JP2023010224A - 端末装置、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アプリケーションの性能目標値を自動的に設定すること。【解決手段】端末装置からの要求に応じてアプリケーションの負荷テストを実行する情報処理装置を有する情報処理システムであって、前記負荷テストの実行画面を表示する表示制御部と、前記実行画面に対するユーザによる前記負荷テストの実行要求を受け付ける操作受付部と、前記アプリケーションに基づいて作成された負荷テスト用の処理フローの負荷を予め定めた割合で増加させる制御部と、前記負荷に関する情報及び前記処理フローの実行要求を前記情報処理装置に送信する通信部と、を有する前記端末装置と、前記端末装置からの前記負荷に関する情報及び前記実行要求を受け付けて、前記負荷を与えて前記処理フローを実行する処理部と、前記負荷テストの実行結果が成功である場合の前記負荷に関する情報を性能目標値として記憶する記憶部と、を有することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、端末装置、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
近年、画像形成装置などの機器を用いたスキャンやプリント、およびメール配信などの複数の機能を組み合わせた機能を提供するサービスが知られるようになった。例えば、スキャンにより生成された画像ファイルに所定の処理を行った上で、印刷やメール配信するサービスなどが知られている。このような機能を実現するアプリケーションは、複数のパラメータに対して機能テストや負荷テストを実行する必要がある。従来技術として、特許文献1には、アプリケーションの負荷テストのパラメータを自動設定する構成が開示されている。
しかしながら、従来の技術では、負荷テストによりアプリケーションの性能目標値を自動的に設定することができなかった。性能目標値は、負荷が過大にならない範囲で実現可能なアプリケーションの性能に関する情報である。
本発明の実施形態は、上記課題に鑑み、アプリケーションの性能目標値を自動的に設定することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、端末装置からの要求に応じてアプリケーションの負荷テストを実行する情報処理装置を有する情報処理システムであって、前記負荷テストの実行画面を表示する表示制御部と、前記実行画面に対するユーザによる前記負荷テストの実行要求を受け付ける操作受付部と、前記アプリケーションに基づいて作成された負荷テスト用の処理フローの負荷を予め定めた割合で増加させる制御部と、前記負荷に関する情報及び前記処理フローの実行要求を前記情報処理装置に送信する通信部と、を有する前記端末装置と、前記端末装置からの前記負荷に関する情報及び前記実行要求を受け付けて、前記負荷を与えて前記処理フローを実行する処理部と、前記負荷テストの実行結果が成功である場合の前記負荷に関する情報を性能目標値として記憶する記憶部と、を有することを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、アプリケーションの性能目標値を自動的に設定することができる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの概略図の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るサーバおよび端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理システムの機能ブロックの構成図の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るアプリケーションを負荷テストの対象とした場合における負荷テストの処理の一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る負荷テストの実行画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る負荷テストの実行結果画面(失敗)の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る負荷テストの結果情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る負荷テストの実行結果画面(成功)の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るアプリケーションを負荷テストの対象として運用時に負荷制御する処理の一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る高負荷状態を通知する通知画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るコンポーネントのオペレーションを負荷テストの対象とした場合における負荷テストの処理の一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るコンポーネントのオペレーションを対象とした負荷テストの結果情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るコンポーネントのオペレーションを負荷テストの対象として運用時に負荷制御する処理の一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るサーバ側でテストケースを生成する処理の一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るアプリケーション情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るパラメータ設定の組み合わせの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るコンポーネント情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る選択型のパラメータ設定の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るテキスト入力型のパラメータ設定の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動テストの結果情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理システムの概略図の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る端末装置、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム概要>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの概略図の一例を示す図である。情報処理システム1は、機器5、端末装置3、およびサーバ2を備えており、各々の装置が通信ネットワーク4を介して通信を行うことが可能である。
サーバ2は、一台以上の情報処理装置で実現され、通信ネットワーク4を介して、種々の機能をそれぞれ実現する複数の処理のうちの1以上の処理を組み合わせた一連の処理により実現される各種のサービスを提供する。アプリケーションは、一連の処理を実行するために作成され、情報処理システム1に登録される。機能は、例えば、プリント、スキャン、ファクシミリ送信、メール配信、OCR(Optical Character Recognition)、ファイル処理(データ形式の変換、加工、圧縮、解凍、バーコード付与、クラウドストレージへのファイルの保存やアップロードなど)が挙げられる。ここで、「一連の処理」は、「処理フロー」や「ジョブ」のように表現することもできる。また、コンポーネントは、所定の機能を実現する処理を実行するためのプログラムやモジュール等により実現されるものであり、例えばクラスや関数等で定義される。また、コンポーネントが実行する処理をオペレーションと呼ぶ。
機器5は、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置9、PC(パーソナルコンピュータ)、プロジェクタ、電子黒板、デジタルカメラ等である。ユーザは、機器5を用いて、情報処理システム1が提供する各種アプリケーションおよびサービスを利用することができる。なお、以降では、複数の機器5について、各々を区別するときは、「機器5a」、「機器5b」等と添え字を用いて記載する。
端末装置3は、例えば、ユーザが使用するデスクトップPC、ノート型PC、スマートフォン、タブレット端末等である。ユーザは、端末装置3を用いて、情報処理システム1が提供する各種のサービスを利用することができる。なお、以降では、複数の端末装置3について、各々を区別するときは、「端末装置3a」、「端末装置3a」等と添え字を用いて記載する。
図1に示す情報処理システム1の構成は一例であって、他の構成であっても良い。本実施形態に係る情報処理システム1は、電子データの入力及び出力の少なくとも一方を行う各種機器が含まれ、これらの機器がサーバ2により提供される各種サービスを利用する。
<ハードウェア構成例(サーバ2および端末装置3)>
図2は、本発明の実施形態に係るサーバ2および端末装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示されるように、サーバ2および端末装置3はコンピュータによって構築されており、CPU501、ROM502、RAM503、HD(Hard Disk)504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、サーバ2および端末装置3全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、ネットワークN2を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図2に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、又は各種指示などの入力に使用される複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWドライブ514は、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
<ハードウェア構成例(画像形成装置9)>
図3は、本発明の実施形態に係る機器5の一例である画像形成装置9のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示されているように、画像形成装置9(MFP、Multifunction Peripheral/Product/Printer)は、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。
これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901、システムメモリ(MEM-P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、ローカルメモリ(MEM-C)907、HDDコントローラ908、及び、HD909を有し、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU901は、画像形成装置9の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM-P902、SB904、及びAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM-P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM-P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM902bとからなる。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDD908およびMEM-C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC906は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931及びプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC906には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
<機能について>
図4は、本発明の実施形態に係る情報処理システム1の機能ブロックの構成図の一例を示す図である。各機能ブロックは、例えば、サーバ2、端末装置3、および機器5にインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU501、901が実行することで実現される機能又は手段である。
デバイス20は、ブラウザ21を介して機能する操作受付部22、表示制御部23、第2通信部24、および制御部25を有する。デバイス20は、例えば、操作パネル940を有する画像形成装置9などの機器5、あるいは、ディスプレイ506、キーボード511、ポインティングデバイス512などを有するPCなどの端末装置3である。また、デバイス20は、画像形成装置9が持つ機能であるスキャンやプリントなどを実行する電子機器などであってもよい。
操作受付部22は、情報処理システム1におけるアプリケーション(以降、アプリと略する場合もある)やサービスの設定、および負荷テストの実行などの操作に関するユーザの入力を受け付ける。
表示制御部23は、Webサービス処理部30の画面構成部31から受信した画面情報などをデバイス20の表示画面である操作パネル940やディスプレイ506に表示する。
第2通信部24は、第1通信部33を介してサーバ2とデータの送受信を行うものであり、例えば、Webサービス処理部30に、アプリ設定の取得要求や処理フローの実行要求を送信し、Webサービス処理部30から要求に対する処理結果を受信する。
制御部25は、アプリケーションの負荷テストにおける並列実行可能な処理フロー数(Cの値)の制御を行う。この値は、処理フローの並列実行可能数と呼んでもよい。
Webサービス処理部30は、画面構成部31とアプリ実行部32を有し、ユーザがデバイス20のブラウザ21を用いて各種サービスを利用、あるいは負荷テストを実行するための処理を行なう。
画面構成部31は、ブラウザ21からの要求に応じて、アプリ設定情報に基づいてアプリ画面情報を作成し、アプリ設定情報とアプリ画面情報をブラウザ21に送信する。
アプリ実行部32は、ブラウザ21からの要求に応じて、アプリケーションの実行要求を入出力サービス処理部50に送信する。また、アプリ実行部32は、ブラウザ21からの要求に応じて、コンポーネント情報の取得要求を処理部52に送信する。
ポータルサービス部40は、UI提供部41とアプリ登録部42を有し、ユーザが端末装置3などのブラウザ21を用いてアプリケーションの登録などを行うための処理を行う。
UI提供部41は、ブラウザ21からの要求に応じて、ポータル画面情報DB82に記憶されているポータル画面情報を返信する。ここで、ポータルとは、ブラウザ21を用いて、アプリケーションの登録などを行うことができるWebサイトである。なお、ポータル画面情報とは、ポータルのトップ画面(ポータルトップ画面)やアプリケーション登録画面などの各種画面が定義された情報である。ポータル画面情報は、例えば、HTML、XML、CSS、JavaScript(商標)などのブラウザ21で各種画面が定義された情報である。これにより、端末装置3などのブラウザ21により、ポータルトップ画面やアプリケーション登録画面が表示される。したがって、端末装置3などのユーザは、アプリケーション登録画面において、アプリケーションの登録操作を行うことができる。
アプリ登録部42は、UI提供部41からの要求に応じて、アプリケーションの登録をアプリ管理部51に要求する。すなわち、アプリ登録部42は、アプリケーション登録画面において、アプリケーションの登録操作が行われると、アプリケーションの登録をアプリ管理部51に要求する。
入出力サービス処理部50は、アプリ管理部51、処理部52、および記憶部53を有し、情報処理システム1が提供するサービスに関する処理を行う。
アプリ管理部51は、要求に応じて、アプリ情報DB80に格納されているアプリ設定情報を取得する。また、アプリ管理部51は、アプリケーションの実行要求に応じて、処理フローの実行要求をキュー上で管理することで負荷制御を行ながら、処理フローの実行要求を処理部52に送信する。また、アプリ管理部51は、アプリケーションの負荷テストの結果情報を負荷テスト結果情報DB81に格納する。負荷テストは、例えば、アプリケーションを新規に登録する場合や登録済のアプリケーションの設定が修正された場合などに、アプリケーションが正常に動作するか否かを確認するために実行するものである。
処理部52は、要求に応じて、コンポーネント情報の取得、処理フローの実行、および処理フローの実行要求をキュー上で管理することによる負荷制御を行う。また、処理部52は、コンポーネントのオペレーション処理を実行した負荷テストの結果情報を負荷テスト結果情報DB81に格納する。
記憶部53は、並列実行可能な処理フロー数であるCの値などを含む負荷テストの結果情報を負荷テスト結果情報DB81に登録(保存、記憶)する。
コンポーネント部60は、OCR61、メール送信62、ファイルDL63、バーコード付与64などのコンポーネントを管理する。
OCR61は、OCR(Optical Character Recognition)を実行するコンポーネントであり、画像データに含まれる文字データを認識して取得する機能を実行するコンポーネントである。
メール送信62は、指定されたアドレスに電子メールを送信する機能を実行するコンポーネントである。
ファイルDL63は、クラウドストレージなどに保存されたファイルをダウンロード(DL)して取得する機能を実行するコンポーネントである。
バーコード付与64は、指定されたファイルにバーコードを付与する機能を実行するコンポーネントである。
アプリデータ管理部70は、UI提供部71とアプリデータ登録部72を有し、ユーザが端末装置3などのブラウザ21を用いて、アプリケーションで用いる文書ファイルや画像ファイルなどのアプリデータの登録などを行うための処理を行う。
UI提供部71は、ポータルサービス部のUI提供部41が実行する処理と同様の処理を実行することにより、ブラウザ21からの要求に応じて、アプリデータを登録するためのポータル画面情報を返信する。したがって、端末装置3などのユーザは、アプリデータ登録画面において、アプリデータの登録操作を行うことができる。
アプリデータ登録部72は、UI提供部71からの要求に応じて、アプリデータの登録を入出力サービス処理部50のアプリ管理部51に要求する。すなわち、アプリデータ登録部72は、アプリデータ登録画面において、アプリデータの登録操作が行われると、アプリデータの登録をアプリ管理部51に要求する。
アプリ情報DB80は、アプリケーションの処理に関する情報であるアプリ処理情報、アプリケーションの設定に関する情報であるアプリ設定情報、およびアプリケーションで用いるデータを格納するためのデータベース(DB)である。
負荷テスト結果情報DB81は、アプリケーションやコンポーネントのオペレーションに関する負荷テストのテスト結果に関する情報を格納するためのデータベース(DB)である。
ポータル画面情報DB82は、アプリケーションやアプリケーションで用いるデータを登録するためのポータルのWebサイトの画面に関する情報を格納するためのデータベース(DB)である。
<アプリケーションの負荷テスト処理>
図5は、本発明の実施形態に係るアプリケーションを負荷テストの対象とした場合における負荷テストの処理の一例を示すシーケンス図である。以下、各ステップについて説明する。
ステップS100:ユーザは、画像形成装置9などの機器5、あるいはPCなどの端末装置3であるデバイス20のブラウザ21を操作して、負荷テストを実行する。表示制御部23は、デバイス20の画面に図6に示す負荷テスト実行画面200を表示する。図6に示すように、負荷テスト実行画面200には、負荷テスト実行ボタン201が表示されている。図5に戻って説明する。操作受付部22は、ユーザによる負荷テスト実行ボタン201の押下を受け付ける。実行されるアプリケーションは、画像形成装置9がスキャンした画像データを電子メールで送信する「Scan to Email」、クラウドストレージに保存された電子文書を印刷する「Print My Cloud Storage」などである。
ステップS101:デバイス20のブラウザ21の第2通信部24は、Webサービス処理部30の画面構成部31に、アプリ設定の取得要求を送信する。あるいは、第2通信部24は、アプリ設定の取得要求を第1通信部33に送信し、第1通信部33が、受信した取得要求を画面構成部31に送信するようにしてもよい。以降、デバイス20とWebサービス処理部30の間の通信において、第1通信部33を介した処理についての説明は省略するが、第1通信部33を介するように処理を実行してもよい。
ステップS102:画面構成部31は、アプリ設定の取得要求を入出力サービス処理部50のアプリ管理部51に送信する。
ステップS103:アプリ管理部51は、アプリ情報DB80からアプリ設定情報を取得する。
ステップS104:アプリ管理部51は、アプリ設定情報を画面構成部31に送信する。
ステップS105:画面構成部31は、受信したアプリ設定情報に基づいて、アプリ画面情報を作成する。
ステップS106:画面構成部31は、アプリ画面情報とアプリ設定情報をデバイス20のブラウザ21の第2通信部24に送信する。表示制御部23は、受信したアプリ画面情報を用いて、アプリの画面をデバイス20の画面に表示する。
ステップS107:第2通信部24は、コンポーネント情報取得要求をWebサービス処理部30のアプリ実行部32に送信する。
ステップS108:アプリ実行部32は、コンポーネント情報取得要求を入出力サービス処理部50の処理部52に送信する。
ステップS109:処理部52は、コンポーネント部60からコンポーネント情報を取得する。
ステップS110:処理部52は、取得結果をアプリ実行部32に送信する。
ステップS111:アプリ実行部32は、受信した取得結果をデバイス20のブラウザ21の第2通信部24に送信する。
ステップS112:デバイス20は、Webサービス処理部30から受信したアプリ設定情報とコンポーネント情報に基づいて、テストケースを生成する。テストケースの生成方法については、後に説明する。
ステップS113:デバイス20は、負荷設定の初期化を実行する。例として、並行して(同時に、並列して)実行する処理フロー数Cの初期値を1、Cの最大値Cmaxを64、任意のCに対して負荷テストを実行する時間Tを600秒、負荷テストのトータル実行時間Tallを4200秒に設定する。ここで、Cmax、T、およびTallの値は、アプリを実行するプラットフォームの性能に基づいて決定してもよく、あるいはアプリ開発者が指定してもよい。Cの値は、ループ処理(1)を実行する毎に値を2倍し、CがCmaxの値を超える、あるいは負荷テストのトータル実行時間がTallを超えた場合に、ループ処理(1)を終了する。ループ処理(1)内では、ループ処理(2)として、ステップS114~S118において、C個の処理フローを同時に実行する処理を時間Tの間、繰り返し実行する。
ステップS114:デバイス20の第2通信部24は、C個の処理フローに対する実行要求をWebサービス処理部30のアプリ実行部32に送信する。
ステップS115:アプリ実行部32は、受信した処理フローの実行要求を入出力サービス処理部50の処理部52に送信する。
ステップS116:処理部52は、受信した処理フローの実行要求に基づいて、処理フローを実行する。処理部52は、実行するアプリケーションに応じて、コンポーネント部60に処理フローの実行を要求する。処理部52は、コンポーネント部60に、例えば、実行するアプリケーションが「Scan to Email」であれば、メール送信62を実行する要求を送信する。あるいは、実行するアプリケーションが「Print My Cloud Storage」であれば、ファイルDL63を実行する要求を送信する。また、アプリケーションに応じて、例えば、「Scan to Email」の場合、デバイス20の第2通信部24は、画像形成装置9でスキャンした画像ファイルをサーバ2の第1通信部33に送信する。あるいは、「Print My Cloud Storage」の場合、サーバ2の第1通信部33は、ダウンロードしたファイルをデバイス20の第2通信部24に送信する。
ステップS117:処理部52は、処理結果をWebサービス処理部30のアプリ実行部32に送信する。ここで、処理結果は、処理が成功(OK)、あるいは処理が失敗(NG)であったかを示す情報を含むものである。
ステップS118:アプリ実行部32は、デバイス20の第2通信部24に処理結果を送信する。
ステップS119:デバイス20は、受信した処理結果を確認して、1つでも処理結果が失敗(NG)であれば、ループ処理(1)を終了して、ステップS121の処理に遷移する。
ステップS120:デバイス20は、Cの値を2倍して、ループ処理(2)(ステップS114~S118の繰り返し)を実行する。
ステップS121:デバイス20は、CがCmaxの値を超える、あるいは負荷テストのトータル実行時間がTallを超えた場合、あるいは処理結果に1つでも失敗があった場合、ループ処理(1)を終了して、負荷テストを終了する。さらに、現在のCの値を2で除算した値とする。
ステップS122:Cの値が1より小さい場合、デバイス20は、負荷テストの失敗を報告する。デバイス20の表示制御部23は、負荷テストの結果として、図7に示す実行結果画面202をデバイス20の画面に表示する。実行結果画面210には、「テストに失敗しました」のメッセージ211が表示されている。また、実行結果画面210には、実行した負荷テストの情報として、「テストケース名」212、「実行時間」213、「App ID」214、「App Name」215、「Cの値」216、「パラメータ情報」217が表示されている。ここで、「App ID」214と「App Name」215は、負荷テストで実行したアプリケーションのIDと名前である。IDとはIdentificationの略であり、アプリケーションを特定するために予め設定された番号や記号などで示されるものである。
図5に戻って説明する。
ステップS123:Cの値が1以上の場合、デバイス20は、ステップS123~S126の処理を実行する。デバイス20の第2通信部24は、Cの値を入出力サービス処理部50のアプリ管理部51に送信(報告)する。ここで、第2通信部24は、Cの値とともに負荷テストで実行したアプリケーションのIDや名前などの情報を送信するようにしてもよい。
ステップS124:アプリ管理部51は、受信したCの値を記憶部53に記憶する。図8は、本発明の実施形態に係る負荷テストの結果情報の一例を示す図である。図8に示す負荷テスト結果情報220には、アプリケーションのIDである「App ID」221、アプリケーションの名前である「App Name」222、および「Cの値」223に関して、2組の情報が登録されている。
図5に戻って説明する。
ステップS125:アプリ管理部51は、Cの値の登録が成功(OK)したことを知らせる成功通知をデバイス20に送信する。
ステップS126:デバイス20の表示制御部23は、負荷テストが成功したことを報告するために、図9に示す実行結果画面230をデバイス20の画面に表示する。実行結果画面230には、「テストに成功しました!」のメッセージ231が表示されている。また、実行結果画面230には、実行した負荷テストの情報として、「テストケース名」232、「実行時間」233、「App ID」234、「App Name」235、「Cの値」236、「パラメータ情報」237が表示されている。ここで、「App ID」234と「App Name」235は、負荷テストで実行したアプリケーションのIDと名前である。さらに、処理結果として、C×2≦Cmax(Cを2倍した値がCmax以下)の場合に、負荷テストが失敗(NG)となった時(Cの値を最終値の2倍の値で実行した時)の処理結果を表示してもよい。
以上の処理により、情報処理システム1は、並行して(並列して、同時に)実行する処理フローの数(Cの値)を徐々に増加させて(負荷を徐々に増加させて)、負荷テストを実行することことが可能である。負荷テストにおけるアプリケーションの性能目標値は、負荷テストの実行が成功した時点における同時実行処理フロー数(Cの値)として、自動的に設定される。従って、負荷テストにおいて、アプリ開発者などが性能目標値を設定する作業は不要である。なお、Cの値を増加させる方法として、1を超える予め定めた値を乗算してもよいし、予め定めた値を加算させる、あるいは、予め定めた割合(または規則、方法)でCの値を増加させるようにしてもよい。
<アプリケーションを負荷対象とした運用時の負荷制御処理>
図10は、本発明の実施形態に係るアプリケーションを負荷テストの対象として運用時に負荷制御する処理の一例を示すシーケンス図である。ここで、デバイス20は、画像形成装置9(MFP)であり、スキャンした画像ファイルにバーコードを付与した後、印刷を実行するアプリケーションを実行する。以下、各ステップについて説明する。
ステップS130:デバイス20のブラウザ21の操作受付部22は、ユーザによるアプリ画面の表示を要求する操作を受け付ける。
ステップS131:デバイス20のブラウザ21の第2通信部24は、Webサービス処理部30の画面構成部31に、アプリ画面の表示要求を送信する。あるいは、第2通信部24は、アプリ画面の表示要求を第1通信部33に送信し、第1通信部33が、受信した表示要求を画面構成部31に送信するようにしてもよい。以降、デバイス20とWebサービス処理部30の間の通信において、第1通信部33を介した処理についての説明は省略するが、第1通信部33を介するように処理を実行してもよい。
ステップS132:画面構成部31は、アプリ設定の取得要求を入出力サービス処理部50のアプリ管理部51に送信する。
ステップS133:アプリ管理部51は、アプリ情報DB80からアプリ設定情報を取得する。
ステップS134:アプリ管理部51は、アプリ設定情報を画面構成部31に送信する。
ステップS135:画面構成部31は、受信したアプリ設定情報に基づいて、アプリ画面情報を作成する。
ステップS136:画面構成部31は、アプリ画面情報とアプリ設定情報をデバイス20のブラウザ21の第2通信部24に送信する。
ステップS137:表示制御部23は、受信したアプリ画面情報を用いて、アプリの画面をデバイス20の画面に表示する。
ステップS138:操作受付部22は、ユーザによるアプリ実行の操作を受け付ける。
ステップS139:デバイス20(画像形成装置9)は、スキャン処理を実行する。
ステップS140:第2通信部24は、アプリケーションの実行要求をWebサービス処理部30のアプリ実行部32に送信する。
ステップS141:アプリ実行部32は、アプリケーションの実行要求を入出力サービス処理部50のアプリ管理部51に送信する。
ステップS142:アプリ管理部51は、アプリケーションごとに用意されているキューに処理フローの実行要求Rを追加する。キューには、実行中または実行開始待ちの処理フローに対する実行要求が要求された順に格納されている。
ステップS143:キューにおける実行要求Rの位置が、並列実行可能である処理フロー数Cよりも大きい(キューの先頭位置から遠い)場合、アプリ管理部51は、高負荷状態であることを知らせる通知をアプリ実行部32に送信する。この場合は、実行要求Rよりも前にキューに格納されている実行要求の数がC以上ある状態である。ここで、並列実行可能である処理フロー数Cは、図5のステップS124で、負荷テスト結果情報DB81に登録した対応するアプリケーションのCの値である。また、本シーケンスで実行されるアプリケーションに対応するCの値は登録されているものとする。
ステップS144:アプリ実行部32は、高負荷状態であることを知らせる通知をデバイス20に送信する。
ステップS145:表示制御部23は、高負荷状態であることを通知する通知画面をデバイス20の画面に表示する。図11は、本発明の実施形態に係る高負荷状態を通知する通知画面の一例を示す図である。図11の通知画面240には、「処理に時間がかかっています。しばらくお待ちいただくか、時間を置いて再度お試しください。」という内容のメッセージ241が表示されている。
図10に戻って説明する。
ステップS146:アプリ管理部51は、キューにおける実行要求Rの位置が、Cよりも小さい(キューの先頭に近い)状態、すなわち、実行中または実行開始待ちの処理フローの数がCよりも小さくなるまで、処理フローの実行を行わずに待機する。
ステップS147:アプリ管理部51は、キューにおける実行要求Rの位置が、Cよりも小さく(キューの先頭に近く)なったことを検知した時、処理フローの実行要求を処理部52に送信する。この場合は、並行可能ジョブ数の上限までには余裕があることを意味する。
ステップS148:処理部52は、処理フローを実行する。ここで、実行する処理フローは、ステップS139でスキャンした画像データにバーコードを付与する処理である。ここで、画像データをデバイス20(画像形成装置9)からサーバ2に送信するために、第2通信部24は、画像データを第1通信部33に送信する。処理部52は、コンポーネント部60にバーコード付与64を実行する要求を送信する。
ステップS149:処理部52は、処理フローの実行が終了した後、処理結果をアプリ管理部51に送信する。ここで、処理フローの実行は成功(OK)したものとし、処理結果の内容は成功(OK)とする。
ステップS150:アプリ管理部51は、処理結果を受信した後、キューから実行要求Rを取り出す。これは、次に実行される処理フローのために、キューに空きを作ることとなる。
ステップS151:アプリ管理部51は、受信した処理結果をアプリ実行部32に送信する。
ステップS152:アプリ実行部32は、受信した処理結果をデバイス20の第2通信部24に送信する。
ステップS153:デバイス20(画像形成装置9)は、処理フローの実行によって、バーコードが付与された画像ファイルの印刷を実行する。
以上の処理により、情報処理システム1は、負荷テストの結果として得られた、耐えられる負荷上限であり、並列実行可能である処理フロー数Cをアプリケーションや処理フローの実行時に参照して(紐づけて)利用できる。これにより、情報処理システム1は、運用時に、負荷上限を超えないように、処理実行要求(リクエスト)をキューイングして管理することで、動的に負荷を制御することが可能である。また、アプリケーションや処理フローを管理するサーバ2とコンポーネント部60の各コンポーネント(OCR61など)を実行するサーバ2が、それぞれ別々の装置であれば、それぞれの負荷は独立したものとなる。従って、例えば、あるコンポーネントの処理が高負荷の状態になったとしても、負荷制御の処理がその高負荷の影響を受けることはない。
<コンポーネントの負荷テスト処理>
図12は、本発明の実施形態に係るコンポーネントのオペレーションを負荷テストの対象とした場合における負荷テストの処理の一例を示すシーケンス図である。図5では、アプリケーションの負荷テストの処理について説明したが、負荷テストの対象をアプリケーションの代わりに、コンポーネントのオペレーションとすることができる。この場合、負荷上限はコンポーネントのオペレーションに対して測定される。また、負荷テストに用いるテストケースは、処理フローのパラメータの組み合わせではなく、それを構成するコンポーネントのオペレーションのパラメータの組み合わせとなる。テストケースの作成方法は、後に別途説明する。
以下、コンポーネントのオペレーションを負荷テスト対象とした場合における負荷テストの処理の一例を説明するにあたり、図5で示したアプリケーションの負荷テストの処理のシーケンス図との差分(図5との差分(1)、図5との差分(2))についてのみを説明する。
図5との差分(1):負荷テストの対象がアプリケーションではなく、コンポーネントのオペレーションであることから、図5で示したステップS101~S106の処理が実行されない。
図5との差分(2):同時実行処理フロー数(Cの値)が、アプリではなくコンポーネントのオペレーションに紐づくことから、Cの値を登録する処理は、アプリ管理部51ではなく処理部52が実行する。従って、図5で示したステップS123~S125の処理は、次のステップS123'~ S125'となる。
ステップS123':デバイス20の第2通信部24は、Cの値を入出力サービス処理部50の処理部52に送信(報告)する。ここで、第2通信部24は、Cの値とともに負荷テストで実行したアプリケーションのIDや名前などの情報を送信するようにしてもよい。
ステップS124':処理部52は、受信したCの値を記憶部53に記憶する。図13は、本発明の実施形態に係るコンポーネントのオペレーションを対象とした負荷テストの結果情報の一例を示す図である。図13に示す負荷テスト結果情報250には、コンポーネントの名前である「Component Name」251、コンポーネントのオペレーション名である「Operation Name」252、および「Cの値」253に関して、2組の情報が登録されている。
図12に戻って説明する。
ステップS125':処理部52は、Cの値の登録が成功(OK)したことを知らせる成功通知をデバイス20に送信する。
以上の処理により、情報処理システム1は、コンポーネントのオペレーションを負荷テスト対象とした場合における負荷テストにおいても、並行して実行する処理フローの数を徐々に増加させて、負荷テストを実行することことが可能である。また、情報処理システム1は、負荷テストにおけるアプリケーションの性能目標値を自動的に設定することが可能である。
<運用時におけるコンポーネントの負荷制御処理>
図14は、本発明の実施形態に係るコンポーネントのオペレーションを負荷テストの対象として運用時に負荷制御する処理の一例を示すシーケンス図である。図10では、アプリケーションを負荷テスト対象として運用時に負荷制御する処理について説明したが、ここでは、負荷テストの対象をアプリケーションの代わりに、コンポーネントのオペレーションとすることができる。
以下、コンポーネントのオペレーションを負荷テスト対象とした場合における負荷テストの処理の一例を説明するにあたり、図10で示したアプリケーションの負荷テストの処理のシーケンス図との差分についてのみを説明する。図10で示した処理と異なる点は、ステップS141で、アプリ実行部32は、アプリ管理部51ではなく、処理部52に、アプリケーションの実行要求を転送(送信)する点である。図14のシーケンス図では、図10のステップS141~S143、およびステップS146~S151が、以下のステップS141'~S143'、およびステップS146'~S151'となる。
ステップS141':アプリ実行部32は、アプリケーションの実行要求を入出力サービス処理部50の処理部52に送信する。
ステップS142':処理部52は、オペレーションごとに用意されているキューに処理フローの実行要求Rを追加する。キューには、実行中または実行開始待ちの処理フローに対する実行要求が要求された順に格納されている。
ステップS143':キューにおける実行要求Rの位置が、並列実行可能である処理フロー数Cよりも大きい(キューの先頭位置から遠い)場合、処理部52は、高負荷状態であることを知らせる通知をアプリ実行部32に送信する。この場合は、実行要求Rよりも前にキューに格納されている実行要求の数がC以上ある状態である。ここで、並列実行可能である処理フロー数Cは、ステップS124'で、負荷テスト結果情報DB81に登録した図13に示す対応するコンポーネントのオペレーションのCの値である。
ステップS146':処理部52は、キューにおける実行要求Rの位置が、Cよりも小さい(キューの先頭に近い)状態、すなわち、実行中または実行開始待ちの処理フローの数がCよりも小さくなるまで、処理フローの実行を行わずに待機する。ここで、処理フローのうち、高負荷状態であるオペレーションの結果に依存しないオペレーションは、他のオペレーションの高負荷状態の解消を待機せずに実行されてもよい。例えば、スキャンしたドキュメントをOCR処理して、Cloud Driveにアップロードするアプリケーションを実行する場合を想定する。ここで、図13に示すように、OCR処理とCloud Driveのオペレーションに対する並列実行可能である処理フロー数(Cの値)は、それぞれ16と4である。このアプリケーションの処理フローが既に4並列以上で実行中であれば高負荷状態が通知され、次の処理フローは待機となる。ただし、OCR処理は、Cloud Driveへのアップロード結果に依存しないことから、負荷に余裕があるOCR処理のみを実行してもよい。しかし、OCR処理が16並列以上で実行中であれば、OCR処理も含めて待機となる。このアプリケーションの処理フローが4並列未満であれば、アプリケーションの処理フロー全体が実行可能である。
ステップS147':ここでは、処理部52が処理フローを実行しているため、本ステップは実行されない。
ステップS148':処理部52は、処理フローを実行する。
ステップS149':処理部52は、処理フローの実行が終了した後、処理結果をアプリ管理部51に送信する。ここで、処理フローの実行は成功(OK)したものとし、処理結果の内容は成功(OK)とする。
ステップS150':処理部52は、処理結果を受信した後、キューから実行要求Rを取り出す。これは、次に実行される処理フローのために、キューに空きを作ることとなる。
ステップS151':処理部52は、受信した処理結果をアプリ実行部32に送信する。
以上の処理により、情報処理システム1は、負荷テストの対象がコンポーネントのオペレーションの場合であっても、負荷テストの結果として得られた並列実行可能である処理フロー数Cをアプリケーションや処理フローの実行時に参照して(紐づけて)利用できる。これにより、情報処理システム1は、運用時に、負荷上限を超えないように、処理実行要求(リクエスト)をキューイングして管理することで、動的に負荷を制御することが可能である。
<テストケースの生成方法>
図5のステップS112などの処理で実行したテストケースの生成方法(作成方法)について説明する。負荷テストでは、アプリケーションのパラメータ設定からテストケース(処理フローのパラメータの組み合わせ)を生成し、負荷テスト用の処理フローとしてそれらを全て実行する。パラメータの組み合わせの数が少なければ全通りの組み合わせを生成し、数が膨大になる場合はオールペア法(ペアワイズ法)などのテストケースを選抜する手法を用いて数を削減する。全通りにするか、数を削減するかは、生成されるテストケースの数で閾値を設けたり、処理フローの実行に要する時間からトータルのテスト時間を予測するなどすることにより、テスト時間で閾値を設けたりして決定する。また、テストケースの生成は、図5のステップS112などの処理で実行したように、デバイス20が実行する以外に、サーバ2でテストケースを生成して、生成したテストケースをデバイス20に送信するようにしてもよい。
図15は、本発明の実施形態に係るサーバ側でテストケースを生成する処理の一例を示すシーケンス図である。以下、各ステップについて説明する。
ステップS160:ユーザは、画像形成装置9などの機器5、あるいはPCなどの端末装置3であるデバイス20のブラウザ21を操作して、負荷テストを実行する。
ステップS161:デバイス20のブラウザ21の第2通信部24は、Webサービス処理部30の画面構成部31に、テストケース生成要求を送信する。
ステップS162:画面構成部31は、テストケース生成要求を入出力サービス処理部50のアプリ管理部51に送信する。
ステップS163:アプリ管理部51は、アプリ情報DB80からアプリ設定情報を取得する。
ステップS164:アプリ管理部51は、テストケースを生成する。
ステップS165:アプリ管理部51は、テストケースを画面構成部31に送信する。
ステップS166:画面構成部31は、テストケースをデバイス20のブラウザ21の第2通信部24に送信する。
以降の処理は、例えば、図5のステップS113以降の処理を実行することにより、サーバ2で生成したテストケースを用いて負荷テストを実行することが可能である。
次に、スキャンしたドキュメントに対して、OCRを実行して生成されたPDFファイルをページ分割するアプリケーション(アプリAと呼ぶ)の例を用いて、テストケースの生成方法を説明する。図16は、アプリAのアプリケーション情報の一例を示す図である。図16に示すアプリケーション情報260において、デフォルトパラメータ(defaultParameters)設定261として、言語が英語(language:"English")に設定されている。さらに、ユーザ入力パラメータ(userInputParameters)設定262として、分割ページ範囲(divisionPageRange)263と分割ページ数(divisionPageNumbers)267の2つの設定項目がある。分割ページ範囲263の設定項目は、入力タイプ(inputType)が選択型(select)264となっており、各ページ(Each Page)265と指定ページ(Specified Page)の2つの選択肢の中からユーザが選択する設定となっている。分割ページ数267の設定項目は、入力タイプ(inputType)がテキスト入力型(text)268となっており、ユーザが入力したテキストを設定する。ここで、分割ページ数267の最大値(max)269と最小値(min)270の値が、それぞれ100と0に設定されている。
このようなアプリケーション情報260に対してテストケースを生成するために、デフォルトパラメータ設定261、分割ページ範囲263、および分割ページ数267に対するパラメータの組み合わせを決定する。デフォルトパラメータ設定261は、設定値(英語)のまま固定とし、分割ページ範囲263は、2つの選択肢を共に用い、分割ページ数267は、最大値(=10)と最小値(=0)の2つの値を用いる。これらのパラメータの組み合わせの数は、1(デフォルトパラメータ設定261)×2(分割ページ範囲263)×2(分割ページ数267)=4となる。図17は、これら4種類のパラメータ設定の組み合わせ271~274を示す図である。図17に示すように、全ての組み合わせにおいて、デフォルトパラメータ設定261は、英語(English)となっている。また、分割ページ範囲263に関して、組み合わせ271、272は、各ページ(Each Page)となっており、組み合わせ273、274は、指定ページ(Specified Page)となっている。また、分割ページ数267に関して、組み合わせ271、273は、最小値(0)となっており、組み合わせ272、274は、最大値(100)となっている。
図18は、本発明の実施形態に係るコンポーネント情報の一例を示す図である。図18は、図16に示したアプリケーション情報における設定ではなく、コンポーネント情報の設定値であり、OCRコンポーネント280のデフォルト値として、出力サイズ(outputSize)281が「A4」、Pdfコンポーネント282のデフォルト値として、分割ページ数(divisionPageNumbers)283が「2」に設定されている。テストケースの生成において、このようなコンポーネント情報のデフォルト値も参照して、パラメータの組み合わせに含めるようにする。
図19は、本発明の実施形態に係る選択型のパラメータ設定の一例を示す図である。図19には、図16に示した選択型(select)264とは別の例として、英語(English)285、フランス語(French)286、ドイツ語(German)287の3つから選択する設定が示されている。このような場合、テストケースに3種類の組み合わせを含めるようにする。
図20は、本発明の実施形態に係るテキスト入力型のパラメータ設定の一例を示す図である。図20には、図16に示したテキスト入力型(text)268とは別の例として、ファイル名(filename)290に対して、ユーザが入力したテキストを設定する。図16に示した例と同様に、最大値(max=100)291と最小値(min=0)292が設定されている。ここで、ファイル名290の文字列を設定する場合は、テストケースにおけるパラメータ値として、最大値から最小値の間の文字数のランダムな文字列を生成して設定する。
図21は、本発明の実施形態に係る自動テストの結果情報の一例を示す図である。図21に示す結果情報295は、アプリケーションID296、テスト実施日297、およびテスト結果298を有する。アプリケーションID296は、自動テストを実行したアプリケーションを特定するIDである。テスト実施日297は、自動テストを実行した日付である。テスト結果298は、自動テストの結果であり、成功の場合「OK」、失敗の場合「NG」、何等かの理由で自動テストを実施しなかった場合、あるいは実施予定の場合は、「未実施」を表示する。情報処理システム1において、テスト結果298が「OK」であるアプリケーションのみ登録することが可能である。
[第2の実施形態]
図22は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理システム1の概略図の一例を示す図である。図1に示した第1の実施形態に係る情報処理システム1との構成の違いは、第2の実施形態においては、画像形成装置9(MFP)のみが、通信ネットワーク4を介してサーバ2と接続する点である。従って、図4で示した機能ブロックの構成図、および図5、図10、図12、図14に示したシーケンス図におけるデバイス20は、画像形成装置9に限定される。
以上、本発明を実施するための幾つかの形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、図4の機能ブロックの構成図の一例は、情報処理システム1による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。情報処理システム1の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、情報処理システム1は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
また、第1通信部33、第2通信部24は、単に通信部と呼ばれることもある。
1 情報処理システム
2 サーバ
3 端末装置
4 通信ネットワーク
5 機器
9 画像形成装置
20 デバイス
21 ブラウザ
22 操作受付部
23 表示制御部
24 第2通信部
30 Webサービス処理部30
31 画面構成部
32 アプリ実行部
33 第1通信部
40 ポータルサービス部
41 UI提供部
42 アプリ登録部
50 入出力サービス処理部
51 アプリ管理部
52 処理部
53 記憶部
60 コンポーネント部
61 OCR
62 メール送信
63 ファイルDL
64 バーコード付与
70 アプリデータ管理部
71 UI提供部
72 アプリデータ登録部
80 アプリ情報DB
81 負荷テスト結果情報DB
82 ポータル画面情報DB
特開2006―031178号公報

Claims (11)

  1. 端末装置からの要求に応じてアプリケーションの負荷テストを実行する情報処理装置を有する情報処理システムであって、
    前記負荷テストの実行画面を表示する表示制御部と、
    前記実行画面に対するユーザによる前記負荷テストの実行要求を受け付ける操作受付部と、
    前記アプリケーションに基づいて作成された負荷テスト用の処理フローの負荷を予め定めた割合で増加させる制御部と、
    前記負荷に関する情報及び前記処理フローの実行要求を前記情報処理装置に送信する通信部と、
    を有する前記端末装置と、
    前記端末装置からの前記負荷に関する情報及び前記実行要求を受け付けて、前記負荷を与えて前記処理フローを実行する処理部と、
    前記負荷テストの実行結果が成功である場合の前記負荷に関する情報を性能目標値として記憶する記憶部と、
    を有する前記情報処理装置と、を有する情報処理システム。
  2. 前記制御部は、前記負荷として、前記処理フローの並列実行可能数を予め定めた割合で増加させ、
    前記処理部は、前記実行要求に基づいて、前記並列実行可能数の前記処理フローを並列に実行し、
    前記記憶部は、前記実行結果が成功である場合の最大の前記並列実行可能数を記憶する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記記憶部が記憶した前記並列実行可能数を用いて、前記アプリケーションの実行時において並列に実行される前記アプリケーションが前記並列実行可能数を超えないように負荷制御を行うアプリ管理部をさらに有する請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記記憶部は、前記処理フローが有する各処理に対応したコンポーネントのオペレーションごとに最大の並列実行可能数を記憶する請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記処理部は、前記記憶部が記憶した前記コンポーネントのオペレーションに対応する並列実行可能数を用いて、前記アプリケーションの実行時において並列に実行される前記オペレーションが前記並列実行可能数を超えないように負荷制御を行う請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 端末装置からの要求に応じてアプリケーションの負荷テストを実行する情報処理装置であって、
    前記端末装置からの負荷に関する情報及び実行要求を受け付けて、前記負荷を与えて処理フローを実行する処理部と、
    前記負荷テストの実行結果が成功である場合の前記負荷に関する情報を性能目標値として記憶する記憶部と、
    を有する情報処理装置。
  7. 前記処理部は、前記実行要求に基づいて、前記負荷として、予め定めた割合で増加させた並列実行可能数の前記処理フローを並列に実行し、
    前記記憶部は、前記実行結果が成功である場合の最大の前記並列実行可能数を記憶する請求項6に記載の情報処理装置。
  8. アプリケーションの負荷テストを情報処理装置に要求する端末装置であって、
    前記負荷テストの実行画面を表示する表示制御部と、
    前記実行画面に対するユーザによる前記負荷テストの実行要求を受け付ける操作受付部と、
    前記アプリケーションに基づいて作成された負荷テスト用の処理フローの負荷を予め定めた割合で増加させる制御部と、
    前記負荷に関する情報及び前記処理フローの実行要求を前記情報処理装置に送信する通信部と、
    を有する端末装置。
  9. 前記制御部は、前記負荷として、前記処理フローの並列実行可能数を予め定めた割合で増加させる請求項8に記載の端末装置。
  10. 端末装置からの要求に応じてアプリケーションの負荷テストを実行する情報処理装置を有する情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
    前記負荷テストの実行画面を表示するステップと、
    前記実行画面に対するユーザによる前記負荷テストの実行要求を受け付けるステップと、
    前記アプリケーションに基づいて作成された負荷テスト用の処理フローの負荷を予め定めた割合で増加させるステップと、
    前記負荷に関する情報及び前記処理フローの実行要求を前記情報処理装置に送信するステップと、
    前記端末装置からの前記負荷に関する情報及び前記実行要求を受け付けて、前記負荷を与えて前記処理フローを実行するステップと、
    前記負荷テストの実行結果が成功である場合の前記負荷に関する情報を性能目標値として記憶するステップと、
    を有する情報処理方法。
  11. アプリケーションの負荷テストを情報処理装置に要求する端末装置が実行する情報処理方法であって、
    前記負荷テストの実行画面を表示するステップと、
    前記実行画面に対するユーザによる前記負荷テストの実行要求を受け付けるステップと、
    前記アプリケーションに基づいて作成された負荷テスト用の処理フローの負荷を予め定めた割合で増加させるステップと、
    前記負荷に関する情報及び前記処理フローの実行要求を前記情報処理装置に送信するステップと、
    を有する情報処理方法。
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