JP2022553672A - 無線通信システムにおけるエンドツーエンドのスライシング - Google Patents

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Abstract

無線通信システムにおいてエンドツーエンドのスライシングを提供するための方法、装置、及びコンピュータプログラムが開示される。無線通信システムの複数のネットワークスライスのプロファイルが決定される。複数のネットワークスライスの各ネットワークスライスは、複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの1つ又は複数の通信コンポーネントから論理的に分離された1つ又は複数の通信コンポーネントを有する。決定されるプロファイルと、ユーザデバイスから受信される要求とに基づいて、複数のネットワークスライスのうちのネットワークスライスが、ユーザデバイスと関連付けられたデータの送信のために選択される。選択されるネットワークスライスを使用して、ユーザデバイスと関連付けられたデータが送信される。

Description

いくつかの実装形態において、本主題は、通信システムに関し、より詳しくは、例えば下層の分割アーキテクチャを含み得る、5G New Radio(「NR」)などの無線通信システムにおけるエンドツーエンドのスライシングに関する。
今日の世界において、セルラネットワークは、個人及び企業体に対してオンデマンドの通信機能を提供する。一般的に、セルラネットワークは、セルと呼ばれる地域にわたって分散され得る無線ネットワークである。そのようなセルのそれぞれは、セルサイト又は基地局と呼ばれる少なくとも1つの固定ロケーショントランシーバによってサービスが提供される。各セルは、干渉を避けるため、更に各セル内で改善されたサービスを提供するために、隣接セルとは異なる周波数のセットを使用可能である。セル間が接続されると、それらは広い地理的領域にわたって無線カバレッジを提供し、それによって多数の携帯電話、及び/又は他の無線デバイス又はポータブルトランシーバが互いに通信できるようになり、更に、ネットワーク内の場所にかかわらず、固定トランシーバ及び電話と通信できるようになる。そのような通信は、基地局を介して実行され、モバイルトランシーバが伝送中に複数のセルを通過して移動している場合でも実現される。主要な無線通信プロバイダは、世界中に上記のようなセルサイトを配備しており、それによって公衆交換電話網及び公衆インターネットに接続された通信携帯電話及びモバイルコンピューティングデバイスが通信できるようになる。
携帯電話は、その携帯電話との信号の送受信のために電波を使用することによって、セルサイト又は送信塔を介して電話通話、及び/又はデータ通信を受信及び/又は実行できる移動式電話である。多数の携帯電話ユーザを鑑みると、現在の携帯電話ネットワークは、限られた共有リソースを提供する。そのため、セルサイト及びハンドセットは、少ない干渉で多くの発信者によるネットワークの同時使用を可能にするために、周波数を変更して低電力トランスミッタを使用できる。セルサイトによるカバレッジは、特定の地理的ロケーション及び/又はネットワークを使用できる可能性のあるユーザの数に依存し得る。例えば、都市部では、セルサイトは、およそ1/2マイルまでの範囲を有することができ、地方では、範囲は5マイルほどとなることが可能であり、地域によって、ユーザが25マイル離れたセルサイトから信号を受信可能である。
以下は、Global System for Mobile Communications(「GSM」)、General Packet Radio Service(「GPRS」)、cdmaOne、CDMA2000、Evolution-Data Optimized(「EV-DO」)、Enhanced Data Rates for GSM Evolution(「EDGE」)、Universal Mobile Telecommunications System(「UMTS」)、Digital Enhanced Cordless Telecommunications(「DECT」)、Digital AMPS(「IS-136/TDMA」)、及びIntegrated Digital Enhanced Network(「iDEN」)などといった、通信プロバイダによって使用されるデジタルセルラ技術のいくつかの例である。第3世代パートナーシッププロジェクト(「3GPP(登録商標)」)標準化団体によって策定されたロングタームエボリューション又は4G LTEは、携帯電話及びデータ端末のための高速データの無線通信の標準である。5G LTE標準は、現在策定されている。LTEは、GSM/EDGE及びUMTS/HSPAデジタルセルラ技術に基づいており、コアネットワークの改良とともに異なる無線インターフェースを使用することによって、容量及び速度を増加することを可能にする。
モバイルデバイスは、音声データ(例えば電話通話)、電子メール、テキストメッセージ、インターネットブラウジング、ビデオデータ(例えばビデオ、ビデオ電話、拡張/仮想現実など)、音声データ(例えば曲のストリーミング)などの様々な種類のデータの送受信のために使用される。異なる種類のデータは、異なる伝送帯域幅を必要とする場合がある。例えば、高品質のモバイルデバイス上で高解像度の映像を再生するためには、電子メール又はテキストメッセージをモバイルデバイスに送信するのと比べて広い帯域幅が必要となり得る。5G NRネットワークは、異なる種類のデータトラフィック、使用量などに適応するためにネットワークスライシング機能を実装する。ただし、エンドツーエンドのネットワークスライシング及び選択は明確に定義されていない。
いくつかの実装形態において、本主題は、無線通信システムにおいてエンドツーエンドのスライシングを提供するためのコンピュータ実装方法に関する。本方法は、無線通信システムの複数のネットワークスライスのプロファイルを決定することを有し得る。複数のネットワークスライスの各ネットワークスライスは、複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの1つ又は複数の通信コンポーネントから論理的に分離された1つ又は複数の通信コンポーネントを有し得る。本方法は、決定されるプロファイルと、ユーザデバイスから受信される要求とに基づいて、複数のネットワークスライスのうちのネットワークスライスを、ユーザデバイスと関連付けられたデータの送信のために選択することと、選択されるネットワークスライスを使用して、ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することとを更に有し得る。
いくつかの実装形態において、本主題は、以下の任意の特徴のうちの1つ又は複数を含むことが可能である。上記方法は、ネットワークスライスのプロファイルの少なくとも1つのパラメータに基づいて、分離のためにネットワークスライスの少なくとも1つの通信コンポーネントを決定することを更に有し得る。いくつかの実装形態において、パラメータは、レイテンシ要件、ネットワークスライスを使用するユーザデバイスの数、ネットワークスライスと関連付けられたトラッキングエリアの数、ネットワークスライスを使用するユーザデバイスのモビリティレベル、ネットワークスライスのアクティビティ、必要とされる分離レベル、及びそれらの組み合わせのうちの1つ又は複数を含み得る。
いくつかの実装形態において、上記方法は、選択されるネットワークスライスを使用したデータの送信を監視することと、その監視に基づいて、データの送信のための複数のネットワークスライスの構成のうちのネットワークスライスの他の構成を選択することと、他の選択されるネットワークスライスの構成を使用して、ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することとを更に有し得る。
いくつかの実装形態において、上記方法は、1つ又は複数の論理的に分離されたコンポーネントを仮想化することと、少なくとも1つのパラメータに基づいて、仮想化された、1つ又は複数の論理的に分離されたコンポーネントを任意でインスタンス化することとを更に有し得る。
決定、選択、及び送信からなる上記の動作は、基地局(例えば5G NRネットワーク中のgNB)によって実行され得る。
いくつかの実装形態において、基地局は、1つ又は複数のリモート無線ユニット(RU)、1つ又は複数の集約ユニット(CU)、1つ又は複数の分散ユニット(DU)、1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分(CU-CP)、1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分(CU-UP)、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能(AMF)、1つ又は複数のユーザプレーン機能(UPF)、及び1つ又は複数のセッション管理機能(SMF)である通信コンポーネントのうちの少なくとも1つを備え得る。
いくつかの実装形態において、複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、1つ又は複数のCU-UP、1つ又は複数のAMF、1つ又は複数のUPF、及び1つ又は複数のSMFのうちの少なくとも1つは、複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、1つ又は複数のCU-UP、1つ又は複数のAMF、1つ又は複数のUPF、及び1つ又は複数のSMFのうちの少なくとも1つから論理的に分離され得る。ただし、1つ又は複数のRU、1つ又は複数のDU、及び1つ又は複数のCU-CPは、複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通であり得る。
いくつかの実装形態において、複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、CU-UP、UPF、及びSMFは、複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、CU-UP、UPF、及びSMFから論理的に分離され得る。ただし、RU、DU、CU-CP、及びAMFは、複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通であり得る。この実装形態において、送信することは、複数のネットワークスライスを使用して、ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することを含み得る。
いくつかの実装形態において、複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、DU、CU-CP、CU-UP、AMF、UPF、及びSMFは、複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、DU、CU-CP、CU-UP、AMF、UPF、及びSMFから論理的に分離され得る。ただし、RUは、複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通であり得る。
いくつかの実装形態において、複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、DU、CU-UP、UPF、及びSMFは、複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、DU、CU-UP、UPF、及びSMFから論理的に分離され得る。ただし、RU、CU-CP、及びAMFは、全スライスに共通であり得る。この場合、送信することは、複数のネットワークスライスを使用して、ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することを含み得る。
いくつかの実装形態において、複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、RU、DU、CU-CP、CU-UP、AMF、UPF、及びSMFは、複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、RU、DU、CU-CP、CU-UP、AMF、UPF、及びSMFから論理的に分離され得る。
1つ又は複数のコンピューティングシステムの1つ又は複数のデータプロセッサによって実行された時に、少なくとも1つのデータプロセッサに、本明細書の動作を実行させる命令を格納する非一時的コンピュータプログラム製品(すなわち物理的に具現化されたコンピュータプログラム製品)が更に説明される。同様に、1つ又は複数のデータプロセッサと、1つ又は複数のデータプロセッサに結合されたメモリとを更に備え得るコンピュータシステムが更に説明される。メモリは、少なくとも1つのプロセッサに、本明細書で説明される動作のうちの1つ又は複数を実行させる命令を一時的又は永久的に格納し得る。加えて、単一のコンピューティングシステム内のいずれかの1つ又は複数のデータプロセッサ、又は2つ以上のコンピューティングシステムに分散されたいずれかの1つ又は複数のデータプロセッサによって、方法が実装され得る。そのようなコンピューティングシステム間は接続されることが可能であり、ネットワークを介した接続(例えばインターネット、無線ワイドエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、有線ネットワークなど)、複数のコンピューティングシステムのうちの1つ又は複数の間の直接接続を介して、などを含むがこれに限定されない1つ又は複数の接続によって、データ及び/又はコマンド又は他の命令などを送受信することが可能である。
ここで説明された主題の1つ又は複数の変形例の詳細が添付図面及び以下の記載で述べられる。ここで説明された主題の他の特徴及び利点は、本明細書及び図面、並びに特許請求の範囲から明らかとなるであろう。
本明細書に組み込まれてその一部を構成する添付図面は、ここで開示された主題の特定の態様を示し、その説明とともに、開示される実装形態と関連する原理のいくつかを説明するのを助ける。以下で図面を説明する。
例示的な従来のロングタームエボリューション(「LTE」)通信システムを示す図である。 図1aに示す例示的なLTEシステムの更なる詳細を示す図である。 図1aに示す例示的なLTEシステムの進化型パケットコアの追加の詳細を示す図である。 図1aに示す例示的なLTEシステムの例示的な進化型ノードBを示す図である。 図1a~図1dに示す進化型ノードBの更なる詳細を示す図である。 本主題のいくつかの実装形態による、例示的な仮想無線アクセスネットワークを示す図である。 ユーザがより高い周波数帯域を利用できるようにする例示的な3GPP分割アーキテクチャを示す図である。 例示的なネットワークスライスアーキテクチャを示す図である。 例示的なS-NSSAI識別子を示す図である。 例示的な5G無線通信システムを示す図である。 本主題のいくつかの実装形態による、集約ユニットのユーザプレーン部分においてネットワークスライス分離を実行するための例示的な通信システムを示す図である。 本主題のいくつかの実装形態による、1つ又は複数のネットワークスライスを使用可能な1つのユーザ機器を有する例示的な通信システムを示す図である。 本主題のいくつかの実装形態による、分散ユニット(DU)部においてネットワークスライス分離を実行するための例示的な通信システムを示す図である。 本主題のいくつかの実装形態による、1つ又は複数のネットワークスライスを使用可能な1つのユーザ機器を有する例示的な通信システムを示す図である。 本主題のいくつかの実装形態による、リモート無線ユニット(RU)部においてネットワークスライス分離を実行するための例示的な通信システムを示す図である。 本主題のいくつかの実装形態による、図8a~図10に関して説明される特定の配備オプションに対して1つ又は複数のネットワークスライスをマッピングするための例示的な方法を示す図である。 本主題のいくつかの実装形態による、実装へのスライスプロファイルのマッピングを更新するための例示的なプロセスを示す図である。 本主題のいくつかの実装形態による例示的なシステムを示す図である。 本主題のいくつかの実装形態による例示的な方法を示す図である。
本主題は、無線通信システムのための下層の分割アーキテクチャにおいて実装され得るシステム及び方法を提供する。そのようなシステムは、5G New Radio通信システム、ロングタームエボリューション通信システムなどを含む様々な無線通信システムを含み得る。
本主題の1つ又は複数の態様は、そのような通信システムにおいて基地局(例えばgNodeB、eNodeBなど)の送信機コンポーネント及び/又は受信機コンポーネントに組み込まれ得る。以下は、ロングタームエボリューション通信システム及び5G New Radio通信システムの全体的な説明である。
I.ロングタームエボリューション通信システム
図1a~図1c及び図2は、その様々な構成要素とともに、例示的な従来のロングタームエボリューション(「LTE」)通信システム100を示す。商業的に知られているLTEシステム、又は、4G LTEは、携帯電話及びデータ端末のための高速データの無線通信の標準によって規定されている。この標準は、GSM/EDGE(「Global System for Mobile Communications」/「Enhanced Data rates for GSM Evolution」)とともにUMTS/HSPA(「Universal Mobile Telecommunications System」/「High Speed Packet Access」)ネットワーク技術に基づく。標準は、3GPP(「第3世代パートナーシッププロジェクト」)によって策定されたものである。
図1aに示すように、システム100は、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(「EUTRAN」)102と、進化型パケットコア(「EPC」)108と、パケットデータネットワーク(「PDN」)101とを備えることができ、EUTRAN102及びEPC108は、ユーザ機器104とPDN101との間に通信を提供する。EUTRAN102は、複数のユーザ機器104(a、b、c)に対して通信機能を提供する複数の進化型ノードB(「eNodeB」又は「ENODEB」又は「enodeb」又は「eNB」)又は基地局106(a、b、c)(図1bに示す通り)を備え得る。ユーザ機器104は、携帯電話、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(「PDA」)、サーバ、データ端末、及び/又はいずれかの他の種類のユーザ機器、及び/又はそのいずれかの組み合わせであり得る。ユーザ機器104は、eNodeB106を介して、EPC108、最終的にはPDN101に接続できる。一般的に、ユーザ機器104は、距離に関して最も近いeNodeB106に接続できる。LTEシステム100において、EUTRAN102及びEPC108は、ユーザ機器104のための接続性、モビリティ、及びサービスを提供するために協働する。
図1bは、図1aに示すネットワーク100の更なる詳細を示す図である。上述したように、EUTRAN102は、セルサイトとしても知られる複数のeNodeB106を備える。eNodeB106は、無線機能を提供し、エアリンクリソース又は無線リソース管理、アクティブモードのモビリティ又はハンドオーバ、及びサービスのアドミッション制御のスケジューリングを含む主要制御機能を実行する。eNodeB106は、どのモビリティ管理エンティティ(MME、図1cに図示など)がユーザ機器104にサービス提供するかの選択と、ヘッダ圧縮及び暗号化などのプロトコル機能を担う。EUTRAN102を構成する複数のeNodeB106は、無線リソース管理及びハンドオーバのために互いに協働する。
ユーザ機器104とeNodeB106との通信は、エアインターフェース122(「LTE-Uu」インターフェースとしても知られる)を介して発生する。図1bに示すように、エアインターフェース122は、ユーザ機器104bとeNodeB106aとの間の通信を提供する。エアインターフェース122は、ダウンリンク及びアップリングそれぞれに対して、直交周波数分割多元接続(「OFDMA」)とOFDMAの変形である単一キャリア周波数分割多元接続(「SC-FDMA」)を使用する。OFDMAは、多入力多出力(「MIMO」)などの複数の既知のアンテナ技術の使用を可能とする。
エアインターフェース122は、ユーザ機器104とeNodeB106との間の信号伝達のために無線リソース制御(「RRC」)、及びユーザ機器104とMME(図1cに図示など)との間の信号伝達のために非アクセス層(「NAS」)を含む様々なプロトコルを使用する。信号伝達に加えて、ユーザトラフィックがユーザ機器104とeNodeB106との間で転送される。システム100における信号伝達及びトラフィックの両方は、物理層(「PHY」)チャネルによって運ばれる。
複数のeNodeB106は、X2インターフェース130(a、b、c)を使用して互いに相互接続され得る。図1bに示すように、X2インターフェース130aは、eNodeB106aとeNodeB106bとの間の相互接続を提供し、X2インターフェース130bは、eNodeB106aとeNodeB106cとの間の相互接続を提供し、X2インターフェース130cは、eNodeB106bとeNodeB106cとの間の相互接続を提供する。X2インターフェースは、負荷又は干渉関連情報とともに、ハンドオーバ関連情報を含み得る信号の送受信を実現するために、2つのeNodeB間に確立され得る。eNodeB106は、S1インターフェース124(a、b、c)を介して進化型パケットコア108と通信する。S1インターフェース124は、2つのインターフェースに分割されることが可能である。一方は、コントロールプレーン用であり(図1cでコントロールプレーンインターフェース(S1-MMEインターフェース)128として示される)、他方はユーザプレーン用である(図1cでユーザプレーンインターフェース(S1-Uインターフェース)125と示される)。
EPC108は、ユーザサービスに対するサービス品質(「QoS」)を確立して、実施し、ユーザ機器104が移動中に一貫してインターネットプロトコル(「IP」)アドレスを維持できるようにする。なお、システム100の各ノードは、それ自体のIPアドレスを有することに留意されたい。EPC108は、レガシーの無線ネットワークと相互作用するように設計されている。EPC108は、更に、コアネットワークアーキテクチャにおいてコントロールプレーン(すなわち信号伝達)とユーザプレーン(すなわちトラフィック)とを分離するように設計されており、実装におけるより高い柔軟性、更に制御機能及びユーザデータ機能の独立したスケーラビリティを可能とする。
EPC108のアーキテクチャは、パケットデータ専用であり、図1cにより詳細に示される。EPC108は、サービングゲートウェイ(S-GW)110と、PDNゲートウェイ(P-GW)112と、モビリティ管理エンティティ(「MME」)114と、ホーム加入者サーバ(「HSS」)116(EPC108用の加入者データベース)と、ポリシー制御と課金ルール機能(「PCRF」)118とを含む。これら(S-GW、P-GW、MME、及びHSSなど)のいくつかは、製造業者の実装にしたがってノードに組み合わされる場合が多い。
S-GW110はIPパケットデータルータとして機能し、EPC108におけるユーザ機器のベアラパスアンカーである。従って、ユーザ機器が移動動作の間に1つのeNodeB106から他のeNodeB106へと移動するとき、S-GW110は依然として同一のままであり、EUTRAN102に向かうベアラパスはユーザ機器104にサービス提供する新しいeNodeB106とトークするように切り替えられる。ユーザ機器104がもう1つのS-GW110のドメインへと移動した場合、MME114はユーザ機器のベアラパスの全てを新しいS-GWへと転送する。S-GW110は、1つ又は複数のP-GW112へのユーザ機器のためのベアラパスを確立する。ダウンストリームデータがアイドルユーザ機器に対して受信されると、S-GW110はダウンストリームパケットをバッファリングし、EUTRAN102へのベアラパス及びEUTRAN102を通過するベアラパスをロケート(検索)して再確立するようにMME114に要求する。
P-GW112は、EPC108(とユーザ機器104とEUTRAN102)と、PDN101(図1aで図示されるなど)との間のゲートウェイである。P-GW112は、ユーザトラフィックのためにルータとして機能するとともに、ユーザ機器の代わりの機能を実行する。これらはユーザ機器のためのIPアドレス割り当てと、それが適切なベアラパス上に設置されることを確実とするためのダウンストリームユーザトラフィックのパケットフィルタリングと、データレートを含むダウンストリームQoSの実施とを含む。加入者が使用しているサービスに応じて、ユーザ機器104とP-GW112との間に複数のユーザデータベアラパスが存在してもよい。ユーザ機器が各P-GW112に対して確立された少なくとも1つのベアラパスを有する場合に、加入者は異なるP-GWによりサービス提供されたPDN上でサービスを使用することができる。1つのeNodeBから他のeNodeBへのユーザ機器のハンドオーバの間に、S-GW110も変化している場合、P-GW112からのベアラパスは新しいS-GWへと切り替えられる。
MME114はEPC108内のユーザ機器104を管理し、加入者認証を管理することと、認証されたユーザ機器104のためのコンテキストを保持することと、ユーザトラフィックのためにネットワークにおいてデータベアラパスを確立することと、ネットワークから分離されないアイドルモバイル機器の位置を追跡することとを含む。アクセスネットワークに再接続されてダウンストリームデータを受信する必要があるアイドルユーザ機器104のために、MME114はユーザ機器をロケートし、EUTRAN102へのベアラパス及びEUTRAN102を通過するベアラパスを再確立するためのページングを開始する。特定のユーザ機器104のためのMME114は、ユーザ機器104がシステムアクセスを開始するeNodeB106により選択される。MMEは典型的には、負荷共有及び冗長性のために、EPC108における一群のMMEの一部である。ユーザのデータベアラパスの確立において、MME114はP-GW112及びS-GW110の選択を担い、それにより、EPC108を通過するデータパスの終端を構成することとなる。
PCRF118は、ポリシー制御の意思決定を担うとともに、P-GW110に存在するポリシー制御実施機能(「PCEF」)におけるフローベースの課金機能性の制御を担う。PCRF118は、特定のデータフローがPCEFにおいてどのように取り扱われるかを決定し、これがユーザの加入プロファイルに従うことを確実とするQoS認証(QoSクラス識別子(「QCI」)及びビットレート)を提供する。
上述したように、IPサービス119はPDN101(図1aに示すなど)によって提供される。
図1dは、eNodeB106の例示的な構造を示す図である。eNodeB106は、少なくとも1つのリモート無線ヘッド(「RRH」)132(通常、3つのRRH132が存在できる)と、ベースバンドユニット(「BBU」)134とを含むことができる。RRH132は、アンテナ136に接続され得る。RRH132及びBBU134は、コモンパブリック無線インターフェース(「CPRI」)142の標準仕様に準拠する光インターフェースを用いて接続され得る。eNodeB106の動作は、無線周波数帯域(Band4、Band9、Band17)、帯域幅(5、10、15、20MHz)、アクセス方式(ダウンリンク:OFDMA、アップリンク:SC-OFDMA)、アンテナ技術(ダウンリンク:2×2MIMO、アップリンク:1×2単入力多出力(「SIMO」))、セクタ数(最大6)、最大送信電力(60W)、最大送信レート(ダウンリンク:150Mb/s、アップリンク:50Mb/s)、S1/X2インターフェース(1000Base-SX、1000Base-T)、及びモバイル環境(350km/hまで)という標準パラメータ(及び仕様)を用いて特徴付けられる。BBU134は、デジタルベースバンド信号処理、S1線の終端、X2線の終端、呼処理及びモニタリング制御処理を担うことができる。EPC108から受信されたIPパケット(図1dでは不図示)はデジタルベースバンド信号へと変調され、RRH132へと送信されることが可能である。逆に言えば、RRH132から受信されたデジタルベースバンド信号はEPC108への送信のためにIPパケット内へと復調され得る。
RRH132はアンテナ136を用いて無線信号を送受信することができる。RRH132はBBU134からのデジタルベースバンド信号を(コンバータ(「CONV」)140を用いて)無線周波数(「RF」)信号に変換し、ユーザ機器104(図1dでは不図示)への送信のためにそれらを(増幅器(「AMP」)138を用いて)電力増幅することができる。逆に言えば、ユーザ機器104から受信されたRF信号は(AMP138を用いて)増幅され、BBU134への送信のためにデジタルベースバンド信号に(CONV140を用いて)変換される。
図2は、例示的なeNodeB106の追加の詳細を示す図である。eNodeB106は複数の層を含む。すなわち、LTE層1 202と、LTE層2 204と、LTE層3 206とである。LTE層1は物理層(「PHY」)を含む。LTE層2は、媒体アクセス制御(「MAC」)と、無線リンク制御(「RLC」)と、パケットデータ収束プロトコル(「PDCP」)とを含む。LTE層3は、無線リソース制御(「RRC」)と、動的リソース割り当てと、eNodeB測定構成及び供給と、無線アドミッション制御と、接続モビリティ制御と無線リソース管理(「RRM」)とを含む様々な機能及びプロトコルを含む。RLCプロトコルは、セルラエアインターフェースに対して使用される自動反復要求(「ARQ」)断片化プロトコルである。RRCプロトコルは、ユーザ機器とEUTRANとの間のLTE層3のコントロールプレーン信号伝達を扱う。RRCは、接続確立及び解放、システム情報の同報、無線ベアラの確立/再構成及び解放、RRC接続モビリティプロシージャ、ページング通知/解放、及びアウターループ電力制御のための機能を備える。PDCPは、IPヘッダ圧縮及び展開、ユーザデータの転送、及び無線ベアラ用のシーケンス番号の維持を実行する。図1dに示すBBU134は、LTE層L1~L3を含み得る。
eNodeB106の主要機能のうちの1つは、無線リソース管理であり、ユーザ機器104用のアップリンク及びダウンリンクのエアインターフェースリソースの両方のスケジューリング、ベアラリソースの制御、及びアドミッション制御を含む。eNodeB106は、EPC108のためのエージェントとして、それらがアイドル状態であるときにモバイル機器をロケートするように使用されるページングメッセージの転送を担う。eNodeB106は、更に、無線によって共通の制御チャネル情報を伝送し、無線によって送信されたユーザデータのヘッダ圧縮、暗号化及び復号化、並びにハンドオーバ報告及びトリガ基準の確立を行う。上述したように、ハンドオーバ及び干渉管理のために、eNodeB106は、X2インターフェースを介して他のeNodeB106と協働することができる。eNodeB106はS1-MMEインターフェースを介してEPCのMMEと通信し、S1-Uインターフェースを用いてS-GWと通信する。更に、eNodeB106はS1-Uインターフェースを介してユーザデータをS-GWと交換する。eNodeB106及びEPC108は、MME及びS-GW間の負荷共有及び冗長性をサポートするように多対多関係を有する。eNodeB106はMMEのグループからMMEを選択するので、混雑状態を回避するために負荷は複数のMMEにより共有される。
III.5G NR無線通信ネットワーク
いくつかの実装形態において、本主題は、5G New Radio(「NR」)通信システムに関する。5G NRは、4G/IMT-Advanced標準を超える次の通信標準である。5Gネットワークは、現在の4Gよりも大容量化を実現し、エリア毎のモバイル広帯域ユーザ数の増加を可能とし、毎月のユーザ毎のギガバイト単位のデータ消費量の増加及び無制限化を可能とする。これによって、ユーザは、モバイルデバイスを使用して毎日長時間、Wi-Fiネットワークでない場合でも、高精細メディアのストリーミングが可能となる。5Gネットワークは、デバイス間通信のサポートの改善、4G機器と比較して低費用及び低レイテンシ、低バッテリ消費量などを実現する。そのようなネットワークは、多数のユーザに対して毎秒数十メガビットのデータ伝送速度、大都市圏では100Mb/sのデータ伝送速度、密閉区域(例えばオフィスのある階)内のユーザに対して同時に1Gb/s、無線センサネットワークのための多数同時接続、スペクトル効率の向上、カバレッジの改善、信号伝送効率の向上、1~10msのレイテンシ、既存システムと比較した場合のレイテンシの減少を実現する。
図3は、例示的な仮想無線アクセスネットワーク300を示す図である。ネットワーク300は、基地局(例えばeNodeB、gNodeB)301、無線機器307、集約ユニット302、デジタルユニット304、及び無線デバイス306を含む様々な構成要素間の通信を提供し得る。システム300における構成要素は、バックホールリンク305を使用してコアと通信可能に結合され得る。集約ユニット(「CU」)302は、ミッドホール接続308を使用して分散ユニット(「DU」)304と通信可能に結合され得る。無線周波数(「RU」)コンポーネント306は、フロントホール接続310を使用してDU304と通信可能に結合され得る。
いくつかの実装形態において、CU302が、インテリジェント通信機能を1つ又は複数のDUユニット304に提供し得る。ユニット302、304は、1つ又は複数の基地局、マクロ基地局、ミクロ基地局、リモート無線ヘッドなど、及び/又はその組み合わせを含み得る。
下層の分割アーキテクチャ環境において、NRのためのCPRI帯域幅要件は、100Gb/sであり得る。CPRI圧縮は、(図3に示すように)DU及びRUで実装され得る。5G通信システムでは、イーサネットフレーム上で圧縮されたCPRIは、eCPRIと呼ばれ、推奨されるフロントホールのインターフェースである。このアーキテクチャは、フロントホール/ミッドホールの標準化を可能とし、より上層の分割(例えばオプション2又はオプション3-1(上層/下層RLC分割アーキテクチャ))及びL1分割アーキテクチャ(オプション7)によるフロントホールを含み得る。
いくつかの実装形態において、下層の分割アーキテクチャ(例えばオプション7)は、アップリンクの受信機、DL/UL両方のための複数の送信ポイント(TP)にわたる結合処理、配備の容易化のための転送帯域幅及びレイテンシ要件を含み得る。更に、本主題の下層の分割アーキテクチャは、リモートユニット(「RU」)でのセルレベル処理とDUでのユーザレベル処理を含み得る、セルレベル処理とユーザレベル処理との間の分割を含み得る。更に、本主題の下層の分割アーキテクチャを使用して、周波数領域サンプルがイーサネットフロントホールを介して転送可能であり、この場合、周波数領域サンプルは、フロントホールの帯域幅減少のために圧縮され得る。
図4は、5G技術を実装可能であってユーザがより高い周波数帯域(例えば10GHzを上回る)を使用できるようにすることが可能な例示的な通信システム400を示す図である。システム400は、マクロセル402と、スモールセル404及び406とを含み得る。
モバイルデバイス408は、スモールセル404、406の1つ又は複数と通信するように構成され得る。システム400は、マクロセル402とスモールセル404、406との間でのコントロールプレーン(Cプレーン)及びユーザプレーン(Uプレーン)の分割を可能とすることができ、この場合、Cプレーン及びUプレーンは異なる周波数帯域を利用している。特に、スモールセル404、406は、モバイルデバイス408と通信する時により高い周波数帯域を利用するように構成され得る。マクロセル402は、既存のセルラ帯域をCプレーン通信のために利用可能である。モバイルデバイス408は、Uプレーン412を介して通信可能に結合可能であり、この場合、スモールセル(例えばスモールセル406)は、より高いデータ伝送速度、更に柔軟性/費用/エネルギ効率が高い動作を実現し得る。マクロセル402は、Cプレーン410を介して、良好な接続性及びモビリティを維持し得る。更に、いくつかの場合、LTE PUCCH及びNR PUCCHは、同一の周波数上で伝送され得る。
IV.ネットワークスライシング
5Gネットワークスライシングは、同一の物理ネットワークインフラストラクチャ上での仮想化された独立論理ネットワークの多重化を可能とするネットワークアーキテクチャを指し、この場合、各ネットワークスライスは、特定のアプリケーションによって要求され得る異なる要件を満たすように構成される、分離されたエンドツーエンドのネットワークである。複数のネットワークスライスに共通であり得るいくつかのネットワーク機能がコントロールプレーンに存在し得る。ネットワークスライシング技術は、共通のネットワークインフラストラクチャの最上部の柔軟でスケーラビリティのあるネットワークスライスの実装を可能とするソフトウェア定義ネットワーキング(SDN)及びネットワーク機能仮想化(NFV)の様々な概念を実装する。各ネットワークスライスは、同一又は異なる仮想移動体通信事業者(MVNO)によって管理されることが可能であり、それによってMVNOは、様々なアプリケーションに対してカスタマイズ可能な複数のネットワークスライスを自律的に配備可能である。
図5は、例示的なネットワークスライスアーキテクチャ500を示す図である。アーキテクチャ500は、ネットワークスライスコントローラ502と、サービス層504と、ネットワーク機能層506と、インフラストラクチャ層508とを備え得る。ネットワークスライスコントローラ502は、各スライスによる要求を管理するために、層504~508によって実行される様々な機能とインターフェース接続する。コントローラ502は、エンドツーエンドのサービス管理(すなわち、様々なサービスインスタンス(SLA要件)を、サービス制約を満たすネットワーク機能にマッピングする)、仮想リソース定義(すなわち、ネットワーク機能の割り当てのためのリソースを管理するために、物理ネットワークリソースを仮想化する)、及びスライスライフサイクル管理(すなわち、SLA要件における変化に適応するために、各スライスの動的構成に対する3層504~508の全てにわたるスライス性能を監視する)を提供するために、層504~508間の通信を調整する。
サービス層504は、1つ又は複数の仮想移動体通信事業者(MVNO)505及び1つ又は複数のサービスプロバイダ507とインターフェース接続する。MVNO及びプロバイダ507は物理ネットワークを共有でき、この場合、各サービスが、サービスレベル(SLA)要件として全ネットワーク特性を含むサービスインスタンスとして表される。ネットワーク機能層506は、層504から受け取ったサービスインスタンス要求にしたがって各ネットワークスライスを作成する。ネットワークスライスは、仮想ネットワークインフラストラクチャ上に配置されて互いに結合され、サービスによって要求されたネットワーク特性にしたがってエンドツーエンドのネットワークスライスインスタンスを作成してもよい様々なネットワーク機能を含む。インフラストラクチャ層508は、各ネットワークスライスが多重化された物理ネットワークリソースを各スライスのホストネットワーク機能に提供する実際の物理ネットワークトポロジである。
ネットワークスライシングは5G通信ネットワークのコア機能であり、ネットワーク機能の選択と、分離されたネットワークを介するデータのルーティングとは、スライスのIDに基づく一方、無線アクセスネットワークのためのエンドツーエンドのスライシング態様及びスライス毎のリソース分離は、まだ定義されおらず、特定の実装形態に適応する。更に、現在の標準は、ネットワークスライスに基づいてコアネットワークの選択及びコアネットワークへのルーティングを定義するが、無線レベルリソースのリソース分離及び管理は、同様に、既存のシステムで定義されていない。本主題は、RANにおけるリソース分離を実現するために、複数の配備方法及びシステム態様を提供することによって、それらの問題に対する解決策を提供する。
ネットワークスライスインスタンスは、スライスのプロファイル(すなわちSliceProfile)とともに各スライスのプロパティも指定する様々な3GPP標準にしたがってネットワーク事業者によって割り当て/割り当て解除が可能である。プロパティのいくつかは、スライス/サービスタイプ(SST)が超高速大容量通信(eMBB)か、超高信頼低遅延通信(URLLC)か、超多数同時接続通信(mMTC)か、などに基づいて分類され得るスライス(perfReq)属性に対する性能要件を含み得る。3GPP標準に規定されているような以下のデータモデルは、スライスのための要件を定義するために使用され得る。
grouping perfReq {
choice SST {
case eMBB {
leaf expDataRateDL { type uint16; }
leaf expDataRateU {type uint16; }
leaf areaTrafficCapDL { type uint16; }
leaf areaTrafficCapUL { type uint16; }
leaf userDensity { type uint16; }
leaf activityFactor { type uint16; }
leaf uESpeed { type uint16; }
leaf coverage { type string; }
}
case uRLLC {
leaf e2eLatency { type uint16; }
leaf jitter {type uint16; }
leaf survivalTime { type uint16; }
leaf cSAvailability {
type decimal64 {
fraction-digits 4;
range 1..99.9999;
}
}
leaf reliability {
type decimal64 {
fraction-digits 4;
range 1..99.9999;
}
}
leaf expDataRate { type uint16; }
leaf payloadSize { type string; }
leaf trafficDensity { type uint16; }
leaf connDensity { type uint16; }
leaf serviceAreaDimension { type string; }
}

}
}
追加のプロパティは、特定のスライスを使用すると予想され得るユーザ機器の最大数、そのスライスを利用可能なカバレッジ領域(又はトラッキングエリア)、スライスのレイテンシ特性、ユーザ機器モビリティレベル(例えば、そのスライスを使用しているユーザ機器が、静止しているか、ノマディックか、モビリティが制限されているか、高速移動するか、などであることが予測されるか)、リソース共有レベル(共有/非共有として3GPP標準によって定義されるなど)、リソース分離レベル(RANにおけるどのレベルでリソースが分離される必要があり得るかを示し得る)、及び特定のスライスに対して期待される信頼性を含み得る。事業者がスライステンプレート(上記で示すコードによって定義されるなど)を提供する場合、そのテンプレートは、RAN及びコアネットワーク内の特定の特性にマッピングされなければならない。
上記のネットワークスライシングアーキテクチャ500は、識別子S-NSSAI(シングルネットワークスライス選択支援情報)に基づき得る。図6は、例示的なS-NSSAI識別子600を示す図である。識別子600は、8ビットの標準化されたスライス/サービスタイプ(SST)値602(特徴及びサービスに関する予想ネットワークスライス挙動を指す)、及び24ビットのスライスディファレンシエータ(SD)値604(同一のスライス/サービスタイプの異なるネットワークスライス間を区別するために、スライス/サービスタイプを補完する任意の情報を指す)を含む。S-NSSAI600は、S-NSSAIが関連付けられる公衆陸上移動体通信網(PLMN)においてネットワークにアクセスする際にユーザ機器(UE)によって使用される。特に、ネットワークに登録しているUEは、RANへのRRC信号伝達において「要求されたNSSAI」を提供し、この場合、NSSAIは、一群のS-NSSAI600である。RANがその要求されたNSSAIを使用して、5Gコアネットワークにおけるアクセス及びモビリティ管理機能(AMF)を選択する。AMFは、UEがアクセスできる全スライスにとって共通要素である。登録プロシージャが完了した後、UEは、パケットデータユニット(PDU)セッションアクティブ化プロシージャを開始することによって1つ又は複数のスライスをアクティブ化する。各PDUセッションは、1つのスライスに属する。以下のアクティブ化プロシージャのシナリオが可能である。すなわち、1つのUEが複数のネットワークスライスにアクセスするシナリオ(すなわち、1つのUEが複数のPDUセッションにアクセスし、各PDUセッションは、異なるS-NSSAIを使用する)と、1つのUEが1つのネットワークスライスのみにアクセスするシナリオである。ただし、ネットワークは、複数のネットワークスライスを配備してもよく、異なるUEが異なるネットワークスライスを使用してもよい。
図7は、本主題のいくつかの実装形態による例示的な5G無線通信システム700を示す図である。システム700は、オプション7-2による下層の分割アーキテクチャを有するように構成され得る。システム700は、コアネットワーク702(例えば5Gコア)及び1つ又は複数のgNodeB(又はgNB)を含むことが可能であり、この場合、gNBは集約ユニットgNB-CUを有し得る。gNB-CUは、コントロールプレーン部分gNB-CU-CP704及び1つ又は複数のユーザプレーン部分gNB-CU-UP706に論理的に分割され得る。コントロールプレーン部分704及びユーザプレーン部分706は、E1通信インターフェース714を使用して通信可能に結合されるように構成され得る(3GPP標準で規定される通り)。コントロールプレーン部分704は、無線スタックのRRCプロトコル及びPDCPプロトコルの実行を担うように構成され得る。
gNBの集約ユニットのコントロールプレーン部分704及びユーザプレーン部分706は、下層の分割アーキテクチャにしたがって、1つ又は複数の分散ユニット(DU)708、710と通信可能に結合されるように構成可能である。分散ユニット708、710は、無線スタックのRLC、MAC及びPHY層プロトコルの上部を実行するように構成され得る。コントロールプレーン部分704は、F1-C通信インターフェース716を使用して分散ユニット708、710と通信可能に結合するように構成されることが可能であり、ユーザプレーン部分706は、F1-U通信インターフェース718を使用して分散ユニット708、710と通信可能に結合するように構成されることが可能である。分散ユニット708、710は、フロントホールのインターフェース720を介して1つ又は複数のリモート無線ユニット(RU)712と結合されることが可能であり、したがって1つ又は複数のユーザ機器(図7では不図示)と通信可能である。リモート無線ユニット712は、PHY層プロトコルの下部を実行するとともに、ユーザ機器との通信のためにリモートユニットにアンテナ機能を提供する(図1a~図2に関連して上述したのと同様)ように構成され得る。
V.エンドツーエンドのネットワークスライシング
いくつかの実装形態において、エンドツーエンドのスライシング機能を提供するために、基地局は、図7に示すように、通信システム700の様々なポイントでスライス分離を実行するために1つ又は複数の実行可能プロセス(例えばエンドツーエンドのソリューション)を有するように構成され得る。スライス分離がどこで発生すべきかの判断は、様々なネットワークパラメータ、通信セッションの要件、及び/又はいずれかの他の要素に依存し得る。ソリューションは、スライス分離が(a)集約ユニットのユーザプレーン部分、(b)分散ユニット、及び(c)リモートユニットにおいて発生することを含み得る。それらのソリューションのうちの1つ又は複数は、システム700で実装されることが可能で、以下に説明される。
A.集約ユニットのユーザプレーン部分におけるスライス分離
図8aは、本主題のいくつかの実装形態による、集約ユニットのユーザプレーン部分においてネットワークスライス分離を実行するための例示的な通信システム800を示す図である。システム800は、図7のシステム700と類似しており、図示及び説明を容易にするため、関連部分のみ図8aに示される。
システム800は、1つ又は複数のユーザ機器802(a、b、c)と、リモートユニット803と、分散ユニット805と、集約ユニットのコントロールプレーン部分807とを備え得る。この実装形態では、ユニット803~807は、全ネットワークスライス(3つのスライスを図8aに図示)に共通であり得る。これは、ネットワークスライス分離が集約ユニットのユーザプレーン部分で発生する前は、全ユーザ機器802が、同じユニット803~807にアクセスし得ることを意味する。
図8aに示すように、ネットワークスライス間の分離は、gNB-CU-UP以降で実現され得る。特に、分離したgNB-CU-UPインスタンス808(a、b、c)は、それぞれのユーザ機器802(a、b、c)に対してサービス提供を行う、又はそれによるアクセスを可能とするように構成され得るスライス毎の無線アクセスネットワークによって作成され得る。更に、スライスの分離のため、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)810(a、b、c)、ユーザプレーン機能(UPF1~3)812(a、b、c)、及びセッション管理機能(SMF1~3)814(a、b、c)のそれぞれの分離したインスタンスも作成され得る。各ネットワークスライスは、(いずれかの共通部分に加えて)参照符号a、b、又はcによって特定され得る。
5Gネットワークにおいて、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)(4GネットワークのMMEエンティティを置き換えたもの)は、接続及びセッション関連情報をユーザ機器から受信し、接続及びモビリティ管理のタスクの処理を担う。セッション管理に関係するメッセージは、セッション管理機能(SMF)に転送され得る。SMFは、結合解除されたデータプレーンとの相互作用を担い、プロトコルデータユニット(PDU)セッションを作成、更新及び削除し、ユーザプレーン機能(UPF)を用いてセッションコンテクストを管理する。UPFは、モバイルインフラストラクチャとデータネットワーク(DN)との間の相互接続を提供する(ユーザプレーンのためのGPRSトンネリングプロトコルのカプセル化及びカプセル化解除(GTP-U))。また、トラフィックマッチングフィルタに基づいて特定のデータネットワーク宛てにフローを送ることを含むパケットルーティング及び転送を実行するとともに、複数のPDUセッションに対する中間UPF(I-UPF)の役割を果たす。UPFは、SMFから受信されたサービスデータフロー(SDF)トラフィックフィルタテンプレート又は3タプルのパケットフロー記述(すなわち、プロトコル、サーバ側IPアドレス及びポート番号)を使用してアプリケーション検出を更に実行する。また、アップリンク(UL)及びダウンリンク(DL)におけるトランスポートレベルパケットマーキング、レート制限、及びDLに対するreflective QoSマーキングを含むパーフローQoS処理も実行する。更に、UPFは、例えば課金、合法的傍受などの機能を目的として、トラフィック使用に関して報告する。
図8aに戻って参照すると、いくつかの実装形態では、スライスの特定のセットの選択は、登録プロシージャ中にユーザ機器802によって要求されたNSSAIパラメータに基づいてもよく、特定のスライスの選択は、各ユーザ機器802がPDUセッション確立プロシージャ中に要求したS-NSSAIパラメータに基づいてもよい。特に、NSSAIパラメータ(1つ又は複数のS-NSSAIパラメータを含み得る)を使用して、適切なAMF810が登録プロシージャ中に選択され得る。S-NSSAIパラメータを使用して、AMF810は、PDUセッション確立プロシージャ中に適切なSMF814を選択してもよい。各ユーザ機器802から要求されるNSSAIパラメータは異なるため、異なるそれぞれのAMF810が異なるユーザ機器802に割り当てられ得る。同様に、それぞれのUPF812及びSMF814は、PDUセッション確立プロシージャ中にユーザ機器802によって要求されるS-NSSAIに基づいて選択され得る。この場合も、各ユーザ機器から要求されるS-NSSAIが異なるため、異なるUPF812及びSMF814が異なるユーザ機器802に割り当てられ得る。例えば、ユーザ機器802aには、CU-UP808a、UPF1 812a、AMF1 810a、及びSMF1 814aが割り当てられることが可能で、それらの機能のそれぞれは、特定のネットワークスライス専用となるように構成される。
いくつかの実装形態において、1つのユーザ機器が、複数のネットワークスライスを使用するように構成され得る。図8bは、本主題のいくつかの実装形態による、1つ又は複数のネットワークスライスを使用可能な1つのユーザ機器822を有する例示的な通信システム820を示す図である。システム820は、図8aに示すシステム800と類似し得る。ただし、図8aに示すような複数のAMFコンポーネントの代わりに、RU803、DU805、CU-CP807、及び単一のAMF819は、全ネットワークスライスに共通であり得る。システム820の残りの部分は図8aに示すシステム800と同様である。動作において、PDUセッション毎に1つのユーザ機器822が要求したS-NSSAIに依存して、異なるユーザプレーン部分(すなわちCU-UP)808がユーザ機器822に対して割り当てられ得る。
B.分散ユニット部におけるスライス分離
図9aは、本主題のいくつかの実装形態による、分散ユニット(DU)部においてネットワークスライス分離を実行するための例示的な通信システム900を示す図である。システム900は、図7に示すシステム700と類似しており、同様に、例示と説明を容易にするため、関連部分のみ図9aに示す。
システム900は、1つ又は複数のユーザ機器902(a、b、c)と、共通リモートユニット903と、1つ又は複数の分散ユニットDU1~3 905(a、b、c)と、集約ユニットの1つ又は複数の対応コントロールプレーン部分CU-CP1~3 907(a、b、c)とを備え得る。この実装形態において、ユニット903のみが全ネットワークスライス(図8a、8bと同様に3つのスライスが図9aに図示される)に共通である。これは、ネットワークスライス分離が分散ユニット905で発生する前に、全ユーザ機器902が同一のリモートユニット903にアクセスし得ることを意味する。
図9aに図示し上述したように、ネットワークスライス間の分離は、DU以降に実現され得る。特に、分離したDU1~3 905に加えて、コントロール部分CU-CP1~3 907、分離したCU-UPインスタンス908(a、b、c)は、それぞれのユーザ機器902(a、b、c)にサービス提供する、又はそれによるアクセスを可能とするように構成され得る各スライスに対して、無線アクセスネットワークによって作成され得る。同様に、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)910(a、b、c)、ユーザプレーン機能(UPF1~3)912(a、b、c)、及びセッション管理機能(SMF1~3)914(a、b、c)の分離したそれぞれのインスタンスも作成され得る。
システム900における特定スライスの選択は、図8a、図8bに関して説明された選択プロシージャと同様であり得る。特に、異なるそれぞれのAMF910、UPF912及びSMF914は、異なるユーザ機器902に割り当てられ得る。例えば、ユーザ機器902aには、DU905a、CU-CP907a、CU-UP908a、UPF1 912a、AMF1 910a、及びSMF1 914aが割り当てられ、それらの機能のそれぞれは特定のネットワークスライス専用となるように構成される。各ネットワークスライスは、(いずれかの共通部分に加えて)参照符号a、b、又はcによって特定され得る。
いくつかの実装形態において、DU905は無線帯域幅を制御するため、各ネットワークスライスには、キャリアの帯域幅内の特定の帯域幅部分(BWP)が割り当てられ得る。5G NR通信ネットワークは、キャリア帯域幅の複数の帯域幅部分への分割を可能とし得る(3GPP標準で定義される通り)。各DU905は、そのような1つの帯域幅部分を制御するように構成され得る。キャリア帯域幅内で、異なるBWPには、異なる物理リソースブロック(PRB)が割り当てられ得る。例えば、キャリア帯域幅(CBW)が100MHzであり、サブキャリア間隔が30KHzの場合、合計273個のPRBを有することになる。このCBWが4つのBWPに分割され、1つのBWPが40MHzであり得る場合、他の3つのBWPはそれぞれ20MHzとなり得る。各BWPは、合計273個のPRBからそれ自体のPRBの割当分が割り当てられ得る。更に、異なるスライスを使用する異なるユーザ機器902は、PDUセッション構築プロシージャ中(すなわち、専用無線ベアラ(DRB)設定のためのRRC再構成中)に、それぞれのスライス専用BWPを用いて構成され得る。
RU903は、キャリア帯域幅内の複数のBWPをサポートするように構成され得る。アップリンクメッセージが受信されたBWPに応じて、RU903は、フロントホールのインターフェースを介して正しいDU905に対してメッセージをルーティングすることが可能であり、この場合、上述したように、各DU905は、スライス専用CU-UP908及びAMF910に接続されるスライス専用CU-CP907に接続可能である。このように、RU903を除いて、無線処理及びコアネットワーク処理の残りは、ネットワークスライス毎に完全に分離され得る。
いくつかの実装形態において、図8bに関連した説明と同様に、1つのユーザ機器が、複数のネットワークスライスを使用するように構成され得る。図9bは、本主題のいくつかの実装形態による、1つ又は複数のネットワークスライスを使用可能な1つのユーザ機器922を有する例示的な通信システム920を示す図である。
システム920は、図9aに示すシステム900と類似し得る。ただし、図9aに示すような複数のAMFコンポーネントの代わりに、RU903、CU-CP917、及びAMF919は全ネットワークスライスに共通であり得る。システム920の残りは、図9aに示すシステム900と同様であり得る。動作において、BWPに基づいてトラフィックを分割するようにRU903を制御する代わりに、分割は異なるコンポーネントキャリアに基づくことが可能である。ユーザ機器922は、RRCを介して、2つの異なるセルグループの2つのコンポーネントキャリアを使用するように構成され得る(例えば二重接続シナリオ)。例えば、ユーザ機器922が1つのスライス(例えばコンポーネント905a、908a、912a、914aによって表される)を使用しているとき、1つのコンポーネントキャリア(CC1)を使用でき、他のスライス(例えばコンポーネント905b、908b、912b、914bによって表される)を使用しているとき、他のコンポーネントキャリア(CC2)を使用できるなど、以下同様である。
代替の実装形態において、トラフィックは、同一のBWP及び/又は同一のコンポーネントキャリア内の異なるスライスに割り当てられ得るPRB範囲に基づいて、RUから異なるDUへ分割され得る。例えば、BWPに分割されない100MHzのキャリア帯域幅のシナリオを仮定すると、273個のPRBのうち、PRB範囲1~100はスライス1のために使用可能であり、PRB範囲101~200が他のスライスのために使用可能であり、RUは、(例えば 、アップリンクトラフィックが受信されたPRBに基づく)上記のPRB分割を使用して、アップリンクトラフィックをそれぞれのDUに分割し得る。
C.リモート無線ユニット部分におけるスライス分離
図10は、本主題のいくつかの実装形態による、リモート無線ユニット(RU)部におけるネットワークスライス分離を実行するための例示的な通信システム1000を示す図である。システム1000は、図7に示すシステム700と類似しており、同様に、図示と説明を容易にするため、関連部分のみ図10に示される。
システム1000は、1つ又は複数のユーザ機器1002(a、b、c)と、1つ又は複数のリモート無線ユニットRU1~3 1003(a、b、c)と、1つ又は複数の分散ユニットDU1~3 1005(a、b、c)と、集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分CU-CP1~3 1007(a、b、c)と、1つ又は複数のユーザプレーン部分CU-UP1~3 1008(a、b、c)と、1つ又は複数のUPF1~3 1012(a、b、c)と、1つ又は複数のSMF1~3 1014(a、b、c)と、1つ又は複数のAMF1~3 1010(a、b、c)とを備え得る。各ネットワークスライスは、参照符号a、b、又はcによって特定され得る。この実装形態において、3つのネットワークスライスのいずれにも共通なユニットはない。これは、各ネットワークスライスが異なるコンポーネントキャリアにマッピングされ得るため、全ユーザ機器1002がそれ自体の指示されたネットワークスライスa、b、又はcにアクセス可能であることを意味する。更に、異なるRUは各セルサイトに配置されることが可能であり、1つのRUが1つのコンポーネントキャリアを放射する。特定のユーザ機器1002が使用しているS-NSSAIに応じて、それぞれのコンポーネントキャリアを使用するように構成され得る。
図8a~図10に示すように、1つ又は複数のリモート無線ユニットは、1つ又は複数の分散ユニットに接続され得る(この場合、接続は様々な標準によって定義され得る)。特に、リモートユニットは、どの分散ユニットがどのコンポーネントキャリア、又はキャリア帯域幅内のどのPRBセットを処理しているかを示すために送信及び/又は受信される1つ又は複数のI/Qデータサンプル(大きさ(又は振幅)及び位相の変化を示す)を使用して、1つ又は複数の分散ユニットによって制御され得る。分散ユニットのDUポートIDパラメータは、分散ユニットにおける処理ユニットを区別するために使用可能である。DUポートIDパラメータは、キャリアコンポーネントID(CCID)及びリモートユニットポートID(RUポートID)とともに、セクションタイプの制御メッセージであるeCPRIヘッダに含まれ得る。各分散ユニットは、異なるコンポーネントキャリア、バンドセクタ、サブフレーム、リモートユニットにおけるスロットなどのうちの少なくとも1つを構成し得る。更に、各分散ユニットは、異なるユーザ機器識別子に対してリモートユニットを構成し得る。最後に、どのスロット/サブフレームでI/Qサンプルが受信されたかに応じて、リモートユニットは正しい分散ユニットにそのサンプルを送信し得る。
図8aから図10に戻って参照すると、それらの図に示されたシステムは、ネットワークスライスの様々な所望の分離に適応するように基地局(例えばgNB)を柔軟に構成する様々な手法を提供する。1つの分離レベル(例えば第1の分離レベル)は、処理パイプラインにおける集約ユニットのユーザプレーン部分(CU-UP)以降から発生することが可能であり、リモートユニット及び分散ユニット(RU及びDU)が共有され得る。DUにおいて、物理(PHY)層、MAC及びRLCの構成及びリソースの全てが他のスライスと共有され得る。これは、図8a、図8bに示すシステム800によって図示される。
他の分離レベル(例えば第2の分離レベル)は、RU及びDUが共有される処理パイプラインにおけるCU-UP以降に発生することが可能であるが、DUにおいて、各ネットワークスライス(上述したS-NSSAIパラメータで特定される通り)は、特定の物理層、MAC、RLC及びPDCP構成を有し得る。例えば、それぞれの要求されたS-NSSAIパラメータは、特定のコンポーネントキャリア、及び/又は同一のコンポーネントキャリア内の同期信号ブロック(SSB)若しくはDU内の特定のBWPを定義する特定のセルにマッピングされ得る。この分離レベルは、図8a、図8bに示すシステムと類似し得るが、複数のコンポーネントキャリア/セルが同一のDU内でSSB/BWP構成を定義する。
いくつかの実装形態において、他の分離レベル(例えば第3の分離レベル)が分散ユニット以降に発生することが可能であり、(例えば図9aに示すように)各スライスは異なる分散ユニットにマッピングされる。特定のユーザ機器が複数のスライスを使用しているとき(例えば図9bに示すなど)、そのユーザ機器は、2つ以上のDUに同時に接続可能であり、マスタセルグループ(MCG)分散ユニットと二次セルグループ(SCG)分散ユニットのための分離したMACエンティティを用いて構成され得る。いくつかの実装形態において、各スライス(すなわち図9aに示すようなスライスa、b、c)のレイテンシ及び/又は他のSLA要件に応じて、異なるロケーションの各スライスの分散ユニットをホストすることが可能であり得る。
いくつかの実装形態において、さらに他の分離レベル(例えば第4の分離レベル)は、処理パイプラインにおけるRU以降に分離を含み得る。この場合、ユーザプレーントラフィックの完全なエンドツーエンドの分離が存在し得る。各リモートユニットは、個別コンポーネントキャリアをサポートし得る。図10に示すように、ユーザ機器は、各分散ユニットに向かって、MCG及びSCGとしての個別MACエンティティを使用するように構成され得る。
図11は、本主題のいくつかの実装形態による、1つ又は複数のネットワークスライスを、図8a~図10に関して説明された特定の配備オプションにマッピングするための例示的な方法1100を示す図である。1102で、ネットワークスライスプロファイルが決定され得る(上述した通り)。ネットワークスライスプロファイルが確定されると、1104で分離レベルが決定される。1106で、ネットワークスライスプロファイルと分離レベルとの組み合わせは、どのソリューション(すなわち図8a~図10に関連して説明された配備オプション)が選択可能であるかを判断するために使用可能である。
いくつかの実装形態において、スライスプロファイル情報と分離レベルとの様々な組合せが、特定の設定においてどのソリューションが使用可能であるかを決定できる。非限定の例として、上記説明と照らすと、スライスプロファイル-分離レベルのシナリオの9つの組み合わせが存在し得る。理解できるように、本主題はそれらの組み合わせに限定されず、上述した特定のソリューション又は他のソリューションを選択するために、他の要素が使用され得る。
いくつかの実装形態において、スライスプロファイルを特徴付け得るパラメータは、レイテンシ、スライス中のUEの数、トラッキングエリアの数、UEモビリティレベル、分離レベル、アクティビティファクタ、及び/又は他のパラメータのうちの少なくとも1つを含み得る。第1の例示的な組み合わせ(すなわち図11に示す動作1102及び1104)において、スライスプロファイルは、中~高レイテンシ、スライスにおけるUEの数(例えば数百万)、最大数のUEを有するRANの各セル又はセクタに対して負荷をかける、スライスがサポートされる多くのトラッキングエリアの数(例えば1500以上(TA毎又はセル毎のUEの数がおよそ700であり得ることを示唆する)、UEのモビリティがノマディックか制限されているか、第1の分離レベル(上述)、及び高いアクティビティファクタ(ネットワークスライスが常にアクティブであることを示唆する)によって特徴づけられ得る。この組み合わせに基づいて、図8aに示す実装は、ユーザ機器と送受信されたデータの処理のために選択され得る。この組み合わせにおいて、レイテンシ要件が中~高であるため、CU-CP及びCU-UPは地域データセンタに配置されることが可能であり、したがってDUから遠く離れる。
第2の例示的な組み合わせにおいて、レイテンシパラメータが低くなることが可能であり、残りのパラメータは第1の例示的な組み合わせと同様である。ここでも、図8aに示す実装は、ユーザ機器と送受信するデータの処理のために選択され得る。レイテンシ要件が低いため、CU-CP及び/又はCU-UPはDUの近くに配置され得る。DUの近くへのCU-CPの配置は、低コントロールプレーンレイテンシがそのスライスに対して必要とされているかに基づいて決定され得る。DUの近くへのCU-UPの配置は、更に、低ユーザプレーンレイテンシがそのスライスに対して必要とされているかに基づいて決定され得る。
第3の例示的な組み合わせにおいて、スライスプロファイルパラメータは、分離レベルが第2の分離レベルに変更されたことを除いて、第1の例示的な組み合わせと同様であり得る。この場合も、図8aに示す実装が選択可能であり、SSB/BWPを定義する個別コンポーネントキャリア/セルが、スライス毎に使用され得る。
第4の例示的な組み合わせにおいて、スライスプロファイルパラメータは、分離レベルが第2の分離レベルに変更されたことを除いて、第2の例示的な組み合わせ(すなわち低レイテンシ)と同様であり得る。ここでも、図8aに示す実装は選択可能であり、SSB/BWPを定義する個別コンポーネントキャリア/セルが、スライス毎に使用され得る。
第5の例示的な組み合わせにおいて、スライスプロファイルパラメータは、分離レベルが第3の分離レベルに変更されたことを除いて、第1の例示的な組み合わせと同様であり得る。この場合、図9aに示す実装が選択可能である。ここで、第1の例示的な組み合わせと同様に、CU-CP及びCU-UPは地域データセンタに配置されることが可能であり、したがってDUから遠く離れる。
第6の例示的な組み合わせにおいて、スライスプロファイルパラメータは、分離レベルが第3の分離レベルに変更されたことを除いて、第2の例示的な組み合わせ(すなわち低レイテンシ)と同様であり得る。この場合も、図9aに示す実装が選択可能である。第2の例示的な組み合わせの説明と同様に、CU-CP及び/又はCU-UPはDUの近くに配置されることが可能であり、DUの近くへのCU-CPの配置は、そのスライスに対して低コントロールプレーンレイテンシが必要とされるかに基づいて決定されることが可能であり、DU近くへのCU-UPの配置は、更に、そのスライスに対して低ユーザプレーンレイテンシが必要とされるかに基づいて決定されることが可能である。
第7の例示的な組み合わせにおいて、スライスプロファイルパラメータは、分離レベルが第4の分離レベルに変更されたことを除いて、第1の例示的な組み合わせと同様であり得る。ここで、図10に示す実装が選択可能であり、CU-CP及びCU-UPはDUから遠く離れて配置され得る。
第8の例示的な組み合わせにおいて、スライスプロファイルパラメータは、分離レベルが第4の分離レベルに変更されたことを除いて、第2の例示的な組み合わせ(すなわち低レイテンシ)と同様であり得る。この場合も、図10に示す実装が選択可能であり、DUの近くへのCU-CP及び/又はCU-UPの配置は、低コントロールプレーンレイテンシ及び/又は低ユーザプレーンレイテンシが、それぞれ、そのスライスに対して必要とされるかに基づいて決定され得る。
第9の例示的な組み合わせにおいて、スライスパラメータは、第5及び/又は第7の例示的な組み合わせと同様であることが可能であり、アクティビティファクタが低く、UE数が少ない。この場合、アクティビティが散発的でUE数が少ない(不必要にスペクトルを無駄にするとき)ネットワークスライスに対して分離されたRANリソースを提供する必要がないため、図8aに示す実装が選択可能である。したがって、DUが他のスライスと共有され分離がCU-UP以降である図8aに示す実装が使用可能である。
いくつかの実装形態において、トラッキングエリア、モビリティレベルなどは、スライス分割オプションの選択に影響しない場合がある。これらのパラメータは、DU、CU-CP及び/又はCU-UPインスタンスがインスタンス化される必要が有り得るロケーションの数、並びに/或いはDU及び/又はCUにおけるどの機能がアクティブ化される必要があるかを決定するために使用されてもよい(例えば、固定のユーザ機器のために使用され得るスライスに対して、モビリティプロファイル、Xnインターフェースは、CU-CPインスタンスにおいて構成される必要がない場合がある)。
いくつかの実装形態において、図11に示すプロセス1100は、(例えば静的テーブルとして)gNBでOAMによって提供され得る。特定のソリューションに対する各スライスプロファイルのマッピング並びにCU-CP及びCU-UPの対応配置ロジックは、それにしたがって構成され得る。
いくつかの実装形態において、本主題は、更に、スライス毎に報告され得る1つ又は複数の重要評価指数(KPI)を参照することによって、スライスSLAの監視を実行することができる。例えば、高アクティビティファクタで分離レベル4を有するものとして示される特定のスライス(例えば図10に示す実装)に対して、データトラフィック量の減少を示す(例えば低アクティビティファクタを示唆する)報告が受信され、OAMは、例えば図10に示す実装から図8aに示す実装へスライスプロファイルのマッピングを変更できる。
図12は、本主題のいくつかの実装形態による、実装へのスライスプロファイルのマッピングを更新するための例示的なプロセス1200を示す図である。プロセス1200は、図7に示すシステム700の1つ又は複数の構成要素、及び/又は5Gアーキテクチャの構成要素のうちのいずれかによって実行可能である。1202で、1つ又は複数の分散ユニット及び/又は集約ユニットのコントロール部分は、特定の現在の実装(例えば図8a~図10に示すような実装)の様々な態様(例えば、上述したようなレイテンシ、UE数、アクティビティファクタなど)に関係する状態インジケータ又は重要評価指数(KPI)を提供し得る。KPIは、5Gネットワークの保守運用管理(OAM)に与えられ得る。その後、KPIは、5Gネットワークの運用支援システム/ビジネス支援システム(OSS/BSS)に提供され得る。1204で、OSS/BSSは、現在の実装への変更が必要とされるかを決定し得る。必要とされる場合、1206で、(例えば図8a~図10に図示するような)特定の実装へのスライスプロファイルの新しいマッピングが決定され得る。この決定に基づいて、1208で、(図8a~図10に示す適切な実装にしたがって)DU、CU-UPなどの仮想化インスタンスの管理のための新しい仮想ネットワーク機能インスタンス化/インスタンス化解除ルールが、その新しいマッピングを使用して決定され得る。変更が必要とされない場合、KPIの監視及び報告が継続し得る。
いくつかの実装形態において、図13に示すように、本主題は、システム1300で実装されるように構成され得る。システム1300は、プロセッサ1310と、メモリ1320と、格納装置1330と、入力/出力装置1340とのうちの1つ又は複数を備え得る。構成要素1310、1320、1330及び1340のそれぞれは、システムバス1350を使用して相互接続され得る。プロセッサ1310は、システム1300内で実行される命令を処理するように構成され得る。いくつかの実装形態で、プロセッサ1310は、シングルスレッドのプロセッサであり得る。代替の実装形態で、プロセッサ1310はマルチスレッドのプロセッサであり得る。プロセッサ1310は、更に、入力/出力装置1340を介して情報を受信又は送信することを含む、メモリ1320又は格納装置1330に格納された命令を処理するように構成され得る。メモリ1320は、情報をシステム1300内に格納し得る。いくつかの実装形態では、メモリ1320はコンピュータ格納媒体であり得る。代替の実装形態で、メモリ1320は揮発性メモリユニットであり得る。更にいくつかの実装形態では、メモリ1320は不揮発性メモリユニットであり得る。格納装置1330は、システム1300の大容量格納を実現可能とすることができる。いくつかの実装形態で、格納装置1330は、コンピュータ可読媒体であり得る。代替の実装形態で、格納装置1330は、フロッピーディスクデバイス、ハードディスクデバイス、光学ディスクデバイス、テープデバイス、不揮発性ソリッドステートメモリ、又は他の種類の格納装置であり得る。入力/出力装置1340は、システム1300のための入力/出力動作を提供するように構成され得る。いくつかの実装形態において、入力/出力装置1340は、キーボード及び/又はポインティングデバイスを含み得る。代替の実装形態で、入力/出力装置1340は、グラフィカルユーザインターフェースを表示するためのディスプレイユニットを含み得る。
図14は、本主題のいくつかの実装形態による、例示的な方法1400を示す図である。1402で、無線通信システムの複数のネットワークスライスのプロファイルが決定され得る。複数のネットワークスライスの各ネットワークスライスは、(例えば図8a~図10に示すような)複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの1つ又は複数の通信コンポーネントから論理的に分離された1つ又は複数の通信コンポーネント(例えばRU、DU、CU-CP、CU-UP、AMF、UPF、SMFなど)を有し得る。1404で、決定されるプロファイルと、ユーザデバイスから受信される要求(例えばNSSAI)とに基づいて、複数のネットワークスライスのうちのネットワークスライスは、ユーザデバイスと関連付けられたデータの送信のために選択され得る。1406で、選択されるネットワークスライスを使用して、ユーザデバイスと関連付けられたデータが送信され得る。
いくつかの実装形態において、本主題は、下記の任意の特徴のうちの1つ又は複数を含み得る。上記方法は、ネットワークスライスのプロファイルの少なくとも1つのパラメータに基づいて、分離のためにネットワークスライスの少なくとも1つの通信コンポーネントを決定することを更に有し得る。いくつかの実装形態で、パラメータは、レイテンシ要件、ネットワークスライスを使用するユーザデバイスの数、ネットワークスライスと関連付けられたトラッキングエリアの数、ネットワークスライスを使用するユーザデバイスのモビリティレベル、ネットワークスライスのアクティビティ、必要とされる分離レベル、及びそれらの組み合わせのうちの1つ又は複数を含み得る。
いくつかの実装形態において、上記方法は、選択されるネットワークスライスを使用したデータの送信を監視することと、その監視に基づいて、データの送信のための複数のネットワークスライスの構成のうちのネットワークスライスの他の構成を選択することと、他の選択されるネットワークスライスの構成を使用して、ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することとを更に有し得る。
いくつかの実装形態において、上記方法は、1つ又は複数のコンポーネントキャリア、1つ又は複数の帯域幅部分、1つ又は複数の物理リソースブロック範囲、及びそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つに基づいてデータの送信のための1つ又は複数の分散ユニットを選択することを有し得る。
いくつかの実装形態において、上記方法は、1つ又は複数の論理的に分離されたコンポーネントを仮想化することと、少なくとも1つのパラメータに基づいて、仮想化された、1つ又は複数の論理的に分離されたコンポーネントを任意でインスタンス化することとを更に有し得る。
決定、選択、及び送信からなる上記の動作は、基地局(例えば5G NRネットワーク中のgNB)によって実行され得る。
いくつかの実装形態において、基地局は、1つ又は複数のリモート無線ユニット(RU)、1つ又は複数の集約ユニット(CU)、1つ又は複数の分散ユニット(DU)、1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分(CU-CP)、1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分(CU-UP)、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能(AMF)、1つ又は複数のユーザプレーン機能(UPF)、及び1つ又は複数のセッション管理機能(SMF)である通信コンポーネントのうちの少なくとも1つを備え得る。
いくつかの実装形態において、複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、1つ又は複数のCU-UP、1つ又は複数のAMF、1つ又は複数のUPF、及び1つ又は複数のSMFのうちの少なくとも1つは、複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、1つ又は複数のCU-UP、1つ又は複数のAMF、1つ又は複数のUPF、及び1つ又は複数のSMFのうちの少なくとも1つから論理的に分離され得る。ただし、1つ又は複数のRU、1つ又は複数のDU、及び1つ又は複数のCU-CPは、複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通であり得る。これは、図8aに示される。
いくつかの実装形態において、複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、CU-UP、UPF、及びSMFは、複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、CU-UP、UPF、及びSMFから論理的に分離され得る。ただし、RU、DU、CU-CP、及びAMFは、複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通であり得る。これは、図8bに示される。この実装形態において、送信することは、複数のネットワークスライスを使用して、ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することを含み得る。
いくつかの実装形態において、複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、DU、CU-CP、CU-UP、AMF、UPF、及びSMFは、複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、DU、CU-CP、CU-UP、AMF、UPF、及びSMFから論理的に分離され得る。ただし、RUは、複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通であり得る。これは、図9aに図示される。
いくつかの実装形態において、複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、DU、CU-UP、UPF、及びSMFは、複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、DU、CU-UP、UPF、及びSMFから論理的に分離され得る。ただし、RU、CU-CP、及びAMFは、全スライスに共通であり得る。これは、図9bに図示される。この場合、送信することは、複数のネットワークスライスを使用して、ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することを含み得る。
いくつかの実装形態において、複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、RU、DU、CU-CP、CU-UP、AMF、UPF、及びSMFは、複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスのRU、DU、CU-CP、CU-UP、AMF、UPF、及びSMFから論理的に分離され得る。
本明細書で開示されるシステム及び方法は、例えば、データベース、デジタル電子回路、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせを更に含む、コンピュータなどのデータプロセッサを含む様々な形態で具現化され得る。更に、本開示の実装形態の上述した特徴並びに他の態様及び原理は、様々な環境で実装され得る。そのような環境及び関連アプリケーションは、本開示の実装形態にしたがって様々なプロセス及び動作を実行するために特別に構築されることが可能であり、又はそれらは、必要な機能を提供するためにコードによって選択的にアクティブ化又は再構成される汎用コンピュータ又はコンピューティングプラットフォームを含み得る。本明細書で開示されるプロセスは、特定のコンピュータ、ネットワーク、アーキテクチャ、環境、又は他の装置に本質的に関連するものではなく、ハードウェア、ソフトウェア及び/又はファームウェアの適切な組合せによって実装され得る。例えば、様々な汎用機械は、開示された実装形態の教示にしたがって記述されたプログラムを用いて使用されることが可能であり、又は、要求される方法及び技法を実行するように特化型装置又はシステムを構築する際により便利で有り得る。
本明細書で開示されるシステム及び方法は、コンピュータプログラム製品、すなわち、例えばプラグラマブルプロセッサ、コンピュータ、又は複数のコンピュータなどのデータ処理装置による実行のため、又はその動作を制御するための、例えば機械可読格納装置又は伝搬信号などの情報キャリアにおいて有形に具現化されたコンピュータプログラムとして実装され得る。コンピュータプログラムは、コンパイル型又はインタプリタ型言語を含むプログラミング言語のいずれかの形態で記述されることが可能であり、スタンドアロンのプログラムとして、又はモジュール、コンポーネント、サブルーチン、若しくはコンピューティング環境での使用に適した他のユニットなどを含む任意の形態で配備され得る。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上で、又は1つの場所における、若しくは複数の場所にわたって分散されて通信ネットワークによって相互接続される複数のコンピュータ上で実行されるように配備され得る。
本明細書で使用される場合、「ユーザ」という用語は、人間又はコンピュータを含む任意のエンティティを指し得る。
例えば第1、第2などの序数が、状況によっては順序に関係し得るが、本文書において使用される場合、序数は必ずしも順序を意味するとは限らない。例えば、序数は、ある項目と別の項目とを区別するように使用され得るに過ぎない。例えば、第1の事象を第2の事象から区別するためではあるが、(説明のある段落における第1の事象が説明の別の段落における第1の事象と異なり得るように)任意の時系列の順序付け又は固定の基準系を意味する必要はない。
上記の説明は、添付の請求項の範囲によって定義される本発明の範囲を例証することが意図されており、それを限定することは意図されない。他の実装形態は、以下の特許請求の範囲内に存在する。
プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、アプリケーション、コンポーネント、又はコードとも呼ばれ得る上記のコンピュータプログラムは、プログラマブルプロセッサのための機械語命令を含み、上位の手続き言語及び/又はオブジェクト指向プログラミング言語で、及び/又はアセンブリ言語/機械語で実装され得る。本明細書で使用される場合、「機械可読媒体」という用語は、機械可読信号として機械語命令を受け取る機械可読媒体を含む、機械語命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに供給するために使用される、例えば、磁気ディスク、光学ディスク、メモリ、及びプログラマブル論理デバイス(PLD)などのコンピュータプログラム製品、装置、及び/又はデバイスを指す。「機械可読信号」という用語は、機械語命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに与えるために使用される信号を指す。そのような機械語命令を、例えば非一時的ソリッドステートメモリ又は磁気ハードドライブ、又は等価の格納媒体などのように、機械可読媒体は非一時的に格納し得る。代替として、又は加えて、そのような機械語命令を、例えば、1つ又は複数の物理プロセッサコアと関連付けられたプロセッサキャッシュ又は他のランダムアクセスメモリなどのように、機械可読媒体は一時的に格納し得る。
ユーザとの相互作用を実現するため、本明細書で説明された主題は、例えば、ユーザに情報を表示するための陰極線管(CRT)又は液晶表示(LCD)モニタなどの表示装置と、ユーザがコンピュータへの入力を与えることができる、キーボード及び、例えばマウス又はトラックボールなどのポインティングデバイスとを有するコンピュータ上で実装され得る。ユーザとの相互作用を実現するために、他の種類のデバイスも同様に使用され得る。例えば、ユーザに提供されたフィードバックは、例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバックなどの感覚フィードバックの形態を有することが可能であり、ユーザからの入力は、音響入力、音声入力、又は触覚入力を含むがこれに限定されない形態で受け取られ得る。
本明細書で説明された主題は、例えば1つ又は複数のデータサーバなどのバックエンド構成要素を含む、又は例えば1つ又は複数のアプリケーションサーバなどのミドルウェア構成要素を含む、又は例えばユーザが本明細書で説明された主題の実装と相互作用することができるグラフィカルユーザインターフェース若しくはウェブブラウザを有する1つ又は複数のクライアントコンピュータなどのフロントエンド構成要素を含む、又はそのようなバックエンド、ミドルウェア、若しくはフロントエンドの構成要素の組み合わせを含む、コンピューティングシステム内で実装され得る。システムの構成要素は、例えば通信ネットワークなどのデジタルデータ通信の任意の形態又は媒体により相互接続され得る。通信ネットワークの例は、これらには限定されないが、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、及びインターネットを含む。
コンピューティングシステムは、クライアント及びサーバを備え得る。クライアント及びサーバは、これらには限定されないが、一般的には互いに遠隔に離れ、通常、通信ネットワークを介して相互作用する。クライアントとサーバとの関係は、それぞれのコンピュータ上で実行され、互いにクライアント-サーバ関係を有するコンピュータプログラムによって生じる。
上記説明において記載された実装形態は、本明細書で説明された主題に一致する全ての実装形態を表すわけではない。むしろ、それらは説明された主題に関連した態様に一致するいくつかの例に過ぎない。いくつかの変形例が詳細に上述されたが、他の修正又は追加が可能である。特に、本明細書で説明された特徴及び/又は変形に加えて、更なる特徴及び/又は変形が提供され得る。例えば、上述された実装形態は、開示された特徴の様々な組み合わせ及び部分的組み合わせ、並びに/又は上記で開示されたいくつかの更なる特徴の組み合わせ及び部分的組み合わせへと導くことが可能である。加えて、所望の結果を得るためには、添付図面において図示された及び/又は本明細書で説明された論理フローは、示された特定の順序、又は順次的な順序を必ずしも必要としない。以下の特許請求の範囲内に他の実装形態が存在し得る。

Claims (45)

  1. 無線通信システムの複数のネットワークスライスであって、前記複数のネットワークスライスに含まれるネットワークスライスのそれぞれは、当該複数のネットワークスライスに含まれる他のネットワークスライスの1又は複数の通信コンポーネントから論理的に分離された1又は複数の通信コンポーネントを有する、前記複数のネットワークスライスのプロファイルを決定することと、
    決定される前記プロファイルと、ユーザデバイスから受信される要求とに基づいて、前記複数のネットワークスライスのうちのネットワークスライスを、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータの送信のために選択することと、
    選択される前記ネットワークスライスを使用して、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することと
    を有するコンピュータ実装方法。
  2. 前記複数のネットワークスライスのうちの前記ネットワークスライスのプロファイルの少なくとも1つのパラメータに基づいて、分離のために前記ネットワークスライスの少なくとも1つの通信コンポーネントを決定することを更に有する、
    請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  3. 選択される前記ネットワークスライスを使用したデータの送信を監視することと、
    前記監視に基づいて、データの送信のための前記複数のネットワークスライスの構成のうちの前記ネットワークスライスの他の構成を選択することと、
    前記他の選択されるネットワークスライスの構成を使用して、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することと
    を更に有する、
    請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  4. 1つ又は複数のコンポーネントキャリア、1つ又は複数の帯域幅部分、1つ又は複数の物理リソースブロック範囲、及びそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つに基づいてデータの送信のための1つ又は複数の分散ユニットを選択することを更に有する、
    請求項3に記載のコンピュータ実装方法。
  5. 前記少なくとも1つのパラメータは、レイテンシ要件、前記ネットワークスライスを使用するユーザデバイスの数、前記ネットワークスライスと関連付けられたトラッキングエリアの数、前記ネットワークスライスを使用するユーザデバイスのモビリティレベル、前記ネットワークスライスのアクティビティ、必要とされる分離レベル、及びそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項2に記載のコンピュータ実装方法。
  6. 前記1つ又は複数の論理的に分離されたコンポーネントを仮想化することと、
    前記少なくとも1つのパラメータに基づいて、仮想化された前記1つ又は複数の論理的に分離されたコンポーネントを任意でインスタンス化することと
    を更に有する、
    請求項5に記載のコンピュータ実装方法。
  7. 前記決定、前記選択、及び前記送信のうちの少なくとも1つは、基地局によって実行される、
    請求項6に記載のコンピュータ実装方法。
  8. 前記基地局は、1つ又は複数のリモート無線ユニット、1つ又は複数の集約ユニット、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能である通信コンポーネントのうちの少なくとも1つを備える、
    請求項7に記載のコンピュータ実装方法。
  9. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離され、
    1つ又は複数のリモート無線ユニット、1つ又は複数の分散ユニット、及び前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分は、前記複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通である、
    請求項8に記載のコンピュータ実装方法。
  10. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離され、
    1つ又は複数のリモート無線ユニット、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、及び1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能は、前記複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通である、
    請求項8に記載のコンピュータ実装方法。
  11. 前記送信することは、前記複数のネットワークスライスを使用して、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することを更に含む、
    請求項10に記載のコンピュータ実装方法。
  12. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離され、
    1つ又は複数のリモート無線ユニットは、前記複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通である、
    請求項8に記載のコンピュータ実装方法。
  13. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離され、
    1つ又は複数のリモート無線ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、及び1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能は、前記複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通である、
    請求項8に記載のコンピュータ実装方法。
  14. 前記送信することは、前記複数のネットワークスライスを使用して、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することを更に含む、
    請求項13に記載のコンピュータ実装方法。
  15. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数のリモート無線ユニット、前記1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、1つ又は複数のリモート無線ユニット、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離される、
    請求項8に記載のコンピュータ実装方法。
  16. 少なくとも1つのプログラマブルプロセッサと、
    非一時的機械可読媒体とを備える装置であって、前記非一時的機械可読媒体は、前記少なくとも1つのプログラマブルプロセッサによって実行された時に、
    無線通信システムの複数のネットワークスライスであって、前記複数のネットワークスライスに含まれるネットワークスライスのそれぞれは、当該複数のネットワークスライスに含まれる他のネットワークスライスの1又は複数の通信コンポーネントから論理的に分離された1又は複数の通信コンポーネントを有する、前記複数のネットワークスライスのプロファイルを決定することと
    決定される前記プロファイルと、ユーザデバイスから受信される要求とに基づいて、前記複数のネットワークスライスのうちのネットワークスライスを、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータの送信のために選択することと、
    選択される前記ネットワークスライスを使用して、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することと
    を含む動作を、前記少なくとも1つのプログラマブルプロセッサに実行させる命令を格納する、装置。
  17. 前記動作は、前記複数のネットワークスライスのうちの前記ネットワークスライスのプロファイルの少なくとも1つのパラメータに基づいて、分離のために前記ネットワークスライスの少なくとも1つの通信コンポーネントを決定することを更に含む、
    請求項16に記載の装置。
  18. 前記動作は、
    選択される前記ネットワークスライスを使用したデータの送信を監視することと、
    前記監視に基づいて、データの送信のための前記複数のネットワークスライスの構成のうちの前記ネットワークスライスの他の構成を選択することと、
    前記他の選択されるネットワークスライスの構成を使用して、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することと
    を更に含む、
    請求項16に記載の装置。
  19. 前記動作は、
    1つ又は複数のコンポーネントキャリア、1つ又は複数の帯域幅部分、1つ又は複数の物理リソースブロック範囲、及びそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つに基づいてデータの送信のための1つ又は複数の分散ユニットを選択することを更に含む、
    請求項18に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのパラメータは、レイテンシ要件、前記ネットワークスライスを使用するユーザデバイスの数、前記ネットワークスライスと関連付けられたトラッキングエリアの数、前記ネットワークスライスを使用するユーザデバイスのモビリティレベル、前記ネットワークスライスのアクティビティ、必要とされる分離レベル、及びそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項17に記載の装置。
  21. 前記動作は、
    前記1つ又は複数の論理的に分離されたコンポーネントを仮想化することと、
    前記少なくとも1つのパラメータに基づいて、仮想化された前記1つ又は複数の論理的に分離されたコンポーネントを任意でインスタンス化することと
    を更に含む、
    請求項20に記載の装置。
  22. 前記決定、前記選択、及び前記送信のうちの少なくとも1つは、基地局によって実行される、
    請求項21に記載の装置。
  23. 前記基地局は、1つ又は複数のリモート無線ユニット、1つ又は複数の集約ユニット、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能である通信コンポーネントのうちの少なくとも1つを備える、
    請求項22に記載の装置。
  24. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離され、
    1つ又は複数のリモート無線ユニット、1つ又は複数の分散ユニット、及び前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分は、前記複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通である、
    請求項23に記載の装置。
  25. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離され、
    1つ又は複数のリモート無線ユニット、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、及び1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能は、前記複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通である、
    請求項23に記載の装置。
  26. 前記送信することは、前記複数のネットワークスライスを使用して、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することを更に含む、
    請求項25に記載の装置。
  27. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離され、
    1つ又は複数のリモート無線ユニットは、前記複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通である、
    請求項23に記載の装置。
  28. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離され、
    1つ又は複数のリモート無線ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、及び1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能は、前記複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通である、
    請求項23に記載の装置。
  29. 前記送信することは、前記複数のネットワークスライスを使用して、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することを更に含む、
    請求項28に記載の装置。
  30. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数のリモート無線ユニット、前記1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、1つ又は複数のリモート無線ユニット、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離される、
    請求項23に記載の装置。
  31. 非一時的機械可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記非一時的機械可読媒体は、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサによって実行された時に、
    無線通信システムの複数のネットワークスライスであって、前記複数のネットワークスライスに含まれるネットワークスライスのそれぞれは、当該複数のネットワークスライスに含まれる他のネットワークスライスの1又は複数の通信コンポーネントから論理的に分離された1又は複数の通信コンポーネントを有する、前記複数のネットワークスライスのプロファイルを決定することと
    決定される前記プロファイルと、ユーザデバイスから受信される要求とに基づいて、前記複数のネットワークスライスのうちのネットワークスライスを、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータの送信のために選択することと、
    選択される前記ネットワークスライスを使用して、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することと
    を含む動作を、前記少なくとも1つのプログラマブルプロセッサに実行させる命令を格納する、コンピュータプログラム製品。
  32. 前記動作は、前記複数のネットワークスライスのうちの前記ネットワークスライスのプロファイルの少なくとも1つのパラメータに基づいて、分離のために前記ネットワークスライスの少なくとも1つの通信コンポーネントを決定することを更に含む、
    請求項31に記載のコンピュータプログラム製品。
  33. 前記動作は、
    選択される前記ネットワークスライスを使用したデータの送信を監視することと、
    前記監視に基づいて、データの送信のための前記複数のネットワークスライスの構成のうちの前記ネットワークスライスの他の構成を選択することと、
    前記他の選択されるネットワークスライスの構成を使用して、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することと
    を更に含む、
    請求項31に記載のコンピュータプログラム製品。
  34. 前記動作は、
    1つ又は複数のコンポーネントキャリア、1つ又は複数の帯域幅部分、1つ又は複数の物理リソースブロック範囲、及びそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つに基づいてデータの送信のための1つ又は複数の分散ユニットを選択することを更に含む、
    請求項32に記載のコンピュータプログラム製品。
  35. 前記少なくとも1つのパラメータは、レイテンシ要件、前記ネットワークスライスを使用するユーザデバイスの数、前記ネットワークスライスと関連付けられたトラッキングエリアの数、前記ネットワークスライスを使用するユーザデバイスのモビリティレベル、前記ネットワークスライスのアクティビティ、必要とされる分離レベル、及びそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項33に記載のコンピュータプログラム製品。
  36. 前記動作は、
    前記1つ又は複数の論理的に分離されたコンポーネントを仮想化することと、
    前記少なくとも1つのパラメータに基づいて、仮想化された前記1つ又は複数の論理的に分離されたコンポーネントを任意でインスタンス化することと
    を更に含む、
    請求項35に記載のコンピュータプログラム製品。
  37. 前記決定、前記選択、及び前記送信のうちの少なくとも1つは、基地局によって実行される、
    請求項36に記載のコンピュータプログラム製品。
  38. 前記基地局は、1つ又は複数のリモート無線ユニット、1つ又は複数の集約ユニット、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能である通信コンポーネントのうちの少なくとも1つを備える、
    請求項37に記載のコンピュータプログラム製品。
  39. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離され、
    1つ又は複数のリモート無線ユニット、1つ又は複数の分散ユニット、及び前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分は、前記複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通である、
    請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  40. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離され、
    1つ又は複数のリモート無線ユニット、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、及び1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能は、前記複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通である、
    請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  41. 前記送信することは、前記複数のネットワークスライスを使用して、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することを更に含む、
    請求項40に記載のコンピュータプログラム製品。
  42. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離され、
    1つ又は複数のリモート無線ユニットは、前記複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通である、
    請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  43. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離され、
    1つ又は複数のリモート無線ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、及び1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能は、前記複数のスライスのうちの全ネットワークスライスに共通である、
    請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  44. 前記送信することは、前記複数のネットワークスライスを使用して、前記ユーザデバイスと関連付けられたデータを送信することを更に含む、
    請求項43に記載のコンピュータプログラム製品。
  45. 前記複数のネットワークスライスのうちの1つのネットワークスライスの、前記1つ又は複数のリモート無線ユニット、前記1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの前記1つ又は複数のユーザプレーン部分、前記1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、前記1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び前記1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つは、前記複数のネットワークスライスのうちの他のネットワークスライスの、1つ又は複数のリモート無線ユニット、1つ又は複数の分散ユニット、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のコントロールプレーン部分、前記1つ又は複数の集約ユニットの1つ又は複数のユーザプレーン部分、1つ又は複数のアクセス及びモビリティ管理機能、1つ又は複数のユーザプレーン機能、及び1つ又は複数のセッション管理機能のうちの少なくとも1つから論理的に分離される、
    請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
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