JP2022546268A - 複数のsimを利用したサービス提供方法及びその装置 - Google Patents

複数のsimを利用したサービス提供方法及びその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022546268A
JP2022546268A JP2022510215A JP2022510215A JP2022546268A JP 2022546268 A JP2022546268 A JP 2022546268A JP 2022510215 A JP2022510215 A JP 2022510215A JP 2022510215 A JP2022510215 A JP 2022510215A JP 2022546268 A JP2022546268 A JP 2022546268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sim
terminal
sims
network entity
registration request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022510215A
Other languages
English (en)
Inventor
サンス・ジョン
ホヨン・イ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2022546268A publication Critical patent/JP2022546268A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/18Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data
    • H04W8/20Transfer of user or subscriber data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W60/00Affiliation to network, e.g. registration; Terminating affiliation with the network, e.g. de-registration
    • H04W60/005Multiple registrations, e.g. multihoming
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/10Architectures or entities
    • H04L65/1016IP multimedia subsystem [IMS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/30Security of mobile devices; Security of mobile applications
    • H04W12/37Managing security policies for mobile devices or for controlling mobile applications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/40Security arrangements using identity modules
    • H04W12/45Security arrangements using identity modules using multiple identity modules
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W68/00User notification, e.g. alerting and paging, for incoming communication, change of service or the like
    • H04W68/005Transmission of information for alerting of incoming communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/56Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on priority criteria
    • H04W72/566Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on priority criteria of the information or information source or recipient
    • H04W72/569Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on priority criteria of the information or information source or recipient of the traffic information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/18Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data
    • H04W8/183Processing at user equipment or user record carrier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

無線通信システムにおける第1ネットワークエンティティの動作方法は、端末から、複数のSIM(subscription identity module)に係わる登録要請メッセージを受信する段階と、登録要請メッセージに基づき、複数のSIMの登録手続きを遂行する段階と、登録された少なくとも1つのSIM間の優先順位を決定する段階と、優先順位に係わる情報を含む登録許容メッセージを端末に伝送する段階と、を含むものである。

Description

本発明は、一般的に、無線通信システムに係り、複数のSIM(subscription identity module)を利用してサービスを提供するための方法及びその装置に係り、さらに具体的には、無線通信システムにおいて、1つの端末がさまざまな加入情報を使用する場合、効果的に通信サービスを支援するための方法及びその装置に関する。
4G(4th-generation)通信システム商用化以後、増加傾向にある無線データトラフィック需要を充足させるために、改善された5G(5th-generation)通信システムまたはpre-5G通信システムを開発するための努力がなされている。そのような理由により、5G通信システムまたはpre-5G通信システムは、4Gネットワーク以後(beyond 4G network)通信システムまたはLTE(long term evolution)システム以後(PostLTE)のシステムと呼ばれている。高いデータ伝送率を達成するために、5G通信システムは、超高周波(mmWave)帯域(例えば、60ギガ(70GHz)帯域のようなもの)における具現が考慮されている。該超高周波帯域における、電波の経路損失緩和、及び電波の伝達距離延長のために、5G通信システムにおいては、ビームフォーミング(beamforming)、巨大配列多重入出力(massive MIMO(multi input multi output))、全次元多重入出力(FD-MIMO:full dimensional MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビームフォーミング(analog beamforming)及び大規模アンテナ(large scale antenna)の技術が論議されている。また、システムのネットワーク改善のために、5G通信システムにおいては、進化された小型セル、改善された小型セル(advanced small cell)、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud RAN(radio access network))、超高密度ネットワーク(ultra-dense network)、機器間通信(D2D:device to device communication)、無線バックホール(wireless backhaul)、移動ネットワーク(moving network)、協力通信(cooperative communication)、CoMP(coordinated multi-points)及び受信干渉除去(interference cancellation)のような技術開発がなされている。それ以外にも、5Gシステムにおいては、進歩されたコーディング変調(ACM:advanced coding modulation)方式であるFQAM(hybrid FSK and QAM modulation)及びSWSC(sliding window superposition coding)、並びに進歩された接続技術であるFBMC(filter bank multi carrier)、NOMA(non-orthogonal multiple access)及びSCMA(sparse code multiple access)などが開発されている。
一方、インターネットは、人々が情報を生成して消費する人間中心の接続網において、モノのような分散された構成要素間において情報をやり取りして処理するモノのインターネット(IoT:internet of things)網に進化している。クラウドサーバなどとの接続を介するビッグデータ(big data)処理技術などがIoT技術に結合されたIoE(internet of everything)技術も提起されている。IoTを具現するために、センシング技術、有無線通信及びネットワークインフラ、サービスインターフェース技術、並びに保安技術のような技術要素が要求され、最近では、モノ間の接続のためのセンサネットワーク(sensor network)、マシン間通信(M2M:machine to machine)、MTC(machine type communication)のような技術が研究されている。IoT環境においては、接続されたモノにおいて生成されたデータを収集して分析し、人々の生活に新たな価値を創出する知能型IT(internet technology)サービスが提供されうる。IoTは、既存のIT(information technology)技術と、多様な産業との融合及び複合を介し、スマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカーあるいはコネクティッドカー、スマートグリッド、ヘルスケア、スマート家電、先端医療サービスなどの分野にも応用される。
それにより、5G通信システムをIoT網に適用するための多様な試みがなされている。例えば、センサネットワーク、マシン間通信(M2M)、MTCのような技術が5G通信技術であるビームフォーミング、MIMO及びアレイアンテナのような技法によって具現されているのである。前述のビッグデータ処理技術として、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud RAN)が適用されるのも、3eG技術とIoT技術との融合一例と言うことができる。
前述のところと、無線通信システムの発展とにより、多様なサービスを提供することができるようになることにより、そのようなサービスを円滑に提供するための方案が要求されている。
本発明が解決しようとする課題は、無線通信システムにおいて、サービスを効果的に提供することができる装置及びその方法を提供することである。
本開示の一実施形態による、無線通信システムにおける第1ネットワークエンティティの動作方法は、端末から、複数のSIM(subscription identity module)に係わる登録要請メッセージを受信する段階と、前記登録要請メッセージに基づき、前記複数のSIMの登録手続きを遂行する段階と、登録された少なくとも1つのSIM間の優先順位を決定する段階と、前記優先順位に係わる情報を含む登録許容メッセージを前記端末に伝送する段階と、を含むものでもある。
開示された実施形態は、無線通信システムにおいて、サービスを効果的に支援することができる装置及びその方法を提供する。
本開示の一実施形態による5Gシステム構造を示す図面である。 本開示の一実施形態による、1つの端末において、多数の加入情報を処理する方法について説明するための図面である。 本開示の一実施形態による、複数のSIMにおいて、トラフィックを処理する方法について説明するためのフローチャートである。 本開示の一実施形態による、PDUセッションの生成中、複数のSIM間の優先順位を決定する方法について説明するための図面である。 本開示の一実施形態による、端末の制御方法について説明するための図面である。 本開示の一実施形態による、端末のSIM制御方法について説明するための図面である。 本開示の一実施形態による、複数のSIMが、互いに異なるシステムで管理される状況において、サービスを制御するための方法について説明するための図面である。 本開示の一実施形態による、端末のSIMが登録されたシステムを探す方法について説明するための図面である。 本開示の一実施形態による、ネットワークエンティティの構成を示した図面である。 本開示の一実施形態による、端末の構成を示した図面である。 本開示の一実施形態による、ネットワークエンティティの動作方法について説明するためのフローチャートである。
本開示で使用される用語は、単に特定の実施形態についての説明に使用されたものであり、他の実施形態の範囲を限定する意図ではない。単数の表現は、文脈上、明白に異なって意味しない限り、複数の表現を含んでもよい。技術的であったり科学的であったりする用語を含み、ここで使用される用語は、本開示に記載された技術分野において当業者によって一般的に理解されるところと同一の意味を有しうる。本開示に使用された用語において、一般的な、事前に定義された用語は、関連技術の文脈上有する意味と同一であるか、あるいは類似した意味にも解釈され、本開示において明白に定義されない限り、理想的であったり、過度に形式的であったりする意味に解釈されるものではない。場合によっては、本開示で定義された用語であるとしても、本開示の実施形態を排除するように解釈されるものではない。
以下で説明される本開示の多様な実施形態においては、ハードウェア的なアプローチ方法を例示として挙げて説明する。しかし、本開示の多様な実施形態においては、ハードウェアとソフトウェアとをいずれも使用する技術を含んでいるので、本開示の多様な実施形態がソフトウェア基盤のアクセス方法を除くものではない。例えば、1つのNF(network function)が、ハードウェア形態ではなく、ソフトウェア形態によって具現される場合、仮想化(virtualization)された場合、クラウド(cloud)で動作する場合にも、本発明の実施形態が適用されうる。
以下、本開示は、無線通信システムにおいて、多様なサービスを支援するための方法及びその装置に係わるものである。具体的には、本開示は、無線通信システムにおいて、1つの端末が多数の加入情報(subscription)を有する場合、多様なサービスを効果的に支援するための技術について説明する。1つの端末が多数の加入情報を有するのは、1つの端末が加入情報を保存したSIM(subscription identity module)を2以上有していることによって具現され、それぞれのSIMは、物理的なカード形態(例:UICC)に入れられているか、ソフトウェア形態に具現されるか、あるいは2つの方式の組み合わせによっても具現される。今後、本発明の実施形態記述において、加入情報とSIMは、互いに同等な意味にも使用される。
SIMは、移動通信事業者の網に接続するための接続制御モジュールを意味する。SIMが端末に固定されて使用される場合、USIM(universal subscriber identity module)という。また、USIMが含まれたUICCを、通常USIMカードと呼んだりする。同様に、SIMモジュールが含まれたUICCを一般的にSIMカードと呼んだりする。それだけではなく、端末は、UICCカードを利用し、SIMモジュールをダウンロードして選択することができる。本開示においては、説明の便宜上、移動通信事業者の網に接続するための接続制御機能を提供するモジュールを総称し、SIMと称する。
以下の説明で使用される接続ノード(node)を識別するための用語、ネットワークエンティティ(network entity)またはNFを指す用語、メッセージを指す用語、ネットワークエンティティ間のインターフェースを指す用語、多様な識別情報を指す用語などは、説明の便宜のために例示されたものである。従って、本発明は、後述される用語に限定されるものではなく、同等な技術的意味を有する対象を称する他の用語も使用される。
以下、説明の便宜のために、本発明は、3GPP LTE(3rd generation partnership project long term evolution)及び5G規格で定義している用語及び名称を使用する。しかし、本発明は、前述の用語及び名称によって限定されるものではなく、他の規格によるシステムにも、同一に適用されうる。
図1は、本開示の一実施形態による5Gシステム構造を示す図面である。
図1を参照すれば、AMF(access and mobility management function)は、端末(UE)に対する無線網接続(access)及び移動性(mobility)を管理するNFである。SMF(session management function)は、端末に係わるセッション(session)を管理するNFであり、該セッション情報には、QoS情報、課金情報、パッケージ処理に係わる情報を含む。UPF(user plane function)は、ユーザトラフィック(user plane traffic)を処理するNFであり、SMFによっても制御を受ける。図1には、示されていないが、5Gシステムには、UDSF(unstructured data storage network function)が含まれ、該UDSFは、構造化されていない(unstructured)データを保存するNFであり、いかなる類型のデータも、NFの要請により、保存(store)したり搬出(retrieve)したりすることができる。
さらに、図1を参照すれば、ネットワークスライス選択のためのNSSF(network slice selection function)、ネットワーク機能の情報を提供するNEF/NRF(network exposure/repository function)、ポリシー制御のためのPCF(policy control function)、ユーザデータ管理のためのUDM(user data management)、アプリケーション制御のためのAF(application function)、端末の認証と係わるAUSF(authentication server function)、通信サービスと係わるSCP(service communication proxy)、及びデータ伝送のためのDN(data network)が開示される。
図2は、本開示の一実施形態による、1つの端末において、多数の加入情報を処理する方法について説明するための図面である。
本開示の一実施形態によれば、1つの端末が2以上の加入情報を使用する場合をいずれも支援することができるが、説明の便宜上、2つの加入情報を使用する場合について説明する。すなわち、後述する方法は、2以上の加入情報を使用する場合にも適用されうるということは、言うまでもない。
図2を参照すれば、(1)パッシブ(passive)の場合、2つのSIMのうち、1回に1つのSIMだけ使用するように許容されうる。すなわち、ユーザ設定や、端末に保存された情報により、2つのSIMのうち1つのSIMだけ使用され、他のSIMが選択される場合、既存SIMは、使用されない。
さらに、図2を参照すれば、(2)ハイブリッド待機(hybrid standby)の場合、2つのSIMをいずれも使用することができるが、通信動作は、1回に1つのSIMについてのみ適用され、通信動作がない他の1つのSIMは、非活性化されうる。非活性化は、SIMを利用し、ネットワークと通信を行うための登録(registrationまたはattach)手続きや認証手続きは、遂行するが、ユーザプレーン(user plane)トラフィックに係わる送受信だけは行わないことを意味する。図2の(3)デュアル受信部待機(dual receiver standby)の場合、2個のうち1つのSIMについては、送受信がいずれも遂行され、他の1つのSIMについては、受信だけ同時に行われうる。図2の(4)活性化(active)の場合、2つのSIMがいずれも同時に送受信することができる。
本開示は、同時に、2つのSIMが網に登録されて通信が可能な状態にも維持される(2)ハイブリッド待機及び(3)デュアル受信部待機に係わるものである。具体的には、端末は、1回に1つのSIMだけで送受信する((2)ハイブリッド待機)か、あるいは1回に1つのSIMで送受信すると共に、他のSIMで受信する((3)デュアル受信部待機)ことができる。一方、前述の(2)及び(3)の場合、端末が網に接続して通信するとき、次のような問題状況が生じうる。
1)もし1つのSIM(第1 SIM)でデータが送受信されている最中に、他のSIM(第2 SIM)に対するトラフィックが生じるとき、第2 SIMがトラフィック送受信を行うことができず、サービス品質が低下してしまう。
2)もし1つのSIMでデータが送受信されている最中に、他のSIMでページングが生じる場合、他のSIMが、ページングを受信するか、あるいはページングに対する応答を送信することができず、サービス品質低下及び網資源浪費が生じうる。
3)もし第1 SIMでデータが送受信されている最中に、第2 SIMでトラフィックが生じ、それを処理するために、第1 SIMに対するトラフィック送受信を中断しなければならない場合、サービス品質低下が生じうる。
図3は、本開示の一実施形態による、複数のSIMにおいて、トラフィックを処理する方法について説明するためのフローチャートである。
段階310において、端末は、第1 SIMを利用し、ネットワークへの登録(registrationまたはattach)過程を遂行することができる。SIM間の順序や優先順位は、ユーザ設定、SIM別設定、または端末に保存された情報を利用しても決定される。端末が送信する登録要請(registrationまたはattach request)メッセージには、端末が多重SIMを支援する能力(capability)を有していることを知らせる情報(MUSIM capability indication)が含まれ、さまざまなSIMのうち、現在登録に使用されるSIMの優先順位が含まれるものである。
段階320において、コアネットワーク、さらに具体的には、端末に係わる登録、移動性管理を支援するNF(5Gの場合、AMF、4Gの場合、MME)は、段階310において、端末から受信した登録要請を処理し、登録要請を受けたSIMに係わる加入情報を、NF(5Gの場合、UDM(user data management)、4Gの場合、HSS(home subscriber server))から受信する。該加入情報には、当該加入者につき、多重SIM動作が許容されるか否かということが含まれ、また、もし多重SIM動作が許容されるならば、当該SIMと同時に接続可能なSIMに係わる情報が含まれうる。また、該加入情報には、当該SIMに係わる接続優先順位が含まれうる。AMFまたはMME(mobility management entity)は、端末の登録要請と加入情報とを利用し、当該端末及び当該SIMに係わる登録要請を処理することができる。このとき、当該SIMに係わる接続優先順位が決定され、当該SIMに係わる接続優先順位を決定するために、端末から受信された接続優先順位、加入情報に含まれた接続優先順位のうち1以上が考慮されうる。図3には、省略されているが、AMFまたはMMEは、端末にネットワークからでも、多重SIM動作が支援されるか否かということ、または当該端末につき、多重SIM動作が許容されるか否かということを含む情報を登録許容(registrationまたはattach accept)メッセージに含め、端末に伝送することができる。また、当該SIMについて決定された接続優先順位が、登録許容メッセージにも含まれる。
段階330において、端末は、第2 SIMを利用し、ネットワークへの登録(registrationまたはattach)過程を遂行することができる。第2 SIMは、第1 SIMと異なるSIMを称し、SIM間の順序や優先順位は、ユーザ設定、SIM別設定、または端末に保存された情報を利用しても決定される。端末が送信する登録要請(registrationまたはattach request)メッセージには、端末が多重SIMを支援する能力(capability)を有していることを知らせる情報(MUSIM(multiple SIM) capability indication)が含まれ、さまざまなSIMのうち、現在登録に使用されるSIMの優先順位が含まれうる。また、第2 SIMに係わる登録要請を送るとき、端末は、段階310及び段階320を介して登録された第1 SIMについて割り当てられた臨時識別子(temporary identity;5Gの場合、5G-GUTI、4Gの場合、GUTI)を含んでもよい。
コアネットワーク、さらに具体的には、端末に係わる登録、移動性管理を支援するNF(5Gの場合、AMF、4Gの場合、MME)は、段階330において、端末から受信した登録要請を処理することができる。第1 SIMに対して登録処理を行ったコアネットワーク(core network)NF(AMFまたはMME)と、第2 SIMに対して登録処理を行うコアネットワークNFとが同一であってこそ、第1 SIM及び第2 SIMに係わるサービス及びページング処理を調整(coordination)することができる。また、第1 SIM及び第2 SIMにつき、同一NFが選択されるようにするために、端末が、第2 SIMに係わる登録要請を行うとき、情報を提供することができる。このとき、該端末は、基地局と接続(RRC connection)を設定しながら、コアネットワークNFに係わる識別子を伝達するか、あるいは該端末が、登録過程中、コアネットワークNFに伝達した第1 SIMに係わる臨時識別子を利用し、コアネットワークNFが変更されなければならない場合、リダイレクション(re-direction)を行うことができる。
段階340において、コアネットワークNFは、登録要請を受けたSIMに係わる加入情報を、加入情報を保存しているNF(5Gの場合、UDM、4Gの場合、HSS)から受信することができる。該加入情報には、当該加入者につき、多重SIM動作が許容されるか否かということが含まれ、当該SIMにつき、多重SIM動作が許容されるならば、当該SIMと同時に接続可能なSIMに係わる情報が含まれうる。また、該加入情報には、当該SIMに係わる接続優先順位が含まれうる。AMFまたはMMEは、端末の要請と加入情報とを利用し、当該端末及びSIMに係わる登録要請を処理することができる。このとき、当該SIMに係わる接続優先順位が決定され、端末から受信された接続優先順位、または加入情報に含まれた接続優先順位のうち1以上が考慮されうる。図3には、省略されているが、AMFまたはMMEは、ネットワークにおいても、多重SIM動作が支援されるか否かということ、または当該端末につき、多重SIM動作が許容されるか否かということを含む情報を、登録許容(registrationまたはattach accept)メッセージに含めて端末に伝送することができる。また、現在、網に同時に登録されたSIMの個数情報を登録許容メッセージに含めて端末に伝達することができる。また、当該SIMについて決定された接続優先順位が、登録許容メッセージに含められうる。
また、段階350において、コアネットワークNFは、受信された加入情報から、当該SIMに係わる優先順位情報を保存することができる。端末とネットワークは、該ネットワークに、2以上のSIMが登録されたという情報を有することになり、各SIM別接続優先順位を知ることができる。その後、段階360において、端末とネットワークは、トラフィックやシグナリングの発生時、SIM別接続優先順位、各SIM別動作状態(活性/非活性またはRRC接続/遊休状態など)を考慮して処理することができる。例えば、第1 SIMについてデータが送受信中であるが、第2 SIMについてトラフィックが生じ、ページングを処理しなければならない場合、ページングを送る第2 SIMの優先順位が低ければ、第2 SIMのページング伝送を、第1 SIMのデータ伝送が終了するまで待つことができる。または、もしページングを送る第2 SIMの優先順位が高ければ、第1 SIMのデータ伝送を中断し(RRC接続解除)、第2 SIMは、ページングを先に送ることができる。説明の便宜上、第1 SIMと第2 SIMとの優先順位について説明したが、第1 SIM及び第2 SIMの動作は、前述の例に限定されるものではなく、2以上のSIMにつき、前述の動作が遂行されうるということは、言うまでもない。また、端末及びネットワークは、ページングだけではなく、SR(scheduling request)についても、優先順位を考慮し、前述の動作を遂行することができるということは、言うまでもない。
図4は、本開示の一実施形態による、PDU(protocol data unit)セッションの生成中、複数のSIM間の優先順位を決定する方法について説明するための図面である。
図4を参照すれば、各SIM別に登録を行う過程中に優先順位を決定するのではなく、PDUセッション(または、PDN connection)を生成する過程中、複数のSIM間の優先順位を決定することができる。
段階410において、端末は、第1 SIMを利用し、ネットワークにセッション(PDU sessionまたはPDN connection)生成要請を伝送することができる。このとき、生成されるセッションに係わる順序や優先順位は、ユーザ設定、DNN(data network name)、SIM別設定、または端末に保存された情報を利用しても決定される。端末が送信するセッション生成要請メッセージには、端末が多重SIMを支援する能力を有していることを知らせる情報(MUSIM capability indication)が含まれ、対象になるDNN(4G網である場合、APN)、現在要請されるセッションの接続優先順位が含まれうる。
段階420において、コアネットワーク、さらに具体的には、端末に係わるセッション管理を支援するNF(5Gの場合、SMF、4Gの場合、MME)は、端末から受信した登録要請を処理することができ、登録要請の処理中、加入情報を受信しなければならない場合、SIMに係わる加入情報を、NF(5Gの場合、UDM、4Gの場合、HSS)から受信することができる。SIMに係わる加入情報には、当該加入者につき、多重SIM動作が許容されるか否かということが含まれ、もし多重SIM動作が許容されるならば、当該SIMと同時に接続可能なSIMに係わる情報が含まれうる。また、SIMに係わる加入情報には、当該SIMまたはセッションに係わる接続優先順位が含まれうる。SMFまたはMMEは、端末の要請と加入情報とを利用し、当該セッション生成過程を処理することができる。このとき、当該セッションに係わる接続優先順位が決定され、当該セッションに係わる接続優先順位を決定するために、端末から受信された接続優先順位、加入情報に含まれた加入者(SIM)の接続優先順位、加入情報に含まれたセッション(DNN/APN)の接続優先順位のうち1以上が考慮されうる。図4には、省略されているが、SMFまたはMMEは、ネットワークにおいても、多重SIM動作が支援されるか否かということ、または当該端末につき、多重SIM動作が許容されるか否かということに係わる情報を含むセッション生成許容メッセージを端末に伝送することができる。また、当該セッションについて決定された接続優先順位が、セッション生成許容メッセージに含まれうる。また、SMFまたはMMFは、前述の情報を、他のNF(SMFの場合、AMFまたはUPF、MMEの場合、SGW)に伝達することができる。
段階430において、端末は、第2 SIMを利用し、ネットワークに、セッション(PDU sessionまたはPDN connection)生成要請を伝送することができる。このとき、生成されるセッション順序や優先順位は、ユーザ設定、DNN、SIM別設定、または端末に保存された情報を利用しても決定される。また、段階430において要請されるセッションの情報(対象になるDNN/APNなど)は、前述の段階410及び段階420で使用した情報と異なるようにも設定される。端末が送信するセッション生成要請メッセージには、端末が多重SIMを支援する能力を有していることを知らせる情報(MUSIM capability indication)が含まれ、対象になるDNN、現在要請されるセッションの接続優先順位が含まれうる。
段階440において、コアネットワーク、さらに具体的には、端末に係わるセッション管理を支援するNF(5Gの場合、SMF、4Gの場合、MME)は、端末から受信した登録要請を処理することができ、登録要請処理加入情報を受信しなければならない場合、SIMに係わる加入情報を、加入情報を保存しているNF(5Gの場合、UDM、4Gの場合、HSS)から受信することができる。SIMに係わる加入情報には、当該加入者につき、多重SIM動作が許容されるか否かということが含まれ、また、もし多重SIM動作が許容されるならば、SIMに係わる加入情報には、当該SIMと同時に接続可能なSIMに係わる情報が含まれうる。また、SIMに係わる加入情報には、当該SIMまたはセッションに係わる接続優先順位が含まれうる。SMFまたはMMEは、端末の要請と加入情報とを利用し、当該セッション生成過程を処理することができる。この過程において、当該セッションに係わる接続優先順位が決定され、このとき、端末から受信された接続優先順位、加入情報に含まれた加入者(SIM)の接続優先順位、加入情報に含まれたセッション(DNN/APN)の接続優先順位のうち1以上が考慮されうる。図4には、省略されているが、SMFまたはMMEは、ネットワークにおいても、多重SIM動作が支援されるか否かということ、または当該端末につき、多重SIM動作が許容されるか否かということを含む情報を、セッション許容メッセージに含め、端末に伝送することができる。また、当該セッションについて決定された接続優先順位が、セッション生成許容メッセージにも含まれる。また、SMFまたはMMFは、前述の情報を、他のNF(SMFの場合、AMFまたはUPF、MMEの場合、SGW)に伝達することができる。
段階450において、以後端末とネットワークは、ネットワークに、2以上のSIMが登録されたという情報を有することになり、各セッション別接続優先順位を知ることができる。段階460において、端末とネットワークは、トラフィックやシグナリングの発生時、セッション別接続優先順位、各SIM別セッション別動作状態(活性/非活性またはRRC接続/遊休状態など)を考慮して処理することができる。例えば、第1 SIMのセッションにつき、データが送受信中であるが、第2 SIMにつき、トラフィックが生じ、ページングを処理しなければならない場合、ページングを送るセッションの優先順位が、第1 SIMのセッションの優先順位より低ければ、それを、第1 SIMのデータ伝送が終了するまで待つことができる。または、第2 SIMは、もしページングを送るセッションの優先順位が高ければ、第1 SIMのデータ伝送を中断し(RRC接続解除)、ページングを先に送ることができる。
一方、それぞれのSIMまたはセッションに係わる優先順位は、以下のような順にも設定される。小さい値が、高い優先順位を示し、相対的な優先順位を示すことができる。
1)応急サービス、応急通話のためのSIMまたはセッション(例:DNN/APN for emergency service)
2)音声通話サービスまたは映像通話サービスのためのSIMまたはセッション(例:DNN/APN for IMS)
3)その他一般データサービスのためのSIMまたはセッション(例:DNN/APN for internet)
- もし1つの端末が2以上のSIMを使用する状況において、それぞれのSIMが互いに異なるRAT(radio access technology)、例えば、1つのSIMは、5G、他の1つのSIMは、4Gに登録されるという状況が生じうる。本開示の一実施形態によれば、次の状況において、複数のSIMを処理することができる。ユーザが、1つのSIMは、5Gで動作し、他の1つのSIMは、4Gで動作するように設定する
- 無線状態により、1個のSIMが4G網に遷移される
- サービスの状況により、1個のSIMが4G網に遷移される(フォールバック(fallback)発生)
図5は、本開示の一実施形態による、端末の制御方法について説明するための図面である。
段階510において、端末は、第1 SIMを利用し、ネットワークへの登録(registrationまたはattach)過程を遂行することができる。SIM間の順序や優先順位は、ユーザ設定、SIM別設定、または端末に保存された情報を利用しても決定される。端末が送信する登録要請(registrationまたはattach request)メッセージには、端末が多重SIMを支援するcapabilityを有していることを知らせる情報(MUSIM capability indication)が含まれ、さまざまなSIMのうち現在登録に使用されるSIMの優先順位が含まれうる。
段階520において、コアネットワーク、さらに具体的には、端末に係わる登録、移動性管理を支援するNF(5Gの場合、AMF、4Gの場合、MME)は、段階510において、端末から受信した登録要請を処理し、該過程中、登録要請を受けたSIMに係わる加入情報を、加入情報を保存しているNF(5Gの場合、UDM、4Gの場合、HSS)から受信することができる。該加入情報には、当該加入者につき、多重SIM動作が許容されるか否かということが含まれ、また、もし多重SIM動作が許容されるならば、当該SIMと同時に接続可能なSIMに係わる情報が含まれうる。また、当該SIMに係わる接続優先順位が含まれうる。また、登録要請を受けたSIMに係わる加入情報には、当該SIMに係わる無線網(5G、4G、3Gなど)、コア網(5GCまたはEPCなど)の接続許容いかんが含まれうる。AMFまたはMMEは、端末の要請と加入情報とを利用し、当該端末、SIMに係わる登録要請を処理することができる。登録要請処理中、当該SIMに係わる接続優先順位が決定され、このとき、端末から受信された接続優先順位、加入情報に含まれた接続優先順位のうち1以上が考慮されうる。図5には、省略されているが、AMFまたはMMEは、ネットワークにおいても、多重SIM動作が支援されるか否かということ、または当該端末につき、多重SIM動作が許容されるか否かということを含む情報を含む登録許容(registrationまたはattach accept)メッセージを端末に伝送することができる。また、当該SIMについて決定された接続優先順位が、登録許容メッセージにも含まれる。また、登録許容メッセージに、端末が現在登録される加入者(すなわち、当該SIMによって称される加入者)が使用可能な無線網(5G、4G、3Gなど)、コア網(5GCまたはEPCなど)に係わる情報が含まれうる。
第1 SIMに係わる登録手続きにおいて、残り過程が進められ(段階530)、段階540において、端末は、第2 SIMを利用し、ネットワークへの登録(registrationまたはattach)過程を遂行することができる。第2 SIMは、段階1で使用されたSIMと異なるSIMを称し、SIM間の順序や優先順位は、ユーザ設定、SIM別設定、または端末に保存された情報を利用しても決定される。端末が送信する登録要請(registrationまたはattach request)メッセージには、端末が、多重SIMを支援するcapabilityを有していることを知らせる情報(MUSIM capability indication)が含まれ、さまざまなSIMのうち、現在登録に使用されるSIMの優先順位が含まれうる。また、第2 SIMに係わる登録要請を伝送するとき、端末は、前述の段階510及び段階520を介して登録された第1 SIMに対して割り当てられた臨時識別子(temporary identity;5Gの場合、5G-GUTI、4Gの場合、GUTI)を含めることができる。
段階540において、コアネットワーク、さらに具体的には、端末に係わる登録、移動性管理を支援するNF(5Gの場合、AMF、4Gの場合、MME)は、端末から受信した登録要請を処理することができる。第1 SIMに対して登録処理を行ったコアネットワークNF(AMFまたはMME)と、第2 SIMに対して登録処理を行うコアネットワークNFとが同一であってこそ、第1 SIM及び第2 SIMに係わるサービス及びページング処理を調整することができ、第1 SIM及び第2 SIMにつき、同一NFが選択されるようにするために、端末が、第2 SIMに係わる登録要請時情報を提供することができる。このとき、該端末は、基地局との接続(RRC connection)を設定しながら、コアネットワークNFに係わる識別子を伝達するか、あるいは端末がregistration過程中、コアネットワークNFに伝達した第1 SIMに係わる臨時識別子を利用し、コアネットワークNFが変更されなければならない場合、リダイレクションを行うことができる。
段階550において、コアネットワークNFは、登録要請を受けたSIMに係わる加入情報を、加入情報を保存しているNF(5Gの場合、UDM、4Gの場合、HSS)から受信することができる。該加入情報には、当該加入者につき、多重SIM動作が許容されるか否かということが含まれ、当該SIMにつき、多重SIM動作が許容されるならば、当該SIMと同時に接続可能なSIMに係わる情報が含まれうる。また、該加入情報には、当該SIMに係わる接続優先順位が含まれうる。また、当該SIMに係わる無線網(5G、4G、3Gなど)、コア網(5GCまたはEPCなど)の接続許容いかんが含まれうる。
段階560において、AMFまたはMMEは、端末の要請と加入情報とを利用し、当該端末及びSIMに係わる登録要請を処理することができる。該過程中、当該SIMに係わる接続優先順位が決定され、このとき、端末から受信された接続優先順位、加入情報に含まれた接続優先順位のうち1以上が考慮されうる。AMFまたはMMEは、端末に係わる登録許容いかん、端末に許容された無線網及びコア網、他の無線網またはNFに、端末をリダイレクト(re-direct)するか否かということを決定するとき、端末の登録要請が、1つの端末につき、2個以上のSIMで生じたものであるか否かということを考慮することができる。もし端末が2以上のSIMで登録を行う場合、AMFまたはMMEは、端末が、できる限り1つのコア網に登録されうるように処理し、それは、端末に係わる登録、移動性、ページング管理を、1つのAMFまたはMMEで処理するようにし、サービス品質や性能が高くなるようにするためである。
段階570において、もし端末が、現在登録要請を行った無線網またはコア網の変更が必要であるならば、AMFまたはMMEは、登録過程中、無線網またはコア網を変更し、第2 SIMが第1 SIMと同一の無線網またはコア網に接続するように、トリガすることができる。図5には、省略されているが、該過程において、AMFまたはMMEは、端末に対し、ネットワークにおいても、多重SIM動作が支援されるか否かということ、または当該端末につき、多重SIM動作が許容されるか否かということを含む情報を、登録許容(registrationまたはattach accept)メッセージに含めて端末に伝送することができる。また、現在、網に同時に登録されたSIMの個数情報を、登録許容メッセージに含めて端末に伝達して知らせることができる。また、当該SIMについて決定された接続優先順位が、登録許容メッセージに含まれうる。また、該登録許容メッセージには、当該登録につき、端末が使用可能な無線網(5G、4G、3Gなど)、コア網(5GCまたはEPCなど)に係わる情報が含まれうる。
段階580において、端末とネットワークは、ネットワークに、2以上のSIMが登録されたという情報を有することになり、各SIM別接続優先順位を知ることができる。また、端末の2つのSIMは、同一コア網NF(AMFまたはMME)に登録されて管理されうる。その後、端末とネットワークは、トラフィックやシグナリングの発生時、SIM別接続優先順位、各SIM別動作状態(活性/非活性またはRRC接続/遊休状態など)を考慮して処理することができる。例えば、第1 SIMにつき、データが送受信中であるが、第2 SIMにつき、トラフィックが生じ、ページングを処理しなければならない場合、ページングを送る第2 SIMの優先順位が低ければ、それを、第1 SIMのデータ伝送が終了するまで待つことができる。または、もしページングを送る第2 SIMの優先順位が高ければ、他の第1 SIMのデータ伝送を中断し(RRC接続解除)、ページングを先に送ることができる。
図6は、本開示の一実施形態による、端末のSIM制御方法について説明するための図面である。
段階610において、端末の2つのSIMが同一コア網に登録され、サービスされている最中に、1個のSIMが、他のコア網に転換される状況が生じうる。それは、無線網状態や特定のサービス類型(音声/緊急通話のためのフォールバックなど)による制御過程中に生じうる。
段階620において、AMFまたはMMEは、1つのSIM接続システム(コア網)が変更されることにより、他のSIMのシステム(コア網)変更が必要であるか否かということを判断することができる。このとき、AMFまたはMMEは、それぞれのSIM、またはそれぞれのSIMで生成されたセッションの優先順位を考慮することができる。
段階630において、もし第2 SIMを、第1 SIMと同一のシステム(コア網)で管理することが必要である場合、AMFまたはMMEは、端末の第2 SIMの登録されたシステムを変更するための過程をトリガすることができる。それは、端末に対するRRC接続を解除しながら、リダイレクトするように誘導する命令を、基地局と端末とに送り、該端末に係わる接続優先順位(radio access type/frequency of selection priority;RFSPインデックス)を調整するのである。
一方、前述の段階620及び段階630において、端末を制御するAMFまたはMMEは、端末が既存に登録されたAMFまたはMMEでもある。
段階640において、端末の第2 SIMも、第1 SIMと同一のシステム(コア網)に登録され、サービスを受けるための過程が遂行されうる。それは、移動性更新登録(mobility update registration)過程またはトラッキングエリア更新(tracking area update)過程に対応しうる。
図7は、本開示の一実施形態による、複数のSIMが互いに異なるシステムで管理される状況において、サービスを制御するための方法について説明するための図面である。
具体的には、図7は、1つの端末を利用し、複数のSIMがネットワークに登録されたが、互いに異なるシステム(コア網)において、複数のSIMが管理される状況において、サービスを制御する方法について説明するための図面である。
段階710において、端末の第1 SIMは、システムに登録されうる。説明の便宜上、第1 SIMが、コア網NF1(例:AMF)に登録されたと仮定する。
段階711において、端末の第2 SIMは、他のシステムにも登録される。説明の便宜上、第2 SIMは、コア網NF2(例:MME)に登録されたと仮定する。2つのコア網は、該端末が2つのSIMで動作することを知っていると仮定する。
段階720において、端末の第1 SIMが接続状態になり、トラフィックを送受信することができる。
段階730において、端末の第2 SIMのセッションに、下向きリンクデータが生じるか、あるいはシグナリングが必要な状況が生じうる。
段階740において、コア網NF2は、端末の状態が遊休(idle)状態であるか、あるいは2個以上のSIMでもって動作することを把握することができる。
段階750において、コア網NF2は、端末の第1 SIMが現在通信中であるか否かということを判断するために、端末の第1 SIMが登録されたコア網NFの情報を、UDMまたはHSSに質疑することができる。
段階760において、UDMまたはHSSは、端末の第1 SIMが登録されたNF、すなわち、AMFまたはMMEの名称、アドレスまたはIPアドレスのような識別子を伝達することができる。
段階770において、コア網NF2は、受信された情報を利用し、端末の第1 SIMが登録されたコア網NF1を識別し、コア網NF1に、端末についてサービスが生じたことを知らせる情報伝達を要請することができる。このとき、情報伝達の有無及び時点の決定におき、コア網は、各SIM、SIMのサービス優先順位を考慮することができる。また、コア網NF2が伝達するメッセージは、単純なサービス発生お知らせではないページングメッセージ全体を含むものでもある。
段階771において、コア網NF1は、受信した情報を利用し、現在接続中の端末(すなわち、第1 SIM)に、第2 SIMについてサービスが生じたことを知らせるアラームを伝送することができる。端末に伝達するアラームまたはページングには、サービス類型やサービス別優先順位が含まれうる。
段階772において、端末具現及び内部構造により、第1 SIMに受信されたサービスアラーム情報が、第2 SIMを処理する制御部に伝達することができる。このとき、制御部は、第1 SIM及び第2 SIMにつき、サービス別に、どのSIMに対する送受信を優先的に処理するかということを決定することができ、段階771で受信された優先順位情報を考慮することができる。
段階780において、端末は、該端末の第2 SIMについてサービス発生を認知し、サービスを再開するための動作を遂行することができる。
図8は、本開示の一実施形態による、端末のSIMが登録されたシステムを探す方法について説明するための図面である。
段階810において、端末の第1 SIMは、システムに登録されうる。説明の便宜上、第1 SIMは、コア網NF1(例:AMF)に登録されたと仮定する。
段階811において、端末の他の第2 SIMは、他のシステムにも登録される。説明の便宜上、第2 SIMは、コア網NF2(例:MME)に登録されたものと仮定する。端末は、登録要請メッセージ(registration/attachまたはtracking area update request)を伝送するとき、登録要請メッセージに、端末が多重SIMを支援するcapabilityを有していることを知らせる情報(MUSIM capability indication)、及び他のSIMが登録されるときに割り当てられた臨時識別子(5G-GUTIまたはGUTI)を含めることができる。
段階820において、コア網NF2は、端末の登録要請を処理する過程中、端末が複数のSIMでもって動作することを把握し、登録要請時に受信した臨時識別子を利用し、第1 SIMが登録されたコア網NF(本例においては、コア網NF1)を識別することができる。コア網NF2は、追って、トラフィック処理、サービス処理、ページング処理のために、第1 SIMが登録されたNFを探すために、端末の第1 SIMの加入識別子(subscription identity;SUPIまたはIMSI)を知らなければならない。第1 SIMの加入識別子は、前述のように、端末の他のSIMが登録されたNFに係わる情報を、UDMまたはHSSに質疑することによっても把握される。UDMやHSSは、加入識別子を基準に、当該情報を保存することができる。コア網NF2は、識別されたコア網NF(本例においては、コア網NF1)に、端末の第1 SIMの加入識別子を要請するメッセージ(identification要請またはcontext要請)を伝送することができる。該メッセージには、先立って端末から受信した他のSIMの臨時識別子が含まれうる。また、該メッセージに、自体が登録する端末の第2 SIMの加入識別子を含め、コア網NF2に事前に知らせることもできる。また、該メッセージには、当該識別子/情報要請が、移動性管理のためではなく、1つの端末に、多重SIMを処理するためのものであることを示す指示(indication)が含まれうる。
段階830において、コア網NF1は、受信された要請メッセージを処理することができる。コア網NF1は、要請メッセージに含まれた端末の臨時識別子に対応するUEコンテキスト(context)中に加入識別子を探すことができる。また、もし要請メッセージに、コア網NF2に登録された同一端末の第2 SIM情報が含まれている場合、それを、端末の多重SIM動作のための他のSIM情報として保存することができる。
段階840において、コア網NF1は、コア網NF2に、第1 SIM(すなわち、自体に登録された)端末の加入識別子(SUPIまたはIMSI)を伝達することができる。このとき、使用されるメッセージは、確認(identification)メッセージまたはコンテキスト応答(context response)メッセージでもある。また、確認メッセージまたはコンテキスト応答メッセージは、一般的な移動性管理中に生じる確認応答やコンテキスト応答と異なり、加入識別子を伝達するための目的で、応答以後にも、依然として登録された端末に係わるサービスを提供しなければならないので、端末に係わるコンテキストを削除しないのである。
段階850において、コア網NF2は、コア網NF1から受信された同一端末の第1 SIMの情報を、端末に係わる多重SIM動作のための他のSIM情報として保存することができる。
段階860において、コア網NFは、自体に登録された端末につき、他SIMの加入者識別子を知ることができる。もしトラフィック処理、ページング処理などにおいて、他のSIMが登録された他のコア網NFを探さなければならない場合、コア網NFは、保存された他のSIMの加入識別子を利用し、当該SIMが登録された他のコア網NFの識別子、名称、アドレスを得るための要請を、UDM/HSSに伝送することができる。
一方、本開示の他の実施形態において、各コア網NFは、他のSIMが登録されたコア網NFが変更された場合、変更に係わる情報、及び変更後のコア網NFの情報(識別子、名称、アドレスなど)について通知(notification)されるための購読(subscribe)を行うこともできる。該購読は、コア網NFが、特定のSIMに係わる加入識別子を利用し、UDM/HSSで行うことができ、UDM/HSSは、もし特定のSIMについて登録されたコア網NFが変更された場合、それに係わる情報を、購読したコア網NFに通知することができる。また、該購読は、コア網NF間において相互に直接なされうる。その場合、コア網NFが変更された場合(例えば、端末がAMF#1に登録されていて、移動性などにより、AMF#2に登録が変更された場合)、もしMMEが、コア網NF変更アラームを購読した場合、AMF#1またはAMF#2は、端末に係わる登録が、AMF#2に変更されたことをMMEに知らせることができる。
図9において図示されているように、本開示のネットワークエンティティは、送受信部900、メモリ910、プロセッサ920を含んでもよい。該ネットワークエンティティは、図1で説明したNSSF、NEF、NRF、PCF、UDM、AF、AUSF、AMF、SMF、SCP、(R)AN、UPF、DNでもあるが、説明の便宜上、以下においては、ネットワークエンティティと総称する。すなわち、ネットワークエンティティそれぞれは、送受信部900、メモリ910、プロセッサ920を含んでもよい。前述のネットワークエンティティの通信方法により、該ネットワークエンティティのプロセッサ920、送受信部900及びメモリ910が動作することができる。ただし、該ネットワークエンティティの構成要素は、前述の例に限定されるものではない。例えば、該ネットワークエンティティは、前述の構成要素よりさらに多くの構成要素を含んだり、さらに少ない構成要素を含んだりもする。それだけではなく、プロセッサ920、送受信部900及びメモリ910が、1つのチップ(chip)形態にも具現される。また、プロセッサ920は、少なくとも1以上のプロセッサを含んでもよい。
送受信部900は、ネットワークエンティティの受信部と、該ネットワークエンティティの送信部とを総称したものであり、基地局と信号を送受信することができる。該基地局と送受信する信号は、制御情報とデータとを含んでもよい。そのために、送受信部900は、送信される信号の周波数を上昇変換して増幅するRF送信機と、受信される信号を低ノイズ増幅し、周波数を下降変換するRF受信機とによっても構成される。ただし、それは、送受信部900の一実施形態であるのみ、送受信部900の構成要素は、RF送信機及びRF受信機に限定されるものではない。また、送受信部900は、他のネットワークエンティティと信号を送受信することができる。
また、送受信部900は、無線チャネルを介して信号を受信し、プロセッサ920に出力し、プロセッサ920から出力された信号を、無線チャネルを介して伝送することができる。
メモリ910は、ネットワークエンティティの動作に必要なプログラム及びデータを保存することができる。また、メモリ910は、該ネットワークエンティティで獲得される信号に含まれた制御情報またはデータを保存することができる。メモリ910は、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、ハードディスク、CD-ROM(compact disc read only memory)及びDVD(digital versatile disc)のような記録媒体、または記録媒体の組み合わせによっても構成される。
プロセッサ920は、前述の本開示の実施形態により、ネットワークエンティティが動作するように、一連の過程を制御することができる。例えば、プロセッサ920は、送受信部900を介し、制御信号とデータ信号を受信し、受信した制御信号とデータ信号とを処理することができ、また、プロセッサ920は、処理した制御信号とデータ信号とを送受信部900を介して送信することができる。
また、送受信部900、メモリ910及びプロセッサ920は、電気的に接続されうる。そして、例えば、制御部910は、回路、特定用途向け(application-specific)回路、または少なくとも1つのプロセッサでもある。また、ネットワークエンティティの動作は、当該プログラムコードを保存したメモリ装置をネットワークエンティティ内の任意の構成部に具備することによって実現することができる。
また、前記ネットワークエンティティは、基地局(RAN)、AMF、SMF、UPF、NF、NEF、NRF、CF、NSSF、UDM、AF、AUSF、SCP、UDSF、コンテキストストレージ(context storage)、OAM、EMS、コンフィギュレーションサーバ(configuration server)、ID管理サーバ(management server)のうちいずれか一つでもある。ここで、前述の例示に制限されないということは、言うまでもない。
図10は、本発明による端末(UE)の構成を示した図面である。
図10において図示されているように、本開示の端末は、送受信部1000、プロセッサ1020、第1 SIM 1040及び第2 SIM 1060を含んでもよい。前述の端末の通信方法により、端末のプロセッサ1020、送受信部1000、第1 SIM 1040及び第2 SIM 1060が動作することができる。ただし、端末の構成要素は、前述の例に限定されるものではない。例えば、該端末は、前述の構成要素よりさらに多くの構成要素を含んだり、さらに少ない構成要素を含んだりもする。例えば、図10を参照すれば、第1 SIM 1040及び第2 SIM 1060についてのみ開示されているが、それに制限されるものではなく、N個のSIM(図示せず)をさらに含んでもよいということは、言うまでもない。それだけではなく、プロセッサ1020及び送受信部1000が、1つのチップ形態にも具現される。また、プロセッサ1020は、少なくとも1以上のプロセッサを含んでもよい。
送受信部1000は、端末の受信部と、端末の送信部とを総称したものであり、基地局と信号を送受信することができる。該基地局と送受信する信号は、制御情報とデータとを含んでもよい。そのために、送受信部1000は、送信される信号の周波数を上昇変換して増幅するRF送信機と、受信される信号を低ノイズ増幅し、周波数を下降変換するRF受信機とによっても構成される。ただし、それは、送受信部1000の一実施形態であるのみ、送受信部1000の構成要素は、RF送信機及びRF受信機に限定されるものではない。
また、送受信部1000は、無線チャネルを介して信号を受信し、プロセッサ1020に出力し、プロセッサ1020から出力された信号を、無線チャネルを介して伝送することができる。
プロセッサ1020は、前述の本開示の実施形態によって端末が動作するように、一連の過程を制御することができる。例えば、プロセッサ1020は、送受信部1000を介し、制御信号とデータ信号とを受信し、受信した制御信号とデータ信号とを処理することができ、また、プロセッサ1020は、処理した制御信号とデータ信号とを、送受信部1000を介して送信することができる。
第1 SIM 1040及び第2 SIM 1060は、移動通信事業者網に接続するための接続制御モジュールでもある。プロセッサ1020は、第1 SIM 1040を利用し、所定のネットワークエンティティへの登録過程を遂行することができる。また、プロセッサ1020は、第2 SIM 1060を利用し、ネットワークエンティティへの登録過程を遂行することができる。
プロセッサ1020は、第1 SIM 1040及び第2 SIM 1060につき、同一NFが選択されるようにするために、第2 SIM 1060に係わる登録過程時、第1 SIM 1040関連情報を利用することができる。例えば、プロセッサ1020は、第1 SIM 1040の登録過程がまず遂行される場合、第1 SIM 1040について割り当てられた識別子に基づき、第2 SIM 1060の登録過程を遂行することができる。
また、プロセッサ1020は、ネットワークエンティティから受信された加入情報に基づき、第1 SIM 1040及び第2 SIM 1060に係わる優先順位情報を保存することができる。また、プロセッサ1020は、優先順位情報に基づき、第1 SIM 1040及び第2 SIM 1060の動作を遂行することができる。例えば、プロセッサ1020は、優先順位に基づき、第1 SIM 1040のデータ伝送、及び第2 SIM 1060のページングを制御することができる。
図11は、本開示の一実施形態による、ネットワークエンティティの動作方法について説明するためのフローチャートである。
段階1110において、該ネットワークエンティティは、端末から、複数のSIMに係わる登録要請メッセージを受信することができる。本開示の一実施形態によれば、該ネットワークエンティティは、4GのコアネットワークであるMMEでもあり、5GのコアネットワークであるAMFでもある。また、該ネットワークエンティティは、複数のSIMにおいて、 第1 SIMに係わる第1登録要請メッセージを受信し、第2 SIMに係わる第2登録要請メッセージをそれぞれ受信することができる。段階1120において、該ネットワークエンティティは、登録要請メッセージに基づき、複数のSIMの登録手続きを遂行することができる。該ネットワークエンティティは、第1登録要請メッセージに基づき、第1 SIMに係わる登録手続きを行い、第2登録要請メッセージに基づき、第2 SIMに係わる登録手続きを行うことができる。このとき、第2登録要請メッセージは、第1 SIMに係わる識別情報を含んでもよい。該ネットワークエンティティは、第1 SIMに対する識別情報に基づき、第2 SIMを、第1 SIMが登録されたネットワークエンティティに登録されるように制御することができる。
段階1130において、該ネットワークエンティティは、登録された複数のSIM間の優先順位を決定することができる。該ネットワークエンティティは、他のネットワークエンティティ(例えば、UDMまたはHSS)から受信された複数のSIMに係わる加入情報に基づき、複数のSIM間の優先順位を決定することができる。また、該ネットワークエンティティは、決定された優先順位に基づき、トラフィックを制御することができる。
段階1140において、該ネットワークエンティティは、優先順位に係わる情報を含む登録許容メッセージを、端末に伝送することができる。該端末は、登録許容メッセージに基づき、複数のSIMに係わる優先順位を知ることができる。
前述の図1ないし図11が例示する構成図、制御/データ信号送信方法の例示図、動作手続き例示図、構成図は、本開示の権利範囲を限定するための意図がないということに留意しなければならない。すなわち、図1ないし図11に記載された全ての構成部、エンティティ、または動作の段階が、開示実施のための必須構成要素であると解釈されるものではなく、一部構成要素のみを含んでも、開示の本質を損しない範囲内においても具現される。
本開示の請求項または明細書に記載された実施形態による方法は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組み合わせの形態によっても具現される(implemented)。
ソフトウェアで具現される場合、1以上のプログラム(ソフトウェアモジュール)を保存するコンピュータで読み取り可能な記録媒体が提供されうる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体に保存される1以上のプログラムは、電子装置(device)内の1以上のプロセッサによって実行可能になるように構成される(configured for execution)。1以上のプログラムは、電子装置をして、本開示の請求項または明細書に記載された実施形態による方法を実行させる命令語(instructions)を含む。
そのようなプログラム(ソフトウェアモジュール、ソフトウェア)は、RAM・フラッシュ)メモリを含む不揮発性(non-volatile)メモリ、ROM、電気的消去・書き換え可能ROM(EEPROM)、磁気ディスク保存装置(magnetic disc storage device)、CD-ROM、DVD、他形態の光学保存装置、または磁気カセットにも保存される。または、それらの一部または全部の組み合わせによって構成されたメモリにも保存される。また、それぞれの構成メモリは、多数個含まれるものでもある。
また、プログラムは、インターネット、イントラネット(intranet)、LAN(local area network)、WAN(wide area network)またはSAN(storage area network)のような通信ネットワーク、またはそれらの組み合わせによって構成された通信ネットワークを介してアクセスすることができる取り付け可能な(attachable)保存装置(storage device)にも保存される。そのような保存装置は、外部ポートを介し、本開示の実施形態を遂行する装置に接続することができる。また、該通信ネットワーク上の別途の保存装置が、本開示の実施形態を遂行する装置に接続することもできる。
前述の本開示の具体的な実施形態において、開示に含まれる構成要素は、提示された具体的な実施形態により、単数または複数に表現されている。しかし、単数または複数の表現は、説明の便宜のために提示された状況に適して選択されたものであり、本開示は、単数または複数の構成要素に制限されるものではなく、複数に表現された構成要素であるとしても、単数によって構成されるか、あるいは単数によって表現された構成要素であるとしても、複数によっても構成される。
なお、本開示の詳細な説明においては、具体的な実施形態について説明したが、本開示の範囲からはずれない限度内において、さまざまな変形が可能であるということは、言うまでもない。従って、本開示の範囲は、説明された実施形態に限って定められるものではなく、特許請求の範囲だけではなく、該特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。
900 送受信部
910 メモリ
920 プロセッサ
1000 送受信部
1020 プロセッサ
1040 第1 SIM
1060 第2 SIM

Claims (15)

  1. 無線通信システムにおける第1ネットワークエンティティの動作方法において、
    端末から、複数のSIM(subscription identity module)に係わる登録要請メッセージを受信する段階と、
    前記登録要請メッセージに基づき、前記複数のSIMの登録手続きを遂行する段階と、
    登録された少なくとも1つのSIM間の優先順位を決定する段階と、
    前記優先順位に係わる情報を含む登録許容メッセージを、前記端末に伝送する段階と、を含む、方法。
  2. 前記方法は、
    前記端末から受信されるPDU(protocol data unit)セッション生成要請に基づき、PDUセッションを生成する段階と、
    前記PDUセッションに係わる前記複数のSIMの接続優先順位を決定する段階と、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記登録要請メッセージを受信する段階は、
    前記複数のSIMのうち、第1 SIMに対する第1登録要請メッセージを受信し、前記複数のSIMのうち、第2 SIMに対する第2登録要請メッセージを受信する段階をさらに含み、
    前記第2登録要請メッセージは、前記第1 SIMに係わる識別情報を含むものであり、
    前記登録手続きを遂行する段階は、
    前記第1 SIMを、前記第1ネットワークエンティティに登録する段階と、
    前記第1 SIMに係わる識別情報に基づき、前記第2 SIMを、前記第1 SIMが登録された前記第1ネットワークエンティティに登録する段階と、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記方法は、
    前記第2 SIMが第2ネットワークエンティティに登録される場合、前記第1ネットワークエンティティに登録されるようにトリガリングする段階をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記方法は、
    前記第2 SIMが第2ネットワークエンティティに登録され、前記第2 SIMに係わるサービスが生じた場合、前記第2 SIMについてサービスが生じたことを知らせる情報を受信する段階と、
    前記受信された情報を、前記端末に伝送する段階と、をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. 無線通信システムにおける端末の動作方法において、
    複数のSIM(subscription identity module)に係わる登録要請メッセージを伝送する段階と、
    前記登録要請メッセージに基づき、前記複数のSIMをネットワークエンティティに登録する段階と、
    前記ネットワークエンティティから、前記複数のSIMに係わる優先順位情報を含む登録許容メッセージを受信する段階と、を含む、方法。
  7. 前記方法は、
    PDU(protocol data unit)セッション生成要請を、前記ネットワークエンティティに伝送する段階と、
    前記PDUセッションに係わる前記複数のSIMの接続優先順位を決定する段階と、をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記登録要請メッセージを伝送する段階は、
    前記複数のSIMのうち、第1 SIMに対する第1登録要請メッセージを伝送し、前記複数のSIMのうち、第2 SIMに対する第2登録要請メッセージを伝送する段階をさらに含み、
    前記第2登録要請メッセージは、前記第1 SIMに係わる識別情報を含むものであり、
    前記第2 SIMは、前記第1 SIMに係わる識別情報に基づき、前記第1 SIMが登録されたネットワークエンティティに登録される、請求項6に記載の方法。
  9. 無線通信システムにおける第1ネットワークエンティティであって、
    送受信部と、
    前記送受信部と接続された少なくとも1つのプロセッサと、を含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    端末から、複数のSIM(subscription identity module)に係わる登録要請メッセージを受信し、
    前記登録要請メッセージに基づき、前記複数のSIMの登録手続きを行い、
    登録された少なくとも1つのSIM間の優先順位を決定し、
    前記優先順位に係わる情報を含む登録許容メッセージを前記端末に伝送する、第1ネットワークエンティティ。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記端末から受信されるPDU(protocol data unit)セッション生成要請に基づき、PDUセッションを生成し、
    前記PDUセッションに係わる前記複数のSIMの接続優先順位を決定する、請求項9に記載の第1ネットワークエンティティ。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記複数のSIMのうち、第1 SIMに対する第1登録要請メッセージを受信し、
    前記第1 SIMを前記第1ネットワークエンティティに登録し、
    前記複数のSIMのうち、第2 SIMに対する第2登録要請メッセージを受信し、
    前記第2登録要請メッセージに含まれた前記第1 SIMに係わる識別情報に基づき、前記第2 SIMを、前記第1 SIMが登録された前記第1ネットワークエンティティに登録する、請求項9に記載の第1ネットワークエンティティ。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第2 SIMが第2ネットワークエンティティに登録される場合、前記第1ネットワークエンティティに登録されるようにトリガリングする段階をさらに含む、請求項11に記載の第1ネットワークエンティティ。
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記第2 SIMが第2ネットワークエンティティに登録され、前記第2 SIMに係わるサービスが生じた場合、前記第2 SIMについてサービスが生じたことを知らせる情報を受信する段階と、
    前記受信された情報を前記端末に伝送する段階と、をさらに含む、請求項11に記載の第1ネットワークエンティティ。
  14. 無線通信システムにおける端末であって、
    送受信部と、
    複数のSIM(subscription identity module)と、
    前記送受信部と接続された少なくとも1つのプロセッサと、を含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記複数のSIMに係わる登録要請メッセージを伝送し、
    前記登録要請メッセージに基づき、前記複数のSIMをネットワークエンティティに登録し、
    前記ネットワークエンティティから、前記複数のSIMに係わる優先順位情報を含む登録許容メッセージを受信する、端末。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    PDU(protocol data unit)セッション生成要請を前記第1ネットワークエンティティに伝送し、
    前記PDUセッションに係わる前記複数のSIMの接続優先順位を決定する、請求項14に記載の端末。
JP2022510215A 2019-08-16 2020-08-14 複数のsimを利用したサービス提供方法及びその装置 Pending JP2022546268A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2019-0100631 2019-08-16
KR1020190100631A KR20210020707A (ko) 2019-08-16 2019-08-16 복수의 sim을 이용한 서비스 제공 방법 및 장치
PCT/KR2020/095111 WO2021034175A1 (ko) 2019-08-16 2020-08-14 복수의 sim을 이용한 서비스 제공 방법 및 장치

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022546268A true JP2022546268A (ja) 2022-11-04

Family

ID=74660683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022510215A Pending JP2022546268A (ja) 2019-08-16 2020-08-14 複数のsimを利用したサービス提供方法及びその装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20220295265A1 (ja)
EP (1) EP4007422A4 (ja)
JP (1) JP2022546268A (ja)
KR (1) KR20210020707A (ja)
CN (1) CN114424634A (ja)
WO (1) WO2021034175A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113518404A (zh) * 2021-04-19 2021-10-19 Tcl通讯(宁波)有限公司 一种5g网络的自动切换方法、装置、存储介质及移动终端
CN117121580A (zh) * 2021-04-21 2023-11-24 Oppo广东移动通信有限公司 多卡终端设备协作通信方法及装置
US11785662B2 (en) 2021-07-07 2023-10-10 Cisco Technology, Inc. Providing session continuity for parallel sessions involving a multiple universal subscriber identity module user equipment

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101593591B1 (ko) * 2009-09-25 2016-02-12 삼성전자주식회사 멀티 심 단말기의 프로토콜 처리 방법 및 장치
US9332489B2 (en) * 2013-08-29 2016-05-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for optimizing power consumption in multi-SIM mobile device
US9307512B2 (en) * 2014-04-07 2016-04-05 Qualcomm Incorporated Systems and methods for optimizing network registration for all SIMs of a multi-SIM device using criticality-based prioritization schemes
US10244501B2 (en) * 2014-05-30 2019-03-26 Apple Inc. Methods and apparatus to support parallel communication for multiple subscriber identities in a wireless communication device
US9474105B2 (en) * 2015-01-23 2016-10-18 Qualcomm Incorporated User equipment having a multiple subscriber identity module capability understood by one or more networks
EP3963969A1 (en) * 2019-05-03 2022-03-09 NEC Corporation Core network node, ue, access network node and controlling method
WO2020247043A1 (en) * 2019-06-07 2020-12-10 Convida Wireless, Llc Apparatus, system, method, and computer-readable medium for cellular system enhancements for the support of multi-sim user equipments
US11330556B2 (en) * 2019-07-18 2022-05-10 Qualcomm Incorporated Persistent paging occasion collision avoidance for multi-sim user equipments
WO2021015598A1 (ko) * 2019-07-25 2021-01-28 엘지전자 주식회사 복수의 sim에 기초한 통신

Also Published As

Publication number Publication date
EP4007422A4 (en) 2022-09-28
KR20210020707A (ko) 2021-02-24
CN114424634A (zh) 2022-04-29
EP4007422A1 (en) 2022-06-01
US20220295265A1 (en) 2022-09-15
WO2021034175A1 (ko) 2021-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11516762B2 (en) Method and apparatus for controlling network slice in wireless communication system
US11818800B2 (en) Method and apparatus for improving service reliability in wireless communication system
US11496581B2 (en) Apparatus and method for supporting UPF event exposure service in wireless communication system
JP2022546268A (ja) 複数のsimを利用したサービス提供方法及びその装置
US11617146B2 (en) Method and apparatus for registering with network slice in wireless communication system
JP2023515021A (ja) 無線通信システムでネットワーク選択精度を高める方法及び装置
KR20210021837A (ko) 무선통신 시스템에서 다중 가입 서비스를 제공하는 방법 및 장치
US20240080922A1 (en) Method and apparatus for providing service in wireless communication system
KR20210039200A (ko) 무선통신 시스템에서 직접 통신 세션 관리 방법 및 장치
CN115211148B (zh) 用于针对群组事件监控的群组管理的方法和装置
US20220312305A1 (en) Method and apparatus for session management in wireless communication system
US12010738B2 (en) Method and apparatus for enhancing reliability in wireless communication systems
KR20220015350A (ko) 슬라이스 연동을 지원하는 방법 및 장치
KR20220135130A (ko) 무선 통신 시스템에서 세션 관리를 위한 방법 및 장치
KR20210055542A (ko) 무선통신 시스템에서 복수의 가입자 정보를 갖는 단말의 통신 방법 및 장치
KR20210144207A (ko) 사용자 가입자 데이터를 프로비저닝하기 위한 커넥티비티 제공 네트워크 검색 및 선택 방법 및 장치
US20230135667A1 (en) Method and apparatus for providing network slice in wireless communication system
US20230199570A1 (en) Communication method and device in wireless communication system supporting network slicing
US20230156832A1 (en) Method and apparatus for supporting inter-system mobility in wireless communication systems
KR20210055561A (ko) 무선통신 시스템에서 서비스를 제공하기 위한 방법 및 장치
KR20230084285A (ko) 사용자 장치에서 페이징 충돌 및 페이징 필터를 관리하는 시스템 및 방법
KR20230060179A (ko) 무선 통신 시스템에서 이용 가능한 서비스를 제공하기 위한 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230810