JP2023006687A - work machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、打込機などの作業機に関する。 The present invention relates to a working machine such as a driving machine.
作業機の一例として、上下方向に移動可能なプランジャを備え、コイルスプリングの付勢力によってプランジャを下方に移動して止具を打撃する打込機が知られている。 BACKGROUND ART As an example of a working machine, a driving machine is known which has a vertically movable plunger that moves downward by the biasing force of a coil spring to strike a fastener.
上述のような打込機として、例えば、特許文献1には、プランジャの両側面に設けられてプランジャと当接し、かつ、プランジャの上下方向への移動をガイドするガイド部や、プランジャが下死点に到達したときの衝撃を吸収する緩衝部が設けられた打込機が開示されている。 For example, Patent Document 1 describes a driving tool as described above. A driving tool is disclosed that is provided with a buffer that absorbs the impact when it reaches a point.
上述の打込機において、該打込機の性能を向上するためにコイルスプリングのバネ力を向上させると、緩衝部にかかる衝撃が大きくなり、緩衝部の寿命が低下する。一方で、緩衝部の寿命を向上するためには、緩衝部を大きくして緩衝作用を大きくすることが考えられるが、緩衝部を大きくすると、緩衝部が衝撃を受けて変形したときにガイド部と接触してしまい、接触した箇所から亀裂が入って緩衝部が破損する可能性がある。 In the aforementioned fastening tool, if the spring force of the coil spring is increased in order to improve the performance of the fastening tool, the shock applied to the buffering portion increases, and the life of the buffering portion is shortened. On the other hand, in order to improve the life of the cushioning part, it is conceivable to enlarge the cushioning part and increase the cushioning action. It may come into contact with the contact, cracking from the contact point and damaging the cushioning part.
また、ガイド部と緩衝部との接触を避けるためにガイド部を左右に離間させると、プランジャの形状を変更する必要が生じて打込機のコストの増加につながる。さらに、ガイド部の離間によりハウジングの大型化につながる。 Further, if the guide portion is left and right separated to avoid contact between the guide portion and the cushioning portion, it becomes necessary to change the shape of the plunger, which leads to an increase in the cost of the driving tool. Furthermore, the distance between the guide portions leads to an increase in the size of the housing.
本発明の目的は、性能を向上させながら、耐久性を維持し、大型化やコスト増加を抑制した作業機を提供することである。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a work machine that maintains durability while improving performance, and that suppresses an increase in size and cost.
本発明の作業機は、モータと、上下方向に伸びるコイルスプリングと、前記モータの駆動力が伝達されると前記コイルスプリングを圧縮しながら上方へ移動し、前記モータの駆動力が遮断されると前記コイルスプリングの付勢力を受けて下方に移動し、かつ、止具を打撃する打撃部と、前記打撃部の側面に当接し、前記打撃部の上下方向の移動をガイドするガイド部と、前記打撃部が下死点に到達したときの衝撃を緩衝する緩衝部と、を有し、前記ガイド部は、上下方向における前記緩衝部と重なる範囲の部分に、前記緩衝部との接触を避ける回避部を有する。 The work machine of the present invention includes a motor, a coil spring extending vertically, and when the driving force of the motor is transmitted, the working machine moves upward while compressing the coil spring, and when the driving force of the motor is cut off. a striking portion that moves downward under the biasing force of the coil spring and strikes the fastener; a guide portion that abuts on a side surface of the striking portion and guides the vertical movement of the striking portion; and a buffering portion that buffers the impact when the striking portion reaches the bottom dead center, and the guide portion is provided in a portion of a range overlapping the buffering portion in the vertical direction to avoid contact with the buffering portion. have a part.
本発明によれば、作業機の性能を向上させながら、耐久性を維持し、大型化やコスト増加を抑制することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, durability can be maintained and size increase and cost increase can be suppressed, improving the performance of a working machine.
以下、本発明の実施の形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。 Hereinafter, an example of an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
本実施の形態では、作業機の一例として、打込機を取り上げて説明する。図1及び図2に示される打込機100は、ハウジング111、打撃部112、マガジン113、電動モータ(モータ)114、伝達機構115、制御部116、電池パック117およびカウンタウエイト118を有する。ハウジング111は、筒形状の胴部119と、胴部119に接続されたハンドル120と、胴部119に接続されたモータケース121と、を有する。ハンドル120およびモータケース121には装着部122が接続されている。装着部122には、電池パック117が取り付けられる。また、胴部119の先端には、射出路124を備えた射出部123が設けられている。すなわち、射出部123は、胴部119に固定されている。これにより、作業者は、ハンドル120を手で握り、射出部123の先端を被打込材W1に押し付けることが可能である。
In this embodiment, a driving machine will be described as an example of a working machine. The
また、モータケース121は、中心線E1の方向でハンドル120とマガジン113との間に配置されている。マガジン113は、止具125を複数収容する部分である。止具125は釘を含み、かつ棒形状である。そして、マガジン113はフィーダを有しており、該フィーダは、マガジン113に収容された止具125を射出路124に送る。
Also, the
打撃部112は、胴部119の内外に亘って設けられている。打撃部112は、胴部119内に配置されたプランジャ126と、プランジャ126に取り付けられたドライバブレード127と、を備えた打撃子112aを有する。ドライバブレード127は、止具125を打ち込むための部材であり、金属製である。ドライバブレード127が取り付けられたプランジャ126は、金属製または合成樹脂製である。
The hitting
胴部119内には、ガイドシャフト128が設けられている。中心線E1はガイドシャフト128の中心を通る。ガイドシャフト128は、トップカバー129およびボトムホルダー130に固定されている。
A
打込機100は、上述のように、電動モータ114と、第1の方向(上下方向)D1に伸縮可能なコイルスプリング136と、電動モータ114の駆動力によって駆動され、止具125を打撃するとともに第1の方向D1に往復移動する打撃部112と、電動モータ114および打撃部112を内部に収容するハウジング111と、を有している。ここで、第1の方向D1は、打撃部112が止具125を打撃する第3の方向D3と、第3の方向D3と反対の方向である第4の方向D4と、を含んでいる。
The
また、ハウジング111は、開口部111eを有するケース部材111aと、ケース部材111aに取り付けられ、かつ、開口部111eを覆う蓋部材111bと、を含んでいる。開口部111eは、ケース部材111aの第4の方向D4の端部に形成されている。
The
ここで、打撃部112は、コイルスプリング136の第3の方向D3の端部に当接し、かつ、止具125を打撃可能なプランジャ126を有している。言い換えると、打撃部112は、電動モータ114の駆動力が伝達されるとコイルスプリング136を圧縮しながら上方へ移動し、電動モータ114の駆動力が遮断されるとコイルスプリング136の付勢力を受けて下方に移動し、かつ、止具125を打撃するプランジャ126を有している。そして、コイルスプリング136は、ケース部材111aから蓋部材111bが取り外された状態において開口部111eから取出し可能となっている。なお、第1の方向D1は、コイルスプリング136の伸縮方向と同じ方向である。
Here, the hitting
また、図2に示されるように、ケース部材111aは、第1のケース部材111cと、第1の方向D1と交差する第2の方向D2において、第1のケース部材111cと対向して取り付けられる第2のケース部材111dと、を含んでいる。
Further, as shown in FIG. 2, the
つまり、打込機100では、図1及び図2に示されるように、ハウジング111が、第1のケース部材111cと第2のケース部材111dと蓋部材111bとの3つのケース部材からなる。すなわち、ハウジング111は、胴部119の中心線E1を基準として左右両側に分割される第1のケース部材111cおよび第2のケース部材111dと、第1のケース部材111cと第2のケース部材111dとを固定した状態で、胴部119の第4の方向D4の端部に形成される開口部111eを塞ぐことが可能な蓋部材111bと、からなる。言い換えれば、コイルスプリング136やカウンタウエイト118等からなる動力部を保持するハウジング111が、第1のケース部材111cと第2のケース部材111dと蓋部材111bとに分けられる3分割構造となっている。
That is, in the
これにより、打込機100のメンテナンス、すなわち消耗部品等の交換を実施する際には、蓋部材111bを取り外すだけで、開口部111eからコイルスプリング136、カウンタウエイト118およびプランジャ126等の胴部119に収容されている部品を取り出してメンテナンスを容易に実施することができる。
As a result, when carrying out maintenance of the
ハウジング111の胴部119内には、プランジャ126と、コイルスプリング136と、ガイドシャフト128と、コイルスプリング136の第4の方向D4の端部に当接するカウンタウエイト118と、が設けられている。さらに、胴部119内には、電動モータ114の駆動力によって駆動され、プランジャ126をコイルスプリング136の第4の方向D4の端部に向けて付勢し、かつ、カウンタウエイト118をコイルスプリング136の第3の方向D3の端部に向けて付勢してコイルスプリング136を圧縮する伝達機構115が設けられている。ここで、伝達機構115は、例えば、第1ギヤ150、第2ギヤ151および第3ギヤ152である。また、胴部119内には、伝達機構115の付勢力から解放されたカウンタウエイト118が当接可能なウェイトダンパ137と、プランジャ126が当接可能なプランジャダンパ(緩衝部)138と、が設けられている。
A
次に、打込機100における止具125の打撃に係わる各部材の機能と動作の詳細について説明する。
Next, the details of the function and operation of each member involved in striking the
プランジャ126は、ガイドシャフト128の外周面に取り付けられており、ガイドシャフト128に沿って中心線E1の方向に作動可能である。ガイドシャフト128は、プランジャ126を中心線E1を中心として径方向に位置決めする。ドライバブレード127は、プランジャ126と共に中心線E1に対して平行に作動可能である。ドライバブレード127は、射出路124内で作動可能である。
The
また、カウンタウエイト118は、ハウジング111が受ける反動を抑制する部材であり、ガイドシャフト128に取り付けられている。カウンタウエイト118はガイドシャフト128に沿って中心線E1の方向に作動可能である。ガイドシャフト128は、カウンタウエイト118を中心線E1に対して径方向に位置決めする。
Also, the
また、胴部119内には、上述のようにコイルスプリング136が設けられており、コイルスプリング136は、中心線E1の方向でプランジャ126とカウンタウエイト118との間に配置されている。コイルスプリング136は、一例として金属製の線材が螺旋状に巻かれた圧縮コイルスプリングを用いることが可能である。コイルスプリング136は、中心線E1の方向に伸縮可能である。コイルスプリング136のうち、中心線E1の方向におけるボトムホルダー130側の端部は、プランジャ126に直接または間接に接触する。すなわち、コイルスプリング136のボトムホルダー130側の上記端部は、打撃子112aのプランジャ126側に設けられている。したがって、打撃子112aは、コイルスプリング136の力によって駆動される。
The
一方、コイルスプリング136のうち、中心線E1の方向におけるトップカバー129側の端部は、カウンタウエイト118に直接または間接に接触する。コイルスプリング136は、中心線E1の方向の圧縮力を受けて弾性エネルギを蓄積する。なお、コイルスプリング136は、打撃子112aおよびカウンタウエイト118を付勢する付勢機構の一例である。
On the other hand, the end of the
プランジャ126は、中心線E1の方向でボトムホルダー130に近づく第3の方向D3の付勢力を、コイルスプリング136から受ける。カウンタウエイト118は、中心線E1の方向でトップカバー129に近づく第4の方向D4の付勢力を、コイルスプリング136から受ける。第3の方向D3と第4の方向D4とは互いに逆向きであり、第3の方向D3および第4の方向D4は、中心線E1と平行である。プランジャ126およびカウンタウエイト118は、物理的に同一の要素であるコイルスプリング136から付勢力を受ける。
The
また、胴部119内には、ウェイトダンパ137およびプランジャダンパ138が設けられている。ウェイトダンパ137は、トップカバー129とカウンタウエイト118との間に配置されている。プランジャダンパ138は、ボトムホルダー130とプランジャ126との間に配置されている。ウェイトダンパ137およびプランジャダンパ138は、共に合成ゴム製である。
Also, a
打込機100において、打撃子112aまたはプランジャ126またはカウンタウエイト118が、第3の方向D3にそれぞれ作動することを下降と呼ぶ。打撃子112aまたはカウンタウエイト118が、第4の方向D4にそれぞれ作動することを上昇と呼ぶ。打撃子112aおよびカウンタウエイト118は、中心線E1の方向にそれぞれ往復作動可能である。
In the
打込機100における電池パック117は、装着部122に対して取り付けおよび取り外し可能である。電池パック117は、直流電源であり、電池パック117の電力は電動モータ114に供給可能である。すなわち、電池パック117の電力によって電動モータ114を駆動させる。また、装着部122内には、打込機100の制御部116が設けられている。
The
打込機100には、トリガ142およびトリガスイッチ143がハンドル120に設けられており、作業者がトリガ142に操作力を加えるとトリガスイッチ143がオンする。作業者がトリガ142に加えた操作力を解除すると、トリガスイッチ143がオフする。
The
電動モータ114は、図示しないロータおよびステータを有し、モータ軸146が上記ロータに取り付けられている。電動モータ114は、電池パック117から電力が供給されるとモータ軸146が回転する。そして、モータケース121内に配置された図示しない減速機は、複数組の遊星歯車機構、入力要素148および出力要素149を有する。入力要素148はモータ軸146に接続されている。
The
伝達機構115は、出力要素149の回転力を打撃部112の作動力およびカウンタウエイト118の作動力に変換する。伝達機構115は、第1ギヤ150、第2ギヤ151および第3ギヤ152を有する。
The
図3(a),(b)に示されるように、第1ギヤ150の外径と第2ギヤ151の外径と第3ギヤ152の外径とは同一である。第2ギヤ151は、第1ギヤ150および第3ギヤ152に噛み合っている。カムローラ157が第1ギヤ150に設けられ、2個のカムローラ158,202が第2ギヤ151に設けられ、2個のカムローラ159,203が第3ギヤ152に設けられている。カムローラ157は第1ギヤ150に対して自転可能である。2個のカムローラ158,202は同一円周上に配置されている。2個のカムローラ158,202は、第2ギヤ151に対してそれぞれ自転可能である。2個のカムローラ159,203は第3ギヤ152に対してそれぞれ自転可能である。
As shown in FIGS. 3A and 3B, the outer diameter of the
次に、図1及び図2に示される打込機100の使用例を図3~図5を用いて説明する。図3は打込機100のメンテナンスモード時の伝達機構の状態、図4は通常待機時の伝達機構の状態、図5は上死点位置での伝達機構の状態を示す図である。
Next, a usage example of the
打込機100は、メンテナンスモードと呼ばれる操作モードを有している。メンテナンスモードでは、図3(a),(b)に示されるように、カウンタウエイト118のウェイトアーム部135と第3ギヤ152のカムローラ159とは、係合していない状態となっており、カウンタウエイト118は、図1に示されるガイドシャフト128の第4の方向D4の端部付近に配置されている。
The
そして、作業者が射出部123の先端を被打込材W1に押し付け、かつ、コントローラがトリガスイッチ143のオンを検出すると、上記コントローラは電動モータ114に電力を供給し、モータ軸146を正回転させる。モータ軸146の回転力は、図示しない減速機で増幅されて第1ギヤ150に伝達され、第1ギヤ150が反時計回りに回転する。
When the operator presses the tip of the
第1ギヤ150が反時計回りに回転すると、第2ギヤ151は時計回りに回転し、第3ギヤ152は反時計回りに回転する。第1ギヤ150が反時計回りに回転し、カムローラ157が第1アーム167に係合すると、プランジャ126は、コイルスプリング136の付勢力に抗して図1に示される第4の方向D4で作動する。つまり、打撃部112は上昇する。また、図4(a),(b)に示されるように、第3ギヤ152は反時計回りに回転し、カムローラ159がウェイトアーム部135に係合すると、カウンタウエイト118は第3の方向D3で作動する。つまり、カウンタウエイト118は下降する。
When the
第1ギヤ150および第2ギヤ151の回転中、カムローラ157が第1アーム167に係合している際に、1個のカムローラ158が第2アーム160(係合部126c)に係合する。その後、カムローラ157が第1アーム167から解放される。また、1個のカムローラ158が第2アーム160(係合部126c)に係合している際に、図4(a),(b)に示されるように、他のカムローラ202が第2アーム160(係合部126c)に係合する。次いで、先に第2アーム160(係合部126c)に係合していたカムローラ158が、第2アーム160(係合部126c)から解放される。
While the
そして、カウンタウエイト118が下降すると、プランジャ126が上昇する。次いで、カウンタウエイト118は下死点に到達するとともに、プランジャ126は更に上昇する。そして、図5(a),(b)に示されるように、プランジャ126が上死点に到達する。これにより、コイルスプリング136のエネルギが最大に貯えられた状態となる。その後、2個のカムローラ158,202が共に第2アーム160(係合部126c)から解放され、これに伴ってコイルスプリング136も開放される。コイルスプリング136の解放により、プランジャ126はコイルスプリング136の付勢力で下降する。そして、プランジャ126が下降を開始すると、カウンタウエイト118はコイルスプリング136の付勢力で上昇を開始する。
Then, when the
プランジャ126が下降、つまり、打撃部112が下降すると、ドライバブレード127は図2に示す射出路124に位置する止具125を打撃する。止具125は被打込材W1に打ち込まれる。ドライバブレード127が止具125を打撃した後、プランジャ126がプランジャダンパ138に衝突する。プランジャダンパ138は打撃部112の運動エネルギの一部を吸収する。また、カウンタウエイト118はウェイトダンパ137に衝突する。ウェイトダンパ137はカウンタウエイト118の運動エネルギの一部を吸収する。
When the
このように、打撃部112が図1に示される第3の方向D3に作動して止具125を打撃する際、カウンタウエイト118は第3の方向D3とは逆の第4の方向D4に作動する。このため、打撃部112が止具125を打撃する際の反動を低減することができる。
Thus, when the
なお、図2に示されるように、カウンタウエイト118の運動エネルギの一部を吸収するウェイトダンパ137が収容されるトップカバー129は、蓋部材111bに取り付けられている。
As shown in FIG. 2, a
次に、打込機100におけるボトムホルダー130とトップカバー129の連結構造について説明する。図2に示されるように、ボトムホルダー130とトップカバー129とは、ガイドバー(ガイド部)131を介して連結されている。ボトムホルダー130及びトップカバー129は、コイルスプリング136の伸長時に、コイルスプリング136の付勢力を受けてコイルスプリング136の伸長量を規制する規制部であり、ボトムホルダー130が下側規制部、トップカバー129が上側規制部となっている。そして、ガイドバー131は、第2の方向D2において、コイルスプリング136の両側の側方に位置し、トップカバー129とボトムホルダー130とを連結する連結部である。また、ガイドバー131は、プランジャ126(打撃部112)の側面に当接し、プランジャ126の第1の方向D1(上下方向)の移動をガイドする。すなわち、ガイドバー131は、プランジャ126の上下方向の移動をガイドする細長いレールでもある。また、ガイドバー131は、ネジ133によってボトムホルダー130に取り付けられている。
Next, a connection structure between the
また、ケース部材111a内には、プランジャ126が下死点に到達したときの衝撃を緩衝するプランジャダンパ(緩衝部)138が設けられている。プランジャダンパ138は、第1の方向D1(上下方向)において、ボトムホルダー130とプランジャ126との間に配置されている。これにより、プランジャ126が下死点に到達してプランジャダンパ138に衝突した際には、プランジャダンパ138が潰れてプランジャ126からの衝撃を緩衝することができる。
Further, a plunger damper (buffer portion) 138 is provided in the
なお、打込機100におけるガイドバー131は、第1の方向D1(上下方向)におけるプランジャダンパ138と重なる範囲の部分に、プランジャダンパ138との接触を避ける切欠部(回避部)132を有している。図6及び図7に示されるように、ガイドバー131は、第1の方向D1(上下方向)において図2に示されるプランジャダンパ138と重なる範囲に位置する第1部分131aと、第1の方向D1においてプランジャダンパ138と重ならない範囲に位置する第2部分131bと、を有している。言い換えると、ガイドバー131は、第1部分131aと第2部分131bとを有し、第1部分131aにおいては、プランジャダンパ138と重なっており、第2部分131bにおいては、プランジャダンパ138と重なっていない。また、図6(b)及び図7(a)に示されるようにガイドバー131には、ネジ固定用の複数の貫通孔131eが形成されている。
The
また、ガイドバー131は、第1の方向D1(上下方向)に交差する第2の方向D2(左右方向)において、図2に示されるプランジャダンパ138に向かう立壁部131cを備えており、図6(a)及び図7(b)に示されるように立壁部131cにおける第1部分131aに、プランジャダンパ138との接触を回避する回避部として切欠部132が設けられている。すなわち、切欠部132は、切欠部132の上端部131dから凹んだ部分であり、プランジャダンパ138から離間する方向に凹んだ部分でもある。なお、切欠部132は、立壁部131cの第1部分131aには設けられているが、第2部分131bには設けられていない。
In addition, the
次に、図8及び図9を用いてボトムホルダー130の構造について説明する。ボトムホルダー130は、図2に示されるプランジャダンパ138が配置される略円形のダンパ載置部130cと、プランジャダンパ138を支持する突起状の支持部130aと、ガイドバー131と接続される接続部130bと、を備えている。図8(b)及び図9(b)に示されるように、2つの接続部130bは、ダンパ載置部130cの外周部において互いに対向する位置にそれぞれ設けられており、それぞれの接続部130bにガイドバー131がネジ固定される。
Next, the structure of the
また、ダンパ載置部130cの外周部には、図8(a)及び図9(a)に示されるように、2つの支持部130aが設けられている。これら2つの支持部130aは、プランジャダンパ138がプランジャ126から衝撃を受けて潰れた際に、プランジャダンパ138を支えるガイド部分である。したがって、2つの支持部130aは、潰れたプランジャダンパ138が接触した際に、プランジャダンパ138が損傷しないように、比較的大きな半径の曲率形状に形成されている。
Further, as shown in FIGS. 8A and 9A, two
次に、図10及び図11を用いてプランジャ126の構造について説明する。プランジャ126は、図2に示されるガイドシャフト128に沿って第1の方向D1(上下方向)に移動し、かつ、ガイドシャフト128が挿入されるプランジャ軸126aと、図2に示されるコイルスプリング136を保持するスプリング保持部126iと、スプリング保持部126iと反対側に位置し、かつ、プランジャダンパ138に接触する突当て面126hと、を備えている。また、プランジャ126は、スプリング保持部126iの外周部に設けられ、かつ、互いに対向する位置に配置された2つの側面係合部126bと、スプリング保持部126iの外周部に設けられ、かつ、図4に示されるカムローラ202に係合する係合部126cと、を備えている。さらに、プランジャ126は、スプリング保持部126iの外周部に設けられ、かつ、図3に示されるカムローラ157に係合する突起部126dと、スプリング保持部126iの外周部に設けられ、かつ、図3に示されるドライバブレード127を保持するブレード保持部126gと、を備えている。突起部126dは、プランジャ126のスプリング保持部126iの下方に突出して設けられている。
Next, the structure of the
なお、プランジャ126は、側面係合部126bがガイドバー131によってガイドされて第1の方向D1(上下方向)に移動するとともに、ガイドバー131によって周方向への回転も規制されている。具体的には、プランジャ126の側面係合部126bは、図6に示されるガイドバー131の立壁部131cによって第1の方向D1(上下方向)への移動がガイドされるとともに、立壁部131cによって周方向への回転も規制される。
The
また、プランジャ126におけるスプリング保持部126iの外周には、スプリング保持部126iから第1の方向D1(上下方向)に向かって立設する右側リブ126j、左側リブ126k、後ろ側リブ126lが設けられる。プランジャ軸126aを中心とする周方向において2つの側面係合部126bの各々とブレード保持部126gの間には、ブレード保持部126gを挟み込むように右側リブ126jと左側リブ126kとが設けられるとともに、第2アーム160(係合部126c)を含む後ろ側リブ126lが設けられる。つまり、プランジャ軸126aを中心とする周方向に向かって、ブレード保持部126gから順に右側リブ126j、側面係合部126b、後ろ側リブ126l、側面係合部126b、左側リブ126kが連続して設けられ、スプリング保持部126iの外周を全周に渡って取り囲む。また、第2アーム160(係合部126c)とスプリング保持部126iとをかけ渡すように傾斜リブ126mが設けられる。傾斜リブ126mの上端は、第2アーム160(係合部126c)の上端とスプリング保持部126iの上面とを接続するように、第1の方向D1(上下方向)に対して傾斜している。上記の構成によれば、プランジャ126が動作時の衝撃によって破損することを抑制できる。プランジャ126は、プランジャ軸126aの軸心からブレード保持部126gの頂点までの径方向距離L3が、プランジャ軸126aの軸心から係合部126cの頂点までの径方向距離L4よりも長いため、動作時の衝撃によってスプリング保持部126iが上下方向に折れて破損する恐れがあるが、右側リブ126j、左側リブ126k、後ろ側リブ126l、傾斜リブ126mによってスプリング保持部126iが補強されているため、破損が抑制されている。
A
以上のようなガイドバー131、ボトムホルダー130、プランジャ126のそれぞれの構造により、ガイドバー131と、ボトムホルダー130と、プランジャ126及びプランジャダンパ138の位置関係は、図12に示される構造のようになっている。すなわち、互いに対向して配置された2つのガイドバー131の間に、プランジャ126、プランジャダンパ138及びボトムホルダー130が配置されており、第1の方向D1(上下方向)において、プランジャダンパ138は、プランジャ126とボトムホルダー130との間に配置されている。
Due to the respective structures of the
ここで、図13は、プランジャ126が下死点に到達する直前の状態で、プランジャダンパ138が潰れる前の状態を示しており、図14は、プランジャ126が下死点に到達してプランジャダンパ138が潰れた状態を示している。本実施の形態の打込機100では、図6に示されるガイドバー131の第1部分131aの立壁部131cに切欠部132が設けられている。したがって、ガイドバー131の第1部分131aは、ガイドバー131の第2部分131bよりもプランジャダンパ138から離間している。具体的には、図13(b)に示されるように、ガイドバー131の立壁部131cにおいて、該立壁部131cの切欠部位置P2は、立壁部131cの上端部位置P1よりもプランジャダンパ138から離間しており、切欠部位置P2とプランジャダンパ138との左右方向の距離L2は、上端部位置P1とプランジャダンパ138との左右方向の距離L1よりも大きい。すなわち、図6に示される切欠部132の底部132aの位置(切欠部位置P2)は、立壁部131cの上端部位置P1よりもプランジャダンパ138から離れた位置となっている。別の言い方をすると、プランジャダンパ138は、該プランジャダンパ138の平面形状が円形である。そして、ガイドバー131の切欠部132の底部132aの位置(切欠部位置P2)は、立壁部131cの上端部位置P1よりも円形のプランジャダンパ138の外周部から離れた位置となっている。さらに、別の言い方をすると、切欠部132の底部132aの位置(切欠部位置P2)は、立壁部131cの上端部位置P1よりも円形のプランジャダンパ138の中心C1から離れた位置となっている。すなわち、プランジャダンパ138の中心C1から切欠部132の底部132aの位置(切欠部位置P2)までの距離は、プランジャダンパ138の中心C1から立壁部131cの上端部位置P1までの距離より長い。
Here, FIG. 13 shows the state immediately before the
これにより、図14に示されるように、プランジャ126が下死点に到達してプランジャダンパ138に衝撃が与えられ、プランジャダンパ138が潰れた状態になっても、プランジャダンパ138の外周部は、ガイドバー131の第1部分131aの立壁部131cに設けられた切欠部132には接触しない。その結果、プランジャダンパ138が破損することを抑制できる。また、プランジャダンパ138の外周部から切欠部132の底部132aの位置(切欠部位置P2)までの距離が、プランジャダンパ138の外周部から立壁部131cの上端部位置P1までの距離より長くなるため、プランジャダンパ138の平面形状を大きくすることができる。これにより、打込機本体の振動を低減することができるため、打込機100の性能を向上させることができる。さらに、プランジャダンパ138の大型化により、打込機100の耐久性を維持することができる。つまり、打込機100の性能を向上させながら、耐久性を維持することができる。
As a result, as shown in FIG. 14, even if the
さらに、ガイドバー131の立壁部131cに切欠部132が設けられたことで、対向して配置される2つのガイドバー131の設置間隔を広げることなく、プランジャダンパ138の大型化を図ることができる。これにより、打込機100の大型化やコスト増加を抑制して打込機100の性能を向上させることができる。
Furthermore, since the
また、ガイドバー131の切欠部132は、立壁部131cの第1部分131aには設けられているが、第2部分131bには設けられていない。図6に示されるように、ガイドバー131において、第1部分131aの長さは第2部分131bの長さに比べて遥かに短い。プランジャ126のプランジャダンパ138への衝突時の衝撃は、ガイドバー131にも付与されるため、ガイドバー131は剛性が大きい方が好ましい。つまり、第1部分131aの長さが第2部分131bの長さに比べて遥かに短いことで、ガイドバー131の剛性の低下を最小限に抑えることができる。また、第2部分131bには切欠部132が設けられていないため、ガイドバー131が有するプランジャ126の周方向への回転規制の機能も確保することができる。
Further, the
また、図6に示されるように、ガイドバー131において、立壁部131cの上端部131dと切欠部132の底部132aとは、上端部131dから底部132aに向かって徐々にプランジャダンパ138から離間する傾斜部132bによって接続されている。すなわち、立壁部131cの切欠部132において、上端部131dと底部132aとが、上端部131dもしくは底部132aに対して傾斜して成る傾斜部132bによって接続されている。言い換えると、切欠部132における断面積の変化をなだらかにすることができる。これにより、プランジャ126による衝撃がガイドバー131に伝播した際の切欠部132での応力集中を抑制することができる。その結果、ガイドバー131の破損を抑制することができる。
As shown in FIG. 6, in the
また、図10(b)に示されるように、プランジャ126が備える突起部126dには、プランジャダンパ138の中心C1を中心とする円弧状の切欠部126eが設けられている。なお、この切欠部126eは、プランジャ126の衝撃によりプランジャダンパ138が潰れた際に、プランジャダンパ138の外周部が突起部126dに干渉しないようにするための逃げ部である。また、この突起部126dは、図3(b)に示されるように、プランジャ126を持ち上げる際に、カムローラ157と係合してコイルスプリング136の付勢力に抗してプランジャ126を持ち上げる部材である。したがって、突起部126dも大きな剛性が必要である。そこで、突起部126dに、プランジャダンパ138の中心C1を中心とする円弧状の切欠部126eを設けることで、突起部126dにおいて削り取る部分の容積を最小限にしつつ、プランジャダンパ138の外周部が突起部126dに接触してプランジャダンパ138が損傷するのを抑制することができる。
Further, as shown in FIG. 10(b), the
次に、本実施の形態の変形例について説明する。 Next, a modified example of this embodiment will be described.
図15及び図16に示される第1変形例は、ガイドバー131が板状の部材であり、図6に示される立壁部131cを有していないガイドバー131を採用した場合である。図15に示される構造においても、ガイドバー131の第1部分131aにプランジャダンパ138との干渉を回避する回避部が設けられている。図15の構造における回避部は、ガイドバー131の第1部分131aをプランジャダンパ138から離れる方向に折り曲げて形成した段差部131fである。これにより、図16(b)に示されるように、ガイドバー131において、段差部131fをプランジャダンパ138から遠ざけることができる。なお、ガイドバー131には、図16(a)に示されるように、スリット131gが形成されており、このスリット131gにプランジャ126の係合部126fが係合することで、プランジャ126は、ガイドバー131にガイドされ第1の方向D1に移動する。以上のように、第1変形例においてもプランジャダンパ138のガイドバー131との干渉を抑制できるため、プランジャダンパ138が破損することを抑制できる。また、プランジャダンパ138の大型化も可能になり、打込機の性能を向上させることができる。
A first modification shown in FIGS. 15 and 16 is a case where the
図17及び図18に示される第2変形例においても、ガイドバー131が板状の部材であり、図6に示される立壁部131cを有していないガイドバー131を採用した場合である。図17に示される構造においても、ガイドバー131の第1部分131aにプランジャダンパ138との干渉を回避する回避部が設けられている。該回避部は、ガイドバー131の第1部分131aに、プランジャダンパ138との干渉を避けるために設けられた貫通孔131hである。これにより、図18(b)に示されるように、ガイドバー131の第1部分131aに貫通孔131hが設けられたことにより、ガイドバー131とプランジャダンパ138との干渉を抑制することができる。なお、ガイドバー131には、図18(a)に示されるように、スリット131gが形成されており、このスリット131gにプランジャ126の係合部126fが係合することで、プランジャ126は、ガイドバー131にガイドされ第1の方向D1に移動する。以上のように、第2変形例においてもプランジャダンパ138のガイドバー131との干渉を抑制できるため、プランジャダンパ138が破損することを抑制できる。また、プランジャダンパ138の大型化も可能になり、打込機の性能を向上させることができる。
In the second modification shown in FIGS. 17 and 18 as well, the
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態では、ガイドバー131において、回避部が第1部分131aに設けられている場合を説明したが、回避部は第1部分131aだけでなく、ガイドバー131の第2部分131bにも設けられていてもよい。
The present invention is not limited to the above embodiments, and can be modified in various ways without departing from the scope of the invention. For example, in the above-described embodiment, the
100…打込機(作業機)、111…ハウジング、111a…ケース部材、111b…蓋部材、111c…第1のケース部材、111d…第2のケース部材、111e…開口部、112…打撃部、112a…打撃子、113…マガジン、114…電動モータ(モータ)、115…伝達機構、116…制御部、117…電池パック、118…カウンタウエイト、119…胴部、120…ハンドル、121…モータケース、122…装着部、123…射出部、124…射出路、125…止具、126…プランジャ、126a…プランジャ軸、126b…側面係合部、126c…係合部、126d…突起部、126e…切欠部、126f…係合部、126g…ブレード保持部、126h…突当て面、126i…スプリング保持部、126j…右側リブ、126k…左側リブ、126l…後ろ側リブ、126m…傾斜リブ、127…ドライバブレード、128…ガイドシャフト、129…トップカバー(上側規制部)、130…ボトムホルダー(下側規制部)、130a…支持部、130b…接続部、130c…ダンパ載置部、131…ガイドバー(ガイド部、連結部)、131a…第1部分、131b…第2部分、131c…立壁部、131d…上端部、131e…貫通孔、131f…段差部(回避部)、131g…スリット、131h…貫通孔(回避部)、132…切欠部(回避部)、132a…底部、132b…傾斜部、133…ネジ、135…ウェイトアーム部、136…コイルスプリング、137…ウェイトダンパ、138…プランジャダンパ(緩衝部)、142…トリガ、143…トリガスイッチ、146…モータ軸、148…入力要素、149…出力要素、150…第1ギヤ、151…第2ギヤ、152…第3ギヤ、157,158,159,202,203…カムローラ、160…第2アーム、167…第1アーム、C1…中心、D1…第1の方向(上下方向)、D2…第2の方向(左右方向)、D3…第3の方向、D4…第4の方向、E1…中心線、L1,L2,L3,L4…距離、P1…上端部位置、P2…切欠部位置、W1…被打込材
DESCRIPTION OF
Claims (6)
上下方向に伸びるコイルスプリングと、
前記モータの駆動力が伝達されると前記コイルスプリングを圧縮しながら上方へ移動し、前記モータの駆動力が遮断されると前記コイルスプリングの付勢力を受けて下方に移動し、かつ、止具を打撃する打撃部と、
前記打撃部の側面に当接し、前記打撃部の上下方向の移動をガイドするガイド部と、
前記打撃部が下死点に到達したときの衝撃を緩衝する緩衝部と、
を有し、
前記ガイド部は、上下方向における前記緩衝部と重なる範囲の部分に、前記緩衝部との接触を避ける回避部を有する、作業機。 a motor;
A coil spring extending vertically,
When the driving force of the motor is transmitted, it moves upward while compressing the coil spring, and when the driving force of the motor is interrupted, it moves downward under the biasing force of the coil spring, a striking part that strikes the
a guide portion that abuts on the side surface of the hitting portion and guides the vertical movement of the hitting portion;
a buffering portion that buffers the impact when the hitting portion reaches the bottom dead center;
has
The work machine, wherein the guide part has an avoidance part that avoids contact with the buffer part in a range overlapping the buffer part in the vertical direction.
前記ガイド部は、前記コイルスプリングの側方に位置し、前記上側規制部と前記下側規制部とを連結する連結部であり、
前記緩衝部は、上下方向において前記下側規制部と前記打撃部との間に配置される、請求項1に記載の作業機。 an upper restricting portion and a lower restricting portion that receive the biasing force of the coil spring and restrict the amount of extension of the coil spring when the coil spring is extended;
the guide portion is a connecting portion positioned on the side of the coil spring and connecting the upper restricting portion and the lower restricting portion;
The work machine according to claim 1, wherein the buffer portion is arranged between the lower regulating portion and the striking portion in the vertical direction.
前記第1部分は、前記緩衝部に対する左右方向の距離が前記第2部分よりも離間することで、前記回避部を形成する、請求項2に記載の作業機。 The connecting portion is arranged side by side in the left-right direction with respect to the buffering portion. having a portion and
The work machine according to claim 2, wherein the first portion forms the avoidance portion by being separated from the buffer portion in the lateral direction by a distance greater than that of the second portion.
前記立壁部の前記第1部分に、前記回避部として切欠部が設けられている、請求項3に記載の作業機。 The connecting portion includes an upright wall portion that stands upright in the left-right direction toward the buffer portion,
The work machine according to claim 3, wherein the first portion of the standing wall portion is provided with a notch portion as the avoidance portion.
前記緩衝部は、平面形状が円形であり、
前記突起部には、前記緩衝部の中心を中心とする円弧状の切欠部が形成されている、請求項1乃至5の何れか1項に記載の作業機。 The hitting part has a protrusion projecting downward from the hitting part,
The buffer portion has a circular planar shape,
The working machine according to any one of claims 1 to 5, wherein an arcuate notch centered on the center of the cushioning portion is formed in the protrusion.
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