JP2023008273A - 宅側装置、通信システム、及び、電源電圧の監視制御方法 - Google Patents

宅側装置、通信システム、及び、電源電圧の監視制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高速化が進む宅側装置において、コンデンサの容量増大を抑えつつ、ダイイングギャスプを実行すること及び、そのための、電源電圧の監視制御方法を提供する。【解決手段】宅側装置は、電源電圧により蓄電するコンデンサと、電源電圧が低下して第1の閾値に達した場合に局側装置に対してダイイングギャスプ通知を送信する機能を有する通信ユニットと、電源電圧を監視し、電源電圧が、正常な値未満で第1の閾値より高い第2の閾値に達した場合に、当該宅側装置内の一部の消費電力を削減する制御ユニットと、を備え、制御ユニットは、電源電圧が、第2の閾値に達した後、第1の閾値に達した場合には、通信ユニットにダイイングギャスプ通知を送信させ、電源電圧が、第2の閾値に達した後、第1の閾値に達することなく正常な値未満で第2の閾値より高い第3の閾値に回復した場合には、削減した消費電力を回復させる。【選択図】図3

Description

本開示は、宅側装置、通信システム、及び、電源電圧の監視制御方法に関する。
局側装置(OLT:Optical Line Terminal)とPON(Passive Optical Network)システムを構成する宅側装置(ONU:Optical Network Unit)は、局側装置の監視下にある。局側装置は、例えば光ファイバが断線した可能性があれば、そのことを検出することができる。但し、宅側装置については、停電の他、ユーザが故意に電源をオフにすることがあり、これらの場合、局側装置では光ファイバの断線等の故障と区別ができない。そこで、停電又は、ユーザが故意に宅側装置の電源をオフにした場合には、内部のコンデンサに残っている電荷を利用して、電源オフになったことを局側装置に通知するダイイングギャスプ(Dying Gasp)が、行われている(例えば、特許文献1参照。)。
一般に通信装置は漸次、高速化が進んでおり、宅側装置も同様である。高速化に伴い、通信LSIや光トランシーバの消費電力が増大し、消費電力増大に伴う放熱を考慮しなければならない。放熱を考慮して冷却ファンを装着すると、その消費電力が大きい。このように、消費電力が増大した宅側装置でダイイングギャスプを確実に実行するには、容量の大きなコンデンサが必要となる。しかし、容量を大きくすると宅側装置のサイズが大きくなり、コストも増大するので好ましくない。
特開2008-118290号公報
本開示は、高速化が進む宅側装置において、コンデンサの容量増大を抑えつつ、ダイイングギャスプを実行すること及び、そのための、電源電圧の監視制御方法を提供することを目的とする。
本開示は、以下の発明を含む。但し、本発明は特許請求の範囲によって定められるものである。
開示するのは、局側装置と通信を行う宅側装置であって、
供給される電圧に基づく電源電圧により蓄電するコンデンサと、
前記電源電圧が低下して第1の閾値に達した場合に前記局側装置に対してダイイングギャスプ通知を送信する機能を有する通信ユニットと、
前記電源電圧を監視し、前記電源電圧が、正常な値未満で前記第1の閾値より高い第2の閾値に達した場合に、当該宅側装置内の一部の消費電力を削減する制御ユニットと、
を備え、
前記制御ユニットは、
前記電源電圧が、前記第2の閾値に達した後、前記第1の閾値に達した場合には、前記通信ユニットに前記ダイイングギャスプ通知を送信させ、
前記電源電圧が、前記第2の閾値に達した後、前記第1の閾値に達することなく前記正常な値未満で前記第2の閾値より高い第3の閾値に回復した場合には、削減した前記消費電力を回復させる、
宅側装置である。
また、これは、供給される電圧に基づく電源電圧により蓄電するコンデンサと、前記電源電圧が低下して第1の閾値に達した場合に局側装置に対してダイイングギャスプ通知を送信する機能を有する通信ユニットと、を備えた宅側装置における、前記電源電圧の監視制御方法であって、
前記電源電圧が正常な値から低下して前記第1の閾値に達するまでの範囲内に第2の閾値、及び、前記正常な値より低く前記第2の閾値より高い第3の閾値を設定し、
前記電源電圧が低下して前記第2の閾値に達した場合に、前記宅側装置内の一部の消費電力を削減し、
前記電源電圧が、前記第2の閾値に達した後、前記第1の閾値に達した場合には前記局側装置にダイイングギャスプ通知を送信し、
前記電源電圧が、前記第2の閾値に達した後、前記第1の閾値に達することなく前記第3の閾値に回復した場合には、削減した前記消費電力を回復させる、
電源電圧の監視制御方法である。
本開示によれば、高速化が進む宅側装置において、コンデンサの容量増大を抑えつつ、ダイイングギャスプを実行することができる。
図1は、PONシステムの一例を示す接続図である。 図2は、宅側装置の内部構成の第1例を示すブロック回路図である。 図3は、宅側装置におけるダイイングギャスプの実行に関する処理を示すフローチャートの一例である。 図4は、参考として、外部から与えられる電源電圧の低下時に、上記フローチャートで示した電力消費の抑制をしなかったとしたら装置内の電源電圧がどのように低下するか、を示すグラフである。 図5は、外部から与えられる電源電圧の低下時に、図3のフローチャートで示した電力消費の抑制をした場合に装置内の電源電圧がどのように低下するか、を示すグラフである。 図6は、宅側装置の内部構成の第2例を示すブロック回路図である。
[本開示の実施形態の説明]
本開示の実施形態には、その要旨として、少なくとも以下のものが含まれる。
(1)これは、局側装置と通信を行う宅側装置であって、供給される電圧に基づく電源電圧により蓄電するコンデンサと、前記電源電圧が低下して第1の閾値に達した場合に前記局側装置に対してダイイングギャスプ通知を送信する機能を有する通信ユニットと、前記電源電圧を監視し、前記電源電圧が、正常な値未満で前記第1の閾値より高い第2の閾値に達した場合に、当該宅側装置内の一部の消費電力を削減する制御ユニットと、を備え、前記制御ユニットは、前記電源電圧が前記第2の閾値に達した後、前記第1の閾値に達した場合には、前記通信ユニットに前記ダイイングギャスプ通知を送信させ、前記電源電圧が、前記第2の閾値に達した後、前記第1の閾値に達することなく前記正常な値未満で前記第2の閾値より高い第3の閾値に回復した場合には、削減した前記消費電力を回復させる、宅側装置である。
なお、「正常な値」とは、供給される電圧が、本来の値である場合に得られる電源電圧の所定の値である。
このような宅側装置では、電源電圧が失われる場合に電源電圧が低下して第1の閾値に達したとき、通信ユニットが、局側装置に対してダイイングギャスプ通知を送信した後、通信を停止する。これにより、局側装置は、宅側装置の通信停止の直前に、宅側装置がダイイングギャスプ通知を送ってきたという事実を把握することができる。この場合は、通信線の断線その他、通信に直接関与する部分の故障ではないことがわかる。
また、第1の閾値に達する前の、第2の閾値に達した時点で一部の消費電力の削減により電力消費を抑制するので、通信ユニットは、より確実に局側装置に対してダイイングギャスプ通知を送信することができる。このようにしてダイイングギャスプ通知を送信することになる時点より早めに電力消費を抑制することで、コンデンサに必要な容量の増大を抑制することができる。こうして、高速化が進む宅側装置において、コンデンサの容量増大を抑えつつ、ダイイングギャスプを実行することができる。
一方、電源電圧が極めて短時間の異常であるときは、電源電圧が一旦低下して第2の閾値に達したが、その後、第1の閾値に達することなく第3の閾値に回復する、という場合がある。この場合の宅側装置は、電源電圧が第2の閾値に達した時点で一旦削減した消費電力を回復させることで、ダイイングギャスプ通知を発することなく、通信を継続し、正常な状態に迅速に回復することができる。
(2)前記(1)の宅側装置において、例えば、冷却用のファンユニットを停止するか又は回転数を低下させることにより、前記消費電力を削減することができる。
この場合、宅側装置内で比較的消費電力の大きいファンユニットの停止又は回転数低下により、コンデンサに残存する電荷の低下抑制効果を高めることができる。なお、第1の閾値に達することなく第3の閾値に回復した場合には、ファンユニットを元通り、動作させることができる。
(3)前記(1)の宅側装置において、例えば、当該宅側装置内の各部の状態をポーリングにより監視する機能を一時的に停止すること、又は、当該宅側装置内で行っているAI処理を停止することにより、前記消費電力を削減することができる。
このようなポーリング又はAI処理は、緊急性が少ないので、消費電力を削減する際の対象とすることができる。なお、第1の閾値に達することなく第3の閾値に回復した場合には、ポーリング及ぶAI処理を、元通り、実行することができる。
(4)通信システムとしては、局側装置と、前記局側装置と通信線を介して接続された、前記(1)から(3)に記載の宅側装置と、を備えている。
この場合、仮に、ダイイングギャスプ通知を送信するタイミングが局側装置の許可待ちとなったとしても、そのような場合でも、電力消費を抑制することで電源電圧を長く保持し、ダイイングギャスプ通知を送信することができる。
(5)方法の観点からは、供給される電圧に基づく電源電圧により蓄電するコンデンサと、前記電源電圧が低下して第1の閾値に達した場合に局側装置に対してダイイングギャスプ通知を送信する機能を有する通信ユニットと、を備えた宅側装置における、前記電源電圧の監視制御方法であって、前記電源電圧が正常な値から低下して前記第1の閾値に達するまでの範囲内に第2の閾値、及び、前記正常な値より低く前記第2の閾値より高い第3の閾値を設定し、前記電源電圧が低下して前記第2の閾値に達した場合に、前記宅側装置内の一部の消費電力を削減し、前記電源電圧が、前記第2の閾値に達した後、前記第1の閾値に達した場合には、前記局側装置にダイイングギャスプ通知を送信し、前記電源電圧が、前記第2の閾値に達した後、前記第1の閾値に達することなく前記第3の閾値に回復した場合には、削減した前記消費電力を回復させる、電源電圧の監視制御方法である。
このような電源電圧の監視制御方法によれば、電源電圧が失われる場合に電源電圧が低下して第1の閾値に達したとき、通信ユニットが、局側装置に対してダイイングギャスプ通知を送信した後、通信を停止する。これにより、局側装置は、宅側装置の通信停止の直前に、宅側装置がダイイングギャスプ通知を送ってきたという事実を把握することができる。この場合は、通信線の断線その他、通信に直接関与する部分の故障ではないことがわかる。
また、第1の閾値に達する前の、第2の閾値に達した時点で一部の消費電力の削減により電力消費を抑制するので、通信ユニットは、より確実に局側装置に対してダイイングギャスプ通知を送信することができる。このようにしてダイイングギャスプ通知を送信することになる時点より早めに電力消費を抑制することで、コンデンサに必要な容量の増大を抑制することができる。こうして、高速化が進む宅側装置において、コンデンサの容量増大を抑えつつ、ダイイングギャスプを実行することができる。
一方、電源電圧が極めて短時間の異常であるときは、電源電圧が一旦低下して第2の閾値に達したが、その後、第1の閾値に達することなく第3の閾値に回復する、という場合がある。この場合の宅側装置は、電源電圧が第2の閾値に達した時点で一旦削減した消費電力を回復させることで、ダイイングギャスプ通知を発することなく、通信を継続し、正常な状態に迅速に回復することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、本開示の宅側装置(通信装置)及び、電源電圧の監視制御方法の具体例について、図面を参照して説明する。
《PONシステムの一例》
図1は、PONシステムの一例を示す接続図である。局側装置(OLT)1には、幹線である光ファイバ3を介して、光カプラ4が接続されている。光カプラ4から複数本に分岐した支線の光ファイバ5の終端には、それぞれ、宅側装置(ONU)2(1台のみ図示している。)が接続されている。光カプラ4は、局側装置1から送信された下りの光信号を分岐し、宅側装置2から送信された上りの光信号を多重化する。
宅側装置2には、パソコン等の情報処理機器であるユーザ装置6が接続される。なお、2台のユーザ装置6を図示しているのは単なる一例に過ぎない。局側装置1には、宅側装置2との通信状況を監視する監視装置7が接続されている。局側装置1は、上位ネットワークであるインターネット回線8に接続される。
なお、本開示における宅側装置2は、必ずしもPONシステムを構成するものでなくてもよく、局側装置1のような通信相手と、一対一で通信するものであってもよい。
《宅側装置の内部構成:第1例》
図2は、宅側装置2の内部構成の第1例を示すブロック回路図である。ブロックで示す要素間を結ぶ線分のうち、実線は電源線を表し、点線は信号線を表している。なお、以下に述べる電圧値は一例であり、これらに限定されるわけではない。外部から供給する電圧は交流/直流の両方があり得る。宅側装置2の内部で使用する電源電圧は、主として直流である。
図2において、宅側装置2は、電源ユニット21、コンデンサ22、ファンユニット23、制御ユニット24、及び、通信ユニット25を備えている。1次電源である電源ユニット21は、外部から提供される電圧であるAC100Vを、宅側装置2内での1次電源電圧であるDC12Vに変換し、電路E1に供給する。なお、コンデンサ22は電源ユニット21の中にある場合もある。また、電源ユニット21は、ACアダプタとして宅側装置2の外部にある場合もある。
電路E1には、コンデンサ22、ファンユニット23、制御ユニット24及び通信ユニット25が接続されている。コンデンサ22は、例えば電解コンデンサであり、DC12Vにより充電される。ファンユニット23はファンと、その駆動回路とを含むものである。ファンユニット23は、ファンの運転/停止の制御の他、ファン回転数を高速又は低速に選択することができる。ファンユニット23を運転することにより、宅側装置2の内部の空気を強制排出して、放熱する部位の空冷を行うことができる。
制御ユニット24は、電源回路241、電源監視部242、装置制御部/AI処理部243、及び、光トランシーバ244を備えている。
通信ユニット25は、電源回路251、通信制御部/AI処理部252、通信制御部253、複数の光トランシーバ254及び255(2個のみ図示している。)を備えている。
制御ユニット24における2次電源である電源回路241は、電路E1から提供される電圧であるDC12Vを、2次電源電圧であるDC3.3Vに変換し、電路E2に供給する。電源監視部242は、電路E2のDC3.3Vを電源として動作し、電路E1の電源電圧(正常であればDC12V)を監視する。装置制御部/AI処理部243も、電路E2のDC3.3Vを電源として動作する。
通信ユニット25における2次電源である電源回路251は、電路E1から提供される電圧であるDC12Vを、2次電源電圧であるDC3.3Vに変換し、電路E3に供給する。通信制御部/AI処理部252及び通信制御部253は、電路E3のDC3.3Vを電源として動作する。
装置制御部/AI処理部243は、制御ユニット24の制御、及び、ファンユニット23の制御を担当する。装置制御部/AI処理部243は、電源監視部242から電源状態情報(電源電圧の状態情報)を受け取る。局側の監視装置7は、光トランシーバ244を介して装置制御部/AI処理部243に、制御情報を送る。装置制御部/AI処理部243は、光トランシーバ244を介して、監視装置7に監視情報及びテレメトリ情報を提供する。装置制御部/AI処理部243と監視装置7との通信は、光ファイバ3,5(図1)を用いて、通信データに波長多重方式で重畳してもよいし、別のファイバを用いて送受信することもできる。
一方、通信ユニット25の制御は、通信制御部/AI処理部252が担当する。通信制御部/AI処理部252は通信制御部253を制御し、通信制御部253は監視情報を通信制御部/AI処理部252に提供する。通信制御部/AI処理部252は、通信制御部253を介して、光トランシーバ254,255を制御する。通信制御部253と光トランシーバ254,255とは、データバスにより接続されている。通信制御部253は、光トランシーバ254を介してユーザ装置6と、通信データの送受信を行う。また、通信制御部253は、光トランシーバ255を介して局側装置1と、通信データの送受信を行う。
装置制御部/AI処理部243、通信制御部/AI処理部252及び通信制御部253は、それぞれマイクロコンピュータを搭載する。装置制御部/AI処理部243は、通信制御部/AI処理部252に対して制御上の上位にあり、通信制御部/AI処理部252を介して通信ユニット25を制御する。制御情報は、装置制御部/AI処理部243から通信制御部/AI処理部252に与えられる。また、装置制御部/AI処理部243は、通信制御部/AI処理部252から、必要な監視情報を吸い上げる。
例えば、装置制御部/AI処理部243は、通信制御部/AI処理部252、通信制御部253、光トランシーバ244,254,255に対してポーリングを行い、各部が正常か否かの情報を取得することができる。このようなポーリングは、定期的に行われるが、その際、若干の電力消費の増大がある。また、装置制御部/AI処理部243、及び、通信制御部/AI処理部252は、それぞれ、情報処理に当たって、AI処理(エッジAI処理)を行うことができる。AI処理を行うと、電力消費は増大する傾向にある。
《電源電圧の監視制御》
図3は、上記のように構成された宅側装置2におけるダイイングギャスプの実行に関する処理を示すフローチャートの一例である。このフローチャートの実行主体は、主として制御ユニット24の装置制御部/AI処理部243である。図3について説明する前に、電路E1の電源電圧をVとする。この電源電圧Vが低下して第1の閾値Vth1に達すると、宅側装置2は、ダイイングギャスプを実行する。電源電圧Vの正常値をVとして、Vth1との間に、V>Vth3>Vth2>Vth1となる電圧の第2の閾値Vth2,第3の閾値Vth3を定義する。これらの数値の一例(DC電圧)を挙げると、V=12V,Vth1=9.6V,Vth2=10.8V,Vth3=11.0Vである。
図3において、処理開始後、装置制御部/AI処理部243は、通常動作モードを実行する(ステップS1)。通常動作モードでは、装置制御部/AI処理部243、及び、通信制御部/AI処理部252が、前述の、それぞれの担当する制御を実行する。続いて、装置制御部/AI処理部243は、電源監視部242から送られてくる電源状態情報すなわち電路E1の電圧Vが、第2の閾値Vth2以下であるか否かを判定する(ステップS2)。電圧Vが、第2の閾値Vth2より大きい場合は、通常動作モード(ステップS1)が継続される。電圧Vが、第2の閾値Vth2以下である場合には、装置制御部/AI処理部243は、一部電力削減モードを実行する(ステップS3)。一部電力削減モードでは、最も電力消費の多いファンユニット23を、停止又は低回転数とする。また、これ以外の電力削減策としては、ポーリングの停止、AI処理の停止を行うことができる。これにより、さらに電力消費を抑制することができる。なお、通信制御部253は、主信号を通信するため、停止できないが、装置制御部/AI処理部243及び通信制御部/AI処理部252については、一時的な機能停止が可能である。
次に、装置制御部/AI処理部243は、電路E1の電圧Vが、第3の閾値Vth3以上に回復したか否かを判定する(ステップS4)。ここで、電圧Vが、第3の閾値Vth3以上に回復した場合は、装置制御部/AI処理部243は、電圧が瞬間的に低下しただけで、すぐに回復したと判定し、通常動作モード(ステップS1)に戻る。一方、電圧Vは回復しないが第1の閾値Vth1以下にはならない間は、ステップS5の「NO」からステップS3に戻り、ステップS3,S4,S5を繰り返す。そして、電圧Vが低下し続け、第1の閾値Vth1以下になった場合(ステップS5の「YES」)、装置制御部/AI処理部243は、通信ユニット25に対してダイイングギャスプの実行を指示する(ステップS6)。
ダイイングギャスプの実行指示を受けた通信ユニット25では、通信制御部/AI処理部252から通信制御部253に制御情報が送られ、通信制御部253は、局側装置1に対してダイイングギャスプ通知を送信する。これにより、局側装置1では、宅側装置2における電源電圧の低下により、ダイイングギャスプ通知が送られてきたと把握することができる。このような電源電圧の低下は、宅側装置2に外部から供給される電圧の低下(停電)又は、宅側装置2のユーザが、意図的に電源電圧を喪失させたことにより、起きる。また、ステップS4を設けることにより、電源電圧の瞬間的な低下であって直ちに電圧が回復した場合は、ダイイングギャスプの実行には至らない。
なお、ダイイングギャスプ通知を送信するにあたっては、宅側装置2内で、ダイイングギャスプ通知を送信することに必要な機能以外の全ての機能を、停止させる。そのため、ダイイングギャスプを実行した後には、復電してリセットスタートしない限り、宅側装置2は復旧しない。
但し、一部電力削減モードのままダイイングギャスプを実行することも可能である。この場合には、電源電圧がVth3にまで回復すれば通常動作に戻れるようにしてもよい。しかしながら、そうすると、ダイイングギャスプ通知が誤送信されたことになるので、宅側装置2としては、取消メッセージを局側装置1に送信する。
《電圧の低下の例示》
図4は、参考として、外部から与えられる電源電圧の低下時に、上記フローチャートで示した電力消費の抑制をしなかったとしたら装置内の電源電圧がどのように低下するか、を示すグラフである。横方向は時間である。なお、グラフの直線の傾きは、説明上の概略であり、必ずしも実際の値を忠実に反映したものではない。まず、(a)に示すように、時刻tにおいて、外部からの供給電圧であるAC100Vが停電したとすると、残留電圧による若干の遅延を伴って供給電圧は0Vにまで低下する。
(b)及び(c)は予備的な電力消費の抑制を全くしない場合の電源電圧(DC12V,3.3V)の変化を示している。(b)に示すように、宅側装置2の内部の電源電圧(DC12V)は、コンデンサ22に蓄えられた電荷による電圧により、少し遅延して低下し始める。ダイイングギャスプの実行トリガとなる電源電圧の閾値Vth1は9.6Vである。また、電源回路241,251がDC3.3Vを出力するための動作限界となる入力電圧は、DC4.8Vである。従って、電源電圧が9.6Vから4.8Vまで範囲内にある間に、ダイイングギャスプを実行完了する必要がある。
予備的な電力消費の抑制を全くしない場合には、(b)に示すように、電源電圧は時刻tに9.6Vになり、時刻tには4.8Vになる。従って、ダイイングギャスプを実行できる時間はT1である。
(d)及び(e)は、電源電圧(DC12V)がダイイングギャスプの実行トリガである9.6Vに達したとき初めて電力消費を削減する場合の、電源電圧(DC12V,3.3V)の変化を示している。(d)に示すように、電源電圧は時刻tに9.6Vになり、時刻tには4.8Vになる。従って、ダイイングギャスプを実行できる時間はT2である。
ここで、容量C[F]のコンデンサ22を一定電力P[W]で放電させ、電圧がV[V]からV[V]に変化した場合の時間をt[s]とすると、放電エネルギーP・tは、
P・t=(1/2)C(V -V ) ・・・(1)
である。従って、
t=C/(2P)(V -V ) ・・・(2)
となる。
図4の(b)の場合、電力消費Pを200[W]、コンデンサ22の容量Cを4.7[mF]とすると、式(2)より、時間T1は、812[μs]となる。
図4の(d)の場合、抑制した電力消費を120[W]、コンデンサ22の容量Cを4.7[mF]とすると、式(2)より、時間T2は、1.35[ms]となる。
時間T1は極めて短く、ダイイングギャスプの確実な実行は困難である。時間T2も十分とは言えず、ダイイングギャスプを実行できない場合もあり得る。
図5は、外部から与えられる電源電圧の低下時に、図3のフローチャートで示した電力消費の抑制をした場合に装置内の電源電圧がどのように低下するか、を示すグラフである。横方向は時間である。なお、グラフの直線の傾きは、説明上の概略であり、必ずしも実際の値を忠実に反映したものではない。まず、(a)に示すように、時刻tにおいて、外部からの供給電圧であるAC100Vが停電したとすると、残留電圧による若干の遅延を伴って供給電圧は0Vにまで低下する。
(b)及び(c)は宅側装置内の電源電圧(DC12V,DC3.3V)の変化を示している。(b)に示すように、宅側装置2の内部の電源電圧(DC12V)は、コンデンサ22に蓄えられた電荷による電圧により、少し遅延して低下し始める。時刻t01において、電源電圧(正常値DC12V)が、第2の閾値である10.8Vに達すると、一部電力削減モードとなり、時刻t02までの時間T3_1の間、電圧の低下の勾配が緩くなる。
次に、電源電圧が、時刻t02においてダイイングギャスプの実行トリガとなる第1の閾値9.6Vに達すると、ダイイングギャスプの実行開始となり、宅側装置2内で、ダイイングギャスプ通知を送信することに必要な機能以外の全ての機能は、停止となる。これにより、時刻t03までの時間T3_2の間、電圧の低下の勾配がさらに緩くなる。機能停止による電力消費の削減は、実際には若干の遅延を伴うので、時刻t01で予備的に一部電力の削減を行っていることにより、第1の閾値である9.6V以降の電力削減を、より迅速化して高速に、電力削減を実現することができる。こうして、電源電圧が、9.6Vから時刻t03で4.8Vに達するまでの時間T3_2は、図4の時間T2より長くなる。従って、時間T3_2の間に、ダイイングギャスプ通知を確実に送信することができる。
また、第2の閾値10.8Vで一部電力削減を行うことにより、第1の閾値9.6Vに達するまでの時間(時刻tからt02まで)を、より長くすることができる。これにより、外部から与えられる電圧(AC100V)の極めて短時間の変動による猶予時間を確保し、瞬間的な電圧変動に過剰に反応しない耐性をもたせることができる。
複数の宅側装置2が、局側装置1との間でPONシステムを構成する場合には、複数の宅側装置2が1つの局側装置1に接続されるため、ダイイングギャスプ通知を送信するタイミングが局側装置1の許可待ちとなる場合がある。しかしながら、そのような場合でも、電力消費を抑制することで電源電圧を長く保持できれば、ダイイングギャスプ通知を確実に送信することができる。
《宅側装置の内部構成:第2例》
図6は、宅側装置2の内部構成の第2例を示すブロック回路図である。ブロックで示す要素間を結ぶ線分のうち、実線は電源線を表し、点線は信号線を表している。第1例(図2)との主な違いは、第1例では分かれていた制御ユニット24と、通信ユニット25とが、一体化して通信/制御ユニット26になっている点である。通信/制御ユニット26は、制御ユニットとしての機能と、通信ユニットとしての機能とを備えている。
図6において、宅側装置2は、電源ユニット21、コンデンサ22、ファンユニット23、及び、通信/制御ユニット26を備えている。1次電源である電源ユニット21は、外部から提供される電圧であるAC100Vを、宅側装置2内での1次電源電圧であるDC12Vに変換し、電路E1に供給する。なお、コンデンサ22は電源ユニット21の中にある場合もある。また、電源ユニット21は、ACアダプタとして宅側装置2の外部にある場合もある。
通信/制御ユニット26は、電源回路261、電源監視部262、装置/通信制御部/AI処理部263、通信制御部264、複数の光トランシーバ265及び266(2個のみ図示している。)を備えている。
2次電源である電源回路261は、電路E1から提供される電圧であるDC12Vを、2次電源電圧であるDC3.3Vに変換し、電路E2に供給する。電源監視部262は、電路E2のDC3.3Vを電源として動作し、電路E1の電源電圧(正常であればDC12V)を監視する。装置/通信制御部/AI処理部263及び通信制御部264も、電路E2のDC3.3Vを電源として動作する。
装置/通信制御部/AI処理部263は、通信/制御ユニット26の制御、及び、ファンユニット23の制御を行う。装置/通信制御部/AI処理部263は、電源監視部262から電源状態情報(電源電圧の状態情報)を受け取る。装置/通信制御部/AI処理部263は通信制御部264に制御情報を与え、通信制御部264は監視情報を装置/通信制御部/AI処理部263に提供する。装置/通信制御部/AI処理部263は、通信制御部264を介して、光トランシーバ265,266を制御する。通信制御部264と光トランシーバ265,266とは、データバスにより接続されている。装置/通信制御部/AI処理部263及び通信制御部264は、それぞれマイクロコンピュータを搭載する。
通信制御部264は、光トランシーバ265を介してユーザ装置6と、通信データの送受信を行う。また、通信制御部264は、光トランシーバ266を介して局側装置1と、通信データの送受信を行う。局側装置1は、光トランシーバ266を介して通信制御部264に、制御情報を送る。通信制御部264は、光トランシーバ266を介して、局側装置1に監視情報及びテレメトリ情報を提供する。制御情報、監視情報、テレメトリ情報は、通信データに波長多重方式で重畳して送信することができる。
例えば、装置/通信制御部/AI処理部263は、通信制御部264、光トランシーバ265,266に対してポーリングを行い、各部が正常か否かの情報を取得することができる。このようなポーリングは、定期的に行われるが、その際、若干の電力消費の増大がある。また、装置/通信制御部/AI処理部263は、情報処理に当たって、AI処理(エッジAI処理)を行うことができる。AI処理を行うと、電力消費は増大する傾向にある。
図6に示すように構成された宅側装置2でも、ダイイングギャスプに関して、第1例(図2)と同様のフローチャートの処理を適用することができる。
なお、上記実施形態では、図1のPONシステムに基づいて説明したが、ダイイングギャスプに関する本開示の制御は、前述のように一対一の通信でも、また、光通信以外の通信でも、適用することができる。
《開示のまとめ》
本開示は、以下のように一般化して表現することができる。電圧の数値は一例である。
本開示の宅側装置2は、主な構成要素として、供給される電圧に基づく電源電圧(DC電圧)により蓄電するコンデンサ22と、電源電圧が正常な値(12V)から低下して第1の閾値(9.6V)に達した場合に局側装置1に対してダイイングギャスプ通知を送信する機能を有する通信ユニット25(又は26)と、電源電圧を監視し、電源電圧が、正常な値未満で第1の閾値より高い第2の閾値(10.8V)に達した場合に、宅側装置2内の一部の消費電力を削減する制御ユニット24(又は26)と、を備えている。
そして、制御ユニット24(又は26)は、電源電圧が、第2の閾値(10.8V)に達した後、第1の閾値(9.6V)に達した場合には、通信ユニット25(又は26)にダイイングギャスプ通知を送信させる。他方、電源電圧が、第2の閾値(10.8V)に達した後、第1の閾値(9.6V)に達することなく正常な値未満で第2の閾値(10.8V)より高い第3の閾値(11.0V)に回復した場合には、制御ユニット24(又は26)は、削減した消費電力を回復させる。
このようにしてダイイングギャスプ通知を送信することになる時点より早めに電力消費を抑制することで、その分、電源電圧を長く維持できるので、コンデンサ22に必要な容量の増大を抑制することができる。こうして、高速化が進む宅側装置において、コンデンサ22の容量増大を抑えつつ、ダイイングギャスプを実行することができる。
なお、コンデンサ22の容量増大を抑えても電源電圧を、より長く維持できるということは、逆に、電源電圧をそれほど長くしなくてもよい場合には、従来よりもコンデンサ22の容量を下げてコンパクト化することも可能である。
一方、電源電圧が極めて短時間の異常であるときは、電源電圧が一旦低下して第2の閾値(10.8V)に達したが、その後、第1の閾値(9.6V)に達することなく第3の閾値(11.0V)に回復する、という場合がある。この場合の宅側装置2は、電源電圧が第2の閾値(10.8V)に達した時点で一旦削減した消費電力を回復させることで、ダイイングギャスプ通知を発することなく、通信を継続し、正常な状態に迅速に回復することができる。
消費電力を削減するには、冷却用のファンユニット23を、停止するか又は回転数を低下させることができる。この場合、宅側装置2内で比較的消費電力の大きいファンユニット23の停止又は回転数低下により、コンデンサ22に残存する電荷の低下抑制効果を高めることができる。
また、消費電力を削減するには、宅側装置2内の各部の状態をポーリングにより監視する機能を一時的に停止すること、又は、宅側装置2内で行っているAI処理を停止することを行ってもよい。このようなポーリング又はAI処理は、緊急性が少ないので、消費電力を削減する際の対象とすることができる。
《補記》
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 局側装置
2 宅側装置
3 光ファイバ
4 光カプラ
5 光ファイバ
6 ユーザ装置
7 監視装置
8 インターネット回線
21 電源ユニット
22 コンデンサ
23 ファンユニット
24 制御ユニット
25 通信ユニット
26 通信/制御ユニット
241 電源回路
242 電源監視部
243 装置制御部/AI処理部
244 光トランシーバ
251 電源回路
252 通信制御部/AI処理部
253 通信制御部
254,255 光トランシーバ
261 電源回路
262 電源監視部
263 装置/通信制御部/AI処理部
264 通信制御部
265,266 光トランシーバ
E1,E2,E3 電路

Claims (5)

  1. 局側装置と通信を行う宅側装置であって、
    供給される電圧に基づく電源電圧により蓄電するコンデンサと、
    前記電源電圧が低下して第1の閾値に達した場合に前記局側装置に対してダイイングギャスプ通知を送信する機能を有する通信ユニットと、
    前記電源電圧を監視し、前記電源電圧が、正常な値未満で前記第1の閾値より高い第2の閾値に達した場合に、当該宅側装置内の一部の消費電力を削減する制御ユニットと、
    を備え、
    前記制御ユニットは、
    前記電源電圧が、前記第2の閾値に達した後、前記第1の閾値に達した場合には、前記通信ユニットに前記ダイイングギャスプ通知を送信させ、
    前記電源電圧が、前記第2の閾値に達した後、前記第1の閾値に達することなく前記正常な値未満で前記第2の閾値より高い第3の閾値に回復した場合には、削減した前記消費電力を回復させる、
    宅側装置。
  2. 冷却用のファンユニットを停止するか又は回転数を低下させることにより、前記消費電力を削減する、請求項1に記載の宅側装置。
  3. 当該宅側装置内の各部の状態をポーリングにより監視する機能を一時的に停止すること、又は、当該宅側装置内で行っているAI処理を停止することにより、前記消費電力を削減する、請求項1に記載の宅側装置。
  4. 局側装置と、
    前記局側装置と通信線を介して接続された、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の宅側装置と、
    を備えた通信システム。
  5. 供給される電圧に基づく電源電圧により蓄電するコンデンサと、前記電源電圧が低下して第1の閾値に達した場合に局側装置に対してダイイングギャスプ通知を送信する機能を有する通信ユニットと、を備えた宅側装置における、前記電源電圧の監視制御方法であって、
    前記電源電圧が正常な値から低下して前記第1の閾値に達するまでの範囲内に第2の閾値、及び、前記正常な値より低く前記第2の閾値より高い第3の閾値を設定し、
    前記電源電圧が低下して前記第2の閾値に達した場合に、前記宅側装置内の一部の消費電力を削減し、
    前記電源電圧が、前記第2の閾値に達した後、前記第1の閾値に達した場合には、前記局側装置にダイイングギャスプ通知を送信し、
    前記電源電圧が、前記第2の閾値に達した後、前記第1の閾値に達することなく前記第3の閾値に回復した場合には、削減した前記消費電力を回復させる、
    電源電圧の監視制御方法。
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