JP2022549440A - 認証システム - Google Patents

Abstract

製品（２０７）とその製品の製造者（２１７）とその製品の製造者（２１７）とその製品（２０７）の購入者（２１１）及び後続の購入者（２６１）との間に関連の連鎖を作成する手段を備える認証システム（２０１）。認証システム（２０１）は、一意的な製品識別コード（２１９、２３３、２６９、２７３）を生成するための並びにそれらを購入者（２１１、２６１）にリンクさせて検証済み取引が行われることを可能にするための生成器を有する。

Description

本発明は、そのライフサイクルを通じて製品の真正性(authenticity)及び所有権(ownership)を実証するためのシステムに関し、製造者が、その真正製品、例えば、製造者が製造した製品、及びその製品の非真正なバージョン、例えば、偽造品の両方に関連するオンライン販売取引を監視することを可能にする、認証システム(authentication system)に関する。

本発明の第１の実施形態の認証システムは、模倣品の販売を根絶することよりもむしろ妨げることを意図している。認証システムは、意図的な不正活動を防止することを意図しないが、好ましくは偽造者が偽造活動を行わないか或いは中止することを決定する程度まで、偽造者にとって偽造活動をより困難にし、よって、偽造者にとって利益のずっと少ないものにさせる。

認証システムは偽造者に真正製品を購入させるので、彼らは認証システムによって促進される認証連鎖を開始させることができる。結果的に、認証システムは、製造者の一次製品販売(primary product sales)（すなわち、新製品の第１の販売）に対する完全な保護を提供する。製造者の一次販売の保護は、本発明の第１の実施形態の認証システムによって提供される重要な利点である。第１の実施形態の認証システムは、偽造製品の購入に対する消費者の保護の増大ももたらすが、これはシステムの二次的な利点である。

可能性のある偽造製品が、例えば、後続の購入者によって識別され、次に、その製品が、例えば、意図された製造者に照会することによって、偽造品として識別されるならば、認証システムは、販売者、例えば、最初の再販者が識別されることを可能にする。その販売者は、彼ら自身が偽造品を故意に販売するという違法行為を犯したことになるであろう。システムは、違法行為を犯した者の連絡先の詳細、例えば、郵便番号、電話番号、電子メールアドレスを有し、よって、彼らが容易に連絡を取れるようにする。

本発明の第２の実施形態の認証システムは、偽造商品の販売を妨害し且つ根絶することを意図している。認証システムは、意図的で大規模な不正行為を防止することを意図しているが、そのような行為のインスタンスは、幾つかの状況では存続する可能性が高い。認証システムは、好ましくは、偽造者が偽造活動を行わないか或いは停止することを決定する程度まで、偽造者にとって偽造活動をより困難にし、はるかに利益の少ないものにすることによって、これを行う。

認証システムは偽造者に真正製品を購入させるので、彼らは認証システムによって促進される認証連鎖を開始させる。結果的に、認証システムは、製造者の一次製品販売（すなわち、新製品の第１の販売）に対する完全な保護をもたらす。よって、認証システムは、偽造者が最初の再販者として行動しているときに（すなわち、偽造者が一次製品販売後に製品を販売する第１の人として行動しているときに）、偽造者の偽造製品に対する販売能力を有意に低下させることができる。製造者の一次販売の保護及び偽造製品の購入に対する消費者の保護の強化は、本発明の第２の実施形態の認証システムによってもたらされる重要な利点である。

最初の再販者が偽造活動を行っている疑いがあるときには（それが小規模であれ、大規模であれ、産業規模であれ）、如何なる更なる偽造活動も防止し得ることが有利である。

再販売可能な製品のタイプ、再販売可能な特定の製品の量、再販売可能な場所及び再販売のための時間枠を制御できることも有利である。

その上、可能性のある偽造製品が、例えば、後続の購入者によって識別され、次に、その製品が、例えば、意図された製造者に照会することによって偽造品として識別されるならば、認証システムは、販売者、例えば、最初の再販者が識別されることを可能にする。その販売者は、彼ら自身が偽造製品を故意に販売するという違法行為を犯したことになるであろう。システムは、違法行為を犯している人の連絡先の詳細、例えば、郵便番号、電話番号、電子メールアドレスを有し、よって、彼らに連絡し且つ／或いは彼らを訴追することを容易にする。

本発明の第３の実施形態の認証システムは個々の製品と関連付けられる一意的なコードを利用し、それは商人支払システムと協働して作用するる。第３の実施形態の認証システムは、検証済み製品、すなわち、真正であると検証された製品、又は未検証製品、すなわち、真正であることがある或いは真正でないことがある製品のいずれかに関して、オンライン販売者によるオンライン販売取引の開始に気付くようになるときに、商人支払システムと通信する。オンライン販売者が、製品と関連付けられた一意的なコードについての商人支払システムの要求に応答し得るならば、商人支払システムは、取引を認証する。オンライン販売者が商人支払システムに一意的なコードを提供し得ないならば、商人支払システムは、取引を認証しない。このようにして、製造者は、そのオンライン小売者によって製造されている検証済み製品の販売を監視することができ、製造者は、オンライン小売パートナーによって製造されている未検証製品の販売を監視することができ、製造者は、製造者が関係のないオンライン小売者によって製造されている未検証製品の販売を監視することができる。

未検証製品の販売の認証システムによる識別は、小売パートナーが偽造製品を販売していることを製造者が知るならば、小売パートナーシップの解消のような適切な対応を取るために必要な情報を製造者に提供する。

本発明によれば、複数の製品のうちの一意的な製品を識別する情報を含む一意的な製造者の製品識別コード（ＭＰＩＣ）と、複数の購入者の個々の購入者を識別する情報を含む一意的な購入者コードであって、情報は、個々の購入者の支払モードに関する、一意的な購入者コードと、一意的な組み合わせコードを生成するための組み合わせコード生成器と、一意的な製品を識別する製品情報を受信して格納するための並びに一意的な購入者コードを受信して格納するための認証データベースであって、製品情報及び一意的な購入者コードの両方は、一意的な製品の販売と関連付けられ、販売レシートに記録される、認証データベースと、一意的な組み合わせコード要求インターフェースと、購入者の支払モードに関連する一意的な購入者コードを受信して格納するための購入者コードデータベースと、一意的な組み合わせコードのための要求を認証するための認証器であって、認証器は、複数の購入者の個々の購入者によって購入される複数の製品の個々の製品と関連付けられるＭＰＩＣからの情報と個々の購入者の購入者コードからの情報とを含む一意的な組み合わせコードについての購入者からの要求を認証することができ、一意的な組み合わせコードは、最初の購入者の製品識別コード（ＩＰＰＩＣ）として知られており、認証器は、認証データベースに、組み合わせコード要求インターフェースに並びに購入者コードデータベースに接続されており、比較器を含み、ＩＰＰＩＣについての要求を認証するために、比較器は、販売レシート内に含まれる製品コードとの一致を見出し、それによって、関連する製品を識別するために、購入者によって提供されるＭＰＩＣ内の情報を、コード要求インターフェースを介して、認証データベース内に格納されるような販売レシートと関連付けられる製品情報と比較し、次に、比較器は、その販売レシートについての購入者コードを、購入者コードデータベース内に含まれるような購入者についての購入者コード要素と比較する、認証器と、販売レシートについての購入者コードが、前記ＩＰＰＩＣについての要求を行う購入者についての購入者コードと一致することを比較器が見出すならば、組み合わせコード生成器は、ＩＰＰＩＣを生成し、認証システムは、ＩＰＰＩＣを前記購入者に発行する、認証システムが提供される。

好ましくは、認証器は、一意的な組み合わせコード要求インターフェースを介して行われる最初の再販売者の製品識別コード（ＩＲＰＩＣ）についての購入者からの要求を認証することができ、購入者は、関連する製品についてのＩＰＰＩＣを、一意的な組み合わせコード要求インターフェース内に入力し、ＩＲＰＩＣについての要求を認証するために、比較器は、ＩＰＰＩＣ内の購入者コードを、購入者コードデータベース内に格納される購入者についての購入者コードと比較し、ＩＰＰＩＣ内の購入者コード及び購入者コードデータベース内の購入者コードが一致するならば、組み合わせコード生成器は、ＩＲＰＩＣを生成し、認証システムは、ＩＲＰＩＣを前記購入者に発行する。

本発明の第２の実施形態において、最初の再販売者のＰＩＣは、非アクティブ形態で提供され、リンクされたオンライン販売プラットフォーム上の最初の再販売者の活動が必要な基準を満たすとデータ分析器が決定するならば、アクティブ化される。最初の再販売者の活動が必要な要件を満たさないならば、最初の再販売者のＰＩＣは、アクティブ化されない。彼らのオンライン販売アカウントを認証システムとリンクさせる最初の再販売者に課される要件及び最初の再販売者のＰＩＣのアクティブ化を決定する認証システムの能力は、例えば、真正製品を購入することによって得られた最初の再販売者のＰＩＣを備える真正製品の偽造版を販売する、疑わしい偽造者の能力に対するあら探しの(hypercritical)制御をもたらす。

追加的に、第２の実施形態において、最初の再販売者ＰＩＣのアクティブ化を決定する認証システムの能力は、どの製品を再販売し得るか、製品を再販売し得る数、製品を再販売し得る場所、及び製品を再販売し得る時間枠に対する無制限の制御（例えば、真正な一次製品の製造者の指令で）もたらす。認証システムは、決定することができることにより、認証システムは、例えば、偽造が蔓延している且つ／或いは疑われる領空地域又は国内の全ての製品について、再販売者のＰＩＣのアクティブ化を阻止することができる。これらの結果を決定する認証システムの能力は、偽造活動を更に減少させ且つ妨害する。

加えて、認証システムが、再販売プラットフォームと対話するための再販売インターフェースを更に含むことが好ましく、認証器は、再販売インターフェースを介して再販売プラットフォームによって作成されたＩＲＰＩＣの検証のための要求を認証することができ、ＩＲＰＩＣの検証のための要求を認証するために、比較器は、第１に、ＩＲＰＩＣ内の購入者コードを、再販売プラットフォームに提供される購入者のための購入者コードと比較し、第２に、再販売プラットフォームによって認証システムに提供される製品情報を、ＩＲＰＩＣ内の製品情報と比較し、購入者情報と製品情報の両方に一致があるならば、認証システムは、再販売プラットフォームから受け取る検証要求を認証する。

好ましくは、組み合わせコード生成器は、一意的な組み合わせコードを生成するためのストリング生成器(string generator)を含む。

好ましくは、組み合わせコード生成器は、組み合わせコード生成器によって生成される一意的な組み合わせコードを購入者に或いは再販売者に送信するための送信器を更に含む

好ましくは、認証システムは、購入者コード生成器を更に含み、購入者コード生成器は、購入者の支払手段のための識別番号からの番号を自動的に編集することによって、購入者コードを生成する。

好ましくは、認証システムは、再販売者コード生成器を更に含み、再販売者コード生成器は、再販売者の支払手段のための識別番号からの番号を自動的に編集することによって、再販売者コードを生成する。

好ましくは、認証システムは、製品についての一意的な製造者の製品識別コード（ＭＰＩＣ）を生成するためのＭＰＩＣ生成器を更に含む。

代替的に、ＭＰＩＣは、製造者の既存のシリアル番号であることができる。製造者が既存のコーディングシステムを使用する能力は、本発明の認証システムを実際に実装し得る容易さを向上させる点で有利である。

好ましくは、認証システムは、支払レシートインターフェースを更に含み、使用中、購入者又は再販売者は、支払レシートインターフェースを使用して、認証システムへの支払を行うことができる。

好ましくは、認証システムは、販売インターフェースを更に含み、使用中、小売者は、販売インターフェースを使用して、ＭＰＩＣ及び購入者コードを認証データベースに直接的に提供することができる。

好ましくは、認証システムは、電子販売レシート生成器を更に含む。

好ましくは、認証システムは、購入者のためのユーザアカウントを生成するためのユーザアカウント生成器を更に含む。

好ましくは、認証データベースは、クラウドベースのサーバに配置される。

好ましくは、認証システムは、クラウドベースのサーバに配置される。

好ましくは、再販売プラットフォームは、オンライン販売プラットフォームである。

本発明の第３の実施形態によれば、ユーザアカウントモジュールと、コード生成モジュールと、請求書生成モジュールと、販売リストモジュールと、データベースと、検証済みオンライン小売者ウェブサイトに接続可能であり且つデータ接続部によって販売リストモジュールにリンクされる検証済みオンライン小売者データ分析器と、外部エンティティインターフェースモジュールと、コンピュータプロセッサと、データ接続部によってデータベース及び販売リストモジュールの各々にリンクされる商人支払システムインターフェースと、を含み、商人支払システムインターフェースは、商人支払システムに接続可能である、オンライン取引監視システムが提供される。

好ましくは、オンライン取引監視システムは、ユーザアカウント生成器と小売者注文ポータルとを含むユーザアカウントモジュール、ＰＩＣ生成器とユーザコード生成器とを含むコード生成モジュール、請求書生成器を含む請求書生成モジュール、及び販売リスト生成器と販売リストインターフェースとを含む販売リストモジュールを含む。

好ましくは、オンライン取引監視システムは、販売リストデータ分析器を更に含む。

好ましくは、オンライン取引監視システムは、一意的な製造者の製品識別コードと、一意的な検証済み製品識別コード（ＶＲＰＩＣ）とを含む、データベースを含み、ＶＲＰＩＣは、一意的な検証済み製品を識別する情報を含む。

本発明の第１の実施形態の認証システムの概要を示す概略図である。 本発明の第１の実施形態に従った、製造者の製品識別コード（ＭＰＩＣ）の作成及び割当、元の小売者と最初の購入者との間の取引、ならびに最初の購入者の製品識別コードの作成及び割当を示す概略図である 本発明の第１の実施形態に従った、最初の再販売者の製品識別コードの作成及び割当、オンライン販売プラットフォームを備える販売リストの作成、ならびに後続の購入者の製品識別コード及び後続の再販売者の製品識別コードの後続の販売及び作成を示す概略図である。 本発明の第１の実施形態に従った認証システムの更なる概略図である。 本発明の第２の実施形態の認証システムの概要を示す概略図である。 本発明の第２の実施形態に従った、製造者の製品識別コード（ＭＰＩＣ）の作成及び割当、元の小売者と最初の購入者との間の取引、ならびに最初の購入者の製品識別コードの作成及び割当を示す概略図である。 本発明の第２の実施形態に従った、最初の再販売者の製品識別コードの作成及び割当、オンライン販売プラットフォームを備えた販売リストの作成、ならびに後続の購入者の製品識別コード及び後続の再販売者の製品識別コードの販売及び作成を示す概略図である。 本発明の第２の実施形態に従った認証システムの更なる概略図である。 システムのコンポーネント及びそれらが対話(相互作用)するデータ接続部を示す本発明の第３の実施形態に従った認証システムの概略図である。

本発明の第１の実施形態に従った認証システム１(authentication system)の概略図が、図１、図２、図３及び図４に示されている。認証システム１は、データベース３と、認証システムと対話(相互作用)するエンティティ(実体)に対して遠隔に配置される中央コンピュータ５によって実装されるオペレーティングシステムとを含む。エンティティは、それぞれ、インターフェースを備え、エンティティは、認証システム１による使用のための情報をインターフェースに入力することができ、エンティティは、認証システム１によって生成される情報をインターフェースから受信することができる。インターフェースは、ウェブサイトやアプリで提供されることができる。

本明細書に記載する本発明のこの第１の実施形態は、６つの別個のエンティティと、認証システム１自体とを含む。認証システム１は、真正製品７と関連付けられる取引(トランザクション)の追跡(トラッキング)を、その製造の完了のときから、元の小売者９(original retailer)と最初の購入者１１(initial purchaser)との間の第1の販売取引(first sale transaction)を通じて、再販売インターフェース１６(re-selling interface)によって認証システムにリンクされるオンライン販売プラットフォーム１５(online selling platform)を介した最初の購入者１１による後続の購入者１３(subsequent purchaser)への製品の任意の後続の再販売(subsequent re-sale)に至るまでの、その真正製品７(authentic product)の寿命を通じて、可能にする。

このプロセスは、製造者１(manufacturer)７が製品７を製造することで開始する。製造者１７は、製造の完了後に、別名で製造者のＰＩＣ（又はＭＰＩＣ）１９として知られている一意的な製造者の製品識別コードを、その製品７に割り当てる。製造者のＰＩＣ１９は、認証システム１のコンポーネント部(component part)である製品識別コード生成器２１によって生成される。製造者のＰＩＣ１９は、製品７に特有のものであり、印刷ラベル２３を用いて製品７に貼付される（或いは製品７は刻印されてよく或いはスタンピングされてよい）。

製造者１７は、製品７を元の小売者９に供給し、引き続き、元の小売者９は、最初の購入者１１に製品７の販売を行う。製造者のＰＩＣ１９は、元の小売者の通常の販売機器２５を使用して、取引中にスワイプ又はスキャンされるので、製造者のＰＩＣ１９に含まれる情報は、後続の使用のために電子形式で利用可能となる。取引は、販売された製品７に関する詳細な情報、製造者のＰＩＣ１９、幾つかの数字が編集されたクレジットカード番号のような最初の購入者１１に特有の購入者１１についての一意的な識別情報２９、及び販売された製品が認証システムによって認証された製品であることを示す情報を含む、電子販売レシート２７を作成する。クレジットカード番号からの数字の再編集は、購入者コード生成器３１によって自動的に行われる。この電子販売レシート２７は、認証システム１の一部ではない販売取引データベース、例えば、クラウドサーバに格納された独立したデータベースに自動的に送信される。加えて、電子販売レシート２７は、認証システム１のクラウドベースの認証データベース３に送信される。何故ならば、元の小売者の通常の販売機器２５のソフトウェアは、販売レシート２７が製造者のＰＩＣ１９を有する製品７に関連し、それが認証システム１に関連して販売されていることを認識しているからである。認証システム１は、購入者１１及び製造者のＰＩＣ１９のための一意的な識別情報２９をその認証データベース３に格納することによって、ならびに製品識別コード生成器３５を利用して、最初の購入者のＰＩＣ（ＩＰＰＩＣ）３３と呼ばれる新しいコードを作成することによって応答する。最初の購入者のＰＩＣ３３は、製品７と関連付けられ、製造者のＰＩＣ１９を置換する。次に、製造者のＰＩＣ１９は効力を失い、この記述において後に対処されるように、製品７が贈与又は譲渡されない限り、製品７の寿命中に如何なる後続の取引のためにも使用されない。最初の購入者のＰＩＣ３３は、取引に関連する製造者１７又は元の小売者９に提供されないが、以下に説明されるように、最初の購入者１１に提供されることができる。

最初の購入者１１が、購入した製品７が真正であることを確認したいならば、及び／又は、最初の購入者１１が、製品７を将来販売することを念頭に置いているならば、最初の購入者１１は、例えば、認証システムのウェブサイト３９を介して、或いはより通常は認証システムのアプリ４１を介して、認証システム１上のユーザアカウント３７を開くことによって、認証システム１に積極的に関与することができる。ユーザアカウント３７を作成するために、最初の購入者１１は、彼らのクレジットカードの詳細４５、すなわち、それらを一意的に識別する個人情報を提出する。購入者１１についての一意的な識別情報２９は、認証システム１内の購入者情報データベース４２に格納される。

最初の購入者１１がひとたびユーザアカウント３７を有すると、彼らは要求インターフェース５３を使用することによって最初の購入者のＰＩＣ３３を要求することができる。最初の購入者のＰＩＣ３３を得るために、認証システム１は、最初の購入者のＩＤ情報２９を既に持っている。何故ならば、最初の購入者１１は、認証システム１を使って彼らのユーザアカウント３７を設定するときに、彼らのクレジットカードの詳細４３を提供したからである。一意的な製品情報４５は、認証システム１のコンポーネントである認証器４７(authenticator)の使用によって得られる。認証器４７は、製造者のＰＩＣ１９を分析し、その一意的な製品７を識別する情報を識別する。その情報は、典型的には、一意的なシリアル番号である。認証システム１は、ここで、最初の購入者１１及び製品７の両方に関する第１のセットの情報を有する。認証システム１は、次に、認証データベース３内の電子販売レシート２７に問い合わせて(interrogates)、一意的な製品７についての一致を見出す。一致する販売レシート２７は、購入者１１についての個人識別情報２９も含む。認証器４７に接続された比較器４９(comparator)は、彼らのユーザアカウント３７を設定するときに最初の購入者１１によって認証システム１に直接的に提供されるような、最初の購入者の個人識別情報２９を、最初の小売者９との最初の販売取引の結果として認証データベース３に送られた電子販売レシート２７に含まれるような最初の購入者の個人識別情報２９と比較する。最初の購入者の識別情報２９の２つのセットが一致することが比較により判明するならば、認証システム１は、インターネットのような送信デバイス３０を使用して最初の購入者のＰＩＣ３３を最初の購入者１１に送信する。最初の購入者のＰＩＣ３３は、以下に説明するように、最初の購入者１１が最初の再販売者のＰＩＣ（ＩＲＰＩＣ）５１を引き続き得ることを可能にする。よって、最初の購入者のＰＩＣ３３は、元の取引で使用された最初の購入者１１のための特定のクレジットカード支払システム情報２９を含む。

最初の購入者１１が製品７を販売することを希望すると決定するならば、彼らは最初の再販売者のＰＩＣ５１のための認証システム１に適用する。その場合、最初の購入者１１は、最初の再販売者１１になる。最初の再販売者１１は、彼らの最初の購入者のＰＩＣ３３を認証システム１の要求インターフェース５３に入力する。認証システム１内の認証器４７は、最初の購入者のＰＩＣ３３に含まれる最初の購入者１１についての一意的な識別情報２９を識別し、比較器４９を使用して、それを、認証システム１を持つ最初の購入者のユーザアカウント３７に格納された最初の購入者の識別情報２９と比較する。２セットの購入者識別情報２９が一致し、最初の再販売者１１が料金収集器５０(fee collector)を使用して認証システム１に料金を支払ったならば、認証システム１は、最初の再販売者１１に最初の再販売者のＰＩＣ５１を提供する。次に、最初の再販売者１１は、オンライン販売プラットフォーム１５に関与して、販売のために製品７を宣伝するために、販売リスト生成器５７を使用してリスト５５を作成する。最初の購入者／最初の再販売者１１のみが最初の再販売者のＰＩＣ５１を所有することができ且つ／或いはアクセスを有することができるように、連鎖(チェーン)が、製造者のＰＩＣ１９、最初の購入者のＰＩＣ３３及び最初の再販売者のＰＩＣ５１の間に今や形成される。最初の購入者１１及び最初の再販売者１１は、多くの場合、同一の人／エンティティであるが、認証システム１は、例えば、製品７がギフトとして購入されるならば、彼らが別個のエンティティ又は人々である場合に対処することができる。その状況は、以下に提供されるこの記述の別のセクションで説明される。

オンライン販売プラットフォーム１５の販売リスト生成器５７は、認証システム１の認証器４７と対話する。販売リスト５５の作成中、販売リスト生成器５７は、最初の再販売者１１が最初の再販売者のＰＩＣ５１に入ることを要求する。販売リスト生成器５７は、最初の再販売者のＰＩＣ５１が真正であるかどうかを検証するために、認証システム１と対話し、ＩＲＰＩＣ５１を認証システム１に送る。最初の再販売者の識別情報２９及び一意的な製品情報４５の両方の検証が行われる。最初の再販売者の識別情報２９に関連して、認証システム１内の認証器４７は、ＩＲＰＩＣ５１内に含まれている最初の再販売者１１のための一意的な識別情報２９を識別し、比較器４９を使用して、それを、オンライン販売プラットフォーム１５を持つ最初の再販売者のユーザアカウント５９に格納されている最初の再販売者の識別情報２９と比較する。２つのセットの再販売者の情報２９が同じであるならば、検証の第１段階は完了する。第２段階は、販売リスト５５における製品情報をＩＲＰＩＣ５１における一意的な製品情報４５に対してチェックすることである。製品情報が一致するならば、認証システム１は、ＩＲＰＩＣ５１が真正であることをオンライン販売プラットフォーム１５に通知する。リスト５７は、検証済みリストとなる。すなわち、リスト５７は、販売のために宣伝されているタイプの真正な製品７を以前に購入したエンティティによって作成されたものである。

後続の購入者６１が販売リスト５５を介して製品７について見出されるならば、最初の再販売者１１は、オンライン販売プラットフォーム１５を介して後続の購入者６１との販売を取引する。典型的には、後続の購入者６１は、予め登録されたクレジットカード又はデビットカードを用いて、又はペイパルアカウントのような他の支払形態で、製品７に対して支払う。これは、後続の購入者６１のオンライン販売プラットフォームユーザアカウント６３と既に関連付けられている情報である。オンライン販売プラットフォーム１５は、販売レシート６５を生成する。販売レシート６５は、幾つかの情報、例えば、クレジットカード番号の一部、及び後続の購入者の再販売アカウント情報、例えば、名前、電話番号、及び／又は電子メールアドレス（すなわち、必要な識別基準を満たすのに十分な情報）が編集された、後続の購入者のクレジットカード、デビットカード、又は他の支払方法情報６７を含む。オンライン販売プラットフォーム１５は、販売レシート６５を認証システム１に送ることによって、認証システム１と対話する。認証システム１は、後続の購入者のＰＩＣ（ＳＰＰＩＣ）６９を作成することによって応答する。後続の購入者のＰＩＣ６９は、最初の再販売者のＰＩＣ５１に取って代わり、最初の再販売者のＰＩＣ５１は、使用不能となる。

後続の購入者６１が、認証システム１を持つユーザアカウント７１を有するならば、そのユーザアカウント７１は、後続の購入者のＰＩＣ６９が（他の誰でもなく）後続の購入者６１に自動的に送信されることを可能にするために、後続の購入者のオンライン販売プラットフォームアカウント６３とリンクされることができる。次に、後続の購入者のＰＩＣ６９は、製品７の詳細、取引履歴及び現在の所有者（すなわち、後続の購入者６１）についての個人識別情報６７を有する。後続の購入者のＰＩＣ６９は、オンライン販売プラットフォーム１５を持つ後続の購入者のユーザアカウント６３が、認証システム１を持つ後続のユーザのユーザアカウント７１とリンクされるまで、アクティブにならない。後続の購入者６１が、認証システム１を持つアカウントを有さないならば、後続の購入者のＰＩＣ６９は、例えば、電子販売レシート６５の一部として電子メールを介して、後続の購入者６１に送られる。後続の購入者のＰＩＣ６９は、後続の購入者６１が認証システムアプリ４１をダウンロードし、彼らの認証システムユーザアカウント７１をオンライン販売プラットフォーム１５上の彼らのユーザアカウント６３にリンクするときにのみ、アクティブになる。後続の購入者６１が、オンライン販売プラットフォームアカウント６３にリンクされた認証システム１内にユーザアカウント７１を既に有しているならば、プロセスは単純化される。何故ならば、取引は、後続の購入者の２つのユーザアカウント６３，７１と自動的に関連付けられるからである。後続の購入者のＰＩＣ６９のアクティブバージョンが生成され、認証システム１を使用して後続の購入者６１に発行される。

後続の購入者６１が認証システム１を持つユーザアカウント７１を有さないならば、後続の購入者のＰＩＣ６９の不完全かつ非アクティブなバージョンが、電子販売レシート６５の一部として後続の購入者６１に提供される。後続の購入者のＰＩＣ６９は、後続購入者６１が認証システム１のためのユーザアカウント７１を取得することによって及び彼らの個人識別情報６７を入力することによって、及び／又はその認証システムユーザアカウント７１をオンライン販売プラットフォーム１５のための彼らのユーザアカウント６３にリンクさせることによって、例えば、将来の再販売活動のための使用を可能にするために、完全になり、アクティブにされることができる。

後続の購入者のＰＩＣ６９は、彼らが製品の真正バージョンの正当な所有者であることの検証を後続の購入者６１に提供し、それは後続の購入者６９が後続の再販売者のＰＩＣ７３を引き続き取得することを可能にする。

後続の再販売者のＰＩＣ７３は、最初の再販売者のＰＩＣ５１と同じように使用される。製品７の多数の販売が製品の寿命を通じて行われる一方で、その間ずっと、真正製品７の最初の購入者１１に戻る所有権の連鎖を維持することができる。

最初の購入者１１及び最初の再販売者１１が同じ人でないならば、例えば、最初の購入者１１が別の人のためのギフトとして製品７を購入したならば、製品７の贈与を受けた人は、彼らが、例えば、最初の再販売者のＰＩＣ５１を取得することを希望するならば、認証システム１に関与することができる。最初の購入者１１は、認証システム１を持つユーザアカウント３７を有する必要があり、そのユーザアカウント３７を使用して、彼らは最初の購入者のＰＩＣ３３の生成を容易にする。何故ならば、認証システム１は、製品詳細４５と、個人識別詳細２９とを有するからである。、製品７の贈与を受けた人（以下では譲受人(transferee)と呼ぶ）も、認証システム１を持つユーザアカウントを有する必要があり、彼らは、そのユーザアカウントを通じて、製造者のＰＩＣ１９を認証システム１に入力することによって、製品の移転を要求することができる。次に、認証システム１は、その製品移転が行われたことの確認を最初の購入者１１に求める。

上述した好ましい実施形態において、新製品７の最初の購入は、物理的な店舗、例えば、大通りにある店舗で行われる。代替的に、以下に説明するように、最初の購入は、オンラインストアで行われることができる。

最初の購入者１１は、クレジットカード、又はペイパルのようなオンライン支払システムを使用して、オンラインストアから製品７を購入する。取引は、様々な情報が編集された最初の購入者のクレジットカード又はオンライン支払システムアカウントの詳細２９、及び最初の購入者の連絡先の詳細、例えば、名前、郵便住所、電話番号及び電子メールアドレスを含む、販売レシート２７を生成する。販売レシート２７は、認証システム１に送られ、よって、認証システム１は、支払の詳細、例えば、クレジットカードの詳細を受け取る。最初の購入者のＰＩＣ３３が生成され、最初の購入者１１が認証システム１を持つユーザアカウント３７を有するならば、最初の購入者のＰＩＣ３３は、そのユーザアカウント３７に送られる。最初の購入者のＰＩＣ３３は、認証システム１内のユーザアカウント３７及びオンラインストア内のユーザアカウントがリンクされるまで、アクティブにならない。最初の購入者１１が認証システム１を持つユーザアカウント３７を有さないならば、最初の購入者のＰＩＣ３３は、例えば、電子メールによって、販売レシート２７と共に最初の購入者１１に送られる。最初の購入者のＰＩＣ３３は、最初の購入者１１が認証システム１を持つユーザアカウント３７を開いて、それをオンラインストアユーザアカウントにリンクさせるときに、アクティブになる。最初の購入者１１がオンライン販売プラットフォームアカウントにリンクされた認証システム１内のユーザアカウント３７を既に有しているならば、プロセスは単純化される。何故ならば、取引は、最初の購入者の２つのユーザアカウントと自動的に関連付けられるからである。最初の購入者のＰＩＣ３３のアクティブバージョンが生成され、認証システム１を使用して最初の購入者１１に発行される。

代替的な構成では、最初の購入者１１がアクティブな最初の購入者のＰＩＣを得るために、認証システム１内のユーザアカウント３７とオンラインストア内のユーザアカウントとの間にリンクを作る必要はない。最初の購入者１１が、認証システム１を持つユーザアカウント３７を有さないならば、最初の購入者は、オンラインで製品７を購入し、それを受け取り、引き続き、認証システム１を持つユーザアカウント３７を取得し、ウェブサイト又はアプリ３９，４１を介して製造者のＰＩＣ１９を入力し、次に、ＩＰＰＩＣ３３を取得することができる。

本発明の第２の実施形態に従った認証システム２０１が、図５、図６、図７及び図８に示されている。認証システム２０１は、データベース２０３と、認証システムと対話するエンティティに対して遠隔に配置される中央コンピュータ２０５によって実装されるオペレーティングシステムとを含む。エンティティは、それぞれ、インターフェースを備え、エンティティは、認証システム２０１による使用のための情報をインターフェースに入力することができ、エンティティは、認証システム２０１によって生成される情報をインターフェースから受け取ることができる。インターフェースは、ウェブサイト又はアプリで提供されることができる。

本明細書に記載する本発明の第２の実施形態は、６つの別個のエンティティと、認証システム２０１自体とを含む。認証システム２０１は、真正製品２０７と関連付けられる取引の追跡を、その製造の完了のときから、最初の小売者２０９と最初の購入者２１１との間の最初の販売取引を通じて、再販売インターフェース２１６によって認証システムにリンクされるオンライン販売プラットフォーム２１５を介した後続の購入者２１３への最初の購入者２１１による製品の任意の後続の再販売に至るまでの、その真正製品２０７の寿命を通じて、可能にする。

このプロセスは、製造者２１７が製品２０７を製造することで開始する。製造者２１７は、製造の完了後、製造者のＰＩＣ（又はＭＰＩＣ）２１９という別名としても知られる一意的な製造者製品識別コードをその製品２０７に割り当てる。製造者のＰＩＣ２１９は、認証システム２０１のコンポーネント部である製品識別コード生成器２３５によって生成される。製造者のＰＩＣ２１９は、製品２０７に特有であり、印刷されたラベル２２３を使用して製品２０７に貼付される（又はそれは製品２０７に刻印されよく或いはスタンピングされてよい）。

製造者２１７は、製品２０７を最初の小売者２０９に供給し、引き続き、最初の小売者２０９は、最初の購入者２１１に製品２０７の販売を行う。製造者のＰＩＣ２１９は、元の小売者の通常の販売機器２２５を使用して、取引中にスワイプ又はスキャンされるので、製造者のＰＩＣ２１９に含まれる情報は、後続の使用のために電子形態で利用可能になる。この取引は、販売された製品２０７についての詳細情報、製造者のＰＩＣ２１９、幾つかの数字が編集された彼らのクレジットカード番号のような、最初の購入者２１１に特有の購入者２１１についての一意的な識別情報２２９、及び販売された製品が認証システムによって認証された製品であることを述べる情報を含む、電子販売レシート２２７を作成する。クレジットカード番号からの数字の編集及び暗号化は、購入者コード生成器２３１によって自動的に行われる。この電子販売レシート２２７は、認証システム２０１の一部ではない販売取引データベース、例えば、クラウドサーバに格納された独立データベースに自動的に送信される。加えて、電子販売レシート２２７は、認証システム２０１のクラウドベースの認証データベース２０３に送信される。何故ならば、元の小売者の通常の販売機器２２５のソフトウェアは、販売レシート２２７が製造者のＰＩＣ２１９を備えた製品２０７に関連すること、及び製品が認証システム２０１に関連して販売されていることを認識しているからである。認証システム２０１は、製造者のＰＩＣ２１９及び購入者２１１についての一意的な識別情報２２９をその認証データベース２０３に格納することによってならびに製品識別コード生成器２３５を利用して最初の購入者のＰＩＣ（ＩＰＰＩＣ）２３３と呼ぶ新しいコードを作成することによって応答する。最初の購入者のＰＩＣ２３３は、製品２０７と関連付けられ、製造者のＰＩＣ２１９に取って代わる。次に、製造者のＰＩＣ２１９は効力を失い、後述するように、製品２０７が贈与又は譲渡されない限り、それは製品２０７の寿命中に如何なる後続の取引のためにも使用されない。最初の購入者のＰＩＣ２３３は、製造者２１７に提供されず、或いは取引と関連付けられる最初の小売者２０９に提供されないが、最初の購入者のＰＩＣ２３３は、以下に説明するように、最初の購入者２１１に提供されることができる。

最初の購入者２１１が、購入製品２０７が真正であるのを検証することを望むならば、及び／又は最初の購入者２１１が、将来製品２０７を販売することを念頭に置いているならば、最初の購入者２１１は、例えば、認証システムのウェブサイト２３９を介して、或いはより一般的には、認証システムのアプリ２４１を介して、認証システム２０１上でユーザアカウント２３７を開くことによって、認証システム２０１に積極的に関与することができる。ユーザアカウント２３７を作成するために、最初の購入者２１１は、彼らのクレジットカードの詳細２４５、すなわち、彼らを一意的に識別する個人情報を提出する。購入者２１１についての一意的な識別情報２２９は、認証システム２０１内の購入者情報データベース２４２に格納される。

最初の購入者２１１がひとたびユーザアカウント２３７を有すると、彼らは要求インターフェース２５３を使用することによって最初の購入者のＰＩＣ２３３を要求することができる。最初の購入者のＰＩＣ２３３を得るために、認証システム２０１は、最初の購入者のＩＤ情報２２９を既に有している。何故ならば、最初の購入者２１１は、認証システム２０１で彼らのユーザアカウント２３７をセットアップするときに、彼らのクレジットカードの詳細２４３を提供したからである。一意的な製品情報２４５は、認証システム２０１のコンポーネントである認証器２４７の使用によって得られる。認証器２４７は、製造者のＰＩＣ２１９を分析し、その一意的な製品２０７を識別する情報を識別する。その情報は、典型的には、一意的なシリアル番号である。認証システム２０１は、今や、最初の購入者２１１及び製品２０７の両方に関する第１のセットの情報を有する。認証システム２０１は、次に、認証データベース２０３内の電子販売レシート２２７に問い合わせて、一意的な製品２０７についての一致を見出す。一致した販売レシート２２７は、購入者２１１についての個人識別情報２２９も含む。認証器２４７に接続された比較器２４９は、ユーザアカウント２３７を設定するときに最初の購入者２１１によって認証システム２０１に直接的に提供されるような、最初の購入者の個人識別情報２２９を、元の小売者２０９との最初の販売取引の結果として認証データベース２０３に送られた電子販売レシート２２７内に含まれるような、最初の購入者の個人識別情報２２９と比較する。２つのセットの最初の購入者の識別情報２２９が一致することが比較により判明するならば、認証システム２０１は、インターネットのような送信デバイス２３０を使用して、最初の購入者のＰＩＣ２３３を最初の購入者２１１に送信する。最初の購入者のＰＩＣ２３３は、以下に説明するように、最初の購入者２１１が最初の再販売者のＰＩＣ（ＩＲＰＩＣ）２５１を引き続き取得することを可能にする。よって、最初の購入者のＰＩＣ２３３は、元の取引で使用された最初の購入者２１１についての特定のクレジットカード支払システム情報２２９を含む。

最初の購入者２１１が、彼らの製品２０７を販売することを希望すると決定するならば、彼らは、最初の再販売者のＰＩＣ２５１のために認証システム２０１に適用する。次に、最初の購入者２１１は、最初の再販売者２１１となる。最初の再販売者２１１は、彼らの最初の購入者のＰＩＣ２３３を認証システム２０１の要求インターフェース２５３に入力する。認証システム２０１における認証器２４７は、最初の購入者のＰＩＣ２３３に含まれる最初の購入者２１１についての一意的な識別情報２２９を識別し、比較器２４９を使用して、それを、認証システム２０１を持つ最初の購入者のユーザアカウント２３７に格納される最初の購入者の識別情報２２９と比較する。２つのセットの購入者識別情報２２９が一致し、最初の再販売者２１１が料金収集器２５０を使用して認証システム２０１に料金を支払ったならば、認証システム２０１は、最初の再販売者２１１に最初の再販売者のＰＩＣ２５１を非アクティブ形態で提供する。次に、最初の再販売者２１１は、販売のために製品２０７を宣伝するために、販売リスト生成器２５７を使用してリスト２５５を作成することを意図して、オンライン販売プラットフォーム２１５に関与することができる。しかしながら、最初の再販売者のＰＩＣ２５１をアクティブ化しないでリストを作成することはできない。最初の再販売者のＰＩＣ２５１がアクティブになるために、最初の再販売者２１１に属する認証システム２０１上のユーザアカウント２３７は、最初の再販売者２１１がオンライン販売プラットフォーム２１５上に有するユーザアカウント２６２にリンクされなければならない。認証システム２０１は、オンライン販売プラットフォーム２１５と対話して、最初の再販売者２１１がオンライン販売プラットフォーム２１５を通じて行った活動(アクティビティ)を問い合わせる。問い合わせは、認証システム２０１の一部を形成するデータ分析器２６０によって行われる。データ分析器２６０は、オンライン販売プラットフォーム２１５に要求を送り、オンライン販売プラットフォーム２１５は、販売された製品のタイプ、販売された製品の量、及び販売の場所のような、最初の再販売者の活動に関する情報を提供する。データ分析器２６０は、その情報を分析し、その情報の内容に基づいて決定を行う。データ分析器２６０は、その決定を製品識別コード生成器２３５に通信し、最初の再販売者２１１に属する認証システム２０１上のユーザアカウント２３７に通信する。その活動がデータ分析器２６０によって受け入れ可能であるとみなされるならば、製品識別コード生成器は、最初の再販売者のＰＩＣ２５１をアクティブ化させる。活動が受け入れ可能でないみなされるならば、最初の再販売者のＰＩＣ２５１は、アクティブ化されない。最初の再販売者のＰＩＣ２５１がアクティブ化されないならば、製品識別コード生成器２３５は、最初の再販売者のＰＩＣ２５１及び／又は最初の購入者のＰＩＣ２３３を、最初の再販売者２１１に属する認証システム２０１上のユーザアカウント２３７から削除する。最初の再販売者のＰＩＣ２５１が製品識別コード生成器２３５によってアクティブ化されるならば、そのアクティブな再販売者のＰＩＣ２５１は、オンライン販売プラットフォーム２１５上のリスト２５５の最初の再販売者２１１による作成を容易にする。最初の購入者／最初の再販売者１１のみが最初の再販売者のＰＩＣ２５１を所有することができ、且つ／或いは最初の再販売者のＰＩＣ２５１へのアクセスを有することができるように、連鎖が、製造者のＰＩＣ２１９、最初の購入者のＰＩＣ２３３、及び最初の再販売者のＰＩＣ２５１の間に今や形成される。最初の購入者２１１及び最初の再販売者２１１は、多くの場合に、同じ人／エンティティであるが、認証システム２０１は、例えば、製品２０７がギフトとして購入されたならば、彼らが別個のエンティティ又は人々であるインスタンスに対処することができる。その状況は、以下に提供されるこの記述の別個のセクションで説明される。

オンライン販売プラットフォーム２１５の販売リスト生成器２５７は、認証システム２０１の認証器２４７と対話する。販売リスト２５５の作成中、販売リスト生成器２５７は、最初の再販売者２１１が彼らの最初の再販売者のＰＩＣ２５１に入ることを要求する。販売リスト生成器２５７は、最初の再販売者のＰＩＣ２５１が真正であるかどうかを検証するために、認証システム２０１と対話し、ＩＲＰＩＣ２５１を認証システム２０１に送る。検証は、最初の再販売者の識別情報２２９及び一意的な製品情報２４５の両方に行われる。最初の再販売者の識別情報２２９に関連して、認証システム２０１における認証器２４７は、ＩＲＰＩＣ２５１に含まれる最初の再販売者についての一意的な認証情報２２９を識別し、比較器２４９を使用して、それを、オンライン販売プラットフォーム２１５を持つ最初の再販売者のユーザアカウント２５９に格納される最初の再販売者の識別情報２２９と比較する。２つのセットの再販売者の情報２２９が同じであるならば、検証の第１段階は完了する。第２段階は、売上リスト２５５内の製品情報を、ＩＲＰＩＣ２５１内の一意的な製品情報２４５に対してチェックすることである。製品情報が一致するならば、認証システム２０１は、ＩＲＰＩＣ２５１が真正であることをオンライン販売プラットフォーム２１５に通知する。リスト２５７は、検証済みリストとなる。すなわち、リスト２５７は、販売のために宣伝されるタイプの真正製品２０７を以前に購入したエンティティによって作成されたものである。

後続の購入者２６１が、販売リスト２５５を介して製品２０７について見出されるならば、最初の再販売者２１１は、オンライン販売プラットフォーム２１５を介して、後続の購入者２６１と販売を取引する。典型的には、後続の購入者２６１は、予め登録されたクレジットカード又はデビットカードを使用して、或いはペイパルアカウントのような他の形態の支払いで、製品２０７に対して支払う。これは、後続の購入者２６１のオンライン販売プラットフォームユーザアカウント２６３と既に関連付けられている情報である。オンライン販売プラットフォーム２１５は、販売レシート２６５を生成する。販売レシート２６５は、幾つかの情報、例えば、クレジットカード番号の一部、及び後続の購入者の再販売アカウント情報、例えば、名前、電話番号及び／又は電子メールアドレス（すなわち、必要な識別基準を満たすのに十分な情報）が編集された、後続の購入者のクレジットカード、デビットカード、又は他の支払方法情報２６７を含む。オンライン販売プラットフォーム２１５は、販売レシート２６５を認証システム２０１に送ることによって、認証システム２０１と対話する。認証システム２０１は、後続の購入者のＰＩＣ（ＳＰＰＩＣ）２６９を作成することによって応答する。後続の購入者のＰＩＣ２６９は、最初の再販売者のＰＩＣ２５１に取って代わり、最初の再販売者のＰＩＣ２５１は効力を失う。

後続の購入者２６１が認証システム２０１を持つユーザアカウント２７１を有するならば、そのユーザアカウント２７１は、後続の購入者のオンライン販売プラットフォームアカウント２６３にリンクされて、後続の購入者のＰＩＣ２６９が（他の誰にでもなく）後続の購入者２６１に自動的に送られることを可能にする。次に、後続の購入者のＰＩＣ２６９は、製品２０７の詳細、取引履歴及び現在の所有者（すなわち、後続の購入者２６１）についての個人識別情報２６７を有する。後続の購入者のＰＩＣ２６９は、オンライン販売プラットフォーム２１５を持つ後続の購入者のユーザアカウント２６３が認証システム２０１を持つ後続のユーザのユーザアカウント２７１にリンクされるまで、アクティブにならない。後続の購入者２６１が認証システム２０１を持つアカウントを有さないならば、後続の購入者のＰＩＣ２６９は、例えば、電子販売レシート２６５の一部として電子メールを介して、後続の購入者２６１に送られる。後続の購入者のＰＩＣ２６９は、後続の購入者２６１が認証システムアプリ２４１をダウンロードし、彼らの認証システムユーザアカウント２７１をオンライン販売プラットフォーム２１５上の彼らのユーザアカウント２６３にリンクしたときにのみ、アクティブになる。後続の購入者２６１が、彼らのオンライン販売プラットフォームアカウント２６３にリンクされる認証システム２０１にユーザアカウント２７１を既に有しているならば、プロセスは単純化される。何故ならば、取引は、後続の購入者の２つのユーザアカウント２６３，２７１と自動的に関連付けられるからである。後続の購入者のＰＩＣ２６９のアクティブバージョンが生成され、認証システム２０１を使用して後続の購入者２６１に発行される。

後続の購入者２６１が認証システム２０１を持つユーザアカウント２７１を有さないならば、後続の購入者のＰＩＣ２６９の不完全かつ非アクティブなバージョンが、電子販売レシート２６５の一部として後続の購入者２６１に提供される。後続の購入者のＰＩＣ２６９は、例えば、将来の再販売活動のための使用を可能にするために、後続の購入者２６１が認証システム２０１のためのユーザアカウント２７１を取得することによって、彼らの個人識別情報２６７を入力することによって、且つ／或いはその認証システムユーザアカウント２７１をオンライン販売プラットフォーム１５のための彼らのユーザアカウント２２６３にリンクさせることによって、完成され且つアクティブにされ得る。

後続の購入者のＰＩＣ２６９は、後続の購入者２６１に、彼らが製品の真正バージョンの正当な所有者であることの検証を提供し、それは後続の購入者２６９が後続の再購入者のＰＩＣ２７３を引き続き取得することを可能にする。

後続の再販売者のＰＩＣ２７３は、製品２０７の多数の販売が製品の寿命を通して起こり得る一方で、真正な製品２０７の最初の購入者２１１に戻る所有権の連鎖を常に維持することができるように、最初の再販売者のＰＩＣ２５１と同じように使用される。

最初の購入者２１１及び最初の再販売者２１１が同じ人ではないならば、例えば、最初の購入者２１１が別の人のためのギフトとして製品２０７を購入したならば、製品２０７の贈与を受けた人は、彼らが、例えば、最初の再販売者のＰＩＣ２５１を取得することを望むならば、認証システム２０１に関与することができる。最初の購入者２１１は、認証システム２０１を持つユーザアカウント２３７を有することが必要であり、そのユーザアカウント２３７を使用して、それらは最初の購入者のＰＩＣ２３３の生成を容易にする。何故ならば、認証システム２０１は、製品詳細２４５及び個人識別詳細２２９を有するからである。製品２０７の贈与を受けた人（今後は譲受人と呼ぶ）は、認証システム２０１を持つユーザアカウントを有することを必要とし、彼らは、そのユーザアカウントを通じて、製造者のＰＩＣ２１９を認証システム２０１に入力することによって、製品の移転を要求することができる。次に、認証システム２０１は、製品の移転が行われたことを確認するように最初の購入者２１１に求める。

上述の好ましい実施形態において、新製品２０７の最初の購入は、物理的な店舗、例えば、大通りにある店舗で行われる。代替的に、以下に説明するように、最初の購入は、オンラインストアで行われることもできる。

最初の購入者２１１は、クレジットカード又はペイパルのようなオンライン支払システムを使用して、オンラインストアから製品２０７を購入する。この取引は、様々な情報が編集された最初の購入者のクレジットカード又はオンライン支払システムアカウント詳細２２９と、最初の購入者の連絡先詳細、例えば、名前、郵便住所、電話番号及び電子メールアドレスとを含む、販売レシート２２７を生成する。販売レシート２２７は、認証システム２０１に送られ、よって、認証システム２０１は、支払い詳細、例えば、クレジットカード詳細を受け取る。最初の購入者のＰＩＣ２３３が生成され、最初の購入者２１１が認証システム２０１を持つユーザアカウント２３７を有するならば、最初の購入者のＰＩＣ２３３は、そのユーザアカウント２３７に送られる。最初の購入者のＰＩＣ２３３は、認証システム２０１におけるユーザアカウント２３７及びオンラインストアにおけるユーザアカウントがリンクされるまで、アクティブにならない。最初の購入者２１１が認証システム２０１を持つユーザアカウント２３７を有さないならば、最初の購入者のＰＩＣ２３３は、例えば、電子メールによって、販売レシート２２７と共に最初の購入者２１１に送られる。最初の購入者のＰＩＣ２３３は、最初の購入者２１１が認証システム２０１を持つユーザアカウント２３７を開いて、それをオンラインストアユーザアカウントにリンクさせるときに、アクティブになる。最初の購入者２１１が、彼らのオンライン販売プラットフォームアカウントにリンクされた認証システム２０１内にユーザアカウント２３７を既に有しているならば、プロセスは単純化される。何故ならば、取引は、最初の購入者の２つのユーザアカウントに自動的に関連付けられるからである。最初の購入者のＰＩＣ２３３のアクティブバージョンが生成され、認証システム２０１を使用して最初の購入者２１１に発行される。

代替的な構成では、最初の購入者２１１がアクティブな最初の購入者のＰＩＣを得るために、認証システム２０１内のユーザアカウント２３７とオンラインストア内のユーザアカウントとの間にリンクが作られる必要はない。最初の購入者２１１が、認証システム２０１を持つユーザアカウント２３７を有さないならば、最初の購入者は、製品２０７をオンラインで購入し、それを受け取り、引き続き、認証システム２０１を持つユーザアカウント２３７を取得し、ウェブサイト又はアプリ２３９，２４１を介して製造者のＰＩＣ２１９を入力し、次に、ＩＰＰＩＣ２３３を取得することができる。

本発明の第３の実施形態に従った認証システム３０１が図９に示されている。それは、ユーザアカウントモジュール３０３、コード生成モジュール３０５、請求書生成モジュール３０７、販売リストモジュール３０９、クラウドデータベース３１１、検証済みオンライン小売者データ分析器３１３及び販売リストデータ分析器３１５を含む。認証システム３０１は、製造者３１９、検証済みオンライン小売者３２１、オンライン購入者３２３及び商人支払システム３２５(merchant payment system)と対話するように設計された、ウェブサイト又はアプリ上に設けられた外部エンティティインターフェースモジュール３１７も有する。認証システム３０１の様々なコンポーネントの動作を容易にするために、コンピュータプロセッサ３２６が提供される。

ユーザアカウントモジュール３０３は、ユーザアカウント生成器と、小売者注文ポータル３２９とを有する。ユーザアカウントは、ユーザアカウントモジュール３０３内に格納される。ユーザアカウントは、製品注文カタログ３３０のような追加的な情報を含むことがある。

コード生成モジュール３０５は、製品情報コード生成器、又はＰＩＣ生成器３３１、及びユーザコード生成器３３３を有する。

請求書生成モジュール３０７は、請求書生成器３３５を有する。請求書生成器３３５によって生成される請求書は、ユーザアカウントモジュール３０３内のユーザアカウントに格納される。

販売リストモジュール３０９は、販売リスト作成生成器３３７と、販売リストインターフェース３３９とを含む。

データ接続部が、データベース３１１とユーザアカウントモジュール３０３、コード生成モジュール３０５及び請求書生成モジュール３０７との間に設けられるので、データベース３１１は、モジュール３０３、３０５、３０７及び３０９の各々から情報を受け取り、その情報を格納することができる。

モジュール３０３、３０５、３０７及び３０９は、後述するように、モジュールが互いに通信することを可能にするデータ接続部と相互接続される。データ接続部は、モジュール３０３、３０５、３０７及び３０９と、外部エンティティインターフェース３１７と、製造者３１９、検証済みオンライン小売者３２１及び商人支払システム３２５のための商人支払システムインターフェース３５９との間にも提供される。商人支払システムインターフェース３２９は、データ接続部によって販売リストモジュール３０９及びデータベース３１１の各々にリンクされる。

製造された製品３４１に関する認証システム３０１の実装は、製品３４１の製造時点からオンライン購入者３２３への製品の販売まで、以下に記載される。

製造者３１９は、製品３４１を製造し、認証システム３０１を使用してその製品をオンライン小売者３２１に販売することを希望する。オンライン小売者は、次に、同様に認証システム３０１を使用することによって、製品をオンライン購入者３２３に販売する。

認証システム３０１を利用するために、製造者３１９は、外部エンティティインターフェース３１７を介して製造者ユーザアカウント３４３を要求する。外部エンティティインターフェース３１７は、その要求をユーザアカウントモジュール３０３に送り、ユーザアカウントモジュール３０３は、認証システム３０１内に製造者ユーザアカウント３４３を作成する。

ユーザアカウント３４３は、製造者３１９が製造者の製品識別コード、又は製品３４１についてのＭＰＩＣ３４５を要求することを容易にする。ユーザアカウントモジュール３０３は、要求をコード生成モジュール３０５に送り、コード生成モジュール３０５は、ＭＰＩＣを生成するようにＰＩＣ生成器３３１に指示する。コード生成モジュール３０５は、ＭＰＩＣ３４５をユーザアカウントモジュール３０３に送り、そこから、それは製造者ユーザアカウント３４５を介して製造者３１９に通信される。コード生成モジュール３０５は、それが将来の使用のために格納されるデータベース３１１にもＭＰＩＣ３４５を送る。今や、製品３４１は、検証済み製品３４７、すなわち、製造者３１９の真正製品であることが認証システム３０１によって検証された製品となる。製造者３１９は、今や、認証システム３０１を使用して、製品注文カタログ３３０を介した任意の検証済みオンライン小売者３２１への販売のために検証済み製品３４７を列挙することができる。各々個々の検証済み製品３４７は、一意的なＭＰＩＣ３４５を有する。検証済み製品３４７は、例えば、１００又は１０００の数量で作られる可能性が高い。非常に長くて扱いにくいカタログ３３０を生成する製品注文カタログ３３０内で検証済み製品３４７の各々を別々にリストすることを避けるために、各製品タイプが製品リスト番号３４４によって識別される。製造者３１９が同じ製品３４１のバッチを作るならば、バッチ内の製品３４１の各々についての一意的なＭＰＩＣ３４５の要求が行われることができる。

検証済みオンライン小売者３２１は、認証システム３０１内に検証済みオンライン小売者ユーザアカウント３４９を有する任意のオンライン小売者である。検証済みオンライン小売者ユーザアカウント３４９を得るために、オンライン小売者は、外部エンティティインターフェース３１７を介して検証済みオンライン小売者ユーザアカウント３４３を要求する。オンライン小売者は、彼らの一意的な識別情報、例えば、彼らの会社登録情報、及び製造者３１９からの製品３４１の購入に対して支払うために使用する支払システムのためのアカウント情報を提出する。その一意的な識別情報は、外部エンティティインターフェース３１７からコード生成モジュール３０５に渡される。コード生成モジュール３０５は、ユーザコード生成器３３３が、彼らの一意的な識別情報の編集バージョン又は暗号化バージョンのいずれかである、検証済みオンライン小売者３２１のためのユーザコード３５１を作成することを要求する。次に、コード生成モジュール３０５は、そのコードをユーザアカウントモジュール３０３に送る。外部エンティティインターフェース３１７は、オンライン小売者の要求をユーザアカウントモジュール３０３にも送り、次に、ユーザアカウントモジュール３０３は、その要求及びユーザコード３５１の存在に基づいて、認証システム３０１内に検証済みオンライン小売者ユーザアカウント３４３を作成する。検証済みオンライン小売者３２１には、データベース３１１に格納される検証済みオンライン小売者アカウント番号３４９が提供される。

検証済みのオンライン小売者ユーザアカウント３４９の作成は、検証済みオンライン小売者ウェブサイト３５２が、販売リストモジュール３０９及び認証システム３０１の検証済みオンラインデータ分析器３１３の両方にリンクされることを可能にする。

製品注文カタログ３３０は、検証済みオンライン小売者ユーザアカウント３４９内に提供される。検証済みオンライン小売者３２１は、カタログ３３０内の検証済み製品３４７を選択し、小売者注文ポータル３２９を介して発注する。ユーザアカウントモジュール３０３は、その注文及び製品リスト番号３４４を、検証済みオンライン小売者アカウント番号３４９と共に、製造者ユーザアカウント３４３を介して、製造者３１９に中継する。製造者３１９は、注文ポータル３２９に送られた暗号化された注文確認要求を介して、ユーザアカウントモジュール３０３への注文を確認し、ユーザアカウントモジュール３０３は、請求書の生成について請求書生成モジュール３０７に要求を送る。請求書生成器３３５は、注文がただ１つの製品についてのものであるか或いは複数の製品についてのものであるかに依存して、製品リスト番号３４４をデータベース３１１内の１つ以上のＭＰＩＣ３４５と一致させ、注文日、検証済オンライン小売者３２１に対する支払情報、又はユーザコード３５１のみ、及び１つ以上のＭＰＩＣ３４５のような、注文に関連する全ての情報を含む、検証済みオンライン小売者請求書番号３５５を有する請求書３５４を生成する。検証済みオンライン小売者請求書番号３５５は、編集又は暗号化された形態の請求書を含む。これは、認証システム３０１が解放したい情報のみを解放し、ＭＰＩＣ３４５のような他の情報を秘密に保持することを可能にする。小売者注文ポータル３２９は、検証済みオンライン小売者３２１が注文の最終確認を行うことができるように、検証済みオンライン小売者３２１のユーザアカウント３４９を介して、検証済みオンライン小売者３２１に最終確認要求を送る。最終確認要求は、請求書３５４と、確認済みオンライン小売者請求書番号３５５を含む。最終確認要求は、検証済みオンライン小売者３２１の携帯電話又は電子メールアカウントに送られるコードの形式にある。次に、検証済みオンライン小売者３２１は、検証済みオンライン小売者ユーザアカウント３４９を介して、そのコードを請求書生成モジュール３０７に提出し、それにより、取引が行われたことが確認される。

取引の確認を受領後、認証システム３０１は、次に、検証済み小売者の製品識別コード、又はＶＲＰＩＣ３５７を作成するために使用される。取引が同じタイプの複数の製品に関連するならば、一意的なＶＲＰＩＣ３５７が、それらの製品の各々について作成される。

第1のインスタンスにおいて、ＶＲＰＩＣ３５７は、非アクティブ形式で作成される。請求書生成モジュール３０７は、ＰＩＣ発生器３３１に指示して、ＶＲＰＩＣ３５７を作成させる。ＰＩＣ生成器３３１は、検証済みオンライン小売者請求書番号３５５を検証済みオンライン小売者口座番号３４９と組み合わせることによって、非アクティブＶＲＰＩＣ３５７を生成する。従って、ＶＲＰＩＣ３５７は、特定の検証済みオンライン小売者３２１に特有である。コード生成モジュール３０５は、非アクティブＶＲＰＩＣ３５７をデータベース３１１内に保存し得るように、データベース３１１と通信する。ユーザアカウントモジュール３０３は、検証要求を検証済みオンライン小売者３２１の携帯電話又は電子メールアカウントに送る。次に、検証済みオンライン小売者３２１は、彼らの検証済みオンライン小売者ユーザアカウント３４９を介して、そのコードをユーザアカウントモジュール３０５に提出する。次に、ユーザアカウントモジュール３０５は、コード生成モジュール３０５に指令して、ＶＲＰＩＣ３５７を販売リストモジュール３０９に送らせる。

検証済みオンライン小売者３２１は、今や、検証済み製品３４７を有し、彼らは、彼らの検証済みオンライン小売者のウェブサイト３５２に販売のためにリストすることを希望する。認証システム３０１を介して検証済み製品３４７を販売のためにリストするために、検証済みオンライン小売者３２１は、彼らの検証済みオンライン小売者ユーザアカウント３４９を介してリスト要求を行う。ユーザアカウントモジュール３０３は、販売リストを販売リストモジュール３０９に通信する。販売リストモジュール３０９は、検証済み製品３４７についてのアクティブなオンライン販売リストがあることを今や気付かされており、よって、ＶＲＰＩＣ３５７をアクティブ化させる。

アクティブな販売リストは、販売リストモジュール３０９によって検証済みオンライン小売者データ分析器３１３にも通信される。次に、検証済みオンライン小売者データ分析器３１３は、検証済みオンライン小売者３２１が、その製品がＶＲＰＩＣ３５７を有さない製造者３１９によって製造された他の製品のいずれかの販売リストを有しているかどうかをチェックする。

検証済みオンライン小売者ウェブサイト３５２を介した検証済み製品３４７の販売は、オンライン購入者３２３が検証済み製品３４７を彼らのカートに追加したときに或いはオンライン購入者３２３が彼らの支払いを確認したときに開始される。販売リストモジュール３０９は、取引の開始を気付かされている。何故ならば、それは検証済みオンライン小売者ウェブサイト３５２に接続されているからである。次に、販売リストモジュール３０９は、商人支払インターフェース３５９を介した取引について商人支払システム３２５に通知する。

販売リストモジュール３０９は、検証済み製品３４７についてのＶＲＰＩＣ３５７を商人支払システムインターフェース３５９に送る。商人支払システムインターフェース３５９は、商人支払システム３２５が指示を受け取っていることを商人支払システムに警告する。この指示は、オンライン購入者３２３と検証済みオンライン小売者ウェブサイト３５２との間の取引を処理する商人支払システム３２５に先立って送られる。商人支払システムインターフェース３５９を介して販売リストモジュール３０９から商人支払システム３２５に提供される情報は、商人支払システム３２５が、検証済みオンライン小売者ウェブサイト３５２を使用している検証済みオンライン小売者３２１の身元(identity)を知ることを可能にする。販売リストモジュール３０９からの情報は、検証済みオンライン小売者ウェブサイト３５２のＩＰアドレスを含むことができる。商人支払システムインターフェース３５９は、データベース３１１に問い合わせて、検証済み製品３４７のためのＶＲＰＩＣ３５７がデータベース３１１内に存在するかどうかを調べる。ＶＲＰＩＣ３５７がデータベース３１１に存在するならば、商人支払システムインターフェース３５９は、商人支払システム３２５に指令して取引を許可させ、ＶＲＰＩＣ３５７は、データベース３１１から除去される。ＶＲＰＩＣ３５７がデータベース３１１に存在しないならば、商人支払システムインターフェース３２９は、これが当て嵌まらないことを商人支払システム３２５に通知する。次に、商人支払システム３２５は、取引を阻止又は一時停止するか、或いは製品３４１の真正性が検証し得ないことをオンライン購入者３２３に通知する。

オンライン販売の一般的なデータ分析は、その販売リストデータ分析器３１５を使用して認証システム３０１によって行われることができる。販売リストデータ分析器３１５は、それらの小売者が認証システム３０１によって検証されているかどうかにかかわらず、オンライン小売者のオンライン販売プラットフォームを分析する。認証システム３０１は、データ分析器に指令して、多数のインジケータを使用して、製造者の製品の製品販売リストを探させる。販売リストデータ分析器３１５が販売のための製造者の製品を識別するならば、それは認証システム３０１に通知し、オンライン販売者を識別するためにインジケータ及び情報を送る。これは特定の製品販売リストの識別を可能にする。認証システム３０１は、インジケータ(indicators)をデータベース３１１に格納し、商人支払システム３２５に通知するので、商人支払システム３２５は、オンライン販売者が偽造品を販売している場合があることに気付いている。取引がオンライン小売者と開始されるならば、データ分析器は、取引を分析し、検証されていない製品リストデータベースに格納されているのと同じタイプのインジケータを探す。いずれかのインジケータが販売リストデータ分析器３１５によって識別されるならば、それらは認証システム３０１内の比較器３６１に渡される。比較器３６１は、販売リストデータ分析器１５からのインジケータをデータベース３１１に格納されたインジケータと比較する。データベース３１１内のインジケータとの一致があるならば、認証システム３０１は、オンライン販売者からＶＲＰＩＣ３５７を要求するよう商人支払システム３２５に求める。オンライン販売者がＶＲＰＩＣ３５７を供給し得ないならば、商人支払システム３２５は、取引を阻止又は一時停止するか、或いは製品３４１の真正性を検証し得ないことをオンライン購入者３２３に通知する。

Claims (19)

1. 認証システムであって、
   （ａ）複数の製品のうちの一意的な製品を識別する情報を含む一意的な製造者の製品識別コード（ＭＰＩＣ）と、
   （ｂ）複数の購入者の個々の購入者を識別する情報を含む一意的な購入者コードであって、前記情報は、前記個々の購入者の支払モードに関する、一意的な購入者コードと、
   （ｃ）一意的な組み合わせコードを生成するための組み合わせコード生成器と、
   （ｄ）一意的な製品を識別する製品情報を受信して格納するための並びに一意的な購入者コードを受信して格納するための認証データベースであって、前記製品情報及び前記一意的な購入者コードの両方は、一意的な製品の販売と関連付けられ、販売レシートに記録される、認証データベースと、
   （ｅ）一意的な組み合わせコード要求インターフェースと、
   （ｆ）購入者の支払モードに関連する前記一意的な購入者コードを受信して格納するための購入者コードデータベースと、
   （ｇ）一意的な組み合わせコードのための要求を認証するための認証器であって、認証器は、複数の購入者の個々の購入者によって購入される複数の製品の個々の製品と関連付けられる前記ＭＰＩＣからの情報と前記個々の購入者の前記購入者コードからの情報とを含む一意的な組み合わせコードについての購入者からの要求を認証することができ、前記一意的な組み合わせコードは、最初の購入者の製品識別コード（ＩＰＰＩＣ）として知られており、前記認証器は、前記認証データベースに、前記組み合わせコード要求インターフェースに並びに前記購入者コードデータベースに接続されており、比較器を含み、ＩＰＰＩＣについての要求を認証するために、前記比較器は、販売レシート内に含まれる製品コードとの一致を見出し、それによって、関連する製品を識別するために、前記購入者によって提供される前記ＭＰＩＣ内の情報を、前記コード要求インターフェースを介して、前記認証データベース内に格納されるような前記販売レシートと関連付けられる前記製品情報と比較し、次に、前記比較器は、その販売レシートについての前記購入者コードを、前記購入者コードデータベース内に含まれるような前記購入者についての前記購入者コード要素と比較する、認証器と、
   （ｈ）前記比較器が、前記販売レシートについての前記購入者コードが、前記ＩＰＰＩＣについての前記要求を行う前記購入者についての前記購入者コードと一致することを見出すならば、前記組み合わせコード生成器は、前記ＩＰＰＩＣを生成し、当該認証システムは、前記ＩＰＰＩＣを前記購入者に発行する、
   認証システム。
2. 前記認証器は、前記一意的な組み合わせコード要求インターフェースを介して行われる最初の再販売者の製品識別コード（ＩＲＰＩＣ）についての購入者からの要求を認証することができ、前記購入者は、前記関連する製品についての前記ＩＰＰＩＣを、前記一意的な組み合わせコード要求インターフェース内に入力し、前記ＩＲＰＩＣについての前記要求を認証するために、前記比較器は、前記ＩＰＰＩＣ内の前記購入者コードを、前記購入者コードデータベース内に格納される前記購入者についての前記購入者コードと比較し、前記ＩＰＰＩＣ内の前記購入者コード及び前記購入者コードデータベース内の前記購入者コードが一致するならば、前記組み合わせコード生成器は、前記ＩＲＰＩＣを生成し、当該認証システムは、前記ＩＲＰＩＣを前記購入者に発行する、請求項１に記載の認証システム。
3. （ａ）再販売プラットフォームと対話するための再販売インターフェースを更に含み、
   前記認証器は、前記再販売インターフェースを介して前記再販売プラットフォームによって行われるＩＲＰＩＣの検証についての要求を認証することができ、ＩＲＰＩＣの認証についての前記要求を認証するために、前記比較器は、第１に、前記ＩＲＰＩＣ内の前記購入者コードを、前記再販売プラットフォームに提供される前記購入者についての前記購入者コードと比較し、第２に、前記再販売プラットフォームによって当該認証システムに提供される前記製品情報を、前記ＩＲＰＩＣ内の前記製品情報と比較し、前記購入者情報及び前記製品情報の両方について一致があるならば、当該認証システムは、前記再販売プラットフォームから受け取る前記検証要求を認証する、
   請求項２に記載の認証システム。
4. 前記組み合わせコード生成器は、前記一意的な組み合わせコードを生成するためのストリング生成器を含む、請求項１、２又は３に記載の認証システム。
5. 前記組み合わせコード生成器は、前記組み合わせコード生成器によって生成される一意的な組み合わせコードを購入者に或いは再販売者に送信するための送信器を更に含む、請求項１～４のうちのいずれか１項に記載の認証システム。
6. 購入者コード生成器を更に含み、該購入者コード生成器は、前記購入者の支払手段のための前記識別番号からの番号を自動的に編集することによって、購入者コードを生成する、請求項１～５のうちのいずれか１項に記載の認証システム。
7. 再販売者コード生成器を更に含み、該再販売者コード生成器は、前記再販売者の支払手段のための前記識別番号からの番号を自動的に編集することによって、再販売者コードを生成する、請求項１～６のうちのいずれか１項に記載の認証システム。
8. 製品についての一意的な製造者の製品識別コード（ＭＰＩＣ）を生成するためのＭＰＩＣ生成器を更に含む、請求項１～７のうちのいずれか１項に記載の認証システム。
9. 支払レシートインターフェースを更に含み、使用中、組み合わせコードを購入するために、購入者又は再販売者は、前記支払レシートインターフェースを使用して、当該認証システムへの支払を行うことができる、請求項１～８のうちのいずれか１項に記載の認証システム。
10. 販売インターフェースを更に含み、使用中、小売者は、前記販売インターフェースを使用して、前記ＭＰＩＣ及び前記購入者コードを前記認証データベースに直接的に提供することができる、請求項１～９のうちのいずれか１項に記載の認証システム。
11. 電子販売レシート生成器を更に含む、請求項１～１０のうちのいずれか１項に記載の認証システム。
12. 購入者のためのユーザアカウントを生成するためのユーザアカウント生成器を更に含む、請求項１～１１のうちのいずれか１項に記載の認証システム。
13. 前記認証データベースは、クラウドベースのサーバに配置される、請求項１～１２のうちのいずれか１項に記載の認証システム。
14. クラウドベースのサーバに配置される、請求項１～１３のうちのいずれか１項に記載の認証システム。
15. 前記再販売プラットフォームは、オンライン販売プラットフォームである、請求項３に記載の認証システム。
16. ユーザアカウントモジュールと、
    コード生成モジュールと、
    請求書生成モジュールと、
    販売リストモジュールと、
    データベースと、
    検証済みオンライン小売者ウェブサイトに接続可能であり且つデータ接続部によって前記販売リストモジュールにリンクされる検証済みオンライン小売者データ分析器と、
    外部エンティティインターフェースモジュールと、
    コンピュータプロセッサと、
    データ接続部によって前記データベース及び前記販売リストモジュールの各々にリンクされる商人支払システムインターフェースと、を含み、
    前記商人支払システムインターフェースは、商人支払システムに接続可能である、
    オンライン取引監視システム。
17. 請求項１に記載のオンライン取引監視システムであって、
    前記ユーザアカウントモジュールは、ユーザアカウント生成器と、小売者注文ポータルとを含み、
    前記コード生成モジュールは、ＰＩＣ生成器と、ユーザコード生成器とを含み、
    前記請求書生成モジュールは、請求書生成器を含み、
    前記販売リストモジュールは、販売リスト生成器と、販売リストインターフェースとを含む、
    オンライン取引監視システム。
18. 請求項１又は２に記載のオンライン取引監視システムであって、
    販売リストデータ分析器を更に含む、
    オンライン取引監視システム。
19. 請求項１、２又は３に記載のオンライン取引監視システムであって、
    前記データベースは、一意的な製造者の製品識別コードと、一意的な検証済み製品識別コード（ＶＲＰＩＣ）とを含み、前記ＶＲＰＩＣは、一意的な検証済み製品を識別する情報を含む、
    オンライン取引監視システム。
    

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