JP2022548692A - 加熱された空気流で植物を駆除するための装置と方法 - Google Patents

加熱された空気流で植物を駆除するための装置と方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022548692000001
加熱された空気流で植物と駆除するための装置(10)および方法が記載されており、ガスバーナーユニット(300)は、ベンチレータ(200)の圧力、流量、または回転速度が所定の閾値(510)よりも大きい場合にのみ作動し、ベンチレータ(200)の圧力、流量、または回転速度が決定された閾値(510)よりも小さい場合、ガスバーナーユニット(300)は再び動作停止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、加熱ガスによって植物(crops)を駆除する(combating)ための方法および装置に関する。より具体的には、例えば、バーナーで生成された加熱ガスによって雑草を駆除する。
加熱されたガスによって雑草を駆除するための方法および装置は、例えば、US3112742で知られている。この装置には、加熱されたガスを生成するためのバーナーが含まれている。バーナーには流出開口部があり、そこから加熱されたガスが駆除すべき雑草に導かれる。
このような装置の既知の欠点は、防火に関するリスクである。明らかなように、バーナーは流出開口部に配置されているため、加熱されたガスとは別に、裸火も流出開口部から出て雑草を駆除する。言うまでもなく、そのような炎は、特に、例えば乾燥した植物材料が存在する環境において、火災の危険を引き起こす可能性がある。明らかなように、そのようなバーナーでは、加熱される空気は、ベンチレータおよびガイドチューブによって流出開口部の近くに配置されたバーナーに供給される。流出開口部からの裸火の危険性とは別に、バーナーの近くの部品が過熱する危険性もあり、操作者の安全を脅かす可能性があり、バーナーを停止した後でも火災の危険をもたらす可能性がある。
また、雑草を熱処理するための代替的な方法および装置がUS2010/0024291で知られており、空気はベンチレータを介してバーナーに供給され、その後、加熱された空気は流出開口部を介して雑草に流れる。ここでも、バーナーから流出開口部までの直進経路があり、火炎が流出開口部に達して火災の危険性がある。処理時間を短縮するために、空気が燃焼室に達する前に、燃焼室によってベンチレータから吹き出された空気を誘導することによって予熱が使用される。この実施形態は、例えば、トラクターなどの車両上または車両に配置することができる装置に関する。また、裸火の危険性は別として、操作者の近くに配置され、装置の使用後に操作者に接触する可能性のある部品の過熱の危険性が存在する。
さらに、WO2019/115820で知られている植物を熱的に駆除するための方法および装置もあり、ベンチレータは、バーナーと排出チャネルとの間に配置され、その結果、ベンチレータは、動作中に、加熱されたガスをバーナーとそれを排出チャネルに排出し、それによって火炎消火効果を発揮する。高流量が効率的に得られ、裸火のリスクが低減されるので、そのような実施形態は有利であるが、ここでも、装置の特定の部分が使用後に熱くなりすぎて操作者に対してリスクをもたらす可能性があるリスクが残る。さらに、ベンチレータがバーナーと排出チャネルとの間に配置されておらず、バーナーの上流に配置されている装置の安全性も依然として必要であり、これにより、裸火のリスクが低減される。これは、装置の部品と操作者との間の距離が制限され、接触のリスクが高くなる携帯機器に特に関係がある。
したがって、安全性が向上し、制御が簡素化され、過熱および火災の危険性のリスクが低減され、それによってより速くより効率的に進行する処理を可能にする植物を駆除するための改良された装置および方法が必要である。
この目的のために、本発明の第1の態様によれば、以下のような装置が提供され、この装置は、加熱された空気で植物を駆除するための装置であって、
空気流を生成するように構成されたベンチレータと、
前記ベンチレータによって生成された前記空気流を加熱するように構成されたガスバーナーユニットと、
前記ガスバーナーユニットによって加熱された前記空気流を受け取り、それを流出チャネルを通して流出開口部に導くように構成された流出チャネルであって、駆除すべき植物は、加熱された前記空気流にさらされる、流出チャネルと、
前記ガスバーナーユニットに作動可能に接続されたコントローラと、
を含み、
前記装置は、さらに、前記空気流内に配置され、前記ベンチレータによって生成される前記空気流の圧力および/または流量を監視するように構成される前記コントローラに動作可能に接続されたセンサを含み、前記コントローラは、
前記ベンチレータによって生成される前記空気流の圧力または流量が所定の閾値を超える場合にのみ、前記ガスバーナーユニットを作動させ、
前記ベンチレータによって生成された前記空気流の圧力および/または流量が、前記所定の閾値未満の場合は、前記ガスバーナーユニットを再び動作停止するように構成されている。
このようにして、バーナーは、流量および/または圧力が所定の最小閾値を超える空気流が存在した後にのみ作動するので、過熱のリスクが低減される。これにより、加熱された空気が、保証された最小流量で流出開口部に継続的に排出され、空気および/または装置の特定の部分の局所的な過熱のリスクが確実に低減される。さらに、空気流の流量がこの所定の最小閾値の流量を下回ると、バーナーもコントローラによって自動的に動作停止される。したがって、装置を動作停止するときに、バーナーは、流出開口部の方向に熱を放出するのに不十分な高流量の空気流で作動されたままにならないことが保証される。これにより、装置の特定の部分が局所的に過熱するリスクが軽減され、装置が動作停止されるため、火災の危険性が減るとともに、装置の安全性が向上する。ベンチレータによって生成される圧力および/または流量を測定するためのセンサの使用は、このようなセンサが使用されるベンチレータのタイプとは無関係に機能するという利点を提供する。
一実施形態によれば、以下のような装置が提供され、この装置は、さらに、前記ベンチレータの回転速度を監視するように構成された前記コントローラに動作可能に接続されたセンサを含み、
前記コントローラは、さらに、
前記ベンチレータの回転速度が所定の閾値より大きい場合にのみ、前記ガスバーナーユニットを作動させ、
前記ベンチレータの回転速度が前記所定の閾値未満の場合は、前記ガスバーナーユニットを再び動作停止するように構成されている。
このようにして、流量および/または圧力が所定の最小閾値を超える空気流が存在した後にのみバーナーが作動するため、過熱のリスクも低減される。
一実施形態によれば、以下のような装置が提供され、この装置は、さらに、
前記ベンチレータを作動および動作停止し、および/または、
前記ベンチレータの回転速度を制御する
ように構成されたコントローラに結合された動作要素を含み、
前記コントローラは、さらに、生成された空気流の圧力および/または流量のためのセンサおよび/または前記ベンチレータの回転速度のためのセンサの機能においてガスバーナーユニットを制御するように構成されている。
このようにして、簡単且つ安全な制御が達成される。
さらなる実施形態によれば、以下のような装置が提供され、この装置は、コントローラが、さらに、少なくとも前記ガスバーナーユニットの動作停止後の所定の期間の間、所定の閾値よりも低い所定のアイドル回転速度で前記ベンチレータを作動させるように構成されている。
このようにして、装置の迅速且つ安全な始動を実現することができ、それは効率的な使用を可能にする。
さらなる実施形態によれば、以下のような装置が提供され、この装置は、さらに、燃料入力部から所定の距離を空けて前記ガスバーナーユニットのガスバーナーの燃焼室の所定の位置に配置された前記コントローラに接続された少なくとも1つの火炎検出器を含み、
前記所定の距離は十分に大きく、これにより、火炎前面が前記流出開口部の上流で所定の距離を超えて達していない火炎が検出され、
前記所定の距離は十分に小さく、これにより、このような炎の根元までの距離は、前記所定の距離よりも大きいため、火炎前面が前記流出開口部の上流で所定の距離を超えて達している火炎は検出されず、
前記コントローラは、前記火炎検出器が火炎を検出していない場合に前記ガスバーナーユニットを動作停止するように構成される。
このようにして、火炎が流出開口部に達するリスクが減少する。
さらなる実施形態によれば、以下のような装置が提供され、この装置は、火炎検出器がイオン化センサを含む。
これにより、信頼性が高く簡単な方法で火炎検出器を確立できる。
本発明の第2の態様によれば、本発明の第1の態様に係る装置で使用するための以下のようなアセンブリが提供され、このアセンブリは、前記ガスバーナーユニット及び前記ガスバーナーユニットに結合された前記流出チャネルを含み、
前記アセンブリは、一部品の携帯型ユニットを形成し、さらに、前記アセンブリを手で保持し、操作中に手で前記アセンブリを運ぶように構成されたハンドルを含み、
空気流の流れ方向に応じた前記バーナーユニットの前記ガスバーナーの長さは5~25cmの範囲であり、
空気流の流れ方向に応じた前記流出チャネルの長さは、50cm~200cmの範囲である。
これにより、例えば既存のベンチレータ及び適切なコントローラを使用して、装置を効率的に製造できる。
本発明の第3の態様によれば、本発明の第1の態様に係る装置を制御するための方法が提供され、この方法は、コントローラが、
前記ベンチレータによって生成された空気流の圧力または流量が所定の閾値より大きい場合にのみ、前記ガスバーナーユニットを作動させ、
前記ベンチレータによって生成された空気流の圧力および/または流量が前記所定の閾値未満の場合、前記ガスバーナーユニットを再び動作停止する。
一実施形態によれば、方法が提供され、この方法は、コントローラが、
前記ベンチレータの回転速度が所定の閾値よりも大きい場合にのみ、前記ガスバーナーユニットを作動させ、
前記ベンチレータの回転速度が前記所定の閾値未満の場合、前記ガスバーナーユニットを再び動作停止する。
さらなる実施形態によれば、方法が提供され、この方法は、コントローラが、生成された空気流の圧力および/または流量についての前記センサおよび/または前記ベンチレータの回転速度についての前記センサの機能において前記ガスバーナーユニットを制御する。
本発明のさらなる実施形態によれば、方法が提供され、この方法は、コントローラが、前記バーナーの動作停止後、少なくとも所定の期間の間、前記所定の閾値よりも小さい所定のアイドル回転速度で、前記ベンチレータを作動させる。
本発明のさらなる実施形態によれば、方法が提供され、この方法は、コントローラが、火炎検出器が火炎を検出していない場合、前記バーナーを動作停止し、
前記火炎検出器は、燃料入力部の所定の距離で、前記ガスバーナーユニットの前記ガスバーナーの前記燃焼室に配置され、
前記所定の距離は十分に大きく、火炎前面が前記流出開口部の上流で所定の距離を超えて達しない火炎が検出され、
前記所定の距離は十分に小さく、火炎の根元までの距離が前記所定の距離よりも大きいため、火炎前面が前記流出開口部の上流で前記所定の距離を超えて達する火炎が検出されない。
本発明のさらなる実施形態によれば、方法が提供され、火炎検出器がイオン化センサを含む。
本発明の第4の態様によれば、本発明の第1の態様に係る装置を製造するための方法が提供され、この方法は、ガスバーナーユニットおよび前記ガスバーナーユニットに結合された前記流出チャネルは、アセンブリとして製造され、
前記アセンブリは、前記アセンブリを手で保持し、操作中に手で前記アセンブリを運ぶように構成されたハンドルを含む一部品の携帯型ユニットとして製造され、
空気流の流れ方向に応じた前記ガスバーナーユニットの前記ガスバーナーの長さは5~25cmの範囲であり、
空気流の流出方向に応じた前記流出チャネルの長さは、50cm~200cmの範囲である。
例として、いくつかの実施形態を、添付の図を参照して説明する。
図1は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図2は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図3は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図4は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図5は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図6は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図7は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図8は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図9は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図10は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図11は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図12は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図13は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図14は、本発明による装置の実施形態の異なる図、断面図、および詳細図を示している。 図15は、図1~14の装置で使用されるガスバーナーの実施形態をより詳細に示す。 図16は、図1~14の装置で使用されるガスバーナーの実施形態をより詳細に示す。 図17は、図1~14の装置で使用されるガスバーナーの実施形態をより詳細に示す。 図18は、図1~14の装置で使用されるガスバーナーの実施形態をより詳細に示す。 図19は、図1~14の装置で使用されるガスバーナーの実施形態をより詳細に示す。 図20は、図1~14の装置で使用されるガスバーナーの実施形態をより詳細に示す。 図21は、図1~14の装置で使用されるガスバーナーの実施形態をより詳細に示す。 図22は、本発明による方法の実施形態を示す。 図23は、本発明による方法の実施形態を示す。 図24は、本装置の代替実施形態を示す。
装置10の実施形態を図1~14に概略的に示し、図1は斜視図を示し、図2は側面図を示し、図3は平面図を示す。図4~7は、様々な角度から見た装置10のこの実施形態の異なる概略斜視図を示している。図8は、この実施形態の図10の平面図における線A-Aに沿った縦断面を概略的に示している。図9は、図8の線B-Bに沿った断面を概略的に示している。図11は、図8の線E-Eに沿った縦断面を示している。図12は、図8と同様の縦断面を示している。図13は、図12のセクションAの詳細図を示し、図14は、図11のセクションBの詳細図を示している。図15は、分解図を示し、図16は、図1~14の装置10のバーナーユニット300のバーナー302の一実施形態の合成図を示す。図17は、線D-Dに沿った図18のバーナーの平面図の断面を示している。図19は、下から見たバーナーの斜視図を示す。図20は、図21のバーナーの側面図の線C-Cに沿った断面を示している。図に示されているような装置10の代替的な実施形態が可能であることは明らかである。しかしながら、図示された実施形態は、縮尺通りに示され、寸法および比率は、特に、装置が携帯機器として使用される場合に有利である。
例えばWO2019/115820によって同様に知られているように、使用中、装置10は、流出チャネル400の流出開口部420が、加熱された空気流ができるように、駆除すべき植物12に向けられることは明らかである。したがって、流出チャネル400および流出開口部420は、例えば図22に示すように、空気流が、駆除すべき対象の植物14が配置されている土壌に向けられるように向けられていることは明らかである。そのような植物は、例えば、加熱ガス20の熱への曝露によって駆除されるか又は破壊されることが望まれる雑草または他の望ましくない作物または植物材料を含む。
図1~14に見られるように、装置10は、ガスバーナーユニット300を含み、ガスバーナーユニット300は、例えば、ガスバーナーまたは適切な燃料を燃焼する任意の他の適切なバーナーを含み、例えば、適切な可燃性ガス、好ましくはプロパンなどの燃料を燃焼させることによって熱を発生させる。示される実施形態によれば、ガスバーナーユニット300は、空気流12を加熱し、それによって加熱された空気流12を生成するように構成される。この目的のために、示される例によれば、空気流12は、バーナー300の入口開口部310を介して供給され、その後、バーナー300は、バーナー300の入口開口部310を介してこの空気流を加熱し、その後、バーナー300は、例えば、ガス燃焼要素などの適切な燃焼要素を通してこの空気流を加熱するようになっており、供給されたガスは、適切な点火メカニズムによって点火後に燃焼する。続いて、バーナー300によって加熱された空気流12は、出口開口部320を通して排出される。したがって、このような実施形態に従ってさらに詳細に説明されるように、加熱された空気流は、バーナー30によって加熱されベンチレータ200によって供給される周囲空気である。示される例示的な実施形態によれば、ベンチレータ200は、入口開口部310の側でバーナーに結合されるが、代替の例示的な実施形態によれば、ベンチレータ200は、出口開口部の側で、および/または空気流12のための適切な供給チャネルおよび/または排出チャネルを介して、バーナー200に結合される。そのようなベンチレータ200は、ベンチレータ200によって生成された空気流12が、そこで加熱されるためにバーナー300を通って流れるような方法で、バーナー300に結合されていることは明らかである。さらに、ベンチレータ200は、バーナー300の上流および下流の両方に配置することができる。さらに、空気流12は、例えば、バーナーによって生成される燃焼ガス又は植物を駆除するための他の適切な添加剤など、周囲空気以外の他の構成要素も任意選択で含み得ることは明らかである。
図1~14でさらにわかるように、装置1は、ベンチレータ200をさらに含む。このようなベンチレータ200または送風機は、当業者に知られているように、特定の回転速度でベンチレータのブレードを回転させることによって空気流を生成するように構成される。より高い回転速度は、より高い流量および/または圧力の空気流を生成し、より低い回転速度は、より低い流量および/または圧力の空気流を生成する。明らかなように、示されているベンチレータ200の実施形態は、入口開口部210および出口開口部220を含む。
次に、バーナー300の入口開口部310は、バーナー300によって加熱される空気流を供給するために、ベンチレータ200の出口開口部220に接続される。ベンチレータ200の入口開口部210は、示すように、周囲空気からの空気流12を引き込む。ベンチレータ200は動作中、すなわち、例えば、適切な電気エンジン、燃焼機関、ガスエンジンなどの適切な駆動装置によって作動または駆動されると、空気流12を生成し、これが下流方向にしたがってバーナー300に供給されることは明らかである。バーナー300が作動しているとき、すなわち、燃焼状態または作動状態にあるとき、ベンチレータによって供給されるこの空気流は、次に、バーナー300内で加熱された空気流12に加熱され、その後、バーナーの流出開口部320を通して下流に向けて流出チャネル400に供給される。ベンチレータ200からバーナー300を通って流出チャネル400へのこの空気流12もまた、ベンチレータの入口開口部210を通した新しい周囲空気の空気流12の吸引を引き起こすことは明らかである。
図1~14の実施形態によれば、装置10は、流出チャネル400も含む。図示するように、流出チャネル400は、入口開口部410および流出開口部420を含む。さらに、流出チャネル400の入口開口部410は、バーナー300の出口開口部320に接続されている。流出チャネル400は、例えば、管状構造、空気流誘導チャネル、または加熱された空気流12のための入口開口部410から流出開口部420への閉回路の別の適切な実施形態として実行される。流出開口部420のレベルで、加熱された空気流12は、例えば図22に示すように、流出チャネルから外向きに流れ、そこで、駆除される植物14が加熱された空気流12に曝される。示される実施形態の流出チャネル400は、単一の入口開口部410および単一の出口開口部420を有する単純な構造を示すが、流出チャネル400が、植物14を処理するために、加熱された空気が1つまたは複数の入口開口部から1つまたは複数の流出開口部420に導かれる閉回路を形成する、代替的な実施形態が可能であることは明らかである。したがって、一般に、流出チャネル400は、駆除すべき植物14に加熱された空気流12を供給するように構成された少なくとも1つの出口開口部420を備える。
図1~4に示すように、装置10の流出チャネル400の示されている実施形態は、流出チャネルの側壁の円錐形の縮小と、流出チャネル400の上部および下部壁の円錐形の拡大を含む。結果として、流出開口部420は細長く、すなわち、上壁402および底壁404よりも小さい側壁406、408を有し、これにより、加熱された空気流は、離れた場所で植物を駆除するときに駆除すべき植物に十分に集中することができる。これはまた、流出開口部420を広げることは明らかであり、その結果、駆除すべき植物を含む一片の土壌に沿った連続処理中に、流出チャネル420の流出開口部420およびの通過のために、より大きな面が加熱された空気で処理される。下流方向への流出チャネル400のこの拡大は、好ましくは、バーナー300からの加熱された空気の流れが妨げられず、好ましくは、バーナー300の出口開口部310での圧力の大きな増加がないようになっており、換言すれば、排出チャネル400の入口開口部410からその出口開口部420までの流出チャネル400の断面は、例えば、実質的に一定のままである。しかしながら、断面が、例えば、最大10%、好ましくは最大5%だけ増加または減少する場合、代替的な実施形態が可能であることは明らかである。
しかしながら、代替的な実施形態が可能であることは明らかであり、特に、ベンチレータ200がバーナー300の下流に配置され、例えば、WO2019/11582で説明されているのと同様に、5%~75%の範囲の適切なくびれを示す流出チャネル400の断面の減少を伴う。そのような円錐形の減少は、バーナー50の出口開口部320のレベルで加熱された空気流に特定の圧力上昇を引き起こす。これは、特定の火炎消火効果を提供する。しかしながら、そのような装置は、金属ハウジングおよび金属インペラを備えたベンチレータを必要とし、これは、携帯機器の重量にとって不利である。
示される実施形態では、ベンチレータ200がバーナー300に対して上流に配置され、その結果、ベンチレータ200が加熱された空気流と接触するのではなく、より低い温度の空気流と接触し、例えば、より高温に対する耐性が低い、例えば、ハウジングおよび/またはインペラに適したプラスチックなどのより軽い材料の使用が可能になることは明らかである。換言すれば、バーナー300は、ベンチレータ200の圧力側に配置され、又は言い換えれば、バーナー300の上流側は、バーナー300の下流側よりもわずかに高い。
さらに、示された実施形態によれば、バーナー300および流出チャネルのみが、例えば150℃から400℃の範囲の加熱された空気流の高温に耐えることができる例えば適切な金属などの材料で製造されなければならないことも明らかである。ベンチレータ200などのバーナーのすべての上流部分、ベンチレータとバーナーとの間のすべての供給チャネル、および/またはベンチレータ200の上流は、より低い温度の周囲空気にのみさらされる。これにより、より高い温度にさらされる携帯用バーナーの部品の数が減り、したがって、そのような部品に関連する安全上のリスクも減る。
ベンチレータ200は、例えば、軸方向ベンチレータ、遠心式ベンチレータなどの任意の適切なタイプのベンチレータを含む。バーナーは、例えば、プロパンで作動するガスバーナーといった、任意のタイプの適切なガスバーナーとして実行されるが、代替的な実施形態によれば、例えば、ブタン、天然ガスなどのような適切なガス燃料を使用する任意の他のタイプのガスバーナーを使用することができる。
示される実施形態は、携帯型装置10として使用するのに特に適しており、示されるように、操作者によって装置10を運ぶおよび/または操作するためにバーナーのハウジング上に配置されたハンドル16を備える。示された実施形態の装置10の寸法は、例えば、リーフブロワーの寸法にほぼ対応する。加熱された空気流12によって植物を駆除するための上記のような装置10の使用により、駆除すべき植物14上に加熱された空気を適切に下向きに吹き付けることはさらに明らかである。すなわち、装置10は、加熱された空気流12を、下向きに流出チャネル400の地表面に面する流出開口部420から排出する。すなわち、地面に対して、30°~150°、好ましくは60°~120°、例えば75°~105°、例えば90°+/-5°の範囲の適切な角度である。
図1~14でさらにわかるように、より具体的には図3に概略的に示すように、装置10の実施形態は、ベンチレータ200およびガスバーナーユニット300に動作可能に接続されたコントローラ500をさらに含む。さらに、示される実施形態による装置10は、空気流12内に配置され、ベンチレータ200によって生成される空気流12の圧力および/または流量を監視するように構成されるコントローラ500に動作可能に接続されたセンサ502を含む。このようなセンサは、例えば、0バールから2バールの範囲の圧力を測定できる適切な圧力センサ、または適切な圧力スイッチ、例えば、0.05バールから1.5バールの範囲、好ましくは0.1バールから0.5バールの範囲を超える圧力が発生したときに信号を切り替えるか放出する調整可能な圧力スイッチである。このような圧力センサ502は、ベンチレータによって生成される空気流に容易に配置でき、コントローラと組み合わせて使用されるベンチレータのタイプに関係なく変化せずに機能し続けることができるという利点を提供する。代替的な実施形態によれば、圧力センサに加えて、またはその代わりに、装置は、ベンチレータによって生成される空気流の流量のための適切なセンサ502、および/またはベンチレータ200の回転速度を監視するために構成された適切なセンサ504を備える。コントローラ500は、センサ502、504によって決定されるベンチレータ200の圧力、流量、および/または回転速度が決定された閾値510よりも大きい場合にのみガスバーナーユニット300が作動するように装置10を制御する。コントローラ500はまた、装置10を制御して、ベンチレータ200の圧力、流量、および/または回転速度が決定された閾値510よりも小さい場合に、ガスバーナーユニット300が再び動作停止されるようにする。この所定の閾値は、例えば0.05bar~0.5barの範囲の所定の最小圧力、0.2m/s~5m/sの範囲の所定の最小流量、および/またはベンチレータ200の最大回転速度の2%を超える、例えば5%を超える、例えば、10%以上、20%以上である所定の最小回転速度である。ベンチレータ200が燃焼機関によって駆動される場合、閾値は、好ましくは、植物を駆除する必要がない期間中にコントローラ500によって維持されるが、それにもかかわらず装置10がすでに作動され、植物を駆除する準備ができている特定のアイドル回転速度540よりも大きい。上記は、バーナー300の点火時に常に適切な空気流が存在するため、装置10の始動時に過熱が回避されることを保証する。さらに、操作者は、ベンチレータを作動又は動作停止したり、その回転速度を制御したりするだけでよいため、操作者が装置10を特に簡単かつ安全に制御できることも保証し、これにより、コントローラは安全な方法でバーナーを自動的に作動及び動作停止する。したがって、示されるように、装置10は、例えば、ベンチレータ200を作動及び動作停止するために、および/またはベンチレータ200の回転速度を制御するために、コントローラ500に結合された適切な動作要素520を備える。したがって、コントローラ500は、例えば、ベンチレータのより高い回転速度でのガス供給を増加させるために、ベンチレータ200の回転速度の関数としてガスバーナーユニット300も制御することが有利である。過熱のリスクをさらに低減し、安全性をさらに高めるために、コントローラ500は、所定の閾値510よりも低い所定のアイドル回転速度540で、少なくとも所定の期間530、ベンチレータ200を作動させることが好ましい。
ガスバーナーユニット300は、ガスバーナーユニット300のハウジング304に配置されたガスバーナー302を含む。このガスバーナー302の実施形態は、好ましくは、BE1024480で知られたガスバーナーと同様に機能するが、より小さく、よりコンパクトに実行される。BE1024480は参照により本明細書に組み込まれる。バーナーユニット300のこのようなガスバーナー302は、ガスが供給され、バーナーチャンバ340内の燃料のための入口360を形成する線形に配置された穿孔の列を備えたバーナーチューブを含む。さらに、ガスバーナー302は、示された実施形態によれば、ガスを電気的に点火するための点火機構330を含み、この実施形態によれば、この点火機構は、火炎検出器330も含むが、火炎検出器および点火機構が別個の要素である代替的実施形態が可能であることは明らかである。BE1024480で知られているように、バーナー管は、ガス供給を穿孔の列全体に均一に分配するためにガス分配管を内側に備え、バーナーチャンバ340は、以下に接続される事前に組み立てられた空気チャンバによってさらに囲まれ、バーナーチャンバ340は、空気スロット342によってバーナーチャンバに接続されている、事前に組み立てられたエアチャンバによってさらに囲まれている。示されるように、これらの空気スロット342は、好ましくは、バーナー管の長手方向軸に対して10°から80°の間の角度で傾斜している。空気スロットを通る空気供給は、コントローラ500によって制御されるベンチレータ200によって制御され、コントローラ500は、示される実施形態によれば、事前に組み立てられたエアチャンバを通して空気を吹き込む。
図8~22に示すように、ガスは供給ライン380を介して、例えば適切なガスボトルなどのガスリザーバーから、ガスの入口360を形成するバーナー管の各穿孔にガスを均一に供給するバーナー管に供給され、それに沿って、ガスは燃焼室340に流れ込み、空気と混合される。上記のように、ガスバーナー302は、コントローラ500の制御下で点火されるか、言い換えれば、バーナー管の穿孔でガス/空気混合物を点火する点火キャンドルとして実行され、また、ベンチレータによって生成される空気流の圧力および/または流量を検出し、および/またはセンサ504が、ベンチレータ200が所定の閾値510よりも大きい回転速度に到達したことを示す火炎検出器330を含む電気点火器によって作動される。燃焼は自立的であり、ガスのわずかな低圧または高い空気速度、またはガス供給がある限り空気速度の大きく頻繁な変動があっても維持することができる。ガスバーナー302の示された実施形態によれば、寸法は図に縮尺どおりに示され、図17および18の寸法352、354および356は、それぞれ95mm、80mm、および53mmである。ガスバーナー302の作動後、例えば、適切なイオン化センサ334である火炎検出器330は、電線332を介して火炎検出器330に接続されているコントローラ500によって監視される。示されているガスバーナー302が長さ5cmから15cmの間の火炎を生成する限り、入口360から7mmの距離350に配置されたイオン化センサ334は火炎を検出する。炎がない場合、イオン化センサ334は炎を検出しない。火炎が15cmよりも長くなると、火炎の根元は入口360から7mmよりも遠くなり、その結果、イオン化センサ334もこれ以上火炎を検出しなくなる。上記の双方の場合において、コントローラ500は、ガスバーナーユニット300のガスバーナー302を動作停止する。また、ベンチレータ200の回転速度が決定された閾値510を再び下回る場合、コントローラ500は、バーナーユニットのバーナー302を動作停止する。バーナー302の示されている実施形態は、そのような燃焼の停止後にバーナー302を作動させる際に、バーナーを再び迅速に点火することができるという利点を提供する。装置10を制御するための上記の方法は、図23に概略的に示されている。この所定の距離350が十分に大きく、火炎前面が流出開口部420の上流で所定の距離352、例えば5cm、例えば10cm、好ましくは15cmを超えて達しない火炎が検出され、この所定の距離350が十分に小さく、火炎の根元までの距離354が所定の距離350よりも大きいため、火炎前面が流出開口部420の上流で所定の距離352を超えて達する火炎が検出されない、代替的実施形態が可能であることは明らかである。
図1~23にさらに示されるように、装置10は、コントローラ500に適切に接続された、例えば、オペレータ入力手段520、センサ502、504、330等の適切な入力要素の機能において装置の様々な要素の動作を制御する適切な例えばコントローラ500によって制御することができ、コントローラは、適切なコンピュータ可読命令でプログラムされた適切なプロセッサおよびメモリ手段を含み、プロセッサによって実行されると、人工呼吸器200、ガスバーナーユニット300等の要素の動作に関する適切な制御信号を出力することができる。装置10を制御する所望の方法を達成するために、例えば、以下により詳細に説明される。このようなコントローラ500による同様の方法が、装置10の他の実施形態にも提供され得ることは明らかである。例えば図1~22に示すように、装置を制御するための特に有利な方法によれば、例えば、ベンチレータ200のための起動スイッチおよび/またはベンチレータ200のための回転速度コントローラ等のオペレータ4のための入力要素520は、任意選択で、例えば、操作者4のための温度コントローラなどの他の適切な入力要素が追加され、これらの1つまたは複数の入力要素520は、コントローラ500に接続される。
示されるように、この入力要素520は、好ましくは、操作者による容易な操作のために、装置10のハンドル16またはグリップの中または近くに配置される。この入力要素520を作動/動作停止または操作するとき、コントローラ500は、ベンチレータ200を制御し、すなわち、ベンチレータを作動/非作動、および/または所望の回転速度に制御し、次いで、この回転速度の関数としてガスバーナーユニット300のガスバーナー302を作動および非作動にする。特定の実施形態によれば、ベンチレータ200の回転速度は、操作要素520によって操作者によって制御することができ、操作者は、処理される植物および/または駆除すべき植物の量に応じて回転速度を変えることができる。ベンチレータ200またはベンチレータ200の駆動装置は、コントローラ500がベンチレータ200の回転速度を決定することができるように、コントローラ500に結合された適切な速度センサをここに含むことは明らかである。
好ましくは、バーナーユニット300のガスバーナー302はまた、例えば、ガス供給のための適切な温度センサおよび/または調整可能なバルブ、圧力調整器などによって、コントローラ500に結合され、コントローラ500がバーナーユニット300を所望の温度に自動的に調整できるようにする。好適には、385℃の温度が選択されるのは、これがほとんどの植物の効率的な駆除を引き起こし、自然発火のリスクが低減されるためであるが、温度が好ましくは150℃から400℃の間で可変であり、操作者は、状況や駆除すべき植物に応じて、加熱された周囲空気の温度を制御できる。
ベンチレータ200は、好ましくは、空気流12の圧力が少なくとも0.05バール、好ましくは0.1~2バールの範囲で増加する回転速度を達成するように構成される。ベンチレータ200は、さらに好ましくは、空気流12の流量を0.3m/s~7m/sの範囲の値にするように構成されている。
図22は、加熱された空気流12によって植物14と駆除する方法を実行するのに適した、図1~21に関して上記と同様の装置10の実施形態を示している。同じ要素は、同じ参照番号によって示され、上記と同様の構造および機能を含む。概略的に示されるように、この実施形態は、装置10の携帯的使用を可能にするように構成されたいくつかの要素を含む。したがって、明らかなように、ベンチレータ200は、適切なフレーム3上に配置され、これは、例えば、装置1を使用して上記の方法を実行している間、操作者4の背面に携帯可能である。明らかなように、この実施形態によれば、ベンチレータ200の駆動装置230もフレーム3上に配置される。しかしながら、上記の要素の1つまたは複数が、フレーム3への直接的取り付けではなく、別の要素への取り付けによってフレーム3上に配置される、代替的実施形態が可能であることは明らかである。駆動装置はここでは適切な燃焼機関として示されているが、ベンチレータの駆動源が例えば電気であるような代替的な実施形態が可能であることは明らかである。図22に示すように、装置は、好ましくは金属で実行されるアセンブリ18を備える。装置10で使用するためのこのアセンブリ18は、加熱された空気流12にさらされる装置の唯一の部分であり、他の部分は、周囲温度の空気流12にのみさらされる。したがって、図示するように、アセンブリ18は、ガスバーナーユニット300およびそれに結合された流出チャネル400を含む。アセンブリ18は、一部品の携帯型ユニットを形成し、さらに、アセンブリを手で保持し、操作中に手でアセンブリを運ぶためのハンドル16を含む。持ち運び可能で軽量なユニットを得るために、空気流の流れ方向に応じたバーナーユニット300のガスバーナー302の長さが5~25cmの範囲、例えば10cmであることが有利であり、火炎が流出開口部420を超えて到達するリスクを制限するために、空気流の流れ方向に応じた流出チャネル400の長さが50cm~200cmの範囲、例えば100cmであることが有利である。例えば、ベンチレータ200も携帯型ユニットの一部であり、アセンブリ18にしっかりと接続されている、例えば、図2および3に概略的に示されているような代替的実施形態が可能であることは明らかである。さらに、そのような実施形態はまた、装置10を製造するための有利な方法を生じさせる。これにより、バーナー300およびそれに結合された流出チャネル400は、アセンブリ18として製造される。示されるように、このアセンブリ18は、アセンブリを手で保持し、操作中に手で運ぶように構成されたハンドル16を含む一部品の携帯型ユニットとして製造される。次に、このアセンブリを適切なベンチレータおよびコントローラに容易に結合して、装置10を形成することができ、これらの追加の部品は、加熱された空気流のより高い温度に耐えることができなくてもよい。
さらに、例えば図24に示すように、さらに別の代替の実施形態が可能であり、同様の要素が同様の参照によって示され、上記の実施形態と同様に機能することはさらに明らかである。示されるように、流出チャネル400は、上記の実施形態とは異なり、わずかに下向きに湾曲した形状を含む。これにより、例えば、駆除すべき植物の土壌表面に対してより大きな角度で加熱された空気の流れを吹き付けることが可能になる。さらに示されるように、一部品携帯型ユニットを形成するこの実施形態によれば、アセンブリ18に構造的に接続されたベンチレータ200も含む。示されるように、これは、例えば、ベンチレータのハウジング上にハンドル16を配置することを可能にし、又は、携帯用のハンドル16をすでに備えている既存の携帯型ベンチレータ200を使用することを可能にする。このようなベンチレータは、例えば、リーフブロワーなどの装置で使用するために利用可能である。したがって、携帯型装置10の示された実施形態は、このような携帯型ベンチレータ200を、上に示されたおよび/または説明されたバーナーユニット300および流出チャネル400からなるアセンブリ18に結合することによって簡単な方法で製造することができる。図24の実施形態はまた、好ましくは、ベンチレータ200によって生成される空気流12内に配置される適切なセンサに結合される適切なコントローラ500を含むことは明らかである。示されるように、このセンサ502は、ガスバーナーユニット300のガスバーナー302の上流のアセンブリ18に配置されることが好ましいが、これは、上流のアセンブリの空気流はまだ加熱されておらず、したがって、必ずしもそのような高温に耐えることができないセンサ502を使用できるためである。換言すれば、圧力センサ502はまた、アセンブリ18の一部である。示される実施形態によれば、センサ502は、例えば、ガスバーナー302の電子点火器も形成する火炎検出器330と同様に、上記と同様に、コントローラ500に適切に接続される。このような実施形態の利点は、コントローラ500が、ベンチレータ200への直接結合を必要とせずに、圧力センサ502の測定に基づいて上記のように装置10を制御できることである。これは、多くの場合、このような携帯型ベンチレータ200は、ベンチレータ200を作動および非作動にするように、および/または人工呼吸器200の回転速度を制御するように構成された押しボタン、制御ボタン、スロットルなど、構成されたハンドル19上に配置された操作要素17も有するので、このような携帯型一部品ユニットの製造を容易にする。このような携帯型のベンチレータ200は、好ましくは、例えば、適切な電気エンジンなどの駆動要素230をすでに備えているが、例えば、ガスエンジン、ガソリンエンジンなどの他のエンジンが可能であることは明らかである。さらに、概略的に示されるように、携帯型ベンチレータ200はまた、例えば、操作要素17に動作可能に接続された適切なコントローラ19と、ベンチレータ200の回転速度を作動、動作停止、および/または制御するための駆動部とをすでに備える。バーナーユニット300および流出チャネル400とともにベンチレータに結合されたアセンブリ18とは独立して1つのユニットとして機能し、センサ502、330及びコントローラ500がベンチレータ200とは独立してユニットとしても機能することができるベンチレータ200のこのような実施形態に基づいて装置10が達成され得るこの実施形態は、このような装置10を製造する簡単な方法を可能にすることは明らかである。他の用途にも使用できるそのような完全に機能する携帯型ベンチレータ200、並びにベンチレータ200の出口開口部220及びバーナーユニット300の入口開口部310のレベルで一緒に結合する必要があるだけの完全に機能するアセンブリ18を使用することができるため、アセンブリ18のコントローラ500とベンチレータ200のコントローラとの間のさらなる相互作用を必要とせずに、装置10を製造するための効率的且つ柔軟な方法を提供する。これはまた、所望の用途に応じて、装置10の所望の用途の機能において多数の適切な組み合わせを柔軟に可能にするために、異なるタイプの人工呼吸器200を異なるタイプのアセンブリ18と組み合わせることができる。このような実施形態のモジュール式の態様はまた、欠陥の場合にベンチレータまたはアセンブリを簡単な方法で交換し、および/または所望の用途の変更に応じて調整できることを保証する。
特許請求の範囲で定義された保護の範囲から逸脱することなく、上記の実施形態の変形の実施形態および組み合わせが可能であることは明らかである。

Claims (14)

  1. 加熱された空気で植物(crops)を駆除する(combating)ための装置(10)であって、
    空気流(12)を生成するように構成されたベンチレータ(200)と、
    前記ベンチレータ(200)によって生成された前記空気流(12)を加熱するように構成されたガスバーナーユニット(300)と、
    前記ガスバーナーユニット(300)によって加熱された前記空気流を受け取り、それを流出チャネル(400)を通して流出開口部(420)に導くように構成された流出チャネル(400)であって、駆除すべき植物は、加熱された前記空気流(12)にさらされる、流出チャネル(400)と、
    前記ガスバーナーユニット(300)に作動可能に接続されたコントローラ(500)と、
    を含み、
    前記装置(10)は、さらに、前記空気流(12)内に配置され、前記ベンチレータによって生成される前記空気流の圧力および/または流量を監視するように構成される前記コントローラ(500)に動作可能に接続されたセンサ(502)を含み、前記コントローラ(500)は、
    前記ベンチレータ(200)によって生成される前記空気流(12)の圧力または流量が所定の閾値(510)を超える場合にのみ、前記ガスバーナーユニット(300)を作動させ、
    前記ベンチレータ(200)によって生成された前記空気流(12)の圧力および/または流量が、前記所定の閾値(510)未満の場合は、前記ガスバーナーユニット(300)を再び動作停止するように構成されていることを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    前記装置(10)は、さらに、前記ベンチレータ(200)の回転速度を監視するように構成された前記コントローラ(500)に動作可能に接続されたセンサ(504)を含み、
    前記コントローラ(500)は、さらに、
    前記ベンチレータ(200)の回転速度が所定の閾値(510)より大きい場合にのみ、前記ガスバーナーユニット(300)を作動させ、
    前記ベンチレータ(200)の回転速度が前記所定の閾値(510)未満の場合は、前記ガスバーナーユニット(300)を再び動作停止するように構成されていることを特徴とする装置。
  3. 請求項1又は2に記載の装置(10)において、
    前記装置(10)は、さらに、
    前記ベンチレータ(200)を作動および動作停止させ、および/または、
    前記ベンチレータ(200)の回転速度を制御する
    ように構成されたコントローラ(500)に結合された動作要素(520)を含み、
    前記コントローラ(500)は、さらに、生成された空気流の圧力および/または流量のためのセンサ(502)および/または前記ベンチレータ(200)の回転速度(200)のためのセンサ(504)の機能においてガスバーナーユニット(300)を制御するように構成されていることを特徴とする装置。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載の装置(10)において、
    前記コントローラ(500)は、さらに、少なくとも前記ガスバーナーユニット(300)の動作停止後の所定の期間(530)の間、前記所定の閾値(510)よりも低い所定のアイドル回転速度(540)で前記ベンチレータ(200)を作動させるように構成されていることを特徴とする装置。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の装置(10)において、
    前記装置(10)は、さらに、燃料入力部(360)から所定の距離(350)を空けて前記ガスバーナーユニット(300)のガスバーナー(302)の燃焼室(340)の所定の位置に配置され前記コントローラ(500)に接続された少なくとも1つの火炎検出器(330)を含み、
    前記所定の距離(350)は十分に大きく、これにより、火炎前面が前記流出開口部(420)の上流で所定の距離(352)を超えて達していない火炎が検出され、
    前記所定の距離(350)は十分に小さく、これにより、このような炎の根元までの距離(354)は、前記所定の距離(350)よりも大きいため、火炎前面が前記流出開口部(420)の上流で所定の距離(352)を超えて達している火炎は検出されず、
    前記コントローラ(500)は、前記火炎検出器(330)が火炎を検出していない場合に前記ガスバーナーユニット(300)を動作停止するように構成されることを特徴とする装置。
  6. 請求項5に記載の装置(10)において、
    前記火炎検出器(330)は、イオン化センサを含むことを特徴とする装置。
  7. 請求項1~6のいずれか一項に記載の装置(10)で使用するためのアセンブリ(18)であって、
    前記アセンブリ(18)は、前記ガスバーナーユニット(300)及び前記ガスバーナーユニットに結合された前記流出チャネル(400)を含み、
    前記アセンブリ(18)は、一部品の携帯型ユニットを形成し、さらに、前記アセンブリを手で保持し、操作中に手で前記アセンブリを運ぶように構成されたハンドル(16)を含み、
    空気流の流れ方向に応じた前記バーナーユニット(300)の前記ガスバーナー(302)の長さは5~25cmの範囲であり、
    空気流の流れ方向に応じた前記流出チャネル(400)の長さは、50cm~200cmの範囲であることを特徴とするアセンブリ。
  8. 請求項1~7のいずれか一項に記載の装置を制御するための方法であって、前記コントローラ(500)は、
    前記ベンチレータ(200)によって生成された空気流(12)の圧力または流量が所定の閾値(510)より大きい場合にのみ、前記ガスバーナーユニット(300)を作動させ、
    前記ベンチレータ(200)によって生成された空気流(12)の圧力および/または流量が前記所定の閾値(510)未満の場合、前記ガスバーナーユニット(300)を再び動作停止することを特徴とする方法。
  9. 請求項8に記載の方法において、前記コントローラ(500)は、
    前記ベンチレータ(300)の回転速度が所定の閾値(510)よりも大きい場合にのみ、前記ガスバーナーユニット(300)を作動させ、
    前記ベンチレータ(200)の回転速度が前記所定の閾値(510)未満の場合、前記ガスバーナーユニット(300)を再び動作停止することを特徴とする方法。
  10. 請求項8又は9に記載の方法において、
    前記コントローラ(500)は、生成された空気流の圧力および/または流量についての前記センサ(502)および/または前記ベンチレータ(200)の回転速度についての前記センサ(504)の機能において前記ガスバーナーユニット(300)を制御することを特徴とする方法。
  11. 請求項8~10のいずれか一項に記載の方法において、
    前記コントローラ(500)が、前記ガスバーナーユニット(300)の動作停止後、少なくとも所定の期間(530)の間、前記所定の閾値(510)よりも小さい所定のアイドル回転速度(540)で、前記ベンチレータ(200)を作動させることを特徴とする方法。
  12. 請求項8~11のいずれか一項に記載の方法において、
    前記コントローラ(500)は、火炎検出器(300)が火炎を検出していない場合、前記ガスバーナーユニット(300)を動作停止し、
    前記火炎検出器(300)は、燃料入力部(360)の特定の距離(350)で、前記ガスバーナーユニット(300)の前記ガスバーナー(302)の前記燃焼室(340)に配置され、
    前記所定の距離(350)は十分に大きく、火炎前面が前記流出開口部(420)の上流で所定の距離(352)を超えて達しない火炎が検出され、
    前記所定の距離(350)は十分に小さく、火炎の根元までの距離が前記所定の距離(350)よりも大きいため、火炎前面が前記流出開口部(420)の上流で前記所定の距離(352)を超えて達する火炎が検出されないことを特徴とする方法。
  13. 請求項12に記載の方法において、前記火炎検出器がイオン化センサを含むことを特徴とする方法。
  14. 請求項1~7のいずれか一項に記載の前記装置を製造するための方法であって、
    前記ガスバーナーユニット(300)および前記ガスバーナーユニットに結合された前記流出チャネル(400)は、アセンブリ(18)として製造され、
    前記アセンブリ(18)は、前記アセンブリを手で保持し、操作中に手で前記アセンブリを運ぶように構成されたハンドル(16)を含む一部品の携帯型ユニットとして製造され、
    空気流の流れ方向に応じた前記ガスバーナーユニット(300)の前記ガスバーナー(302)の長さは5~25cmの範囲であり、
    空気流の流出方向に応じた前記流出チャネル(400)の長さは、50cm~200cmの範囲であることを特徴とする方法。
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