JP2022550053A - エネルギー回収を伴う非線形伝送線路高電圧パルスシャープニング - Google Patents

エネルギー回収を伴う非線形伝送線路高電圧パルスシャープニング Download PDF

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Abstract

幾つかの実施形態は、100Vを超える電圧を供給する電源と、電源と電気的に結合された高周波スイッチと、スイッチと電気的に結合された非線形伝送線路と、非線形伝送線路と電気的に結合されたアンテナと、電源及びアンテナと電気的に結合されたダイオード及びインダクタを備えたエネルギー回収回路と、を備えた非線形伝送線路システムを含む。【選択図】図11

Description

本発明は、エネルギー回収を伴う非線形伝送線路高電圧パルスシャープニングに関する。
高電圧パルスを高速立上がり時間で生成することは困難である。例えば、高電圧(例えば、10kVを超える)パルスの高速立上がり時間(例えば、50ns未満)を実現するには、パルスの立上がりの傾斜をかなり急峻にする必要がある。このような急峻な立上がり時間を作り出すことは非常に難しく、標準的な電気部品をコンパクトに使用した場合は特に困難である。更に、可変パルス幅及び/又は高パルス繰り返し率を有する高速立上がり時間でこのような高電圧パルスを作り出すことは困難である。
本発明は、上記従来の技術における課題を解決するためになされたものである。
幾つかの実施形態は、5kVを超える電圧を供給する電源と、前記電源と電気的に結合された高周波スイッチと、前記スイッチと電気的に結合された非線形伝送線路と、前記非線形伝送線路と電気的に結合されたアンテナと、前記電源及び前記アンテナと電気的に結合されたダイオード及びインダクタを備えたエネルギー回収回路とを備えた非線形伝送線路システムを含む。
幾つかの実施形態において、前記エネルギー回収回路は前記非線形伝送線路と並列に配置される。
幾つかの実施形態において、前記アンテナはRFエネルギーを放射する。幾つかの実施形態において、前記アンテナによって放射されない前記非線形伝送線路からの一部のエネルギーは前記電源に回収される。
幾つかの実施形態において、前記ダイオードは、エネルギーが前記非線形伝送線路から前記電源に流れることを可能にするように配置される。
幾つかの実施形態において、前記電源はコンデンサを備えている。
幾つかの実施形態において、前記高周波スイッチは、高電圧スイッチを備えている。
幾つかの実施形態において、前記非線形伝送線路システムは更に高周波フィルタを含み得る。
幾つかの実施形態は、エネルギー蓄積コンデンサと、高電圧スイッチと、非線形伝送線路と、負荷と、エネルギー回収回路とを含む非線形伝送線路システムを含む。前記高電圧スイッチは、約1kVを超える電圧を有する高電圧パルスを生成する前記エネルギー蓄積コンデンサと電気的に結合され得る。前記非線形伝送線路は、前記高電圧スイッチと電気的に結合され得る。前記負荷は、前記非線形伝送線路と電気的に結合され得る。前記エネルギー回収回路はダイオードとインダクタを含み得る。前記エネルギー回収回路は、前記エネルギー蓄積コンデンサ及び前記負荷と電気的に結合され得る。
幾つかの実施形態において、前記高電圧スイッチはナノ秒パルサーを備えている。
幾つかの実施形態において、前記負荷はRFエネルギーを放射するアンテナである。
幾つかの実施形態において、前記高電圧スイッチは約1kHzより大きいパルス繰り返し周波数でスイッチングする。
幾つかの実施形態において、前記高電圧スイッチはナノ秒パルサーを備えている。
幾つかの実施形態は、エネルギー蓄積コンデンサと、高電圧スイッチと、非線形伝送線路と、アンテナと、エネルギー回収回路とを含む非線形伝送線路システムを含む。前記高電圧スイッチは、約1kVより大きい電圧のパルスを生成する前記エネルギー蓄積コンデンサと電気的に結合され得る。前記非線形伝送線路は、前記パルスの上にRF信号を発生する前記高電圧スイッチと電気的に結合され得る。前記アンテナは、前記RF信号を伴う前記パルスから前記RFエネルギーを放射する前記非線形伝送線路と電気的に結合され得る。前記エネルギー回収回路は、電源及び前記アンテナに電気的に結合されたダイオード及びインダクタを含み得る。
幾つかの実施形態において、前記非線形伝送線路は、前記パルスの上にRF信号を生成する。
幾つかの実施形態において、前記高電圧スイッチは、約1kHzより大きいパルス繰り返し周波数でスイッチングする。
幾つかの実施形態において、前記高電圧スイッチはナノ秒パルサーを備えている。
本開示のこれら及び他の特徴、態様、及び利点は、以下の「発明を実施するための形態」を、添付図面を参照して読めばより良く理解される。
幾つかの実施形態によるナノ秒パルサー及び非線形伝送線路のブロック図である。 幾つかの実施形態による非線形伝送線路の回路図である。 幾つかの実施形態による非線形伝送線路の回路図である。 幾つかの実施形態による非線形伝送線路の回路図である。 NSJC素子の任意の個数の直列組合せを含む非線形伝送線路の回路図である。 NSJC素子の任意の個数の直列組合せを含む非線形伝送線路の回路図である。 非線形伝送線路の入力パルス波形と出力波形を示す図である。 乃至 高いパルス繰り返し周波数を有する波形の図である。 幾つかの実施形態によるパルス発生器を有する非線形伝送線路の回路図である。 幾つかの実施形態による非線形伝送線路及びエネルギー回収の回路図である。 幾つかの実施形態による非線形伝送線路及びエネルギー回収回路の回路図である。 幾つかの実施形態による非線形伝送線路からの出力パルス波形を示す図である。 幾つかの実施形態による高電圧スイッチのブロック図である。
エネルギー回収回路を有する非線形伝送線路を開示する。幾つかの実施形態において、非線形伝送線路は、複数の非線形半導体接合容量素子(例えば、非線形インダクタ及び/又は非線形コンデンサ)を含んでもよい。幾つかの実施形態において、エネルギー回収回路を有する非線形伝送線路は、例えば、エネルギー蓄積コンデンサを含み得る高電圧スイッチング電源を含んでもよい。幾つかの実施形態において、非線形伝送線路は、例えば、可変パルス幅及び/又は高パルス繰り返し率を有し得る高電圧入力パルスの立上がり時間を鋭化してもよい。幾つかの実施形態において、エネルギー回収回路は、負荷とエネルギー蓄積コンデンサとの間に電気的に結合されてもよい。幾つかの実施形態において、エネルギー回収回路は、非線形伝送線路を横切って電気的に結合されてもよい。
本発明の幾つかの実施形態は、非線形半導体接合容量素子の使用を含む。幾つかの電圧領域における非線形半導体接合容量素子は、非線形半導体接合容量素子を横切る電圧として変化する容量を有し得る。
非線形半導体接合は、P型接合又はN型接合を含み得る。P型とN型の導電材料の領域間の境界によって規定される半導体接合は、特定の条件下ではコンデンサである。この接合容量は、接合に付随する空乏層又は空間電荷領域の電荷に起因するものである。空間電荷領域とは、イオン化した不純物原子の存在によって生じる正味の固定電荷が移動電荷キャリアによって中和されない、接合の両側に隣接する容積を意味する。空乏層の外側では、P型物質の正孔とN型物質の電子という移動キャリアが、固定電荷を中和する為にほぼ正確な数で存在する。
接合の片側の接点に電圧をかけ、接合を僅かに順方向又は逆方向に偏らせると、この電圧によって正孔と電子の分布が夫々互いに近づくか遠ざかるように駆り立てられる。空乏層が狭くなるか又は広くなると、P型領域とN型領域の中性度を保つ為に、更なる正孔と電子が接点から半導体内に入るか又は出る。従って、素子の端子には特定量の電荷が導入され、電荷キャリアの再結合や発生を無視すると、印加電圧をゼロに戻せば同じ量の電荷が戻ってくることになる。このように、半導体接合素子はコンデンサと同じようなものである。印加電圧と端子に導入される電荷量の関係は非線形である、即ち、電圧を変化させた時の電荷の変化率として定義される容量は、電圧に依存する。
非線形半導体接合は、金属と半導体材料が密着している金属-半導体接合も含み得る。この金属と半導体材料との密着により、印加電圧によって変化する可能性のある接合容量が形成され得る。金属-半導体接合は、ショットキーバリアダイオード、ショットキーバリア接合、又は点接触ダイオードと呼ばれ得る。金属-半導体接合は、例えば、P型半導体領域又はN型半導体領域の何れかを有する金属を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、非線形半導体接合容量(NSJC)素子は、1つのコンデンサ又は幾つかの複数コンデンサであってもよい。幾つかの実施形態において、NSJC素子は、回路基板上にエッチングされた2つの平行導体(又はコンデンサ)を含んでもよい。
図1は、幾つかの実施形態による高電圧パルサー105と非線形伝送線路115を有するシステムのブロック図である。システムは、非線形伝送線路115の出力と結合された出力120も含んでもよいし、含まなくてもよい。幾つかの実施形態において、例えば、高電圧パルサー105のフローティング出力は、非線形伝送線路115と電気的に結合され得る。
高電圧パルサー105は、例えば、複数のソリッドステートスイッチ(例えば、IGBT、MOSFET、FET、SiC、GaNスイッチ)及び/又は変圧器を含んでもよい。高電圧パルサー105は、例えば、低浮遊インダクタンス及び/又は低浮遊容量を有するように設計及び/又は構成されてもよい。高電圧パルサー105は、例えば、高速立上がり時間、高電圧(例えば、1kVを超える)、可変パルス幅、高い繰り返し率等を有する高電圧パルスを生成してもよい。任意のタイプの高電圧パルサーが使用され得る。高電圧パルサー105は、米国特許出願公開第2015/0130525号明細書及び/又は米国特許出願公開第2015/0318846号明細書に記載された高電圧ナノ秒パルサーを含んでもよく、これら各々の全体が、パルサー105を開示する為に参照により組み込まれる。
幾つかの実施形態において、高電圧パルサー105は、例えば、可変パルス幅、1kVを超える電圧(又は100kVまで)、及び/又は10kHz~100kHzのパルス繰返し周波数で動作してよい。
幾つかの実施形態において、高電圧パルサー105は、高いパルス電圧(例えば、1kV、10kV、20kV、50kV、100kV等を超える電圧)、高い周波数(例えば、1kHz、10kHz、100kHz、200kHz、500kHz、1MHz等を超える周波数)、高速立上がり時間(例えば、約1ns、10ns、50ns、100ns、250ns、500ns、1000ns未満等の高速立上がり時間)、高速立下がり時間(例えば、約1ns、10ns、50ns、100ns、250ns、500ns、1000ns未満等の立下がり時間)及び/又は短いパルス幅(例えば、約1000ns、500ns、250ns、100ns、20ns未満等のパルス幅)でパルスを生成してもよい。
例えば、高電圧パルサー105は、全ての目的の為に本開示に組み込まれる「高電圧ナノ秒パルサー(High Voltage Nanosecond Pulser)」という名称の米国特許出願シリアル番号14/542,487に記載された任意の素子の全て又は任意の部分、或いは、全ての目的の為に本開示に組み込まれる「ガルバニック絶縁された出力可変パルス生成器開示(Galvanically Isolated Output Variable Pulse Generator Disclosure)」という名称の米国特許出願シリアル番号14/635,991に記載の任意の素子の全て又は任意の部分、或いは、全ての目的の為に本開示に組み込まれる「可変パルス幅及びパルス繰り返し周波数を備えた高電圧ナノ秒パルサー(High Voltage Nanosecond Pulser With Variable Pulse Width and Pulse Repetition Frequency)」という名称の米国特許出願シリアル番号14/798,154に記載された任意の素子の全て又は任意の部分を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、高電圧パルサー105は、単一パルス領域で、又は長パルスを有する領域で動作してもよい。
非線形伝送線路115は、例えば、高電圧パルサー105によって生成される1つ以上の高電圧パルスの立上がり時間を鋭化してもよい(例えば、立上がり時間を短くする、立上がり時間を速くする等)。鋭化された出力パルスは、高電圧パルサー105によって生成される1つ以上の電圧パルスと実質的に同じ高電圧、実質的に同じ繰り返し率、及び/又は実質的に同じ可変パルス幅を有していてもよい。非線形伝送線路115は、非線形伝送線路200、300、400、500、600又はその何らかの変形を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、出力120は、入力により(例えば、高電圧パルサー105から)提供される電圧とほぼ同じ電圧を有する高電圧出力を生成してもよい。幾つかの実施形態において、出力パルスは、入力立上がり時間よりも高速の立上がり時間を有していてもよい。例えば、入力パルスは、10kVの電圧と20nsの立上がり時間を有していてもよく、出力パルスは、10kVの電圧と10nsの立上がり時間を有していてもよい。
図2は、幾つかの実施形態による非線形伝送線路200の回路図である。非線形伝送線路200は、高電圧パルサー105に接続できる入力を含んでもよい。幾つかの実施形態において、非線形伝送線路200は高電圧パルサー105を含み得る。
非線形伝送線路200は、第1の抵抗器210A、第1の非線形半導体接合容量(NSJC)素子205A、及び第1のインダクタ215Aを含む第1の回路素子250Aを含む。幾つかの実施形態において、第1の回路素子250Aは、高電圧パルサー105及び接地の両方に電気的に結合されてもよい。
非線形伝送線路200は、第2の抵抗器210B、第2のNSJC素子205B、及び第2のインダクタ215Bを含む第2の回路素子250Bを含む。幾つかの実施形態において、第2の回路素子250Bは、第1のインダクタ215A及び接地の両方に電気的に結合されてもよい。
非線形伝送線路200は、第3の抵抗器210C、第3のNSJC素子205C、及び第3のインダクタ215Cを含む第3の回路素子250Cを含む。幾つかの実施形態において、第3の回路素子250Cは、第2のインダクタ215B及び接地の両方に電気的に結合されてもよい。
非線形伝送線路200は、第4の抵抗器210D、第4のNSJC素子205D、及び第4のインダクタ215Dを含む第4の回路素子250Dを含む。幾つかの実施形態において、第4の回路素子250Dは、第3のインダクタ215C及び接地の両方に電気的に結合されてもよい。
非線形伝送線路200は、高電圧パルサー105によって提供されるピーク電圧に類似するピーク電圧を提供できる、及び/又は入力の立上がり時間よりも高速の立上がり時間を有する出力を含んでもよい。
図2に示す非線形伝送線路200は、4個の回路素子(各々が抵抗器及び/又はNSJC素子を有する)を示している。任意の個数の回路素子及び/又はインダクタが含まれてもよい。例えば、非線形伝送線路は、5個以上の回路素子及び/又はインダクタを含んでもよい。別の例として、非線形伝送線路は、10個以上の回路素子及び/又はインダクタを含んでもよい。
幾つかの実施形態において、各NSJC素子(例えば、NSJC素子205A、205B、205C、205D等)は、約500nH、250nH、100nH、50nH、25nH等より小さいインダクタンスを有してよい。幾つかの実施形態において、各NSJC素子(例えば、NSJC素子205A、205B、205C、205D等)は、直列又は並列の複数のNSJC素子を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、各抵抗器(例えば、抵抗器210A、210B、210C、210D等)は、約1000オーム、500オーム、250オーム、100オーム、50オーム、25オーム等より小さい抵抗を有していてもよい。幾つかの実施形態において、各抵抗器(例えば、抵抗器210A、210B、210C、210D等)は、直列又は並列の複数の抵抗器を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、各インダクタ(例えば、インダクタ215A、215B、215C、215D等)は、約500nH、250nH、100nH、50nH、25nH等より小さいインダクタンスを有していてもよい。幾つかの実施形態において、各インダクタ(例えば、インダクタ215A、215B、215C、215D等)は、直列又は並列に配置された複数のインダクタを含んでもよい。
図3は、幾つかの実施形態による非線形伝送線路300の回路図である。非線形伝送線路300は、図1及び/又は図2に記載のような高電圧パルサー105に接続可能な入力を含んでもよい。幾つかの実施形態において、非線形伝送線路300は高電圧パルサー105を含み得る。非線形伝送線路300は非線形伝送線路200と同様であってよく、この例では、非線形伝送線路300は、1つのインダクタではなく、回路素子間に2つのインダクタを含む。
非線形伝送線路300は、第1の抵抗器210A、第1の非線形半導体接合容量(NSJC)素子205A、第1の上部インダクタ315A、及び第1の下部インダクタ316Aを含む第1の回路素子250Aを含む。幾つかの実施形態において、第1の回路素子250Aは、高電圧パルサー105及び接地の両方に電気的に結合されてもよい。
非線形伝送線路300は、第2の抵抗器210B、第2のNSJC素子205B、第2の上部インダクタ315B、及び第2の下部インダクタ316Bを含む第2の回路素子250Bを含む。幾つかの実施形態において、第2の回路素子250Bは、第1の上部インダクタ315A及び第1の下部インダクタ316Aの両方に電気的に結合されてもよい。
非線形伝送線路300は、第3の抵抗器210C、第3のNSJC素子205C、第3の上部インダクタ315C及び第3の下部インダクタ316Cを含む第3の回路素子250Cを含む。幾つかの実施形態において、第3の回路素子250Cは、第2の上部インダクタ315B及び第2の下部インダクタ316Bの両方に電気的に結合されてもよい。
非線形伝送線路300は、第4の抵抗器210D、第4のNSJC素子205D、第4の上部インダクタ315D、及び第4の下部インダクタ316Dを含む第4の回路素子250Dを含む。幾つかの実施形態において、第4の回路素子250Dは、第3の上部インダクタ315C及び第3の下部インダクタ316Cの両方に電気的に結合されてもよい。
非線形伝送線路300は、高電圧パルサー105によって提供されるピーク電圧に類似するピーク電圧を提供できる出力、及び/又は入力の立上がり時間よりも高速の立上がり時間を有する出力を含んでもよい。
図3に示す非線形伝送線路300は、4つの回路素子(各々が抵抗器及びNSJC素子を有する)を示している。任意の個数の回路素子及び/又はインダクタが含まれてもよい。例えば、非線形伝送線路は、5個以上の回路素子及び/又はインダクタを含んでもよい。別の例として、非線形伝送線路は、10個以上の回路素子及び/又はインダクタを含んでもよい。
幾つかの実施形態において、各NSJC素子(例えば、NSJC素子205A、205B、205C、205D等)は、約500nH、250nH、100nH、50nH、25nH等より小さいインダクタンスを有してよい。幾つかの実施形態において、各NSJC素子(例えば、NSJC素子205A、205B、205C、205D等)は、直列又は並列の複数のNSJC素子を含んでもよい。幾つかの実施形態において、各NSJC素子(例えば、NSJC素子205A、205B、205C、205D等)は、約10nF、5nF、2.5nF、1nF等より小さい容量を有していてもよい。
幾つかの実施形態において、各抵抗器(例えば、抵抗器210A、210B、210C、210D等)は、約1000オーム、500オーム、250オーム、100オーム、50オーム、25オーム等より小さい抵抗値を有してよい。幾つかの実施形態において、各抵抗器(例えば、抵抗器210A、210B、210C、210D等)は、直列又は並列の複数の抵抗器を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、各インダクタ(例えば、インダクタ315A、315B、315C、315D、316A、316B、316C、316D等)は、約500nH、250nH、100nH、50nH、25nH、10nH等より小さいインダクタンスを有していてもよい。幾つかの実施形態において、各インダクタ(例えば、インダクタ315A、315B、315C、315D、316A、316B、316C、316D等)は、直列又は並列に配置された複数のインダクタを含んでもよい。
図4は、幾つかの実施形態による非線形伝送線路400の回路図である。非線形伝送線路400の回路図は、抵抗器として表される浮遊抵抗及びインダクタとして表される浮遊インダクタンスのような幾つかの浮遊素子を示している。
幾つかの実施形態において、非線形伝送線路400は複数のNSJC素子405A、405B、405Cを含んでもよい。NSJC素子の非線形容量が利用されている為、図4では、NSJC素子は、コンデンサとして模式的に表されている。幾つかの実施形態において、非線形伝送線路400は、夫々が抵抗器(例えば、抵抗器210A、210B、210Cのうちの1つ)を含む複数の回路素子を含んでもよく、抵抗器(例えば、抵抗器210A、210B、210Cの夫々の1つ)は、例えば、NSJC素子(例えば、複数のNSJC素子405A、405B、405Cの夫々の1つ)と電気的に直列結合され得てもよい。幾つかの実施形態において、伝送線路400は複数のインダクタ215A、215B、215Cを含んでもよい。複数のインダクタの各々は、例えば、2つの回路素子と、及び/又は1つの回路素子及び1つの出力と電気的に結合されてもよい。
図4に示す伝送線路400は3個の回路素子を示しているが、任意の個数の回路素子が使用されてもよい。幾つかの実施形態において、各NSJC素子405A、405B、又は405Cは、直列又は並列の1つ以上のNSJC素子(例えば、2、3、5、7、9、12、15のNSJC素子が直列配置される)を含んでよく、これにより、例えば、500V、1kV、2.5kV、5kV、10kV等よりも大きい複合動作電圧といった十分な動作電圧でNSJC素子組み合わせを提供してよい。幾つかの実施形態において、NSJC素子は、例えば、炭化ケイ素ショットキーダイオード(複数可)、シリコンダイオード(複数可)、又は他のダイオード(複数可)等のダイオードを含んでもよい。幾つかの実施形態において、各NSJC素子405A、405B、405Cは、接合電圧の関数としての非線形容量を有する半導体素子を含んでもよい。
各NSJC素子405A、405B、405C(又はNSJC素子の組み合わせ)は、例えば1.0kVを超える電圧定格、例えば、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、3.4kV等の電圧定格を有してもよい。幾つかの実施形態において、各NSJC素子405A、405B、405C(又はNSJC素子の組み合わせ)は、約1000nH、750nH、500nH、250nH、100nH、50nH、30nH、20nH、15nH、10nH未満等の浮遊インダクタンス225A、225B、225Cを有してもよい。
図4に示す非線形伝送線路400では、3個の抵抗器210A、210B、210Cが互いに並列に配置されているが、夫々の各抵抗器210A、210B、210Cには、任意の個数の抵抗器が使用され得る。幾つかの実施形態において、抵抗器210A、210B、210Cは、約1000オーム、500オーム、250オーム、100オーム、50オーム未満等の抵抗値を有していてもよい。
図4に示す非線形伝送線路400は、3個のインダクタ215A、215B、215Cを示すが、任意の個数のインダクタが使用され得る。インダクタは、例えば、約250nH、100nH、50nH、25nH、10nH未満等のインダクタンスを有していてもよい。
非線形伝送線路400は高電圧パルサー105を含んでもよい。入力は、例えば、ナノ秒パルサーと結合されてもよい。入力は、幾つかの実施形態において、1つ以上の追加の非線形伝送線路と結合されてもよい。
幾つかの実施形態において、非線形伝送線400は、複数のパルスを伴う高電圧パルス列を生成できるナノ秒パルサーと結合されてもよい。ナノ秒パルサーによって生成される高電圧パルス列は、例えば、約1kV、2.5kV、5kV、10kV、15kV、20kV等を超える電圧、及び例えば、約50ns、40ns、30ns、20ns、10ns等よりも小さい立上がり時間等の高速立上がり時間を有する等の任意の数の特性を有していてもよい。高電圧パルス列の複数のパルスは、例えば、可変パルス幅(例えば、3~275ns)を有していてもよい。
幾つかの実施形態において、非線形伝送線路400は、入力高電圧パルス列の可変パルス幅及び/又はパルス繰り返し周波数を維持しながら、高電圧パルス列の立上がり時間を短縮してもよい。例えば、非線形伝送線路400は、例えば、高電圧、短縮した立上がり時間(例えば、20ns短縮)、及びナノ秒パルサーから生成される可変パルス幅に対応する可変パルス幅(例えば、3~275ns)を有する高電圧パルス列を出力してもよい。
非線形伝送線路400は、NSJC素子の任意の個数の直列組合せ、及び/又はインダクタと並列の抵抗器の任意の個数の直列組合せを含んでもよい。図5及び図6は幾つかの例を示している。
非線形伝送線路400は、複数の回路素子を有するものとして説明され得る。例えば、図4は、3個の回路素子を示している。第1の回路素子250Aは、第1の浮遊インダクタンス225Aを有する第1のNSJC素子205A、第1の抵抗器210A、及び第1の浮遊抵抗220Aを有する第1のインダクタ215Aを含む。第2の回路素子250Bは、第2の浮遊インダクタンス225Bを有する第2のNSJC素子205B、第2の抵抗器210B、及び第2の浮遊抵抗220Bを有する第2のインダクタ215Bを含む。第3の回路素子250Cは、第3の浮遊インダクタンス225Cを有する第3のNSJC素子205C、第3の抵抗器210C、第3の浮遊抵抗220Cを有する第3のインダクタ215Cを含む。第1の回路素子250、第2の回路素子250B、及び第3の回路素子250Cは並列に配置されてもよい。非線形伝送線路400は、並列に配置された任意の個数の回路素子を含んでもよい。回路素子の数は、以下により詳細に説明するように、パルスの立上がり時間の増加量に基づいて決定されてもよい。
図5は、幾つかの実施形態による、直列配置の2つの非線形伝送線路500の回路図である。第1の非線形伝送線路505は10個の回路素子を含み、第2の非線形伝送線路510は10個の回路素子を含む。任意の個数の回路素子がどちらの非線形伝送線路に含まれてもよい。任意の個数の非線形伝送線路が直列に配置されてもよい。高電圧パルサー105が2つの非線形伝送線路500を駆動する。
図6は、幾つかの実施形態による、並列配置の2つの非線形伝送線路600の回路図である。第1の非線形伝送線路605は10個の回路素子を含み、第2の非線形伝送線路610は10個の回路素子を含む。任意の個数の回路素子がどちらの非線形伝送線路に含まれてもよい。任意の個数の高電圧パルサー105が第1の非線形伝送線路605を駆動してもよい。別の高電圧パルサー105が第2の非線形伝送線路610を駆動してもよい。第1の非線形伝送線路605と第2の非線形伝送線路610は両方とも同じ負荷に結合される。
幾つかの実施形態において、非線形伝送線路の複数のインダクタは、変化するインダクタンスを有し得る。例えば、入力(例えば、高電圧パルサー105)から遠いインダクタのインダクタンスは、入力に近いインダクタよりも低いインダクタンスを有し得る。別の例として、入力から遠いインダクタ(例えば、高電圧パルサ105)のインダクタンスは、入力に近いインダクタよりも高いインダクタンスを有し得る。
幾つかの実施形態において、非線形伝送線路の複数の抵抗器は、変化する抵抗値を有し得る。例えば、入力(例えば、高電圧パルサー105)から遠い抵抗器の抵抗値は、入力に近い抵抗器よりも低い抵抗値を有し得る。別の例として、入力から遠い抵抗器(例えば、高電圧パルサー105)の抵抗値は、入力に近い抵抗器より高い抵抗値を有し得る。
幾つかの実施形態において、非線形伝送線路の複数のNSJC素子は、変化する容量を有し得る。例えば、入力(例えば、高電圧パルサー105)から遠いNSJC素子の容量は、入力に近いNSJC素子よりも低い容量を有し得る。別の例として、入力から遠いNSJC素子(例えば、高電圧パルサー105)の容量は、入力に近いNSJC素子よりも高い容量を有し得る。
図7は、RF信号又は放射を生成しないように設計された非線形伝送線路の入力パルス705及び出力パルス710を示す。図7に示すように、出力パルス710は、より急峻な及び/又はより高速及び/又はよりシャープな立上がり時間を有する。特に、この例では、入力波形は33nsの立上がり時間を有し、出力波形は9nsの立上がり時間を有し、これは非線形伝送線路によって鋭化されている。又、この例では、出力パルスのパルス幅は入力パルスのパルス幅と実質的に同じである。この例におけるフラットトップ電圧は約10kVであり得る。この例の非線形伝送線路は、入力パルスの高電圧と入力パルスのパルス幅を維持したまま、立上がり時間を鋭化したと言える。
幾つかの実施形態において、高電圧パルサー105はナノ秒パルサーを含んでもよく、及び/又は、非線形伝送線路200の入力に高電圧パルスを供給してもよい。ナノ秒パルサーは、例えば、約250ns、200ns、150ns、100ns、50ns、30ns、20ns、10ns、5ns、1ns等より小さい立上がり時間等の立上がり時間を有するパルスを供給してもよい。非線形伝送線路400の出力は、入力パルスから、入力立上がり時間よりも約10ns、20ns、30ns、40ns、50ns等未満高速の立上がり時間を有する出力を提供してもよい。例えば、入力パルスが50nsの立上がり時間を有する場合、出力パルスは20nsの立上がり時間を有していてもよい。
入力パルスと出力パルスの間の立上がり時間又は非線形伝送線路を短縮した一例を図7に示す。出力パルス710の波形の隣に入力パルス705の波形を示している。図に示すように、入力パルス705の立上がり時間は出力パルス710の立上がり時間より長い。この例では、入力立上がり時間は31nsであり、出力立上がり時間は9nsに圧縮されている。
立上がり時間は、例えば、パルスがピーク電圧の10%~90%まで上昇するのにかかる時間として測定され得る。
高電圧入力又は高電圧出力パルスは、例えば、約1kV、5kV、10kV、15kV、20kV、30kV、50kV、100kV等より大きい電圧を有していてもよい。高電圧入力又は高電圧出力パルスは、例えば、可変パルス幅を有していてもよい。高電圧パルスは、例えば、1ns、2ns、5ns、10ns、20ns、50ns、100ns、250ns、500ns等より大きいパルス幅を有していてもよい。高電圧入力又は高電圧出力パルスは、例えば、調整可能なパルス繰り返し率を有していてもよい。高電圧入力又は高電圧出力パルスは、例えば、50kHz、100kHz、250kHz、500kHz、1,000kHz等より大きいパルス繰り返し率を有していてもよい。
幾つかの実施形態において、非線形伝送線路は、以下の容量を有するNSJC素子を含み得る。
Figure 2022550053000002
式中、Cj0はゼロ電圧におけるNSJCの接合容量である。Vは電圧である。φは接合電位である。mはNSJCのタイプに基づいて変化する0.25~0.75の定数値である。
幾つかの実施形態において、NSJC素子として使用され得るショットキーダイオードの全体の容量は、非線形伝送線路に含まれるダイオードの個数(例えば、ダイオード、抵抗器、及びインダクタの組み合わせ)に反比例し得るものであり、例えば、以下となる。
Figure 2022550053000003
この式はショットキーダイオードに使用されてもよく、必ずしも全てのNSJC素子に使用されるわけではない。
幾つかの実施形態において、非線形伝送線路の全体の容量Cは、ダイオード(又はNSJC素子)セクションの数nの増加と共に減少する。Cj0は単一のダイオードのゼロ電圧での接合容量、φは接合電位、Vsは非線形伝送線路を横切る電圧である。
幾つかの実施形態において、一般的な経験則として、幾つかの条件では、非線形伝送線路400の特性インピーダンスは約180オーム未満であってよい。幾つかの実施形態において、非線形伝送線路のインダクタンスは、例えば、以下の式を用いて180Ωにインピーダンス整合するように計算することができ、式中V40%はVmaxの40%である。
Figure 2022550053000004
幾つかの実施形態において、非線形伝送線路400のインピーダンスは、入力パルスが印加されるにつれて、印加される電圧の関数として、及び/又は、例えば、時間の関数として、変化してもよい。
幾つかの実施形態において、抵抗器210A、210B、210Cの値は、浮遊インダクタンス225A、225B、225C及び/又はNSJC素子405A、405B、405Cの任意の可変容量からの任意のリンギングを決定的に減衰するように算出されてもよい。例えば、浮遊インダクタンス225A、225B、225Cがない理想的な非線形伝送線路では、立上がり時間はブラッグ周波数によって制限されることがある。しかしながら、多くの例示的な実施形態において、浮遊インダクタンスは立上がり時間を制限することがある。共振立上がり時間は、2つの異なる基準点を提供する為に、C(Vmax)及びC(V40%)を使用して計算されてもよい。
幾つかの実施形態において、原則として、非線形伝送線路400の立上がり時間への変化量は、以下から決定されてもよい。
Figure 2022550053000005
この式と前述の全体の容量Csの式から、所望の立上がり時間Δtを実現する為のダイオードセクションの数Nが決定され得る。
各非線形伝送線路は、例えば、立上がり時間を一段と短くする為に使用され得る。例えば、1つは10nsから5nsに、2つ目は5nsから2nsに、等である。夫々は、取るべき特定のステップに合わせて最適化され得る。
図8は、100kHzのパルス繰り返し周波数の入力パルス列を受信し、100kHzのパルス繰り返し周波数の対応する出力パルス列を生成する非線形伝送線路を示す図である。更に、出力の電圧は、入力電圧と同じであり得る。図8に示す例では、出力に分圧器が含まれており、それによって図示のように電圧が下がっている。分圧器は必須ではない。
図9は、1,000kHzのパルス繰り返し周波数の入力パルス列を受信し、1,000kHzのパルス繰り返し周波数の対応する出力パルス列を生成する非線形伝送線路を示す図である。図8及び図9に示す波形において、パルス幅は約100nsである。更に、出力の電圧は入力電圧と同じであり得る。図9に示す例では、出力に分圧器が含まれており、それによって図示のように電圧が下がっている。分圧器は必須ではない。
図10は、幾つかの実施形態によるパルスリサイクルを伴う非線形伝送線路1030の回路図である。パルス発生器1010(例えば、ナノ秒パルサー)は、矩形パルスを生成できる。幾つかの実施形態において、パルス発生器1010は、50、100、500、1,000、5,000、10,000ボルト等のパルスを生成できる。非線形伝送線路(NLTL)1015(例えば、非線形伝送線路200、300、400、500、600又はそれらの幾つかの変形)は、矩形パルスの上にRF波形を生成できる。幾つかの実施形態において、非線形伝送線路1015は、ジャイロ磁気、ダイオードベース、フェライトベース、集中素子等であり得る。幾つかの実施形態において、非線形伝送線路1015は、非線形インダクタンス及び/又は容量を有し得る。コンデンサ1020は、パルスから高周波をフィルタリングすることができる。負荷1025は、RF波形を放射することができるアンテナを表し得る。
幾つかの実施形態において、パルスは伝送線路1030に沿って移動することができ、より多くのエネルギーを放射する為に再びNLTL1015を通過することができる。インダクタ1035は、NLTL1015が長い時間スケールに亘って充電されたままであることを防止するようなサイズであり得る。ダイオード1040及びダイオード1045は、電流が伝送線路1030を通り、NLTL1015を通って戻ってくることを確実にし得る。ダイオード1050は、パルス発生器1010からダイオード1050に電流が流れることを確実にする。
図11は、幾つかの実施形態による非線形伝送線路1100及びエネルギー回収回路1130の回路図である。エネルギー蓄積コンデンサ1105は、外部ソースから充電され得るエネルギー蓄積コンデンサを含み得る。幾つかの実施形態において、エネルギー蓄積コンデンサ1105は、50、100、500、1,000、5,000、10,000ボルト等のパルスを有するパルスを生成することができる。スイッチ1110は、例えば、高電圧スイッチ1400のような高周波数で開閉できる任意の高電圧スイッチを含み得る。スイッチ1110は、光導電性半導体スイッチ(PCSS)、直列積層型ソリッドステートスイッチ(例えば、IGBT、MOSFET、サイリスタ等)、スパークギャップスイッチ、誘導加算器等を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、スイッチ1110及び/又はエネルギー蓄積コンデンサ1105はスイッチング電源1115を含み得る。スイッチング電源1115は、例えば、ナノ秒パルサーを含み得る。スイッチング電源1115は、例えば、約1kV、5kV、10kV、20kV等より大きい振幅を有する、及び/又は約1kHz、10kHz、25kHz、50kHz、100kHz等より大きいパルス繰り返し周波数を有するパルスを生成できる任意の電源を含み得る。
幾つかの実施形態において、スイッチング電源1115は、高いパルス電圧(例えば、1kV、10kV、20kV、50kV、100kV等を超える電圧)、高い周波数(例えば、1kHz、10kHz、100kHz、200kHz、500kHz、1MHz等を超える周波数)、高速立上がり時間(例えば、約1ns、10ns、50ns、100ns、250ns、500ns、1,000ns未満等の立上がり時間)、高速立下がり時間(例えば、約1ns、10ns、50ns、100ns、250ns、500ns、1,000ns未満等の立ち下がり時間)及び/又は短いパルス幅(例えば、約1,000nm、500nm、250nm、100nm、20ns未満等のパルス幅)のパルスを生成してもよい。
例えば、スイッチング電源1115は、全ての目的の為に本開示に組み込まれる「高電圧ナノ秒パルサー(High Voltage Nanosecond Pulser)」という名称の米国特許出願シリアル番号14/542,487に記載された任意の素子の全て又は任意の部分、或いは、全ての目的の為に本開示に組み込まれる「ガルバニック絶縁された出力可変パルス生成器開示(Galvanically Isolated Output Variable Pulse Generator Disclosure)」という名称の米国特許出願シリアル番号14/635,991に記載された任意の素子の全て又は任意の部分、或いは、全ての目的の為に本開示に組み込まれる「可変パルス幅及びパルス繰り返し周波数を備えた高電圧ナノ秒パルサー(High Voltage Nanosecond Pulser With Variable Pulse Width and Pulse Repetition Frequency)」という名称の米国特許出願シリアル番号14/798,154に記載された任意の素子の全て又は任意の部分を含んでもよい。
NLTL1015(例えば、非線形伝送線路200、300、400、500、600又はその何らかの変形)は、矩形パルスの上にRF信号を生成することができる。幾つかの実施形態において、NLTL1015は、ジャイロ磁気、ダイオードベース、フェライトベース、集中素子等であり得る。幾つかの実施形態において、NLTL1015は、非線形インダクタンス及び/又は容量を有し得る。コンデンサ1020は、パルスから高周波をフィルタリングすることができる。負荷1025は、例えば、RFエネルギーを放射できるアンテナを表し得る。
エネルギー回収回路1130は、エネルギー回収ダイオード1133及びエネルギー回収インダクタ1135を含み得る、及び/又はNLTL1015及び/又はスイッチ1110と並列に配置されてもよい。負荷1025から放射されないエネルギーは、エネルギー回収回路1130を通して回収され得る。エネルギー回収ダイオード1133は、エネルギーがエネルギー蓄積コンデンサ1105に流入することを可能にするように配置され得る。エネルギー回収インダクタ1135は、例えば、パルスが高速立上がり時間又は立ち下がり時間を有するように選択され得る。
幾つかの実施形態において、エネルギー回収インダクタ1135は、約10μH、50μH、100μH、500μH等よりも大きなインダクタンスを有し得る。幾つかの実施形態において、エネルギー回収インダクタ1135は、約1μH~約100mHのインダクタンスを有し得る。
幾つかの実施形態において、エネルギー回収回路1130を有するNLTL伝送路は、効率を50%増加させることができる。例えば、エネルギー蓄積コンデンサ1105は、8.5mJの入力エネルギーを提供することができ、負荷1025は、0.23mJを散逸させることができる。エネルギー回収回路は、エネルギー蓄積コンデンサ1105を充電することができる4.4mJのエネルギーを回収することができる。RF効率は、エネルギー回収回路のない類似の回路の効率の2倍を上回り得る。
図12は、幾つかの実施形態による非線形伝送線路及びエネルギー回収回路1200の回路図である。エネルギー蓄積コンデンサ1205は、例えば、スイッチ1110が閉じ、高電圧スイッチ1210が開いているとき等、エネルギー蓄積コンデンサ1105から充電することができる任意のエネルギー蓄積コンデンサを含み得る。幾つかの実施形態において、エネルギー蓄積コンデンサ1205及びスイッチ1210は、50、100、500、1,000、5,000、10,000ボルト等のパルスを有するパルスを生成できる。パルスは、スイッチ1210を開閉することによって生成されてもよい。スイッチ1210は、光導電性半導体スイッチ(PCSS)、直列積層型ソリッドステートスイッチ(IGBT、MOSFET、サイリスタ等)、スパークギャップスイッチ、誘導加算器等を含んでもよい。幾つかの実施形態において、スイッチ1210は高電圧スイッチ1400を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、エネルギー蓄積コンデンサ1105は、スイッチ1110が閉じているときにエネルギー蓄積コンデンサ1205を充電するパルス充電器を含み得る。スイッチ1210は、光導電性半導体スイッチ(PCSS)、直列積層型ソリッドステートスイッチ(例えば、IGBT、MOSFET、サイリスタ等)、スパークギャップスイッチ、誘導加算器等を含み得る。エネルギー蓄積コンデンサ1105は、エネルギー回収回路1130からだけでなく、外部電源からも充電され得る。
NLTL1015(例えば、非線形伝送線路200、300、400、500、600又はその幾つかの変形)は、矩形パルスの上にRFを生成することができる。幾つかの実施形態において、NLTL1015は、ジャイロ磁気、ダイオードベース、フェライトベース、集中素子等であり得る。幾つかの実施形態において、NLTL1015は、非線形インダクタンス及び/又は容量を有し得る。コンデンサ1020は、パルスから高周波をフィルタリングすることができる。負荷1025は、RFを放射できるアンテナを表し得る。
エネルギー回収回路1130は、エネルギー回収ダイオード1133及びエネルギー回収インダクタ1135を含み得る、及び/又はNLTL115及び/又はスイッチ1110と並列に配置され得る。負荷1025から放射されないエネルギーは、エネルギー回収回路1130を通じて回収され得る。エネルギー回収ダイオード1133は、負荷1025で散逸しなかったエネルギーがエネルギー蓄積コンデンサ1105に流入することを可能にするように配置され得る。エネルギー回収インダクタ1135は、例えば、パルスが高速立上がり時間又は立ち下がり時間を有するように選択され得る。
図13は、幾つかの実施形態による非線形伝送線路及びエネルギー回収回路1200からの出力パルス波形を示している。
図14は、幾つかの実施形態による絶縁電力を有する高電圧スイッチ1400のブロック図である。高電圧スイッチ1400は、高電圧源1460からの電圧を高速立上がり時間及び/又は高周波数及び/又は可変パルス幅で切り替えてもよい複数のスイッチモジュール1405(集合的に又は個別に1405、及び個別に1405A、1405B、1405C、1405D)を含んでもよい。各スイッチモジュール1405は、例えば、ソリッドステートスイッチ等のスイッチ1410を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、スイッチ1410は、電源1440及び/又は絶縁ファイバトリガ1445(ゲートトリガ又はスイッチトリガとも呼ばれる)を含み得るゲートドライバ回路1430と電気的に結合されてもよい。例えば、スイッチ1410は、コレクタ、エミッタ、及びゲート(又は、ドレイン、ソース、及びゲート)を含んでもよく、電源1440は、ゲートドライバ回路1430を介してスイッチ1410のゲートを駆動してもよい。ゲートドライバ回路1430は、例えば、高電圧スイッチ1400の他の構成要素から絶縁されていてもよい。
幾つかの実施形態において、電源1440は、例えば、絶縁変圧器を用いて絶縁されてもよい。絶縁変圧器は低容量変圧器を含んでもよい。絶縁変圧器の低容量は、例えば、電源1440が大きな電流を必要とせずに高速時間スケールで充電することを可能にし得る。絶縁変圧器は、例えば、約100pF未満の容量を有していてもよい。別の例として、絶縁変圧器は、約30~100pF未満の容量を有してもよい。幾つかの実施形態において、絶縁変圧器は、1kV、5kV、10kV、25kV、50kV等までの電圧絶縁を提供してもよい。
幾つかの実施形態において、絶縁変圧器は、低い浮遊容量を有していてもよい。例えば、絶縁変圧器は、約1,000pF、100pF、10pF等より小さい浮遊容量を有していてもよい。幾つかの実施形態において、低い容量は、低電圧コンポーネント(例えば、入力制御電力の源)への電気的結合を最小化し得る、及び/又はEMI発生(例えば、電気ノイズ発生)を低減し得る。幾つかの実施形態において、絶縁変圧器の変圧器浮遊容量は、一次巻線と二次巻線の間で測定される容量を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、絶縁変圧器は、DC-DCコンバータ又はAC-DC変圧器であってもよい。幾つかの実施形態において、変圧器は、例えば、140VのAC変圧器を含んでもよい。それにも関わらず、絶縁変圧器は、高電圧スイッチ1400内の他の構成要素から絶縁された電力を提供できる。幾つかの実施形態において、絶縁は、絶縁変圧器の一次側の導体が絶縁変圧器の二次側の如何なる導体も通過もせず接触もしないように、ガルバニックであってよい。
幾つかの実施形態において、変圧器は、変圧器コアに緊密に巻回されるか、又は変圧器コアに緊密に巻かれ得る一次巻線を含んでもよい。幾つかの実施形態において、一次巻線は、変圧器コアの周りに巻かれる導電性シートを含んでもよい。幾つかの実施形態において、一次巻線は1つ以上の巻線を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、二次巻線は、コアから可能な限り離れた位置でコアに巻回されてもよい。例えば、二次巻線を含む巻線の束は、変圧器コアの開口部の中心を通って巻回されてもよい。幾つかの実施形態において、二次巻線は1つ以上の巻線を含んでもよい。幾つかの実施形態において、二次巻線を含む巻線の束は、浮遊容量を最小化する為に、例えば、円形又は正方形である断面を含んでもよい。幾つかの実施形態において、一次巻線、二次巻線、又は変圧器コアの間に絶縁体(例えば、油又は空気)が配置されてもよい。
幾つかの実施形態において、二次巻線を変圧器コアから離して保つことは幾つかの利点を有し得る。例えば、それにより絶縁変圧器の一次側と絶縁変圧器の二次側との間の浮遊容量を減少させることができる。別の例として、それにより、動作中にコロナ及び/又は絶縁破壊が形成されないように、絶縁変圧器の一次側と絶縁変圧器の二次側との間の高電圧スタンドオフが可能になり得る。
幾つかの実施形態において、絶縁変圧器の一次側(例えば、一次巻線)と絶縁変圧器の二次側(例えば、二次巻線)との間の間隔は、約0.1インチ、0.5インチ、1インチ、5インチ、又は10インチであり得る。幾つかの実施形態において、絶縁変圧器のコアと絶縁変圧器の二次側(例えば、二次巻線)との間の典型的な間隔は、約0.1インチ、0.5インチ、1インチ、5インチ、又は10インチであり得る。幾つかの実施形態において、巻線間のギャップは、例えば、真空、空気、任意の絶縁ガス又は液体、或いは3未満の相対誘電率を有する固体材料等、可能な限り低い誘電材料で充填されてもよい。
幾つかの実施形態において、電源1440は、高電圧スタンドオフ(絶縁)を提供できる、又は低容量(例えば、約1000pF、100pF、10pF未満等)を有する任意のタイプの電源を含んでもよい。幾つかの実施形態において、制御電圧電源は、60Hzで1420V-AC又は240V-ACを供給してもよい。
幾つかの実施形態において、各電源1440は単一の制御電圧電源と誘導的に電気的に結合されてもよい。例えば、電源1440Aは第1の変圧器を介して電源と電気的に結合されてもよく、電源1440Bは第2の変圧器を介して電源と電気的に結合されてもよく、電源1440Cは第3の変圧器を介して電源と電気的に結合されてもよく、電源1440Dは第4の変圧器を介して電源と電気的に結合されてもよい。例えば、様々な電源の間に電圧絶縁を提供することができる任意のタイプの変圧器が使用されてもよい。
幾つかの実施形態において、第1の変圧器、第2の変圧器、第3の変圧器、及び第4の変圧器は、単一の変圧器のコアの周りの異なる二次巻線を備えてもよい。例えば、第1の変圧器は第1の二次巻線を備えてもよく、第2の変圧器は第2の二次巻線を備えてもよく、第3の変圧器は第3の二次巻線を備えてもよく、第4の変圧器は第4の二次巻線を備えてもよい。これらの各2次巻線は1つの変圧器のコアに巻回されてもよい。幾つかの実施形態において、第1の二次巻線、第2の二次巻線、第3の二次巻線、第4の二次巻線、又は一次巻線は、単一の巻線又は変圧器コアに巻回された複数の巻線を備えてもよい。
幾つかの実施形態において、電源1440A、電源1440B、電源1440C、及び/又は電源1440Dは、戻り基準接地又は局所接地を共有しない場合がある。
絶縁されたファイバトリガ1445は、例えば、高電圧スイッチ1400の他の構成要素からも絶縁されてもよい。絶縁されたファイバトリガ1445は、各スイッチモジュール1405が、他のスイッチモジュール1405及び/又は高電圧スイッチ1400の他の構成要素に対して、及び/又は例えば、各スイッチモジュール1405のゲートをアクティブ制御できるようにしながら、浮くことを可能にする光ファイバ受信機を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、例えば、各スイッチモジュール1405の戻り基準接地又は局所接地又は共通接地は、例えば、絶縁変圧器を使用して、互いに絶縁されてもよい。
共通接地からの各スイッチモジュール1405の電気的絶縁は、例えば、複数のスイッチを累積高電圧スイッチング向けに直列構成で配置することを可能にし得る。幾つかの実施形態では、スイッチモジュールのタイミングにおける幾つかのラグが許容又は設計され得る。例えば、各スイッチモジュール1405は、1kVを切り替えるように構成又は定格されてもよく、各スイッチモジュールは互いに電気的に絶縁されてもよく、及び/又は各スイッチモジュール1405を閉じるタイミングは、スナバコンデンサの容量及び/又はスイッチの電圧定格によって定義される期間、完全に一致する必要がない場合がある。
幾つかの実施形態において、電気的絶縁は多くの利点を提供し得る。例えば、1つのあり得る利点は、スイッチ間のジッタを最小化すること、及び/又は任意のスイッチタイミングを可能にすることを含み得る。例えば、各スイッチ1410は、約500ns、50ns、20ns、5ns等よりも小さいスイッチ遷移ジッタを有してもよい。
幾つかの実施形態において、2つのコンポーネント(又は回路)間の電気的絶縁は、2つのコンポーネント間の極めて高い抵抗を意味し得る、及び/又は2つのコンポーネント間の小さい容量を意味し得る。
各スイッチ1410は、例えば、IGBT、MOSFET、SiC-MOSFET、SiC接合トランジスタ、FET、SiCスイッチ、GaNスイッチ、光導電スイッチ等の任意のタイプのソリッドステートスイッチング素子を含んでもよい。スイッチ1410は、例えば、高電圧(例えば、約1kVを超える電圧)、高周波(例えば、1kHzを超える)、高速(例えば、約500kHzを超える繰り返し率)及び/又は高速立上がり時間(例えば、約25ns未満の立上がり時間)及び/又は長いパルス長(例えば、約10msを超える)でスイッチングできてよい。幾つかの実施形態において、各スイッチは、個別に1,200V~1,700Vのスイッチングの定格であっても、組み合わせると4,800V~6,800V(4スイッチの場合)を超えるスイッチングが可能である場合がある。その他、様々な定格電圧のスイッチが使用され得る。
高電圧のスイッチを数個使用するよりも、低電圧のスイッチを多数使用する方が有利な場合がある。例えば、低電圧スイッチは一般的に性能が良く、低電圧スイッチは高電圧スイッチよりも高速に切り替えられ、遷移時間が短く、及び/又は効率的に切り替えられる可能性がある。しかしながら、スイッチの数が多ければ多いほど、要求され得るタイミングの問題は大きくなる。
図14に示される高電圧スイッチ1400は4個のスイッチモジュール1405を含む。この図では4個が示されているが、例えば、2、8、12、16、20、24等、任意の個数のスイッチモジュール1405が使用され得る。例えば、各スイッチモジュール1405の各スイッチの定格が1400Vであり、16個のスイッチを使用する場合、高電圧スイッチは最大19.2kVまで切り替え可能である。別の例として、各スイッチモジュール1405の各スイッチが1700Vの定格であり、16個のスイッチが使用される場合、高電圧スイッチは最大27.2kVまで切り替え可能である。
幾つかの実施形態において、高電圧スイッチ1400は、5kV、10kV、14kV、20kV、25kV等より大きい電圧を切り替えてもよい。
幾つかの実施形態において、高電圧スイッチ1400は、高速コンデンサ1455を含んでもよい。高速コンデンサ1455は、例えば、直列及び/又は並列に配置された1つ以上のコンデンサを含んでもよい。これらのコンデンサは、例えば、1つ以上のポリプロピレンコンデンサを含んでもよい。高速コンデンサ1455は、高電圧源1460からのエネルギーを蓄積してもよい。
幾つかの実施形態において、高速コンデンサ1455は低容量を有していてもよい。幾つかの実施形態において、高速コンデンサ1455は、約1μF、約5μF、約1μF~約5μF、約100nF~約1,000nF等の容量値を有していてもよい。
幾つかの実施形態において、高電圧スイッチ1400は、クローバダイオード1450を含んでもよいし、含まなくてもよい。クローバダイオード1450は、例えば、誘導性負荷を駆動する為に有益であり得る、直列又は並列に配置された複数のダイオードを含んでもよい。幾つかの実施形態において、クローバダイオード1450は、例えば炭化ケイ素ショットキーダイオード等の1つ以上のショットキーダイオードを含んでもよい。クローバダイオード1450は、例えば、高電圧スイッチのスイッチからの電圧が特定の閾値を超えているかどうかを感知してもよい。閾値を超えている場合、クローバダイオード1450は、スイッチモジュールからの電力を接地に短絡させてもよい。クローバダイオードは、例えば、スイッチング後に誘導性負荷に蓄積されたエネルギーを散逸させる為の交流経路を可能にしてもよい。これは、例えば、大きな誘導性電圧スパイクを防止する可能性がある。幾つかの実施形態において、クローバダイオード1450は、例えば、1nH、10nH、100nH等の低インダクタンスを有していてもよい。幾つかの実施形態において、クローバダイオード1450は、例えば、100pF、1nF、10nF、100nF等の低容量を有していてもよい。
幾つかの実施形態において、クローバダイオード1450は、例えば、負荷1465が主に抵抗性である場合等に、使用されなくてもよい。
幾つかの実施形態において、各ゲートドライバ回路1430は、約1000ns、100ns、10.0ns、5.0ns、3.0ns、1.0ns未満等のジッタを生成してもよい。幾つかの実施形態において、各スイッチ1410は、最小スイッチオン時間(例えば、約10μs、1μs、500ns、100ns、50ns、10、5ns未満等)及び最大スイッチオン時間(例えば、25s、10s、5s、1s、500ms等より大きい)を有してもよい。
幾つかの実施形態において、動作中、高電圧スイッチ各々は、互いから1ns以内でオン及び/又はオフに切り替えられてもよい。
幾つかの実施形態において、各スイッチモジュール1405は、同じ又は実質的に同じ(±5%)浮遊インダクタンスを有してもよい。浮遊インダクタンスは、例えば、リード線、ダイオード、抵抗器、スイッチ1410、及び/又は回路基板トレース等のインダクタに関連しない、スイッチモジュール1405内の任意のインダクタンスを含んでもよい。各スイッチモジュール1405内の浮遊インダクタンスは、例えば、約300nH、100nH、10nH、1nH等よりも小さいインダクタンス等、低インダクタンスを含んでもよい。各スイッチモジュール1405間の浮遊インダクタンスは、例えば、約300nH、100nH、10nH、1nH等より小さいインダクタンス等の低インダクタンスを含んでもよい。
幾つかの実施形態において、各スイッチモジュール1405は、同じ又は実質的に同じ(±5%)浮遊容量を有してもよい。浮遊容量は、例えば、リード線、ダイオード、抵抗器、スイッチ1410及び/又は回路基板トレース等の容量に関連しない、スイッチモジュール1405内の任意の容量を含んでもよい。各スイッチモジュール1405内の浮遊容量は、例えば、約1,000pF未満、100pF未満、10pF未満等の低容量を含んでもよい。各スイッチモジュール1405間の浮遊容量は、例えば、約1,000pF未満、100pF未満、10pF未満等の低容量を含んでもよい。
電圧共有における不完全性は、例えば、受動スナバ回路(例えば、スナバダイオード1415、スナバコンデンサ1420、及び/又はフリーホイーリングダイオード1425)を用いて対処され得る。例えば、スイッチ1410の夫々がオン又はオフになる間のタイミングの僅かな違い、又はインダクタンス若しくは容量の違いが電圧スパイクを引き起こす可能性がある。これらのスパイクは、様々なスナバ回路(例えば、スナバダイオード1415、スナバコンデンサ1420、及び/又はフリーホイーリングダイオード1425)によって軽減され得る。
スナバ回路は、例えば、スナバダイオード1415、スナバコンデンサ1420、スナバ抵抗1416、及び/又はフリーホイーリングダイオード1425を含んでもよい。幾つかの実施形態において、スナバ回路は、スイッチ1410と並列に一緒に配置されてもよい。幾つかの実施形態において、スナバコンデンサ1420は、例えば、約100pF未満の容量等の低容量を有していてもよい。
用語「実質的に」は、言及する値の5%又は10%以内、又は製造公差の範囲内を意味する。
用語「又は」は、包括的である。
様々な実施形態が開示されている。様々な実施形態を部分的又は完全に組み合わせて他の実施形態を生成してもよい。
請求項に記載の主題の完全な理解を提供する為に、多数の特定の詳細が本明細書に記載されている。しかしながら、当業者は、請求項に記載の主題がこれらの具体的な詳細なしでも実施され得ることを理解するであろう。他の例では、当業者に既知であり得る方法、装置、又はシステムは、請求項に記載の主題を不明瞭にしない為に、詳細には記載されていない。
幾つかの部分は、コンピュータメモリ等のコンピューティングシステムのメモリ内に格納されたデータビット又は2進デジタル信号に対する演算のアルゴリズム又は記号表現の観点から提示される。これらのアルゴリズムの説明又は表現は、データ処理技術における通常の技術者が、当業者に仕事の内容を伝える為に使用する技術の一例である。アルゴリズムとは、所望の結果に至る自己矛盾のない一連の操作又は類似の処理のことである。この文脈では、操作又は処理は、物理的な量の物理的な操作を含む。必ずしもそうではないが、典型的には、そのような量は、格納、転送、結合、比較、又は他の方法で操作することが可能な電気又は磁気信号の形態を取り得る。このような信号を、ビット、データ、値、素子、記号、文字、用語、数字、数詞等と呼ぶことは、主に一般的な使用上の理由から、時として便利であることが証明されている。しかし、これら及び類似の用語の全ては、適切な物理量と関連付けられるべきであり、単に便利な標識であることを理解されたい。特に断らない限り、本明細書を通じて、「処理」、「計算」、「計算」、「決定」、及び「識別」等の用語を利用する論述は、コンピューティングプラットフォームのメモリ、レジスタ、若しくは他の情報記憶デバイス、伝送デバイス、又は表示デバイス内で物理量、電子量又は磁気量として表されるデータを操作又は変換する1つ以上のコンピュータ又は同様の電子コンピューティングデバイス又は複数の電子コンピューティングデバイス等のコンピューティングデバイスの動作又はプロセスを指すと理解される。
本明細書で論じるシステム又は複数のシステムは特定のハードウェアアーキテクチャ又は構成に限定されない。コンピューティングデバイスは、1つ以上の入力を条件とする結果を提供するコンポーネントの任意の適切な配置を含み得る。適切なコンピューティングデバイスは、コンピューティングシステムを汎用コンピューティング装置から本発明の主題の1つ以上の実施形態を実装する特殊コンピューティング装置へとプログラム又は構成する格納ソフトウェアにアクセスする多目的マイクロプロセッサベースコンピュータシステムを含む。任意の適切なプログラミング、スクリプト、又は他のタイプの言語若しくは言語の組み合わせは、コンピューティングデバイスをプログラミング又は構成する際に使用されるソフトウェアにおいて本明細書に含まれる教示を実装する為に使用されてもよい。
本明細書に開示される方法の実施形態は、そのようなコンピューティングデバイスの動作において実行されてもよい。上記の例で提示されたブロックの順序は、変化させることができ、例えば、ブロックは、再順序付け、組み合わせ、及び/又はサブブロックへの分割が可能である。特定のブロック又はプロセスは、並行して実行され得る。
本明細書における「~に適合する」又は「~に構成される」の使用は、追加のタスク又はステップを実行するように適合又は構成された素子を妨げない、開放的かつ包括的な言語として意図されている。更に、「~に基づく」の使用は、1つ以上の言及された条件又は値に「基づく」プロセス、ステップ、計算、又は他の動作が、実際には、言及されたものを超える追加の条件又は値に基づき得るという意味で、開放的で包括的であることを意図している。本明細書に含まれる見出し、リスト、及び番号付けは、単に説明を容易にする為のものであり、限定することを意図するものではない。
本発明の主題を、その特定の実施形態に関して詳細に説明してきたが、当業者は、前述の理解に達すれば、そのような実施形態に対する変更、変形、及び等価物を容易に創出できることが理解されるであろう。従って、本開示は、限定ではなく例示の目的で提示されており、当業者に容易に明らかになるような本発明の主題に対する変更、変形、及び/又は追加を含めることを排除するものではないことを理解されたい。
105 高電圧パルサー
115、200、300、400、500、600、1015 非線形伝送線路
120 出力
210A、210B、210C、210D 抵抗器
205A、205B、205C、205D 非線形半導体接合容量(NSJC)素子
215A、215B、215C、215D インダクタ
250A、205B、250C、250D 回路素子
1400 高電圧スイッチ
1410 スイッチ
1415 スナバダイオード
1416 スナバ抵抗
1420 スナバコンデンサ
1425 フリーホイーリングダイオード
1440 電源
1450 クローバダイオード
1460 高電圧電源

Claims (18)

  1. 100Vを超える電圧を提供する電源と、
    前記電源と電気的に結合されたスイッチと、
    前記スイッチと電気的に結合された非線形伝送線路と、
    前記非線形伝送線路に電気的に結合されたアンテナと、
    前記電源及び前記アンテナと電気的に結合されたダイオード及びインダクタを備えたエネルギー回収回路と、を備えた非線形伝送線路システム。
  2. 前記エネルギー回収回路は前記非線形伝送線路と並列である、請求項1に記載の非線形伝送線路システム。
  3. 前記アンテナはRFエネルギーを放射する、請求項1に記載の非線形伝送線路システム。
  4. 前記アンテナによって放射されない前記非線形伝送線路からの一部のエネルギーは前記電源に回収される、請求項1に記載の非線形伝送線路システム。
  5. 前記ダイオードは、前記アンテナ及び/又は前記非線形伝送線路から前記電源にエネルギーが流れることを可能にするように配置される、請求項1に記載の非線形伝送線路システム。
  6. 前記電源がエネルギー蓄積コンデンサを備えている、請求項1に記載の非線形伝送線路システム。
  7. 更に、前記アンテナ及び/又は前記非線形伝送線路に結合された高周波フィルタを備える、請求項1に記載の非線形伝送線路システム。
  8. 更に、第2の電源と第2のスイッチとを備え、前記エネルギー回収回路が前記第2の電源を充電する、請求項1に記載の非線形伝送線路システム。
  9. 前記スイッチは、約1kHzを超えるパルス繰り返し周波数でスイッチングする、請求項1に記載の非線形伝送線路システム。
  10. エネルギー蓄積コンデンサと、
    約1kVを超える電圧の高電圧パルスを生成する前記エネルギー蓄積コンデンサと電気的に結合された高電圧スイッチと、
    前記高電圧スイッチと電気的に結合された非線形伝送線路と、
    前記非線形伝送線路と電気的に結合された負荷と、
    ダイオードとインダクタを備え、前記エネルギー蓄積コンデンサ及び前記負荷と電気的に結合しているエネルギー回収回路と、を備えた非線形伝送線路システム。
  11. 前記高電圧スイッチはナノ秒パルサーを備えている、請求項10に記載の非線形伝送線路システム。
  12. 前記負荷はRFエネルギーを放射するアンテナである、請求項10に記載の非線形伝送線路システム。
  13. 前記高電圧スイッチは約1kHzより大きいパルス繰り返し周波数でスイッチングする、請求項10に記載の非線形伝送線路システム。
  14. 前記高電圧スイッチはナノ秒パルサーを備えている、請求項10に記載の非線形伝送線路システム。
  15. エネルギー蓄積コンデンサと、
    約1kVを超える電圧のパルスを生成する前記エネルギー蓄積コンデンサと電気的に結合された高電圧スイッチと、
    前記高電圧スイッチと電気的に結合され、前記パルスの上にRF信号を生成する非線形伝送線路と、
    前記RF信号を伴う前記パルスからRFエネルギーを放射する前記非線形伝送線路と電気的に結合されたアンテナと、
    前記電源及び前記アンテナと電気的に結合されたダイオード及びインダクタを備えたエネルギー回収回路と、を備えた非線形伝送線路システム。
  16. 前記非線形伝送線路は前記パルスの上にRF信号を生成する、請求項15に記載の非線形伝送線路システム。
  17. 前記高電圧スイッチは約1kHzより大きいパルス繰り返し周波数でスイッチングする、請求項15に記載の非線形伝送線路システム。
  18. 前記高電圧スイッチはナノ秒パルサーを備えている、請求項15に記載の非線形伝送線路システム。
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