JP2022547902A - インセンティブキャンペーンを管理してインセンティブに対する要求を自動的に承認するためのシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいて、インセンティブキャンペーンを管理し、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を自動的に承認するためのシステムおよび方法が本明細書で説明される。相手先商標製造会社から消費者まで間の様々なレベルのユーザーが対話して入力を提供し得る。様々な実施態様では、キャンペーンパラメータがインセンティブ提供者から受信されて、キャンペーンを開始し、かつ／または別の方法で管理するために使用され得る。インセンティブ提供者は次いで、進行中のキャンペーンをシステムを介して動的に変更し得る。ユーザーがそれを通してシステムとやり取りして、キャンペーンに関連した可視化が提示され得る、１つ以上のユーザーインタフェースが生成され得る。キャンペーンに対する初期または変更されたパラメータに基づき、本明細書で説明されるシステムおよび方法は、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を承認するか、拒否するか、または別の方法で応答するかを更に判断し得る。【選択図】図１

Description

本発明は、インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいてインセンティブキャンペーンを管理すること、および消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を自動的に承認することに関する。

自動車および他の製造業者は多くの場合、売り出し期間中に、購入者を刺激してある製品を買わせるためにリベートまたは他のインセンティブを提供する。彼らはまた、市場均衡を達成するために製品の価格を「微調整」しようと試みてリベートを提供する。リベートプログラムおよびそれらが実装される方法に伴って、様々な問題および欠点が存在する。例えば、従来型のリベートプログラムは典型的には、静的なインセンティブを提供する。静的なインセンティブは、セールスファネルへの可視化を可能にせず、典型的には、見込みある潜在的購入者のグループに関して過大包摂または過小包摂であるために、全く不十分である。これは市場の非効率をもたらす、すなわち、過剰な動機付けはより低い利益幅となり、不十分な動機付けは過剰在庫をもたらす。他の欠点は、リベートプログラムを実装するために必要なリードタイム、潜在的購入者および何が任意の所与の時に彼らに購入を促すかに関する意味のある情報の欠如、ならびに個人または特定の購入者グループを効果的に標的にできないことを、他の欠点の中でとりわけ、含む。

本開示の様々な実施形態は、インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいて、インセンティブキャンペーンを管理し、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を自動的に承認するように構成された、システム、方法、および持続性コンピュータ可読媒体を含み得る。本システムは、相手先商標製造会社から消費者まで間の様々なレベルでユーザーが対話して入力を提供するのを可能にし、それによりインセンティブキャンペーンの有効性を最大限にするために必要な即時の可視化および収集情報をシステムに提供し得る。例えば、ユーザーは、相手先商標製造会社、他の企業体、小売業者（特約店またはその代表者など）、消費者自身、および／または所与の取引に関与し得る他の実体を含み得る。

本発明の一態様によれば、本明細書で説明されるシステムはインセンティブ提供者のためにキャンペーンを開始して管理し得る。キャンペーンは、インセンティブ提供者によって提供された、無期限または定義された期間のいずれかのインセンティブ（またはリベート）プログラムを含み得る。インセンティブ提供者は、相手先商標製造会社、別の企業体、小売業者、または１つ以上の商品に関連したキャンペーンによって１つ以上のインセンティブを提供している他の実体を含み得る。いくつかの実施態様では、キャンペーンに対するインセンティブ提供者は、複数の実体、多階層組織、または複数の多階層組織を含み得る。様々な実施態様では、本システムは、インセンティブ提供者から、キャンペーンパラメータを受信し、キャンペーンパラメータを使用してキャンペーンを開始し、かつ／または別の方法で管理し得る。例えば、キャンペーンパラメータは、キャンペーン中に消費者に対して利用可能にされ得るインセンティブ、キャンペーン中に消費者に対して利用可能なインセンティブの提供を規定する１つ以上の規則、任意の所与のインセンティブに対する最大額を定義するインセンティブ上限、キャンペーンと関連付けられたインセンティブ予算、キャンペーンと関連付けられた満了日、キャンペーンと関連付けられた販売量上限もしくは他の制約（例えば、車両タイプ、消費者合意、入金額、小売業者区分、地理、または予算）、および／またはキャンペーン目標パラメータ（すなわち、売上げ目標または販売量目標）を定義し得る。いくつかの実施態様では、インセンティブ提供者は、（例えば、ユーザーインタフェースを介してユーザー入力を提供することにより本明細書で説明される１つ以上のキャンペーンパラメータを指定して）どのインセンティブがキャンペーン中に提供するために利用可能であるか、ならびにそれらのインセンティブが他のインセンティブと一緒に、およびどの状況で、消費者に提供するために利用可能であるかどうかを規定する１つ以上の規則を指定し得る。様々な実施態様では、本システムは、インセンティブ提供者によって提供されたキャンペーンパラメータに基づいて、キャンペーンと関連付けられた情報を管理し、メッセージを生成して消費者に送信し、インセンティブ剰余を管理し、かつ／または別の方法でインセンティブ提供者のためにキャンペーンを管理するように構成され得る。

様々な実施態様では、本システムは、ユーザー（すなわち、相手先商標製造会社（複数可）、他の企業体（複数可）、小売業者（複数可）、消費者（複数可）、または他のユーザー）がそれを通してシステムとやり取りし得る１つ以上のユーザーインタフェースを生成して提供するように構成され得る。ユーザーインタフェースを通して、本システムは、所与のキャンペーンと関連付けられた可視化を提示し得る。例えば、本システムは、１つ以上のキャンペーンと関連付けられた情報（例えば、キャンペーン情報、販売情報、インセンティブ要求情報、および／または１つ以上のキャンペーンと関連付けられた他の情報）を利用して１つ以上の可視化を生成、更新、または別の方法で維持するように構成され得る。可視化は、インセンティブ提供者および／または他のユーザーがキャンペーンの成功を追跡するのを可能にして、インセンティブ提供者がキャンペーンに関連した決定を下すのを支援し得る。例えば、可視化は、ユーザーが特定のインセンティブに対する生の消費者需要を見ること、インセンティブキャンペーンの業績を（例えば、生み出された収益または販売した商品に基づいて）見ること、複数のキャンペーンの業績を比較すること、インセンティブ上限に対する変更の予測された影響を見ること、ある期間にわたる実際のインセンティブ支出対予測されたインセンティブ支出のチャートを見ること、またはインセンティブ提供者による実際のインセンティブ支出の予測を見ることを可能にし得る。

様々な実施態様では、本明細書で説明されるシステムは、進行中のキャンペーンの動的変更を容易にし得る。様々な実施態様では、キャンペーンに対する変更は、インセンティブ提供者から受信したキャンペーンを変更する要求に応答して行われ得る。キャンペーンを変更する要求は、キャンペーンを開始し、かつ／また別の方法で管理するために使用されるキャンペーンパラメータを変更する要求を含み得る。例えば、インセンティブ提供者は、キャンペーンが開始された後に、所与のキャンペーンに対するインセンティブ上限を変更するように要求し得る。インセンティブ上限は、キャンペーンと関連付けられた任意の単一の商品または商品のセットに対して提供され得る最大インセンティブ額を定義し得る。いくつかの実施態様では、本システムは、キャンペーンに対して提案される変更を自動的に決定して、提案される変更の指示をインセンティブ提供者に提供するように構成され得る。例えば、提案される変更は、キャンペーン中に既に行われた販売を定義する情報およびキャンペーンに対する売上げ目標または販売量目標を示すキャンペーン目標パラメータに基づいて識別され得る。提案される変更は、キャンペーンと関連付けられたインセンティブに対して利用可能な資金を別のキャンペーンに移行させる提案、キャンペーンと関連付けられた満了日を変更する提案、インセンティブ上限を変更する提案、および／またはキャンペーン（またはキャンペーンパラメータの少なくとも１つ）に対する１つ以上の他の変更を含み得る。

本発明の別の態様によれば、本明細書で説明されるシステムは、インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいて、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求の自動承認を容易にし得る。例えば、本システムは、所与のキャンペーンと関連付けられた少なくとも１つの商品に関連した所望のインセンティブ額に対する要求を、消費者または彼らの代理人から、受信するように構成され得る。本システムは、１つ以上の要因に基づき、受信した要求を自動的に承認または拒否するように構成され得る。例えば、本システムは、所望のインセンティブ額がキャンペーンと関連付けられたインセンティブ上限を超えているかどうかを判断することにより要求を承認または拒否するかどうかを決定し得る。様々な実施態様では、通知が消費者または彼らの代理人に提供されて、インセンティブ提供者からの更なる入力なしで所望のインセンティブ額に対する要求が承認または拒否されるかを示し得る。所望のインセンティブ額に対する要求が拒否される場合には、変更されたインセンティブ上限以下の対案申込みインセンティブ額が決定され得、その決定された対案申込みインセンティブ額を示す通知が消費者または彼らの代理人に提供され得る。例えば、決定された対案申込みインセンティブ額を示す通知は、所望のインセンティブ額に対する要求は拒否されているという通知と共に提供され得る。いくつかの事例では、インセンティブ上限が変更された後に所望のインセンティブ額に対する要求が受信され得、本システムは、所望のインセンティブ額が変更されたインセンティブ上限を超えているかどうかを判断することにより要求を承認または拒否するかどうかを決定し得る。

受信した各要求に対して、要求された所望のインセンティブ額の指示および所与の要求が承認または拒否されたかどうかを含む要求と関連付けられたインセンティブ要求情報が格納され得る。所望のインセンティブ額に対する要求が受信されて自動的に拒否される場合、インセンティブ要求情報は、インセンティブ上限の後の変更に応答して、再検討され得る。例えば、キャンペーンに対するインセンティブ上限の変更に応答して、以前に拒否された要求に対する所望のインセンティブ額が変更されたインセンティブ上限をもはや超えていないかどうかが、インセンティブ要求情報に基づいて判断され得る。

本明細書で開示されるシステムおよび／または方法のこれらおよび他の目的、特徴、および特性、ならびに構造の関連要素の操作および機能の方法ならびに製造業者の部品および経済の組合わせは、その全てが本明細書を形成する、付随の図面を参照して以下の説明および添付のクレームを検討すると、より明らかになり、同様の参照番号は様々な図面において対応する部品を指定する。しかし、図面は例示および説明だけを目的とし、本発明の制限の定義としては意図されていないことが明白に理解されるはずである。本明細書およびクレームで使用されるように、「１つの（ａ）」、「１つの（ａｎ）」、および「その（ｔｈｅ）」は、文脈で別段の明確な指示がない限り、複数の参照を含む。

図面は例示目的だけのために提供されて、典型的または例示的な実施態様を示すだけである。これらの図面は読者の理解を容易にするために提供されており、本開示の幅、範囲、または適用可能性を制限すると見なされるべきではない。明確にして説明しやすくするために、これらの図面は必ずしも原寸に比例して描かれていない。

本発明の一実施態様に従い、インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいて、インセンティブキャンペーンを管理し、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を自動的に承認するためのシステムの一例のブロック図を示す。 １つ以上の実施態様に従い、システムで利用可能な情報に基づいて生成された所与のキャンペーンに関連した可視化例を示す。 １つ以上の実施態様に従い、１つ以上のキャンペーンに関連した消費者需要を示す可視化例を示す。 １つ以上の実施態様に従った、１つ以上のキャンペーンを管理して、システムで利用可能な情報に基づいて生成された複数の可視化を含めるためのインタフェース例を示す。 本発明の一実施態様に従い、インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいて、インセンティブキャンペーンを管理し、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を自動的に承認するプロセスの一例を示す。

本明細書で説明される発明は、インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいて、インセンティブキャンペーンを管理し、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を自動的に承認するためのシステムおよび方法に関する。本明細書で説明されるシステムおよび方法は、相手先商標製造会社から消費者まで間の様々なレベルにおいてユーザーが対話して入力を提供するのを可能にし、それによりインセンティブキャンペーンの有効性を最大限にするために必要な即時の可視化および収集情報をシステムに提供し得る。様々な実施態様では、キャンペーンパラメータは、インセンティブ提供者から受信されて、キャンペーンを開始し、かつ／また別の方法で管理するために使用され得る。インセンティブ提供者は次いで、進行中のキャンペーンをシステムを介して動的に変更し得る。ユーザーがそれを通してシステムとやり取りして、キャンペーンに関連した可視化が提示され得る、１つ以上のユーザーインタフェースが生成され得る。キャンペーンに対する初期または変更されたパラメータに基づき、本明細書で説明されるシステムおよび方法は、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を承認するか、拒否するか、または別の方法で応答するかをさらに決定し得る。

本明細書で説明される実施態様はこれらの特定の詳細なしで、または同等の構成で実施され得ることが当業者によって理解されるであろう。様々な事例では、周知の構造および装置は実施態様を不必要に不明瞭にするのを回避するためにブロック図形式で示されている。

システムアーキテクチャ例
図１は、本発明の一実施態様に従い、インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいて、インセンティブキャンペーンを管理し、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を自動的に承認するためのシステム１００の一例のブロック図を示す。様々な実施態様では、システム１００は、１つ以上のクライアントコンピューティングプラットフォーム１０４、１つ以上のサーバー１１０、電子記憶装置１３０、および／または他の構成要素を含み得る。例えば、システム１００は、システム１００の外部の情報源、システム１００に参加している外部実体、および／または他の情報源などの、１つ以上の外部情報源を含み得る。様々な実施態様では、システム１００は、１つ以上の相手先商標製造会社１４０、１つ以上の企業体１５０、１つ以上の小売業者１６０、および／または１人以上の消費者１７０から入力を受信するか、または別の方法でやり取りするように構成され得る。例えば、１つ以上の相手先商標製造会社１４０、１つ以上の企業体１５０、１つ以上の小売業者１６０、１人以上の消費者１７０、および／または彼らの代表者は、１つ以上のクライアントコンピューティングプラットフォーム１０４を介してシステム１００とやり取りし得る。

所与のクライアントコンピューティングプラットフォーム１０４は、コンピュータプログラム構成要素を実行するように構成された１つ以上のプロセッサを含み得る。コンピュータプログラム構成要素は、インセンティブ提供者（すなわち、相手先商標製造会社、別の企業体、小売業者、および／またはキャンペーンを介して１つ以上の商品に関連した１つ以上のインセンティブを提供する他の実体）がキャンペーンを開始、変更、監視、および／または別の方法で管理するのを可能にし、１人以上のユーザー（例えば、１つ以上の相手先商標製造会社１４０、１つ以上の企業体１５０、１つ以上の小売業者１６０、１人以上の消費者１７０、および／または彼らの代表者／代理人）が所望のインセンティブを要求し、および／もしくは別の方法でシステム１００を介してインセンティブ提供者とやり取りし、ならびに／または別の方法で本明細書で説明される操作と関連付けられたユーザーやり取り（複数可）を容易にするのを可能にするように構成され得る。非限定的例として、所与のクライアントコンピューティングプラットフォームは、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、タブレットコンピューティングプラットフォーム、Ｎｅｔｂｏｏｋ、スマートフォン、および／または他のコンピューティングプラットフォームの１つ以上を含み得る。

様々な実施態様では、１つ以上のサーバー１１０（便宜上、本明細書ではサーバー（複数可）１１０、サーバー１１０、または複数のサーバー１１０とも区別しないで呼ばれる）は、１つ以上のクライアントコンピューティングプラットフォーム１０４および／またはシステム１００の他の構成要素と通信するように構成され得る。ユーザーはクライアントコンピューティングプラットフォーム（複数可）１０４を介してシステム１００にアクセスし得る。本明細書で使用されるように、「ユーザー」または「複数のユーザー」は１つ以上の相手先商標製造会社１４０、１つ以上の企業体１５０、１つ以上の小売業者１６０、１人以上の消費者１７０、および／または彼らの代表者／代理人を含み得る。サーバー（複数可）１１０は、ユーザーインタフェースをクライアントコンピューティングプラットフォーム（複数可）１０４上に提示するために必要な情報をクライアントコンピューティングプラットフォーム（複数可）１０４に提供し得る。クライアントコンピューティングプラットフォーム（複数可）１０４は、サーバー（複数可）１１０での更なる処理および／または機能を容易にするために情報をサーバー（複数可）１１０に伝達して戻し得る。通信はネットワーク（複数可）１０２を通して容易にされ得る。ネットワーク（複数可）１０２は、有線および／または無線接続を含み得る。ネットワーク（複数可）１０２は、インターネット、ブルートゥース、ＵＳＢ、および／または他の通信ネットワークを含み得る。これは制限することを意図していないこと、および本開示の範囲はシステム１００の構成要素が何らかの他の通信媒体を介して動作可能にリンクされ得る実施態様を含むことが理解されよう。

様々な実施態様では、サーバー（複数可）１１０は、１つ以上の物理プロセッサ１１２および／または他の構成要素を含み得る。１つ以上の物理プロセッサ１１２（便宜上、本明細書ではプロセッサ（複数可）１１２、プロセッサ１１２、または複数のプロセッサ１１２とも区別しないで呼ばれる）は、システム００内の処理機能に情報を提供するように構成され得る。そのため、プロセッサ（複数可）１１２は、デジタルプロセッサ、アナログプロセッサ、情報を処理するように設計されたデジタル回路、中央処理装置、グラフィックス処理ユニット、マイクロコントローラ、情報を処理するように設計されたアナログ回路、状態機械、および／または情報を電子的に処理するための他の機構を含み得る。

様々な実施態様では、プロセッサ（複数可）１１２は、１つ以上のコンピュータ可読命令１１４を実行するように構成され得る。コンピュータ可読命令１１４を実行すると、１つ以上のプロセッサ１１２に、インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいてインセンティブキャンペーンを管理させ、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を自動的に承認させ得る。コンピュータ可読命令１１４は、１つ以上のコンピュータプログラム構成要素を含み得る。いくつかの実施態様では、コンピュータ可読命令１１４は、電子記憶装置（例えば、電子記憶装置１３０）内に格納され得る。コンピュータ可読命令１１４は、キャンペーン開始構成要素１１６、キャンペーン管理構成要素１１８、キャンペーン可視化構成要素１２０、キャンペーン変更構成要素１２２、インセンティブ提供構成要素１２４、および／または他のコンピュータプログラム構成要素を含み得る。本明細書で使用されるように、便宜上、様々なコンピュータ可読命令１１４は、実際に、様々な命令が操作を実行するためにプロセッサ（複数可）１１２（および従ってシステム１００）をプログラムする場合に、操作を実行すると説明される。

キャンペーン開始構成要素１１６は、インセンティブ提供者のために１つ以上の商品に関連したキャンペーンを開始するように構成され得る。キャンペーンは、インセンティブ提供者によって提供された、無期限または定義された期間のいずれかのインセンティブ（またはリベート）プログラムを含み得る。インセンティブ提供者は、相手先商標製造会社、別の企業体、小売業者、および／またはキャンペーンを介して１つ以上の商品に関連した１つ以上のインセンティブを提供している他の実体を含み得る。いくつかの実施態様では、キャンペーンに対するインセンティブ提供者は、複数の実体、多階層組織、または複数の多階層組織を含み得る。様々な実施態様では、キャンペーン開始構成要素１１６は、キャンペーンパラメータに基づいてキャンペーンを開始するように構成され得る。様々な実施態様では、キャンペーンパラメータは、１つ以上の商品に対して利用可能なインセンティブ、キャンペーン中に消費者に対して利用可能なインセンティブの提供を規定する１つ以上の規則、任意の所与のインセンティブに対して最大額を定義するインセンティブ上限、キャンペーンと関連付けられたインセンティブ予算、キャンペーンと関連付けられた満了日、キャンペーンと関連付けられた販売量上限および／もしくは他の制約（例えば、車両タイプ、消費者合意、入金額、小売業者区分、地理、または予算、および／または他の制約）、キャンペーン目標パラメータ（すなわち、売上げ目標、販売量目標、および／または他のキャンペーン目標）、ならびに／またはキャンペーンの他の態様を定義し得る。キャンペーンパラメータは、キャンペーンを開始し、かつ／また別の方法で管理するために使用され得る。各キャンペーンパラメータは、システム１００の１人以上のユーザーに知られていることも、知られていないこともあり得る。様々な実施態様では、キャンペーン開始構成要素１１６は、キャンペーンパラメータをインセンティブ提供者から受信するように構成され得る。例えば、キャンペーン開始構成要素１１６は、キャンペーン中に（またはキャンペーンを通して）消費者に対して利用可能にされ得るインセンティブを少なくとも定義するキャンペーンパラメータを、インセンティブ提供者から、受信するように構成され得る。

様々な実施態様では、キャンペーン開始構成要素１１６は、特定のキャンペーン中に消費者に対して利用可能な、任意の所与のインセンティブ、またはインセンティブのセットに対する最大額を定義するインセンティブ上限を決定するように構成され得る。本明細書で更に説明されるように、インセンティブ提供者は、システム１００内で、（例えば、ユーザーインタフェースを介してユーザー入力を提供することにより１つ以上のキャンペーンパラメータを指定して）どのインセンティブがキャンペーン中に提供するために利用可能であるか、ならびにそれらのインセンティブが他のインセンティブと一緒に、およびどの状況で、消費者に提供するために利用可能であるかどうかを規定する１つ以上の規則を指定し得る。様々な実施態様では、キャンペーン開始構成要素１１６は、所与のキャンペーン中に利用可能なインセンティブのセットに基づいてインセンティブ上限を決定するように構成され得る。例えば、特定のインセンティブが他のインセンティブと一緒に消費者に提供するために利用可能であるかどうかを規定する１つ以上の規則に基づき、キャンペーン開始構成要素１１６は、提供され得る最大インセンティブ額を、単一のインセンティブ上限に基づいて、または複数の相互に寛容な適格インセンティブを組み合わせることにより、決定するように構成され得る。実施態様例では、キャンペーンは、全てに寛容な＄１，０００のインセンティブおよび各々＄３００相当の２つのインセンティブを除いて寛容な＄７００のインセンティブを含む複数のインセンティブと関連付けられ得る。それに応じて、最大の利用可能な集合的インセンティブは＄１，７００相当の２つのインセンティブ（すなわち、＄１，０００＋＄７００）または＄１，６００相当の３つのインセンティブ（すなわち、＄１，０００＋＄３００＋＄３００）である。前述の実施態様例では、キャンペーン開始構成要素１１６は、そのキャンペーンに対するインセンティブ上限は＄１，７００－すなわち、そのキャンペーンに対して利用可能なインセンティブならびにそれらのインセンティブが他のインセンティブと一緒に、およびどの状況で提供するために利用可能であるかどうかを規定する規則に基づいて最大の考えられる集合的インセンティブ、であると決定するように構成され得る。従って、キャンペーン開始構成要素１１６は、そのキャンペーンに対して利用可能なインセンティブに基づいてキャンペーンに対するインセンティブ上限を最適化するように構成され得る。

キャンペーン管理構成要素１１８は、インセンティブ提供者のためにキャンペーンを管理するように構成され得る。例えば、キャンペーン管理構成要素１１８は、キャンペーンを変更するための要求または消費者もしくは彼らの代理人からのインセンティブに対する要求を管理し、キャンペーンと関連付けられた情報を管理し、メッセージを生成して１人以上の消費者１７０に（例えば、クライアントコンピューティングプラットフォーム（複数可）１０４を介して）送信し、インセンティブ剰余を管理し、かつ／または別の方法でインセンティブ提供者のためにキャンペーンを管理するように構成され得る。様々な実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、ユーザー（すなわち、相手先商標製造会社（複数可）１４０、他の企業体（複数可）１５０、小売業者（複数可）１６０、消費者（複数可）１７０、および／または他のユーザー）がそれを通してシステム１００とやり取りするユーザーインタフェースを生成するように構成され得る。様々な実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、生成されたユーザーインタフェースを提示するために必要な情報をクライアントコンピューティングプラットフォーム（複数可）１０４に提供して、生成されたユーザーインタフェースを１人以上のユーザーに提示するのを容易にするように構成され得る。

様々な実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、キャンペーンを変更する要求を受信するように構成され得る。例えば、キャンペーン管理構成要素１１８は、インセンティブ提供者（例えば、相手先商標製造会社１４０、別の企業体１５０、小売業者１６０、および／または他のインセンティブ提供者）から、そのインセンティブ提供者によって提供されたキャンペーンを変更する要求を受信するように構成され得る。様々な実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、キャンペーンを変更する要求をキャンペーン変更構成要素１２２に提供するように構成され得、キャンペーン変更構成要素１２２は、本明細書で更に説明されるようにキャンペーンを変更するように構成される。

様々な実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、消費者または彼らの代理人からインセンティブに対する要求を受信するように構成され得る。様々な実施態様では、受信された所望のインセンティブ額に対する要求は、所望のインセンティブ額の指示、要求と関連付けられた１つ以上の商品、および／または要求と関連付けられた他の情報を含み得る。例えば、要求と関連付けられた他の情報は、購入と関連した追加情報を含み得る。例えば、要求は、購入予定の特定の商品、購入予定の商品のタイプ、消費者によって支払い予定の入金額および／もしくは他の資金調達情報、ならびに／または要求および／もしくはインセンティブ額が要求されている潜在的購入に関連した他の情報を含み得る。

いくつかの実施態様では、要求と関連付けられた他の情報は、要求に関連して消費者に提示された追加の質問に対する回答を含み得る。様々な実施態様では、インセンティブ提供者は、消費者または彼らの代理人が回答して、所望のインセンティブ額に対する要求と共に提供すべき１つ以上の質問を含み得る。１つ以上の質問は、消費者の年齢、人口統計層（ｄｅｍｏｇｒａｐｈｉｃ）、消費者が軍人であるか、もしくは軍人であったか、消費者は最近卒業したか、もしくは近々卒業するか（例えば、卒業月および／もしくは年、授与された学位、学位が授与された学校、ならびに／または大学学位の授与に関連した他の質問）、消費者が関心のある１つ以上の他の商品（例えば、車の購入の場合、消費者が同様に関心のある車の１つ以上の他のメーカーまたはモデル）、消費者が取引を行った何らかの他の店舗、インセンティブが利用可能もしくは有効である必要がある期間、および／または消費者に対して利用可能なインセンティブを決定するために適切であり得るか、もしくはそうでなければインセンティブ提供者にとって有用な情報を含み得る他のトピックに関連し得る。追加の質問は１つ以上の様々なタイプの質問を含み得る。例えば、追加の質問は、２値回答（ｙｅｓまたはｎｏ）をもつ質問、消費者（または彼らの代理人）に範囲を指定することを要求する質問、多項選択式の質問、および／またはインセンティブを要求している消費者に関してインセンティブ提供者に追加の情報を提供する他のタイプの質問を含み得る。

本明細書で説明されるように、インセンティブ提供構成要素１２４は、所望のインセンティブ額に対する要求を要求に付随する情報に基づいて承認または拒否するかどうかを決定するように構成され得る。様々な実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する個々の要求をインセンティブ提供構成要素１２４に提供するように構成され得、インセンティブ提供構成要素１２４は、本明細書でさらに説明されるように、要求を承認または拒否するかどうかを自動的に決定するように構成される。

様々な実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、キャンペーン情報、販売情報、インセンティブ要求情報、および／もしくはキャンペーンと関連付けられた他の情報を追跡、そのレコードの格納、ならびに／または別の方法で管理するように構成され得る。キャンペーン情報は、インセンティブ提供者によって提供されたキャンペーンの管理と関連付けられた情報を含み得る。例えば、キャンペーン情報は、キャンペーンを開始するために利用されたキャンペーンパラメータ、インセンティブ提供者から受信されたキャンペーンを変更する要求、キャンペーンに対する提案された変更、キャンペーンに対して行われた変更、および／またはキャンペーンの管理と関連付けられた他の情報を含み得る。販売情報は、キャンペーンと関連付けられた１つ以上の商品の個々の販売と関連付けられた情報を含み得る。例えば、販売情報は、販売価格、購入者情報（名前、住所、電話番号、電子メールアドレス、および／または他の連絡先情報）、提供および／もしくは利用されたインセンティブ、購入日付および／もしくは時間、ならびに／またはキャンペーンと関連付けられた１つ以上の商品の販売と関連付けられた他の情報を含み得る。インセンティブ要求情報は、消費者または彼らの代理人からシステム１００によって受信された要求と関連付けられた情報を含み得る。例えば、インセンティブ要求情報は、要求された所望のインセンティブ額の指示、所与の要求が承認もしくは拒否されたか、要求が販売をもたらしたか、要求と共に受信された要求情報（例えば、要求に関連して消費者に提示された追加の質問に対する回答）、および／またはシステム１００によって受信されたインセンティブに対する要求と関連付けられた他の情報を含み得る。様々な実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、キャンペーン情報、販売情報、インセンティブ要求情報、および／もしくはキャンペーンと関連付けられた他の情報がシステム１００の１つ以上の他の構成要素に提供されて、１つ以上の他の構成要素に関して本明細書で説明される１つ以上の処理操作を容易にするように構成され得る。

様々な実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、１人以上の消費者１７０から受信されたインセンティブに対する１つ以上の以前に拒否された要求と関連付けられた情報を含む格納されたインセンティブ要求情報に基づいて、メッセージを生成して１人以上の消費者１７０に提供するように構成され得る。例えば、本明細書でさらに説明されるように、以前に拒否された所望のインセンティブ額に対する要求は、キャンペーンパラメータに対する１つ以上の変更に応答して、再検討され得る。実施態様例では、キャンペーン管理構成要素１１８は、消費者または彼らの代理人から、キャンペーンと関連付けられた少なくとも１つの商品に関連した所望のインセンティブ額に対する要求を受信するように構成され得る。受信された要求が拒否される場合、その要求はその後、インセンティブ提供構成要素１２４に関して本明細書で説明されるように、そのキャンペーンに対する１つ以上のキャンペーンパラメータの変更に応答して再検討されて、その要求が今回承認されるかどうかを決定し得る。様々な実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、以前に拒否された要求の所望のインセンティブ額が今回承認され得る（例えば、所望のインセンティブ額が変更されたインセンティブ上限を超えないため）という決定に応答して、メッセージを生成して消費者（例えば、消費者１７０）に送信するように構成され得る。言い換えれば、システム１１０は、以前に拒否されたがインセンティブキャンペーンに対する１つ以上の変更に基づいて今回承認され得る所望のインセンティブ額に対する要求を提出した消費者に対して的を絞ったメッセージを生成して送信することによりナローキャスティングに関与するように構成され得る。

様々な実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、インセンティブ剰余を管理するように構成され得る。例えば、システム１００を通して、インセンティブ提供者はユーザー（すなわち、企業体、小売業者、および／または消費者の代わりにインセンティブ額を要求するためにシステム１００を利用している他の実体）に、販売を行うためにインセンティブ上限よりも少ないインセンティブ額を要求しているユーザーによって生み出されたインセンティブ剰余を提供するのを可能にし得る。インセンティブ剰余を生み出すために、ユーザー（例えば、特約店などの小売業者）は商品ごと（例えば、車両ごと）に予算計上されたインセンティブ（またはインセンティブ上限）よりも少なく使用する必要があり得、予算計上されたインセンティブは、ユーザーに分かっていることもあれば、分かっていないこともある。ユーザーがインセンティブを使用することなく取引をまとめる場合、予算計上された商品ごとのインセンティブ額全体は、後の使用のためにユーザーによって「積み立て（ｂａｎｋ）」られ得る。例えば、所与の商品に対するインセンティブ上限またはキャンペーン中のインセンティブが＄３，０００であり、ユーザーが、両方とも承認されて販売をもたらす＄１，０００のインセンティブ額に対する２つの要求を提出する場合、＄４，０００の剰余（すなわち、（＄３，０００－＄１，０００）×２）が、取引を実行するために最大限よりも少ないインセンティブを賢く分散するユーザーによって生み出される。いくつかの実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、後の販売での使用のためにユーザーによって生み出された剰余の全部または一部へのアクセスを容易にするように構成され得る。例えば、消費者はその後、所与の取引に対して＄５，０００のインセンティブを要求し得る。この要求は、インセンティブ上限が＄３，０００で設定されている場合、拒否され得る。しかし、ユーザー（例えば、小売業者）は、以前の販売で生み出された剰余の一部を利用して消費者に購入するように動機付け得る。例えば、ユーザーは、販売を行うために、生み出された＄４，０００の剰余のうちの＄２，０００を利用して、消費者に提供されるインセンティブ額を＄５，０００まで増加し得る。剰余の使用は、ユーザーの裁量であり得、ユーザー（例えば、特約店などの小売業者）が、例えば、販売することができないことが分かっている商品に関して剰余を利用して、需要が高い商品に関してそれを使用しないのを可能にする。それに応じて、システム１００は、販売を最大限にするために、インセンティブ提供者が、そこを通して商品が購入される小売業者または他の実体を奨励して利用可能なインセンティブ上限を賢く利用させるのを可能にし得る。いくつかの実施態様では、販売ごとに生み出されたインセンティブ剰余は、インセンティブ提供者によって制御される分割パーセント点（ｓｐｌｉｔ ｐｅｒｃｅｎｔａｇｅ ｐｏｉｎｔ）に基づき得る。例えば、インセンティブ提供者はユーザー（すなわち、企業体または小売業者）といくら共有されて剰余に入れられ、いくらインセンティブ提供者に割り当てて戻されるかを決定し得る。小売業者が未使用のインセンティブの一部を積み立てて、インセンティブ提供者が残りを積み立てる場合、インセンティブ提供者は、剰余のうちの自分の保持分を、そうでなければ必要であり得るところに（例えば、同じ地域内または完全に異なる地域内の別のキャンペーンに）再分散する柔軟性を有し得る。

様々な実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、ユーザーを、システム１００とのユーザーのやり取りに基づいて評価するように構成され得る。例えば、所与のキャンペーンに関して、キャンペーン管理構成要素１１８は、キャンペーンと関連付けられて商品がそこを通して購入される所与の企業体または小売業者を評価する（例えば、格付けまたは査定する）ように構成され得る。いくつかの実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、ユーザーごとに、どれだけ要求するか、どれくらい頻繁に要求を行うか、要求のうちのいくつが承認もしくは拒否されるかを評価し、かつ／または別の方法で１つ以上のキャンペーンに対するシステム１００とのユーザーやり取りを評価するように構成され得る。いくつかの実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、評価の結果を数値化するように構成され得る。例えば、各ユーザーの評価に基づき、キャンペーン管理構成要素１１８は、あるレベルを下回る業績のユーザーに対して承認されるインセンティブの数を減らし、各ユーザーがどのように格付けされているかを公開で示し（例えば、所定の測定基準に基づくユーザーのランキングを示すリーダーボードを掲示する）、所定のレベルで遂行するユーザーに報酬を与え、かつ／または各ユーザーの評価に基づきユーザーの挙動を別の方法で奨励または抑制するように構成され得る。いくつかの実施態様では、キャンペーン管理構成要素１１８は、ユーザーのシステム１００とのやり取りに基づいてユーザーを評価し、その評価に基づいてメッセージを生成して、そのメッセージをユーザー（例えば、１つ以上のコンピューティングプラットフォーム（複数可）１４０を介して）に送信するように構成され得る。

キャンペーン可視化構成要素１２０は、所与のキャンペーンと関連付けられた１つ以上の可視化を生成するように構成され得る。様々な実施態様では、キャンペーン可視化構成要素１２０によって生成された可視化は、ディスプレイ装置を介して表示され得る。例えば、キャンペーン可視化構成要素１２０によって生成された可視化は、クライアントコンピューティングプラットフォーム１０４のディスプレイ装置を介して表示され得る。様々な実施態様では、キャンペーン可視化構成要素１２０は、１つ以上のキャンペーンと関連付けられた情報（例えば、キャンペーン情報、販売情報、インセンティブ要求情報、および／または１つ以上のキャンペーンと関連付けられた他の情報）を利用して１つ以上の可視化を生成するように構成され得る。いくつかの実施態様では、キャンペーン可視化構成要素１２０は、キャンペーン管理構成要素１１８から１つ以上のキャンペーンと関連付けられた情報を受信するように構成され得る。

様々な実施態様では、キャンペーン可視化構成要素１２０は、キャンペーンの成功（または進捗）を追跡して、ユーザー（例えば、インセンティブ提供者）がキャンペーンに関連した決定を下す（例えば、インセンティブ上限を動的に調整する）のを支援し、かつ／または別の方法で１つ以上のキャンペーンに関連してシステムで利用可能な情報を表示する可視化を生成して１人以上のユーザーに提供するように構成され得る。例えば、キャンペーン可視化構成要素１２０は、ユーザーが特定のインセンティブに対する生の消費者需要を見ること、インセンティブキャンペーンの業績を（例えば、生み出された収益または販売した商品に基づいて）見ること、複数のキャンペーンの業績を比較すること、インセンティブ上限に対する変更の予測された影響を見ること、ある期間にわたる実際のインセンティブ支出対予測されたインセンティブ支出のチャートを見ること、インセンティブ提供者による実際のインセンティブ支出の予測を見ること、および／またはシステム１００で利用可能な情報を別の方法で可視化するのを可能にする可視化を生成して提供するように構成され得る。

図２は、１つ以上の実施態様に従い、システム１００で利用可能な情報に基づいて生成された所与のキャンペーンに関連した可視化例２００を示す。可視化例２００は、所与のキャンペーン中に行われた販売を示しており、消費者（例えば、１人以上の消費者１７０）に刺激を与えて購入させるために必要なインセンティブ額を（ｙ軸上に）示す。様々な実施態様では、キャンペーン可視化構成要素１２０は、可視化例２００を生成するように構成され得る。可視化例２００は、本明細書で説明されるシステムおよび方法によって具現化される従来型のシステムと比べて技術的な改善も示す。

前述のとおり、従来型のリベートプログラムおよびそれらが実装される方法に伴って、様々な問題および欠点が存在する。例えば、従来型のリベートプログラムは典型的には、静的なインセンティブを提供する。静的なインセンティブを提供するキャンペーン（またはリベートプログラム）は、消費者が少ないインセンティブで購入を行っているか、またはインセンティブが消費者に刺激を与えて購入させることができないかどうかに関わらず、同じインセンティブを各消費者に提供する。結果的に、キャンペーンは過大包摂（購入させるためにインセンティブが必要でない消費者にインセンティブを提供することにより）および過小包摂（インセンティブが十分に大きくないために販売を獲得しそこなったことにより）の両方であり得る。例えば、可視化例２００は２９の取引（または可能性がある取引）を示す。静的な＄３，０００のインセンティブが消費者に対して利用可能にされる従来型のリベートプログラムでは、２９の可能性がある取引は１３の取引だけという結果となるであろう。例えば、＄３，０００のインセンティブは、１６人の消費者に刺激を与えて購入させるには不十分であり、＄３，０００のインセンティブは、１２人の消費者に刺激を与えて購入させるために必要なインセンティブを超えており、１人の消費者だけに対して、＄３，０００のインセンティブは、刺激を与えて購入させるために必要なぴったりのインセンティブ額であろう。

従来型のリベートプログラムと異なり、本明細書で説明されるシステムおよび方法は、インセンティブ提供者が動的インセンティブを利用して、消費者に提供されるインセンティブを販売に刺激を与えるために必要なだけに制限するのを可能にし、それにより、そうでなければ逃していた（すなわち、静的なインセンティブ額は販売に刺激を与えるために十分に大きくなかったので）売上げに適用されて、そうでなければ失われていた利益を確保する。例えば、本明細書でさらに説明されるように、インセンティブ提供者は、消費者（例えば、１人以上の消費者１７０）、彼らの代理人、またはそこを通してインセンティブが提供される他の実体に知られていないキャンペーンに対するインセンティブ上限を確立し得る。インセンティブ提供構成要素１２４に関して本明細書でさらに説明されるように、本システムは、インセンティブ額に対する要求を受信して、インセンティブ上限および／もしくは１つ以上の他のパラメータに基づいて要求を承認または拒否するかを自動的に決定し得る。

図１を再度参照すると、キャンペーン可視化構成要素１２０は、所与のキャンペーンと関連付けられた１つ以上の可視化を提供するようにさらに構成され得る。例えば、キャンペーン可視化構成要素１２０は、図３に例示される可視化例３００、図４に例示されるインタフェース例４００の可視化例４１０、図４に例示されるインタフェース例４００の可視化例４２０、および／またはシステム１００で利用可能な情報に基づいて生成される１つ以上の他の可視化を生成するように構成され得る。可視化例３００、インタフェース例４００の可視化例４１０、およびインタフェース例４００の可視化例４２０は、図３および図４に関連して本明細書でさらに説明される。

様々な実施態様では、キャンペーン可視化構成要素１２０は、所与のキャンペーンに対して生成された可視化を更新するように構成され得る。例えば、キャンペーン可視化構成要素１２０は、システム１００で利用可能な情報に基づいて可視化を経時的に（例えば、キャンペーンの未決中）自動的に更新するように構成され得る。例えば、キャンペーン可視化構成要素１２０は、キャンペーンのために予測されたインセンティブ支出の指示およびキャンペーン中に所与の時点における現在の実際のインセンティブ支出を取得するように構成され得る。キャンペーンのために予測されたインセンティブ支出の指示および現在の実際のインセンティブ支出は、キャンペーン管理構成要素１１８から取得され得る。例えば、キャンペーン管理構成要素１１８は、（例えば、インセンティブに対する１つ以上の承認された要求に少なくとも基づいて）キャンペーンに対する現在の実際のインセンティブ支出を判断するように構成され得る。様々な実施態様では、キャンペーン可視化構成要素１２０は、予測されたインセンティブ支出および実際のインセンティブ支出の両方を示す可視化を生成し、その可視化をグラフィカルユーザーインタフェースを介して提供するように構成され得る。様々な実施態様では、インセンティブ提供者は、インセンティブ上限に対する潜在的な変更を示すユーザー入力を提供し得、キャンペーン可視化構成要素１２０は、インセンティブ上限に対する潜在的な変更に基づいて可視化を更新して、予測されたインセンティブ支出を示すように構成され得る。そのため、インセンティブ提供者は、インセンティブ上限に対する変更がキャンペーン自体にどのように影響し得るかをリアルタイムで可視化し得る。

図３は、１つ以上の実施態様に従い、１つ以上のキャンペーンに関連した消費者需要を示す可視化例３００を示す。様々な実施態様では、可視化例３００は、１つ以上のキャンペーンに対するインセンティブ上限に基づく消費者需要を示し得る。例えば、可視化例３００は、＄３，０００のインセンティブ上限に基づく消費者需要を示し得る。様々な実施態様では、可視化例は、受信したインセンティブ額に対する各要求の表示および要求された額が承認、拒否、および／または対案が出された（すなわち、対案申込みが決定されて消費者および／または彼らの代理人に提供された）かどうかの表示を含み得る。例えば、可視化例３００は、値によってプロットされたシステム１００によって受信されたインセンティブ額に対して要求された各々をタイムラインに沿って示し得る。いくつかの実施態様では、ユーザーは期間（例えば、所与の日付または日付範囲）を選択して、選択された期間中のインセンティブに対する生の消費者需要を見得る。例えば、ユーザーはドロップダウンリストから２週間の期間（例えば、２０１８年１０月１日～２０１８年１０月１３日）を選択して、その期間中の消費者需要を見得る。様々な実施態様では、ユーザーは、可視化例３００を介して消費者需要をリアルタイムで見得る。例えば、可視化例３００は、本明細書でさらに説明されるように、システム１００で利用可能な情報に基づき自動的に更新され得る。

図４は、１つ以上の実施態様に従い、１つ以上のキャンペーンを管理し、システム１００で利用可能な情報に基づいて生成された複数の可視化を含めるためのインタフェース例４００を示す。様々な実施態様では、インタフェース例４００は、インセンティブ提供者がそれを通して１つ以上のキャンペーンパラメータを変更し、かつ／または別の方法で進行中のキャンペーンを管理し得るキャンペーン管理インタフェースを含み得る。例えば、インタフェース例４００は、インセンティブ提供者がそれを通して１つ以上のキャンペーンパラメータ（例えば、インセンティブ上限）に対する変更の予測される影響を可視化し得るキャンペーン管理インタフェースを含み得、１つ以上のキャンペーンパラメータをそのインタフェースを介して変更し得る。様々な実施態様では、インタフェース例４００は、インセンティブ提供者がそれを通して現在のインセンティブ支出、予測されたインセンティブ支出、現在の販売量、予測された販売量、ならびに／または１つ以上のキャンペーンに関連した、および／もしくは所与の期間中の他の統計値を可視化し得るキャンペーン管理インタフェースを含み得る。例えば、インタフェース例４００は、インセンティブ提供者がそれを通して現在のインセンティブ支出、予測されたインセンティブ支出、現在の販売量、予測された販売量、ならびに／または１つ以上のキャンペーンに関連した、および／もしくは所与の期間中の他の統計値を、１つ以上のキャンペーンパラメータに対する１つ以上の提案された変更に基づいて可視化し得るキャンペーン管理インタフェースを含み得る。

様々な実施態様では、インタフェース例４００は、パラメータ調整構成要素４０２、可視化例４１０、可視化例４２０、ならびに／または１つ以上の他の構成要素および／もしくは可視化を含み得る。パラメータ調整構成要素４０２は、現在のパラメータを表示して、現在のパラメータを変更するユーザー入力を受信するように構成され得る。例えば、パラメータ調整構成要素４０２は、現在のパラメータをパラメータ表示４０４（例えば、＄４，２００の現在のインセンティブ上限）を介して表示し、現在のパラメータを変更するユーザー入力をパラメータ入力構成要素４０６を介して受信するように構成され得る。パラメータ入力構成要素４０４を介して、インセンティブ提供者は新規または変更されたパラメータ（例えば、＄４，７００の新しいインセンティブ上限）を入力し得る。新規または変更されたパラメータの受信に応答して、キャンペーン可視化構成要素１２０は、新規もしくは変更されたパラメータに基づいて、可視化例４１０、可視化例４２０、および／または１つ以上の他の可視化を自動的に更新するように構成され得る。様々な実施態様では、インタフェース例４００は、受信したユーザー入力に基づいて、キャンペーンパラメータを変更するように構成され得る。例えば、「適用する（Ａｐｐｌｙ）」というラベルの付いた選択可能な構成要素を選択することにより、インセンティブ提供者は、キャンペーンの未決中に、キャンペーンパラメータの変更を実施することが可能であり得る。従って、システム１００は、キャンペーンパラメータの追加および／または変更に基づいてキャンペーンを変更する前に、ユーザーがキャンペーンパラメータの追加および／または変更の予測される影響を可視化するのを可能にし得る。

キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーンを変更するように構成され得る。様々な実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーンが開始された後にキャンペーンを変更するように構成され得る。例えば、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーンが開始された後、キャンペーンに混乱をもたらすことなく、キャンペーンを変更するように構成され得る。言い換えれば、キャンペーン変更構成要素１２２は、進行中のキャンペーンに対して動的に変更を行うように構成され得る。例えば、キャンペーン変更構成要素１２２は、インセンティブ上限自体、キャンペーン中に利用可能なインセンティブ、またはそれらのインセンティブが他のインセンティブと一緒に、およびどの状況で、消費者に提供するために利用可能であるかどうかを規定する１つ以上の規則における変更を行うインセンティブ提供者から受信した入力に応答して、キャンペーンが開始された後にキャンペーンに対するインセンティブ上限を変更するように構成され得る。

様々な実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、インセンティブ提供者から受信したユーザー入力に応答して、インセンティブ提供者と関連付けられたキャンペーンを変更するように構成され得る。様々な実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーンを変更するためにインセンティブ提供者から要求を受信するように構成され得る。例えば、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーンを変更するためのインセンティブ提供者からの要求をキャンペーン管理構成要素１１８から取得するように構成され得る。キャンペーンを変更するための要求は、キャンペーンを開始し、かつ／または別の方法でキャンペーンを管理するために使用されるキャンペーンパラメータを変更するための要求を含み得る。様々な実施態様では、キャンペーンを変更するための要求は、キャンペーンが開始された後に受信され得る。

様々な実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーンが開始された後に、キャンペーンに対するインセンティブ上限を変更するための要求を、インセンティブ提供者から受信するように構成され得る。インセンティブ上限は、キャンペーンと関連付けられた任意の単一の商品または商品のセットに対して提供され得る最大インセンティブ額を定義し得る。キャンペーンに対するインセンティブ上限を変更するための要求の受信に応答して、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーンに対するインセンティブ上限を変更するように構成され得る。例えば、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーンを開始し、かつ／または別の方法でキャンペーンを管理するために使用されるキャンペーン情報（またはキャンペーンパラメータ）を変更することによりキャンペーンに対するインセンティブ上限を変更するように構成され得る。

いくつかの実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーンが開始された後に、インセンティブ上限を変更するための明示的な要求を受信することなく、キャンペーンに対するインセンティブ上限を変更するように構成され得る。例えば、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーン中に利用可能な１つ以上のインセンティブにおける変更を示すユーザー入力または、それらのインセンティブが他のインセンティブと一緒に、およびどの状況で、消費者に提供するために利用可能であるかどうかを規定する１つ以上の規則における変更に基づいて更新されたインセンティブ上限を自動的に判断することによりインセンティブ上限を変更するように構成され得る。

様々な実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーンに対する１つ以上の提案された変更を判断し、その１つ以上の提案された変更に基づいてキャンペーンを変更するように構成され得る。例えば、キャンペーンを開始し、かつ／または別の方法でキャンペーンを管理するために使用されるキャンペーンパラメータは、キャンペーン目標パラメータを含み得る。キャンペーン目標パラメータは、キャンペーンに対する売上げ目標または販売量目標の指示を含み得る。売上げ目標または販売量目標は、キャンペーン中に、および／もしくは別の方法でキャンペーンと関連付けられて生み出される所望の収益もしくは利益、キャンペーン中に販売されるキャンペーンと関連付けられた１つ以上の商品の所望の数、ならびに／またはキャンペーンに対する目標または目的の別の指示を定義し得る。少なくともキャンペーン目標パラメータに基づき、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーン（またはキャンペーンを開始し、かつ／または別の方法でキャンペーンを管理するために使用されるキャンペーンパラメータの少なくとも１つ）に対する１つ以上の提案される変更を識別するように構成され得る。例えば、提案される変更は、キャンペーンと関連付けられたインセンティブに対して利用可能な資金を別のキャンペーンに移行させる提案、キャンペーンと関連付けられた満了日を変更する提案、キャンペーンに対するインセンティブ上限を変更する提案、および／またはキャンペーン（またはキャンペーンパラメータの少なくとも１つ）に対する１つ以上の他の変更を含み得る。

様々な実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、システムで利用可能な情報に基づいて最適なインセンティブ支出またはインセンティブ上限を決定するように構成され得る。例えば、キャンペーン変更構成要素１２２は、システム１００を介して提供されるインセンティブを通して支出された金額と比較して販売された車両の数を最適化するために、インセンティブ上限を増大または低下させる額を決定するように構成され得る。いくつかの実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、販売量対支出されたインセンティブ額を示す需要曲線に基づいて、インセンティブ上限を増大または低下させる額を決定するように構成され得る。

いくつかの実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、教師なしの目的に基づいた機械学習アルゴリズムを使用してキャンペーンに対して提案される変更を識別するように構成され得る。例えば、キャンペーン変更構成要素１２２は、少なくともキャンペーン目標パラメータに適用された教師なしの目的に基づいた機械学習アルゴリズムならびに売上げ情報、インセンティブ要求情報、および／またはシステム１００で利用可能なキャンペーンと関連付けられた他の情報の１つ以上を使用して、少なくとも１つのキャンペーンパラメータ（例えば、インセンティブ上限）に対して提案される変更を識別するように構成され得る。様々な実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、機械学習アルゴリズムに対する入力として、１つ以上のキャンペーンと関連付けられ、かつ／または別の方法でシステム１００で利用可能なデータ（例えば、受信したインセンティブ額に対する要求、経時的なインセンティブ支出、インセンティブ支出に起因する購入取引を示す情報、および／またはシステム１００で利用可能な他の情報）を提供するように構成され得る。様々な実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、機械学習アルゴリズムからの出力として、キャンペーンに対する１つ以上の提案された変更の指示を受信し、その１つ以上の提案された変更を１人以上のインセンティブ提供者に提示するように構成され得る。

様々な実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーンに対する１つ以上の提案された変更を、そのキャンペーンと関連付けられたインセンティブ提供者に提供するように構成され得る。例えば、キャンペーン変更構成要素１２２は、インセンティブ提供者に提供されるメッセージを生成して、キャンペーンに対して提案される変更を識別するように構成され得る。いくつかの実施態様では、キャンペーンに対して提案される変更を識別するメッセージは、クライアントコンピューティングプラットフォーム（複数可）１０４のディスプレイ上に表示されるユーザーインタフェースを介してインセンティブ提供者に提供され得る。

様々な実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーンに対する１つ以上の提案された変更を、ワークベンチを介してそのキャンペーンと関連付けられたインセンティブ提供者に提供するように構成され得る。例えば、ワークベンチは、ユーザーがそれを通して１つ以上のキャンペーンパラメータを変更し、かつ／または別の方法で進行中のキャンペーンを管理し得るユーザーインタフェースを含み得る。様々な実施態様では、ワークベンチは、図４に関連して示されて説明されるインタフェース例４００と同じか、または類似のインタフェース例を介して提供され得る。

様々な実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、キャンペーン変更構成要素１２２によって決定されたキャンペーンに対する１つ以上の提案された変更に基づいて、キャンペーン（またはキャンペーンに対する少なくとも１つのキャンペーンパラメータ）を変更するように構成され得る。いくつかの実施態様では、インセンティブ提供者に提供されたキャンペーンに対して提案される変更を識別するメッセージは、インセンティブ提供者に問い合わせを行ってその１つ以上の提案された変更を行うかどうかを示し得る。いくつかの実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、１つ以上の提案された変更を実装するための命令を含む、インセンティブ提供者から受信された入力に応答して、１つ以上の提案された変更に基づき、キャンペーンを変更するように構成され得る。いくつかの実施態様では、キャンペーン変更構成要素１２２は、１つ以上の提案された変更に基づいて、キャンペーンを自動的に変更するように構成され得る。言い換えれば、キャンペーン変更構成要素１２２は、１つ以上の提案された変更に基づき、インセンティブ提供者からの更なる入力なしで、キャンペーンを変更するように構成され得る。例えば、キャンペーン変更構成要素１２２は、インセンティブ上限に対して提案された変更に基づき、インセンティブ提供者からの更なる入力なしで、キャンペーンに対するインセンティブ上限を自動的に変更するように構成され得る。この特徴は、インセンティブ提供者によって有効にされることもあれば、有効にされないこともある。例えば、インセンティブ提供者は、システム１００によって決定された提案された変更に基づいて、１つ以上のキャンペーンパラメータの自動変更を実装（または許可）することを（例えば、１つ以上のコンピューティングプラットフォーム（複数可）１０４を介して）選択し得る。所与のキャンペーンに対するインセンティブ提供者によるこれまたは他の選択（例えば、インセンティブ提供者が自動キャンペーンパラメータ変更を有効にしているかどうかの指示および／またはインセンティブ提供者による他の選択の指示（複数可））は、キャンペーンに対する１つ以上のキャンペーンパラメータによって定義され得る。

インセンティブ提供構成要素１２４は、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を承認または拒否するかどうかを自動的に決定するように構成され得る。消費者の代理人は、要求（およびキャンペーン）と関連付けられた１つ以上の商品がそこを通して購入されるか、または消費者が所望のインセンティブ額を示した、小売業者もしくは他の実体の代表者を含み得る。いくつかの実施態様では、インセンティブ提供構成要素１２４は、要求の承認または拒否の代わりに、消費者または彼らの代理人に提供される対案申込みを決定するように構成され得る。様々な実施態様では、インセンティブに対する要求は、所望のインセンティブ額の指示、要求と関連付けられた１つ以上の商品、および／または要求と関連付けられた他の情報を含み得る。例えば、要求と関連付けられた他の情報は、要求に関連して消費者に提示される追加の質問に対する回答を含み得る。様々な実施態様では、インセンティブ提供構成要素１２４は、キャンペーンと関連付けられた１つ以上の商品の少なくとも１つに関連したインセンティブに対する要求を、消費者または彼らの代理人から受信するように構成され得る。例えば、インセンティブ提供構成要素１２４は、消費者または彼らの代理人からの、インセンティブに対する要求を、キャンペーン管理構成要素１１８から取得するように構成され得る。

様々な実施態様では、インセンティブ提供構成要素１２４は、要求がインセンティブ提供構成要素１２４によって受信または査定される時にキャンペーンの１つ以上の態様を定義する１つ以上のキャンペーンパラメータに基づいて、所望のインセンティブ額に対する要求を承認または拒否するかどうかを決定するように構成され得る。例えば、インセンティブ提供構成要素１２４は、所望のインセンティブ額に対する要求を受信し、キャンペーンを開始するために利用されたキャンペーンパラメータおよび／またはキャンペーン変更構成要素１２２によって後に変更されている１つ以上のキャンペーンパラメータに基づいて、要求を承認または拒否するかどうかを決定するように構成され得る。所望のインセンティブ額に対する要求が、１つ以上のキャンペーンパラメータが変更される前に受信される場合、インセンティブ提供構成要素１２４は、１つ以上の変更されていないキャンペーンパラメータ（すなわち、キャンペーンが開始された時点における１つ以上のキャンペーンパラメータ）に基づいて、要求を承認または拒否するかどうかを決定するように構成され得る。所望のインセンティブ額に対する要求が、１つ以上のキャンペーンパラメータが変更された後に受信される場合、インセンティブ提供構成要素１２４は、変更された１つ以上のキャンペーンパラメータに基づいて要求を承認または拒否するかどうかを決定するように構成され得る。

実施態様例では、インセンティブ提供構成要素１２４は、キャンペーンに対するインセンティブ上限が変更された後に、キャンペーンと関連付けられた１つ以上の商品の少なくとも１つに関連した所望のインセンティブ額に対する要求を、消費者または彼らの代理人から受信するように構成され得る。前述の実施態様例では、インセンティブ提供構成要素１２４は、変更されたインセンティブ上限に基づいて要求を承認または拒否するかどうかを決定するように構成され得る。要求の受信に応答して、インセンティブ提供構成要素１２４は、所望のインセンティブ額を変更されたインセンティブ上限と比較するように構成され得る。所望のインセンティブ額が変更されたインセンティブ上限を超えていないという判断に応答して、インセンティブ提供構成要素１２４は、所望のインセンティブ額に対する要求を自動的に承認するように構成され得る。所望のインセンティブ額が変更されたインセンティブ上限を超えているという判断に応答して、インセンティブ提供構成要素１２４は、所望のインセンティブ額に対する要求を自動的に拒否するように構成され得る。

様々な実施態様では、インセンティブ提供構成要素１２４は、通知を消費者および／または彼らの代理人に提供して所望のインセンティブ額に対する要求が承認または拒否されることを示すように構成され得る。例えば、インセンティブ提供構成要素１２４は、所望のインセンティブ額に対する要求が承認または拒否されるという指示を含むメッセージを生成して、そのメッセージをクライアントコンピューティングプラットフォーム（複数可）１０４のディスプレイ上に表示されるユーザーインタフェースを介して消費者および／または彼らの代理人に提供するように構成され得る。いくつかの実施態様では、インセンティブ提供構成要素１２４は、所望のインセンティブ額に対する要求が承認または拒否されることを示す通知を、インセンティブ提供者からの更なる入力なしで、消費者および／または彼らの代理人に提供するように構成され得る。

様々な実施態様では、インセンティブ提供構成要素１２４は、所望のインセンティブ額に対する要求が拒否される（例えば、所望のインセンティブ額がインセンティブ上限を超えているため）という決定に応答して、消費者および／または彼らの代理人に提供される対案申込みを決定するように構成され得る。例えば、所望のインセンティブ額に対する要求が拒否される場合、インセンティブ提供構成要素１２４は、（現在の）インセンティブ上限以下の対案申込みインセンティブ額を決定するように構成され得る。様々な実施態様では、インセンティブ提供構成要素１２４は、対案申込みインセンティブ額を示す通知を消費者および／または彼らの代理人に提供するように構成され得る。例えば、決定された対案申込みインセンティブ額を示す通知は、所望のインセンティブ額に対する要求が拒否されていることを示す通知（またはメッセージ）と共に提供され、かつ／または通知（またはメッセージ）内に含まれ得る。

いくつかの実施態様では、以前に拒否された所望のインセンティブ額に対する要求が、キャンペーンパラメータに対する１つ以上の変更に応答して、再検討され得る。例えば、インセンティブ提供構成要素１２４は、インセンティブ上限の後の変更に応答して、以前に拒否された所望のインセンティブ額に対する要求を再検討するように構成され得る。例えば、キャンペーンに対するインセンティブ上限の変更に応答して、インセンティブ提供構成要素１２４は、以前に拒否された要求に対する所望のインセンティブ額が変更されたインセンティブ上限をもう超えていないかどうかを、格納されているインセンティブ要求情報に基づいて決定するように構成され得る。

いくつかの実施態様では、インセンティブ提供構成要素１２４は、所望のインセンティブ額に対する要求を承認または拒否するかどうかを１つ以上の追加の要因に基づいて決定するように構成され得る。例えば、インセンティブ提供構成要素１２４は、キャンペーンと関連付けられたインセンティブ予算、キャンペーンと関連付けられた満了日、キャンペーンと関連付けられた販売量上限および／もしくは他の制約（例えば、車両タイプ、消費者合意、入金額、小売業者区分、地理、予算、および／または他の制約）、ユーザー（例えば、商品がそこを通して購入される小売業者または他の実体）に対して利用可能なインセンティブ剰余、ならびに／または他の要因に更に基づいて所望のインセンティブ額に対する要求を承認または拒否するかどうかを決定するように構成され得る。いくつかの実施態様では、インセンティブ提供構成要素１２４は、所望のインセンティブ額に対する要求を承認または拒否するかどうかを、商品がそこを通して購入されるユーザーに対するインセンティブ剰余が所望のインセンティブ額がインセンティブ上限を上回っている額を超えているかどうかに基づいて決定するように構成され得る。いくつかの実施態様では、要求を承認または拒否するかどうかを決定する際にインセンティブ提供構成要素１２４によって考慮される追加の要因は、キャンペーンパラメータに基づいて確立され得る。

様々な実施態様では、インセンティブ提供構成要素１２４は、キャンペーン中に消費者に対して利用可能なインセンティブの提供を規定する１つ以上の規則に基づき、インセンティブに対する要求にどのように応答するかを決定するように構成され得る。例えば、インセンティブ提供構成要素１２４は、所望のインセンティブに対する要求を承認もしくは拒否するかどうか、および／またはインセンティブが消費者にどのように提供されるかを決定するように構成され得る。様々な実施態様では、システム１００は複数のインセンティブ提供者（例えば、複数の実体、多階層組織をもつ複数のインセンティブ提供者、および／または別個のインセンティブ提供者として働く複数の多階層組織）とインタフェースをとるように構成され得る。システム１００が複数の実体および／もしくは多階層組織とやり取りするか、またはインタフェースをとる実施態様例では、多階層組織内の複数の実体および／または別個の実体は各々インセンティブ提供者として働き得る。例えば、多階層組織では、ディーラーおよび相手先商標製造会社は、各々がシステム１００を介してインセンティブを１つまたは複数のキャンペーンを通して消費者に対して利用可能にし得るという点においてインセンティブ提供者として各々機能し得る。

様々な実施態様では、キャンペーンに対するキャンペーンパラメータは、キャンペーン中に消費者（複数可）に対して利用可能にされる１つ以上のインセンティブ、インセンティブ（複数可）を提供する１つ以上のインセンティブ提供者、およびキャンペーン中に消費者に対して利用可能なインセンティブ（複数可）の提供を規定する１つ以上の規則を指定し得る。様々な実施態様では、異なるインセンティブ提供者は、同じキャンペーン中に提供される同じか、または異なるインセンティブに対して１つ以上の規則を定義し得る。例えば、１つ以上の規則は、１つのインセンティブ提供者からのインセンティブは、別のインセンティブ提供者から利用可能なインセンティブの全部またはある額が利用されているか、または使い果たされてからだけ、提供されることを指定し得る。このように、システム１００は異なるインセンティブ提供者が、自身のインセンティブを利用する前に、他のインセンティブ提供者が自分のインセンティブを利用していないことを確実にするのを可能にし得る。いくつかの実施態様では、インセンティブ提供者は、消費者（複数可）に提供される１つ以上のインセンティブに対して満足する必要のある条件を示す１つ以上の規則を含むキャンペーンパラメータを定義し得る。例えば、条件は、インセンティブ提供者はある額まで寄与すること、インセンティブ提供者はインセンティブ提供者によって指定された額もしくは別のインセンティブ提供者によって指定された額の少ない方に寄与すること、インセンティブ提供者は、キャンペーンパラメータによって定義されたインセンティブを、リソース（例えば、インセンティブ予算）が別のインセンティブ提供者（例えば、条件を指定しているインセンティブ提供者が相手先商標製造会社である場合、特約店などの、多階層組織内のそのインセンティブ提供者の下のインセンティブ提供者）から利用可能であるか、もしくは別のインセンティブ提供者によって提供されてからだけ、提供すること、および／またはキャンペーン中にインセンティブ提供者がインセンティブを提供する状況を指定する他の条件を示し得る。

様々な実施態様では、インセンティブ提供者は、キャンペーン中にどのインセンティブが提供のために利用可能であるか、ならびにそれらのインセンティブが他のインセンティブと一緒に、およびどの状況で、消費者に提供するために利用可能であるかどうかを規定する１つ以上の規則を（例えば、本明細書で説明されるように、ユーザーインタフェースを介してユーザー入力を提供することにより１つ以上のキャンペーンパラメータを指定して）指定し得る。いくつかの実施態様では、システム１００は、インセンティブ提供者が１つもしくは複数のキャンペーンを通して相互に寛容な適格インセンティブを積み重ねるか、または別の方法で組み合わせるのを可能にし得る。例えば、所与のインセンティブ提供者（例えば、単一の実体または多階層組織）は、所与のキャンペーンにおいて複数のインセンティブを提供し得る。実施形態例では、インセンティブ提供者は、システム１００を介して、追加のインセンティブの提供を規定する１つ以上の規則に応じて消費者または彼らの代理人に提供（または所与の取引に適用）され得る１つ以上の追加のインセンティブと共に、最大＄１，０００のインセンティブを第１の製品に提供し得る。例えば、１つ以上の追加のインセンティブは、関連取引が小売業を含むかどうかが条件とされている第１の製品に対する＄３００の第１の追加のインセンティブ、および関連取引が財務管理を含むかどうかが条件とされている全ての製品に対して適用可能であり得る＄３００の第２の追加のインセンティブを含み得る。このように、インセンティブ提供者は、単一の取引の異なる属性に刺激を与え得る。

様々な実施態様では、インセンティブ提供構成要素１２４は、キャンペーン中に、１つ以上のインセンティブのどれが消費者に対して利用可能であるかを、そのキャンペーンに対するキャンペーンパラメータ（例えば、キャンペーン中に利用可能な１つ以上のインセンティブを示すパラメータおよびそのキャンペーン中にインセンティブを規定する１つ以上の規則）に基づいて自動的に決定し、その決定（複数可）に基づいてインセンティブを消費者または彼らの代理人に対して自動的に利用可能にするように構成され得る。例えば、インセンティブ提供構成要素１２４は、どのインセンティブ提供者から１つ以上のインセンティブが提供されるかを決定し、どの特定のインセンティブを消費者が受ける資格があるかを判断して、それらのインセンティブがその消費者に対して利用可能にされるかどうかを（例えば、消費者または彼らの代理人から受信した要求に基づき）決定するように構成され得る。

前述の例では、インセンティブ提供構成要素１２４は、消費者が第１の追加のインセンティブおよび／または第２の追加のインセンティブを受ける資格があるかどうかを、消費者または彼らの代理人から（例えば、インセンティブ額に対する要求と共に）直接提供された情報に基づいて決定するように構成され得る。消費者が第１の追加のインセンティブおよび／または第２の追加のインセンティブを受ける資格があるかどうかに関する決定に基づき、インセンティブ提供構成要素１２４は、＄１，００のインセンティブと共に、第１の追加のインセンティブおよび／または第２の追加のインセンティブを消費者に対して利用可能にするように構成され得る。本明細書で説明されるように、インセンティブ提供構成要素１２４は、所望のインセンティブ額に対する要求を承認または拒否するかどうかを決定するように構成され得る。いくつかの実施態様では、要求を承認または拒否するかどうかの決定は、消費者に対して利用可能な単一のインセンティブ額（例えば、インセンティブ上限）または相互に寛容な適格インセンティブに基づいて利用可能な集合的インセンティブ額に基づき得る。従って、前述の実施態様例では、消費者は、単一のインセンティブ額、または消費者が受ける資格のある相互に寛容なインセンティブに応じて最大で＄１，０００、＄１，３００、もしくは＄１，６００までの、複数のインセンティブを受けることが可能であり得る。

様々な実施態様では、コンピュータ可読命令１１４は、プロセッサ（複数可）１１２（およびそれ故にシステム１００）をプログラムしてインセンティブを消費者に提供して、個々の消費者または消費者のグループに対して所定の期間内に販売を動的に、かつ／または対話形式で刺激する１つ以上の他のコンピュータプログラム構成要素を含み得る。例えば、２０００年１２月１３日に出願された（および２０１０年２月２３日に米国特許第７，６６８，７４７号として発行された）「ＳＹＳＴＥＭ ＡＮＤ ＭＥＴＨＯＤ ＦＯＲ ＰＲＯＶＩＤＩＮＧ ＩＮＣＥＮＴＩＶＥＳ ＴＯ ＰＵＲＣＨＡＳＥＲＳ」というタイトルの米国特許出願第０９／７３５，４４６号の継続である、２０１０年２月２２日に出願された（および２０１２年６月１２日に米国特許第８，２００，５３２号として発行された）「ＳＹＳＴＥＭ ＡＮＤ ＭＥＴＨＯＤ ＦＯＲ ＰＲＯＶＩＤＩＮＧ ＩＮＣＥＮＴＩＶＥＳ ＴＯ ＰＵＲＣＨＡＳＥＲＳ」というタイトルの米国特許出願第１２／７１０，０２２号に記載されているように、コンピュータ可読命令１１４は、プロセッサ（複数可）１１２（およびそれ故にシステム１００）をプログラムしてインセンティブを消費者に提供して、個々の消費者または消費者のグループに対して所定の期間内に販売を動的に、かつ／または対話形式で刺激する１つ以上のコンピュータプログラム構成要素を含み得、それら特許の開示は各々、参照により全体として組み込まれる。

電子記憶装置１３０は、電子的に情報を格納する持続性記憶媒体を含み得る。電子記憶装置１３０の電子記憶媒体は、システム１００の１つ以上の構成要素および／または、例えば、ポート（例えば、ＵＳＢポート、ファイアーワイヤポートなど）もしくはドライブ（例えば、ディスクドライブなど）を介して、システム１００の１つ以上の構成要素に接続可能な取外し可能記憶装置と一体的に（すなわち、実質的に取り外しができない）提供され得る。電子記憶装置１３０は、光学的に可読な記憶媒体（例えば、光ディスクなど）、磁気的に可読な記憶媒体（例えば、磁気テープ、磁気ハードドライブ、フロッピィドライブなど）、電荷ベースの記憶媒体（例えば、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＲＡＭなど）、半導体記憶媒体（例えば、フラッシュドライブなど）、および／または他の電子的に可読な記憶媒体の１つ以上を含み得る。電子記憶装置１３０は、１つ以上の仮想ストレージリソース（例えば、クラウドストレージ、仮想プライベートネットワーク、および／または他の仮想ストレージリソース）を含み得る。電子記憶装置１３０は図１に単一の実体として示されているが、これは例示のみを目的としている。いくつかの実施態様では、電子記憶装置１３０は複数の記憶装置を含み得る。これらの記憶装置は物理的に同じ装置内に配置され得るか、または電子記憶装置１３０は連携して動作する複数の装置の記憶機能を表し得る。

電子記憶装置１３０は、ソフトウェアアルゴリズム、プロセッサ（複数可）１１２によって決定された情報、サーバー（複数可）１１０から受信した情報、１つ以上のクライアントコンピューティングプラットフォーム１０４から受信した情報、１つ以上の外部情報源から受信した情報、および／またはサーバー（複数可）１１０が本明細書で説明されるように機能するのを可能にする他の情報を格納し得る。いくつかの実施態様では、システム１００の１つ以上のサーバー１０２および１つ以上の他の構成要素は、インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいて、インセンティブキャンペーンを管理し、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を自動的に承認するように構成された単一の装置内に含まれ得る。例えば、１つ以上のサーバー１０２および電子記憶装置１３０は、単一の装置内に含まれ得る。

プロセスのフローチャート例
図５は、本発明の一実施態様に従い、インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいて、インセンティブキャンペーンを管理し、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を自動的に承認するプロセス５００の一例を示す。以下に提示されるプロセス５００の操作は、例示目的であり、そのため、制限と見なされるべきではない。いくつかの実施態様では、プロセス５００は、説明されていない１つ以上の追加の操作で、および／または説明される操作の１つ以上なしで、達成され得る。いくつかの実施態様では、操作の２つ以上は、実質的に同時に起こり得る。説明される操作は、上で詳細に説明されたシステム構成要素の一部または全部を使用して達成され得る。

いくつかの実施態様では、プロセス５００は、１つ以上の処理装置（例えば、デジタルプロセッサ、アナログプロセッサ、情報を処理するように設計されたデジタル回路、中央処理装置、グラフィックス処理ユニット、マイクロコントローラ、情報を処理するように設計されたアナログ回路、状態機械、および／また情報を電子的に処理するための他の機構）内に実装され得る。１つ以上の処理装置は、１つ以上の電子記憶媒体上に電子的に格納された命令に応答して、プロセス５００の一部または全部の操作を実行する１つ以上の装置を含み得る。１つ以上の処理装置は、プロセス５００の操作の１つ以上の実行のために特別に設計されたハードウェア、ファームウェア、および／またはソフトウェアを通して構成された１つ以上の装置を含み得る。

操作５０２で、プロセス５００は、キャンペーン中に消費者に対して利用可能にされ得るインセンティブを定義するキャンペーンパラメータをインセンティブ提供者から受信することを含み得る。例えば、キャンペーンパラメータは少なくともインセンティブ上限を含み得る。様々な実施態様では、インセンティブ提供者は、相手先商標製造会社、別の企業体、小売業者、および／または本明細書で説明されるシステム（すなわち、システム１００）を通してインセンティブを提供している他のユーザーを含み得る。いくつかの実施態様では、操作５０２は、キャンペーン開始構成要素１１６（図１に示されて、本明細書で説明される）と同じかまたは類似の１つ以上のプロセッサ構成要素によって実行され得る。

操作５０４で、プロセス５００は、キャンペーンパラメータに基づいてキャンペーンを開始することを含み得る。キャンペーンは、１つ以上の商品に関連し得、キャンペーンパラメータは、その１つ以上の商品に対して利用可能なインセンティブを定義し得る。様々な実施態様では、キャンペーンパラメータはキャンペーンと関連付けられたインセンティブ予算、任意の所与のインセンティブに対して最大額を定義するインセンティブ上限、キャンペーンと関連付けられた満了日、キャンペーンと関連付けられた販売量上限、キャンペーン目標パラメータ（すなわち、売上げ目標、販売量目標、および／または他のキャンペーン目標）、ならびに／またはキャンペーンの他の態様を更に定義し得る。様々な実施態様では、操作５０４は、キャンペーンと関連付けられた１つ以上の可視化を提供することを含み得る。可視化は、経時的に（例えば、キャンペーンの未決中に）自動的に更新され得る。例えば、キャンペーンに対して予測されたインセンティブ支出の指示が取得され得る。現在の実際のインセンティブ支出は、キャンペーン中に（例えば、インセンティブに対する１つ以上の承認された要求に少なくとも基づいて）決定され得る。様々な実施態様では、可視化は、予測されたインセンティブ支出および実際のインセンティブ支出の両方を示すグラフィカルユーザーインタフェースを介して生成されて提供され得る。様々な実施態様では、インセンティブ提供者は、インセンティブ上限に対する潜在的な変更を示すユーザー入力を提供し得、可視化はインセンティブ上限に対する潜在的な変更に基づいて予測されたインセンティブ支出を示すように更新され得る。そのため、インセンティブ提供者は、インセンティブ上限に対する変更がキャンペーン自体にどのように影響し得るかを、リアルタイムで、可視化し得る。いくつかの実施態様では、操作５０４は、キャンペーン開始構成要素１１６、キャンペーン管理構成要素１１８、および／またはキャンペーン可視化構成要素１２０（図１に示されて本明細書で説明される）と同じか、または類似の１つ以上のプロセッサ構成要素によって実行され得る。

操作５０６で、プロセス５００は、キャンペーンが開始された後にインセンティブ上限を変更するための要求を、インセンティブ提供者から受信することを含み得る。いくつかの実施態様では、操作５０６は、キャンペーン変更構成要素１２２（図１に示されて本明細書で説明される）と同じか、または類似の１つ以上のプロセッサ構成要素によって実行され得る。

操作５０８で、プロセス５００は、要求に応答してインセンティブ上限を変更することを含み得る。例えば、インセンティブ上限は、要求に基づいて変更され得る。様々な実施態様では、操作５０８は、キャンペーンが開始された後にキャンペーンに対する追加のキャンペーンパラメータを変更することを含み得る。いくつかの実施態様では、キャンペーンに対するキャンペーンパラメータは、キャンペーンに対する売上げ目標または販売量目標を示すキャンペーン目標パラメータを含み得る。受信した以前の要求に関連した格納されたインセンティブ要求情報および売上げ目標または販売量目標に基づいて、キャンペーン（またはキャンペーンパラメータの少なくとも１つ）に対して提案される変更が決定され得る。例えば、提案される変更は、キャンペーンと関連付けられたインセンティブに対して利用可能な資金を別のキャンペーンに移行させる提案、キャンペーンと関連付けられた満了日を変更する提案、キャンペーンに対するインセンティブ上限を変更する提案、および／またはキャンペーン（またはキャンペーンパラメータの少なくとも１つ）に対する１つ以上の他の変更を含み得る。いくつかの実施態様では、提案される変更を決定することは、教師なしの目的に基づいた機械学習アルゴリズムを使用して提案される変更を識別することを含み得る。例えば、インセンティブ上限に対して提案される変更は、少なくともインセンティブ要求情報およびキャンペーン目標パラメータに適用された教師なしの目的に基づいた機械学習アルゴリズムを使用して識別され得る。いくつかの実施態様では、キャンペーン（またはキャンペーンパラメータの少なくとも１つ）は、インセンティブ提供者からの更なる入力なしで、提案された変更に基づいて自動的に変更され得る。例えば、キャンペーンに対するインセンティブ上限は、インセンティブ提供者からの更なる入力なしで、インセンティブ上限に対する提案された変更に基づいて自動的に変更され得る。いくつかの実施態様では、操作５０８は、キャンペーン管理構成要素１１８および／またはキャンペーン変更構成要素１２２（図１に示されて本明細書で説明される）と同じか、または類似の１つ以上のプロセッサ構成要素によって実行され得る。

操作５１０で、プロセス５００は、インセンティブ上限が変更された後に、１つ以上の商品の少なくとも１つに関連した所望のインセンティブ額に対する要求を、消費者または彼らの代理人から受信することを含み得る。例えば、代理人は、１つ以上の商品がそこを通して購入される小売業者の代表者を含み得る。受信された各要求に対して、要求された所望のインセンティブ額の指示および所与の要求が承認または拒否されたかどうかを含む要求と関連付けられたインセンティブ要求情報が格納され得る。所望のインセンティブ額に対する要求が受信されて自動的に拒否される（操作５１２に関して以下で説明される）場合には、インセンティブ上限の後の変更に応答してインセンティブ要求情報が再検討され得る。例えば、操作５１２に関して以下で説明されるように、キャンペーンに対するインセンティブ上限の変更に応答して、以前に拒否された要求に対する所望のインセンティブ額が、変更されたインセンティブ上限をもはや超えていないかどうかが、インセンティブ要求情報に基づいて判断され得る。いくつかの実施態様では、操作５１０は、キャンペーン管理構成要素１１８および／またはインセンティブ提供構成要素１２４（図１に示されて本明細書で説明される）と同じか、または類似の１つ以上のプロセッサ構成要素によって実行され得る。

操作５１２で、プロセス５００は、所望の額が変更されたインセンティブ上限を超えていないという判断に応答して、所望のインセンティブ額に対する要求を自動的に承認することを含み得る。様々な実施態様では、操作５１２は、所望のインセンティブ額が変更されたインセンティブ上限を超えるかどうかを判断することを含み得る。所望のインセンティブ額が変更されたインセンティブ上限を超えていないという判断に応答して、所望のインセンティブ額に対する要求が自動的に承認され得る。所望のインセンティブ額が変更されたインセンティブ上限を超えているという判断に応答して、所望のインセンティブ額に対する要求が自動的に拒否され得る。様々な実施態様では、通知が消費者または彼らの代理人に提供されて、所望のインセンティブ額に対する要求が、インセンティブ提供者からの更なる入力なしで、承認または拒否されることを示し得る。例えば、操作５１２は、所望のインセンティブ額が変更されたインセンティブ上限を超えていないという判断に応答して消費者に提供されるメッセージを生成すること、およびそのメッセージを消費者に送信することを含み得る。所望のインセンティブ額に対する要求が拒否される場合には、変更されたインセンティブ上限以下の対案申込みインセンティブ額が決定され得、その決定された対案申込みインセンティブ額を示す通知が消費者または彼らの代理人に提供され得る。例えば、決定された対案申込みインセンティブ額を示す通知は、所望のインセンティブ額に対する要求が拒否されているという通知と共に提供され得る。いくつかの実施態様では、所望のインセンティブ額に対する要求は１つ以上の追加の要因に基づいて承認または拒否され得る。例えば、所望のインセンティブ額に対する要求は、キャンペーンと関連付けられたインセンティブ予算、キャンペーンと関連付けられた満了日、キャンペーンと関連付けられた販売量上限、および／または他の要因に更に基づいて承認または拒否され得る。いくつかの実施態様では、追加の要因は、キャンペーンパラメータに基づいて確立され得る。いくつかの実施態様では、操作５１２は、インセンティブ提供構成要素１２４（図１に示されて本明細書で説明される）と同じか、または類似の１つ以上のプロセッサ構成要素によって実行され得る。

図５（および他の図面）に示される様々な処理操作および／またはデータフローは、ここでさらに詳細に説明される。説明される操作は、上で詳細に説明されるシステム構成要素の一部または全部を使用して達成され得、いくつかの実施態様では、様々な操作は異なる順序で実行され得、様々な操作が省略され得る。追加の操作が、示された流れ図内に示されている操作の一部または全部と共に実行され得る。１つ以上の操作が同時に実行され得る。従って、例示されている（および以下で更に詳細に説明される）操作は本来、模範的であり、そのため制限として見なされるべきではない。

説明を目的として、本記述の完全な理解を提供するために、多数の特定の詳細が記載されている。本明細書で説明される実施態様はこれら特定の詳細なしで、または同等の配置で実施され得ることが当業者によって理解されるであろう。従って、本技術は開示される実施態様に限定されず、それとは逆に、添付のクレームの精神および範囲内の変更および同等配置を包含することを意図することが理解されるはずである。例えば、本技術は、可能な限り、任意の実施態様の１つ以上の特徴は任意の他の実施態様の１つ以上の特徴と結合できることが理解されるはずである。

本開示の実施態様は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の適切な組合わせで行われ得る。本開示の態様は、機械可読媒体上に格納された命令として実装され得、機械可読媒体は１つ以上のプロセッサによって読み取られて実行され得る。機械可読媒体は、情報を機械（例えば、コンピューティング装置）によって読取り可能な形式で格納または送信するための任意の機構を含み得る。例えば、有形的コンピュータ可読記憶媒体は、読取り専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、およびその他を含み得、機械可読伝送媒体は、搬送波、赤外線信号、デジタル信号、およびその他などの、伝搬信号の形式を含み得る。ファームウェア、ソフトウェア、ルーチン、または命令は、本明細書では、本開示の特定の模範的な態様および実施態様、ならびにある動作の実行の観点から説明され得る。

本明細書で説明される様々な命令は例示のみである。他の構成および数の命令が、プロセッサ（複数可）が本明細書で説明される機能を実行するようにプログラムされる限り、使用され得る。本明細書で説明される異なる命令によって提供される機能の説明は、例示目的であり、いずれの命令も説明されるよりも多いか、または少ない機能を提供し得るので、制限することを意図していない。例えば、命令の１つ以上が除外され得、その機能の一部または全部は命令の他のものによって提供され得る。別の例として、プロセッサ（複数可）１１２は、本明細書でコンピュータ可読命令の１つに起因する機能の一部または全部を実行し得る１つ以上の追加の命令によってプログラムされ得る。

プロセッサ（複数可）１１２は、図１では単一の構成要素として例示されているが、これは例示のみを目的としている。いくつかの実施態様では、プロセッサ（複数可）１１２は、複数の処理装置を含み得る。これらの処理装置は、物理的に同じ装置内に配置され得るか、またはプロセッサ（複数可）１１２は、連携して動作する複数の装置の処理機能を表し得る。いくつかの実施態様では、１つ以上のプロセッサ１１２は、１つ以上のプロセッサ１１２として一緒に動作するコンピューティングプラットフォームのクラウドによって実装され得る。プロセッサ（複数可）１１２は、ソフトウェア；ハードウェア；ファームウェア；ソフトウェア、ハードウェア、および／もしくはファームウェアの何らかの組合わせ；ならびに／またはプロセッサ（複数可）１１２上で処理機能を構成するための他の機構により、１つ以上の構成要素を実行するように構成される。本明細書で使用されるように、「構成要素」という用語は、その構成要素に起因した機能を実行する任意の構成要素または構成要素のセットを指し得る。これは、プロセッサ可読命令の実行中の１つ以上の物理プロセッサ、プロセッサ可読命令、回路、ハードウェア、記憶媒体、または任意の他の構成要素を含み得る。さらに、様々な命令が図１では単一の処理装置内の同一場所に配置されていると例示されているが、プロセッサ（複数可）１１２が複数の処理装置を含む実施態様では、１つ以上の命令は他の命令からリモートで実行され得ることが理解されるはずである。

本明細書で説明される様々な命令は、記憶装置内に格納され得、記憶装置は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読取り専用メモリ（ＲＯＭ）、および／または他のメモリを含み得る。例えば、電子記憶装置１３０は、ランダムアクセスメモリ、読取り専用メモリ、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および／またはコンピュータプログラム命令に対して構成された他のメモリを含む、任意の有形的コンピュータ可読記憶媒体を含み得る。様々な実施態様では、電子記憶装置１３０は、プロセッサによって実行されるコンピュータプログラム命令（例えば、前述の命令）およびプロセッサによって操作され得るデータを格納するように構成され得る。

１つ以上のデータベースはシステム１００の１つ以上の記憶装置（例えば、電子記憶装置１３０）内に格納され得る。本明細書で説明されるデータベースは、例えば、Ｏｒａｃｌｅ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎから市販されているＯｒａｃｌｅ（商標）リレーショナルデータベースであるか、それを含むか、またはそれとインタフェースをとり得る。Ｉｎｆｏｒｍｉｘ（商標）、ＤＢ２（Ｄａｔａｂａｓｅ２）などの他のデータベースまたは、ファイルベース、もしくはクエリーフォーマット、プラットフォームを含む、他のデータ記憶、またはＯＬＡＰ（オンライン分析処理）、ＳＱＬ（構造化照会言語）、ＳＡＮ（ストレージエリアネットワーク）、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ Ａｃｃｅｓｓ（商標）またはその他などのリソースも使用され、組み込まれ、またはアクセスされ得る。データベースは、１つ以上の物理装置内および１つ以上の物理位置内に常駐する１つ以上のかかるデータベースを含み得る。データベースは複数のタイプのデータおよび／もしくはファイルならびに関連データまたはファイル記述、管理情報、または任意の他のデータを格納し得る。

図１に例示されている様々な構成要素は、ネットワーク１０２を介して少なくとも１つの他の構成要素と連結され得、ネットワーク１０２は、例えば、インターネット、イントラネット、ＰＡＮ（パーソナルエリアネットワーク）、ＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）、ＷＡＮ（ワイドエリアネットワーク）、ＳＡＮ（ストレージエリアネットワーク）、ＭＡＮ（メトロポリタンエリアネットワーク）、無線ネットワーク、移動体通信ネットワーク、公衆交換電話網、および／または他のネットワークの任意の１つ以上を含み得る。図１および他の図面では、示されたものとは異なる数の実体が使用され得る。更に、様々な実施態様によれば、本明細書で説明される構成要素はハードウェアおよび／またはハードウェアを構成するソフトウェアで実装され得る。

いくつかの事例では、周知の構造および装置は、説明を不必要に不明瞭にするのを回避するためにブロック図形式で示されている。他の事例では、機能ブロック図および流れ図は、データおよび論理の流れを表すように示される。ブロック図および流れ図の構成要素（例えば、モジュール、ブロック、構造、装置、特徴など）は、本明細書で明示的に説明されて示されているもの以外の方法で様々に結合され、分離され、除去され、並べ替えられ、かつ置換され得る。

本明細書における「１つの実施態様」、「一実施態様」、「いくつかの実施態様」、「様々な実施態様」、「ある実施態様」、「他の実施態様」、「一連の実施態様」、または同様のものは、その実施態様と関連して説明される特定の特徴、設計、構造、または特性は、本開示の少なくとも１つの実施態様内に含まれることを意味する。例えば、本明細書内の様々な場所における「１つの実施形態では」または「一実施態様では」という句の出現は、必ずしも全て、同じ実施態様に言及しているとは限らず、別個または代替実施態様は他の実施態様と相互に排他的でもない。さらに、「実施態様」または同様のものに対する明示的な言及があるか否かにかかわらず、様々な特徴が説明され、それらは様々に組み合わされて、いくつかの実施態様に含まれ得るが、他の実施態様では様々に省略され得る。同様に、いくつかの実施態様では選好または要件であり得るが、他の実施態様ではそうではない、様々な特徴が説明される。

本明細書で使用される言語は主に読みやすさおよび教授を目的として選択されており、発明の主題の輪郭を描くか、または制限するために選択されていない可能性がある。本発明の他の実施態様、使用、および利点は、本明細書で開示される本発明の仕様および実施の検討から当業者には明らかであろう。仕様は模範にすぎないと考えられるべきであり、本発明の範囲は従って、以下のクレームによってのみ制限されることを意図する。

Claims (26)

1. インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいて、インセンティブキャンペーンを管理し、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を自動的に承認するように構成されたシステムであって、
   １つ以上の物理プロセッサと、
   １つ以上のコンピュータプログラム命令を格納するように構成された記憶装置であって、前記１つ以上のコンピュータプログラム命令は、前記１つ以上の物理プロセッサによって実行される場合に、
   インセンティブ提供者から、消費者に対して利用可能にされ得るインセンティブを定義するキャンペーンパラメータを受信することであって、前記キャンペーンパラメータは少なくともインセンティブ上限を含むことと、
   前記キャンペーンパラメータに基づいてキャンペーンを開始することであって、前記キャンペーンは、１つ以上の商品に関連し、前記キャンペーンパラメータは前記１つ以上の商品に対して利用可能なインセンティブを定義することと、
   前記インセンティブ提供者から、前記キャンペーンが開始された後に前記インセンティブ上限を変更する要求を受信することと、
   前記インセンティブ上限を変更する前記要求に応答して、前記インセンティブ上限を変更することと、
   消費者または彼らの代理人から、前記インセンティブ上限が変更された後に前記１つ以上の商品の少なくとも１つに関連した所望のインセンティブ額に対する要求を受信することと、
   前記所望のインセンティブ額が前記変更されたインセンティブ上限を超えているかどうかを判断することと、
   前記所望のインセンティブ額が前記変更されたインセンティブ上限を超えていないという判断に応答して前記所望のインセンティブ額に対する前記要求を自動的に承認することと
   を行うように前記コンピュータシステムを構成する、記憶装置と
   を備える、システム。
2. 前記インセンティブ提供者は、相手先商標製造会社を含み、かつ前記代理人は、前記１つ以上の商品がそこを通して購入される小売業者の代表者を含む、請求項１に記載のシステム。
3. 前記所望のインセンティブ額に対する前記要求を自動的に承認するために、前記コンピュータシステムは、
   通知が前記消費者または彼らの代理人に提供されて、前記インセンティブ提供者からの更なる入力なしで前記所望のインセンティブ額に対する前記要求が承認されることを示す
   ように構成される、請求項１に記載のシステム。
4. 前記要求は、前記キャンペーンと関連付けられたインセンティブ予算および／または前記キャンペーンと関連付けられた満了日に更に基づいて自動的に承認される、請求項１に記載のシステム。
5. 前記所望のインセンティブ額が前記変更されたインセンティブ上限を超えているという判断に応答して、前記コンピュータシステムは、
   前記所望のインセンティブ額に対する前記要求を自動的に拒否する
   ように更に構成される、請求項１に記載のシステム。
6. 前記所望のインセンティブ額が前記変更されたインセンティブ上限を超えているという判断に応答して、前記コンピュータシステムは、
   前記変更されたインセンティブ上限以下の対案申込みインセンティブ額を決定することであって、前記対案申込みインセンティブ額は前記所望のインセンティブ額未満であることと、
   通知が前記消費者または彼らの代理人に提供されて、少なくとも前記決定された対案申込みインセンティブ額を示すことと
   を行うように更に構成される、請求項１に記載のシステム。
7. 前記コンピュータシステムは、
   前記キャンペーンに対して予測されたインセンティブ支出の指示を取得することと、
   インセンティブに対する１つ以上の承認された要求に少なくとも基づいて実際のインセンティブ支出を決定することであって、インセンティブに対する前記１つ以上の承認された要求は、前記所望のインセンティブ額に対する前記承認された要求を少なくとも含むことと、
   グラフィカルユーザーインタフェースを介して提供される可視化を生成することであって、前記可視化は、前記予測されたインセンティブ支出および前記実際のインセンティブ支出の指示を含むことと
   を行うように更に構成される、請求項１に記載のシステム。
8. 前記キャンペーンパラメータは、キャンペーン目標パラメータを含み、前記キャンペーン目標パラメータは、売上げ目標または販売量目標の指示を含み、前記コンピュータシステムは、
   受信した各要求に対するインセンティブ要求情報を格納することであって、所与の要求に対する前記インセンティブ要求情報は、要求された所望のインセンティブ額、および前記所与の要求が承認されたかどうかの指示を含むことと、
   前記キャンペーンパラメータの少なくとも１つに対して提案される変更を前記格納されたインセンティブ要求情報および前記キャンペーン目標パラメータに基づいて決定することと
   を行うように更に構成される、請求項１に記載のシステム。
9. 前記提案される変更を決定するために、前記コンピュータシステムは、
   少なくとも前記インセンティブ要求情報および前記キャンペーン目標パラメータに適用された教師なしの目的に基づいた機械学習アルゴリズムを使用して、前記インセンティブ上限に対して提案される変更を識別する
   ように構成される、請求項８に記載のシステム。
10. 前記コンピュータシステムは、
    前記インセンティブ提供者からの更なる入力なしで、前記インセンティブ上限を前記インセンティブ上限に対する前記提案された変更に基づいて自動的に変更する
    ように更に構成される、請求項９に記載のシステム。
11. 前記提案された変更は、前記キャンペーンと関連付けられたインセンティブに対して利用可能な資金を別のキャンペーンに移行させる提案を含む、請求項８に記載のシステム。
12. 前記提案された変更は、前記キャンペーンと関連付けられた満了日を変更する提案を含む、請求項８に記載のシステム。
13. 前記コンピュータシステムは、
    第１の消費者または前記消費者以外の彼らの代理人から、前記インセンティブ上限を変更する前記要求の受信前に、前記１つ以上の商品の少なくとも１つに関連した第１の所望のインセンティブ額に対する第１の要求を受信することと、
    前記第１の所望のインセンティブ額が前記インセンティブ上限を超えているという判断に応答して、前記第１の所望のインセンティブ額に対する前記第１の要求を自動的に拒否することと、
    前記インセンティブ上限の前記変更に応答して、前記第１の所望のインセンティブ額が前記変更されたインセンティブ上限を超えているかどうかを判断することと、
    前記第１の所望のインセンティブ額が前記変更されたインセンティブ上限を超えていないという判断に応答して、前記第１の消費者に提供されるメッセージを生成することと、
    前記メッセージを前記第１の消費者に送信することと
    を行うように更に構成される、請求項１に記載のシステム。
14. インセンティブ提供者によって定義された動的パラメータに基づいて、インセンティブキャンペーンを管理し、消費者または彼らの代理人から受信したインセンティブに対する要求を自動的に承認するコンピュータ実装方法であって、前記方法は、１つ以上の物理プロセッサおよび、１つ以上のコンピュータプログラム命令を格納するように構成された記憶装置を有するコンピュータシステム上で実装され、前記１つ以上のコンピュータプログラム命令は、前記１つ以上の物理プロセッサによって実行される場合に、前記方法を実行するように前記コンピュータシステムを構成し、前記方法は、
    前記コンピュータシステムによってインセンティブ提供者から、消費者に対して利用可能にされ得るインセンティブを定義するキャンペーンパラメータを受信することであって、前記キャンペーンパラメータはインセンティブ上限を少なくとも含むことと、
    前記コンピュータシステムによって、前記キャンペーンパラメータに基づいてキャンペーンを開始することであって、前記キャンペーンは１つ以上の商品に関連し、前記キャンペーンパラメータは前記１つ以上の商品に対して利用可能なインセンティブを定義することと、
    前記コンピュータシステムによって前記インセンティブ提供者から、前記キャンペーンが開始された後に前記インセンティブ上限を変更する要求を受信することと、
    前記コンピュータシステムによって、前記インセンティブ上限を変更する前記要求に応答して、前記インセンティブ上限を変更することと、
    前記コンピュータシステムによって消費者または彼らの代理人から、前記インセンティブ上限が変更された後に前記１つ以上の商品の少なくとも１つに関連した所望のインセンティブ額に対する要求を受信することと、
    前記コンピュータシステムによって、前記所望のインセンティブ額が前記変更されたインセンティブ上限を超えているかどうかを判断することと、
    前記コンピュータシステムによって、前記所望のインセンティブ額が前記変更されたインセンティブ上限を超えていないという判断に応答して、前記所望のインセンティブ額に対する前記要求を自動的に承認することと
    を含む、方法。
15. 前記インセンティブ提供者は相手先商標製造会社を含み、かつ前記代理人は、前記１つ以上の商品がそこを通して購入される小売業者の代表者を含む、請求項１４に記載の方法。
16. 前記所望のインセンティブ額に対する前記要求を自動的に承認することは、
    前記コンピュータシステムによって、通知が前記消費者または彼らの代理人に対して提供されて、前記インセンティブ提供者からの更なる入力なしで前記所望のインセンティブ額に対する前記要求が承認されることを示すこと
    を含む、請求項１４に記載の方法。
17. 前記要求は、前記キャンペーンと関連付けられたインセンティブ予算および／または前記キャンペーンと関連付けられた満了日に更に基づいて自動的に承認される、請求項１４に記載の方法。
18. 前記所望のインセンティブ額が前記変更されたインセンティブ上限を超えているという判断に応答して、前記方法は、
    前記コンピュータシステムによって、前記所望のインセンティブ額に対する前記要求を自動的に拒否すること
    を更に含む、請求項１４に記載の方法。
19. 前記所望のインセンティブ額が前記変更されたインセンティブ上限を超えているという判断に応答して、前記方法は、
    前記コンピュータシステムによって、前記変更されたインセンティブ上限以下の対案申込みインセンティブ額を決定することであって、前記対案申込みインセンティブ額は前記所望のインセンティブ額未満であることと、
    前記コンピュータシステムによって、通知が前記消費者または彼らの代理人に対して提供されて、少なくとも前記決定された対案申込みインセンティブ額を示すことと
    を更に含む、請求項１４に記載の方法。
20. 前記方法は、
    前記コンピュータシステムによって、前記キャンペーンに対する予測されたインセンティブ支出の指示を取得することと、
    前記コンピュータシステムによって、インセンティブに対する１つ以上の承認された要求に少なくとも基づいて実際のインセンティブ支出を決定することであって、インセンティブに対する前記１つ以上の承認された要求は、前記所望のインセンティブ額に対する前記承認された要求を少なくとも含むことと、
    前記コンピュータシステムによって、グラフィカルユーザーインタフェースを介して提供される可視化を生成することであって、前記可視化は、前記予測されたインセンティブ支出および前記実際のインセンティブ支出の指示を含むことと
    を更に含む、請求項１４に記載の方法。
21. 前記キャンペーンパラメータは、キャンペーン目標パラメータを含み、前記キャンペーン目標パラメータは、売上げ目標または販売量目標の指示を含み、前記方法は、
    前記コンピュータシステムによって、受信した各要求に対するインセンティブ要求情報を格納することであって、所与の要求に対する前記インセンティブ要求情報は、要求された所望のインセンティブ額、および前記所与の要求が承認されたかどうかの指示を含むことと、
    前記コンピュータシステムによって、前記キャンペーンパラメータの少なくとも１つに対して提案される変更を前記格納されたインセンティブ要求情報および前記キャンペーン目標パラメータに基づいて決定することと
    を更に含む、請求項１４に記載の方法。
22. 前記提案される変更を決定することは、
    前記コンピュータシステムによって、少なくとも前記インセンティブ要求情報および前記キャンペーン目標パラメータに適用された教師なしの目的に基づいた機械学習アルゴリズムを使用して、前記インセンティブ上限に対して提案される変更を識別すること
    を含む、請求項２１に記載の方法。
23. 前記方法は、
    前記コンピュータシステムによって、前記インセンティブ提供者からの更なる入力なしで、前記インセンティブ上限を前記インセンティブ上限に対する前記提案された変更に基づいて自動的に変更すること
    を更に含む、請求項２２に記載の方法。
24. 前記提案された変更は、前記キャンペーンと関連付けられたインセンティブに対して利用可能な資金を別のキャンペーンに移行させる提案を含む、請求項２１に記載の方法。
25. 前記提案された変更は、前記キャンペーンと関連付けられた満了日を変更する提案を含む、請求項２１に記載の方法。
26. 前記方法は、
    前記コンピュータシステムによって第１の消費者または前記消費者以外の彼らの代理人から、前記インセンティブ上限を変更する前記要求の受信前に、前記１つ以上の商品の少なくとも１つに関連した第１の所望のインセンティブ額に対する第１の要求を受信することと、
    前記コンピュータシステムによって、前記第１の所望のインセンティブ額が前記インセンティブ上限を超えているという判断に応答して、前記第１の所望のインセンティブ額に対する前記第１の要求を自動的に拒否することと、
    前記インセンティブ上限の前記変更に応答して、前記コンピュータシステムによって、前記第１の所望のインセンティブ額が前記変更されたインセンティブ上限を超えているかどうかを判断することと、
    前記コンピュータシステムによって、前記第１の所望のインセンティブ額が前記変更されたインセンティブ上限を超えていないという判断に応答して、前記第１の消費者に提供されるメッセージを生成することと、
    前記コンピュータシステムによって、前記メッセージを前記第１の消費者に送信することと
    を更に含む、請求項１４に記載の方法。

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