JP2023007718A - 機器充電トレー及び什器 - Google Patents
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Abstract
【課題】什器のスペースを有効利用しつつ、電子機器に非接触給電を行うことができる機器充電トレー及び什器を提供する。【解決手段】機器充電トレー10Aは、可搬性を有し、物品載置面7を有した什器に対して出し入れ可能である。機器充電トレー10Aは、物品載置面7上に支持されるベース部11Aと、ベース部11Aに設けられ、物品載置面7に対して斜め上方に傾斜して延びるとともに、電子機器100の背面100rを支持可能な機器支持部20Aと、機器支持部20Aの傾斜方向と反対側への移動を拘束する拘束部22と、機器支持部20Aに設けられ、電子機器100の受電部101に対し非接触給電をなす給電部30と、什器に設けられた電源供給部に対して着脱可能に接続され、電源供給部に接続した状態で電源供給部から給電部30に電力を供給する給電コネクタと、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、機器充電トレー及び什器に関する。
近年、学校等の教室では、生徒がそれぞれノートPC(パーソナルコンピュータ)、タブレット端末等の携帯型電子機器を使用する授業が行われている。これらの電子機器は、不使用時はロッカー等の収納什器に一括で収納されており、使用時に生徒が収納什器から取り出して各自机の上で使用するのが一般的である。また、電子機器は、不使用時に、収納什器に収納している間に、バッテリーへの充電を行う。このため、収納什器には、電子機器への充電機能を備えたものが種々提供されつつある。
例えば、特許文献1には、物品を収納可能な収納空間を備える収納什器本体と、収納什器本体に設けられた給電部と、収納空間に収納された状態で給電部に接続された複数の電子機器が内部に配置される箱状のトレー装置と、を備える構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されたような構成では、収納什器内に収納する複数の電子機器を、給電部に個別の配線で接続する必要がある。このため、複数の電子機器を収納什器に収納する際、および、複数の電子機器を収納什器から取り出す際には、電子機器毎に配線を着脱しなければならない。
しかしながら、特許文献1に開示されたような構成では、収納什器内に収納する複数の電子機器を、給電部に個別の配線で接続する必要がある。このため、複数の電子機器を収納什器に収納する際、および、複数の電子機器を収納什器から取り出す際には、電子機器毎に配線を着脱しなければならない。
これに対し、例えば、特許文献2には、収納什器(キャビネット)の棚板(収容部)に設けられ、送電コイルが内蔵された送電シートと、電子機器に取り付けられ、受電コイルが内蔵された受電シートと、を備える構成が開示されている。このような構成では、受電シートを電子機器に取り付けておくことで、電子機器および受電シートを送電シート上に載置すれば、送電コイルと受電コイルとの間で非接触による給電が行われる。これにより、電子機器を収納機器に出し入れするたびに、電子機器に配線を着脱する必要がなくなる。
しかしながら、特許文献2に記載の構成では、送電シートから受電シートへの給電を確実に行うため、送電シート上に受電シートを備えた電子機器を載せ、受電シートと送電シートとを上下方向で対向させる必要がある。つまり、電子機器は、棚板に設けられた送電シート上に、平置きすることになる。すると、什器内のスペースを有効利用して多数の電子機器を収納することが難しく、収納できる電子機器の数が少なくなってしまう。
本発明は、什器のスペースを有効利用しつつ、電子機器に非接触給電を行うことができる機器充電トレー及び什器を提供することを目的とする。
本発明は、什器のスペースを有効利用しつつ、電子機器に非接触給電を行うことができる機器充電トレー及び什器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る機器充電トレーは、可搬性を有し、什器に設けられた物品載置面上に載置可能な機器充電トレーであって、前記物品載置面に支持されるベース部と、前記ベース部に設けられ、前記物品載置面に対して斜め上方に傾斜して延びるとともに電子機器の第1面を支持可能な機器支持部と、前記機器支持部に設けられ、前記電子機器に設けられた受電部に対し非接触給電をなす給電部と、前記什器に設けられた電源供給部に対して着脱可能に接続され、前記電源供給部に接続した状態で前記電源供給部から前記給電部に電力を供給する給電コネクタと、を備える。
このように、ベース部から斜め上方に傾斜して延びる機器支持部で、電子機器の第1面を支持する。これにより、機器支持部に設けられた給電部は、電子機器の受電部に対して確実に非接触給電を行うことができる。また、電子機器を機器支持部で傾斜させて支持することで、物品載置面上において電子機器が占める平面積を小さく抑えることができる。このような機器充電トレーのベース部を什器の物品載置面上に載置し、給電コネクタを什器の電源供給部に接続することで、什器のスペースを有効利用しつつ、電子機器に非接触給電を行うことができる。
本発明の一態様に係る機器充電トレーにおいて、前記機器支持部に前記第1面が支持された状態で、前記機器支持部の傾斜方向とは反対側への前記電子機器の移動を拘束する拘束部をさらに備えるようにしてもよい。
この構成によれば、拘束部で電子機器が機器支持部の傾斜方向と反対側に移動するのを拘束することで、電子機器の第1面が機器支持部に密着しやすくなる。これにより、電子機器の第1面を機器支持部に沿わせた状態を維持し、非接触給電を確実に行うことができる。
この構成によれば、拘束部で電子機器が機器支持部の傾斜方向と反対側に移動するのを拘束することで、電子機器の第1面が機器支持部に密着しやすくなる。これにより、電子機器の第1面を機器支持部に沿わせた状態を維持し、非接触給電を確実に行うことができる。
本発明の一態様に係る機器充電トレーにおいて、前記機器支持部が、前記物品載置面に沿って間隔をあけて複数設けられている。
この構成によれば、複数の機器支持部を備えることで、機器充電トレーは、より多くの電子機器を効率良く収容することができる。
この構成によれば、複数の機器支持部を備えることで、機器充電トレーは、より多くの電子機器を効率良く収容することができる。
本発明の一態様に係る機器充電トレーにおいて、前記物品載置面に沿う方向において互いに対向して配置された一対の前記機器支持部は、下方から上方に向かうに従い互いに離間する向きに傾斜し、前記拘束部は、前記ベース部のうち、前記一対の機器支持部の間に位置する部分から上方に突出するようにしてもよい。
この構成によれば、対向して配置された一対の機器支持部に支持される電子機器が、V字状に配置される。電子機器の下端部は、ベース部から上方に突出する拘束部に突き当たることで、機器支持部の傾斜方向と反対側への移動が拘束され、電子機器の第1面が機器支持部に沿った状態が維持される。
この構成によれば、対向して配置された一対の機器支持部に支持される電子機器が、V字状に配置される。電子機器の下端部は、ベース部から上方に突出する拘束部に突き当たることで、機器支持部の傾斜方向と反対側への移動が拘束され、電子機器の第1面が機器支持部に沿った状態が維持される。
本発明の一態様に係る機器充電トレーにおいて、複数の前記機器支持部の傾斜方向は、互いに同一であるようにしてもよい。
この構成によれば、複数の機器支持部が、同じ側に傾斜することによって、限られたスペース内で、より多くの電子機器を機器充電トレーに収容し、非接触給電を行うことができる。
この構成によれば、複数の機器支持部が、同じ側に傾斜することによって、限られたスペース内で、より多くの電子機器を機器充電トレーに収容し、非接触給電を行うことができる。
本発明の一態様に係る機器充電トレーにおいて、前記機器支持部に接近又は離間する方向に変位可能に設けられ、前記電子機器のうち前記第1面とは反対側を向く第2面側から前記電子機器を支持する機器押圧部、をさらに備えるようにしてもよい。
この構成によれば、機器押圧部で電子機器を第2面側から支持することで、電子機器の第1面を、給電部が設けられた機器支持部に確実に押し当てることができる。これにより、電子機器への非接触給電を確実に行うことができる。また、電子機器を機器充電トレー上に収納した状態で、機器充電トレーを持ち運ぶ場合等に、電子機器が機器充電トレー上で揺れ動くのを抑えることができる。
この構成によれば、機器押圧部で電子機器を第2面側から支持することで、電子機器の第1面を、給電部が設けられた機器支持部に確実に押し当てることができる。これにより、電子機器への非接触給電を確実に行うことができる。また、電子機器を機器充電トレー上に収納した状態で、機器充電トレーを持ち運ぶ場合等に、電子機器が機器充電トレー上で揺れ動くのを抑えることができる。
本発明の一態様に係る機器充電トレーにおいて、前記機器押圧部は、前記機器支持部に対して前記物品載置面に沿う方向に間隔をあけて配置され、前記ベース部から上方に延びる対向壁部と、前記対向壁部から前記機器支持部側に延び、弾性変形可能で、前記電子機器を前記機器支持部に向けて押圧する複数本の弾性押圧子を備えるようにしてもよい。
この構成によれば、電子機器は、機器支持部と、複数本の弾性押圧子との間に収納される。複数本の弾性押圧子で電子機器を機器支持部に向けて押圧することで、電子機器の第1面を、給電部が設けられた機器支持部に押し当て、非接触給電を確実に行うことができる。
この構成によれば、電子機器は、機器支持部と、複数本の弾性押圧子との間に収納される。複数本の弾性押圧子で電子機器を機器支持部に向けて押圧することで、電子機器の第1面を、給電部が設けられた機器支持部に押し当て、非接触給電を確実に行うことができる。
本発明の一態様に係る機器充電トレーにおいて、前記機器押圧部は、前記機器支持部に対して前記物品載置面に沿う方向に間隔をあけて配置され、前記ベース部から上方に延びる対向壁部と、前記電子機器が前記機器支持部に支持された状態で、前記電子機器の前記第2面に接触する接触パネルと、一端が前記対向壁部に支持され、他端が前記接触パネルに接続されて、前記接触パネルを前記電子機器側に付勢する付勢部材と、を備えるようにしてもよい。
この構成によれば、電子機器を、機器支持部と接触パネルとの間に挿入した状態で、付勢部材によって電子機器側に付勢される接触パネルにより、電子機器が機器支持部に向けて押圧される。これにより、電子機器の第1面を、給電部が設けられた機器支持部に押し当て、非接触給電を確実に行うことができる。
この構成によれば、電子機器を、機器支持部と接触パネルとの間に挿入した状態で、付勢部材によって電子機器側に付勢される接触パネルにより、電子機器が機器支持部に向けて押圧される。これにより、電子機器の第1面を、給電部が設けられた機器支持部に押し当て、非接触給電を確実に行うことができる。
本発明の一態様に係る什器は、上記したような機器充電トレーを載置可能な物品載置面と、前記給電コネクタに対して着脱可能に接続される電源供給部と、を備える。
この構成によれば、機器充電トレーを什器の物品載置面上に載置し、給電コネクタを什器の電源供給部に接続することで、什器のスペースを有効利用しつつ、電子機器に非接触給電を行うことができる。
この構成によれば、機器充電トレーを什器の物品載置面上に載置し、給電コネクタを什器の電源供給部に接続することで、什器のスペースを有効利用しつつ、電子機器に非接触給電を行うことができる。
本発明の一態様によれば、什器のスペースを有効利用しつつ、電子機器に非接触給電を行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明による機器充電トレー及び什器を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る機器充電トレー10Aを什器1の物品載置面7上に載置した状態示す側断面図である。
図1に示すように、什器1は、例えば教室等の各種施設に設置される。什器1は、携帯可能な複数の電子機器100を複数ずつ機器充電トレー10Aに搭載して一括して収納できるとともに、収納した電子機器100に対して充電等が行えるものである。什器1は、底板2と、一対の側板3と、天板4と、背板5と、棚板6と、を備える。
図1は、本発明の実施形態に係る機器充電トレー10Aを什器1の物品載置面7上に載置した状態示す側断面図である。
図1に示すように、什器1は、例えば教室等の各種施設に設置される。什器1は、携帯可能な複数の電子機器100を複数ずつ機器充電トレー10Aに搭載して一括して収納できるとともに、収納した電子機器100に対して充電等が行えるものである。什器1は、底板2と、一対の側板3と、天板4と、背板5と、棚板6と、を備える。
底板2は、平面視長方形状で、床面(不図示)と平行な水平面に沿って配置されている。底板2は、床面上から起立する複数本の支脚(不図示)、または複数のキャスター(不図示)によって支持されていてもよい。底板2は、床面上に直接載置されていてもよい。一対の側板3は、底板2の幅方向(図1において紙面に直交する方向)の両端部からそれぞれ上方に向けて立設されている。天板4は、平面視矩形で、水平面に沿って配置されている。天板4は、一対の側板3の上端部間に架設されている。背板5は、什器1の後端部(図1において右方)に配置され、底板2、側板3及び天板4の後端部間に架設されている。このような什器1は、前方に向かって開口する開口部1aを有している。開口部1aには、開閉可能な扉9が設けられている。なお、什器1は、扉9を備えない開放型のものであってもよい。什器1において、少なくとも底板2、側板3、天板4、背板5、および扉9は、鋼板、ステンレス板、アルミ板などの金属で構成するのが望ましい。これにより、什器1内で発生した不要輻射を什器1外に輻射することが抑えられる。また、什器1内で発生した熱が什器1外に放射される。
棚板6は、底板2と天板4との間に、1枚以上設けられている。本実施形態において、棚板6は、例えば2枚設けられている。棚板6の両端部は、一対の側板3に支持されている。
底板2、および各棚板6の上面には、物品が載置可能な物品載置面7が形成されている。また、天板4の上面についても、物品載置面7とすることができる。
底板2、および各棚板6の上面には、物品が載置可能な物品載置面7が形成されている。また、天板4の上面についても、物品載置面7とすることができる。
機器充電トレー10Aは、可搬性を有している。機器充電トレー10Aは、例えば樹脂、製である。機器充電トレー10Aは、例えば、不織布、木材、バルカナイズドファイバー等の紙、セナミックなどの非金属によって形成してもよい。機器充電トレー10Aは、什器1に対して開口部1aを介して出し入れ可能とされている。機器充電トレー10Aは、什器1の物品載置面7上に載置可能とされている。機器充電トレー10Aは、複数の電子機器100を収納した状態で、各電子機器100に対して非接触給電をなす。電子機器100は、ノートPC、タブレット端末等、薄型で可搬性を有し、バッテリーから供給される電力により作動可能なものである。
図2は、上記機器充電トレー10Aの斜視図である。図3は、上記機器充電トレー10Aを前方から見た断面図である。
図1~図3に示すように、機器充電トレー10Aは、ベース部11Aと、一対の側壁部12と、一対の端壁部13と、を有している。ベース部11Aは、機器充電トレー10Aの底面を形成する。ベース部11Aは、物品載置面7(図2参照)上に載置可能とされている。一対の側壁部12は、ベース部11Aの幅方向(水平方向Dh)の両端部から上方に向かって延びている。一対の端壁部13は、ベース部11Aの前後方向の両端部から、それぞれ上方に向かって延びている。このようなベース部11A、一対の側壁部12,および一対の端壁部13を備える機器充電トレー10Aは、上方に向かって開口する箱型に形成されている。
図1~図3に示すように、機器充電トレー10Aは、ベース部11Aと、一対の側壁部12と、一対の端壁部13と、を有している。ベース部11Aは、機器充電トレー10Aの底面を形成する。ベース部11Aは、物品載置面7(図2参照)上に載置可能とされている。一対の側壁部12は、ベース部11Aの幅方向(水平方向Dh)の両端部から上方に向かって延びている。一対の端壁部13は、ベース部11Aの前後方向の両端部から、それぞれ上方に向かって延びている。このようなベース部11A、一対の側壁部12,および一対の端壁部13を備える機器充電トレー10Aは、上方に向かって開口する箱型に形成されている。
図3に示すように、機器充電トレー10Aは、機器支持部20Aと、拘束部22と、給電部30と、給電コネクタ50(図1参照)と、をさらに備えている。
機器支持部20Aは、電子機器100の背面(第1面)100rを支持可能である。機器支持部20Aに背面100rが支持された電子機器100の下端部100bは、ベース部11Aによって下方から支持される。電子機器100は、非接触給電による電力供給を受ける受電コイルを有した受電部101と、受電部101で受けた電力による充電が可能なバッテリーと、を備えている。電子機器100は、背面100r側に受電部101を内蔵している。
機器支持部20Aは、電子機器100の背面(第1面)100rを支持可能である。機器支持部20Aに背面100rが支持された電子機器100の下端部100bは、ベース部11Aによって下方から支持される。電子機器100は、非接触給電による電力供給を受ける受電コイルを有した受電部101と、受電部101で受けた電力による充電が可能なバッテリーと、を備えている。電子機器100は、背面100r側に受電部101を内蔵している。
機器支持部20Aは、水平方向Dh(例えば、物品載置面7に沿う方向)に間隔をあけて複数設けられている。各機器支持部20Aは、ベース部11Aから水平方向Dhに向けて斜め上方に延びている。各機器支持部20Aは、水平方向Dhに対して傾斜していればよい。本実施形態において、各機器支持部20Aの水平方向Dhに対する傾斜角度は、電子機器100の重心が、電子機器100の下端部より水平方向Dhに外にずれる角度であればよく、例えば5°~30°の範囲に設定されている。
本実施形態において、機器支持部20Aのうち、水平方向Dhにおいて互いに対向する一対の機器支持部20A同士は、対向支持部20Hを構成している。対向支持部20Hは、水平方向Dhに並んで複数対(例えば三対)設けられている。一の対向支持部20Hを構成する機器支持部20A同士は、互いに離間する向きに傾斜している。よって、一の対向支持部20Hを構成する機器支持部20A同士の間隔は、下方から上方に向かって漸次拡大している。つまり、対向支持部20Hは、前後方向から見てV字状に配置されている。隣り合う対向支持部20H間において、対向する機器支持部20A同士は、互いに接近する向きに傾斜している。隣り合う対向支持部20H間において、対向する機器支持部20Aの上端部同士は接続部21により接続されている。また、水平方向Dhの両端部に位置する対向支持部20Hのうち、外側に位置する機器支持部20Aは、一対の側壁部12を兼ねている。
拘束部22は、ベース部11Aに設けられている。本実施形態において、拘束部22は、一の対向支持部20Hを構成する一対の機器支持部20A同士の間に位置する部分で、ベース部11Aから上方に突出している。機器支持部20Aに背面100rが支持された電子機器100の下端部100bは、ベース部11Aによって下方から支持されている。拘束部22は、機器支持部20Aに背面100rが支持された状態で、電子機器100の下端部100bに機器支持部20Aとは反対側から突き当たる。拘束部22は、機器支持部20Aの傾斜方向と反対側(水平方向Dhで機器支持部20Aから離れる方向)への電子機器100の移動を拘束する。
なお、拘束部22は、機器支持部20Aの傾斜方向と反対側への電子機器100の移動を拘束できるのであれば、その構成を限定するものではなく、例えば、ベース部11Aから起立する仕切壁状や、一対の端壁部13間に架け渡したベルト状、帯板状等であってもよい。また、拘束部22として、ベース部11Aの表面に摩擦係数の高い滑り止め部を設けるようにしてもよい。
なお、拘束部22は、機器支持部20Aの傾斜方向と反対側への電子機器100の移動を拘束できるのであれば、その構成を限定するものではなく、例えば、ベース部11Aから起立する仕切壁状や、一対の端壁部13間に架け渡したベルト状、帯板状等であってもよい。また、拘束部22として、ベース部11Aの表面に摩擦係数の高い滑り止め部を設けるようにしてもよい。
給電部30は、各機器支持部20Aに設けられている。給電部30は、給電コイル(不図示)を備えている。給電部30は、各機器支持部20Aに対し、電子機器100の背面100rを支持する側とは反対側に設けられている。給電部30は、各機器支持部20Aに埋設されていてもよい。給電部30の給電コイル(不図示)は、機器支持部20Aに背面100rが支持された状態の電子機器100に対し、電子機器100の背面100r側に設けられた受電部101と対向するよう設けられている。給電部30は、後述する給電コネクタ50を介して供給される電力を、受電部101に対して非接触給電する。
なお、電子機器100において受電部101が設けられた背面100r側とは反対側の前面100fを機器支持部20Aに向けた状態であっても、給電部30による非接触給電が可能であれば、機器支持部20Aは、電子機器100の前面100f側を支持してもよい。
なお、電子機器100において受電部101が設けられた背面100r側とは反対側の前面100fを機器支持部20Aに向けた状態であっても、給電部30による非接触給電が可能であれば、機器支持部20Aは、電子機器100の前面100f側を支持してもよい。
図1に示すように、給電コネクタ50は、什器1に設けられた電源供給部8に対して着脱可能に接続される。給電コネクタ50は、例えば、後方の端壁部13の下端部に設けられている。電源供給部8は、例えば、各物品載置面7上に設けられている。電源供給部8は、例えば、外部の商用電源等の電源から供給される電力を、給電部30に供給するためのコネクタ受容部である。給電コネクタ50は、電源供給部8に対し、例えばマグネットの磁力により着脱可能に接続される。電源供給部8と給電コネクタ50とは、互いに接続された状態で電気的に接続される接続端子(不図示)をそれぞれ備えている。給電コネクタ50は、給電部30に給電配線51を介して電気的に接続されている。給電コネクタ50は、電源供給部8に接続した状態で、外部の商用電源等の電源から電源供給部8を介して供給される電力を、給電配線51を介して給電部30に送給する。
図3に示すように、上記したような機器充電トレー10Aは、ノートPC、タブレット等の電子機器100を、各機器支持部20Aに沿って傾斜させた状態で収納する。電子機器100の背面100rは、機器支持部20Aに沿った状態で支持される。例えば、教師や生徒等の利用者が、電子機器100を斜め上方から機器支持部20Aに沿って挿入すると、拘束部22がストッパとなり、電子機器100は、背面100rが機器支持部20Aに沿った状態で支持される。また、利用者が電子機器100を真上から機器充電トレー10A内に挿入すると、拘束部22を起点として電子機器100が機器支持部20A側に倒れ、背面100rが機器支持部20Aに沿った状態で支持される。このように、電子機器100をどのように入れても、電子機器100の受電部101と、給電部30の給電コイル(不図示)とが近接して対向する。
図1に示すように、電子機器100を収納した機器充電トレー10Aを物品載置面7上に載置し、給電コネクタ50を物品載置面7に設けられた電源供給部8に接続する。すると、外部の商用電源等の電源から電源供給部8、給電コネクタ50、給電配線51を介して給電部30に給電がなされる。これにより、給電部30は、電子機器100の受電部101に対し、非接触給電をなす。
また、機器充電トレー10Aは、電源供給部8と給電コネクタ50との接続を解除すれば、電子機器100を収納したまま、什器1から持ち出し可能である。機器充電トレー10Aに対する電子機器100の出し入れは、什器1の外部で行うこともできる。
このように、本実施形態では、ベース部11Aから斜め上方に傾斜して延びる機器支持部20Aで、電子機器100の背面100rを支持する構成とした。
このような構成によれば、機器支持部20Aに設けられた給電部30は、電子機器100の受電部101に対して非接触給電を行うことができる。したがって、各電子機器100に対し、充電のための配線を着脱する必要がなくなる。また、電子機器100を機器支持部20Aで傾斜させて支持することで、物品載置面7上において一つの電子機器100が占める平面積を小さく抑えることができる。
したがって、本実施形態の機器充電トレー10A、および什器1によれば、機器充電トレー10Aのベース部11Aを什器1の物品載置面7上に載置し、給電コネクタ50を什器1の電源供給部8に接続することで、什器1のスペースを有効利用しつつ、電子機器100に非接触給電を行うことができる。
また、機器充電トレー10Aは、可搬性を有し、給電コネクタ50を備えているので、給電コネクタ50の電源供給部8との接続を解除すれば、電子機器100を収納したまま持ち運ぶことができ、電子機器100の利用者の利便性が高まる。
さらに、機器支持部20Aでは、電子機器100を傾斜させた状態で支持するので、電子機器100がノートPCであっても、タブレットPCであっても充電可能である。つまり、機器充電トレー10Aの汎用性が高められる。
このような構成によれば、機器支持部20Aに設けられた給電部30は、電子機器100の受電部101に対して非接触給電を行うことができる。したがって、各電子機器100に対し、充電のための配線を着脱する必要がなくなる。また、電子機器100を機器支持部20Aで傾斜させて支持することで、物品載置面7上において一つの電子機器100が占める平面積を小さく抑えることができる。
したがって、本実施形態の機器充電トレー10A、および什器1によれば、機器充電トレー10Aのベース部11Aを什器1の物品載置面7上に載置し、給電コネクタ50を什器1の電源供給部8に接続することで、什器1のスペースを有効利用しつつ、電子機器100に非接触給電を行うことができる。
また、機器充電トレー10Aは、可搬性を有し、給電コネクタ50を備えているので、給電コネクタ50の電源供給部8との接続を解除すれば、電子機器100を収納したまま持ち運ぶことができ、電子機器100の利用者の利便性が高まる。
さらに、機器支持部20Aでは、電子機器100を傾斜させた状態で支持するので、電子機器100がノートPCであっても、タブレットPCであっても充電可能である。つまり、機器充電トレー10Aの汎用性が高められる。
本実施形態では、拘束部22で電子機器100が機器支持部20Aの傾斜方向と反対側に移動するのを拘束するようにした。
このような構成によれば、電子機器100の背面100rが機器支持部20Aに密着しやすくなる。これにより、電子機器100の背面100rを機器支持部20Aに沿わせた状態を維持し、非接触給電を確実に行うことができる。
このような構成によれば、電子機器100の背面100rが機器支持部20Aに密着しやすくなる。これにより、電子機器100の背面100rを機器支持部20Aに沿わせた状態を維持し、非接触給電を確実に行うことができる。
本実施形態では、複数の機器支持部20Aを備える構成とした。
このような構成によれば、機器充電トレー10Aは、より多くの電子機器100を効率良く収容することができる。また、複数の電子機器100を収納したまま、機器充電トレー10Aを持ち運ぶことができるので、利用者の利便性が高まる。
このような構成によれば、機器充電トレー10Aは、より多くの電子機器100を効率良く収容することができる。また、複数の電子機器100を収納したまま、機器充電トレー10Aを持ち運ぶことができるので、利用者の利便性が高まる。
本実施形態では、互いに対向する機器支持部20A同士の間隔が、下方から上方に向かって漸次拡大する構成とした。このような構成によれば、対となる機器支持部20Aに支持される電子機器100が、V字状に配置される。また、対となる電子機器100の下端部100bは、ベース部11Aから上方に突出する拘束部22に突き当たる構成とした。このような構成によれば、機器支持部20Aの傾斜方向と反対側への移動が拘束され、電子機器100の背面100rが機器支持部20Aに沿った状態が維持される。
(第2の実施形態)
次に、本発明にかかる機器充電トレーの第2の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態においては、上記第1の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図4は、本発明の第2の実施形態における機器充電トレー10Bを前方から見た断面図である。
図4に示すように、本実施形態における機器充電トレー10Bは、ベース部11Bと、複数の機器支持部20Bと、複数の対向壁部71と、を備えている。
次に、本発明にかかる機器充電トレーの第2の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態においては、上記第1の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図4は、本発明の第2の実施形態における機器充電トレー10Bを前方から見た断面図である。
図4に示すように、本実施形態における機器充電トレー10Bは、ベース部11Bと、複数の機器支持部20Bと、複数の対向壁部71と、を備えている。
ベース部11Bは、什器1の物品載置面7上に載置可能とされている。機器支持部20Bは、ベース部11Bから斜め上方に傾斜して延び、電子機器100の背面100rを支持可能である。本実施形態において、複数の機器支持部20Bは、それぞれ、上方に向かって水平方向Dhの同じ側(図4において右方)に傾斜している。つまり、複数の機器支持部20Bの傾斜方向は、互いに同一である。
複数の対向壁部71は、それぞれの機器支持部20Bに対し、水平方向Dhに間隔をあけて配置されている。各対向壁部71は、ベース部11Bから上方に向けて水平方向Dhに対して略垂直に延びている。これにより、各機器支持部20Bと対向壁部71との間隔は、上方から下方に向かって漸次縮小している。但し、各対向壁部71は、水平方向Dhに対して傾斜して延びていてもよい。
このような構成において、対向壁部71の下端部が、機器支持部20Bに背面100rが支持された電子機器100の下端部100bの、機器支持部20Bの傾斜方向と反対側への移動を拘束する拘束部22とされている。
本実施形態では、上記第1の実施形態と同様、機器充電トレー10Bのベース部11Bを什器1の物品載置面7上に載置することで、什器1のスペースを有効利用しつつ、電子機器100に非接触給電を行うことができる。
本実施形態では、複数の機器支持部20Bが、水平方向Dhで同じ側に傾斜する構成とした。
このような構成によれば、限られたスペース内で、より多くの電子機器100を機器充電トレー10Bに収容し、非接触給電を行うことができる。
このような構成によれば、限られたスペース内で、より多くの電子機器100を機器充電トレー10Bに収容し、非接触給電を行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明にかかる機器充電トレーの第3の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第3の実施形態においては、上記第1、第2の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図5は、本発明の第3の実施形態における機器充電トレー10Cを前方から見た断面図である。
図5に示すように、本実施形態における機器充電トレー10Cは、上記第2の実施形態で示した構成に加えて、機器押圧部70Cをさらに備えている。機器押圧部70Cは、機器支持部20Bに接近又は離間する方向に変位可能に設けられ、電子機器100のうち背面100rとは反対側を向く前面(第2面)100f側から電子機器100を支持する。
次に、本発明にかかる機器充電トレーの第3の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第3の実施形態においては、上記第1、第2の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図5は、本発明の第3の実施形態における機器充電トレー10Cを前方から見た断面図である。
図5に示すように、本実施形態における機器充電トレー10Cは、上記第2の実施形態で示した構成に加えて、機器押圧部70Cをさらに備えている。機器押圧部70Cは、機器支持部20Bに接近又は離間する方向に変位可能に設けられ、電子機器100のうち背面100rとは反対側を向く前面(第2面)100f側から電子機器100を支持する。
本実施形態において、機器押圧部70Cは、対向壁部71と、電子機器100を機器支持部20Bに向けて押圧する押圧部材本体72Cと、を備えている。押圧部材本体72Cは、対向壁部71から機器支持部20B側に延び、弾性変形可能な複数本の弾性押圧子73を備えている。複数本の弾性押圧子73は、上方に位置する弾性押圧子73から、下方に位置する弾性押圧子73に向けて、対向壁部71からの突出寸法が漸次小さくなっている。複数本の弾性押圧子73の先端と機器支持部20Bとの間には、隙間が形成されている。この隙間は、電子機器100の厚さよりも僅かに狭くてもよいし、電子機器100の厚さと同等、あるいはそれ以上であってもよい。
機器支持部20Bと複数本の弾性押圧子73との間に電子機器100を差し込むと、弾性押圧子73が倒れるように弾性変形しながら、電子機器100が下方に侵入していく。電子機器100の下端部100bがベース部11Bに到達し、電子機器100から手を離すと、弾性押圧子73の復元力によって、電子機器100が機器支持部20Bに向けて押圧される。
本実施形態では、上記第1、第2の実施形態と同様、機器充電トレー10Cのベース部11Bを什器1の物品載置面7上に載置することで、什器1のスペースを有効利用しつつ、電子機器100に非接触給電を行うことができる。
本実施形態では、機器押圧部70Cで電子機器100を前面100f側から支持する構成とした。
このような構成によれば、電子機器100の背面100rを、給電部30が設けられた機器支持部20Bに確実に押し当てることができる。これにより、電子機器100への非接触給電を確実に行うことができる。また、電子機器100を機器充電トレー10C、10D上に収納した状態で、機器充電トレー10C、10Dを持ち運ぶ場合等に、電子機器100が機器充電トレー10C、10D上で揺れ動くのを抑えることができる。
このような構成によれば、電子機器100の背面100rを、給電部30が設けられた機器支持部20Bに確実に押し当てることができる。これにより、電子機器100への非接触給電を確実に行うことができる。また、電子機器100を機器充電トレー10C、10D上に収納した状態で、機器充電トレー10C、10Dを持ち運ぶ場合等に、電子機器100が機器充電トレー10C、10D上で揺れ動くのを抑えることができる。
本実施形態では、機器押圧部70Cが、対向壁部71と複数本の弾性押圧子73と、を備える構成とした。
このような構成によれば、電子機器100を、機器支持部20Bと、対向壁部71から機器支持部20B側に延びる複数本の弾性押圧子73の先端部との間に挿入し、複数本の弾性押圧子73の先端が電子機器100に突き当たることで、電子機器100が機器支持部20Bに向けて押圧される。これにより、電子機器100の背面100rを、給電部30が設けられた機器支持部20Bに押し当てることができる。
このような構成によれば、電子機器100を、機器支持部20Bと、対向壁部71から機器支持部20B側に延びる複数本の弾性押圧子73の先端部との間に挿入し、複数本の弾性押圧子73の先端が電子機器100に突き当たることで、電子機器100が機器支持部20Bに向けて押圧される。これにより、電子機器100の背面100rを、給電部30が設けられた機器支持部20Bに押し当てることができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明にかかる機器充電トレーの第4の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第4の実施形態においては、上記第1~第3の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図6は、本発明の第4の実施形態における機器充電トレー10Dを前方から見た断面図である。
図6に示すように、本実施形態における機器充電トレー10Dは、機器押圧部70Dを備えている。
本実施形態における機器押圧部70Dは、対向壁部71と、対向壁部71に設けられ、電子機器100を機器支持部20Bに向けて押圧する押圧部材本体72Dを備えている。押圧部材本体72Dは、接触パネル75と、複数の付勢部材77と、を備えている。
次に、本発明にかかる機器充電トレーの第4の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第4の実施形態においては、上記第1~第3の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図6は、本発明の第4の実施形態における機器充電トレー10Dを前方から見た断面図である。
図6に示すように、本実施形態における機器充電トレー10Dは、機器押圧部70Dを備えている。
本実施形態における機器押圧部70Dは、対向壁部71と、対向壁部71に設けられ、電子機器100を機器支持部20Bに向けて押圧する押圧部材本体72Dを備えている。押圧部材本体72Dは、接触パネル75と、複数の付勢部材77と、を備えている。
接触パネル75は、板状で、機器支持部20Dに背面100rが支持された電子機器100の前面100fに接触する。付勢部材77は、一端が対向壁部71に支持され、他端が接触パネル75に接続されている。付勢部材77は、例えばコイルスプリングからなり、接触パネル75を機器支持部20B側(電子機器100側)に付勢する。複数本の付勢部材77は、接触パネル75を、傾斜した機器支持部20Bに沿わせた状態で支持できるよう、下方から上方に向かってバネ長(自然長)が長くなるように配置されている。
なお、接触パネル75を、機器支持部20Dよりも上方に突出させ、接触パネル75と機器支持部20Dとの間に電子機器100を挿入する際、電子機器100の下端部100bで接触パネル75の上端部を機器支持部20Dから離間する方向に押すことで、接触パネル75と機器支持部20Dとの隙間を広げることができるようにしてもよい。
なお、接触パネル75を、機器支持部20Dよりも上方に突出させ、接触パネル75と機器支持部20Dとの間に電子機器100を挿入する際、電子機器100の下端部100bで接触パネル75の上端部を機器支持部20Dから離間する方向に押すことで、接触パネル75と機器支持部20Dとの隙間を広げることができるようにしてもよい。
本実施形態では、上記第1~第3の実施形態と同様、機器充電トレー10Dのベース部11Bを什器1の物品載置面7上に載置することで、什器1のスペースを有効利用しつつ、電子機器100に非接触給電を行うことができる。
本実施形態では、機器押圧部70Dで電子機器100を機器支持部20Bに向けて押圧する構成とした。
このような構成によれば、電子機器100の背面100rを、給電部30が設けられた機器支持部20Bに確実に押し当てることができる。これにより、電子機器100への非接触給電を確実に行うことができる。また、電子機器100を機器充電トレー10D、10D上に収納した状態で、機器充電トレー10D、10Dを持ち運ぶ場合等に、電子機器100が機器充電トレー10D、10D上で揺れ動くのを抑えることができる。
このような構成によれば、電子機器100の背面100rを、給電部30が設けられた機器支持部20Bに確実に押し当てることができる。これにより、電子機器100への非接触給電を確実に行うことができる。また、電子機器100を機器充電トレー10D、10D上に収納した状態で、機器充電トレー10D、10Dを持ち運ぶ場合等に、電子機器100が機器充電トレー10D、10D上で揺れ動くのを抑えることができる。
本実施形態では、機器押圧部70Dが、接触パネル75と、付勢部材77と、を備える構成とした。
このような構成によれば、電子機器100を、機器支持部20Dと接触パネル75との間に挿入すると、接触パネル75と機器支持部20との間が押し広げられることで、付勢部材77が弾性(圧縮)変形する。電子機器100の下端部がベース部11Bに到達した時点で電子機器100から手を離すと、付勢部材77が復元変形することで、電子機器100が接触パネル75を介して機器支持部20Dに向けて押圧される。これにより、電子機器100の背面100rを、給電部30が設けられた機器支持部20Dに押し当て、非接触給電を確実に行うことができる。
このような構成によれば、電子機器100を、機器支持部20Dと接触パネル75との間に挿入すると、接触パネル75と機器支持部20との間が押し広げられることで、付勢部材77が弾性(圧縮)変形する。電子機器100の下端部がベース部11Bに到達した時点で電子機器100から手を離すと、付勢部材77が復元変形することで、電子機器100が接触パネル75を介して機器支持部20Dに向けて押圧される。これにより、電子機器100の背面100rを、給電部30が設けられた機器支持部20Dに押し当て、非接触給電を確実に行うことができる。
(その他の実施形態)
図7は、本発明の第1~第4実施形態の変形例における機器充電トレー10A~10Dの要部を示す断面図である。
図7に示すように、機器支持部20Bの下部に設けられた拘束部22Eは、上方から下方に向かって、機器支持部20Bに対する水平方向Dhの間隔が段階的に拡大する階段状に形成される構成としてもよい。
図7は、本発明の第1~第4実施形態の変形例における機器充電トレー10A~10Dの要部を示す断面図である。
図7に示すように、機器支持部20Bの下部に設けられた拘束部22Eは、上方から下方に向かって、機器支持部20Bに対する水平方向Dhの間隔が段階的に拡大する階段状に形成される構成としてもよい。
具体的には、拘束部22Eは、機器支持部20Bの下端から機器支持部20Bに直交して延びる拘束部第1底面221と、機器支持部20Bに対して拘束部第1底面221に沿った方向に間隔D1をあけて設けられ、拘束部第1底面221に直交して斜め上方に延びる拘束部第1対向面222と、拘束部第1対向面222の上端から拘束部第1対向面222に直交して延びる拘束部第2底面223と、機器支持部20Aに対して水平方向Dhに間隔D2をあけて設けられ、拘束部第2底面223に直交して斜め上方に延びる拘束部第2対向面224と、を備える。
このような構成では、機器充電トレー10Aに収納される電子機器100の背面100rと前面100fとを結ぶ方向における電子機器100の厚みが、間隔D1より小さい場合、電子機器100の下端部100bは、機器支持部20Aと、拘束部第1対向面222との間で、拘束部第1底面221によって支持される。また、機器充電トレー10Aに収納される電子機器100の厚みが、間隔D1より大きく、かつ間隔D2より小さい場合、電子機器100の下端部100bは、機器支持部20Aと、拘束部第2対向面224との間で、拘束部第2底面223によって支持される。
このような構成によれば、機器充電トレー10Aに収納される電子機器100の背面100rと前面100fとを結ぶ方向における電子機器100の厚みが、複数種ある場合であっても、電子機器100の下端部100bの移動を、拘束部22Eで拘束することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、上述した実施形態では、什器1を、棚板6を有した収納棚状の構成としたが、これに限らない。什器1は、機器充電トレー10Aが載置可能な物品載置面7を有するのであれば、例えばデスク状、カウンター状等の構成であってもよい。
例えば、上述した実施形態では、什器1を、棚板6を有した収納棚状の構成としたが、これに限らない。什器1は、機器充電トレー10Aが載置可能な物品載置面7を有するのであれば、例えばデスク状、カウンター状等の構成であってもよい。
上述した実施形態では、機器充電トレー10A~10Dが、ベース部11A、11Bと、一対の側壁部12と、一対の端壁部13と、を備えるようにしたが、これに限らない。例えば、前方の端壁部13を省略し、機器充電トレー10A~10Dが、前方へも開口している構成としてもよい。これにより、機器充電トレー10A~10Dを物品載置面7上に配置したまま、電子機器100を前方に出し入れすることができる。
さらに、図8に示すように、機器充電トレー10Eは、上方に開口する箱状ではなく、ベース部11Eと、機器支持部20Eと、拘束部22Fと、機器支持部20Eを支える支持部28を備えるような構成としてもよい。
さらに、図8に示すように、機器充電トレー10Eは、上方に開口する箱状ではなく、ベース部11Eと、機器支持部20Eと、拘束部22Fと、機器支持部20Eを支える支持部28を備えるような構成としてもよい。
上述した第3、第4の実施形態では、押圧部材本体72C、72Dを、対向壁部71に設けるようにしたが、これに限らない。例えば、電子機器100を機器支持部20Bに向けて押圧する押圧力を発揮する押圧部材本体を、対向壁部71とは別体に備えるようにしてもよい。この場合、電子機器100の背面100rを機器支持部20Aに沿わせて傾斜させた後、電子機器100の前面100fと対向壁部71との間に、押圧部材本体を挿入するようにしてもよい。このような押圧部材本体は、例えば、スポンジ状、ブラシ状、外袋の中に多数の粒状体を充填したもの、等を用いることができる。
上述した実施形態では、ベース部が機器充電トレーの底壁として機能する構成について説明したが、この構成に限られない。ベース部は、物品載置面7に支持される構成であれば、機器充電トレーの側壁として機能してもよい。すなわち、機器充電トレーは、物品載置面7に支持された一対のベース部間に機器支持部が架け渡される構成であってもよい。
上述した実施形態では、機器充電トレーが拘束部を有する構成について説明したが、拘束部は必須の構成ではない。また、電子機器と機器充電トレーとの位置ずれを抑制するための滑り止め部材を電子機器が有していてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
上述した実施形態では、ベース部が機器充電トレーの底壁として機能する構成について説明したが、この構成に限られない。ベース部は、物品載置面7に支持される構成であれば、機器充電トレーの側壁として機能してもよい。すなわち、機器充電トレーは、物品載置面7に支持された一対のベース部間に機器支持部が架け渡される構成であってもよい。
上述した実施形態では、機器充電トレーが拘束部を有する構成について説明したが、拘束部は必須の構成ではない。また、電子機器と機器充電トレーとの位置ずれを抑制するための滑り止め部材を電子機器が有していてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 什器
7 物品載置面
8 電源供給部
10A~10E 機器充電トレー
11A、11B、11E ベース部
20A~20E 機器支持部
22、22E、22F 拘束部
30 給電部
50 給電コネクタ
70C、70D 機器押圧部
71 対向壁部
72C、72D 押圧部材本体
73 弾性押圧子
75 接触パネル
77 付勢部材
100 電子機器
100b 下端部
100f 前面(第2面)
100r 背面(第1面)
101 受電部
Dh 水平方向
7 物品載置面
8 電源供給部
10A~10E 機器充電トレー
11A、11B、11E ベース部
20A~20E 機器支持部
22、22E、22F 拘束部
30 給電部
50 給電コネクタ
70C、70D 機器押圧部
71 対向壁部
72C、72D 押圧部材本体
73 弾性押圧子
75 接触パネル
77 付勢部材
100 電子機器
100b 下端部
100f 前面(第2面)
100r 背面(第1面)
101 受電部
Dh 水平方向
Claims (9)
- 可搬性を有し、什器に設けられた物品載置面上に載置可能な機器充電トレーであって、
前記物品載置面に支持されるベース部と、
前記ベース部に設けられ、前記物品載置面に対して斜め上方に傾斜して延びるとともに電子機器の第1面を支持可能な機器支持部と、
前記機器支持部に設けられ、前記電子機器に設けられた受電部に対し非接触給電をなす給電部と、
前記什器に設けられた電源供給部に対して着脱可能に接続され、前記電源供給部に接続した状態で前記電源供給部から前記給電部に電力を供給する給電コネクタと、を備える
機器充電トレー。 - 前記機器支持部に前記第1面が支持された状態で、前記機器支持部の傾斜方向とは反対側への前記電子機器の移動を拘束する拘束部をさらに備える
請求項1に記載の機器充電トレー。 - 前記機器支持部が、前記物品載置面に沿って間隔をあけて複数設けられている
請求項2に記載の機器充電トレー。 - 前記物品載置面に沿う方向において互いに対向して配置された一対の前記機器支持部は、下方から上方に向かうに従い互いに離間する向きに傾斜し、
前記拘束部は、前記ベース部のうち、前記一対の機器支持部の間に位置する部分から上方に突出する
請求項3に記載の機器充電トレー。 - 複数の前記機器支持部の傾斜方向は、互いに同一である
請求項3に記載の機器充電トレー。 - 前記機器支持部に接近又は離間する方向に変位可能に設けられ、前記電子機器のうち前記第1面とは反対側を向く第2面側から前記電子機器を支持する機器押圧部、をさらに備える
請求項1から5の何れか一項に記載の機器充電トレー。 - 前記機器押圧部は、
前記機器支持部に対して前記物品載置面に沿う方向に間隔をあけて配置され、前記ベース部から上方に延びる対向壁部と、
前記対向壁部から前記機器支持部側に延び、弾性変形可能で、前記電子機器を前記機器支持部に向けて押圧する複数本の弾性押圧子を備える
請求項6に記載の機器充電トレー。 - 前記機器押圧部は、
前記機器支持部に対して前記物品載置面に沿う方向に間隔をあけて配置され、前記ベース部から上方に延びる対向壁部と、
前記電子機器が前記機器支持部に支持された状態で、前記電子機器の前記第2面に接触する接触パネルと、
一端が前記対向壁部に支持され、他端が前記接触パネルに接続されて、前記接触パネルを前記電子機器側に付勢する付勢部材と、を備える
請求項6に記載の機器充電トレー。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の機器充電トレーを載置可能な物品載置面と、
前記給電コネクタに対して着脱可能に接続される電源供給部と、を備える
什器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021110741A JP2023007718A (ja) | 2021-07-02 | 2021-07-02 | 機器充電トレー及び什器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021110741A JP2023007718A (ja) | 2021-07-02 | 2021-07-02 | 機器充電トレー及び什器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023007718A true JP2023007718A (ja) | 2023-01-19 |
Family
ID=85111843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021110741A Pending JP2023007718A (ja) | 2021-07-02 | 2021-07-02 | 機器充電トレー及び什器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023007718A (ja) |
-
2021
- 2021-07-02 JP JP2021110741A patent/JP2023007718A/ja active Pending
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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