわみを著しく低減した上部リムを有するボウルを提供した。
特定の実施形態及び特徴は、1組の数値上限値及び1組の数値下限値を使用して説明されている。任意の2つの値の組み合わせ、例えば、任意の下限値と任意の上限値との組み合わせ、任意の2つの下限値の組み合わせ、及び/又は任意の2つの上限値の組み合わせを含む範囲が、別段指示がない限り想到されることを理解されたい。特定の下限値、上限値、及び範囲は、以下の1つ以上の特許請求の範囲に記載される。全ての数値は、「約」又は「およそ」の表示値であり、当業者によって予期されるであろう実験誤差及び変動を考慮する。
様々な用語が上記で定義されている。特許請求の範囲で使用される用語が上記で定義されていない限り、少なくとも1つの印刷された出版物又は発行された特許に反映されるような用語に、当業者によって与えられた最も広い定義が与えられるべきである。更に、本明細書に引用される全ての特許、試験手順、及び他の文書は、そのような開示が本出願と矛盾しない範囲、及びそのような組み込みが許可される全ての権限について、参照により完全に組み込まれる。
上記は実施形態を対象にするものであるが、本発明の他の及び更なる実施形態は、その基本的範囲から逸脱することなく考案され得、その範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (20)

  1. 略平面状の板紙ブランクからプレス成形された使い捨てボウルであって、
    (a)底部パネルと、
    (b)第1の曲率半径、R1を画定する前記底部パネルからの第1の環状移行部と、
    (c)前記第1の環状移行部から上向きかつ外向きに延在する側壁と、
    (d)第2の曲率半径、R2を画定する前記側壁からの第2の環状移行部と、
    (e)前記第2の環状移行部から外向きに延在するフランジであって、前記フランジが、
    (1)0.650~1.180インチ(1.651~2.9972cm)の曲率半径RCを画定する凸状上面を有するアーチ状の中央クラウンを有するリム部分、
    (2)第3の曲率半径、R3を画定する前記リム部分からの第3の環状移行部、及び
    (3)前記第3の環状移行部から下向きに延在するエバート、を含む、フランジと、を含み、
    前記ボウルが、約8”(20.32cm)~約10”(25.4cm)の最外直径D及び0.18~0.20の高さ対直径比、H/Dを有する、使い捨てボウル。
  2. R2対RCの比(R2:RC)が、0.050~0.150である、請求項1に記載の使い捨てボウル。
  3. R3対RCの比(R3:RC)が、0.050~0.150である、請求項1に記載の使い捨てボウル。
  4. R2が、R3に等しい、請求項1に記載の使い捨てボウル。
  5. R2が、R3に等しくない、請求項1に記載の使い捨てボウル。
  6. 前記側壁を通って延在する水平線の交差点と前記最外直径Dとの間の距離であるフランジ幅を更に含み、前記フランジ幅対RCの比が、0.50~1.00である、請求項1に記載の使い捨てボウル。
  7. 前記フランジ幅対RCの比が、0.52~0.92である、請求項6に記載の使い捨てボウル。
  8. 前記フランジ幅対Hの比が、0.30~0.40である、請求項6に記載の使い捨てボウル。
  9. 前記フランジ幅対Hの比が、0.32~0.37である、請求項6に記載の使い捨てボウル。
  10. 前記フランジ幅対Dの比が、0.055~0.075である、請求項6に記載の使い捨てボウル。
  11. 前記フランジ幅対Dの比が、0.060~0.070である、請求項6に記載の使い捨てボウル。
  12. 前記ボウルの容積が、30液量オンス(887.206ml)を超える、請求項1に記載の使い捨てボウル。
  13. 前記底部パネルが、凸状上面を有するアーチ状の中央クラウンを有する、請求項1に記載の使い捨てボウル。
  14. 前記底部パネルの前記アーチ状の中央クラウンの一部分が、前記底部パネルの中心と前記第1の環状移行部との間の水平距離の少なくとも75%に及ぶ実質的に連続的な凸状アーチ状プロファイルを画定する、請求項13に記載の使い捨てボウル。
  15. 前記側壁が、略直線状である、請求項1に記載の使い捨てボウル。
  16. 前記略直線状の側壁の第1の端部が、前記第1の環状移行部に隣接しており、前記略直線状の側壁の第2の端部が、前記第2の環状移行部に隣接している、請求項15に記載の使い捨てボウル。
  17. 前記底部パネルが、略平面状の上面を有する、請求項1に記載の使い捨てボウル。
  18. 略平面状の板紙ブランクからプレス成形された使い捨てボウルであって、
    (a)底部パネルと、
    (b)第1の曲率半径、R1を画定する前記底部パネルからの第1の環状移行部と、
    (c)前記第1の環状移行部から上向きかつ外向きに延在する側壁と、
    (d)第2の曲率半径、R2を画定する前記側壁からの第2の環状移行部と、
    (e)前記第2の環状移行部分から外向きに延在するフランジであって、前記フランジが、前記側壁を通って延在する水平線の交差点と前記最外直径Dとの間の距離として測定される幅を有し、
    (1)0.650~1.180インチ(1.651~2.9972cm)の曲率半径RCを画定する凸状上面を有するアーチ状の中央クラウンを有するリム部分、
    (2)第3の曲率半径、R3を画定する前記リム部分からの第3の環状移行部、及び
    (3)前記第3の環状移行部から下向きに延在するエバートを、含む、フランジと、を含み、前記ボウルが、約8”(20.32cm)~約10”(25.4cm)の最外直径D、0.18~0.20の高さ対直径比、H/Dを有し、前記フランジ幅対RCの比が、0.50~1.00である、使い捨てボウル。
  19. 前記フランジ幅対Hの比が、0.30~0.40であり、前記フランジ幅対最外直径Dの比が、0.055~0.075である、請求項18に記載の使い捨てボウル。
  20. 前記ボウルの容積が、30液量オンス(887.206ml)を超える、請求項18に記載の使い捨てボウル。
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