JP2023002280A - 歯科総合トレーニングサイト - Google Patents

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Abstract

【課題】歯科の症例を解説した動画等を視聴した視聴者が投稿者の経験を体験できる歯科総合トレーニングサイトを提供する。【解決手段】本発明は、第1歯科医師が第1ユーザ端末111からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(a)と、前記第1ユーザ端末から送信された、前記第1歯科医師が3Dモデル等を利用して歯科の症例の解説の動画等を、ネットワークを介して受信する機能(b)と、その機能(b)により受信した動画等を分類して第1視聴者の第2ユーザ端末112又は第1ユーザ端末にネットワークを介して表示させる機能(c)と、第2ユーザ端末に分類して表示された動画等を第1視聴者が選択した場合、その選択した動画等を、ネットワークを介して第2ユーザ端末に表示させる機能(d)と、第1視聴者が第2ユーザ端末からネットワークを介して3Dモデル等を購入するための手続きを行う機能(f)を実現するプログラムを有する歯科総合トレーニングサイト118である。【選択図】図1

Description

本発明は、歯科総合トレーニングサイトに関する。
ウェブを用いた情報発信は歯科界においても主流をなしている。従来のウェブセミナーや勉強会や学会発表を扱うサイトは、発表者や講師の経験や症例をスライドや動画やポスターにして、視聴者および受講者に配信するシステム・スタイルである。これに関連する技術が特許文献1に記載されている。
しかし、このシステム・スタイルには以下の欠点および問題がある。
情報や知識の発信が一方向(input)のみで視聴者および受講者はOutPutできない。つまり、視聴者および受講者が、発表者の経験や症例を実際に体験できない点である。
特開2017-228290号公報
本発明の種々の態様は、三次元プリンティングモデル又はXRを利用して歯科の症例を解説した動画、スライド又はポスターの画像、もしくは手術動画を視聴した視聴者が投稿者の経験を体験できる歯科総合トレーニングサイトを提供することを目的とする。
また、本発明の種々の態様は、患者が症例を投稿し、その投稿された症例を視た歯科医師がその症例に対するコメントを投稿できる歯科総合トレーニングサイトを提供することを目的とする。
また、本発明の種々の態様は、歯科医師が不明な症例を投稿し、その投稿された症例を視た別の歯科医師がその症例に対する治療法を投稿できる歯科総合トレーニングサイトを提供することを目的とする。
以下に本発明の種々の態様について説明する。
[1]第1歯科医師又はその関係者が第1ユーザ端末からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(a)と、
前記第1ユーザ端末から送信された、前記第1歯科医師が三次元プリンティングモデル又はXRを利用して歯科の症例の解説や治療法の動画、スライド又はポスターの画像、もしくは手術動画を、前記ネットワークを介して受信する機能(b)と、
前記機能(b)により受信した前記動画、前記スライド又は前記ポスターの画像、もしくは前記手術動画を分類して第1視聴者の第2ユーザ端末又は前記第1ユーザ端末に前記ネットワークを介して表示させる機能(c)と、
前記第2ユーザ端末に分類して表示された前記動画、前記スライド又は前記ポスターの画像、もしくは前記手術動画を前記第1視聴者が選択した場合、その選択した前記動画、前記スライド又は前記ポスターの画像、もしくは前記手術動画を、前記ネットワークを介して前記第2ユーザ端末に表示させる機能(d)と、
前記第1視聴者が前記第2ユーザ端末からネットワークを介して前記三次元プリンティングモデル又は前記XRを購入するための手続きを行う機能(f)と、
を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
上記[1]において、
前記機能(f)により手続きを行う前に、前記第1視聴者が前記第2ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(e)を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
上記[1]又は[2]において、
前記第2ユーザ端末が複数存在し、前記第1視聴者が複数存在する場合、前記機能(f)により前記三次元プリンティングモデル又は前記XRが購入された個数を計測する機能(f1)を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
上記[1]から[3]のいずれか一項において、
前記第2ユーザ端末が複数存在し、前記第1視聴者が複数存在する場合、前記機能(d)により前記第2ユーザ端末に表示された回数を計測する機能(d1)を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
[5]上記[1]から[4]のいずれか一項において、
前記機能(b)における三次元プリンティングモデルは、歯科用上顎模型又は歯科用下顎模型であることを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
[6]上記[1]から[5]のいずれか一項において、
前記機能(c)により前記動画、前記スライド又は前記ポスターの画像、もしくは前記手術動画を分類するチャプターは、う蝕処理、根管治療、インプラント、口腔外科、義歯及びその他を有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
[7]上記[1]から[6]のいずれか一項において、
前記第1視聴者が第2歯科医師であり、前記第1視聴者が前記第2ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(e)と、
前記機能(d)により前記第2ユーザ端末で表示した前記動画、前記スライド又は前記ポスターの画像、もしくは前記手術動画を視聴した前記第2歯科医師が、前記動画、前記スライド又は前記ポスターの画像、もしくは前記手術動画に対して第1意見のデータを、前記第2ユーザ端末から送信し、その送信された前記第1意見のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(g)と、
前記機能(g)により受信した前記第1意見を、前記ネットワークを介して第2視聴者の第3ユーザ端末、前記第1ユーザ端末又は前記第2ユーザ端末に表示させる機能(h)と、
を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
[8]上記[7]において、
前記第2視聴者が第3歯科医師であり、前記第2視聴者が前記第3ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(i)と、
前記機能(h)により前記第3ユーザ端末で表示した前記第1意見を視た前記第3歯科医師が、前記第1意見に対する第2意見のデータを前記第3ユーザ端末から送信し、その送信された前記第2意見のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(j)と、
前記機能(j)により受信した前記第2意見を、前記ネットワークを介して第3視聴者の第4ユーザ端末、前記第1ユーザ端末、前記第2ユーザ端末又は前記第3ユーザ端末に表示させる機能(k)と、
を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
[9]上記[1]から[6]のいずれか一項において、
第3視聴者が第4ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(l)と、
前記第3視聴者が症例のデータを、前記第4ユーザ端末から送信し、その送信された前記症例のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(m)と、
前記機能(m)により受信した前記症例を、前記ネットワークを介して第4視聴者の第5ユーザ端末、前記第1ユーザ端末、前記第2ユーザ端末又は前記第4ユーザ端末に表示させる機能(n)と、
を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
[10]上記[9]において、
前記第4視聴者が第4歯科医師であり、前記第4視聴者が前記第5ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(o)と、
前記機能(n)により前記第5ユーザ端末で表示した前記症例を視た前記第4歯科医師が、前記症例に対する解説のデータを前記第5ユーザ端末から送信し、その送信された前記解説のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(p)と、
前記機能(p)により受信した前記解説を、前記ネットワークを介して第5視聴者の第6ユーザ端末、前記第1ユーザ端末、前記第2ユーザ端末、前記第4ユーザ端末又は前記第5ユーザ端末に表示させる機能(q)と、
を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
[11]患者(第3視聴者)が第4ユーザ端末からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(l)と、
前記患者が症例のデータを、前記第4ユーザ端末から送信し、その送信された前記症例のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(m)と、
前記機能(m)により受信した前記症例を、前記ネットワークを介して第4視聴者の第5ユーザ端末に表示させる機能(n)と、
前記第4視聴者が第4歯科医師であり、前記第4視聴者が前記5ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(o)と、
前記機能(n)により前記第5ユーザ端末で表示した前記症例を視た前記第4歯科医師が、前記症例に対するコメントのデータを前記第5ユーザ端末から送信し、その送信された前記コメントのデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(p)と、
前記機能(p)により受信した前記コメントを、前記ネットワークを介して第5視聴者の第6ユーザ端末又は前記第4ユーザ端末に表示させる機能(q)と、
を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
[12]上記[1]から[6]のいずれか一項において、
第5歯科医師が第6ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(r)と、
前記第5歯科医師が治療方法の不明な症例のデータを、前記第6ユーザ端末から送信し、その送信された前記症例のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(x)と、
前記機能(x)により受信した前記治療方法の不明な症例を、前記ネットワークを介して第6視聴者の第7ユーザ端末、前記第1ユーザ端末、前記第2ユーザ端末又は前記第6ユーザ端末に表示させる機能(y)と、
を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
[13]上記[12]において、
前記第6視聴者が第6歯科医師であり、前記第6視聴者が前記第7ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(z)と、
前記機能(y)により前記第7ユーザ端末で表示した前記治療方法の不明な症例を視た前記第6歯科医師が、前記症例に対する治療法のデータを前記第7ユーザ端末から送信し、その送信された前記治療法のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(a1)と、
前記機能(a1)により受信した前記治療法を、前記ネットワークを介して第5歯科医師の第6ユーザ端末、前記第1ユーザ端末、前記第2ユーザ端末又は前記第7ユーザ端末に表示させる機能(b1)と、
を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
[14]第5歯科医師が第6ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(r)と、
前記第5歯科医師が治療方法の不明な症例のデータを、前記第6ユーザ端末から送信し、その送信された前記症例のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(x)と、
前記機能(x)により受信した前記治療方法の不明な症例を、前記ネットワークを介して第6視聴者の第7ユーザ端末又は前記第6ユーザ端末に表示させる機能(y)と、
前記第6視聴者が第6歯科医師であり、前記第6視聴者が前記7ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(z)と、
前記機能(y)により前記第7ユーザ端末で表示した前記治療方法の不明な症例を視た前記第6歯科医師が、前記症例に対する治療法のデータを前記第7ユーザ端末から送信し、その送信された前記治療法のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(a1)と、
前記機能(a1)により受信した前記治療法を、前記ネットワークを介して第5歯科医師の第6ユーザ端末又は前記第7ユーザ端末に表示させる機能(b1)と、
を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
本発明の種々の態様によれば、三次元プリンティングモデル又はXRを利用して歯科の症例を解説した動画、スライド又はポスターの画像、もしくは手術動画を視聴した視聴者が投稿者の経験を体験できる歯科総合トレーニングサイトを提供することができる。
また、本発明の種々の態様によれば、患者が症例を投稿し、その投稿された症例を視た歯科医師がその症例に対するコメントを投稿できる歯科総合トレーニングサイトを提供することができる。
また、本発明の種々の態様によれば、歯科医師が不明な症例を投稿し、その投稿された症例を視た別の歯科医師がその症例に対する治療法を投稿できる歯科総合トレーニングサイトを提供することができる。
本発明の一態様に係る歯科総合トレーニングサイトを説明するための模式図である。 本発明の一態様に係る歯科総合トレーニングサイトを使用する流れを説明するための図である。 本発明の一態様に係る歯科総合トレーニングサイトのシステムを説明するための図である。 本発明の一態様に係る歯科総合トレーニングサイトのシステムを説明するための図である。 本発明の一態様に係る歯科総合トレーニングサイトのシステムを説明するための図である。 本発明の一態様に係る歯科総合トレーニングサイトのシステムを説明するための図である。 実際の患者の3Dデータによる画像である。 人骨に近似した硬さの樹脂により作製した3Dモデルの写真である。 人工骨膜上に人工歯肉13をつけた状態を示す写真である。 図8に示す3Dモデルに図3に示す人工骨膜と人工歯肉13を付着させた状態を示す写真である。 図10に示す3Dモデルに付着させる人工シュナイダー膜14である。 図10に示す人工歯肉13と人工骨膜を付着させた3Dモデルに、図11に示すような人工シュナイダー膜14を付着させた状態を示す写真である。 図12に示す3Dモデルに切開線15を明示した状態を示す写真である。 DICOMを画像解析ソフトウェアに読み込むことで得られた画像データを示す図である。 画像解析ソフトウェアにおいて骨や歯を選択する値を基準に自動抽出することで得られた画像データを示す図である。 頚椎や三次元画像の構築上の妨げとなる部位の削除、及び粗な部分や空洞の塗りつぶしを、ペンツールと塗りつぶしツールを用いて行うことで得られた画像データを示す図である。 表面形状データの表示した画像データを示す図である。 オンラインサポートシステム又はOutputサポートシステムを詳細に説明するための図である。
以下では、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(第1の実施形態)
本発明の一態様に係る歯科総合トレーニングサイトは、歯科治療動画と三次元プリンティングモデル(3DPrinting Model)やX Rを用いて治療体験ができるサイトである。ここでのサイトとは、インターネットにおいて、ウェブページを蓄積しているコンピューターまたはコンピューターを含むシステム全体を意味する。
図1は、本発明の一態様に係る歯科総合トレーニングサイトを説明するための模式図である。
図1に示すように、第1から第7ユーザ端末111,112,113,114,115,116,117がネットワークを介して歯科総合トレーニングサイト118に接続されている。なお、本実施形態では、7個のユーザ端末を示しているが、実際には8個以上又は6個以下のユーザ端末がネットワークを介して歯科総合トレーニングサイト118に接続されていてもよい。つまり、歯科総合トレーニングサイト118は、ネットワークを介して接続可能な端末であれば、誰でも接続可能で歯科総合トレーニングサイトを使用できるサイトでる。
図2は、本発明の一態様に係る歯科総合トレーニングサイトを使用する流れを説明するための図である。図3は、本発明の一態様に係る歯科総合トレーニングサイトのシステムを説明するための図である。
歯科総合トレーニングサイトは、図3に示す複数の機能21~33,41~46を実現するプログラムを有している。これらの機能を図2も参照しつつ以下に詳細に説明する。
歯科総合トレーニングサイトは、以下の(a)~(f)、(f1)、(d1)、(e)、(g)~(k)、(l)~(q)の機能21~33,41~46を実現するプログラムを有する。
(a)図1に示す歯科総合トレーニングサイト118に投稿しようと考えている第1歯科医師又はその関係者が第1ユーザ端末111からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(図3の21)。この機能21により、第1歯科医師は歯科総合トレーニングサイト118に投稿者及び視聴者としてユーザ登録を行う(図2のS1)。なお、関係者とは、第1歯科医師に代わってユーザ登録手続きを行う者であり、以下の関係者も同様である。
(b)第1ユーザ端末111から送信された、第1歯科医師が三次元プリンティングモデル又はXRを利用して歯科の症例の解説や治療法の動画、スライド又はポスターの画像、もしくは手術動画(以下、「動画等」ともいう。)を、ネットワークを介して受信する機能(図3の22)。なお、三次元プリンティングモデルとは、歯科用上顎模型又は歯科用下顎模型をいい、詳細は後述する。また、XRとは、「仮想世界と現実世界を融合し、新たな体験をつくり出す」技術の総称をいう。上記(b)の機能22により、投稿者としての第1歯科医師が第1ユーザ端末111から3D Printing ModelやXRを利用した症例の解説や治療法の動画、スライド又はポスターの画像を歯科総合トレーニングサイト118に投稿する。その際、3D Printing ModelやXRのデータも歯科総合トレーニングサイトに送信する(図2のS2)。また、上記(b)の機能により、投稿者としての第1歯科医師が第1ユーザ端末111から実際の手術動画を歯科総合トレーニングサイト118に投稿する(図2のS2)。
(c)上記(b)の機能により受信した動画等を以下のチャプターに示すように分類して第1視聴者の第2ユーザ端末112又は第1ユーザ端末111にネットワークを介して表示させる機能(図3の23)。
<チャプター>
・う蝕処理
・根管治療
・インプラント
・口腔外科
・義歯
・その他
上記(c)の機能23により、歯科総合トレーニングサイト118が投稿された症例の解説や治療法の動画、スライド又はポスターの画像や手術動画を上記のようなチャプターに分類する(図2のS3)。
上記の機能21~23により歯科総合トレーニングサイト118にチャプターに分類された動画等が掲載される。
(d)第2ユーザ端末112に分類して表示された動画等から視聴したい動画等を第1視聴者が選択した場合、その選択した動画等を、ネットワークを介して第2ユーザ端末112に表示させる機能(図3の24)。この機能24により、第1視聴者は選択した動画等を視聴する。つまり、第1視聴者が第2ユーザ端末112において歯科総合トレーニングサイト118で視聴したいチャプターを選択し、その中の動画等を視聴・閲覧する(図2のS4)。
(e)第1視聴者が第2ユーザ端末112からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(図3の25)。なお、第1視聴者は、第2歯科医師又はその関係者であるとよい。この機能25により、第1視聴者は歯科総合トレーニングサイト118にユーザ登録を行う(図2のS5)。
(f)第1視聴者が第2ユーザ端末112からネットワークを介して三次元プリンティングモデル又はXRを購入するための手続きを行う機能(図3の26)。この機能26により、上記の第1歯科医師が歯科の症例の解説や治療法の動画、スライド又はポスターの画像に利用した歯科用上顎模型又は歯科用下顎模型などの三次元プリンティングモデル又はXRを購入する(図2のS6)。
つまり、本実施形態による歯科総合トレーニングサイトでは、従来の動画閲覧のみならず、動画の症例の3DモデルやX Rを購入することができ、視聴者および受講者はより良い理解・体験を得ることができる。投稿者のデータ(S T LまたはDicom)より3D Printing ModelやX Rを作成して、投稿者の配信するスライドや動画やポスターに付属として添付してもよく、視聴者および受講者はいつでも3D Printing ModelやX Rの購入が可能となり、投稿者の症例に対する治療のトレーニングが実際に可能になる。なお、STL(Stereolithography)は、三次元形状を表現するデータを保存するファイルフォーマットのひとつである。また、Dicom(Digital Imaging and COmmunications in Medicine)とは、CTやMRI、CRなどで撮影した医用画像のフォーマットと、それらを扱う医用画像機器間の通信プロトコルを定義した標準規格である。
上記のように第1視聴者が歯科用上顎模型又は歯科用下顎模型などの三次元プリンティングモデル又はXRを購入することができるのは、その三次元プリンティングモデル又はXRが歯科総合トレーニングサイト118の管理者から購入したものだからである。なお、歯科総合トレーニングサイト118の管理者は、例えば企業、歯科医師又は個人等である。また、三次元プリンティングモデルの購入方法は後述する。
(f1)第2ユーザ端末112が複数存在し、第1視聴者が複数存在する場合、上記(f)の機能26により三次元プリンティングモデル又はXRが購入された個数を計測する機能(図3の27)。
(d1)第2ユーザ端末112が複数存在し、第1視聴者が複数存在する場合、上記(d)の機能24により第2ユーザ端末112に表示された回数を計測する機能(図3の28)。
上記の機能26及び機能24により、第1歯科医師が歯科総合トレーニングサイト118内に載せた動画等が視聴者に再生された回数と、視聴者(動画等が教育用のものであれば受講者と呼んでもよい)が購入した三次元プリンティングモデル又はXRの個数を計測することができる。これにより、歯科総合トレーニングサイトの管理者は、上記の再生回数と購入された三次元プリンティングモデル又はXRの売上を把握することができ、その再生回数と売上を考慮して投稿者である第1歯科医師に売上の一部を支払うことが可能となる。このような仕組みとることで、歯科総合トレーニングサイト118に質の高い動画等を投稿する投稿者のモチベーションを高めることができる。
(e)第1視聴者が第2歯科医師又はその関係者であり、第1視聴者が第2ユーザ端末112からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(図3の25)。この機能25により、第1視聴者は歯科総合トレーニングサイト118にユーザ登録を行う(図2のS5)。
(g)図3に示す(d)の機能24により第2ユーザ端末112で表示した動画等を視聴した第2歯科医師が、動画等に対して第1意見のデータを、第2ユーザ端末112から送信し、その送信された第1意見のデータを、ネットワークを介して受信する機能(図3の29)。この機能29により、ユーザ登録した第1視聴者(第2歯科医師)が視聴した症例の解説や治療法の動画、スライド又はポスターの画像や手術動画に対して第1意見を投稿する(図2のS7)。
(h)上記(g)の機能29により受信した第1意見を、ネットワークを介して第2視聴者の第3ユーザ端末113、第1ユーザ端末111、第2ユーザ端末112、第4ユーザ端末114、第5ユーザ端末115又は第6ユーザ端末116に表示させる機能(図3の30)。これにより、第2歯科医師が投稿した第1意見を第2視聴者等が見ることができる。つまり、歯科総合トレーニングサイト118に第1意見が掲載される。
(i)第2視聴者が第3歯科医師であり、第2視聴者が第3ユーザ端末113からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(図3の31)。この機能31により、第2視聴者は歯科総合トレーニングサイト118にユーザ登録を行う(図2のS8)。
(j)上記(h)の機能30により第3ユーザ端末113で表示した第1意見を視た第3歯科医師が、第1意見に対する第2意見のデータを第3ユーザ端末113から送信し、その送信された第2意見のデータを、ネットワークを介して受信する機能(図3の32)。この機能32により、ユーザ登録した第1歯科医師(投稿者)又はユーザ登録した第3歯科医師(第2視聴者)が、第1ユーザ端末111又は第3ユーザ端末113から第1視聴者(第2歯科医師)が投稿した第1意見に対する第2意見を投稿する(図2のS9)。
(k)上記(j)の機能32により受信した第2意見を、ネットワークを介して第3視聴者の第4ユーザ端末114、第1ユーザ端末111、第2ユーザ端末112、第3ユーザ端末113、第5ユーザ端末115又は第6ユーザ端末116に表示させる機能(図3の33)。この機能33により、第3歯科医師が投稿した第1意見に対する第2意見を第3視聴者等が見ることができる。つまり、歯科総合トレーニングサイト118に第1意見に対する第2意見が掲載される。
上記機能24及び機能32により複数のユーザ(歯科医師)により症例の動画等に対して意見交換や議論等を行うことが可能となる。つまり、第2ユーザ端末112が複数あり、第3ユーザ端末113が複数あるとよく、複数のユーザ(歯科医師)による症例の動画等に対する意見交換をすることができ、1つ症例を介して様々な歯科医師とケースディスカッションができる。これにより、投稿される動画等の質の向上が期待できる。
(l)第3視聴者が第4ユーザ端末からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(図3の41)。なお、第3視聴者は、患者であるとよい。この機能41により、第3視聴者は歯科総合トレーニングサイト118にユーザ登録を行う(図2のS11)。
(m)第3視聴者が症例のデータを、第4ユーザ端末114から送信し、その送信された症例のデータを、ネットワークを介して受信する機能(図3の42)。この機能42によりユーザ登録した患者である第3視聴者が症例を投稿することができる(図2のS12)。
(n)上記(m)の機能42により受信した症例を、ネットワークを介して第4視聴者の第5ユーザ端末115、第1ユーザ端末111、第2ユーザ端末112、第3ユーザ端末113、第4ユーザ端末114又は第6ユーザ端末116に表示させる機能(図3の43)。この機能43により、第3視聴者(患者)が投稿した症例を第4視聴者等が見ることができる。つまり、歯科総合トレーニングサイト118に患者が投稿した症例が掲載される。
(o)第4視聴者が第4歯科医師であり、第4視聴者が第5ユーザ端末からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(図3の44)。この機能44により第4視聴者は歯科総合トレーニングサイト118にユーザ登録を行う(図2のS13)。
(p)上記(n)の機能43により第5ユーザ端末115で表示した症例を視た第4歯科医師が、症例に対する解説(コメント)のデータを前記第5ユーザ端末から送信し、その送信された解説のデータを、ネットワークを介して受信する機能(図3の45)。この機能45によりユーザ登録した第4歯科医師(第4視聴者)が投稿された症例に対して解説やコメントをする(図2のS14)。これにより、歯科総合トレーニングサイト118に投稿された症例に対する解説やコメントが掲載される。
(q)上記(p)の機能45により受信した解説を、ネットワークを介して第5視聴者の第6ユーザ端末116、第1ユーザ端末111、第2ユーザ端末112、第3ユーザ端末113、第4ユーザ端末114又は第4歯科医師の第5ユーザ端末116に表示させる機能(図3の46)。上記の機能45,46により、患者である第3視聴者や受講者は症例について第4歯科医師からアドバイスを受けることができる。また、第5ユーザ端末116が複数存在し、第4歯科医師が複数人存在する場合、上記の機能45,46により、患者は症例について多数の歯科医師からアドバイスを受けることができる。
本実施形態では、世界中の歯科医師が前述した動画等を歯科総合トレーニングサイトに載せることができ、誰でも講師および発表者(投稿者)になることができる。
また、自己の歯科医師としての技術を広く世界に配信できる。
なお、本実施形態では、図3に示す機能21~33,41~46を実現するプログラムを有する歯科総合トレーニングサイトについて説明しているが、図4に示す機能41~46(図3に示す機能41~46に相当)を実現するプログラムを有する歯科総合トレーニングサイトに変更して実施してもよい。
<歯科用上顎模型又は歯科用下顎模型>
次に、前述した歯科用上顎模型又は歯科用下顎模型について説明する。
公知技術の3D Printerより作成した3D Model は硬組織(骨)の描出を可能とし、臨床医療現場においても、研修医や若手の医師の手術練習や研究用模型として利用することも可能である。C T技術の向上により得られる患者のデータが、より鮮明になり、限りなく個々の患者の硬組織の形態に近いModelを作成できる。
しかし、この3D Printer では、軟組織(歯肉、膜、神経、血管等の硬組織以外)の生態構成組織の構築が難しく、手術の一連の流れの麻酔、切開、剥離、縫合といった軟組織に対する処置が、患者のデータから構築した3D modelでは再現できない。
本発明の一態様に係るS R P M(Similar Real Patient Model)は、3D Printer より作製した患者類似の硬組織(骨)に、人工歯肉、人工骨膜、及び、上顎洞内のシュナイダー膜を人工的に再現した人工シュナイダー膜を付与することにより、患者の上下顎骨及び軟組織の形態を再現した模型を作製することが可能である。
そのモデルに、指導医や専門医の知識によって切開線や骨を開けて骨造成をする部位(Window)にマークを付与することにより、歯科外科処置(歯周外科、インプラント手術、口腔外科処置)のナビゲートシステムを構築することが可能となる。
<歯科用上顎模型の製造方法>
以下に、歯科用上顎模型の製造方法について図面を参照しつつ説明する。
図7は、実際の患者の3Dデータ(3次元的データ)による画像である。詳細には、歯科医院で撮影された実際の患者のC Tデータから歯11を備えた上顎骨12を表す3Dデータを歯科用上顎模型作製者が公知のソフトウェアを用いて作製し、その3Dデータによって図7に示すような画像を表示することができる。この3Dデータの作製方法の詳細については後述する。なお、C Tデータに加えて3Dスキャナーのデータ(口腔内スキャナーのデータ)も用いて3Dデータを作製してもよい。
上記のC Tデータや3Dスキャナーのデータの取得方法は、歯科医院で撮影された実際の患者のC Tデータや3Dスキャナーのデータを、歯科医院に設置された端末から送信し、そのデータを歯科用上顎模型の作製者の端末が受信することで取得してもよい。
以下に、DICOM(Digital Imaging and COmmunications in Medicine)データからの3Dデータ作製の方法(手順)について詳細に説明する。
なお、「DICOM」とは、CTやMRI、CRなどで撮影した医用画像のフォーマットと、それらを扱う医用画像機器間の通信プロトコルを定義した標準規格である。
(1)セグメンテーション(領域抽出)
医用画像解析におけるセグメンテーションとは、CT等の医用画像をフォーマットしたDICOMなどの画像データからCT値等を基準に特定の領域を抽出することである。本方法では画像データから硬組織(歯や骨)を抽出する工程を意味する。以下に詳細に説明する。
歯科用上顎模型作製者(又は歯科用下顎模型作製者)が画像解析ソフトウェア(Fiji is just)imageJのインストールを行う。DICOMを画像解析ソフトウェアに読み込む(Fire→import→image sequence→DICOM選択)。これにより、図14に示すようなデータを得る。
次に、画像解析ソフトウェアにおいて骨や歯を選択する値を基準に自動抽出する(image→adjust→threshold)。これにより、図15に示すようなデータを得る。
次いで、骨や歯の領域を抽出したデータから頚椎や三次元画像の構築上の妨げとなる部位の削除、及び粗な部分や空洞の塗りつぶしを、ペンツールと塗りつぶしツールを用いて行う。これにより、図16に示すようなデータを得る。脳頭蓋と下顎骨は一つの画像から分離し、それぞれTIFFファイルフォーマット(TIFF)で保存する(Fire→save as→image sequence)。場合によっては歯の神経である歯髄及び歯、顔面表皮、気道などもそれぞれ単独で必要箇所を表示する。なお、「TIFF」は、ビットマップ画像の符号化形式の一種である。タグと呼ばれる識別子を使うことによって、様々な形式のビットマップ画像を柔軟に表現できる。
(2)3Dモデルデータの構築
3Dモデルデータ、すなわち表面形状データの表示(サーフェスレンダリング)は、セグメンテーション(特定の領域の抽出)が終了した画像データから3Dビューワーで surfacedisplay(表面表示)のThreshold100(しきい値100)、Sampling2(サンプリング2)を選択することで行う(plugins→3Dviewer)。これにより得られたデータはSTLのバイナリー形式で保存する(file→export surfaces→STL(binary))。これにより、図17に示すようなデータを得る。
なお、上記の「サーフェスレンダリング」とは、得られた断層撮影画像データの重ね合わせから、対象とするもの(即ち歯を備えた上顎骨又は歯を備えた下顎骨)の表面構造のみを抽出し、その抽出したデータにより三次元画像データを構築する三次元画像表示のための画像処理法(image processing)の手法である。また、上記の「3Dビューワー」は、一般的な3Dファイルを表示したり、3Dモデルを背景と合成して撮影したりできるアプリである。また、上記の「plugins」は、アプリケーションの機能を拡張するソフトウェアを指す。個別に追加してバージョンアップが可能である。また、上記の「STL」は、3Dプリンターに持っていくデータとして標準的なファイルフォーマットであり、「バイナリー形式」は、データが軽いので、データ容量に制限がある場合に適している。
次に、STLのバイナリー形式で保存したデータをBlender(Blender Foundation)に読み込み、STLデータからOBJ形式に変換し、Zbrush(Pixologic Co)に読み込みが可能な状態にデータ形式を変換する。なお、上記の「Blender」とは、オープンソースの統合型3DCGソフトウェア(3次元コンピュータグラフィックスを制作するためのソフトウェア)の一つであり、3Dモデリング、レンダリング、デジタル合成などの機能を備えている。また、上記の「Blender Foundation」は、フリーかつオープンソースの3DCGソフトウェアであるBlenderの開発を行う非営利団体である。また、「OBJ形式」とは、3Dデータのファイル形式の一つであり、そのファイル形式は、3Dジオメトリのみを表現する単純なデータ形式である。なお、「3Dジオメトリのみ」とは、各頂点の位置、各テクスチャ座標の頂点のUV位置、頂点法線、頂点リストとして定義された各ポリゴンを形作る面、そしてテクスチャ頂点である。また、上記の「Zbrush」は、Pixologic社が開発するWindowsおよびmacOS用の3DCGソフトウェアである。→PC上で彫刻(デジタル彫刻)ができる特徴があり、いわば主観的操作が可能となる。とりわけ、マニュアル操作が多い歯科医療業界においては親和性が高いといえる。
(3)3Dデータの処理手順
OBJフォーマットにした各データをZbrushにインポートし読み込む。
セグメンテーション作業(特定の領域の抽出作業)からからSTL化したデータの問題点は、主要なデータから離れている不要な一般的に呼ばれるゴミポリゴンを多く含有し、ただデータを重たくしていることにある。ゴミポリゴンの存在は3Dプリントでも影響することから取り除く必要がある。
Zbrush上で「polygroups→AutoGroups→subtool→split→Groups split」を行い、データ分離を行い、不要データをDelete機能で削除していく。
また、上記の「polygroups」は複数のポリゴンにユニークなカラーを割り当て、一つのグループにまとめることができる機能である。 ポリグループを利用することで、ポリゴンをまとめてワンクリックで非表示にすることや、マスクの適用ができる。また、上記の「Groups split」は、ポリグループごとにサブツールを分割する機能である。
前述したCTの医用画像をフォーマットした画像データからの歯列データと口腔内スキャナーのデータ(即ち前記の3Dスキャナーのデータ)の重ね合わせ及び位置合わせは、Fusion360(Autodesk Inc.)に基準となるCTデータと口腔内スキャナデータを読み込み、CTデータを基準として口腔内スキャナデータを動かすことで修正及び位置合わせを行う。位置情報が変わった口腔内スキャナデータはSTLでエクスポートし、上述した方法でOBJファイルに変換する。なお、Fusion360は、Autodesk社が提供している高機能クラウド3DCADソフトである。このソフトでは、幾何学的な形やフィギュアのような滑らかな形まで両方の3Dモデルを作ることができる。
必要データをZbrusuに取り込み、不要部分を削除したり、足りない部分は一部同ソフトウェア上で修正して3Dプリント用のデータ(即ち3次元的データ)を構築していく。なお、不要部分の削除と足りない部分の修正はいずれか一方のみを行う場合もあり得る。
仕上げた3DデータはZpluginから3D Print Exporterを選択し、STLデータとしてエクスポートし3Dプリンターへと送る。
なお、上記の「Zplugin」は、プラグインの中の補完用のファイルを自動で探索し、そのファイルを参照するシンボリックリンクを使ってfpath(コロンで区切られたディレクトリのリスト)に追加する機能がある。ディレクトリは、コンピューターのファイルシステムにおいて、ファイルをグループ化するための特殊なファイルで、整理・管理などの目的で活用される。
また、「3D Print Exporter」は、3Dプリンターで一般的に使われているファイルフォーマットであるSTL形式を、Zbrushから直接出力できるようにするプラグインである。
上記のようにしてC Tデータや3Dスキャナーからの3Dデータを作製することができる。その3Dデータによって例えば図1に示すような画像を表示することができる。
(4)DICOMデータからの3Dデータの作製方法の効果
本方法はフリーウェアと汎用のソフトウェアを使用することからコスト面の問題を大幅に解決できる。また使用するソフトウェアは特別な保守を必要とせず一度入手すれば、定期的に最新版をダウンロードでき常に最新の状態を維持できる。ソフトウェアの操作に伴う煩雑性という点では、汎用ソフトウェアを使用している観点からもインターネットを通じて多くの情報を得ることが可能であり、実際に扱う機能はソフトウェアの極僅かに限られていることからも一度習得すればそれ相応の3Dモデルを容易に制作することが可能となる。ハードウェアもPCについては動画編集が可能なスペックがあれば対応可能である。3Dプリンターによる3Dデータの出力は外部委託が可能な為、特別に購入の必要もない。
つまり本方法は従来の特別な手法、限られた機関だけの技術となりうる障害を解決することができる。
図8は、人骨に近似した硬さの樹脂により作製した3Dモデルの写真である。詳細には、図7に示す画像の3Dデータ(3次元データ)を基に、歯科用上顎模型の作製者が3DPrinterで上記の樹脂からなる歯11aを備えた上顎骨12aの3Dモデルを作製する。
図9は、上顎骨12a上に付着させる人工骨膜16と人工歯肉13を示す写真である。詳細には、上顎骨12a上に人工骨膜16が位置し、その人工骨膜16上に人工歯肉13が位置する構造であるため、図9は、人工骨膜16上に人工歯肉13が付着した状態を示している。なお、人工骨膜を作製するための材料は、酢酸ビニル樹脂を主成分とし、溶剤として水を用い、必要に応じて樹脂、可塑剤、防腐剤、充てん剤、界面活性剤等を混入させることで得られる。
図10は、図8に示す3Dモデルに図9に示す人工骨膜(図示せず)と人工歯肉13を付着させた状態を示す写真である。詳細には、図8に示す樹脂からなる歯11aを備えた上顎骨12aの3Dモデルに、厚さ・強度・見た目が実際の患者の骨膜と歯肉に近似した人工骨膜と人工歯肉13を付着させる。
人工歯肉13は、粘着力増強剤としてのガントレッツ塩、粘膜付着剤としてのC M C ナトリウム、植物性ゴムであるカラヤゴムやアラビアゴム、軟膏であるワセリン、吸水性ポリマーとしてのポリアクリル酸ナトリウム、親水性ポリマーとしてのポリエチレングリコールを用いて作製される。
図11は、図10に示す3Dモデルに付着させる人工シュナイダー膜14である。この人工シュナイダー膜14は、厚さ・強度・見た目が実際の患者のシュナイダー膜と近似しており、厚さは0.3~0.3mmである。なお、シュナイダー膜とは、上顎骨の中の上顎洞(空洞)を覆っている粘膜のことである。また、上顎洞は、上顎の内部に広がる空洞であり、鼻の穴から広がる鼻腔という空洞の両脇に通じている。
図12は、図10に示す人工歯肉13と人工骨膜を付着させた3Dモデルに、図11に示すような人工シュナイダー膜14を付着させた状態を示す写真である。詳細には、上顎骨の上顎洞側(人工歯肉13と逆側)にシュナイダー膜材料を塗布することで、上顎骨に人工シュナイダー膜14を形成する。これにより、上顎洞の内部を精密に再現することができる。なお、シュナイダー膜材料は、酢酸ビニル樹脂を主成分とし、溶剤として水を用い、必要に応じて樹脂、可塑剤、防腐剤、充てん剤、界面活性剤等を混入させることで作製される。
このようにして図12に示す実際の患者の上顎洞内部を精密に再現した3Dモデルを作製し、実際の患者に歯科外科処置(歯周外科、インプラント手術、口腔外科処置等)を行う歯科医院に3Dモデルを送ることで、実際の歯科外科処置(歯周外科、インプラント手術、口腔外科処置等)に役立てることができる。
また、必要であれば、図13に示すように、人工歯肉13に切開線15を黒インク等で明示してもよいし、歯肉を切開した後に歯科外科処置(歯周外科、インプラント手術、口腔外科処置)に必要な骨造成のために上顎骨に開ける穴(Window)の削除部位領域(図示せず)を上顎骨又は人工骨膜にマーク等をつけて明示してもよい。さらに、歯科医師が手術練習の際に便利なナビケーションシステム(手術手順を説明した動画等)をオプションでつけてもよい。詳細には、歯科用上顎模型の作製を依頼した者に、その歯科用上顎模型を用いて手術手順を説明した動画を格納した記録媒体を付けて歯科用上顎模型を販売するオプションがあってもよい。このような動画を依頼者である歯科医師が見ることで、歯科用上顎模型を用いて効率的に手術の練習をすることができる。
上述した製造方法により製造された歯科用上顎模型は、図13に示すように、樹脂からなる歯11aを備えた上顎骨12aと、その上顎骨12aの上顎洞側に付着させた人工シュナイダー膜と、上顎骨12aに付着させた人工骨膜と、その人工骨膜上に付着させた人工歯肉13を有している。また、歯科用上顎模型は、人工歯肉13に明示された切開線15を有していてもよいし、上顎骨又は前記人工骨膜に明示された削除部位領域(Window)を有していてもよい。この削除部位領域は、人工歯肉13を切開線15に沿って切開し、その切開した人工歯肉13の下に位置している。
また、本発明の別の態様として、歯科医師の勉強会・講演会において、受講者で共有したい患者のC Tデータを歯科用上顎模型の作製者に送信してもらい、そのC Tデータから3DPrinterで図8に示す3Dモデルを作成してもよい。その3Dモデルに人工シュナイダー膜14と人工骨膜と人工歯肉13をつけて、上記の歯科医師の勉強会・講演会の開催者に送ることで、勉強会や講演会に役立てることができる。
<歯科用下顎模型の製造方法>
以下に、本発明の一態様に係る歯科用下顎模型の製造方法について説明する。
歯科用上顎模型の製造方法と同様に、歯科医院で撮影された実際の患者のC Tデータから歯11を備えた下顎骨を表す3Dデータを歯科用下顎模型作製者が公知のソフトウェアを用いて作製し、その3Dデータによって画像を取得する。この3Dデータの作製方法の詳細は前述したとおりである。なお、C Tデータに加えて3Dスキャナーのデータも用いて3Dデータを作製してもよい。
なお、上記のC Tデータや3Dスキャナーのデータの取得方法は、歯科用上顎模型の製造方法と同様に、歯科医院で撮影された実際の患者のC Tデータや3Dスキャナーのデータを、歯科医院に設置された端末から送信し、そのデータを歯科用下顎模型の作製者の端末が受信することで取得してもよい。
次に、上記の画像の3Dデータ(3次元データ)を基に、歯科用下顎模型の作製者が3DPrinterで歯科用上顎模型の製造方法と同様の樹脂からなる歯を備えた下顎骨の3Dモデルを作製する。
次に、歯科用上顎模型の製造方法と同様に、人工骨膜上に人工歯肉が付着した状態のものを作製する。
次に、歯科用上顎模型の製造方法と同様に、上記の3Dモデルに人工骨膜と人工歯肉を付着させる。
このようにして実際の患者の下顎を精密に再現した3Dモデルを作製し、実際の患者に歯科外科処置(歯周外科、インプラント手術、口腔外科処置等)を行う歯科医院に3Dモデルを送ることで、実際の歯科外科処置(歯周外科、インプラント手術、口腔外科処置等)に役立てることができる。
また、必要であれば、歯科用上顎模型の製造方法と同様に、人工歯肉に切開線を黒インク等で明示してもよいし、歯肉を切開した後に歯科外科処置(歯周外科、インプラント手術、口腔外科処置)に必要な骨造成のために上顎骨に開ける穴(Window)の削除部位領域を下顎骨又は人工骨膜にマーク等をつけて明示してもよい。さらに、歯科医師が手術練習の際に便利なナビケーションシステム(手術手順を説明した動画等)をオプションでつけてもよい。詳細には、歯科用上顎模型の場合と同様に、歯科用下顎模型の作製を依頼した者に、その歯科用下顎模型を用いて手術手順を説明した動画を格納した記録媒体を付けて歯科用下顎模型を販売するオプションがあってもよい。このような動画を依頼者である歯科医師が見ることで、歯科用下顎模型を用いて効率的に手術の練習をすることができる。
上述した製造方法により製造された歯科用下顎模型は、樹脂からなる歯を備えた下顎骨と、前記下顎骨に付着させた人工骨膜と、前記人工骨膜上に付着させた人工歯肉を有している。また、歯科用下顎模型は、人工歯肉に明示された切開線を有していてもよいし、下顎骨又は前記人工骨膜に明示された削除部位領域(Window)を有していてもよい。
また、本発明の別の態様として、歯科医師の勉強会・講演会において、受講者で共有したい患者のC Tデータを歯科用下顎模型の作製者に送信してもらい、そのC Tデータから3DPrinterで3Dモデルを作成してもよい。その3Dモデルに人工骨膜と人工歯肉をつけて、上記の歯科医師の勉強会・講演会の開催者に送ることで、勉強会や講演会に役立てることができる。
上記実施形態によれば、歯科医師が手術前にS R P Mを用いて、切開線の位置、骨の削除部位、シュナイダー膜の剥離、骨造成、縫合などの術式の確認をすることができる。
また、歯科用上顎模型又は歯科用下顎模型を作製しておくことで、患者に行うまたは行なった処置・手術の説明に用いることができ、その結果、患者が処置・手術の内容を容易に理解することができる。
図18は、オンラインサポートシステム(Outputサポートシステム)を説明するための図である。
まず、依頼元(依頼者)であるクリニック又は病院から前述した歯科用上顎模型又は歯科用下顎模型の3DモデルS R P Mの作製を販売者に依頼する。この販売者は、3DモデルS R P Mを作製する会社、歯科医師のクリニック又は病院であるとよい。この販売者は、歯科総合トレーニングサイト118の管理者と同一の者でもよい。
次に、依頼を受けた販売者は、前述した方法で3DモデルS R P Mを作製し、そのS R P Mを依頼元であるクリニック又は病院に送付し、依頼元が販売者に対価を支払ってS R P Mを購入する。この際、販売者は、そのS R P Mの購入者に、S R P Mを用いて手術手順を説明した動画を格納した記録媒体を付けてS R P Mを販売してもよい。そして、購入者(依頼元)のクリニック又は病院の歯科医師がS R P Mを手術前の練習や手術方法の検討を行うために利用するとよいが、症例によっては販売者に相談を依頼することも可能である。
販売者が相談依頼を受けた場合は、依頼元(購入者)の歯科医師が、販売者に所属する歯科医師又は販売者が指定する歯科医師に、オンラインによるビデオ通信によりS R P Mを用いて症例の相談や手術に関する相談をする。これがオンライン相談である。このようなオンライン相談を用いれば、相談する依頼元と相談される販売者との間の場所的な制約がなくなるため、販売者は日本のみならず世界中の依頼者(3DモデルS R P Mの購入者)から相談およびアドバイスを受けることができ、遠隔地での治療をサポートすることができる。
上記のオンラインサポートシステムによるオンライン相談方法、S R P Mを用いて手術手順を説明した動画を格納した記録媒体を付けてS R P Mを販売する販売方法、及びOutputサポートシステムによるオンライン相談方法を適用することで、歯科外科処置を行う歯科医師にS R P Mを効果的に利用してもらうことが可能となる。
本実施形態による歯科総合トレーニングサイトでは、歯科医師である投稿者のクリニックで過去に撮影したC Tデータ、口腔内スキャンデータより症例を作成して、動画にすることができるため、投稿する動画の作製が容易であることも利点となる。
また、本実施形態による歯科総合トレーニングサイトでは、いつでもどこでも歯科医師の動画等の視聴が可能となり、3D Printing ModelやX Rを利用してトレーニングすることができる。
また、様々な歯科治療ジャンルより、歯科医師が自分の知りたい、習得したい知識と技術を得ることができる。よって、歯科医師としての技術の向上につながる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の一態様に係る歯科総合トレーニングサイトを使用する流れを説明するための図である。図5は、本発明の一態様に係る歯科総合トレーニングサイトのシステムを説明するための図である。
図5に示す歯科総合トレーニングサイトは、(a)~(f)、(f1)の機能21~27及び(r)~(z)、(a1)、(b1)の機能51~56を実現するプログラムを有するが、(a)~(f)、(f1)の機能21~27は図3に示す(a)~(f)、(f1)の機能21~27と同様であるので説明を省略し、図5に示す(r)~(z)、(a1)、(b1)の機能51~56について図2を参照しつつ以下に詳細に説明する。
(r)図1に示す歯科総合トレーニングサイト118に不明な症例を投稿しようと考えている第5歯科医師が第6ユーザ端末116からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(図5の51)。この機能51により、第5歯科医師は歯科総合トレーニングサイト118に投稿者としてユーザ登録を行う(図2のS15)。なお、第5歯科医師は視聴者となることもできる。
(x)第5歯科医師が治療方法の不明な症例のデータを、第6ユーザ端末116から送信し、その送信された不明な症例のデータを、ネットワークを介して受信する機能(図5の52)。この機能52によりユーザ登録した第5歯科医師(投稿者)が、治療方法が不明な症例を、他の歯科医師に質問するために投稿することができる(図2のS16)。即ち、歯科総合トレーニングサイト118に治療方法が不明な症例が掲載される。
(y)上記(x)の機能52により受信した治療方法の不明な症例を、ネットワークを介して第6視聴者の第7ユーザ端末117、第1ユーザ端末111、第2ユーザ端末112、第3ユーザ端末113、第4ユーザ端末114、第5ユーザ端末115又は第6ユーザ端末116に表示させる機能(図5の53)。この機能53により第6視聴者等は治療方法の不明な症例を視ることができる。
(z)第6視聴者が第6歯科医師であり、第6視聴者が第7ユーザ端末117からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(図5の54)。この機能54により、第6歯科医師は歯科総合トレーニングサイト118に投稿者としてユーザ登録を行う(図2のS17)。なお、第6歯科医師は視聴者となることもできる。
(a1)上記(y)の機能53により第7ユーザ端末117で表示した治療方法の不明な症例を視た第6歯科医師が、その症例に対する治療法のデータを第7ユーザ端末117から送信し、その送信された治療法のデータを、ネットワークを介して受信する機能(図5の55)。この機能55により、ユーザ登録した第6歯科医師(投稿者)が投稿された症例の質問に対して回答する(図2のS18)。
(b1)上記(a1)の機能55により受信した治療法を、ネットワークを介して第5歯科医師の第6ユーザ端末116、第1ユーザ端末111、第2ユーザ端末112、第3ユーザ端末113、第4ユーザ端末114、第5ユーザ端末115、第6ユーザ端末116又は第7ユーザ端末117に表示させる機能(図5の56)。上記の機能55及び機能56により歯科総合トレーニングサイト118に症例の質問に対する回答(治療法)が掲載される。
本実施形態によれば、ある歯科医師にとって治療方法が不明な症例の患者を診察した場合、その症例を歯科総合トレーニングサイトに掲載することができ、それにより、他の歯科医師(例えば世界各国の歯科医師)の意見を聞くことも可能である。
なお、本実施形態では、図5に示す機能21~27,51~56を実現するプログラムを有する歯科総合トレーニングサイトについて説明しているが、図6に示す機能51~56(図5に示す機能51~56に相当)を実現するプログラムを有する歯科総合トレーニングサイトに変更して実施してもよい。
また、上述した第1の実施形態と第2の実施形態を適宜組み合わせて実施することも可能である。
11,11a 歯
12,12a 上顎骨
13 人工歯肉
14 人工シュナイダー膜
15 切開線
16 人工骨膜

Claims (14)

  1. 第1歯科医師又はその関係者が第1ユーザ端末からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(a)と、
    前記第1ユーザ端末から送信された、前記第1歯科医師が三次元プリンティングモデル又はXRを利用して歯科の症例の解説や治療法の動画、スライド又はポスターの画像、もしくは手術動画を、前記ネットワークを介して受信する機能(b)と、
    前記機能(b)により受信した前記動画、前記スライド又は前記ポスターの画像、もしくは前記手術動画を分類して第1視聴者の第2ユーザ端末又は前記第1ユーザ端末に前記ネットワークを介して表示させる機能(c)と、
    前記第2ユーザ端末に分類して表示された前記動画、前記スライド又は前記ポスターの画像、もしくは前記手術動画を前記第1視聴者が選択した場合、その選択した前記動画、前記スライド又は前記ポスターの画像、もしくは前記手術動画を、前記ネットワークを介して前記第2ユーザ端末に表示させる機能(d)と、
    前記第1視聴者が前記第2ユーザ端末からネットワークを介して前記三次元プリンティングモデル又は前記XRを購入するための手続きを行う機能(f)と、
    を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  2. 請求項1において、
    前記機能(f)により手続きを行う前に、前記第1視聴者が前記第2ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(e)を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  3. 請求項1又は2において、
    前記第2ユーザ端末が複数存在し、前記第1視聴者が複数存在する場合、前記機能(f)により前記三次元プリンティングモデル又は前記XRが購入された個数を計測する機能(f1)を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  4. 請求項1から3のいずれか一項において、
    前記第2ユーザ端末が複数存在し、前記第1視聴者が複数存在する場合、前記機能(d)により前記第2ユーザ端末に表示された回数を計測する機能(d1)を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  5. 請求項1から4のいずれか一項において、
    前記機能(b)における三次元プリンティングモデルは、歯科用上顎模型又は歯科用下顎模型であることを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  6. 請求項1から5のいずれか一項において、
    前記機能(c)により前記動画、前記スライド又は前記ポスターの画像、もしくは前記手術動画を分類するチャプターは、う蝕処理、根管治療、インプラント、口腔外科、義歯及びその他を有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  7. 請求項1から6のいずれか一項において、
    前記第1視聴者が第2歯科医師であり、前記第1視聴者が前記第2ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(e)と、
    前記機能(d)により前記第2ユーザ端末で表示した前記動画、前記スライド又は前記ポスターの画像、もしくは前記手術動画を視聴した前記第2歯科医師が、前記動画、前記スライド又は前記ポスターの画像、もしくは前記手術動画に対して第1意見のデータを、前記第2ユーザ端末から送信し、その送信された前記第1意見のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(g)と、
    前記機能(g)により受信した前記第1意見を、前記ネットワークを介して第2視聴者の第3ユーザ端末、前記第1ユーザ端末又は前記第2ユーザ端末に表示させる機能(h)と、
    を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  8. 請求項7において、
    前記第2視聴者が第3歯科医師であり、前記第2視聴者が前記第3ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(i)と、
    前記機能(h)により前記第3ユーザ端末で表示した前記第1意見を視た前記第3歯科医師が、前記第1意見に対する第2意見のデータを前記第3ユーザ端末から送信し、その送信された前記第2意見のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(j)と、
    前記機能(j)により受信した前記第2意見を、前記ネットワークを介して第3視聴者の第4ユーザ端末、前記第1ユーザ端末、前記第2ユーザ端末又は前記第3ユーザ端末に表示させる機能(k)と、
    を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  9. 請求項1から6のいずれか一項において、
    第3視聴者が第4ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(l)と、
    前記第3視聴者が症例のデータを、前記第4ユーザ端末から送信し、その送信された前記症例のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(m)と、
    前記機能(m)により受信した前記症例を、前記ネットワークを介して第4視聴者の第5ユーザ端末、前記第1ユーザ端末、前記第2ユーザ端末又は前記第4ユーザ端末に表示させる機能(n)と、
    を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  10. 請求項9において、
    前記第4視聴者が第4歯科医師であり、前記第4視聴者が前記第5ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(o)と、
    前記機能(n)により前記第5ユーザ端末で表示した前記症例を視た前記第4歯科医師が、前記症例に対する解説のデータを前記第5ユーザ端末から送信し、その送信された前記解説のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(p)と、
    前記機能(p)により受信した前記解説を、前記ネットワークを介して第5視聴者の第6ユーザ端末、前記第1ユーザ端末、前記第2ユーザ端末、前記第4ユーザ端末又は前記第5ユーザ端末に表示させる機能(q)と、
    を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  11. 患者(第3視聴者)が第4ユーザ端末からネットワークを介してユーザ登録を行う機能(l)と、
    前記患者が症例のデータを、前記第4ユーザ端末から送信し、その送信された前記症例のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(m)と、
    前記機能(m)により受信した前記症例を、前記ネットワークを介して第4視聴者の第5ユーザ端末に表示させる機能(n)と、
    前記第4視聴者が第4歯科医師であり、前記第4視聴者が前記5ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(o)と、
    前記機能(n)により前記第5ユーザ端末で表示した前記症例を視た前記第4歯科医師が、前記症例に対するコメントのデータを前記第5ユーザ端末から送信し、その送信された前記コメントのデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(p)と、
    前記機能(p)により受信した前記コメントを、前記ネットワークを介して第5視聴者の第6ユーザ端末又は前記第4ユーザ端末に表示させる機能(q)と、
    を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  12. 請求項1から6のいずれか一項において、
    第5歯科医師が第6ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(r)と、
    前記第5歯科医師が治療方法の不明な症例のデータを、前記第6ユーザ端末から送信し、その送信された前記症例のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(x)と、
    前記機能(x)により受信した前記治療方法の不明な症例を、前記ネットワークを介して第6視聴者の第7ユーザ端末、前記第1ユーザ端末、前記第2ユーザ端末又は前記第6ユーザ端末に表示させる機能(y)と、
    を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  13. 請求項12において、
    前記第6視聴者が第6歯科医師であり、前記第6視聴者が前記第7ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(z)と、
    前記機能(y)により前記第7ユーザ端末で表示した前記治療方法の不明な症例を視た前記第6歯科医師が、前記症例に対する治療法のデータを前記第7ユーザ端末から送信し、その送信された前記治療法のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(a1)と、
    前記機能(a1)により受信した前記治療法を、前記ネットワークを介して第5歯科医師の第6ユーザ端末、前記第1ユーザ端末、前記第2ユーザ端末又は前記第7ユーザ端末に表示させる機能(b1)と、
    を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
  14. 第5歯科医師が第6ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(r)と、
    前記第5歯科医師が治療方法の不明な症例のデータを、前記第6ユーザ端末から送信し、その送信された前記症例のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(x)と、
    前記機能(x)により受信した前記治療方法の不明な症例を、前記ネットワークを介して第6視聴者の第7ユーザ端末又は前記第6ユーザ端末に表示させる機能(y)と、
    前記第6視聴者が第6歯科医師であり、前記第6視聴者が前記7ユーザ端末から前記ネットワークを介してユーザ登録を行う機能(z)と、
    前記機能(y)により前記第7ユーザ端末で表示した前記治療方法の不明な症例を視た前記第6歯科医師が、前記症例に対する治療法のデータを前記第7ユーザ端末から送信し、その送信された前記治療法のデータを、前記ネットワークを介して受信する機能(a1)と、
    前記機能(a1)により受信した前記治療法を、前記ネットワークを介して第5歯科医師の第6ユーザ端末又は前記第7ユーザ端末に表示させる機能(b1)と、
    を実現するプログラムを有することを特徴とする歯科総合トレーニングサイト。
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