JP2023000636A - Feeding device and image forming device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、給送装置及び画像形成装置に関する。 The present invention relates to a feeding device and an image forming apparatus.
従来より、複写機やプリンタ等の画像形成装置には、装置本体に着脱可能な給送トレイに積載された用紙(媒体)を、給送ローラによって給送する給送装置が搭載されている。このような給送装置は、複数の用紙を積層した状態で給送トレイにセットすることができるので、複数の用紙に連続して画像を形成する場合などに好適である。 2. Description of the Related Art Conventionally, image forming apparatuses such as copiers and printers are equipped with a feeding device that feeds paper (medium) stacked on a feed tray that is detachable from the main body of the apparatus by means of a feed roller. Since such a feeding device can set a plurality of sheets in a stacked state on the feeding tray, it is suitable for forming an image on a plurality of sheets continuously.
ここで、給送装置には、厚みに偏差がある媒体がセットされることがある。このような媒体を適切に給送するために、給送方向に直交する幅方向に隣接する複数の支持部材と、複数の支持部材それぞれを給送方向に離間した位置で上方に付勢する複数の付勢部材と、支持部材に支持された媒体の後端を上方から押える上板とを備える給送装置がある(例えば、特許文献1を参照)。 Here, media having thickness deviations may be set in the feeding device. In order to properly feed such a medium, a plurality of supporting members adjacent in the width direction perpendicular to the feeding direction and a plurality of supporting members upwardly urging each of the plurality of supporting members at positions spaced apart in the feeding direction are provided. and an upper plate that presses from above the trailing edge of the medium supported by the support member (see, for example, Japanese Laid-Open Patent Publication No. 2002-100003).
しかしながら、上記構成の給送装置では、支持部材に支持された媒体の後端が上板の位置に到達している必要がある。そのため、サイズの小さい媒体を適切に支持することができないという課題がある。 However, in the feeding device configured as described above, the rear end of the medium supported by the support member must reach the position of the upper plate. Therefore, there is a problem that a small-sized medium cannot be properly supported.
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、厚みに偏差がある媒体を適切に給送可能で、且つ様々なサイズの媒体に対応可能な給送装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a feeding device capable of appropriately feeding media having thickness variations and capable of handling media of various sizes. With the goal.
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、複数の媒体を収容する収容部材と、前記収容部材の内部に配置され、積層された複数の媒体を支持する複数の支持部材と、複数の前記支持部材に支持された媒体に上方から当接して、媒体を前記収容部材の外へ給送する給送機構と、複数の前記支持部材それぞれの下面の異なる位置に当接して、前記支持部材を前記給送機構に向けて付勢する複数の付勢部材と、複数の前記支持部材の上方において、前記給送機構による媒体の給送方向にスライド可能に前記収容部材に支持された上板とを備えることを特徴とする。 In order to solve the above problems, one aspect of the present invention provides a storage member that stores a plurality of media, a plurality of support members that are arranged inside the storage member and support the plurality of stacked media, and a plurality of a feeding mechanism that abuts on the medium supported by the supporting member from above and feeds the medium out of the containing member; and a plurality of urging members for urging members toward the feeding mechanism; and an upper member supported by the housing member above the plurality of supporting members so as to be slidable in the feeding direction of the medium by the feeding mechanism. and a plate.
本発明によれば、厚みに偏差がある媒体を適切に給送可能で、且つ様々なサイズの媒体に対応可能な給送装置を得ることができる。 According to the present invention, it is possible to obtain a feeding device that can appropriately feed media having thickness deviations and that can handle media of various sizes.
以下、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置100を説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の外観斜視図である。図2は、画像形成装置100のハードウェア構成図である。
An
画像形成装置100は、電子写真方式で媒体Mに画像を形成する画像形成部110を備える。画像形成部110は、例えば、有機感光体からなる周知の感光体ドラムと、感光体ドラムの表面に帯電処理を行う帯電チャージャと、画像情報を感光体ドラム上にレーザ光で照射し静電潜像を形成する露光装置と、感光体ドラム上の静電潜像を可視像化する現像装置と、感光体ドラム上のトナー像を転写紙に転写する転写ローラと、感光体ドラム上の残留トナーを除去回収するクリーニング装置とを備える。但し、画像形成部110が画像を形成する方式は、電子写真方式に限定されず、媒体Mにインクを吐出して画像を形成するインクジェット方式であってもよい。
The
媒体Mは、画像形成部110によって画像が形成される対象物であって、紙や布、又はフィルムなどのシート状の部材である。また、本実施形態に係る媒体Mは、様々なサイズ(例えば、A4、A5、B4等)がある。さらに、本実施形態に係る媒体Mは、厚みが均一なものに限定されず、厚みに偏差があるものも含む。より詳細には、媒体Mは、左右方向(幅方向)、或いは前後方向(長さ方向)の一方の厚みが他方より厚くてもよい。厚みに偏差がある媒体Mとしては、例えば、マチ付きの封筒などが該当する。
The medium M is an object on which an image is formed by the
また、画像形成装置100は、画像形成部110に媒体Mを給送する給送装置120を備える。給送装置120は、複数の媒体Mを積層した状態で収容し、収容した複数の媒体Mを1枚ずつ画像形成部110へ向けて給送する。給送装置120は、例えば、カセット(収容部材)121と、給送機構122とを主に備える。なお、図1に示す画像形成装置100は、上下2段のカセット121を備えているが、カセット121の数は増減可能である。
The
カセット121は、積層された状態の複数の媒体Mを収容する。カセット121は、画像形成装置100に対して、矢印Aの方向に引き出され、矢印Bの方向に挿入される。給送機構122は、カセット121に収容された媒体Mを、矢印Cの方向(給送方向)に給送する。給送機構122によって給送された媒体Mは、画像形成部110に供給される。給送装置120の具体的な構成は、図3~図5を参照して後述する。
The
また、画像形成装置100は、原稿に記録された画像を読み取って画像情報を生成する原稿読取部130を備える。原稿読取部130は、コンタクトガラス131上に載置された原稿の読取走査を行うために、原稿照明用光源とミラーよりなる読取走行体が移動する。この読取走行体により走査された画像情報は、レンズの後方に設けられた画像読取装置に、画像信号として読み込まれる。読み込まれた画像信号は、デジタル化されて画像処理される。
The
そして、画像形成部110は、画像処理された信号に基づいて、露光装置のレーザダイオード(LD、図示せず)を駆動し、当該LDからのレーザ光をポリゴンミラーで反射した後、反射ミラーを介して、感光体ドラム上に照射して、当該ドラム上に静電潜像が形成される。
Then, the
また、画像形成装置100には、画像形成部110及び原稿読取部130の間に胴内空間140が形成されている。胴内空間140の内部には、画像形成部110によって画像が形成された媒体Mが排出される排出トレイ141が設けられている。また、胴内空間140は、画像形成装置100の正面及び側面において、外部に開放されている。すなわち、画像形成装置100のオペレータは、胴内空間140に手を入れて、画像が形成された媒体Mを排出トレイ141から取り出すことができる。
In the
図2に示すように、画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40、及びI/F50が共通バス90を介して接続されている構成を備える。
As shown in FIG. 2, the
CPU10は演算手段であり、画像形成装置100全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性の記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能であって記憶容量が大きい不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーションプログラムなどが格納される。
A
画像形成装置100は、ROM30に格納された制御プログラム、HDD40などの記憶媒体からRAM20にロードされた情報処理プログラム(アプリケーションプログラム)などをCPU10が備える演算機能によって処理する。その処理によって、画像形成装置100の種々の機能モジュールを含むソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、画像形成装置100に搭載されるハードウェア資源との組み合わせによって、画像形成装置100の機能を実現する機能ブロックが構成される。すなわち、CPU10、RAM20、ROM30、及びHDD40は、画像形成装置100の動作を制御するコントローラ101を構成する。
The
I/F50は、LCD60と、操作部70と、画像形成部110と、給送機構122と、原稿読取部130とを、共通バス90に接続するインタフェースである。LCD60は、ユーザに情報を報知するための各種画面を表示させるディスプレイである。操作部70は、ユーザからの各種情報の入力を受け付ける入力インタフェースであって、LCD60に重畳されたタッチパネル、押ボタン等を含む。
I/
次に、図3~図5を参照して、本実施形態に係る給送装置120を説明する。図3は、給送装置120の上方斜視図である。図4は、図3のVI-VIにおける断面図である。図5は、図3のV-Vにおける断面図である。給送装置120は、カセット121(収容部材)と、給送機構122と、支持プレート(支持部材)123a、123bと、コイルバネ(付勢部材)124a、124b、124c、124dと、上板125とを主に備える。
Next, the
以下、給送機構122による媒体Mの給送方向を「前後方向」と表記し、給送方向に直交する媒体M(カセット121)の幅方向を「左右方向」と表記し、給送方向の上流側を「後方」と表記し、給送方向の下流側を「前方」と表記する。但し、給送方向及び幅方向の関係は相対的なものであって、前述の例には限定されない。
Hereinafter, the direction in which the medium M is fed by the
カセット121は、上面が開放された箱形状の部材である。カセット121は、底板121aと、底板121aの前端に立設される前板121bと、底板121aの後端に立設される後板121cと、底板121aの右端に立設される右板121dと、底板121aの左端に立設される左板121eとを備える。そして、カセット121は、底板121a、前板121b、後板121c、右板121d、及び左板121eで画定された内部空間を有する。
The
前板121b及び後板121cは、底板121aから上方に立設されて、左右方向に延設されている。また、前板121b及び後板121cは、カセット121の前後方向において、互いに対向している。右板121d及び左板121eは、底板121aから上方に立設されて、前後方向に延設されている。また、右板121d及び左板121eは、カセット121の左右方向(図1の矢印A-Bの方向)において、互いに対向している。
The
本実施形態に係るカセット121は、概ね直方体形状の外形を呈する。そして、各板121a~121dで画定されるカセット121の内部空間には、支持プレート123a、123bと、コイルバネ124a~124dと、積層された状態の複数の媒体Mとが収容される。
The
上板125は、カセット121の上下方向において、底板121aに対向している。また、上板125は、右板121d及び左板121eの上端に接続されている。すなわち、上板125は、カセット121の上面の後方側の一部を覆っている。さらに、上板125は、後述するように給送方向にスライド可能に構成されている。
The
給送機構122は、カセット121に収容された媒体Mを、カセット121の外部(すなわち、画像形成部110)に給送する。給送機構122は、カセット121の上方において、カセット121の内部空間に対向して配置されている。また、給送機構122は、上板125より前方に配置されている。すなわち、給送機構122と上板125とは、カセット121の前後方向に離間している。給送機構122は、回転軸122aと、給送ローラ122b、122cとを主に備える。
The
回転軸122aは、カセット121の左右方向に延設されている。回転軸122aは、モータの駆動力が伝達されて回転する。給送ローラ122b、122cは、概ね半月形状の外形を呈する。また、給送ローラ122b、122cは、カセット121の左右方向に離間して配置されている。そして、給送ローラ122b、122cは、回転軸122aに取り付けられて一体回転する。また、給送ローラ122b、122cの下端の高さは、上板125の下面の高さと同一に設定されている。
The
支持プレート123a、123bは、概ね長方形の外形を呈する平板である。支持プレート123a、123bは、前後方向のサイズがカセット121の前後方向のサイズと概ね一致(僅かに小さい)し、左右方向のサイズがカセット121の前後方向のサイズの1/2以下に設定されている。支持プレート123a、123bは、カセット121の内部空間において、カセット121の左右方向に隣接して配置されている。
The
そして、支持プレート123a、123bの上面は、積層された状態の媒体Mが載置される載置面として機能する。すなわち、支持プレート123a、123bは、カセット121に収容される媒体Mを共同で支持する。より詳細には、媒体Mの左半分が支持プレート123aによって支持され、媒体Mの右半分が支持プレート123bによって支持される。
The upper surfaces of the
コイルバネ124a、124bは、支持プレート123aを上方(給送機構122、上板125)に向けて付勢する。より詳細には、コイルバネ124a、124bは、一端が底板121aの上面に接続され、他端が支持プレート123aの下面に接続されている。
The coil springs 124a and 124b urge the
また、コイルバネ124a、124bは、カセット121の前後方向に離間して配置されている。より詳細には、コイルバネ124aは、給送ローラ122bに対向する位置に配置されている。また、コイルバネ124bは、上板125に対向する位置に配置されている。さらに、コイルバネ124a、124bの離間距離は、上板125の前後方向の長さより長い。
Also, the
コイルバネ124c、124dは、支持プレート123bを上方(給送機構122、上板125)に向けて付勢する。より詳細には、コイルバネ124c、124dは、一端が底板121aの上面に接続され、他端が支持プレート123bの下面に接続されている。
The coil springs 124c and 124d urge the
また、コイルバネ124c、124dは、カセット121の前後方向に離間して配置されている。より詳細には、コイルバネ124cは、給送ローラ122cに対向する位置に配置されている。また、コイルバネ124dは、上板125に対向する位置に配置されている。さらに、コイルバネ124c、124dの離間距離は、上板125の前後方向の長さより長い。
Also, the coil springs 124c and 124d are spaced apart in the longitudinal direction of the
すなわち、コイルバネ124a、124cは、支持プレート123a、123bに支持された媒体Mの前方側の領域を、給送ローラ122b、122cに押圧する。また、コイルバネ124b、124dは、支持プレート123a、123bに支持された媒体Mの後方側の領域を、上板125に押圧する。
That is, the
また、コイルバネ124a~124dは、自然長の長さ及びバネ定数が同一に設定されている。但し、自然長の長さ及びバネ定数は、コイルバネ124a~124d毎に異なっていてもよい。さらに、付勢部材の具体例はコイルバネ124a~124dに限定されず、板バネや弾性ゴムなどであってもよい。
The
図6は、左板121e及び上板125の要部斜視図である。図6に示すように、左板121eの内側面(右側面)は、前後方向の全域に亘って切り欠かれている。より詳細には、左板121eは、第1上面126aと、第2上面126bと、第1内側面126cと、第2内側面126dとを有する。
FIG. 6 is a perspective view of the main parts of the
第1上面126aは、第2上面126bより上方で且つ第2上面126bより外側(左側)に位置している。第2上面126bは、第1上面126aより下方で且つ第1上面126aより内側(右側)に位置している。第1内側面126cは、第2内側面126dより上方で且つ第2内側面126dより外側(左側)に位置している。第2内側面126dは、第1内側面126cより下方で且つ第1内側面126cより内側(右側)に位置している。そして、第1内側面126cの上端は第1上面126aの右端に接続され、第1内側面126cの下端は第2上面126bの左端に接続されている。また、第2内側面126dの上端は第2上面126bの右端に接続されている。
The first
第2上面126bには、ガイド溝127が形成されている。ガイド溝127は、第2上面126bから下方に凹み、且つ前後方向(給送方向)に延設されている。そして、ガイド溝127には、スライダ128a、128bが取り付けられている。スライダ128a、128bは、ガイド溝127に沿って前後方向にスライド可能な状態で、第2上面126bに支持されている。
A
そして、上板125の左端は、ボルト等によって左板121eのスライダ128a、128bに固定されている。また図示は省略するが、右板121dの内側面(左側面)も左板121eと同様に切り欠かれている。そして、上板125の右端は、ボルト等によって右板121dのスライダに固定されている。これにより、上板125は、右板121d及び左板121eのガイド溝127に沿って、給送方向(前後方向)にスライド可能に構成されている。
The left end of the
また、第1内側面126cには、ラック部129が形成されている。ラック部129は、第1内側面126cから内側(右側)に突出する複数の突起を、前後方向に連続して配置することによって構成される。一方、上板125の左側面には、突起130a、130bが形成されている。突起130a、130bは、前後方向に離間した位置において、各々が左方に突出している。
A
さらに、第1上面126aには、媒体Mのサイズが記載された目印131a、131bが付されている。目印131a、131bは、支持プレート123a、123b上に載置された媒体Mのサイズに応じた上板125(より詳細には、突起130b)の位置を示す。目印131a、131bは、例えば、刻印、シール、印刷などによって構成される。
Further,
上板125をスライダ128a、128bに取り付けると、突起130a、130bがラック部129に噛み合う。そして、突起130a、130bがラック部129を乗り越えながら、上板125が前後方向にスライドする。また、支持プレート132a、132b上に載置された媒体Mのサイズに対応する目印131a、131bの位置に突起130bを合わせることによって、媒体Mの後端が上板125によって押圧される。
When the
図7は、ストッパ132の構成を示す図である。図7に示すように、カセット121は、支持プレート123a、123bそれぞれに対応するストッパ132を備える。ストッパ132は、底板121aの前端に回動可能に支持されている。そして、ストッパ132は、図7(A)に示すロック姿勢と、図7(B)に示す解除姿勢とに姿勢変化(回動)可能に構成されている。以下、支持プレート123aに対応するストッパ132の構成を説明するが、支持プレート123bに対応するストッパも同様の構成である。
FIG. 7 is a diagram showing the configuration of the
ロック姿勢のストッパ132は、支持プレート123aの前端に係合して、コイルバネ124aを圧縮した状態でロックする。これにより、支持プレート123aは、下方に押し下げられた状態で保持される。一方、解除姿勢のストッパ132は、支持プレート123aのロックを解除する。これにより、支持プレート123aに載置された媒体Mの枚数に応じて、コイルバネ124a、124bが伸縮して、支持プレート123aが適切な姿勢となる。
The
ストッパ132は、カセット121が画像形成装置100から取り外されることによって、ロック姿勢に姿勢変化する。また、ストッパ132は、カセット121が画像形成装置100にセットされることによって、解除姿勢に姿勢変化する。ストッパ132をこのように姿勢変化させる構成は、既に周知なので、詳細な説明は省略する。
The posture of the
図8は、カセット121の平面図である。図8に示すように、カセット121は、一対のサイドフェンス133a、113bを備えてもよい。一対のサイドフェンス133a、133bは、底板121aの上面に立設されている。また、一対のサイドフェンス133a、133bは、支持プレート123a、123bに設けられたスリットを通じて、支持プレート123a、123bより上方にまで達している。
FIG. 8 is a plan view of the
また、一対のサイドフェンス133a、133bは、左右方向にスライド可能に構成されている。支持プレート132a、132b上に載置する媒体Mのサイズに応じて、一対のサイドフェンス133a、133bの幅を調整することによって、支持プレート132a、132b上で積層された媒体Mの幅方向の位置を揃えることができる。
Also, the pair of
さらに、一対のサイドフェンス133a、133bは、給送ローラ122b、122cより後方で、且つ上板125より前方に配置されている。より詳細には、一対のサイドフェンス133a、133bは、スライド範囲の最も後方に位置する上板125の前端より前方に配置されている。より好ましくは、一対のサイドフェンス133a、133bは、スライド範囲の最も前方に位置する上板125の前端より前方に配置されている。
Further, the pair of
オペレータは、画像形成装置100から取り外したカセット121の支持プレート123a、123bを押し下げる。これにより、コイルバネ124a~124dが収縮して、支持プレート123a、123bと、給送ローラ122b、122c及び上板125との間に、媒体Mを収容する空間が形成される。そして、支持プレート123a、123bは、所定の高さまで押し下げられると、ロック姿勢のストッパ132によって、その位置に保持される。これにより、支持プレート123a、123b上に媒体Mを載置しやすくなる。
The operator pushes down the
次に、オペレータは、複数の媒体Mを積層した状態で支持プレート123a、123bに載置する。また、オペレータは、支持プレート123a、123b上に載置された媒体Mの前後方向のサイズに合わせて、上板125を前後方向にスライドさせる。さらに、オペレータは、支持プレート123a、123b上に載置された媒体Mの左右方向にサイズに合わせて、サイドフェンス133a、133bを左右方向にスライドさせる。
Next, the operator places a plurality of stacked media M on the
そして、オペレータは、カセット121を画像形成装置100にセットする。これにより、ストッパ132によるロックが解除されて、コイルバネ124a~124dの付勢力によって、支持プレート123a、123bが上方に移動する。
The operator then sets the
ここで、厚みに偏差のない媒体M(例えば、普通紙)が支持プレート123a、123bに載置された場合、コイルバネ124a~124dは、同一の長さになる。すなわち、支持プレート123a、123bは、同一の高さ位置で、底板121aと平行に支持される。そして、支持プレート123a、123bに支持される媒体Mは、底板121aと平行な状態で、給送ローラ122b、122c及び上板125に押圧される。
Here, when a medium M (for example, plain paper) having uniform thickness is placed on the
また、図4に示すように、カセット121の前後方向に厚みの偏差がある(前側より後側が厚い)媒体Mが支持プレート123a、123bに載置されている場合、コイルバネ124a、124cの長さは、コイルバネ124b、124dより長くなる。これにより、支持プレート123a、123bは、前側から後側に向かって下り傾斜となる。
Further, as shown in FIG. 4, when the medium M having a thickness deviation in the front-rear direction of the cassette 121 (the rear side is thicker than the front side) is placed on the
すなわち、給送ローラ122b、122c及び支持プレート123a、123bの間の隙間は、上板125及び支持プレート123a、123bの間の隙間より大きくなる。そして、積層された複数の媒体Mがこの隙間に収容されると、一番上に載置された媒体Mは、底板121aと平行な状態で、給送ローラ122b、122c及び上板125に押圧される。なお、媒体Mの後側より前側が厚い場合は、支持プレート123a、123bが前側から後側に向かって登り傾斜となる。
That is, the gap between the
さらに、図5に示すように、カセット121の左右方向に厚みの偏差がある(左側より右側が厚い)媒体Mが支持プレート123a、123bに載置されている場合、コイルバネ124a、124bの長さは、コイルバネ124c、124dより短くなる。これにより、支持プレート123aは、支持プレート123bより下方に位置することになる。
Furthermore, as shown in FIG. 5, when a medium M having a thickness deviation in the left-right direction of the cassette 121 (thicker on the right side than on the left side) is placed on the
すなわち、支持プレート123aと給送ローラ122b及び上板125との間の隙間は、支持プレート123bと給送ローラ122c及び上板125との間の隙間より大きくなる。そして、積層された複数の媒体Mがこの隙間に収容されると、一番上に載置された媒体Mは、底板121aと平行な状態で、給送ローラ122b、122c及び上板125に押圧される。なお、媒体Mの右側より左側が厚い場合は、支持プレート123aは、支持プレート123bより上方に位置することになる。
That is, the gap between the
上記のように媒体Mが収容されたカセット121が画像形成装置100にセットされ、画像形成の実行指示が入力されると、コントローラ101は、給送機構122に媒体Mを給送させるために、モータを回転させる。これにより、給送ローラ122b、122cが回転すると、給送ローラ122b、122cに当接している一番上の媒体Mが給送される。本実施形態では、図1の矢印Cの給送方向は、カセット121の後側から前側に向かう方向に対応する。
When the
上記の実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。 According to the above embodiment, for example, the following operational effects are obtained.
上記の実施形態によれば、複数の支持プレート123a、123bそれぞれを、複数のコイルバネ124a~124dで支持したので、支持プレート123a、123b上に載置される媒体Mの厚みの偏差に応じて、コイルバネ124a~124dが独立して伸縮する。これにより、媒体Mの重量を支持プレート123a、123bで分散して支持できるので、媒体Mの幅方向において、隣接する媒体M間の摩擦力及び一番下の媒体Mと支持プレート123a、123bとの摩擦力の偏りを抑制することができる。
According to the above embodiment, the plurality of
その結果、媒体Mの厚みの偏差によらず、一番上の媒体Mが底板121aと平行な状態で給送ローラ122b、122cに押圧されるので、媒体Mのスキューや不給紙を防止することができる。特に、坪量が小さい用紙(64g/m2以下)、或いは平滑度が低い用紙(30s以下)などは、幅方向の摩擦力の偏りの影響を受けやすいので、本発明による改善効果は高い。
As a result, the topmost medium M is pressed against the
また、上記の実施形態によれば、上板125を前後方向にスライド可能に構成したので、支持プレート123a、123b上に載置された媒体Mのサイズに拘わらず、媒体Mの後端を上方から押圧することができる。また、上記の実施形態によれば、第1上面126aに目印131a、131bを付することによって、上板125の位置を適切に調整することができる。
Further, according to the above embodiment, since the
さらに、上記の実施形態によれば、給送ローラ122b、122cより後方で、且つ上板125より前方にサイドフェンス133a、133bを配置することによって、媒体Mのサイズに合わせてサイドフェンス133a、133bをスライドさせる作業が容易になる。
Furthermore, according to the above-described embodiment, the
また、上記の実施形態によれば、給送ローラ122b、122cに対向する位置にコイルバネ124a、124cを配置し、上板125に対向する位置にコイルバネ124a、124cを配置したので、給送ローラ122b、122c及び上板125に媒体Mを適切に押圧することができる。その結果、媒体Mのスキューや不給紙をさらに有効に防止することができる。
Further, according to the above embodiment, since the
なお、上記の実施形態では、支持プレート123a、123bをカセット121の左右方向(媒体Mの幅方向)に隣り合って配置した例を説明したが、支持プレート123a、123bの配置は前述の例に限定されない。他の例として、支持プレート123a、123bは、カセット121の前後方向(給送機構122による媒体Mの給送方向)に隣り合って配置されていてもよい。また、支持プレートの数は2つに限定されず、3つ以上であってもよい。
In the above embodiment, the
また、上記の実施形態では、支持プレート123aを付勢するコイルバネ124a、124bをカセット121の前後方向に離間して配置した例を説明したが、コイルバネ124a、124bの配置は前述の例に限定されない。他の例として、コイルバネ124a、124bは、カセット121の左右方向に離間した位置において、支持プレート123aを付勢してもよい。支持プレート123bを付勢するコイルバネ124c、124dについても同様である。
In the above embodiment, the
このコイルバネ124a~124dの配置は、支持プレート123a、123bを左右方向に隣り合って配置する場合に、特に有効である。さらに、1つの支持プレートを付勢するコイルバネの数は2つに限定されず、3つ以上であってもよい。
This arrangement of the
また、上記の実施形態では、カセット121の左右方向に離間した2つの給送ローラ122b、122cで媒体Mを給送する例を説明したが、給送ローラ122b、122cの数は前述の例に限定されない。他の例として、カセット121の左右方向の中央で、且つ支持プレート123a、123bに跨る位置に配置される単一の給送ローラによって、媒体Mを給送してもよい。
Further, in the above embodiment, the example in which the medium M is fed by the two
さら、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。 Furthermore, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications are possible without departing from the technical scope of the invention. All of are covered by the present invention. Although the above embodiment shows a preferred example, a person skilled in the art can realize various modifications from the disclosed contents. Such modifications are also included in the technical scope described in the claims.
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
90 共通バス
100 画像形成装置
101 コントローラ
110 画像形成部
120 給送装置
121 カセット(収容部材)
121a 底板
121b 前板
121c 後板
121d 左板
121e 右板
122 給送機構
122a 回転軸
122b,122c 給送ローラ
123a,123b 支持プレート(支持部材)
124a、124b、124c、124d コイルバネ(付勢部材)
125 上板
130 原稿読取部
131 コンタクトガラス
140 胴内空間
141 排出トレイ
126a 第1上面
126b 第2上面
126c 第1内側面
126d 第2内側面
127 ガイド溝
128a,128b スライダ
129 ラック部
130a,130b 突起
131a,131b 目印
132 ストッパ
133a,133b サイドフェンス
10 CPUs
20 RAMs
30 ROMs
40 HDDs
50 interface
60 LCDs
70
124a, 124b, 124c, 124d coil spring (biasing member)
125
Claims (10)
前記収容部材の内部に配置され、積層された複数の媒体を支持する複数の支持部材と、
複数の前記支持部材に支持された媒体に上方から当接して、媒体を前記収容部材の外へ給送する給送機構と、
複数の前記支持部材それぞれの下面の異なる位置に当接して、前記支持部材を前記給送機構に向けて付勢する複数の付勢部材と、
複数の前記支持部材の上方において、前記給送機構による媒体の給送方向にスライド可能に前記収容部材に支持された上板とを備えることを特徴とする給送装置。 a storage member that stores a plurality of media;
a plurality of support members arranged inside the housing member for supporting the plurality of stacked media;
a feeding mechanism that abuts on the medium supported by the plurality of support members from above and feeds the medium out of the containing member;
a plurality of urging members that abut on different positions of the lower surfaces of the plurality of support members and urge the support members toward the feeding mechanism;
A feeding device, comprising: an upper plate slidably supported by the containing member above the plurality of supporting members in a direction in which the medium is fed by the feeding mechanism.
前記給送装置によって給送された媒体に画像を形成する画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。 a feeding device according to any one of claims 1 to 9;
An image forming apparatus, comprising: an image forming section that forms an image on the medium fed by the feeding device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021101578A JP2023000636A (en) | 2021-06-18 | 2021-06-18 | Feeding device and image forming device |
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2021
- 2021-06-18 JP JP2021101578A patent/JP2023000636A/en active Pending
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